JP7841397B2 - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置

Info

Publication number
JP7841397B2
JP7841397B2 JP2022146479A JP2022146479A JP7841397B2 JP 7841397 B2 JP7841397 B2 JP 7841397B2 JP 2022146479 A JP2022146479 A JP 2022146479A JP 2022146479 A JP2022146479 A JP 2022146479A JP 7841397 B2 JP7841397 B2 JP 7841397B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiving
transmitting
center frequency
antennas
antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022146479A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2024041586A (ja
Inventor
知広 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2022146479A priority Critical patent/JP7841397B2/ja
Publication of JP2024041586A publication Critical patent/JP2024041586A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7841397B2 publication Critical patent/JP7841397B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

本開示は、レーダ装置に、関する。
特許文献1には、異なる受信回路間の位相差を補償するレーダ装置が開示されている。このレーダ装置は、複数の受信アンテナと、第一の送信アンテナおよび第二の送信アンテナと、位相補償部とを備える。複数の受信アンテナは、複数の受信回路に設けられる。第一の送信アンテナおよび第二の送信アンテナは、受信アンテナの位置が仮想的に重なるように受信アンテナから所定の間隔を空けて設けられる。位相補償部は、上記仮想的に重なるように設けられた各々の受信アンテナが受信した各々の受信信号の比較結果に基づき、第一および第二の送信アンテナから送信された各々の送信波の反射波の受信回路間の位相差を補償する。
特開2019‐60732号公報
特許文献1においては、位置が仮想的に重なる受信アンテナが存在する。しかし、複数の送信アンテナの間隔に応じた位相差により受信アンテナを仮想的に増加させるMIMO(Multiple-Input and Multiple-Output)方式のレーダ装置においては、位置が仮想的に重なる受信アンテナが存在すると、仮想的な受信アンテナの数が減少することになる。仮想的な受信アンテナの数が減少すると、角度分解能が低下し得る。
本開示の課題は、受信回路間の位相補償が可能であり、且つ角度分解能の低下を抑制可能なレーダ装置を、提供することにある。
以下、課題を解決するための本開示の技術的手段について、説明する。尚、特許請求の範囲及び本欄に記載された括弧内の符号は、後に詳述する実施形態に記載された具体的手段との対応関係を示すものであり、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
本開示の第一態様は、利得のピーク周波数が異なる送信アンテナ(20a,20b)の組を含む送信アンテナユニット(TX1,TX2)を、複数備える送信アンテナ系(2)と、
ピーク周波数が異なる受信アンテナ(30a,30b)の組を含む受信アンテナユニット(RX1,RX2,RX3,RX4)を、複数備える受信アンテナ系(3)と、
送信アンテナ系から送信される送信信号を生成する送信回路(50)と、受信アンテナ系にて受信された受信信号を処理する複数の受信回路(53)と、の動作を制御する制御ユニット(6)と、
を備え、
制御ユニットは、
送信信号の中心周波数を変更することで、各送信アンテナユニットにおける送信アンテナ同士の間隔に応じた位相差による、異なる受信回路に接続された受信アンテナの位置の仮想的な重複を許容するオーバーラップモードと、位置の仮想的な重複を禁止する非オーバーラップモードと、を切り替えることと、
オーバーラップモードにおいて、位置が重複した受信アンテナにて受信された受信信号同士の位相差に応じた受信回路同士の位相補償を行うことと、
を実行するように構成され
オーバーラップモードと非オーバーラップモードとを切り替えることに、
送信アンテナの組のうちピーク周波数が高い送信アンテナに対応した中心周波数である高中心周波数と、ピーク周波数が低い送信アンテナに対応した中心周波数である低中心周波数と、で中心周波数を切り替えることと、
高中心周波数と、低中心周波数と、高中心周波数から低中心周波数までの周波数範囲内に含まれる中間中心周波数と、で中心周波数を切り替えることで、異なる中心周波数による複数のオーバーラップモードと、残りの中心周波数による非オーバーラップモードと、を切り替えることと、
を含むレーダ装置である。
この態様によると、受信アンテナの位置について仮想的な重複を許容されたオーバーラップモードにて、受信回路同士の位相補償が実行される。そして、当該オーバーラップモードと非オーバーラップモードとが切り替え可能のため、受信アンテナの位置が仮想的に重複しない非オーバーラップモードでの送受信処理が可能となり得る。したがって、受信回路間の位相補償が実行可能となり、且つ角度分解能の低下が抑制可能となり得る。
第一実施形態におけるレーダ装置の全体構成を示す図である。 送受信ユニットの機能構成を示すための模式図である。 アンテナ及びフィルタ回路の特性について説明するためのグラフである。 アンテナの組についての構成の一例及びアンテナ位置について説明するための模式図である。 アンテナ配置例を説明するための模式図である。 アンテナ位置の変更に伴う配置パターンの変更例を説明するための模式図である。 第一実施形態におけるレーダ制御方法を説明するためのフローチャートである。
