本発明は、添付の特許請求の範囲によって定義されるものであり、以下を参照されたい。
したがって、薬剤送達デバイスのカセットが提供され、薬剤送達デバイスは、流体圧力動力源を備える再使用可能な本体を備える。カセットは、容器キャリアと、本体と流体出口とを有する薬剤容器とを備える。本体は、可撓性部分を含む。薬剤容器は、容器キャリア内に少なくとも部分的に配置される。容器キャリアは、流体密封チャンバを備える。流体密封チャンバは、入口を備える。入口は、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体の流体圧力動力源の出口に流体接続するように構成されている。流体密封チャンバは、薬剤容器の本体の可撓性部分に連結され、それにより、入口が流体圧力動力源からの出力流体を受け取ると、出力流体が流体密封チャンバに流入し、薬剤容器内に収容された薬剤が出力流体の圧力下で押し出される。流体出口は、カセットが薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの薬剤送達部材に接続されるように構成されている。
カセットは、薬剤送達デバイスとともに使用するように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、カセットは、携帯型薬剤送達デバイスとともに使用されるように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤容器の本体は、可撓性バッグ及び/又は可撓性チューブを含む。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤容器の本体は、流体密封チャンバ内に受容されている可撓性バッグである。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体圧力動力源は、気圧動力源又は液圧動力源である。気圧動力源は、カセットにガスを出力し、流体密封チャンバの周囲のガス圧を増加させることによってカセット内に含まれる薬剤を放出するように構成されている。液圧動力源は、カセットに液体を出力し、流体密封チャンバの周囲の液圧を増加させることによってカセット内に含まれる薬剤を排出するように構成されている。流体圧力動力源が気圧動力源である場合、流体密封チャンバは気密である。流体圧力動力源が液圧動力源である場合、流体密封チャンバは、気密又は液密のいずれかであり得る。
したがって、本開示に開示されるようなカセットを備える薬剤送達デバイスは、1つ以上の薬剤を所望の順序でそれぞれ所望の薬剤送達流量で送達することができる、気圧駆動式又は液圧駆動式の薬剤送達デバイスのための駆動システムを提供することができる。システムは、各薬剤の体積及び/又は粘度の事前知識を必要としない。したがって、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体は、異なる使い捨てカセット内に収容された異なる薬剤に対して使用することができる。薬剤容器は、薬剤で充填されることができるが、その充填は、薬局によって(「使用時充填」)、例えば、病院又は点滴センターの調合室において、又は薬物製造業者によって(「事前充填」)行われ得る。使用中、流体、例えば気体又は液体を、既知の質量流量でカセットの内部に添加して、カセット内の可撓性容器を折り畳み、その内容物を既知の制御可能な体積流量で患者に送達することができる。
好ましくは、別の一実施形態によれば、カセットは、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体に取り付けられるように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、カセットはカセットハウジングを備える。
好ましくは、別の一実施形態によれば、カセットハウジングは、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体に取り付けられるように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、容器キャリアはカセットハウジング内に配置される。
あるいは、容器キャリアは、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体に、動作可能に取り付けられるように構成されている。この例では、カセットは、カセットハウジングを必要としない。
好ましくは、別の一実施形態によれば、カセットは、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体に、取り外し可能に取り付けられるように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体密封チャンバは、薬剤容器を完全に封入する二次可撓性バッグである。これは、一方のポートが流体密封チャンバの流体出口であり、他方のポートが流体密封チャンバの入口である多層バッグアセンブリによって達成することができる。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤容器の本体は送達チューブを含む。
好ましくは、別の一実施形態によれば、送達チューブは、薬剤容器の本体の可撓性チューブである。
好ましくは、別の一実施形態によれば、本体の可撓性部分は、流体密封チャンバ内に少なくとも部分的に収容される。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体密封チャンバは、チューブ入口及びチューブ出口を備える。可撓性送達チューブは、チューブ入口とチューブ出口との間に位置付けられるように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によると、可撓性送達チューブは、2つのチューブバルブを備える。流体密封チャンバは、2つのチューブバルブの間にある、可撓性送達チューブの一部を包囲するように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体密封チャンバは、真空デバイスに接続されるように構成された出口を備え、それにより、流体密封チャンバ内の圧力が減圧されると、薬剤容器内に収容された薬剤が可撓性送達チューブ内に吸い込まれる。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体密封チャンバの入口は、流体密封チャンバの出口である。
あるいは、別の一実施形態によれば、薬剤容器は、送達チューブを含むチューブセットに取り付けられるように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤容器の流体出口は、送達チューブを介して薬剤送達部材に接続されるように構成されている。この例では、薬剤容器の流体出口は、送達チューブの一端に取り付けられるように構成され、薬剤送達部材は、送達チューブの他端に取り付けられるように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、チューブセットは、薬剤容器の流体出口を貫通して送達チューブと薬剤容器との間の流体連通を確立するように構成された穿孔部材を備える。
好ましくは、別の一実施形態によれば、穿孔部材は、針カニューレである。
好ましくは、別の一実施形態によれば、送達チューブは、チューブバルブを備える。
好ましくは、別の一実施形態によれば、チューブバルブは、送達チューブに含まれるインラインバルブである。
好ましくは、別の一実施形態によれば、送達チューブのチューブバルブは、流体が送達チューブを通って薬剤容器に向かって流れることができないように、一方向バルブである。
好ましくは、別の一実施形態によれば、送達チューブのチューブバルブは、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、ボールバルブ、又はピンチバルブである。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤送達デバイスは、送達流量センサを備える。
好ましくは、別の一実施形態によれば、送達流量センサは、薬剤容器の流体出口及び/又はチューブセットの送達チューブに取り付けられる。
好ましくは、別の一実施形態によれば、容器キャリアは、薬剤容器を少なくとも部分的に収容するように構成された容器チャンバを備える。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体密封チャンバは膨張可能である。流体密封チャンバは、本体の可撓性部分に隣接しており、流体圧力動力源からの出力流体が流体密封チャンバに流入し、流体密封チャンバを膨張させて薬剤容器を押圧するように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体密封チャンバの入口はバルブを備える。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体密封チャンバの入口のバルブは、一方向バルブであり、流体が流体密封チャンバに入るためにのみ一方向バルブを通過することができるようになっている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、カセットは少なくとも2つの薬剤容器を含む。
好ましくは、別の一実施形態によれば、カセットは少なくとも2つの容器キャリアを備える。
好ましくは、別の一実施形態によれば、少なくとも2つの容器は、少なくとも2つの薬剤容器をそれぞれ1つずつ収納する。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤送達デバイスは、流体圧力動力源に接続された多方向バルブ、例えば、2/2方バルブ、3/2方バルブ、5/2方バルブを備える。多方向バルブの1つのポートは、少なくとも2つの容器キャリアのうちの1つの中の流体密封チャンバに取り付けられるように構成され、多方向バルブの別のポートは、少なくとも2つの容器キャリアのうちの別の1つの中の流体密封チャンバに取り付けられるように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、カセットは1つの容器キャリアを備え、容器キャリアは少なくとも2つの流体密封チャンバを備える。
好ましくは、別の一実施形態によれば、少なくとも2つの流体密封チャンバ容器キャリアは、少なくとも2つの薬剤容器をそれぞれ1つずつ収容する。
好ましくは、別の一実施形態によれば、各薬剤容器には、患者に対して流体的に分離した接続部が設けられており、患者側で所望されない限り、別々の薬剤が投与中に混合しないようになっている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、一方向バルブが少なくとも2つの流体密封チャンバどうしの間に配置される。
好ましくは、別の一実施形態によれば、少なくとも2つの流体密封チャンバどうしの間に配置された一方向バルブは、使い捨てバルブ、例えば壊れやすいバルブである。
好ましくは、別の一実施形態によれば、少なくとも2つの容器キャリアのうちの1つの、1つの流体密封チャンバのみが、流体圧力動力源に流体接続されるように構成された入口を備える。
好ましくは、別の一実施形態によれば、2つの流体密封チャンバどうしの間の一方向バルブは、第1の流体圧力閾値に達したときに開くように構成されている。流体圧力動力源に流体接続されるように構成された流体密封チャンバの入口のバルブは、第2の流体圧力閾値に達したときに開くように構成されている。第1の流体圧力閾値は、第2の流体圧力閾値以上である。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体圧力動力源に流体接続されるように構成された流体密封チャンバの入口のバルブは、第2の流体圧力閾値に達したときに開くように構成されている。所定の閾値は、第2の流体圧力閾値よりも大きい。
好ましくは、別の一実施形態によれば、所定の閾値は、第1の流体圧力閾値よりも大きい。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体密封チャンバは、流体密封チャンバ内を流れる流体を、流体密封チャンバから外に放出するように構成された放出バルブを備える。
好ましくは、別の一実施形態によると、放出バルブは、流体圧力が所定の閾値に到達すると、流体圧力動力源から流動し、流体密封チャンバの中に蓄積する流体を、流体密封チャンバからカセット又はカセットに含まれる受容容器の周囲に放出するように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、放出バルブは緊急ボタンに接続されている。放出バルブは、緊急ボタンが作動されたときに、流体密封チャンバ内を流れる流体を流体密封チャンバからカセット又はカセットに含まれる受容容器の周囲に放出し、したがって、容器内に含まれる薬剤の動きをもたらす力を止めるように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、緊急ボタンは、緊急ボタンを作動させるために、容器キャリア又は薬剤送達デバイスの再使用可能な本体に対して押すか、引くか、スライドさせるか、又はひねることができる。
あるいは、別の一実施形態によると、放出バルブは、薬剤送達速度を減速させるように構成されている。
あるいは、別の一実施形態によれば、放出バルブは回転可能なオリフィスに接続されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、容器キャリアの流体密封チャンバは、少なくとも部分的に剛性のある材料で作製される。
好ましくは、別の一実施形態によれば、容器キャリアの流体密封チャンバは、薬剤容器に取り付けられるように構成された容器フレームと、容器キャリアの内部チャンバとによって形成されている。容器フレームは、薬剤容器を取り囲むように構成されている。
代替的に又は追加的に、別の一実施形態によれば、容器キャリアの流体密封チャンバは、薬剤容器に取り付けられるように構成された容器フレームと、容器フレームに取り付けられるように構成されたキャップとによって形成されている。容器フレームは、薬剤容器を取り囲むように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、キャップはチューブセットを含む。
好ましくは、別の一実施形態によれば、キャップが容器フレームに取り付けられるとき、送達チューブは、容器フレームによって取り囲まれた薬剤容器に流体接続されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、キャップが容器フレームに取り付けられるとき、穿孔部材は、薬剤容器の流体出口を穿孔するように構成されている。
あるいは、別の一実施形態によれば、キャップが容器フレームに取り付けられるとき、穿孔部材は、穿孔トリガが作動されると、薬剤容器の流体出口を穿孔するように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体密封チャンバは、圧力センサを備える。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体密封チャンバは、流体密封測定チャンバに連結される。流体密封測定チャンバは、流体圧力動力源に接続されるように構成され、流体密封チャンバと同じ流体圧力レベルになるように構成されている。流体密封測定チャンバは、ピストンを備える。ピストンは、流体密封測定チャンバ内のピストンの位置を感知するように構成された位置センサに、動作可能に接続されるように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、ピストンの位置センサは、ピストンの位置を監視することによって、流体密封チャンバ内の圧力レベルを監視するように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、容器キャリアは、薬剤容器の位置を検出するように構成された位置センサを備える。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤容器の位置センサは、薬剤容器の位置を監視することによって、流体密封チャンバ内の圧力レベルを監視するように構成されている。
本発明の別の一態様は、カセットを備える薬剤送達デバイスを提供する。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤送達デバイスは、携帯型である。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤送達デバイスは、衣服の下又は上に身体に装着される。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤送達デバイスは、注射装置、例えば、輸液装置又はオンボディ注射器である。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤送達部材は、軟質カニューレを有する注射針又は挿入針である。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤送達デバイスは、再使用可能な本体と交換可能な薬剤送達部材とを備える。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体は、容器キャリアの流体密封チャンバの入口に接続された流体圧力動力源を備える。流体出口は、薬剤送達部材に動作可能に接続されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤送達デバイスは、流体圧力動力源に電気的に接続されたプロセッサと、プロセッサに接続された電源とを備える。プロセッサ及び電源は、再使用可能な本体内に収容される。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体密封チャンバは、流体圧力動力源に隣接している。流体圧力動力源は、流体密封チャンバの入口に直接、流体接続されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、伝達チューブは、流体圧力動力源と流体密封チャンバの入口との間に配置されている。流体圧力動力源は、伝達チューブを介して、流体密封チャンバの入口に流体接続されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、伝達チューブは容器フレームに取り付けられる。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤送達デバイスは、2つ以上のカセットに取り付けられるように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、2つ以上のカセットが互いに積み重ねられる。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤送達デバイスは、複数の薬剤容器を備えるカセットに取り付けられるように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤送達デバイスは、再使用可能な本体に取り付けられたユーザインターフェースを備える。
好ましくは、別の一実施形態によれば、ユーザインターフェースは、プロセッサに電気的に接続されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、ユーザインターフェースは、再使用可能な本体の外面から突出するボタンである。
好ましくは、別の一実施形態によれば、ユーザインターフェースは、再使用可能な本体の外面上に配置されたスクリーン又はタッチパネルである。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤送達デバイスはディスプレイを備える。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤送達デバイスは、ディスプレイ、スクリーン、又はタッチパネルが、ユーザに対して右向きのグラフィック表示で常に提示され得るように、配向センサを備える。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤送達デバイスは、プロセッサに接続された無線通信受信機を備える。無線通信受信機は、非限定的な例として、無線周波数識別(radio frequency identification、RFID)、近距離通信(near-field communication、NFC)、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)、ブルートゥース低エネルギー(Bluetooth low energy、BLE)、超広帯域(Ultra wide band、UWB)、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、Wi-Fi)、セルラー通信、及び赤外線(infrared、IR)の技術に基づくことができる。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤送達デバイスは、プロセッサに接続された無線通信送信機を備える。ワイヤレス通信送信機は、非限定的な例として、RFID、NFC、Bluetooth(登録商標)、BLE、UWB、Wi-Fi、セルラー通信、及びIRの技術に基づくことができる。
好ましくは、別の一実施形態によれば、無線通信受信機は、遠隔デバイス又は情報タグから無線信号を受信するように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、無線通信送信機は、遠隔デバイス又は情報タグに無線信号を送信するように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体密封測定チャンバのピストンの圧力センサ及び/若しくは位置センサ、並びに/又は容器キャリアの位置センサは、プロセッサに電気的に接続されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、プロセッサは、流体密封測定チャンバのピストンの圧力センサ及び/若しくは位置センサ、並びに/又は容器キャリアの位置センサからの信号に従って、流体圧力動力源を制御して、流体密封チャンバ内に流体を出力させるように構成されている。
したがって、薬剤送達デバイスは、薬剤送達システムに薬剤送達動作のリアルタイム制御を提供する。システムは、薬物分配のための2つの制御様式(圧力制御及び流量制御)を有することができる。圧力制御される実施形態では、設定圧力が流体密封チャンバ内で保持されて、薬剤送達部位上の圧力、例えば、患者の皮下背圧、及び/又は薬剤、環境、若しくはシステムパラメータ、例えば、環境条件に起因して薬剤が温まるにつれて薬剤の液圧抵抗を減少させる、温度依存粘度によって、薬剤流出が絞られることを可能にし得る。
あるいは、流体圧力動力源が気圧動力源である場合、流量は、理想気体の法則及び/又はその単純化、すなわちボイルの法則及びチャールズの法則を使用して閉ループ方式で制御されてもよい。システムは、残りの薬剤を計算する(すなわち、推測する)ように構成され得る。システムは、流体密封チャンバ内の固定内部空間の圧力を測定し、したがって、流体密封チャンバ内に流入した流体の質量に基づいて、流体密封チャンバ内の空隙容積を計算することによって、残留用量体積を計算する(すなわち、推測する)ように構成されてもよい。これは、プロセッサと、圧力センサ(複数可)、流体密封測定チャンバのピストンの位置センサ(複数可)、及び容器キャリアの位置センサ(複数可)のうちの少なくとも1つとによって、各薬剤の投薬を連続的又は周期的に監視することによって達成される。この例では、流量は、薬剤容器から出る流量を意味するということに留意されたい。流量は、薬剤容器内に収容された薬剤の送達速度、すなわち、ユーザが薬剤送達デバイスから薬剤を受け取る速度(薬剤送達速度)と必ずしも等しくない。例えば、他の速度制御機構、例えば、可撓性チューブに取り付けられたピンチバルブが使用される場合、収容された薬剤の送達速度は、流量とは異なり得る。あるいは、配置された他の速度制御が使用されない場合、例えば、可撓性バッグが薬剤送達部材、例えば、この例では針に取り付けられる場合、流量は、薬剤容器内に収容された薬剤の送達速度に実質的に等しい。
更に、流体圧力動力源が気圧動力源である例では、薬剤容器内の薬剤の体積は、理想気体の法則及びその単純化、例えばボイルの法則及びチャールスの法則を使用して決定され得る。理想気体の法則の適用は、体積測定システムの動作(流量制御、薬剤体積感知)にとって重要である。なぜならば、抽象的な幾何学的形状の体積は、既知の費用対効果の高い検出方法によっては、直接に調べることができないからである。しかしながら、この装置を商業的に提供するために、このシステムが純粋な理想気体を使用する可能性は低く、周囲空気の使用は非常に有利である。したがって、理想気体の法則PV=nRTは、理想気体に直接適用されるが、それは、周囲空気の完全に表すものではない。理想気体の法則に圧縮係数zを導入することにより、周囲空気への一般的な適用PV=znRTが可能になる。予測可能なシステム温度及び圧力(280~310K、1~10バール)では、0.9992<z<1.0004であり、したがって空気は理想気体として近似することができる。あるいは、環境変数に対する固有の感度を補償し、環境不確実性の存在下でポンプ性能を改善するために、薬剤送達デバイスは、任意選択的に、計算が補償ブロックからの検出に基づいて較正されることができるように、大気圧センサ及び/又は周囲温度センサを備える、「補償ブロック」を備えてもよい。
式を更に簡略化するために、予測可能な値が280~310Kの狭い範囲内にあるので、温度項Tが大きな影響を及ぼさないことは明らかである。空気の体積が280Kで始まり、体積感知動作の過程にわたって310Kまで上昇する場合であっても、温度項のみでは、体積評価精度において±5%を超える低減を引き起こすことはできない。これは、制御空気温度が薬剤容器エンクロージャ温度によって支配され、間接的に周囲室温によって支配される可能性が高いので、非常に保守的なケースである。更に、容器キャリアは、(例えば、放出バルブによって)周囲空気に通気されることができるので、容器キャリア内の空気は、室温とほぼ同等であり、これは、いかなる温度ベースの不正確さも導入しないであろう。このステップにおいて±5%の測定感度を可能にすることは、臨床的に受け入れられる可能性が高く、特に、経験的評価の能力を含まない現在の薬局実務における体積検証方法よりもはるかに高い感度である。しかしながら、システム空気温度センサ又は局所的な容器キャリア空気温度センサの導入によって、室温空気とカセットの内部空気との間の温度差に起因する不確実性が取り除かれるであろう。明らかなことに、注射及び点滴が本明細書で使用されるが、システムの精度は、投与の生理学的経路及びそれに対する適切な臨床パラメータが与えられれば、ケースバイケースで決定され得る。
好ましいシステム制御モデルにおいて、換算された理想気体の法則は以下のようになる。PV∝nRnRは系中の分子の数又は質量mを表すので、したがって減少は、PV∝m;V∝miPである。任意の所与の時間におけるシステムの空隙容積を決定するために、システムは、例えば、駆動パラメータと注入質量との間の既知の関係を介して、又は従来のアキュムレータモデルなどの空気が分配される既知の容量の比較プロキシ制御領域を介して、制御容量に移送された質量を追跡しなければならない。体積評価ステップでは、薬剤カセットの未充填体積及びデバイスの内部空気体積が知られていることが重要である。これは、体積評価デバイスがシステムの空気体積を評価しており、薬剤の充填体積が、未充填システムの空気体積と充填システムの空気体積との間の差に等しいためである。
薬剤容器内の薬剤の体積を決定する能力は、システムが初期充填に反応せず、質量の変化のみに基づいて、初期充填体積を知ることなく決定することができる(すなわち、プログラミングステップが必要とされない)ので、特に有利である。したがって、薬剤容器内の薬剤の体積を直接計算することにより、使用前に薬剤容器内に収容された薬剤を、第三者がブラインド式に検証するという独特の利点が得られる。これにより、薬剤容器の初期状態を決定することができる。
更に、別の一例では、流量は、直接的には感知されない。むしろ、システムは、システムの空隙容積を繰り返し計算する。空隙容積が変化し得る唯一の方法が、薬剤容器から出る液体によるものであるとすると、空隙容積の変化率は液体流量に等しい。
隣接する空隙容積測定値が使用されるときに液体流量計算において観察されるノイズを回避するために、測定値をフィルタリングしてよりクリーンな信号を得ることが可能である。そのようなアプローチの1つは、バッファ及び線形回帰を含む。各コントローラ評価において、容器キャリアの初期条件(理想気体の法則及びその単純化によって計算される)がバッファに追加され、線形回帰がそのバッファ上で実行される。回帰直線の傾きが流量である。
システムは、流量の連続制御を可能にするが、それによって:圧力を監視しながら流体密封チャンバの中への連続流体送達を行うことによって、圧力を監視しながら流体圧力動力源から流入する流体を、流体密封チャンバから除去することによって、ターゲット流量を求めること、及び/又は蓄積された圧力を送達するか、若しくは流体密封チャンバを排気し、カセット又はカセット内に含まれる受容容器の周囲の圧力を低下させ、全ての順方向流体の動きをもたらす原因を除去することによって、流れを突然停止させる(例えば、緊急時又は全身性輸注反応の間)。例えば、システムは、1つ以上の接続されたセンサからの検出に基づいて、放出バルブを制御して、カセット又はカセット内に含まれる受容容器の周囲に流体を放出させることができる。システムは、腫瘍学において一般的な速度調節レジメン中に必要とされ得るように、薬剤送達動作中に流量の変更を可能にし、各カセットが独立して構成され得る所望の流量を有するようにする。異なる薬剤カセット又は容器キャリアは、所望の順序で組み合わせられてもよく、各カセットは、任意の所望の流体体積を有してもよく、粘度、体積、又は他の薬剤、患者、若しくはシステム構成(例えば、カニューレゲージ)のパラメータとは無関係に、所望の流量で送達されてもよい。
更に、別の一例では、システムは、ターゲット維持機構を備えることができる。この例では、理想的には圧力と液体流量との間に線形関係が存在するので、ターゲット維持期間は単に、測定された流量誤差に比例してシステムの圧力ターゲットを調整する。流量誤差は、差ではなく、ターゲット液体流量と測定液体流量との間の比として解釈される。圧力ターゲット調整方法は、多くの形態をとることができるが、全ては、本質的に、応答調整のための入力として流量誤差を供給される。比例積分(Proportional Integral、PI)コントローラ、比例積分微分(Proportional-Integral-Derivative、PID)コントローラ、又はバングバングコントローラなどのいくつかのコントローラを使用することができる。
