JP7798112B2 - 医療情報処理システム、判定方法、およびプログラム - Google Patents
医療情報処理システム、判定方法、およびプログラムInfo
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Description
本開示は、医療情報処理システム、判定方法、およびプログラムに関し、特に、医療機器ソフトウェアの不適切な使用を防ぐことができる医療情報処理システム、判定方法、およびプログラムに関する。
手術室においては、入室する術者の名前や患者に投与される薬の確認、手術開始時の術式や手術箇所の確認など、多くの場でダブルチェックを行うことで、重大なミスを防ぐ対応がなされている。
ある医療行為が特定の疾病には不適応で、悪影響を及ぼすために禁止されることを禁忌と呼ぶ。上述したような数々の確認は、禁忌事項を予防するためにも実施されている。
例えば、特許文献1には、内視鏡検査において使用した薬剤や器具を画像処理により検出し、検出された薬剤や器具が患者の禁忌情報に違反するか否かを判定することが記載されている。
近年の医療機器ソフトウェアの普及に伴い、今後、特定の疾病に対して特定のソフトウェアが禁忌となることが想定される。このようなソフトウェアに係る禁忌は、システムによりチェックされることが望ましい。
本開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、医療機器ソフトウェアの不適切な使用を防ぐことができるものである。
本開示の医療情報処理システムは、登録ソフトウェア毎に禁忌情報が設定されているソフトウェアリストを管理するリスト管理部と、起動が要求された要求ソフトウェアが使用される患者に関する患者情報と、前記患者に用いられる電子機器に関する機器情報を取得する情報取得部と、前記患者情報または前記機器情報が、前記ソフトウェアリストにおいて前記要求ソフトウェアに設定されている前記禁忌情報に該当するか否かに応じて、前記要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきか否かを判定する禁忌判定部とを備える医療情報処理システムである。
本開示の判定方法は、医療情報処理システムが、登録ソフトウェア毎に禁忌情報が設定されているソフトウェアリストを管理し、起動が要求された要求ソフトウェアが使用される患者に関する患者情報と、前記患者に用いられる電子機器に関する機器情報を取得し、前記患者情報または前記機器情報が、前記ソフトウェアリストにおいて前記要求ソフトウェアに設定されている前記禁忌情報に該当するか否かに応じて、前記要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきか否かを判定する判定方法である。
本開示のプログラムは、コンピュータに、登録ソフトウェア毎に禁忌情報が設定されているソフトウェアリストを管理し、起動が要求された要求ソフトウェアが使用される患者に関する患者情報と、前記患者に用いられる電子機器に関する機器情報を取得し、前記患者情報または前記機器情報が、前記ソフトウェアリストにおいて前記要求ソフトウェアに設定されている前記禁忌情報に該当するか否かに応じて、前記要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきか否かを判定するプログラムである。
本開示においては、登録ソフトウェア毎に禁忌情報が設定されているソフトウェアリストが管理され、起動が要求された要求ソフトウェアが使用される患者に関する患者情報と、前記患者に用いられる電子機器に関する機器情報が取得され、前記患者情報または前記機器情報が、前記ソフトウェアリストにおいて前記要求ソフトウェアに設定されている前記禁忌情報に該当するか否かに応じて、前記要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきか否かが判定される。
以下、本開示を実施するための形態(以下、実施形態という)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.背景
2.手術室システムの概要
3.第1の実施形態(禁忌情報に基づいたソフトウェア起動判定)
4.第2の実施形態(警告表示を含んだソフトウェア起動判定)
5.第3の実施形態(緊急時のソフトウェア起動判定)
6.第4の実施形態(ソフトウェアリストの更新とソフトウェア起動判定)
7.第5の実施形態(禁忌情報・患者情報の更新に応じたソフトウェア起動判定)
8.第6の実施形態(条件付きの禁忌情報に基づいたソフトウェア起動判定)
9.コンピュータの構成例
2.手術室システムの概要
3.第1の実施形態(禁忌情報に基づいたソフトウェア起動判定)
4.第2の実施形態(警告表示を含んだソフトウェア起動判定)
5.第3の実施形態(緊急時のソフトウェア起動判定)
6.第4の実施形態(ソフトウェアリストの更新とソフトウェア起動判定)
7.第5の実施形態(禁忌情報・患者情報の更新に応じたソフトウェア起動判定)
8.第6の実施形態(条件付きの禁忌情報に基づいたソフトウェア起動判定)
9.コンピュータの構成例
<1.背景>
手術室においては、入室する術者の名前や患者に投与される薬の確認、手術開始時の術式や手術箇所の確認など、多くの場でダブルチェックを行うことで、重大なミスを防ぐ対応がなされている。
手術室においては、入室する術者の名前や患者に投与される薬の確認、手術開始時の術式や手術箇所の確認など、多くの場でダブルチェックを行うことで、重大なミスを防ぐ対応がなされている。
ある医療行為が特定の疾病には不適応で、悪影響を及ぼすために禁止されることを禁忌と呼ぶ。上述したような数々の確認は、禁忌事項を予防するためにも実施されている。
しかしながら、医師や看護師によるダブルチェックなどの確認が慣例化されている昨今においても、ヒューマンエラーによる禁忌事項の実施により患者に重大な損害が及ぶ事例が後を絶たない。
近年の医療機器ソフトウェアの普及に伴い、今後、特定の疾病に対して特定のソフトウェアが禁忌となることが想定される。すなわち、医療機器ソフトウェアの使用自体が、患者に対する禁忌事項となることが想定される。
このようなソフトウェアに係る禁忌は、ヒューマンエラーを排除するためにも、システムによりチェックされることが望ましい。
そこで、本開示に係る技術においては、医療機器ソフトウェアの起動が患者固有の要因により悪影響を及ぼすおそれから起動を禁止すべきか否かを判定して、当該ソフトウェアの起動を制御することで、医療機器ソフトウェアの不適切な使用を防ぐことを実現する。
<2.手術室システムの概要>
図1は、本開示に係る技術を適用し得る手術室システム100の概要を示す図である。
図1は、本開示に係る技術を適用し得る手術室システム100の概要を示す図である。
図1に示される手術室システム100においては、手術室内に設置される装置群が、手術室コントローラ(OR Controller)107と入出力コントローラ(I/F Controller)109を介して互いに連携可能に接続される。手術室システム100は、4K/8K画像を送受信可能なIP(Internet Protocol)ネットワークで構成され、入出力画像と各機器に対する制御情報がIPネットワークを経由して送受信される。
手術室には、様々な装置が設置され得る。
図1の例では、内視鏡下手術のための各種の装置群101、術者の手元を撮像するシーリングカメラ187、手術室全体の様子を撮像する術場カメラ189、複数の表示装置103A乃至103D、患者ベッド183、および照明191が示されている。シーリングカメラ187と術場カメラ189は、ともに手術室の天井に設けられる。装置群101には、図示されている内視鏡の他、マスタスレーブ型内視鏡下手術用ロボットやX線撮影装置など、画像を取得する種々の医療用機器が適用されてよい。
表示装置103A乃至103C、装置群101、シーリングカメラ187、および術場カメラ189と、入出力コントローラ109とは、それぞれIPコンバータ115A乃至115Fを介して接続される。以下、IPコンバータ115A乃至115Fなどを互いに区別しない場合、単にIPコンバータ115という。
画像を入力する入力ソース側(カメラ側)のIPコンバータ115D,115E,115Fは、個々の医療撮像装置(内視鏡、手術用顕微鏡、X線撮像装置、術場カメラ、病理画像撮像装置など)からの画像をIP変換し、ネットワーク上に送信する。画像を出力する画像出力側(モニタ側)のIPコンバータ115A乃至115Cは、ネットワーク経由で送信された画像をモニタ固有のフォーマットに変換して出力する。入力ソース側のIPコンバータ115はエンコーダとして機能し、画像出力側のIPコンバータ115はデコーダとして機能する。入力ソースは、例えば映像ソースを含む。
