(実施の形態1)
以下、本開示の実施の形態に係る機器管理システムについて、添付図面を参照しながら説明する。本実施の形態に係る機器管理システムは、機器が属するネットワークにおいて機器に付与される機器を識別する機器識別情報を管理する。この機器管理システムは、ネットワークに属する機器の機器識別情報を記憶する機器情報記憶部と、機器を予め設定された分類基準で分類したときに機器が属するクラスに基づいて、機器に対して機器識別情報の送信を要求する機器識別情報要求情報を同一のクラスに属する機器へ送信することにより、機器から送信される機器識別情報を含む機器識別情報応答情報を取得することを、予め設定された少なくとも1つのクラス全てについて繰り返す機器識別情報取得部と、機器識別情報応答情報に含まれる機器識別情報を用いて機器情報記憶部が記憶する機器識別情報を更新する機器情報更新部と、を備える。
本実施の形態に係る機器管理システムは、図1に示すように、クラウドサーバ2と、クラウドサーバ2から取得した制御情報を機器3へ送信することにより機器3の動作を制御する制御装置1と、を備える。制御装置1は、機器3と、ルータ8と、が接続された局所ネットワークNW2に接続されており、機器3と制御装置1とが局所ネットワークNW2を介して通信可能となっている。局所ネットワークNW2は、例えば無線LAN(Local Area Network)である。クラウドサーバ2は、インターネットのような広域ネットワークNW1およびブロードバンドルータ(以下、「BBR」と称する。)8を介して制御装置1および端末装置4と通信可能となっている。
機器3は、例えばECHONET Lite(登録商標)規格に適合した通信プロトコルにより制御装置1と通信する機能を有する。機器3は、ルータ8に対して接続要求情報を送信することにより、ルータ8からIPアドレス情報を取得するアドレス取得部(図示せず)と、アドレス取得部がルータ8から取得したIPアドレス情報を記憶するアドレス記憶部(図示せず)と、を備える。更に、機器3は、制御装置1から機器3のアドレス情報の送信を要求するアドレス要求情報を取得すると、これに応じて自機に付与されたアドレス情報を含むアドレス応答情報を生成して制御装置1へ送信するアドレス応答部(図示せず)を備える。ここで、アドレス情報としては、ルータ8のDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)機能部811により機器3に付与されたIPアドレスを示すIPアドレス情報と、機器3に固有のMACアドレスを示すMACアドレス情報と、を含む。また、機器3は、制御装置1から送信される制御情報を取得すると、取得した制御情報に基づいて動作を開始するとともに、制御情報を取得したことを制御装置1へ通知する制御情報取得応答情報を制御装置1へ送信する。更に、機器3は、予め設定された自機の状態を制御装置1へ通知する機器状態通知時期が到来すると、自機の状態を示すパラメータ情報と自機のホスト名、名称等を示すホスト情報を含む機器状態情報を生成し、生成した機器状態情報を制御装置1へ送信する。また、機器3は、少なくともアドレス応答情報を制御装置1へ送信する際のトランスポート層のプロトコルとしてコネクションレス型のプロトコルを採用し、例えばUDP(User Datagram Protocol)を採用している。
ルータ8は、図2に示すように、DHCP機能部811を有し、通常のルータとしての機能とともにDHCPサーバとしても機能する。DHCP機能部811は、機器3または制御装置1との通信遮断後、或いは、機器3または制御装置1の起動時において、機器3または制御装置1から接続要求情報を受信すると、予め設定された複数のIPアドレスから構成されるアドレスプールの中から、接続要求情報の送信元の機器3または制御装置1に付与するIPアドレスを特定する。そして、DHCP機能部811は、特定したIPアドレスを示すIPアドレス情報を送信元の機器3または制御装置1へ送信する。
端末装置4は、例えばスマートフォンであり、表示部(図示せず)と、入力部(図示せず)と、を有し、広域ネットワークNW1を介してクラウドサーバ2と通信する。端末装置4は、利用者が入力部に対して機器3の設定内容を変更するための操作を行うと、これに応じて、機器3の変更後の設定内容、対象とする機器3のホスト情報を含む操作情報を生成してクラウドサーバ2へ送信する。また、端末装置4は、利用者が入力部に対して機器3のアドレス情報およびホスト情報を、後述するクラウドサーバ2の機器情報記憶部231に新たに記憶させるための機器情報登録操作を行うと、これに応じて、新たに記憶させる機器3のホスト情報を含む操作情報を生成してクラウドサーバ2へ送信する。ここで、ホスト情報は、機器3のホスト名、機器名称等を示す情報である。また、端末装置4は、クラウドサーバ2から送信される、機器3の状態を示す機器状態通知情報を取得すると、取得した機器状態通知情報に基づいて、機器3の状態を表示する機器状態通知画像を形成して表示部に表示させる。
制御装置1は、CPU(Central Processing Unit)101と、主記憶部102と、補助記憶部103と、通信部107と、各部を接続するバス109と、を備える。主記憶部102は、RAM(Random Access Memory)のような揮発性メモリであり、CPU101の作業領域として使用される。補助記憶部103は、半導体メモリのような不揮発性メモリを有し、ROM(Read Only Memory)、ストレージとして機能し、制御装置1の各種機能を実現するためのプログラムを記憶する。通信部107は、例えば無線モジュールを有し、機器3、ルータ8との間で無線通信を行う。無線モジュールは、無線信号を生成する信号生成回路とアンテナとを有し、例えばデータリンク層がIEEE802.11シリーズの通信プロトコルで通信する。また、制御装置1は、電源が投入されると、制御装置1側から例えばSSL (Secure Sockets Layer)ハンドシェイクプロトコルを実行することによりクラウドサーバ2との間で電文を暗号化するための鍵情報を共有し、当該鍵情報を主記憶部102に記憶させる。
制御装置1では、CPU101が、補助記憶部103が記憶するプログラムを主記憶部102に読み込んで実行することにより、図3に示すように、カプセル化電文取得部111、電文送信部112、電文取得部113、イベント発生検知部114およびカプセル化電文送信部116として機能する。
図2に戻って、カプセル化電文取得部111は、クラウドサーバ2から送信される、クラウドサーバ2と制御装置1との間での通信を行うための広域通信用ヘッダ情報によりカプセル化された電文を取得すると、取得した電文について広域通信用ヘッダ情報を解除するとともにカプセル化された電文の暗号化されたペイロードについて前述の鍵情報を用いて復号処理を行う非カプセル化処理を実行する。ここで、広域通信用ヘッダ情報は、HTTPS(Hypertext Transfer Protocol over SSL)、MQTTS(Message Queuing Telemetry Transport over SSL)等のアプリケーション層プロトコルに基づいて通信を行うための情報を含む。ここで、カプセル化電文取得部111は、非カプセル化された電文を電文送信部112に通知する。
電文送信部112は、カプセル化電文取得部111から非カプセル化された電文が通知されると、通知された電文に含まれる宛先IPアドレス情報、宛先MACアドレス情報に基づいて、通知された電文を機器3へ送信する。また、電文送信部112は、電文のうち、制御情報を機器3へ送信すると、制御情報を送信したことを示す制御情報送信通知情報をイベント発生検知部114に通知する。
電文取得部113は、機器3から送信される機器状態情報を取得すると、取得した機器状態情報をカプセル化電文送信部116に通知する。また、電文取得部113は、機器3から送信される前述の制御情報取得応答情報を取得すると、取得した制御情報取得応答情報をイベント発生検知部114に通知する。
イベント発生検知部114は、電文送信部112から制御情報送信通知情報が通知された後、予め設定された時間が経過する迄に電文取得部113から制御情報取得応答情報が通知されない場合、制御情報の送信先の機器3のIPアドレスが更新されるアドレス更新イベントが発生したと判定する。このIPアドレス更新イベントは、例えばルータ8のDHCP機能部811が機器3に払い出したIPアドレスのリース期間が切れた場合に発生する。イベント発生検知部114は、アドレス更新イベントの発生を検知すると、イベント発生通知情報をカプセル化電文送信部116に通知する。
カプセル化電文送信部116は、電文取得部113から機器状態情報が通知されると、通知された機器状態情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから前述の広域通信用ヘッダ情報を付加するカプセル化処理を実行する。そして、カプセル化電文送信部116は、広域通信用ヘッダ情報に基づいて、カプセル化された機器状態情報をクラウドサーバ2へ送信する。また、カプセル化電文送信部116は、イベント発生検知部114からイベント発生通知情報が通知されると、通知されたアドレス更新イベント発生通知情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから前述の広域通信用ヘッダ情報を付加するカプセル化処理を実行する。そして、カプセル化電文送信部116は、広域通信用ヘッダ情報に基づいて、カプセル化されたイベント発生通知情報をクラウドサーバ2へ送信する。
クラウドサーバ2は、図2に示すように、CPU201と、主記憶部202と、補助記憶部203と、通信部206と、各部を接続するバス209と、を備える。CPU201は、例えばマルチコアプロセッサである。主記憶部202は、揮発性メモリから構成され、CPU201の作業領域として用いられる。補助記憶部203は、大容量の不揮発性メモリから構成され、クラウドサーバ2の各種機能を実現するためのプログラムを記憶する。通信部206は、広域ネットワークNW1に接続されている。また、クラウドサーバ2は、制御装置1側から例えばSSLハンドシェイクプロトコルが実行されることにより制御装置1との間で電文を暗号化するための鍵情報を共有し、当該鍵情報を、広域ネットワークNW1において制御装置1を識別する制御装置識別情報に対応づけて主記憶部102に記憶させる。この制御装置識別情報としては、例えば制御装置1に付与されたホスト名を示すホスト名情報および当該ホスト名情報を含む識別情報、IPアドレス情報等である。
