(基本説明)
まず、パチンコ遊技機1の基本的な構成および制御について説明する。
(パチンコ遊技機1の構成等)
図1は、パチンコ遊技機1の正面図であり、主要部材の配置レイアウトを示す。パチンコ遊技機(遊技機)1は、大別して、遊技盤面を構成する遊技盤(ゲージ盤)2と、遊技盤2を支持固定する遊技機用枠(台枠)3とから構成されている。遊技盤2には、遊技領域が形成され、この遊技領域には、遊技媒体としての遊技球が、所定の打球発射装置から発射されて打ち込まれる。
遊技盤2の所定位置には、第1特別図柄表示装置4Aと、第2特別図柄表示装置4Bと、が設けられている。図1に示す例では、遊技領域の右側方に設けられている。第1特別図柄表示装置4Aと、第2特別図柄表示装置4Bとは、それぞれ、複数種類の特別識別情報としての特別図柄の可変表示を行うことができる。特別図柄は、「特図」ともいう。特別図柄の可変表示は、「特図ゲーム」ともいう。第1特別図柄表示装置4Aと、第2特別図柄表示装置4Bとは、いずれも7セグメントのLEDなどを用いて構成される。特別図柄は、「0」~「9」を示す数字や「-」を示す記号、その他、任意の点灯パターンなどにより表される。特別図柄には、LEDを全て消灯したパターンが含まれてもよい。
特別図柄の「可変表示」とは、例えば、複数種類の特別図柄を変動可能に表示することである。演出図柄や小図柄、普通図柄など、他の図柄についても、「可変表示」は同じく複数種類の図柄を変動可能に表示することである。演出図柄は、飾り図柄あるいは装飾図柄ともいう。可変表示は、変動表示、あるいは単に、変動ともいう。変動としては、複数の図柄の更新表示、複数の図柄のスクロール表示、1以上の図柄の変形、拡大、縮小などがある。変動には、ある図柄を点滅表示する態様が含まれてもよい。特別図柄や普通図柄の可変表示では、複数種類の特別図柄または普通図柄が更新可能に表示される。演出図柄の可変表示では、複数種類の演出図柄がスクロール表示または更新表示されたり、1以上の演出図柄が変形、拡大、縮小されたりする。任意の図柄の可変表示において、最後には表示結果として所定図柄が停止表示される。停止表示は、導出表示、あるいは単に、導出ともいう。可変表示において最終的に停止表示される図柄は、最終停止図柄あるいは確定図柄ともいう。特図ゲームにおける最終停止図柄は、確定特別図柄ともいう。可変表示の表示結果は、特別図柄の表示結果を含み、可変表示結果ともいう。特別図柄の表示結果は、特図表示結果ともいう。可変表示の実行時間は、特別図柄の変動時間である特図変動時間を含み、可変表示時間ともいう。特図変動時間は、複数パターンが予め用意された特別図柄の変動パターンに対応して、異なる時間を設定可能である。
第1特別図柄表示装置4Aにおいて可変表示される特別図柄は「第1特図」ともいう。第2特別図柄表示装置4Bにおいて可変表示される特別図柄は「第2特図」ともいう。第1特図を用いた特図ゲームは「第1特図ゲーム」ともいう。第2特図を用いた特図ゲームは「第2特図ゲーム」ともいう。特別図柄の可変表示を行う特別図柄表示装置は1種類であってもよい。
遊技盤2の所定位置には、普通図柄表示器20が設けられている。図1に示す例では、遊技領域の左側方に設けられている。普通図柄表示器20は、特別図柄とは異なる複数種類の普通識別情報としての普通図柄の可変表示を行うことができる。普通図柄は、「普図」ともいう。普通図柄の可変表示は、「普図ゲーム」ともいう。普通図柄表示器20は、7セグメントのLEDなどを用いて構成される。普通図柄は、「0」~「9」を示す数字や「-」を示す記号、その他、任意の点灯パターンなどにより表される。普通図柄には、複数のLEDにおける一部または全部を点灯したパターンや、複数のLEDを全て消灯したパターンが、含まれてもよい。普図ゲームにおける最終停止図柄は、確定普通図柄ともいう。普通図柄の表示結果は、普図表示結果ともいう。普図ゲームにおいて普通図柄が可変表示される実行時間は、普図変動時間ともいう。普図変動時間は、複数パターンが予め用意された普通図柄の変動パターンに対応して、異なる時間を設定可能である。
遊技盤2における遊技領域の中央付近には画像表示装置5が設けられている。画像表示装置5は、例えばLCD(液晶表示装置)、有機EL(Electro Luminescence)、ドットマトリクスLED、プロジェクタおよびスクリーン、立体画像投影装置、その他、任意の画像を形成可能な機構を用いた構成であればよい。画像表示装置5は、各種の演出画像を表示可能である。また、画像表示装置5は、演出画像に限定されず、検査用画像や設定用画像といった、任意の制御関連画像を表示可能である。
例えば、画像表示装置5の画面上では、第1特図ゲームや第2特図ゲームと同期して、演出図柄の可変表示を実行可能である。演出図柄は、数字などを示す表示図柄であり、特別図柄や普通図柄とは異なる複数種類の装飾識別情報となる。図1に示す画像表示装置5の画面上には、「左」、「中」、「右」の各演出図柄表示エリア5L、5C、5Rが設けられ、第1特図ゲームまたは第2特図ゲームに同期して、例えば演出図柄が上下方向のスクロール表示や更新表示されることにより、演出図柄の可変表示が行われる。可変表示の同期は、図柄の変動が開始されるタイミングと、その変動が終了して図柄が最終的に停止表示されるタイミングとが、異なる種類の図柄について共通のタイミングとなるものであればよい。演出図柄の可変表示における最終停止図柄は、確定演出図柄、確定飾り図柄、確定装飾図柄ともいう。演出図柄の可変表示は第1特図ゲームや第2特図ゲームと同期するので、演出図柄の可変表示時間は、特図変動時間と同じになる。
画像表示装置5の画面上には、保留表示とアクティブ表示とに対応した演出画像を表示可能な表示エリアが設けられてもよい。保留表示は、未だ実行されずに保留されている可変表示に対応する表示である。アクティブ表示は、実行中の可変表示に対応する表示である。保留表示およびアクティブ表示は、可変表示に対応する可変表示対応表示とも総称される。保留表示を行う表示エリアは、保留表示エリアともいう。アクティブ表示を行う表示エリアは、アクティブ表示エリアともいう。保留されている可変表示の数は、保留記憶数ともいう。第1特図ゲームに対応する保留記憶数は、第1保留記憶数ともいう。第2特図ゲームに対応する保留記憶数は、第2保留記憶数ともいう。第1保留記憶数と第2保留記憶数との合計値は、合計保留記憶数ともいう。
図1に示す第1特別図柄表示装置4Aおよび第2特別図柄表示装置4Bの上方には、複数のLEDを含んで構成された第1保留表示器25Aと第2保留表示器25Bとが設けられる。第1保留表示器25Aは、LEDの点灯個数によって、第1保留記憶数を表示する。第2保留表示器25Bは、LEDの点灯個数によって、第2保留記憶数を表示する。図1に示す普通図柄表示器20の上方には、複数のLEDを含んで構成された普図保留表示器25Cが設けられている。普図保留表示器25Cは、LEDの点灯個数によって、普図保留記憶数を表示する。普図保留記憶数は、普図ゲームに対応する保留記憶数である。
画像表示装置5の下方には、入賞球装置6Aと、可変入賞球装置6Bと、が設けられている。入賞球装置6Aは、例えば所定の玉受部材によって、常に遊技球が進入可能な一定の開放状態に保たれる第1始動入賞口を形成する。可変入賞球装置6Bは、普通電動役物として、図2に示す普通電動役物ソレノイド81により閉鎖状態と開放状態とに変化可能な第2始動入賞口を形成する。可変入賞球装置6Bは、例えば一対の可動翼片を有する電動チューリップ型役物を備え、普通電動役物ソレノイド81がオフ状態であるときに可動翼片が垂直位置となることにより、第2始動入賞口を遊技球が進入しない閉鎖状態あるいは第2始動入賞口を遊技球が進入しにくい通常開放状態となる。可変入賞球装置6Bは、普通電動役物ソレノイド81がオン状態であるときに可動翼片が傾動位置となることにより、第2始動入賞口を遊技球が進入可能な開放状態あるいは第2始動入賞口を遊技球が進入しやすい拡大開放状態となる。第2始動入賞口を遊技球が進入可能な開放状態や進入しやすい拡大開放状態は、第1可変状態ともいう。第2始動入賞口を遊技球が進入しない閉鎖状態や進入しにくい通常開放状態は、第2可変状態ともいう。なお、可変入賞球装置6Bは、第1可変状態と第2可変状態とに変化可能なものであればよく、電動チューリップ型役物を備えるものに限定されない。
入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口に遊技球が進入することは、第1始動入賞ともいう。可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に遊技球が進入することは、第2始動入賞ともいう。第1始動入賞口に進入した遊技球は、図2に示す第1始動口スイッチ22Aによって検出される。第2始動入賞口に進入した遊技球は、図2に示す第2始動口スイッチ22Bによって検出される。第1始動入賞の発生にもとづいて、例えば3個といった、所定個数の賞球が払い出され、第1保留記憶数が1加算されるように更新可能である。ただし、第1保留記憶数が上限数に達している場合に、第1始動入賞が発生しても第1保留記憶数は更新されない。第1保留記憶数が1加算される場合に対応して、第1始動条件が成立し、第1特別図柄表示装置4Aにより特別図柄を可変表示する第1特図ゲームが実行可能になる。第2始動入賞の発生にもとづいて、例えば3個といった、所定個数の賞球が払い出され、第2保留記憶数が1加算されるように更新可能である。ただし、第2保留記憶数が上限数に達している場合に、第2始動入賞が発生しても第2保留記憶数は更新されない。第2保留記憶数が1加算される場合に対応して、第2始動条件が成立し、第2特別図柄表示装置4Bにより特別図柄を可変表示する第2特図ゲームが実行可能になる。
遊技盤2の所定位置には、所定の玉受部材によって常に一定の開放状態に保たれる一般入賞口10が設けられる。図1に示す例では、遊技領域の左下方2箇所に一般入賞口10が設けられている。一般入賞口10のいずれかに遊技球が進入したときに、例えば10個といった、所定個数の賞球が払い出される。
遊技盤2が形成する遊技領域においては、遊技球が流下する流下経路として、第1経路と、第2経路と、が設けられている。第1経路は、正面から見て画像表示装置5よりも左側の領域に主に設けられている。第2経路は、正面から見て画像表示装置5よりも右側の領域に主に設けられている。画像表示装置5の左側領域は、左側遊技領域あるいは左遊技領域ともいう。画像表示装置5の右側領域は、右側遊技領域あるいは右遊技領域ともいう。左側遊技領域と右側遊技領域とは、例えば遊技領域における画像表示装置5の端面や、遊技釘の配列などにより区分けされていればよい。第1経路に遊技球を流下させるために左側遊技領域に向けて遊技球を発射させることは、左打ちともいう。第2経路に遊技球を流下させるために右側遊技領域に向けて遊技球を発射させることは、右打ちともいう。第1経路は、左打ち経路ともいう。第2経路は、右打ち経路ともいう。第1経路と第2経路とは、別の経路により構成されてもよく、一部が共通化された経路であってもよい。
打球発射装置が備える打球操作ハンドルの操作に応じて、遊技球が打球発射装置から発射されて遊技領域に打ち込まれる。遊技領域に打ち込まれた遊技球は、左側遊技領域へと誘導されて第1経路を流下する場合に、例えば遊技釘の配列に沿って誘導されることにより、右側遊技領域における第2経路へは誘導不可能または誘導困難となる。遊技領域に打ち込まれた遊技球は、右側遊技領域へと誘導されて第2経路を流下する場合に、例えば遊技釘の配列に沿って誘導されることにより、左側遊技領域における第1経路へは誘導不可能または誘導困難となる。
入賞球装置6Aは、左側遊技領域における第1経路に設けられ、第1経路を流下する遊技球が進入可能となる。可変入賞球装置6Bは、右側遊技領域における第2経路に設けられ、第2経路を流下する遊技球が進入可能となる。なお、可変入賞球装置6Bは、左側遊技領域における第1経路を流下する遊技球が進入可能となってもよい。可変入賞球装置6Bは、左側遊技領域における第1経路を流下する遊技球よりも、右側遊技領域における第2経路を流下する遊技球の方が、進入しやすくなるように配置されてもよい。
右側遊技領域における第2経路には、通過ゲート41と、特別可変入賞球装置50と、が設けられている。通過ゲート41は、遊技球が通過可能な通過領域を形成する。通過ゲート41を通過した遊技球は、図2に示すゲートスイッチ21によって検出される。遊技球が通過ゲート41を通過したことにもとづいて、普通保留記憶数の加算更新が可能になり、普図ゲームとして、普通図柄表示器20による普通図柄の可変表示が実行可能になる。通過ゲート41は、遊技球が進入可能な普通図柄作動口として構成可能である。この場合に、ゲートスイッチ21は、普通図柄作動口に進入した遊技球を検出可能な普通図柄作動口スイッチとして構成可能である。
特別可変入賞球装置50は、特別電動役物として、大入賞口ソレノイド82により閉鎖状態と開放状態とに変化可能な大入賞口を形成する。特別可変入賞球装置50の上部は、遊技球が通過可能な程度に前後方向の通路幅を有する誘導通路が形成されている。この誘導経路は、右側から左側へと向けて下降するように傾斜し、延在した通路の両側となる手前側および奥側に壁部が設けられる。誘導通路の中央部には、大入賞口となる役物進入口が形成されている。特別可変入賞球装置50において、大入賞口を開閉可能な位置には、大入賞口開閉部材として、前後方向に移動可能な可動部材52が設けられている。特別可変入賞球装置50において、誘導通路の大入賞口が形成されていない部分は、固定された通路を形成する固定部材53が設けられている。
可動部材52は、大入賞口ソレノイド82により駆動され、大入賞口となる役物進入口を開閉するための進退動作が可能である。特別可変入賞球装置50において、大入賞口から内部に進入した遊技球は、カウントスイッチ23によって検出される。特別可変入賞球装置50の内部には、遊技球が通過可能な入賞領域として、特定領域となるV入賞領域51が設けられている。また、特別可変入賞球装置50の内部には、V入賞領域51とは異なる通常領域が設けられている。V入賞領域51の上部には、V入賞口開閉部材として、V入賞領域51を開放状態と閉鎖状態とに切替え可能な板状の振分部材が設けられている。振分部材は、特定領域ソレノイド83により駆動され、V入賞領域51を開閉するための進退動作が可能である。V入賞領域51は、開放状態であるときに遊技球が通過可能であり、閉鎖状態であるときに遊技球が通過不可能である。V入賞領域51を通過した遊技球は、特定領域スイッチ24によって検出される。V入賞領域51を通過しなかった遊技球は、通常領域を通過する。V入賞領域51を通過した遊技球と、V入賞領域51を通過せずに通常領域を通過した遊技球とは、いずれも排出口スイッチ26によって検出された後に、特別可変入賞球装置50の外部へと排出される。
遊技盤2の表面には、上記の構成以外にも、遊技球の流下方向や速度を変化させる風車および多数の障害釘が設けられている。遊技領域の最下方には、いずれの入賞口にも進入しなかった遊技球が取り込まれるアウト口が設けられている。遊技機用枠3の左右上部位置には、効果音等を再生出力するためのスピーカ8L、8Rが設けられており、遊技領域周辺部には、点灯演出用の遊技効果ランプ9が設けられている。遊技効果ランプ9は、LEDを含んで構成されている。遊技盤2の所定位置には、演出に応じて動作する可動体32が設けられている。
遊技機用枠3の右下部位置には、遊技球を打球発射装置により遊技領域に向けて発射するために遊技者等によって操作される打球操作ハンドルが設けられている。打球操作ハンドルは、操作ノブともいう。遊技領域の下方における遊技機用枠3の所定位置には、賞球として払い出された遊技球や所定の球貸機により貸し出された遊技球を、打球発射装置へと供給可能に保持する打球供給皿が設けられている。打球供給皿は、上皿ともいう。上皿の下方には、上皿満タン時に払い出された賞球が流下して貯留される賞球貯留皿が設けられている。賞球貯留皿は、下皿ともいう。
遊技領域の下方における遊技機用枠3の所定位置には、スティックコントローラ31Aと、プッシュボタン31Bと、が設けられている。スティックコントローラ31Aは、遊技者が把持して傾倒操作を可能であり、遊技者が押引操作を可能なトリガボタンが設けられている。スティックコントローラ31Aに対する操作は、図2に示すコントローラセンサユニット35Aによって検出される。プッシュボタン31Bは、遊技者が押下操作を可能である。プッシュボタン31Bに対する操作は、図2に示すプッシュセンサ35Bによって検出される。パチンコ遊技機1では、遊技者の操作などの動作を検出する検出手段として、スティックコントローラ31Aやプッシュボタン31Bが用いられるが、これら以外の検出手段が用いられてもよい。
(遊技の進行の概略)
パチンコ遊技機1が備える打球操作ハンドルへの遊技者による回転操作により、遊技球が遊技領域に向けて発射される。遊技球が通過ゲート41を通過すると、普通図柄表示器20による普図ゲームが開始される。なお、前回の普図ゲームの実行中の期間などである場合に、遊技球が通過ゲート41を通過しても当該通過にもとづく普図ゲームを直ちに実行できないので、当該通過にもとづく普図ゲームは、例えば「4」といった所定の上限数まで保留される。普図ゲームでは、普図当り図柄といった、特定の普通図柄が確定普通図柄として停止表示された場合に、普通図柄の表示結果が「普図当り」となる。これに対し、確定普通図柄として、普図ハズレ図柄といった、普図当り図柄以外の普通図柄が停止表示された場合に、普通図柄の表示結果が「普図ハズレ」となる。「普図当り」である場合に、可変入賞球装置6Bを所定期間において開放状態や拡大開放状態とする開放制御が行われる。このときに、第2始動入賞口が開放状態や拡大開放状態になる。
入賞球装置6Aに形成された第1始動入賞口を遊技球が通過して進入した場合に、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図ゲームが開始可能になる。可変入賞球装置6Bに形成された第2始動入賞口を遊技球が通過して進入した場合に、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図ゲームが開始可能になる。なお、特図ゲームを実行中の期間や、大当り遊技状態または小当り遊技状態に制御されている期間などである場合に、遊技球が始動入賞口に進入して始動入賞が発生しても当該始動入賞にもとづく特図ゲームを直ちに実行できないので、当該始動入賞にもとづく特図ゲームは、例えば「4」といった所定の上限数まで保留される。特図ゲームでは、大当り図柄といった、特定の特別図柄が確定特別図柄として停止表示された場合に、特別図柄の表示結果が「大当り」となる。これに対し、確定特別図柄として、小当り図柄といった、大当り図柄とは異なる所定の特別図柄が停止表示された場合に、特別図柄の表示結果が「小当り」となる。また、確定特別図柄として、ハズレ図柄といった、大当り図柄や小当り図柄とは異なる特別図柄が停止表示された場合に、特別図柄の表示結果が「ハズレ」となる。さらに、確定特別図柄として、時短図柄といった、大当り図柄、小当り図柄、ハズレ図柄とは異なる特別図柄が停止表示された場合に、特別図柄の表示結果が「時短」となることがあってもよい。特別図柄は、時短図柄を含まないものであってもよい。すなわち、特別図柄の表示結果は、「時短」を含まないものであってもよい。
特図ゲームにおいて、特別図柄の表示結果が「大当り」になった後には、遊技者にとって有利な有利状態として大当り遊技状態に制御される。大当り遊技状態では、特別可変入賞球装置50に形成された大入賞口が所定の態様で開放状態となることができる。このときの開放状態は、例えば29秒間や1.8秒間など、所定期間の経過タイミングと、大入賞口に進入した遊技球の数が所定個数に達するタイミングと、のうちのいずれか早いタイミングまで継続される。大入賞口を開放状態に制御可能な所定期間は、1ラウンドにおいて大入賞口を開放することができる上限期間であり、開放上限期間ともいう。大当り遊技状態において大入賞口が開放状態となる1のサイクルは、ラウンドあるいはラウンド遊技という。大当り遊技状態では、このようなラウンドを、例えば15回や2回など、所定の上限回数に達するまで繰り返し実行可能となっている。大当り遊技状態において、遊技者は、遊技球を大入賞口に進入させることで、賞球を得ることができる。したがって、大当り遊技状態は、遊技者にとって有利な有利状態となる。大当り遊技状態におけるラウンド数が多い程、また、開放上限期間が長い程、遊技者にとって有利になる。
