本発明の染毛剤組成物は、(a)成分として、下記の一般式(1)で表される化合物を含む。
(式中、R1は炭素数6~8の炭化水素基を表す)
一般式(1)において、R1は炭素数6~8の炭化水素基を表し、こうした基としては、例えば、炭素数6~8の直鎖アルキル基、炭素数6~8の分岐アルキル基、炭素数6~8の脂環式炭化水素基、炭素数6~8の芳香族炭化水素基等が挙げられる。本発明においては、(a)成分としてこのような化合物を含有することで、染毛性に優れるだけなく、肌染まり抑制性に優れた染毛剤組成物を得ることができる。さらに、上記(a)成分は抗菌剤としても作用することから、染毛剤組成物中で抗菌性を有し、保存安定性に優れた染毛剤組成物を得ることができる。本発明においては、染毛剤組成物の染毛性及び肌染まり抑制性の観点から、(a)成分が、一般式(1)においてR1が炭素数6~8の直鎖アルキル基、炭素数6~8の分岐アルキル基、又は炭素数6~8の脂環式炭化水素基(例えば、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基)である化合物を少なくとも1種含むことが好ましく、R1が炭素数6~8の直鎖アルキル基又は炭素数6の脂環式炭化水素基(例えば、シクロヘキシル基)である化合物を少なくとも1種含むことがより好ましく、R1が炭素数6の直鎖アルキル基又は炭素数6の脂環式炭化水素基(特に、シクロヘキシル基)である化合物を少なくとも1種含むことが更により好ましい。
本発明の染毛剤組成物中の(a)成分の含有量は特に限定されないが、染毛剤組成物の染毛性及び肌染まり抑制性の観点から、染毛剤組成物中の(a)成分の含有量が染毛剤組成物全量に対して0.01質量%~20質量%であることが好ましい。本発明においては、染毛剤組成物中の(a)成分の含有量がこのような範囲であることにより、(b)成分との相乗効果により、(c)成分が毛髪等の表面及び内部に浸透しやすくなることで染毛性を高め、同時に肌染まり抑制性に優れる染毛剤組成物とすることができる。染毛剤組成物の染毛性及び肌染まり抑制性の観点から、染毛剤組成物中の(a)成分の含有量は、染毛剤組成物全量に対して0.02質量%~15質量%であることがより好ましく、0.02質量%~10質量%であることがさらにより好ましく、0.05質量%~5質量%であることが最も好ましい。
本発明の染毛剤組成物は、(b)成分として、ベンジルアルコール、ベンジルグリコール又はこれらの混合物を含む。本発明においては、(b)成分としてこのような化合物を含有することで、(a)成分との相乗効果により、染毛性に優れるだけなく、肌染まり抑制性に優れた染毛剤組成物を得ることができる。本発明の染毛剤組成物中の(b)成分の含有量は特に限定されないが、染毛剤組成物の染毛性及び肌染まり抑制性の観点から、染毛剤組成物中の(b)成分の含有量が染毛剤組成物全量に対して0.01質量%~20質量%であることが好ましく、0.02質量%~15質量%であることがより好ましく、0.05質量%~12質量%であることがさらにより好ましく、0.05質量%~10質量%であることが最も好ましい。
本発明の染毛剤組成物は、染毛剤組成物中の(a)成分と(b)成分の含有量の質量比が10:90~90:10である染毛剤組成物である。本発明の染毛剤組成物は、染毛剤組成物中の(a)成分と(b)成分の含有量の質量比がこのような範囲であることで、(a)成分と(b)成分との相乗効果により、(a)成分又は(b)成分のみを含有する染毛剤組成物と比べて染毛性に顕著に優れるだけでなく、(b)成分のみを含有する染毛剤組成物と比べて肌染まり抑制性に顕著に優れた染毛剤組成物を得ることができる。より染毛剤組成物の染毛性及び肌染まり抑制性を高める観点からは、染毛剤組成物中の(a)成分と(b)成分の含有量の質量比が15:85~80:60であることが好ましく、20:80~60:40であることがより好ましく、20:80~50:50であることが更により好ましい。
本発明の染毛剤組成物は、染毛剤組成物中の(a)成分と(b)成分の含有量の合計は特に限定されず、例えば、染毛剤組成物全量に対して0.1質量%~30質量%であることが好ましい。本発明においては、染毛剤組成物中の(a)成分と(b)成分の含有量の合計がこのような範囲であることにより、(a)成分と(b)成分との相乗効果により染毛性に顕著に優れるだけなく、肌染まり抑制性に顕著に優れた染毛剤組成物を得ることができる。より染毛剤組成物の染毛性及び肌染まり抑制性を高める観点からは、染毛剤組成物中の(a)成分と(b)成分の含有量の合計が染毛剤組成物全量に対して1質量%~20質量%であることがより好ましく、3質量%~15質量%であることが更により好ましく、5質量%~15質量%であることが特に好ましい。
本発明の染毛剤組成物は、(c)成分として、酸性染料を含む染毛剤組成物である。本発明に用いることができる酸性染料は特に限定されず、公知のものを用いることができるが、例えば、赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、赤色106号、赤色201号、赤色206号、赤色227号、赤色230号、赤色231号、赤色232号、赤色401号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色506号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、黄色402号、黄色403号、黄色406号、黄色407号、青色1号、青色2号、青色202号、青色203号、青色205号、橙色205号、橙色207号、橙色403号、緑色3号、緑色201号、緑色204号、緑色205号、緑色401号、緑色402号、褐色201号、褐色201号、紫色401号、黒色401号等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を用いることができる。