クラウドサーバ2では、CPU201が、補助記憶部203が記憶するプログラムを主記憶部202に読み込んで実行することにより、図3に示すように、操作情報取得部211、機器制御部212、カプセル化電文送信部213、カプセル化電文取得部214、機器情報更新部215、機器状態更新部216、機器状態通知部217、機器情報要求部218、アドレス取得部225および送信方法設定部227として機能する。また、図2に示す補助記憶部203は、図3に示すように、機器情報記憶部231と、機器状態記憶部232と、アドレス記憶部241と、クラス情報記憶部242と、送信方法記憶部243と、を有する。アドレス記憶部241は、例えば図4Aに示すように、後述のアドレス要求情報を、制御装置1を介して機器3へマルチキャスト送信することにより機器3から取得したアドレス応答情報に含まれるアドレス情報と、前述のアドレス要求情報を、制御装置1を介して機器3へブロードキャスト送信することにより機器3から取得したアドレス応答情報に含まれるアドレス情報と、を、機器3を予め設定された分類基準で分類したときに機器が属するクラスを示すクラスコード情報に対応づけて記憶する機器識別情報記憶部である。このクラスコード情報は、例えばECHONET Lite規格で規定されたクラスコードを示す。図4Aに示す例では、アドレス要求情報を、クラスコード「0x01」の機器3へマルチキャスト送信することにより機器3から取得したアドレス応答情報に含まれるアドレス情報が、ADR[0]、ADR[1]、ホスト情報が、IDE[0]、IDE[1]であり、アドレス要求情報を、クラスコード「0x01」の機器3へブロードキャスト送信することにより機器3から取得したアドレス応答情報に含まれるアドレス情報が、ADR[0]、ADR[1]、ADR[2]、ホスト情報が、IDE[0]、IDE[1]、IDE[2]であることを示している。
図3に戻って、クラス情報記憶部242は、予め設定された少なくとも1つのクラスを識別するクラスコードを示すクラスコード情報を記憶している。送信方法記憶部243は、例えば図4Bに示すように、アドレス要求情報を機器3へ送信する方法を示す送信方法情報を、アドレス要求情報の宛先の機器3の属するクラスを示すクラスコード情報に対応づけて記憶する。図4Bに示す例では、クラスコード「0x01」で識別されるクラス(例えば「空気調和機」を含む空調関連機器のクラス)に属する機器3へは、アドレス要求情報をブロードキャスト送信することを示している。一方、クラスコード「0x02」で識別されるクラス(例えば「照明器具」を含む住宅・設備関連機器のクラス)に属する機器3およびクラスコード「0x03」で識別されるクラス(例えば「冷蔵庫」を含む調理・家事関連機器のクラス)に属する機器3へは、アドレス要求情報をマルチキャスト送信することを示している。
機器情報記憶部231は、例えば図5に示すように、局所ネットワークNW2に接続された複数の機器3のMACアドレス情報を、局所ネットワークNW2を識別するネットワーク識別情報に対応付けて記憶する。また、機器情報記憶部231は、ネットワーク識別情報毎に、当該ネットワーク識別情報で識別される局所ネットワークNW2に接続された複数の機器3それぞれのアドレス情報、およびホスト情報を互いに対応づけて記憶している。図3に戻って、機器状態記憶部232は、機器3の機器状態を示すパラメータ情報を、機器3のホスト情報とホスト情報とに対応づけて記憶している。なお、機器情報記憶部231は、ホスト情報を、機器3をアプリケーション層で識別するホスト情報に対応づけて記憶していてもよい。
操作情報取得部211は、端末装置4から送信される操作情報を取得すると、取得した操作情報が機器3に対する設定変更操作を示す場合、当該操作情報に含まれる対象となる機器3のホスト情報および変更後の設定内容情報を機器制御部212に通知する。一方、操作情報取得部211は、取得した操作情報が前述の機器情報登録操作を示す場合、当該操作情報に含まれるホスト情報を機器情報要求部218に通知する。
機器情報要求部218は、操作情報取得部211からホスト情報が通知されると、通知されたホスト情報を機器情報記憶部231に記憶させる。そして、機器情報要求部218は、機器3に対して機器3を局所ネットワークNW2において識別する機器識別情報であるアドレス情報およびホスト情報の送信を要求する機器情報要求情報をアドレス取得部225に通知する。このアドレス情報は、IPアドレス情報およびMACアドレス情報を含む。
アドレス取得部225は、機器情報要求情報が通知されると、機器3が属するクラスに基づいて、前述のアドレス情報の送信を要求するアドレス要求情報を同一のクラスに属する機器3へ送信することにより、機器3から送信されるアドレス情報を含むアドレス応答情報を取得する機器識別情報取得部である。そして、アドレス取得部225は、アドレス要求情報を送信することによりアドレス応答情報を取得することを、クラス情報記憶部242が記憶するクラスコード情報に対応する少なくとも1つのクラス全てについて繰り返す。ここで、アドレス取得部225は、機器情報要求情報が通知されると、クラス情報記憶部242が記憶するクラスコード情報の中から1つのクラスコード情報を選出し、選出したクラスコード情報が示すクラスに属する機器3へマルチキャスト送信するアドレス要求情報を生成し、生成したアドレス要求情報をカプセル化電文送信部213に通知する。その後、アドレス取得部225は、カプセル化電文取得部214からアドレス応答情報を取得した後、選出したクラスコード情報が示すクラスに属する機器3へブロードキャスト送信するアドレス要求情報を生成し、生成したアドレス要求情報をカプセル化電文送信部213に通知する。一方、アドレス取得部225は、カプセル化電文取得部214からイベント発生通知情報が通知された場合、クラス情報記憶部242が記憶するクラスコード情報の中から1つのクラスコード情報を選出し、送信方法記憶部243が記憶する選出したクラスコード情報に対応する送信方法情報が示す送信方法で機器3へ送信されるアドレス要求情報を生成し、生成したアドレス要求情報をカプセル化電文送信部213に通知する。その後、アドレス取得部225は、カプセル化電文取得部214からアドレス応答情報が通知されると、通知されたアドレス応答情報に含まれるアドレス情報およびホスト情報を抽出し、抽出したアドレス情報およびホスト情報を、アドレス要求情報の送信方法および送信先の機器3のクラスを示すクラスコード情報に対応づけてアドレス記憶部241に記憶させる。
機器制御部212は、操作情報取得部211から操作対象となる機器3の機種情報、ホスト情報および変更後の設定内容情報が通知されると、通知されたホスト情報および設定内容情報に基づいて制御情報を生成する。また、機器制御部212は、機器状態記憶部232が記憶する機器3それぞれのパラメータ情報に基づいて、機器3の制御内容の更新が必要であるか否かを判定する。そして、機器制御部212は、機器3の制御内容の更新が必要であると判定すると、機器情報記憶部231が記憶する制御対象の機器3に対応するホスト情報を含む、更新後の機器3の制御内容に対応する制御情報を生成する。そして、機器制御部212は、生成した制御情報に、機器情報記憶部231が記憶する制御対象の機器3のホスト情報に対応するアドレス情報を付加してからカプセル化電文送信部213に通知する。
カプセル化電文送信部213は、機器制御部212から制御情報が通知されると、通知された制御情報を暗号化してから前述の広域通信用ヘッダ情報を付加するカプセル化処理を実行する。そして、カプセル化電文送信部213は、広域通信用ヘッダ情報に基づいて、カプセル化された制御情報を制御装置1へ送信する。また、カプセル化電文送信部213は、アドレス取得部225からアドレス要求情報が通知されると、通知されたアドレス要求情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから前述の広域通信用ヘッダ情報を付加するカプセル化処理を実行する。そして、カプセル化電文送信部213は、広域通信用ヘッダ情報に基づいて、カプセル化されたアドレス要求情報を制御装置1へ送信する。
カプセル化電文取得部214は、制御装置1から送信されるカプセル化電文を取得すると、取得したカプセル化電文について広域通信用ヘッダ情報を解除するとともにカプセル化された電文の暗号化されたペイロードについて前述の共有鍵の情報を用いて復号処理を行う非カプセル化処理を実行する。ここで、カプセル化電文取得部214は、非カプセル化された電文がアドレス応答情報である場合、当該アドレス応答情報をアドレス取得部225に通知する。一方、カプセル化電文取得部214は、非カプセル化された電文が機器状態情報である場合、当該機器状態情報を機器状態更新部216に通知する。
送信方法設定部227は、アドレス記憶部241が記憶する、アドレス要求情報を同一のクラスに属する機器3へマルチキャスト送信することにより取得したアドレス応答情報に含まれるアドレス情報と、アドレス要求情報を同一のクラスに属する機器3へブロードキャスト送信することにより取得したアドレス応答情報に含まれるアドレス情報と、が一致する場合、その後、当該クラスに属する機器3へのアドレス要求情報の送信方法をマルチキャスト送信に設定する。一方、送信方法設定部227は、アドレス要求情報を同一のクラスに属する機器3へマルチキャスト送信することにより取得したアドレス応答情報に含まれるアドレス情報と、アドレス要求情報を同一のクラスに属する機器3へブロードキャスト送信することにより取得したアドレス応答情報に含まれるアドレス情報と、が不一致の場合、その後、当該クラスに属する機器3へのアドレス要求情報の送信方法をブロードキャスト送信に設定する。送信方法設定部227は、例えば図4Aに示すように、クラスコード「0x01」のクラスに属する機器3へマルチキャスト送信することにより取得したアドレス情報と、クラスコード「0x01」のクラスに属する機器3へブロードキャスト送信することにより取得したアドレス情報と、が不一致の場合、図4Bに示すように、ブロードキャスト送信を示す送信方法情報を、クラスコード「0x01」を示すクラスコード情報に対応づけて送信方法記憶部243に記憶させる。一方、送信方法設定部227は、例えば図4Aに示すように、クラスコード「0x02」のクラスに属する機器3へマルチキャスト送信することにより取得したアドレス情報と、クラスコード「0x02」のクラスに属する機器3へブロードキャスト送信することにより取得したアドレス情報と、が一致する場合、図4Bに示すように、マルチキャスト送信を示す送信方法情報を、クラスコード「0x02」を示すクラスコード情報に対応づけて送信方法記憶部243に記憶させる。つまり、送信方法設定部227は、アドレス記憶部241が記憶する、アドレス要求情報を同一のクラスに属する機器3へマルチキャスト送信することにより取得したアドレス応答情報に含まれるアドレス情報と、アドレス要求情報を同一のクラスに属する機器3へブロードキャスト送信することにより取得したアドレス応答情報に含まれるアドレス情報と、を比較し、両者が一致する場合、対応するクラスコード情報の送信方法情報をマルチキャスト送信に設定し、アドレス要求情報の送信先の機器3のクラスコード情報に対応づけて送信方法記憶部243に記憶させる。一方、送信方法設定部227は、前述の両者が不一致の場合、ブロードキャスト送信を示す送信方法情報を、アドレス要求情報の送信先の機器3のクラスコード情報に対応づけて送信方法記憶部243に記憶させる。
