JP7787362B2 - ネットワークリソース管理方法、装置、およびシステム - Google Patents

ネットワークリソース管理方法、装置、およびシステム

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本出願は、通信分野に関し、詳細には、ネットワークリソース管理方法、装置、およびシステムに関する。
現在、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd generation partnership project、3GPP)は、サービスのネットワークスライスが別のサービスと共有され得るかどうかを定義している。例えば、ネットワークスライス管理サービス(network slice management service、NSMS)消費エンティティ(consumer)が、スライス割り当て要求をNSMSプロバイダ(provider)に送信する場合、スライス割り当て要求は、サービスに割り当てられたネットワークスライスインスタンスが共有されることができるかどうかのみを示すことができる。
絶えず発展するサービス需要を満たすために、より洗練されたネットワークリソース共有機能をどのように実装するかは、緊急に解決される必要がある技術的問題である。
本出願の実施形態は、より洗練されたネットワークリソース共有機能を実装し、それによって絶えず発展しているサービス需要を満たすための、ネットワークリソース管理方法、装置、およびシステムを提供する。
前述の目的を達成するために、本出願では以下の技術的解決策が使用される。
第1の態様によれば、ネットワークリソース管理方法が提供されて、ネットワークスライス管理機能提供エンティティに適用される。方法は、ネットワークスライス管理機能消費エンティティから第1の要求情報を受信するステップ;第1の要求情報に応答してターゲットネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるステップ;ターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報をネットワークスライス管理機能消費エンティティに送信するステップであって、第1の要求情報は、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるようにネットワークスライス管理機能提供エンティティに要求するためのものであり、第1の要求情報は、ターゲット通信アプリケーションに関する情報を含む、ステップを含み;ターゲットネットワークスライスインスタンスは、ターゲット通信アプリケーションと第1の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第2の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない;および/または、ターゲットネットワークスライスインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースは、ターゲット通信アプリケーションと第3の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第4の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない。
第1の態様による方法から、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、より洗練されたネットワークリソース共有機能を実装するために、より細かい粒度でターゲットネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てることができ、それにより、絶えず発展しているサービスの需要を満たすことができることが学ばれ得る。例えば、ターゲットネットワークスライスインスタンスおよび/またはターゲットネットワークスライスインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースは、ネットワークリソースを節約するために、ターゲット通信アプリケーションと通信アプリケーションの一部との間で共有され得る。加えて、ターゲットネットワークスライスインスタンスおよび/またはターゲットネットワークスライスインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースは、サービスセキュリティを確実にするため、ターゲット通信アプリケーションと通信アプリケーションの他の部分との間で共有され得ない。
可能な設計の解決策で、第1の態様による方法は、第1の通信アプリケーションセットもしくは第1の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第2の通信アプリケーションセットもしくは第2の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得するステップ;ならびに/または、第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得するステップ、をさらに含むことができ、ネットワークスライス管理機能消費エンティティが、これらのアプリケーションセットに基づいて、ターゲットネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てることができるようにする。
可能な設計の解決策で、第1の通信アプリケーションセットもしくは第1の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第2の通信アプリケーションセットもしくは第2の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得するステップは、ターゲット通信アプリケーションに関する情報および論理リソース管理ポリシーに基づいて、第1の通信アプリケーションセットもしくは第1の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第2の通信アプリケーションセットもしくは第2の通信アプリケーションセットの特徴情報を判定するステップであって、論理リソース管理ポリシーが、ネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションおよび/またはネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションを説明するためのものである、ステップを含む;すなわち、論理リソース管理ポリシーは、複数の通信アプリケーションに適用可能な共通ポリシーであってもよい;この場合、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、解決の柔軟性を向上させるために、共通ポリシーに基づいてターゲットネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てることができ;ならびに/または第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得するステップは、ターゲット通信アプリケーションに関する情報および物理リソース管理ポリシーに基づいて、第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を判定するステップであって、物理リソース管理ポリシーは、物理ネットワークリソースを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションおよび/または物理ネットワークリソースを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションを説明するためのものである、ステップを含む;すなわち、物理リソース管理ポリシーは、複数の通信アプリケーションに適用可能な共通ポリシーであってもよい;この場合、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、解決の柔軟性を向上させるために、共通ポリシーに基づいて、ターゲットネットワークスライスインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースをターゲット通信アプリケーションに割り当てることができる。
任意選択的に、第1の要求情報は、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを含む。すなわち、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーならびにターゲット通信アプリケーションに関する情報は、通信効率を向上させるために、同じ情報で搬送され得る。代替的に、第1の態様による方法は、ネットワークスライス管理機能消費エンティティからポリシー構成要求メッセージまたはポリシー更新要求メッセージを受信するステップであって、ポリシー構成要求メッセージまたはポリシー更新要求メッセージが、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを含む、ステップをさらに含み得る。すなわち、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーならびにターゲット通信アプリケーションに関する情報は、通信の柔軟性を向上させるために、異なるメッセージで搬送され得る。
さらに、第1の態様による方法は、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを格納するステップをさらに含むことができる。例えば、ネットワークスライス管理機能提供エンティティが、ネットワークスライス管理機能消費エンティティから対応するポリシーを事前に取得し、対応するポリシー、例えば、過去の論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを格納する場合、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、ポリシー更新を実装するために、現在取得されている論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを格納しているときに、過去の論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーをさらに解放することができる。
任意選択的に、論理リソース管理ポリシーは、ネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションに対応する安全クラス、および/もしくはネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションに対応する安全クラスを含み、指示効率を改善し、通信オーバーヘッドを低減するために、複数の通信アプリケーション間の論理リソース分離共有関係が1つ以上の安全クラスによって示され得るようにし、ならびに/または物理リソース管理ポリシーは、物理ネットワークリソースを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションに対応する安全クラス、および/もしくは物理ネットワークリソースを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションに対応する安全クラスを含み、指示効率を改善し、通信オーバーヘッドを低減するために、複数の通信アプリケーション間の物理リソース分離共有関係が1つ以上の安全クラスによって示され得るようにする。
例えば、論理リソース管理ポリシーは第1の安全クラスセットリストを含み、論理リソース管理ポリシーは、第1の安全クラスセットリスト内の同じ安全クラスセット内の安全クラスに対応する任意の2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができること、および第1の安全クラスセットリスト内の異なる安全クラスセット内の安全クラスに対応する任意の2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができないことを示す、すなわち、異なる安全クラスに対応する通信アプリケーションは、リソースの利用を改善するために、ネットワークスライスインスタンスを共有することができる;またはサービスセキュリティを確実にするために、ネットワークスライスインスタンスを共有することができない場合があり;ならびに/または物理リソース管理ポリシーは第2の安全クラスセットリストを含み、物理リソース管理ポリシーは、第2の安全クラスセットリスト内の同じ安全クラスセット内の安全クラスに対応する任意の2つの通信アプリケーションが物理ネットワークリソースを互いに共有することができること、および第2の安全クラスセットリスト内の異なる安全クラスセット内の安全クラスに対応する任意の2つの通信アプリケーションが物理ネットワークリソースを互いに共有することができないことを示す、すなわち、異なる安全クラスに対応する通信アプリケーションは、リソースの利用を改善するために、物理ネットワークリソースを共有することができる;またはサービスセキュリティを確実にするために、物理ネットワークリソースを共有することができない場合がある。
任意選択的に、論理リソース管理ポリシーは、ネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションに対応するアプリケーション識別子、および/もしくはネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションに対応するアプリケーション識別子を含む、すなわち、各通信アプリケーションと別の通信アプリケーションとの間の論理リソース分離共有関係は、アプリケーション識別子によって柔軟に指示され得;ならびに/または物理リソース管理ポリシーは、物理ネットワークリソースを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションに対応するアプリケーション識別子、および/もしくは物理ネットワークリソースを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションに対応するアプリケーション識別子を含む、すなわち、各通信アプリケーションと別の通信アプリケーションとの間の物理リソース分離共有関係は、アプリケーション識別子によって柔軟に指示され得る。
例えば、論理リソース管理ポリシーは、第1のアプリケーション識別子セットリストを含み、論理リソース管理ポリシーは、第1のアプリケーション識別子セットリスト内の同じアプリケーション識別子セットに属する任意の2つのアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができること、および第1のアプリケーション識別子セットリスト内の異なるアプリケーション識別子セットに属する任意の2つのアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができないことを示す;すなわち、異なるアプリケーション識別子セットに属するアプリケーション識別子によって識別される通信アプリケーションは、リソースの利用を改善するために、ネットワークスライスインスタンスを共有することができる;もしくはサービスセキュリティを確実にするために、ネットワークスライスインスタンスを共有することができない場合があり;ならびに/または物理リソース管理ポリシーは第2のアプリケーション識別子セットリストを含み、物理リソース管理ポリシーは、第2のアプリケーション識別子セットリスト内の同じアプリケーション識別子セットに属する任意の2つのアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションが互いに物理ネットワークリソースを共有することができること、および第2のアプリケーション識別子セットリスト内の異なるアプリケーション識別子セットに属する任意の2つのアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションが互いに物理ネットワークリソースを共有することができないことを示す;すなわち、異なるアプリケーション識別子セットに属するアプリケーション識別子によって識別される通信アプリケーションは、リソースの利用を改善するために、物理ネットワークリソースを共有することができる;もしくはサービスセキュリティを確実にするために、物理ネットワークリソースを共有することができない場合がある。
任意選択的に、第1の通信アプリケーションセットもしくは第1の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第2の通信アプリケーションセットもしくは第2の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得するステップは、第1の要求情報から第1の通信アプリケーションセットもしくは第1の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第2の通信アプリケーションセットもしくは第2の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得するステップを含み、ならびに/または第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得するステップは、第1の要求情報から第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得するステップを含む。すなわち、これらのアプリケーションセットは、実装の困難さを低減するために、第1の要求情報を再使用することによって搬送され得る。
任意選択的に、ターゲット通信アプリケーションに関する情報は、ターゲット通信アプリケーションの安全クラスを含む;第1の態様による方法は、ターゲット通信アプリケーションに関する情報に含まれるターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子に基づいてターゲット通信アプリケーションの安全クラスを取得するステップ、をさらに含むことができ、ネットワークスライス管理機能提供エンティティが、ターゲット通信アプリケーションの安全クラスに基づいて、第1の通信アプリケーションセットおよび第2の通信アプリケーションセット、ならびに/または第3の通信アプリケーションセットおよび第4の通信アプリケーションセットを判定することができるようにする;またはターゲット通信アプリケーションに関する情報は、ターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子を含む。
任意選択的に、第1の通信アプリケーションセットの特徴情報は、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有することができる通信アプリケーションの安全クラスまたはアプリケーション特徴を含み、第2の通信アプリケーションセットの特徴情報は、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有することができない通信アプリケーションの安全クラスまたはアプリケーション特徴を含み、第3の通信アプリケーションセットの特徴情報は、物理ネットワークリソースをターゲット通信アプリケーションと共有することができる通信アプリケーションの安全クラスまたはアプリケーション特徴を含み、第4の通信アプリケーションセットの特徴情報は、ターゲット通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができない通信アプリケーションの安全クラスまたはアプリケーション特徴を含む。ネットワークスライス管理機能提供エンティティが特定の通信アプリケーションを認識していない可能性があるため、ネットワークスライス管理機能提供エンティティがターゲット通信アプリケーションを識別できることを確実にするために、ターゲット通信アプリケーションと複数の通信アプリケーションとの間のリソース分離共有関係は、安全クラスまたはアプリケーション特徴を使用することによって表され得ることが理解されよう。
可能な設計の解決策で、ターゲットネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるステップが、リソースの利用を改善するため、既存のネットワークスライスインスタンスがあると判定したことに応答して、既存のネットワークスライスインスタンスをターゲットネットワークスライスインスタンスとして使用するステップ、またはサービスセキュリティを確実にするため、既存のネットワークスライスインスタンスがないと判定したことに応答して、新たに作成されたネットワークスライスインスタンスをターゲットネットワークスライスインスタンスとして使用するステップを含み、既存のネットワークスライスインスタンスは、第1の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションに割り当てられているが、第2の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションには割り当てられていないネットワークスライスインスタンスである。
任意選択的に、ターゲットネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるステップは、ターゲット通信アプリケーションに関する情報および物理リソース管理ポリシーをネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティに送信するステップを含む。このようにして、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティは、ターゲット通信アプリケーションに関する情報および物理リソース管理ポリシーに基づいて、ターゲット通信アプリケーションの物理リソース分離共有要求情報、例えば、ターゲットネットワークスライスインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースをターゲット通信アプリケーションと共有することができる第3の通信アプリケーションセットと、ターゲットネットワークスライスインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースをターゲット通信アプリケーションと共有することができない第4の通信アプリケーションセットとを判定して、物理リソース分離共有需要情報を満たすターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てることができる。代替的に、第3の通信アプリケーションセットおよび/または第4の通信アプリケーションセットは、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティに送信され得る。これは限定されない。
さらに、第1の態様による方法は、ネットワークスライス管理機能消費エンティティから物理分離実装情報を受信するステップ、および物理分離実装情報をネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティに送信するステップをさらに含み得、物理分離実装情報は、以下の、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティが通信アプリケーションによって指定された方式でネットワークスライスサブネットインスタンスを実装できることを確実にするために、異なる期間に物理ネットワークリソースを使用することにより、ネットワークスライスサブネットインスタンスを実装するステップ、または異なる物理ネットワークリソースを使用することにより、ネットワークスライスサブネットインスタンスを実装するステップのうちの少なくとも1つを示す。
可能な設計の解決策で、ネットワークスライス管理機能消費エンティティから第1の要求情報を受信するステップは、ネットワークスライス管理機能消費エンティティからネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージを受信するステップを含む;ターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報をネットワークスライス管理機能消費エンティティに送信するステップは、ネットワークスライス割り当て応答メッセージをネットワークスライス管理機能消費エンティティに送信するステップであって、ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージが第1の要求情報を含み、ネットワークスライス割り当て応答メッセージがターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報を含む、ステップを含む。すなわち、ターゲットネットワークスライスインスタンスは、ネットワークスライス割り当て手順を再使用することによって割り当てられ得る。代替的に、ネットワークスライス管理機能消費エンティティから第1の要求情報を受信するステップは、ネットワークスライス管理機能消費エンティティからネットワークスライスインスタンス更新要求メッセージを受信するステップを含む;ターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報をネットワークスライス管理機能消費エンティティに送信するステップは、ネットワークスライス更新応答メッセージをネットワークスライス管理機能消費エンティティに送信するステップであって、ネットワークスライスインスタンス更新要求メッセージが第1の要求情報を含み、ネットワークスライス更新応答メッセージがターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報を含む、ステップを含む。すなわち、ターゲットネットワークスライスインスタンスは、ネットワークスライス更新手順を再使用することによって割り当てられ得る。
可能な設計の解決策で、ターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報は、ターゲットネットワークスライスインスタンスを示すための、ターゲットネットワークスライスインスタンスの識別子である;または任意の他の可能な情報であってもよい。これは限定されない。
可能な設計の解決策で、ネットワークスライス管理機能消費エンティティは、より多くのサービスシナリオに適用可能であるように、以下の、エクスポージャガバナンス管理機能EGMF、共通アプリケーションプログラミングインターフェースフレームワークCAPIF、またはサードパーティサーバのうちのいずれか1つである。
第2の態様によれば、ネットワークリソース管理方法が提供されて、ネットワークスライス管理機能消費エンティティに適用される。方法は、ネットワークスライス管理機能提供エンティティからターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報を受信するために、第1の要求情報をネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信するステップを含み、第1の要求情報は、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるようにネットワークスライス管理機能提供エンティティに要求するためのものであり、第1の要求情報は、ターゲット通信アプリケーションに関する情報を含む;またターゲットネットワークスライスインスタンスは、ターゲット通信アプリケーションと第1の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第2の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない;および/または、ターゲットネットワークスライスインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースは、ターゲット通信アプリケーションと第3の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第4の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない。
可能な設計の解決策で、第1の要求情報は、第1の通信アプリケーションセットもしくは第1の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第2の通信アプリケーションセットもしくは第2の通信アプリケーションセットの特徴情報をさらに含むことができ;ならびに/または第1の要求情報は、第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報をさらに含むことができる。
可能な設計の解決策で、第1の要求情報は、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーをさらに含む;または第2の態様による方法は、ポリシー構成要求メッセージまたはポリシー更新要求メッセージをネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信するステップであって、ポリシー構成要求メッセージまたはポリシー更新要求メッセージが、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを含み、論理リソース管理ポリシーが、ネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションおよび/またはネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションを説明するためのものであり、物理リソース管理ポリシーが、物理ネットワークリソースを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションおよび/または物理ネットワークリソースを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションを説明するためのものである、ステップをさらに含み得る。
任意選択的に、論理リソース管理ポリシーは、ネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションに対応する安全クラス、および/もしくはネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションに対応する安全クラスを含み、ならびに/または物理リソース管理ポリシーは、物理ネットワークリソースを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションに対応する安全クラス、および/もしくは物理ネットワークリソースを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションに対応する安全クラスを含む。
例えば、論理リソース管理ポリシーは第1の安全クラスセットリストを含み、論理リソース管理ポリシーは、第1の安全クラスセットリスト内の同じ安全クラスセット内の安全クラスに対応する任意の2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができること、および第1の安全クラスセットリスト内の異なる安全クラスセット内の安全クラスに対応する任意の2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができないことを示し、ならびに/または物理リソース管理ポリシーは第2の安全クラスセットリストを含み、物理リソース管理ポリシーは、第2の安全クラスセットリスト内の同じ安全クラスセット内の安全クラスに対応する任意の2つの通信アプリケーションが物理ネットワークリソースを互いに共有することができること、および第2の安全クラスセットリスト内の異なる安全クラスセット内の安全クラスに対応する任意の2つの通信アプリケーションが物理ネットワークリソースを互いに共有することができないことを示す。
任意選択的に、論理リソース管理ポリシーは、ネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションに対応するアプリケーション識別子、および/もしくはネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションに対応するアプリケーション識別子を含み、ならびに/または物理リソース管理ポリシーは、物理ネットワークリソースを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションに対応するアプリケーション識別子、および/もしくは物理ネットワークリソースを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションに対応するアプリケーション識別子を含む。
例えば、論理リソース管理ポリシーは、第1のアプリケーション識別子セットリストを含み、論理リソース管理ポリシーは、第1のアプリケーション識別子セットリスト内の同じアプリケーション識別子セットに属する任意の2つのアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができること、および第1のアプリケーション識別子セットリスト内の異なるアプリケーション識別子セットに属する任意の2つのアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションが物理ネットワークリソースを互いに共有することができないことを示し、ならびに/または物理リソース管理ポリシーは第2のアプリケーション識別子セットリストを含み、物理リソース管理ポリシーは、第2のアプリケーション識別子セットリスト内の同じアプリケーション識別子セットに属する任意の2つのアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションが互いにネットワークスライスインスタンスを共有することができること、および第2のアプリケーション識別子セットリスト内の異なるアプリケーション識別子セットに属する任意の2つのアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションが互いに物理ネットワークリソースを共有することができないことを示す。
さらに、ターゲット通信アプリケーションに関する情報は、ターゲット通信アプリケーションの安全クラスを含む;ターゲット通信アプリケーションに関する情報はターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子を含み、ターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子はターゲット通信アプリケーションの安全クラスを判定するためのものであり得る;またはターゲット通信アプリケーションに関する情報はターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子を含む。
任意選択的に、第1の通信アプリケーションセットの特徴情報は、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有することができる通信アプリケーションの安全クラスまたはアプリケーション特徴を含み、第2の通信アプリケーションセットの特徴情報は、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有することができない通信アプリケーションの安全クラスまたはアプリケーション特徴を含み、第3の通信アプリケーションセットの特徴情報は、物理ネットワークリソースをターゲット通信アプリケーションと共有することができる通信アプリケーションの安全クラスまたはアプリケーション特徴を含み、第4の通信アプリケーションセットの特徴情報は、ターゲット通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができない通信アプリケーションの安全クラスまたはアプリケーション特徴を含む。
可能な設計の解決策で、第2の態様による方法は、物理分離実装情報をネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信するステップであって、物理分離実装情報が、以下の、異なる期間に物理ネットワークリソースを使用することにより、ネットワークスライスサブネットインスタンスを実装するステップ、または異なる物理ネットワークリソースを使用することにより、ネットワークスライスサブネットインスタンスを実装するステップのうちの少なくとも1つを示す、ステップをさらに含んでもよい。
可能な設計の解決策で、第1の要求情報をネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信するステップは、ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージをネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信するステップを含み;ネットワークスライス管理機能提供エンティティからターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報を受信するステップは、ネットワークスライス管理機能提供エンティティからネットワークスライス割り当て応答メッセージを受信するステップであって、ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージが、第1の要求情報を含み、ネットワークスライス割り当て応答メッセージが、ターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報を含む、ステップを含み;または、第1の要求情報をネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信するステップは、ネットワークスライスインスタンス更新要求メッセージをネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信するステップを含み;またネットワークスライス管理機能提供エンティティからターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報を受信するステップは、ネットワークスライス管理機能提供エンティティからネットワークスライス更新応答メッセージを受信するステップであって、ネットワークスライスインスタンス更新要求メッセージが第1の要求情報を含み、ネットワークスライス更新応答メッセージがターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報を含む、ステップを含む。
可能な設計の解決策で、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関する情報は、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスの識別子である。
可能な設計の解決策で、ネットワークスライス管理機能消費エンティティは、以下の、エクスポージャガバナンス管理機能EGMF、共通アプリケーションプログラミングインターフェースフレームワークCAPIF、またはサードパーティサーバのうちのいずれか1つである。
加えて、第2の態様による方法の技術的効果については、第1の態様による方法の技術的効果を参照されたい。本明細書で、詳細は再度説明されない。
第3の態様によれば、ネットワークリソース管理方法が提供されて、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティに適用される。方法は、ネットワークスライス管理機能提供エンティティから第2の要求情報を受信するステップ;第2の要求情報に応答してターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるステップ;およびターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関する情報をネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信するステップであって、第2の要求情報は、ターゲット通信アプリケーションに関する情報を含み、第2の要求情報は、ネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるようにネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティに要求するためのものである、ステップを含み、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースは、ターゲット通信アプリケーションと第3の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第4の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない。
可能な設計の解決策で、第3の態様による方法は、第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得するステップを含む。
可能な設計の解決策で、第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得するステップは、ターゲット通信アプリケーションに関する情報および物理リソース管理ポリシーに基づいて、第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を判定するステップであって、物理リソース管理ポリシーは、物理ネットワークリソースを互いに共有することができる複数の通信アプリケーション、および/または物理ネットワークリソースを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションを説明するためのものである、ステップを含む。
任意選択的に、第2の要求情報は、物理リソース管理ポリシーを含む。すなわち、通信効率を向上させるために、物理リソース管理ポリシーとターゲット通信アプリケーションに関する情報とが同じ情報で搬送され得る。
任意選択的に、物理リソース管理ポリシーは、物理ネットワークリソースを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションに対応する安全クラス、および/または物理ネットワークリソースを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションに対応する安全クラスを含む。
例えば、物理リソース管理ポリシーは第2の安全クラスセットリストを含み、物理リソース管理ポリシーは、第2の安全クラスセットリスト内の同じ安全クラスセット内の安全クラスに対応する任意の2つの通信アプリケーションが物理ネットワークリソースを互いに共有することができること、および第2の安全クラスセットリスト内の異なる安全クラスセット内の安全クラスに対応する任意の2つの通信アプリケーションが物理ネットワークリソースを互いに共有することができないことを示す。
任意選択的に、物理リソース管理ポリシーは、物理ネットワークリソースを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションに対応するアプリケーション識別子、および/または物理ネットワークリソースを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションに対応するアプリケーション識別子を含む。
例えば、物理リソース管理ポリシーは、第2のアプリケーション識別子セットリストを含み、物理リソース管理ポリシーは、第2のアプリケーション識別子セットリスト内の同じアプリケーション識別子セットに属する任意の2つのアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができること、および第2のアプリケーション識別子セットリスト内の異なるアプリケーション識別子セットに属する任意の2つのアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができないことを示す。
任意選択的に、第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得するステップは、第2の要求情報から第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得するステップを含む。