特別図柄の表示結果が「大当り」になる場合は、複数の大当り種別を含んでいる。例えば、ラウンド数や開放上限期間といった大入賞口の開放態様、通常状態や時短状態や確変状態といった大当り遊技状態の終了後における遊技状態を、複数種類の異なる設定とし、各設定に対応して大当り種別が指定される。複数の大当り種別は、多くの賞球を得ることができる大当り種別や、賞球の少ない大当り種別、または、ほとんど賞球を得ることができない大当り種別のうち、一部または全部を含んでいてもよいし、獲得可能な賞球に関しては同程度の大当り種別を含んでいてもよい。特別図柄の表示結果が「大当り」であることにもとづいて大当り遊技状態に制御されることは、図柄大当り、特別図柄による大当り、可変表示大当り、あるいは直撃大当りともいう。
特図ゲームにおいて、特別図柄の表示結果が「小当り」になった後には、小当り遊技状態に制御される。小当り遊技状態では、特別可変入賞球装置50に形成された大入賞口が所定の開放態様で開放状態となることができる。例えば、小当り遊技状態では、一部の大当り種別のときの大当り遊技状態と同様の開放態様で大入賞口が開放状態となってもよい。大入賞口は、開放回数や開放期間が共通することにより、同様の開放態様にできればよい。あるいは、小当り遊技状態において、大当り遊技状態とは異なる開放態様で大入賞口が開放状態となってもよい。大当り種別と同様に、特別図柄の表示結果が「小当り」になる場合にも、複数の小当り種別が含まれてもよい。大当り種別や小当り種別は、当り種別とも総称される。小当り遊技状態において大入賞口を開閉させる動作は、始動動作ともいう。小当り遊技状態であるときに、特別可変入賞球装置50の大入賞口となる役物進入口が開放され、遊技球がV入賞領域51を通過して特定領域スイッチ24によって検出されると、大当りの発生条件が成立し、大当り遊技状態に制御可能となる。小当り遊技状態において遊技球がV入賞領域51を通過することによるV入賞の発生にもとづいて大当り遊技状態に制御されることは、小当り経由大当りともいう。
大当り遊技状態が終了した後に、大当り種別と対応して、遊技状態を時短状態や確変状態に制御可能である。また、特図ゲームにおいて、特別図柄の表示結果が「時短」になった後には、大当り遊技状態に制御されずに、遊技状態が時短状態に制御される。時短状態は、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図ゲームが通常状態よりも実行されやすい遊技状態である。通常状態よりも第2特図ゲームが実行されやすい遊技状態は、通常状態よりも第2始動入賞口を遊技球が通過して進入しやすい遊技状態である。第2始動入賞口を遊技球が通過しやすいか否かの制御は、ベース制御ともいう。通常状態におけるベース制御は、通常ベース制御あるいは低ベース制御ともいう。時短状態におけるベース制御は、高ベース制御を含んでいる。高ベース制御に加えて、時短状態が中ベース制御を含んでいてもよい。中ベース制御は、低ベース制御よりも第2始動入賞口を遊技球が通過しやすい一方で、高ベース制御よりも第2始動入賞口を遊技球が通過しにくいベース制御である。中ベース制御が行われる遊技状態は、中ベース状態ともいう。高ベース制御が行われる遊技状態は、高ベース状態ともいう。高ベース制御は、高開放制御ともいう。
通常状態である場合と、中ベース状態である場合と、高ベース状態である場合とで、いずれも特別図柄の表示結果として時短図柄の停止表示が可能である。ただし、中ベース状態である場合と、高ベース状態である場合とでは、特別図柄の表示結果として時短図柄が停止表示されたとしても、その時短図柄にもとづくベース制御は行われず、中ベース状態や高ベース状態に移行する新たな制御は開始されない。時短状態では、平均的な可変表示時間を通常状態よりも短縮させる時短制御が可能である。これにより、時短状態は、時間短縮状態ともいう。
時短状態は、特に第2特別図柄といった、特別図柄の変動効率が向上する状態であるので、大当り遊技状態とは異なる遊技者にとって有利な特別状態に含まれる。遊技状態が確変状態であるときに、時短制御に加えて、特別図柄の表示結果が「大当り」となる確率が通常状態よりも高くなる確変制御が可能である。これにより、確変状態は、確率変動状態ともいう。確変状態は、特別図柄の変動効率が向上することに加えて「大当り」となりやすい状態であるので、大当り遊技状態とは異なる遊技者にとって有利な特別状態に含まれる。時短状態や確変状態は、所定回数の特図ゲームが実行されたこと、次回の大当り遊技状態に制御されたことなど、予め定められた終了条件のいずれか1つが先に成立するまで継続する。所定回数の特図ゲームが実行されたことが終了条件となるものを、回数切りともいう。回数切りの時短状態は、回数切り時短ともいう。回数切りの確変状態は、回数切り確変ともいう。
通常状態となる遊技状態は、遊技者にとって有利な大当り遊技状態などの有利状態、小当り遊技状態などの所定状態、時短状態や確変状態などの特別状態には含まれない遊技状態である。通常状態は、普図ゲームにおける表示結果が「普図当り」となる確率、特図ゲームにおける表示結果が「大当り」となる確率などが、パチンコ遊技機1の初期設定状態と同一に制御される遊技状態である。パチンコ遊技機1の初期設定状態は、例えばシステムリセットが行われた場合のように、電源投入後に所定の復旧処理を実行せずに初期設定処理を実行した後の制御状態である。
確変制御が実行されている状態を高確状態、確変制御が実行されていない状態を低確状態ともいう。時短制御が実行されている状態を高ベース状態、時短制御が実行されていない状態を低ベース状態ともいう。これらを組み合わせて、時短状態は低確高ベース状態、確変状態は高確高ベース状態、通常状態は低確低ベース状態などともいわれる。高確状態かつ低ベース状態は高確低ベース状態ともいう。なお、パチンコ遊技機1は、遊技状態として確変状態を含まないものであってもよい。
小当り遊技状態が終了した後に、V入賞の発生にもとづいて大当り遊技状態に制御される場合と、V入賞が発生せずに小当り遊技状態となる前の遊技状態が変更されない場合と、がある。ただし、特図ゲームの表示結果が「小当り」となり、回数切りにおける所定回数の特図ゲームが実行された場合に、時短状態や確変状態の制御が終了して、通常状態となることがある。なお、パチンコ遊技機1は、遊技状態として小当り遊技状態を含まないものであってもよい。すなわち、特別図柄の表示結果は、「小当り」を含まないものであってもよい。
可変表示の実行回数にもとづく時短条件が成立した場合に、遊技状態を時短状態に制御可能であってもよい。このような時短状態は、救済時短ともいう。時短条件は、パチンコ遊技機1への電源投入後や、大当り発生後、特図ゲームの表示結果が「時短」となった後に、特定回数の可変表示を実行しても新たな大当り遊技状態や時短状態への制御が行われなかった場合に、成立可能な条件であればよい。
(演出の進行など)
パチンコ遊技機1では、遊技の進行にあわせて種々の演出を実行可能である。この演出は、遊技の進行状況を報知する演出と、遊技を盛り上げる演出と、を含む。これらの演出は、画像表示装置5に各種の演出画像を表示すること、スピーカ8L、8Rから効果音を出力すること、遊技効果ランプ9を点灯すること、可動体32を動作させること、スティックコントローラ31Aやプッシュボタン31Bを振動させること、あるいは、これらの一部または全部の組合せを含み、任意の演出装置を用いて実行可能なものであればよい。
遊技の進行にあわせて実行可能な演出は、演出図柄の可変表示を含む。第1特図ゲームまたは第2特図ゲームが開始されることに対応して、画像表示装置5の画面上に設けられた「左」、「中」、「右」の演出図柄表示エリア5L、5C、5Rにおいて、演出図柄の可変表示が開始される。第1特図ゲームや第2特図ゲームにおいて表示結果となる確定特別図柄が停止表示されるときに、演出図柄の可変表示において表示結果となる確定演出図柄が停止表示される。確定演出図柄は、「左」、「中」、「右」の演出図柄表示エリア5L、5C、5Rに対応した3つの演出図柄の組合せで構成される。演出図柄の可変表示が開始されてから終了するまでの期間に、演出図柄の可変表示における表示態様がリーチ態様となることがある。リーチ態様とは、画像表示装置5の画面上にて停止した演出図柄が大当り組合せの一部を構成しているときに、未だ停止していない演出図柄について変動が継続している態様などである。演出図柄の可変表示における表示態様がリーチ態様となることは、リーチが成立するともいう。
演出図柄の可変表示がリーチ態様となったことに対応して、リーチ演出を実行可能である。パチンコ遊技機1は、演出態様が異なる場合に、可変表示の表示結果が「大当り」となる割合が異なるように、複数種類のリーチ演出を実行可能である。演出態様に対応する「大当り」の割合は、大当り信頼度、大当り期待度ともいう。リーチ演出は、例えば、ノーマルリーチと、ノーマルリーチよりも大当り信頼度が高いスーパーリーチと、を含む。その他、リーチ演出の実行時間に対応して、ショートリーチと、ショートリーチよりも実行時間が長いロングリーチと、を含むものとしてもよい。
特別図柄の表示結果が「大当り」となるときに、画像表示装置5の画面上において、予め定められた大当り組合せとなる確定演出図柄が、演出図柄の表示結果として停止表示される。一例として、「左」、「中」、「右」の演出図柄表示エリア5L、5C、5Rに、例えば「7」の数字を示す演出図柄といった、同一の演出図柄が揃って所定の有効ライン上に停止表示される。大当り遊技状態の終了後に確変状態に制御される「確変大当り」である場合に、例えば「7」の数字を示す演出図柄など、奇数の演出図柄が揃って停止表示されてもよい。大当り遊技状態の終了後に確変状態に制御されない「非確変大当り」である場合に、例えば「6」の数字を示す演出図柄など、偶数の演出図柄が揃って停止表示されてもよい。「非確変大当り」は、「通常大当り」ともいう。この場合に、奇数の演出図柄は、確変図柄ともいう。偶数の演出図柄は、非確変図柄あるいは通常図柄ともいう。非確変図柄でリーチ態様となった後に、最終的に「確変大当り」となる昇格演出を実行するようにしてもよい。
特別図柄の表示結果が「小当り」となるときに、画像表示装置5の画面上において、予め定められた小当り組合せとなる確定演出図柄が、演出図柄の表示結果として停止表示される。一例として、「左」、「中」、「右」の演出図柄表示エリア5L、5C、5Rに、例えば「7」以外の数字を示す演出図柄といった、同一の演出図柄が揃って所定の有効ライン上に停止表示されてもよい。特別図柄の表示結果が「大当り」になるときと「小当り」になるときとで、共通の確定演出図柄が停止表示されてもよい。
特別図柄の表示結果が「ハズレ」となるときに、演出図柄の可変表示においてリーチ態様とならずに、表示結果が停止表示される場合がある。この場合に、演出図柄の表示結果として、非リーチ組合せの確定演出図柄が停止表示される。リーチ態様とならずに非リーチ組合せの確定演出図柄が停止表示される表示結果は、非リーチハズレともいう。特別図柄の表示結果が「ハズレ」となるときに、演出図柄の可変表示においてリーチ態様となり、リーチ演出が実行された後に表示結果が停止表示される場合がある。この場合に、演出図柄の表示結果として、大当り組合せや小当り組合せではないリーチ組合せの確定演出図柄が停止表示される。リーチ態様となった後にリーチ組合せの確定演出図柄が停止表示される表示結果は、リーチハズレともいう。
パチンコ遊技機1が実行可能な演出は、保留表示やアクティブ表示などの可変表示対応表示を含む。その他に、例えば、大当り信頼度を予告する予告演出などを、演出図柄の可変表示中に実行可能である。予告演出は、実行中の可変表示に対応した大当り信頼度を予告する当該変動予告演出と、実行が保留されている実行前の可変表示に対応した大当り信頼度を予告する先読み予告演出と、を含んでもよい。先読み予告演出は、例えば保留表示やアクティブ表示などの可変表示対応表示の表示態様を、通常とは異なる態様に変化させる変化演出を実行可能であってもよい。
画像表示装置5の画面上において、演出図柄の可変表示中に演出図柄を一旦仮停止させた後に、可変表示を再開させることで、1回の可変表示を擬似的に複数回の可変表示のように見せる擬似連演出を実行可能であってもよい。擬似連演出は、演出図柄を一旦仮停止させた後に可変表示を再開させる再変動回数が多い場合の方が、再変動回数が少ない場合よりも大当り信頼度が高くなるように設定されてもよい。演出図柄の可変表示において、リーチ態様となるより前に擬似連演出が実行される場合と、リーチ態様となった後に擬似連演出が実行される場合と、が含まれてもよい。その他、演出図柄の可変表示において、複数のタイミングで擬似連演出を実行可能であってもよい。
大当り遊技状態の制御中に、大当り遊技状態を報知する大当り中演出を実行可能である。大当り中演出は、ラウンド数を報知する演出と、大当り遊技状態の有利度が向上することを示唆または報知する昇格演出と、を含んでいてもよい。小当り遊技状態の制御中に、小当り遊技状態を報知する小当り中演出を実行可能である。大当り遊技状態の制御中と、小当り遊技状態の制御中とで、共通の演出を実行することで、現在の遊技状態が大当り遊技状態であるか小当り遊技状態であるかを、遊技者が認識不可能または認識困難となるようにしてもよい。
特図ゲームなどの実行がなく、遊技が進行していない非遊技状態では、画像表示装置5の画面上にデモンストレーション用の演出画像を表示可能である。デモンストレーション用の演出画像は、デモ画像ともいう。デモ画像の表示は、デモ表示ともいう。デモ表示による演出は、客待ちデモ演出ともいう。
(基板構成)
パチンコ遊技機1には、例えば図2に示すような主基板11、演出制御基板12、音声制御基板13、ランプ制御基板14、中継基板15、電源基板17などが搭載されている。その他にも、パチンコ遊技機1の背面には、例えば払出制御基板、情報端子基板、発射制御基板など、各種の基板が配置されている。
主基板11は、メイン側の制御基板であり、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御可能な機能を有する。遊技の進行は、保留の管理を伴う特図ゲームの実行、保留の管理を伴う普図ゲームの実行、大当り遊技状態、小当り遊技状態、時短状態、確変状態など、各種遊技の実行や遊技状態の移行を含む。主基板11は、遊技制御用マイクロコンピュータ100と、スイッチ回路110と、ソレノイド回路111と、を備える。
主基板11が備える遊技制御用マイクロコンピュータ100は、例えば1チップのマイクロコンピュータであり、ROM(Read Only Memory)101と、RAM(Random Access Memory)102と、CPU(Central Processing Unit)103と、乱数回路104と、I/O(Input/Output port)105と、を備えて構成可能である。ROM101、RAM102、乱数回路104の一部または全部は、遊技制御用マイクロコンピュータ100に対して外付可能な構成であってもよいし、遊技制御用マイクロコンピュータ100に内蔵された構成であってもよい。スイッチ回路110は、遊技球検出用の各種スイッチからの検出信号を取り込んで遊技制御用マイクロコンピュータ100に伝送する。遊技球検出用の各種スイッチは、例えばゲートスイッチ21、第1始動口スイッチ22Aや第2始動口スイッチ22Bといった始動口スイッチ、カウントスイッチ23、特定領域スイッチ24、排出口スイッチ26を含む。検出信号は、遊技球が通過または進入してスイッチがオンになったことなどを示す。検出信号の伝送により、遊技球の通過または進入が検出されたことになる。ソレノイド回路111は、遊技制御用マイクロコンピュータ100からのソレノイド駆動信号を、普通電動役物ソレノイド81と、大入賞口ソレノイド82と、特定領域ソレノイド83と、に供給可能である。ソレノイド駆動信号は、各ソレノイドをオンする信号などであればよい。
遊技制御用マイクロコンピュータ100が備えるROM101は、遊技制御に用いられるコンピュータプログラムやデータを記憶する不揮発性記憶装置である。ROM101が記憶するデータは、変動パターン、演出制御コマンド、その他の各種設定や判定、決定に用いられるテーブルを構成するテーブルデータなどを含む。遊技制御用マイクロコンピュータ100が備えるRAM102は、遊技制御に用いられるワークエリアやデータを退避するためのスタックを提供する一時記憶装置である。RAM102は、パチンコ遊技機1に対する電力供給が停止した場合でも、所定期間内であれば記憶領域の一部または全部における記憶内容を復旧可能となるように保存するバックアップRAMとなっていればよい。RAM102は、RWM(Read/Write Memory)ともいう。RAM102のワークエリアは、カウンタ、タイマ、バッファ、その他の各種コードや数値の格納領域など、遊技制御に用いられる各種データを記憶可能な記憶領域を含んでいる。遊技制御用マイクロコンピュータ100が備えるCPU103は、ROM101に記憶されたプログラムに対応する処理を実行することにより、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御可能である。
遊技制御用マイクロコンピュータ100が備える乱数回路104は、遊技の進行を制御するときに使用される各種の乱数値を示す数値データを、更新可能にカウントする。遊技の進行を制御するときに使用される乱数は、遊技用乱数ともいう。遊技用乱数の一部または全部は、専用回路を用いてハードウェアにより更新されるものであってもよいし、CPU103が実行するコンピュータプログラムなどのソフトウェアにより更新されるものであってもよい。
図3は、遊技用乱数の一例を示している。遊技用乱数は、特別図柄判定用の乱数MR1-1と、当り図柄用の乱数MR1-2と、当り図柄用初期値となる乱数MR1-3と、普通図柄当り図柄用の乱数MR2-1と、普通図柄当り図柄用初期値となる乱数MR2-2と、普通図柄変動パターン用の乱数MR3-1と、ハズレ演出選択用の乱数MR3-2と、変動パターン種別選択用の乱数MR3-3と、変動パターン用の乱数MR3-4と、を含んでいる。
特別図柄判定用の乱数MR1-1は、特別図柄の表示結果を「大当り」にするか否かや、特別図柄の表示結果を「小当り」にするか否かなど、特別図柄の表示結果を判定することに用いられる。当り図柄用の乱数MR1-2は、特別図柄の表示結果を「大当り」にする場合の大当り図柄や、特別図柄の表示結果を「小当り」にする場合の小当り図柄など、確定特別図柄を複数の特別図柄から選択することに用いられる。当り図柄用初期値となる乱数MR1-3は、乱数MR1-2の初期値を設定することに用いられる。普通図柄当り図柄用の乱数MR2-1は、普通図柄の可変表示において表示結果が「普図当り」の場合に表示される確定普通図柄を複数の普通図柄から選択することに用いられる。普通図柄当り図柄用初期値となる乱数MR2-2は、乱数MR2-1の初期値を設定することに用いられる。普通図柄変動パターン用の乱数MR3-1は、普通図柄の変動パターンを、予め用意された複数パターンのいずれかに決定することに用いられる。ハズレ演出選択用の乱数MR3-2は、特別図柄の表示結果が「ハズレ」となる場合に、演出図柄の可変表示においてリーチ態様となるか否かを選択することに用いられる。変動パターン種別選択用の乱数MR3-3は、特別図柄の変動パターン種別を選択することに用いられる。特別図柄の変動パターン種別は、例えば演出図柄の可変表示中における演出態様などにもとづいて、特別図柄の変動パターンを予め分類したグループであり、1または複数の変動パターンを含むように構成されていればよい。変動パターン用の乱数MR3-4は、特別図柄の変動パターンを選択することに用いられる。