以下、本開示の一実施形態を図面に基づき説明する。
(第一実施形態)
本開示の第一実施形態に関して、図1~図7を用いて説明する。レーダ装置1は、例えば車両等の移動体に搭載される。レーダ装置1は、送信信号を送信して、物体で反射された送信信号を受信信号として受信し、送信信号を反射した物体である物標までの距離、物標との相対速度及び物標の方位等を、物標情報として検出する。
レーダ装置1から出力された物標情報は、例えばCAN(Control Area Network(登録商標))、およびEthernet(登録商標)などの車載ネットワークを介して車載ECU(Electronic control unit)に入力される。車載ECUは、取得した各物標の物標情報に基づいて、車両の自動運転や高度運転支援のための各種処理を実行する。
物標情報に基づく処理としては、例えば衝突回避処理、警告処理等がある。衝突回避処理は、各物標の物標情報に基づいて、ブレーキシステムやステアリングシステム等を制御することにより、物標との衝突を回避するための車両制御を行う処理である。警告処理は、各物標の物標情報に基づいて、物標との衝突可能性を運転者に警告する処理である。
本実施形態のレーダ装置1は、送信アンテナ系2、受信アンテナ系3、送受信ユニット5、及びコントローラ6を備えている。送信アンテナ系2は、送信信号を送信するアンテナとしての送信アンテナ20a,20bを、複数備えている。
具体的には、送信アンテナ系2は、送信アンテナ20a,20bの組を有する送信アンテナユニットTX1,TX2を、複数備えている。各送信アンテナユニットTX1,TX2は、それぞれ送信アンテナ20a,20bの組と、フィルタ回路22と、を備えている。
送信アンテナ20a,20bは、送受信ユニット5から供給された送信信号としての電気信号を、電波信号へと変換して外界へと送信する。送信アンテナ20a,20bは、少なくとも1つ以上のアンテナ素子を含んで構成されている。例えば、送信アンテナ20a,20bは、図4に示すような平板形状の複数のアンテナ素子40を備えるパッチアンテナである。アンテナ素子は、地板が一方の面に設けられた誘導体基板における地板とは反対側の面に、地板と対向するように配置されている。複数のアンテナ素子40は、所定の並び方向に並んだ状態で配置される。複数のアンテナ素子40は、電気信号を供給する給電線41により、例えば直列に接続されている。
各送信アンテナユニットTX1,TX2における送信アンテナ20a,20bの組は、隣接するように配置されている。送信アンテナ20a,20bの組は、アンテナ素子の並び方向が平行となるように配置されている。又、1つの送信アンテナユニットTX1,TX2における各送信アンテナ20a,20bは、アンテナゲイン(利得)のピーク周波数が異なるように設計されている。具体的には、各送信アンテナユニットTX1,TX2は、それぞれアンテナゲインのピーク周波数が相対的に高い高周波数側の送信アンテナ20aと相対的に低い低周波数側の送信アンテナ20bとを有している。一例として、送信アンテナ20aは、80.5GHzをピーク周波数とする。そして、送信アンテナ20bは、76.5GHzをピーク周波数とする。
1つの送信アンテナユニットTX1,TX2における以上の送信アンテナ20a,20bの組は、送受信ユニット5における1つの送信チャネルCHt1,CHt2に対して接続されている。本実施形態においては、2つの送信アンテナユニットTX1,TX2が設けられているため、2組の送信アンテナ20a,20bの組が、それぞれ送受信ユニット5における各送信チャネルCHt1,CHt2に接続されている。
フィルタ回路22は、特定の周波数帯域の信号の通過を抑制する電気回路である。フィルタ回路22は、各送信アンテナ20a,20b毎に設けられている。フィルタ回路22は、各送信アンテナ20a,20bにおいて、もう一方の送信アンテナ20a,20bのピーク周波数を含む周波数帯域の信号を抑制する通過特性を持つように、設計されている。例えば、図3に示す例では、送信アンテナ20aに接続されたフィルタ回路は、76.5GHzを中心とする周波数帯域を抑制する通過特性を有する。そして、送信アンテナ20bに接続されたフィルタ回路は、80.5GHzを中心とする周波数帯域を抑制する通過特性を有する。
以上の送信アンテナ20a,20bに対しては、図4に示すアンテナ位置が規定される。アンテナ位置は、アンテナ素子40の群としての送信アンテナ20a,20bのそれぞれの形状中心とされる。又、以上の受信アンテナ30a,30bは、図3に示すアンテナゲインが一致する周波数の信号に対しては、2列のアンテナ素子40の列からなる合成アンテナ20cとして機能する。この場合、アンテナ位置は、各送信アンテナ20a,20bにおけるアンテナ素子40を合わせた群としての合成アンテナ20cの形状中心とされる。本実施形態においては、図4に示すように、各送信アンテナ20a,20bのアンテナ位置の中央位置が、合成アンテナ20cのアンテナ位置となる。
受信アンテナ系3は、複数の受信アンテナユニットRX1,RX2,RX3,RX4を含んでいる。各受信アンテナユニットRX1,RX2,RX3,RX4は、外界にて反射された送信信号を含む電波信号を受信信号として受信するアンテナとしての受信アンテナ30a,30bの組を備えている。各受信アンテナユニットRX1,RX2,RX3,RX4は、さらにフィルタ回路32を備えている。
受信アンテナ30a,30bは、電波信号としての受信信号を、電気信号へと変換して送受信ユニット5に出力する。受信アンテナ30a,30bは、送信アンテナ20a,20bと同様に、少なくとも1つ以上のアンテナ素子40が給電線41により直列に接続された、パッチアンテナとされる。
各受信アンテナユニットRX1,RX2,RX3,RX4における受信アンテナ30a,30bの組は、隣接するように配置されている。受信アンテナ30a,30bの組は、アンテナ素子の並び方向が平行となるように配置されている。又、1つの受信アンテナユニットRX1,RX2,RX3,RX4における受信アンテナ30a,30bの組は、アンテナゲインのピーク周波数が異なるように設計されている。受信アンテナ30a,30bの組は、それぞれ送信アンテナ20a,20bとアンテナゲインの周波数特性が実質同様となるように設計されている。すなわち、各受信アンテナユニットRX1,RX2,RX3,RX4は、アンテナゲインのピーク周波数が送信アンテナ20aと実質同等(例えば80.5GHz)の高周波数側の受信アンテナ30aを有している。そして、各受信アンテナユニットRX1,RX2,RX3,RX4は、アンテナゲインのピーク周波数が送信アンテナ20bと実質同等(例えば76.5GHz)の低周波数側の受信アンテナ30bを有している。