IPコンバータ115は、各種の画像処理機能を備えることができる。例えば、IPコンバータ115は、出力先に応じた解像度変換処理、内視鏡画像の回転補正や手振れ補正、オブジェクト認識処理、後述するサーバでの解析のための特徴情報抽出などの部分処理などを実行する機能を備えることができる。
これらの画像処理機能は、接続される医療画像装置固有のものであってもよいし、外部からアップグレード可能なものであってもよい。画像出力側(モニタ側)のIPコンバータ115は、複数の画像の合成(PinP処理など)やアノテーション情報の重畳などの処理を行うことも可能である。
IPコンバータ115のプロトコル変換機能は、受信した信号を、例えばインターネットなどのネットワーク上で通信可能な通信プロトコルに準拠した変換信号に変換する機能である。その通信プロトコルには、任意の通信プロトコルが設定されてもよい。また、IPコンバータ115が受信したプロトコル変換可能な信号はデジタル信号であり、例えば画像信号や画素信号である。IPコンバータ115は、入力ソース側の装置の内部や、画像出力側の装置の内部に組み込まれてもよい。
装置群101は、例えば、内視鏡手術システムに属するものであり、内視鏡やその内視鏡によって撮像された画像を表示する表示装置などからなる。一方、表示装置103A乃至103D、患者ベッド183、および照明191は、内視鏡手術システムとは別個に、手術室に備え付けられている装置である。これらの手術または診断に用いられる各機器は、医療用機器とも呼ばれる。手術室コントローラ107および/または入出力コントローラ109は、これらの医療用機器の動作を連携して制御する。また、手術室内に手術ロボット(手術用マスタスレーブ)システム、X線撮影装置などの医療画像取得装置を含む場合には、それらの機器も装置群101として接続され得る。
手術室コントローラ107は、医療用機器における画像表示に関する処理を、統括的に制御する。
ここで、手術室システム100が備える装置のうち、装置群101、シーリングカメラ187、および術場カメラ189は、手術中に表示すべき情報(以下、表示情報ともいう)を発信する機能を有する装置(以下、発信元の装置ともいう)であり得る。また、表示装置103A乃至103Dは、表示情報が出力される装置(以下、出力先の装置ともいう)であり得る。
手術室コントローラ107は、発信元の装置と出力先の装置の動作を制御し、発信元の装置から表示情報を取得するとともに、その表示情報を出力先の装置に送信し、表示または記録させる機能を有する。表示情報は、手術中に撮像された各種の画像や、手術に関する各種の情報(例えば、患者の身体情報や、過去の検査結果、術式についての情報)などを含む。
具体的には、手術室コントローラ107には、装置群101からの表示情報として、内視鏡によって撮像された患者の体腔内の術部の画像についての情報が送信され得る。また、手術室コントローラ107には、シーリングカメラ187からの表示情報として、そのシーリングカメラ187によって撮像された術者の手元の画像についての情報が送信され得る。また、手術室コントローラ107には、術場カメラ189からの表示情報として、その術場カメラ189によって撮像された手術室全体の様子を示す画像についての情報が送信され得る。手術室システム100に撮像機能を有する他の装置が存在する場合には、手術室コントローラ107は、表示情報として、それら他の装置からも、それら他の装置によって撮像された画像についての情報を取得してもよい。
手術室コントローラ107は、出力先の装置である表示装置103A乃至103Dの少なくともいずれかに、取得した表示情報(すなわち、手術中に撮影された画像や、手術に関する各種の情報)を表示させる。図1の例では、表示装置103Aは、手術室の天井から吊り下げられて設置される表示装置であり、表示装置103Bは、手術室の壁面に設置される表示装置である。表示装置103Cは、手術室内の机上に設置される表示装置であり、表示装置103Dは、表示機能を有するモバイル機器(例えば、タブレットPC(Personal Computer)やスマートフォン)である。
入出力コントローラ109は、接続された機器に対する画像信号の入出力を制御する入出力コントローラの1つとして構成される。例えば、入出力コントローラ109は、手術室コントローラ107の制御に基づいて、画像信号の入出力を制御する。入出力コントローラ109は、例えば、IPスイッチャなどで構成され、IPネットワーク上に配置された機器間における画像信号の高速な転送を制御する。
手術室システム100には、手術室の外部の装置が含まれてもよい。手術室の外部の装置は、例えば、病院内外に構築されたネットワークに接続されるサーバや、医療スタッフが用いるPC、病院の会議室に設置されるプロジェクタなどであり得る。このような外部装置が病院外にある場合には、手術室コントローラ107は、遠隔医療のために、テレビ会議システムなどを介して、他の病院の表示装置に表示情報を表示させることもできる。
外部サーバ113は、例えば手術室外の院内サーバやクラウドサーバであり、画像解析やデータ解析などに用いられるものであってよい。この場合、手術室内の画像情報が外部サーバ113に送信され、外部サーバ113によるビッグデータ解析やAI(機械学習)を用いた認識・解析処理によって付加情報が生成され、手術室内の表示装置にフィードバックされてもよい。このとき、手術室内の入出力コントローラ109に接続されたIPコンバータ115Hが、外部サーバ113にデータを送信し、画像を解析する。送信されるデータは、内視鏡などの手術画像そのものや、画像から抽出されたメタデータ、接続される機器の稼働状況を示すデータなどであってもよい。
手術室システム100には、集中操作パネル111が設けられる。ユーザは、集中操作パネル111を介して、手術室コントローラ107に対して、入出力コントローラ109の入出力制御についての指示や、接続された機器の動作についての指示を与えることができる。また、ユーザは、集中操作パネル111を介して画像表示の切替を行うことができる。集中操作パネル111は、表示装置の表示面上にタッチパネルが設けられて構成される。集中操作パネル111と入出力コントローラ109とは、IPコンバータ115Jを介して接続される。
手術室システム100において、IPネットワークは、有線ネットワークで構成されてもよいし、そのIPネットワークの一部または全てが無線ネットワークで構築されてもよい。例えば、無線通信機能を有する入力ソース側のIPコンバータ115が、受信した画像を第5世代移動通信システム(5G)や第6世代移動通信システム(6G)などの無線通信ネットワークを介して、画像出力側のIPコンバータ115に送信してもよい。
以下、本開示の実施形態に係る手術室システム100の機能構成例について説明する。
<3.第1の実施形態>
(手術室システムの機能構成例)
図2は、本開示の第1の実施形態に係る手術室システム100の機能構成例を示す図である。
(手術室システムの機能構成例)
図2は、本開示の第1の実施形態に係る手術室システム100の機能構成例を示す図である。
図2の手術室システム100は、電子カルテシステム210、内視鏡カメラ220、手術室カメラ230、および医療情報処理システム300を含むように構成される。
電子カルテシステム210、内視鏡カメラ220、および手術室カメラ230は、例えば患者に関する情報(患者情報)を入力する情報管理システムや、上述した画像や各電子機器に関する情報(機器情報)を入力する入力ソースとして構成される電子機器の一例である。以下においては、これらの電子機器をまとめてソースともいう。
電子カルテシステム210は、患者毎の診療情報である電子カルテを管理し、医療情報処理システム300に入力する。
内視鏡カメラ220は、内視鏡手術システムを構成する上述した装置群101に含まれる医療撮像装置の1つであり、撮像された内視鏡画像を医療情報処理システム300に入力する。
手術室カメラ230は、上述したシーリングカメラ187や術場カメラ189などの手術室内を撮像する撮像装置の1つであり、撮像された手術室画像を医療情報処理システム300に入力する。
医療情報処理システム300は、インストールされている複数の医療機器ソフトウェアを実行可能な医療プラットフォームシステムとして構成される。医療情報処理システム300は、ユーザである医師や看護師などの手術スタッフからの医療機器ソフトウェアの起動要求に応じて、上述したソースから取得される電子カルテや画像などのデータに基づいて、当該医療機器ソフトウェアの起動を制御する。以下においては、ソースから取得される電子カルテや画像などの患者情報や機器情報を、取得情報ともいう。
