JP7828196B2 - ロボットアーム、エンドエフェクタ、ロボットアームの駆動方法、ロボットアームの駆動プログラム - Google Patents

ロボットアーム、エンドエフェクタ、ロボットアームの駆動方法、ロボットアームの駆動プログラム

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JP7828196B2 JP2022035011A JP2022035011A JP7828196B2 JP 7828196 B2 JP7828196 B2 JP 7828196B2 JP 2022035011 A JP2022035011 A JP 2022035011A JP 2022035011 A JP2022035011 A JP 2022035011A JP 7828196 B2 JP7828196 B2 JP 7828196B2
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Description

本発明は、被処理物を処理するロボットアームやエンドエフェクタに関する。
工場、物流倉庫、建設現場、病院等の産業現場において、人間の代わりに各種の作業を行う産業用ロボットが導入されている。従来の産業用ロボットは大型で高出力のものが多く、安全のために人間が入れない隔離空間を設けて作業を行わせる必要があった。一方、近年では人間と同じ空間で一緒に作業を行う協働ロボットの導入も進んでいる。従来の産業用ロボットと比べて小型の協働ロボットは狭いスペースに設置でき、低出力であることから安全確保のための大がかりなシステムを必要としない。
特開2017-26150号公報 国際公開第2011/001569号
特許文献1には、湾曲形状の弾性要素を含む直列弾性アクチュエータによって、協働ロボットとしてのロボットアームのジョイントに柔軟性を付与する技術が開示されている。このロボットアームに同じ空間で一緒に作業を行う人間が衝突したとしても、ジョイント内部の弾性要素が弾性変形して衝撃を吸収するため安全性が向上する。
一方で、直列弾性アクチュエータがジョイントに付与する柔軟性は、ロボットアームの先端で各種の作業を行うエンドエフェクタやロボットハンドの位置決め精度とトレードオフの関係にある。エンドエフェクタの位置決め精度を向上させるために、特許文献2ではロボットアームの前腕部に設けられる手先支持部材(42:特許文献2における符号、以下同様)を支持面(90)に接触させることで、エンドエフェクタの位置および姿勢の安定化を図っている。しかし、手先支持部材と支持面を接触させる必要があることから、エンドエフェクタの位置や姿勢の自由度が失われてしまう。また、手先支持部材は前腕部に設けられるため、手先のエンドエフェクタの位置決め精度が不十分になる可能性もある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、被処理物に対して処理部を効果的に位置決めできるロボットアーム等を提供することを目的とする。なお、本発明は協働ロボットに限らない一般的な産業用ロボットとしてのロボットアーム等に適用可能である。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のロボットアームは、ロボットアームの先端部に設けられ、被処理物を処理する処理部と、処理部と共に被処理物に押し当てられることで、当該被処理物との相対移動を規制する規制部材と、を備える。
この態様によれば、処理部と共に被処理物に押し当てられる規制部材が当該被処理物との相対移動を規制するため、処理部を被処理物に対して効果的に位置決めできる。
本発明の別の態様は、エンドエフェクタである。このエンドエフェクタは、ロボットアームの先端部に取り付けられて被処理物を処理する処理部と、処理部と共に被処理物に押し当てられることで、当該被処理物との相対移動を規制する規制部材と、を備える。
本発明の更に別の態様は、ロボットアームの駆動方法である。この方法は、ロボットアームの先端部に設けられて被処理物を処理する処理部と共に規制部材を当該被処理物に押し当てることで、その押し当てられる方向を含む規制面における当該被処理物との相対移動を規制するステップと、処理部を被処理物に対して規制面に交差する処理方向に相対移動させることで、当該被処理物を処理するステップと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、これらの表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラム等に変換したものも、本発明に包含される。
本発明によれば、ロボットアームやエンドエフェクタの処理部を被処理物に対して効果的に位置決めできる。