フィルタ回路32は、送信アンテナユニットTX1,TX2におけるフィルタ回路22と同様の通過特性を持つように設計されている。すなわち、フィルタ回路32は、一方の受信アンテナ30a,30bにおいて、他方の受信アンテナ30a,30bのピーク周波数を含む周波数帯域の信号を抑制する通過特性を持つように、設計されている。本実施形態におけるフィルタ回路32の通過特性は、図3に示すもの、すなわち送信アンテナユニットにおけるフィルタ回路22のものと実質同等である。
以上の受信アンテナ30a,30bに対しては、送信アンテナ20a,20bと同様に、図4に示すアンテナ位置が規定される。周波数特性が送信アンテナ20a,20bと実質同等であるため、各受信アンテナ30a,30bにおけるアンテナ素子40を合わせた群としての合成アンテナ30cのアンテナ位置は、各受信アンテナ30a,30bのアンテナ位置の中央位置となる。
以上の送信アンテナ20a,20b、及び受信アンテナ30a,30bは、それぞれ規定の間隔を空けて所定の並び方向に並ぶように配置されている。以下に、各アンテナ20a,20b,30a,30bの配置パターンの一例について説明する。
本実施形態においては、図5に示すように、所定の並び方向における紙面左側から右側へと順に、受信アンテナユニットRX1,RX2,RX3,RX4が配置されている。受信アンテナ30a,30bのX方向における位置関係は、各受信アンテナユニットRX1,RX2,RX3,RX4にて同様とされる。例えば、低周波数側の受信アンテナ30bが紙面左側、高周波数側の受信アンテナ30aが紙面右側となるように配置されている。そして、受信アンテナ系3における全受信アンテナ30a,30bは、互いに間隔dを空けて等間隔となるように配置されている。受信アンテナ30a,30bは、高周波数側のものと低周波数側のものとが交互に配置されている。
送信アンテナユニットTX1,TX2は、送信アンテナ20a,20bの位置関係が左右対称となるように配置されている。具体的には、送信アンテナユニットTX1の送信アンテナ20a,20bは、低周波数側が紙面左側、高周波数側が紙面右側となるように配置されている。そして、送信アンテナユニットTX2の送信アンテナ20a,20bは、低周波数側が紙面右側、高周波数側が紙面左側となるように配置されている。
各送信アンテナユニットTX1,TX2それぞれの送信アンテナ20a,20bは、受信アンテナ30a,30b同士の間隔の2倍の間隔2dを空けて配置されている。そして、送信アンテナユニットTX1と送信アンテナユニットTX2とで隣接する送信アンテナ同士は、受信アンテナ30a,30b同士の間隔の4倍の間隔4dを空けて配置されている。すなわち、送信アンテナ系2における送信アンテナ20a,20bは、受信アンテナ30a,30bにおける配置の間隔に対して偶数倍の間隔で並ぶように配置されている。
送受信ユニット5は、MMIC(Monolithic Microwave Integrated Circuit)等の半導体集積回路装置を主体に構成されている。送受信ユニット5は、図2に示すように、送信回路50と、複数の受信回路53と、を備えている。
送信回路50は、送信制御部51と、送信信号生成部52と、を備えている。送信制御部51は、デジタル回路であり、コントローラ6からの制御信号に基づき、送信信号生成部52に対して送信信号の生成を実行させる。例えば、送信制御部51は、所定の周波数を中心周波数とし、時間に応じて周波数の変化するデジタル信号を出力することで、当該デジタル信号に基づく送信信号を生成させる。
送信信号生成部52は、送信制御部51からの指示信号を取得し、当該指示信号に応じたミリ波帯の送信信号を生成する。送信信号生成部52は、例えばD/A変換器及び電圧制御発振器等を含んで構成される。
例えば、送信信号生成部52は、指示信号として出力された、時間に応じて周波数の変化するデジタル信号を取得すると、D/A変換器にてアナログ信号に変換する。そして、送信信号生成部52は、電圧制御発振器にて当該アナログ信号からミリ波帯の高周波信号を生成し、送信アンテナ系2に対して送信信号として出力する。これにより、送信回路50からは、周波数が時間変化する所謂チャープ信号が生成される。又、送信信号生成部52は、出力した送信信号の一部を、元の信号から所定の比率にて分配して受信回路53へと出力する。尚以下において、受信回路53へと出力される信号を、ローカル信号と表記する。
複数の受信回路53は、それぞれ信号混合部54及びA/D変換器55を有し、受信アンテナにて受信された受信信号を処理する。各受信回路53は、例えばそれぞれ異なる半導体チップに実装されている。各受信回路53は、それぞれ異なる受信チャネルから入力された受信信号を処理する。一例として、送受信ユニット5には、受信チャネルCHr1,CHr2に接続された受信回路53と、受信チャネルCHr3,受信チャネルCHr4に接続された受信回路53と、の2つの受信回路53が設けられている。
各受信回路53における信号混合部54及びA/D変換器55は、受信回路53が接続される受信チャネルCHr1,CHr2,CHr3,CHr4と同数設けられ、それぞれ対応する受信チャネルに接続されている。信号混合部54は、送信信号生成部52からのローカル信号と受信アンテナからの受信信号Srとが混合されたビート信号を生成し、A/D変換器55へと出力する。生成されるビート信号は、受信信号とローカル信号との周波数差分を表す干渉信号となる。ビート信号は、図示しないローパスフィルタによって受信信号とローカル信号との周波数差分から外れる高域成分をフィルタリングされた状態で、A/D変換器55へと出力される。
A/D変換器55は、ビート信号を所定の時間間隔でサンプリングして、デジタル化されたビート信号のデータに変換する。このビート信号のデータは、受信信号に関する受信結果データとしてコントローラ6へと出力される。