CPU103は、遊技用乱数の値を示す数値データといった、乱数値にもとづいて各種の判定や決定を行う場合に、各種のテーブルをROM101から読み出して参照する。乱数値を用いない場合でも、必要なテーブルをROM101から読み出して参照し、各種の判定や決定、設定などが行われてもよい。
遊技制御用マイクロコンピュータ100が備えるI/O105は、各種信号が入力される入力ポートと、各種信号が出力される出力ポートと、を含んで構成される。I/O105の入力ポートに入力される各種信号は、スイッチ回路110を介して伝送される各種スイッチからの検出信号を含んでいればよい。I/O105の出力ポートから出力される各種信号は、第1特別図柄表示装置4A、第2特別図柄表示装置4B、普通図柄表示器20、第1保留表示器25A、第2保留表示器25B、普図保留表示器25Cなどを制御する信号と、普通電動役物ソレノイド81、大入賞口ソレノイド82、特定領域ソレノイド83などを駆動するソレノイド駆動信号と、を含んでいればよい。
主基板11は、遊技制御用マイクロコンピュータ100により、遊技の進行を制御する動作の一部として、遊技の進行に応じた演出制御コマンドを、演出制御基板12に対して送信可能に出力する。演出制御コマンドは、遊技の進行状況などを指定または通知するコマンドである。主基板11から出力された演出制御コマンドは、中継基板15により中継され、演出制御基板12に供給される。演出制御コマンドは、例えば特図ゲームの表示結果、当り種別、変動パターンなど、主基板11における各種の決定結果を指定するコマンドと、例えば可変表示の開始や終了、大入賞口の開放状況、入賞の発生、保留記憶数、遊技状態など、遊技の状況を指定するコマンドと、エラーの発生などを指定するコマンドと、を含むものであればよい。
演出制御基板12は、主基板11とは独立したサブ側の制御基板であり、演出制御コマンドを受信し、受信した演出制御コマンドにもとづいて演出を制御可能な機能を有する。演出制御基板12において制御可能な演出は、例えば可動体32の駆動など、遊技の進行に応じた種々の演出であり、その他に、エラー報知、電断復旧の報知など、各種報知を含む。演出制御基板12は、演出制御用CPU120と、ROM121と、RAM122と、表示制御部123と、乱数回路124と、I/O125と、を備える。
演出制御用CPU120は、ROM121に記憶されたプログラムを実行することにより、表示制御部123とともに演出の実行を制御するための処理を行う。この処理は、演出制御基板12の諸機能を実現するための処理であり、実行する演出の決定などを含む。演出制御用CPU120は、各種テーブルのデータなど、ROM121が記憶する各種データを用いるとともに、RAM122をメインメモリとして使用する。演出制御用CPU120は、コントローラセンサユニット35Aやプッシュセンサ35Bからの検出信号にもとづいて、演出の実行を表示制御部123に指示することもある。ここでの検出信号は、遊技者による操作を検出したときに出力される信号であり、操作内容を適宜示す信号であればよい。
表示制御部123は、VDP(Video Display Processor)、CGROM(Character Generator ROM)、VRAM(Video RAM)などを含み、演出制御用CPU120からの演出の実行指示にもとづいて、主に表示に関する演出を実行可能に制御する。表示制御部123は、実行する演出に応じた映像信号を画像表示装置5に供給することにより、演出画像を画像表示装置5の画面上に表示させる。表示制御部123は、さらに、音指定信号を音声制御基板13に供給したり、ランプ信号をランプ制御基板14に供給したりする。音指定信号は、スピーカ8L、8Rにて出力される音声を指定する。ランプ信号は、遊技効果ランプ9の点灯態様や消灯態様を指定する。音指定信号やランプ信号の供給により、演出画像の表示に同期して、スピーカ8L、8Rの音声出力や、遊技効果ランプ9の点灯または消灯が可能になる。表示制御部123は、可動体32を動作させる信号を、可動体32のモータやソレノイドに、または可動体32を駆動するドライバ回路に、供給可能であってもよい。演出制御基板12とは別に、可動体32を駆動するためのドライバ基板が設けられてもよい。
乱数回路124は、各種演出の実行を制御するときに使用される各種の乱数値を示す数値データを更新可能にカウントする。演出の実行を制御するときに使用される乱数は、演出用乱数ともいう。演出用乱数は、演出制御用CPU120が実行するコンピュータプログラムなどのソフトウェアにより更新されるものであってもよい。演出制御用CPU120は、演出用乱数の値を示す数値データといった、乱数値にもとづいて各種の判定や決定を行う場合に、各種のテーブルをROM121から読み出して参照する。乱数値を用いない場合でも、演出制御用CPU120は必要なテーブルをROM121から読み出して参照し、各種の判定や決定、設定などが行われてもよい。
I/O125は、例えば主基板11から伝送された演出制御コマンドなどを取り込むための入力ポートと、各種信号を伝送するための出力ポートと、を含んで構成される。I/O125の入力ポートは、コントローラセンサユニット35Aから供給される検出信号の入力端子と、プッシュセンサ35Bから供給される検出信号の入力端子と、を含んでいればよい。I/O125の出力ポートは、画像表示装置5に供給される映像信号の出力端子と、音声制御基板13に供給される音指定信号の出力端子と、ランプ制御基板14に供給されるランプ信号の出力端子と、を含んでいればよい。
音声制御基板13は、スピーカ8L、8Rを駆動する各種回路を搭載しており、表示制御部123からの音指定信号にもとづいてスピーカ8L、8Rを駆動し、音指定信号が指定する音声をスピーカ8L、8Rから出力させる。ランプ制御基板14は、遊技効果ランプ9を駆動する各種回路を搭載しており、表示制御部123からのランプ信号にもとづいて遊技効果ランプ9を駆動し、ランプ信号が指定する態様で遊技効果ランプ9を点灯または消灯する。このようにして、スピーカ8L、8Rからの音声出力と、遊技効果ランプ9の点灯や消灯とは、表示制御部123からの信号にもとづいて制御することができる。なお、音指定信号やランプ信号の供給など、音声出力およびランプの点灯や消灯の制御と、可動体32を動作させる信号の供給など、可動体32の制御とは、演出制御用CPU120が一部または全部を実行するようにしてもよい。演出制御基板12、音声制御基板13、ランプ制御基板14といった、主基板11以外の基板は、サブ基板ともいう。図2に示す構成例のように、サブ基板が機能別に複数設けられていてもよいし、図2に示す構成例とは異なり、1のサブ基板が複数の機能を有するように構成してもよい。
電源基板17は、商用電源などの外部電源におけるAC100Vといった交流電源からの電力を、主基板11や演出制御基板12などの各種制御基板を含めた電気部品に供給可能である。電源基板17は、例えば交流(AC)を直流(DC)に変換するための整流回路、所定の直流電圧を特定の直流電圧(例えば直流12Vや直流5Vなど)に変換するための電源回路などを備えている。パチンコ遊技機1は、電源スイッチ91の操作により、電源投入の開始と終了とを切替可能である。主基板11のスイッチ回路110には、電源基板17からのリセット信号、電源断信号、クリア信号が取り込まれて遊技制御用マイクロコンピュータ100に伝送される。リセット信号は、遊技制御用マイクロコンピュータ100などの制御回路を動作停止状態とするための動作停止信号であり、電源監視回路、ウォッチドッグタイマ内蔵IC、システムリセットICのいずれかを用いて出力可能であればよい。電源断信号は、パチンコ遊技機1において用いられる所定電源電圧が所定値を超えるとオフ状態となり、所定電源電圧が所定値以下になった期間が電断基準時間以上まで継続したときにオン状態となる。クリア信号は、例えば電源基板17に設けられたクリアスイッチ92に対する押下操作などに応じてオン状態となる。
(動作)
次に、パチンコ遊技機1の動作(作用)を説明する。
(主基板11の主要な動作)
まず、主基板11における主要な動作を説明する。パチンコ遊技機1に対して電力供給が開始されると、遊技制御用マイクロコンピュータ100が起動し、CPU103によって遊技制御用のメイン処理が実行される。
図4は、主基板11においてCPU103が実行する遊技制御用のメイン処理P_MAINを示すフローチャートである。図4に示す遊技制御用のメイン処理P_MAINを開始すると、CPU103は、電力供給開始対応処理P_POWER_ONを実行し(ステップS1)、続いてRWMチェック処理P_RWM_CHKを実行する(ステップS2)。ステップS1の電力供給開始対応処理P_POWER_ONは、パチンコ遊技機1における電力供給の開始に対応して、遊技制御用マイクロコンピュータ100の初期設定などを実行可能である。遊技制御用マイクロコンピュータ100の初期設定は、出力ポートの初期化、割込みベクタの設定、内蔵デバイスレジスタの設定、特定レジスタの設定を、含んでいればよい。ステップS2のRWMチェック処理P_RWM_CHKは、チェックサム算出処理を含み、処理結果として得られたチェックサムデータを、チェックサムバッファの記憶データと比較して、両者のデータが合致した場合に、RAM102における記憶内容が正常であると判断する。
続いて、予め定められた復旧条件が成立したか否かを判定する(ステップS3)。復旧条件は、クリアスイッチ92の操作に対応したクリア信号がオフ状態であり、チェックサムバッファに正常な記憶データがあり、バックアップRAMとしてのRAM102における記憶内容が正常である場合に、成立可能である。パチンコ遊技機1の電源投入時に、例えば電源基板17に設けたクリアスイッチ92が押下操作されていれば、オン状態のクリア信号が遊技制御用マイクロコンピュータ100に入力される。このようなオン状態のクリア信号が入力されている場合に、ステップS3にて復旧条件が成立しないと判定すればよい。チェックサムバッファは、前回の電源断時にてバックアップ監視タイマによりバックアップ判定時間を計測したときに、チェックサム算出処理で算出されたチェックサムデータが記憶される。バックアップ監視タイマの計時値がバックアップ判定時間に対応する特定値と合致しない場合に、ステップS3にて復旧条件が成立しないと判定すればよい。バックアップデータは、遊技制御用のバックアップRAMとなるRAM102における遊技ワーク領域の記憶データであればよい。ステップS3では、ステップS2のRWMチェック処理P_RWM_CHKによりバックアップデータの有無やデータ誤りの有無などを確認あるいは検査した結果にもとづいて、復旧条件が成立し得るか否かを判定すればよい。
復旧条件が成立した場合に(ステップS3;Yes)、バックアップ時設定処理P_BACKUP_SETを実行する(ステップS4)。バックアップ時設定処理P_BACKUP_SETは、バックアップ時コマンド送信テーブルを用いて、バックアップ時に対応する演出制御コマンドを、主基板11から演出制御基板12に対して送信可能にする。また、バックアップ時設定処理P_BACKUP_SETは、バックアップ時設定テーブルにより指定されたプロセスコード、タイマ、カウンタ、フラグを、クリアすることにより初期化可能にする。
復旧条件が成立しない場合に(ステップS3;No)、初期化時設定処理P_INIT_SETを実行する(ステップS5)。初期化時設定処理P_INIT_SETは、RAM102における作業領域となる遊技ワーク領域にクリアデータを転送可能にする。これにより、RAM102における遊技ワーク領域が初期化される。そして、初期化時設定処理P_INIT_SETは、初期化時コマンド送信テーブルを用いて、初期化時に対応する演出制御コマンドを、主基板11から演出制御基板12に対して送信可能にする。また、初期化時設定処理P_INIT_SETは、初期化時設定テーブルにより指定されたバッファ、タイマ、ポインタ、カウンタを、クリアすることにより初期化可能にする。
その後、制御開始設定処理P_STACONを実行する(ステップS6)。制御開始設定処理P_STACONは、ウエイト処理を含んでもよい。ウエイト処理は、設定された待機時間が経過するまでループ処理を実行して待機することにより、演出制御基板12などのサブ基板が確実に起動可能とする。また、制御開始設定処理P_STACONは、特定回数コマンド送信処理またはチップ個別ナンバー情報用コマンド送信処理を、含んでもよい。特定回数コマンド送信処理は、電源投入時に特定回数カウンタの計数値を指定する演出制御コマンドを、主基板11から演出制御基板12に対して送信可能にする。特定回数カウンタは、RAM102の所定アドレスに設けられ、可変表示の実行回数が時短条件に対応する特定回数となるまでの残り回数を計数可能であればよい。チップ個別ナンバー情報用コマンド送信処理は、チップ個別ナンバーレジスタの格納値を指定する演出制御コマンドを、主基板11から演出制御基板12に対して送信可能にする。チップ個別ナンバーレジスタは、遊技制御用マイクロコンピュータ100の内蔵レジスタに含められ、チップ毎に割り当てられた異なる値を、チップ個別ナンバーとして格納可能であればよい。
制御開始設定処理P_STACONは、起動時領域外処理を含んでもよい。起動時領域外処理は、パチンコ遊技機1における電力供給の開始による起動時に対応して、ROM101の非遊技プログラム領域に記憶されたプログラムを読み出すことで実行される処理である。起動時領域外処理は、例えば性能表示RWM初期値設定処理であればよい。性能表示RWM初期値設定処理は、性能表示モニタを構成する7セグメントのLEDにより初期表示を行うための初期値を設定可能にする。性能表示モニタは、例えば主基板11に搭載され、設定値に関する内容やベースに関する内容を表示可能であればよい。設定値は、パチンコ遊技機1の設定を変更可能な設定変更状態であるときに、例えば6段階といった、複数段階のいずれかに変更可能であり、特別図柄の表示結果が「大当り」となる確率を設定可能にする。ベースは、例えば始動入賞口、一般入賞口、大入賞口といった、各入賞口を遊技球が通過することによって払い出される賞球数を、遊技領域に発射された遊技球の個数で除算することにより算出される。
ステップS6における制御開始設定処理P_STACONの次に、タイマ割込み用カウンタ設定が行われる(ステップS7)。ステップS7では、例えば4[ms(ミリ秒)]といった、所定時間ごとに定期的なタイマ割込みが発生するようにPTCカウンタ出力値が設定される。その後、遊技制御用のメイン処理P_MAINはループ処理に入る。このループ処理では、割込み禁止が設定され(ステップS8)、初期値決定用乱数更新処理P_TFINITを実行するとともに(ステップS9)、ループ中領域外処理P_REGOUTを実行してから(ステップS10)、割込み許可が設定され(ステップS11)、ステップS8に戻る。そして、割込み許可状態であるときにPTCからCPU103に対する割込み要求信号の入力毎に、CPU103はタイマ割込み処理を実行可能になる。これにより、CPU103は、例えば4[ms]といった、所定時間が経過するごとに、タイマ割込み処理を実行することができる。
図5は、遊技制御用のタイマ割込み処理P_PCTの一例を示すフローチャートである。図5に示すタイマ割込み処理P_PCTでは、電源断処理P_POWER_OFFが実行される(ステップS51)。続いて、不正行為監視フラグが「0」であるか否かが判定される(ステップS52)。不正行為監視フラグは、磁石センサにより磁気が検知された場合や、枠電波センサにより電波が検知された場合に、オン状態と対応した「1」が設定される。それ以外の場合に、不正行為監視フラグは、オフ状態と対応した「0」に設定される。
不正行為監視フラグが「1」である場合に(ステップS52;No)、遊技停止処理P_GAME_STOPを実行する(ステップS53)。遊技停止処理P_GAME_STOPは、出力ポートの初期化を行い、接続確認信号の出力をオフ状態にする処理であればよい。接続確認信号は、主基板11から払出制御基板に対して伝送され、オフ状態である場合に、払出制御基板における払出処理の実行が停止される。
不正行為監視フラグが「0」である場合に(ステップS52;Yes)、スイッチ処理P_SWを実行し(ステップS54)、スイッチエラー報知処理P_CON_CHKを実行し(ステップS55)、乱数更新処理P_RANDOMを実行し(ステップS56)、初期値決定用乱数更新処理P_TFINITを実行する(ステップS57)。また、特別図柄プロセス処理P_TPROCを実行し(ステップS58)、普通図柄プロセス処理P_FPROCを実行し(ステップS59)、情報出力処理P_JYOUHOUを実行し(ステップS60)、賞球処理P_PAYを実行し(ステップS61)、表示処理P_HYOUZIを実行する(ステップS62)。さらに、その他のタイマ割込み対応処理を実行する(ステップS63)。その後、割込み許可が設定されてから(ステップS64)、タイマ割込み処理P_PCTが終了する。
ステップS51の電源断処理P_POWER_OFFは、電源基板17から伝送される電源確認信号の判定を行い、電源断時のチェックサム算出処理などを実行可能にする。ステップS54のスイッチ処理P_SWは、入力ポートの状態判定を行い、スイッチオンバッファなどを更新可能にする。ステップS55のスイッチエラー報知処理P_CON_CHKは、例えばスイッチエラー報知判定テーブルにより指定されたセンサオンカウンタの計数値を更新可能であり、その計数値がセンサ異常エラー判定値に達した場合に、エラー報知表示を実行可能にする。ステップS56の乱数更新処理P_RANDOMは、遊技用乱数のうちで、ソフトウェア乱数となるものをソフトウェアによって更新可能にする。ステップS57の初期値決定用乱数更新処理P_TFINITは、遊技用乱数のうちで、乱数初期値として用いられるものをソフトウェアによって更新可能にする。
ステップS58の特別図柄プロセス処理P_TPROCは、特図ゲームの実行および保留の管理や、大当り遊技状態および小当り遊技状態の制御、遊技状態の制御など、特別図柄の可変表示と遊技状態に関する処理が含まれる。ステップS59の普通図柄プロセス処理P_FPROCは、ゲートスイッチ21からの検出信号にもとづく普図ゲームの実行および保留の管理や、「普図当り」にもとづく可変入賞球装置6Bの開閉制御など、普通図柄の可変表示と第2始動入賞口の状態制御に関する処理が含まれる。ステップS60の情報出力処理P_JYOUHOUは、情報出力信号の設定を行う。情報出力信号は、大当り情報、始動情報、確率変動情報など、例えばパチンコ遊技機1の外部に設置されたホール管理用コンピュータに供給される情報に対応した信号である。大当り情報は、大当りの発生回数などを示す。始動情報は、始動入賞の回数などを示す。確率変動情報は、確変状態となった回数などを示す。ステップS61の賞球処理P_PAYは、賞球コマンド出力カウンタ加算処理と、賞球制御処理と、が含まれる。賞球コマンド出力カウンタ加算処理は、賞球個数テーブルを使用してスイッチのオン判定を行い、オン検出時に、賞球コマンド出力カウンタの更新、入賞情報出力カウンタの更新を行う。賞球制御処理は、賞球プロセスコードに対応した処理を選択して、遊技球の検出にもとづく賞球を払出可能に制御する。ステップS62の表示処理P_HYOUZIは、第1保留表示器25A、第2保留表示器25B、普図保留表示器25C、その他、各種の状態表示灯による表示に関する設定を行う。
図6は、特別図柄プロセス処理P_TPROCとして、図5に示すステップS58にて実行可能な処理の一例を示すフローチャートである。CPU103は、特別図柄プロセス処理P_TPROCにおいて、第1始動入賞対応フラグ設定を行う(ステップS101)。第1始動入賞対応フラグ設定は、論理演算命令の実行などにより、スイッチオンバッファに含まれる第1始動口スイッチ22Aの状態をCPU103のフラグレジスタに反映させる。このとき、フラグレジスタにおけるゼロフラグがオン状態であることは、第1始動入賞対応フラグがオフ状態であることを示す。これに対し、ゼロフラグがオフ状態であることは、第1始動入賞対応フラグがオン状態であることを示す。続いて、テーブルポインタを設定するための転送命令により、第1始動口入賞テーブルをセットする(ステップS102)。その後、第1始動入賞対応フラグがオンであるか否かを判定する(ステップS103)。第1始動入賞対応フラグがオンである場合に(ステップS103;Yes)、始動口スイッチ通過処理P_TZU_ONが実行される(ステップS104)。