更に、薬剤送達部材が注射針又はソフトカニューレを有する挿入針である場合、システムは、流体密封チャンバ内の圧力低下が検出されたときに、抜針を検出することもできる。
好ましくは、別の一実施形態によれば、意図的な破断点は、針終端部の近くに配置されることができる。例えば、通常は患者の皮膚から針を取り外すような方法で送達チューブが引っ張られた場合、チューブは代わりにこの接合部で破断し、送達チューブを針端部から分離する。
この破断は、針及び皮下組織背圧に関連する圧力降下を取り除く効果を有する。したがって、制御された流量で送達される薬剤について、上流の駆動圧力は減少する。
薬剤容器から出る薬剤の圧力及び/又は流量を連続的に監視することができる駆動システムでは、これらの突然の流れの変化は検出可能であり、終端針からの送達チューブの分離を示し、注射を停止するエラー状態を提示する。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体圧力動力源は、2つの容器キャリアの流体密封チャンバに接続され、プロセッサは、流体密封チャンバのうちの少なくとも1つに流体を選択的に出力するように流体圧力動力源を制御するように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、プロセッサは、流体密封測定チャンバのピストンの圧力センサ及び/若しくは位置センサ、並びに/又は容器キャリアの位置センサからの信号に従って、流体圧力動力源を制御して、流体を、流体密封チャンバの少なくとも1つの中に選択的に出力させるように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、プロセッサは、ある特定量の流体を出力するように流体圧力動力源を制御するように構成されている。その特定量は、予め決定されるか、又は、流体密封測定チャンバのピストンの圧力センサ及び/若しくは位置センサ、並びに/又は容器キャリアの位置センサからの信号に依存する。それにより、薬剤容器内に収容された、その特定量の薬剤のみを流体出口から押し出すことができる。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体圧力動力源は、流体圧力動力源から流体を出力させるように構成された圧電ポンプを備える。また、気圧動力源として圧電ポンプを用いることが好ましい。圧電ポンプを使用することは、モータ駆動のソリューションと比較して、静かな又は静粛な動作を提供することができ、より低い電力動作を提供することができるので、有利であり得る。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体圧力動力源は、流体圧力動力源から流体を出力させるように構成されたモータベースの流体ポンプを備える。
好ましくは、別の一実施形態によれば、より低いコスト又は複雑さが望まれる場合、流体圧力動力源はピストンポンプを備える。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体圧力動力源が気圧動力源であるとき、気圧動力源は、よりコスト又は複雑さが低いことが望まれるときには十分に制御されたダイヤフラムポンプである。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体圧力動力源が気圧動力源である場合、気圧動力源は、電子エンジン、例えば、MEMSエンジンと、液体物質とを含む。この例では、エンジンは、推進ガスを生成するために液体物質の電気化学反応を引き起こすように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体圧力動力源は、環境に流体接続された入口と、流体ポンプの入口に接続された入口フィルタとを有する流体ポンプであり、環境からの汚染、例えば埃が流体ポンプに入るのを防止することができるように、流体ポンプに接続された入口フィルタを備える。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体圧力動力源は、ポンプ出口逆止バルブと、それに続く下流の制御可能な放出バルブ(大気に通気する)と、流量センサと、圧力センサと、流体密封チャンバに接続された出口フィルタとを備える。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体圧力動力源は、流体圧力動力源から流体を出力させるように構成された加圧流体キャニスタを備える。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体圧力動力源が気圧動力源である場合、気圧動力源は加圧ガスキャニスタを含む。
別の一実施形態によれば、薬剤送達デバイスは輸液装置であることが好ましい。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体圧力動力源は、気圧動力源である。本実施形態では、流体圧力動力源から出力される流体は気体であり、例えば空気や窒素である。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体圧力動力源は液圧動力源である。本実施形態では、流体圧力動力源から出力される流体は、液体であり、例えば水や油である。
更に、本発明の別の一態様は、薬剤送達デバイスを制御する方法を提供する。薬剤送達デバイスは、上述の実施形態のいずれかで述べたような、気圧動力源である流体圧力動力源を備える。薬剤送達デバイスは、上述の実施形態のいずれかで述べた流体密封チャンバを備え、流体密封チャンバは、薬剤容器を収容する。薬剤容器は、流体出口を有する可撓性バッグである。可撓性バッグは、薬剤を収容する。本方法は、以下のステップを以下の順序で含む:
流体密封チャンバ内の流体圧力の圧力レベル測定値、及び可撓性バッグの流体出口から出る薬剤の速度の流量測定値のうちの少なくとも1つを受信するステップ;
受信された測定値を用いて、データベースから情報を取得するステップ;及び
取得された情報に基づいて信号を提供して、薬剤送達デバイスの1つ以上の電子構成要素に動作を実行させるか、又は薬剤送達デバイスの1つ以上の電子構成要素の現在実行中の動作を停止させるステップ。
本方法は、流体密封チャンバ内の圧力レベル及び/又は可撓性バッグの流体出口から出る薬剤の速度を監視することによって、流体密封チャンバ内の状態を監視し、それに応じて薬剤送達動作を調整するように構成されている。その結果、例えば、気圧動力源及び/又は薬剤送達システム全体のオーバーシュート状況を回避することができるので、気圧動力源及び薬剤送達デバイスが保護される。更に、使用者の行動、例えば、時期尚早な薬剤送達部材の取り外しを追跡することができる。
本方法はまた、薬剤容器内に実際に充填された薬剤を精査し、薬剤の初期精査体積と薬剤の使用後の精査体積とを比較することによって、実際の送達薬剤及び/又は薬剤容器内の残留薬剤を計算するために使用することができる。薬剤の充填された体積の計算は、流体密封チャンバ内の流体圧力の圧力レベル測定に基づいて行われることに留意されたい。したがって、測定値は、流体密封チャンバ内の圧力レベルを直接測定することによって得ることができるか、又は可撓性バッグの流体出口から出る薬剤の速度(流量の測定値)を用いて計算することができるかのいずれかである。更に、薬剤の充填された体積を計算するために、流体密封チャンバ内の流体圧力の圧力レベル測定値は、正圧レベル又は負圧レベルであり得る。例えば、気圧流体動力源は、薬剤充填体積を測定するために、ある量の流体、例えば、ガス、空気を流体密封チャンバ内に入力するように制御されることができる(ある量の流体は、薬剤の充填された体積の計算の後及び薬剤送達動作の前に、放出バルブから放出されるであろう)。あるいは、気圧流体動力源を制御して、薬剤充填容積計算が真空の大きさの情報に基づいて実行されるときに、流体密封チャンバと可撓性バッグとの間の流体、例えばガス、空気を引き出すようにすることができる。
好ましくは、別の一実施形態によれば、流体密封チャンバ内の流体圧力の圧力レベル測定値、及び可撓性バッグの流体出口から出る薬剤の流量の流量測定値のうちの少なくとも1つを受信するステップは、流体密封チャンバ内の流体圧力の圧力レベル測定値、及び可撓性バッグの流体出口から出る薬剤の流量の流量測定値を受信するステップを含む。
好ましくは、別の一実施形態によれば、受信された測定値を用いてデータベースから情報を取得するステップは、以下のステップを以下の順序で含む:受信された測定値に基づき、理想気体の法則及びその単純化を用いて、値を計算するステップ;
計算された値と所定の値とを比較するステップ;及び
比較した結果を生成するステップ。
好ましくは、別の一実施形態によれば、比較した結果を生成するステップ、受信された測定値を用いてデータベースから情報を取得するステップは、比較された結果を、データベースからの情報と照合することによって取得された情報を提供するステップを更に含む。
好ましくは、別の一実施形態によれば、比較した結果を生成するステップの後に、受信された測定値を用いてデータベースから情報を取得するステップは、比較した結果を提供することによって取得された情報を提供するステップを更に含む。
好ましくは、別の一実施形態によれば、取得された情報は、薬剤容器内の薬剤の実際に充填された体積、使用後の薬剤容器内に残留する薬剤の体積、送達チューブ内の空気、送達部材が送達部位から離れていること、及び送達閉塞のうちの、少なくとも1つに関する。
好ましくは、別の一実施形態によれば、所定値は、薬剤容器の容積、薬剤容器内に収容された薬剤の体積、可撓性バッグの流体出口から出る薬剤のターゲット流量、流体密封チャンバ内の流体圧力のターゲット圧力レベル、可撓性バッグの流体出口から出る薬剤の流量の以前に受け取られた流量、流体密封チャンバ内の流体圧力の以前に受け取られた圧力レベル、薬剤容器内に収容された薬剤の以前に計算された体積のうちの少なくとも1つに関する。
好ましくは、別の一実施形態によれば、所定値は、薬剤容器上の情報タグから受信される。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤送達デバイスの1つ以上の電子構成要素の動作は、提供された信号によって、薬剤送達デバイスのユーザへの指示の提供、薬剤送達動作、遠隔サーバへのデータの送信、流体密封チャンバ内の流体圧力の圧力レベルの調整、及び可撓性バッグの流体出口からの薬剤放出速度の調整のうちの少なくとも1つを実行又は停止するように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、上記の実施形態のいずれか1つで述べた薬剤送達デバイスのプロセッサは、上記の実施形態のいずれか1つによる方法を実行するように構成されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、カセットの流体密封チャンバは、流体密封チャンバ内の流体圧力の圧力レベル測定値を測定するように構成された圧力センサ、及び/又は可撓性バッグの流体出口から出る薬剤の速度を測定するように構成された流量センサに動作可能に接続されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、カセットは、圧力センサ及び流量センサに動作可能に接続されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、カセットは、圧力センサ及び流量センサを備える。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体は、プロセッサを備える。
好ましくは、別の一実施形態によれば、プロセッサは、流体圧力動力源に電気的に接続されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、プロセッサは、カセットが、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体に取り付けられるときに、圧力センサ及び流量センサに電気的に接続されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体は、カセットが、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体に取り付けられたときに薬剤カセット上の情報タグを読み取るように構成された、通信ユニットを備える。
好ましくは、別の一実施形態によれば、通信ユニットは、プロセッサに電気的に接続されている。
好ましくは、別の一実施形態によれば、通信ユニットは、RFID/NFCリーダ及び/又はRFID/NFCライタである。
本明細書に説明される薬剤送達デバイスは、多くの異なるタイプの障害のうちの1つ以上の治療及び/又は予防のために使用されることができる。例示的な障害としては、関節リウマチ、炎症性腸疾患(例えば、クローン病及び潰瘍性大腸炎)、高コレステロール血症、糖尿病(例えば、2型糖尿病)、乾癬、偏頭痛、多発性硬化症、貧血、狼瘡、アトピー性皮膚炎、ぜんそく、鼻ポリープ、急性低血糖症、肥満、アナフィラキシー及びアレルギーが挙げられるが、これらに限定されない。本明細書に記載される薬剤送達デバイスに含まれ得る例示的なタイプの薬物としては、小分子、ホルモン、サイトカイン、血液製剤、抗体、抗体-薬物コンジュゲート、二重特異性抗体、タンパク質、融合タンパク質、ペプチボディ、ポリペプチド、ペグ化タンパク質、タンパク質断片、タンパク質類似体、タンパク質変異体、タンパク質前駆体、キメラ抗原受容体T細胞療法、細胞若しくは遺伝子治療、腫瘍溶解性ウイルス、又は免疫療法及び/若しくはタンパク質誘導体が挙げられるが、これらに限定されない。本明細書に記載される薬剤送達デバイスに含まれ得る例示的な薬物は、限定されないが(括弧内に関連障害の非限定的な例を示す):エタナーセプト(リウマチ性関節炎、炎症性腸疾患(例えば、クローン病及び潰瘍性結腸炎))、エボロクマブ(高コレステロール血症)、エクセナチド(2型糖尿)、セクキヌマブ(乾癬)、エレヌマブ(偏頭痛)、アリロクマブ(リウマチ性関節炎)、メトトレキサート又はアメトプテリン(リウマチ性関節炎)、トシリズマブ(リウマチ性関節炎)、インターフェロンベータ-1a(多発性硬化)、スマトリプタン(偏頭痛)、アダリムマブ(リウマチ性関節炎)、ダルベポエチンアルファ(貧血)、ベリムマブ(狼瘡)、ペグインターフェロンベータ-1a’(多発性硬化)、サリルマブ(リウマチ性関節炎)、セマグルチド(2型糖尿、肥満)、デュピルマブ(アトピー皮膚炎、ぜんそく、鼻ポリープ、アレルギー)、グルカゴン(急性低血糖症)、エピネフリン(アナフィラキシー)、インスリン(糖尿)、アトロピン及びベドリズマブ(炎症性腸疾患(例えば、クローン病及び潰瘍性結腸炎))、イピリムマブ、ニボルマブ、ペンブロリズマブ、アテゾリズマブ、デュルバルマブ、アベラマブ、セミプリマブ、リツキシマブ、トラスツズマブ、アド-トラスツズマブエムタンシン、ファム-トラスツズマブデルクステカン-nxki、パーツズマブ、トランスツズマブ-パーツズマブ、アレムツズマブ、ベランタマブマホドチン-blmf、ベバシズマブ、ブリナツモマブ、ブレンツキシマブベドチン、セツキシマブ、ダラツムマブ、エロツズマブ、ゲムツズマブオゾガマイシン、90-イットリウム-イブリツモマブチウキセタン、イサツキシマブ、モガムリズマブ、モキセツモマブパスードトクス、オビヌツズマブ、オファツムマブ、オララツマブ、パニツムマブ、ポラツズマブベドチン、ラムシルマブ、サシツズマブゴビテカン、タファシタマブ、又はマルゲツキシマブを含む。本明細書に記載される任意の薬物を含むがこれらに限定されない医薬製剤、例えば、本明細書に列挙される薬物(又は薬物の薬学的に許容される塩)及び薬学的に許容される担体を含む医薬製剤もまた、本明細書に記載される薬剤送達デバイスにおける使用のために企図される。本明細書に列挙される薬物(又は薬物の薬学的に許容される塩)を含む医薬製剤は、1つ以上の他の活性成分を含んでもよく、又は存在する唯一の活性成分であってもよい。
本明細書に記載される薬剤送達デバイスに含まれ得る例示的な薬物としては、免疫チェックポイント、サイトカイン、ケモカイン、分化クラスター、インターロイキン、インテグリン、成長因子、酵素、シグナル伝達タンパク質、アポトーシス促進性タンパク質、抗アポトーシスタンパク質、T細胞受容体、B細胞受容体、又は共刺激タンパク質などの、免疫腫瘍学又は生物腫瘍学薬剤が挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書に記載される薬剤送達デバイスに含まれ得る例示的な薬物としては、限定されないが、HER-2受容体モジュレータ、インターロイキンモジュレータ、インターフェロンモジュレータ、CD38モジュレータ、CD22モジュレータ、CCR4モジュレータ、VEGFモジュレータ、EGFRモジュレータ、CD79bモジュレータ、Trop-2モジュレータ、CD52モジュレータ、BCMAモジュレータ、PDGFRAモジュレータ、SLAMF7モジュレータ、PD-1/PD-L1阻害剤/モジュレータ、Bリンパ球抗原CD19阻害剤、Bリンパ球抗原CD20モジュレータ、CD3モジュレータ、CTLA-4モジュレータ、TIM-3モジュレータ、VISTAモジュレータ、INDOインヒビター、LAG3(CD223)アンタゴニスト、CD276抗原モジュレータ、CD47アンタゴニスト、CD30モジュレータ、CD73モジュレータ、CD66モジュレータ、CDw137アゴニスト、CD158モジュレータ、CD27モジュレータ、CD58モジュレータ、CD80モジュレータ、CD33モジュレータ、APRIL受容体モジュレータ、HLA抗原モジュレータ、EGFRモジュレータ、Bリンパ球細胞接着分子モジュレータ、CDw123モジュレータ、Erbb2チロシンキナーゼ受容体モジュレータ、メソテリンモジュレータ、HAVCR2アンタゴニスト、NY-ESO-1 OX40受容体アゴニストモジュレータ、アデノシンA2受容体、ICOSモジュレータ、CD40モジュレータ、TIL療法又はTCR療法などの、提案された作用機序を示すものが挙げられる。
本明細書に記載の薬剤送達デバイスに含まれ得る例示的な薬物としては、AC、高用量AC、TCH、GT、EC、TAC、TC、TCHP、CMF、FOLFOX、mFOLFOX6、mFOLFOX7、FOLFCIS、CapiOx、FLOT、DCF、FOLFIRI、FOLFIRINOX、FOLFOXIRI、IROX、CHOP、R-CHOP、RCHOP-21、Mini-CHOP、Maxi-CHOP、VR-CAP、高用量CHOP、EPOCH、用量調整EPOCH、R-EPOCH、CODOX-M、IVAC、HyperCVAD、R-HyperCVAD、SC-EPOCH-RR、DHAP、ESHAP、GDP、ICE、MINE、CEPP、CDOP、GemOx、CEOP、CEPP、CHOEP、CHP、GCVP、DHAX、CALGB 8811、HIDAC、X、CALGB、HIDAC、MOpAd、7+3、5+2、7+4、MEC、CVP、RBAC500、DHA-Cis、DHA-Ca、DHA-Ox、RCVP、RCEPP、RCEOP、CMV、DDMVAC、GemFLP、ITP、VIDE、VDC、VAI、VDC-IE、MAP、PCV、FCR、FR、PCR、HDMP、OFAR、EMA/CO、EMA/EP、EP/EMA、TP/TE、BEP、TIP、VIP、TPEx、ABVD、BEACOPP、AVD、Mini-BEAM、IGEV、C-MOPP、GCD、GEMOX、CAV、DT-PACE、VTD-PACE、DCEP、ATG、VAC、VelP、OFF、GTX、CAV、AD、MAID、AIM、VAC-IE、ADOC、又はPEなどの多剤治療レジメンが挙げられる。
本明細書に記載される薬剤送達デバイスに含まれ得る例示的な薬物としては、アルキル化剤、植物アルカロイド、抗腫瘍抗生物質、代謝拮抗剤、又はトポイソメラーゼ阻害剤、酵素、レチノイド、又はコルチコステロイドなどの化学療法に使用されるものが挙げられるが、これらに限定されない。例示的な化学療法薬には、限定ではなく例として、5-フルオロウラシル、シスプラチン、カルボプラチン、オキサリプラチン、ドキソルビシン、ダウノルビシン、イダルビシン、エピルビシン、パクリタキセル、ドセタキセル、シクロホスファミド、イホスファミド、アザシチジン、デシタビン、ベンダムスチン、ブレオマイシン、ボルテゾミブ、ブスルファン、カバジタキセル、カルムスチン、クラドリビン、シタラビン、ダカルバジン、エトポシド、フルダラビン、ゲムシタビン、イリノテカン、ロイコボリン、メルファラン、メトトレキサート、ペメトレキセド、マイトマイシン、ミトキサントロン、テムシロリムス、トポテカン、バルルビシン、ビンクリスチン、ビンブラスチン、又はビノレルビンが含まれる。
更に、特許請求の範囲において使用される全ての用語は、本明細書で他に明示的に定義されない限り、当該技術分野におけるそれらの通常の意味に従って解釈されるべきである。「1つの(a/an)、その(the)、要素、装置、部材、構成要素、手段、など」への全ての言及は、他に明示的に述べられない限り、要素、装置、部材、構成要素、手段、など、の少なくとも1つの例を指すものとして広義に解釈されるべきである。
図1~図37Bは、薬剤送達デバイス2;2;2’’の、いくつかの例示的なカセット1;1’’;1’’’を示す。薬剤送達デバイス2;2;2’’は、流体圧力動力源21を備える再使用可能な本体20;20’;20’’20’’’を備える。流体圧力動力源は、気圧動力源又は液圧動力源とすることができる。気圧動力源は、ガスの流体圧力を増加させることによって、収容された薬剤を排出するために、ガスをカセットに出力するように構成され、液圧動力源は、液体の流体圧力を増加させることによって、収容された薬剤を排出するために、液体をカセットに出力するように構成されている。好ましい一例では、薬剤送達デバイス2は、携帯型デバイスである。カセット1;1’’;1’’’は、容器キャリア10と、薬剤容器M;Ma、Mb、Mc、Md;Ma’、Mb’、Mc’、Md’と、を備える。
薬剤容器M;Ma、Mb、Mc、Md;Ma’、Mb’、Mc’、Md’は、容器キャリア10;10’;10’’;10’’’10a’’、10b’’、10c’’、10d’’内に、少なくとも部分的に収容されるように構成されている。薬剤容器M;Ma、Mb、Mc、Md;Ma’、Mb’、Mc’、Md’は、本体M0;M0’;M0’’;M0a、M0b;M0a、M0a’、M0a’’、M0b、M0b’;M0b’’と、流体出口M1;M1’;Ma1,Mb1,Mc1と、を含む。本体M0;M0’;M0’’;M0a、M0b;M0a、M0a’、M0a’’、M0b、M0b’;M0b’’は、薬剤を収容するように構成されている。本体M0;M0’;M0’’;M0a、M0b;M0a、M0a’、M0a’’、M0b、M0b’;M0b’’内に収容される薬剤は、本体M0;M0’;M0’’;M0a、M0b;M0a、M0a’、M0a’’、M0b、M0b’;M0b’’の外に、流体出口M1;M1’;M1’’;Ma1,Mb1,Mc1を通って移動するように構成されている。
まず、任意選択の構成要素を含む、カセットの各構成要素について詳細に説明する。記載された構成要素の異なる組み合わせを含むカセットの例を、後に詳細に説明する。
本体M0;M0’;M0’’;M0a、M0b;M0a、M0a’、M0a’’、M0b、M0b’;M0b’’は、可撓性部分を含む。好ましい一例では、本体M0;M0’;M0’’;M0a、M0b;M0a、M0a’、M0a’’、M0b、M0b’;M0b’’は、可撓性バッグ及び/又は可撓性チューブを含む。以下のいくつかの例では、送達チューブが可撓性であると言及される場合、「送達チューブ」という用語及び「可撓性チューブ」という用語は互換的に使用されるということに留意されたい。言い換えれば、送達チューブが可撓性である場合、送達チューブは、薬剤容器の本体の可撓性チューブであり得る。一例では、本体M0は、図2A~図2Bに示すように、薬剤を収容するように構成された可撓性バッグM0aを備える。この例では、本体M0の可撓性部分は、可撓性バッグによって画定されている。この例では、流体出口M1は、薬剤送達デバイスの薬剤送達部材23、例えばスチール製注射針に直接接続することができ、又は流体出口M1は、薬剤送達部材23に動作可能に接続されるように構成されている。例えば、図32~図34Cに示すように、流体出口M1は、送達チューブ31の一端に動作可能に接続され、送達チューブ31の他端は、薬剤送達部材23に接続されるか、又は本体は、本体M0に接続された剛性送達チューブを備える。剛性送達チューブは、流体出口M1を画定する。あるいは、本体M0’は送達チューブM0bを備え、この例では、送達チューブM0bは可撓性がある。この例では、本体M0’の可撓性部分は、送達チューブM0bの一部によって画定されている。この例では、本体M0’は、剛性のある材料、例えば、ガラスアンプルから部分的に作製することができ、送達チューブM1’とともに組み立てる/それと一体化することができる。この例では、送達チューブM1’は流体出口M1を画定し、これは、可撓性送達チューブM1’が薬剤送達部材23に接続され得ることを意味する。
好ましい一例では、薬剤容器の本体は、流体密封チャンバ内に受容された可撓性バッグを含む。
好ましい一例では、薬剤容器の本体は、可撓性バッグ及び可撓性チューブを備えるか;又は、薬剤容器の本体は、可撓性チューブ31(本体の一部ではない)に動作可能に接続されるように構成された可撓性バッグを備える。この例では、流体圧力動力源からの流体によって押圧されるように構成された本体の可撓性部分が可撓性バッグの一部であるか可撓性チューブの一部であるか(本体が可撓性チューブを含む場合)にかかわらず、薬剤容器内に収容された薬剤の送達速度は、可撓性チューブを操作することによって制御することができる。例えば、ピンチバルブを可撓性チューブに取り付けることができ、薬剤容器内に収容された薬剤の送達速度(薬剤送達速度)をピンチバルブを介して調節することができる。好ましくは、この例では、流量計を可撓性チューブに接続して、薬剤容器内に収容された薬剤の送達速度を測定することができる。流量計は、ピンホイールセンサ、超音波センサ、及び/又は熱量測定センサとすることができる。薬剤送達速度は、速度制御構成が、薬剤容器の外側に配置されてもよく、例えば、ピンチバルブが、薬剤容器の本体の一部ではない可撓性チューブに取り付けられるので、薬剤容器から出る薬剤の流量(流量)と等しくなくてもよいということに留意されたい。
本体が送達チューブを含むか、又は薬剤容器の本体が可撓性チューブ31(本体の一部ではない)に動作可能に接続されるように構成された可撓性バッグを含む一例では、送達チューブは、任意選択でチューブバルブM2を含む。加えて、好ましい一例では、チューブバルブは、一方向バルブM2であり、送達チューブ内を流れる薬剤は、薬剤容器Mの本体に向かって逆流することができず、代わりに、送達チューブ内を流れる薬剤は、流体出口M1;M1’;Ma1,Mb1,Mc1に向かってのみ流れることができるようになっている。加えて、好ましい一例では、送達チューブのチューブバルブM2は、アンブレラバルブ、ばねベースのバルブ、又はボールバルブである。なお、チューブバルブは、有用な安全装置であるということに留意すべきである。しかしながら、それは、本開示のカセットにとっては、必ずしも必要な構成要素ではない。例えば、薬剤容器が地面に対して直立するように構成されている場合、すなわち、流体出口が地面に向けられている場合、本開示のカセットを備える薬剤送達デバイスの使用中、本体内の薬剤の重力によって、薬剤が本体に向かって逆流することを防止することができる。あるいは、薬剤容器が、流体出口から薬剤を排出するのに十分に高い圧力を受けるように構成されている場合、この圧力も、薬剤が本体に向かって逆流することを防止することができる。
一例では、容器キャリア10;10’;10’’;10’’’;10a’’、10b’’、10c’’、10d’’は、流体密封チャンバ11;11’;11’’;11a’’’、11b’’’、11c’’’;11a’’’’、11b’’’’、11c’’’’、11d’’’’;11’’’’’、11’’’’’’、11a’’’’’’’、11b’’’’’’’、11c’’’’’’’、11d’’’’’’’;11a’’’’’’’’、11b’’’’’’’’、11c’’’’’’’’、11d’’’’’’’’を備える。この例では、構成要素どうしの間の接続の大部分が事前に組み立てられているので、薬剤送達デバイスは、エンドユーザによって容易に使用されることができ、エンドユーザは、カセットを動力源21に取り付け、送達部材23をカセットに接続するだけでよい。一例では、容器フレーム11a’’’’’’’’’;11a’’’’’’’’’’によって形成された容器キャリアの流体密封チャンバ11a’’’’’’’’’,10e’’’’’;11a’’’’’’’’’’,11b’’’’’’’’’’は、図32及び図34A~図34Cに示すように、薬剤容器Mに取り付けられるように構成されている。一例では、図32に示されるように、容器キャリアの流体密封チャンバ11a’’’’’’’’’’、11b’’’’’’’’’’は、容器フレーム11a’’’’’’’’’と容器キャリア10’’’’’の内部チャンバ10e’’’’’とによって形成されている。代替的に、又は追加的に、容器キャリアの流体密封チャンバ11a’’’’’’’’、11b’’’’’’’’は、容器フレーム11a’’’’’’’’と、容器フレーム11a’’’’’’’’に取り付けられるように構成されたキャップ11b’’’’’’’’とによって形成されている。
容器フレーム11a’’’’’’’’’;11a’’’’’’’’’’は、薬剤容器Mを取り囲むように構成されている。一例では、容器フレーム11a’’’’’’’’は、図32に示すように、薬剤容器Mの外側輪郭を取り囲むように構成されている。この例は、薬剤容器が可撓性バッグである場合に適している。容器フレームが薬剤容器の外側輪郭を支持するので、薬剤を充填する間のよじれのリスクを低減することができる。この例では、容器フレーム11a’’’’’’’’は、可撓性バッグの外側輪郭に適合する形状に形成することができる。例えば、可撓性バッグが略矩形である場合、容器フレームは、可撓性バッグの外側輪郭を密接に取り囲むように構成された略矩形のリングであり得る。
代替的に又は追加的に、容器フレーム11a’’’’’’’’’’は、図34A~図34Cに示すように、薬剤容器Mの一部を受容するように構成されている。この例では、容器フレームは、可撓性バッグを少なくとも部分的に受容するための空洞を備える。この例では、先の例と比較して、可撓性バッグのより多くの外側表面領域が容器フレームによって取り囲まれる。