任意選択的に、ターゲット通信アプリケーションに関する情報は、ターゲット通信アプリケーションの安全クラスを含む;第3の態様による方法は、ターゲット通信アプリケーションに関する情報に含まれるターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子に基づいてターゲット通信アプリケーションの安全クラスを取得するステップ、をさらに含むことができる;またはターゲット通信アプリケーションに関する情報はターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子を含む。
任意選択的に、第3の通信アプリケーションセットの特徴情報は、物理ネットワークリソースをターゲット通信アプリケーションと共有することができる通信アプリケーションの安全クラスまたはアプリケーション特徴を含む;および第4の通信アプリケーションセットの特徴情報は、ターゲット通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができない通信アプリケーションの安全クラスまたはアプリケーション特徴を含む。
可能な設計の解決策で、ターゲットネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるステップは、リソースの利用を改善するために、既存のネットワークスライスサブネットインスタンスがあると判定したことに応答して、既存のネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスとして使用するステップ;またはサービスセキュリティを確実にするために、既存のネットワークスライスインスタンスがないと判定したことに応答して、新たに作成されたネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスとして使用するステップであって、既存のネットワークスライスサブネットインスタンスを実装するための物理ネットワークリソースが、第3の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションに割り当てられているが、第4の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションには割り当てられていない物理ネットワークリソースである、ステップを含む。
任意選択的に、第3の態様による方法は、ネットワークスライス管理機能提供エンティティから物理分離実装情報を受信するステップであって、物理分離実装情報が、以下の、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティが通信アプリケーションによって指定された方式でネットワークスライスサブネットインスタンスを実装できることを確実にするために、異なる期間に物理ネットワークリソースを使用することにより、ネットワークスライスサブネットインスタンスを実装するステップ、または異なる物理ネットワークリソースを使用することにより、ネットワークスライスサブネットインスタンスを実装するステップのうちの少なくとも1つを示す、ステップをさらに含んでもよい。例えば、第2の要求情報に応答してターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるステップは、第2の要求情報および物理分離実装情報に応答してターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるステップを含む。
可能な設計の解決策で、ネットワークスライス管理機能提供エンティティから第2の要求情報を受信するステップは、ネットワークスライス管理機能提供エンティティからネットワークスライスサブネット割り当て要求メッセージを受信するステップを含む;ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関する情報をネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信するステップは、ネットワークスライスサブネット割り当て応答メッセージをネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信するステップであって、ネットワークスライスサブネット割り当て要求メッセージが第2の要求情報を含み、ネットワークスライスサブネット割り当て応答メッセージがターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関する情報を含む、ステップを含む。すなわち、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスは、ネットワークスライスサブネット割り当て手順を再使用することによって割り当てられ得る。代替的に、ネットワークスライス管理機能提供エンティティから第2の要求情報を受信するステップは、ネットワークスライス管理機能提供エンティティからネットワークスライスサブネット更新要求メッセージを受信するステップを含む;およびターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関する情報をネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信するステップは、ネットワークスライスサブネット更新応答メッセージをネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信するステップであって、ネットワークスライスサブネット更新要求メッセージが第2の要求情報を含み、ネットワークスライスサブネット更新応答メッセージがターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関する情報を含む、ステップを含む。すなわち、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスは、ネットワークスライスサブネット更新手順を再使用することによって割り当てられ得る。
可能な設計の解決策で、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関する情報は、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスを示すための、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスの識別子である;または任意の他の可能な情報であってもよい。これは限定されない。
加えて、第3の態様による方法の他の技術的効果については、第1の態様による方法の技術的効果を参照されたい。本明細書で、詳細は再度説明されない。
第4の態様によれば、ネットワークリソース管理方法が提供され、ネットワークスライス管理機能提供エンティティおよびネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティに適用される。方法は、ネットワークスライス管理機能提供エンティティが、ネットワークスライス管理機能消費エンティティから第1の要求情報を受信すること;第1の要求情報に応答してターゲットネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てること;ターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報をネットワークスライス管理機能消費エンティティに送信することを含み、第1の要求情報は、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるようにネットワークスライス管理機能提供エンティティに要求するためのものであり、第1の要求情報は、ターゲット通信アプリケーションに関する情報を含み;ターゲットネットワークスライスインスタンスは、ターゲット通信アプリケーションと第1の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第2の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない;および/または、ターゲットネットワークスライスインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースは、ターゲット通信アプリケーションと第3の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第4の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない。
可能な設計の解決策で、第4の態様による方法は、ネットワークスライス管理機能提供エンティティが、第1の通信アプリケーションセットもしくは第1の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第2の通信アプリケーションセットもしくは第2の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得する;および/または、ネットワークスライス管理機能提供エンティティが、第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得することをさらに含み得る。
可能な設計の解決策で、ネットワークスライス管理機能提供エンティティが、第1の通信アプリケーションセットまたは第1の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第2の通信アプリケーションセットまたは第2の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得することは、ターゲット通信アプリケーションに関する情報および論理リソース管理ポリシーに基づいて、第1の通信アプリケーションセットまたは第1の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第2の通信アプリケーションセットまたは第2の通信アプリケーションセットの特徴情報を判定するステップであって、論理リソース管理ポリシーが、ネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションおよび/またはネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションを説明するためのものである、ステップを含む;および/またはネットワークスライス管理機能提供エンティティが、第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得することは、ネットワークスライス管理機能提供エンティティが、ターゲット通信アプリケーションに関する情報および物理リソース管理ポリシーに基づいて、第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を判定することを含み、物理リソース管理ポリシーは、物理ネットワークリソースを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションおよび/または物理ネットワークリソースを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションを説明するためのものである。
任意選択的に、第1の要求情報は、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを含む;または第4の態様による方法は、ネットワークスライス管理機能提供エンティティが、ネットワークスライス管理機能消費エンティティからポリシー構成要求メッセージまたはポリシー更新要求メッセージを受信することであって、ポリシー構成要求メッセージまたはポリシー更新要求メッセージが、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを含む、受信することをさらに含み得る。
さらに、第4の態様による方法は、ネットワークスライス管理機能提供エンティティが、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを格納することをさらに含んでもよい。
任意選択的に、論理リソース管理ポリシーは、ネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションに対応する安全クラス、および/もしくはネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションに対応する安全クラスを含み、ならびに/または物理リソース管理ポリシーは、物理ネットワークリソースを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションに対応する安全クラス、および/もしくは物理ネットワークリソースを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションに対応する安全クラスを含む。
例えば、論理リソース管理ポリシーは第1の安全クラスセットリストを含み、論理リソース管理ポリシーは、第1の安全クラスセットリスト内の同じ安全クラスセット内の安全クラスに対応する任意の2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができること、および第1の安全クラスセットリスト内の異なる安全クラスセット内の安全クラスに対応する任意の2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができないことを示し、ならびに/または物理リソース管理ポリシーは第2の安全クラスセットリストを含み、物理リソース管理ポリシーは、第2の安全クラスセットリスト内の同じ安全クラスセット内の安全クラスに対応する任意の2つの通信アプリケーションが物理ネットワークリソースを互いに共有することができること、および第2の安全クラスセットリスト内の異なる安全クラスセット内の安全クラスに対応する任意の2つの通信アプリケーションが物理ネットワークリソースを互いに共有することができないことを示す。
任意選択的に、論理リソース管理ポリシーは、ネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションに対応するアプリケーション識別子、および/もしくはネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションに対応するアプリケーション識別子を含み、ならびに/または物理リソース管理ポリシーは、物理ネットワークリソースを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションに対応するアプリケーション識別子、および/もしくは物理ネットワークリソースを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションに対応するアプリケーション識別子を含む。
例えば、論理リソース管理ポリシーは、第1のアプリケーション識別子セットリストを含み、論理リソース管理ポリシーは、第1のアプリケーション識別子セットリスト内の同じアプリケーション識別子セットに属する任意の2つのアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができること、および第1のアプリケーション識別子セットリスト内の異なるアプリケーション識別子セットに属する任意の2つのアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができないことを示し、および/または物理リソース管理ポリシーは第2のアプリケーション識別子セットリストを含み、物理リソース管理ポリシーは、第2のアプリケーション識別子セットリスト内の同じアプリケーション識別子セットに属する任意の2つのアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションが互いに物理ネットワークリソースを共有することができること、および第2のアプリケーション識別子セットリスト内の異なるアプリケーション識別子セットに属する任意の2つのアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションが互いに物理ネットワークリソースを共有することができないことを示す。
任意選択的に、ネットワークスライス管理機能提供エンティティが、第1の通信アプリケーションセットもしくは第1の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第2の通信アプリケーションセットもしくは第2の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得することは、ネットワークスライス管理機能提供エンティティが、第1の要求情報から第1の通信アプリケーションセットもしくは第1の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第2の通信アプリケーションセットもしくは第2の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得することを含む;および/またはネットワークスライス管理機能提供エンティティが、第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得することは、ネットワークスライス管理機能提供エンティティが、第1の要求情報から第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得することを含む。
任意選択的に、ターゲット通信アプリケーションに関する情報は、ターゲット通信アプリケーションの安全クラスを含む;または第4の態様による方法は、ターゲット通信アプリケーションに関する情報に含まれるターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子に基づいてターゲット通信アプリケーションの安全クラスを取得するステップ、をさらに含むことができる。ターゲット通信アプリケーションに関する情報は、ターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子を含む。
任意選択的に、第1の通信アプリケーションセットの特徴情報は、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有することができる通信アプリケーションの安全クラスまたはアプリケーション特徴を含み、第2の通信アプリケーションセットの特徴情報は、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有することができない通信アプリケーションの安全クラスまたはアプリケーション特徴を含み、第3の通信アプリケーションセットの特徴情報は、物理ネットワークリソースをターゲット通信アプリケーションと共有することができる通信アプリケーションの安全クラスまたはアプリケーション特徴を含み、第4の通信アプリケーションセットの特徴情報は、ターゲット通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができない通信アプリケーションの安全クラスまたはアプリケーション特徴を含む。
可能な設計の解決策で、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、ターゲットネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てることが、ネットワークスライス管理機能提供エンティティが、既存のネットワークスライスインスタンスがあると判定したことに応答して、既存のネットワークスライスインスタンスをターゲットネットワークスライスインスタンスとして使用すること、または、ネットワークスライス管理機能提供エンティティが、既存のネットワークスライスインスタンスがないと判定したことに応答して、新たに作成されたネットワークスライスインスタンスをターゲットネットワークスライスインスタンスとして使用することであって、既存のネットワークスライスインスタンスは、第1の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションに割り当てられているが、第2の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションには割り当てられていないネットワークスライスインスタンスである、使用すること、を含む。
任意選択的に、ネットワークスライス管理機能提供エンティティが、ターゲットネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てることは、ネットワークスライス管理機能提供エンティティが、第2の要求情報をネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティに送信すること;およびネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティは、第2の要求情報に応答して、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当て;ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関する情報をネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信し、第2の要求情報は、ターゲット通信アプリケーションに関する情報を含み、第2の要求情報は、ネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるようにネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティに要求するためのものである;ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースは、ターゲット通信アプリケーションと第3の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第4の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ないことをさらに含む。
さらに、第4の態様による方法は、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティが、第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得するステップをさらに含む。
さらに、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティが、第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得することは、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティが、ターゲット通信アプリケーションに関する情報および物理リソース管理ポリシーに基づいて、第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を判定することであって、物理リソース管理ポリシーは、物理ネットワークリソースを互いに共有することができる複数の通信アプリケーション、および/または物理ネットワークリソースを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションを説明するためのものである、判定すること、を含む。
さらに、第2の要求情報は、物理リソース管理ポリシーを含む。
さらに、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティが、第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得することは、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティが、第2の要求情報から第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得することを含む。
さらに、ターゲット通信アプリケーションに関する情報は、ターゲット通信アプリケーションの安全クラスを含む;第4の態様による方法は、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティが、ターゲット通信アプリケーションに関する情報に含まれるターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子に基づいてターゲット通信アプリケーションの安全クラスを取得すること;またはターゲット通信アプリケーションに関する情報がターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子を含むことをさらに含むことができる。
さらに、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティが、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てることは、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティが、既存のネットワークスライスサブネットインスタンスがあると判定したことに応答して、既存のネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスとして使用すること;または、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティが、既存のネットワークスライスインスタンスがないと判定したことに応答して、新たに作成されたネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスとして使用することを含み、既存のネットワークスライスサブネットインスタンスを実装するための物理ネットワークリソースは、第3の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションに割り当てられているが、第4の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションには割り当てられていない物理ネットワークリソースである。
さらに、第4の態様による方法は、ネットワークスライス管理機能提供エンティティが、物理分離実装情報をネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティに送信することであって、物理分離実装情報が、以下の、異なる期間に物理ネットワークリソースを使用することにより、ネットワークスライスサブネットインスタンスを実装するステップ、または異なる物理ネットワークリソースを使用することにより、ネットワークスライスサブネットインスタンスを実装するステップのうちの少なくとも1つを示す、送信することをさらに含んでもよい。これに基づいて、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティが、第2の要求情報に応答してターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てることは、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティが、第2の要求情報および物理分離実装情報に応答してターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てることを含む。
さらに、ネットワークスライス管理機能提供エンティティが、第2の要求情報をネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティに送信することは、ネットワークスライス管理機能提供エンティティが、ネットワークスライスサブネット割り当て要求メッセージをネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティに送信することを含み;ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティが、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関する情報をネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信することは、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティが、ネットワークスライスサブネット割り当て応答メッセージをネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信し、ネットワークスライスサブネット割り当て要求メッセージが、第2の要求情報を含み、ネットワークスライスサブネット割り当て応答メッセージが、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関する情報を含むこと、を含み;または、ネットワークスライス管理機能提供エンティティが第2の要求情報をネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティに送信することは、ネットワークスライス管理機能提供エンティティが、ネットワークスライスサブネット更新要求メッセージをネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティに送信することを含み;およびネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティが、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関する情報をネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信することは、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティが、ネットワークスライスサブネット更新応答メッセージをネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信し、ネットワークスライスサブネット更新要求メッセージが、第2の要求情報を含み、ネットワークスライスサブネット更新応答メッセージが、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関する情報を含むことを含む。
さらに、ターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報は、ターゲットネットワークスライスインスタンスの識別子である。
可能な設計の解決策で、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関する情報が、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスの識別子である。
可能な設計の解決策で、ネットワークスライス管理機能消費エンティティは、より多くのサービスシナリオに適用可能であるように、以下の、エクスポージャガバナンス管理機能EGMF、共通アプリケーションプログラミングインターフェースフレームワークCAPIF、またはサードパーティサーバのうちのいずれか1つである。
加えて、第4の態様による方法の技術的効果については、第1の態様および第3の態様による方法の技術的効果を参照されたい。本明細書で、詳細は再度説明されない。
第5の態様によれば、通信装置が提供される。通信装置は、第1の態様による方法を実行するように構成されたモジュール、例えば、トランシーバモジュールおよび処理モジュールを含む。例えば、トランシーバモジュールは、ネットワークスライス管理機能消費エンティティから第1の要求情報を受信するように構成され;処理モジュールは、第1の要求情報に応答してターゲットネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当て、ターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報をネットワークスライス管理機能消費エンティティに送信するようにトランシーバモジュールを制御するように構成されており、第1の要求情報は、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるように通信装置に要求するためのものであり、第1の要求情報は、ターゲット通信アプリケーションに関する情報を含み;またターゲットネットワークスライスインスタンスは、ターゲット通信アプリケーションと第1の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第2の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない;および/または、ターゲットネットワークスライスインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースは、ターゲット通信アプリケーションと第3の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第4の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない。
任意選択的に、トランシーバモジュールは、送信モジュールおよび受信モジュールを含んでもよい。送信モジュールは、第5の態様による通信装置の送信機能を実装するように構成され、受信モジュールは、第5の態様による通信装置の受信機能を実装するように構成される。
任意選択的に、第5の態様による通信装置は、記憶モジュールをさらに含んでもよい。記憶モジュールは、プログラムまたは命令を格納する。処理モジュールがプログラムまたは命令を実行するとき、通信装置は、第1の態様による方法を実行することを可能にされる。
第5の態様による通信装置は、ネットワークデバイス、例えば、ネットワークスライス管理機能提供エンティティであってもよく、ネットワークデバイスに配置され得るチップ(システム)または別の部品もしくは構成要素であってもよく、またはネットワークデバイスを含む装置であってもよいことが理解されよう。これは本出願では限定されない。
加えて、第5の態様による通信装置の技術的効果については、第1の態様による方法の技術的効果を参照されたい。本明細書で、詳細は再度説明されない。
第6の態様によれば、通信装置が提供される。通信装置は、第2の態様による方法を実行するように構成されたモジュール、例えば、トランシーバモジュールおよび処理モジュールを含む。処理モジュールは、第1の要求情報をネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信するようにトランシーバモジュールを制御するように構成される;また、トランシーバモジュールは、ネットワークスライス管理機能提供エンティティからターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報を受信するように構成され、第1の要求情報は、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるようにネットワークスライス管理機能提供エンティティに要求するためのものであり、第1の要求情報は、ターゲット通信アプリケーションに関する情報を含む;またターゲットネットワークスライスインスタンスは、ターゲット通信アプリケーションと第1の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第2の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない;および/または、ターゲットネットワークスライスインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースは、ターゲット通信アプリケーションと第3の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第4の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない。
任意選択的に、トランシーバモジュールは、送信モジュールおよび受信モジュールを含んでもよい。送信モジュールは、第6の態様による通信装置の送信機能を実装するように構成され、受信モジュールは、第6の態様による通信装置の受信機能を実装するように構成される。
任意選択的に、第6の態様による通信装置は、記憶モジュールをさらに含んでもよい。記憶モジュールは、プログラムまたは命令を格納する。処理モジュールがプログラムまたは命令を実行するとき、通信装置は、第2の態様による方法を実行することを可能にされる。
第6の態様による通信装置は、ネットワークデバイス、例えば、ネットワークスライス管理機能消費エンティティであってもよく、ネットワークデバイスに配置され得るチップ(システム)または別の部品もしくは構成要素であってもよく、またはネットワークデバイスを含む装置であってもよいことが理解されよう。これは本出願では限定されない。
加えて、第6の態様による通信装置の技術的効果については、第2の態様による方法の技術的効果を参照されたい。本明細書で、詳細は再度説明されない。
第7の態様によれば、通信装置が提供される。通信装置は、第3の態様による方法を実行するように構成されたモジュール、例えば、トランシーバモジュールおよび処理モジュールを含む。トランシーバモジュールは、ネットワークスライス管理機能提供エンティティから第2の要求情報を受信するように構成される;また処理モジュールは、第2の要求情報に応答して、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当て、トランシーバモジュールを制御して、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関する情報をネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信するように構成され、第2の要求情報は、ターゲット通信アプリケーションに関する情報を含み、第2の要求情報は、ネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるように通信装置に要求するためのものである;またターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースは、ターゲット通信アプリケーションと第3の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第4の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない。
任意選択的に、トランシーバモジュールは、送信モジュールおよび受信モジュールを含んでもよい。送信モジュールは、第7の態様による通信装置の送信機能を実装するように構成され、受信モジュールは、第7の態様による通信装置の受信機能を実装するように構成される。
任意選択的に、第7の態様による通信装置は、記憶モジュールをさらに含んでもよい。記憶モジュールは、プログラムまたは命令を格納する。処理モジュールがプログラムまたは命令を実行するとき、通信装置は、第3の態様による方法を実行することを可能にされる。
第7の態様による通信装置は、ネットワークデバイス、例えば、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティであってもよく、ネットワークデバイスに配置され得るチップ(システム)または別の部品もしくは構成要素であってもよく、またはネットワークデバイスを含む装置であってもよいことが理解されよう。これは本出願では限定されない。
加えて、第7の態様による通信装置の技術的効果については、第3の態様による方法の技術的効果を参照されたい。本明細書で、詳細は再度説明されない。
第8の態様によれば、通信装置が提供される。通信装置はプロセッサを含む。プロセッサは、第1の態様から第3の態様の可能な実装のいずれか1つに記載の方法を実行するように構成される。
可能な設計の解決策では、第8の態様による通信装置は、トランシーバをさらに含み得る。トランシーバは、トランシーバ回路またはインターフェース回路であり得る。トランシーバは、他の通信装置と通信するために、第8の態様による通信装置によって、使用され得る。
可能な設計の解決策では、第8の態様による通信装置は、メモリをさらに含み得る。メモリおよびプロセッサは、一緒に統合されてもよく、または別々に配置されてもよい。メモリは、第1の態様から第3の態様のいずれか1つによる方法におけるコンピュータプログラムおよび/またはデータを格納するように構成されてもよい。
本出願のこの実施形態では、第8の態様による通信装置は、第1の態様から第3の態様のいずれか1つによるネットワークデバイス、ネットワークデバイスに配置され得るチップ(システム)もしくは別の部分もしくは構成要素、またはネットワークデバイスを含む装置であり得る。
加えて、第8の態様による通信装置の技術的効果については、第1の態様から第3の態様の実装のいずれか1つにおける通信方法の技術的効果を参照されたい。本明細書で、詳細は再度説明されない。
第9の態様によれば、通信装置が提供される。通信装置はプロセッサを含む。プロセッサは、メモリに結合される。プロセッサは、通信装置が第1の態様から第3の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を実行するように、メモリに格納されたコンピュータプログラムを実行するよう構成される。
可能な設計の解決策では、第9の態様による通信装置は、トランシーバをさらに含み得る。トランシーバは、トランシーバ回路またはインターフェース回路であり得る。トランシーバは、他の通信装置と通信するために、第9の態様による通信装置によって、使用され得る。
本出願のこの実施形態では、第9の態様による通信装置は、第1の態様から第3の態様のいずれか1つによるネットワークデバイス、ネットワークデバイスに配置され得るチップ(システム)もしくは別の部分もしくは構成要素、またはネットワークデバイスを含む装置であり得る。
加えて、第9の態様による通信装置の技術的効果については、第1の態様から第3の態様の実装のいずれか1つにおける通信方法の技術的効果を参照されたい。本明細書で、詳細は再度説明されない。
第10の態様によれば、通信装置が提供され、プロセッサとメモリとを含む。メモリは、コンピュータプログラムを格納するように構成される。プロセッサがコンピュータプログラムを実行すると、通信装置は、第1の態様から第3の態様の実装のいずれか1つによる方法を実行することを可能にされる。
可能な設計の解決策では、第10の態様による通信装置は、トランシーバをさらに含み得る。トランシーバは、トランシーバ回路またはインターフェース回路であり得る。トランシーバは、他の通信装置と通信するために、第10の態様による通信装置によって、使用され得る。
本出願のこの実施形態では、第10の態様による通信装置は、第1の態様から第3の態様のいずれか1つによるネットワークデバイス、ネットワークデバイスに配置され得るチップ(システム)もしくは別の部分もしくは構成要素、またはネットワークデバイスを含む装置であり得る。
加えて、第10の態様による通信装置の技術的効果については、第1の態様から第3の態様の実装のいずれか1つにおける通信方法の技術的効果を参照されたい。本明細書で、詳細は再度説明されない。
第11の態様によれば、通信装置が提供され、プロセッサを含む。プロセッサは、メモリに結合され、コンピュータプログラムを読み取った後にメモリ内のコンピュータプログラムに基づいて、第1の態様から第3の態様の実装のいずれか1つによる方法を実行するように構成される。
可能な設計の解決策では、第11の態様による通信装置は、トランシーバをさらに含み得る。トランシーバは、トランシーバ回路またはインターフェース回路であり得る。トランシーバは、他の通信装置と通信するために、第11の態様による通信装置によって、使用され得る。
本出願のこの実施形態では、第11の態様による通信装置は、第1の態様から第3の態様のいずれか1つによるネットワークデバイス、ネットワークデバイスに配置され得るチップ(システム)もしくは別の部分もしくは構成要素、またはネットワークデバイスを含む装置であり得る。
加えて、第11の態様による通信装置の技術的効果については、第1の態様から第3の態様の実装のいずれか1つにおける通信方法の技術的効果を参照されたい。本明細書で、詳細は再度説明されない。
第12の態様によると、通信システムが提供される。通信システムは、ネットワークスライス管理機能提供エンティティと、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティとを含む。ネットワークスライス管理機能提供エンティティおよびネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティは、第4の態様による方法を実行するように構成される。