機器情報更新部215は、アドレス記憶部241が記憶する、各ホスト情報に対応する機器3のMACアドレス情報とIPアドレス情報とのいずれかが更新されると、送信方法記憶部243が記憶する各クラスコード情報に対応する送信方法情報を参照し、アドレス記憶部241が記憶する各クラスコード情報に対応づけられた2種類の送信方法それぞれに対応するアドレス情報およびホスト情報の中から、当該クラスコード情報に対応する送信方法情報が示す送信方法に対応するアドレス情報および関連情報を選出する。そして、機器情報更新部215は、選出したMACアドレス情報とIPアドレス情報とを用いて、機器情報記憶部231が記憶するIPアドレス情報とMACアドレス情報とを更新する。
機器状態更新部216は、カプセル化電文取得部214から機器状態情報が通知されると、通知された機器状態情報に含まれるパラメータ情報、機種情報およびホスト情報を抽出し、抽出したこれらの情報を互いに対応づけて機器状態記憶部232に記憶させる。
機器状態通知部217は、機器状態記憶部232が記憶するパラメータ情報および機種関連情報を含む機器状態通知情報を生成して端末装置4へ送信する。
次に、本実施の形態に係る機器管理システムの動作について図6から図10を参照しながら説明する。ここでは、局所ネットワークNW2に、互いに異なるクラスに属する機器3A、3Bが接続されている場合について説明する。まず、機器3の利用者が、新たに機器3を局所ネットワークNW2に加えてから、端末装置4の入力部に対して前述の機器情報登録操作を行ったとする。この場合、端末装置4が、利用者が機器情報登録操作により入力した新たに加えた機器3のホスト情報を含む操作情報を生成し(ステップS1)、生成された操作情報が、端末装置4からクラウドサーバ2へ送信される(ステップS2)。一方、クラウドサーバ2は、操作情報を取得すると、クラス情報記憶部242が記憶するクラスコード情報の中から1つのクラスコード情報を選出する(ステップS3)。ここでは、クラスコード情報が、空気調和機である機器3Aが属するクラスを示すものとする。次に、クラウドサーバ2は、選出したクラスコード情報を含み且つ宛先IPアドレスがマルチキャストアドレスに設定されたアドレス要求情報を生成する(ステップS4)。このアドレス要求情報は、例えば図7Aに示すように、送信元IPアドレスが制御装置1のIPアドレスに設定されるとともに、クラスコード情報を含む。図7Aに示す例では、クラスコード情報として、空気調和機を含む空調関連機器のクラスを示すクラスコード情報「0x01」が選出された場合を示している。図6に戻って、続いて、クラウドサーバ2は、生成したアドレス要求情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化する(ステップS5)。その後、カプセル化されたアドレス要求情報が、クラウドサーバ2から制御装置1へ送信される(ステップS6)。
一方、制御装置1は、カプセル化されたアドレス要求情報を取得すると、取得したアドレス要求情報に付加された広域通信用ヘッダ情報を解除してから鍵情報を用いて復号することで非カプセル化する(ステップS7)。次に、非カプセル化されたアドレス要求情報が、制御装置1から空気調和機である機器3Aへマルチキャスト送信される(ステップS8)。一方、機器3Aは、アドレス要求情報を取得すると、アドレス要求情報に含まれるクラスコード情報が示すクラスが自機の属するクラスと一致する場合、自機のIPアドレス情報とMACアドレス情報とホスト情報とを含むアドレス応答情報を生成し(ステップS9)、生成されたアドレス応答情報が、機器3Aから制御装置1へ送信される(ステップS10)。一方、制御装置1は、アドレス応答情報を取得すると、取得したアドレス応答情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化する(ステップS11)。次に、カプセル化されたアドレス応答情報が、制御装置1からクラウドサーバ2へ送信される(ステップS12)。一方、クラウドサーバ2は、カプセル化されたアドレス応答情報を取得すると、取得したアドレス応答情報に付加された広域通信用ヘッダ情報を解除してから鍵情報を用いて復号することで非カプセル化する(ステップS13)。続いて、クラウドサーバ2は、非カプセル化されたアドレス応答情報に含まれるIPアドレス情報、MACアドレス情報およびホスト情報を抽出し、抽出したこれらの情報を互いに対応づけてアドレス記憶部241に記憶させる(ステップS14)。
その後、クラウドサーバ2は、選出したクラスコード情報を含み且つ宛先IPアドレスがブロードキャストアドレスに設定されたアドレス要求情報を生成する(ステップS15)。このアドレス要求情報は、例えば図7Bに示すように、送信元IPアドレスが制御装置1のIPアドレスに設定されるとともに、クラスコード情報を含む。図7Bに示す例では、クラスコード情報として、空気調和機を含む空調関連機器のクラスを示すクラスコード情報「0x01」が選出された場合を示している。図6に戻って、次に、クラウドサーバ2は、生成したアドレス要求情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化する(ステップS16)。続いて、カプセル化されたアドレス要求情報が、クラウドサーバ2から制御装置1へ送信される(ステップS17)。一方、制御装置1は、図8に示すように、カプセル化されたアドレス要求情報を取得すると、取得したアドレス要求情報に付加された広域通信用ヘッダ情報を解除してから鍵情報を用いて復号することで非カプセル化する(ステップS18)。続いて、非カプセル化されたアドレス要求情報が、制御装置1から空気調和機である機器3Aへブロードキャスト送信される(ステップS19)。一方、機器3Aは、アドレス要求情報を取得すると、アドレス要求情報に含まれるクラスコード情報が示すクラスが自機の属するクラスと一致する場合、自機のIPアドレス情報とMACアドレス情報とホスト情報とを含むアドレス応答情報を生成し(ステップS20)、生成されたアドレス応答情報が、機器3Aから制御装置1へ送信される(ステップS21)。一方、制御装置1は、アドレス応答情報を取得すると、取得したアドレス応答情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化する(ステップS22)。次に、カプセル化されたアドレス応答情報が、制御装置1からクラウドサーバ2へ送信される(ステップS23)。一方、クラウドサーバ2は、カプセル化されたアドレス応答情報を取得すると、取得したアドレス応答情報に付加された広域通信用ヘッダ情報を解除してから鍵情報を用いて復号することで非カプセル化する(ステップS24)。続いて、クラウドサーバ2は、非カプセル化されたアドレス応答情報に含まれるIPアドレス情報、MACアドレス情報およびホスト情報を抽出し、抽出したこれらの情報を互いに対応づけてアドレス記憶部241に記憶させる(ステップS25)。
その後、クラウドサーバ2は、アドレス記憶部241が記憶する、アドレス要求情報を同一のクラスに属する機器3へマルチキャスト送信することにより取得したアドレス応答情報に含まれるアドレス情報と、アドレス要求情報を同一のクラスに属する機器3へブロードキャスト送信することにより取得したアドレス応答情報に含まれるアドレス情報と、を比較する。そして、制御装置は、両者が一致する場合、マルチキャスト送信を示す送信方法情報を、アドレス要求情報の送信先の機器3のクラスコード情報に対応づけて送信方法記憶部243に記憶させる。一方、制御装置1は、前述の両者が不一致の場合、ブロードキャスト送信を示す送信方法情報を、アドレス要求情報の送信先の機器3のクラスコード情報に対応づけて送信方法記憶部243に記憶させる(ステップS26)。
次に、クラウドサーバ2は、クラス情報記憶部242が記憶するクラスコード情報の中から他の1つのクラスコード情報を選出する(ステップS27)。ここでは、クラスコード情報が、照明器具である機器3Bが属するクラスを示すものとする。続いて、クラウドサーバ2が、選出したクラスコード情報を含み且つ宛先IPアドレスがマルチキャストアドレスに設定されたアドレス要求情報を生成し(ステップS28)、生成したアドレス要求情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化する(ステップS29)。その後、カプセル化されたアドレス要求情報が、クラウドサーバ2から制御装置1へ送信される(ステップS30)。一方、制御装置1は、カプセル化されたアドレス要求情報を取得すると、取得したアドレス要求情報に付加された広域通信用ヘッダ情報を解除してから鍵情報を用いて復号することで非カプセル化する(ステップS31)。次に、非カプセル化されたアドレス要求情報が、制御装置1から照明器具である機器3Bへマルチキャスト送信される(ステップS32)。一方、機器3Bは、アドレス要求情報を取得すると、アドレス要求情報に含まれるクラスコード情報が示すクラスが自機の属するクラスと一致する場合、自機のIPアドレス情報とMACアドレス情報とホスト情報とを含むアドレス応答情報を生成し(ステップS33)、生成されたアドレス応答情報が、機器3Bから制御装置1へ送信される(ステップS34)。一方、制御装置1は、アドレス応答情報を取得すると、取得したアドレス応答情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化する(ステップS35)。続いて、カプセル化されたアドレス応答情報が、図9に示すように、制御装置1からクラウドサーバ2へ送信される(ステップS36)。一方、クラウドサーバ2は、カプセル化されたアドレス応答情報を取得すると、取得したアドレス応答情報に付加された広域通信用ヘッダ情報を解除してから鍵情報を用いて復号することで非カプセル化する(ステップS37)。その後、クラウドサーバ2は、非カプセル化されたアドレス応答情報に含まれるIPアドレス情報、MACアドレス情報およびホスト情報を抽出し、抽出したこれらの情報を互いに対応づけてアドレス記憶部241に記憶させる(ステップS38)。