ロボットアームの外観を示す斜視図である。 ロボットアームの各ジョイントを構成する連結装置の構成を模式的に示す。 ロボットアームの各ジョイントを構成する連結装置の構成を模式的に示す。 切削加工開始時に切削工具をワークに押し当てる動作を模式的に示す。 ワークに押し当てられた切削工具の模式的な拡大図である。 図5の変形例を示す。 切削工具の変形例を示す。 切削工具の変形例を示す。
以下では、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(以下では実施形態ともいう)について詳細に説明する。説明および/または図面においては、同一または同等の構成要素、部材、処理等に同一の符号を付して重複する説明を省略する。図示される各部の縮尺や形状は、説明の簡易化のために便宜的に設定されており、特に言及がない限り限定的に解釈されるものではない。実施形態は例示であり、本発明の範囲を何ら限定するものではない。実施形態に記載される全ての特徴やそれらの組合せは、必ずしも本発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は、産業用ロボットまたは協働ロボットの一例としてのロボットアーム100の外観を示す斜視図である。このロボットアーム100は、シリアルリンク機構による垂直多関節型のロボットアームである。本発明を適用可能なロボットは狭義のロボットアームに限られず、複数のリンク(人体における骨に相当)を相対運動可能に連結するジョイント(人体における関節に相当)を有する広義のロボットアームまたは任意のロボットでよい。また、シリアルリンク機構の代わりにパラレルリンク機構としてもよいし、垂直多関節型の代わりに水平多関節型としてもよい。
ロボットアーム100は、台座10に近い方から順に、第1ジョイント11、第2ジョイント12、第3ジョイント13、第4ジョイント14、第5ジョイント15、第6ジョイント16、第7ジョイント17の七つのジョイントまたは軸を有する。各ジョイントは人体の各関節に相当し、第1ジョイント11は腰、第2ジョイント12は肩、第3ジョイント13は上腕(捻り)、第4ジョイント14は肘、第5ジョイント15は前腕(捻り)、第6ジョイント16は手首、第7ジョイント17は指先(捻り)に相当する。なお、各軸の方向はロボットアーム100の目的や用途に応じて適宜設計可能だが、本実施形態では台座10が水平面に置かれるとして、第1ジョイント11は鉛直方向(水平面である台座10に対して垂直)、第2ジョイント12は水平方向(水平面である台座10に対して平行)、第3ジョイント13は第2ジョイント12に対して垂直方向、第4ジョイント14は水平方向、第5ジョイント15は第4ジョイント14に対して垂直方向、第6ジョイント16は水平方向、第7ジョイント17は第6ジョイント16に対して垂直方向を向く。
ロボットアーム100の先端部にある第7ジョイント17には、作業目的に応じた形状や機能を持つエンドエフェクタまたはロボットハンドが取り付けられる。例えば、物を掴むためのグラップル状、物を掬うためのシャベル状、物を下から支えて運搬するためのフォーク状、物を引っ掛けて運搬するためのフック状、物を吊り上げて運搬するためのクレーン状といった各種のエンドエフェクタが利用可能である。本実施形態ではエンドエフェクタとして、被処理物または被加工物としてのワークWに対して面取り(chamfering)やバリ取り(deburring)等の切削加工を施す切削工具を用いる例を説明する。なお、以下で詳細に説明する本実施形態は切削加工に限らず、処理部としてのローラを被処理物に押し当てて液体等を塗布する処理や、処理部としての組立工具を被処理物に押し当てて行う嵌合等の組立処理にも適用できる。
図2および図3は、ロボットアーム100の各ジョイント11~17を構成する連結装置30の構成を模式的に示す。図2の連結装置30は、図1における第2ジョイント12、第4ジョイント14、第6ジョイント16等の「曲げ」の動作を行うジョイントに適用可能であり、図3の連結装置30は、図1における第1ジョイント11、第3ジョイント13、第5ジョイント15、第7ジョイント17等の「捻り」の動作を行うジョイントに適用可能である。
図2において、連結装置30は第1部材としての第1リンク41と第2部材としての第2リンク42を相対運動可能に連結する。連結装置30は人体における関節に相当し、連結装置30で相互に連結される第1リンク41および第2リンク42は人体における骨に相当する。
第1リンク41および第2リンク42は、連結装置30による連結態様に応じて、様々な態様の相対運動をする。本実施形態では、第1リンク41および第2リンク42の延伸方向に垂直な回転軸Aを中心として第1リンク41と第2リンク42が相対回転する例を説明する。