第13の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、コンピュータプログラムまたは命令を含む。コンピュータプログラムまたは命令がコンピュータ上で動作されるとき、コンピュータは、第1の態様から第3の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を実行することを可能にされる。
第14の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供され、コンピュータプログラムまたは命令を含む。コンピュータプログラムまたは命令がコンピュータ上で動作されるとき、コンピュータは、第1の態様から第3の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を実行することを可能にされる。
5Gシステムのアーキテクチャの図である。 SBMAのアーキテクチャの図である。 MnF間の論理接続アーキテクチャの図である。 EGMF適用シナリオの図である。 CAPIFのアーキテクチャの図である。 ネットワークスライスインスタンスの割り当て手順の図である。 電力サービスのシナリオの図である。 本出願の実施形態による通信システムのアーキテクチャの図1である。 本出願の実施形態による通信システムのアーキテクチャの図2である。 本出願の実施形態によるネットワークリソース管理方法の概略的なフローチャート1である。 本出願の実施形態によるネットワークリソース管理方法の概略的なフローチャート1である。 本出願の実施形態によるネットワークリソース管理方法の概略的なフローチャート2である。 本出願の実施形態によるネットワークリソース管理方法の概略的なフローチャート2である。 本出願の実施形態によるネットワークリソース管理方法の概略的なフローチャート2である。 本出願の実施形態によるネットワークリソース管理方法の概略的なフローチャート3である。 本出願の実施形態によるネットワークリソース管理方法の概略的なフローチャート4である。 本出願の実施形態によるネットワークリソース管理方法の概略的なフローチャート4である。 本出願の実施形態によるネットワークリソース管理方法の概略的なフローチャート5である。 本出願の実施形態によるネットワークリソース管理方法の概略的なフローチャート5である。 本出願の実施形態によるネットワークリソース管理方法の概略的なフローチャート5である。 本出願の実施形態によるネットワークリソース管理方法の概略的なフローチャート6である。 本出願の実施形態によるネットワークリソース管理方法の概略的なフローチャート7である。 本出願の実施形態による通信装置の構造の図1である。 本出願の実施形態による通信装置の構造の図2である。
理解を容易にするために、以下では、本出願の実施形態における技術用語について最初に説明する。
1.5世代(5th generation、5G)移動通信システム
図1は、5Gシステムのアーキテクチャの図である。図1に示すように、5Gシステムは、アクセスネットワーク(access network、AN)およびコアネットワーク(core network、CN)を含み、端末をさらに含んでもよい。
端末は、トランシーバ機能を有する端末であってもよいし、端末に配置され得るチップまたはチップシステムであってもよい。端末は、ユーザ機器(user equipment、UE)、アクセス端末、サブスクライバユニット(subscriber unit)、サブスクライバステーション、モバイルステーション(mobile station、MS)、リモートステーション、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザエージェント、またはユーザ装置とも呼ばれ得る。本出願の実施形態における端末は、携帯電話(mobile phone)、携帯電話(cellular phone)、スマートフォン(smart phone)、タブレットコンピュータ(Pad)、無線データカード、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)、無線モデム(modem)、ハンドヘルドデバイス(handset)、ラップトップコンピュータ(laptop computer)、マシンタイプ通信(machine type communication、MTC)端末、無線トランシーバ機能を有するコンピュータ、仮想現実(virtual reality、VR)端末、拡張現実(augmented reality、AR)端末、産業制御(industrial control)における無線端末、自動運転(self driving)における無線端末、遠隔医療(remote medical)における無線端末、スマートグリッド(smart grid)における無線端末、輸送安全(transportation safety)における無線端末、スマートシティ(smart city)における無線端末、スマートホーム(smart home)における無線端末、車載端末、端末機能を有する路側ユニット(road side unit、RSU)、などであり得る。代替的に、本出願の端末は、1つまたは複数の部品またはユニットとして車両に組み込まれた車載モジュール、自動車モジュール、車載部品、自動車チップ、または車載ユニットであってもよい。
ANは、アクセス関連機能を実装するためのものであり、特定のエリア内の許可されたユーザにネットワークアクセス機能を提供することができ、ユーザレベル、サービス需要などに基づいて異なる品質の送信リンクを判定して、ユーザデータ送信を実行することができる。ANは、端末とCNとの間で制御信号およびユーザデータを転送する。ANは、アクセスネットワークデバイスを含むことができ、無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)デバイスと呼ばれることもある。
RANデバイスは、端末にアクセスを提供するデバイスであり得る。例えば、5GのgNB、例えば、新しい無線(new radio、NR)システム、または5Gの基地局の1つのアンテナパネルもしくはアンテナパネルのグループ(複数のアンテナパネルを含む)、またはgNB、送信ポイント(transmission and reception point、TRP、またはtransmission point、TP)、または送信測定機能(transmission measurement function、TMF)、例えば、ベースバンドユニット(building base band unit、BBU)、中央ユニット(centralized unit、CU)もしくは分散ユニット(distributed unit、DU)、基地局機能を有するRSU、有線アクセスゲートウェイ、または5Gコアネットワーク要素を構成するネットワークノードであってもよい。代替的に、RANデバイスは、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、WiFi)システムにおけるアクセスポイント(access point、AP)、無線中継ノード、無線バックホールノード、様々な形態のマクロ基地局、マイクロ基地局(スモールセルとも呼ばれる)、中継局、アクセスポイント、ウェアラブルデバイス、車載デバイスなどを含み得る。代替的に、RANデバイスは、次世代移動通信システム、例えば、6G基地局のような6Gアクセスネットワークデバイスを含んでもよい。代替的に、次世代移動通信システムでは、ネットワークデバイスは別の方式で命名されてもよく、これは本出願の実施形態の保護範囲内に含まれる。これは本出願では限定されない。
CNは、モバイルネットワークの加入データを維持することを主に担い、セッション管理、モビリティ管理、ポリシー管理、および端末のセキュリティ認証などの機能を提供する。CNは、以下のネットワーク要素、すなわち、ユーザプレーン機能(user plane function、UPF)ネットワーク要素、認証サーバ機能(authentication server function、AUSF)ネットワーク要素、アクセスおよびモビリティ管理機能(access and mobility management function、AMF)ネットワーク要素、セッション管理機能(session management function、SMF)ネットワーク要素、ネットワークスライス選択機能(network slice selection function、NSSF)ネットワーク要素、ネットワークエクスポージャ機能(network exposure function、NEF)ネットワーク要素、ネットワーク機能リポジトリ機能(NF repository function、NRF)ネットワーク要素、ポリシー制御機能(policy control function、PCF)ネットワーク要素、統合データ管理(unified data management、UDM)ネットワーク要素、アプリケーション機能(application function、AF)ネットワーク要素、およびネットワークスライス固有かつスタンドアロンの非パブリックネットワーク(standalone non-public network、SNPN)認証および認可機能(network slice-specific and SNPN authentication and authorization function、NSSAAF)ネットワーク要素を主に含む。
UPFネットワーク要素は、ユーザデータ処理(転送、受信、課金など)を主に担う。例えば、UPFネットワーク要素は、データネットワーク(data network、DN)からユーザデータを受信し、アクセスネットワークデバイスを介して端末にユーザデータを転送することができる。UPFネットワーク要素はまた、アクセスネットワークデバイスを介して端末からユーザデータを受信し、ユーザデータをDNに転送することができる。DNネットワーク要素は、ユーザにデータ伝送サービス、例えば、インターネットプロトコル(internet protocol、IP)マルチメディアサービス(IP multi-media service、IMS)およびインターネット(internet)を提供する事業者ネットワークである。
AUSFネットワーク要素は、端末に対してセキュリティ認証を実行するように構成され得る。
AMFネットワーク要素は、モバイルネットワークにおけるモビリティ管理、例えば、ユーザ位置更新、ネットワークへのユーザの登録、およびユーザハンドオーバを主に担う。
SMFネットワーク要素は、例えばセッション確立、変更、および解放といったモバイルネットワーク内でのセッション管理を主に担う。具体的な機能は、例えば、インターネットプロトコル(internet protocol、IP)アドレスをユーザに割り当てること、またはパケット転送機能を提供するUPFを選択することである。
PCFネットワーク要素は、ネットワーク挙動を制御するための統一されたポリシーフレームワークの提供および制御層ネットワーク機能のためのポリシールールの提供を主にサポートし、ポリシー決定に関連するユーザサブスクリプション情報の取得を担う。PCFネットワーク要素は、AMFネットワーク要素およびSMFネットワーク要素に対して、ポリシー、例えば、サービス品質(quality of service、QoS)ポリシーまたはスライス選択ポリシーを提供することができる。
NSSFネットワーク要素は、端末のためのネットワークスライスを選択するように構成され得る。
NEFネットワーク要素は、能力およびイベントエクスポージャをサポートするように、構成され得る。
UDMネットワーク要素は、ユーザデータ、例えば加入データおよび認証/認可データを格納するように構成され得る。
AFネットワーク要素は、サービスを提供するためにCNとの対話を主にサポートし、例えば、データルーティング意思決定およびポリシー制御機能に影響を与え、またはネットワーク側にいくつかのサードパーティサービスを提供する。
NSSAAFネットワーク要素は、スライス認証および認可をサポートし、クレデンシャル保持者のクレデンシャルを使用してスタンドアロン非パブリックネットワークへのアクセスをサポートするように構成され得る。NSSAAFネットワーク要素は、認証、認可、および課金プロキシ(authentication,authorization,and accounting proxy、AAA-P)を介して、認証、認可、および課金サーバ(authentication,authorization,and accounting server、AAA-S)と対話することができる。
2.サービスベースの管理アーキテクチャ(service based management architecture、SBMA)
第5世代(5th generation、5G)移動通信システムのネットワーク管理のために、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd generation partnership project、3GPP)規格はSBMAを提案する。
図2は、SBMAのアーキテクチャの図である。図2に示すように、SBMAは、管理機能(management function、MnF)を主に含む。すなわち、MnFは、SBMAの基本構成単位である。MnFは、特定の管理タスクまたは機能を提供する論理エンティティであり、MnFによって外部に提供される管理能力は、管理サービス(management service、MnS)と呼ばれる。MnFは、管理サービス提供エンティティ(MnS producer)として機能することができ、使用のために別のMnFに、MnFによって提供されるMnSを提供するように構成される。代替的に、MnFは、管理サービス消費エンティティ(MnS consumer)として機能することができ、別のMnFによって提供されるMnSを呼び出すように構成される。
図3は、MnF間の論理接続アーキテクチャの図である。図3に示すように、MnFは、サービス指向インターフェースに主に基づいて互いのMnSを呼び出す。MnFは、ネットワークスライス管理機能(network slice management function、NSMF)、ネットワークスライスサブネット管理機能(network slice subnet management function、NSSMF)、管理データ分析機能(management data analytics function、MDAF)、通信サービス管理機能(communication service management function、CSMF)、エクスポージャガバナンス管理機能(exposure governance management function、EGMF)、ネットワーク機能管理機能(network function management function、NFMF)、およびネットワーク機能(network function、NF)を主に含む。
NSMFは、ネットワークスライスインスタンス(network slice instance、NSMS)を構成するために、ネットワークスライス管理サービス(network slice management service、NSI)を提供するように構成されてもよい。本出願の実施形態では、ネットワークスライスインスタンスは、ネットワークスライス(network slice、NS)で代替的に置き換えられてもよい。これは限定されない。
NSSMFは、ネットワークスライスサブネット管理サービス(network slice subnet management service、NSSMS)を提供して、ネットワークスライスのネットワークスライスサブネットインスタンス(network slice subnet instance、NSSI)を構成するように構成されてもよい。本出願の実施形態では、ネットワークスライスサブネットインスタンスは、ネットワークスライスサブネット(network slice subnet、NSS)で代替的に置き換えられてもよい。
MDAFは、管理データ分析のためのものであってもよく、機能は、人工知能モデル訓練、推論などを含む。
NFは、AMF、SMF、またはUPFのようなコアネットワーク要素を指す場合もあれば、gNBまたはeNBのようなアクセスネットワークデバイスを指す場合もある。
EGMFは、管理ドメイン内のネットワーク管理能力を外部にエクスポージャするように、主に構成される。オペレータは、ネットワーク管理能力を、EGMFを介して外部のサードパーティ(3rd party)の顧客にエクスポージャすることができる。サードパーティ顧客は、オペレータのテナント、例えば、垂直産業(vertical industry)顧客、スライス使用顧客、または共有オペレータ、すなわち、オペレータカスタマイズされたネットワークサービス(例えば、ネットワークスライス)を使用/消費する組織または会社であってもよい。オペレータによってエクスポージャされたネットワーク管理能力に基づく対応するネットワーク管理システム(例えば、サードパーティの運用、管理、および保守(operation administration and maintenance、OAM)または共有オペレータ管理システム)を介して、サードパーティ顧客は、テナント(例えば、テナントにサービスするためのネットワークのパフォーマンスデータを取得し、テナントにサービスするためのネットワークのネットワークパラメータを構成する)にサービスするためのネットワークを管理することができる。例えば、スライス管理シナリオでは、スライス使用顧客は、オペレータネットワークによってエクスポージャされたネットワーク管理能力を使用してネットワークスライス構成を完了することができる。別の例として、垂直産業向けのプライベートネットワークのシナリオでは、垂直産業の顧客は、事業者ネットワークによってエクスポージャされるネットワーク管理能力を使用して、プライベートネットワークの管理またはデータ分析を完了することができる。
3.能力エクスポージャ
能力エクスポージャは、様々な産業の個人向け需要を満たすために、オペレータのネットワーク能力をサードパーティの顧客にエクスポージャする必要があり、それによって、ネットワーク能力とサービス需要との間の友好的な相互接続を実装し、リソース構成を最適化することを意味する。ネットワーク能力は、エクスポージャインターフェースを介してエクスポージャされ、サードパーティ顧客は、取得された情報または構成されたポリシーを使用することによって、より良いビジネスアプリケーションおよびサービスを提供することができる。
上述したように、実装はEGMFに依存する。
図4は、EGMF適用シナリオの図である。図4に示すように、サードパーティ顧客とMnF 2の両方は、MnF 1が配置されている管理ドメインによって直接信頼されていないが、認可されている顧客として理解されることができる。この場合、MnF 1によって提供されるMnSを呼び出すために、2つの顧客の両方がEGMFを使用してサービス呼び出し要求を実装する必要がある。例えば、図4の破線1は、サードパーティ顧客がEGMF 1を使用して、MnF 1によって提供されるMnSを呼び出すことを示し、図4の破線2は、MnF 2がEGMF 2を使用して、MnF 1によって提供されるMnSを呼び出すことを示す。
代替的に、別の実装は、共通アプリケーションプログラミングインターフェースフレームワーク(common application programming interface framework、CAPIF)に依存する。CAPIFは、3GPP SA6によって提案され、サードパーティにノースバウンドインターフェースを直接提供するフレームワークである。
図5は、CAPIFのアーキテクチャの図である。図5に示すように、CAPIFは、アプリケーションプログラミングインターフェース(application programming interface、API)呼び出しエンティティ(invoker)と、CAPIFコア機能(CAPIF core function、CCF)と、API提供エンティティ(API provider domain)とを主に含む。API提供エンティティは、APIエクスポージャ機能(API exposing function、AEF)と、API公開機能(API publishing function、APF)と、API管理機能(API management function、AMF)とを主に含む。
API呼び出し元は、通常、サービスを呼び出すアプリケーションを指す。
CAPIFコア機能は、すべてのサービス(service)API情報を格納するように構成され得、参照点によってサポートされるサービス、すなわちCAPIF-1/1e/3/4/5インターフェースを提供することができる。
APIエクスポージャ機能は、CAPIF-2/2eインターフェースを介してAPI呼び出し元にサービスAPI呼び出しサービスを提供するためのものであってもよい。APIエクスポージャ機能はさらに、API呼び出し元の認可を管理し、CAPIF-3インターフェースを介してサービスAPIの呼び出しログを管理するためのものであり得る。
API公開機能は、CAPIF-4インターフェースを介してCCFにサービスAPI情報を公開するためのものであってもよい。
API管理機能は、CAPIF-5インターフェースを介してCCFにAPI提供エンティティの管理機能を要求するためのものであってもよい。
4.ネットワークスライス
ネットワークスライスはエンドツーエンドの概念であり、ANおよびCNに前述のネットワーク要素を含み、事業者の物理ネットワークを複数の論理ネットワークに分割するためのものである。各論理ネットワークは、異なるネットワークアプリケーションシナリオに柔軟に適応するために、異なる通信アプリケーションのサービス需要(service profile)、例えば、待ち時間、帯域幅、セキュリティ、および信頼性に基づいて分割することによって取得され得る。通信アプリケーションは、通信サービス、通信アプリケーションサービス、サービス、アプリケーションサービスなどとして代替的に理解され得る。これは限定されない。通信アプリケーションは、電力産業における配電サービスまたは伝送サービス、インターネット産業におけるウェブブラウジングサービスまたはライブビデオサービス、自動車産業における自動運転サービスなどであってもよい。これは限定されない。代替的に、通信アプリケーションは、他の任意の可能なタイプのサービス、例えば、スマート水道メータ、スマート電気メータ、自転車シェアリング、またはホームセキュリティと置き換えられてもよい。これは限定されない。
ネットワークスライスの具体的な実装は、ネットワークスライスインスタンスである。ネットワークスライスインスタンスは、ネットワークスライスタイプに基づいてネットワーク運用管理システムによって確立された特定のインスタンスを指す。言い換えれば、ネットワークスライスレベルで通信アプリケーションの様々な属性要件を満たすために、対応する論理ネットワークリソースが割り当てられる。ネットワークスライスインスタンスは論理レベルの概念であり、論理ネットワークリソースとして理解され得ることが学ばれ得る。例えば、論理ネットワークリソースは、ネットワーク通信をサポートするための特定の論理デバイスおよび論理リソース、例えば、ANおよびCN内の機能ネットワーク要素またはエンティティ、ならびにこれらの機能ネットワーク要素またはエンティティによって提供される機能を含み得る。ネットワークスライスインスタンスは、これらの特定の論理デバイスおよび論理リソースのセットとして理解され得る。すなわち、ネットワークスライスインスタンスは、論理ネットワークリソースとして理解され得る。
1つのネットワークスライスは、複数のネットワークスライスサブネット、例えば、共通ネットワークスライスサブネット(top slice subnet)、無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)スライスサブネット(RAN slice subnet)、およびコアネットワーク(core network、CN)スライスサブネット(CN slice subnet)を含み得る。ネットワークスライスサブネットの具体的な実装は、ネットワークスライスサブネットインスタンスである。例えば、ネットワークスライスサブネットインスタンスは、ネットワークスライスサブネットタイプに基づいてネットワーク運用管理システムによって確立された特定のインスタンスを指す。言い換えれば、ネットワークスライスサブネットレベルで通信アプリケーションの様々な属性要件を満たすために、対応する物理ネットワークリソースが割り当てられる。ネットワークスライスサブネットインスタンスはまた論理レベルの概念であり、論理ネットワークリソースとしても理解され得るが、物理ネットワークリソースを構成することによって実装される必要があることが学ばれ得る。物理ネットワークリソースは、ネットワーク通信をサポートするための様々な物理デバイス、物理リソースなど、例えば、(advanced telecom computing architecture、ATCA)高度電気通信コンピューティングプラットフォームボード、(compact peripheral component interconnect、CPCI)コンパクト周辺構成要素相互接続ボード、(personal computer、PC)サーバ、スイッチ、BBU、(remote radio unit、RRU)リモート無線ユニット、アンテナ、周波数スペクトルなどを含む。
通信アプリケーションの機能およびサービスは、通常、論理ネットワークリソースおよび物理ネットワークリソースに依存して実装される必要があることが理解されよう。例えば、論理ネットワークリソースは、論理レベルで通信アプリケーションのサービス、例えば、アプリケーションセキュリティおよびアプリケーションパーソナライゼーションを実装するためのものであってもよい。物理ネットワークリソースは、例えば信号送信または信号受信など、物理レベルで通信アプリケーションの機能を実装するためのものであり得る。物理ネットワークリソースと論理ネットワークリソースとは搬送関係にあり得る。すなわち、物理ネットワークリソースは、論理ネットワークリソースを搬送するためのものであってもよい。言い換えれば、論理ネットワークリソースの機能は、論理ネットワークリソースを搬送する物理ネットワークリソースのサポートに依存する必要がある。すなわち、ネットワークスライスインスタンスの機能は、ネットワークスライスサブネットインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースのサポートを必要とする。したがって、ネットワークスライスインスタンスの機能を実装するには、ネットワークスライスインスタンス(論理ネットワークリソース)が割り当てられる必要があり、ネットワークスライスサブネットインスタンス(物理ネットワークリソース)も割り当てられる必要がある。詳細は以下で説明される。
図6は、ネットワークスライスインスタンスの割り当て手順の図である。図6に示されるように、手順は以下のステップを含んでもよい。
S601:NSMS消費エンティティ(NSMS_consumer)は、ネットワークスライスインスタンス割り当て要求(AllocateNsi request)メッセージをNSMS提供エンティティ(NSMS_provider)に送信する。したがって、NSMS提供エンティティは、NSMS消費エンティティからネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージを受信する。
ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージは、NSMS消費エンティティが通信アプリケーションに割り当てるように要求するネットワークスライスインスタンスの入力属性リストを搬送する。
入力属性リストの内容は、通信アプリケーションのサービスプロファイル(service_profile)から主に導出される。サービスプロファイルは、通信アプリケーションのサービスレベル仕様(service level specification、SLS)に基づいて生成され得る。すなわち、通信アプリケーションのSLSから、通信アプリケーションのサービスプロファイルの内容が導出される。ネットワークスライスインスタンスの入力属性リストは、通信アプリケーションが同じネットワークスライスインスタンスを別の通信アプリケーションと共有できるかどうかを表すために、通信アプリケーションのアプリケーション識別子(serviceProfileId)と、サービス需要を表すことができるいくつかの属性、例えば、ネットワークスライス共有属性(networkSliceSharingIndicator)とを含むことができる。ネットワークスライス共有属性の値が共有(shared)されている場合、通信アプリケーションが1つのネットワークスライスインスタンスを別の通信アプリケーションと共有できることを示す。ネットワークスライス共有属性の値が非共有(non-shared)である場合、通信アプリケーションが1つのネットワークスライスインスタンスを排他的に使用する必要があることを示す。加えて、入力属性リストは、サービス需要を表すための他の属性、例えば、ダウンリンク(downlink、DL)最大データ量(maxDLDataVolume)およびアップリンク(uplink、UL)最大データ量(maxULDataVolume)をさらに含むことができる。詳細については、3GPP技術規格(technical standard、TS)28.541の関連する説明を参照されたい。詳細は説明されない。
S602:NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスインスタンスを再利用する。
NSMS提供エンティティは、入力属性リスト内の属性を既存のネットワークスライスインスタンスの属性と比較することができる。ネットワークスライス共有属性の値が共有され、既存のネットワークスライスインスタンスの属性がネットワークスライスインスタンスの入力属性リスト内の属性と一致し得ると判定された場合、NSMS提供エンティティは、既存のネットワークスライスインスタンスを再利用する、すなわち、前述のサービスのために既存のネットワークスライスインスタンスを構成すると判定することができる。既存のネットワークスライスインスタンスの属性がネットワークスライスインスタンスの入力属性リスト内の属性と一致できることは、既存のネットワークスライスインスタンスの属性が入力属性リスト内の属性と直接一致できることを意味し得る。例えば、ネットワークスライスインスタンスの入力属性リストの属性のうちのダウンリンク最大データ量は20であり、既存のネットワークスライスインスタンスのダウンリンク最大データ量は0から30である。代替的に、既存のネットワークスライスインスタンスの属性が、ネットワークスライスインスタンスの入力属性リストの属性と一致し得ることは、既存のネットワークスライスインスタンスの属性が、ネットワークスライスインスタンスの入力属性リストの属性と一致するように許容範囲内で変更されることを意味し得る。例えば、SLSにおけるダウンリンク最大データ量は50であり、既存のネットワークスライスインスタンスのダウンリンク最大データ量は、0から60の範囲内で調整されることが可能にされる。
既存のネットワークスライスインスタンスは、通常、複数のネットワークスライスサブネットインスタンスを含むことが理解されよう。既存のネットワークスライスインスタンスの属性が変更される必要がある場合、ネットワークスライスサブネットインスタンスの属性も通常は変更される必要があり、S603が実行される。
S603:NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンスを変更するようにNSSMS提供エンティティに要求する。
NSMS提供エンティティは、各ネットワークスライスサブネットインスタンスに対応するNSSMS提供エンティティに、ネットワークスライスサブネットインスタンスの属性を変更するよう要求することができる。
ネットワークスライスサブネットインスタンスのうちの1つが一例として使用される。
NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスインスタンスの入力属性リストに基づいて、ネットワークスライスサブネットインスタンスのスライスサブネットプロファイル(slice_subnet_profile)を判定することができる。スライスサブネットプロファイルは、ネットワークスライスサブネットインスタンスの入力属性リスト(attributeListIn)を含み得る。ネットワークスライスサブネットインスタンスの入力属性リストは、通信アプリケーションが1つのネットワークスライスサブネットインスタンスを別の通信アプリケーションと共有できるかどうかを表すため、通信アプリケーションのアプリケーション識別子と、サービス需要を表すことができるいくつかの属性、例えばリソース共有レベル(resourceSharingLevel)とを主に含む。この場合、リソース共有レベルの値が共有(shared)されている場合、それは、通信アプリケーションがネットワークスライスサブネットインスタンスを別の通信アプリケーションと共有できることを示す。リソース共有レベルの値が非共有(non-shared)である場合、それは、通信アプリケーションがネットワークスライスサブネットインスタンスを排他的に使用する必要があることを示す。例えば、ネットワークスライスサブネットインスタンスは共通ネットワークスライスサブネットであり、ネットワークスライスサブネットインスタンスのプロファイルは共通ネットワークスライスサブネットプロファイル(TopSliceSubnetProfile)であり、リソース共有レベルは、通信アプリケーションが同じ共通ネットワークスライスサブネットを別の通信アプリケーションと共有できるかどうかを表すためのものであってもよい。代替的に、ネットワークスライスサブネットインスタンスは無線アクセスネットワークスライスサブネットであり、ネットワークスライスサブネットのプロファイルは無線アクセスネットワークスライスサブネットプロファイル(RANSliceSubnetProfile)であり、リソース共有レベルは、通信アプリケーションが同じ無線アクセスネットワークスライスサブネットを別の通信アプリケーションと共有できるかどうかを表すためのものであってもよい。代替的に、ネットワークスライスサブネットインスタンスはコアネットワークスライスサブネットであり、ネットワークスライスサブネットのプロファイルはコアネットワークスライスサブネットプロファイル(CNSliceSubnetProfile)であり、リソース共有レベルは、通信アプリケーションが同じネットワークスライスサブネットインスタンスを別の通信アプリケーションと共有できるかどうかを表すためのものであってもよい。加えて、ネットワークスライスサブネットインスタンスの入力属性リストの詳細については、3GPP TS 28.541の関連説明も参照されたい。詳細は説明されない。
NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンス変更要求(ModifyNssi request)メッセージを、ネットワークスライスサブネットインスタンスに対応するNSSMS提供エンティティに送信することができる。ネットワークスライスサブネットインスタンス変更要求メッセージは、ネットワークスライスサブネットインスタンスの入力属性リストを搬送することができる。NSSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンスの変更された属性がネットワークスライスサブネットインスタンスの入力属性リストと一致し得ることを確実にするために、ネットワークスライスサブネットインスタンスの入力属性リストに基づいてネットワークスライスサブネットインスタンスの属性を変更することができる。NSSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンスの変更が完了されたことを示すために、ネットワークスライスサブネットインスタンス変更応答(ModifyNssi response)メッセージをNSMS提供エンティティに返すことができる。例えば、ネットワークスライスサブネットインスタンス変更応答メッセージは、ネットワークスライスサブネットインスタンスの変更された属性を表すために、ネットワークスライスサブネットインスタンスの識別子、例えば、ネットワークスライスサブネットデータネットワーク(networkSliceSubnetDN)と、ネットワークスライスサブネットインスタンスの出力属性リストとを含む。
S603が適宜追加可能なステップであると理解されよう。例えば、ネットワークスライスインスタンスの属性がSLSを直接満たすことができる場合、S603は実行されなくてもよい。
S604:NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスインスタンスを作成する。
NSMS提供エンティティは、既存のネットワークスライスインスタンスの属性を、ネットワークスライスインスタンスの入力属性リスト内の属性と比較することができる。ネットワークスライス共有属性の値が非共有であると判定された場合、またはネットワークスライス共有属性の値は共有されているが、既存のネットワークスライスインスタンスの属性がネットワークスライスインスタンスの入力属性リスト内の属性と一致しない場合、NSMS提供エンティティは、新しいネットワークスライスインスタンスを作成すること、すなわち、ネットワークスライスインスタンスの割り当てを要求するサービスに対して新たに作成されたネットワークスライスインスタンスを構成することを判定することができる。既存のネットワークスライスインスタンスの属性がネットワークスライスインスタンスの入力属性リストの属性と一致しないことは、既存のネットワークスライスインスタンスの属性が許容範囲内で変更されても、既存のネットワークスライスインスタンスの属性がネットワークスライスインスタンスの入力属性リストの属性と一致できないことを意味し得る。例えば、ネットワークスライスインスタンスの入力属性リストのダウンリンク最大データ量は50であり、既存のネットワークスライスインスタンスのダウンリンク最大データ量は0から40の範囲内で調整されることが可能にされる。この場合、NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスインスタンスの入力属性リスト内の属性に基づいて、ネットワークスライスインスタンスの識別子、例えば、ネットワークスライスデータネットワーク(networkSliceDN)をネットワークスライスインスタンスに割り当て、論理ネットワークリソースをネットワークスライスインスタンスに割り当てることができる。
ネットワークスライスインスタンスは、通常、複数のネットワークスライスサブネットインスタンスを含むことが理解されよう。したがって、NSMS提供エンティティは、これらのネットワークスライスサブネットインスタンスを作成するようにNSSMS提供エンティティにさらに要求することができる。すなわち、S605が実行される。
S605:NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンスを作成するようにNSSMS提供エンティティに要求する。
NSMS提供エンティティは、NSSMS提供エンティティに対応するネットワークスライスサブネットインスタンスを作成するように各NSSMS提供エンティティに要求することができる。
ネットワークスライスサブネットインスタンスのうちの1つが一例として使用される。
NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスインスタンスの入力属性リストに基づいて、ネットワークスライスサブネットインスタンスのスライスサブネットプロファイルを判定することができる。スライスサブネットプロファイルは、ネットワークスライスサブネットインスタンスの入力属性リストを含み得る。詳細については、S603における関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求(AllocateNssi request)メッセージを、ネットワークスライスサブネットインスタンスに対応するNSSMS提供エンティティに送信することができる。ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージは、ネットワークスライスサブネットインスタンスの入力属性リストを搬送することができる。NSSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンスの入力属性リストに基づいて、ネットワークスライスサブネットインスタンスを作成することができる。例えば、NSSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンスの識別子をネットワークスライスサブネットインスタンスに割り当て、物理ネットワークリソースをネットワークスライスサブネットインスタンスに割り当てることができる。NSSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て応答(AllocateNssi response)メッセージをNSMS提供エンティティに返してもよい。ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て応答メッセージは、ネットワークスライスサブネットインスタンスの割り当てが完了されたことを示す。例えば、ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て応答メッセージは、ネットワークスライスサブネットインスタンスの属性を表すために、ネットワークスライスサブネットインスタンスの識別子と、ネットワークスライスサブネットインスタンスの出力属性リストとを含む。
S606:NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスインスタンス割り当て応答(AllocateNsi response)メッセージをNSMS消費エンティティに送信する。したがって、NSMS消費エンティティは、NSMS提供エンティティからネットワークスライスインスタンス割り当て応答メッセージを受信する。
ネットワークスライスインスタンス割り当て応答メッセージはネットワークスライスインスタンスの割り当てが完了されたことを示すことができる。例えば、ネットワークスライスインスタンス割り当て応答メッセージは、ネットワークスライスインスタンスの識別子と、ネットワークスライスインスタンスの出力属性リストとを含む。
5.リソース共有分離
リソース共有分離とは、ネットワークが異なる通信アプリケーションのためのネットワークリソースを構成するときに、異なる通信アプリケーションに割り当てられたネットワークリソースが互いに分離、および共有される必要があり得ることを意味する。リソース共有は、論理ネットワークリソース共有および物理ネットワークリソース共有を含み得る。リソース分離は、論理ネットワークリソース分離および物理ネットワークリソース分離を含むことができる。
論理ネットワークリソース共有は、異なる通信アプリケーションが同じ論理ネットワークリソース、例えば同じネットワークスライスインスタンスを共有できることを意味し得る。例えば、異なる通信アプリケーションは、同様のサービス需要、例えば、セキュリティ、待ち時間、およびレート要求を有することができる。この場合、1つのネットワークスライスインスタンスによってサポートされるサービスは、通常、これらの通信アプリケーションのそれぞれの需要を満たすことができ、その結果、これらの通信アプリケーションは、同種のネットワークサービスを知るために、同じネットワークスライスインスタンスを共有することができる。
論理ネットワークリソース分離は、異なる通信アプリケーションが同じ論理ネットワークリソースを共有できないことを意味し得る。例えば、異なる通信アプリケーションは、異なるネットワークスライスインスタンスを使用する。すなわち、通信アプリケーションは、専用論理ネットワークリソース、例えば、専用ネットワークスライスインスタンスを有してもよい。例えば、異なる通信アプリケーションは、異なるサービス需要を有し得る。この場合、1つのネットワークスライスインスタンスによってサポートされるサービスは、通常、これらの通信アプリケーションのそれぞれの需要を満たすことができない。その結果、これらの通信アプリケーションは同じネットワークスライスインスタンスを共有することができず、それぞれのサービス需要を満たすために、それぞれのネットワークスライスインスタンスは各通信アプリケーションに割り当てられる必要がある。
物理ネットワークリソース共有とは、異なる通信アプリケーションが同じ物理ネットワークリソースを共有できることを意味する。例えば、異なる通信アプリケーションは、同様のサービス需要を有し得る。この場合、1つのネットワークスライスサブネットインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースによってサポートされるサービスは、通常、これらの通信アプリケーションのそれぞれの需要を満たすことができ、その結果、これらの通信アプリケーションは、同種のネットワークサービスを知るために、同じ物理ネットワークリソースを共有することができる。