好ましくは、キャップはチューブセット3(後で詳細に説明する)を含む。好ましい一例では、薬剤容器Mは、キャップの1つ以上の対応する固定具30a、30bと係合するように構成された固定具M4を備える。例えば、固定具M4はフランジであり、対応する固定具30a、30bは突起である。図34A~図34Cに示されるような一例では、キャップは、穿孔部材32(後で詳細に説明される)のより近くに位置付けられる、第1のセットの対応する固定具30aと、対応する固定具30bの第2のセットと、を備えるこの例では、薬剤容器Mは、図34Bに示されるように、第2のセットの対応する固定具30bに取り付けられ、図34Cに示されるように、使用前に押されて第1のセットの対応する固定具30aと係合するように構成されている。その結果、送達チューブ31と薬剤容器Mとの間の流体接続が確立される。例えば、薬剤容器Mは、図34Bに示されるように、第2のセットの対応する固定具30bに事前に取り付けられてもよく、それにより、ユーザは、使用前に、薬剤容器を単に押すだけで、第1のセットの対応する固定具30aと係合されるようにことができる。
一例では、図34A~図34Cに示すように、キャップ11b’’’’’’’’’’と容器フレーム11a’’’’’’’’’’’’は、流体密封チャンバを形成する。あるいは、キャップ11b’’’’’’’’’’、容器フレーム11a’’’’’’’’、及び容器キャリア10’’’’’の内部チャンバ10e’’’’’は、図33に示すような、流体密封チャンバを形成する。あるいは、図32に示されるように、容器フレーム11a’’’’と、容器キャリア10’’’’’の内部チャンバ10e’’’’’とは、流体密封チャンバを形成する。
事前取付けは、ケア提供者によって、又は生産ラインにおいて行うことができる。キャップは、容器フレームを封止して流体密封チャンバを形成するように構成されている。好ましい一例では、キャップは、ねじ係合、スナップ嵌め係合を介して、又はクランプされて容器フレームに取り付けられる。好ましい一例では、ゴムリング4がキャップ11b’’’’’’’’’’と容器フレーム11a’’’’’’’’’との間に配置され、設計に必要な流体密封のレベルに応じて流体密封を強化する。キャップは、ドーム形状キャップの中心を通って延在する送達チューブを有するドーム形状であり得るか、又はキャップは、容器フレーム及び/又は容器キャリアの設計に応じた任意の好適な形状であり得る。
別の一例では、容器キャリア10;10’;10’’;10’’’;10a’’、10b’’、10c’’、10d’は、流体密封チャンバ11;11’;11’’;11a’’’、11b’’’、11c’’’;11a’’’’、11b’’’’、11c’’’’、11d’’’’;11’’’’’、11’’’’’’、11a’’’’’’’、11b’’’’’’’、11c’’’’’’’、11d’’’’’’’;11a’’’’’’’’、11b’’’’’’’’、11c’’’’’’’’、11d’’’’’’’’を完全には含まない。その代わりに、流体密封チャンバ11;11’;11’’;11a’’’、11b’’’、11c’’’;11a’’’’、11b’’’’、11c’’’’、11d’’’’;11’’’’’、11’’’’’’、11a’’’’’’’、11b’’’’’’’、11c’’’’’’’、11d’’’’’’’;11a’’’’’’’’’’、11b’’’’’’’’、11c’’’’’’’’、11d’’’’’’’’は、容器キャリア10;10’;10’’10’’’10a’’、10b’’、10c’’、10d’と、カセットを含む薬剤送達デバイス2の一部との組み合わせによって形成されている、つまり、カセットの容器キャリアは、部分的に流体密閉チャンバ11;11’;11’’;11a’’’、11b’’’、11c’’’;11a’’’’、11b’’’’、11c’’’’、11d’’’’;11’’’’’、11’’’’’、11a’’’’’、11b’’’’’、11c’’’’’、11d’’’’’;11a,11b,11c,11dを構成し、かつ薬剤送達デバイスはまた、流体密封チャンバ11;11’;11’’;11a’’’、11b’’’、11c’’’;11a’’’’、11b’’’’、11c’’’’、11d’’’’;11’’’’’、11’’’’’’、11a’’’’’’’、11b’’’’’’’、11c’’’’’’’、11d’’’’’’’;11a’’’’’’’’、11b’’’’’’’’、11c’’’’’’’’、11d’’’’’’’’を部分的に備える。言い換えれば、流体密封チャンバ11;11’;11’’;11a’’’、11b’’’、11c’’’;11a’’’’、11b’’’’、11c’’’’、11d’’’’;11’’’’’、11’’’’’’、11a’’’’’’’、11b’’’’’’’、11c’’’’’’’、11d’’’’’’’;11a’’’’’’’’、11b’’’’’’’’、11c’’’’’’’’、11d’’’’’’’’は、例えば図16に示すように、カセットが薬剤送達デバイスの一部に取り付けられたときにのみ形成されている。この例では、容器キャリア10;10’;10’’;10’’’;10a’’、10b’’、10c’’、10d’は、チャンバ又はフレームであり得る(後で詳細に説明する)。この例では、薬剤送達デバイスをコンパクトにすることができ、材料コストを低減することができる。更に、カセットは容器キャリア10;10’;10’’;10’’’;10a’’、10b’’、10c’’、10d’を備え、複数の送達部材への接続ポート及び/又は動力源21への複数の接続ポートなどの複数の接続ポートは、容器キャリアによって提供され得る。したがって、エンドユーザは、電源及び/又は送達部材を薬剤容器に容易に接続することができる。
流体密封チャンバ11;11’;11’’;11a’’’、11b’’’、11c’’’;11a’’’’、11b’’’’、11c’’’’、11d’’’’;11’’’’’、11’’’’’’、11a’’’’’’’、11b’’’’’’’、11c’’’’’’’、11d’’’’’’’;11a’’’’’’’’、11b’’’’’’’’、11c’’’’’’’’、11d’’’’’’’’は、入口110110’;110’’;110’’’;110’’’’;110a’を備える。入口110;110’;110’’;110’’’;110’’’’;110aは、薬剤送達デバイス2の再使用可能な本体の流体圧力動力源21の出口210に、流体接続するように構成されている。なお、流体圧力動力源が気圧動力源である場合には、流体密封チャンバは気密であり、流体圧力動力源が液圧動力源である場合には、流体密封チャンバは気密又は液密である。
流体密封チャンバ11;11’;11’’;11a’’’、11b’’’、11c’’’;11a’’’’、11b’’’’、11c’’’’、11d’’’’;11’’’’’、11’’’’’’、11a’’’’’’’、11b’’’’’’’、11c’’’’’’’、11d’’’’’’’;11a’’’’’’’’、11b’’’’’’’’、11c’’’’’’’’、11d’’’’’’’’は、薬剤容器M、M’の本体M0;M0’;M0’’;M0a、M0b;M0a、M0a’、M0a’’、M0b、M0b’;M0b’’の可撓性部分に連結され、したがって、入口110;110’が、流体圧力動力源21から出力流体を受け取ると、出力流体は流体密封チャンバ1111’;11’’;11’’’に流入し、薬剤容器M;Ma、Mb、Mc、Md;Ma’、Mb’、Mc’、Md’内に収容された薬剤は、出力流体M1;M1’の圧力下で押し出される。
一例では、本体M0;M0’;M0a、M0b;M0a、M0a’、M0a’’、M0b、M0b’;M0b’’は、流体密封チャンバ1111’;11’’;11a’’’、11b’’’、11c’’’;11a’’’’、11b’’’’、11c’’’’、11d’’’’;11’’’’’、11’’’’’’、11a’’’’’’’、11b’’’’’’’、11c’’’’’’’、11d’’’’’’’;11a’’’’’’’’、11b’’’’’’’’、11c’’’’’’’’、11d’’’’’’’’内に少なくとも部分的に収容される。一例では、図8及び図32に示すように、本体M0全体を、流体密封チャンバ11’’’’内に配置することができる。一例では、流体出口M1は、流体密封チャンバ11’’’’’の外に延在する。あるいは、流体出口M1’’’は、図34Cに示されるように、送達チューブ31’’に流体接続されている。これらの2つの例では、本体M0は可撓性バッグを含む。一例では、図2Aに示すように、本体が送達チューブM0b’を備え、送達チューブM0b’が可撓性である場合、流体密封チャンバ11’は、チューブ入口111’及びチューブ出口112’を備える。本例では、送達チューブは、チューブ入口111’とチューブ出口112’との間に位置付けられるように構成されている。好ましい一例では、送達チューブM0bは、2つのチューブバルブM2、M2’を備える。好ましい一例では、流体密封チャンバ11’は、図3A~図3Bに示すように、2つのチューブバルブM2、M2’の間の送達チューブの一部を取り囲むように構成されている。
あるいは、図4に示すように、流体密封チャンバは膨張可能11’’である。流体密封チャンバ11’’は、本体M0の可撓性部分に隣接しており、流体圧力動力源からの出力流体が流体密封チャンバ11’’に流入し、流体密封チャンバ11’’を膨張させて薬剤容器Mを押圧するように構成されている。図4に示す一例では、本体M0’’は可撓性バッグを備え、流体密封チャンバ11’’は、流体圧力動力源からの出力流体が流体密封チャンバ11’’に流入したときに膨張し、それによって可撓性バッグを押圧するように構成され、したがって、可撓性バッグ内に収容された薬剤を排出することができる。この例では、可撓性バッグは、薬剤送達部材に直接接続することができ、又は可撓性バッグは、流体密封チャンバ11’’及び/又は容器キャリアから延在する可撓性チューブを備えることができる。あるいは、本体が可撓性チューブを備える場合、流体密封チャンバ11’’は、流体圧力動力源からの出力流体が流体密封チャンバ11’’に流入するときに膨張し、それによって可撓性チューブを押圧するように構成されている。好ましい一例では、流体密封チャンバも、チューブである。この例では、流体密封チャンバは、薬剤容器の本体の1つ以上の可撓性チューブに取り付けられる。この例では、複数ルーメン薬剤送達チューブは、少なくとも1つの流体密封チャンバチューブ及び薬剤容器の本体の少なくとも1つの可撓性チューブによって形成されている。この例では、複数ルーメン薬剤送達チューブの1つのルーメンは、流体圧力動力源に接続され、複数ルーメンの他の1つのルーメンは、薬剤容器に接続されている。
この例では、容器キャリアは剛性容器チャンバを備え、薬剤容器の可撓性部分及び流体密封チャンバは、容器キャリアの剛性容器チャンバ内に少なくとも部分的に配置される。
流体密封チャンバの入口110;110’;110’’;110’’’;110’’’’;110aは、流体圧力動力源21に接続されるように構成されている。例えば、流体圧力動力源21の出口210を、流体密封チャンバの入口110;110’に、直接接続することができ、又は流体圧力動力源21の出口は、伝達チューブ22を介して、流体密封チャンバの入口に接続することができる。一例では、流体密封チャンバの入口110’’’は、バルブ114;114’を備える。あるいは、流体圧力動力源21の出口がバルブを備える場合、流体密封チャンバの入口はバルブを備えなくてもよい。バルブは、多方向バルブ114’(後で詳細に説明する)とすることができる。あるいは、バルブ114は、一方向バルブであってもよく、流体圧力動力源21からの流体出力が、流体密封チャンバに向かってのみ流れることができるようにしてもよい。一例では、流体密封チャンバは、少なくとも部分的に剛性のある材料で作製される。流体密封チャンバが少なくとも部分的に剛性のある材料から作製される一例では、流体密封チャンバは、ハニカムマトリックスなどの流体密封チャンバの壁となるように構造的に強化されたプラスチック材料から作製される。言い換えれば、流体密封チャンバの壁は平坦ではなく、代わりに、ハニカムマトリックス又は複数のリブ突起が設けられる。流体密封チャンバが硬質プラスチックで作製される場合、硬質プラスチック壁は脆弱であり得る。例えば、硬質プラスチックは、カセット又はカセットを含む薬剤送達デバイスが落下して硬質表面、例えば平坦な硬い地面に当たったときに容易に割れてしまう。ハニカムマトリックスなどの構造的強化は、プラスチック壁をより可撓性にし、したがって、プラスチック壁をより頑丈にすることができる。あるいは、流体密封チャンバは、図12に示すように、薬剤容器を完全に封入する二次可撓性バッグ11’’’’である。これは、一方のポートが流体密封チャンバの流体出口であり、他方のポートが流体密封チャンバの入口である多層バッグアセンブリによって達成することができる。代替的に又は追加的に、流体密封チャンバは円筒形であってもよく、内圧下でのシリンダの自己補強性により、円筒形流体密封チャンバは、プラスチックを過剰に使用することなく、圧力下で高度の構造的安定性を達成することができる。
別の一例では、図1に示されるように、流体密封チャンバ11は、流体密封チャンバ11に流入する流体を流体密封チャンバ11から放出するように構成された放出バルブ115を備える。放出バルブは、薬剤送達動作を直ちに停止するように構成された任意選択の安全設計である。例えば、放出バルブ115は、ユーザアクセス可能な緊急ボタンに接続されることができ、カセットの一部又は薬剤送達デバイスの再使用可能本体20;20’;20’’;20’’’の一部のいずれかであることができる。したがって、ユーザが、例えば、有害な薬物反応に起因して、薬剤送達動作を停止する必要があるとき、ユーザは、緊急ボタンを起動させる、例えば、押す/引くことによって、放出バルブ115を開放することができる。したがって、流体密封チャンバ内の流体の流れを直ちに解放することができ、それによって薬剤送達動作を停止することができる。加えて、放出バルブ115はまた、流体圧力が所定の閾値に達すると、流体密封チャンバに流入する流体を流体密封チャンバから放出するように設計されることもできる。したがって、流体密封チャンバ内の圧力は、安全圧力値、例えば薬剤送達デバイス及び/又は薬剤容器を損傷しない圧力値未満に制御することができる。
更に、放出バルブは、薬剤送達速度を遅くするように構成することができる。この例では、部分的カセット減圧機構を設けることができる。この効果は意図的であり、制御されており、薬剤容器から出る薬剤の流量を減少させるか、又は(バルブを閉じることによって)再増加させる効果を有する。好ましい一例では、放出バルブは回転可能なオリフィスに接続されている。
更に、本体M0a、M0bが可撓性チューブを含む一例では、流体密封チャンバ11’は、真空デバイスに接続されるように構成された出口113’を含み、図2B及び図3Bに示すように、流体密封チャンバ内の圧力が低下すると、薬剤容器内に収容された薬剤が可撓性チューブ内に吸い込まれる。この例では、送達される投与量はより正確なものとなり得る。この例では、図2B及び図3Bに示すように、流体密封チャンバ11’の圧力が低下すると、ある特定量の薬剤が、可撓性チューブ内に吸い込まれるように構成されている。次いで、この一定量の薬剤は、図2A及び図3Aに示すように、流体が流体密封チャンバ11’に流入するときに、流体出口から外に排出されるように構成されている。好ましくは、この例では、可撓性チューブは、流体密封チャンバ11’のチューブ入口と流体密封チャンバ11’のチューブ出口との間に配置された2つのチューブバルブM2、M3を備える。したがって、用量の精度に影響を与え得る、流体密封チャンバ11’内の薬剤の、いかなる潜在的な漏れも回避することができる。一例では、図2A~図3Bに示すように、流体密封チャンバ11’は、入口110としての開口部と、出口113’としての別の開口部とを備える。あるいは、流体密封チャンバの入口は、流体密封チャンバの出口である。この例では、薬剤送達デバイスは、流体密封チャンバに接続された主チューブ部分と、2つの分割チューブ部分とを有する「Y」字形チューブを備える。分割チューブ部分の一方は真空デバイスに接続し、他方は気圧流体源に接続する。2つのバルブは、2つの分割管部分内にそれぞれ配置することができる。真空デバイス及び流体圧力動力源は、2つの分離可能な装置、例えば、2つの独立したポンプ、又は1つのポンプと1つのベンチレータとであり得るということに留意されたい。あるいは、真空デバイスは、流体圧力動力源の一部であってもよい。例えば、流体圧力動力源は可逆ポンプであってもよい。
別の一例では、流体密封チャンバ11は、図1に示すように、圧力センサ116を備える。あるいは、流体密封チャンバ11’’’’’は、図8に示すように、流体密封測定チャンバ13に連結される。この例では、容器キャリア10’’’は、流体密封測定チャンバ13及び流体密封チャンバ11を備える。流体密封測定チャンバ13は、流体圧力動力源21に接続されるように構成され、流体密封チャンバ11’’’’’と同じ流体圧力レベルになるように構成されている。流体密封測定チャンバは、ピストン130を備える。ピストン130は、流体密封測定チャンバ13内のピストン130の位置を感知するように構成された位置センサに動作可能に接続されるように構成されている。この例では、位置センサは、カセットの一部又は薬剤送達デバイスの一部のいずれかであり得る。この例では、流体密封チャンバ内の圧力は、流体密封測定チャンバ13のピストン130の感知された位置に基づいて測定することができる。あるいは、容器キャリアは、薬剤容器の位置を検出するように構成された位置センサを備える。この例では、流体密封チャンバ内の圧力は、薬剤容器の感知された位置に基づいて測定することができる。例えば、位置センサは、薬剤容器の画像を連続的に捕捉するように構成されている。したがって、流体密封チャンバ内の圧力レベルは、例えば、異なるレベルの変形を示す薬剤容器の画像を用いた画像認識技術に基づいて、計算することができる。更に、薬剤カセットは、任意選択で流量センサを備える。
カセット1;1’’;1’’’は、薬剤送達デバイス2の再使用可能な本体20;20’;20’’;20’’’に取り付けられるように構成されている。好ましくは、カセット1;1’;1’’は、薬剤送達デバイス2の再使用可能な本体に、解放可能に取り付けられるように構成されている。この例では、ユーザは新しいカセットと交換し、使用後に使用済みカセットを返却することができる。この例は、定期的な薬剤送達を得る必要があるユーザに適している。あるいは、カセットは、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体に、(薬剤送達デバイスの使用者が)取り外すことができないように取り付けることができる。この例では、使用者は、使用後に、薬剤送達デバイス全体を返却することができる。この例は、高度に規制された薬剤、例えば、毒性又は中毒性の薬剤を受ける必要があるユーザに適している。一例では、カセットは、あるツール、例えば、所定の磁石アレイによってのみ解放され得る磁気ロックを介して、再使用可能本体にロックされることができる。
カセット1;1’;1’’は、薬剤送達デバイス2に取り付けられ、流体出口M1;M1’;Ma1、Mb1、Mc1は、薬剤送達デバイス2の薬剤送達部材23に接続されるように構成されている。
一例では、カセットは、カセットハウジングを備える。この例では、容器キャリアは、カセットハウジング内に配置される。あるいは、容器キャリアは、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体に、動作可能に取り付けられるように構成されている。この例では、カセットは、カセットハウジングを必要としない。これらの2つの例は、可撓性部分を備える容器キャリアに適している。例えば、流体密封チャンバが、二次可撓性バッグから作製される場合である。
別の一例では、カセットは2つの薬剤容器を備える。一例では、カセットは、図5~図6及び図31に示すように、2つの容器キャリア10a’’、10b’’を備える。2つの容器キャリア10a’’、10b’’は、2つの薬剤容器をそれぞれ含む。2つの容器キャリア10a’’、10b’’は、少なくとも2つの流体密封チャンバ11a’’’、11b’’’11c’’’をそれぞれ備える。図5及び図31は、薬剤容器が、流体密封チャンバ11a’’’;11b’’’;11c’’’内に配置された、可撓性バッグMa、Mb、Mcを備える一例を示す。好ましい一例では、図31に示すように、2つの容器キャリアは互いに積み重ねられる。カセットハウジングがない一例では、複数のカセットが互いに積み重ねられる。代替的に又は追加的に、カセットはカセットハウジングを備え、2つの容器キャリアは、カセットハウジング内で互いに積み重ねられる。図6は、薬剤容器の本体M0a、M0bが、流体密封チャンバ11a’’’’、11b’’’’、11c’’’’内に配置された可撓性チューブM0bを備える一例を示す図である。あるいは、容器キャリア10a’’;10’’’’’は、少なくとも2つの流体密封チャンバ11a’’’、11b’’’;11a’’’’’’’’’、10e’’’’’を備える。この例では、少なくとも2つの流体密封チャンバ11a’’’、11b’’’は、2つの薬剤容器Ma、Mbの少なくとも2つの本体の2つの可撓性部分をそれぞれ収容するように構成されている。一例では、図32に示されるように、2つの流体密封チャンバ11a’’’’’’’’’、10e’’’’’は、容器フレーム11a’’’’’’’’’、及び容器10’’’’’の内部チャンバ10e’’’’’によって形成することができる。
一例では、各薬剤容器には、患者への、流体的に分離した接続部が設けられており、患者側で所望されない限り、別々の薬剤が投与中に混合しないようになっている。例えば、各薬剤容器は、それ自体の薬剤送達部材23a’、23b’、23c’、23d’と接続されている。
好ましい一例では、カセットは、図5~図6、図13~図14、図22、図24、図32に示すように、3つ以上の薬剤容器を備える。好ましい一例では、複数の薬剤容器は、複数の容器キャリアと複数の流体密封チャンバとの組合せを有するカセット内に、収容される。例えば、カセットは、3つの薬剤容器と2つの容器キャリアとを備える。この例では、1つの容器キャリアが、2つの流体密封チャンバを備え、2つの薬剤容器をそれぞれ収容するように構成され;容器キャリアのうちの他方は、第3の薬剤容器を収容するように構成された1つの流体密封チャンバを備える。
好ましい一例では、一方向バルブ101が、2つの流体密封チャンバ11a’’、11b’’どうしの間に配置される。2つの流体密封チャンバ11a’’、11b’’は、1つの単一容器キャリアの一部であってもよく、又は図5及び図14に示すように、それぞれ2つの容器キャリアに含まれてもよい。
別の好ましい例では、2つの流体密封チャンバ11a’’、11b’’のうちの一方の流体密封チャンバ11a’’のみが、流体圧力動力源21に流体接続されるように構成された入口110を備える。この例では、それぞれ2つの薬剤容器内の薬剤を患者に順次送達することができる。例えば、2つの薬剤容器が2つの異なる薬剤を収容するように構成され、第1の所定の薬剤のみが患者に完全に送達され、第2の所定の薬剤を患者に送達することができる。
例えば、2つの流体密封チャンバ11a’’、11b’’どうしの間の一方向バルブ101は、第1の流体圧力閾値に達したときに開くように構成されている。流体圧力動力源21に流体接続されるように構成された流体密封チャンバの入口110’’’のバルブ114は、第2の流体圧力閾値に達したときに開くように構成されている。第1の流体圧力閾値は、第2の流体圧力閾値以上である。あるいは、第1の流体圧力閾値は、第2の流体圧力閾値よりも低くてもよいが、薬剤送達部材が配置される組織からの抵抗圧力よりも大きくてもよい。この例では、薬剤送達部材は、注射針又は軟質カニューレである。抵抗圧力の具体的な値は、ターゲット組織、例えば、筋肉又は皮下組織に依存する。
流体密封チャンバが放出バルブ115を備える一例では、所定の閾値は、第2の流体圧力閾値よりも大きい。別の好ましい一例では、所定の閾値は、第1の流体圧力閾値よりも大きい。
流体密封チャンバが入口110’及び出口113’を備える一例では、2つの一方向バルブが、2つの流体密封チャンバの間に配置され、反対方向に開くように構成されている。あるいは、1つの多方向バルブを、2つの流体密封チャンバどうしの間に配置することができる。多方向バルブは、異なる圧力閾値に基づいて、異なる方向に開くように構成することができる。上記の多方向バルブは、例えば、2/2方バルブ、3/2方バルブ、5/2方バルブといった多方向バルブとすることができる。
異なるカセットのいくつかの例を、以下に詳細に説明する。
第1の例では、カセットは、1つの流体密封チャンバ11を有する容器キャリア10を備える。より具体的には、この例では、容器キャリア10は、図1に示すように、流体密封チャンバ11である。この例では、流体密封チャンバ11は、剛性のある材料で作製される。第1の例では、薬剤容器Mの本体M0は、可撓性バッグである。可撓性バッグは、流体密封チャンバ11内に部分的に又は完全に収容され、流体が流体密封チャンバ11に流入すると、流体が可撓性バッグを押圧し、それによって、収容された薬剤の少なくとも一部を、薬剤容器Mの流体出口M1から排出させる。この例では、薬剤容器Mの流体出口M1は、図8に示すように、可撓性バッグの一部であり、流体出口M1は、カセットが、薬剤送達デバイス2、2、2’’、に取り付けられているとき。薬剤送達デバイス2、2、2’’の薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、薬剤容器Mの流体出口M1は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された注射針又は軟質カニューレに接続されている。加えて、流体密封チャンバ11は、図1に示されるように、任意選択的に、放出バルブ115を備える。更に、好ましい一例では、流体密封チャンバ11の入口110は、一方向バルブ114、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。あるいは、流体密封チャンバ11の入口110は、多方向バルブを備える。あるいは、別の一例では、流体密封チャンバ11は、図12に示されるように、可撓性のある材料、例えば、二次可撓性バッグ11’’’’から作製される。
第2の例では、カセットは、1つの流体密封チャンバを有する容器キャリア10を備える。より具体的には、この例では、容器キャリア10は流体密封チャンバである。この例では、流体密封チャンバは、剛性のある材料で作製される。第2の例では、薬剤容器Mの本体M0a、M0bは、図2A~図2Bに示すように、可撓性バッグM0aと、可撓性バッグM0aから送達チューブ出口まで延在する可撓性チューブM0bとの組み合わせである。この例では、送達チューブM0bは可撓性がある。この例では、流体出口M1’は、送達チューブ出口である。可撓性バッグM0aは、流体密封チャンバ内に部分的に又は完全に収容され、流体が流体密封チャンバ内に流入すると、流体が可撓性バッグを押圧し、それによって、収容された薬剤の少なくとも一部を、薬剤容器Mの流体出口M1’から排出させる。この例では、薬剤容器Mの流体出口M1’は、カセットが薬剤送達デバイスに取り付けられると、薬剤送達デバイスの薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、薬剤容器Mの流体出口M1’は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された注射針又は軟質カニューレに接続されている。加えて、流体密封チャンバは、図1に示されるように、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバの入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。加えて、送達チューブM0bは、任意選択的に、チューブバルブを備え、チューブバルブは、一方向バルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブであり、チューブバルブは、任意の流体が送達チューブM0bを通って、薬剤容器Mの本体M0a、M0bの可撓性バッグM0aに逆流することを防止するように構成されている。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。あるいは、別の一例では、流体密封チャンバは、図12に示されるように、可撓性のある材料、例えば、二次可撓性バッグM0a11’’’’から作製される。
第3の例では、カセットは、1つの流体密封チャンバを有する容器キャリアを備える。より具体的には、この例では、容器キャリアは流体密封チャンバである。この例では、流体密封チャンバは、剛性のある材料で作製される。第3の例では、薬剤容器の本体は、ガラスカートリッジと、ガラスカートリッジから送達チューブ出口まで延在する送達チューブとの組み合わせである。この例では、送達チューブは可撓性がある。あるいは、カートリッジは、剛性のあるプラスチック材料で作製することができる。この例では、流体出口は、送達チューブ出口である。第3の例では、送達チューブは、流体密封チャンバ内に部分的に収容される。この例では、流体密封チャンバは、チューブ入口及びチューブ出口を備える。送達チューブは、チューブ入口とチューブ出口との間に位置付けられるように構成されている。したがって、流体が、流体密封チャンバに流入すると、流体は、送達チューブを押圧し、それによって、収容された薬剤の少なくとも一部を薬剤容器の流体出口から排出させる。送達チューブは、流体密封チャンバ内に完全に収容され得るということに留意されたい。第3の例では、薬剤容器の流体出口は、カセットが、薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、薬剤容器の流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された注射針又は軟質カニューレに接続されている。加えて、流体密封チャンバは、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバの入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。加えて、送達チューブは、任意選択的に、チューブバルブを備える。チューブバルブは、一方向バルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブであり、チューブバルブは、任意の流体が送達チューブを通って、薬剤容器の本体のガラスカートリッジに逆流することを防止するように構成されている。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。あるいは、別の一例では、流体密封チャンバは、可撓性のある材料、例えば、二次可撓性バッグ11’’’’から作製される。