送受信ユニット5は、送信制御部51により出力する送信信号の中心周波数を切り替え可能である。具体的には、送受信ユニット5は、受信アンテナ30a,30bの組のうち高周波数側の受信アンテナ30aに対応した中心周波数(高中心周波数)を生成可能である。又、送受信ユニット5は、低周波数側の受信アンテナ30bに対応した中心周波数(低中心周波数)の送信信号を生成可能である。さらに、送受信ユニット5は、高中心周波数から低中心周波数までの周波数範囲内に含まれる中間中心周波数の送信信号を生成可能である。送受信ユニット5は、以上の3つの中心周波数による送信信号の生成を、コントローラ6からの制御に応じて切替可能である。
ここで、中間中心周波数は、受信アンテナ30a,30bの組(及び送信アンテナ20a,20bの組)におけるアンテナゲインが実質一致する周波数とされる。例えば、本実施形態においては、図3に示すように、78.5GHzが中間中心周波数となる。
高中心周波数の送信信号が生成されると、送信アンテナ系2において、主に送信アンテナ20aから、送信信号が送信される。送信アンテナ20bでは、アンテナゲインの周波数特性及びフィルタ回路22の通過特性により、送受信ユニット5からの送信信号は実質カットされる。
さらに、高中心周波数の送信信号が送信されると、受信アンテナ系3において、主に受信アンテナ30aにて受信された受信信号が、送受信ユニット5へと出力される。そして、アンテナゲインの周波数特性及びフィルタ回路32の通過特性により、受信アンテナ30bから送受信ユニット5へと出力される受信信号は実質カットされる。
したがって、高中心周波数の送信信号が生成される場合、送信アンテナ系2及び受信アンテナ系3において高周波数側のアンテナ20a,30bのみが配置されているのと実質同等とみなせる。すなわち、送信アンテナ系2において間隔4dにて配置された2つの送信アンテナ20aにて送信信号を送信するものとみなせる。そして、受信アンテナ系3において、間隔2dで配置された4つの受信アンテナ30aにて受信信号を受信しているものとみなせる。
故に、この場合、送信アンテナユニットTX1からの送信信号が受信アンテナユニットRX3にて受信された受信信号は、送信アンテナユニットTX2からの送信信号が受信アンテナユニットRX1にて受信された受信信号と、実質同相となる。さらに、送信アンテナユニットTX1からの送信信号が受信アンテナユニットRX4にて受信された受信信号は、送信アンテナユニットTX2からの送信信号が受信アンテナユニットRX2にて受信された受信信号と、実質同相となる(図6参照)。
一方で、低中心周波数の送信信号が生成されると、送信アンテナ系2において、主に低周波数側の送信アンテナ20bから、送信信号が送信される。高周波数側の送信アンテナ20aでは、アンテナゲインの周波数特性及びフィルタ回路22の通過特性により、送受信ユニット5からの送信信号は実質カットされる。
さらに、低中心周波数の送信信号が送信されると、受信アンテナ系3において、主に受信アンテナ30bにて受信された受信信号が、送受信ユニット5へと出力される。そして、アンテナゲインの周波数特性及びフィルタ回路32の通過特性により、受信アンテナ30aから送受信ユニット5へと出力される受信信号は実質カットされる。
すなわち、低中心周波数の送信信号が生成される場合、送信アンテナ系2において間隔8dにて配置された2つの送信アンテナ20bにて送信信号を送信するものとみなせる。そして、受信アンテナ系3において、間隔2dで配置された4つの受信アンテナ30bにて受信信号を受信しているものとみなせる。
したがって、この場合、送信アンテナユニットTX1からの送信信号が各受信アンテナユニットにて受信された各受信信号と、送信アンテナユニットTX2からの送信信号が各受信アンテナユニットRX1にて受信された受信信号と、は全て異なる位相となる。すなわち、低周波数モードにおいては、位置の異なる8個の仮想的な受信アンテナにて受信信号を取得するものと実質同等とみなせる。
そして、中間中心周波数の送信信号が生成されると、各送信アンテナ20a,20bから実質同等の強度の送信信号が送信される。これにより、送信アンテナ20a,20bの組は、実質1つの合成アンテナ20cとして機能する。
さらに、中間中心周波数の送信信号が送信されると、各受信アンテナユニットにおける両方の受信アンテナ30a,30bにて受信信号が受信され、各受信アンテナ30a,30bから実質同等の強度の受信信号が出力される。これにより、受信アンテナ30a,30bの組は、実質1つの合成アンテナ30cとして機能する。
したがって、この場合、送信アンテナ系2において間隔6dにて配置された2つの合成アンテナ20cにて送信信号を送信するものとみなせる。そして、受信アンテナ系3において、間隔2dで配置された4つの合成アンテナ4cにて受信信号を受信しているものとみなせる。
したがって、この場合、送信アンテナユニットTX1からの送信信号が受信アンテナユニットRX4にて受信された受信信号と、送信アンテナユニットTX2からの送信信号が各受信アンテナユニットRX1にて受信された受信信号と、実質同相となる。
以上のように、送信信号の中心周波数の切り替えにより、各アンテナ20a,20b,30a,30bの配置パターンを実質的に変更制御することが可能となる。
こうした配置パターンの切替により、受信アンテナが仮想的に重複しない配置パターンと、仮想的に重複する配置パターンと、を切り替えることができる。特に、仮想的に重複する配置パターンでは、異なる受信回路53に接続される受信アンテナ30a,30b同士が、重複する配置パターンとなっている。本実施形態においては、前者の配置パターンは低中心周波数にて送信信号を生成した場合のパターンである。そして、後者の配置パターンは高中心周波数及び中間中心周波数にて送信信号を生成した場合のパターンである。特に本実施形態においては、受信アンテナ30a,30bが仮想的に重複する配置パターンが2パターン存在する。