物理ネットワークリソース分離は、異なる通信アプリケーションが同じ物理ネットワークリソースを共有できないことを意味する。すなわち、通信アプリケーションは、専用の物理ネットワークリソースを有することができる。例えば、異なる通信アプリケーションは、異なるサービス需要を有し得る。この場合、1つのネットワークスライスサブネットインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースによってサポートされるサービスは、通常、これらの通信アプリケーションのそれぞれの需要を満たすことができない。その結果、これらの通信アプリケーションは同じ物理ネットワークリソースを共有することができず、それぞれのサービス需要を満たすために、それぞれの物理ネットワークリソースが各通信アプリケーションに割り当てられる必要がある。物理ネットワークリソース分離は、異なる期間に異なる通信アプリケーションによって同じ物理ネットワークリソース/異なる物理ネットワークリソースを使用することによって実装され得る。例えば、期間#1は期間#2と重複せず、通信アプリケーション#1は期間#1において物理ネットワークリソース#1を使用し、通信アプリケーション#2は期間#2において物理ネットワークリソース#1を使用する。この場合、通信アプリケーション#1および通信アプリケーション#2の物理ネットワークリソースは依然として互いに分離されている。物理ネットワークリソース分離は、異なる期間/同時に異なる通信アプリケーションによって異なる物理ネットワークリソースを使用することによって、代替的に実装されてもよい。例えば、通信アプリケーション#1は、期間#1において物理ネットワークリソース#1を使用し、通信アプリケーション#2は、期間#1において物理ネットワークリソース#2を使用する。この場合、通信アプリケーション#1および通信アプリケーション#2の物理ネットワークリソースは互いに分離されている。
異なる通信アプリケーションによって共有される同じ論理ネットワークリソースは論理ネットワークリソースセットであってもよく、異なる通信アプリケーションは論理ネットワークリソースセット内の異なる論理ネットワークリソースを使用してもよいことが理解されよう。この場合、異なる通信アプリケーションが同じ論理ネットワークリソースを共有すると、依然考えられることができる。例えば、1つのネットワークスライスインスタンスが複数のダウンリンク速度をサポートし、通信アプリケーションAのダウンリンク速度が通信アプリケーションBのダウンリンク速度と異なる場合がある。通信アプリケーションAのダウンリンク速度と通信アプリケーションBのダウンリンク速度の両方がネットワークスライスインスタンスによってサポートされる複数のダウンリンク速度に属し得る場合、通信アプリケーションAと通信アプリケーションBは同じ論理ネットワークリソースを共有すると依然考えられ得る。同様に、異なる通信アプリケーションによって共有される同じ物理ネットワークリソースは、物理ネットワークリソースセットであってもよく、異なる通信アプリケーションは、物理ネットワークリソースセット内の異なる物理ネットワークリソースを使用してもよい。この場合、異なる通信アプリケーションが同じ物理ネットワークリソースを共有すると依然考えられることができる。例えば、1つの周波数帯域は複数のサブキャリアを含み、通信アプリケーションAによって使用されるサブキャリアは、通信アプリケーションBによって使用されるサブキャリアとは異なり得る。しかしながら、通信アプリケーションAによって使用されるサブキャリアと通信アプリケーションBによって使用されるサブキャリアの両方が周波数帯域のサブキャリアに属する場合、通信アプリケーションAと通信アプリケーションBは同じ物理ネットワークリソースを共有すると依然考えられ得る。
例えば、論理ネットワークリソースはネットワークスライスインスタンスであり、物理ネットワークリソースは物理ネットワーク要素グループ(すなわち、1つまたは複数の物理ネットワーク要素)であり、異なる論理ネットワークリソースは異なるネットワークスライスインスタンスとして理解されてもよく、異なる物理ネットワークリソースは異なる物理ネットワーク要素グループとして理解され得る。この場合、論理ネットワークリソース分離は、異なる通信アプリケーションが異なるネットワークスライスインスタンスで動作すると理解され得る。例えば、通信アプリケーションAはネットワークスライスインスタンス1で動作し、通信アプリケーションBはネットワークスライスインスタンス2で動作する。この場合、ネットワークスライスインスタンス1およびネットワークスライスインスタンス2は、同じ物理ネットワーク要素グループ上で搬送されてもよい。代替的に、ネットワークスライスインスタンス1およびネットワークスライスインスタンス2は、異なる物理ネットワーク要素グループ上で別々に搬送されてもよい。例えば、ネットワークスライスインスタンス1は、物理ネットワーク要素グループ1上で搬送され、ネットワークスライスインスタンス2は、物理ネットワーク要素グループ2上で搬送される。言い換えれば、異なる通信アプリケーションが同じ論理ネットワークリソースを共有できない場合、これらの通信アプリケーションは同じ物理ネットワークリソースを共有してもよい、または同じ物理ネットワークリソースを共有しなくてもよい。論理ネットワークリソース共有は、異なる通信アプリケーションが同じネットワークスライスインスタンスで動作すると理解され得る。例えば、通信アプリケーションAと通信アプリケーションBの両方が、ネットワークスライスインスタンス1で動作する。この場合、ネットワークスライスインスタンス1は、通常、物理ネットワーク要素グループ、例えば物理ネットワーク要素グループ1のみで搬送され得る。言い換えれば、異なる通信アプリケーションが同じ論理ネットワークリソースを共有できる場合、これらの通信アプリケーションはまた、同じ物理ネットワークリソースを共有し得る。物理ネットワークリソース共有は、異なる通信アプリケーションが同じ物理ネットワーク要素グループ上で動作すると理解されることができる。例えば、通信アプリケーションAと通信アプリケーションBの両方が物理ネットワーク要素グループ1上で動作する。この場合、通信アプリケーションAおよび通信アプリケーションBは、物理ネットワーク要素グループ1で搬送される同じネットワークスライスインスタンス、例えばネットワークスライスインスタンス1でさらに動作し得、物理ネットワーク要素グループ1で搬送される異なるネットワークスライスインスタンスで動作し得る。例えば、通信アプリケーションAはネットワークスライスインスタンス1で動作し、通信アプリケーションBはネットワークスライスインスタンス2で動作する。言い換えれば、異なる通信アプリケーションが物理ネットワークリソースを共有できる場合、これらの通信アプリケーションは同じ論理ネットワークリソースを共有してもよい、または同じ論理ネットワークリソースを共有しなくてもよい。物理ネットワークリソース分離は、異なる通信アプリケーションが異なる物理ネットワーク要素グループ上で動作すると理解されることができる。例えば、通信アプリケーションAは物理ネットワーク要素グループ1上で動作し、通信アプリケーションBは物理ネットワーク要素グループ2上で動作する。この場合、通信アプリケーションAは、物理ネットワーク要素グループ1上で搬送されるネットワークスライスインスタンス1でさらに動作し得、通信アプリケーションBは、物理ネットワーク要素グループ2上で搬送されるネットワークスライスインスタンス2でさらに動作し得る。言い換えれば、異なる通信アプリケーションが同じ物理ネットワークリソースを共有することができない場合、これらの通信アプリケーションも、同じ論理ネットワークリソースを共有することができない。
例えば、リソース共有分離関係が以下の表1に示され得る。
理解を容易にするために、以下では、説明のための一例として、電力通信アプリケーションのシナリオを使用する。
図7は、電力通信アプリケーションのシナリオの図である。図7に示すように、電力通信アプリケーションのセキュリティの需要に基づいて、電力通信アプリケーションは、安全ゾーン(safety zone)次元に基づいて、生産制御ゾーン(安全ゾーン1または安全クラス1とも呼ばれる)、生産非制御ゾーン(セキュリティゾーン2または安全クラス2とも呼ばれる)、生産管理ゾーン(セキュリティゾーン3または安全クラス3とも呼ばれる)、および情報管理ゾーン(セキュリティゾーン4または安全クラス4とも呼ばれる)の4つのカテゴリに分類され得る。電力産業は、異なるセキュリティゾーン内の通信アプリケーションに対する明確な論理ネットワークリソース共有分離需要および明確な物理ネットワークリソース共有分離需要を有する。例えば、物理ネットワークリソース分離は、セキュリティゾーン1に展開された通信アプリケーションおよび/またはセキュリティゾーン2に展開された通信アプリケーションと、セキュリティゾーン3に展開された通信アプリケーションおよび/またはセキュリティゾーン4に展開された通信アプリケーションとの間で実装される必要がある。物理ネットワークリソース共有および論理ネットワークリソース分離は、セキュリティゾーン1に展開された通信アプリケーションとセキュリティゾーン2に展開された通信アプリケーションとの間で実装される必要がある。物理ネットワークリソース共有および論理ネットワークリソース分離は、セキュリティゾーン3に展開された通信アプリケーションとセキュリティゾーン4に展開された通信アプリケーションとの間で実装される必要がある。さらに、電力産業におけるセキュリティゾーンについては、TR 22.867の関連説明を参照されたい。詳細は説明されない。
サードパーティは、通信アプリケーション間の論理ネットワークリソース共有分離および物理ネットワークリソース共有分離に対して明確な要件を有することが学ばれ得る。しかしながら、現在、サービス需要内の属性、例えば、ネットワークスライス共有属性およびリソース共有レベルは、一般に、通信アプリケーションが同じネットワークスライスインスタンスおよび同じネットワークスライスサブネットインスタンスを別の通信アプリケーションと共有できるかどうかを示すことしかできない(どの通信アプリケーションが指定されていない)。その結果、リソース分離が実装されるべき通信アプリケーション間でリソース分離が実装されず、通信アプリケーションはセキュリティリスクを有する。代替的に、リソース分離が実装されるべきではない通信アプリケーション間でリソース分離が実装され、ネットワークリソースは、完全には使用されない。
電力産業は、依然として一例として使用されている。
電力産業は、論理ネットワークリソース分離が、セキュリティゾーン1に展開された通信アプリケーションAおよび通信アプリケーションBと、セキュリティゾーン2に展開された通信アプリケーションCとの間で実装される必要があるが、物理ネットワークリソース分離は、セキュリティゾーン1に展開された通信アプリケーションAおよび通信アプリケーションBと、セキュリティゾーン2に展開された通信アプリケーションCとの間で実装される必要はない(すなわち、物理ネットワークリソース共有が実装され得る);また論理ネットワークリソース分離および物理ネットワークリソース分離は、セキュリティゾーン1に展開された通信アプリケーションAおよび通信アプリケーションBと、セキュリティゾーン3に展開された通信アプリケーションDとの間で実装される必要があると仮定される。この場合、通信アプリケーションA、通信アプリケーションB、通信アプリケーションC、および通信アプリケーションDの間のリソース分離関係は、通信アプリケーションAまたは通信アプリケーションBのサービス需要におけるネットワークスライス共有属性のみに依存することによって一緒に実装され得ない。例えば、通信アプリケーションAのサービス需要におけるネットワークスライス共有属性が共有されている場合、それは、通信アプリケーションAが他のすべての通信アプリケーションと論理ネットワークリソースを共有し得ることを表す。これは、通信アプリケーションAと通信アプリケーションCとの間で論理ネットワークリソース分離が実装される必要があるという要件を満たさず、セキュリティリスクがある。通信アプリケーションAのサービス需要におけるネットワークスライス共有属性が非共有である場合、それは、通信アプリケーションAのために専用論理ネットワークリソースを構成する必要があることを表す。例えば、通信アプリケーションAは、ネットワークスライスインスタンスを排他的に占有する。これは、通信アプリケーションAと通信アプリケーションBとの間で論理ネットワークリソース共有が実装される必要があるという要件を満たさず、ネットワークリソースの浪費を引き起こす。同様に、通信アプリケーションAのサービス需要におけるリソース共有レベルが共有される場合、それは、通信アプリケーションAが他のすべての通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有し得ることを表す。これは、通信アプリケーションAと通信アプリケーションDとの間で物理ネットワークリソース分離が実装される必要があるという要件を満たさず、セキュリティリスクがある。通信アプリケーションAのサービス需要におけるリソース共有レベルが非共有である場合、それは、通信アプリケーションAのために専用の物理ネットワークリソースが構成される必要があることを表す。これは、通信アプリケーションAと通信アプリケーションBとの間で物理ネットワークリソース共有が実装される必要があるという要件を満たさず、ネットワークリソースの浪費を引き起こす。
前述の技術的問題に対して、本出願の実施形態は、異なる通信アプリケーション間の論理ネットワークリソース共有分離に対する需要および異なる通信アプリケーション間の物理ネットワークリソース共有分離に対する需要を満たすために、以下の技術的解決策を提供する。
以下、添付の図面を参照して本出願の技術的解決策を説明する。
本出願の実施形態における技術的解決策は、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、WiFi)システム、車車間・路車間(vehicle to everything、V2X)通信システム、デバイス・ツー・デバイス(device-to-device、D2D)通信システム、車両のインターネット通信システム、第4世代(4th generation、4G)移動通信システム、例えば、ロング・ターム・エボリューション(long term evolution、LTE)システム、ワールドワイド・インタオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(worldwide interoperability for microwave access、WiMAX)通信システム、5G、例えば、新しい無線(new radio、NR)システム、および将来の通信システムなどの様々な通信システムに適用され得る。
すべての態様、実施形態、または特徴は、本出願において、複数のデバイス、構成要素、およびモジュールなどを含み得るシステムを説明することによって提示される。各システムは、別のデバイス、構成要素、およびモジュールなどを含んでもよく、および/または添付の図面を参照して述べられているすべてのデバイス、構成要素、およびモジュールなどを含まなくてもよいことを認識および理解されたい。加えて、これらの解決策の組み合わせが使用されることもあり得る。
加えて、本出願の実施形態では、「例」および「例えば」などの用語は、例、例示、または説明を与えることを表すためのものである。本出願において「例」として記載される任意の実施形態または設計スキームは、他の実施形態または設計スキームよりも好まれるか、または多くの利点を有するものとして説明されてはいない。正確には、「例」という用語は、特定の方式で概念を提示するために使用される。
本出願の実施形態では、「情報(information)」、「信号(signal)」、「メッセージ(message)」、「チャネル(channel)」、および「シグナリング(signaling)」という用語は、時々交換可能に使用され得る。用語によって表現される意味は、用語の違いが強調されていないときには一致していることに留意されたい。用語「の(of)」、「対応する(corresponding、relevant)」、および「対応する(corresponding)」は、時として交換可能に使用され得る。用語によって表現される意味は、用語の違いが強調されていないときには一致していることに留意されたい。さらに、本出願で言及される「/」は、「または」という関係を示すことができる。
本出願の実施形態で説明されているネットワークアーキテクチャおよびサービスシナリオは、本出願の実施形態における技術的解決策をより明確に説明することを意図されており、本出願の実施形態で提供される技術的解決策に対する限定を構成しない。当業者は、ネットワークアーキテクチャの発展および新しいサービスシナリオの出現に伴って、本出願の実施形態で提供される技術的解決策が同様の技術的問題にも適用可能であることを知り得る。
本出願の実施形態を理解することを容易にするために、図8および図9に示されている通信システムが、本出願の実施形態で使用される通信システムを詳細に説明するための例として最初に使用される。例えば、図8および図9は、本出願の実施形態によるネットワークリソース管理方法が適用可能な通信システムのアーキテクチャの図である。
図8に示すように、通信システムのアーキテクチャは、ネットワーク管理システム(network management system、NMS)がサードパーティエンティティと対話するアーキテクチャである。
図9に示すように、通信システムの別のアーキテクチャは、NMSがCAPIFを介してサードパーティエンティティと対話し、CAPIFがNMS上に展開されなくてもよいアーキテクチャである。
具体的には、通信システムは、以下の、サードパーティエンティティ、NMS、要素管理システム(element management system、EMS)、EGMF、CAPIF、NSMS提供エンティティ、およびNSSMS提供エンティティのうちの少なくとも1つを含み得る。
サードパーティエンティティは、サードパーティ(例えば、垂直産業)、例えばサードパーティサーバを表す管理システムであってもよく、管理ドメイン(クロスドメイン管理システムまたは単一ドメイン管理システム)またはCAPIFへの管理サービス要求を開始してもよい。
NMSは、クロスドメイン管理システムであり、複数のEMSを共に管理するように構成される。
EMSは、単一ドメイン管理システムであり、ANまたはCNを管理するように構成される。
EGMFおよびCAPIFについては、「2.SBMA」および「3.能力エクスポージャ」の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
NSMS提供エンティティおよびNSSMS提供エンティティについては、「4.ネットワークスライス」の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
本出願のこの実施形態では、EGMF、CAPIF、およびサードパーティエンティティは、NSMS消費エンティティとして集合的に理解され得る。NSMS消費エンティティは、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるようにNSMS提供エンティティに要求し、ターゲット通信アプリケーションと別の通信アプリケーションとの間のリソース分離共有需要情報を示すことができる。例えば、ターゲット通信アプリケーションに割り当てられたネットワークスライスインスタンスは、ターゲット通信アプリケーションと第1の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第2の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない;および/または、ネットワークスライスインスタンスに関連付けられ、ターゲット通信アプリケーションに割り当てられた物理ネットワークリソースは、ターゲット通信アプリケーションと第3の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第4の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない。このようにして、NSMS提供エンティティは、ターゲット通信アプリケーションと別の通信アプリケーションとの間のリソース分離共有需要情報に基づいて、リソース分離共有需要情報を満たすターゲットネットワークスライスインスタンス(NSSMS提供エンティティがターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスを割り当てることを含む)をターゲット通信アプリケーションに割り当てることができ、サービス需要が満たされて、ネットワークリソースが浪費されないようにする。
説明を容易にするために、本出願の実施形態では、EGMFは、EGMFネットワーク要素またはEGMFエンティティを表すためのものであり、CAPIFは、CAPIFネットワーク要素またはCAPIFエンティティを表すためのものである。加えて、サードパーティエンティティは、サードパーティネットワーク要素、サードパーティデバイスなどに代替的に置き換えられてもよく、NSMS消費エンティティは、ネットワークスライス管理サービス消費エンティティ、ネットワークスライス管理機能消費エンティティ、ネットワークスライス管理機能消費ネットワーク要素などに代替的に置き換えられてもよく、NSMS提供エンティティは、ネットワークスライス管理サービス提供エンティティ、ネットワークスライス管理機能提供エンティティ、ネットワークスライス管理機能提供ネットワーク要素などに代替的に置き換えられてもよく、NSSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネット管理サービス提供エンティティ、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティ、ネットワークスライスサブネット管理機能提供ネットワーク要素などに代替的に置き換えられてもよい。これは限定されない。
理解を容易にするために、以下では、図10A~図16を参照して、方法の実施形態を使用することにより、前述の通信システムにおけるネットワーク要素/デバイス間の対話手順を具体的に説明する。本出願の実施形態で提供されるネットワークリソース管理方法は、前述の通信システムに適用可能であり、前述の通信システムで言及された様々なシナリオに具体的には適用される。以下に具体的な説明を提供する。
シナリオ1:
図10Aおよび図10Bは、本出願の実施形態によるネットワークリソース管理方法の概略的なフローチャート1である。シナリオ1は、サードパーティエンティティと、EGMFと、NSMS提供エンティティと、NSSMS提供エンティティとの間の対話を含む。EGMFを介して、サードパーティエンティティは、通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報をNSMS提供エンティティに提供し、ネットワークスライスインスタンスを通信アプリケーションに割り当てるようにNSMS提供エンティティに要求することができる。通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報は、例えば、通信アプリケーションがリソースを共有可能な通信アプリケーションと、通信アプリケーションがリソースを共有不可能な通信アプリケーションとを示す。このようにして、NSMS提供エンティティは、通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を満たすネットワークスライスインスタンスを通信アプリケーションに割り当てることができる。
具体的には、図10Aおよび図10Bに示すように、ネットワークリソース管理方法の手順は以下の通りである。
S1001:サードパーティエンティティは、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージをEGMFに送信する。したがって、EGMFは、サードパーティエンティティから、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージを受信する。
ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージは、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを含み得る。
論理リソース管理ポリシーは、複数の通信アプリケーションに適用可能な共通のポリシーであってもよく、ネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションに関する情報(論理ネットワークリソース共有)および/またはネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションに関する情報(論理ネットワークリソース分離)を含んでもよい。通信アプリケーションに関する情報は、通信アプリケーションの安全クラスであってもよい。安全クラスは、通信アプリケーションのサービス需要(例えば、セキュリティ需要)に関連され得る。同じサービス需要または同様のサービス需要を有する通信アプリケーションは、同じ安全クラスに対応することができ、異なるまたは似てないサービス需要を有する通信アプリケーションは、異なる安全クラスにそれぞれ対応することができる。加えて、安全クラスは単なる例示的な表現方式であり、安全クラスは、任意の可能な説明、例えば、セキュリティゾーン、セキュリティエリア、サービスエリア、アプリケーションエリア、サービスレベル、またはアプリケーションレベルで代替的に置き換えられてもよい。これは限定されない。
これに基づいて、論理リソース管理ポリシーは、ネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションに対応する少なくとも1つの安全クラス、および/またはネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションに対応する少なくとも2つの安全クラスを含み得る。例えば、論理リソース管理ポリシーは、第1の安全クラスセットリストを含み得、第1の安全クラスセットリストは、複数の安全クラスを含み得る。この場合、論理リソース管理ポリシーは、第1の安全クラスセットリスト内の同じ安全クラスセット内の安全クラスに対応する任意の2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有できること、および第1の安全クラスセットリスト内の異なる安全クラスセット内の安全クラスに対応する任意の2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有できないことを示すことができる。
実施例1:
第1の安全クラスセットリストは、Logical_safetyClass_List=[(クラス1,クラス2)(クラス3,クラス4,クラス5)]であり、「クラス」は「安全クラス」を表すことができる。論理リソース管理ポリシーは、同じブラケットに対応する通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有できること、および異なるブラケットに対応する通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有できないことを示すことができる。すなわち、クラス1およびクラス2に対応する任意の2つの通信アプリケーションは、ネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができ、クラス3、クラス4、およびクラス5に対応する任意の2つの通信アプリケーションは、ネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができ、クラス1およびクラス2に対応する通信アプリケーションは、クラス3、クラス4、およびクラス5に対応する通信アプリケーションとネットワークスライスインスタンスを共有することができない。
物理リソース管理ポリシーは、複数の通信アプリケーションに適用可能な共通のポリシーであってもよく、物理ネットワークリソースを互いに共有することができる複数の通信アプリケーション、および/または物理ネットワークリソースを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションを説明するためのものであってもよい。通信アプリケーションに関する情報は、通信アプリケーションに対応する安全クラスであってもよい。詳細について、前述の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
これに基づいて、物理リソース管理ポリシーは、物理ネットワークリソースを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションに対応する少なくとも1つの安全クラス、および/または物理ネットワークリソースを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションに対応する少なくとも2つの安全クラスを含み得る。例えば、物理リソース管理ポリシーは、第2の安全クラスセットリストを含むことができ、第2の安全クラスセットリストはまた、複数の安全クラスを含むことができる。この場合、物理リソース管理ポリシーは、第2の安全クラスセットリスト内の同じ安全クラスセット内の安全クラスに対応する任意の2つの通信アプリケーションが物理ネットワークリソースを互いに共有できること、および第2の安全クラスセットリスト内の異なる安全クラスセット内の安全クラスに対応する任意の2つの通信アプリケーションが物理ネットワークリソースを互いに共有できないことを示すことができる。
実施例1の使用を継続する。
第2の安全クラスセットリストは、Physical_safetyClass_List=[(クラス1,クラス2)(クラス3,クラス4)(クラス5)]であり、「クラス」は「安全クラス」を表す。物理リソース管理ポリシーは、同じブラケットに対応する通信アプリケーションが物理ネットワークリソースを互いに共有できること、および異なるブラケットに対応する通信アプリケーションが物理ネットワークリソースを互いに共有できないことを示すことができる。すなわち、クラス1およびクラス2に対応する任意の2つの通信アプリケーションは、物理ネットワークリソースを互いに共有することができ;クラス3およびクラス4に対応する任意の2つの通信アプリケーションは、物理ネットワークリソースを互いに共有することができ;クラス5に対応する任意の2つの通信アプリケーションは、物理ネットワークリソースを互いに共有することができ;クラス1およびクラス2に対応する通信アプリケーションは、クラス3およびクラス4に対応する通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができない;クラス1およびクラス2に対応する通信アプリケーションは、クラス5に対応する通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができない;クラス3およびクラス4に対応する通信アプリケーションは、クラス5に対応する通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができない。
任意選択的に、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージは、物理分離実装情報をさらに含んでもよい。物理分離実装情報は、物理ネットワークリソースを実装する方式を指定するためのものであり得る。例えば、物理分離実装情報は、以下の、異なる期間に物理ネットワークリソースを使用してネットワークスライスサブネットインスタンスを実装すること、または異なる物理ネットワークリソースを使用してネットワークスライスサブネットインスタンスを実装することのうちの少なくとも1つを示すことができる。確かに、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージが物理分離実装情報を含まない場合、それは物理ネットワークリソース分離がデフォルトの方式で実装され得ることを示す。例えば、ネットワークスライスサブネットインスタンスは、異なる期間に物理ネットワークリソースを使用して実装されるか、またはネットワークスライスサブネットインスタンスは、異なる物理ネットワークリソースを使用して実装される。これは限定されない。
サードパーティエンティティがEGMFにポリシー構成要求メッセージを送信するかポリシー更新要求メッセージを送信するかは、サードパーティエンティティのポリシー送信目標に依存し得ることが理解されよう。例えば、サードパーティエンティティが、EGMFの初期のポリシーを構成すること、例えば、EGMFの論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを初めて構成することを意図している場合、サードパーティエンティティは、ポリシー構成要求メッセージをEGMFに送信することができる。サードパーティエンティティが、ポリシーを更新する、例えば、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを送信することによってEGMFに対して事前構成されたポリシーを更新することを意図する場合、サードパーティエンティティは、ポリシー更新要求メッセージをEGMFに送信することができる。
サードパーティエンティティがサードパーティエンティティのポリシー送信目的に基づいて異なるメッセージを送信することは一例にすぎず、限定を構成しないことがさらに理解されよう。例えば、サードパーティエンティティが初期のポリシーを構成するかポリシーを更新するかにかかわらず、サードパーティエンティティはポリシー構成要求メッセージをEGMFに送信することができる。
S1002:EGMFは、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを格納する。
EGMFは、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージから論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを取得することができる。任意選択的に、EGMFは、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを格納する。この場合、EGMFが、サードパーティエンティティから対応するポリシーを事前に取得し、対応するポリシー、例えば、過去の論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを格納する場合、EGMFは、ポリシー更新を実装するために、過去の論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーをさらに解放することができる。
また、S1102は任意のステップである。例えば、EGMFは、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを代替的に格納しなくてもよい。
S1003:EGMFは、ポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージをサードパーティエンティティに送信する。したがって、サードパーティエンティティは、EGMFからポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージを受信する。
ポリシー構成応答メッセージは、EGMFがポリシー構成要求メッセージを受信したことを示すための、ポリシー構成要求メッセージに対する応答メッセージであり得る。代替的に、ポリシー更新応答メッセージは、EGMFがポリシー更新要求メッセージを受信したことを示すために、ポリシー更新要求メッセージに対する応答メッセージであってもよい。
S1004:サードパーティエンティティは、ネットワーク構成要求メッセージをEGMFに送信する。したがって、EGMFは、サードパーティエンティティからネットワーク構成要求メッセージを受信する。
ネットワーク構成要求メッセージは、少なくとも1つの通信アプリケーションのためにネットワークを構成するように要求するためのものであり得る。ネットワーク構成要求メッセージはSLSリストを含むことができ、SLSリストは少なくとも1つの通信アプリケーションの各々のSLSを含むことができる。例えば、SLSリストは、application_network_demand_list={SLS 1,SLS 2,SLS 3,...}であり得る。
通信アプリケーションはターゲット通信アプリケーションとして定義される。ターゲット通信アプリケーションのSLSは、ターゲット通信アプリケーションに関する情報を含むことができる。例えば、ターゲット通信アプリケーションに関する情報は、ターゲット通信アプリケーションの安全クラスを示すことができ、ターゲット通信アプリケーションの安全クラスとターゲット通信アプリケーションの識別子との間の対応関係を具体的に示すことができる。実装では、ターゲット通信アプリケーションの安全クラスは、ターゲット通信アプリケーションのSLS内の対応する情報要素の値を使用することにより表され得る。例えば、情報要素の値が1である場合、それは、ターゲット通信アプリケーションが安全クラス1に対応することを表す;または、情報要素の値が2である場合、それはターゲット通信アプリケーションが安全クラス2に対応することを表す。残りは、類推によって推測され得る。情報要素は、既存の情報要素であってもよいし、または新たに定義された情報要素であってもよい。これは限定されない。代替的に、ターゲット通信アプリケーションに関する情報は、ターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子を含むことができ、ターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子は、ターゲット通信アプリケーションの安全クラスを取得するためのものであってもよい。加えて、ターゲット通信アプリケーションのSLSは別のパラメータをさらに含んでもよい。詳細については、ステップSLSの関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
ネットワーク構成要求メッセージは単なる例示的なメッセージ名であり、ネットワーク構成要求メッセージは、任意の可能なメッセージ名、例えば、ネットワークスライス構成要求メッセージまたはスライス構成要求メッセージで代替的に置き換えられてもよいことが理解されよう。これは限定されない。加えて、ネットワーク構成要求メッセージは、任意の他の可能なメッセージで代替的に置き換えられてもよい。これは限定されない。
S1005:EGMFは、通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を判定する。
通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報は、通信アプリケーションに適用可能な需要情報であってもよく、通信アプリケーションと別の通信アプリケーションとの間のリソース分離共有関係を説明するためのものである。EGMFは、通信アプリケーションの安全クラスならびに論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーに基づいて、各通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を取得することができる。
ターゲット通信アプリケーションが、一例として使用される。EGMFは、ターゲット通信アプリケーションの安全クラスならびに論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーに基づいて、ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を取得することができる。ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報は、ターゲット通信アプリケーションが、第1の安全クラスセットに対応する通信アプリケーションとネットワークスライスインスタンスを共有することはできるが、第2の安全クラスセットに対応する通信アプリケーションとネットワークスライスインスタンスを共有することはできない;および/またはターゲット通信アプリケーションは、第3の安全クラスセットに対応する通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができるが、第4の安全クラスセットに対応する通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することはできないことを示すことができる。例えば、ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報は、ターゲット通信アプリケーションに関する情報を含むことができる。ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報は、第1の通信アプリケーションセットまたは第1の通信アプリケーションセットの特徴情報と、第2の通信アプリケーションセットまたは第2の通信アプリケーションセットの特徴情報;および/または第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報をさらに含むことができる。
第1の通信アプリケーションセットは、第1の安全クラスセットに対応する通信アプリケーションを示すことができる。第2の通信アプリケーションセットは、第2の安全クラスセットの通信アプリケーションに対応し得る。第3の通信アプリケーションセットは、第3の安全クラスセットに対応する通信アプリケーションを示すことができる。第4の通信アプリケーションセットは、第4の安全クラスセットに対応する通信アプリケーションを示すことができる。この場合、ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報は、ターゲット通信アプリケーションが、第1の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションとネットワークスライスインスタンスを共有することができるが、第2の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションとネットワークスライスインスタンスを共有することはできないこと;および/またはターゲット通信アプリケーションが、第3の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができるが、第4の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することはできないことを説明するためのものとして代替的に理解され得る。
代替的に、第1の通信アプリケーションセットの特徴情報は、第1の通信アプリケーションセットの特徴を説明するためのものである。例えば、第1の通信アプリケーションセットの特徴情報は、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有することができる通信アプリケーションの安全クラス、すなわち第1の安全クラスセットを含むことができ、またはネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有することができる通信アプリケーションのサービス特徴およびサービスタイプなどの情報を含むことができる。第2の通信アプリケーションセットの特徴情報は、第2の通信アプリケーションセットの特徴を説明するためのものであり、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有することができない通信アプリケーションの安全クラス、すなわち第2の安全クラスセットを含むことができ、またはネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有することができない通信アプリケーションのサービス特徴およびサービスタイプなどの情報を含むことができる。第3の通信アプリケーションセットの特徴情報は、第3の通信アプリケーションセットの特徴を説明するためのものである。例えば、第3の通信アプリケーションセットの特徴情報は、物理ネットワークリソースをターゲット通信アプリケーションと共有することができる通信アプリケーションの安全クラス、すなわち第3の安全クラスセットを含むことができ、または物理ネットワークリソースをターゲット通信アプリケーションと共有することができる通信アプリケーションのサービス特徴およびサービスタイプなどの情報を含むことができる。第4の通信アプリケーションセットの特徴情報は、第4の通信アプリケーションセットの特徴を説明するためのものである。例えば、第4の通信アプリケーションセットの特徴情報は、物理ネットワークリソースをターゲット通信アプリケーションと共有することができない通信アプリケーションの安全クラス、すなわち第4の安全クラスセットを含むことができ、または物理ネットワークリソースをターゲット通信アプリケーションと共有することができない通信アプリケーションのサービス特徴およびサービスタイプなどの情報を含むことができる。この場合、ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報は、ターゲット通信アプリケーションに対応する安全クラスは、第1の安全クラスセットとネットワークスライスインスタンスを共有することができるが、第2の安全クラスセットとネットワークスライスインスタンスを共有することはできないこと、および/またはターゲット通信アプリケーションに対応する安全クラスは、第3の安全クラスセットと物理ネットワークリソースを共有することができるが、第4の安全クラスセットと物理ネットワークリソースを共有することはできないことを説明するためのものとして代替的に理解され得る。