ここでいう医療機器ソフトウェアは、手術室で行われる手術に関する各種の機能を実現するために実行されるアプリケーションソフトウェアとされる。医療機器ソフトウェアの実行には、必要に応じて、各ソースからの取得情報が用いられる。
医療情報処理システム300は、上述した手術室コントローラ107や外部サーバ113などの単体の装置により実現されてもよいし、これら複数の装置が協働して動作することにより実現されてもよい。
医療情報処理システム300は、ソフトウェアリスト管理部311、ソース特定部312、情報取得部313、解析処理部314、禁忌判定部315、および起動処理部316を含むように構成される。
ソフトウェアリスト管理部311は、医療情報処理システム300が実行する各種のソフトウェアの一覧であるソフトウェアリストを管理する。ソフトウェアリストは、患者毎に管理される。ソフトウェアリストに登録されているソフトウェア(登録ソフトウェア)には、当該ソフトウェアの起動を禁忌とすべきか否かを判定する基準となる禁忌情報が設定されている。例えば、禁忌情報は、医療機器ソフトウェアが医療情報処理システム300にインストールされた際に、圧縮保存されていた禁忌情報が展開されることで設定される。
また、ソフトウェアリストにおいては、登録ソフトウェア毎に参照されるソース(電子機器)が設定されている。各登録ソフトウェアの起動を禁忌とすべきか否かは、ソフトウェアリストにおいて設定されているソースからの取得情報に基づいて判定される。
ソース特定部312は、ユーザからのソフトウェアの起動要求に応じて、起動が要求されているソフトウェア(要求ソフトウェア)が参照すべきソース(取得情報を取得するソース)を特定する。具体的には、ソース特定部312は、ソフトウェアリスト管理部311において管理されているソフトウェアリストに基づいて、要求ソフトウェアに設定されている、当該要求ソフトウェアが参照すべきソースを特定する。特定されたソースを表す情報は、情報取得部313に供給される。
情報取得部313は、ソース特定部312からの情報に基づいて、要求ソフトウェアが参照すべきソースからの取得情報(患者情報や機器情報)を取得する。患者情報には、例えば、患者の状態に関する患者状態情報が含まれ、機器情報には、例えば、ソース(電子機器)の状態に関する機器状態情報が含まれる。情報取得部313は、電子カルテ取得部313a、内視鏡画像取得部313b、および手術室画像取得部313cを備えている。
電子カルテ取得部313aは、ソース特定部312からの情報で表されるソースが電子カルテシステム210である場合、取得情報として、電子カルテシステム210から患者情報を含む電子カルテを取得する。内視鏡画像取得部313bは、ソース特定部312からの情報で表されるソースが内視鏡カメラ220である場合、取得情報として、内視鏡カメラ220から内視鏡画像や内視鏡の観察モードを取得する。内視鏡の観察モードには、白色光観察モードと赤外光観察モードが含まれる。手術室画像取得部313cは、ソース特定部312からの情報で表されるソースが手術室カメラ230である場合、取得情報として、手術室カメラ230から手術室画像を取得する。
このようにして取得された取得情報は、解析処理部314に供給される。
解析処理部314は、情報取得部313からの取得情報を解析することで、解析情報を生成する。解析処理部314は、患者情報解析部314aと画像解析部314bを備えている。
患者情報解析部314aは、情報取得部313から電子カルテが供給された場合、その電子カルテに含まれる患者情報を解析し、その解析結果を、解析情報として出力する。この場合、解析情報には、当該患者の既往歴やアレルギー歴などの患者の状態が含まれる。画像解析部314bは、情報取得部313から内視鏡画像や内視鏡の観察モード、手術室画像が供給された場合、これらの情報を解析し、その解析結果を、解析情報として出力する。この場合、解析情報には、当該患者の手術部位や術者の動作や装具などの手術状況の他、ソース(電子機器)の状態などが含まれる。
このようにして生成された解析情報は、禁忌判定部315に供給される。
禁忌判定部315は、ソフトウェアリスト管理部311により管理されているソフトウェアリストに基づいて、要求ソフトウェアに設定されている禁忌情報に応じて、要求ソフトウェアの起動を禁忌とするか否かを判定する。具体的には、禁忌判定部315は、解析処理部314からの解析情報(ひいては情報取得部313により取得された取得情報)が、要求ソフトウェアに設定されている禁忌情報に該当するか否かに応じて、当該要求ソフトウェアの起動を禁忌とするか否かを判定する。
例えば、禁忌情報には、要求ソフトウェアを使用してはならない患者の状態として、当該患者のアレルギーや手術状況などが含まれる。また、禁忌情報には、要求ソフトウェアを使用してはならないソース(電子機器)の状態として、内視鏡の観察モード(赤外光観察モード)などが含まれる。
要求ソフトウェアの起動を禁忌とするか否かの判定結果は、起動処理部316に供給される。
起動処理部316は、禁忌判定部315からの判定結果に基づいて、要求ソフトウェアの起動を制御する。具体的には、起動処理部316は、禁忌判定部315からの判定結果が、要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきと判定されなかったことを示す場合、要求ソフトウェアを起動する。一方、起動処理部316は、禁忌判定部315からの判定結果が、要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきと判定されたことを示す場合、要求ソフトウェアの起動を停止する。
(ソフトウェア起動判定処理の流れ)
次に、図3のフローチャートを参照して、図2の医療情報処理システム300によるソフトウェア起動判定処理の流れについて説明する。図3の処理は、ユーザからのソフトウェアの起動要求をトリガとして開始される。
次に、図3のフローチャートを参照して、図2の医療情報処理システム300によるソフトウェア起動判定処理の流れについて説明する。図3の処理は、ユーザからのソフトウェアの起動要求をトリガとして開始される。
ステップS11において、ソース特定部312は、起動要求に応じて、要求ソフトウェアが参照するソースを特定する。
ステップS12において、情報取得部313は、ソース特定部312により特定された各ソースからの取得情報を取得する。
ステップS13において、解析処理部314は、情報取得部313により取得された取得情報を解析することで、解析情報を生成する。
ステップS14において、禁忌判定部315は、ソフトウェアリスト管理部311のソフトウェアリストに基づいて、解析処理部314により生成された解析情報が、要求ソフトウェアに設定されている禁忌情報に該当するか否かを判定する。
図4は、ソフトウェアリストの例を示す図である。
図4に示されるソフトウェアリストALにおいては、登録ソフトウェア毎に、ソースd1と禁忌情報d2が設定されている。
例えば、患者に対して投与される薬剤を管理するソフトウェアである薬剤投与管理アプリ(アプリケーション)には、ソースd1として「電子カルテシステム」が設定されている。また、同アプリには、禁忌情報d2として「特定薬剤のアレルギー歴」が設定されている。
この場合、電子カルテシステム210からの電子カルテの解析結果に“特定薬剤に対するアレルギー歴”が含まれるか否かが判定される。
また、点滴や注射のための血管確保を補助するソフトウェアであるラインキープ補助アプリには、ソースd1として「電子カルテシステム」と「手術室カメラ」が設定されている。また、同アプリには、禁忌情報d2として「右腕にシャント増設の既往」と「右腕への処置実施」が設定されている。
この場合、電子カルテシステム210からの電子カルテの解析結果に“右腕へのシャント増設の既往”が含まれるか否かが判定される。また、手術室カメラ230からの手術室画像の解析結果に“右腕への処置実施の記録”が含まれるか否かが判定される。
さらに、術者に対して手術手技の手順をガイドするソフトウェアである手術手順管理アプリには、ソースd1として「電子カルテシステム」と「手術室カメラ」が設定されている。また、同アプリには、禁忌情報d2として「ラテックスのアレルギー歴」と「医療従事者のラテックス手袋使用」が設定されている。
この場合、電子カルテシステム210からの電子カルテの解析結果に“ラテックスに対するアレルギー歴”が含まれるか否かが判定される。また、手術室カメラ230からの手術室画像の解析結果に“術者のラテックス手袋の着用”が含まれるか否かが判定される。