第4の例では、カセットは、1つの流体密封チャンバを有する容器キャリアを備える。より具体的には、この例では、容器キャリアは流体密封チャンバである。この例では、流体密封チャンバは、剛性のある材料で作製される。この例では、薬剤容器の本体は、ガラスカートリッジと、ガラスカートリッジから送達チューブ出口まで延在する送達チューブとの組み合わせである。この例では、送達チューブは可撓性がある。あるいは、カートリッジは、剛性のあるプラスチック材料で作製することができる。この例では、流体出口は、送達チューブ出口である。この例では、送達チューブは、流体密封チャンバ内に部分的に収容される。この例では、流体密封チャンバは、チューブ入口及びチューブ出口を備える。送達チューブは、チューブ入口とチューブ出口との間に位置付けられるように構成されている。第4の例では、送達チューブは、2つのチューブバルブを備える。チューブバルブは、一方向バルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブであり、チューブバルブは、任意の流体が送達チューブを通って、薬剤容器の本体の可撓性バッグに逆流することを防止するように構成されている。より具体的には、2つのチューブバルブのうちの一方は、流体密封チャンバのチューブ入口に近接し、2つのチューブバルブのうちの他方は、流体密封チャンバのチューブ出口に近接する。したがって、流体が、流体密封チャンバに流入すると、流体は、送達チューブを押圧し、それによって、収容された薬剤の少なくとも一部を薬剤容器の流体出口から排出させる。送達チューブは、流体密封チャンバ内に完全に収容され得るということに留意されたい。この例では、薬剤容器の流体出口は、カセットが、薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、薬剤容器の流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された注射針又は軟質カニューレに接続されている。加えて、流体密封チャンバは、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバの入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。あるいは、別の一例では、流体密封チャンバは、可撓性のある材料、例えば、二次可撓性バッグ11’’’’から作製される。
第5の例では、カセットは、1つの流体密封チャンバを有する容器キャリアを備える。より具体的には、この例では、容器キャリアは流体密封チャンバである。この例では、流体密封チャンバは、剛性のある材料で作製される。第5の例では、流体密封チャンバ11’は、図2A~図2Bに示すように、入口110’及び出口113’を備える。流体密封チャンバ11’の入口110’は、流体圧力動力源に流体接続されるように構成されている。流体密封チャンバ11’の出口113’は、真空デバイスに接続されるように構成されている。この例では、薬剤容器の本体は、ガラスカートリッジと、ガラスカートリッジから送達チューブ出口まで延在する送達チューブとの組み合わせである。この例では、送達チューブは可撓性がある。あるいは、カートリッジは、剛性のあるプラスチック材料で作製することができる。この例では、流体出口は、送達チューブ出口である。この例では、送達チューブは、流体密封チャンバ内に部分的に収容される。この例では、流体密封チャンバ11’は、図2A~2Bに示されるように、チューブ入口111’及びチューブ出口112’を備える。送達チューブは、チューブ入口111’とチューブ出口112’との間に位置付けられるように構成されている。第5の例では、流体密封チャンバ11’の入口110’及び流体密封チャンバ11’の出口113’は、流体密封チャンバ11’のチューブ入口111’と流体密封チャンバ11’のチューブ出口113’との間に位置付けられる。したがって、流体密封チャンバ内の圧力が低下すると、ガラスカートリッジ内の、ある特定量の薬剤が、流体密封チャンバ内に収容された送達チューブの一部に吸い込まれる。その後、流体圧力動力源からの流体が、流体密封チャンバに流入すると、流体は送達チューブを押圧し、それによって、送達チューブ内のある特定量の薬剤の少なくとも一部を薬剤容器の流体出口から排出させる。送達チューブは、流体密封チャンバ内に完全に収容され得るということに留意されたい。この例では、薬剤容器の流体出口は、カセットが、薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、薬剤容器の流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された注射針又は軟質カニューレに接続されている。加えて、流体密封チャンバは、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバの入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。加えて、送達チューブは、任意選択的に、チューブバルブを備える。チューブバルブは、一方向バルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブであり、チューブバルブは、任意の流体が送達チューブを通って、薬剤容器の本体のガラスカートリッジに逆流することを防止するように構成されている。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。あるいは、別の一例では、流体密封チャンバは、図12に示されるように、可撓性のある材料、例えば、二次可撓性バッグ11’’’’から作製される。
第6の例では、カセットは、1つの流体密封チャンバを有する容器キャリアを備える。より具体的には、この例では、容器キャリアは流体密封チャンバである。この例では、流体密封チャンバは、剛性のある材料で作製される。第6の例では、流体密封チャンバは、入口及び出口を備える。第6の例では、流体密封チャンバの入口及び流体密封チャンバの入口は、図3A~図3Bに示すように、流体密封チャンバの同じオリフィス110’’、113’’である。第6の例では、流体密封チャンバのオリフィス110’’、113’’は、真空及び出力流体の両方を提供することができるデバイスに接続されている。この例では、薬剤容器の本体は、ガラスカートリッジと、ガラスカートリッジから送達チューブ出口まで延在する送達チューブとの組み合わせである。この例では、送達チューブは可撓性がある。あるいは、カートリッジは、剛性のあるプラスチック材料で作製することができる。この例では、流体出口は、送達チューブ出口である。第6の例では、送達チューブは、流体密封チャンバ内に部分的に収容される。この例では、流体密封チャンバは、チューブ入口及びチューブ出口を備える。送達チューブは、チューブ入口とチューブ出口との間に位置付けられるように構成されている。この例では、流体密封チャンバのオリフィス110’’、113’’は、流体密封チャンバのチューブ入口と流体密封チャンバのチューブ出口との間に位置付けられる。したがって、流体密封チャンバ内の圧力が低下すると、ガラスカートリッジ内の、ある特定量の薬剤が、流体密封チャンバ内に収容された送達チューブの一部に吸い込まれる。その後、出力流体が流体密封チャンバに流入すると、流体は送達チューブを押圧し、それによって送達チューブ内のある特定量の薬剤の少なくとも一部を、薬剤容器の流体出口から排出させる。送達チューブは、流体密封チャンバ内に完全に収容され得るということに留意されたい。第6の例では、薬剤容器の流体出口は、カセットが、薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、薬剤容器の流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された注射針又は軟質カニューレに接続されている。加えて、流体密封チャンバは、図1に示されるように、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバの入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。加えて、送達チューブは、任意選択的に、チューブバルブを備える。チューブバルブは、一方向バルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブであり、チューブバルブは、任意の流体が送達チューブを通って、薬剤容器の本体のガラスカートリッジに逆流することを防止するように構成されている。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。あるいは、別の一例では、流体密封チャンバは、図12に示されるように、可撓性のある材料、例えば、二次可撓性バッグ11’’’’から作製される。
第7の例では、カセットは、1つの流体密封チャンバを有する容器キャリアを備える。より具体的には、この例では、容器キャリアは流体密封チャンバである。この例では、流体密封チャンバは、剛性のある材料で作製される。第7の例では、流体密封チャンバは、入口及び出口を備える。流体密封チャンバの入口は、流体圧力動力源に流体接続されるように構成されている。流体密封チャンバの出口は、真空デバイスに接続されるように構成されている。この例では、薬剤容器の本体は、ガラスカートリッジと、ガラスカートリッジから送達チューブ出口まで延在する送達チューブとの組み合わせである。この例では、送達チューブは可撓性がある。あるいは、カートリッジは、剛性のあるプラスチック材料で作製することができる。この例では、流体出口は、送達チューブ出口である。この例では、送達チューブは、流体密封チャンバ内に部分的に収容される。この例では、流体密封チャンバは、チューブ入口及びチューブ出口を備える。送達チューブは、チューブ入口とチューブ出口との間に位置付けられるように構成されている。第7の例では、送達チューブは、2つのチューブバルブを備える。チューブバルブは、一方向バルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブであり、チューブバルブは、任意の流体が送達チューブを通って、薬剤容器の本体の可撓性バッグに逆流することを防止するように構成されている。より具体的には、2つのチューブバルブのうちの一方は、流体密封チャンバのチューブ入口に近接し、2つのチューブバルブのうちの他方は、流体密封チャンバのチューブ出口に近接する。第7の例では、流体密封チャンバの入口及び流体密封チャンバの出口は、流体密封チャンバのチューブ入口と流体密封チャンバのチューブ出口との間に位置付けられる。したがって、流体密封チャンバ内の圧力が低下すると、ガラスカートリッジ内の、ある特定量の薬剤が、流体密封チャンバ内に収容された送達チューブの一部に吸い込まれる。その後、流体圧力動力源からの流体が、流体密封チャンバに流入すると、流体は送達チューブを押圧し、それによって、送達チューブ内のある特定量の薬剤の少なくとも一部を薬剤容器の流体出口から排出させる。送達チューブは、流体密封チャンバ内に完全に収容され得るということに留意されたい。この例では、薬剤容器の流体出口は、カセットが、薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、薬剤容器の流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された注射針又は軟質カニューレに接続されている。加えて、流体密封チャンバは、図1に示されるように、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバの入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。あるいは、別の一例では、流体密封チャンバは、図12に示されるように、可撓性のある材料、例えば、二次可撓性バッグ11’’’’から作製される。
第8の例では、カセットは、1つの流体密封チャンバを有する容器キャリアを備える。より具体的には、この例では、容器キャリアは流体密封チャンバである。この例では、流体密封チャンバは、剛性のある材料で作製される。第8の例では、流体密封チャンバは、入口及び出口を備える。この例では、流体密封チャンバの入口及び流体密封チャンバの入口は、図3A~3Bに示すように、流体密封チャンバの同じオリフィス110’’、113’’である。この例では、流体密封チャンバのオリフィス110’’、113’’は、真空及び出力流体の両方を提供することができるデバイスに接続されている。この例では、薬剤容器の本体は、ガラスカートリッジと、ガラスカートリッジから送達チューブ出口まで延在する送達チューブとの組み合わせである。この例では、送達チューブは可撓性がある。あるいは、カートリッジは、剛性のあるプラスチック材料で作製することができる。この例では、流体出口は、送達チューブ出口である。この例では、送達チューブは、流体密封チャンバ内に部分的に収容される。この例では、流体密封チャンバは、チューブ入口及びチューブ出口を備える。送達チューブは、チューブ入口とチューブ出口との間に位置付けられるように構成されている。この例では、流体密封チャンバのオリフィス110’’、113’’は、流体密封チャンバのチューブ入口と流体密封チャンバのチューブ出口との間に位置付けられる。第8の例では、送達チューブは、2つのチューブバルブを備える。チューブバルブは、一方向バルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブであり、チューブバルブは、任意の流体が送達チューブを通って、薬剤容器の本体の可撓性バッグに逆流することを防止するように構成されている。より具体的には、2つのチューブバルブのうちの一方は、流体密封チャンバのチューブ入口に近接し、2つのチューブバルブのうちの他方は、流体密封チャンバのチューブ出口に近接する。この例では、流体密封チャンバの入口及び流体密封チャンバの出口は、流体密封チャンバのチューブ入口と流体密封チャンバのチューブ出口との間に位置付けられる。したがって、流体密封チャンバ内の圧力が低下すると、ガラスカートリッジ内の、ある特定量の薬剤が、流体密封チャンバ内に収容された送達チューブの一部に吸い込まれる。その後、出力流体が流体密封チャンバに流入すると、流体は送達チューブを押圧し、それによって送達チューブ内のある特定量の薬剤の少なくとも一部を、薬剤容器の流体出口から排出させる。送達チューブは、流体密封チャンバ内に完全に収容され得るということに留意されたい。この例では、薬剤容器の流体出口は、カセットが、薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、薬剤容器の流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された注射針又は軟質カニューレに接続されている。加えて、流体密封チャンバは、図1に示されるように、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバの入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。あるいは、別の一例では、流体密封チャンバは、図12に示されるように、可撓性のある材料、例えば、二次可撓性バッグ11’’’’から作製される。
第9の例では、カセットは、1つの流体密封チャンバ11’を有する容器キャリアを備える。より具体的には、この例では、容器キャリアは流体密封チャンバ11’である。この例では、流体密封チャンバ11’は、剛性のある材料で作製される。第9の例では、薬剤容器の本体M0a、M0bは、図2A~2Bに示すように、可撓性バッグM0aと、可撓性バッグM0aから送達チューブ出口まで延在する送達チューブM0bとの組み合わせである。この例では、送達チューブM0bは可撓性がある。この例では、流体出口M1’は、送達チューブ出口である。第9の例では、送達チューブM0bは、流体密封チャンバ11’内に部分的に収容される。この例では、流体密封チャンバ11’は、チューブ入口及びチューブ出口を備える。送達チューブは、チューブ入口111’とチューブ出口112’との間に位置付けられるように構成されている。したがって、流体が、流体密封チャンバに流入すると、流体は、送達チューブを押圧し、それによって、収容された薬剤の少なくとも一部を薬剤容器の流体出口から排出させる。送達チューブは、流体密封チャンバ内に完全に収容され得るということに留意されたい。第9の例では、薬剤容器の流体出口は、カセットが、薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、薬剤容器の流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された注射針又は軟質カニューレに接続されている。加えて、流体密封チャンバは、図1に示されるように、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバの入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。加えて、送達チューブは、任意選択的に、チューブバルブを備える。チューブバルブは、一方向バルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブであり、チューブバルブは、任意の流体が送達チューブを通って、薬剤容器の本体の可撓性バッグに逆流することを防止するように構成されている。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。あるいは、別の一例では、流体密封チャンバは、図12に示されるように、可撓性のある材料、例えば、二次可撓性バッグ11’’’’から作製される。
第10の例では、カセットは、1つの流体密封チャンバ11’を有する容器キャリアを備える。より具体的には、この例では、容器キャリアは流体密封チャンバ11’である。この例では、流体密封チャンバは、剛性のある材料で作製される。この例では、薬剤容器の本体M0a、M0bは、図2A~2Bに示すように、可撓性バッグM0aと、可撓性バッグM0aから送達チューブ出口まで延在する送達チューブM0bとの組み合わせである。この例では、送達チューブは、可撓性である。この例では、流体出口M1’は、送達チューブ出口である。この例では、送達チューブは、流体密封チャンバ内に部分的に収容される。この例では、流体密封チャンバは、チューブ入口111’及びチューブ出口112’を備える。送達チューブは、チューブ入口とチューブ出口との間に位置付けられるように構成されている。第10の例では、送達チューブは、2つのチューブバルブM2、M2’を備える。チューブバルブM2、M2’は、一方向バルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブであり、チューブバルブM2、M2’は、任意の流体が送達チューブを通って、薬剤容器の本体の可撓性バッグに逆流することを防止するように構成されている。より具体的には、2つのチューブバルブM2、M2’のうちの一方は、流体密封チャンバ11’のチューブ入口111’に近接し、2つのチューブバルブM2、M2’のうちの他方は、流体密封チャンバ11’のチューブ出口112’に近接する。したがって、流体が、流体密封チャンバに流入すると、流体は、送達チューブを押圧し、それによって、収容された薬剤の少なくとも一部を薬剤容器の流体出口から排出させる。送達チューブは、流体密封チャンバ内に完全に収容され得るということに留意されたい。この例では、薬剤容器の流体出口は、カセットが、薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、薬剤容器の流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された注射針又は軟質カニューレに接続されている。加えて、流体密封チャンバは、図1に示されるように、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバの入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。あるいは、別の一例では、流体密封チャンバは、図12に示されるように、可撓性のある材料、例えば、二次可撓性バッグ11’’’’から作製される。
第11の例では、カセットは、1つの流体密封チャンバを有する容器キャリアを備える。より具体的には、この例では、容器キャリアは流体密封チャンバである。この例では、流体密封チャンバは、剛性のある材料で作製される。第11の例では、図2A~図2Bに示すように、流体密封チャンバは、入口111’及び出口113’を備える。流体密封チャンバ11’の入口110’は、流体圧力動力源に流体接続されるように構成されている。流体密封チャンバ11’の出口113’は、真空デバイスに接続されるように構成されている。この例では、薬剤容器の本体M0a、M0bは、可撓性バッグM0aと、可撓性バッグから送達チューブ出口まで延在する送達チューブM0bとの組み合わせである。この例では、送達チューブは可撓性がある。この例では、流体出口M1’は、送達チューブ出口である。この例では、送達チューブは、流体密封チャンバ内に部分的に収容される。この例では、流体密封チャンバ11’は、チューブ入口111’及びチューブ出口112’を備える。送達チューブM0bは、チューブ入口111’とチューブ出口112’との間に位置付けられるように構成されている。第11の例では、流体密封チャンバ11’の入口110’及び流体密封チャンバ11’の出口113’は、流体密封チャンバ11’のチューブ入口111’と流体密封チャンバ11’のチューブ出口112’との間に位置付けられる。したがって、流体密封チャンバ11’内の圧力が低下すると、可撓性バッグM0a内のある特定量の薬剤が、流体密封チャンバ11’内に収容された送達チューブM0bの一部に吸い込まれる。その後、流体圧力動力源からの流体が、流体密封チャンバ11’に流入すると、流体は送達チューブM0bを押圧し、それによって送達チューブM0b内のある特定量の薬剤の少なくとも一部を薬剤容器の流体出口から排出させる。送達チューブは、流体密封チャンバ内に完全に収容され得るということに留意されたい。この例では、薬剤容器の流体出口は、カセットが、薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、薬剤容器の流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された注射針又は軟質カニューレに接続されている。加えて、流体密封チャンバは、図1に示されるように、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバの入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。加えて、送達チューブは、任意選択的に、チューブバルブを備える。チューブバルブは、一方向バルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブであり、チューブバルブは、任意の流体が送達チューブを通って、薬剤容器の本体の可撓性バッグに逆流することを防止するように構成されている。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。あるいは、別の一例では、流体密封チャンバは、図12に示されるように、可撓性のある材料、例えば、二次可撓性バッグ11’’’’から作製される。
第12の例では、カセットは、1つの流体密封チャンバ11’を有する容器キャリアを備える。より具体的には、この例では、容器キャリアは流体密封チャンバ11’である。この例では、流体密封チャンバ11’は、剛性のある材料で作製される。第12の例では、図3A~図3Bに示すように、流体密封チャンバ11’は、入口及び出口を備える。第12の例では、流体密封チャンバ11’の入口110’’及び流体密封チャンバ11’の出口113’’は、流体密封チャンバ11’の同じオリフィスである。第12の例では、流体密封チャンバ11’のオリフィス110’’、113’’は、真空及び出力流体の両方を提供することができるデバイスに接続されている。この例では、薬剤容器の本体は、可撓性バッグと、可撓性バッグから送達チューブ出口まで延在する送達チューブとの組み合わせである。この例では、送達チューブは可撓性がある。この例では、流体出口は、送達チューブ出口である。第12の例では、送達チューブは、流体密封チャンバ11’内に部分的に収容される。この例では、流体密封チャンバ11’は、チューブ入口及びチューブ出口を備える。送達チューブは、チューブ入口とチューブ出口との間に位置付けられるように構成されている。この例では、流体密封チャンバ11’のオリフィス110’’、113’’は、流体密封チャンバ11’のチューブ入口110’’と流体密封チャンバ11’のチューブ出口との間に配置される。したがって、流体密封チャンバ11’内の圧力が低下すると、可撓性バッグ内のある特定量の薬剤が、流体密封チャンバ11’内に収容された送達チューブの一部に吸い込まれる。その後、出力流体が流体密封チャンバ11’に流入すると、流体は送達チューブを押圧し、それによって送達チューブ内のある特定量の薬剤の少なくとも一部を、薬剤容器の流体出口から排出させる。送達チューブは、流体密封チャンバ11’内に完全に収容され得るということに留意されたい。第12の例では、薬剤容器の流体出口は、カセットが、薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、薬剤容器の流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された注射針又は軟質カニューレに接続されている。加えて、流体密封チャンバ11は、図1に示されるように、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバ11’の入口110’’は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。加えて、送達チューブは、任意選択的に、チューブバルブを備える。チューブバルブは、一方向バルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブであり、チューブバルブは、任意の流体が送達チューブを通って、薬剤容器の本体の可撓性バッグに逆流することを防止するように構成されている。あるいは、流体密封チャンバ11’の入口110’’は、多方向バルブを備える。あるいは、別の一例では、流体密封チャンバ11は、図12に示されるように、可撓性のある材料、例えば、二次可撓性バッグ11’’’’から作製される。
第13の例では、カセットは、1つの流体密封チャンバを有する容器キャリアを備える。より具体的には、この例では、容器キャリアは流体密封チャンバである。この例では、流体密封チャンバは、剛性のある材料で作製される。第13の例では、流体密封チャンバは、入口及び出口を備える。流体密封チャンバの入口は、流体圧力動力源に流体接続されるように構成されている。流体密封チャンバの出口は、真空デバイスに接続されるように構成されている。この例では、薬剤容器の本体は、可撓性バッグと、可撓性バッグから送達チューブ出口まで延在する送達チューブとの組み合わせである。この例では、送達チューブは可撓性がある。この例では、流体出口は、送達チューブ出口である。この例では、送達チューブは、流体密封チャンバ内に部分的に収容される。この例では、流体密封チャンバは、チューブ入口及びチューブ出口を備える。送達チューブは、チューブ入口とチューブ出口との間に位置付けられるように構成されている。第13の例では、送達チューブは、2つのチューブバルブを備える。チューブバルブは、一方向バルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブであり、チューブバルブは、任意の流体が送達チューブを通って、薬剤容器の本体の可撓性バッグに逆流することを防止するように構成されている。より具体的には、2つのチューブバルブのうちの一方は、流体密封チャンバのチューブ入口に近接し、2つのチューブバルブのうちの他方は、流体密封チャンバのチューブ出口に近接する。例13では、流体密封チャンバの入口及び流体密封チャンバの出口は、流体密封チャンバのチューブ入口と流体密封チャンバのチューブ出口との間に位置付けられる。したがって、流体密封チャンバ内の圧力が低下すると、可撓性バッグ内のある特定量の薬剤が、流体密封チャンバ内に収容された送達チューブの一部に吸い込まれる。その後、流体圧力動力源からの流体が、流体密封チャンバに流入すると、流体は送達チューブを押圧し、それによって、送達チューブ内のある特定量の薬剤の少なくとも一部を薬剤容器の流体出口から排出させる。送達チューブは、流体密封チャンバ内に完全に収容され得るということに留意されたい。この例では、薬剤容器の流体出口は、カセットが、薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、薬剤容器の流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された注射針又は軟質カニューレに接続されている。加えて、流体密封チャンバは、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバの入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。あるいは、別の一例では、流体密封チャンバは、可撓性のある材料、例えば、二次可撓性バッグ11’’’’から作製される。