コントローラ6は、上述した各モードの切り替え指令を送受信ユニット5に対して出力する制御ユニットである。コントローラ6は、少なくとも一つの専用コンピュータを含んで構成されている。コントローラ6を構成する専用コンピュータは、送受信ユニット5の制御に特化したセンシングECU(Electronic Control Unit)であってもよい。コントローラ6を構成する専用コンピュータは、車両に搭載された複数種類のセンサを統括的に制御する、センサ統括ECUであってもよい。コントローラ6を構成する専用コンピュータは、車両の運転制御を統合する、統合ECUであってもよい。コントローラ6を構成する専用コンピュータは、車両の運転制御における運転タスクを判断する、判断ECUであってもよい。コントローラ6を構成する専用コンピュータは、車両の運転制御を監視する、監視ECUであってもよい。コントローラ6を構成する専用コンピュータは、車両の運転制御を評価する、評価ECUであってもよい。
コントローラ6を構成する専用コンピュータは、車両の走行経路をナビゲートする、ナビゲーションECUであってもよい。コントローラ6を構成する専用コンピュータは、車両の自己状態量を推定する、ロケータECUであってもよい。コントローラ6を構成する専用コンピュータは、車両の走行アクチュエータを制御する、アクチュエータECUであってもよい。制御ユニットを構成する専用コンピュータは、車両における情報提示を制御する、HCU(HMI(Human Machine Interface) Control Unit)であってもよい。コントローラ6を構成する専用コンピュータは、例えば車両との間で通信可能な外部センタ又はモバイル端末等を構築する、車両以外のコンピュータであってもよい。
コントローラ6を構成する専用コンピュータは、メモリ6aとプロセッサ6bとを、少なくとも一つずつ有している。メモリ3aは、コンピュータにより読み取り可能なプログラム及びデータ等を非一時的に記憶する、例えば半導体メモリ、磁気媒体、及び光学媒体等のうち、少なくとも一種類の非遷移的実体的記憶媒体(non-transitory tangible storage medium)である。ここで記憶とは、センサシステムの起動オフによってもデータが保持される蓄積であってもよいし、センサシステムの起動オフによりデータが消去される一時的な格納であってもよい。プロセッサ6bは、例えばCPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、RISC(Reduced Instruction Set Computer)-CPU、DFP(Data Flow Processor)、及びGSP(Graph Streaming Processor)等のうち、少なくとも一種類をコアとして含んでいる。
コントローラ6においてプロセッサ6bは、送受信ユニット20を制御するためにメモリ3aに記憶された、制御プログラムに含まれる複数の命令を実行する。これによりコントローラ6は、送受信ユニット20を制御するための機能ブロックを、構築する。
コントローラ6のプロセッサ6bは、送受信ユニット5への制御指令の出力により送信信号の中心周波数を変更する。これにより、プロセッサ6bは、レーダの動作モードとして、オーバーラップモードと、非オーバーラップモードと、を切り替える。オーバーラップモードは、各送信アンテナユニットにおける送信アンテナ同士の間隔に応じた位相差による、異なる受信回路に接続された受信アンテナのアンテナ位置の仮想的な重複を許容するモードである。非オーバーラップモードは、アンテナ位置の仮想的な重複を禁止するモードである。
詳記すると、コントローラ6は、高中心周波数と、低中心周波数と、中間中心周波数と、で中心周波数を切り替えることで、異なる中心周波数による複数のオーバーラップモードと、残りの中心周波数による非オーバーラップモードと、を切り替える。本実施形態においては、コントローラ6は、図6に示すように、高中心周波数及び中間中心周波数による2つのオーバーラップモードと、低中心周波数による1つのオーバーラップモードと、を切り替え可能である。
さらに、コントローラ6は、オーバーラップモードにおいて、アンテナ位置が重複した受信アンテナにて受信された受信信号同士の位相差に応じた受信回路同士の位相補償を行う。特に、本実施形態におけるコントローラ6は、異なる中心周波数による各オーバーラップモードにおいて取得された受信信号同士の各位相差に応じて位相補償を行う。
こうしたプロセッサ6bの機能により、コントローラ6がレーダ装置1を制御するレーダ制御方法は、図7に示す制御フローに従って実行される。本制御フローは、車両の起動中に繰り返し実行される。尚、本制御フローにおける各「S」は、制御プログラムに含まれた複数命令によって実行される複数ステップを、それぞれ意味している。
まずS10にて、コントローラ6は、レーダ動作のモードを、低周波数モード、すなわち受信アンテナが仮想的に重複しないモードに設定する。続くS20では、コントローラ6は、低周波数モードでのレーダ動作を送受信ユニット5に実行させる。すなわち、送信信号の生成及び受信信号の受信処理を実行する。続くS30では、コントローラ6は、低周波数モードでのレーダ動作の開始から規定時間が経過したか否かを判定する。
規定時間が経過していないと判定されると、本フローはS10へと戻る。一方で、規定時間が経過したと判定されると、本フローはS40へと進む。
S40では、コントローラ6は、レーダ動作における送信信号の中心周波数を高中心周波数に設定する。そして、S50にてコントローラ6は、高中心周波数でのレーダ動作を送受信ユニット5に実行させる。
S60では、高中心周波数でのレーダ動作にて取得された受信信号に基づき、受信回路53間の位相差を取得する。具体的には、コントローラ6は、仮想的にアンテナ位置が重なる受信アンテナユニットから取得された受信信号に基づくビート信号同士の位相差を取得する。
詳記すると、コントローラ6は、送信アンテナユニットTX1からの送信信号が受信アンテナユニットRX3にて受信された受信信号に基づくビート信号を取得する。さらに、コントローラ6は、送信アンテナユニットTX2からの送信信号が受信アンテナユニットRX1にて受信された受信信号に基づくビート信号を取得する。そして、コントローラ6は、各ビート信号に対してFFT(Fast Fourier Transform)処理を実行することで、各ビート信号の位相差を算出する。
次に、S70において、コントローラ6は、レーダ動作における送信信号の中心周波数を中間中心周波数に設定する。次いで、S80にてコントローラ6は、中間中心周波数でのレーダ動作を実行させる。