本発明の染毛剤組成物中の(c)成分の含有量は特に限定されないが、染毛剤組成物の染毛性及び肌染まり抑制性の観点から、染毛剤組成物中の(c)成分の含有量が染毛剤組成物全量に対して0.001質量%~10質量%であることが好ましく、0.01質量%~5質量%であることがより好ましく、0.05質量%~3質量%であることがさらにより好ましい。
本発明の染毛剤組成物中の、(a)成分と(c)成分の含有量の質量比は特に限定されないが、染毛剤組成物の染毛性及び肌染まり抑制性の観点からは、染毛剤組成物中の(a)成分と(c)成分の含有量の質量比が30:70~98:2であることが好ましく、40:60~95:5であることがより好ましく、50:50~92:8であることが更により好ましい。
本発明の染毛剤組成物中の、(b)成分と(c)成分の含有量の質量比は特に限定されないが、染毛剤組成物の染毛性及び肌染まり抑制性の観点からは、染毛剤組成物中の(b)成分と(c)成分の含有量の質量比が50:50~99:1であることが好ましく、60:40~98:2であることがより好ましく、70:30~97:3であることが更により好ましく、70:30~95:5であることがまた更により好ましく、80:20~92:8であることが特に好ましい。
本発明の染毛剤組成物中の、(a)成分と(b)成分の合計の含有量と、(c)成分の含有量の質量比は特に限定されないが、染毛剤組成物の染毛性及び肌染まり抑制性の観点からは、染毛剤組成物中の、(a)成分と(b)成分の合計の含有量と(c)成分の含有量の質量比が50:50~99:1であることが好ましく、70:30~98:2であることがより好ましく、80:20~96:4であることが更により好ましい。
本発明の染毛剤組成物のpHは特に限定されず、用途や目的によって調整することができるが、染毛剤組成物の染毛性及び肌染まり抑制性の観点からは、pHが2.0~12.5であることが好ましく、2.0~8.0であることがより好ましく、2.0~4.0であることが更により好ましい。本発明においてpHをこのような範囲にする方法は特に限定されないが、例えばpH調整剤を染毛剤組成物に添加する方法等が挙げられる。
本発明に用いることができるpH調整剤としては特に限定されないが、例えば、クエン酸、グリコール酸、コハク酸、酒石酸、乳酸、リンゴ酸、レブリン酸、酢酸、酪酸、吉草酸、シュウ酸、マレイン酸、フマル酸、マンデル酸等の有機酸及びそれらの塩、リン酸、ピロリン酸、塩酸、硫酸、硝酸等の無機酸、アンモニア、アルカノールアミン、ケイ酸塩、炭酸塩、炭酸水素塩、メタケイ酸塩、硫酸塩、塩化物、リン酸塩、有機アミン(例えば、テトラヒドロキシプロピルエチレンジアミン等)、塩基性アミノ酸、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物等のアルカリ剤が挙げられる。これらの中でも、クエン酸、コハク酸、酒石酸、乳酸、アルカリ土類金属の水酸化物が好ましく、クエン酸又は水酸化カリウムがより好ましい。本発明の染毛剤組成物がpH調整剤を含有する場合のpH調整剤の含有量は特に限定されないが、例えば、染毛剤組成物のpHが2.0~12.5となる量であることが好ましく、pHが2.0~8.0となる量であることがより好ましく、pHが2.0~4.0となる量であることが更により好ましい。
本発明の染毛剤組成物は、増粘剤を含有していても、含有していなくてもよいが、染毛剤組成物の染毛性及び肌染まり抑制性の観点から、少なくとも1種の増粘剤を含有することが好ましい。本発明に用いることができる増粘剤は特に限定されないが、例えば、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体、アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体、ポリアクリレートクロスポリマー-6、セルロース又はその誘導体(例えば、ヒドロキシエチルセルロース等)、ケラチン及びコラーゲン又はそれらの誘導体、アルギン酸カルシウム、プルラン、寒天、ゼラチン、タマリンド種子多糖類、キサンタンガム、カラギーナン、ハイメトキシルペクチン、ローメトキシルペクチン、グアーガム、アラビアゴム、結晶セルロース、アラビノガラクタン、カラヤガム、トラガカントガム、アルギン酸、アルブミン、カゼイン、カードラン、βグルカン、βグルカン誘導体、ジェランガム、デキストラン、α-グルコース及びα-グルコースの誘導体等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を用いることができる。これらの中でも、セルロース又はその誘導体、ポリアクリレートクロスポリマー-6、キサンタンガム、カラギーナン又はグアーガムを含有することが好ましく、ポリアクリレートクロスポリマー-6又はキサンタンガムを含有することがより好ましい。本発明の染毛剤組成物中が増粘剤を含有する場合の、増粘剤の含有量は特に限定されないが、染毛剤組成物の染毛性及び肌染まり抑制性の観点から、染毛剤組成物中の増粘剤の含有量が染毛剤組成物全量に対して0.01質量%~10質量%であることが好ましく、0.1質量%~7質量%であることがより好ましく、1質量%~5質量%であることがさらにより好ましい。