なお、第1リンク41および第2リンク42の相対運動は回転運動に限らず並進運動でもよい。例えば、第1リンク41および第2リンクの延伸方向に垂直な方向(図2の紙面に垂直な方向)に第1リンク41および第2リンク42が相対的に並進運動するように構成してもよいし、第1リンク41および第2リンクの延伸方向に平行な方向(図2の上下方向)に第1リンク41および第2リンク42が相対的に並進運動するように構成してもよい。
連結装置30は、筐体31と、制御基板32と、モータ33と、減速機34と、弾性部材35と、出力フランジ36を備える。筐体31は、回転軸Aの周りに回転対称な形状をしており、その内部に連結装置30の構成要素32~36を収容する。筐体31の外周には、第1リンク41が取り付けられる第1取付部311と、第2リンク42が取り付けられる第2取付部312が設けられる。
第1取付部311において筐体31に固定される第1リンク41は、筐体31と一体的に回転軸Aの周りに第2リンク42に対して相対回転可能である。第2取付部312は、構成要素32~36を収容する筐体31の内部空間と繋がる底面側(図2の左側)の開口部である。この開口部に設けられる出力フランジ36を介して第2リンク42は連結装置30に取り付けられる。
制御基板32はロボットアーム100全体の制御を担う中央制御装置(不図示)の制御の下で連結装置30を制御する。例えば、モータ33に対する駆動指令の生成、出力軸エンコーダ(不図示)の測定データに基づく適応制御、弾性部材35の弾性変形に基づくトルクの検出、検出されたトルクに基づく適応制御等が制御基板32で行われる。モータ33は制御基板32からの駆動指令に応じて回転軸Aの周りに第2リンク42を回転駆動する動力を発生させるアクチュエータである。減速機34は歯車等によってモータ33の回転速度を減らし減速比に比例したトルクを発生させる。
弾性部材35は、動力源としてのモータ33および減速機34と、動力によって回転駆動される負荷としての第2リンク42の間に直列に設けられ、連結装置30において直列弾性アクチュエータ(SEA:Series Elastic Actuator)を構成する。協働ロボットとしてのロボットアーム100と一緒に作業を行う人間が衝突したとしても、弾性部材35の弾性変形によって衝撃が吸収されるため安全性が向上する。また、弾性部材35は、モータ33および減速機34で発生した動力や第2リンク42に加わる外力を弾性エネルギーとして蓄積および解放できるため、人間の筋肉のような効率的な動作を実現できる。特に、後述するように面取りやバリ取り等のための切削工具(および後述する規制部材)をワークWに押し当てる場合、弾性部材35の弾性変形によって切削工具(および規制部材)とワークWの接触の衝撃を吸収しながら、その弾性力によって切削工具(および規制部材)をワークWに効率的に押し当てることができる。
弾性部材35は連結装置30に弾性を付与する部材であり、例えば、ばねやゴム等の任意の弾性体によって形成される。また、弾性部材35に加えてまたは代えて、連結装置30の第1リンク41および第2リンク42の相対回転に対して抵抗を付与する抵抗付与部材を設けてもよい。抵抗付与部材としては、機械的な摩擦によって抵抗を付与するもの、油やグリース等の粘性流体の粘性によって抵抗を付与するもの等が挙げられる。弾性部材35の弾性や抵抗付与部材が付与する抵抗を制御基板32によって可変としてもよい。
なお、弾性部材35は外力によるトルクを検出するトルクセンサとしても機能する。すなわち、外力によるトルクは弾性部材35の弾性変形を引き起こすため、その弾性変形量に基づいてトルクを検出できる。弾性部材35の弾性変形量を測定するためには、磁歪センサ、ひずみゲージ、圧電素子、偏光素子、静電容量センサ等の各種の変位センサを弾性部材35の表面等に取り付ければよい。変位センサで測定された弾性変形量は制御基板32に実装される演算装置等によってトルクに変換される。
以上の構成において、減速機34、弾性部材35、抵抗付与部材は、それぞれジョイントとしての連結装置30に柔軟性を付与する柔軟性付与部を構成する。ここで、柔軟性とはジョイントの曲がりやすさを意味し、外力によってジョイントが曲がる場合に柔軟性があるという。例えば、減速機34は減速比に比例したトルクを発生させるため、減速比を低くすることで外力によってジョイントが曲がりやすい柔軟性の高い状態を実現できる。また、弾性部材35や抵抗付与部材は、外力に抗する弾性力や抵抗を発生させつつもジョイントが曲がることを許容するため、ジョイントに柔軟性を付与しているといえる。柔軟性付与部または抵抗付与部材は、空気圧によって連結装置30の回転に対して抵抗を付与する空気圧アクチュエータでもよい。なお、柔軟性付与部は少なくとも一つのジョイントに設ければよく、図1の七つのジョイント11~17全てに柔軟性付与部を設けなくてもよい。