そして、S90では、コントローラ6は、送信アンテナユニットTX1からの送信信号が受信アンテナユニットRX4にて受信された受信信号に基づくビート信号を取得する。さらに、コントローラ6は、送信アンテナユニットTX2からの送信信号が受信アンテナユニットRX1にて受信されたビート信号を取得する。そして、コントローラ6は、各ビート信号に対してFFT処理を実行することで、各ビート信号の位相差を算出する。
さらに次のS100において、コントローラ6は、この差分情報と、高中心周波数にて取得された差分情報と、を統合したキャリブレーション情報により、位相補償を実行する。コントローラ6は、例えば各差分情報の平均値や中央値等を算出することで、当該値をキャリブレーション情報として取得すればよい。例えば、コントローラ6は、キャリブレーション情報をメモリ6a等の記憶媒体に記憶させればよい。記憶されたキャリブレーション情報は、低中心周波数におけるレーダ動作において取得された受信信号の位相の補正に利用される。
以上の第一実施形態によれば、アンテナ位置の仮想的な重複を許容されたオーバーラップモードにて、受信回路同士の位相補償が実行される。そして、当該オーバーラップモードと非オーバーラップモードとが切り替え可能のため、受信アンテナの位置が仮想的に重複しない非オーバーラップモードでの送受信処理が可能となり得る。したがって、受信回路間の位相補償が実行可能となり、且つ角度分解能の低下が抑制可能となり得る。
又、第一実施形態によれば、オーバーラップモードと非オーバーラップモードとを切り替えることに、高中心周波数と、低中心周波数と、で中心周波数を切り替えることが含まれる。故に、ピーク周波数が高いアンテナと、ピーク周波数が低いアンテナと、を有効活用可能となる。
さらに、第一実施形態によれば、高中心周波数と、低中心周波数と、中間中心周波数と、で中心周波数が切り替えられる。そして、オーバーラップモードと非オーバーラップモードとを切り替えることに、異なる中心周波数による複数のオーバーラップモードと、残りの中心周波数による非オーバーラップモードと、を切り替えることが含まれる。故に、オーバーラップモードにおいて、アンテナ位置の仮想的な重複の組み合わせが、オーバーラップモードの数に応じて増加し得る。したがって、より多くの受信アンテナの組み合わせについて、位相差が取得され得る。
加えて、第一実施形態によれば、受信回路同士の位相補償を行うことに、異なる中心周波数による各オーバーラップモードにおいて取得された受信信号同士の各位相差に応じて位相補償を行うことが含まれる。故に、複数の位相差の情報に基づいて、受信回路同士の位相補償が実行され得る。したがって、位相補償の精度が向上され得る。
又、第一実施形態によれば、受信アンテナ系3における受信アンテナは、交互に等間隔で並ぶように配置されており、送信アンテナ系2における送信アンテナは、受信アンテナにおける間隔に対して偶数倍の間隔で並ぶように配置されている。故に、中心周波数の切り替えにより、オーバーラップモードと非オーバーラップモードとが確実に切り替え可能となり得る。
さらに、第一実施形態によれば、オーバーラップモード及び非オーバーラップモードを時間的に切り替える。故に、レーダ装置1において、定期的に受信回路同士の位相補償が実行され得る。
(他の実施形態)
以上、複数の実施形態について説明したが、本開示は、それらの実施形態に限定して解釈されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
変形例において、レーダ装置1は、オーバーラップモードが1種類のみであってもよい。例えば、レーダ装置1は、低中心周波数での非オーバーラップモードと、高中心周波数でのオーバーラップモードと、を切り替える構成であってもよい。
変形例において、送信アンテナ20a,20b及び受信アンテナ30a,30bは、オーバーラップモードにおいて異なる受信回路53同士のアンテナ位置が仮想的に重複するのであれば、図5に示した以外の配置パターンであってもよい。このとき、オーバーラップモード及び非オーバーラップモードがそれぞれの中心周波数にて実現されるかは、第一実施形態の態様に限定されない。
変形例においてコントローラ6を構成する専用コンピュータは、デジタル回路及びアナログ回路のうち、少なくとも一方をプロセッサとして有していてもよい。ここでデジタル回路とは、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、SOC(System on a Chip)、PGA(Programmable Gate Array)、及びCPLD(Complex Programmable Logic Device)等のうち、少なくとも一種類である。またこうしたデジタル回路は、プログラムを記憶したメモリを、有していてもよい。
変形例においてレーダ装置1の適用される移動体は、例えば自律走行又はリモート走行により荷物搬送若しくは情報収集等の可能な自律走行ロボットであってもよい。ここまでの説明形態の他に上述の実施形態及び変形例は、ホスト移動体に搭載可能に構成されてプロセッサ3b及びメモリ3aを少なくとも一つずつ有する制御装置として、処理回路(例えば処理ECU等)又は半導体装置(例えば半導体チップ等)の形態で実施されてもよい。
(付記)
この明細書には、以下に列挙する複数の技術的思想と、それらの複数の組み合わせが開示されている。
(技術的思想1)
利得のピーク周波数が異なる送信アンテナ(20a,20b)の組を含む送信アンテナユニット(TX1,TX2)を、複数備える送信アンテナ系(2)と、
前記ピーク周波数が異なる受信アンテナ(30a,30b)の組を含む受信アンテナユニット(RX1,RX2,RX3,RX4)を、複数備える受信アンテナ系(3)と、
前記送信アンテナ系から送信される送信信号を生成する送信回路(50)と、前記受信アンテナ系にて受信された受信信号を処理する複数の受信回路(53)と、の動作を制御する制御ユニット(6)と、
を備え、
前記制御ユニットは、
前記送信信号の中心周波数を変更することで、各前記送信アンテナユニットにおける前記送信アンテナ同士の間隔に応じた位相差による、異なる前記受信回路に接続された前記受信アンテナの位置の仮想的な重複を許容するオーバーラップモードと、前記位置の仮想的な重複を禁止する非オーバーラップモードと、を切り替えることと、