ステップS103に対応して第1始動入賞対応フラグがオフである場合や(ステップS103;No)、ステップS104における始動口スイッチ通過処理P_TZU_ONの後に、第2始動入賞対応フラグ設定を行う(ステップS105)。第2始動入賞対応フラグ設定は、論理演算命令の実行などにより、スイッチオンバッファに含まれる第2始動口スイッチ22Bの状態をCPU103のフラグレジスタに反映させる。このとき、フラグレジスタにおけるゼロフラグがオン状態であることは、第2始動入賞対応フラグがオフ状態であることを示す。これに対し、ゼロフラグがオフ状態であることは、第2始動入賞対応フラグがオン状態であることを示す。続いて、テーブルポインタを設定するための転送命令により、第2始動口入賞テーブルをセットする(ステップS106)。その後、第2始動入賞対応フラグがオンであるか否かを判定する(ステップS107)。第2始動入賞対応フラグがオンである場合に(ステップS107;Yes)、始動口スイッチ通過処理P_TZU_ONが実行される(ステップS108)。
ステップ104の始動口スイッチ通過処理P_TZU_ONは、ステップS102にてセットされた第1始動口入賞テーブルを用いて、第1保留記憶数が上限数未満である場合に、第1保留記憶数や合計保留記憶数を1加算する更新を行い、特別図柄判定用の乱数MR1-1と、ハズレ演出選択用の乱数MR3-2と、変動パターン種別選択用の乱数MR3-3と、変動パターン用の乱数MR3-4と、を抽出し、それぞれの乱数バッファにストアした後に、第1特別図柄保留バッファへと転送する。また、第1保留記憶情報指定コマンド送信テーブルを用いて、第1保留記憶数が指定される第1保留記憶情報指定コマンドを、主基板11から演出制御基板12に対して送信可能にする。そして、始動口入賞指定値として「1」を示す値を、始動口入賞バッファにストアする。
ステップS108の始動口スイッチ通過処理P_TZU_ONは、ステップS106にてセットされた第2始動口入賞テーブルを用いて、第2保留記憶数が上限数未満である場合に、第2保留記憶数や合計保留記憶数を1加算する更新を行い、特別図柄判定用の乱数MR1-1と、ハズレ演出選択用の乱数MR3-2と、変動パターン種別選択用の乱数MR3-3と、変動パターン用の乱数MR3-4と、を抽出し、それぞれの乱数バッファにストアした後に、第2特別図柄保留バッファへと転送する。また、第2保留記憶情報指定コマンド送信テーブルを用いて、第2保留記憶数が指定される第2保留記憶情報指定コマンドを、主基板11から演出制御基板12に対して送信可能にする。そして、始動口入賞指定値として「2」を示す値を、始動口入賞バッファにストアする。
ステップS104とステップS108とで、共通の始動口スイッチ通過処理P_TZU_ONを実行可能である。その一方、ステップS104の始動口スイッチ通過処理P_TZU_ONはステップS102にてセットされた第1始動口入賞テーブルを用いるのに対し、ステップS108の始動口スイッチ通過処理P_TZU_ONはステップS106にてセットされた第2始動口入賞テーブルを用いる。このように、共通の始動口スイッチ通過処理P_TZU_ONが異なる始動口入賞テーブルを用いて実行される。したがって、遊技球が第1始動入賞口に進入した場合と第2始動入賞口に進入した場合とで、共通となる処理により異なるデータ設定や制御が可能になる。なお、始動口スイッチ通過処理P_TZU_ONは、抽出した遊技用乱数を用いた入賞時演出処理が含まれてもよい。
ステップS107に対応して第2始動入賞対応フラグがオフである場合や(ステップS107;No)、ステップS108における始動口スイッチ通過処理P_TZU_ONの後に、ポインタを設定する転送命令により、特別図柄プロセス処理ジャンプテーブルをセットする(ステップS109)。特別図柄プロセス処理ジャンプテーブルは、特別図柄プロセスコードの読出値に対応する処理を、選択して実行可能にするアドレス管理テーブルである。特別図柄プロセスコードは、パチンコ遊技機1における遊技制御の進行に対応して、00[H]~0B[H]のいずれかに更新設定が可能であり、特図プロセスコードともいう。ここで、[H]は16進数であることを示す。なお、[B]により2進数を示すこともある。
ステップS109に続いて、記憶データを読み出すための転送命令により、特別図柄プロセスコードをロードする(ステップS110)。その次に、2バイトデータ選択処理P_ABXEXECを実行することにより(ステップS111)、特別図柄プロセスコードに対応して選択される処理のアドレスを取得する。このとき取得されたアドレスは、ポインタに設定される。この後、サブルーチンの呼出命令により、ポインタの指す処理を実行することで(ステップS112)、特別図柄プロセスコードに対応して選択された処理が実行可能になる。こうして選択された処理が終了して、復帰命令により特別図柄プロセス処理P_TPROCにリターンすると、この特別図柄プロセス処理P_TPROCも終了し、復帰命令により遊技制御用のタイマ割込み処理P_PCTにリターンする。
図7は、特別図柄プロセス処理P_TPROCにおいて用いられる特別図柄プロセス処理ジャンプテーブルの構成例TT01を示している。特別図柄プロセス処理ジャンプテーブルは、特別図柄プロセスコードに対応して選択される処理のアドレスを、ポインタとして用いられるCPU103の内部レジスタに設定可能なテーブルデータを含んで構成される。構成例TT01の特別図柄プロセス処理ジャンプテーブルは、特別図柄プロセスコードが00[H]である場合の特別図柄通常処理P_TNORMALと、特別図柄プロセスコードが01[H]である場合の特別図柄変動処理P_TSTARTと、特別図柄プロセスコードが02[H]である場合の特別図柄停止処理P_TSTOPと、特別図柄プロセスコードが03[H]である場合の小当り開放前処理P_TLFANと、特別図柄プロセスコードが04[H]である場合の小当り開放中処理P_TLOPENと、特別図柄プロセスコードが05[H]である場合の小当り開放後処理P_TLCLSFと、特別図柄プロセスコードが06[H]である場合の小当り排出球待機処理P_TLOUTと、特別図柄プロセスコードが07[H]である場合の小当り終了処理P_TLENDと、特別図柄プロセスコードが08[H]である場合の大入賞口開放前処理P_TINTと、特別図柄プロセスコードが09[H]である場合の大入賞口開放中処理P_TOPENと、特別図柄プロセスコードが0A[H]である場合の大入賞口開放後処理P_TCLSFと、特別図柄プロセスコードが0B[H]である場合の大当り終了処理P_TENDと、に対応するアドレス値をポインタに設定可能なテーブルデータが含まれる。
特別図柄通常処理P_TNORMALは、記憶された保留情報の有無などにもとづいて特図ゲームを開始するか否か判定と、特別図柄判定用の乱数MR1-1を用いた特図表示結果の判定と、特別図柄の可変表示において停止表示する確定特別図柄の決定と、特別図柄の変動パターンの決定と、を可能にする。特図表示結果は、「大当り」や「小当り」、「ハズレ」などを含み、「大当り」とすることが判定された場合に、遊技者にとって有利な有利状態としての大当り遊技状態に制御することが決定される。また、特別図柄の表示結果が「大当り」である場合に、確定特別図柄となる大当り図柄に対応して、遊技者にとっての有利度が異なる複数種類の大当り遊技状態のうちで、いずれの大当り遊技状態に制御されるかが決定される。したがって、CPU103は、特別図柄通常処理P_TNORMALを実行することにより、遊技者にとって有利な有利状態に制御するか否かを判定可能であり、遊技者にとっての有利度が異なる複数種類の有利状態のうちのいずれに制御するかを決定可能である。さらに、CPU103は、特別図柄通常処理P_TNORMALを実行することにより、複数種類の変動パターンのいずれかに決定可能である。
特別図柄変動処理P_TSTARTは、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bにおいて特別図柄が変動を開始してからの経過時間を計測し、変動パターンに対応する特図変動時間が経過したか否かの判定を可能にする。特別図柄停止処理P_TSTOPは、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bにおいて特別図柄が変動を停止してからの経過時間を計測し、図柄停止時間が経過したか否かの判定を可能にする。図柄停止時間は、特別図柄変動処理P_TSTARTにおいて特図変動時間が経過したと判定された場合に、特別図柄を停止表示する時間として設定可能であればよい。図柄停止時間が経過した場合に、特図表示結果に対応して、特別図柄プロセスコードの更新や各種設定が行われる。例えば、特図表示結果が「大当り」の場合に特別図柄プロセスコードを08[H]に更新可能であり、特図表示結果が「小当り」の場合に特別図柄プロセスコードを03[H]に更新可能であり、特図表示結果が「ハズレ」の場合に特別図柄プロセスコードを00[H]に更新可能であればよい。
小当り開放前処理P_TLFAN、小当り開放中処理P_TLOPEN、小当り開放後処理P_TLCLSF、小当り排出球待機処理P_TLOUT、小当り終了処理P_TLENDは、小当り遊技状態における遊技の進行を制御するための処理である。大入賞口開放前処理P_TINT、大入賞口開放中処理P_TOPEN、大入賞口開放後処理P_TCLSF、大当り終了処理P_TENDは、大当り遊技状態における遊技の進行を制御するための処理である。
(演出制御基板12の主要な動作)
次に、演出制御基板12における主要な動作を説明する。演出制御基板12では、電源基板17などから電源電圧の供給を受けると、演出制御用CPU120が起動して、演出制御メイン処理を実行する。
図8は、演出制御基板12において演出制御用CPU120が実行する演出制御用のメイン処理S_MAINを示すフローチャートである。図8に示す演出制御用のメイン処理S_MAINを開始すると、演出制御用CPU120は、演出制御初期化処理S_INITを実行する(ステップS71)。演出制御初期化処理S_INITは、RAM122のクリアや各種初期値の設定、演出制御基板12に搭載されたタイマ回路用のレジスタ設定などを含む。続いて、初期動作制御処理S_SYOKIを実行する(ステップS72)。初期動作制御処理S_SYOKIは、可動体32を駆動して初期位置に戻す制御、所定の動作確認を行う制御など、可動体32の初期動作を制御可能にする。その後、タイマ割込みフラグがオンであるか否かを判定する(ステップS73)。タイマ割込みフラグは、タイマ回路用のレジスタ設定にもとづいて、例えば2[ms(ミリ秒)]といった、所定時間が経過するごとに、オン状態にセットされる。タイマ割込みフラグがオフに対応して(ステップS73;No)、ステップS73を繰り返して待機する。
タイマ割込みフラグがオンに対応して(ステップS73;Yes)、タイマ割込みフラグをクリアしてオフ状態にするとともに(ステップS74)、コマンド解析処理S_COMMANDを実行し(ステップS75)、演出制御プロセス処理S_CPROCを実行し(ステップS76)、演出用乱数更新処理S_RANDOMを実行し(ステップS77)、演出用出力処理S_OUTを実行する(ステップS78)。そして、その他のタイマ割込み対応処理を実行してから(ステップS79)、ステップS73に戻る。
ステップS75のコマンド解析処理S_COMMANDは、演出制御コマンド受信用バッファに格納されている演出制御コマンドの読出と、読み出された演出制御コマンドに対応した設定や制御と、を可能にする。演出制御用CPU120は、コマンド解析処理S_COMMANDを実行することにより、主基板11から送信された演出制御コマンドに対応して、フラグの状態を示す記憶データ、レジスタの格納データ、その他、RAM122の作業領域における任意の記憶データなどを、更新可能である。ステップS76の演出制御プロセス処理S_CPROCは、例えば画像表示装置5の画面上における演出画像の表示と、スピーカ8L、8Rからの音声出力と、遊技効果ランプ9および装飾用LEDといった装飾発光体における点灯または消灯と、可動体32の駆動制御と、を含めた各種の演出装置を用いた演出の実行を制御可能にする。各種の演出装置を用いた演出の制御内容は、主基板11から送信された演出制御コマンドや、演出制御用CPU120による処理の実行結果などにもとづいて、判定や決定、設定などが可能になればよい。ステップS77の演出用乱数更新処理S_RANDOMは、演出制御基板12の側で用いられる演出用乱数の少なくとも一部を、ソフトウェアとしてのプログラムを実行することで更新可能にする。
図9(A)は、演出制御プロセス処理S_CPROCとして、図8に示すステップS76にて実行可能な処理の一例を示すフローチャートである。演出制御用CPU120は、演出制御プロセス処理において、先読み演出設定処理S_SAKI_SETを実行する(ステップS151)。先読み演出設定処理S_SAKI_SETは、例えば主基板11から送信された始動入賞時の演出制御コマンドにもとづいて、先読み予告演出の実行に関する判定や決定、設定などを可能にする。また、先読み演出設定処理S_SAKI_SETは、演出制御コマンドから特定される保留記憶数にもとづいて保留表示を更新可能にする。
ステップS151における先読み演出設定処理S_SAKI_SETの後に、ポインタを設定する転送命令により、演出制御プロセス処理ジャンプテーブルをセットする(ステップS152)。演出制御プロセス処理ジャンプテーブルは、演出制御プロセスコードの読出値に対応する処理を、選択して実行可能にするアドレス管理テーブルである。演出制御プロセスコードは、パチンコ遊技機1における演出制御の進行に対応して、00[H]~0A[H]のいずれかに更新設定が可能であり、演出プロセスコードともいう。演出制御プロセスコードは、記憶データを読み出すための転送命令によりロードされる(ステップS153)。こうして取得された演出制御プロセスコードに対応して、選択される処理のアドレスが演出制御ポインタにセットされる(ステップS154)。したがって、演出制御ポインタの指す処理を実行することで(ステップS155)、演出制御プロセスコードに対応して選択された処理が実行可能になる。
図9(B)は、演出制御プロセス処理S_CPROCにおいて用いられる演出制御プロセス処理ジャンプテーブルの構成例TT02を示している。演出制御プロセス処理ジャンプテーブルは、演出制御プロセスコードに対応して選択される処理のアドレスを、演出制御ポインタとして用いられるレジスタに設定可能なテーブルデータを含んで構成される。構成例TT02の演出制御プロセス処理ジャンプテーブルは、演出制御プロセスコードが00[H]である場合の変動パターンコマンド待ち処理と、演出制御プロセスコードが01[H]である場合の演出図柄変動開始処理と、演出制御プロセスコードが02[H]である場合の演出図柄変動中処理と、演出制御プロセスコードが03[H]である場合の演出図柄変動停止処理と、演出制御プロセスコードが04[H]である場合の小当り表示処理と、演出制御プロセスコードが05[H]である場合の小当り開放中処理と、演出制御プロセスコードが06[H]である場合の小当り終了演出処理と、演出制御プロセスコードが07[H]である場合の大当り表示処理と、演出制御プロセスコードが08[H]である場合のラウンド中処理と、演出制御プロセスコードが09[H]である場合のラウンド後処理と、演出制御プロセスコードが0A[H]である場合の大当り終了演出処理と、に対応するアドレス値を演出制御ポインタに設定可能なテーブルデータが含まれる。
変動パターンコマンド受信待ち処理は、主基板11の遊技制御用マイクロコンピュータ100から伝送された変動パターン指定コマンドを受信したか否かを判定可能にする。変動パターン指定コマンドの受信ありと判定された場合に、演出制御プロセスコードが演出図柄変動開始処理に対応する01[H]に更新され、変動パターン指定コマンドの受信なしと判定された場合に、デモ表示を制御可能にする。演出図柄変動開始処理は、特図ゲームに対応する変動時演出の開始を可能にする。例えば主基板11から送信された変動パターンコマンドに対応して、変動時演出の制御に用いる演出パターンの選択と、演出実行時間を計測する演出プロセスタイマの更新開始と、を可能にする。演出図柄変動中処理は、演出パターンを構成する各演出要素の切替えタイミングを制御可能にするとともに、演出プロセスタイマの計時値にもとづいて演出実行時間が経過したか否かを判定可能にする。演出実行時間が経過したと判定された場合に、演出制御プロセスコードが演出図柄変動停止処理に対応する03[H]に更新される。演出図柄変動停止処理は、演出実行時間が経過したこと、または演出図柄確定コマンドを受信したことなど、変動時演出の終了条件が成立したことにもとづいて、変動時演出の終了制御と、確定特別図柄に対応した演出結果の表示制御と、を可能にする。このときに、可変表示の表示結果に対応して、演出制御プロセスコードの更新や各種設定が行われる。例えば、可変表示の表示結果が「大当り」の場合に演出制御プロセスコードを07[H]に更新可能であり、可変表示の表示結果が「小当り」の場合に演出制御プロセスコードを04[H]に更新可能であり、可変表示の表示結果が「ハズレ」の場合に演出制御プロセスコードを00[H]に更新可能である。
小当り表示処理、小当り開放中処理、小当り終了演出処理は、小当り遊技状態に対応した演出の進行を制御するための処理である。大当り表示処理、ラウンド中処理、ラウンド後処理、大当り終了演出処理は、大当り遊技状態に対応した演出の進行を制御するための処理である。
(基本説明などの変形例)
パチンコ遊技機1は、基本説明その他の説明における構成、機能、処理、動作に限定されず、様々な変形および応用が可能である。例えばパチンコ遊技機1は、実施の形態で示された全ての技術的特徴を備えるものでなくてもよく、従来技術における少なくとも1つの課題を解決できるように、実施の形態で説明された一部の構成を備えたものであってもよい。実施の形態において、下位概念となる事項が記載されている場合に、同族的事項や同類的事項を用いた上位概念の発明、あるいは、共通する性質を用いた上位概念の発明は、本願発明として包含され、従来技術における少なくとも1つの課題を解決できるように、実施の形態で説明された一部の構造や特性を備えたものであってもよい。
パチンコ遊技機1は、入賞の発生にもとづいて所定数の遊技媒体を景品として払い出す払出式遊技機であってもよいし、遊技媒体を封入して入賞の発生により得点を付与する封入式遊技機であってもよい。
特別図柄の可変表示中に表示されるものは、例えば、「-」を示す記号など、1種類の図柄だけとして、この図柄の表示と消灯とを繰り返す可変表示を行うようにしてもよい。可変表示中に1種類の図柄が表示され、可変表示の停止時に、この図柄が表示されなくてもよい。例えば、表示結果としては「-」を示す記号が表示されず、特別図柄の表示がない非表示状態としてもよい。