実施例1の使用を継続する。
第1の安全クラスセットリストは、Logical_safetyClass_List=[(クラス1,クラス2)(クラス3,クラス4,クラス5)]であり、第2の安全クラスセットリストは、Physical_safetyClass_List=[(クラス1,クラス2)(クラス3,クラス4)(クラス5)]であり、通信アプリケーションAはクラス3に対応し、通信アプリケーションAのリソース分離共有需要情報は、以下の表2に示され得る。
表2に示すように、通信アプリケーションAのリソース分離共有需要情報は、通信アプリケーションAが、クラス3、クラス4、およびクラス5に対応する通信アプリケーションとネットワークスライスインスタンスを共有することができるが、クラス1およびクラス2に対応する通信アプリケーションとネットワークスライスインスタンスを共有することはできないこと;および通信アプリケーションAは、クラス3およびクラス4に対応する通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することはできるが、クラス1、クラス2、およびクラス5に対応する通信アプリケーションとは物理ネットワークリソースを共有することはできないことを示すことができる。
すべての通信アプリケーションが判定されたときに、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有することができる通信アプリケーション(第1の通信アプリケーションセットまたは第1の通信アプリケーションセットの特徴情報)が判定された場合、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有することができない通信アプリケーション(第2の通信アプリケーションセットまたは第2の通信アプリケーションセットの特徴情報)がまた暗黙的に判定され得る、言い換えれば推定され得ることが理解されよう。ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有できない通信アプリケーション(第2の通信アプリケーションセットまたは第2の通信アプリケーションセットの特徴情報)が判定された場合、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有できる通信アプリケーション(第1の通信アプリケーションセットまたは第1の通信アプリケーションセットの特徴情報)も暗黙的に判定されてもよい。言い換えると、ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報がターゲット通信アプリケーションに関する情報を含むことに基づいて、ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報は、第1の通信アプリケーションセットまたは第1の通信アプリケーションセットの特徴情報のみをさらに含んでもよく、第2の通信アプリケーションセットまたは第2の通信アプリケーションセットの特徴情報のみをさらに含んでもよい。
同様に、すべての通信アプリケーションが判定されたときに、ターゲット通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができる通信アプリケーション(第3の通信アプリケーションセットまたは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報)が判定された場合、ターゲット通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができない通信アプリケーション(第4の通信アプリケーションセットまたは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報)も暗黙的に判定され、言い換えれば推定されてもよい。ターゲット通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができない通信アプリケーション(第4の通信アプリケーションセットまたは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報)が判定された場合、ターゲット通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができる通信アプリケーション(第3の通信アプリケーションセットまたは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報)も暗黙的に判定されてよい。言い換えると、ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報がターゲット通信アプリケーションに関する情報を含むことに基づいて、ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報は、第3の通信アプリケーションセットまたは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報のみをさらに含んでもよく、第4の通信アプリケーションセットまたは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報のみをさらに含んでもよい。
EGMFは、通信アプリケーションのSLSに基づいて各通信アプリケーションのサービスプロファイルを判定することができる。言い換えると、EGMFは、通信アプリケーションのSLSを通信アプリケーションのサービスプロファイルに変換することができる。通信アプリケーションのサービスプロファイルは、通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を含むことができる。
S1001~S1005の実装は単なるいくつかの例であり、限定を構成しないことが理解されよう。例えば、サードパーティエンティティは、ネットワーク構成要求メッセージをEGMFに送信し、ネットワーク構成要求メッセージは、各通信アプリケーションのSLSを含むことができ、通信アプリケーションのSLSは、通信アプリケーションの安全クラスおよび通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報をさらに含むことができる。この場合、S1001~S1003およびS1005は実行されなくてもよい。
S1006:EGMFは、ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージをNSMS提供エンティティに送信する。したがって、NSMS提供エンティティは、EGMFからネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージを受信する。
EGMFは、ネットワークスライスインスタンスを各通信アプリケーションに割り当てるようにNSMS提供エンティティに要求することができる。例えば、EGMFは、通信アプリケーションに対応するネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージをNSMS提供エンティティに送信することができる。各ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージは、ネットワークスライスインスタンスを対応する通信アプリケーションに割り当てるようにNSMS提供エンティティに要求するためのものであってもよい。
ターゲット通信アプリケーションが、一例として使用される。ターゲット通信アプリケーションに対応するネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージは、第1の要求情報を含み得る。第1の要求情報は、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるようにNSMS提供エンティティに要求するためのものであってもよい。第1の要求情報は、ターゲット通信アプリケーションのサービスプロファイルで搬送されてもよい。
任意選択的に、EGMFがリソース分離共有需要情報を取得した場合、EGMFは、リソース分離共有需要情報をNSMS提供エンティティにさらに送信することができる。リソース分離共有需要情報は、ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージ内で搬送されてもよく、または任意の他の可能なメッセージ内で搬送されてもよい。これは限定されない。
ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージは単なる例であり、限定を構成しないことが理解されよう。例えば、ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージは、任意の他の可能なメッセージ、例えば、ネットワークスライスインスタンス更新要求メッセージまたはネットワークスライスインスタンス構成要求メッセージで代替的に置き換えられてもよい。加えて、S1006の具体的な実装については、S601の関連説明も参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1007:NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスインスタンスを通信アプリケーションに割り当てる。
NSMS提供エンティティは、受信した各ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージに基づいて、対応するネットワークスライスインスタンスを、ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージに対応する通信アプリケーションに割り当てることができる。
ターゲット通信アプリケーションが、一例として使用される。NSMS提供エンティティは、第1の要求情報に基づいて、ターゲットネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てることができる。具体的には、NSMS提供エンティティは、既存のネットワークスライスインスタンスがあると判定したことに応答して、既存のネットワークスライスインスタンスをターゲットネットワークスライスインスタンスとして使用することができる。例えば、NSMS提供エンティティは、ターゲット通信アプリケーションのサービスプロファイル内のターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報、例えば、第1の通信アプリケーションセットもしくは第1の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第2の通信アプリケーションセットもしくは第2の通信アプリケーションセットの特徴情報;および第3の通信アプリケーションセットまたは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットまたは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報に基づいて、ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を満たす既存のネットワークスライスインスタンスが存在し、既存のネットワークスライスインスタンスをターゲットネットワークスライスインスタンスとして使用する、と判定することができる。既存のネットワークスライスインスタンスは、第1の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションに割り当てられているが、第2の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションには割り当てられていないネットワークスライスインスタンスである。代替的に、NSMS提供エンティティは、既存のネットワークスライスインスタンスがないと判定したことに応答して、新たに作成されたネットワークスライスインスタンスを、ターゲットネットワークスライスインスタンスとして、使用することができる。例えば、NSMS提供エンティティは、ターゲット通信アプリケーションのサービスプロファイル内のターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報に基づいて、ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を満たす既存のネットワークスライスインスタンスがないと判定することができる。このようにして、NSMS提供エンティティは、ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報に基づいて、ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を満たすためのネットワークスライスインスタンスを作成し、新たに作成されたネットワークスライスインスタンスを、ターゲットネットワークスライスインスタンスとして使用することができる。この場合、ターゲットネットワークスライスインスタンスは、ターゲット通信アプリケーションと第1の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第2の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない。
実施例1の使用を継続する。
通信アプリケーションAのリソース分離共有需要情報が上の表2に示される。NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスインスタンス1を通信アプリケーションAに割り当てることができる。この場合、ネットワークスライスインスタンス1は、クラス3、クラス4、およびクラス5に対応する通信アプリケーション間で共有され得るが、クラス1およびクラス2に対応する通信アプリケーション間で共有され得ない。
S1008:NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージをNSSMS提供エンティティに送信する。したがって、NSSMS提供エンティティは、NSMS提供エンティティからネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージを受信する。
各ネットワークスライスインスタンスは、ネットワークスライスサブネットインスタンスを含み得る。NSMS提供エンティティがネットワークスライスインスタンスを各通信アプリケーションに割り当てるとき、NSMS提供エンティティは、各通信アプリケーションに対応するNSSMS提供エンティティに、ネットワークスライスサブネットインスタンスを通信アプリケーションに割り当てるようにさらに要求することができる。例えば、NSMS提供エンティティは、対応するネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージを通信アプリケーションに対応するNSSMS提供エンティティに送信することができる。各ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージは、ネットワークスライスサブネットインスタンスを対応する通信アプリケーションに割り当てるようにNSSMS提供エンティティに要求するためのものであってもよい。
ターゲット通信アプリケーションが、一例として使用される。ターゲット通信アプリケーションに対応するネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージは、第2の要求情報を含んでもよく、第2の要求情報は、ネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるようにNSSMS提供エンティティに要求するためのものであってもよい。第2の要求情報は、ターゲット通信アプリケーションのスライスサブネットプロファイルで搬送されてもよい。ターゲット通信アプリケーションのスライスサブネットプロファイルは、ターゲット通信アプリケーションの物理リソース分離共有需要情報を含むことができる。
ターゲット通信アプリケーションのスライスサブネットプロファイルは、ターゲット通信アプリケーションのサービスプロファイルに基づいて判定されてもよい。
ターゲット通信アプリケーションの物理リソース分離共有需要情報は、ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報に基づいて判定されてもよい。例えば、ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報は、ターゲット通信アプリケーションが、第3の安全クラスセットに対応する通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができるが、第4の安全クラスセットに対応する通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができないことを示すことができる。ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報は、ターゲット通信アプリケーション、第3の通信アプリケーションセット、および第4の通信アプリケーションセットに関する情報を含むことができる。
実施例1の使用を継続する。
通信アプリケーションAのリソース分離共有需要情報が上の表2に示されている場合、NSMS提供エンティティは、通信アプリケーションAのリソース分離共有需要情報に基づいて通信アプリケーションAの物理リソース分離共有需要情報を判定することができる。詳細は以下の表3に示され得る。
表3に示すように、通信アプリケーションAの物理リソース分離共有需要情報は、通信アプリケーションAが、クラス3およびクラス4に対応する通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することはできるが、クラス1、クラス2、およびクラス5に対応する通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することはできないことを示すことができる。
任意選択的に、NSMS提供エンティティが物理分離実装情報を取得した場合、NSMS提供エンティティは、物理分離実装情報をNSSMS提供エンティティにさらに送信することができる。物理分離実装情報は、ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージで搬送されてもよく、または任意の他の可能なメッセージで搬送されてもよい。これは限定されない。
ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージは単なる例であり、限定を構成しないことが理解されよう。例えば、ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージは、任意の他の可能なメッセージ、例えば、ネットワークスライスサブネットインスタンス更新要求メッセージ、ネットワークスライスサブネットインスタンス構成要求メッセージ、またはネットワークスライスサブネットインスタンス変更要求メッセージで代替的に置き換えられてもよい。
1つのネットワークスライスインスタンスは、複数のネットワークスライスサブネットインスタンスを含み得ることがさらに理解されよう。したがって、S1008は、各ネットワークスライスサブネットインスタンスに実行されてもよい、すなわち、複数回実行されてもよい。
加えて、S1008の前述の実装は単なるいくつかの例であり、限定を構成するものではない。例えば、ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージはまた、物理リソース管理ポリシーを含んでもよく、NSSMS提供エンティティは、物理リソース管理ポリシーに基づいてターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を判定する。
S1009:NSSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンスを通信アプリケーションに割り当てる。
NSMS提供エンティティは、受信した各ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージに基づいて、対応するネットワークスライスサブネットインスタンスを、ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージに対応する通信アプリケーションに割り当てることができる。
ターゲット通信アプリケーションが、一例として使用される。NSSMS提供エンティティは、第2の要求情報に基づいて、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てることができる。具体的には、NSSMS提供エンティティは、既存のネットワークスライスサブネットインスタンスがあると判定したことに応答して、既存のネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスとして使用することができる。例えば、NSSMS提供エンティティは、ターゲット通信アプリケーションのスライスサブネット内のターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報、例えば第3の通信アプリケーションセットまたは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットまたは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報に基づいて、ターゲット通信アプリケーションの物理リソース分離共有需要情報を満たす既存のネットワークスライスサブネットインスタンスが存在し、既存のネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスとして使用する、と判定することができる。既存のネットワークスライスサブネットインスタンスは、第3の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションに割り当てられているが、第4の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションには割り当てられていないネットワークスライスインスタンスである。代替的には、NSSMS提供エンティティは、既存のネットワークスライスサブネットインスタンスがないと判定したことに応答して、新たに作成されたネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスとして使用することができる。例えば、NSSMS提供エンティティは、ターゲット通信アプリケーションのスライスサブネットプロファイル内のターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報に基づいて、ターゲット通信アプリケーションの物理リソース分離共有需要情報を満たす既存のネットワークスライスサブネットインスタンスがないと判定することができる。このようにして、NSSMS提供エンティティは、ターゲット通信アプリケーションの物理リソース分離共有需要情報を満たすためのネットワークスライスサブネットインスタンスを作成し、新たに作成されたネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスとして使用することができる。この場合、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスは、ターゲット通信アプリケーションと第3の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第4の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない。
実施例1の使用を継続する。
通信アプリケーションAの物理リソース分離共有需要情報は、上の表3に示されている。NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンス1を通信アプリケーションAに割り当てることができる。この場合、ネットワークスライスサブネットインスタンス1に関連付けられた物理ネットワークリソースは、クラス3およびクラス4に対応する通信アプリケーション間で共有され得るが、クラス3およびクラス4に対応する通信アプリケーションと、クラス1、クラス2、およびクラス5に対応する通信アプリケーションとの間で共有され得ない。
任意選択的に、NSSMS提供エンティティが物理分離実装情報を取得すると、NSSMS提供エンティティは、物理分離実装情報によって示される方式で各ネットワークスライスインスタンスにネットワークスライスサブネットインスタンスをさらに割り当てることができる。代替的に、NSSMS提供エンティティが物理分離実装情報を取得しない場合、NSSMS提供エンティティは、デフォルトの方式でネットワークスライスサブネットインスタンスを各ネットワークスライスインスタンスに割り当てることができる。例えば、ネットワークスライスサブネットインスタンスは、デフォルトで異なる期間に物理ネットワークリソースを使用して実装されるか、またはネットワークスライスサブネットインスタンスは、デフォルトで異なる物理ネットワークリソースを使用して実装される。
S1010:NSSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て応答メッセージをNSMS提供エンティティに送信する。したがって、NSSMS提供エンティティは、NSMS提供エンティティからネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て応答メッセージを受信する。
NSSMS提供エンティティは、受信した各ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージについて、対応するネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て応答メッセージをNSMS提供エンティティに返すことができる。ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て応答メッセージは、ネットワークスライスサブネットインスタンスの割り当てが完了されたことを示すために、ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージが割り当てることを要求するためのものであるネットワークスライスサブネットインスタンスに関する情報を含み得る。ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスが一例として使用される。ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関する情報は、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスの識別子であり得る。
ネットワークスライスインスタンスを割り当てることは、ネットワークスライスインスタンスにネットワークスライスサブネットインスタンスを割り当てることも含むため、S1007は、S1008~S1010を含むと代替的に理解され得ることが理解されよう。
S1011:NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスインスタンス割り当て応答メッセージをEGMFに送信する。したがって、EGMFは、NSMS提供エンティティからネットワークスライスインスタンス割り当て応答メッセージを受信する。
NSMS提供エンティティによって割り当てられた各ネットワークスライスインスタンスについて、NSMS提供エンティティが、ネットワークスライスインスタンス内のネットワークスライスサブネットインスタンスの割り当てが完了したと判定された場合、NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスインスタンスに対応するネットワークスライスインスタンス割り当て応答メッセージをEGMFに送信し、ネットワークスライスインスタンス割り当て応答メッセージは、ネットワークスライスインスタンスの割り当てが完了されたことを示すために、ネットワークスライスインスタンスに関する情報を含み得る。ターゲットネットワークスライスインスタンスが一例として使用される。ターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報は、ターゲットネットワークスライスインスタンスの識別子であり得る。
S1012:EGMFは、ネットワーク構成応答メッセージをサードパーティエンティティに送信する。したがって、サードパーティエンティティは、EGMFからネットワーク構成応答メッセージを受信する。
ネットワーク構成応答メッセージは、ネットワーク構成要求メッセージに応答するためのものであり得、少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスに関する情報、例えば、少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスの各々の識別子を含む。少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスは、NSMS提供エンティティによって少なくとも1つの通信アプリケーションに割り当てられたネットワークスライスインスタンスである。
さらに、S1011およびS1012の具体的な実装については、S606の関連説明も参照されたい。詳細は再度説明されない。
シナリオ1では、サードパーティエンティティはCAPIFに代替的に置き換えられてもよいことが理解されよう。これは限定されない。加えて、シナリオ1では、EGMFは、共通アプリケーションの1つのグループ、言い換えれば、1つの共通アプリケーションセットと同じリソース分離共有需要情報を有する共通アプリケーションを代替的に判定することができる。このようにして、EGMFは、各共通アプリケーションセットの粒度で、ネットワークスライスインスタンスを共通アプリケーションセットに割り当てるようにNSMS提供エンティティに要求することができ、NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンスを共通アプリケーションセットに割り当てるようにNSSMS提供エンティティに要求することができる。具体的な原理は、前述の原理と同様である。理解のために、前述の原理を参照されたい。詳細は再度説明されない。
シナリオ2:
図11A、図11B、および図11Cは、本出願の実施形態によるネットワークリソース管理方法の概略的なフローチャート2である。シナリオ2は、サードパーティエンティティと、EGMFと、CAPIFと、NSMS提供エンティティと、NSSMS提供エンティティとの間の対話を含む。例えば、EGMFおよびCAPIFを介して、サードパーティエンティティは、通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報をNSMS提供エンティティに提供し、ネットワークスライスインスタンスを通信アプリケーションに割り当てるようにNSMS提供エンティティに要求することができる。通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報は、例えば、通信アプリケーションがリソースを共有可能な通信アプリケーションと、通信アプリケーションがリソースを共有不可能な通信アプリケーションとを示す。このようにして、NSMS提供エンティティは、通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を満たすネットワークスライスインスタンスを通信アプリケーションに割り当てることができる。
具体的には、図11A、図11B、および図11Cに示すように、ネットワークリソース管理方法の手順は以下の通りである。
S1101:サードパーティエンティティは、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージをCAPIFに送信する。したがって、CAPIFは、サードパーティエンティティから、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージを受信する。
ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージの具体的な実装については、S1001の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。任意選択的に、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージは、物理分離実装情報をさらに含んでもよい。具体的な実装については、S1001の関連説明も参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1102:CAPIFはポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージをEGMFに送信する。したがって、EGMFは、CAPIFから、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージを受信する。
ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージを受信した後、CAPIFは、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージがEGMFに送信されるメッセージであると判定し、例えば、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージの宛先アドレスがEGMFのアドレスであると判定する。この場合、CAPIFはポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージをEGMFに転送することができる。
S1103:EGMFは、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを格納する。
S1103の具体的な実装については、S1002の関連説明も参照されたい。詳細は再度説明されない。また、S1103は任意のステップである。例えば、EGMFは、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを代替的に格納しなくてもよい。
S1104:EGMFは、ポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージをCAPIFに送信する。したがって、CAPIFは、EGMFからポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージを受信する。
ポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージの具体的な実装については、S1003の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1105:CAPIFは、ポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージをサードパーティエンティティに送信する。したがって、サードパーティエンティティは、CAPIFからポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージを受信する。
ポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージを受信した後、CAPIFは、ポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージがサードパーティエンティティに送信されるメッセージであると判定し、例えば、ポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージの宛先アドレスがサードパーティエンティティのアドレスであると判定する。この場合、CAPIFは、ポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージをサードパーティエンティティに転送することができる。
S1106:サードパーティエンティティは、ネットワーク構成要求メッセージをCAPIFに送信する。したがって、CAPIFは、サードパーティエンティティからネットワーク構成要求メッセージを受信する。
ネットワーク構成要求メッセージの具体的な実装については、S1004の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1107:CAPIFはネットワーク構成要求メッセージをEGMFに送信する。したがって、EGMFは、CAPIFからネットワーク構成要求メッセージを受信する。
ネットワーク構成要求メッセージを受信した後で、CAPIFは、ネットワーク構成要求メッセージがEGMFに送信されるべきメッセージであると判定する。例えば、ネットワーク構成要求メッセージの宛先アドレスがEGMFのアドレスであると判定する。この場合、CAPIFはネットワーク構成要求メッセージをEGMFに転送することができる。
S1108:EGMFは、通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を判定する。
S1109:EGMFは、ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージをNSMS提供エンティティに送信する。したがって、NSMS提供エンティティは、EGMFからネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージを受信する。
S1110:NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスインスタンスを通信アプリケーションに割り当てる。
S1111:NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージをNSSMS提供エンティティに送信する。したがって、NSSMS提供エンティティは、NSMS提供エンティティからネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージを受信する。
S1112:NSSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンスを通信アプリケーションに割り当てる。
S1113:NSSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て応答メッセージをNSMS提供エンティティに送信する。したがって、NSSMS提供エンティティは、NSMS提供エンティティからネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て応答メッセージを受信する。
S1114:NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスインスタンス割り当て応答メッセージをEGMFに送信する。したがって、EGMFは、NSMS提供エンティティからネットワークスライスインスタンス割り当て応答メッセージを受信する。
S1108~S1114の具体的な実装については、S1004~S1011の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1115:EGMFはネットワーク構成応答メッセージをCAPIFに送信する。したがって、CAPIFはEGMFからネットワーク構成応答メッセージを受信する。
ネットワーク構成応答メッセージの具体的な実装については、S1012の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1116:CAPIFはネットワーク構成応答メッセージをサードパーティエンティティに送信する。したがって、サードパーティエンティティは、CAPIFからネットワーク構成応答メッセージを受信する。
ネットワーク構成応答メッセージを受信した後で、CAPIFは、ネットワーク構成応答メッセージがサードパーティエンティティに送信されるべきメッセージであると判定し、例えば、ネットワーク構成応答メッセージの宛先アドレスがサードパーティエンティティのアドレスであると判定する。この場合、CAPIFは、サードパーティエンティティにネットワーク構成応答メッセージを転送することができる。
シナリオ2では、EGMFとCAPIFの位置、言い換えれば機能が代替的に交換されてもよいことが理解されよう。これは限定されない。
シナリオ3:
図12は、本出願の実施形態によるネットワークリソース管理方法の概略的なフローチャート3である。シナリオ3は、サードパーティエンティティと、NSMS提供エンティティと、NSSMS提供エンティティとの間の対話を含む。例えば、サードパーティエンティティは、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシー(共通ポリシー)をNSMS提供エンティティに送信し、ネットワークスライスインスタンスを通信アプリケーションに割り当てるようにNSMS提供エンティティに要求することができる。NSMS提供エンティティは、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーに基づいて、通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報(サービスポリシー)を判定することができる。このようにして、NSMS提供エンティティは、通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を満たすネットワークスライスインスタンスを通信アプリケーションに割り当てることができる。
具体的には、図12に示すように、ネットワークリソース管理方法の手順は以下の通りである。
S1201:サードパーティエンティティは、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージをNSMS提供エンティティに送信する。したがって、NSMS提供エンティティは、サードパーティエンティティから、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージを受信する。
ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージは、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを含み得る。具体的な実装については、S1001の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。任意選択的に、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージは、物理分離実装情報をさらに含んでもよい。具体的な実装については、S1001の関連説明も参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1202:NSMS提供エンティティは、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを格納する。
NSMS提供エンティティが論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを格納する具体的な実装は、EGMFが論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを格納するものと同様である。S1002の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。また、S1202は任意のステップである。例えば、NSMS提供エンティティは、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを代替的に格納しなくてもよい。