次に、クラウドサーバ2が、選出したクラスコード情報を含み且つ宛先IPアドレスがブロードキャストアドレスに設定されたアドレス要求情報を生成し(ステップS39)、生成したアドレス要求情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化する(ステップS40)。続いて、カプセル化されたアドレス要求情報が、クラウドサーバ2から制御装置1へ送信される(ステップS41)。一方、制御装置1は、カプセル化されたアドレス要求情報を取得すると、取得したアドレス要求情報に付加された広域通信用ヘッダ情報を解除してから鍵情報を用いて復号することで非カプセル化する(ステップS42)。その後、非カプセル化されたアドレス要求情報が、制御装置1から照明器具である機器3Bへブロードキャスト送信される(ステップS43)。一方、機器3Bは、アドレス要求情報を取得すると、アドレス要求情報に含まれるクラスコード情報が示すクラスが自機の属するクラスと一致する場合、自機のIPアドレス情報とMACアドレス情報とホスト情報とを含むアドレス応答情報を生成し(ステップS44)、生成されたアドレス応答情報が、機器3Bから制御装置1へ送信される(ステップS45)。一方、制御装置1は、アドレス応答情報を取得すると、取得したアドレス応答情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化する(ステップS46)。次に、カプセル化されたアドレス応答情報が、制御装置1からクラウドサーバ2へ送信される(ステップS47)。一方、クラウドサーバ2は、カプセル化されたアドレス応答情報を取得すると、取得したアドレス応答情報に付加された広域通信用ヘッダ情報を解除してから鍵情報を用いて復号することで非カプセル化する(ステップS48)。続いて、クラウドサーバ2は、非カプセル化されたアドレス応答情報に含まれるIPアドレス情報、MACアドレス情報およびホスト情報を抽出し、抽出したこれらの情報を互いに対応づけてアドレス記憶部241に記憶させる(ステップS49)。
続いて、クラウドサーバ2は、アドレス記憶部241が記憶する、アドレス要求情報を同一のクラスに属する機器3へマルチキャスト送信することにより取得したアドレス応答情報に含まれるアドレス情報と、アドレス要求情報を同一のクラスに属する機器3へブロードキャスト送信することにより取得したアドレス応答情報に含まれるアドレス情報と、を比較する。そして、制御装置は、両者が一致する場合、マルチキャスト送信を示す送信方法情報を、アドレス要求情報の送信先の機器3のクラスコード情報に対応づけて送信方法記憶部243に記憶させる。一方、両者が一致する場合、ブロードキャスト送信を示す送信方法情報を、アドレス要求情報の送信先の機器3のクラスコード情報に対応づけて送信方法記憶部243に記憶させる(ステップS50)。
その後、クラウドサーバ2は、アドレス記憶部241が記憶する機器3A、3BのMACアドレス情報、IPアドレス情報およびホスト情報を用いて機器情報記憶部231が記憶するIPアドレス情報、MACアドレス情報およびホスト情報を更新する(ステップS51)。
次に、図10に示すように、機器3A、3Bまたは制御装置1との通信遮断、或いは、機器3A、3Bまたは制御装置1の再起動等の前述のアドレス更新イベントが発生したとする。この場合、ルータ8のDHCP機能部811が、ネットワークNW1に接続された機器3A、3Bおよび制御装置1それぞれに新たにIPアドレスが付与される。この場合、制御装置1は、アドレス更新イベントが発生したことを検知すると、イベント発生通知情報を生成する(ステップS52)。次に、制御装置1は、生成したイベント発生通知情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化する(ステップS53)。続いて、カプセル化されたイベント発生通知情報が、制御装置1からクラウドサーバ2へ送信される(ステップS54)。一方、クラウドサーバ2は、カプセル化されたイベント発生通知情報を取得すると、取得したイベント発生通知情報に付加された広域通信用ヘッダ情報を解除してから鍵情報を用いて復号することで非カプセル化する(ステップS55)。その後、クラウドサーバ2は、非カプセル化されたイベント発生通知情報に基づいて、アドレス更新イベントが発生したと判定する(ステップS56)。この場合、クラウドサーバ2は、クラス情報記憶部242が記憶するクラスコード情報の中から1つのクラスコード情報を選出する(ステップS57)。次に、クラウドサーバ2は、送信方法記憶部243が記憶する、選出したクラスコード情報に対応する送信方法情報に基づいて、選出したクラスコード情報を含み且つ宛先IPアドレスを送信方法情報が示す送信方法に対応したアドレスに設定したアドレス要求情報を生成する(ステップS58)。ここで、送信方法情報がマルチキャストを示す場合、宛先IPアドレスがマルチキャストアドレスに設定され、送信方法情報がブロードキャストを示す場合、宛先IPアドレスがブロードキャストアドレスに設定される。続いて、クラウドサーバ2は、生成したアドレス要求情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化する(ステップS59)。続いて、カプセル化されたアドレス要求情報が、クラウドサーバ2から制御装置1へ送信される(ステップS60)。一方、制御装置1は、カプセル化されたアドレス要求情報を取得すると、取得したアドレス要求情報に付加された広域通信用ヘッダ情報を解除してから鍵情報を用いて復号することで非カプセル化する(ステップS61)。その後、非カプセル化されたアドレス要求情報が、制御装置1から機器3Aへ送信方法情報が示す送信方法で送信される(ステップS62)。一方、機器3Aは、アドレス要求情報を取得すると、アドレス要求情報に含まれるクラスコード情報が示すクラスが自機の属するクラスと一致する場合、自機のIPアドレス情報とMACアドレス情報とホスト情報とを含むアドレス応答情報を生成し(ステップS63)、生成されたアドレス応答情報が、機器3Aから制御装置1へ送信される(ステップS64)。一方、制御装置1は、アドレス応答情報を取得すると、取得したアドレス応答情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化する(ステップS65)。次に、カプセル化されたアドレス応答情報が、制御装置1からクラウドサーバ2へ送信される(ステップS66)。一方、クラウドサーバ2は、カプセル化されたアドレス応答情報を取得すると、取得したアドレス応答情報に付加された広域通信用ヘッダ情報を解除してから鍵情報を用いて復号することで非カプセル化する(ステップS67)。次に、クラウドサーバ2は、非カプセル化されたアドレス応答情報に含まれるIPアドレス情報、MACアドレス情報およびホスト情報を抽出し、抽出したこれらの情報を互いに対応づけてアドレス記憶部241に記憶させる(ステップS68)。
続いて、クラウドサーバ2は、図11に示すように、クラス情報記憶部242が記憶するクラスコード情報の中から他の1つのクラスコード情報を選出する(ステップS69)。その後、クラウドサーバ2が、送信方法記憶部243が記憶する、選出したクラスコード情報に対応する送信方法情報に基づいて、選出したクラスコード情報を含み且つ宛先IPアドレスを送信方法情報が示す送信方法に対応したアドレスに設定したアドレス要求情報を生成する(ステップS70)。次に、クラウドサーバ2は、生成したアドレス要求情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化する(ステップS71)。続いて、カプセル化されたアドレス要求情報が、クラウドサーバ2から制御装置1へ送信される(ステップS72)。一方、制御装置1は、カプセル化されたアドレス要求情報を取得すると、取得したアドレス要求情報に付加された広域通信用ヘッダ情報を解除してから鍵情報を用いて復号することで非カプセル化する(ステップS73)。その後、非カプセル化されたアドレス要求情報が、制御装置1から機器3Bへ送信方法情報が示す送信方法で送信される(ステップS74)。一方、機器3Bは、アドレス要求情報を取得すると、アドレス要求情報に含まれるクラスコード情報が示すクラスが自機の属するクラスと一致する場合、自機のIPアドレス情報とMACアドレス情報とホスト情報とを含むアドレス応答情報を生成し(ステップS75)、生成されたアドレス応答情報が、機器3Bから制御装置1へ送信される(ステップS76)。一方、制御装置1は、アドレス応答情報を取得すると、取得したアドレス応答情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化する(ステップS77)。次に、カプセル化されたアドレス応答情報が、制御装置1からクラウドサーバ2へ送信される(ステップS78)。一方、クラウドサーバ2は、カプセル化されたアドレス応答情報を取得すると、取得したアドレス応答情報に付加された広域通信用ヘッダ情報を解除してから鍵情報を用いて復号することで非カプセル化する(ステップS79)。次に、クラウドサーバ2は、非カプセル化されたアドレス応答情報に含まれるIPアドレス情報、MACアドレス情報およびホスト情報を抽出し、抽出したこれらの情報を互いに対応づけてアドレス記憶部241に記憶させる(ステップS80)。
続いて、クラウドサーバ2は、送信方法記憶部243が記憶する各クラスコード情報に対応する送信方法情報を参照し、アドレス記憶部241が記憶する各クラスコード情報に対応づけられた2種類の送信方法それぞれに対応するアドレス情報およびホスト情報の中から、当該クラスコード情報に対応する送信方法情報が示す送信方法に対応するアドレス情報および関連情報を選出する。そして、機器情報更新部215は、選出した機器3A、3BのMACアドレス情報、IPアドレス情報およびホスト情報を用いて機器情報記憶部231が記憶するIPアドレス情報、MACアドレス情報およびホスト情報を更新する(ステップS81)。
また、前述の機器状態通知時期が到来すると、例えば機器3Aが前述の機器状態情報を生成し(ステップS82)、生成された機器状態情報が、機器3Aから制御装置1へ送信される(ステップS83)。一方、制御装置1は、機器状態情報を取得すると、取得した機器状態情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化する(ステップS84)。その後、図12に示すように、カプセル化された機器状態情報が、制御装置1からクラウドサーバ2へ送信される(ステップS85)。一方、クラウドサーバ2は、機器状態情報を取得すると、取得した機器状態情報について広域通信用ヘッダ情報を解除してから前述の鍵情報を用いて復号処理を行うことで非カプセル化する(ステップS86)。次に、クラウドサーバ2は、機器状態情報に含まれる機器3Aのパラメータ情報と機種情報とホスト情報とを抽出して互いに対応づけて機器状態記憶部232に記憶させる(ステップS87)。
次に、クラウドサーバ2が、機器状態記憶部232が記憶する機器状態情報に基づいて、機器3Aの制御内容の更新が必要であると判定したとする(ステップS88)。この場合、クラウドサーバ2は、更新後の機器3Aの制御内容に対応する制御情報を生成し(ステップS89)、生成した制御情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化する(ステップS90)。続いて、カプセル化された制御情報が、クラウドサーバ2から制御装置1へ送信される(ステップS91)。一方、制御装置1は、カプセル化された制御情報を取得すると、取得した制御情報について広域通信用ヘッダ情報を解除してから前述の鍵情報を用いて復号処理を行うことで非カプセル化する(ステップS92)。その後、非カプセル化された制御情報が、制御情報に含まれる送信先のIPアドレス情報およびMACアドレス情報に基づいて、制御装置1から機器3Aへ送信される(ステップS93)。一方、機器3Aは、制御情報を取得すると、取得した制御情報に基づいて動作を開始する(ステップS94)。
次に、本実施の形態に係るクラウドサーバ2が実行する機器制御処理について図13および図14を参照しながら説明する。この機器制御処理は、例えばクラウドサーバ2において機器制御処理を実行するためのプログラムが起動された後、クラウドサーバ2との間でSSLハンドシェイクプロトコルが実行されクラウドサーバ2との間でコネクションが確立したことを契機として開始される。まず、操作情報取得部211は、端末装置4から送信される、機器情報登録操作を示す操作情報を取得したか否かを判定する(ステップS101)。ここで、操作情報取得部211が、機器情報登録操作を示す操作情報を取得していないと判定すると(ステップS101:No)、後述のステップS114の処理が実行される。一方、操作情報取得部211が、機器情報登録操作を示す操作情報を取得したと判定すると(ステップS101:Yes)、取得した操作情報に含まれるホスト情報を機器情報要求部218に通知する。そうすると、機器情報要求部218は、操作情報取得部211からホスト情報が通知されると、通知されたホスト情報を機器情報記憶部231に記憶させるとともに、機器情報要求情報をアドレス取得部225に通知する。そして、アドレス取得部225は、機器情報要求情報が通知されると、クラス情報記憶部242が記憶するクラスコード情報の中から1つのクラスコード情報を選出する(ステップS102)。
次に、アドレス取得部225は、宛先IPアドレスがマルチキャストアドレスに設定されたアドレス要求情報を生成する。そして、カプセル化電文送信部213が、生成されたアドレス要求情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから前述の広域通信用ヘッダ情報を付加するカプセル化処理を実行してから、広域通信用ヘッダ情報に基づいて、カプセル化されたアドレス要求情報を制御装置1へ送信する(ステップS103)。続いて、カプセル化電文取得部214は、取得したカプセル化電文を非カプセル化することにより、アドレス応答情報を取得したか否かを判定する(ステップS106)。ここで、カプセル化電文取得部214が、アドレス応答情報を取得していないと判定すると(ステップS104:No)、後述のステップS106の処理が実行される。一方、カプセル化電文取得部214が、アドレス応答情報を取得したと判定すると(ステップS104:Yes)、当該アドレス応答情報をアドレス取得部225に通知する。そして、アドレス取得部225は、通知されたアドレス応答情報に含まれるアドレス情報およびホスト情報を抽出し、抽出したこれらの情報をアドレス要求情報の送信方法および送信先の機器3のクラスを示すクラスコード情報に対応づけてアドレス記憶部241に記憶させる(ステップS105)。
次に、アドレス取得部225は、宛先IPアドレスがブロードキャストアドレスに設定されたアドレス要求情報を生成する。そして、カプセル化電文送信部213が、生成されたアドレス要求情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから前述の広域通信用ヘッダ情報を付加するカプセル化処理を実行してから、広域通信用ヘッダ情報に基づいて、カプセル化されたアドレス要求情報を制御装置1へ送信する(ステップS106)。続いて、カプセル化電文取得部214は、取得したカプセル化電文を非カプセル化することにより、アドレス応答情報を取得すると(ステップS107)、当該アドレス応答情報をアドレス取得部225に通知する。そして、アドレス取得部225は、通知されたアドレス応答情報に含まれるアドレス情報およびホスト情報を抽出し、抽出したこれらの情報をアドレス要求情報の送信方法および送信先の機器3のクラスを示すクラスコード情報に対応づけてアドレス記憶部241に記憶させる(ステップS108)。
その後、アドレス取得部225は、クラス情報記憶部242が記憶する全てのクラスコード情報それぞれが示すクラス全てについてアドレス応答情報を取得したか否かを判定する(ステップS109)。ここで、アドレス取得部225が、未だアドレス応答情報を取得していないクラスに属する機器3が存在すると判定すると(ステップS109:No)、再びステップS102の処理が実行される。一方、アドレス取得部225が、クラス情報記憶部242が記憶する全てのクラスコード情報それぞれが示すクラス全てについてアドレス応答情報を取得したと判定したとする(ステップS109:Yes)。この場合、送信方法設定部227は、アドレス記憶部241が記憶する、アドレス要求情報を同一のクラスに属する機器3へマルチキャスト送信することにより取得したアドレス応答情報に含まれるアドレス情報と、アドレス要求情報を同一のクラスに属する機器3へブロードキャスト送信することにより取得したアドレス応答情報に含まれるアドレス情報と、を比較することにより各クラスの送信方法情報を設定して当該送信方法情報を送信方法記憶部243に記憶させる(ステップS110)。ここで、送信方法設定部227は、前述の両者が一致する場合、対応するクラスコード情報の送信方法情報をマルチキャスト送信に設定し、アドレス要求情報の送信先の機器3のクラスコード情報に対応づけて送信方法記憶部243に記憶させる。一方、送信方法設定部227は、前述の両者が不一致の場合、ブロードキャスト送信を示す送信方法情報を、アドレス要求情報の送信先の機器3のクラスコード情報に対応づけて送信方法記憶部243に記憶させる。
次に、機器情報更新部215は、送信方法記憶部243が記憶する各クラスコード情報に対応する送信方法情報を参照し、アドレス記憶部241が記憶する各クラスコード情報に対応づけられた2種類の送信方法それぞれに対応するアドレス情報およびホスト情報の中から、当該クラスコード情報に対応する送信方法情報が示す送信方法に対応するアドレス情報および機器識別情報を選出する。そして、機器情報更新部215は、選出したMACアドレス情報とIPアドレス情報とを用いて、機器情報記憶部231が記憶するIPアドレス情報とMACアドレス情報とを更新する(ステップS111)。
続いて、機器制御部212は、制御内容更新イベントが発生したか否かを判定する(ステップS112)。ここにおいて、機器制御部212は、操作情報取得部211から操作対象となる機器3のホスト情報および変更後の設定内容情報が通知された場合、或いは、機器状態記憶部232が記憶する機器3それぞれのパラメータ情報に基づいて、機器3の制御内容の更新が必要であると判定した場合、制御内容更新イベントが発生したと判定する。ここで、機器制御部212が、制御内容更新イベントが発生していないと判定すると(ステップS112:No)、後述のステップS114の処理が実行される。一方、機器制御部212は、制御内容更新イベントが発生したと判定すると(ステップS112:Yes)、機器情報記憶部231が記憶する制御対象の機器3に対応するホスト情報を含む、更新後の機器3の制御内容に対応する制御情報を生成する。そして、カプセル化電文送信部213が、生成された制御情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから前述の広域通信用ヘッダ情報を付加するカプセル化処理を実行してから、広域通信用ヘッダ情報に基づいて、カプセル化されたアドレス要求情報を制御装置1へ送信する(ステップS113)。
その後、図14に示すように、アドレス取得部225は、前述のアドレス更新イベントが発生したか否かを判定する(ステップS114)。ここにおいて、アドレス取得部225は、カプセル化電文取得部214からイベント発生通知情報が通知された場合、アドレス更新イベントが発生したと判定する。ここで、アドレス取得部225が、アドレス更新イベントが発生していないと判定すると(ステップS114:No)、後述のステップS122の処理が実行される。一方、アドレス取得部225は、アドレス更新イベントが発生したと判定したとすると(ステップS114:Yes)、クラス情報記憶部242が記憶するクラスコード情報の中から1つのクラスコード情報を選出し(ステップS115)、送信方法記憶部243が記憶する選出したクラスコード情報に対応する送信方法情報が示す送信方法を特定する(ステップS116)。次に、アドレス取得部225は、宛先IPアドレスが特定した送信方法に対応するアドレスに設定されたアドレス要求情報を生成する。そして、カプセル化電文送信部213が、生成されたアドレス要求情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから前述の広域通信用ヘッダ情報を付加するカプセル化処理を実行してから、広域通信用ヘッダ情報に基づいて、カプセル化されたアドレス要求情報を制御装置1へ送信する(ステップS117)。続いて、カプセル化電文取得部214は、取得したカプセル化電文を非カプセル化することにより、アドレス応答情報を取得すると(ステップS118)、当該アドレス応答情報をアドレス取得部225に通知する。そして、アドレス取得部225は、通知されたアドレス応答情報に含まれるアドレス情報およびホスト情報を抽出し、抽出したこれらの情報をアドレス要求情報の送信方法および送信先の機器3のクラスを示すクラスコード情報に対応づけてアドレス記憶部241に記憶させる(ステップS119)。