パチンコ遊技機1は、複数の設定値に対応して大当りの当選確率や出玉率が変わる構成を備えてもよい。例えば、特別図柄プロセス処理の特別図柄通常処理において、設定されている設定値ごとに異なる大当り判定値を用いることにより、大当りの当選確率や出玉率を変更可能であってもよい。具体的な一例として、設定値は1~6の6段階からなり、6が最も大当りの当選確率が高く、6、5、4、3、2、1の順に値が小さくなるほど大当りの当選確率が低くなる。この場合に、設定値として6が設定されていれば遊技者にとって最も有利度が高く、6、5、4、3、2、1の順に値が小さくなるほど有利度が段階的に低くなる。設定値に応じて大当りの当選確率が変われば、出玉率も設定値に応じて変わってもよい。大当りの当選確率は設定値にかかわらず一定であるのに対し、大当り遊技状態におけるラウンド数が設定値に応じて変わってもよい。パチンコ遊技機1は、遊技者にとっての有利度が異なる複数の設定値のうちいずれかを設定可能に構成されていればよい。パチンコ遊技機1において設定されている設定値は、主基板11の側から演出制御基板12の側へ設定値指定コマンドが送信されることにより通知されてもよい。可変表示の実行中には、所定割合でパチンコ遊技機1における設定値を示唆する設定示唆演出を実行可能であってもよい。パチンコ遊技機1の設定値に関する示唆は、パチンコ遊技機1における設定値を示唆するものに限定されず、例えばパチンコ遊技機1における設定値が変更されたか否かを示唆するものであってもよい。設定示唆演出は、任意の演出によって大当り期待度を示唆するとともに、パチンコ遊技機1の設定値に関する示唆を行うことができるようにしてもよい。
大当り遊技状態の制御に関する示唆の一部または全部に代えて、あるいは、大当り遊技状態の制御に関する示唆の一部または全部とともに、大当り遊技状態とは異なる遊技者にとって有利な状態の制御に関する示唆を行うものであってもよい。例えば、大当り遊技状態の終了後に制御される確変状態に関する示唆を行うものであってもよい。その他、有利状態として、遊技者にとって有利な任意の遊技価値が付与される状態に関して、制御されるか否かなどに応じた示唆を行うものであってもよい。
遊技機に関する発明は、パチンコ遊技機1に限定されず、スロットマシンにも、適宜、適用することができる。スロットマシンは、メダルが投入されて所定の賭け数が設定され、遊技者による操作レバーの操作に応じて複数種類の図柄を回転させ、遊技者によるストップボタンの操作に応じて図柄を停止させたときに停止図柄の組合せが特定の図柄の組み合わせになると、所定数のメダルが遊技者に払い出されるゲームを実行可能である。スロットマシンにおいて、遊技者にとって有利な有利状態は、例えば、ビッグボーナス、レギュラーボーナス、RT、AT、ART、CZといった、いわゆるボーナスのうち1以上のものを含んでいればよい。
遊技の進行や演出の実行を含めた各種の制御を実現するためのプログラムおよびデータは、パチンコ遊技機1などの遊技機に含まれるコンピュータ装置に対して、着脱自在の記録媒体により配布と提供が可能なものであってもよいし、予めコンピュータ装置などの有する記憶装置にインストールしておくことで配布と提供が可能なものであってもよい。また、通信回線などを介してネットワーク上の外部機器に接続可能な通信処理部を備え、その外部機器からプログラムやデータをダウンロードすることにより配布や提供が可能なものであってもよい。遊技や演出の実行形態も、着脱自在の記録媒体を装着することにより実行可能なものであってもよいし、通信回線などを介してダウンロードしたプログラムおよびデータを、内部メモリなどに一旦格納することにより実行可能なものであってもよいし、通信回線などを介して接続されたネットワーク上の外部機器におけるハードウェア資源を用いて直接実行が可能なものであってもよいし、他のコンピュータ装置などとネットワークを介してデータの交換を行うことにより遊技や演出を実行可能なものであってもよい。
処理やデータの決定割合、演出の実行割合など、各種割合を比較する場合に、「高い」、「低い」、「異なる」などの表現は、一方が「0%」または「100%」の割合であることを含んでもよい。例えば、一方の決定結果や実行内容について、「0%」の割合で決定や実行がない場合を含んでもよいし、「100%」の割合で必ず決定や実行がある場合を含んでもよい。
(特徴部04AKに関する説明)
次に、特徴部04AKについて説明する。特徴部04AKのパチンコ遊技機1において制御可能な遊技状態は、通常状態と、時短状態と、確変状態と、を含む。その他に、制御可能な遊技状態として、特図表示結果が「大当り」である場合に対応して、遊技者にとって有利な有利状態となり得る大当り遊技状態などが含まれる。時短状態は、通常状態と比較して平均的な特図変動時間が短縮される時短制御とともに、通常状態と比較して平均的な普図変動時間が短縮され、通常状態と比較して普図ゲームで「普図当り」となる確率が高くなる。例えば、通常状態では普図当り確率が10%であるのに対して、時短状態では普図当り確率が90%に高められ、可変入賞球装置6Bの第2始動入賞口に遊技球が入賞しやすくなる。なお、そのような態様にかぎらず、例えば、時短状態では、通常状態と比較して、可変入賞球装置6Bの開放時間を長くすることによって、可変入賞球装置6Bの第2始動入賞口に遊技球が入賞しやすくなるように構成してもよい。こうした可変入賞球装置6Bの第2始動入賞口に遊技球が入賞しやすくなる高ベース制御を伴う時短制御により、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図ゲームが実行されやすくなる。したがって、時短状態は、通常状態よりも特別図柄や演出図柄の可変表示が実行されやすい特別状態に含められる。
確変状態は、通常状態および時短状態と比較して大当り確率が高められる。大当り確率は、各回の可変表示に対応して、特図ゲームで「大当り」となり、有利状態としての大当り遊技状態に制御される確率である。確変状態に制御される場合には、時短状態にも制御されるようにすればよい。したがって、確変状態は、通常状態よりも特別図柄や演出図柄の可変表示が実行されやすい特別状態に含められる。
時短状態は、特図ゲームで「大当り」となって大当り遊技終了後に確変状態や時短状態に制御される場合に加えて、特図ゲームで「大当り」とならない場合であっても「時短はずれ」にもとづいて制御される場合がある。特図ゲームで「時短はずれ」となる場合に、特別図柄の表示結果は、予め用意された時短はずれ図柄が導出表示される。各回の可変表示に対応して、特図ゲームで「時短はずれ」となり、特別状態としての時短状態に制御される確率は、時短はずれ確率ともいう。さらに加えて、遊技機への電源投入後や、大当り発生後、時短はずれ発生後に、所定回数の可変表示を終了しても次の大当りや時短はずれが発生しなかった場合に、救済時短として時短状態に制御可能である。所定回数の可変表示は、例えば900回であればよく、パチンコ遊技機1の仕様にもとづいて予め定められた任意の回数であってもよい。
時短状態では、普図当り確率を高める制御と、普通図柄の変動時間を短縮する制御と、可変入賞球装置6Bに形成された第2始動入賞口の開放時間を長くする制御と、特別図柄の変動時間を短縮する制御とが行われ得る。それら全ての制御を行ってもよいし、一部の制御を行わなくてもよい。例えば、大当り経由の時短状態と、時短はずれ経由の時短状態と、救済時短経由の時短状態とで、いずれの制御を行うかが異なっていてもよいし、同じであってもよい。
救済時短に制御されるまでの変動回数nおよび救済時短での時短回数Nは、以下のように規定することが好ましい。
2.5P≦n≦3.0P
0.4P≦N≦3.8P
(P=大当り確率MLの分母、n=作動回数、N=時短回数)
具体的には、例えば、大当り確率が1/300である場合には、変動回数nは750~900となり、時短回数Nは120~1140となる。
図10-1は、特徴部04AKに関するパチンコ遊技機1およびカードユニット300の正面図である。一方において、特徴部04AKに関するパチンコ遊技機1は、基本説明の場合と同様に、遊技盤2、遊技機用枠3、画像表示装置5、スピーカ8L、8R、プッシュボタン31Bなどを備えている。他方において、基本説明の場合に遊技機用枠3の右下部位置に設けられていた打球操作ハンドルは、特徴部04AKの場合に、打球操作部CH030として操作方式と設置位置とが変更されている。この打球操作部CH030は、遊技機用枠3の中央下部位置に設けられている。
その他、特徴部04AKに関するパチンコ遊技機1は、基本説明の場合とは異なる構成を備えている。例えば、遊技機用枠3の右下部位置には、基本説明における打球操作ハンドルに代えて、枠装飾右下突出部に演出用のレバーコントローラ31Cが設けられている。遊技機用枠3の右上部位置には、遊技効果ランプ9に含まれて回転点灯可能な回転ランプ9Aが設けられている。遊技機用枠3のガラス面下方における枠装飾部には、情報表示設定パネル40が設けられている。打球操作部CH030が備える打球操作ハンドルの付近には、演出用エアを吹出可能な左側吹出口43HLおよび右側吹出口43HRが設けられている。
特徴部04AKの場合に、遊技機用枠3においてスピーカ8Lの上方には、通信ユニット42が設けられている。通信ユニット42は、パチンコ遊技機1における遊技者が所持する端末装置AK200と、無線または有線による通信を可能にする通信回路を含んでいればよい。通信ユニット42は、端末装置AK200との通信が可能な任意の配置であればよい。
パチンコ遊技機1は、遊技者が遊技球を手に取り打球供給皿としての上皿に補給することなく、また遊技者の手元に賞球や持玉となる遊技球が払い出されることもない封入循環式パチンコ遊技機であればよい。パチンコ遊技機1における遊技価値は、貸出操作などにもとづいてクレジットに加算される。クレジットは、パチンコ遊技機1における遊技に使用可能な遊技点であり、遊技玉数あるいは遊技球数ともいう。加算されたクレジット数に対応する遊技玉数は、情報表示設定パネル40に含まれる遊技玉数表示器71により表示可能である。クレジット数に対応した遊技玉数として加算可能な上限値は、遊技玉数表示器71に表示可能な数の範囲内で設けてもよく、上限数を設けなくてもよい。遊技玉数、持玉数、貯玉数などの玉数は、電磁的に管理される遊技価値としての遊技点であり、物理的な遊技球を使用しない遊技価値であればよい。このような、遊技球の補給や払出を必要としないパチンコ遊技機1は、封入式遊技機あるいは管理遊技機ともいう。
特徴部04AKにおいて、パチンコ遊技機1の右側方または左側方といった側方位置には、カードユニット300がパチンコ遊技機1と一対に併設されている。このように、パチンコ遊技機1およびカードユニット300は、それぞれが一対一に設置されていればよい。カードユニット300は、ビジターカードや会員カードを受付可能である。ビジターカードは、会員登録をしていない一般の遊技者に対して発行される遊技用記録媒体であり、プリペイド機能を備える。ビジターカードは、一般カードともいう。会員カードは、遊技場に会員登録した会員遊技者に対して発行される遊技用記録媒体である。ビジターカードや会員カードは、ICカードを用いて構成可能である。
ビジターカードや会員カードを受け付けたカードユニット300は、そのカードの記録情報により特定される遊技者が保有する遊技価値を、クレジット数に対応した遊技玉数に変換する機能を有する。ここでの遊技価値は、プリペイド残高、持玉数、貯玉数が含まれる。クレジット数に対応した遊技玉数は、遊技領域に向けて発射して遊技に使用可能な遊技球の個数を示し、持玉数に変換可能なデータである。クレジット数に対応した遊技玉数は、プリペイド残高、持玉数、貯玉数の引き落としと引き換えに生成可能である。また、クレジット数に対応した遊技玉数は、遊技者がパチンコ遊技機1により遊技を行った結果に対応して、増加または減少するように更新可能である。一般的に、スロットマシンのクレジット数は上限が設けられる一方で、パチンコ遊技機1のクレジット数は上限が設けられなくてもよい。あるいは、パチンコ遊技機1のクレジット数も上限が設けられるようにしてもよい。この場合に、クレジット数の上限を超過した遊技玉数は、自動的に持玉数へと変換可能にしてもよい。あるいは、パチンコ遊技機1についてクレジット数という概念が用いられず、遊技玉数として扱われてもよい。
持玉数は、遊技者がパチンコ遊技機1により遊技を行った結果として、遊技者に得点として付与された遊技玉数を、計数変換したものである。遊技者が保有してカードユニット300に受け付けられたカードは、持玉数が特定可能に示されるデータを記録可能である。遊技場に持玉数管理用の管理装置が設置された場合に、この管理装置により持玉数を管理可能であってもよい。貯玉数は、遊技場に預け入れられた持玉数である。遊技者が遊技により得点となる遊技価値を獲得した場合に、獲得した当日中は持玉数として管理可能であり、獲得した翌日以降は貯玉数として管理可能である。したがって、遊技の当日は遊技玉数を計数することにより持玉数を更新可能である。また、遊技の当日は遊技場で持玉数を預け入れることにより貯玉数を更新可能であり、この貯玉数を翌日以降も遊技玉数に変換して遊技に使用可能となる。貯玉数は、遊技場に設置されたホール用管理コンピュータ、その他の管理コンピュータにより、管理可能であればよい。
図10-1に示すカードユニット300の前面部は、紙幣挿入口302、突出部305、カード入出口309、IR感光ユニット320、貸出ボタン321、返却ボタン322、持玉払出ボタン324などが設けられている。紙幣挿入口302は、遊技者が紙幣を挿入可能に構成された開口部である。カードユニット300は、紙幣挿入口302に挿入された紙幣を貨幣識別器に取り込んで、紙幣の真贋や種別を識別可能にすればよい。
突出部305は、カードユニット300の前面部より前方側である遊技者の手前側に向けて突出形成される。突出部305において遊技者と対向する面に、表示器312と、再プレイボタン319と、が設けられている。表示器312は、プリペイド残高、持玉数、クレジット数に対応した遊技玉数、その他の各種情報を表示可能であり、表面が接触操作可能な透明タッチディスプレイとして構成されている。遊技者は、表示器312の表示画面に表示された各種表示項目を指でタッチすることにより、タッチされた項目に対応する各種処理の実行を指示可能に構成されている。このように、カードユニット300が備える表示器312は、遊技者による表示画面のタッチに対応する行為や動作を検出可能である。プリペイド残高は、遊技者がカード取得時に支払った金額やカードユニット300に投入した金額にもとづいて初期設定可能あるいは更新可能であるとともに、クレジット数に対応した遊技玉数への引落しにより更新可能であり、カードユニット300が受け付けたカードはプリペイド残高を記録可能である。プリペイド残高は、カード残高や単に残高ともいう。
再プレイボタン319は、再プレイ遊技となる遊技を実行可能にする。再プレイ遊技は、カードユニット300が受け付けた会員カードに記録された会員カードIDにより特定される貯玉数を用いて実行可能である。会員カードIDは、カードIDやC-IDともいう。再プレイボタン319の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、持玉や貯玉を用いた遊技を可能にする処理が実行される。例えば、カードユニット300が受け付けたカードに遊技者が獲得した持玉数が記録されている場合に、その持玉数の全部または一部を引き落として遊技玉数に変換することで、パチンコ遊技機1による遊技に使用可能とする変換処理を実行可能であればよい。このような持玉数を引き落として遊技玉数に変換する場合は、持玉数の引落しともいう。これに対し、カードユニット300が受け付けたカードが会員カードであり持玉数の記録がなく、会員カードIDにより特定される貯玉数の管理がある場合に、その貯玉数の全部または一部を引き落として遊技玉数に変換することで、パチンコ遊技機1による遊技に使用可能とする変換処理を実行可能であればよい。このような貯玉数を引き落として遊技玉数に変換する場合は、貯玉数の引落しともいう。カードユニット300が受け付けたカードに対応して持玉数と貯玉数との両方が記録されている場合に、持玉数の引落しを優先して遊技に使用可能としてもよい。再プレイボタン319とは異なる持玉払出ボタン324が設けられた場合に、再プレイボタン319は貯玉数の引落し専用に用いられてもよい。
カード入出口309は、会員カードやビジターカードを挿入可能に構成され、挿入された会員カードやビジターカードはカードリーダライタにより受付可能である。カードリーダライタは、受け付けたカードに記録されている情報を読取可能である。IR感光ユニット320は、遊技場の係員が所持するリモコンから赤外線信号を受信して電子信号に変換して出力可能である。貸出ボタン321は、カードユニット300が受け付けたカードに記録されているプリペイド残高を用いた遊技を実行可能にする。例えば、貸出ボタン321の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、カードユニット300が受け付けたカードに記録されているプリペイド残高の全部または一部を引き落としてクレジット数に対応した遊技玉数を加算更新することで、パチンコ遊技機1による遊技に使用可能とする変換処理が実行される。返却ボタン322は、カードユニット300が受け付けたカードを返却可能にする。遊技者が遊技を終了するときに、返却ボタン322の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、遊技終了時の確定した持玉数を、カードユニット300が受け付けたカードに記録してカード入出口309から排出可能にする。持玉払出ボタン324は、カードユニット300が受け付けたカードに対応して特定される持玉数を用いた遊技を実行可能にする。持玉払出ボタン324の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、カードユニット300が受け付けたカードに記録されている持玉数の全部または一部を引き落としてクレジット数に対応した遊技玉数を加算更新することで、パチンコ遊技機1による遊技に使用可能とする変換処理が実行される。
パチンコ遊技機1は、カードユニット300が受け付けたカードに対応して特定されるプリペイド残高、持玉数、貯玉数を、クレジット数に対応した遊技玉数に変換し、この遊技玉数に対応した個数の遊技球を発射して遊技を進行可能である。これにより、遊技球の貸出を受けて、その遊技球を打球供給皿である上皿に補給し、その遊技球を用いて遊技が行われる払出式パチンコ遊技機に慣れている遊技者に混乱を与えることなく、遊技球の補給や払出がない管理遊技機による遊技を提供することができる。パチンコ遊技機1において打球発射装置により打球発射位置から遊技領域に向けて発射された遊技球は、いずれかの入賞口に入賞し、あるいは入賞することなくアウト口に回収される。入賞口に入賞した遊技球やアウト口に回収された遊技球は、パチンコ遊技機1の内部に設けられた回収経路を通って再び打球発射位置にまで還元される。
図10-2は、情報表示設定パネル40の構成例を示している。情報表示設定パネル40には、方向選択キー31D、音量設定ボタン31E、光量設定ボタン31F、貸出ボタン31G、計数ボタン31Hとともに、遊技玉数表示器71が設けられている。方向選択キー31D、音量設定ボタン31E、光量設定ボタン31F、貸出ボタン31G、計数ボタン31Hは、いずれも遊技者による押下操作となる行為や動作を検出可能に構成されていればよい。遊技玉数表示器71は、クレジット数に対応した遊技玉数を表示可能な表示器である。遊技玉数表示器71は、エラーが発生した場合にエラー番号などを表示可能であってもよい。
方向選択キー31Dは、例えば上下左右といった、異なる方向に対応した指示を入力可能にする。一例として、画像表示装置5の表示画面においてメニュー表示が行われた場合に、方向選択キー31Dの押下操作となる行為や動作の検出に対応して、各種表示項目の選択変更を可能にする。他の一例として、パチンコ遊技機1における遊技が実行されていない非遊技状態である場合や、特定期間を除く遊技の実行中である場合に、方向選択キー31Dの押下操作となる行為や動作の検出に対応して、複数の演出状態となる複数の演出ステージを切替可能にする。