出力軸エンコーダ(不図示)は、第2リンク42の第1リンク41に対する回転軸Aの周りの回転位置を測定するロータリエンコーダである。出力フランジ36は、減速機34が生成したトルクを弾性部材35を介して第2リンク42に伝え、回転軸Aの周りに第2リンク42を回転させる。出力フランジ36の周囲には、筐体31に対する第2リンク42の回転を円滑化する軸受361が設けられる。
図3の連結装置30では、第1リンク41と第2リンク42が、それぞれの延伸方向に平行な回転軸Bを中心として相対回転する。筐体31の第2リンク42側に設けられる切欠37によって、モータ33による第2リンク42の回転軸Bの周りの回転を筐体31が阻害しない構成になっている。
続いて、ロボットアーム100の先端部にある第7ジョイント17(図1)に取り付けられて、ワークWの面取りやバリ取り等の切削加工を施すエンドエフェクタまたはロボットハンドとしての切削工具20について説明する。図4は、切削加工開始時に切削工具20をワークWに押し当てる動作を模式的に示す。本図におけるロボットアーム100は図1と同様に構成できるが大幅に簡略化して図示されている。例えば、本図では七つの軸またはジョイント11~17のうち、第2ジョイント12、第4ジョイント14、第7ジョイント17のみが模式的に示されており、その他の四つのジョイント11、13、15、16の図示は省略されている。
切削工具20は、図4の紙面(後述する規制面に相当する)内において、処理対象物または加工対象物としてのワークWに近づくように駆動される。図4の例では、主に第2ジョイント12が時計回り方向に回転駆動され、ロボットアーム100の先端部にある第7ジョイント17に設けられた切削工具20がワークWに接触する。この際、第2ジョイント12および/または他のジョイント11、13~17に設けられる弾性部材35が弾性変形することで、切削工具20とワークWの接触の衝撃を効果的に吸収する。そして、接触した切削工具20とワークWの密着性が向上するように各弾性部材35が弾性変形するため、切削工具20のワークWに対する位置や姿勢が自然に微調整される。このように、ロボットアーム100全体の制御を担う中央制御装置(不図示)による切削工具20のワークWに対する位置決め精度が低い場合(例えば、ロボットアーム100のダイレクトティーチング時)でも、各ジョイント11~17に設けられる直列弾性アクチュエータが最終的に切削工具20をワークWに対して正確に位置決めできる。また、切削工具20は、弾性部材35の弾性力によってワークWに押し当てられるため、ワークWの被加工部位または被処理部位に対して効果的に面取りやバリ取り等の切削加工を施せる。
なお、ロボットアーム100では一般的に六つの軸またはジョイントによって、3次元空間(XYZ空間等)の各軸(X軸、Y軸、Z軸等)に関するエンドエフェクタの並進方向および回転方向の運動を実現できる。これに対して本実施形態のロボットアーム100(図1)は七つの軸またはジョイント11~17を有する。すなわち、本実施形態のロボットアーム100は、エンドエフェクタとしての切削工具20または後述する処理部21に互いに冗長性のある運動を付与する複数の冗長ジョイントを含んでいる。このような冗長ジョイントによって、ロボットアーム100の取りうる姿勢の自由度が増大し、切削工具20に対する各ジョイント11~17の位置や姿勢のバリエーションから、各ジョイント11~17が切削工具20に付与する柔軟性またはコンプライアンスを調整できる。このように冗長軸を設けることによって、形状や材質が異なる各種のワークWにも適応可能な汎用性の高いロボットアーム100を実現できる。なお、ロボットまたはロボットアーム100に求められる作業の自由度は上記の6に限定されない。例えば、XY平面内でワークWを並進させてZ軸周りにワークWを回転させるロボットまたはロボットアーム100の自由度は3であり、当該自由度より少なくとも一つ多い数(すなわち4以上)の軸またはジョイントを設けることで所望の冗長性を付与できる。
図5は、ワークWに押し当てられたエンドエフェクタとしての切削工具20の模式的な拡大図である。切削工具20は、主として、加工部または処理部21と、ガイド部材または規制部材22によって構成される。処理部21は、ロボットアーム100の先端部に設けられ、被加工物または被処理物としてのワークWを加工または処理する。具体的には、処理部21は、ロボットアーム100の第7ジョイント17を先端部とし第6ジョイント16を基端部または後端部とするリンクの先端部に設けられる。処理部21は、ワークWに対して面取りやバリ取り等の切削加工を施すために、一または複数の鋭利なブレードまたは刃、やすり等の研磨部等を備える。各ブレードの面は図5の紙面に略平行であり、後述するように処理部21を紙面に交差する方向(例えば紙面に垂直な方向)にワークWに対して相対移動させることで、ワークWの被加工部位(図5の例では左上の角部)に面取りやバリ取り等の切削加工を施す。