また、肺の部分切除を補助するソフトウェアである肺部分切除補助アプリには、ソースd1として「電子カルテシステム」、「タイムアウト時の音声」、「内視鏡カメラ」が設定されている。タイムアウトは、手術開始前に、患者氏名、手術方法、手術部位(左右)を含む術式などを確認することをいう。したがって、ここでは、ソースd1としての「タイムアウト時の音声」は、手術開始前に術者の音声を入力可能なマイクロフォンなどを示すものとする。また、同アプリには、禁忌情報d2として「手術部位」と「誤った部位へのアプローチ」が設定されている。
この場合、電子カルテシステム210からの電子カルテの解析結果と、マイクロフォンからの音声の解析結果に含まれる“手術部位”に基づいて、内視鏡カメラ220からの内視鏡画像の解析結果に“(手術部位とは異なる)誤った部位へのアプローチ”が含まれるか否かが判定される。
このように、禁忌判定部515によって、ソフトウェアリストに基づいて、解析情報が要求ソフトウェアに設定されている禁忌情報に該当するか否かが判定される。
図3のフローチャートに戻り、ステップS14において、解析情報が要求ソフトウェアに設定されている禁忌情報に該当すると判定された場合、ステップS15に進み、起動処理部316は、要求ソフトウェアの起動を停止する。
一方、ステップS14において、解析情報が要求ソフトウェアに設定されている禁忌情報に該当しないと判定された場合、ステップS16に進み、起動処理部316は、要求ソフトウェアを起動する。
以上の処理によれば、医療機器ソフトウェアの起動が患者固有の要因により悪影響を及ぼすおそれから起動を禁止すべきか否かがシステムによりチェックされるので、医療機器ソフトウェアの不適切な使用を防ぐことが可能となる。結果として、禁忌とすべき医療機器ソフトウェアの起動により、患者が侵襲的なダメージを受けることを避けることが可能となる。
<4.第2の実施形態>
上述した実施形態の手術室システム100において、あるソフトウェアの起動が禁忌であると判定された状態であっても、医師の判断で当該ソフトウェアを起動しなければならないケースが考えられる。
上述した実施形態の手術室システム100において、あるソフトウェアの起動が禁忌であると判定された状態であっても、医師の判断で当該ソフトウェアを起動しなければならないケースが考えられる。
そこで、以下においては、医師(ユーザ)の判断で、その起動が禁忌と判定されたソフトウェアを起動することができる手術室システム100の構成について説明する。
(手術室システムの機能構成例)
図5は、本開示の第2の実施形態に係る手術室システム100の機能構成例を示す図である。
図5は、本開示の第2の実施形態に係る手術室システム100の機能構成例を示す図である。
図5の手術室システム100は、医療情報処理システム300において、提示制御部317が新たに設けられる点で、図2の手術室システム100と異なる。
提示制御部317は、禁忌判定部315からの判定結果に基づいて、要求ソフトウェアの起動の要否をユーザに選択させる選択情報を提示する。具体的には、提示制御部317は、禁忌判定部315からの判定結果が、要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきと判定されたことを示す場合に、選択情報を提示する。選択情報は、例えば、集中操作パネル111や、表示装置103A乃至103Dのいずれかに表示される。
選択情報が提示された場合、起動処理部316は、選択情報に対する選択結果に応じて、要求ソフトウェアの起動を制御する。
(ソフトウェア起動判定処理の流れ)
次に、図6のフローチャートを参照して、図5の医療情報処理システム300によるソフトウェア起動判定処理の流れについて説明する。図6の処理もまた、ユーザからのソフトウェアの起動要求をトリガとして開始される。
次に、図6のフローチャートを参照して、図5の医療情報処理システム300によるソフトウェア起動判定処理の流れについて説明する。図6の処理もまた、ユーザからのソフトウェアの起動要求をトリガとして開始される。
なお、図6のフローチャートのステップS31乃至S34における処理は、図3のフローチャートのステップS11乃至S14における処理と同様であるので、その説明は省略する。
すなわち、ステップS34において、解析情報が要求ソフトウェアに設定されている禁忌情報に該当すると判定された場合、ステップS35に進み、提示制御部317は、選択情報を含む警告画面を提示する。
図7は、警告画面の例を示す図である。
図7に示される警告画面330においては、「このソフトウェアの起動は禁忌のおそれがあります。それでも起動しますか?」といった警告メッセージに加え、上述した選択情報としてのNOボタン331とYESボタン332が表示されている。
NOボタン331は、禁忌とすべきと判定された要求ソフトウェアの起動を停止するために選択されるボタンである。一方、YESボタン332は、禁忌とすべきと判定された要求ソフトウェアを起動するために選択されるボタンである。
さて、ステップS36において、提示制御部317は、要求ソフトウェアの起動が選択されたか否かを判定する。
ステップS36において、要求ソフトウェアの起動が選択されなかったと判定された場合、すなわち、警告画面330においてNOボタン331が選択された場合、ステップS37に進み、起動処理部316は、要求ソフトウェアの起動を停止する。
一方、ステップS36において、要求ソフトウェアの起動が選択されたと判定された場合、すなわち、警告画面330においてYESボタン332が選択された場合、ステップS38に進み、起動処理部316は、要求ソフトウェアを起動する。
なお、ステップS34において、解析情報が要求ソフトウェアに設定されている禁忌情報に該当すると判定された場合にも、ステップS38に進み、起動処理部316は、要求ソフトウェアを起動する。
以上の処理によれば、要求ソフトウェアの起動が禁忌であると判定された状態であっても、当該ソフトウェアを起動するか、それとも当該ソフトウェアの起動を停止するかを、ユーザの判断で決定することが可能となる。
<5.第3の実施形態>
上述した実施形態の手術室システム100において、医療情報処理システム300が、電子カルテシステム210、内視鏡カメラ220や手術室カメラ230などの外部機器と接続できない場合などには、医師の判断で要求ソフトウェアを起動しなければならないケースが考えられる。
上述した実施形態の手術室システム100において、医療情報処理システム300が、電子カルテシステム210、内視鏡カメラ220や手術室カメラ230などの外部機器と接続できない場合などには、医師の判断で要求ソフトウェアを起動しなければならないケースが考えられる。
そこで、以下においては、医療情報処理システム300が外部機器と接続できない場合などの緊急時には、医師(ユーザ)の判断で要求ソフトウェアを起動することができる手術室システム100の動作について説明する。
(ソフトウェア起動判定処理の流れ)
図8のフローチャートを参照して、図5の医療情報処理システム300による緊急モードでのソフトウェア起動判定処理の流れについて説明する。図8の処理は、ユーザからのソフトウェアの起動要求をトリガとして、禁忌判定部315が、ソフトウェアリスト管理部311のソフトウェアリストに基づいて、要求ソフトウェアに設定されている禁忌情報を取得することで開始される。
図8のフローチャートを参照して、図5の医療情報処理システム300による緊急モードでのソフトウェア起動判定処理の流れについて説明する。図8の処理は、ユーザからのソフトウェアの起動要求をトリガとして、禁忌判定部315が、ソフトウェアリスト管理部311のソフトウェアリストに基づいて、要求ソフトウェアに設定されている禁忌情報を取得することで開始される。
ステップS51において、提示制御部317は、禁忌判定部315により取得された、要求ソフトウェアの禁忌情報を表示する。
ステップS52において、提示制御部317は、選択情報を含む確認画面を提示する。確認画面は、図7を参照して説明した警告画面と同様に、上述した選択情報としてのNOボタンとYESボタンが表示される画面とされる。
ステップS53において、提示制御部317は、要求ソフトウェアの起動が選択されたか否かを判定する。
ステップS54において、要求ソフトウェアの起動が選択されなかったと判定された場合、すなわち、確認画面においてNOボタンが選択された場合、ステップS55に進み、起動処理部316は、要求ソフトウェアの起動を停止する。
一方、ステップS53において、要求ソフトウェアの起動が選択されたと判定された場合、すなわち、確認画面においてYESボタンが選択された場合、ステップS55に進み、起動処理部316は、要求ソフトウェアを起動する。