S1203:NSMS提供エンティティは、ポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージをサードパーティエンティティに送信する。したがって、サードパーティエンティティは、NSMS提供エンティティからポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージを受信する。
S1203の具体的な実装については、S1003の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1204:サードパーティエンティティは、ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージをNSMS提供エンティティに送信する。したがって、NSMS提供エンティティは、サードパーティエンティティからネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージを受信する。
サードパーティエンティティは、ネットワークスライスインスタンスを各通信アプリケーションに割り当てるようにNSMS提供エンティティに要求することができる。言い換えると、サードパーティエンティティは、通信アプリケーションに対応するネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージをNSMS提供エンティティに送信することができる。各ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージは、ネットワークスライスインスタンスを対応する通信アプリケーションに割り当てるようにNSMS提供エンティティに要求するためのものであってもよい。
ターゲット通信アプリケーションが、一例として使用される。ターゲット通信アプリケーションに対応するネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージは、第1の要求情報を含んでもよく、第1の要求情報は、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるようにNSMS提供エンティティに要求するためのものであってもよい。第1の要求情報は、ターゲット通信アプリケーションのSLSを含み得る。ターゲット通信アプリケーションのSLSは、ターゲット通信アプリケーションに関する情報、例えば、ターゲット通信アプリケーションの安全クラスを含み得る。
S1205:NSMS提供エンティティは、通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を判定する。
NSMS提供エンティティが通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を判定する具体的な実装は、EGMFが通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を判定するものと同様である。S1005の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1201~S1205は可能な実装であり、限定を構成しないことが理解されよう。例えば、サードパーティエンティティは、各通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を代替的に判定し得る。次いで、サードパーティエンティティは、S1204を介して通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報をNSMS提供エンティティに送信することができる。この場合、S1201~S1203およびS1205は実行されなくてもよい。
S1206:NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスインスタンスを通信アプリケーションに割り当てる。
S1207:NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージをNSSMS提供エンティティに送信する。したがって、NSSMS提供エンティティは、NSMS提供エンティティからネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージを受信する。
S1208:NSSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンスを通信アプリケーションに割り当てる。
S1209:NSSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て応答メッセージをNSMS提供エンティティに送信する。したがって、NSSMS提供エンティティは、NSMS提供エンティティからネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て応答メッセージを受信する。
S1206~S1209の具体的な実装については、S1007~S1010の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1210:NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスインスタンス割り当て応答メッセージをサードパーティエンティティに送信する。したがって、サードパーティエンティティは、NSMS提供エンティティからネットワークスライスインスタンス割り当て応答メッセージを受信する。
ネットワークスライスインスタンス割り当て応答メッセージで搬送される内容は、S1012のネットワーク構成応答メッセージで搬送される内容と同様である。理解のために、ネットワーク構成応答メッセージを参照されたい。詳細は再度説明されない。
シナリオ4:
図13Aおよび図13Bは、本出願の実施形態によるネットワークリソース管理方法の概略的なフローチャート4である。シナリオ4は、サードパーティエンティティと、EGMFと、NSMS提供エンティティと、NSSMS提供エンティティとの間の対話を含む。EGMFを介して、サードパーティエンティティは、通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報をNSMS提供エンティティに提供し、ネットワークスライスインスタンスを通信アプリケーションに割り当てるようにNSMS提供エンティティに要求することができる。通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報は、例えば、通信アプリケーションがリソースを共有可能な通信アプリケーションと、通信アプリケーションがリソースを共有不可能な通信アプリケーションとを示す。このようにして、NSMS提供エンティティは、通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を満たすネットワークスライスインスタンスを通信アプリケーションに割り当てることができる。加えて、シナリオ4とシナリオ1との違いは、シナリオ1における通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報が安全クラスを使用することにより表され、シナリオ4における通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報が通信アプリケーションのアプリケーション識別子を使用することにより表されることにある。
具体的には、図13Aおよび図13Bに示すように、ネットワークリソース管理方法の手順は以下の通りである。
S1301:サードパーティエンティティは、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージをEGMFに送信する。したがって、EGMFは、サードパーティエンティティから、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージを受信する。
ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージは、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを含み得る。
論理リソース管理ポリシーは、ネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができる複数の通信アプリケーション(論理ネットワークリソース共有)および/またはネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができない複数の通信アプリケーション(論理ネットワークリソース分離)を説明するためのものであり得る。通信アプリケーションについては、前述の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。通信アプリケーションに関する情報は、異なる通信アプリケーションを区別するためのものであってもよい。例えば、通信アプリケーションに関する情報は、通信アプリケーションのアプリケーション識別子であってもよい。アプリケーション識別子は、サービス、例えばアプリケーション特徴とサービスタイプとを区別するためのものであり得る他の情報で代替的に置き換えられてもよい。すなわち、異なるサービスは、例えばガスメータ読取り、水道メータ読取り、および電気メータ読取りなどのメータ読取りサービス、自転車シェアリング、およびカーシェアリングなどの車両のインターネットサービス、スマートホーム、およびスマートオフィスなどのモノのインターネットサービス、またはホームセキュリティ、およびコミュニティセキュリティなどのセキュリティサービスといった、異なる種類のサービスであってもよい。
これに基づいて、論理リソース管理ポリシーは、ネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションに対応するアプリケーション識別子、および/またはネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションに対応するアプリケーション識別子を含み得る。例えば、論理リソース管理ポリシーは、第1の安全クラスセットリストを含み得、第1の安全クラスセットリストは、複数のアプリケーション識別子を含み得る。この場合、論理リソース管理ポリシーは、第1のアプリケーション識別子セットリスト内の同じアプリケーション識別子セットに属する任意の2つのアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有できること、および第1のアプリケーション識別子セットリスト内の異なるアプリケーション識別子セットに属する任意の2つのアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有できないことを示すことができる。
実施例2:
第1のアプリケーション識別子セットリストは、Logical_serviceID_List=[(ID 1,ID 2)(ID 3,ID 4,ID 5)]であり、「ID 1」は、「通信アプリケーション1のアプリケーション識別子」を表すことができ、以下同様である。論理リソース管理ポリシーは、同じブラケットに属するアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有できること、および異なるブラケットに属するアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有できることを示すことができる。すなわち、通信アプリケーション1と通信アプリケーション2とは、ネットワークスライスインスタンスを共有することができ;通信アプリケーション3、通信アプリケーション4、および通信アプリケーション5のうちの任意の2つは、ネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができ;通信アプリケーション1および通信アプリケーション2のいずれも、通信アプリケーション3、通信アプリケーション4、および通信アプリケーション5のいずれともネットワークスライスインスタンスを共有することができない。
物理リソース管理ポリシーは、物理ネットワークリソースを互いに共有することができる複数の通信アプリケーション、および/または物理ネットワークリソースを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションを説明するためのものであり得る。通信アプリケーションに関する情報は、通信アプリケーションのアプリケーション特徴、例えばアプリケーション識別子であってもよい。詳細について、前述の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
これに基づいて、物理リソース管理ポリシーは、物理ネットワークリソースを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションに対応するアプリケーション識別子、および/または物理ネットワークリソースを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションに対応するアプリケーション識別子を含み得る。例えば、物理リソース管理ポリシーは、第2のアプリケーション識別子セットリストを含むことができ、第2の安全クラスセットリストはまた、複数のアプリケーション識別子を含むことができる。この場合、物理リソース管理ポリシーは、第2のアプリケーション識別子セットリスト内の同じアプリケーション識別子セットに属する任意の2つのアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有できること、および第2のアプリケーション識別子セットリスト内の異なるアプリケーション識別子セットに属する任意の2つのアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有できないことを示すことができる。
実施例2の使用を継続する。
第2のアプリケーション識別子セットリストは、Physical_serviceID_List=[(ID 1,ID 2)(ID 3,ID 4)(ID 5)]であり、「ID 1」は、「通信アプリケーション1のアプリケーション識別子」を表すことができ、以下同様である。物理リソース管理ポリシーは、同じブラケットに属するアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションが物理ネットワークリソースを互いに共有できること、および異なるブラケットに属するアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションが物理ネットワークリソースを互いに共有できることを示すことができる。すなわち、通信アプリケーション1および通信アプリケーション2は、物理ネットワークリソースを互いに共有することができ;通信アプリケーション3および通信アプリケーション4は、物理ネットワークリソースを互いに共有することができ;通信アプリケーション1および通信アプリケーション2のいずれか、通信アプリケーション3および通信アプリケーション4のいずれか、ならびに通信アプリケーション5は、物理ネットワークリソースを互いに共有することができない。
任意選択的に、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージは、物理分離実装情報をさらに含んでもよい。詳細については、S1001における関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
サードパーティエンティティがEGMFにポリシー構成要求メッセージを送信するかポリシー更新要求メッセージを送信するかは、サードパーティエンティティのポリシー送信目標に依存し得ることが理解されよう。詳細については、S1001における関連説明も参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1302:EGMFは、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを格納する。
S1303:EGMFは、ポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージをサードパーティエンティティに送信する。したがって、サードパーティエンティティは、EGMFからポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージを受信する。
S1302およびS1303の具体的な実装については、S1002およびS1003の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1304:サードパーティエンティティは、ネットワーク構成要求メッセージをEGMFに送信する。したがって、EGMFは、サードパーティエンティティからネットワーク構成要求メッセージを受信する。
ネットワーク構成要求メッセージは、少なくとも1つの通信アプリケーションのためにネットワークを構成するように要求するためのものであり得る。ネットワーク構成要求メッセージはSLSリストを含むことができ、SLSリストは少なくとも1つの通信アプリケーションの各々のSLSを含むことができる。例えば、SLSリストは、application_network_demand_list={SLS 1,SLS 2,SLS 3,...}であり得る。
通信アプリケーションはターゲット通信アプリケーションとして定義される。ターゲット通信アプリケーションのSLSは、ターゲット通信アプリケーションに関する情報を含むことができる。例えば、ターゲット通信アプリケーションに関する情報は、ターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子を含むことができる。ターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子は、SLS内の既存の情報要素を使用することにより表されてもよく、または新しく定義された情報要素を使用することにより表されてもよい。これは限定されない。加えて、ターゲット通信アプリケーションのSLSは別のパラメータをさらに含んでもよい。詳細については、ステップSLSの関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
加えて、S1304の具体的な実装については、S1004の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1305:EGMFは、通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を判定する。
EGMFは、通信アプリケーションのアプリケーション識別子ならびに論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーに基づいて、各通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を判定することができる。
ターゲット通信アプリケーションが、一例として使用される。EGMFは、ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を判定することができる。ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報は、ターゲット通信アプリケーションが、第1のアプリケーション識別子セットに属するアプリケーション識別子によって識別される通信アプリケーションとネットワークスライスインスタンスを共有することはできるが、第2のアプリケーション識別子セットに属するアプリケーション識別子によって識別される通信アプリケーションとネットワークスライスインスタンスを共有することはできないこと;および/またはターゲット通信アプリケーションは、第3のアプリケーション識別子セットに属するアプリケーション識別子によって識別される通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができるが、第4のアプリケーション識別子セットに属するアプリケーション識別子によって識別される通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することはできないことを示すことができる。例えば、ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報は、ターゲット通信アプリケーションに関する情報を含むことができる。ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報は、第1の通信アプリケーションセットまたは第1の通信アプリケーションセットの特徴情報と、第2の通信アプリケーションセットまたは第2の通信アプリケーションセットの特徴情報;および/または第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報をさらに含むことができる。
第1の通信アプリケーションセットは、第1のアプリケーション識別子セットに属するアプリケーション識別子によって識別される通信アプリケーションを示し得る。第2の通信アプリケーションセットは、第2のアプリケーション識別子セットに属するアプリケーション識別子によって識別される通信アプリケーションを示し得る。第3の通信アプリケーションセットは、第3のアプリケーション識別子セットに属するアプリケーション識別子によって識別される通信アプリケーションを示し得る。第4の通信アプリケーションセットは、第4のアプリケーション識別子セットに属するアプリケーション識別子によって識別される通信アプリケーションを示し得る。この場合、ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報は、ターゲット通信アプリケーションが、第1の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションとネットワークスライスインスタンスを共有することができるが、第2の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションとネットワークスライスインスタンスを共有することはできないこと;および/またはターゲット通信アプリケーションが、第3の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができるが、第4の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することはできないことを示すためのものとして代替的に理解され得る。
代替的に、第1の通信アプリケーションセットの特徴情報は、第1の通信アプリケーションセットの特徴を説明するためのものであり、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有することができる通信アプリケーションのアプリケーション特徴、すなわち第1のアプリケーション特徴セットを含むことができ、またはネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有することができる通信アプリケーションのサービスタイプなどの情報を含むことができる。第2の通信アプリケーションセットの特徴情報は、第2の通信アプリケーションセットの特徴を説明するためのものであり、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有することができない通信アプリケーションのアプリケーション特徴、すなわち第2のアプリケーション特徴セットを含むことができ、またはネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有することができない通信アプリケーションのサービスタイプなどの情報を含むことができる。第3の通信アプリケーションセットの特徴情報は、第3の通信アプリケーションセットの特徴を説明するためのものであり、物理ネットワークリソースをターゲット通信アプリケーションと共有することができる通信アプリケーションのアプリケーション特徴、すなわち第3のアプリケーション特徴セットを含むことができ、または物理ネットワークリソースをターゲット通信アプリケーションと共有することができる通信アプリケーションのサービスタイプなどの情報を含むことができる。第4の通信アプリケーションセットの特徴情報は、第4の通信アプリケーションセットの特徴を説明するためのものであり、物理ネットワークリソースをターゲット通信アプリケーションと共有することができない通信アプリケーションのアプリケーション特徴、すなわち第4のアプリケーション特徴セットを含むことができ、または物理ネットワークリソースをターゲット通信アプリケーションと共有することができない通信アプリケーションのサービスタイプなどの情報を含むことができる。この場合、ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報は、ターゲット通信アプリケーションのアプリケーション特徴が、ネットワークスライスインスタンスを第1のアプリケーション特徴セットと共有することができるが、ネットワークスライスインスタンスを第2のアプリケーション特徴セットと共有することはできないこと;および/またはターゲット通信アプリケーションのアプリケーション特徴が、物理ネットワークリソースを第3のアプリケーション特徴セットと共有することができるが、物理ネットワークリソースを第4のアプリケーション特徴セットと共有することはできないことを説明するためのものとして、代替的に理解され得る。
実施例2の使用を継続する。
第1のアプリケーション識別子セットリストは、Logical_serviceID_List=[(ID 1,ID 2)(ID 3,ID 4,ID 5)]であり、第2のアプリケーション識別子セットリストは、Physical_serviceID_List=[(ID 1,ID 2)(ID 3,ID 4)(ID 5)]である。通信アプリケーション3のリソース分離共有需要情報は、以下の表4に示され得る。
表4に示すように、通信アプリケーション3のリソース分離共有需要情報は、通信アプリケーション3がネットワークスライスインスタンスを通信アプリケーション4および通信アプリケーション5と共有することはできるが、ネットワークスライスインスタンスを通信アプリケーション1および通信アプリケーション2と共有することはできないこと;および通信アプリケーション1は、通信アプリケーション4と物理ネットワークリソースを共有することはできるが、通信アプリケーション1、通信アプリケーション2、および通信アプリケーション5と物理ネットワークリソースを共有することはできないことを示すことができる。
EGMFは、通信アプリケーションのSLSに基づいて各通信アプリケーションのサービスプロファイルを判定することができる。言い換えると、EGMFは、通信アプリケーションのSLSを通信アプリケーションのサービスプロファイルに変換することができる。通信アプリケーションのサービスプロファイルは、通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報をさらに含むことができる。
加えて、S1305の具体的な実装については、S1005の関連説明も参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1306:EGMFは、ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージをNSMS提供エンティティに送信する。したがって、NSMSは、ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージをEGMF提供エンティティに送信する。
S1307:NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスインスタンスを通信アプリケーションに割り当てる。
S1306およびS1307の具体的な実装については、S1006およびS1007の関連説明も参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1308:NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージをNSSMS提供エンティティに送信する。したがって、NSSMS提供エンティティは、NSMS提供エンティティからネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージを受信する。
各ネットワークスライスインスタンスは、ネットワークスライスサブネットインスタンスを含み得る。NSSMS提供エンティティは、対応するネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージを各通信アプリケーションに対応するNSSMS提供エンティティに送信することができる。各ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージは、ネットワークスライスサブネットインスタンスを対応する通信アプリケーションに割り当てるようにNSSMS提供エンティティに要求するためのものであってもよい。
ターゲット通信アプリケーションが、一例として使用される。ターゲット通信アプリケーションに対応するネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージは、第2の要求情報を含み得る。第2の要求情報の具体的な実装は、S1008の関連説明と同様である。理解のために、関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。しかしながら、S1008における第2の要求情報と関連説明との違いは、第2の要求情報内のターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報が、ターゲット通信アプリケーションは、第3のアプリケーション識別子セットに属するアプリケーション識別子によって識別される通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができるが、第4のアプリケーション識別子セットに属するアプリケーション識別子によって識別される通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができないことを示すことができることにある。
実施例2の使用を継続する。
通信アプリケーション3のリソース分離共有需要情報が上の表4に示されている場合、NSMS提供エンティティは、通信アプリケーション3のリソース分離共有需要情報に基づいて通信アプリケーション3の物理リソース分離共有需要情報を判定することができる。詳細は以下の表5に示され得る。
表5に示すように、通信アプリケーション3の物理リソース分離共有需要情報は、通信アプリケーション3が通信アプリケーション4と物理ネットワークリソースを共有することはできるが、通信アプリケーション1、通信アプリケーション2、および通信アプリケーション5と物理ネットワークリソースを共有することはできないことを示すことができる。
加えて、S1308の具体的な実装については、S1008の関連説明も参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1309:NSSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンスを通信アプリケーションに割り当てる。
S1310:NSSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て応答メッセージをNSMS提供エンティティに送信する。したがって、NSSMS提供エンティティは、NSMS提供エンティティからネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て応答メッセージを受信する。
S1311:NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスインスタンス割り当て応答メッセージをEGMFに送信する。したがって、EGMFは、NSMS提供エンティティからネットワークスライスインスタンス割り当て応答メッセージを受信する。
S1312:EGMFは、ネットワーク構成応答メッセージをサードパーティエンティティに送信する。したがって、サードパーティエンティティは、EGMFからネットワーク構成応答メッセージを受信する。
S1309~S1312の具体的な実装については、S1009~S1012の関連説明も参照されたい。詳細は再度説明されない。
シナリオ4では、サードパーティエンティティはCAPIFに、代替的に置き換えられてもよいことが理解されよう。これは限定されない。加えて、シナリオ4では、EGMFは、共通アプリケーションの1つのグループ、言い換えれば、1つの共通アプリケーションセットと同じリソース分離共有需要情報を有する共通アプリケーションを代替的に判定することができる。このようにして、EGMFは、各共通アプリケーションセットの粒度で、ネットワークスライスインスタンスを共通アプリケーションセットに割り当てるようにNSMS提供エンティティに要求することができ、NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンスを共通アプリケーションセットに割り当てるようにNSSMS提供エンティティに要求することができる。具体的な原理は、前述の原理と同様である。理解のために、前述の原理を参照されたい。詳細は再度説明されない。
シナリオ5:
図14A、図14B、および図14Cは、本出願の実施形態によるネットワークリソース管理方法の概略的なフローチャート5である。シナリオ5は、サードパーティエンティティと、EGMFと、CAPIFと、NSMS提供エンティティと、NSSMS提供エンティティとの間の対話を含む。シナリオ4と同様に、シナリオ5における通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報は、通信アプリケーションのアプリケーション識別子を使用することにより表され得る。シナリオ5では、EGMFおよびCAPIFを介して、サードパーティエンティティは、通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報をNSMS提供エンティティに提供し、ネットワークスライスインスタンスを通信アプリケーションに割り当てるようにNSMS提供エンティティに要求することができる。通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報は、例えば、通信アプリケーションがリソースを共有可能な通信アプリケーションと、通信アプリケーションがリソースを共有不可能な通信アプリケーションとを示す。このようにして、NSMS提供エンティティは、通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を満たすネットワークスライスインスタンスを通信アプリケーションに割り当てることができる。
具体的には、図14A、図14B、および図14Cに示すように、ネットワークリソース管理方法の手順は以下の通りである。
S1401:サードパーティエンティティは、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージをCAPIFに送信する。したがって、CAPIFは、サードパーティエンティティから、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージを受信する。
ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージの具体的な実装については、S1301の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。任意選択的に、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージは、物理分離実装情報をさらに含んでもよい。具体的な実装については、S1301の関連説明も参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1402:CAPIFはポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージをEGMFに送信する。したがって、EGMFは、CAPIFから、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージを受信する。
ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージを受信した後、CAPIFは、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージがEGMFに送信されるメッセージであると判定し、例えば、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージの宛先アドレスがEGMFのアドレスであると判定する。この場合、CAPIFはポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージをEGMFに転送することができる。
S1403:EGMFは、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを格納する。
S1403の具体的な実装については、S1302の関連説明も参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1404:EGMFは、ポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージをCAPIFに送信する。したがって、CAPIFは、EGMFからポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージを受信する。
ポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージの具体的な実装については、S1303の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1405:CAPIFは、ポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージをサードパーティエンティティに送信する。したがって、サードパーティエンティティは、CAPIFからポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージを受信する。
ポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージを受信した後、CAPIFは、ポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージがサードパーティエンティティに送信されるメッセージであると判定し、例えば、ポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージの宛先アドレスがサードパーティエンティティのアドレスであると判定する。この場合、CAPIFは、ポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージをサードパーティエンティティに転送することができる。
S1406:サードパーティエンティティは、ネットワーク構成要求メッセージをCAPIFに送信する。したがって、CAPIFは、サードパーティエンティティからネットワーク構成要求メッセージを受信する。
ネットワーク構成要求メッセージの具体的な実装については、S1304の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1407:CAPIFはネットワーク構成要求メッセージをEGMFに送信する。したがって、EGMFは、CAPIFからネットワーク構成要求メッセージを受信する。
ネットワーク構成要求メッセージを受信した後で、CAPIFは、ネットワーク構成要求メッセージがEGMFに送信されるべきメッセージであると判定する。例えば、ネットワーク構成要求メッセージの宛先アドレスがEGMFのアドレスであると判定する。この場合、CAPIFはネットワーク構成要求メッセージをEGMFに転送することができる。
S1408:EGMFは、通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を判定する。
S1409:EGMFは、ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージをNSMS提供エンティティに送信する。したがって、NSMSは、ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージをEGMF提供エンティティに送信する。
S1410:NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスインスタンスを通信アプリケーションに割り当てる。
S1411:NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージをNSSMS提供エンティティに送信する。したがって、NSSMS提供エンティティは、NSMS提供エンティティからネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージを受信する。
S1412:NSSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンスを通信アプリケーションに割り当てる。
S1413:NSSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て応答メッセージをNSMS提供エンティティに送信する。したがって、NSSMS提供エンティティは、NSMS提供エンティティからネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て応答メッセージを受信する。
S1414:NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスインスタンス割り当て応答メッセージをEGMFに送信する。したがって、EGMFは、NSMS提供エンティティからネットワークスライスインスタンス割り当て応答メッセージを受信する。
S1408~S1414の具体的な実装については、S1304~S1311の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1415:EGMFは、ネットワーク構成応答メッセージをCAPIFに送信する。したがって、CAPIFはEGMFからネットワーク構成応答メッセージを受信する。
ネットワーク構成応答メッセージの具体的な実装については、S1312の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1416:CAPIFは、ネットワーク構成応答メッセージをサードパーティエンティティに送信する。したがって、サードパーティエンティティは、CAPIFからネットワーク構成応答メッセージを受信する。
ネットワーク構成応答メッセージを受信した後で、CAPIFは、ネットワーク構成応答メッセージがサードパーティエンティティに送信されるべきメッセージであると判定し、例えば、ネットワーク構成応答メッセージの宛先アドレスがサードパーティエンティティのアドレスであると判定する。この場合、CAPIFは、サードパーティエンティティにネットワーク構成応答メッセージを転送することができる。
シナリオ5では、EGMFとCAPIFの位置、言い換えれば機能が代替的に交換されてもよいことが理解されよう。これは限定されない。
シナリオ6:
図15は、本出願の実施形態によるネットワークリソース管理方法の概略的なフローチャート6である。シナリオ6は、サードパーティエンティティと、NSMS提供エンティティと、NSSMS提供エンティティとの間の対話を含む。シナリオ4と同様に、シナリオ6における通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報は、通信アプリケーションのアプリケーション識別子を使用することにより表され得る。シナリオ6では、サードパーティエンティティは、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシー(共通ポリシー)をNSMS提供エンティティに送信し、ネットワークスライスインスタンスを通信アプリケーションに割り当てるようにNSMS提供エンティティに要求することができる。NSMS提供エンティティは、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーに基づいて、通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報(サービスポリシー)を判定することができる。このようにして、NSMS提供エンティティは、通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を満たすネットワークスライスインスタンスを通信アプリケーションに割り当てることができる。