規制部材22は、処理部21と共にワークWに押し当てられることで、当該ワークWとの相対移動を規制する。規制部材22は、処理部21のうちワークWの加工または処理に使用されない外周の少なくとも一部を囲んで設けられる。図5の例では、矩形状断面の処理部21の右下の外周がワークWの切削加工に使用され、その他の三方の外周が規制部材22によって囲まれている。規制部材22は、図5の紙面(以下では規制面ともいう)におけるワークWとの相対移動を規制するために、ワークWの被加工部位(左上の角部)の周囲の形状に合う形状を有する。図5の例では、矩形状断面のワークWの左辺の一部(上側部分)と上辺の一部(左側部分)に沿う形状を有する規制部材22にワークWが密着することで、ワークWの規制面における位置および姿勢が安定化され、特に規制面におけるワークWの回転が規制される。この際、前述したように、処理部21および規制部材22は、各ジョイント11~17において直列弾性アクチュエータを構成する弾性部材35の弾性力等によってワークWに押し当てられるため、規制部材22によってワークWの規制面における位置および姿勢を略一定に維持しながら、処理部21によってワークWの被加工部位に対して効果的に面取りやバリ取り等の切削加工を施せる。
以上のように、規制部材22は、ワークWに押し当てられる方向(図5の例ではおおよそ右下に向かう方向)を含む規制面における当該ワークWとの相対移動(並進移動および回転移動)を規制する。この状態で、処理部21(および規制部材22)がワークWに対して規制面に交差する処理方向または加工方向(例えば図5の紙面に垂直な方向)に相対移動することで、当該ワークWの被加工部位(左上の角部)に面取りやバリ取り等の切削加工を施す。本実施形態によれば、処理部21と共にワークWに押し当てられる規制部材22が当該ワークWとの相対移動を規制するため、処理部21をワークWに対して効果的に位置決めできる。
図6は、図5の変形例を示す。本変形例では、規制部材22の内周面がワークWの外周面と対向する任意の箇所に、ワークWに押し当てられて処理方向(例えば図6の紙面に垂直な方向)の相対移動を円滑化する円滑化部材23が設けられる。円滑化部材23は、例えば、処理方向に垂直な回転軸の周りに回転可能なローラである。図6の例では、規制部材22の右辺とワークWの左辺の間に設けられる第1ローラが図6における上下方向の回転軸の周りに回転可能であり、規制部材22の下辺とワークWの上辺の間に設けられる第2ローラが図6における左右方向の回転軸の周りに回転可能である。このようなローラ等の円滑化部材23によって、切削工具20がワークWに対して処理方向に円滑に相対移動でき、ワークWの被加工部位を効率的に切削できる。なお、円滑化部材23はローラに限らず、ワークWからの法線方向の荷重を受けながら処理方向に回転可能なボールを備えるボールプランジャや、潤滑材や低摩擦材によって構成されてもよい。
図7および図8は、切削工具20の変形例を示す。本変形例では、規制部材22がワークWの形状に合わせて変形可能である。具体的には、図7および図8の紙面(規制面)において部分円環状に形成される規制部材22の形状、すなわち部分円環の中心角度がワークWの形状に合わせて可変になっている。図7の例では、矩形状断面のワークWに規制部材22の部分円環の両端面が密着できるように、当該部分円環の中心角度θが約270度になっている。また、図8の例では、外周が曲線状のワークWに規制部材22の部分円環の両端面が密着できるように、当該部分円環の中心角度θが270度より小さくなっている。両図において処理部21の形状は同じであり、規制部材22の形状を調整する任意の機械的な機構によって、規制部材22の部分円環の中心角度のみがワークWの形状に合わせて調整される。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明した。実施形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せに様々な変形例が可能なこと、またそのような変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
なお、実施形態で説明した各装置の機能構成はハードウェア資源またはソフトウェア資源によって、あるいはハードウェア資源とソフトウェア資源の協働によって実現できる。ハードウェア資源としてプロセッサ、ROM、RAM、その他のLSIを利用できる。ソフトウェア資源としてオペレーティングシステム、アプリケーション等のプログラムを利用できる。
20 切削工具、21 処理部、22 規制部材、23 円滑化部材、30 連結装置、35 弾性部材、41 第1リンク、42 第2リンク、100 ロボットアーム。