本発明の染毛剤組成物は、溶剤を含有していても、含有していなくてもよいが、染毛剤組成物の染毛性及び肌染まり抑制性の観点から、少なくとも1種の溶剤を含有することが好ましい。本発明に用いることができる溶剤は特に限定されないが、例えば、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、イソブチルアルコール、アセトン、酢酸エチル、エチレングリコールモノエチルエーテル、水等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を含有することができる。本発明の染毛剤組成物中の溶剤の含有量は特に限定されないが、染毛剤組成物の染毛性及び肌染まり抑制性の観点から、染毛剤組成物全量に対して10質量%~98質量%であることが好ましく、30質量%~96質量%であることがより好ましく、50~94質量%であることが更により好ましい。
本発明の染毛剤組成物は、使用目的や用途に応じて保存時、使用時、使用後における各種特性(安定性、使用感、塗布性、浸透性、保湿性、安全性、意匠性、芳香性等)を向上改質させるために染毛剤組成物で一般に使用される成分を含有することができる。このような成分としては、例えば、高級アルコール、炭化水素油、エステル油、シリコーン油、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、粉末成分、高級脂肪酸、保湿剤、金属イオン封鎖剤、糖類及びその誘導体、アミノ酸及びその誘導体、酸化防止剤、紫外線吸収剤、抗菌防腐剤、塩基性染料、HC染料、香料等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を含有していてもよい。
高級アルコールとしては、例えば、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、及びセテアリルアルコール等が挙げられる。本発明の染毛剤組成物が高級アルコールを含有する場合の、染毛剤組成物中の高級アルコールの含有量は特に限定されないが、例えば、染毛剤組成物全量に対して0.01質量%~20質量%であることが好ましく、0.1質量%~15質量%であることがより好ましく、1質量%~10質量%であることがさらにより好ましい。
炭化水素油としては、例えば、流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、ポリイソブテン、ポリイソプレン、イソデカン、イソドデカン、イソヘキサデカン、ノルマルペンタン、イソペンタン、ノルマルヘキサン、イソヘキサン、ケロシン、デカリン、テトラリン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を用いることができる。本発明の染毛剤組成物が炭化水素油を含有する場合の、染毛剤組成物中の炭化水素油の含有量は特に限定されないが、例えば、染毛剤組成物全量に対して0.1質量%~50質量%であることが好ましく、1質量%~30質量%であることがより好ましい。
エステル油としては、例えば、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸へキシル、酢酸デシル、プロピオン酸ブチル、オクタン酸セチル、ジメチルオクタン酸へキシルデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、ラウリン酸エチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、パルミチン酸2-ヘキシルデシル、パルミチン酸2-ヘプチルウンデシル、オレイン酸デシル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸グリセリン、ステアリン酸ブチル、ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシル、ステアリン酸エチレングリコール、オキシステアリン酸オクチル、フタル酸ジエチル、クエン酸トリエチル、コハク酸2-エチルヘキシル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジ-2-エチルヘキシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸2-ヘキシルデシル、アジピン酸ジ-2-ヘプチルウンデシル、セチルエチルヘキサノエート、トリエチルヘキサノイン、ポリグリセリル-2トリイソステアレート、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ペンタエリスリチルテトライソステアレート、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル等の合成エステル油;ラノリン、ミンク油、カカオ脂、ヤシ油、パーム核油、ツバキ油、ゴマ油、ヒマシ油、オリーブ油等の動植物エステル油等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を用いることができる。本発明の染毛剤組成物がエステル油を含有する場合の、染毛剤組成物中のエステル油の含有量は特に限定されないが、例えば、染毛剤組成物全量に対して0.1質量%~50質量%であることが好ましく、1質量%~30質量%であることがより好ましい。