具体的には、図12に示すように、ネットワークリソース管理方法の手順は以下の通りである。
S1501:サードパーティエンティティは、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージをNSMS提供エンティティに送信する。したがって、NSMS提供エンティティは、サードパーティエンティティから、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージを受信する。
ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージは、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを含み得る。具体的な実装については、S1301の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。任意選択的に、ポリシー構成要求メッセージ/ポリシー更新要求メッセージは、物理分離実装情報をさらに含んでもよい。具体的な実装については、S1301の関連説明も参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1502:NSMS提供エンティティは、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを格納する。
NSMS提供エンティティが論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを格納する具体的な実装は、EGMFが論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを格納するものと同様である。S1302の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1503:NSMS提供エンティティは、ポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージをサードパーティエンティティに送信する。したがって、サードパーティエンティティは、NSMS提供エンティティからポリシー構成応答メッセージ/ポリシー更新応答メッセージを受信する。
S1503の具体的な実装については、S1303の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1504:サードパーティエンティティは、ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージをNSMS提供エンティティに送信する。したがって、NSMS提供エンティティは、サードパーティエンティティからネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージを受信する。
サードパーティエンティティは、ネットワークスライスインスタンスを各通信アプリケーションに割り当てるようにNSMS提供エンティティに要求することができる。言い換えると、サードパーティエンティティは、通信アプリケーションに対応するネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージをNSMS提供エンティティに送信することができる。各ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージは、ネットワークスライスインスタンスを対応する通信アプリケーションに割り当てるようにNSMS提供エンティティに要求するためのものであってもよい。
ターゲット通信アプリケーションが、一例として使用される。ターゲット通信アプリケーションに対応するネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージは、第1の要求情報を含んでもよく、第1の要求情報は、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるようにNSMS提供エンティティに要求するためのものであってもよい。第1の要求情報は、ターゲット通信アプリケーションのSLSを含み得る。ターゲット通信アプリケーションのSLSは、ターゲット通信アプリケーションに関する情報、例えば、ターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子を含み得る。
S1505:NSMS提供エンティティは、通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を判定する。
NSMS提供エンティティが通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を判定する具体的な実装は、EGMFが通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を判定するものと同様である。S1305の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1501~S1505は可能な実装であり、限定を構成しないことが理解されよう。例えば、サードパーティエンティティは、各通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を代替的に判定し得る。次いで、サードパーティエンティティは、S1504を介して通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報をNSMS提供エンティティに送信することができる。この場合、S1501~S1503およびS1505は実行されなくてもよい。
S1506:NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスインスタンスを通信アプリケーションに割り当てる。
S1507:NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージをNSSMS提供エンティティに送信する。したがって、NSSMS提供エンティティは、NSMS提供エンティティからネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージを受信する。
S1508:NSSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンスを通信アプリケーションに割り当てる。
S1509:NSSMS提供エンティティは、ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て応答メッセージをNSMS提供エンティティに送信する。したがって、NSSMS提供エンティティは、NSMS提供エンティティからネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て応答メッセージを受信する。
S1506~S1509の具体的な実装については、S1307~S1310の関連説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
S1510:NSMS提供エンティティは、ネットワークスライスインスタンス割り当て応答メッセージをサードパーティエンティティに送信する。したがって、サードパーティエンティティは、NSMS提供エンティティからネットワークスライスインスタンス割り当て応答メッセージを受信する。
ネットワークスライスインスタンス割り当て応答メッセージで搬送される内容は、S1312のネットワーク構成応答メッセージで搬送される内容と同様である。理解のために、ネットワーク構成応答メッセージを参照されたい。詳細は再度説明されない。
図10A~図15を参照して、前述では、本出願の実施形態で提供されるネットワークリソース管理方法の様々なシナリオにおける手順を詳細に説明している。図16を参照して、ネットワークリソース管理方法の全体的な手順を以下に説明する。
図16は、ネットワークリソース管理方法の概略的なフローチャート7である。通信方法は、ネットワークスライス管理機能消費エンティティ、ネットワークスライス管理機能提供エンティティ、およびネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティの間の相互作用を主に含む。ネットワークスライス管理機能消費エンティティは、前述のEGMF、CAPIF、またはサードパーティサーバであってもよく、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、前述のNSMS提供エンティティであってもよく、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティは、前述のNSSMS提供エンティティであってもよい。
図16に示すように、通信方法の手順は以下の通りである。
S1601:ネットワークスライス管理機能消費エンティティは、第1の要求情報をネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信する。したがって、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、ネットワークスライス管理機能消費エンティティから第1の要求情報を受信する。
第1の要求情報は、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるようにネットワークスライス管理機能提供エンティティに要求するためのものであり得る。
可能な方式では、第1の要求情報は、ターゲット通信アプリケーションに関する情報を含むことができ、ターゲット通信アプリケーションと別の通信アプリケーションとを区別するためのものである。例えば、ターゲット通信アプリケーションに関する情報は、ターゲット通信アプリケーションの安全クラスを含むことができる。代替的に、ターゲット通信アプリケーションに関する情報は、ターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子を含むことができる。この場合、ネットワークスライス管理機能消費エンティティは、ターゲット通信アプリケーションに関する情報に含まれるターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子に基づいて、ターゲット通信アプリケーションの安全クラスをさらに取得することができる。代替的に、ネットワークスライス管理機能消費エンティティは、ターゲット通信アプリケーションの安全クラスを取得する必要があるのではなく、ターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子を直接使用して、通信アプリケーションセットまたは通信アプリケーションセットの特徴情報を判定する後続の手順を実行してもよい。
ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、第1の通信アプリケーションセットもしくは第1の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第2の通信アプリケーションセットもしくは第2の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得することができる;および/または、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を代替的に取得してもよい。例えば、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、ターゲット通信アプリケーションに関する情報(例えば、ターゲット通信アプリケーションの安全クラスまたはアプリケーション識別子)および論理リソース管理ポリシーに基づいて、第1の通信アプリケーションセットもしくは第1の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第2の通信アプリケーションセットもしくは第2の通信アプリケーションセットの特徴情報を判定することができる;および/またはネットワークスライス管理機能提供エンティティは、ターゲット通信アプリケーションに関する情報(例えば、ターゲット通信アプリケーションの安全クラスまたはアプリケーション識別子)および物理リソース管理ポリシーに基づいて、第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を判定することができる。
論理リソース管理ポリシーは、ネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができる複数の通信アプリケーション、および/またはネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションを説明するためのものであり得る。
ケース1:ターゲット通信アプリケーションの安全クラス。
論理リソース管理ポリシーは、ネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションに対応する少なくとも1つの安全クラス、および/またはネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションに対応する少なくとも2つの安全クラスを具体的には含み得、指示効率を改善し、通信オーバーヘッドを低減するために、複数の通信アプリケーション間の論理リソース分離共有関係が1つまたは複数の安全クラスによって示されることができるようにする。例えば、論理リソース管理ポリシーは、第1の安全クラスセットリストを含むことができ、論理リソース管理ポリシーは、第1の安全クラスセットリスト内の同じ安全クラスセット内の安全クラスに対応する任意の2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有できること、および第1の安全クラスセットリスト内の異なる安全クラスセット内の安全クラスに対応する任意の2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有できないことを示すことができる。すなわち、異なる安全クラスに対応する通信アプリケーションは、リソースの利用を改善するために、ネットワークスライスインスタンスを共有する場合がある;またはサービスセキュリティを確実にするために、ネットワークスライスインスタンスを共有することができない場合がある。論理リソース管理ポリシーは、複数の通信アプリケーションに適用可能な共通ポリシーであり得ることが学ばれ得る。この場合、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、解決の柔軟性を向上させるために、共通ポリシーに基づいてターゲットネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てることができる。詳細については、S1602の関連した説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
ケース2:ターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子。
論理リソース管理ポリシーは、ネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションに対応するアプリケーション識別子、および/またはネットワークスライスインスタンスを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションに対応するアプリケーション識別子を具体的には含み得る。すなわち、各通信アプリケーションと別の通信アプリケーションとの間の論理リソース分離共有関係は、アプリケーション識別子によって柔軟に示され得る。例えば、論理リソース管理ポリシーは、第1のアプリケーション識別子セットリストを含み、論理リソース管理ポリシーは、第1のアプリケーション識別子セットリスト内の同じアプリケーション識別子セットに属する任意の2つのアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有できること、および第1のアプリケーション識別子セットリスト内の異なるアプリケーション識別子セットに属する任意の2つのアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有できないことを示す。すなわち、異なるアプリケーション識別子セットに属するアプリケーション識別子によって識別される通信アプリケーションは、リソースの利用を改善するために、ネットワークスライスインスタンスを共有する場合がある;またはサービスセキュリティを確実にするために、ネットワークスライスインスタンスを共有することができない場合がある。
これに基づいて、第1の通信アプリケーションセットは、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有することができる通信アプリケーションのセットであり得、第2の通信アプリケーションセットは、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有することができない通信アプリケーションのセットであり、第1の通信アプリケーションセットも第2の通信アプリケーションセットも空のセットではない。
代替的に、第1の通信アプリケーションセットの特徴情報は、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有することができる通信アプリケーションの安全クラス(ケース1に対応)を含むことができ、第2の通信アプリケーションセットの特徴情報は、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有することができない通信アプリケーションの安全クラス(ケース1に対応)を含むことができる。代替的に、第1の通信アプリケーションセットの特徴情報は、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有することができる通信アプリケーションのアプリケーション特徴、例えば、前述のアプリケーション識別子(ケース2に対応する)を含むことができ、第2の通信アプリケーションセットの特徴情報は、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションと共有することができない通信アプリケーションのアプリケーション特性(ケース2に対応する)を含むことができる。ネットワークスライス管理機能提供エンティティが特定の通信アプリケーションを認識していない可能性があるため、ネットワークスライス管理機能提供エンティティがターゲット通信アプリケーションを識別できることを確実にするために、ターゲット通信アプリケーションと複数の通信アプリケーションとの間のリソース分離共有関係は、安全クラスまたはアプリケーション特徴を使用することによって表され得ることが理解されよう。
物理リソース管理ポリシーは、物理ネットワークリソースを互いに共有することができる複数の通信アプリケーション、および/または物理ネットワークリソースを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションを説明するためのものであり得る。
ケース1:ターゲット通信アプリケーションの安全クラス。
物理リソース管理ポリシーは、物理ネットワークリソースを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションに対応する少なくとも1つの安全クラス、および/または物理ネットワークリソースを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションに対応する少なくとも2つの安全クラスを具体的には含み得、指示効率を改善し、通信オーバーヘッドを低減するために、複数の通信アプリケーション間の物理リソース分離共有関係が1つまたは複数の安全クラスによって示されることができるようにする。例えば、物理リソース管理ポリシーは第2の安全クラスセットリストを含み、物理リソース管理ポリシーは、第2の安全クラスセットリスト内の同じ安全クラスセット内の安全クラスに対応する任意の2つの通信アプリケーションが物理ネットワークリソースを互いに共有できること、および第2の安全クラスセットリスト内の異なる安全クラスセット内の安全クラスに対応する任意の2つの通信アプリケーションが物理ネットワークリソースを互いに共有できないことを示す。すなわち、異なる安全クラスに対応する通信アプリケーションは、リソース利用を改善するために、物理ネットワークリソースを共有する場合がある;またはサービスセキュリティを確実にするために、物理ネットワークリソースを共有することができない場合がある。物理リソース管理ポリシーは、複数の通信アプリケーションに適用可能な共通ポリシーであり得ることが学ばれ得る。この場合、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、解決の柔軟性を向上させるために、共通ポリシーに基づいて、ターゲットネットワークスライスインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースをターゲット通信アプリケーションに割り当てることができる。詳細については、S1602の関連した説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
ケース2:ターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子。
物理リソース管理ポリシーは、物理ネットワークリソースを互いに共有することができる複数の通信アプリケーションに対応するアプリケーション識別子、および/または物理ネットワークリソースを互いに共有することができない複数の通信アプリケーションに対応するアプリケーション識別子を具体的には含み得る。すなわち、各通信アプリケーションと別の通信アプリケーションとの間の物理リソース分離共有関係は、アプリケーション識別子によって柔軟に示され得る。例えば、物理リソース管理ポリシーは、第2のアプリケーション識別子セットリストを含み、物理リソース管理ポリシーは、第2のアプリケーション識別子セットリスト内の同じアプリケーション識別子セットに属する任意の2つのアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有できること、および第2のアプリケーション識別子セットリスト内の異なるアプリケーション識別子セットに属する任意の2つのアプリケーション識別子によって識別される2つの通信アプリケーションがネットワークスライスインスタンスを互いに共有できないことを示す。すなわち、異なるアプリケーション識別子セットに属するアプリケーション識別子によって識別される通信アプリケーションは、リソース利用を改善するために、物理ネットワークリソースを共有する場合がある;またはサービスセキュリティを確実にするために、物理ネットワークリソースを共有することができない場合がある。
これに基づいて、第3の通信アプリケーションセットは、ネットワークスライスインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースをターゲット通信アプリケーションと共有することができる通信アプリケーションのセットであり得、第4の通信アプリケーションセットは、ネットワークスライスインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースをターゲット通信アプリケーションと共有することができない通信アプリケーションのセットであり得、第3の通信アプリケーションセットも第4の通信アプリケーションセットも空のセットではない。
代替的に、第3の通信アプリケーションセットの特徴情報は、ターゲット通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができる通信アプリケーションの安全クラス(ケース1に対応する)を含むことができ、第4の通信アプリケーションセットの特徴情報は、ターゲット通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができない通信アプリケーションの安全クラス(ケース1に対応する)を含むことができる。代替的に、第3の通信アプリケーションセットの特徴情報は、ターゲット通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができる通信アプリケーションのアプリケーション特徴、例えば、アプリケーション識別子(ケース2に対応する)を含むことができ、第4の通信アプリケーションセットの特徴情報は、ターゲット通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができない通信アプリケーションのアプリケーション特徴、例えば、アプリケーション識別子(ケース2に対応する)を含むことができる。ネットワークスライス管理機能提供エンティティが特定の通信アプリケーションを認識していない可能性があるため、ネットワークスライス管理機能提供エンティティがターゲット通信アプリケーションを識別できることを確実にするために、ターゲット通信アプリケーションと複数の通信アプリケーションとの間のリソース分離共有関係は、安全クラスまたはアプリケーション特徴を使用することによって表され得ることが理解されよう。
任意選択的に、第1の要求情報は、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを含み得る。すなわち、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーならびにターゲット通信アプリケーションに関する情報は、通信効率を向上させるために、同じ情報で搬送され得る。代替的に、ネットワークスライス管理機能消費エンティティは、ポリシー構成要求メッセージまたはポリシー更新要求メッセージをネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信する。したがって、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、ネットワークスライス管理機能消費エンティティからポリシー構成要求メッセージまたはポリシー更新要求メッセージを受信する。ポリシー構成要求メッセージまたはポリシー更新要求メッセージは、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを含む。すなわち、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーならびにターゲット通信アプリケーションに関する情報は、通信の柔軟性を向上させるために、異なるメッセージで搬送され得る。
論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを受信した後、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーをさらに格納し得る。例えば、ネットワークスライス管理機能提供エンティティが、ネットワークスライス管理機能消費エンティティから対応するポリシーを事前に取得し、対応するポリシー、例えば、過去の論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを格納する場合、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、ポリシー更新を実装するために、現在取得されている論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーを格納しているときに、過去の論理リソース管理ポリシーおよび/または物理リソース管理ポリシーをさらに解放することができる。
別の可能な方法では、第1の要求情報は、第1の通信アプリケーションセットもしくは第1の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第2の通信アプリケーションセットもしくは第2の通信アプリケーションセットの特徴情報を含むことができる;および/または第1の要求情報は、第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を含むことができる。このようにして、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、第1の要求情報から第1の通信アプリケーションセットもしくは第1の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第2の通信アプリケーションセットもしくは第2の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得することができ、その結果、ネットワークスライス管理機能消費エンティティは、これらの情報に基づいて、ターゲットネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てることができる。詳細については、S1602の関連する説明を参照されたい。詳細は再度説明されない。
第1の要求情報は、ネットワークスライス割り当て要求メッセージで搬送され得る。例えば、ネットワークスライス管理機能消費エンティティは、ネットワークスライス割り当て要求メッセージをネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信する。したがって、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、ネットワークスライス管理機能消費エンティティからネットワークスライス割り当て要求メッセージを受信する。代替的に、第1の要求情報は、ネットワークスライス更新要求メッセージで搬送され得る。例えば、ネットワークスライス管理機能消費エンティティは、ネットワークスライス更新要求メッセージをネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信する。したがって、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、ネットワークスライス管理機能消費エンティティからネットワークスライス更新要求メッセージを受信する。
S1601の具体的な実装については、S1001~S1005、S1101~S1108、S1201~S1205、S1301~S1305、S1401~S1408、およびS1501~S1505の関連説明も参照されたいことが理解されよう。詳細は再度説明されない。
S1602:ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、第1の要求情報に応答して、ターゲットネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てる。
ターゲットネットワークスライスインスタンスは、ターゲット通信アプリケーションと第1の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第2の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない;および/または、ターゲットネットワークスライスインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースは、ターゲット通信アプリケーションと第3の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第4の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない。
一態様では、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、リソースの利用を向上させるために、既存のネットワークスライスインスタンスがあると判定したことに応答して、既存のネットワークスライスインスタンスをターゲットネットワークスライスインスタンスとして使用することができる。代替的に、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、サービスセキュリティを確実にするために、既存のネットワークスライスインスタンスがないと判定したことに応答して、新たに作成されたネットワークスライスインスタンスをターゲットネットワークスライスインスタンスとして使用してもよい。既存のネットワークスライスインスタンスは、第1の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションに割り当てられているが、第2の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションには割り当てられていないネットワークスライスインスタンスであり得る。さらに、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、新たに作成されたネットワークスライスインスタンスに関する情報(例えば、ネットワークスライスインスタンスの識別子)およびターゲット通信アプリケーションに関する情報(例えば、安全クラス、アプリケーション特徴、または任意の他の可能な情報)をさらに対応するよう格納してもよい。このようにして、その後にネットワークスライスインスタンスを通信アプリケーションに割り当てるとき、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、今回新たに作成されたネットワークスライスインスタンスが通信アプリケーションにさらに割り当てられ得るかどうかを知ることができる。
このようにして、本出願のこの実施形態では、新たに作成されたネットワークリソース(論理ネットワークリソースまたは物理ネットワークリソース)に関する情報と、通信アプリケーションに関する情報(例えば、サービス特徴および安全クラス)との間の対応関係が格納されることが理解されよう。加えて、ターゲット通信アプリケーションにネットワークリソースが割り当てられると、ターゲット通信アプリケーションの分離共有需要情報を参照し、対応関係を探索することによって、適切なネットワークリソースがターゲット通信アプリケーションに割り当てられ、その結果、割り当てられたネットワークリソースは、ターゲット通信アプリケーションといくつかの通信アプリケーションとの間で共有され得、ターゲット通信アプリケーションといくつかの他の通信アプリケーションとの間で共有され得なくなる。
さらに、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、第2の要求情報をネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティに送信する。したがって、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティは、ネットワークスライス管理機能提供エンティティから第2の要求情報を受信する。第2の要求情報は、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティに、ネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるように要求するためのものである。
可能な方式では、第2の要求情報は、ターゲット通信アプリケーションに関する情報を含むことができる。例えば、ターゲット通信アプリケーションに関する情報は、ターゲット通信アプリケーションの安全クラスを含むことができる。代替的に、ターゲット通信アプリケーションに関する情報は、ターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子を含むことができる。この場合、ネットワークスライスサブネット管理機能消費エンティティは、ターゲット通信アプリケーションに関する情報に含まれるターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子に基づいて、ターゲット通信アプリケーションの安全クラスをさらに取得することができる。代替的に、ネットワークスライスサブネット管理機能消費エンティティは、ターゲット通信アプリケーションの安全クラスを取得する必要があるのではなく、ターゲット通信アプリケーションのアプリケーション識別子を直接使用して、通信アプリケーションセットまたは通信アプリケーションセットの特徴情報を判定する後続の手順を実行してもよい。
ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティは、第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得することができる。例えば、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティは、ターゲット通信アプリケーションに関する情報(例えば、ターゲット通信アプリケーションの安全クラスまたはアプリケーション識別子)および物理リソース管理ポリシーに基づいて、第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を判定することができる。物理リソース管理ポリシー、第3の通信アプリケーションセット、第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、第4の通信アプリケーションセット、および第4の通信アプリケーションセットの特徴情報の具体的な実装については、S1601の関連説明も参照されたい。詳細は再度説明されない。
任意選択的に、第2の要求情報は、物理リソース管理ポリシーを含む。すなわち、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、第2の要求情報を介して、ターゲット通信アプリケーションに関する情報および物理リソース管理ポリシーをネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティに送信する。この場合、通信効率を向上させるために、物理リソース管理ポリシーとターゲット通信アプリケーションに関する情報とが同じ情報で搬送され得る。このようにして、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティは、ターゲット通信アプリケーションに関する情報および物理リソース管理ポリシーに基づいて、ターゲット通信アプリケーションの物理リソース分離共有要求情報、例えば、ターゲットネットワークスライスインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースをターゲット通信アプリケーションと共有することができる第3の通信アプリケーションセットと、ターゲットネットワークスライスインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースをターゲット通信アプリケーションと共有することができない第4の通信アプリケーションセットとを判定して、物理リソース分離共有需要情報を満たすターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てることができる。
別の可能な方式では、第2の要求情報は、第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を含むことができる。すなわち、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を、第2の要求情報を介してネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティに送信する。このようにして、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティは、第2の要求情報から、第3の通信アプリケーションセットもしくは第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、および/または第4の通信アプリケーションセットもしくは第4の通信アプリケーションセットの特徴情報を取得することができる。第3の通信アプリケーションセット、第3の通信アプリケーションセットの特徴情報、第4の通信アプリケーションセット、および第4の通信アプリケーションセットの特徴情報の具体的な実装については、S1601の関連説明も参照されたい。詳細は再度説明されない。
第2の要求情報は、ネットワークスライスサブネット割り当て要求メッセージで搬送されてもよい。例えば、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、ネットワークスライスサブネット割り当て要求メッセージをネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティに送信する。したがって、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティは、ネットワークスライスサブネット割り当て要求メッセージをネットワークスライス管理機能提供エンティティから受信する。代替的に、第2の要求情報は、ネットワークスライスサブネット更新要求メッセージで搬送されてもよい。ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、ネットワークスライスサブネット更新要求メッセージをネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティに送信する。したがって、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティは、ネットワークスライスサブネット更新要求メッセージをネットワークスライス管理機能提供エンティティから受信する。
ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティは、第2の要求情報に応答して、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てることができる。ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースは、ターゲット通信アプリケーションと第3の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第4の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない。例えば、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティは、リソースの利用を改善するために、既存のネットワークスライスサブネットインスタンスがあると判定したことに応答して、既存のネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスとして使用することができる;または、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティは、サービスセキュリティを確実にするために、既存のネットワークスライスインスタンスがないと判定したことに応答して、新たに作成されたネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスとして使用することができ、既存のネットワークスライスサブネットインスタンスを実装するための物理ネットワークリソースは、第3の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションに割り当てられているが、第4の通信アプリケーションセット内の通信アプリケーションには割り当てられていない物理ネットワークリソースである。加えて、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティは、新たに作成されたネットワークスライスサブネットインスタンスに関する情報(例えば、ネットワークスライスサブネットインスタンスの識別子)およびターゲット通信アプリケーションに関する情報(例えば、安全クラス、アプリケーション特徴、または任意の他の可能な情報)をさらに対応するよう格納してもよい。このようにして、その後にネットワークスライスサブネットインスタンスを通信アプリケーションに割り当てるとき、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティは、今回新たに作成されたネットワークスライスサブネットインスタンスを通信アプリケーションにさらに割り当てることができるかどうかを知ることができる。
ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティは、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスを示すために、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関する情報、例えば、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスの識別子を、ネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信することができる。ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関する情報は、代替的に、任意の他の可能な情報であってもよい。これは限定されない。例えば、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティは、ネットワークスライスサブネット割り当て応答メッセージをネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信してもよい。したがって、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティからネットワークスライスサブネット割り当て応答メッセージを受信することができる。ネットワークスライスサブネット割り当て応答メッセージは、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関する情報を含み得る。すなわち、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスは、ネットワークスライスサブネット割り当て手順を再使用することによって割り当てられ得る。代替的に、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティは、ネットワークスライスサブネット更新応答メッセージをネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信してもよい。したがって、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティからネットワークスライスサブネット更新応答メッセージを受信することができる。ネットワークスライスサブネット更新応答メッセージは、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関する情報を含み得る。すなわち、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスは、ネットワークスライスサブネット更新手順を再使用することによって割り当てられ得る。
S1602の具体的な実装については、S1006~S1010、S1109~S1113、S1206~S1209、S1306~S1310、S1409~S1413、およびS1506~S1509の関連説明も参照されたいことが理解されよう。詳細は再度説明されない。
S1603:ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、ターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報をネットワークスライス管理機能消費エンティティに送信する。したがって、ネットワークスライス管理機能消費エンティティは、ターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報を、ネットワークスライス管理機能提供エンティティから受信する。
ターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報は、ターゲットネットワークスライスインスタンスを示すための、ターゲットネットワークスライスインスタンスの識別子である;または任意の他の可能な情報であってもよい。これは限定されない。
ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、ネットワークスライス割り当て応答メッセージをネットワークスライス管理機能消費エンティティに送信してもよい。したがって、ネットワークスライス管理機能消費エンティティは、ネットワークスライス管理機能提供エンティティからネットワークスライス割り当て応答メッセージを受信することができる。ネットワークスライス割り当て応答メッセージは、ターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報を含み得る。すなわち、ターゲットネットワークスライスインスタンスは、ネットワークスライス割り当て手順を再使用することによって割り当てられ得る。代替的に、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、ネットワークスライス更新応答メッセージをネットワークスライス管理機能消費エンティティに送信してもよい。したがって、ネットワークスライス管理機能消費エンティティは、ネットワークスライス管理機能提供エンティティからネットワークスライス更新応答メッセージを受信することができる。ネットワークスライス更新応答メッセージは、ターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報を含み得る。すなわち、ターゲットネットワークスライスインスタンスは、ネットワークスライス更新手順を再使用することによって割り当てられ得る。
S1603の具体的な実装については、S1011およびS1012、S1114~S1116、S1210、S1311およびS1312、S1414~S1416、ならびにS1510の関連説明も参照されたいことを理解されよう。詳細は再度説明されない。
結論として、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、より洗練されたネットワークリソース共有機能を実装するために、より細かい粒度でターゲットネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てることができ、それにより、絶えず発展しているサービスの需要を満たすことができる。例えば、ターゲットネットワークスライスインスタンスおよび/またはターゲットネットワークスライスインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースは、ネットワークリソースを節約するために、ターゲット通信アプリケーションと通信アプリケーションの一部との間で共有され得る。加えて、ターゲットネットワークスライスインスタンスおよび/またはターゲットネットワークスライスインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースは、サービスセキュリティを確実にするために、ターゲット通信アプリケーションと通信アプリケーションの他の部分との間で共有され得ない。
任意選択的に、前述の実施形態を参照すると、ネットワークスライス管理機能消費エンティティは、物理分離実装情報をネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信する。したがって、ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、ネットワークスライス管理機能消費エンティティから物理分離実装情報を受信し、物理分離実装情報をネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティに送信する。したがって、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティは、ネットワークスライス管理機能提供エンティティから物理分離実装情報を受信する。
物理分離実装情報は、以下の、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティが通信アプリケーションによって指定された方式でネットワークスライスサブネットインスタンスを実装できることを確実にするために、異なる期間に物理ネットワークリソースを使用してネットワークスライスサブネットインスタンスを実装すること、または異なる物理ネットワークリソースを使用してネットワークスライスサブネットインスタンスを実装することのうちの少なくとも1つを示すことができる。例えば、ネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティは、第2の要求情報および物理分離実装情報に応答して、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てることができる。
物理分離実装情報の具体的な実装については、前述のシナリオ1からシナリオ6の関連説明も参照されたいことが理解されよう。詳細は再度説明されない。
図10A~図16を参照して、前述では、本出願の実施形態で提供されるネットワークリソース管理方法を詳細に説明している。以下では、図17および図18を参照して、本出願の実施形態において提供されるネットワークリソース管理方法を実行するように構成された通信装置について詳細に説明する。
図17は、本出願の実施形態による通信装置の構造の図1である。例えば、図17に示されるように、通信装置1700は、トランシーバモジュール1701と処理モジュール1702とを含む。説明を容易にするために、図17は通信装置の主な部分のみを示す。
いくつかの実施形態では、通信装置1700は、図8および図9に示す通信システムで使用され得、前述の方法でNSMS提供エンティティまたはネットワークスライス管理機能提供エンティティの機能を実行することができる。トランシーバモジュール1701は、通信装置1700のトランシーバ機能を実行し得、例えば、S1006、S1008、S1010、およびS1011を実行し得る。処理モジュール1702は、トランシーバ機能以外の通信装置1700の機能を実行し得、例えば、S1007を実行し得る。
例えば、トランシーバモジュール1701は、ネットワークスライス管理機能消費エンティティから第1の要求情報を受信するように構成される;処理モジュール1702は、第1の要求情報に応答してターゲットネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当て、ターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報をネットワークスライス管理機能消費エンティティに送信するようにトランシーバモジュールを制御するように構成されており、第1の要求情報は、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるようにネットワークスライス管理機能提供エンティティに要求するためのものであり、第1の要求情報は、ターゲット通信アプリケーションに関する情報を含む;またターゲットネットワークスライスインスタンスは、ターゲット通信アプリケーションと第1の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第2の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない;および/または、ターゲットネットワークスライスインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースは、ターゲット通信アプリケーションと第3の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第4の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない。
任意選択的に、トランシーバモジュール1701は、送信モジュール(図17には示さず)および受信モジュール(図17には示さず)を含んでもよい。送信モジュールは、通信装置1700の送信機能を実装するように構成され、受信モジュールは、通信装置1700の受信機能を実装するように構成される。
任意選択的に、通信装置1700は、記憶モジュール(図17には示されていない)をさらに含んでもよい。記憶モジュールは、プログラムまたは命令を格納する。処理モジュール1702がプログラムまたは命令を実行すると、通信装置1700は、前述の方法でNSMS提供エンティティまたはネットワークスライス管理機能提供エンティティの機能を実行することを可能にされる。
通信装置1700は、ネットワークデバイス、例えば、NSMS提供エンティティまたはネットワークスライス管理機能提供エンティティであってもよく、ネットワークデバイスに配置され得るチップ(システム)または別の部分もしくは構成要素であってもよく、またはネットワークデバイスを含む装置であってもよいことが理解されよう。これは本出願では限定されない。
加えて、通信装置1700の技術的効果については、図10A~図16に示されているネットワークリソース管理方法の技術的効果を参照されたい。本明細書で、詳細は再度説明されない。
いくつかの他の実施形態では、通信装置1700は、図8および図9に示す通信システムで使用され得、前述の方法でNSMS消費エンティティまたはネットワークスライス管理機能消費エンティティの機能を実行することができる。トランシーバモジュール1701は、通信装置1700のトランシーバ機能を実行し得、例えば、S1001、S1003、およびS1004を実行し得る。処理モジュール1702は、トランシーバ機能以外の通信装置1700の機能を実行し得、例えば、S1002およびS1005を実行し得る。
例えば、処理モジュール1702は、第1の要求情報をネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信するようにトランシーバモジュール1701を制御するように構成される;また、トランシーバモジュール1701は、ネットワークスライス管理機能提供エンティティからターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報を受信するように構成され、第1の要求情報は、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるようにネットワークスライス管理機能提供エンティティに要求するためのものであり、第1の要求情報は、ターゲット通信アプリケーションに関する情報を含む;またターゲットネットワークスライスインスタンスは、ターゲット通信アプリケーションと第1の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第2の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない;および/または、ターゲットネットワークスライスインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースは、ターゲット通信アプリケーションと第3の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第4の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない。
任意選択的に、トランシーバモジュール1701は、送信モジュール(図17には示さず)および受信モジュール(図17には示さず)を含んでもよい。送信モジュールは、通信装置1700の送信機能を実装するように構成され、受信モジュールは、通信装置1700の受信機能を実装するように構成される。
任意選択的に、通信装置1700は、記憶モジュール(図17には示されていない)をさらに含んでもよい。記憶モジュールは、プログラムまたは命令を格納する。処理モジュール1702がプログラムまたは命令を実行すると、通信装置1700は、前述の方法でNSMS消費エンティティまたはネットワークスライス管理機能消費エンティティの機能を実行することを可能にされる。
通信装置1700は、ネットワークデバイス、例えば、NSMS消費エンティティまたはネットワークスライス管理機能消費エンティティであってもよく、ネットワークデバイスに配置され得るチップ(システム)または別の部分もしくは構成要素であってもよく、またはネットワークデバイスを含む装置であってもよいことが理解されよう。これは本出願では限定されない。
加えて、通信装置1700の技術的効果については、図10A~図16に示されているネットワークリソース管理方法の技術的効果を参照されたい。本明細書で、詳細は再度説明されない。
さらにいくつかの他の実施形態では、通信装置1700は、図8および図9に示す通信システムで使用され得、前述の方法でNSSMS消費エンティティまたはネットワークスライスサブネット管理機能消費エンティティの機能を実行することができる。トランシーバモジュール1701は、通信装置1700のトランシーバ機能を実行し得、例えば、S1011およびS1013を実行し得る。処理モジュール1702は、トランシーバ機能以外の通信装置1700の機能を実行し得、例えば、S1112を実行し得る。
例えば、トランシーバモジュール1701は、ネットワークスライス管理機能提供エンティティから第2の要求情報を受信するように構成される;また処理モジュール1702は、第2の要求情報に応答して、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当て、トランシーバモジュール1701を制御して、ターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関する情報をネットワークスライス管理機能提供エンティティに送信するように構成され、第2の要求情報は、ターゲット通信アプリケーションに関する情報を含み、第2の要求情報は、ネットワークスライスサブネットインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるようにネットワークスライスサブネット管理機能提供エンティティに要求するためのものである;またターゲットネットワークスライスサブネットインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースは、ターゲット通信アプリケーションと第3の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、ターゲット通信アプリケーションと第4の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない。
任意選択的に、トランシーバモジュール1701は、送信モジュール(図17には示さず)および受信モジュール(図17には示さず)を含んでもよい。送信モジュールは、通信装置1700の送信機能を実装するように構成され、受信モジュールは、通信装置1700の受信機能を実装するように構成される。
任意選択的に、通信装置1700は、記憶モジュール(図17には示されていない)をさらに含んでもよい。記憶モジュールは、プログラムまたは命令を格納する。処理モジュール1702がプログラムまたは命令を実行すると、通信装置1700は、前述の方法でNSSMS消費エンティティまたはネットワークスライスサブネット管理機能消費エンティティの機能を実行することを可能にされる。
通信装置1700は、ネットワークデバイス、例えば、NSSMS消費エンティティまたはネットワークスライスサブネット管理機能消費エンティティであってもよく、ネットワークデバイスに配置され得るチップ(システム)または別の部分もしくは構成要素であってもよく、またはネットワークデバイスを含む装置であってもよいことが理解されよう。これは本出願では限定されない。
加えて、通信装置1700の技術的効果については、図10A~図16に示されているネットワークリソース管理方法の技術的効果を参照されたい。本明細書で、詳細は再度説明されない。
図18は、本出願の実施形態による通信装置の構造の図2である。例えば、通信装置は、端末であってもよく、または、端末に配置され得るチップ(システム)または別の部分もしくは構成要素であってもよい。図18に示されているように、通信装置1800はプロセッサ1801を含み得る。任意選択的に、通信装置1800は、メモリ1802および/またはトランシーバ1803をさらに含んでもよい。プロセッサ1801は、メモリ1802およびトランシーバ1803に結合され、例えば、通信バスを介してメモリ1802およびトランシーバ1803に接続されてもよい。
以下では、図18を参照しながら通信装置1800のコンポーネントを具体的に説明する。
プロセッサ1801は、通信装置1800の制御センタであり、1つのプロセッサであってもよいし、または複数の処理要素の総称であってもよい。例えば、プロセッサ1801は、1つ以上の中央処理装置(central processing unit,CPU)であり、または特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit,ASIC)であってもよく、または本出願の実施形態を実装するための1つ以上の集積回路、例えば1つ以上のマイクロプロセッサ(digital signal processor,DSP)または1つ以上のフィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array,FPGA)として構成される。
任意選択的に、プロセッサ1801は、メモリ1802に格納されたソフトウェアプログラムを動作させるかまたは実行し、メモリ1802に格納されたデータを呼び出すことによって通信装置1800の様々な機能を実行してもよく、例えば、図10A~図16に示すネットワークリソース管理方法を実行してもよい。
具体的な実装時、実施形態では、プロセッサ1801は、1つ以上のCPU、例えば、図18に示されているCPU0およびCPU1を含み得る。
具体的な実装時、実施形態では、通信装置1800は、複数のプロセッサ、例えば、図18に示されているプロセッサ1801およびプロセッサ1804を代替的に含んでもよい。プロセッサの各々は、シングルコアプロセッサ(single-CPU)であってもよいし、またはマルチコアプロセッサ(multi-CPU)であってもよい。本明細書におけるプロセッサは、データ(例えば、コンピュータプログラム命令)を処理するように構成された1つまたは複数のデバイス、回路、および/または処理コアを指すことができる。
メモリ1802は、本出願における解決策を実行するためのソフトウェアプログラムを格納するように構成され、プロセッサ1801は実行を制御する。具体的な実装については、前述の方法実施形態を参照されたい。本明細書で、詳細は再度説明されない。
任意選択的に、メモリ1802は、読み出し専用メモリ(read-only memory、ROM)もしくは静的情報および命令を記憶し得る別のタイプの静的記憶デバイス、またはランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)もしくは情報および命令を記憶し得る別のタイプの動的記憶デバイスであってもよいし、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(electrically erasable programmable read-only memory、EEPROM)、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(compact disc read-only memory、CD-ROM)もしくは別のコンパクトディスクストレージ、光ディスクストレージ(コンパクトディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、もしくはブルーレイディスクなどを含む)、磁気ディスク記憶媒体もしくは別の磁気記憶デバイス、または命令もしくはデータ構造の形態のしかるべきプログラムコードを保持もしくは格納するためのものであり、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体であってもよいが、これらに限定されない。メモリ1802は、プロセッサ1801と一体化されてもよく、または独立して存在してもよく、通信装置1800のインターフェース回路(図18には示さず)を介してプロセッサ1801に結合される。これは、本出願のこの実施形態では具体的には限定されない。
トランシーバ1803は、他の通信装置と通信するように構成される。例えば、通信装置1800は端末であり、トランシーバ1803は、ネットワークデバイスと通信するか、または他の端末デバイスと通信するように構成されてもよい。他の例として、通信装置1800はネットワークデバイスであり、トランシーバ1803は、端末と通信するか、または他のネットワークデバイスと通信するように構成されてもよい。
任意選択的に、トランシーバ1803は、受信機および送信機(図18には別々に示されない)を含んでもよい。受信機は、受信機能を実装するように構成され、送信機は、送信機能を実装するように構成される。
任意選択的に、トランシーバ1803は、プロセッサ1801と一体化されてもよく、または独立して存在してもよく、通信装置1800のインターフェース回路(図18には示さず)を介して、プロセッサ1801に結合される。これは、本出願のこの実施形態では具体的には限定されない。
図18に示されている通信装置1800の構造は、通信装置に対する限定を構成しないことを理解されよう。実際の通信装置は、図に示されたものよりも多いまたは少ない部品を含んでもよく、いくつかの部品を組み合わせてもよく、または異なる部品配置を有してもよい。
加えて、通信装置1800の技術的効果については、前述の方法実施形態における方法の技術的効果を参照されたい。本明細書で、詳細は再度説明されない。
本出願の実施形態は通信システムを提供する。通信システムは、図10A~図16に示すNSMS提供エンティティまたはネットワークスライス管理機能提供エンティティと、NSMS消費エンティティまたはネットワークスライス管理機能消費エンティティと、NSSMS消費エンティティまたはネットワークスライスサブネット管理機能消費エンティティとを含む。
本出願の実施形態におけるプロセッサは、中央処理装置(central processing unit、CPU)であってよいことを、理解されたい。プロセッサは代替的に、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)もしくは別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、またはディスクリートハードウェア部品などであってもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよいし、またはプロセッサは従来のいずれかのプロセッサなどであってよい。
本出願の実施形態におけるメモリは、揮発性メモリもしくは不揮発性メモリであってもよいし、または揮発性メモリおよび不揮発性メモリを含んでもよいことをさらに理解されたい。不揮発メモリは読出し専用メモリ(read-only memory、ROM)、プログラマブル読出し専用メモリ(programmable ROM、PROM)、消去可能なプログラマブル読出し専用メモリ(erasable PROM、EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読出し専用メモリ(electrically EPROM、EEPROM)やフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)であってよい。限定的な説明ではなく例として、多くの形態のランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(synchronous DRAM、SDRAM)、ダブル・データ・レート・シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(double data rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(enhanced SDRAM、ESDRAM)、シンクリンク・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(synchlink DRAM、SLDRAM)、およびダイレクト・ラムバス・ランダム・アクセス・メモリ(direct rambus RAM、DR RAM)が使用されてもよい。
前述の実施形態の全部または一部は、ソフトウェア、ハードウェア(例えば、回路)、ファームウェア、または任意の他の組み合わせを使用して実装されてもよい。ソフトウェアが前述の実施形態を実装するために使用されるとき、前述の実施形態の全部または一部は、コンピュータプログラム製品の形態で実装されてもよい。コンピュータプログラム製品は、1つまたは複数のコンピュータ命令またはコンピュータプログラムを含む。コンピュータ命令またはコンピュータプログラムがコンピュータにロードされて実行されると、本出願の実施形態による手順または機能がすべてまたは部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または別のプログラマブル装置であってもよい。コンピュータ命令はコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよいし、コンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に伝送されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、あるウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンターから、別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンターに有線(例えば、赤外線、電波、およびマイクロ波)方式で送信されてよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体、またはデータ記憶デバイス、例えば、1つ以上の使用可能な媒体を統合するサーバまたはデータセンターであり得る。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光媒体(例えば、DVD)、または半導体媒体であってよい。半導体媒体は、ソリッドステートドライブであってよい。
本明細書における「および/または」という用語が、関連する対象間の関連関係のみを説明するものであり、3つの関係が存在し得ることを表すことを理解されたい。例えば、Aおよび/またはBは、以下の3つのケース、すなわち、Aのみが存在するケース、AおよびBの両方が存在するケース、およびBのみが存在するケースを表すことができる。AおよびBは単数であっても複数であってもよい。上記に加えて、本明細書中の文字「/」は、通常、関連する物の間の「または」の関係を示すが、「および/または」の関係も示し得る。詳細については、理解のために文脈を参照されたい。
この出願では、「少なくとも1つの」は1つ以上を意味し、「複数の」は2つ以上を意味する。「以下の少なくとも1つ」やこの類似表現はこれらの事物のあらゆる組み合わせを意味し、この組み合わせは単数の事物や、複数の事物のあらゆる組み合わせを含む。例えば、a、b、またはcのうちの少なくとも1つは、a、b、c、aおよびb、aおよびc、bおよびc、またはa、b、およびcを示すことができ、a、b、およびcは、単数であっても複数であってもよい。
前述のプロセスのシーケンス番号は、本出願の種々の実施形態における実行シーケンスを意味しないことを理解されたい。プロセスの実行シーケンスは、プロセスの機能および内部論理に従って判定されるべきであり、本出願の実施形態の実装プロセスに対するいかなる限定としても解釈されるべきではない。
当業者は、本明細書で開示されている実施形態で説明されている例におけるユニットおよびアルゴリズムステップを参照して、電子ハードウェアによって、またはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせによって、本出願の実施形態が実装され得ることに気づくことができる。機能がハードウェアによって実行されるか、またはソフトウェアによって実行されるかは、技術的解決策の特定の用途および設計上の制約条件に依存する。当業者は、特定の用途ごとに、機能を実装するために異なる方法を使用し得るが、その実装は本出願の範囲を超えると考えられるべきではない。
簡便な説明のために、前述のシステム、装置、およびユニットの特定の動作プロセスについては、前述の方法実施形態における対応するプロセスを参照することが、当業者によって明確に理解され得る。本明細書で、詳細は再度説明されない。
本出願において提供されるいくつかの実施形態においては、開示のシステム、装置、および方法が他の方式で実装され得ることを理解されたい。例えば、前述の装置の実施形態は一例にすぎない。例えば、ユニットへの分割は論理的な機能分割にすぎず、実際の実装時には別の分割であってもよい。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントは、別のシステムに組み合わされてもよく、もしくは統合されてもよく、または一部の特徴は無視されてもよい、もしくは実行されなくてもよい。加えて、表示または論述されている相互結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインターフェースを通じて実装されてよい。装置またはユニット間の間接結合または通信接続は、電気的形態、機械的形態、またはその他の形態で実装されてよい。
別個の部分として説明されているユニットは、物理的に別個であってもなくてもよく、また、ユニットとして提示されている部分は、物理的なユニットであってもなくてもよく、すなわち、1つの位置に配置されてもよいし、または複数のネットワークユニットに分散されてもよい。ユニットの一部または全部は、実施形態の解決策の目的を達成するための実際の需要に基づいて選択されてもよい。
加えて、本出願の実施形態の機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、ユニットの各々は、物理的に単独で存在してもよく、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。
機能が、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売または使用されるとき、それらの機能はコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づくと、本出願の技術的解決策は本質的に、従来技術に寄与する部分は、または技術的解決策の一部は、ソフトウェア製品の形態で実装されてよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に格納され、本出願の実施形態で方法のステップの全部または一部を実行することをコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどであり得る)に命令するいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、プログラムコードを格納することができる様々な媒体、例えば、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み出し専用メモリ(read-only memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、磁気ディスク、またはコンパクトディスクを含む。
前述の説明は、本出願の特定の実装にすぎず、本出願の保護範囲はこれに限定されない。本出願で開示されている技術的範囲内で当業者によって容易く考え出されるいかなる変更または置換も、本出願の保護範囲内に入るものとする。したがって、本出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
1 物理ネットワーク要素グループ、ネットワークスライスインスタンス
2 物理ネットワーク要素グループ、ネットワークスライスインスタンス
1700 通信装置
1701 トランシーバモジュール
1702 処理モジュール
1800 通信装置
1801 プロセッサ
1802 メモリ
1803 トランシーバ
1804 プロセッサ

Claims (13)

  1. ネットワークスライス管理機能提供エンティティに適用されるネットワークリソース管理方法であって、前記方法は、
    ネットワークスライス管理機能消費エンティティからネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージを受信するステップであって、前記ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージは、ネットワークスライスインスタンスをターゲット通信アプリケーションに割り当てるように前記ネットワークスライス管理機能提供エンティティに要求するためのものであり、前記ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージは、前記ターゲット通信アプリケーションと別の通信アプリケーションとの間のリソース分離共有関係を説明するための前記ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を含む、ステップと、
    前記ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージに基づいて、ターゲットネットワークスライスインスタンスを前記ターゲット通信アプリケーションに割り当てるステップであって、前記ターゲットネットワークスライスインスタンスが、前記ターゲット通信アプリケーションの前記リソース分離共有需要情報を満たす既存のネットワークスライスインスタンスであるか、または新たに作成されたネットワークスライスインスタンスである、ステップと、
    前記ターゲットネットワークスライスインスタンスに関する情報を前記ネットワークスライス管理機能消費エンティティに送信するステップと
    を含む、方法。
  2. 前記ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージが、前記ターゲット通信アプリケーションがリソースを共有することができる通信アプリケーションと、前記ターゲット通信アプリケーションが前記リソースを共有することができない通信アプリケーションとを示す、前記ターゲット通信アプリケーションのリソース分離共有需要情報を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ターゲット通信アプリケーションの前記リソース分離共有需要情報は、前記ターゲット通信アプリケーションが、第1の通信アプリケーション識別子セットに属するアプリケーション識別子によって識別される通信アプリケーションと前記ネットワークスライスインスタンスを共有することはできるが、第2の通信アプリケーション識別子セットに属するアプリケーション識別子によって識別される通信アプリケーションと前記ネットワークスライスインスタンスを共有することはできないこと、および/または前記ターゲット通信アプリケーションは、第3の通信アプリケーション識別子セットに属するアプリケーション識別子によって識別される通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができるが、第4の通信アプリケーション識別子セットに属するアプリケーション識別子によって識別される通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することはできないことを示す、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ターゲットネットワークスライスインスタンスは、前記ターゲット通信アプリケーションと第1の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、前記ターゲット通信アプリケーションと第2の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない、および/または、前記ターゲットネットワークスライスインスタンスに関連付けられた物理ネットワークリソースは、前記ターゲット通信アプリケーションと第3の通信アプリケーションセットとの間で共有され得るが、前記ターゲット通信アプリケーションと第4の通信アプリケーションセットとの間で共有され得ない、請求項3に記載の方法。
  5. ターゲットネットワークスライスインスタンスを前記ターゲット通信アプリケーションに割り当てる前記ステップが、
    既存のネットワークスライスインスタンスがあると判定したことに応答して、既存のネットワークスライスインスタンスを前記ターゲットネットワークスライスインスタンスとして使用するステップか、または既存のネットワークスライスインスタンスがないと判定したことに応答して、新たに作成されたネットワークスライスインスタンスを前記ターゲットネットワークスライスインスタンスとして使用するステップであって、前記既存のネットワークスライスインスタンスは、1の通信アプリケーションセット内の前記通信アプリケーションに割り当てられているが、2の通信アプリケーションセット内の前記通信アプリケーションには割り当てられていないネットワークスライスインスタンスである、ステップ
    を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ターゲット通信アプリケーションに対応するネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージをNSSMS提供エンティティに送信するステップであって、前記ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージは、ネットワークスライスサブネットインスタンスを前記ターゲット通信アプリケーションに割り当てるように前記NSSMS提供エンティティに要求するためのものである、ステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージが、前記ターゲット通信アプリケーションの物理リソース分離共有需要情報を含み、前記ターゲット通信アプリケーションの前記物理リソース分離共有需要情報が、前記ターゲット通信アプリケーションの前記リソース分離共有需要情報に基づいて判定される、請求項6に記載の方法。
  8. 前記ネットワークスライスサブネットインスタンス割り当て要求メッセージが、前記ターゲット通信アプリケーションの物理リソース分離共有需要情報を含み、前記ターゲット通信アプリケーションは、第3の通信アプリケーション識別子セットに属するアプリケーション識別子によって識別される通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができるが、第4の通信アプリケーション識別子セットに属するアプリケーション識別子によって識別される通信アプリケーションと物理ネットワークリソースを共有することができないことを示す、請求項6に記載の方法。
  9. 前記ターゲットネットワークスライスインスタンスに関する前記情報は、前記ターゲットネットワークスライスインスタンスの識別子である、
    請求項1に記載の方法。
  10. 前記ネットワークスライス管理機能提供エンティティが、ネットワークスライス管理サービス(NSMS)提供エンティティである、
    請求項1に記載の方法。
  11. 通信装置であって、前記通信装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは、コンピュータ命令を格納するように構成され、前記プロセッサが前記命令を実行すると、前記通信装置は、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法を実行できるようにされる、通信装置。
  12. 通信システムであって、前記通信システムは、ネットワークスライス管理機能提供エンティティおよびネットワークスライス管理機能消費エンティティを備え、
    前記ネットワークスライス管理機能提供エンティティは、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成され、
    前記ネットワークスライス管理機能消費エンティティは、前記ネットワークスライスインスタンス割り当て要求メッセージを送信するように構成される、通信システム。
  13. コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体がコンピュータプログラムまたは命令を備え、前記コンピュータプログラムまたは前記命令がコンピュータ上で動作されると、前記コンピュータが、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法を実行することを可能にされる、コンピュータ可読記憶媒体。
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