第14の例では、カセットは、1つの流体密封チャンバを有する容器キャリアを備える。より具体的には、この例では、容器キャリアは流体密封チャンバである。この例では、流体密封チャンバは、剛性のある材料で作製される。第14の例では、流体密封チャンバは、入口及び出口を備える。この例では、流体密封チャンバの入口及び流体密封チャンバの出口は、図3A~図3Bに示すように、流体密封チャンバの同じオリフィス110’’、113’’である。この例では、流体密封チャンバのオリフィス110’’、113’’は、真空及び出力流体の両方を提供することができるデバイスに接続されている。この例では、薬剤容器の本体は、可撓性バッグと、可撓性バッグから送達チューブ出口まで延在する送達チューブとの組み合わせである。この例では、送達チューブは可撓性がある。この例では、流体出口は、送達チューブ出口である。この例では、送達チューブは、流体密封チャンバ内に部分的に収容される。この例では、流体密封チャンバは、チューブ入口及びチューブ出口を備える。送達チューブは、チューブ入口とチューブ出口との間に位置付けられるように構成されている。この例では、流体密封チャンバのオリフィス110’’、113’’は、流体密封チャンバのチューブ入口と流体密封チャンバのチューブ出口との間に位置付けられる。第14の例では、送達チューブは、2つのチューブバルブを備える。チューブバルブは、一方向バルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブであり、チューブバルブは、任意の流体が送達チューブを通って、薬剤容器の本体の可撓性バッグに逆流することを防止するように構成されている。より具体的には、2つのチューブバルブのうちの一方は、流体密封チャンバのチューブ入口に近接し、2つのチューブバルブのうちの他方は、流体密封チャンバのチューブ出口に近接する。この例では、流体密封チャンバの入口及び流体密封チャンバの出口は、流体密封チャンバのチューブ入口と流体密封チャンバのチューブ出口との間に位置付けられる。したがって、流体密封チャンバ内の圧力が低下すると、可撓性バッグ内のある特定量の薬剤が、流体密封チャンバ内に収容された送達チューブの一部に吸い込まれる。その後、出力流体が流体密封チャンバに流入すると、流体は送達チューブを押圧し、それによって送達チューブ内のある特定量の薬剤の少なくとも一部を、薬剤容器の流体出口から排出させる。送達チューブは、流体密封チャンバ内に完全に収容され得るということに留意されたい。この例では、薬剤容器の流体出口は、カセットが、薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、薬剤容器の流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された注射針又は軟質カニューレに接続されている。加えて、流体密封チャンバは、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバの入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。あるいは、別の一例では、流体密封チャンバは、可撓性のある材料、例えば、二次可撓性バッグ11’’’’から作製される。
第15の例では、カセットは、複数の流体密封チャンバを有する容器キャリアを備える。この例では、各流体密封チャンバは、剛性のある材料で作製される。第15の例では、容器キャリアは、複数の薬剤容器を、複数の流体密封チャンバ内にそれぞれ収容するように構成されている。この例では、複数の薬剤容器の各々は同一である。あるいは、複数の薬剤容器の各々は、互いに同じ形状を有するが、互いに異なる大きさである。あるいは、複数の薬剤容器のうちの少なくとも2つは、幾何学的に互いに異なる。第15の例では、複数の薬剤容器の各々の各本体は、可撓性バッグである。各可撓性バッグは、複数の流体密封チャンバのうちの1つの中に部分的又は完全に収容され、流体が流体密封チャンバに流入すると、流体が可撓性バッグを押圧し、それによって、収容された薬剤の少なくとも一部を、薬剤容器の流体出口から排出させる。この例では、複数の薬剤容器のうちの少なくとも1つの薬剤容器の流体出口は、可撓性バッグの一部であり、複数の薬剤容器の少なくとも1つの流体出口は、カセットが薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、複数の薬剤容器のうちの少なくとも1つの流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された注射針又は軟質カニューレに接続されている。あるいは、複数の薬剤容器の各々の流体出口は、各々の可撓性バッグの一部であり、複数の薬剤容器の各々の流体出口は、カセットが薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの1つの独立した薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、複数の薬剤容器の各々の流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された1つの注射針及び/又は1つの軟質カニューレに接続されている。加えて、複数の流体密封チャンバのうちの少なくとも1つは、この例では、放出バルブを備える。更に、好ましい一例では、複数の流体密封チャンバのうちの少なくとも1つの入口は、一方向バルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。あるいは、複数の流体密封チャンバのうちの少なくとも1つの入口は、多方向バルブを備える。あるいは、別の一例では、複数の流体密封チャンバのうちの少なくとも1つは、可撓性のある材料、例えば、二次可撓性バッグ11’’’’から作製される。加えて、複数の流体密封チャンバのうちの少なくとも1つは、任意選択的に、放出バルブ115を備える。
第16の例では、カセットは、複数の流体密封チャンバを有する容器キャリアを備える。この例では、各流体密封チャンバは、剛性のある材料で作製される。第16の例では、容器キャリアは、複数の薬剤容器を、複数の流体密封チャンバ内にそれぞれ収容するように構成されている。この例では、複数の薬剤容器の各々は同一である。あるいは、複数の薬剤容器の各々は、互いに同じ形状を有するが、互いに異なる大きさである。あるいは、複数の薬剤容器のうちの少なくとも2つは、幾何学的に互いに異なる。第16の例では、複数の薬剤容器の各々の各本体は、可撓性バッグである。各可撓性バッグは、複数の流体密封チャンバのうちの1つの中に、部分的又は完全に収容される。この例では、複数の流体密封チャンバのうちの1つだけが、流体圧力動力源に流体接続されるように構成された入口を備える。この例では、複数のチャンバの各2つの流体密封チャンバどうしの間に、一方向バルブが配置される。したがって、流体は、最初に入口を備える流体密封チャンバに流入し、次いで、複数のチャンバの各2つの流体密封チャンバどうしの間の各一方向バルブを介して、複数の流体密封チャンバの残りの各チャンバに順次流入する。したがって、流体は、異なる複数の流体密封チャンバ内の可撓性バッグのそれぞれを順次押圧し、それによって、収容された薬剤の少なくとも一部を、各薬剤容器の流体出口から順次排出させる。この例では、複数の薬剤容器のうちの少なくとも1つの薬剤容器の流体出口は、可撓性バッグの一部であり、複数の薬剤容器の少なくとも1つの流体出口は、カセットが薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、複数の薬剤容器のうちの少なくとも1つの流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された注射針又は軟質カニューレに接続されている。あるいは、複数の薬剤容器の各々の流体出口は、各々の可撓性バッグの一部であり、複数の薬剤容器の各々の流体出口は、カセットが薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの1つの独立した薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、複数の薬剤容器の各々の流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された1つの注射針及び/又は1つの軟質カニューレに接続されている。加えて、複数の流体密封チャンバのうちの少なくとも1つは、この例では、放出バルブを備える。更に、好ましい一例では、複数の流体密封チャンバの唯一の入口は、一方向バルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。あるいは、複数の流体密封チャンバのただ1つの入口は、多方向バルブを備える。あるいは、別の一例では、複数の流体密封チャンバのうちの少なくとも1つは、可撓性のある材料、例えば、二次可撓性バッグ11’’’’から作製される。加えて、複数の流体密封チャンバのうちの少なくとも1つは、任意選択的に、放出バルブ115を備える。
第17の例では、カセットは、複数の流体密封チャンバを有する容器キャリアを備える。この例では、各流体密封チャンバは、剛性のある材料で作製される。第17の例では、容器キャリアは、複数の薬剤容器を、複数の流体密封チャンバ内にそれぞれ収容するように構成されている。この例では、複数の薬剤容器の各々は同一である。あるいは、複数の薬剤容器の各々は、互いに同じ形状を有するが、互いに異なる大きさである。あるいは、複数の薬剤容器のうちの少なくとも2つは、幾何学的に互いに異なる。第17の例では、複数の薬剤容器の各々の各本体は、可撓性バッグと、可撓性バッグから送達チューブ出口まで延在する可撓性チューブとの組み合わせである。この例では、送達チューブは可撓性がある。この例では、流体出口は、送達チューブ出口である。各可撓性チューブは、複数の流体密封チャンバのうちの1つの中に部分的又は完全に収容され、流体が流体密封チャンバに流入すると、流体が可撓性チューブを押圧し、それによって、収容された薬剤の少なくとも一部を、薬剤容器の流体出口から排出させる。この例では、複数の薬剤容器のうちの少なくとも1つの薬剤容器の流体出口は、カセットが薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、複数の薬剤容器のうちの少なくとも1つの流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された注射針又は軟質カニューレに接続されている。あるいは、複数の薬剤容器の各々の流体出口は、各々の可撓性バッグの一部であり、複数の薬剤容器の各々の流体出口は、カセットが薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの1つの独立した薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、複数の薬剤容器の各々の流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された1つの注射針及び/又は1つの軟質カニューレに接続されている。加えて、複数の流体密封チャンバのうちの少なくとも1つは、この例では、放出バルブを備える。更に、好ましい一例では、複数の流体密封チャンバのうちの少なくとも1つの入口は、一方向バルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。加えて、送達チューブは、任意選択的に、チューブバルブを備え、チューブバルブは、一方向バルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブであり、チューブバルブは、任意の流体が送達チューブを通って、薬剤容器の本体の可撓性バッグに逆流することを防止するように構成されている。あるいは、複数の流体密封チャンバのうちの少なくとも1つの入口は、多方向バルブを備える。あるいは、別の一例では、複数の流体密封チャンバのうちの少なくとも1つは、可撓性のある材料、例えば、二次可撓性バッグ11’’’’から作製される。加えて、複数の流体密封チャンバのうちの少なくとも1つは、任意選択的に、放出バルブ115を備える。
第18の例では、カセットは、複数の流体密封チャンバを有する容器キャリアを備える。この例では、各流体密封チャンバは、剛性のある材料で作製される。第18の例では、容器キャリアは、複数の薬剤容器を、複数の流体密封チャンバ内にそれぞれ収容するように構成されている。この例では、複数の薬剤容器の各々は同一である。あるいは、複数の薬剤容器の各々は、互いに同じ形状を有するが、互いに異なる大きさである。あるいは、複数の薬剤容器のうちの少なくとも2つは、幾何学的に互いに異なる。第18の例では、複数の薬剤容器の各々の各本体は、カートリッジと、カートリッジから送達チューブ出口まで延在する可撓性チューブとの組合せである。カートリッジは、ガラス又はプラスチック製である。この例では、送達チューブは可撓性がある。この例では、流体出口は、送達チューブ出口である。各可撓性チューブは、複数の流体密封チャンバのうちの1つの中に部分的又は完全に収容され、流体が流体密封チャンバに流入すると、流体が可撓性チューブを押圧し、それによって、収容された薬剤の少なくとも一部を、薬剤容器の流体出口から排出させる。この例では、複数の薬剤容器のうちの少なくとも1つの薬剤容器の流体出口は、カセットが薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、複数の薬剤容器のうちの少なくとも1つの流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された注射針又は軟質カニューレに接続されている。あるいは、複数の薬剤容器の各々の流体出口は、各々の可撓性バッグの一部であり、複数の薬剤容器の各々の流体出口は、カセットが薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの1つの独立した薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、複数の薬剤容器の各々の流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された1つの注射針及び/又は1つの軟質カニューレに接続されている。加えて、複数の流体密封チャンバのうちの少なくとも1つは、この例では、放出バルブを備える。更に、好ましい一例では、複数の流体密封チャンバのうちの少なくとも1つの入口は、一方向バルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。加えて、送達チューブは、任意選択的に、チューブバルブを備え、チューブバルブは、一方向バルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブであり、チューブバルブは、任意の流体が送達チューブを通って、薬剤容器の本体のカートリッジに逆流することを防止するように構成されている。あるいは、複数の流体密封チャンバのうちの少なくとも1つの入口は、多方向バルブを備える。あるいは、別の一例では、複数の流体密封チャンバのうちの少なくとも1つは、可撓性のある材料、例えば、二次可撓性バッグ11’’’’から作製される。加えて、複数の流体密封チャンバのうちの少なくとも1つは、任意選択的に、放出バルブ115を備える。
第19の例では、カセットは、1つの流体密封チャンバを有する容器キャリアを備える。より具体的には、この例では、流体密封チャンバは、膨張可能である。この例では、容器キャリアは、剛性のある材料で作製される。この例では、薬剤容器の本体は、可撓性バッグである。この例では、可撓性バッグ及び流体密封チャンバは両方とも、容器キャリア内に収容される。可撓性バッグは、流体密封チャンバに隣接しており、流体が流体密封チャンバに流入すると、流体密封チャンバが膨張し、したがって、流体密封チャンバが可撓性バッグを押圧し、それによって、収容されている薬剤の少なくとも一部を、薬剤容器の流体出口から排出させる。この例では、薬剤容器の流体出口は、可撓性バッグの一部であり、流体出口は、カセットが薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、薬剤容器の流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された注射針又は軟質カニューレに接続されている。加えて、流体密封チャンバは、任意選択的に、放出バルブ115を備える。更に、好ましい一例では、流体密封チャンバの入口は、一方向バルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。
第20の例では、カセットは、1つの流体密封チャンバ11’’を有する容器キャリア10’を備える。より具体的には、この例では、流体密封チャンバ11’’は、膨張可能である。この例では、容器キャリア10’は、剛性のある材料で作製される。この例では、薬剤容器の本体は、可撓性バッグと、可撓性バッグから送達チューブ出口まで延在する送達チューブとの組み合わせである。この例では、可撓性バッグ及び流体密封チャンバ11’’は両方とも、容器キャリア10’内に収容される。可撓性バッグは、流体密封チャンバ11’’に隣接しており、流体が流体密封チャンバ11’’に流入すると、流体密封チャンバ11’’が膨張し、したがって、流体密封チャンバ11’’が可撓性バッグを押圧し、それによって、図4に示すように、収容された薬剤の少なくとも一部を、薬剤容器の流体出口から排出させる。この例では、薬剤容器の流体出口は、カセットが、薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、薬剤容器の流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された注射針又は軟質カニューレに接続されている。加えて、流体密封チャンバ11’’は、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバ11’’の入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。加えて、送達チューブは、任意選択的に、チューブバルブを備え、チューブバルブは、一方向バルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブであり、チューブバルブは、任意の流体が送達チューブを通って、薬剤容器の本体の可撓性バッグに逆流することを防止するように構成されている。あるいは、流体密封チャンバ11’’の入口は、多方向バルブを備える。
第21の例では、カセットは、1つの流体密封チャンバを有する容器キャリアを備える。より具体的には、この例では、流体密封チャンバは、膨張可能である。この例では、容器キャリアは、剛性のある材料で作製される。第21の例では、薬剤容器の本体は、ガラスカートリッジと、ガラスカートリッジから送達チューブ出口まで延在する送達チューブとの組み合わせである。この例では、送達チューブは可撓性がある。あるいは、カートリッジは、剛性のあるプラスチック材料で作製することができる。この例では、流体出口は、送達チューブ出口である。この例では、可撓性チューブ及び流体密封チャンバは両方とも、容器キャリア内に少なくとも部分的に収容される。可撓性チューブは、流体密封チャンバに隣接しており、流体が流体密封チャンバに流入すると、流体密封チャンバが膨張し、したがって、流体密封チャンバが可撓性チューブを押圧し、それによって、収容されている薬剤の少なくとも一部を、薬剤容器の流体出口から排出させる。第21の例では、薬剤容器の流体出口は、カセットが、薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、薬剤容器の流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された注射針又は軟質カニューレに接続されている。加えて、流体密封チャンバは、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバの入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。加えて、送達チューブは、任意選択的に、チューブバルブを備える。チューブバルブは、一方向バルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブであり、チューブバルブは、任意の流体が送達チューブを通って、薬剤容器の本体のガラスカートリッジに逆流することを防止するように構成されている。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。
第22の例では、カセットは、1つの流体密封チャンバを有する容器キャリアを備える。より具体的には、この例では、流体密封チャンバは、膨張可能である。この例では、容器キャリアは、剛性のある材料で作製される。第22の例では、薬剤容器の本体は、可撓性バッグと、可撓性バッグから送達チューブ出口まで延在する送達チューブとの組み合わせである。この例では、送達チューブは可撓性がある。この例では、流体出口は、送達チューブ出口である。この例では、可撓性チューブ及び流体密封チャンバは両方とも、容器キャリア内に少なくとも部分的に収容される。可撓性チューブは、流体密封チャンバに隣接しており、流体が流体密封チャンバに流入すると、流体密封チャンバが膨張し、したがって、流体密封チャンバが可撓性チューブを押圧し、それによって、収容されている薬剤の少なくとも一部を、薬剤容器の流体出口から排出させる。第22の例では、薬剤容器の流体出口は、カセットが、薬剤送達デバイスに取り付けられたときに、薬剤送達デバイスの薬剤送達部材に接続するように構成されている。より具体的には、薬剤容器の流体出口は、患者の皮膚の下に配置されるように構成された注射針又は軟質カニューレに接続されている。加えて、流体密封チャンバは、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバの入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。加えて、送達チューブは、任意選択的に、チューブバルブを備える。チューブバルブは、一方向バルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブであり、チューブバルブは、任意の流体が送達チューブを通って、薬剤容器の本体の可撓性バッグに逆流することを防止するように構成されている。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。
第23の例では、カセットは、1つの流体密封チャンバを有する容器キャリア10’’’’を備える。この例では、流体密封チャンバ11は、剛性のある材料で作製される。この例では、流体密封チャンバ11は、容器キャリア10内に配置されるように構成されている。この例では、容器キャリア10’’’’は、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体の流体圧力動力源の出口又は別の容器キャリア10’’’’の別の接続ポートのいずれかに、解放可能に取り付けられるように構成された接続ポート17を備える。この例では、各容器キャリア10’’’’は、図31に示すように、互いに積み重ねられるように構成されている。好ましい一例では、薬剤容器の本体は、可撓性バッグである。好ましい一例では、薬剤容器Mの流体出口は、チューブセット3に流体接続されるように構成されている。好ましくは、薬剤容器は、チューブセット3に取り付けられるように構成されている。チューブセット3は、送達チューブ31を備える。好ましくは、薬剤容器の流体出口は、送達チューブを介して薬剤送達部材に接続されるように構成されている。この例では、薬剤容器の流体出口は、送達チューブの一端に取り付けられるように構成され、薬剤送達部材は、送達チューブの他端に取り付けられるように構成されている。好ましくは、チューブセットは、図34Cに示すように、薬剤容器Mの流体出口を貫通して送達チューブ31と薬剤容器Mとの間の流体連通を確立するように構成された穿孔部材32を備える。この例では、薬剤容器は、使用前に完全に密封することができる。加えて、流体密封チャンバは、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバの入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。
第24の実施形態では、カセットは、少なくとも2つの流体密封チャンバを有する容器キャリア10’’’’を備える。この例では、容器キャリアの流体密封チャンバ11a’’’’’’’’’、10e’’’’’は、容器フレーム11a’’’’’’’’’及び容器キャリア10’’’’’の内部チャンバ10e’’’’’によって形成されている。この例では、容器フレーム11a’’’’’’’’’は、剛性のある材料又は可撓性のある材料から作製することができる。好ましくは、容器フレーム11a’’’’’’’’’と容器キャリア10’’’’’の内部チャンバ10e’’’’’との間に形成されている境界面は、気密である。好ましい一例では、薬剤容器の本体は、可撓性バッグである。好ましい一例では、薬剤容器Mの流体出口は、チューブセット3に流体接続されるように構成されている。好ましくは、薬剤容器は、チューブセット3に取り付けられるように構成されている。チューブセット3は、送達チューブ31を備える。好ましくは、薬剤容器の流体出口は、送達チューブを介して薬剤送達部材に接続されるように構成されている。この例では、薬剤容器の流体出口は、送達チューブの一端に取り付けられるように構成され、薬剤送達部材は、送達チューブの他端に取り付けられるように構成されている。好ましくは、チューブセットは、図34Cに示すように、薬剤容器Mの流体出口を貫通して送達チューブ31と薬剤容器Mとの間の流体連通を確立するように構成された穿孔部材32を備える。加えて、流体密封チャンバは、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバの入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。好ましくは、図32に示されるように、同じサイズの容器フレーム11a’’’’’’’’’が、異なる量の薬剤に対してそれぞれ提供され得る。
第25の例では、カセットは、1つの流体密封チャンバを有する容器キャリア10’’’’’を備える。この例では、容器キャリアの流体密封チャンバ11a’’’’’’’’’’、11b’’’’’’’’’’は、容器フレーム11a’’’’’’’’’’と、容器フレーム11a’’’’’’’’’’に取り付けられるように構成されたキャップ11b’’’’’’’’’’とによって形成されている。この例では、容器フレーム11a’’’’’’’’’は、剛性のある材料又は可撓性のある材料から作製することができる。好ましい一例では、薬剤容器の本体は、可撓性バッグである。好ましい一例では、薬剤容器Mの流体出口は、チューブセット3に流体接続されるように構成されている。好ましくは、薬剤容器は、チューブセット3に取り付けられるように構成されている。チューブセット3は、送達チューブ31を備える。好ましくは、チューブセット3は、キャップ11b’’’’’’’’’’の一部である。好ましくは、薬剤容器の流体出口は、送達チューブを介して薬剤送達部材に接続されるように構成されている。この例では、薬剤容器の流体出口は、送達チューブの一端に取り付けられるように構成され、薬剤送達部材は、送達チューブの他端に取り付けられるように構成されている。好ましくは、チューブセット3は、図34Cに示すように、薬剤容器Mの流体出口を貫通して送達チューブ31と薬剤容器Mとの間の流体連通を確立するように構成された穿孔部材32を備える。好ましくは、穿孔部材32は、キャップ11b’’’’’’’’’’が容器フレーム11a’’’’’’’’’に取り付けられると、薬剤容器Mの流体出口M1’’’を穿孔するように構成されている。加えて、流体密封チャンバは、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバの入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。この例では、容器キャリアは、図33に示すように、薬剤容器及び流体密封チャンバを部分的に受容する。好ましい一例では、図33に示されるように、異なるサイズの容器キャリアが、異なる量の薬剤のためにそれぞれ提供され得る。
第26の例では、カセットは、1つの流体密封チャンバを有する容器キャリア10’’’’’を備える。この例では、容器キャリアの流体密封チャンバ11a’’’’’’’’’’、11b’’’’’’’’’’は、容器フレーム11a’’’’’’’’’と、容器フレーム11a’’’’’’’’’に取り付けられるように構成されたキャップ11b’’’’’’’’’’とによって形成されている。この例では、容器フレーム11a’’’’’’’’’は、剛性のある材料又は可撓性のある材料から作製され得る。好ましい一例では、薬剤容器の本体は、可撓性バッグである。好ましい一例では、薬剤容器Mの流体出口は、チューブセット3に流体接続されるように構成されている。好ましくは、薬剤容器は、チューブセット3に取り付けられるように構成されている。チューブセット3は、送達チューブ31を備える。好ましくは、チューブセット3は、キャップ11b’’’’’’’’’’の一部である。好ましくは、薬剤容器の流体出口は、送達チューブを介して薬剤送達部材に接続されるように構成されている。この例では、薬剤容器の流体出口は、送達チューブの一端に取り付けられるように構成され、薬剤送達部材は、送達チューブの他端に取り付けられるように構成されている。好ましくは、チューブセット3は、図34Cに示すように、薬剤容器Mの流体出口を貫通して送達チューブ31と薬剤容器Mとの間の流体連通を確立するように構成された穿孔部材32を備える。好ましくは、穿孔部材32は、キャップ11b’’’’’’’’’’が容器フレーム11a’’’’’’’’’に取り付けられ、穿孔トリガが作動されるときに、薬剤容器Mの流体出口M1’’を穿孔するように構成されている。一例では、穿孔トリガは、穿孔部材32に接続された押しボタンとすることができ、押しボタンが薬剤容器Mに向かって押されたときに穿孔部材32が、薬剤容器Mの流体出口M1’’’を穿孔するように構成することができる。あるいは、穿孔部材は、付勢部材に接続され、薬剤容器Mに向かって付勢され;ラッチが、付勢部材に対して穿孔部材を保持するように構成されているこの例では、ラッチは、穿孔トリガが、例えば機械的方法又は電気的方法で作動されるときに、穿孔部材から離れるように移動され、例えば、ラッチは、ソレノイドラッチであり得る。加えて、流体密封チャンバは、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバの入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。この例では、容器キャリアは、図33に示すように、薬剤容器及び流体密封チャンバを部分的に受容する。好ましい一例では、図33に示されるように、異なるサイズの容器キャリアが、異なる量の薬剤のためにそれぞれ提供され得る。