シリコーン油としては、例えば、ジメチルポリシロキサン(ジメチコン)、ジフェニルポリシロキサン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、オクタメチルトリシロキサン等の鎖状シリコーン油、デカメチルシクロテトラシロキサン、ドデカメチルシクロテトラシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、シクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロペンタシロキサン、デカメチルシクロヘキサシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、オクタメチルシクロヘキサシロキサン等の環状シリコーン油、アルキル変性ジメチルポリシロキサン、ポリエーテル変性ジメチルポリシロキサン、脂肪酸変性ポリシロキサン、高級アルコール変性ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性シリコーン油等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を用いることができる。本発明の染毛剤組成物がシリコーン油を含有する場合の、染毛剤組成物中のシリコーン油の含有量は特に限定されないが、例えば、染毛剤組成物全量に対して0.1質量%~50質量%であることが好ましく、1質量%~30質量%であることがより好ましい。
アニオン界面活性剤としては、例えば、高級脂肪酸塩、高級アルコール硫酸エステル塩、硫酸化オレフィン塩、高級アルキルスルホン酸塩、α-オレフィンスルホン酸塩、硫酸化脂肪酸塩、スルホン化脂肪酸塩、リン酸エステル塩、脂肪酸エステルの硫酸エステル塩、グリセライド硫酸エステル塩、脂肪酸エステルのスルホン酸塩、α-スルホ脂肪酸メチルエステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルカルボン酸塩、アシル化ペプチド、脂肪酸アルカノールアミド又はそのアルキレンオキサイド付加物の硫酸エステル塩、スルホコハク酸エステル、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルベンゾイミダゾールスルホン酸塩、ポリオキシアルキレンスルホコハク酸塩、N-アシル-N-メチルタウリンの塩、N-アシルグルタミン酸又はその塩、アシルオキシエタンスルホン酸塩、アルコキシエタンスルホン酸塩、N-アシル-β-アラニン又はその塩、N-アシル-N-カルボキシエチルタウリン又はその塩、N-アシル-N-カルボキシメチルグリシン又はその塩、アシル乳酸塩、N-アシルサルコシン塩、及びアルキル又はアルケニルアミノカルボキシメチル硫酸塩等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を含有することができる。本発明の染毛剤組成物がアニオン界面活性剤を含有する場合の、染毛剤組成物中のアニオン界面活性剤の含有量は特に限定されないが、例えば、染毛剤組成物全量に対して0.01質量%~20質量%であることが好ましく、0.02質量%~10質量%であることがより好ましい。
カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキル(アルケニル)トリメチルアンモニウム塩(例えば、セトリモニウムクロリド等)、ジアルキル(アルケニル)ジメチルアンモニウム塩、アルキル(アルケニル)四級アンモニウム塩、エーテル基若しくはエステル基若しくはアミド基を含有するモノ又はジアルキル(アルケニル)四級アンモニウム塩、アルキル(アルケニル)ピリジニウム塩、アルキル(アルケニル)ジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキル(アルケニル)イソキノリニウム塩、ジアルキル(アルケニル)モルホニウム塩、ポリオキシエチレンアルキル(アルケニル)アミン、アルキル(アルケニル)アミン塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、アミルアルコール脂肪酸誘導体、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を含有することができる。本発明の染毛剤組成物がカチオン界面活性剤を含有する場合の、染毛剤組成物中のカチオン界面活性剤の含有量は特に限定されないが、例えば、染毛剤組成物全量に対して0.01質量%~20質量%であることが好ましく、0.02質量%~10質量%であることがより好ましい。
両性界面活性剤としては、例えば、カルボキシベタイン型界面活性剤、スルホベタイン型界面活性剤、ホスホベタイン型界面活性剤、アミドアミノ酸型界面活性剤、イミダゾリニウムベタイン型界面活性剤等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を含有することができる。本発明の染毛剤組成物が両性界面活性剤を含有する場合の、染毛剤組成物中の両性界面活性剤の含有量は特に限定されないが、例えば、染毛剤組成物全量に対して0.01質量%~20質量%であることが好ましく、0.02質量%~10質量%であることがより好ましい。