Claims (11)

  1. ロボットアームの先端部に設けられ、被処理物に押し当てられることで当該被処理物を処理する処理部と、
    前記処理部と共に前記被処理物に押し当てられることで、当該被処理物との相対移動を規制する規制部材と、
    を備え
    前記規制部材は、前記処理部と共に前記被処理物に押し当てられる方向を含む規制面における当該被処理物との相対移動を規制し、
    前記処理部は、前記規制部材と共に前記被処理物に対して前記規制面に交差する処理方向に相対移動することで、当該被処理物を処理し、
    前記規制部材は、前記規制面における前記処理部の両側において前記被処理物に押し当てられるロボットアーム。
  2. 前記規制部材には、前記被処理物に押し当てられて前記処理方向の相対移動を円滑化する円滑化部材が設けられる、請求項に記載のロボットアーム。
  3. 前記円滑化部材は、前記処理方向に垂直な回転軸の周りに回転可能なローラである、請求項に記載のロボットアーム。
  4. 前記規制部材は、前記処理部のうち前記被処理物の処理に使用されない外周の少なくとも一部を囲んで設けられる、請求項1からのいずれかに記載のロボットアーム。
  5. 前記規制部材は、前記被処理物の形状に合わせて変形可能である、請求項1からのいずれかに記載のロボットアーム。
  6. 複数のリンクと、当該複数のリンクを相対運動可能に連結するジョイントと、当該ジョイントに柔軟性を付与する柔軟性付与部と、を更に備え、
    前記処理部は、少なくとも一つの前記リンクの先端部に設けられる、
    請求項1からのいずれかに記載のロボットアーム。
  7. 前記柔軟性付与部は、直列弾性アクチュエータおよび/または空気圧アクチュエータによって構成される、請求項に記載のロボットアーム。
  8. 前記ジョイントは、前記処理部に互いに冗長性のある運動を付与する複数の冗長ジョイントを含む、請求項またはに記載のロボットアーム。
  9. ロボットアームの先端部に取り付けられ、被処理物に押し当てられることで当該被処理物を処理する処理部と、
    前記処理部と共に前記被処理物に押し当てられることで、当該被処理物との相対移動を規制する規制部材と、
    を備え
    前記規制部材は、前記処理部と共に前記被処理物に押し当てられる方向を含む規制面における当該被処理物との相対移動を規制し、
    前記処理部は、前記規制部材と共に前記被処理物に対して前記規制面に交差する処理方向に相対移動することで、当該被処理物を処理し、
    前記規制部材は、前記規制面における前記処理部の両側において前記被処理物に押し当てられるエンドエフェクタ。
  10. ロボットアームの先端部に設けられ、被処理物に押し当てられることで当該被処理物を処理する処理部と共に規制部材を当該被処理物に押し当てることで、その押し当てられる方向を含む規制面における当該被処理物との相対移動を規制するステップと、
    前記処理部を前記被処理物に対して前記規制面に交差する処理方向に相対移動させることで、当該被処理物を処理するステップと、
    を備え
    前記規制部材は、前記処理部と共に前記被処理物に押し当てられる方向を含む規制面における当該被処理物との相対移動を規制し、
    前記処理部は、前記規制部材と共に前記被処理物に対して前記規制面に交差する処理方向に相対移動することで、当該被処理物を処理し、
    前記規制部材は、前記規制面における前記処理部の両側において前記被処理物に押し当てられるロボットアームの駆動方法。
  11. ロボットアームの先端部に設けられ、被処理物に押し当てられることで当該被処理物を処理する処理部と共に規制部材を当該被処理物に押し当てることで、その押し当てられる方向を含む規制面における当該被処理物との相対移動を規制するステップと、
    前記処理部を前記被処理物に対して前記規制面に交差する処理方向に相対移動させることで、当該被処理物を処理するステップと、
    をコンピュータに実行させ
    前記規制部材は、前記処理部と共に前記被処理物に押し当てられる方向を含む規制面における当該被処理物との相対移動を規制し、
    前記処理部は、前記規制部材と共に前記被処理物に対して前記規制面に交差する処理方向に相対移動することで、当該被処理物を処理し、
    前記規制部材は、前記規制面における前記処理部の両側において前記被処理物に押し当てられるロボットアームの駆動プログラム。
JP2022035011A 2022-03-08 2022-03-08 ロボットアーム、エンドエフェクタ、ロボットアームの駆動方法、ロボットアームの駆動プログラム Active JP7828196B2 (ja)

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