以上の処理によれば、医療情報処理システム300が外部機器と接続できない場合などの緊急時には、ユーザ自身が、患者の状態や状況を確認した上で、要求ソフトウェアを起動するか、それとも当該ソフトウェアの起動を停止するかを決定することができる。
<6.第4の実施形態>
上述した実施の形態の手術室システム100においては、ソフトウェアリストに設定されている禁忌情報が参照されることで、要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきか否かが判定されるものとした。これに限らず、特定の患者に対して起動している起動中ソフトウェアによって禁忌情報の候補となる禁忌候補情報が生成されてもよい。
上述した実施の形態の手術室システム100においては、ソフトウェアリストに設定されている禁忌情報が参照されることで、要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきか否かが判定されるものとした。これに限らず、特定の患者に対して起動している起動中ソフトウェアによって禁忌情報の候補となる禁忌候補情報が生成されてもよい。
この場合、生成された禁忌候補情報に基づいて、当該患者のソフトウェアリストに登録されているソフトウェアについて、その起動可否を表す起動可否情報が設定されるようにする。
図9は、起動可否情報が設定されたソフトウェアリストの例を示す図である。
図9に示されるソフトウェアリストAL’においては、図4のソフトウェアリストALと同様の登録ソフトウェア毎に、ソースd1と禁忌情報d2が設定されているのに加え、登録ソフトウェア毎の起動可否情報d3が設定されている。
起動可否情報d3としては、患者にとって当該ソフトウェアの起動を禁忌としない「OK」と、当該ソフトウェアの起動を禁忌とする「NG」のいずれかが設定される。図9の例では、薬剤投与管理アプリには、起動可否情報d3としてNGが設定され、ラインキープ補助アプリ、手術手順管理アプリ、肺部分切除補助アプリそれぞれには、起動可否情報d3としてOKが設定されている。
ソフトウェアリストAL’における起動可否情報d3は、対象患者に対して起動している起動中ソフトウェアによって生成された禁忌候補情報に基づいて更新される。
そこで、以下においては、起動中ソフトウェアによって生成された禁忌候補情報に基づいて、ソフトウェアリストにおける起動可否情報を更新する手術室システム100の構成について説明する。
(手術室システムの機能構成例)
図10は、本開示の第4の実施形態に係る手術室システム100の機能構成例を示す図である。
図10は、本開示の第4の実施形態に係る手術室システム100の機能構成例を示す図である。
図10の手術室システム100は、医療情報処理システム300において、ソフトウェアリスト管理部311、禁忌判定部315、および起動処理部316に代えて、ソフトウェアリスト管理部311’、禁忌判定部315’、および起動処理部316’が設けられる点で、図2の手術室システム100と異なる。
ソフトウェアリスト管理部311’は、図9を参照して説明したような、登録ソフトウェア毎に起動可否情報が設定されている患者毎のソフトウェアリストを管理する。初期状態のソフトウェアリストにおいては、各登録ソフトウェアの起動可否情報として「OK」が設定されているものとする。
禁忌判定部315’は、図2の禁忌判定部315と同様の機能を備えた上、要求ソフトウェアに設定されている起動可否情報に応じて、当該要求ソフトウェアを禁忌とすべきか否かを判定する。
起動処理部316’は、対象患者に対して起動している起動中ソフトウェアにより禁忌候補情報が生成された場合、生成された禁忌候補情報を、ソフトウェアリスト管理部311’に供給する。ソフトウェアリスト管理部311’により、起動処理部316’から供給される禁忌候補情報に基づいて、ソフトウェアリストにおける起動可否情報が更新される。
(リスト更新処理の流れ)
次に、図11のフローチャートを参照して、図10の医療情報処理システム300によるリスト更新処理の流れについて説明する。図11の処理は、所定の患者を対象としてソフトウェアが起動している状態で開始される。
次に、図11のフローチャートを参照して、図10の医療情報処理システム300によるリスト更新処理の流れについて説明する。図11の処理は、所定の患者を対象としてソフトウェアが起動している状態で開始される。
ステップS71において、起動処理部316’は、対象患者に対して起動している起動中ソフトウェアにより禁忌候補情報が生成されたか否かを判定する。ステップS71は、禁忌候補情報が生成されたと判定されるまで繰り返される。禁忌候補情報が生成されたと判定されると、ステップS72に進む。
ステップS72において、ソフトウェアリスト管理部311’は、対象患者のソフトウェアリストにおいて、起動中ソフトウェアにより生成された禁忌候補情報が、禁忌情報として設定されているソフトウェアがあるか否かを判定する。生成された禁忌候補情報が、禁忌情報として設定されているソフトウェアがあると判定された場合、ステップS73に進む。
ステップS73において、ソフトウェアリスト管理部311’は、対象患者のソフトウェアリストにおいて、該当するソフトウェア(禁忌候補情報が禁忌情報として設定されているソフトウェア)の起動可否情報をOKからNGに更新する。
なお、ステップS72において、生成された禁忌候補情報が、禁忌情報として設定されているソフトウェアがないと判定された場合、ステップS73はスキップされる。
以上のようにして、起動中ソフトウェアにより生成された禁忌候補情報に基づいて、ソフトウェアリストの起動可否情報が更新される。
(ソフトウェア起動判定処理の流れ)
次に、図12のフローチャートを参照して、図10の医療情報処理システム300によるソフトウェア起動判定処理の流れについて説明する。図12の処理もまた、ユーザからのソフトウェアの起動要求をトリガとして開始される。
次に、図12のフローチャートを参照して、図10の医療情報処理システム300によるソフトウェア起動判定処理の流れについて説明する。図12の処理もまた、ユーザからのソフトウェアの起動要求をトリガとして開始される。
ステップS91において、禁忌判定部315’は、ソフトウェアリスト管理部311’により管理されている対象患者のソフトウェアリストにおいて、要求ソフトウェアの起動可否情報にNGが設定されているか否かを判定する。
ステップS91において、要求ソフトウェアの起動可否情報にNGが設定されていると判定された場合、ステップS92に進み、起動処理部316’は、要求ソフトウェアの起動を停止する。
一方、ステップS91において、要求ソフトウェアの起動可否情報にNGが設定されてないと判定された場合、ステップS93に進み、起動処理部316’は、要求ソフトウェアを起動する。
以上の処理によっても、医療機器ソフトウェアの起動が患者固有の要因により悪影響を及ぼすおそれから起動を禁止すべきか否かがシステムによりチェックされるので、医療機器ソフトウェアの不適切な使用を防ぐことが可能となる。結果として、禁忌とすべき医療機器ソフトウェアの起動により、患者が侵襲的なダメージを受けることを避けることが可能となる。
上述した処理において、要求ソフトウェアの起動可否情報にNGが設定されている場合に、図6の処理と同様に警告画面を表示することで、当該ソフトウェアの起動可否がユーザの判断で決定されるようにしてもよい。
なお、ソフトウェアリストにおいて、起動可否情報に一度NGが設定されたソフトウェアについて、患者に対して、起動可否情報として恒久的にNGが設定されたままのソフトウェアと、起動可否情報として一時的にNGが設定されるソフトウェアがあってもよい。
例えば、シャントの生成やアレルギーなどのように、一度処置したり発生した場合に継続的に続く状態や状況に係るソフトウェアについては、当該患者に対して、起動可否情報として恒久的にNGが設定されたままとする。また、特定の期間だけ効果が期待される薬のように、一時的な状態や状況に係るソフトウェアについては、当該患者に対して、起動可否情報として一時的にNGが設定されるものとする。
この場合、医療情報処理システム300においては、定期的にソースが参照されるようにして、該当するソフトウェアの起動可否情報がOKであるかNGであるかが判定されるようにする。
<7.第5の実施形態>
上述した実施の形態の手術室システム100において、あるソフトウェアの起動が禁忌でないと判定された後、当該ソフトウェアが起動中に、そのソフトウェアが更新されたり、患者の状態が更新されるケースが考えられる。