非イオン界面活性剤としては、例えば、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル(エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドの付加形態はランダム状、ブロック状の何れでもよい)、ポリエチレングリコールプロピレンオキサイド付加物、ポリプロピレングリコールエチレンオキサイド付加物、グリセリン脂肪酸エステル又はそのエチレンオキサイド付加物、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、アルキルポリグルコシド、脂肪酸モノエタノールアミド又はそのエチレンオキサイド付加物、脂肪酸-N-メチルモノエタノールアミド又はそのエチレンオキサイド付加物、脂肪酸ジエタノールアミド又はそのエチレンオキサイド付加物、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルポリグリセリンエーテル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、脂肪酸メチルエステルエトキシレート、N-長鎖アルキルジメチルアミンオキサイド等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を含有することができる。本発明の染毛剤組成物が非イオン界面活性剤を含有する場合の、染毛剤組成物中の非イオン界面活性剤の含有量は特に限定されないが、例えば、染毛剤組成物全量に対して0.01質量%~20質量%であることが好ましく、0.02質量%~10質量%であることがより好ましい。
粉末成分としては、例えば、タルク、カオリン、雲母、絹雲母、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸、窒化ホウ素等の無機粉末;ポリアミド樹脂粉末、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース粉末等の有機粉末等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を含有することができる。本発明の染毛剤組成物が粉末成分を含有する場合の、染毛剤組成物中の粉末成分の含有量は特に限定されないが、例えば、染毛剤組成物全量に対して0.01質量%~20質量%であることが好ましく、0.02質量%~10質量%であることがより好ましい。
高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ウンデシレン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、12-ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、イソステアリン酸、12-ヒドロキシステアリン酸、ラノリン脂肪酸等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を含有することができる。本発明の染毛剤組成物が高級脂肪酸を含有する場合の、染毛剤組成物中の高級脂肪酸の含有量は特に限定されないが、例えば、染毛剤組成物全量に対して0.01質量%~20質量%であることが好ましく、0.02質量%~10質量%であることがより好ましい。
保湿剤としては、例えば、デオキシリボ核酸、ムコ多糖類、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、グリセリン、コラーゲン、エラスチン、キチン、キトサン、加水分解卵殻膜、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリオキシプロピレンメチルグルコシド、乳酸ナトリウム、尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ベタイン、ホエイ、セラミド、コレステロール、アミノ酸、脂肪酸類、リン脂質(ポリマー含む)等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を含有することができる。本発明の染毛剤組成物が保湿剤を含有する場合の、染毛剤組成物中の保湿剤の含有量は特に限定されないが、例えば、染毛剤組成物全量に対して0.01質量%~20質量%であることが好ましく、0.02質量%~10質量%であることがより好ましい。
金属イオン封鎖剤としては、例えば、アミノポリカルボン酸系、芳香族又は脂肪族カルボン酸系、アミノ酸系、エーテルポリカルボン酸系、ホスホン酸系、リン酸系、ヒドロキシカルボン酸系、高分子電解質(オリゴマー電解質を含む)系、ジメチルグリオキシム、アスコルビン酸、チオグリコール酸、フィチン酸、グリオキシル酸、グリオキサール酸等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を含有することができる。本発明の染毛剤組成物が金属イオン封鎖剤を含有する場合の、染毛剤組成物中の金属イオン封鎖剤の含有量は特に限定されないが、例えば、染毛剤組成物全量に対して0.01質量%~10質量%であることが好ましく、0.02質量%~5質量%であることがより好ましい。