その後、アドレス取得部225は、クラス情報記憶部242が記憶する全てのクラスコード情報それぞれが示すクラス全てについてアドレス応答情報を取得したか否かを判定する(ステップS120)。ここで、アドレス取得部225が、未だアドレス応答情報を取得していないクラスに属する機器3が存在すると判定すると(ステップS120:No)、再びステップS115の処理が実行される。一方、アドレス取得部225が、クラス情報記憶部242が記憶する全てのクラスコード情報それぞれが示すクラス全てについてアドレス応答情報を取得したと判定したとする(ステップS120:Yes)。この場合、機器情報更新部215は、アドレス記憶部241が記憶する、各ホスト情報に対応する機器3のMACアドレス情報とIPアドレス情報とのいずれかが更新されると、送信方法記憶部243が記憶する各クラスコード情報に対応する送信方法情報を参照し、アドレス記憶部241が記憶する各クラスコード情報に対応づけられた2種類の送信方法それぞれに対応するアドレス情報およびホスト情報の中から、当該クラスコード情報に対応する送信方法情報が示す送信方法に対応するアドレス情報および関連情報を選出する。そして、機器情報更新部215は、選出したMACアドレス情報とIPアドレス情報とを用いて、機器情報記憶部231が記憶するIPアドレス情報とMACアドレス情報とを更新する(ステップS121)。
続いて、カプセル化電文取得部214は、取得したカプセル化電文を非カプセル化することにより、機器状態情報を取得したか否かを判定する(ステップS122)。ここで、カプセル化電文取得部214が、機器状態情報を取得していないと判定すると(ステップS122:No)、再びステップS101の処理が実行される。一方、カプセル化電文取得部214は、機器状態情報を取得したと判定すると(ステップS122:Yes)、取得した機器状態情報を機器状態更新部216に通知する。そして、機器状態更新部216は、カプセル化電文取得部214から機器状態情報が通知されると、通知された機器状態情報に含まれるパラメータ情報、機種情報およびホスト情報を抽出し、抽出したこれらの情報を互いに対応づけて機器状態記憶部232に記憶させる(ステップS123)。その後、再びステップS101の処理が実行される。
以上説明したように、本実施の形態に係る機器管理システムによれば、アドレス取得部225が、機器3を当該機器3が属するクラスに基づいて、同一のクラスに属する機器3へアドレス要求情報を送信することにより、機器3から送信されるアドレス応答情報を取得することを、クラス情報記憶部242が記憶するクラスコード情報が示すクラス全てについて繰り返す。これにより、アドレス取得部225が、機器3から送信されるアドレス応答情報をクラス単位で取得することができるので、アドレス応答情報を同時期に多量に取得しようとする場合に生じるいわゆるアドレス応答情報の取りこぼしの可能性を低減できる。従って、機器情報記憶部231が記憶するアドレス情報およびホスト情報と、実際に局所ネットワークNW2に属する機器3のアドレス情報およびホスト情報と、の整合性を確保できるので、機器3を適切に管理することができる。
ところで、局所ネットワークNW2に属する機器3へアドレス要求情報を送信する場合、アドレス要求情報をマルチキャスト送信してもアドレス要求情報を取得できない機器3が存在する場合がある。例えばルータ8が、IGMP(Internet Group Management Protocol)に基づいて、複数の物理セグメントで構成される局所ネットワークNW2を管理している場合が挙げられる。この場合、局所ネットワークNW2にIGMPに対応していない機器3が存在する場合、当該機器へマルチキャスト送信されたアドレス要求情報が送達されない場合がある。このため、IGMPに対応していない機器3を適切に管理できない虞がある。
これに対して、本実施の形態に係る機器管理システムでは、局所ネットワークNW2内にIGMPに対応していない機器3が存在する場合、当該機器3の属するクラスと同一のクラスに属する機器3へアドレス要求情報をブロードキャスト送信する。これにより、例えばルータ8のIGMPスヌーピング機能が有効な場合であっても、アドレス要求情報を局所ネットワークNW2に属する全ての機器3へ送達させることができるので、局所ネットワークNW2に属する全ての機器3から送信されるアドレス応答情報を取得することができる。従って、機器3を適切に管理することができる。
また、本実施の形態に係る機器管理システムでは、IGMPに対応している機器3のみから構成されるクラスに対しては、アドレス要求情報をマルチキャスト送信する。これにより、局所ネットワークNW2におけるトラフィックを低減することができるので、通信遅延の発生を抑制することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態に係る機器管理システムは、局所ネットワークNW2に属する機器3の数に応じてアドレス応答情報の内容を変更する点で、実施の形態1と相違する。
本実施の形態に係る機器管理システムは、図15に示すように、クラウドサーバ2002と、クラウドサーバ2002から取得した制御情報を機器3へ送信することにより機器3の動作を制御する制御装置1と、を備える。なお、図15において、実施の形態1と同様の構成については図3と同一の符号を付している。また、クラウドサーバ2002は、実施の形態1で説明したクラウドサーバ2と同様のハードウェア構成を有する。そこで、本実施の形態に係るハードウェア構成は、図2と同一の符号を用いて説明する。
クラウドサーバ2002では、CPU201が、補助記憶部203が記憶するプログラムを主記憶部202に読み込んで実行することにより、操作情報取得部211、機器制御部212、カプセル化電文送信部213、カプセル化電文取得部214、機器情報更新部215、機器状態更新部216、機器状態通知部217、機器情報要求部218、アドレス取得部2225、送信方法設定部227および機器数特定部2219として機能する。
アドレス取得部2225は、局所ネットワークNW2に属する機器3の機器数が予め設定された基準機器数以上である場合、実施の形態1で説明したように、機器3が属するクラスに基づいて、機器3のアドレス情報の送信を要求するアドレス要求情報を同一のクラスに属する機器3へ送信することにより、機器3から送信されるアドレス情報を含むアドレス応答情報を取得することを、クラス情報記憶部242が記憶するクラスコード情報に対応する少なくとも1つのクラス全てについて繰り返す。一方、アドレス取得部2225は、局所ネットワークNW2に属する機器3の機器数が予め設定された基準機器数未満である場合、アドレス要求情報を、局所ネットワークNW2に属する機器3全てへ送信することにより、全ての機器3から一斉にアドレス応答情報を取得する。アドレス取得部2225は、機器情報要求部218から機器情報要求情報が通知された場合、或いは、カプセル化電文取得部214からイベント発生通知情報が通知された場合、機器数要求情報を機器数特定部2219に通知することにより、機器数特定部2219から後述の機器数情報を取得する。そして、アドレス取得部2225は、取得した機器数情報が示す機器数が基準機器数以上であるか否かを判定する。そして、アドレス取得部2225は、カプセル化電文取得部214から通知されるアドレス応答情報に含まれるアドレス情報およびホスト情報を抽出し、抽出したアドレス情報およびホスト情報を、アドレス要求情報の送信方法および送信先の機器3のクラスを示すクラスコード情報に対応づけてアドレス記憶部241に記憶させる。
機器数特定部2219は、アドレス取得部2225から機器数要求情報が通知されると、機器情報記憶部231が記憶する、制御装置1とともに局所ネットワークNW2に属する機器3の機種情報およびホスト情報の組み合わせの数に基づいて機器数を特定し、特定した機器数を示す機器数情報をアドレス取得部2225に通知する。
次に、本実施の形態に係る制御システムの動作について図16から図19を参照しながら説明する。なお、図16から図19において、実施の形態1と同様の処理については図6、図8から図12と同一の符号を付している。まず、実施の形態1で説明したステップS1、S2の処理が実行されると、クラウドサーバ2002は、機器情報記憶部231が記憶する、制御装置1とともに局所ネットワークNW2に属する機器3の機種情報およびホスト情報の組み合わせの数に基づいて機器数を特定する(ステップS2001)。ここで、クラウドサーバ2002が、機器数情報が示す機器数Neが予め設定された基準機器数Neth未満であると判定したとする(ステップS2002)。この場合、クラウドサーバ2002は、宛先IPアドレスがマルチキャストアドレスに設定されたアドレス要求情報を生成する(ステップS2003)。次に、クラウドサーバ2002は、生成したアドレス要求情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化し(ステップS2004)、カプセル化されたアドレス要求情報が、クラウドサーバ2002から制御装置1へ送信される(ステップS2005)。一方、制御装置1は、カプセル化されたアドレス要求情報を取得すると、取得したアドレス要求情報に付加された広域通信用ヘッダ情報を解除してから鍵情報を用いて復号することで非カプセル化する(ステップS2006)。その後、非カプセル化されたアドレス要求情報が、制御装置1から局所ネットワークNW2に属する全ての機器3A、3Bへマルチキャスト送信される(ステップS2007、S2008)。ここで、前述のアドレス要求情報では、クラスコード情報が指定されていない。このため、局所ネットワークNW2に属する互いに属するクラスが異なる機器3A、3Bの全てが、当該アドレス要求情報を取得すると、これに応じて、アドレス応答情報を生成する。従って、機器3Aは、アドレス要求情報を取得すると、これに応じて、自機のIPアドレス情報とMACアドレス情報とホスト情報とを含むアドレス応答情報を生成し(ステップS2009)、生成されたアドレス応答情報が、機器3Aから制御装置1へ送信される(ステップS2010)。一方、制御装置1は、アドレス応答情報を取得すると、取得したアドレス応答情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化する(ステップS2011)。次に、カプセル化されたアドレス応答情報が、制御装置1からクラウドサーバ2002へ送信される(ステップS2012)。一方、クラウドサーバ2002は、カプセル化されたアドレス応答情報を取得すると、取得したアドレス応答情報に付加された広域通信用ヘッダ情報を解除してから鍵情報を用いて復号することで非カプセル化する(ステップS2013)。続いて、クラウドサーバ2002は、非カプセル化されたアドレス応答情報に含まれるIPアドレス情報、MACアドレス情報およびホスト情報を抽出し、抽出したこれらの情報を互いに対応づけてアドレス記憶部241に記憶させる(ステップS2014)。また、機器3Bも、アドレス要求情報を取得すると、これに応じて、自機のIPアドレス情報とMACアドレス情報とホスト情報とを含むアドレス応答情報を生成し(ステップS2015)、生成されたアドレス応答情報が、機器3Bから制御装置2001へ送信される(ステップS2016)。一方、制御装置1は、アドレス応答情報を取得すると、図17に示すように、取得したアドレス応答情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化する(ステップS2017)。その後、カプセル化されたアドレス応答情報が、制御装置1からクラウドサーバ2002へ送信される(ステップS2018)。一方、クラウドサーバ2002は、カプセル化されたアドレス応答情報を取得すると、取得したアドレス応答情報に付加された広域通信用ヘッダ情報を解除してから鍵情報を用いて復号することで非カプセル化する(ステップS2019)。次に、クラウドサーバ2002は、非カプセル化されたアドレス応答情報に含まれるIPアドレス情報、MACアドレス情報およびホスト情報を抽出し、抽出したこれらの情報を互いに対応づけてアドレス記憶部241に記憶させる(ステップS2020)。