音量設定ボタン31Eおよび光量設定ボタン31Fは、音量や光量といったパチンコ遊技機1における演出出力量を変更可能にする。音量設定ボタン31Eは、音量の増加を指示する音量増加ボタンとしての+ボタンと、音量の減少を指示する音量減少ボタンとしての-ボタンと、を含んで構成すればよい。光量設定ボタン31Fは、光量の増加を指示する光量増加ボタンとしての+ボタンと、光量の減少を指示する光量減少ボタンとしての-ボタンと、を含んで構成すればよい。一例として、パチンコ遊技機1における遊技が実行されていない非遊技状態である場合や、特定期間を除く遊技の実行中である場合に、音量設定ボタン31Eの押下操作となる行為や動作の検出に対応して、パチンコ遊技機1における演出出力量のうちで音量を増加または減少させる設定変更を実行可能であればよい。他の一例として、パチンコ遊技機1における遊技が実行されていない非遊技状態である場合や、特定期間を除く遊技の実行中である場合に、光量設定ボタン31Fの押下操作となる行為や動作の検出に対応して、パチンコ遊技機1における演出出力量のうちで光量を増加または減少させる設定変更を実行可能であればよい。
貸出ボタン31Gは、カードユニット300の貸出ボタン321と同様に、プリペイド残高を用いた遊技を可能にする。例えば、貸出ボタン31Gの押下操作となる行為や動作の検出に対応して、カードユニット300が受け付けたカードに記録されているプリペイド残高の全部または一部を引き落としてクレジット数に対応した遊技玉数を加算更新することで、パチンコ遊技機1による遊技に使用可能とする変換処理を実行可能であればよい。
計数ボタン31Hは、クレジット数に対応した遊技玉数を持玉数に変換する計数処理の実行を指示可能にする。一例として、計数ボタン31Hの押下操作が1秒間未満となる行為や動作の検出に対応して、遊技玉数を1減算するとともに持玉数を1加算する計数処理を実行可能であればよい。他の一例として、計数ボタン31Hの押下操作が1秒間以上となる行為や動作の検出に対応して、遊技玉数を250減算するともに持玉数を250加算する計数処理を実行可能であればよい。このように、計数ボタン31Hの押下操作となる期間が短い単押しとなる行為や動作の検出に対応して遊技玉数の減算更新と持玉数の加算更新とが1ずつ進行する第1計数処理を実行可能であり、計数ボタン31Hの押下操作となる期間が長い長押しとなる行為や動作の検出に対応して遊技玉数の減算更新と持玉数の加算更新とが250ずつ進行する第2計数処理を実行可能であればよい。なお、計数ボタン31Hの長押しとなる行為や動作の検出があった場合に、クレジット数に対応した遊技玉数が250未満であれば、遊技玉数の全部を持玉数に変換すればよい。計数ボタン31Hの押下操作となる期間が、例えば5秒以上といった、特定連続期間以上の継続的な長押しとなる行為や動作の検出に対応して、遊技玉数を繰返し250減算するとともに持玉数を繰返し250加算する連続計数処理を実行可能であってもよい。
図10-3は、特徴部04AKに関するパチンコ遊技機1の基板構成などを示している。パチンコ遊技機1において、主基板11や演出制御基板12、中継基板15などは、遊技盤2の裏面に設けられ、遊技点制御基板18Aや発射制御基板18Bが、前枠となる遊技機用枠3の裏面に設けられている。基本説明と同様の構成には、同一の符号が付されている。例えば、主基板11に搭載された遊技制御用マイクロコンピュータ100は、基本説明と同様に、RAM101と、RAM102と、CPU103と、乱数回路104と、I/O105と、を備えて構成可能であればよい。演出制御基板12は、基本説明と同様に、演出制御用CPU120と、ROM121と、RAM122と、表示制御部123と、乱数回路124と、I/O125と、を備えて構成可能であればよい。
演出制御基板12には、画像表示装置5に対して映像信号を伝送するための配線に加え、音声制御基板13に対して制御信号としての効果音信号を伝送するための配線、ランプ制御基板14に対して制御信号としての電飾信号を伝送するための配線、可動体駆動部32Aや振動モータ32B、32Cに対して駆動信号を伝送するための配線、通信ユニット42に対して制御信号を伝送し通信信号を受信するための配線、送風ユニット43に対して制御信号を伝送するための配線、その他に任意の演出装置に対して制御信号を伝送可能な配線が接続されていればよい。また、演出制御基板12には、プッシュボタン31Bを用いた遊技者の押下操作となる行為や動作の検出に対応してプッシュセンサ35Bからの検出信号が伝送される配線に加え、レバーコントローラ31Cを用いた遊技者の押し操作や引き操作となる行為や動作の検出に対応してレバーセンサ35Cからの検出信号が伝送される配線、方向選択キー31Dを用いた遊技者の押下操作となる行為や動作の検出に対応して方向選択センサ35Dからの検出信号が伝送される配線、音量設定ボタン31Eを用いた遊技者の押下操作となる行為や動作の検出に対応して音量設定センサ35Eからの検出信号が伝送される配線、光量設定ボタン31Fを用いた遊技者の押下操作となる行為や動作の検出に対応して光量設定センサ35Fからの検出信号が伝送される配線、その他に任意の演出用センサや演出用スイッチからの検出信号を伝送可能な配線が接続されていればよい。
遊技点制御基板18Aは、遊技者が保有する遊技価値として、遊技玉数に関する制御や処理を実行可能な構成を有していればよい。例えば、遊技点制御基板18には、遊技点制御部となる遊技点制御用マイクロコンピュータ180が搭載されている。遊技点制御用マイクロコンピュータ180は、遊技制御用マイクロコンピュータ100と同様の構成として、ROM、RAM、CPU、I/Oなどを備えて構成可能であればよい。遊技点制御基板18Aには、発射制御基板18Bとの間で制御信号を送受信可能にするための配線や、遊技玉数表示器71に対して制御信号を伝送するための配線などが接続されていればよい。また、遊技点制御基板18Aには、貸出ボタン31Gを用いた遊技者の押下操作となる行為や動作の検出に対応して検出信号が伝送される配線や、計数ボタン31Hを用いた遊技者の押下操作となる行為や動作の検出に対応して検出信号が伝送される配線、玉数更新用センサ31Iからの検出信号が伝送される配線、その他に任意の検出用センサや検出用スイッチからの検出信号を伝送可能な配線が接続されていればよい。
玉数更新用センサ31Iは、アウト玉センサと、ファール玉センサと、発射玉センサと、を含んでもよい。例えば、玉数更新用センサ31Iの発射玉センサは、打球発射ユニット70に含まれる打球発射装置が発射する遊技球を検出可能であればよい。この発射玉センサにより遊技球が検出された場合に、遊技点制御用マイクロコンピュータ180のCPUは、遊技玉数を減算更新する更新処理を実行可能であればよい。打球発射ユニット70は、打球発射装置の他に、打球操作部CH030を含んで構成可能であればよい。
発射制御基板18Bは、打球発射ユニット70に含まれる打球発射装置を制御して遊技球を発射可能にする。例えば、発射制御基板18Bは、打球発射装置の発射モータや発射ソレノイドに励磁信号を出力することで、発射モータや発射ソレノイドを駆動可能である。発射制御基板18Bは、打球操作部CH030における打球操作ハンドルに遊技者の手や指が触れていることを検出した場合に、発射モータや発射ソレノイドを駆動可能であればよい。遊技点制御基板18Aから発射制御基板18Bへは、発射制御信号と発射許可信号とを出力可能であればよい。発射制御信号は、打球発射ユニット70に含まれる打球操作部CH030から発射制御基板18Bへと伝送可能であってもよい。
パチンコ遊技機1において、遊技点制御基板18Aは、例えばPIF配線を用いて、カードユニット300と接続されている。PIF配線は、配線番号に対応して、グランド電圧を提供可能な信号ライン、接続確認情報の送信に使用可能な信号ライン、貸出応答情報および計数情報および遊技機情報の送信に使用可能な信号ライン、貸出情報の送信に使用可能な信号ライン、電源電圧を提供可能な信号ラインなどを、含んで構成されていればよい。
図10-4は、特図表示結果決定テーブルの構成例を示している。この特図表示結果決定テーブルは、図10-4(A)に示された第1特別図柄用の特図表示結果決定テーブル04AKT01と、図10-4(B)に示された第2特別図柄用の特図表示結果決定テーブル04AKT02と、を含んでいる。第1特別図柄は、第1特別図柄表示装置4Aにおいて可変表示される第1特図となる特別図柄である。第2特別図柄は、第2特別図柄表示装置4Bにおいて可変表示される第2特図となる特別図柄である。第1特別図柄用の特図表示結果決定テーブル04AKT01は、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図ゲームが実行される場合に、特図表示結果を決定するために参照される。第2特別図柄用の特図表示結果決定テーブル04AKT02は、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図ゲームが実行される場合に、特図表示結果を決定するために参照される。
図10-4(A)および図10-4(B)に示すように、第1特別図柄の可変表示を実行する場合および第2特別図柄の可変表示を実行する場合ともに、非確変状態であるときの特図表示結果が「大当り」の決定割合は「205/65536」である。したがって、非確変状態であるときの第1特図ゲームまたは第2特図ゲームにおける大当り確率は「205/65536」であり約1/320となる。非確変状態は、確変制御が行われない「なし」の場合に対応する低確率状態であり、通常状態と時短状態とが含まれる。
第1特別図柄の可変表示を実行する場合および第2特別図柄の可変表示を実行する場合ともに、確変状態であるときの特図表示結果が「大当り」の決定割合は「2050/65536」である。したがって、確変状態であるときの第1特図ゲームまたは第2特図ゲームにおける大当り確率は「2050/65536」であり約1/32となる。確変状態は、確変制御が行われる「あり」の場合に対応する高確率状態であり、本例では非確変状態と比較して大当り確率が10倍に高められている。確変状態であるときに非確変状態と比較して大当り確率が高められる倍率や割合は、パチンコ遊技機1の仕様にもとづいて任意に設定可能であればよい。
図10-4(A)に示すように、第1特別図柄の可変表示を実行する場合に、確変状態であるときと非確変状態であるときとで、特図表示結果が「時短はずれ」の決定割合は共通の「164/65536」である。したがって、非確変状態または確変状態であるときの第1特図ゲームにおける時短はずれ確率は「164/655356」であり約1/400となる。図10-4(B)に示すように、第2特別図柄の可変表示を実行する場合に、確変状態であるときと非確変状態であるときとで、特図表示結果が「時短はずれ」の決定割合は共通の「328/65536」である。したがって、非確変状態または確変状態であるときの第2特図ゲームにおける時短はずれ確率は「328/65536」であり約1/200となる。時短はずれ確率は、確変状態であるときと非確変状態であるときとで共通であり、第1特図ゲームを実行する場合と第2特図ゲームを実行する場合とで異なっている。これに対し、時短はずれ確率は、確変状態であるときと非確変状態であるときとで、異なるように構成されてもよい。あるいは、時短はずれ確率は、第1特図ゲームを実行する場合と第2特図ゲームを実行する場合とで、共通となるように構成されてもよい。例えば、第1特図ゲームにおける時短はずれ確率の方が、第2特図ゲームにおける時短はずれ確率よりも、高い確率となるように構成されてもよい。
大当り確率や時短はずれ確率の全部または一部は、パチンコ遊技機1において設定可能に構成された複数の設定値に対応して、異なる確率となるようにしてもよい。例えば、パチンコ遊技機1は、遊技者にとって有利度が異なる複数の設定値として、「1」~「6」の6段階に設定変更可能に構成され、電源投入時に設定確認処理や設定変更処理を実行し、現在の設定値を確認したり設定値を変更したりすることが可能であってもよい。その他、2~5段階に設定変更可能に構成したり、7段階以上に設定変更可能に構成したりしてもよい。6段階に設定変更可能な構成において、設定値「1」の場合に大当り確率が最も低くなることで遊技者にとって最も不利な設定となり、設定値「2」、設定値「3」、設定値「4」、設定値「5」の順に大当り確率が高くなり、設定値「6」の場合に大当り確率が最も高くなることで遊技者にとって最も有利な設定となるようにしてもよい。設定値に応じて大当り確率を異ならせる一方で時短はずれ確率は一定となるように構成する場合、特図表示結果が「はずれ」の場合に対応した時短なしはずれ確率を設定値「1」~「6」で異ならせることによって、設定値ごとの判定値数を整合させればよい。
図10-5は、大当り種別決定テーブル04AKT03の構成例を示している。大当り種別決定テーブル04AKT03は、特図表示結果が「大当り」の場合に、当り図柄用の乱数MR1-2を用いて、大当り種別を決定するために参照される。図10-5に示す構成例において、大当り種別は、「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」を含んでいる。
大当り種別決定テーブル04AKT03は、第1特別図柄を可変表示する場合に、特別図柄が「第1」に対応したテーブルデータにより大当り種別を決定可能であり、第2特別図柄を可変表示する場合に、特別図柄が「第2」に対応したテーブルデータにより大当り種別を決定可能である。大当り種別が「通常大当り」の場合に、15ラウンドの大当り遊技状態に制御され、その大当り遊技状態の終了後は時短状態に移行される。この時短状態に移行すると、100回の可変表示を実行するか、次の大当りが発生するまで時短状態を維持する。大当り種別が「確変大当り」の場合に、15ラウンドの大当り遊技状態に制御され、その大当り遊技状態の終了後は確変状態に移行される。この確変状態に移行すると、100回の可変表示を終了するか、次の大当りが発生するまで確変状態を維持する。大当り種別が「突然確変大当り」の場合に、2ラウンドの大当り遊技状態に制御され、その大当り遊技状態の終了後は確変状態に移行される。この確変状態に移行すると、100回の変動表示を終了するか、次の大当りが発生するまで確変状態を維持する。確変状態に制御される場合には時短状態にも制御されるようにすればよい。
大当り種別が「通常大当り」および「確変大当り」となる場合に、大当り遊技となる15ラウンドの各ラウンドにおいて、29秒間を経過するまで、あるいは、例えば10個といった、所定数の遊技球が入賞するまで、大入賞口が開放状態に制御される。したがって、大当り種別が「通常大当り」または「確変大当り」の場合に、大入賞口の長期間の開放が15回行われる。大当り種別が「突然確変大当り」となる場合に、大当り遊技となる2ラウンドの各ラウンドにおいて、極めて短い0.5秒間にわたって大入賞口が開放状態に制御される。したがって、大当り種別が「突然確変大当り」の場合に、大入賞口の短期間の開放が2回行われ、実質的に大入賞口への入賞は殆ど期待できず、確変状態に突然移行したように見せることができる。
大当り種別決定テーブル04AKT03により、第1特別図柄の可変表示が実行されて大当りとなる場合に、40%の確率で「通常大当り」と決定され、40%の確率で「確変大当り」と決定され、20%の確率で「突然確変大当り」と決定される。大当り種別決定テーブル04AKT03により、第2特別図柄の可変表示が実行されて大当りとなる場合に、40%の確率で「通常大当り」と決定され、55%の確率で「確変大当り」と決定され、5%の確率で「突然確変大当り」と決定される。
図10-6は、時短種別決定テーブル04AKT04の構成例を示している。時短種別決定テーブル04AKT04は、特図表示結果が「時短はずれ」の場合に、当り図柄用の乱数MR1-2と同様の乱数を用いて、時短種別を決定するために参照される。図10-6に示す構成例において、時短種別は、「時短はずれA」、「時短はずれB」、「時短はずれC」を含んでいる。
時短種別決定テーブル04AKT04は、第1特別図柄を可変表示する場合に、特別図柄が「第1」に対応したテーブルデータにより時短種別を決定可能であり、第2特別図柄を可変表示する場合に、特別図柄が「第2」に対応したテーブルデータにより時短種別を決定可能である。本例では、通常状態であるときに、時短種別が「時短はずれA」に対応して時短回数100回の時短状態に制御され、時短種別が「時短はずれB」に対応して時短回数50回の時短状態に制御され、時短種別が「時短はずれC」に対応して時短回数30回の時短状態に制御される。また、時短状態であるときに、時短種別が「時短はずれA」に対応して次回大当りとなるまで時短状態に制御され、時短種別が「時短はずれB」に対応して時短回数200回の時短状態に制御され、「時短はずれC」となる場合に時短回数100回の時短状態に制御される。確変状態であるときに、時短はずれと決定される場合はない。救済時短による時短状態中でも時短はずれと決定される場合はない。時短はずれとなる場合の時短回数は、パチンコ遊技機1の仕様にもとづいて任意に設定可能である。例えば、同じ時短はずれ図柄が導出表示される場合であっても、通常状態であるときと時短状態であるときとで、共通の時短回数100回あるように制御する構成であってもよい。あるいは、同じ時短はずれ図柄が導出表示される場合であっても、通常状態であるときに時短回数100回に制御され、時短状態であるときに時短回数0回に制御されて時短状態から通常状態に転落する構成であってもよい。
時短種別決定テーブル04AKT04により、第1特別図柄の可変表示を実行して特図表示結果が「時短はずれ」である場合と第2特別図柄の可変表示を実行して特図表示結果が「時短はずれ」である場合とで、いずれの場合にも、1/3の確率で「時短はずれA」と決定され、1/3の確率で「時短はずれB」と決定され、1/3の確率で「時短はずれC」と決定される。時短種別の決定確率は、パチンコ遊技機1の仕様にもとづいて任意に設定可能であればよい。例えば、第1特別図柄の可変表示による特図表示結果が「時短はずれ」である場合に、時短種別が「時短はずれC」の決定確率を高くする一方で、第2特別図柄の可変表示による特図表示結果が「時短はずれ」である場合に、時短種別が「時短はずれA」の決定確率を高くする構成であってもよい。このように、第1特図ゲームと第2特図ゲームとで、時短種別の決定割合を異ならせてもよい。救済時短経由の時短状態中も特図表示結果を「時短はずれ」に決定可能である場合、時短はずれとなっても一律に時短回数カウンタなどを上書きしないように構成してもよいし、時短はずれ図柄の種類によって時短回数カウンタなどを上書きする場合と上書きしない場合とがあるように構成してもよい。
図10-7および図10-8は、特徴部04AKにおける変動パターンテーブルの構成例を示している。この変動パターンテーブルは、図10-7(A)に示された大当り用の変動パターンテーブルAと、図10-7(B)に示された通常状態時のはずれ用の変動パターンテーブルBと、図10-7(C)に示された大当り経由である時短状態時のはずれ用の変動パターンテーブルCと、図10-7(D)に示された時短はずれ経由である時短状態時のはずれ用の変動パターンテーブルDと、図10-8(E)に示された救済時短経由である時短状態時のはずれ用の変動パターンテーブルEと、図10-8(F)(G)に示された救済時短となる直前10変動以内のはずれ用の変動パターンテーブルF,Gと、図10-8(H)に示された確変状態時のはずれ用の変動パターンテーブルHと、を含んでいる。図10-8(F)に示された変動パターンテーブルFは、保留記憶数が3以下である保留3以下の場合に選択される救済時短直前用の変動パターンテーブルである。図10-8(G)に示された変動パターンテーブルGは、保留記憶数が4以上である保留4の場合に選択される救済時短直前用の変動パターンテーブルである。ここでの保留記憶数は、第1保留記憶数と第2保留記憶数とを合算した合算保留記憶数などであればよい。確変状態や時短状態であっても、保留記憶数が1以上でなく保留記憶がない場合には、変動パターンテーブルBを用いて変動パターンが決定されてもよい。