糖類及びその誘導体としては、例えば、D-グリセリルアルデヒド、ジヒドロキシアセトン、D-エリトロース、D-エリトルロース、D-トレオース、エリスリトール、L-アラビノース、D-キシロース、L-リキソース、D-アラビノース、D-リボース、D-リブロース、D-キシルロース、L-キシルロース、D-グルコース、D-タロース、D-ブシコース、D-ガラクトース、D-フルクトース、L-ガラクトース、L-マンノース、D-タガトース、アルドヘプトース、ヘプロース、オクツロース、2-デオキシ-D-リボース、6-デオキシ-L-ガラクトース、6-デオキシ-L-マンノース、D-グルコサミン、D-ガラクトサミン、シアル酸、アミノウロン酸、ムラミン酸、D-グルクロン酸、D-マンヌロン酸、L-グルロン酸、D-ガラクツロン酸、L-イズロン酸等の単糖;ショ糖、ウンベリフェロース、ラクトース、プランテオース、イソリクノース類、α,α-トレハロース、ラフィノース、リクノース類、ウンビリシン、スタキオースベルバスコース類のオリゴ糖;クインスシード、コンドロイチン硫酸、デンプン、ガラクタン、デルマタン硫酸、グリコーゲン、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ケラタン硫酸、コンドロイチン、ムコイチン硫酸、ケラト硫酸、カロニン酸等の多糖等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を含有することができる。本発明の染毛剤組成物が糖類及びその誘導体を含有する場合の、染毛剤組成物中の糖類及びその誘導体の含有量は特に限定されないが、例えば、染毛剤組成物全量に対して0.01質量%~10質量%であることが好ましく、0.02質量%~5質量%であることがより好ましい。
アミノ酸及びその誘導体としては、例えば、スレオニン、システイン等の中性アミノ酸;ヒドロキシリジン等の塩基性アミノ酸;アシルサルコシンナトリウム(ラウロイルサルコシンナトリウム)、アシルグルタミン酸塩、アシルβ-アラニンナトリウム、グルタチオン、ピロリドンカルボン酸のアミノ酸誘導体等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を含有することができる。本発明の染毛剤組成物がアミノ酸及びその誘導体を含有する場合の、染毛剤組成物中のアミノ酸及びその誘導体の含有量は特に限定されないが、例えば、染毛剤組成物全量に対して0.01質量%~10質量%であることが好ましく、0.02質量%~5質量%であることがより好ましい。
酸化防止剤としては、例えば、トコフェロール、ブチルヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロキシトルエン、フィチン酸等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を含有することができる。本発明の染毛剤組成物が酸化防止剤を含有する場合の、染毛剤組成物中の酸化防止剤の含有量は特に限定されないが、例えば、染毛剤組成物全量に対して0.01質量%~10質量%であることが好ましく、0.02質量%~5質量%であることがより好ましい。
紫外線吸収剤としては、例えば、2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン、5,5’-メチレンビス(2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン)、2-(2-ヒドロキシ-5-メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2-(2-ヒドロキシ-5-tert-オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2-(2-ヒドロキシ-3,5-ジ-tert-ブチルフェニル)-5-クロロベンゾトリアゾール、2-(2-ヒドロキシ-3-tert-ブチル-5-メチルフェニル)-5-クロロベンゾトリアゾール、2-(2-ヒドロキシ-3,5-ジクミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2,2’-メチレンビス(4-tert-オクチル-6-ベンゾトリアゾリルフェノール)、2-(2-ヒドロキシ-3-tert-ブチル-5-カルボキシフェニル)ベンゾトリアゾールのポリエチレングリコールエステル、2-〔2-ヒドロキシ-3-(2-アクリロイルオキシエチル)-5-メチルフェニル〕ベンゾトリアゾール、2-〔2-ヒドロキシ-3-(2-メタクリロイルオキシエチル)-5-tert-ブチルフェニル〕ベンゾトリアゾール、2-〔2-ヒドロキシ-3-(2-メタクリロイルオキシエチル)-5-tert-オクチルフェニル〕ベンゾトリアゾール、2-〔2-ヒドロキシ-3-(2-メタクリロイルオキシエチル)-5-tert-ブチルフェニル〕-5-クロロベンゾトリアゾール、2-〔2-ヒドロキシ-5-(2-メタクリロイルオキシエチル)フェニル〕ベンゾトリアゾール、2-〔2-ヒドロキシ-3-tert-ブチル-5-(2-メタクリロイルオキシエチル)フェニル〕ベンゾトリアゾール、2-〔2-ヒドロキシ-3-tert-アミル-5-(2-メタクリロイルオキシエチル)フェニル〕ベンゾトリアゾール、2-〔2-ヒドロキシ-3-tert-ブチル-5-(3-メタクリロイルオキシプロピル)フェニル〕-5-クロロベンゾトリアゾール、2-〔2-ヒドロキシ-4-(2-メタクリロイルオキシメチル)フェニル〕ベンゾトリアゾール、2-〔2-ヒドロキシ-4-(3-メタクリロイルオキシ-2-ヒドロキシプロピル)フェニル〕ベンゾトリアゾール、2-〔2-ヒドロキシ-4-(3-メタクリロイルオキシプロピル)フェニル〕ベンゾトリアゾール、フェニルサリシレート、レゾルシノールモノベンゾエート、2,4-ジ-tert-ブチルフェニル-3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンゾエート、オクチル(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシ)ベンゾエート、ドデシル(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシ)ベンゾエート、テトラデシル(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシ)ベンゾエート、ヘキサデシル(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシ)ベンゾエート、オクタデシル(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシ)ベンゾエート、ベヘニル(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシ)ベンゾエート、2-エチル-2’-エトキシオキザニリド、2-エトキシ-4’-ドデシルオキザニリド、エチル-α-シアノ-β,β-ジフェニルアクリレート、メチル-2-シアノ-3-メチル-3-(p-メトキシフェニル)アクリレート、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、各種の金属塩又は金属キレート等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を含有することができる。本発明の染毛剤組成物が紫外線吸収剤を含有する場合の、染毛剤組成物中の紫外線吸収剤の含有量は特に限定されないが、例えば、染毛剤組成物全量に対して0.01質量%~10質量%であることが好ましく、0.02質量%~5質量%であることがより好ましい。
抗菌防腐剤としては、例えば、メチルパラベン、エチルパラベン等のパラベン系抗菌剤;チアベンダゾール、2-ベンツイミダゾリルカルバミン酸メチルプリベントール等のイミダゾール系抗菌剤;トリクロロカルバニリド、クロフルカルバン等のカーバニリド系抗菌剤;ベンゾチアゾール等のチアゾール系抗菌剤;デブコナゾール、カビノン等のトリアジン系抗菌剤;クロルヘキシジン塩酸塩、ポリヘキサメチレンビグアナイド等のビグアナイド系抗菌剤等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を含有することができる。本発明の染毛剤組成物が抗菌防腐剤を含有する場合の、染毛剤組成物中の抗菌防腐剤の含有量は特に限定されないが、例えば、染毛剤組成物全量に対して0.001質量%~10質量%であることが好ましく、0.01質量%~5質量%であることがより好ましい。
塩基性染料としては、例えば、塩基性青7、塩基性青16、塩基性青22、塩基性青26、塩基性青75、塩基性青99、塩基性紫10、塩基性紫14、塩基性茶12、塩基性茶16、塩基性茶17、塩基性赤2、塩基性赤12、塩基性赤22、塩基性赤51、塩基性赤76、塩基性黄57、塩基性黄87、塩基性橙31、塩基性黒2等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を用いることができる。本発明の染毛剤組成物が塩基性染料を含有する場合の、染毛剤組成物中の塩基性染料の含有量は特に限定されないが、例えば、染毛剤組成物全量に対して0.01質量%~10質量%であることが好ましく、0.02質量%~5質量%であることがより好ましい。
HC染料としては、例えば、HC青2、HC青5、HC青6、HC青9、HC青10、HC青11、HC青12、HC青13、HC紫1、HC紫2、HC赤1、HC赤3、HC赤7、HC赤10、HC赤11、HC赤13、HC赤14、HC黄2、HC黄4、HC黄5、HC黄6、HC黄9、HC黄10、HC黄11、HC黄12、HC黄13、HC黄14、HC黄15、HC橙1、HC橙2、HC橙3等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を用いることができる。本発明の染毛剤組成物がHC染料を含有する場合の、染毛剤組成物中のHC染料の含有量は特に限定されないが、例えば、染毛剤組成物全量に対して0.01質量%~10質量%であることが好ましく、0.02質量%~5質量%であることがより好ましい。