上述した実施の形態の手術室システム100において、あるソフトウェアの起動が禁忌でないと判定された後、当該ソフトウェアが起動中に、そのソフトウェアが更新されたり、患者の状態が更新されるケースが考えられる。
そこで、以下においては、起動中ソフトウェアの禁忌情報や患者情報が更新された場合に、当該ソフトウェアの起動可否を判定する手術室システム100の構成について説明する。
(手術室システムの機能構成例)
図13は、本開示の第5の実施形態に係る手術室システム100の機能構成例を示す図である。
図13は、本開示の第5の実施形態に係る手術室システム100の機能構成例を示す図である。
図13の手術室システム100は、医療情報処理システム300において、禁忌判定部315に代えて、禁忌判定部315’’が設けられる点で、図2の手術室システム100と異なる。
禁忌判定部315’’は、図2の禁忌判定部315と同様の機能を備えた上、更新検知部411を有する。
更新検知部411は、ソフトウェアリスト管理部311により管理されているソフトウェアリストにおける登録ソフトウェアの禁忌情報や、情報取得部313により取得される患者情報の更新を検知する。
例えば、更新検知部411は、外部装置からソフトウェアリスト管理部311への医療機器ソフトウェアの更新通知に応じて、登録ソフトウェアの禁忌情報の更新を検知する。また、更新検知部411は、解析処理部314によって、患者を撮像した患者画像を解析した解析情報として出力された患者の状態に基づいて、患者情報の更新を検知する。
そして、禁忌判定部315’’は、禁忌情報や患者情報の更新内容に基づいて、起動中の要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきか否かを判定する。
(ソフトウェア起動判定処理の流れ)
図14のフローチャートを参照して、図13の医療情報処理システム300におけるソフトウェア起動判定処理の流れについて説明する。図14の処理は、例えば、起動中ソフトウェアが起動した後に実行される。
図14のフローチャートを参照して、図13の医療情報処理システム300におけるソフトウェア起動判定処理の流れについて説明する。図14の処理は、例えば、起動中ソフトウェアが起動した後に実行される。
ステップS111において、更新検知部411は、起動中ソフトウェアの禁忌情報の更新が検知されたか否かを判定する。
ステップS111において、起動中ソフトウェアの禁忌情報の更新が検知されたと判定された場合、ステップS112に進む。
ステップS112において、禁忌判定部315’’は、情報取得部313により取得される取得情報である患者情報または機器情報が、更新された禁忌情報に該当するか否かを判定する。
ステップS112において、取得情報が更新された禁忌情報に該当すると判定された場合、ステップS113に進み、起動処理部316’は、起動中ソフトウェアの起動を停止する。
一方、ステップS112において、取得情報が更新された禁忌情報に該当しないと判定された場合、ステップS111に戻り、起動中ソフトウェアの起動が継続された状態で、以降の処理が繰り返される。
さて、ステップS111において、起動中ソフトウェアの禁忌情報の更新が検知されていないと判定された場合、ステップS114に進み、更新検知部411は、患者情報の更新が検知されたか否かを判定する。
ステップS114において、患者情報の更新が検知されたと判定された場合、ステップS115に進む。
ステップS115において、禁忌判定部315’’は、更新された患者情報が禁忌情報に該当するか否かを判定する。
ステップS115において、更新された患者情報が禁忌情報に該当すると判定された場合、ステップS113に進み、起動処理部316’は、起動中ソフトウェアの起動を停止する。
一方、ステップS115において、更新された患者情報が禁忌情報に該当しないと判定された場合、ステップS111に戻り、起動中ソフトウェアの起動が継続された状態で、以降の処理が繰り返される。
また、ステップS114において、患者情報の更新が検知されていないと判定された場合、すなわち、起動中ソフトウェアの禁忌情報と患者情報のいずれの更新も検知されなかった場合にも、ステップS111に戻り、起動中ソフトウェアの起動が継続された状態で、以降の処理が繰り返される。
以上の処理によれば、起動中の医療機器ソフトウェアが、禁忌情報や患者情報の更新により悪影響を及ぼすおそれから起動を停止すべきか否かがシステムによりチェックされるので、医療機器ソフトウェアの不適切な使用を防ぐことが可能となる。結果として、禁忌とすべき医療機器ソフトウェアの起動により、患者が侵襲的なダメージを受けることを避けることが可能となる。
<8.第6の実施形態>
上述した実施形態の手術室システム100において、ソフトウェアリストに登録されているソフトウェアについて、禁忌情報として、当該ソフトウェアを使用してはならないことを示す第1の禁忌情報と、当該ソフトウェアを条件付きで使用できることを示す第2の禁忌情報のいずれかが設定されるようにしてもよい。
上述した実施形態の手術室システム100において、ソフトウェアリストに登録されているソフトウェアについて、禁忌情報として、当該ソフトウェアを使用してはならないことを示す第1の禁忌情報と、当該ソフトウェアを条件付きで使用できることを示す第2の禁忌情報のいずれかが設定されるようにしてもよい。
例えば第2の禁忌情報には、条件として、当該ソフトウェアを使用してはならない患者の状態や機器の状態が含まれる。
この場合、起動中ソフトウェアに第2の禁忌情報が設定されているときには、取得情報として取得される患者情報や機器情報の変化によって、当該ソフトウェアの起動の継続または停止が判定されるようにする。
(ソフトウェア起動判定処理の流れ)
図15のフローチャートを参照して、例えば図13の医療情報処理システム300において、起動中ソフトウェアに第2の禁忌情報が設定されている場合のソフトウェア起動判定処理の流れについて説明する。図15の処理は、例えば、起動中ソフトウェアが起動した後、一定時間おきに(定期的に)実行される。
図15のフローチャートを参照して、例えば図13の医療情報処理システム300において、起動中ソフトウェアに第2の禁忌情報が設定されている場合のソフトウェア起動判定処理の流れについて説明する。図15の処理は、例えば、起動中ソフトウェアが起動した後、一定時間おきに(定期的に)実行される。
ステップS131において、解析処理部314は、取得情報である患者情報または機器情報を解析することで、患者情報または機器情報に一定以上の変化があったか否かを判定する。ここでいう患者情報や機器情報の変化は、患者の状態や機器の状態が、第2の禁忌情報に含まれる条件を満たさない方向への変化とされる。
ステップS131において、患者情報または機器情報に一定以上の変化がないと判定された場合、ステップS132に進み、起動処理部316は、起動中ソフトウェアの起動を継続する。
一方、ステップS131において、患者情報または機器情報に一定以上の変化があったと判定された場合、ステップS133に進む。
ステップS133において、禁忌判定部315’’は、解析処理部314によって解析された患者情報または機器情報が、起動中ソフトウェアの第2の禁忌情報に該当するか否かを判定する。
ステップS133において、患者情報または機器情報が起動中ソフトウェアの第2の禁忌情報に該当しないと判定された場合、ステップS132に進み、起動処理部316は、起動中ソフトウェアの起動を継続する。
一方、ステップS133において、患者情報または機器情報が起動中ソフトウェアの第2の禁忌情報に該当すると判定された場合、ステップS134に進み、起動処理部316は、起動中ソフトウェアの起動を停止する。
以上の処理によれば、起動中の医療機器ソフトウェアが、患者の状態や機器の状態の変化により悪影響を及ぼすおそれから起動を停止すべきか否かがシステムによりチェックされるので、医療機器ソフトウェアの不適切な使用を防ぐことが可能となる。結果として、禁忌とすべき医療機器ソフトウェアの起動により、患者が侵襲的なダメージを受けることを避けることが可能となる。
<9.コンピュータの構成例>
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図16は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
本開示に係る技術を適用し得る医療情報処理システム300は、図16に示される構成を有するコンピュータにより実現され得る。
CPU501、ROM(Read Only Memory)502、RAM(Random Access Memory)503は、バス504により相互に接続されている。