第27の例では、カセットは、複数の流体密封チャンバを有する容器キャリアを備える。この例では、各流体密封チャンバは、剛性のある材料で作製される。第27の例では、容器キャリアは、複数の薬剤容器を、複数の流体密封チャンバ内にそれぞれ収容するように構成されている。この例では、複数の薬剤容器の各々は同一である。あるいは、複数の薬剤容器の各々は、互いに同じ形状を有するが、互いに異なる大きさである。あるいは、複数の薬剤容器のうちの少なくとも2つは、幾何学的に互いに異なる。第27の例では、複数の薬剤容器の各々の各本体は、可撓性バッグである。各可撓性バッグは、複数の流体密封チャンバのうちの1つの中に部分的又は完全に収容され、流体が、流体密封チャンバに流入すると、流体は、可撓性バッグを押圧し、それによって、収容された薬剤の少なくとも一部を薬剤容器の流体出口から排出させる。この例では、容器キャリアは、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体の流体圧力動力源の出口又は別の容器キャリアの別の接続ポートのいずれかに、解放可能に取り付けられるように構成された接続ポートを備える。この例では、各容器キャリアは、図31に示すように、互いに積み重ねられるように構成されている。好ましい一例では、薬剤容器の本体は、可撓性バッグである。好ましい一例では、薬剤容器Mの流体出口は、チューブセット3に流体接続されるように構成されている。好ましくは、薬剤容器は、チューブセット3に取り付けられるように構成されている。チューブセット3は、送達チューブ31を備える。好ましくは、薬剤容器の流体出口は、送達チューブを介して薬剤送達部材に接続されるように構成されている。この例では、薬剤容器の流体出口は、送達チューブの一端に取り付けられるように構成され、薬剤送達部材は、送達チューブの他端に取り付けられるように構成されている。好ましくは、チューブセットは、図34Cに示すように、薬剤容器Mの流体出口を貫通して送達チューブ31と薬剤容器Mとの間の流体連通を確立するように構成された穿孔部材32を備える。この例では、薬剤容器は、使用前に完全に密封することができる。加えて、流体密封チャンバは、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバの入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。
第28の例では、カセットは、複数の流体密封チャンバを有する容器キャリアを備える。この例では、各流体密封チャンバは、剛性のある材料で作製される。第28の例では、容器キャリアは、複数の薬剤容器を、複数の流体密封チャンバ内にそれぞれ収容するように構成されている。この例では、複数の薬剤容器の各々は同一である。あるいは、複数の薬剤容器の各々は、互いに同じ形状を有するが、互いに異なる大きさである。あるいは、複数の薬剤容器のうちの少なくとも2つは、幾何学的に互いに異なる。第28の例では、複数の薬剤容器の各々の各本体は、可撓性バッグである。各可撓性バッグは、複数の流体密封チャンバのうちの1つの中に部分的又は完全に収容され、流体が流体密封チャンバに流入すると、流体が可撓性バッグを押圧し、それによって、収容された薬剤の少なくとも一部を、薬剤容器の流体出口から排出させる。この例では、容器キャリアの流体密封チャンバは、容器フレーム及び容器キャリアの内部チャンバによって形成されている。この例では、容器フレームは、剛性のある材料又は可撓性のある材料から作製することができる。好ましくは、容器フレーム11a’’’’’’’’’と容器キャリアの内部チャンバとの間に形成されている境界面は、気密である。好ましい一例では、薬剤容器の本体は、可撓性バッグである。好ましい一例では、薬剤容器Mの流体出口は、チューブセット3に流体接続されるように構成されている。好ましくは、薬剤容器は、チューブセット3に取り付けられるように構成されている。チューブセット3は、送達チューブ31を備える。好ましくは、薬剤容器の流体出口は、送達チューブを介して薬剤送達部材に接続されるように構成されている。この例では、薬剤容器の流体出口は、送達チューブの一端に取り付けられるように構成され、薬剤送達部材は、送達チューブの他端に取り付けられるように構成されている。好ましくは、チューブセットは、図34Cに示すように、薬剤容器Mの流体出口を貫通して送達チューブ31と薬剤容器Mとの間の流体連通を確立するように構成された穿孔部材32を備える。加えて、各流体密封チャンバは、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバの入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。好ましくは、図32に示すように、同じサイズの容器フレームが、異なる量の薬剤に対してそれぞれ提供され得る。
第29の例では、カセットは、複数の流体密封チャンバを有する容器キャリアを備える。この例では、各流体密封チャンバは、剛性のある材料で作製される。第15の例では、容器キャリアは、複数の薬剤容器を、複数の流体密封チャンバ内にそれぞれ収容するように構成されている。この例では、複数の薬剤容器の各々は同一である。あるいは、複数の薬剤容器の各々は、互いに同じ形状を有するが、互いに異なる大きさである。あるいは、複数の薬剤容器のうちの少なくとも2つは、幾何学的に互いに異なる。第15の例では、複数の薬剤容器の各々の各本体は、可撓性バッグである。各可撓性バッグは、複数の流体密封チャンバのうちの1つの中に部分的又は完全に収容され、流体が流体密封チャンバに流入すると、流体が可撓性バッグを押圧し、それによって、収容された薬剤の少なくとも一部を、薬剤容器の流体出口から排出させる。この例では、容器キャリアの各流体密封チャンバは、容器フレームと、容器フレームに取り付けられるように構成されたキャップとによって形成されている。この例では、容器フレームは、剛性のある材料又は可撓性のある材料から作製することができる。好ましい一例では、薬剤容器の本体は、可撓性バッグである。好ましい一例では、薬剤容器Mの流体出口は、チューブセット3に流体接続されるように構成されている。好ましくは、薬剤容器は、チューブセット3に取り付けられるように構成されている。チューブセット3は、送達チューブ31を備える。好ましくは、チューブセット3は、キャップの一部である。好ましくは、薬剤容器の流体出口は、送達チューブを介して薬剤送達部材に接続されるように構成されている。この例では、薬剤容器の流体出口は、送達チューブの一端に取り付けられるように構成され、薬剤送達部材は、送達チューブの他端に取り付けられるように構成されている。好ましくは、チューブセット3は、図34Cに示すように、薬剤容器Mの流体出口を貫通して送達チューブ31と薬剤容器Mとの間の流体連通を確立するように構成された穿孔部材32を備える。好ましくは、穿孔部材32は、キャップが容器フレームに取り付けられると、薬剤容器Mの流体出口M1’’’を穿孔するように構成されている。加えて、各流体密封チャンバは、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバの入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。この例では、容器キャリアは、図33に示すように、薬剤容器及び流体密封チャンバを部分的に受容する。好ましい一例では、図33に示されるように、異なるサイズの容器キャリアが、異なる量の薬剤のためにそれぞれ提供され得る。
第30の例では、カセットは、複数の流体密封チャンバを有する容器キャリアを備える。この例では、各流体密封チャンバは、剛性のある材料で作製される。第15の例では、容器キャリアは、複数の薬剤容器を、複数の流体密封チャンバ内にそれぞれ収容するように構成されている。この例では、複数の薬剤容器の各々は同一である。あるいは、複数の薬剤容器の各々は、互いに同じ形状を有するが、互いに異なる大きさである。あるいは、複数の薬剤容器のうちの少なくとも2つは、幾何学的に互いに異なる。第15の例では、複数の薬剤容器の各々の各本体は、可撓性バッグである。各可撓性バッグは、複数の流体密封チャンバのうちの1つの中に部分的又は完全に収容され、流体が流体密封チャンバに流入すると、流体が可撓性バッグを押圧し、それによって、収容された薬剤の少なくとも一部を、薬剤容器の流体出口から排出させる。この例では、容器キャリアの各流体密封チャンバは、容器フレームと、容器フレームに取り付けられるように構成されたキャップとによって形成されている。この例では、容器フレームは、剛性のある材料又は可撓性のある材料から作製することができる。好ましい一例では、薬剤容器の本体は、可撓性バッグである。好ましい一例では、薬剤容器Mの流体出口は、チューブセット3に流体接続されるように構成されている。好ましくは、薬剤容器は、チューブセット3に取り付けられるように構成されている。チューブセット3は、送達チューブ31を備える。好ましくは、チューブセット3は、キャップの一部である。好ましくは、薬剤容器の流体出口は、送達チューブを介して薬剤送達部材に接続されるように構成されている。この例では、薬剤容器の流体出口は、送達チューブの一端に取り付けられるように構成され、薬剤送達部材は、送達チューブの他端に取り付けられるように構成されている。好ましくは、チューブセット3は、図34Cに示すように、薬剤容器Mの流体出口を貫通して送達チューブ31と薬剤容器Mとの間の流体連通を確立するように構成された穿孔部材32を備える。好ましくは、穿孔部材32は、キャップが容器フレームに取り付けられ、穿孔トリガが作動されるときに、薬剤容器Mの流体出口M1’’’を穿孔するように構成されている。一例では、穿孔トリガは、穿孔部材32に接続された押しボタンとすることができ、押しボタンが薬剤容器Mに向かって押されたときに穿孔部材32が、薬剤容器Mの流体出口M1’’を穿孔するように構成することができる。あるいは、穿孔部材は、付勢部材に接続され、薬剤容器Mに向かって付勢され;ラッチが、付勢部材に対して穿孔部材を保持するように構成されているこの例では、ラッチは、穿孔トリガが、例えば機械的方法又は電気的方法で作動されるときに、穿孔部材から離れるように移動され、例えば、ラッチは、ソレノイドラッチであり得る。加えて、各流体密封チャンバは、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバの入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。この例では、容器キャリアは、図33に示すように、薬剤容器及び流体密封チャンバを部分的に受容する。好ましい一例では、図33に示されるように、異なるサイズの容器キャリアが、異なる量の薬剤のためにそれぞれ提供され得る。
第31の例では、カセットは、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体に解放可能に取り付けられるように構成された、カセットハウジングを備える。カセットは、それぞれ1つ以上の流体密封チャンバを有する複数の容器キャリアを備える。この例では、各流体密封チャンバは、剛性のある材料で作製される。第31の例では、容器キャリアは、複数の薬剤容器を、複数の流体密封チャンバ内にそれぞれ収容するように構成されている。この例では、複数の薬剤容器の各々は同一である。あるいは、複数の薬剤容器の各々は、互いに同じ形状を有するが、互いに異なる大きさである。あるいは、複数の薬剤容器のうちの少なくとも2つは、幾何学的に互いに異なる。第27の例では、複数の薬剤容器の各々の各本体は、可撓性バッグである。各可撓性バッグは、流体密封チャンバのうちの1つの中に部分的又は完全に収容され、流体が流体密封チャンバに流入すると、流体は、可撓性バッグを押圧し、それによって、収容された薬剤の少なくとも一部を、薬剤容器の流体出口から排出させる。この例では、容器キャリアは、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体の流体圧力動力源の出口又は別の容器キャリアの別の接続ポートのいずれかに、解放可能に取り付けられるように構成された接続ポートを備える。この例では、各容器キャリアは、図31に示すように、カセットハウジング内で互いに積み重ねられるように構成されている。好ましい一例では、薬剤容器の本体は、可撓性バッグである。好ましい一例では、薬剤容器Mの流体出口は、チューブセット3に流体接続されるように構成されている。好ましくは、薬剤容器は、チューブセット3に取り付けられるように構成されている。チューブセット3は、送達チューブ31を備える。好ましくは、薬剤容器の流体出口は、送達チューブを介して薬剤送達部材に接続されるように構成されている。この例では、薬剤容器の流体出口は、送達チューブの一端に取り付けられるように構成され、薬剤送達部材は、送達チューブの他端に取り付けられるように構成されている。好ましくは、チューブセットは、図34Cに示すように、薬剤容器Mの流体出口を貫通して送達チューブ31と薬剤容器Mとの間の流体連通を確立するように構成された穿孔部材32を備える。この例では、薬剤容器は、使用前に完全に密封することができる。加えて、流体密封チャンバは、任意選択的に、放出バルブ115を備える。加えて、流体密封チャンバの入口は、任意選択的に、一方向チューブバルブ、例えば、アンブレラバルブ、皿ばねバルブ、又はボールバルブを備える。あるいは、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブを備える。
容器キャリアは、上述の例のように、再使用可能又は使い捨てであり得るということに留意すべきである。容器キャリアが再使用可能である一例では、容器キャリアは、本体と、本体を封止するカバーとを備える。カバーは、本体から完全に取り外すことができる。あるいは、カバーの代わりに、本体は、本体を移動可能に封止するヒンジドアを備える。この例では、ユーザは、使用済みカセットを、リサイクルポイント又は薬局に返却することができる。使用済みの薬剤容器は、容器キャリアから取り外すことができる。容器キャリアは、ここで、別の新しい薬剤容器のために使用される準備ができている。容器キャリアが使い捨てである一例では、容器キャリアは、ひとたび薬剤容器が容器キャリアに組み付けられると、薬剤容器を封止するように構成されている。
上述したように、カセットが、真空デバイスに接続されるように構成されている場合、真空デバイスは、流体密封チャンバ内の流体を、放出バルブとして排出することができるので、カセットは放出バルブ115を有する必要がないということに留意されたい。
本発明の別の一態様は、上述のようなカセットを備える、薬剤送達デバイス2;2;2’’を提供する。薬剤送達デバイスは、再使用可能な本体20;20’;20’’;20’’’と、交換可能な薬剤送達部材23;23’a、23bd、23c’、23d’と、を備える。薬剤送達デバイス2;2;2’’の、再使用可能な本体20;20’;20’’;20’’’は、流体密封チャンバ11;11’;11’’;11a’’’、11b’’’、11c’’’;11a’’’’、11b’’’’、11c’’’’、11d’’’’;11’’’’’、11’’’’’’’’、11a’’’’’’’、11b’’’’’’’、11c’’’’’’’、11d’’’’’’’、11a’’’’’’’’、11b’’’’’’’’、11c’’’’’’’’、11d’’’’’’’’の入口110;110’;110’’;110’’;110’’’’;110aに接続された流体圧力動力源21を備える。好ましい一例では、流体圧力動力源は気圧動力源であり、その結果、気圧動力源は気体、例えば空気又は窒素を、流体密封チャンバ内に出力することができる。あるいは、流体圧力動力源は液圧動力源であり、液圧動力源は、液体、例えば水又は油を流体密封チャンバ内に出力することができる。
一例では、図27に示すように、流体圧力動力源21’’;21’’’は、環境に流体接続された入口を有する流体ポンプ21a’’と、流体ポンプ21a’’の入口に接続され、環境からの汚染物質、例えば埃が、流体ポンプ21a’’に入るのを防止することができる入口フィルタ21b’’とを備える。したがって、流体圧力動力源の侵入保護は、IP56レベルであり得る。好ましい一例では、流体圧力動力源21’’;21’’’は、ポンプ出口逆止バルブ21g’’と、それに続く下流制御可能放出バルブ21d’’(大気に通気する)と、流量センサ21f’’、圧力センサ21e’’、流体密封チャンバに接続されるように構成された出口フィルタ21c’’とを備える。流体圧力動力源21’’;21’’’は、補償ブロック21h’’及びコントローラ21i’’に、任意選択的に接続されている。コントローラ21i’’は、流体圧力動力源に接続された薬剤送達デバイスの、再使用可能な本体内のプロセッサとすることができる。あるいは、コントローラ21i’’を、流体圧力動力源に組み込んでもよい。補償ブロック21h’’の詳細については後述する。流量センサ及び圧力センサは、流体圧力動力源21’’;21’’に対して、任意選択的である。例えば、図29~図30に示す例は、流量センサを有していない。流体圧力動力源内の流量センサは、流体圧力動力源の流体流量を測定するように構成されているということに留意されたい。
別の一例では、図28に示されるように、流体圧力動力源21’’’は、1つ以上の多方向バルブ21j’’’、例えば、2/2方バルブ、3/2方バルブ、5/2方バルブを更に備える。各多方向バルブの出口ポートは、流体圧力動力源21’’’の出口210を画定する。この例では、流体圧力動力源21’’’は、複数のカセット及び/又は1つのカセット内の複数の流体密封チャンバに接続することができる。
代替的に又は追加的に、薬剤送達デバイス2’’は、流体圧力動力源21’’に接続された多方向バルブ29を備える。この例では、図29~図30に示すように、流体圧力動力源21’’の出口210は、多方向バルブ29のポートに接続するように構成され、多方向バルブ28の他のポート29aは、流体密封チャンバに取り付けられるように構成されている。この例では、流体密封チャンバの入口は、多方向バルブ29を介して流体圧力動力源の出口210に流体接続されている。その結果、1つの流体圧力動力源21’’は、複数の流体密封チャンバに接続することができ、したがって、複数の薬剤容器に接続することができる。
更に、流体ポンプ21a’’は、圧電ポンプ、モータベースの流体ポンプ、ピストンポンプ、又はダイヤフラムポンプであり得る。
薬剤送達デバイスは、薬剤容器M;Ma、Mb、Mc、Md;Ma’、Mb’、Mc’、Md’の、流体出口M1;M1’;Ma1、Mb1、Mc1に接続するように構成されている、交換可能な薬剤送達部材2323’a、23bd、23c’、23d’を備える。好ましい一例では、薬剤送達デバイス2は、複数の薬剤及び/又は大量の薬剤を、患者に送達するように構成されている。
一例では、薬剤送達デバイスは、チューブセット3を含む。上述したように、チューブセット3は、送達チューブ31を備える。薬剤容器Mの流体出口M1’’’は、送達チューブ31の一端に取り付けられるように構成され、薬剤送達部材23は、送達チューブ31の他端に取り付けられるように構成されている。この例では、薬剤送達部材23及びチューブセット3は両方とも、交換可能である。好ましい一例では、チューブセット3は、上述のように、送達チューブ3と薬剤容器Mとの間の流体接続を確立するように構成された、穿孔部材32を備える。
薬剤送達デバイス2;2;2’’は、複数の薬剤及び/又は大量の薬剤を患者に送達するように構成されており、薬剤送達時間は長く、例えば、2、3時間であり得る。したがって、好ましい一例では、薬剤送達デバイスは、携帯型である。したがって、ユーザは、移動及び旅行のために薬剤送達デバイス2を容易に持ち運ぶことができ、また、患者は、薬剤送達動作中に薬剤送達デバイス2を容易に持ち運ぶことができる。好ましい一例では、薬剤送達デバイスは、再使用可能な本体に接続された、ユーザ装着可能機能部25;25’;25’’を備える。接着材料との皮膚接触は、感染、熱、アレルゲン、及び/又は発疹などの皮膚反応性を容易に引き起こすため、ユーザ装着可能機能部は、好ましくは、患者の皮膚に接着して取り付けられない、例えば、接着材料を介してはユーザに取り付けられないように構成されている。好ましい例では、図9~図10、図17~図19、及び図20~図21に示されるように、ユーザ装着可能機能部は、ベルト、肩ストラップ、ネックストラップ、ベスト、ハーネス、ベルトクリップ、それらの部分、又はそれらの組合せである。
したがって、ユーザは薬剤送達デバイス2;2;2’’を容易に持ち運ぶことができる。更に、患者は、薬剤送達デバイス2;2;2’’を、薬剤送達動作中に容易に持ち運ぶことができる。したがって、患者の可動性は、薬剤送達動作中にほとんど制限を受けない。好ましい一例では、ユーザ装着可能機能部は、持続的抗菌剤、抗真菌剤、又は抗ウイルス剤のうちの1つ以上とともに提供される。好ましい一例では、ユーザ装着可能機能部は、布材料に織り込まれた繊維(例えば、銀繊維)を含むコーティングを備え、二次コーティング、噴霧、若しくは浸漬動作を通して、又は持続的抗菌、抗真菌、若しくは抗ウイルス特性を特徴とする外側布層を選択することによって提供される。
好ましい一例では、薬剤送達デバイスは、注射装置、例えば、輸液装置又はオンボディ注射器である。この例では、薬剤送達部材は、軟質カニューレを有する注射針又は挿入針である。
流体圧力動力源21は、加圧流体、例えば、液体又は気体を生成/放出し、加圧流体を、流体密封チャンバ内に送達するように構成されている。好ましい一例では、流体圧力動力源21は、加圧した気体を生成/放出するように構成されている。一例では、流体圧力動力源は、加圧気体キャニスタであり得る。好ましい一例では、流体圧力動力源は圧電ポンプを含む。あるいは、流体圧力動力源は、上述のように、モータベースの流体ポンプ、例えば、ダイヤフラムポンプ又はピストンポンプを備える。
一例では、流体密封チャンバは、流体圧力動力源に隣接している。それゆえ、流体圧力動力源は、流体密封チャンバの入口に直接、流体接続される。あるいは、図7に示すように、流体圧力動力源21と流体密封チャンバ11の入口との間に伝達チューブ22が配置される。この例では、流体圧力動力源は、伝達チューブ22を介して流体密封チャンバの入口に流体接続される。一例では、薬剤送達デバイスは、図11に示すように、少なくとも2つの薬剤容器Ma、Mb、Mc、Mdに取り付けられるように構成されている。この例では、流体圧力動力源21は、伝達チューブ22a’を介して1つの流体密封チャンバに接続され、他の伝達チューブ22b’、22c’、22d’を介して、他の流体密封チャンバに、間接的に接続されている。伝達チューブ22a’、22b’、22c’、22d’は、流体圧力動力源からの出力流体を、各個々の流体密封チャンバに向けるように構成されている。薬剤送達デバイスの流体圧力動力源が2つ以上のカセットに接続される一例では、図11に示される実施形態に開示される接続も適用可能である。図11に示す例では、複数のカセットは、複数の伝達チューブ22a’、22b’、22c’、22d’を介して、流体圧力動力源21に接続されるように構成されている。この例では、再使用可能な本体20’は、流体圧力動力源21を収容するように構成され、任意選択で、1つ以上の電子構成要素、例えば、圧電ポンプ、プロセッサ(複数可)、無線通信ユニット(複数可)、タッチスクリーン(複数可)、ディスプレイ(複数可)、マイクロフォン(複数可)、LEDライト(複数可)、スピーカ(複数可)、振動モータ(複数可)、加速度計(複数可)、ジャイロセンサ(複数可)、メモリ、温度センサ(複数可)、温度調節ユニット(複数可)、バッテリなどを収容するように構成されている。好ましい一例では、再使用可能な本体20は、コンパクトであり、持ち運びが容易である。
一例では、各伝達チューブは、2つの対向する端部どうしの間に延在する。各伝達チューブは、伝達チューブの2つの対向する端部にそれぞれ取り付けられた2つのねじ接続ヘッドを備える。この例では、薬剤送達デバイスの流体圧力動力源21’は、対応するスクリューヘッドを備え、ユーザは、1つの伝達チューブ22a’をカセット及び薬剤送達デバイスの流体圧力動力源21’にねじ留めすることができ、それにより、薬剤送達デバイスの流体圧力動力源21’が伝達チューブに流体接続される。ユーザは、伝達チューブの残りの部分を、2つのカセットどうしの間にねじ込むことができる。この例では、全ての伝達チューブは、本実施例において同一であることができるので、製造コストを低減することができ、また、ユーザにとって使用するのも容易である。カセットがカセットハウジングを含む一例では、2つの対応するねじヘッドがカセットハウジングの壁に配置される。あるいは、2つの対応するねじヘッドが、流体密封チャンバの壁に配置される。ねじ接続の代わりに、ルアー接続又はバヨネット接続が、伝達チューブ、カセット、及び流体圧力動力源の間で使用され得る。したがって、カセットは、薬剤送達デバイスに解放可能に取り付けることができる。
あるいは、図21~図23に示すように、再使用可能な本体20’’’’は、基部20’’’’を備える。ベース20’’’’は、流体圧力動力源21を収容するように構成されている。図21~図23に示す好ましい例では、再使用可能な本体20’’’’のユーザ装着可能機能部25’は、ネックストラップを含む。この例では、ベース20’’’’は、患者の胸部に隣接して配置されるように構成された前部と、患者の背中に隣接して配置されるように構成された後部とを備える。この例では、カセットは、図13、図14及び図22に示すように、複数の流体密封チャンバ11a’’’’’’’’’’、11b’’’’’’’’、11c’’’’’’’’、11d’’’’’’’’を備える。上述したように、各流体密封チャンバは、図21及び図23に示すように、複数の薬剤容器Ma、Mb、Mc、Mdのうちの1つを備える。この例では、カセットは、例えば、スナップ嵌め又は溝-隆起接続によって、基部20’’’’に解放可能に取り付けられるように構成されている。好ましい一例では、複数の薬剤容器のうちの少なくとも2つは、複数の薬剤容器のうちの任意の他の1つの流体出口から流体的に分離された流体出口Ma1、Mb1、Mc1を備える。したがって、少なくとも2つの薬剤容器には、患者への流体的に分離した接続部が設けられ、患者側で所望されない限り、別々の薬剤が投与中に混合しないようになっている。図22に示されるような流体密封チャンバ間の接続は、複数の異なるカセット又は複数の異なる容器キャリアを接続するための接続部として使用することもできるということに留意されたい。また、図21に示すように、伝達チューブ22は、流体圧力動力源21からの出力流体を、カセットの流体密封チャンバに伝達できるように、基台20’’’’の後部から基部20’’’’の前部まで延びている。
肩越し設計、すなわち、図10及び図20~図23に示されるような設計は、図10に見られるように、患者の背中、胸、及び肩にわたってデバイスの重量を分散させる。衣服の上又は下に着用されると、腹部部位への短い経路を提供する。図20に示すように、流体圧力動力源21は、基部の後部に配置され、再使用可能な構成要素である。流体圧力動力源21は、柔軟性のために空気圧式駆動システム及び機械式駆動システムの両方を収容する。1つの好ましい実施形態において、流体圧力動力源21はまた、デバイスの使用と使用との間に再充電され得るバッテリを有する。代替的実施形態では、流体圧力動力源21は、バッテリを有さず、バッテリは、前面又は背面に取り外し可能な構成要素(すなわち、後述するモジュール)として提供される。肩ストラップは、再使用可能な本体が最大薬剤体積を含む場合であっても、快適であるように設計される。これらは、前部から後部への電気的、光学的、気圧的、又は他の接続を行う1つ以上のチューブ及び/又はワイヤを隠すために使用される。図21に見られるように、カセット(複数可)は、基部の前部に位置し、所望の投薬順序又はレジメンに従って配置され得る、使い捨てコメントである。カセットは、薬局、製薬業者、又は両方によって、事前に充填されてもよい。カセットは、順番に取り付けられてもよく、又は代替的に、カセットは、低重量が所望される場合、患者によって一度に1つ接続されてもよいが、これは、好ましい商業的実施形態であるとは予想されない。
図22に見られるように、大容量概念及び小容量概念はまた、より複雑なレジメン及び自動送達のために、種々の構成で積み重ねられ得る。カセットは、可撓性バッグ(ただし、好ましい実施形態ではシリンジ、カートリッジ、又は他の容器も可能である)と、それらが収容する体積に合わせてサイズ決めされた外側の剛性を有するカセットとを含む。複数のカセットが使用されるとき、それらは、それら自体の個々の、プロセス中又は投与終了時のフィードバックインジケータ、例えば、ライト/LEDのものとともに提供されてもよく、又はフィードバックは、有線接続を用いて上部ユニット(又は上部ユニット及びカセットの両方)内に提供されてもよい。
カセットは、薬剤師によって充填されるか、又は事前に充填された選択肢から選択され、次いで、順にしっかりと組み付けられ(スライド、クリックなど)、キャップされて、調製ステップを完了する。他のカセットを、間に入れてもよい。これは、自己注射器に使用されるような一般的なコールドチェーン輸送を使用して患者に輸送される、単一のユニットを形成する。患者は、組み立てられたカートリッジを受け取り、図21に示されるように、それらを駆動ユニットのアンビリカルに取り付ける。図21は、2つのラインを示しているが、所望の数のラインが接続されてもよく、あるいは、複数のルーメン又は複数の導体セットの場合のように、各取付け点が2つ以上の接続を行ってもよい。1つのラインは、患者のレジメンによって必要とされる場合、任意選択で緊急薬物送達専用とすることができる。図22の有刺取付具、並びに図21の有刺チューブ類及び解放機構の取外し可能接続アセンブリは、理想的には、確実な取付け、容易な意図的な取外し、及び困難な意図的でない取外し、並びに多種多様なユーザ集団に適応するための汎用設計原理のために設計される、任意の好適なコネクタによって置換されてもよい。図21はまた、任意選択的な電源ボタンと、点灯された各モジュール上のステータスライトとを示す。図23に示されるように、シーケンスを完了するエンドキャップはまた、アクティブユーザ用に、再使用可能な本体を固定するための、タイバー型クリップ25’’を組み込んでいる。このクリップ25’’は、シャツの中央シームに配置されてもよく、シームが存在しない場合には、シャツの他方の側に磁気クロージャが設けられてもよい。図21又は他の同様の特徴は、点滴中に、特にデバイスを装着しているユーザが前傾するときに、再使用可能な本体の望ましくない垂れ下がりを防止するために、随意に含まれてもよい。ここで、図23では、モジュールの側面図も見ることができ、インターロック機構を示す。図23はまた、任意選択的なチューブ類のひずみの解放を示し、他のチューブ類管理機能は、チューブ類の長さ及び直径、チューブの数、並びに意図される注射部位(複数可)に基づいて利用可能であり得る。
あるいは、図21~図23はまた、薬剤送達デバイスが、複数のカセットを受容するための複数のセクションを有する再使用可能な本体を備えることを概略的に示すことができる。この例では、図22の複数の流体密封チャンバ11a’’’’’’’’、11b’’’’’’、11c’’’’’’、11d’’’’’’の各々は、再使用可能な本体の異なるセクション内にそれぞれ受容される。
更に、代替的に、図21~図23に示されるような、薬剤送達デバイス2’の再使用可能な本体20’’’’と1つ以上のカセットとの間のカスケード接続の代わりに、薬剤送達デバイス2’の再使用可能な本体20;20’;20’’は、図9~図10及び図17~図19に示すように、1つ以上のカセットを収容するように構成されている。この例では、再使用可能な本体は、1つ以上のカセットを収容するための内側セクションを備える。カセットは、磁気接続、解放可能なスナップ嵌め接続、ねじ山接続、及び/又はバヨネット接続を介して、再使用可能な本体の内側セクションに取り付けることができる。したがって、カセットは、薬剤送達デバイスに解放可能に取り付けることができる。