続いて、クラウドサーバ2002は、宛先IPアドレスがブロードキャストアドレスに設定されたアドレス要求情報を生成する(ステップS2021)。その後、クラウドサーバ2002は、生成したアドレス要求情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化する(ステップS2022)。次に、カプセル化されたアドレス要求情報が、クラウドサーバ2002から制御装置1へ送信される(ステップS2023)。一方、制御装置1は、カプセル化されたアドレス要求情報を取得すると、取得したアドレス要求情報に付加された広域通信用ヘッダ情報を解除してから鍵情報を用いて復号することで非カプセル化する(ステップS2024)。その後、非カプセル化されたアドレス要求情報が、制御装置1から局所ネットワークNW2に属する全ての機器3A、3Bへブロードキャスト送信される(ステップS2025、S2026)。一方、機器3Aは、アドレス要求情報を取得すると、自機のIPアドレス情報とMACアドレス情報とホスト情報とを含むアドレス応答情報を生成し(ステップS2027)、生成されたアドレス応答情報が、機器3Aから制御装置1へ送信される(ステップS2028)。一方、制御装置1は、アドレス応答情報を取得すると、取得したアドレス応答情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化する(ステップS2029)。次に、カプセル化されたアドレス応答情報が、制御装置1からクラウドサーバ2002へ送信される(ステップS2030)。一方、クラウドサーバ2002は、カプセル化されたアドレス応答情報を取得すると、取得したアドレス応答情報に付加された広域通信用ヘッダ情報を解除してから鍵情報を用いて復号することで非カプセル化する(ステップS2031)。続いて、クラウドサーバ2002は、非カプセル化されたアドレス応答情報に含まれるIPアドレス情報、MACアドレス情報およびホスト情報を抽出し、抽出したこれらの情報を互いに対応づけてアドレス記憶部241に記憶させる(ステップS2032)。また、機器3Bも、アドレス要求情報を取得すると、自機のIPアドレス情報とMACアドレス情報とホスト情報とを含むアドレス応答情報を生成し(ステップS2033)、生成されたアドレス応答情報が、機器3Bから制御装置1へ送信される(ステップS2034)。一方、制御装置1は、アドレス応答情報を取得すると、取得したアドレス応答情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化する(ステップS2035)。その後、カプセル化されたアドレス応答情報が、図18に示すように、制御装置1からクラウドサーバ2002へ送信される(ステップS2036)。一方、クラウドサーバ2002は、カプセル化されたアドレス応答情報を取得すると、取得したアドレス応答情報に付加された広域通信用ヘッダ情報を解除してから鍵情報を用いて復号することで非カプセル化する(ステップS2037)。続いて、クラウドサーバ2002は、非カプセル化されたアドレス応答情報に含まれるIPアドレス情報、MACアドレス情報およびホスト情報を抽出し、抽出したこれらの情報を互いに対応づけてアドレス記憶部241に記憶させる(ステップS2038)。
その後、クラウドサーバ2002は、アドレス記憶部241が記憶する、アドレス要求情報を同一のクラスに属する機器3A、3Bへマルチキャスト送信することにより取得したアドレス応答情報に含まれるアドレス情報と、アドレス要求情報を同一のクラスに属する機器3A、3Bへブロードキャスト送信することにより取得したアドレス応答情報に含まれるアドレス情報と、を比較する。そして、制御装置は、両者が一致する場合、マルチキャスト送信を示す送信方法情報を、アドレス要求情報の送信先の機器3のクラスコード情報に対応づけて送信方法記憶部243に記憶させる。一方、制御装置1は、前述の両者が不一致の場合、ブロードキャスト送信を示す送信方法情報を送信方法記憶部243に記憶させる(ステップS2039)。
次に、クラウドサーバ2002は、送信方法記憶部243が記憶する送信方法情報を参照して、アドレス記憶部241が記憶するアドレス情報およびホスト情報の中から、送信方法情報に対応づけられたアドレス情報およびホスト情報を選出する。そして、機器情報更新部215は、選出した機器3A、3BのMACアドレス情報、IPアドレス情報およびホスト情報を用いて機器情報記憶部231が記憶するIPアドレス情報、MACアドレス情報およびホスト情報を更新する(ステップS2040)。
その後、実施の形態1で説明したアドレス更新イベントが発生したとする。この場合、クラウドサーバ2002は、機器情報記憶部231が記憶する、制御装置1とともに局所ネットワークNW2に属する機器3の機種情報およびホスト情報の組み合わせの数に基づいて機器数を特定する(ステップS2041)。ここで、クラウドサーバ2002が、機器数情報が示す機器数Neが予め設定された基準機器数Neth未満であると判定したとする(ステップS2042)。この場合、クラウドサーバ2002は、送信方法記憶部243が記憶する送信方法情報に基づいて、宛先IPアドレスを送信方法情報が示す送信方法に対応したアドレスに設定したアドレス要求情報を生成する(ステップS2043)。次に、クラウドサーバ2002は、生成したアドレス要求情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化する(ステップS2044)。そして、カプセル化されたアドレス要求情報が、クラウドサーバ2002から制御装置1へ送信される(ステップS2045)。一方、制御装置1は、カプセル化されたアドレス要求情報を取得すると、取得したアドレス要求情報に付加された広域通信用ヘッダ情報を解除してから鍵情報を用いて復号することで非カプセル化する(ステップS2046)。その後、非カプセル化されたアドレス要求情報が、制御装置1から機器3A、3B全てへ送信方法情報が示す送信方法で送信される(ステップS2047、S2048)。一方、機器3Aは、アドレス要求情報を取得すると、自機のIPアドレス情報とMACアドレス情報とホスト情報とを含むアドレス応答情報を生成し(ステップS2049)、生成されたアドレス応答情報が、機器3Aから制御装置1へ送信される(ステップS2050)。一方、制御装置1は、アドレス応答情報を取得すると、取得したアドレス応答情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化する(ステップS2051)。次に、カプセル化されたアドレス応答情報が、制御装置1からクラウドサーバ2002へ送信される(ステップS2052)。一方、クラウドサーバ2002は、カプセル化されたアドレス応答情報を取得すると、図19に示すように、取得したアドレス応答情報に付加された広域通信用ヘッダ情報を解除してから鍵情報を用いて復号することで非カプセル化する(ステップS2053)。続いて、クラウドサーバ2002は、非カプセル化されたアドレス応答情報に含まれるIPアドレス情報、MACアドレス情報およびホスト情報を抽出し、抽出したこれらの情報を互いに対応づけてアドレス記憶部241に記憶させる(ステップS2054)。また、機器3Bも、アドレス要求情報を取得すると、自機のIPアドレス情報とMACアドレス情報とホスト情報とを含むアドレス応答情報を生成し(ステップS2055)、生成されたアドレス応答情報が、機器3Bから制御装置1へ送信される(ステップS2056)。一方、制御装置1は、アドレス応答情報を取得すると、取得したアドレス応答情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから広域通信用ヘッダ情報を付加する形でカプセル化する(ステップS2057)。その後、カプセル化されたアドレス応答情報が、制御装置1からクラウドサーバ2002へ送信される(ステップS2058)。一方、クラウドサーバ2002は、カプセル化されたアドレス応答情報を取得すると、取得したアドレス応答情報に付加された広域通信用ヘッダ情報を解除してから鍵情報を用いて復号することで非カプセル化する(ステップS2059)。続いて、クラウドサーバ2002は、非カプセル化されたアドレス応答情報に含まれるIPアドレス情報、MACアドレス情報およびホスト情報を抽出し、抽出したこれらの情報を互いに対応づけてアドレス記憶部241に記憶させる(ステップS2060)。その後、実施の形態1で説明したステップS80以降の一連の処理が実行される。