バス504には、さらに、入出力インタフェース505が接続されている。入出力インタフェース505には、キーボード、マウスなどよりなる入力部506、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部507が接続される。また、入出力インタフェース505には、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部508、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部509、リムーバブルメディア511を駆動するドライブ510が接続される。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU501が、例えば、記憶部508に記憶されているプログラムを入出力インタフェース505およびバス504を介してRAM503にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
CPU501が実行するプログラムは、例えばリムーバブルメディア511に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供され、記憶部508にインストールされる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたときなどの必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
本開示の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
また、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、他の効果があってもよい。
さらに、本開示は以下のような構成をとることができる。
(1)
登録ソフトウェア毎に禁忌情報が設定されているソフトウェアリストを管理するリスト管理部と、
起動が要求された要求ソフトウェアが使用される患者に関する患者情報と、前記患者に用いられる電子機器に関する機器情報を取得する情報取得部と、
前記患者情報または前記機器情報が、前記ソフトウェアリストにおいて前記要求ソフトウェアに設定されている前記禁忌情報に該当するか否かに応じて、前記要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきか否かを判定する禁忌判定部と
を備える医療情報処理システム。
(2)
前記登録ソフトウェアの前記禁忌情報または前記患者情報の更新を検知する検知部をさらに備え、
前記禁忌判定部は、前記禁忌情報または前記患者情報の更新内容に基づいて、前記要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきか否かを判定する
(1)に記載の医療情報処理システム。
(3)
前記禁忌判定部は、前記禁忌情報の更新が検知された場合、前記患者情報または前記機器情報が、更新された前記禁忌情報に該当するか否かを判定する
(2)に記載の医療情報処理システム。
(4)
前記禁忌判定部は、前記患者情報の更新が検知された場合、更新された前記患者情報が、前記禁忌情報に該当するか否かを判定する
(2)に記載の医療情報処理システム。
(5)
前記禁忌情報は、前記登録ソフトウェアを使用してはならない前記患者の状態を含み、
前記情報取得部は、前記患者情報として、前記患者の状態に関する患者状態情報を取得する
(2)乃至(4)のいずれかに記載の医療情報処理システム。
(6)
前記患者の状態は、アレルギーまたは手術状況を含む
(5)に記載の医療情報処理システム。
(7)
前記患者を撮像した患者画像を解析した解析情報として、前記患者の状態を出力する解析処理部をさらに備え、
前記検知部は、前記解析情報に基づいて、前記患者情報の更新を検知する
(6)に記載の医療情報処理システム。
(8)
前記禁忌情報は、前記登録ソフトウェアを使用してはならない前記電子機器の状態を含み、
前記情報取得部は、前記機器情報として、前記電子機器の状態に関する機器状態情報を取得する
(2)乃至(4)のいずれかに記載の医療情報処理システム。
(9)
前記電子機器の状態は、内視鏡の観察モードを含む
(8)に記載の医療情報処理システム。
(10)
前記禁忌情報は、前記登録ソフトウェアを使用してはならないことを示す第1の禁忌情報と、前記登録ソフトウェアを条件付きで使用できることを示す第2の禁忌情報を含み、
前記禁忌判定部は、前記患者情報または前記機器情報が前記第2の禁忌情報に該当するか否かを判定する
(1)乃至(9)のいずれかに記載の医療情報処理システム。
(11)
前記禁忌判定部は、前記患者情報または前記機器情報に一定以上の変化が生じた場合に、前記患者情報または前記機器情報が前記第2の禁忌情報に該当するか否かを判定する
(10)に記載の医療情報処理システム。
(12)
前記要求ソフトウェアの起動に係る処理を実行する起動処理部をさらに備え、
前記起動処理部は、前記要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきと判定された場合、前記要求ソフトウェアの起動を停止する
(1)乃至(11)のいずれかに記載の医療情報処理システム。
(13)
前記要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきと判定された場合に、前記要求ソフトウェアの起動の要否を選択させる選択情報を提示する提示制御部をさらに備え、
前記起動処理部は、前記選択情報に対して、前記要求ソフトウェアの起動が必要である旨が選択された場合、前記要求ソフトウェアを起動する
(12)に記載の医療情報処理システム。
(14)
医療情報処理システムが、
登録ソフトウェア毎に禁忌情報が設定されているソフトウェアリストを管理し、
起動が要求された要求ソフトウェアが使用される患者に関する患者情報と、前記患者に用いられる電子機器に関する機器情報を取得し、
前記患者情報または前記機器情報が、前記ソフトウェアリストにおいて前記要求ソフトウェアに設定されている前記禁忌情報に該当するか否かに応じて、前記要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきか否かを判定する
判定方法。
(15)
コンピュータに、
登録ソフトウェア毎に禁忌情報が設定されているソフトウェアリストを管理し、
起動が要求された要求ソフトウェアが使用される患者に関する患者情報と、前記患者に用いられる電子機器に関する機器情報を取得し、
前記患者情報または前記機器情報が、前記ソフトウェアリストにおいて前記要求ソフトウェアに設定されている前記禁忌情報に該当するか否かに応じて、前記要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきか否かを判定する
処理を実行させるためのプログラム。
(1)
登録ソフトウェア毎に禁忌情報が設定されているソフトウェアリストを管理するリスト管理部と、
起動が要求された要求ソフトウェアが使用される患者に関する患者情報と、前記患者に用いられる電子機器に関する機器情報を取得する情報取得部と、
前記患者情報または前記機器情報が、前記ソフトウェアリストにおいて前記要求ソフトウェアに設定されている前記禁忌情報に該当するか否かに応じて、前記要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきか否かを判定する禁忌判定部と
を備える医療情報処理システム。
(2)
前記登録ソフトウェアの前記禁忌情報または前記患者情報の更新を検知する検知部をさらに備え、
前記禁忌判定部は、前記禁忌情報または前記患者情報の更新内容に基づいて、前記要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきか否かを判定する
(1)に記載の医療情報処理システム。
(3)
前記禁忌判定部は、前記禁忌情報の更新が検知された場合、前記患者情報または前記機器情報が、更新された前記禁忌情報に該当するか否かを判定する
(2)に記載の医療情報処理システム。
(4)
前記禁忌判定部は、前記患者情報の更新が検知された場合、更新された前記患者情報が、前記禁忌情報に該当するか否かを判定する
(2)に記載の医療情報処理システム。
(5)
前記禁忌情報は、前記登録ソフトウェアを使用してはならない前記患者の状態を含み、
前記情報取得部は、前記患者情報として、前記患者の状態に関する患者状態情報を取得する
(2)乃至(4)のいずれかに記載の医療情報処理システム。