一例では、流体圧力動力源21は、図15及び図17に示すように、再使用可能な本体20’’の内側セクションに取り付けられる。別の一例では、図16及び図18に示されるように、流体圧力動力源21は、カセットに取り付けられ、カセットは、再使用可能な本体20’’の内側セクションに取り付けられる。一例では、再使用可能な本体20’’は、図15及び図17に示すように、ヒンジを介して互いに接続された2つのカバーを備える。あるいは、再使用可能な本体20’’’は、内側セクションの周りに壁を備え、言い換えれば、再使用可能な本体20’’’の内側セクションは、図16及び図18に示すように、壁によって提供される境界を有する空間である。この例では、開口部の周りの壁は、カセットが開口部を通して内側セクション内に配置されるように構成され、例えば、ユーザは、開口部を介して再使用可能な本体20’’’の内側セクション内に、カセットを挿入する。この例では、カセットは、溝と隆起の接続を介して、再使用可能な本体20’’の内側セクションに取り付けることができる。
なお、図16及び図18に示す例では、流体圧力動力源は、カセットに取り付ける代わりに、再使用可能な本体の内側セクションに独立して着脱可能に取り付けることができる。例えば、流体圧力動力源を再使用可能な本体の内側セクションに挿入した後、カセットを内側セクションに挿入することができる。この例では、流体圧力動力源は、再使用可能又は使い捨てであり得る。更に、薬剤容器が、可撓性バッグM0aと可撓性バッグから延在する送達チューブM0bとの組み合わせである一例では、図16に示されるように、薬剤容器Mの可撓性バッグM0は、カセットの流体密封チャンバ11内に配置される。送達チューブM0bは、カセットのフレーム15に巻き付けられている。この例では、カセットは、図18に示すように、再使用可能な本体20’’’の内側セクション内に部分的に配置されるように構成されている。カセットが再使用可能な本体内に配置されると、フレーム15及び送達チューブM0bは、再使用可能本体20’’’の内側セクションの外側に配置される。更に、別の一例では、カセットは、送達チューブM0bに接続されたフィルタ28を提供する。好ましい一例では、フィルタ28は、気泡がユーザの体内に送達されないように、収容された薬剤に含まれる気泡を排出するように構成されている。
更に、上記のように流体密封チャンバ11をカセットの一部として有する代わりに、流体密封チャンバ11を、カセット及び再使用可能な本体として使用することができる。例えば、カセットは、図16に示すように、薬剤容器Mを取り囲むように構成された薬剤容器フレーム16を備える。この例では、薬剤容器Mは、薬剤容器フレーム16に取り付けられ、再使用可能な本体の内側セクションに挿入されるように構成されている。薬剤容器フレーム16が、再使用可能な本体の内側セクションに配置されると、再使用可能な本体の内側セクションは、薬剤容器フレーム16とともに、流体密封チャンバを形成する。この例では、カセットをより少ないプラスチック材料で作製することができ、したがってカセットのコストを低減することができる。別の一例では、薬剤容器フレーム16は、流体圧力動力源21へのコネクタ、例えばバルブを備え;したがって、流体圧力動力源は、薬剤容器フレーム16が再使用可能な本体の内側セクションに挿入されると、流体密封チャンバ内に流体を放出するためにのみ作動させることができる。更に、再使用可能な本体20’’’は、接続トラック26を備える。図16に示す一例では、接続トラック26は、2つのリブによって形成されている。接続トラック26は、複数の再使用可能な本体20’’’を、一緒に取り付けることを可能にする。例えば、再使用可能な本体は、一方の側に接続トラック26を備え、接続トラック26の反対側の他方の側には、接続突起を備える。接続突起は、接続トラック26に沿ってスライドされることによって接続トラック26に取り付けられるように構成されている。この例では、再使用可能な本体は、別の再使用可能な本体の対応する通信ユニットに接続するように構成された、通信スポット27を備える。例えば、通信スポット27は、図16に示すように、接続トラック26内に配置され、対応する通信ユニットは、接続突出部内に配置される。通信スポットは、対応する通信ユニットに接触して電気的に接続されるように構成された、導電性スポットとすることができる。あるいは、通信スポット27は、非接触接続を介して対応する通信ユニットと接続されるように構成されたRFID/NFC回路であってもよい。この例では、ユーザインターフェース24は、通信スポット27に接続されるように構成された、対応する通信ユニットを備える。好ましい一例では、ユーザインターフェース24は、対応する通信ユニットを備え、接続トラック26に取り付けることによって、ユーザインターフェース24を、再使用可能な本体に取り付けることができるようになっている。図26に示す例では、2つのカセットがそれぞれ挿入された2つの再使用可能な本体20’’’が、互いに取り付けられている。ユーザインターフェース24は、2つの再使用可能な本体20’’’のうちの1つに取り付けられる。この例では、ユーザインターフェース24は、通信スポットと対応する通信ユニットとの間の接続を介して、いくつのカセットが接続されているかを検出し、続いて、送達されるべき異なるカセット内の薬剤を制御するように構成されている。
再使用可能な本体がカセットを収容するように構成されている、好ましい一例では、図19に示されるように、ユーザ装着可能機能部25’’はベルトクリップである。
別の一例では、図9、図24~図25、及び図31に示すように、薬剤送達デバイス2の再使用可能な本体20は、複数のカセット1a、1bを収容するように構成されている。この例では、再使用可能な本体20は、より多くのカセット1a、1bを収容するための内側セクションを備える。この例では、再使用可能な本体20は、内側セクションを含む本体20aと、任意選択で、より多くのカセット1a、1bが取り付けられるように構成されたフレーム20bと、本体20aを封止するように構成された蓋20cとを含む。先の例と同様に、カセット1a、1bは、磁気接続、解放可能なスナップ嵌め接続、ねじ山接続、及び/又はバヨネット接続を介して、再使用可能な本体の内側セクションに取り付けることができる。好ましい一例では、カセット1a、1bは、磁気接続、解放可能なスナップ嵌め接続、ねじ山接続、及び/又はバヨネット接続を介して、再使用可能な本体20のフレーム20bに取り付けることができる。したがって、フレームが本体20aに解放可能に取り付けられるとき、カセットは薬剤送達デバイスに解放可能に取り付けられ得る。この例では、再使用可能な本体20は、1つ以上の薬剤容器(可撓性バッグ)と、薬局クリーンルーム又は医薬品充填室で使用するための充填ポートとを含む。一例では、フレーム20bは、1つ以上のチューブ及び/又は薬剤送達部材にそれぞれ接続されるための、1つ以上のチューブ開口部20bbを備える。好ましい一例では、フレーム20bは、一体型チューブセット及び送達部材(例えば、針)を有する。チューブセット及び針は、コンパクトな輸送を可能にし、使用前及び針適用中のもつれを回避するチューブ管理スリーブ(再使用可能な本体の底部)に集められる。あるいは、チューブ類は、任意選択的に、モジュール式コネクタ内で終端されてもよく、チューブ類セット及び針(複数可)は、使用プロセスの一部として、別個に取り付けられてもよい。再使用可能な本体は、バッテリと、流体圧力動力源と、例えば蓋20cを介した薬剤容器インターフェースとを含む。この設計は、意図的に、向き又は重力の影響を受けないようになっている。フォームファクタは、複数回実行され得る使用ステップの、単純なセットを有する。この例では、ユーザは、図25A~図25Bに見られるようにカセットを薬剤送達デバイスに挿入し、針を注射部位に取り付け、単に開始ボタンを押して、完全な処置レジメンを施す。複数の薬剤のレジメンに対して、デバイスは、いつ進行すべきかをユーザにリマインダーを送るか、又は順序から外れて装填された薬剤を拒絶し得る。一例では、流体密封チャンバ11は、再使用可能な本体20及びフレーム20bによって形成されている。この例では、流体密封チャンバ11の入口110は、図25Cに示すように、再使用可能な本体20内に配置される。加えて、図25Cに示すように、流体密封チャンバ11の複数の入口110を設けることができる。
あるいは、図9、図24~図25、図32はまた、薬剤送達デバイスが、複数の薬剤容器を有する1つのカセットを備えることを概略的に示すことができる。この例では、薬剤送達も薬剤送達デバイスの再使用可能な本体の一部として説明される本体20及びフレーム20bは、この例ではカセットの一部と見なされるべきである。言い換えれば、この例では、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体は、流体圧力動力源21と、更にユーザインターフェース24及びユーザ装着可能機能部25とを備えるだけである。この例では、本体(図24~図25Bの参照符号20)及びフレーム(図24~図25Bの参照符号20b)は、カセットの容器キャリアである。この例では、カセットの容器キャリアは、再使用可能である。上述したように、フレームは、より多くの薬剤容器(図24~図25Bの参照符号1a)に取り付けられるように構成され、蓋(図24~図25Bの参照符号20c)は、カセットの本体(図24~図25Bの参照符号20a)を封止するように構成されている。先の例と同様に、薬剤容器は、磁気接続、解放可能なスナップ嵌め接続、ねじ山接続、及び/又はバヨネット接続を介して、再使用可能な本体の内側セクションに取り付けることができる。好ましい一例では、薬剤容器は、磁気接続、解放可能なスナップ嵌め接続、ねじ山接続、及び/又はバヨネット接続を介して、再使用可能な本体のフレームに取り付けることができる。したがって、フレームが本体に解放可能に取り付けられるとき、薬剤容器をカセットに、解放可能に取り付けることができる。同様に、この例では、フレームは、1つ以上のチューブ及び/又は薬剤送達部材にそれぞれ接続されるための、1つ以上のチューブ開口部(図24~図25Bの参照符号20bbを有する)を備える。好ましい一例では、フレームは、一体型チューブセット及び針を有する。チューブ類セット及び針は、コンパクトな状態での輸送を可能にし、使用前及び針適用中のもつれを回避する、チューブ類管理スリーブ(再使用可能本体の底部)の中に集められる。あるいは、チューブ類は、任意選択的に、モジュール式コネクタ内で終端されてもよく、チューブ類セット及び針(複数可)は、使用プロセスの一部として、別個に取り付けられてもよい。この例では、本体及び蓋は流体密封チャンバを形成し、したがって流体が本体に流入すると、流体は、薬剤容器内に収容された薬剤を押し出し、薬剤送達部材を介して患者に薬剤を送達することができる。この例では、患者は、図25A~図25Bに見られるように、カセットを流体圧力動力源21に接続し、針を注射部位に取り付け、単に、開始ボタンを押下し、完全治療レジメンを投与する。
別の一例では、薬剤送達デバイス2;2’;2’’は、流体圧力動力源21に電気的に接続されたプロセッサと、プロセッサに接続された電源、例えばバッテリとを備える。プロセッサ及び電源は、再使用可能な本体20;20’;20’’;20’’’内に収容される。この例では、上述のコントローラ21i’’は、薬剤送達デバイスのプロセッサとすることができ、又はそのようなプロセッサに、電気的に接続される。
別の一例では、薬剤送達デバイス2;2’;2’’は、図9及び図18に示すように、再使用可能な本体20;20’;20’’;20’’’に取り付けられたユーザインターフェース24を備える。ユーザインターフェース24は、プロセッサに電気的に接続されている。一例では、ユーザインターフェースは、再使用可能な本体の外面から突出するボタンである。別の一例では、ユーザインターフェースは、再使用可能な本体の外面上に配置されたタッチパネルである。更に、別の一例では、薬剤送達デバイスは、図37A~図37Bに示されるように、ディスプレイ、スクリーン、又はタッチパネルが、ユーザに対して右向きのグラフィック表示で常に提示され得るように、配向センサ、例えばジャイロセンサを備える。
別の一例では、薬剤送達デバイスは、プロセッサに接続された無線通信受信機及び/又は送信機を備える。無線通信受信機及び/又は送信機は、任意の好適な長距離又は短距離無線通信技術、例えば、RF、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)、3G、4G、5Gのものであり得る。ワイヤレス通信受信機は、リモートデバイスからのワイヤレス信号及び/又はプロセッサへの情報タグを受信するように構成されている。無線通信送信機は、プロセッサから遠隔デバイスに無線信号を送信するか、又は情報タグに情報を書き込むように構成されている。この例では、ユーザインターフェースの代わりに、ユーザは、遠隔デバイス、例えば、スマートフォンを使用して、薬剤送達動作を制御及び/又は監視することができる。更に、別の一例では、通信送信機は、使用された情報を、カセットの情報タグに書き込むように構成されている。情報は、カセット内の残留薬剤であり得る。
別の一例では、流体密封測定チャンバのピストンの圧力センサ及び/若しくは位置センサ、並びに/又は容器キャリアの位置センサ及び/若しくは流量センサ、並びに/又は流体密封チャンバ(複数可)内への質量流量を評価するセンサは、プロセッサに電気的に接続されている。任意選択的に、温度センサがプロセッサに電気的に接続される。この例では、温度センサは、流体密封チャンバの温度を監視するように構成されている。この例では、プロセッサは、流体密封測定チャンバのピストンの圧力センサ及び/若しくは位置センサ、並びに/又は容器キャリアの位置センサからの信号に従って、流体圧力動力源を制御して、流体密封チャンバ内に流体を出力させるように構成されている。一例では、流体圧力動力源が気圧動力源である場合、プロセッサは、気圧動力源21を制御して、薬剤容器が空になるか、又は収容された薬剤の所定量が送達されるまで、ターゲット組織の抵抗圧力値よりも大きい一定の圧力レベルで流体を出力するように構成されている。流体密封チャンバの容積は既知であるので、薬剤容器M;M’内の残留薬剤は、理想気体の法則の適用に基づいて、流体密封チャンバ内の圧力レベルを監視することによって計算することができる。同様に、別の一例では、プロセッサは、薬剤送達動作中に流体密封チャンバ内の圧力レベルを一定に維持することによって、薬剤容器内に収容された薬剤が一定の送達速度で送達されるよう制御するように構成されている。好ましい一例では、他の流量制御構成は使用されない。したがって、流量は、薬剤容器内に収容された薬剤の送達速度に実質的に等しい。この例では、プロセッサは、検出された圧力レベルが低下したとき、より多くの流体を送達するように流体圧力動力源を制御し、検出された圧力レベルが上昇したとき、流体圧力動力源を停止するか、又は真空デバイスを始動する。
更に、薬剤容器の本体が、可撓性バッグ及び可撓性チューブを含む一例では、上述のように圧力レベルを使用して薬剤容器内に収容された薬剤の送達速度を制御する代わりに、薬剤送達デバイスの薬剤容器内に収容された薬剤の送達速度は、可撓性チューブを圧縮することによって制御することができる。例えば、可撓性チューブに、流体圧力動力源に接続された別の流体密封チューブを取り付けることができる。この例では、流体圧力動力源からの流体が流体密封チューブに流入するとき、流体密封チューブは、薬剤容器の可撓性チューブを押圧することができ、それにより、薬剤送達デバイスの薬剤容器内に収容された薬剤の送達速度を制御することができる。あるいは、上記のように、薬剤容器内に収容された薬剤の送達速度は、可撓性チューブを(例えば、ピンチバルブによって)操作することによって調節され得る。
カセットが薬剤容器を備える一例では、薬剤容器は、温度センサ及び/又はタイマを備える。温度センサは、収容された薬剤の温度を監視するように構成され、タイマは、容器薬剤の保管期間を記録するように構成されている。この例では、カセットが再使用可能な本体に取り付けられるとき、プロセッサは、温度センサ及び/又はタイマに電気的に接続されるように構成され、収容された薬剤の状態がプロセッサによって検証され得るようになっている。例えば、収容された薬剤があまりにも長く保管された場合、又は収容された薬剤の効率に影響を与える可能性がある高温にさらされた場合、プロセッサは、ユーザへの警告表示を生成し、かつ/又は遠隔デバイスに警告信号を送出することができる。
別の一例では、流体圧力動力源21は、少なくとも2つの流体密封チャンバ11a’’’、11b’’’、11c’’’;11a’’’’’’’、11b’’’’’’’、11c’’’’’’’、11d’’’’’’’;11a’’’’’’’’、11b’’’’’’’’、11c’’’’’’’’、11d’’’’’’’’に、図5,図13、及び図14に図示されているように、接続される。例えば、流体圧力動力源21は、少なくとも2つの流体密封チャンバ11a’’’、11b’’’、11c’’’;11a’’’’’’’、11b’’’’’’’、11c’’’’’’’、11d’’’’’’’に、図5及び図13に示されるように、少なくとも2つの別個の流体経路、例えば、2つの独立した流体伝達チューブ又はデュアルルーメンチューブを介して接続されている。あるいは、流体圧力動力源21は、図14に示すように、2つに分割された副流路を有する1つの主流路と制御バルブとを介して、少なくとも2つの流体密封チャンバ11a’’’’’’’’、11b’’’’’’’’、11c’’’’’’’’、11d’’’’’’’’に接続されている。この例では、プロセッサは、流体圧力動力源を制御して、流体密封チャンバ11a’’’、11b’’’、11c’’’;11a’’’’’’’、11b’’’’’’’、11c’’’’’’’、11d’’’’’’’;11a’’’’’’’’、11b’’’’’’’’、11c’’’’’’’’、11d’’’’’’’’のうちの少なくとも1つの中に流体を選択的に出力するように構成されている。
流体密封測定チャンバの圧力センサ及び/若しくは位置センサ、並びに/又は容器キャリアの位置センサがプロセッサに電気的に接続される一例では、プロセッサは、流体密封測定チャンバの圧力センサ及び/若しくは位置センサ、容器キャリアの位置センサ、並びに/又は流体密封チャンバへの質量流量を評価するセンサからの信号に従って、少なくとも1つの流体密封チャンバ内へ流体を選択的に出力するように、流体圧力動力源を制御するように構成されている。
更に、別の一例では、プロセッサは、ある特定量の流体を出力するように流体圧力動力源を制御するように構成されている。この例では、その特定量は、予め決定されるか、又は、流体密封測定チャンバの圧力センサ及び/若しくは位置センサ、並びに/又は容器キャリアの位置センサからの信号に依存する。それにより、薬剤容器内に収容された、ある特定量の薬剤のみを流体出口から押し出すことができる。
薬剤送達デバイス2が、プロセッサに接続された無線通信受信機を含み、薬剤送達デバイスが複数の薬剤容器を含むカセットに取り付けられるように構成されている例では、無線通信受信機は、カセット上のRFIDタグを読み取るように構成されたRFIDリーダである。この例では、RFIDタグは、個々の薬剤ごとの流量、異なる薬剤間の送達順序、投与量、緊急停止情報などに関する情報を含む。
一例では、流体密封チャンバは、圧力センサ及び流量センサを備える。好ましい一例では、薬剤容器は、流体密封チャンバ内に完全に受容された可撓性バッグである。この例では、ユーザがカセット1を薬剤送達デバイスの再使用可能な本体20に取り付けると、流体密封チャンバが流体圧力動力源21に接続される。送達チューブが薬剤容器に流体接続される前に、プロセッサは、流体密封チャンバを加圧する流体圧力動力源を制御することができ、したがって、理想気体の法則及び/又は上述のようなその単純化によって、薬剤容器の初期状態、例えば薬剤の実際の充填体積を測定することができる。プロセッサは、薬剤送達動作中、圧力センサ及び流量センサを介して流体密封チャンバの圧力及び流量を、連続的に監視するように構成されている。結果として、図36に示されるように、正常な送達動作300における流量と圧力との間の関係と比較して、薬剤送達部材が時期尚早に取り外された場合302、及び/又は送達チューブが空気を含有する場合301(流量は増加するが圧力は増加しない)、及び/又は送達閉塞が発生した場合303(圧力は増加するが流量は増加しない)において、圧力レベル及び流量を監視することによってその事象(複数可)を検出することができ、したがって、プロセッサは、流体圧力動力源21を停止、減速するように制御することができる。プロセッサはまた、開放するように放出バルブを制御することができ、プロセッサは、ユーザにフィードバックを提供することができる。好ましい一例では、薬剤送達デバイスの1つ以上のプロセッサは、機械学習モジュールでプログラムすることができ、したがって、正常送達動作300における流量と圧力との間の関係及び/又は1つ以上のプロセッサによって行われる変化301、302、303の判断は、事象検出の精度を増加させるために使用中に自己調整され得る。
一例では、図13に示すように、流体圧力動力源21は、デュアルルーメンチューブを介してカセット1に接続されている。この例では、デュアルルーメンチューブの一方の内側チューブは第1のバルブ26aを備え、デュアルルーメンチューブの他方の内側チューブは第2のバルブ26bを備える。この例では、流体圧力動力源21は、第1のバルブ26aを介して薬剤容器Ma,Mb,Mcの第1のセットに接続されている。この例では、各薬剤容器は、1つの独立した流体密封チャンバ11a’’’’’’’、11b’’’’’’’、11c’’’’’’’、11d’’’’’’’内に収容される。各流体密封チャンバは、入口と、入口におけるバルブ114a’’、114b’’、114c’’とを備える。また、流体圧力動力源21は、第2のバルブ26bを介して、第2の薬剤容器Mdに接続されている。第2の薬剤容器Mdは、入口及び入口にバルブ114d’’を有する別の流体密封チャンバ11d’’’’’’’内に収容される。この例では、患者は、各薬剤容器Ma、Mb、Mcから順次薬剤を受け取るべきであり、患者は、緊急事態、例えば、有害薬物反応が現れたときにのみ、第2の薬剤容器M0dから薬剤を受け取るべきである。この例では、プロセッサは、第1のバルブ26aを制御して、第2のバルブ26bを開閉する。各流体密封チャンバのためのバルブ114a’’、114b’’、114c’’は、前の薬剤容器が空であるか、又はプロセッサによって制御されるときにのみ開くように、異なる抵抗を有するように設計することができる。緊急事態が存在する場合(他のセンサによって検出されるか、又はユーザが上述のように緊急ボタンを作動させるかのいずれか)、プロセッサは、第1のバルブ26aを閉鎖し、第2のバルブ26dを開放することができ、それにより、流体圧力動力源からの出力流体は、第2の薬剤容器Mdを有する流体密封チャンバ内に流入することができる。
別の一例では、図14に示すように、第1のバルブ及び第2のバルブの代わりに、1つの多方向バルブ114’’’によって、第1のセットの薬剤容器Ma,Mb,Mc及び第2の薬剤容器Md(緊急薬剤)を流体圧力動力源21に接続することができる。この例では、プロセッサは、多方向バルブ114’’’を制御して閉じるか、薬剤容器Ma、Mb、Mcの第1のセットに向かって開くか、又は第2の薬剤容器M0d’(緊急薬剤)に向かって開く。この例では、薬剤容器Ma、Mb、Mcの第1のセットの各々は、独立した流体密封チャンバ11a’’’’’’’’、11b’’’’’’’’、11c’’’’’’’’内に収容される。この例では、流体密封チャンバ11a’’’’’’’’のうちの1つのみが、流体圧力動力源21に接続された入口を備える。一方向バルブ101は、2つの流体密封チャンバ11a’’’’’’’’、11b’’’’’’’’、11c’’’’’’’’どうしの間に配置される。したがって、先の薬剤容器が空の場合にのみ、先の流体密封チャンバの圧力を蓄積して一方向バルブ101を開くことができ、流体圧力動力源21からの流体を次の流体密封チャンバに流入させることができる。
一例では、図14に示すような設計で使用される第1の組の薬剤容器Ma、Mb、Mcの各々は、可撓性バッグを備える。加えて、図14に示されるような設計で使用される薬剤容器Ma、Mb、Mcの第1のセットの各々は、上述のような可撓性チューブを備える。この例では、第2の薬剤容器Mdは、可撓性バッグを含む。加えて、図14に示されるような設計で使用される薬剤容器Mdの第2のセットは、上述のような可撓性チューブを備える。
あるいは、別の一例では、図14に示す設計で使用される第1のセットの薬剤容器Ma、Mb、Mcの各々は、可撓性バッグを備える。加えて、図14に示されるような設計で使用される薬剤容器Ma、Mb、Mcの第1のセットの各々は、上述のような可撓性チューブを備える。この例では、第2の薬剤容器Mdは、剛性のある材料、例えばガラス又は剛性のあるプラスチックで作製されたカートリッジを含む。加えて、図14に示されるような設計で使用される薬剤容器Mdの第2のセットは、上述のような可撓性チューブを備える。
更に、図13~図14に示す例は、複数の流体密封チャンバを概略的に示すものにすぎない。一例では、複数の流体密封チャンバの各々は、1つの独立したカセットに収容される。あるいは、複数の流体密封チャンバの全てが1つのカセットに収容される。あるいは、複数の流体密封チャンバの少なくとも1つが、1つのカセットに収容され、複数の流体密封チャンバの残りが、別のカセットに収容される。
更に、薬剤送達部材23;23a、23b、23c、23dは、ソフトカニューレを有する注射針又は挿入針であり、プロセッサは、所定の圧力低下が検出されたときに、薬剤送達部材23、23a、23b、23c、23dの取り外しを検出することもできるが、それは、薬剤送達部材23;23a、23b、23c、23dが、ターゲット組織から除去された場合に、ターゲット組織の抵抗圧力が、より有意ではなくなるからである。
更に、意図的な破断点を、薬剤送達部材23;23a、23b、23c、23dの近くに配置することができる。例えば、薬剤容器の本体の送達チューブが、通常は薬剤送達部材23;23a、23b、23c、23dを、患者から離れるように移動させるように引っ張られた場合、薬剤容器の本体の送達チューブは、代わりにこの接合部で破断して、薬剤容器の本体の送達チューブを薬剤送達部材23;23a、23b、23c、23dから分離して、薬剤送達部材2323a、23b、23c、23dによる損傷の可能性を回避する。
この破断はまた、針及び皮下組織背圧に関連する圧力降下を除去する効果も有する。したがって、制御された流量で送達される薬剤について、上流の駆動圧力は減少する。
したがって、薬剤送達部材の取り外しが検出されると、プロセッサは、ユーザインターフェース上に表示を生成し、かつ/又は遠隔デバイスに警告信号を送信することができる。プロセッサはまた、流体圧力動力源21を停止し、放出バルブ115を開いて、薬剤送達動作を停止することができる。
図36に示されるように、送達チューブが空気を含有している、又は閉塞の発生などの、他の事象は、任意の圧力センサ及び/又は前述の流量センサを用いて検出されることができる。
上述したように、以下の例において言及される「流量」という用語は、薬剤容器から出る薬剤の流量である。
更に、流体圧力動力源21’’;21’’’が、気圧動力源である一例では、薬剤容器内の薬剤の体積は、本明細書の概要セクションで上述したように、理想気体の法則及びその単純化、例えばボイルの法則及びチャールズの法則を使用して決定され得る。しかしながら、上述したように、この装置を商業的に提供するためには、システムが純粋な理想気体を使用することはありそうもなく、周囲空気の使用は非常に有利である。環境変数に対する固有の感度を補償し、環境不確実性の存在下でポンプ性能を改善するために、上述の補償ブロック21h’’を使用することができる。補償ブロック21h’’は、補償ブロック21h’’からの検出に基づいて計算を較正することができるように、大気圧センサ及び/又は周囲温度センサを備える。任意選択で、補償ブロックは、空気密度の変化を補償するために湿度センサを備えることができる。好ましい一例では、流量センサは、統合温度センサであり得る。補償ブロックは、上述したような1つ以上のセンサを有するユニットであり得るということに留意されたい。あるいは、補償ブロックは、薬剤送達デバイスの1つ以上のプロセッサにプログラムされた制御構造であり、この例では、全てのセンサは、カセット、流体密封チャンバ、及び/又は気圧流体圧力動力源に配置される。この例では、全てのセンサが、薬剤送達デバイスの1つ以上のプロセッサに接続されている。
更に、別の一例では、流量は、直接的には感知されない。むしろ、システムは、システムの空隙容積を繰り返し計算する。空隙容積が変化し得る唯一の方法が、薬剤容器から出る液体によるものであるとすると、空隙容積の変化率は流量に等しい。
隣接する空隙容積測定値が使用されるときに液体流量計算において観察されるノイズを回避するために、測定値をフィルタリングしてよりクリーンな信号を得ることが可能である。そのようなアプローチの1つは、バッファ及び線形回帰を含む。各コントローラ評価において、容器キャリアの初期条件(理想気体の法則及びその単純化によって計算される)がバッファに追加され、線形回帰がそのバッファ上で実行される。回帰直線の傾きが流量である。
システムは、流量の連続制御を可能にする。一例では、ターゲット流量は、圧力を監視しながら流体密封チャンバ内への連続的な流体送達を行うことによって、圧力を監視しながら流体圧力動力源から流れた流体を流体密封チャンバから除去することによって、及び/又は蓄積された圧力を送達するか又は流体密封チャンバを排気することによって、流れを突然停止し(例えば、緊急時又は全身性輸注反応中に)、圧力をカセット周囲の環境まで低減することによって、制御することができる。例えば、システムは、1つ以上の接続されたセンサからの検出に基づいて、カセットの周囲の環境に流体を放出するように放出バルブを制御することができる。システムは、腫瘍学において一般的な速度調節レジメン中に必要とされ得るように、薬剤送達動作中に流量の変更を可能にし、各カセットが独立して構成され得る所望の流量を有するようにする。異なる薬剤カセット又は容器キャリアは、所望の順序で組み合わせられてもよく、各カセットは、任意の所望の流体体積を有してもよく、粘度、体積、又は他の薬剤、患者、若しくはシステム構成(例えば、カニューレゲージ)のパラメータとは無関係に、所望の流量で送達されてもよい。