図10-7(A)の変動パターンテーブルAにより、大当りとなる場合の変動パターンは、変動パターンPA2-1(ノーマルリーチ)、変動パターンPA2-2(スーパーリーチα)、変動パターンPA2-3(スーパーリーチβ)のいずれかに決定される。図10-7(B)の変動パターンテーブルBにより、通常状態時にはずれとなる場合の変動パターンは、変動パターンPA1-1(通常変動)、変動パターンPA2-1(ノーマルリーチ)、変動パターンPA2-2(スーパーリーチα)、変動パターンPA2-3(スーパーリーチβ)のいずれかに決定される。図10-7(C)の変動パターンテーブルCにより、大当り経由で制御された時短状態時にはずれとなる場合の変動パターンは、変動パターンPA1-2(超短縮変動)、変動パターンPA1-3(短縮変動)、変動パターンPA2-1(ノーマルリーチ)、変動パターンPA2-2(スーパーリーチα)、変動パターンPA2-3(スーパーリーチβ)のいずれかに決定される。図10-7(D)の変動パターンテーブルDにより、時短はずれ経由で制御された時短状態時にはずれとなる場合の変動パターンは、変動パターンPA1-2(超短縮変動)、変動パターンPA1-3(短縮変動)、変動パターンPA2-1(ノーマルリーチ)、変動パターンPA2-2(スーパーリーチα)、変動パターンPA2-3(スーパーリーチβ)のいずれかに決定される。
図10-8(E)の変動パターンテーブルEにより、救済時短経由で制御された時短状態時にはずれとなる場合の変動パターンは、変動パターンPA1-4(極超短縮変動)、変動パターンPA2-1(ノーマルリーチ)、変動パターンPA2-2(スーパーリーチα)、変動パターンPA2-3(スーパーリーチβ)のいずれかに決定される。図10-7(C)、図10-7(D)および図10-8(E)に示すように、時短状態であるときに、変動パターンPA1-2(超短縮変動)や、変動パターンPA1-3(短縮変動)、変動パターンPA1-4(極超短縮変動)が決定される割合が高く、通常状態時と比べて平均した変動時間が短くなっている。同じ時短状態であっても、時短はずれ経由で制御された時短状態であるときに、大当り経由で制御された時短状態であるときと比べて、変動パターンPA1-2(超短縮変動)の選択確率が80%と高くなっており、平均した変動時間が短くなっている。救済時短経由で制御された時短状態であるときに、変動パターンPA1-4(極超短縮変動)の選択割合が90%と高くなっており、時短はずれ経由や大当り経由で制御された時短状態であるときと比べて、さらに平均した変動時間が短くなっている。
図10-8(F)の変動パターンテーブルFにより、救済時短となる直前10変動以内にはずれとなる場合のうち、保留記憶数が3以下である場合の変動パターンは、変動パターンPA1-3(短縮変動)、または変動パターンPA2-1(ノーマルリーチ)のいずれかに決定され、変動パターンPA1-3(短縮変動)に決定される確率が95%と高くなっている。図10-8(G)の変動パターンテーブルGにより、救済時短となる直前10変動以内にはずれとなる場合のうち、保留記憶数が4以上である場合の変動パターンは、変動パターンPA1-1(通常変動)、または変動パターンPA2-1(ノーマルリーチ)のいずれかに決定され、変動パターンPA1-1(通常変動)に決定される確率が95%と高くなっている。これらの救済時短となる直前10変動以内にはずれとなる場合に、変動パターンPA2-2(スーパーリーチα)や変動パターンPA2-3(スーパーリーチβ)に決定される場合はないので、スーパーリーチが実行されない。図10-8(H)の変動パターンテーブルHにより、確変状態時にはずれとなる場合の変動パターンは、変動パターンPA1-2(超短縮変動)、変動パターンPA2-1(ノーマルリーチ)、変動パターンPA2-2(スーパーリーチα)、変動パターンPA2-3(スーパーリーチβ)のいずれかに決定される。また、確変状態であるときに、90%の高い確率で変動パターンPA1-2(超短縮変動)が決定され、時短状態であるときよりもさらに平均した変動時間が短くなっている。
変動パターンテーブルは、パチンコ遊技機1の仕様にもとづいて任意に設定可能であればよい。例えば、時短状態中に時短はずれとなって再び時短状態に制御される場合に、図10-7(C)に示された大当り経由で制御された時短状態時にはずれとなる場合の変動パターンテーブルCと同様のテーブルを用いて変動パターンを決定する構成であってもよい。例えば、時短状態であるときの時短種別が「時短はずれA」に対応して、時短はずれとなった場合のうち次回大当りまで時短状態継続となる場合に限定して、図10-7(C)に示された大当り経由で制御された時短状態時にはずれとなる場合の変動パターンテーブルCと同様のテーブルを用いて変動パターンを決定する構成であってもよい。
図10-8(E)に示すように、救済時短経由で制御された時短状態中は1.5秒の極超短縮変動の変動パターンPA1-4の選択割合が高く、変動表示の消化速度が早いことから、実行可能な予告演出や先読み予告演出の種類が少ない。そこで、救済時短経由の時短状態中である場合に、画像表示装置5の表示画面の端部においてエフェクト画像を表示する演出や、ランプやLEDを点灯させる演出、所定の演出音や通常とは異なる変動停止音を出力する演出などが実行されてもよい。救済時短経由で制御された時短状態中は、図10-8(E)の変動パターンテーブルEに代えて、図10-7(C)の大当り経由である時短状態時のはずれ用の変動パターンテーブルCを用いて変動パターンを決定する構成であってもよい。救済時短となる直前10変動以内にはずれとなる場合に、救済時短となるまでの残り変動回数が少なくなるに従って徐々にリーチ割合が少なくなるように変動パターンテーブルを切り替えるように構成してもよいし、残り変動回数100回や200回など区切りの回数の場合のみ変動パターンテーブルを切り替えて残り変動回数を示唆可能に構成してもよい。
図10-9および図10-10は、演出制御コマンドの構成例を示している。演出制御コマンドは、主基板11の遊技制御用マイクロコンピュータ100が備えるCPU103により送出され、演出制御基板12の演出制御用CPU120へと伝送される。演出制御コマンドは、変動パターンコマンドとなるコマンド80XX[H]を含む。変動パターンコマンドは、特別図柄の可変表示に対応して画像表示装置5において可変表示される演出図柄の変動パターンを指定する。変動パターンを指定する演出制御コマンドは、可変表示における変動開始を指定するためのコマンドでもある。演出制御用CPU120は、変動パターンコマンドを受信すると、画像表示装置5において演出図柄の可変表示を開始するように制御する。
演出制御コマンドは、表示結果1指定コマンドとなるコマンド9000[H]と、表示結果2指定コマンドとなるコマンド9001[H]と、表示結果3指定コマンドとなるコマンド9002[H]と、表示結果4指定コマンドとなるコマンド9003[H]と、表示結果5指定コマンドとなるコマンド9004[H]と、表示結果6指定コマンドとなるコマンド9005[H]と、表示結果7指定コマンドとなるコマンド9006[H]と、を含む。表示結果1指定コマンドは、可変表示の表示結果を時短なしのはずれとすることを指定し、はずれ指定コマンドとなる。表示結果2指定コマンドは、可変表示の表示結果を時短はずれAとすることを指定し、時短はずれA指定コマンドとなる。表示結果3指定コマンドは、可変表示の表示結果を時短はずれBとすることを指定し、時短はずれB指定コマンドとなる。表示結果4指定コマンドは、可変表示の表示結果を時短はずれCとすることを指定し、時短はずれB指定コマンドとなる。表示結果5指定コマンドは、可変表示の表示結果を通常大当りとすることを指定し、通常大当り指定コマンドとなる。表示結果6指定コマンドは、可変表示の表示結果を確変大当りとすることを指定し、確変大当り指定コマンドとなる。表示結果7指定コマンドは、可変表示の表示結果を突然確変大当りとすることを指定し、突然確変大当り指定コマンドとなる。
演出制御コマンドは、救済時短回数1指定コマンドとなるコマンド95XX[H]と、救済時短回数2指定コマンドとなるコマンド96XX[H]と、を含む。救済時短回数1指定コマンドは、救済時短となるまでの残りの変動回数として、126回以下の回数を指定する。救済時短回数2指定コマンドは、救済時短となるまでの残りの変動回数として、100回単位の回数を指定する。救済時短回数1指定コマンドのEXTデータは、救済時短となるまでの残りの可変表示回数が126回以下である場合に、その回数に対応した値がセットされる。例えば、救済時短となるまでの残りの可変表示回数が1回である場合に、救済時短回数1指定コマンドとしてコマンド9501[H]が送信される。救済時短となるまでの残りの可変表示回数が126回である場合に、救済時短回数1指定コマンドとしてコマンド957E[H]が送信される。救済時短となるまでの残りの可変表示回数が127回以上である場合に、救済時短回数1指定コマンドのEXTデータは最大値の7E[H]がセットされ、一律にコマンド957F[H]が送信される。救済時短回数2指定コマンドのEXTデータは、救済時短となるまでの残りの可変表示回数が100回単位の回数である場合に、その回数に対応した値がセットされる。例えば、救済時短となるまでの残りの可変表示回数が100回である場合に、救済時短回数2指定コマンドとしてコマンド9601[H]が送信される。救済時短となるまでの残りの可変表示回数が800回である場合に、救済時短回数2指定コマンドとしてコマンド9608[H]が送信される。なお、2つのコマンドを組み合わせて送信して、127回以上の残り回数の場合であっても1回単位で特定可能に送信できるようにしてもよい。
演出制御コマンドは、復旧時救済時短回数指定コマンドとなるコマンド97XX[H]を含む。復旧時救済時短回数指定コマンドは、電源復旧時の救済時短となるまでの残りの可変表示回数が、100回単位の回数で区分された複数範囲のいずれに含まれるかを指定可能であればよい。復旧時救済時短回数指定コマンドのEXTデータは、電源復旧時に救済時短となるまでの残りの可変表示回数が、100回単位の回数を用いた特定の変動回数以内であることに対応した値がセットされる。例えば、電源復旧時に救済時短となるまでの残りの可変表示回数が100回以下である場合に、復旧時救済時短回数指定コマンドとしてコマンド9701[H]が送信される。電源復旧時に救済時短となるまでの残りの可変表示回数が701回以上かつ800回以下である場合に、復旧時救済時短回数指定コマンドとしてコマンド9708[H]が送信される。
演出制御コマンドは、第1図柄確定A指定コマンドとなるコマンドA000[H]と、第1図柄確定B指定コマンドとなるコマンドA001[H]と、第1図柄確定C指定コマンドとなるコマンドA002[H]と、第2図柄確定A指定コマンドとなるコマンドA100[H]と、第2図柄確定B指定コマンドとなるコマンドA101[H]と、第2図柄確定C指定コマンドとなるコマンドA102[H]と、を含む。第1図柄確定A指定コマンドは、第1特別図柄の可変表示が停止するときに図柄確定期間が20秒であることを指定する。第1図柄確定B指定コマンドは、第1特別図柄の可変表示が停止するときに図柄確定期間が10秒であることを指定する。第1図柄確定C指定コマンドは、第1特別図柄の可変表示が停止するときに図柄確定期間が0.5秒であることを指定する。第2図柄確定A指定コマンドは、第2特別図柄の可変表示が停止するときに図柄確定期間が20秒であることを指定する。第2図柄確定B指定コマンドは、第2特別図柄の可変表示が停止するときに図柄確定期間が10秒であることを指定する。第2図柄確定C指定コマンドは、第2特別図柄の可変表示が停止するときに図柄確定期間が0.5秒であることを指定する。
演出制御コマンドは、大当り開始指定コマンドとなるコマンドB000[H]と、大当り終了指定コマンドとなるコマンドB001[H]と、大入賞口開放中表示コマンドとなるコマンドB1XX[H]と、大入賞口開放後表示コマンドとなるコマンドB2XX[H]と、大入賞口入賞指定コマンドとなるコマンドB400[H]と、を含む。大当り開始指定コマンドは、大当り遊技の開始を指定し、ファンファーレ指定コマンドとなる。大当り終了指定コマンドは、大当り遊技の終了を指定し、エンディング指定コマンドとなる。大入賞口開放中表示コマンドは、大当り遊技となるラウンド中の表示を指定し、EXTデータにより表示するラウンド数が設定される。大入賞口開放後表示コマンドは、大当り遊技となるラウンド後の表示として、ラウンド間のインターバルの表示を指定する。大入賞口入賞指定コマンドは、大入賞口に遊技球が入賞したことを指定する。
演出制御コマンドは、第1保留記憶数加算指定コマンドとなるコマンドC000[H]と、第2保留記憶数加算指定コマンドとなるコマンドC001[H]と、第1保留記憶数減算指定コマンドとなるコマンドC100[H]と、第2保留記憶数減算指定コマンドとなるコマンドC101[H]と、を含む。第1保留記憶数加算指定コマンドは、第1保留記憶数が1増加したことを指定する。第2保留記憶数加算指定コマンドは、第2保留記憶数が1増加したことを指定する。第1保留記憶数減算指定コマンドは、第1保留記憶数が1減少したことを指定する。第2保留記憶数減算指定コマンドは、第2保留記憶数が1減少したことを指定する。
演出制御コマンドは、通常状態指定コマンドとなるコマンドE000[H]と、時短状態A指定コマンドとなるコマンドE001[H]と、時短状態B指定コマンドとなるコマンドE002[H]と、時短状態C指定コマンドとなるコマンドE003[H]と、確変状態指定コマンドとなるコマンドE004[H]と、を含む。通常状態指定コマンドは、遊技状態が通常状態に制御されることを指定する。時短状態A指定コマンドは、大当り遊技終了時に遊技状態が時短状態に制御されることを指定する。時短状態B指定コマンドは、時短はずれ時に遊技状態が時短状態に制御されることを指定する。時短状態C指定コマンドは、救済時短時に遊技状態が時短状態に制御されることを指定する。確変状態指定コマンドは、遊技状態が確変状態に制御されることを指定する。
演出制御コマンドは、右打ち報知開始指定コマンドとなるコマンドE100[H]と、右打ち報知終了指定コマンドとなるコマンドE101[H]と、を含む。右打ち報知開始指定コマンドは、右打ち報知を開始することを指定する。右打ち報知終了指定コマンドは、右打ち報知を終了することを指定する。
演出制御基板12に搭載されている演出制御用CPU120は、主基板11に搭載されている遊技制御用マイクロコンピュータ100から演出制御コマンドを受信した場合に、受信コマンドの内容に従い画像表示装置5の表示状態を変更可能であり、ランプの表示状態を変更可能であり、音声制御基板13に対して音番号データを出力可能である。その他の演出制御コマンドも主基板11から演出制御基板12に送信可能であればよい。例えば、大当り遊技に関するより詳細な演出制御コマンドを送信可能であればよい。また、初期化コマンドといった、遊技状態を示す演出制御コマンドを送信可能であってもよい。
図10-11は、特徴部04AKにおいて実行する遊技制御用のメイン処理P_MAINを示すフローチャートである。図10-11に示された処理のうち、ステップS1~S5の処理、および、ステップS6~S11の処理は、基本説明における処理と同様である。特徴部04AKでは、ステップS4のバックアップ時設定処理P_BACKUP_SETが実行された後に、復旧時救済時短回数指定コマンド送信が行われてから(ステップ04AKS01)、ステップS6に進む。また、特徴部04AKでは、ステップS5の初期化時設定処理P_INIT_SETが実行された後に、救済時短回数カウント初期値として900をセットしてから(ステップ04AKS02)、ステップS6に進む。
遊技制御用マイクロコンピュータ100のCPU103は、ステップ04AKS01において、救済時短となるまでの残りの可変表示回数をカウントするための救済時短回数カウンタの値を取得する。そして、現在の救済時短回数カウンタの値に対応するEXTデータが設定された復旧時救済時短回数指定コマンドを、演出制御基板12の演出制御用CPU120に向けて送信する制御を行う。例えば、現在の救済時短回数カウンタの値が100以下である場合に、CPU103は、復旧時救済時短回数指定コマンドとしてコマンド9701[H]を送信する制御を行う。あるいは、現在の救済時短回数カウンタの値が701以上かつ800以下である場合に、CPU103は、復旧時救済時短回数指定コマンドとしてコマンド9708[H]を送信する制御を行う。このように、パチンコ遊技機1への電源投入時にRAMクリア処理を含めたステップS5の初期化時設定処理P_INIT_SETが実行されず、復旧処理としてステップS4のバックアップ時設定処理P_BACKUP_SETが実行された場合に、復旧時救済時短回数指定コマンドが送信されて、現在における救済時短までの残りの可変表示回数が通知される。復旧時救済時短回数指定コマンドは、ステップS4のバックアップ時設定処理P_BACKUP_SETにより送信可能な復旧時のコマンドに含まれてもよい。例えば、電源投入指定コマンドのEXTデータは、救済時短となるまでの残りの可変表示回数に対応した値を設定可能に構成されてもよい。
遊技制御用マイクロコンピュータ100のCPU103は、ステップ04AKS02において、救済時短回数カウンタに900をセットするので、パチンコ遊技機1の電源投入時にRAMクリア処理を含めたステップS5の初期化時設定処理P_INIT_SETが実行された後、900回の可変表示を実行して大当りも時短はずれも発生しなかった場合に、救済時短となり時短状態に制御される。ステップS5の初期化時設定処理P_INIT_SETは、初期化を指示する演出制御コマンドの送信設定により、救済時短回数カウンタにセットする初期値を特定可能にすればよい。
RAMクリア処理を含むステップS5の初期化時設定処理P_INIT_SETが実行された後、ステップ04AKS02により救済時短回数カウンタの初期設定を行わないように構成してもよい。この場合に、前日の救済時短回数カウンタの値の続きの状態から遊技を開始できるので、救済時短となるまでの投資額を減らすことができ、遊技者にとって不利になることを防止できる。
ステップS3において、クリアスイッチ92の操作に対応したクリア信号がオン状態であることにより、復旧条件が成立しない場合に、ステップ04AKS02にて救済時短回数カウント初期値がセットされなくてもよい。これに対し、ステップS3において、チェックサムバッファに正常な記憶データがないことや、バックアップRAMとしてのRAM102における記憶内容が正常でないことにより、バックアップRAMの異常に対応して復旧条件が成立しない場合に、ステップ04AKS02にて救済時短回数カウント初期値がセットされてもよい。
図10-12および図10-13は、特別図柄通常処理P_TNORMALとして実行可能な処理の一例を示すフローチャートである。特別図柄通常処理P_TNORMALは、図6に示された特別図柄プロセス処理P_TPROCから呼出可能な処理に含まれ、特別図柄プロセスコードが00[H]である場合に、ステップS112にて実行可能である。この処理を実行した場合に、CPU103は、合算保留記憶数の値が0であるか否かを判定する(ステップ100IWS51)。具体的には、第1保留記憶数と第2保留記憶数との合計数をカウントするための合算保留記憶数カウンタのカウント値を取得し、その値が0であるか否かを判定する。合算保留記憶数が0である場合に(ステップ100IWS51;Y)、特別図柄通常処理P_TNORMALを終了する。
ステップ100IWS51に対応して合算保留記憶数が0でなければ(ステップ100IWS51;N)、CPU103は、第2保留記憶数が0であるか否かを判定する(ステップ100IWS52)。具体的には、第2保留記憶数をカウントするための第2保留記憶数カウンタの値が0であるか否かを判定する。第2保留記憶数が0でなければ(ステップ100IWS52;N)、CPU103は、特別図柄ポインタに「第2」を示すデータを設定する(ステップ100IWS53)。特別図柄ポインタは、第1特別図柄について特別図柄プロセス処理を行っているのか第2特別図柄について特別図柄プロセス処理P_TPROCを行っているのかを示すフラグである。第2保留記憶数が0であり第1保留記憶数のみが1以上である場合に(ステップ100IWS52;Y)、特別図柄ポインタに「第1」を示すデータを設定する(ステップ100IWS54)。ステップ100IWS52~100IWS54の処理が実行されることによって、第2特別図柄の可変表示を開始させるための第2の開始条件は、第1特別図柄の可変表示を開始させるための第1の開始条件よりも、優先して成立するように制御される。したがって、第2特別図柄の可変表示は、第1特別図柄の可変表示よりも、優先して実行される。なお、第1始動入賞口および第2始動入賞口に遊技球が入賞した順に第1特別図柄の可変表示および第2特別図柄の可変表示を実行するように構成してもよい。