前記オーバーラップモードにおいて、前記位置が重複した前記受信アンテナにて受信された前記受信信号同士の位相差に応じた前記受信回路同士の位相補償を行うことと、
を実行するように構成されるレーダ装置。
(技術的思想2)
前記制御ユニットは、
前記オーバーラップモードと前記非オーバーラップモードとを切り替えることに、
前記送信アンテナの組のうち前記ピーク周波数が高い前記送信アンテナに対応した前記中心周波数である高中心周波数と、前記ピーク周波数が低い前記送信アンテナに対応した前記中心周波数である低中心周波数と、で前記中心周波数を切り替えることを含む技術的思想1に記載のレーダ装置。
(技術的思想3)
前記制御ユニットは、
前記オーバーラップモードと前記非オーバーラップモードとを切り替えることに、
前記高中心周波数と、前記低中心周波数と、前記高中心周波数から前記低中心周波数までの周波数範囲内に含まれる中間中心周波数と、で前記中心周波数を切り替えることで、異なる前記中心周波数による複数の前記オーバーラップモードと、残りの前記中心周波数による前記非オーバーラップモードと、を切り替えることを含む技術的思想2に記載のレーダ装置。
(技術的思想4)
前記制御ユニットは、
前記受信回路同士の位相補償を行うことに、
異なる前記中心周波数による各前記オーバーラップモードにおいて取得された前記受信信号同士の各位相差に応じて位相補償を行うことを含む技術的思想3に記載のレーダ装置。
(技術的思想5)
前記受信アンテナ系における前記受信アンテナは、交互に等間隔で並ぶように配置されており、
前記送信アンテナ系における前記送信アンテナは、前記受信アンテナにおける間隔に対して偶数倍の間隔で並ぶように配置されている技術的思想1から技術的思想4のいずれか1項に記載のレーダ装置。
(技術的思想6)
前記制御ユニットは、前記オーバーラップモード及び前記非オーバーラップモードを時間的に切り替える技術的思想1から技術的思想5のいずれか1項に記載のレーダ装置。
1:レーダ装置、2:送信アンテナ系、20a,20b:送信アンテナ、3:受信アンテナ系、30a,30b:受信アンテナ、5:送受信ユニット、6:コントローラ(制御ユニット)、50:送信回路、53:受信回路、6:コントローラ、TX1,TX2:送信アンテナユニット、RX1,RX2,RX3,RX4:受信アンテナユニット

Claims (4)

  1. 利得のピーク周波数が異なる送信アンテナ(20a,20b)の組を含む送信アンテナユニット(TX1,TX2)を、複数備える送信アンテナ系(2)と、
    前記ピーク周波数が異なる受信アンテナ(30a,30b)の組を含む受信アンテナユニット(RX1,RX2,RX3,RX4)を、複数備える受信アンテナ系(3)と、
    前記送信アンテナ系から送信される送信信号を生成する送信回路(50)と、前記受信アンテナ系にて受信された受信信号を処理する複数の受信回路(53)と、の動作を制御する制御ユニット(6)と、
    を備え、
    前記制御ユニットは、
    前記送信信号の中心周波数を変更することで、各前記送信アンテナユニットにおける前記送信アンテナ同士の間隔に応じた位相差による、異なる前記受信回路に接続された前記受信アンテナの位置の仮想的な重複を許容するオーバーラップモードと、前記位置の仮想的な重複を禁止する非オーバーラップモードと、を切り替えることと、
    前記オーバーラップモードにおいて、前記位置が重複した前記受信アンテナにて受信された前記受信信号同士の位相差に応じた前記受信回路同士の位相補償を行うことと、
    を実行するように構成され
    前記オーバーラップモードと前記非オーバーラップモードとを切り替えることに、
    前記送信アンテナの組のうち前記ピーク周波数が高い前記送信アンテナに対応した前記中心周波数である高中心周波数と、前記ピーク周波数が低い前記送信アンテナに対応した前記中心周波数である低中心周波数と、で前記中心周波数を切り替えることと、
    前記高中心周波数と、前記低中心周波数と、前記高中心周波数から前記低中心周波数までの周波数範囲内に含まれる中間中心周波数と、で前記中心周波数を切り替えることで、異なる前記中心周波数による複数の前記オーバーラップモードと、残りの前記中心周波数による前記非オーバーラップモードと、を切り替えることと、
    を含むレーダ装置。
  2. 前記制御ユニットは、
    前記受信回路同士の位相補償を行うことに、
    異なる前記中心周波数による各前記オーバーラップモードにおいて取得された前記受信信号同士の各位相差に応じて位相補償を行うことを含む請求項に記載のレーダ装置。
  3. 前記受信アンテナ系における前記受信アンテナは、交互に等間隔で並ぶように配置されており、
    前記送信アンテナ系における前記送信アンテナは、前記受信アンテナにおける間隔に対して偶数倍の間隔で並ぶように配置されている請求項1に記載のレーダ装置。
  4. 前記制御ユニットは、前記オーバーラップモード及び前記非オーバーラップモードを時間的に切り替える請求項1に記載のレーダ装置。
JP2022146479A 2022-09-14 2022-09-14 レーダ装置 Active JP7841397B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022146479A JP7841397B2 (ja) 2022-09-14 2022-09-14 レーダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022146479A JP7841397B2 (ja) 2022-09-14 2022-09-14 レーダ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2024041586A JP2024041586A (ja) 2024-03-27
JP7841397B2 true JP7841397B2 (ja) 2026-04-07

Family