次に、本実施の形態に係るクラウドサーバ2002が実行する機器制御処理について図20および図21を参照しながら説明する。なお、図20および図21において実施の形態1と同様の処理については図13および図14と同一の符号を付している。まず、操作情報取得部211は、ステップS101において、機器情報登録操作を示す操作情報を取得したと判定し(ステップS101:Yes)、取得した操作情報に含まれるホスト情報を機器情報要求部218に通知し、機器情報要求部218が、操作情報取得部211からホスト情報が通知されると、通知されたホスト情報を機器情報記憶部231に記憶させるとともに、機器情報要求情報をアドレス取得部225に通知したとする。この場合、アドレス取得部2225が、機器数要求情報を機器数特定部2219に通知する。そして、機器数特定部2219は、機器情報記憶部231が記憶する、制御装置1とともに局所ネットワークNW2に属する機器3の機種情報およびホスト情報の組み合わせの数に基づいて機器数を特定する(ステップS2101)、特定した機器数を示す機器数情報をアドレス取得部2225に通知する。次に、アドレス取得部2225は、通知された機器数情報が示す機器数が基準機器数以上であるか否かを判定する(ステップS2102)。ここで、アドレス取得部2225は、機器数情報が示す機器数が基準機器数以上であると判定すると(ステップS2102:Yes)、ステップS102以降の一連の処理が実行される。一方、アドレス取得部2225は、機器数情報が示す機器数が基準機器数未満であると判定すると(ステップS2102:No)、宛先IPアドレスがマルチキャストアドレスに設定され、局所ネットワークNW2に属する機器3全てへマルチキャスト送信されるアドレス要求情報を生成する。そして、カプセル化電文送信部213が、生成されたアドレス要求情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから前述の広域通信用ヘッダ情報を付加するカプセル化処理を実行してから、広域通信用ヘッダ情報に基づいて、カプセル化されたアドレス要求情報を制御装置1へ送信する(ステップS2103)。続いて、カプセル化電文取得部214は、取得したカプセル化電文を非カプセル化することにより、アドレス応答情報を取得したか否かを判定する(ステップS2104)。ここで、カプセル化電文取得部214が、アドレス応答情報を取得していないと判定すると(ステップS2104:No)、後述のステップS2106の処理が実行される。一方、カプセル化電文取得部214が、アドレス応答情報を取得したと判定すると(ステップS2104:Yes)、当該アドレス応答情報をアドレス取得部225に通知する。そして、アドレス取得部225は、通知されたアドレス応答情報に含まれるアドレス情報およびホスト情報を抽出し、抽出したこれらの情報をアドレス要求情報の送信方法を示す送信方法情報に対応づけてアドレス記憶部241に記憶させる(ステップS2105)。
その後、アドレス取得部2225は、宛先IPアドレスがブロードキャストアドレスに設定され、局所ネットワークNW2に属する機器3全てへブロードキャスト送信されるアドレス要求情報を生成する。そして、カプセル化電文送信部213が、生成されたアドレス要求情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから前述の広域通信用ヘッダ情報を付加するカプセル化処理を実行してから、広域通信用ヘッダ情報に基づいて、カプセル化されたアドレス要求情報を制御装置1へ送信する(ステップS2106)。次に、カプセル化電文取得部214は、取得したカプセル化電文を非カプセル化することにより、アドレス応答情報を取得すると(ステップS2107)、取得したアドレス応答情報をアドレス取得部2225に通知する。そして、アドレス取得部2225は、通知されるアドレス応答情報に含まれるアドレス情報およびホスト情報を抽出し、抽出したこれらの情報をアドレス要求情報の送信方法を示す送信方法情報に対応づけてアドレス記憶部241に記憶させる(ステップS2108)。次に、ステップS110からS114までの一連の処理が実行される。
そして、図21に示すように、アドレス取得部2225は、ステップS114において、アドレス更新イベントが発生したと判定すると(ステップS114:Yes)、機器数要求情報を機器数特定部2219に通知する。そして、機器数特定部2219は、機器情報記憶部231が記憶する、制御装置1とともに局所ネットワークNW2に属する機器3の機種情報およびホスト情報の組み合わせの数に基づいて機器数を特定する(ステップS2109)、特定した機器数を示す機器数情報をアドレス取得部2225に通知する。次に、アドレス取得部2225は、通知された機器数情報が示す機器数が基準機器数以上であるか否かを判定する(ステップS2110)。ここで、アドレス取得部2225は、機器数情報が示す機器数が基準機器数以上であると判定すると(ステップS2110:Yes)、ステップS115以降の一連の処理が実行される。一方、アドレス取得部2225は、機器数情報が示す機器数が基準機器数未満であると判定すると(ステップS2110:No)、宛先IPアドレスが、送信方法記憶部243が記憶する送信方法情報が示す送信方法を特定し(ステップS2111)、特定した送信方法に対応するアドレスに設定されたアドレス要求情報を生成する。そして、カプセル化電文送信部213が、生成されたアドレス要求情報を前述の鍵情報を用いて暗号化してから前述の広域通信用ヘッダ情報を付加するカプセル化処理を実行してから、広域通信用ヘッダ情報に基づいて、カプセル化されたアドレス要求情報を制御装置1へ送信する(ステップS2112)。その後、カプセル化電文取得部214は、取得したカプセル化電文を非カプセル化することにより、アドレス応答情報を取得すると(ステップS2113)、取得したアドレス応答情報をアドレス取得部2225に通知する。そして、アドレス取得部2225は、通知されるアドレス応答情報に含まれるアドレス情報およびホスト情報を抽出し、抽出したこれらの情報をアドレス要求情報の送信方法を示す送信方法情報に対応づけてアドレス記憶部241に記憶させる(ステップS2114)。その後、ステップS121以降の一連の処理が実行される。
以上説明したように、本実施の形態に係る機器管理システムによれば、局所ネットワークNW2に属する機器3の機器数に応じて送信方法を選択する。具体的には、制御装置2001が、機器3の数が少なく機器3から同時期にアドレス応答情報を取得してもいわゆる取りこぼしの可能性が低い場合、アドレス要求情報を局所ネットワークNW2に属する機器3全てへ送信することにより全ての機器3から送信されるアドレス応答情報を比較的短時間で取得する。このため、局所ネットワークNW2に新たな機器3が加わったりアドレス更新イベントが発生したりした場合において、クラウドサーバ2002の機器情報記憶部231が記憶するアドレス情報、ホスト情報を迅速に更新できるという利点がある。
以上、本開示の各実施の形態について説明したが、本開示は前述の各実施の形態によって限定されるものではない。例えば、各実施の形態において、操作情報が、局所ネットワークNW2に新たに機器3が追加されたことに伴うものであるか否かを示すフラグ情報を含み、クラウドサーバ2、2002が、端末装置4から送信される操作情報に含まれるフラグ情報が新たな機器3の追加を示す場合のみ、機器3へのアドレス要求情報の送信方法を設定するものであってもよい。
本構成によれば、機器3へのアドレス要求情報の送信方法が再設定される頻度を低減することができるのでその分、機器情報記憶部231が記憶するアドレス情報、ホスト情報の更新に要する時間を短縮することができる。
各実施の形態において、機器3が、機器3に付与されたIPアドレスが変更されたか否かを監視し、機器3に付与されたIPアドレスが変更された場合、IPアドレスが変更されたことを通知するアドレス変更通知情報を生成して、制御装置1を送信先として送信するものであってもよい。この場合、イベント発生検知部114が、機器3からアドレス変更通知情報を取得すると、前述のアドレス更新イベントが発生したと判定するものであってもよい。また、各実施の形態において、イベント発生検知部114が、制御装置1に付与されたIPアドレスが変更されたと判定されると、アドレス更新イベントが発生したと判定するものであってもよい。
本構成によれば、アドレス更新イベントの発生を直接的に検知することができるので、アドレス更新イベントの検知確度を高めることができ、その分、機器情報記憶部231が記憶するアドレス情報、ホスト情報の無駄な更新を抑制できる。
各実施の形態では、クラウドサーバ2、2002が、機器情報記憶部231を備える例について説明したが、これに限らず、制御装置1が機器情報記憶部を備えるものであってもよい。例えば、制御装置1が、局所ネットワークNW2に属する機器3のアドレス情報およびホスト情報を記憶する機器情報記憶部と、機器3が属するクラスに基づいて、機器3に対してアドレス要求情報を同一のクラスに属する機器3へ送信することにより、機器3から送信されるアドレス情報、ホスト情報を含むアドレス応答情報を取得することを、クラス情報記憶部242が記憶するクラスコード情報が示すクラス全てについて繰り返すアドレス取得部と、アドレス応答情報に含まれるアドレス情報、ホスト情報を用いて機器情報記憶部が記憶するアドレス情報、ホスト情報を更新する機器情報更新部と、を備えるものであってもよい。
各実施の形態では、IPアドレスが、IPv4のIPアドレスとして説明したが、これに限定されるものではなく、IPv6のIPアドレスを採用してもよい。
また、本開示に係る制御装置1、2001、クラウドサーバ2、2002の各種機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現されてもよい。この場合、ソフトウェアまたはファームウェアは、プログラムとして記述され、プログラムを、フレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをコンピュータに読み込んでインストールすることにより、前述の各機能を実現することができるコンピュータを構成してもよい。そして、各機能をOS(Operating System)とアプリケーションとの分担、またはOSとアプリケーションとの協働により実現する場合には、OS以外の部分のみを記録媒体に格納してもよい。
さらに、搬送波に各プログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS,Bulletin Board System)に当該プログラムを掲示し、ネットワークを介して当該プログラムを配信してもよい。そして、これらのプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前述の処理を実行できるようにしてもよい。
本開示は、本開示の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の 形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、本 開示を説明するためのものであり、本開示の範囲を限定するものではない。つまり、本開示の範囲は、実施の形態ではなく、請求の範囲によって示され る。そして、請求の範囲内及びそれと同等の開示の意義の範囲内で施される 様々な変形が、本開示の範囲内とみなされる。