更に、流体圧力動力源が気圧流体圧力動力源である一例では、システムは、図35に示されるように、ターゲット維持機構を用いて制御されることができ、システム(カセットの流体密封チャンバに接続されるときの流体圧力動力源の動作)は、ターゲット維持機構200を用いて構成されていることができる。この例では、カセットの初期状態に関する情報は、測定モジュール207、208、209によって測定される。測定モジュールは、可撓性バッグの流体出口から出る薬剤の流量を計算する流量計算モジュール209と、流体密封チャンバ内の空気量を計算する空気量計算モジュール208と、初期情報入力207とを備える。流量情報は、流量誤差検出モジュール201に入力され、調整モジュール203を介して、圧力ターゲットを調整することができる。調整されたターゲット圧力は、流体密封チャンバ内の圧力レベルを調整するために、センサモジュール206とともに空気質量モジュール205によって、流体密封チャンバ内の空気質量を調整するために使用され得る。この例では、理想的には圧力と液体流量との間に線形関係が存在するので、ターゲット維持期間は単に、測定された流量誤差に比例してシステムの圧力ターゲットを調整する。流量誤差は、差ではなく、ターゲット液体流量と測定液体流量との間の比として解釈される。圧力ターゲット調整方法は、多くの形態をとることができるが、全ては、本質的に、応答調整のための入力として流量誤差を供給される。比例積分(Proportional Integral、PI)コントローラ、比例積分微分(Proportional - Integral - Derivative、PID)コントローラ、又はバングバングコントローラなどのいくつかのコントローラを使用することができる。一例では、ターゲット維持機構は、現在のシステム圧力及び圧力ターゲットがPID関数によって評価されるように設計することができ、(流体圧力動力源コマンドの形態の)PID関数の出力が、制限された電力動作ウィンドウ及びオン時間持続時間規則などの流体圧力動力源アクティビティ制限と比較されて、空気流感知精度を保証する。許容される場合、流体圧力動力源は、計算された時間量の間動作する。好ましい一例では、断続的な高い空気流量は、連続的な低い空気流量よりも熱質量流量センサで正確に感知することが容易であるので、(強度ベースではなく)時間ベースがターゲット維持機構に使用される。各圧力制御ループの間、PID出力は、流体圧力動力源オン時間(制御周期の%)に変換される。流体密封チャンバが放出バルブを備える一例では、放出制御機構を使用することができる。放出制御機構は、圧力ターゲットを現在のシステム圧力と比較するように設計することができる。これらの圧力間の差が閾値より大きく、しかも負である場合、解放制御機構が作動される。好ましい一例では、薬剤送達デバイスのプロセッサは、解放制御機構が作動されると、薬剤送達動作を一時停止するように構成されている。一例では、薬剤送達動作は、送達チューブをクランプすることによって一時停止することができる。この例では、薬剤送達デバイスは、プロセッサに電気的に接続されたクランプを備える。例えば、クランプはソレノイドワイヤに接続される。ひとたび放出制御機構が起動されると、それは、通気を開始し(放出バルブを開放する)、システムは、現在の空隙空気体積及び注入された流体質量、例えば、空気質量、ガス質量を記録する。ひとたび圧力がターゲット未満に低下すると、放出制御機構は放出バルブを閉じ、システムは、注入された流体質量、例えば、空気質量、気体質量の新たな計算を行い、次いで、プロセッサに信号を提供して、薬剤送達動作を継続する。
好ましい一例では、薬剤送達デバイスは以下の方法によって制御することができる。薬剤送達デバイスは、上述の例のいずれかで述べたような気圧動力源である流体圧力動力源を備える。薬剤送達デバイスは、上述の例のいずれかで述べた流体密封チャンバを備え、流体密封チャンバは、薬剤容器を収容する。薬剤容器は、流体出口を有する可撓性バッグである。可撓性バッグは、薬剤を収容する。本方法は、以下のステップを以下の順序で含む:
・ 流体密封チャンバ内の流体圧力の圧力レベル測定値、及び可撓性バッグの流体出口から出る薬剤の速度の流量測定値のうちの少なくとも1つを受信するステップ;
・ 受信された測定値を用いて、データベースから情報を取得するステップ;及び
・ 取得された情報に基づいて信号を提供して、薬剤送達デバイスの1つ以上の電子構成要素に動作を実行させるか、又は薬剤送達デバイスの1つ以上の電子構成要素の現在実行中の動作を停止させるステップ。
好ましくは、流体密封チャンバ内の流体圧力の圧力レベル測定値と、可撓性バッグの流体出口から出る薬剤の流量測定値との両方が受信される。好ましい一例では、方法は、薬剤送達デバイスのプロセッサによって実行される。好ましい一例では、流体密封チャンバは、圧力センサ及び流量センサを備える。好ましい一例では、受信された測定値を用いてデータベースから情報を取得するステップは、以下の順序で以下のステップを含む:
・ 理想気体の法則及びその単純化を用いて、受信された測定値に基づいて値を計算するステップ;
・ 計算された値と所定の値とを比較するステップ;及び
・ 比較した結果を生成するステップ。
好ましい一例では、計算はプロセッサによって実行される。代替的に又は追加的に、薬剤送達デバイスの通信ユニットは、受信された測定値を、それを計算するべき遠隔サーバ及び/又はパーソナルコンピューティング装置に送信することができる。この例では、プロセッサは、計算値及び/又は比較した結果を受信するように構成されている(比較がリモートサーバ及び/又はパーソナルコンピューティングデバイスにおいても実行される例において)。
所定の値は、薬剤容器上の情報タグから受信されることに留意されたい。代替的に又は追加的に、所定の値はユーザインターフェースから入力される。代替的に又は追加的に、所定の値は遠隔サーバからダウンロードされる。代替的に又は追加的に、所定の値は、薬剤送達デバイスのプロセッサ及び/又はメモリに保存される。更に、所定値は、薬剤容器の容積、薬剤容器内に収容された薬剤の体積、可撓性バッグの流体出口から出る薬剤のターゲット流量、流体密封チャンバ内の流体圧力のターゲット圧力レベル、可撓性バッグの流体出口から出る薬剤の流量の以前に受け取られた流量、流体密封チャンバ内の流体圧力の以前に受け取られた圧力レベル、薬剤容器内に収容された薬剤の以前に計算された体積のうちの少なくとも1つに関する。
更に、好ましい一例では、比較した結果を生成するステップの後に、受信された測定値を用いてデータベースから情報を取得するステップは、比較した結果をデータベースからの情報と照合することによって取得された情報を提供するステップを更に含む。代替的に又は追加的に、比較した結果を生成するステップの後に、受信された測定値を用いてデータベースから情報を取得するステップは、比較した結果を提供することによって取得された情報を提供するステップを更に含む。
取得された情報は、薬剤容器内の薬剤の実際に充填された体積、使用後の薬剤容器内に残留する薬剤の体積、送達チューブ内の空気、送達部材が送達部位から離れていること、及び送達閉塞(「投与終了」事象であると判定され得る)のうちの少なくとも1つに関する。
更に、薬剤送達デバイスの1つ以上の電子構成要素の動作は、提供された信号によって、薬剤送達デバイスのユーザへの指示の提供、薬剤送達動作、遠隔サーバへのデータの送信、流体密封チャンバ内の流体圧力の圧力レベルの調整、及び可撓性バッグの流体出口からの薬剤放出速度の調整のうちの少なくとも1つを実行又は停止するように構成されている。
更に、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体、及び/又はカセットのカセットハウジング、及び/又はカセットの容器キャリア、及び/又はカセットの流体密封チャンバは、いずれかの例で述べたように、持続的な抗菌、抗真菌、及び/又は抗ウイルス特性を特徴とする化合物を備えてもよい(すなわち、そのような化合物の中で、又はそれらとともに成形されてもよい)。
あるいは、持続的な抗菌、抗真菌、及び/又は抗ウイルス特性を特徴とする化合物は、二次プロセス(例えば、化学蒸着)、噴霧、又は浸漬プロセスによって、成形された(すなわち、完成した)構成要素に適用され得る。
好ましい一例では、多方向バルブ、例えば2/2方バルブ、3/2方バルブ、5/2方バルブは、上述したように、ソレノイドバルブとすることができる。
主に、いくつかの例を参照して本発明の概念を説明してきた。しかしながら、当業者には容易に理解されるように、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の概念の範囲内において、上記で開示されたもの以外の他の実施形態も等しく可能である。
本発明のいくつかの他の態様が、以下の条項に開示される。
条項1 薬剤送達デバイス(2;2’;2’’)のカセット(1;1’;1’’)であって、薬剤送達デバイスは、流体圧力動力源(21;21’)を備える再使用可能な本体(20;20’)を備え、カセット(1;1’;1’’)は:
容器キャリア(10;10’;10’’;10’’’;10a’’、10b’’、10c’’、10d’’)と;
薬剤容器(M;Ma、Mb、Mc、Md;Ma’、Mb’、Mc’、Md’)であって、本体(M0;M0’;M0’’;M0a、M0b;M0a、M0a’、M0a’’、M0b、M0b’;M0b’’)及び流体出口(M1;M1’)を有する薬剤容器を備え、本体(M0;M0’;M0’’;M0a、M0b;M0a、M0a’、M0a’’、M0b、M0b’;M0b’’)は、可撓性部分を含み;薬剤容器(M;Ma、Mb、Mc、Md;Ma’、Mb’、Mc’、Md’)は、容器キャリア(10;10’;10’’;10’’’;10a’’、10b’’、10c’’、10d’’)内に少なくとも部分的に配置され;
容器キャリア(10;10’;10’’;10’’’;10a’’、10b’’、10c’’、10d’’)は、流体密封チャンバ(11;11’;11’’;11a’’’、11b’’’、11c’’’;11a’’’’、11b’’’’、11c’’’’、11d’’’’;11’’’’’,11’’’’’’、11a’’’’’’’、11b’’’’’’’、11c’’’’’’’、11d’’’’’’’;11a’’’’’’’’、11b’’’’’’’’、11c’’’’’’’’、11d’’’’’’’’;11a’’’’’’’’’、10e’’’’’;11a’’’’’’’’’’、11b’’’’’’’’’’)を備え;流体密封チャンバ(11;11’;11’’;11a’’’、11b’’’、11c’’’;11a’’’’,11b’’’’、11c’’’’、11d’’’’;11’’’’’、11’’’’’’、11a’’’’’’’、11b’’’’’’’、11c’’’’’’’、11d’’’’’’’;11a’’’’’’’’、11b’’’’’’’’、11c’’’’’’’’、11d’’’’’’’’;11a’’’’’’’’’、10e’’’’’;11a’’’’’’’’’’、11b’’’’’’’’’’)は、入口(110;110’;110’’;110’’’;110’’’’;110a);)を備え;入口(110、110’;110’’;110’’’;110’’’’;110a)は、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体の流体圧力動力源の出口に流体接続されるように構成され;
流体密封チャンバ(11;11’;11’’;11a’’’、11b’’’、11c’’’;11a’’’’,11b’’’’、11c’’’’、11d’’’’;11’’’’’、11’’’’’’、11a’’’’’’’、11b’’’’’’’、11c’’’’’’’、11d’’’’’’’;11a’’’’’’’’、11b’’’’’’’’、11c’’’’’’’’、11d’’’’’’’’;11a’’’’’’’’’、10e’’’’’;11a’’’’’’’’’’、11b’’’’’’’’’’)は、薬剤容器(M;Ma、Mb、Mc、Md;Ma’、Mb’、Mc’、Md’)の、本体(M0;M0’;M0’’;M0a、0b;M0a、M0a’、M0a’’、M0b、M0b’;M0b’’)の可撓性部分に連結され、それにより、入口(110;110’;110’’;110’’’;110’’’’;110a)は、流体圧力動力源(21;21’)から出力流体を受け取り、出力流体は、流体密封チャンバ(11;11’;11’’;11a’’’、11b’’’、11c’’’;11a’’’’,11b’’’’、11c’’’’、11d’’’’、11’’’’’、11’’’’’’、11a’’’’’’’、11b’’’’’’’、11c’’’’’’’、11d’’’’’’’;11a’’’’’’’’、11b’’’’’’’’、11c’’’’’’’’、11d’’’’’’’’;11a’’’’’’’’’、10e’’’’’;11a’’’’’’’’’’、11b’’’’’’’’’’)内に流入し;薬剤容器(M;Ma、Mb、Mc、Md;Ma’、Mb’、Mc’、Md’)内に収容された薬剤の少なくとも一部は、出力流体の圧力下で押し出され;
かつ、流体出口(M1;M1’)は、カセット(1;1’;1’’)が、薬剤送達デバイス(2;2’;2’’)に取り付けられる際に、薬剤送達デバイス(2;2’;2’’)の薬剤送達部材(23;23a’、23b’、23c’、23d’)に接続されるように構成されている、カセット。
条項2 カセットは、カセットハウジングを備え、容器キャリアは、カセットハウジング内に配置される、条項1に記載のカセット。
条項3 カセットは、薬剤送達デバイスの再使用可能本体に、解放可能に取り付けられるように構成されている、条項1又は2に記載のカセット。
条項4 薬剤容器の本体は、可撓性バッグ及び/又は可撓性チューブを備える、条項1~3のいずれか一項に記載のカセット。
条項5 本体は、送達チューブを備える、条項1~4のいずれか一項に記載のカセット。
条項6 薬剤容器の本体は、可撓性チューブを備え、送達チューブが、本体の可撓性チューブである、条項4と条項5の組合せによるカセット。
条項7 本体の可撓性部分は、流体密封チャンバ内に少なくとも部分的に収容される、条項1~6のいずれか一項に記載のカセット。
条項8 流体密封チャンバは、チューブ入口及びチューブ出口を備え、送達チューブは、チューブ入口とチューブ出口との間に位置付けられるように構成されている、条項6及び7の組み合わせによるカセット。
条項9 流体密封チャンバが、真空デバイスに接続されるように構成された出口を備え、それにより、流体密封チャンバ内の圧力が低下すると、薬剤容器内に収容された薬剤が送達チューブ内に吸い込まれる、条項7又は8に記載のカセット。
条項10 流体密封チャンバの入口が、流体密封チャンバの出口である、条項9に記載のカセット。
条項11 容器キャリアが、薬剤容器を少なくとも部分的に収容するように構成された容器チャンバを備え、流体密封チャンバは、膨張可能であり、流体密封チャンバは、本体の可撓性部分に隣接しており、それにより、流体圧力動力源からの出力流体は、流体密封チャンバに流入し、流体密封チャンバを膨張させて薬剤容器を押圧するように構成されている、条項1~6のいずれか一項に記載のカセット。
条項12 カセットが、容器キャリア内に1つの流体密封チャンバを有する容器キャリアを備え、容器キャリアは、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体の流体圧力動力源の出口、又は別の容器キャリアの別の接続ポートのいずれかに解放可能に取り付けられるように構成された接続ポートを備え、容器キャリアが互いに積み重ねられるように構成されている、条項1~4のいずれか一項に記載のカセット。
条項13 カセットは、1つの容器キャリアであって、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体の流体圧力動力源の出口、又は別のカセットの別の容器キャリアの別の接続ポートのいずれかに解放可能に取り付けられるように構成された接続ポートを備え、複数のカセットが互いに積み重ねられるように構成されている、1つの容器キャリアを備える、条項12に記載のカセット。
条項14 カセットは、カセットハウジング内で互いに積み重ねられた複数の容器キャリアを備える、条項2に従属する条項12に、又は条項2に従属する条項3~4に記載のカセット。
条項15 流体密封チャンバは、薬剤容器を受容するように構成されている、条項1~4又は条項12~13のいずれか一項に記載のカセット。
条項16 流体密封チャンバは、容器フレームによって形成されている、条項14に記載のカセット。
条項17 流体密封チャンバが、容器フレーム及び容器キャリアの内部チャンバによって形成されている、条項15に記載のカセット。
条項18 流体密封チャンバが、容器フレームと、容器フレームに取り付けられるように構成されたキャップとによって形成されている、条項15に記載のカセット。
条項19 キャップは、流体密封チャンバ内の薬剤容器の流体出口に、動作可能に接続された、送達チューブを含むチューブセットを備える、条項17に記載のカセット。
条項20 チューブセットは、薬剤容器の流体出口を貫通して、送達チューブと薬剤容器との間の流体連通を確立するように構成された穿孔部材を備える、条項18に記載のカセット。
条項21 流体密封チャンバの入口は、バルブを備える、条項1~20のいずれか一項に記載のカセット。
条項22 流体密封チャンバの入口のバルブが、一方向バルブである、条項21に記載のカセット。
条項23 カセットは、少なくとも2つの流体密封チャンバを備え、2つの流体密封チャンバは、それぞれ少なくとも2つの薬剤容器を収容する、条項1~22のいずれか一項に記載のカセット。
条項24 一方向バルブが、2つの流体密封チャンバどうしの間に配置される、条項23に記載のカセット。
条項25 少なくとも2つの流体密封チャンバのうちの1つの流体密封チャンバのみが、流体圧力動力源に流体接続されるように構成されている入口を備える、条項24に記載のカセット。
条項26 2つの流体密封チャンバどうしの間の一方向バルブは、第1の流体圧力閾値に達したときに開くように構成され、流体圧力動力源に流体接続されるように構成された流体密封チャンバの入口のバルブは、第2の流体圧力閾値に到達したときに開くように構成され、第1の流体圧力閾値は、第2の流体圧力閾値以上である、条項21又は条項22に従属する場合、条項25に記載のカセット。
条項27 流体密封チャンバは、流体密封チャンバに流入する流体を放出するように構成された放出バルブを備え、流体は、放出バルブを通って流体密封チャンバから外に流出することができる、条項1~26のいずれか一項に記載のカセット。
条項28 流体圧力動力源に流体接続されるように構成された流体密封チャンバの入口のバルブは、第2の流体圧力閾値に達すると開くように構成され、放出バルブは、流体圧力が所定の閾値に達したときに、流体密封チャンバに流入する流体を流体密封チャンバから外に放出するように構成され、所定の閾値は、第2の流体圧力閾値よりも大きい、
条項21又は22に従属する場合の条項18に記載のカセット。
条項29 所定の閾値は、第1の流体圧力閾値よりも大きい、条項26に従属する場合の条項28に記載のカセット。
条項30 容器キャリアの流体密封チャンバは、少なくとも部分的に、剛性のある材料から作製される、条項1~29のいずれか1つに記載のカセット。
条項31 流体密封チャンバは、圧力センサを備え、かつ/又は流体密封チャンバは、流体密封測定チャンバに連結され、流体密封測定チャンバは、流体圧力動力源に接続されるように構成され、流体密封チャンバと同じ流体圧力レベルになるように構成されている、流体密封測定チャンバは、ピストンを備え、ピストンは、流体密封測定チャンバ内のピストンの位置を感知するように構成された位置センサに動作可能に接続されるように構成され、かつ/又は容器キャリアは、薬剤容器の位置を検出するように構成された位置センサを備える、条項1~30のいずれか一項に記載のカセット。
条項32 容器キャリアは、カセットが薬剤送達デバイスの再使用可能な本体に取り付けられたときに、容器キャリアと薬剤送達デバイスの再使用可能な本体との組み合わせによって形成されているように構成された流体密封チャンバを部分的に備える、条項1~31のいずれか一項に記載のカセット。
条項33 条項1~32のいずれか一項に記載のカセットを備える薬剤送達デバイスであって、再使用可能な本体と交換可能な薬剤送達部材とを備え、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体は、容器キャリアの流体密封チャンバの入口に接続された流体圧力動力源を備え、流体出口は、薬剤送達部材に動作可能に接続される、薬剤送達デバイス。
条項34 流体密封チャンバは、カセットが再使用可能本体に取り付けられたときにカセットの容器キャリア及び再使用可能本体によって形成されている、条項33に記載の薬剤送達デバイス。
条項35 薬剤送達デバイスは、流体圧力動力源に電気的に接続されたプロセッサと、プロセッサに接続された電力源とを備え、プロセッサ及び電源は、再使用可能な本体内に収容されている、条項33又は34に記載の薬剤送達デバイス。
条項36 伝達チューブが、流体圧力動力源と流体密封チャンバの入口との間に配置され、流体圧力動力源が、伝達チューブを介して流体密封チャンバの入口に流体接続される、条項35に記載の薬剤送達デバイス。
条項37 流体密封チャンバは、流体圧力動力源に隣接し、流体圧力動力源は、流体密封チャンバの入口に、直接流体接続されている、条項35に記載の薬剤送達デバイス。
条項38 薬剤送達デバイスが、再使用可能な本体に取り付けられたユーザインターフェースを備え、ユーザインターフェースは、プロセッサに電気的に接続され、ユーザインターフェースは、再使用可能な本体の外面から突出するボタンであり、ユーザインターフェースは、再使用可能な本体の外面に配置されたタッチパネルである、条項35~37のいずれか一項に記載の薬剤送達デバイス。
条項39 流体密封測定チャンバの圧力センサ及び/若しくは位置センサ、並びに/又は容器キャリアの位置センサは、プロセッサに電気的に接続される、条項31に従属する場合、条項35~38のいずれか一項に記載の薬剤送達デバイス。
条項40 プロセッサは、流体密封測定チャンバの圧力センサ及び/若しくは位置センサ、並びに/又は容器キャリアの位置センサからの信号に従って、流体圧力動力源を制御して、流体密封チャンバ内に流体を出力するようにするように構成されている、条項39に記載の薬剤送達デバイス。
条項41 流体圧力動力源は、少なくとも2つの流体密封チャンバに接続され、プロセッサは、流体圧力動力源を制御して、流体を少なくとも1つの流体密封チャンバに選択的に出力するように構成されている、条項14に従属する場合、条項35~40のいずれか一項に記載の薬剤送達デバイス。
条項42 プロセッサは、流体密封測定チャンバの圧力センサ及び/若しくは位置センサ、並びに/又は容器キャリアの位置センサからの信号に従って、少なくとも1つの流体密封チャンバ内に流体を選択的に出力するように、流体圧力動力源を制御するように構成されている、条項39に従属する場合、条項41に記載の薬剤送達デバイス。
条項43 プロセッサは、流体圧力動力源を制御して、ある特定量の流体を出力するように構成されており、上記の特定量は、予め決定されるか、又は、流体密封測定チャンバの圧力センサ及び/若しくは位置センサ、並びに/又は容器キャリアの位置センサからの信号に依存し、それにより、薬剤容器内に収容された、その特定量の薬剤のみを流体出口から押し出すことができる、条項39又は38に記載の薬剤送達デバイス。
条項44 流体圧力動力源は、気圧動力源である、条項33~43のいずれか一項に記載の薬剤送達デバイス。
条項45 気圧動力源は、気圧動力源から流体を出力させるように構成された圧電ポンプを含む、条項44に記載の薬剤送達デバイス。
条項46 気圧動力源から出力される流体は、気体である、条項44又は45に記載の薬剤送達デバイス。
条項47 薬剤送達デバイスは、輸液装置である、条項33~34のいずれか一項に記載の薬剤送達デバイス。
条項48 流体圧力動力源が、環境に流体接続された入口を有する流体ポンプを備え、流体ポンプの入口に接続された入口フィルタが、流体ポンプに接続された入口フィルタを備える、条項33~47のいずれか一項に記載の薬剤送達デバイス。
条項49 流体圧力動力源は、多方向バルブを備え、各多方向バルブの出口ポートは、流体圧力動力源の出口を画定する、条項33~48のいずれか一項に記載の薬剤送達デバイス。
条項50 流体圧力動力源の出口に接続された多方向バルブを備える、条項33~49のいずれか一項に記載の薬剤送達デバイス。
条項51 送達チューブ及び穿孔部材を有するチューブセットを備え、穿孔部材は、送達チューブと薬剤容器との間に流体接続を確立するように構成されている、条項33~50のいずれか一項に記載の薬剤送達デバイス。
条項52 気圧動力源である流体圧力動力源と、薬剤容器を含む流体密封チャンバとを有する薬剤送達デバイスを制御するための方法であって:流体密封チャンバの入口は、流体圧力動力源の出口に接続され、薬剤容器は、流体出口を有する可撓性バッグであり、可撓性バッグが薬剤を収容し、方法が、以下の順序で:
流体密封チャンバ内の流体圧力の圧力レベル測定値、及び可撓性バッグの流体出口から出る薬剤の速度の流量測定値のうちの少なくとも1つを受信するステップ;
受信された測定値を用いて、データベースから情報を取得するステップ;及び
取得された情報に基づいて信号を提供して、薬剤送達デバイスの1つ以上の電子構成要素に動作を実行させるか、又は薬剤送達デバイスの1つ以上の電子構成要素の現在実行中の動作を停止させるステップ、
を含む方法。
条項53 流体密封チャンバ内の流体圧力の圧力レベル測定値、及び可撓性バッグの流体出口から出る速度の薬剤の流量測定値のうちの少なくとも1つを受信するステップは、
流体密封チャンバ内の流体圧力の圧力レベル測定値と、可撓性バッグの流体出口から出る速度の、薬剤の流量測定値を受信するステップ、を含む、条項52に記載の方法。
条項54 受信された測定値を用いてデータベースから情報を取得するステップは、以下の順序で以下のステップ:
理想気体の法則及びその単純化を用いて、受信された測定値に基づいて値を計算するステップ;
計算された値と所定の値とを比較するステップ;及び
比較した結果を生成するステップ
を含む、条項52又は53に記載の方法。
条項55 比較した結果を生成するステップの後に、受信された測定値を用いてデータベースから情報を取得するステップは、
比較した結果をデータベースからの情報と照合することによって、取得された情報を提供するステップを更に含む、条項54に記載の方法。
条項56 比較した結果を生成するステップの後に、受信された測定値を用いてデータベースから情報を取得するステップは、
比較した結果を提供することによって、取得された情報を提供するステップを更に含む、条項54又は55に記載の方法。
条項57 取得された情報は、薬剤容器内の薬剤実際に充填された体積、使用後の薬剤容器内に残留する薬剤の体積、送達チューブ内の空気、送達部材が送達部位から離れていること、及び送達閉塞のうちの少なくとも1つに関する、条項56又は57に記載の方法。
条項58 所定値は、薬剤容器の容積、薬剤容器内に収容された薬剤の体積、可撓性バッグの流体出口から出る薬剤のターゲット流量、流体密封チャンバ内の流体圧力のターゲット圧力レベル、可撓性バッグの流体出口から出る薬剤の流量の以前に受け取られた流量、流体密封チャンバ内の流体圧力の以前に受け取られた圧力レベル、薬剤容器内に収容された薬剤の以前に計算された体積のうちの少なくとも1つに関する、条項54~57のいずれか一項に記載の方法。
条項59 所定の値は、薬剤容器上の情報タグから受信される、条項58に記載の方法。
条項60 薬剤送達デバイスの1つ以上の電子構成要素の動作が、提供された信号によって、実行又は停止するように構成され、薬剤送達デバイスのユーザへの指示の提供、薬剤送達動作、遠隔サーバへのデータの送信、流体密封チャンバ内の流体圧力の圧力レベルの調整、及び可撓性バッグの流体出口からの薬剤放出速度の調整のうちの少なくとも1つである、条項52~59のいずれか一項に記載の方法。
条項61 プロセッサは、条項48~56のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されている、条項35に記載の、又は条項35に従属する場合は、条項36~51のいずれか一項に記載の薬剤送達デバイス。
条項62 条項1~32のいずれか一項に記載のカセットを備える薬剤送達デバイスであって、再使用可能な本体と交換可能な薬剤送達部材とを備え、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体は、容器キャリアの流体密封チャンバの入口に接続された流体圧力動力源を備え、流体出口は、薬剤送達部材に動作可能に接続され、薬剤送達デバイスは、条項48~56のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されたプロセッサを備える、薬剤送達システム。
条項63 カセットの流体密封チャンバは、流体密封チャンバ内の流体圧力の圧力レベル測定値を測定するように構成された圧力センサ、及び/又は可撓性バッグの流体出口から出る薬剤の速度を測定するように構成された流量センサに動作可能に接続される、条項62に記載の薬剤送達システム。
条項64 カセットは、圧力センサ及び流量センサに動作可能に接続される、条項63に記載の薬剤送達デバイス。
条項65 カセットは、圧力センサ及び流量センサを備える、条項64に記載の薬剤送達デバイス。
条項66 薬剤送達デバイスの再使用可能な本体が、プロセッサを備える、条項62~65のいずれか一項に記載の薬剤送達デバイス。
条項67 プロセッサは、流体圧力動力源に電気的に接続されている、条項66に記載の薬剤送達デバイス。
条項68 プロセッサは、カセットが、薬剤送達デバイスの再使用可能な本体に取り付けられるときに、圧力センサ及び流量センサに電気的に接続される、条項67と条項66~67のいずれか一項との組み合わせによる薬剤送達デバイス。
条項69 薬剤送達デバイスの再使用可能な本体は、カセットが薬剤送達デバイスの再使用可能な本体に取り付けられたときに、薬剤カセット上の情報タグを読み取るように構成された通信ユニットを備える、条項62~68のいずれか一項に記載の薬剤送達デバイス。
条項70 通信ユニットがプロセッサに電気的に接続される、条項68と69の組合せによる薬剤送達デバイス。
条項71 通信ユニットは、RFID/NFCリーダ及び/又はRFID/NFCライタである、条項69又は70のいずれか一項に記載の薬剤送達デバイス。
条項72 気圧動力源は、気圧動力源から流体を出力させるように構成された圧電ポンプを含む、条項62~71のいずれか一項に記載の薬剤送達デバイス。
条項73 気圧動力源から出力される流体はガスである、条項72に記載の薬剤送達デバイス。
条項74 薬剤送達デバイスが輸液装置である、条項62~73のいずれか一項に記載の薬剤送達デバイス。
条項75 流体圧力動力源が、環境に流体接続された入口を有する流体ポンプを備え、流体ポンプの入口に接続された入口フィルタが、流体ポンプに接続された入口フィルタを備える、条項62~74のいずれか一項に記載の薬剤送達デバイス。
条項76 流体圧力動力源は、多方向バルブを備え、各多方向バルブの出口ポートは、流体圧力動力源の出口を画定する、条項62~75のいずれか一項に記載の薬剤送達デバイス。
条項77 流体圧力動力源の出口に接続された多方向バルブを備える、条項62~76のいずれか一項に記載の薬剤送達デバイス。
条項78 送達チューブ及び穿孔部材を有するチューブセットを備え、穿孔部材は、送達チューブと薬剤容器との間に流体接続を確立するように構成されている、条項62~77のいずれか一項に記載の薬剤送達デバイス。