ID=90416939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022146479A Active JP7841397B2 (ja) 2022-09-14 2022-09-14 レーダ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7841397B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2026008083A (ja) * 2024-07-04 2026-01-19 株式会社デンソー レーダ装置
JP2026008084A (ja) * 2024-07-04 2026-01-19 株式会社デンソー レーダ装置
JP2026022237A (ja) * 2024-07-30 2026-02-12 株式会社デンソー レーダ装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014153142A (ja) 2013-02-07 2014-08-25 Japan Radio Co Ltd Mimoレーダシステム、及び信号処理装置
JP2020143918A (ja) 2019-03-04 2020-09-10 株式会社デンソー 到来方向推定装置及び到来方向推定方法
US20210239822A1 (en) 2020-02-04 2021-08-05 Aptiv Technologies Limited Radar Device
JP2022112497A (ja) 2021-01-21 2022-08-02 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 同期化された高周波チップを備えたmimoレーダセンサ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014153142A (ja) 2013-02-07 2014-08-25 Japan Radio Co Ltd Mimoレーダシステム、及び信号処理装置
JP2020143918A (ja) 2019-03-04 2020-09-10 株式会社デンソー 到来方向推定装置及び到来方向推定方法
US20210239822A1 (en) 2020-02-04 2021-08-05 Aptiv Technologies Limited Radar Device
JP2022112497A (ja) 2021-01-21 2022-08-02 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 同期化された高周波チップを備えたmimoレーダセンサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2024041586A (ja) 2024-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7841397B2 (ja) レーダ装置
US8717224B2 (en) Integrated radar apparatus and intergrated antenna apparatus
EP3545334B1 (en) Antenna subsystem with analog beam-steering transmit array and digital beam-forming receive array
US8264399B2 (en) Radar device
CN110320516A (zh) 雷达装置
US20260016562A1 (en) Radar device
EP3696909B1 (en) A multi-chip system for an antenna array
CN113285211A (zh) 一种雷达天线、雷达装置及可移动平台
US12388193B2 (en) Antenna device and radar device with the same
JP7845129B2 (ja) レーダ装置
JP7848752B2 (ja) レーダ装置、レーダ制御方法、レーダ制御プログラム
KR102351551B1 (ko) 다기능 레이더 시스템 및 그의 신호 처리방법
JP2024017803A (ja) レーダシステム、制御装置、制御方法、制御プログラム
US20260016563A1 (en) Radar device
JP7775862B2 (ja) レーダ装置
JP7711617B2 (ja) 物標検出装置、物標検出システム、物標検出方法、物標検出プログラム
CN121057959A (zh) 雷达装置
JP2024017802A (ja) レーダシステム、制御装置、制御方法、制御プログラム
JP7793909B2 (ja) レーダ制御システム、レーダ制御装置、レーダ制御方法、レーダ制御プログラム
US20250056724A1 (en) Circuit system and method for radar, lidar, or camera systems
JP2026008084A (ja) レーダ装置
US20260079239A1 (en) Radar device
WO2026009842A1 (ja) レーダ装置
WO2025216145A1 (ja) レーダシステム、レーダ制御装置、レーダ制御方法、レーダ制御プログラム
JP2026022237A (ja) レーダ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20250207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20251217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20251223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20260213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20260224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20260309

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7841397

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150