香料としては、例えば、アセチルセドレン、アリルアミルグリコレート、β-イオノン、イソブチルキノリン、イリス油、イロン、インドール、ウンデカナール、ウンデセナール、γ-ウンデカラクトン、エストラゴール、オイゲノール、オークモス、オポポナックスレジノイド、オレンジ油、オイゲノール、オーランチオール、ガラクソリッド、カルバクロール、カンファー、キャロットシード油、クローブ油、ケイヒ酸メチル、ゲラニオール、ゲラニルニトリル、酢酸イソボルニル、酢酸ゲラニル、酢酸ジメチルベンジルカルビニル、酢酸スチラリル、酢酸セドリル、酢酸テレピネル、酢酸ベチベリル、酢酸ベンジル、酢酸リナリル、サリチル酸イソペンチル、サリチル酸ベンジル、サンダルウッド油、サンタロール、シクラメンアルデヒド、シクロペンタデカノリド、ジヒドロジャスモン酸メチル、ジヒドロミルセノール、ジャスミンアブソリュート、ジャスミンラクトン、シトラール、シトロネノール、シトロネラール、シナモンバーク油、スチラックスレジノイド、セダーウッド油、セドレン、セドロール、セロリシード油、タイム油、ダマスコン、ダマセノン、チモール、チュベローズアブソリュート、テルピネオール、γ-テルピネン、トリプラール、バニラアブソリュート、バニリン、バジル油、パチョリ油、ヒドロキシシトロネラール、α-ピネン、ピペリトン、ペルーバルサム、ベチバー油、ベチベロール、ペパーミント油、ペパー油、ヘリオトロピン、ベルガモット油、ベンジルベンゾエート、ボルネオール、ミルレジノイド、ムスクケトン、メチルノニルアセトアルデヒド、γ-メチルヨノン、メントール、L-メントール、L-メントン、ユーカリ油、β-ヨノン、ライム油、ラベンダー油、D-リモネン、リナロール、リラール、リリアール、レモン油、ローズアブソリュート、ローズオキシド、ローズ油、ローズマリー油等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を含有することができる。本発明の染毛剤組成物が香料を含有する場合の、染毛剤組成物中の香料の含有量は特に限定されないが、例えば、染毛剤組成物全量に対して0.0001質量%~1質量%であることが好ましい。
本発明の染毛剤組成物は、染毛剤として用いられる実施態様であれば特に限定されず、例えば、毛髪用、まつげ用、まゆげ用の、永久染毛剤、半永久染毛料、一時染毛料等として用いることができる。また本発明の染毛剤組成物の剤形も特に限定されず、実施態様や使用目的に応じて選択され得る。例えば、水溶液、分散液や乳液等の液状、ゲル状、フォーム状、クリーム状等が挙げられ、それぞれ染毛剤組成物の各成分を公知の方法によって混合することで製造することができる。
本発明の染毛剤組成物は、ヒトの頭髪、まつ毛、髭、眉毛、すね毛、腕毛等の体毛を染色するための染毛剤として使用することができ、ヒトの頭髪用の染毛剤組成物として使用することが好ましい。その他、ペット等の動物の体毛を染色するために使用してもよい。
以下、実施例及び比較例により本発明の詳細を説明するが、これらによって本発明が限定されるものではない。なお、以下の実施例等において、%は特に記載がない限り質量基準である。
<染毛剤組成物の調製1>
表1に記載の通りに本発明の(a)成分、(b)成分、(c)成分及びその他の成分を混合し、各pHを有する実施例1~7、比較例1~4の染毛剤組成物(ヘアマニキュア)を既知の方法によりそれぞれ調製した。表中の各成分の数値は、染毛剤組成物全量に対する各成分の質量%濃度を表す。
<染毛性の評価>
調製した各染毛剤組成物1.5gを、それぞれ1gの白髪束(株式会社ビューラックス製 人毛白髪100%)に塗布し、10分静置後、40℃の温水で1分すすぎ、ドライヤーの温風で乾燥させることで毛髪の染毛処理を行った。各染毛処理後の毛髪の色合いを、分光光度計(日本分光株式会社製 紫外可視近赤外分光光度計V-770)によりCIE表色系(L*、a*、b*)で計測し、処理前後の各値の差(ΔL*、Δa*、Δb*)を用いて下記の式によりΔE*を算出した。ΔE*が大きいほど、染毛剤組成物の毛髪染毛性が優れることを示す。それぞれ算出したΔE*を用いて、下記の染毛性の評価基準により各染毛剤組成物の染毛性を評価した。各染毛剤組成物の染毛性の評価結果を表1に示す。
[染毛性の評価基準]
◎=ΔE*が27以上
○=ΔE*が22~26
×=ΔE*が21以下
<肌染まり抑制性の評価>
3名のパネラーがそれぞれ、調製した各染毛剤組成物0.05gを前腕内側部へ塗布し、25℃で10分静置後、40℃の湯ですすぎ、室温で乾燥させることで肌の染色処理を行った。処理後の皮膚についてそれぞれ目視で観察を行い、下記評価基準に基づき各染毛剤組成物の肌染まり抑制性を1点~5点満点(点数が高いほど肌が染まっていない)で評価した。パネラー3名の平均点が3.0点以上の場合は肌染まり抑制性評価○、平均点が3.0点未満の場合は肌染まり抑制性評価×とした。各染毛剤組成物の肌染まり抑制性の評価結果を表1に示す。
[肌染まり抑制性の評価基準]
○:肌染まり抑制性に優れる(肌を染めにくい)
×:肌染まり抑制性に乏しい(肌を染めやすい)
<染毛剤組成物の調製2>
表2、3に記載の通りに本発明の(a)成分、(b)成分、(c)成分及びその他の成分を混合し、各pHを有する実施例8~13、比較例5~11の染毛剤組成物(ヘアマニキュア)を既知の方法によりそれぞれ調製した。表中の各成分の数値は、染毛剤組成物全量に対する各成分の質量%濃度を表す。
調製した実施例8~13、比較例5~11の各染毛剤組成物について、上述した方法と同様の方法により染毛性の評価及び肌染まり抑制性を評価した。各染毛剤組成物の肌染まり抑制性の評価結果を表2及び表3にそれぞれ示す。
以上の結果から、本発明の染毛剤組成物は、(a)成分又は(b)成分のみを含有する比較例の染毛剤組成物と異なり、染毛性及び肌染まり抑制性の両方の特性に優れていたことがわかる。よって、本発明の染毛剤組成物は、(a)成分と(b)成分との相乗効果により染毛性に顕著に優れるだけなく、(b)成分のみを含有する染毛剤組成物と比べて肌染まり抑制性に顕著に優れた染毛剤組成物を得ることができることが示された。