(6)
前記患者の状態は、アレルギーまたは手術状況を含む
(5)に記載の医療情報処理システム。
(7)
前記患者を撮像した患者画像を解析した解析情報として、前記患者の状態を出力する解析処理部をさらに備え、
前記検知部は、前記解析情報に基づいて、前記患者情報の更新を検知する
(6)に記載の医療情報処理システム。
(8)
前記禁忌情報は、前記登録ソフトウェアを使用してはならない前記電子機器の状態を含み、
前記情報取得部は、前記機器情報として、前記電子機器の状態に関する機器状態情報を取得する
(2)乃至(4)のいずれかに記載の医療情報処理システム。
(9)
前記電子機器の状態は、内視鏡の観察モードを含む
(8)に記載の医療情報処理システム。
(10)
前記禁忌情報は、前記登録ソフトウェアを使用してはならないことを示す第1の禁忌情報と、前記登録ソフトウェアを条件付きで使用できることを示す第2の禁忌情報を含み、
前記禁忌判定部は、前記患者情報または前記機器情報が前記第2の禁忌情報に該当するか否かを判定する
(1)乃至(9)のいずれかに記載の医療情報処理システム。
(11)
前記禁忌判定部は、前記患者情報または前記機器情報に一定以上の変化が生じた場合に、前記患者情報または前記機器情報が前記第2の禁忌情報に該当するか否かを判定する
(10)に記載の医療情報処理システム。
(12)
前記要求ソフトウェアの起動に係る処理を実行する起動処理部をさらに備え、
前記起動処理部は、前記要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきと判定された場合、前記要求ソフトウェアの起動を停止する
(1)乃至(11)のいずれかに記載の医療情報処理システム。
(13)
前記要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきと判定された場合に、前記要求ソフトウェアの起動の要否を選択させる選択情報を提示する提示制御部をさらに備え、
前記起動処理部は、前記選択情報に対して、前記要求ソフトウェアの起動が必要である旨が選択された場合、前記要求ソフトウェアを起動する
(12)に記載の医療情報処理システム。
(14)
医療情報処理システムが、
登録ソフトウェア毎に禁忌情報が設定されているソフトウェアリストを管理し、
起動が要求された要求ソフトウェアが使用される患者に関する患者情報と、前記患者に用いられる電子機器に関する機器情報を取得し、
前記患者情報または前記機器情報が、前記ソフトウェアリストにおいて前記要求ソフトウェアに設定されている前記禁忌情報に該当するか否かに応じて、前記要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきか否かを判定する
判定方法。
(15)
コンピュータに、
登録ソフトウェア毎に禁忌情報が設定されているソフトウェアリストを管理し、
起動が要求された要求ソフトウェアが使用される患者に関する患者情報と、前記患者に用いられる電子機器に関する機器情報を取得し、
前記患者情報または前記機器情報が、前記ソフトウェアリストにおいて前記要求ソフトウェアに設定されている前記禁忌情報に該当するか否かに応じて、前記要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきか否かを判定する
処理を実行させるためのプログラム。
100 手術室システム, 300 医療情報処理システム, 311,311’ ソフトウェアリスト管理部, 312 ソース判定部, 313 情報取得部, 314 解析処理部, 315,315’,315’’ 禁忌判定部, 316,316’ 起動処理部, 317 提示制御部, 411 更新検知部
Claims (15)
- 登録ソフトウェア毎に禁忌情報が設定されているソフトウェアリストを管理するリスト管理部と、
起動が要求された要求ソフトウェアが使用される患者に関する患者情報と、前記患者に用いられる電子機器に関する機器情報を取得する情報取得部と、
前記患者情報または前記機器情報が、前記ソフトウェアリストにおいて前記要求ソフトウェアに設定されている前記禁忌情報に該当するか否かに応じて、前記要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきか否かを判定する禁忌判定部と
を備える医療情報処理システム。 - 前記登録ソフトウェアの前記禁忌情報または前記患者情報の更新を検知する検知部をさらに備え、
前記禁忌判定部は、前記禁忌情報または前記患者情報の更新内容に基づいて、前記要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきか否かを判定する
請求項1に記載の医療情報処理システム。 - 前記禁忌判定部は、前記禁忌情報の更新が検知された場合、前記患者情報または前記機器情報が、更新された前記禁忌情報に該当するか否かを判定する
請求項2に記載の医療情報処理システム。 - 前記禁忌判定部は、前記患者情報の更新が検知された場合、更新された前記患者情報が、前記禁忌情報に該当するか否かを判定する
請求項2に記載の医療情報処理システム。 - 前記禁忌情報は、前記登録ソフトウェアを使用してはならない前記患者の状態を含み、
前記情報取得部は、前記患者情報として、前記患者の状態に関する患者状態情報を取得する
請求項2に記載の医療情報処理システム。 - 前記患者の状態は、アレルギーまたは手術状況を含む
請求項5に記載の医療情報処理システム。 - 前記患者を撮像した患者画像を解析した解析情報として、前記患者の状態を出力する解析処理部をさらに備え、
前記検知部は、前記解析情報に基づいて、前記患者情報の更新を検知する
請求項6に記載の医療情報処理システム。 - 前記禁忌情報は、前記登録ソフトウェアを使用してはならない前記電子機器の状態を含み、
前記情報取得部は、前記機器情報として、前記電子機器の状態に関する機器状態情報を取得する
請求項2に記載の医療情報処理システム。 - 前記電子機器の状態は、内視鏡の観察モードを含む
請求項8に記載の医療情報処理システム。 - 前記禁忌情報は、前記登録ソフトウェアを使用してはならないことを示す第1の禁忌情報と、前記登録ソフトウェアを条件付きで使用できることを示す第2の禁忌情報を含み、
前記禁忌判定部は、前記患者情報または前記機器情報が前記第2の禁忌情報に該当するか否かを判定する
請求項1に記載の医療情報処理システム。 - 前記禁忌判定部は、前記患者情報または前記機器情報に一定以上の変化が生じた場合に、前記患者情報または前記機器情報が前記第2の禁忌情報に該当するか否かを判定する
請求項10に記載の医療情報処理システム。 - 前記要求ソフトウェアの起動に係る処理を実行する起動処理部をさらに備え、
前記起動処理部は、前記要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきと判定された場合、前記要求ソフトウェアの起動を停止する
請求項1に記載の医療情報処理システム。 - 前記要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきと判定された場合に、前記要求ソフトウェアの起動の要否を選択させる選択情報を提示する提示制御部をさらに備え、
前記起動処理部は、前記選択情報に対して、前記要求ソフトウェアの起動が必要である旨が選択された場合、前記要求ソフトウェアを起動する
請求項12に記載の医療情報処理システム。 - 医療情報処理システムが、
登録ソフトウェア毎に禁忌情報が設定されているソフトウェアリストを管理し、
起動が要求された要求ソフトウェアが使用される患者に関する患者情報と、前記患者に用いられる電子機器に関する機器情報を取得し、
前記患者情報または前記機器情報が、前記ソフトウェアリストにおいて前記要求ソフトウェアに設定されている前記禁忌情報に該当するか否かに応じて、前記要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきか否かを判定する
判定方法。 - コンピュータに、
登録ソフトウェア毎に禁忌情報が設定されているソフトウェアリストを管理し、
起動が要求された要求ソフトウェアが使用される患者に関する患者情報と、前記患者に用いられる電子機器に関する機器情報を取得し、
前記患者情報または前記機器情報が、前記ソフトウェアリストにおいて前記要求ソフトウェアに設定されている前記禁忌情報に該当するか否かに応じて、前記要求ソフトウェアの起動を禁忌とすべきか否かを判定する
処理を実行させるためのプログラム。
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