ステップ100IWS53、100IWS54の次に、CPU103は、RAM102に設けられた第1保留記憶数バッファおよび第2保留記憶数バッファのうちで、特別図柄ポインタに対応した保留記憶数バッファにおいて、保留記憶数=1と対応する保存領域に格納されている各乱数値を読み出してRAM102の乱数バッファ領域に格納する(ステップ100IWS55)。具体的には、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合に、第1保留記憶数バッファにおける第1保留記憶数=1に対応する保存領域に格納されている各乱数値を読み出してRAM102の乱数バッファ領域に格納する。特別図柄ポインタが「第2」を示している場合に、第2保留記憶数バッファにおける第2保留記憶数=1に対応する保存領域に格納されている各乱数値を読み出してRAM102の乱数バッファ領域に格納する。
ステップ100IWS55に続いて、CPU103は、特別図柄ポインタに対応した保留記憶数カウンタのカウント値を1減算し、かつ、各保存領域の内容をシフトする(ステップ100IWS56)。例えば、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合に、第1保留記憶数カウンタのカウント値を1減算し、かつ、第1保留記憶数バッファにおける各保存領域の内容をシフトする。特別図柄ポインタが「第2」を示している場合に、第2保留記憶数カウンタのカウント値を1減算し、かつ、第2保留記憶数バッファにおける各保存領域の内容をシフトする。これにより、RAM102の第1保留記憶数バッファにおいて第1保留記憶数=n(n=2,3,4)に対応する保存領域に格納されている各乱数値は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合に、第1保留記憶数=n-1に対応する保存領域に格納される。あるいは、RAM102の第2保留記憶数バッファにおいて第2保留記憶数=n(n=2,3,4)に対応する保存領域に格納されている各乱数値は、特別図柄ポインタが「第2」を示している場合に、第2保留記憶数=n-1に対応する保存領域に格納される。したがって、各第1保留記憶数または各第2保留記憶数に対応して、それぞれの保存領域に格納されている各乱数値が抽出された順番は、常に、第1保留記憶数または第2保留記憶数が1,2,3,4の順番と一致する。
ステップ100IWS56の後に、合算保留記憶数カウンタのカウント値を1減算する(ステップ100IWS57)。すなわち、合算保留記憶数の値を1減らす。このとき、カウント値が1減算される前の合算保留記憶数カウンタの値は、RAM102の所定の領域に保存される。次に、当り判定用乱数として、特別図柄判定用の乱数MR1-1を読み出し(ステップ100IWS61)、大当り判定を実行する(ステップ100IWS62)。これにより、特図表示結果を「大当り」とするか否かを判定する(ステップ100IWS63)。特別図柄判定用の乱数MR1-1は、ステップS104の始動口スイッチ通過処理P_TZU_ONにより第1特別図柄保留バッファに格納され、ステップS108の始動口スイッチ通過処理P_TZU_ONにより第2特別図柄バッファに格納される。大当り判定の処理は、予め用意されたプログラムモジュールにより、第1特別図柄用の特図表示結果決定テーブル04AK101や第2特別図柄用の特図表示結果決定テーブル04AK102において予め決められている大当り判定値と当り判定用乱数とを比較し、それらが一致したら大当りとすることに決定可能である。この場合、CPU103は、確変状態であることを示す確変フラグがセットされていない低確率状態であれば、低確率用に対応した確変制御が「なし」の大当り判定値を用いて大当り判定を行う。確変フラグがセットされた高確率状態であれば、高確率用に対応した確変制御が「あり」の大当り判定値を用いて大当り判定を行う。CPU103は、当り判定用乱数の値がいずれかの大当り判定値に一致すると、特別図柄に関して大当りとすることに決定する。
ステップ100IWS63により大当りとする判定結果が得られた場合に(ステップ100IWS63;Y)、大当りフラグをセットする(ステップ100IWS64)。そして、当り図柄用の乱数MR1-2を用いて、大当り種別を、通常大当り、確変大当り、突然確変大当り、のいずれかに決定する(ステップ100IWS65)。一方、ステップ100IWS63により大当りとする判定結果が得られなかった場合に(ステップ100IWS63;N)、時短状態中に可変表示の実行回数を計数する時短回数カウンタの値が0であるか否かを判定する(ステップ100IWS66)。時短回数カウンタの値が0でなければ(ステップ100IW66;N)、時短回数カウンタの値を1減算し(ステップ100IWS67)、減算後の時短回数カウンタの値が0となっているか否かを判定する(ステップ100IWS68)。減算後の時短回数カウンタの値が0となっていれば(ステップ100IWS68;Y)、時短終了フラグをセットする(ステップ100IWS69)。時短終了フラグは、可変表示の終了時に時短状態が終了することを示すフラグである。ステップ100IWS66~100IWS69による時短回数カウンタの減算処理は、ステップ100IWS70以降で救済時短までの変動回数のカウント処理を実行した後に、実行するように構成されてもよい。救済時短となる可変表示に対応して時短回数カウンタに900をセット(ステップ100IWS172参照)した後に減算処理を実行してしまうと、時短回数カウンタの値が1余分に減算されてしまうことから、救済時短となる可変表示では減算処理の後に再び時短回数カウンタの値を1加算するように構成してもよい。また、予め時短回数カウンタに1多い値として、901をセットするように構成してもよい。
ステップ100IWS66に対応して時短回数カウンタの値が0である場合や(ステップ100IWS;Y)、ステップ100IWS68に対応して時短回数カウンタの値が0でない場合(ステップ100IWS68;N)、あるいは、ステップ100IWS69の次に、救済時短回数カウンタの値が0であるか否かを判定する(ステップ100IWS70)。救済時短回数カウンタの値が0でなければ(ステップ100IWS70;N)、救済時短回数カウンタの値を1減算する(ステップ100IWS71)。ステップ100IWS71の処理が実行されることによって、遊技状態が通常状態、時短状態、または確変状態のいずれであるかに関係なく、一律に救済時短回数カウンタの値が更新される。また、ステップ100IWS71の処理が実行されることによって、第1特別図柄の可変表示が実行される場合であるか第2特別図柄の可変表示が実行される場合であるかに関係なく、一律に救済時短回数カウンタの値が更新される。そして、ステップ100IWS71による減算後の救済時短回数カウンタの値が127以上であるか否かを判定する(ステップ100IWS72)。減算後の救済時短回数カウンタの値が126以下であれば(ステップ100IWS72;N)、救済時短回数カウンタの値に応じた値をEXTデータにセットして、救済時短回数1指定コマンドを演出制御用CPU120に送信する制御を行う(ステップ100IWS73)。例えば、救済時短回数カウンタの値が1である場合に、CPU103は、救済時短回数1指定コマンドとしてコマンド9501[H]を送信する制御を行う。また、救済時短回数カウンタの値が126である場合に、CPU103は、救済時短回数1指定コマンドとしてコマンド957E[H]を送信する制御を行う。ステップ100IWS73の次に、減算後の救済時短回数カウンタの値が0となっているか否かを判定する(ステップ100IWS74)。減算後の救済時短回数カウンタの値が0となっていれば(ステップ100IWS74;Y)、救済時短が発生したことにもとづき救済時短決定フラグをセットする(ステップ100IWS75)。救済時短決定フラグは、可変表示の終了に対応して時短状態の制御を開始することを示す。
ステップ100IWS71による減算後の救済時短回数カウンタの値が127以上である場合に(ステップ100IWS72;Y)、EXTデータとして一律に7F[H]をセットして、救済時短回数1指定コマンドとなるコマンド957F[H]を演出制御用CPU120に送信する制御を行う(ステップ100IWS76)。続いて、救済時短回数カウンタの値を読み出し、救済時短までの残りの可変表示回数が、100回、200回、300回、400回、500回、600回、700回、または800回といった、100回単位の回数となっているか否かを判定する(ステップ100IWS77)。救済時短までの残りの可変表示回数が100回単位の回数となっていれば(ステップ100IWS77;Y)、救済時短回数カウンタの値に応じた値をEXTデータにセットして、救済時短回数2指定コマンドを演出制御用CPU120に送信する制御を行う(ステップ100IWS78)。例えば、救済時短回数カウンタの値が100である場合に、CPU103は、救済時短回数2指定コマンドとしてコマンド9601[H]を送信する制御を行う。また、救済時短回数カウンタの値が800である場合に、CPU103は、救済時短回数2指定コマンドとしてコマンド9608[H]を送信する制御を行う。救済時短までの残りの可変表示回数は、遊技制御用マイクロコンピュータ100のCPU103側でカウントし、救済時短回数1指定コマンドや救済時短回数2指定コマンドを送信してもよいし、演出制御用CPU120側でカウントし煽り演出やカウントダウン演出を実行可能に構成してもよい。また、救済時短となったタイミングで救済時短回数カウンタの設定として、900のセットを行い、救済時短を連続して発生可能な構成は、1回目に救済時短となったときのみ救済時短回数1指定コマンドや救済時短回数2指定コマンドを送信し、2回目以降に救済時短となったときには救済時短回数1指定コマンドや救済時短回数2指定コマンドを送信しなくてもよい。
ステップ100IWS74に対応して救済時短カウンタの値が0でない場合や(ステップ100IWS74;N)、ステップ100IWS77に対応して救済時短までの残りの可変表示回数が100回単位の回数でない場合(ステップ100IWS77;N)、またはステップ100IWS78に続いて、時短フラグCがセットされているか否かを判定する(ステップ100IWS79)。時短フラグCは、救済時短経由で制御された時短状態であることを示すフラグである。救済時短経由の時短状態に対応して、時短フラグCがセットされていなければ(ステップ100IWS79;N)、確変フラグがセットされているか否かを判定する(ステップ100IWS80)。確変状態ではなく確変フラグがセットされていなければ(ステップ100IWS80;N)、例えばステップ100IWS61により当り判定用乱数として読み出した特別図柄判定用の乱数MR1-1を用いて、時短はずれ判定を実行する(ステップ100IWS81)。そして、時短はずれとするか否かを判定する(ステップ100IWS82)。時短はずれ判定の処理は、予め用意されたプログラムモジュールにより、第1特別図柄用の特図表示結果決定テーブル04AK101や第2特別図柄用の特図表示結果決定テーブル04AK102において予め決められている時短はずれ判定値と当り判定用乱数とを比較し、それらが一致したら時短はずれとすることに決定可能である。例えば特別図柄ポインタの値が「第1」を示している場合に、第1特別図柄用の特図表示結果決定テーブル04AK101を参照し、約1/400の確率で時短はずれとすることに決定可能である。また、特別図柄ポインタの値が「第2」を示している場合に、第2特別図柄用の特図表示結果決定テーブル04AK102を参照し、約1/200の確率で時短はずれとすることに決定可能である。
ステップ100IWS82により時短はずれとする判定結果が得られた場合に(ステップ100IWS82;Y)、時短はずれの種別を、時短はずれA、時短はずれB、時短はずれC、のいずれかに決定する(ステップ100IWS83)。例えば、CPU103は、当り図柄用の乱数MR1-2と同様の種別判定用乱数を用いて、時短種別決定テーブル04AKT04を参照し、時短はずれの種別となる時短種別を決定可能であればよい。小当りも判定するように構成するとともに小当り種別も判定するように構成する場合には、大当り種別判定および時短種別判定に加えて小当り種別判定においても共通の種別判定用乱数を用いて判定処理を行うように構成すればよい。
ステップ100IWS75の後や、ステップ100IWS79に対応して時短フラグCがセットされている場合(ステップ100IWS79;Y)、ステップ100IWS80に対応して確変フラグがセットされている場合(ステップ100IWS80;Y)、あるいは、ステップ100IWS82に対応して時短はずれとしない場合に(ステップ100IWS82;N)、大当り種別や時短種別などに応じた特別図柄の停止図柄を決定する(ステップ100IWS84)。このように、ステップ100IWS79に対応して救済時短経由の時短状態中である場合に、ステップ100IWS81以降で時短はずれの判定処理を行うことなく、そのまま時短なしのはずれとすることに決定される。救済時短経由の時短状態中だけでなく、大当り経由の時短中および時短はずれ経由の時短状態中も含めて時短状態中は一律に時短はずれと決定しないように構成してもよい。すなわち、時短フラグCがセットされている場合だけでなく、時短フラグAや時短フラグBがセットされている場合も、一律にステップ100IWS81以降で時短はずれの判定処理を行わないようにし、そのまま時短なしのはずれとすることに決定してもよい。あるいは、救済時短経由の時短状態中であっても、ステップ100IWS81以降の処理を実行して時短はずれを決定可能に構成してもよい。また、同じ可変表示で救済時短と時短はずれとが両方発生する場合があるように構成してもよい。このような構成において、例えば、救済時短を優先して時短状態に制御するように構成してもよいし、時短はずれを優先した時短状態に制御するように構成してもよい。ステップ100IWS80に対応して確変状態中である場合に、ステップ100IWS81以降で時短はずれの判定処理を行うことなく、そのまま時短なしのはずれとすることに決定される。
ステップ100IWS84により、例えば、通常大当りとする決定決定に対応して特別図柄の停止図柄を「3」に決定し、確変大当りとする決定結果に対応して特別図柄の停止図柄を「7」に決定し、突然確変大当りとする決定結果に対応して特別図柄の停止図柄を「9」に決定し、時短はずれAとする決定結果に対応して特別図柄の停止図柄を「2」に決定し、時短はずれBとする決定結果に対応して特別図柄の停止図柄を「4」に決定し、時短はずれCとする決定結果に対応して特別図柄の停止図柄を「6」に決定し、時短なしのはずれとする決定結果に対応して特別図柄の停止図柄を「-」に決定する。CPU103は、決定した特別図柄の停止図柄をRAM102に設けられた停止図柄記憶領域に記憶させる(ステップ100IWS85)。そして、変動パターン設定処理(ステップ100IWS86)を実行した後に、特別図柄通常処理P_TNORMALを終了する。
図10-14は、変動パターン設定処理の一例を示すフローチャートである。変動パターン設定処理は、図10-13に示された特別図柄通常処理P_TNORMALのステップ100IWS86にて実行可能な処理である。この処理を実行した場合に、CPU103は、大当りフラグがセットされているか否かを判定する(ステップ100IWS1701)。大当りフラグがセットされている場合に(ステップ100IWS1701;Y)、変動パターンを決定するためのテーブルとして、図10-7(A)に示す大当り用の変動パターンテーブルAが選択される(ステップ100IWS1702)。はずれに対応して大当りフラグがセットされていない場合に(ステップ100IWS1701;N)、救済時短回数カウンタの値が10以下であるか否かを判定する(ステップ100IWS1703)。
ステップ100IWS1703において救済時短となるまでの残りの可変表示回数が10回以下に対応して救済時短回数カウンタの値が10以下である場合に(ステップ100IWS1703;Y)、合算保留記憶数カウンタの値が3以下となっているか否かを判定する(ステップ100IWS1704)。あるいは、第1保留記憶数カウンタや第2保留記憶数カウンタの値が3以下となっているか否かを判定するように構成してもよい。こうした保留記憶数カウンタの値が3以下となっていれば(ステップ100IWS1704;Y)、変動パターンを決定するためのテーブルとして、図10-8(F)に示す救済時短直前の保留3以下に対応する変動パターンテーブルFが選択される(ステップ100IWS1705)。保留記憶数カウンタの値が4以上となっていれば(ステップ100IWS1704;N)、変動パターンを決定するためのテーブルとして、図10-8(G)に示す救済時短直前の保留4に対応する変動パターンテーブルGが選択される(ステップ100IWS1706)。
ステップ100IWS1703において救済時短回数カウンタの値が10以下でない場合に(ステップ100IWS1703;N)、確変フラグがセットされているか否かを判定する(ステップ100IWS1707)。確変状態に対応して確変フラグがセットされている場合に(ステップ100IWS1707;Y)、変動パターンを決定するためのテーブルとして、図10-8(H)に示す確変状態はずれ用の変動パターンテーブルHが選択される(ステップ100IWS1708)。ただし、変動パターンテーブルHは、合算保留記憶数カウンタの値が1以上であることを条件として選択され、合算保留記憶数カウンタの値が0であれば、保留記憶なしに対応して、図10-7(B)に示す通常状態はずれ用の変動パターンテーブルBが選択される。ステップ100IWS1707において確変フラグがセットされていない場合に(ステップ100IWS1707;N)、時短フラグAがセットされているか否かを判定する(ステップ100IWS1709)。時短フラグAは、大当り経由で制御された時短状態であることを示すフラグである。
ステップ100IWS1709において大当り経由で制御された時短状態に対応して時短フラグAがセットされている場合に(ステップ100IWS1709;Y)、変動パターンを決定するためのテーブルとして、図10-7(C)に示す大当り経由で制御された時短状態はずれ用の変動パターンテーブルCが選択される(ステップ100IWS1710)。ただし、変動パターンテーブルCは、合算保留記憶数カウンタの値が1以上であることを条件として選択され、合算保留記憶数カウンタの値が0であれば、保留記憶なしに対応して、図10-7(B)に示す通常状態はずれ用の変動パターンテーブルBが選択される。ステップ100IWS1709において時短フラグAがセットされていない場合に(ステップ100IWS1709;N)、時短フラグBがセットされているか否かを判定する(ステップ100IWS1711)。時短フラグBは、時短はずれ経由で制御された時短状態であることを示すフラグである。
ステップ100IWS1711において時短はずれ経由で制御された時短状態に対応して時短フラグBがセットされている場合に(ステップ100IWS1711;Y)、変動パターンを決定するためのテーブルとして、図10-7(D)に示す時短はずれ経由で制御された時短状態はずれ用の変動パターンテーブルDが選択される(ステップ100IWS1712)。ただし、変動パターンテーブルDは、合算保留記憶数カウンタの値が1以上であることを条件として選択され、合算保留記憶数カウンタの値が0であれば、保留記憶なしに対応して、図10-7(B)に示す通常状態はずれ用の変動パターンテーブルBが選択される。ステップ100IWS1711において時短フラグBがセットされていない場合に(ステップ100IWS1711;N)、時短フラグCがセットされているか否かを判定する(ステップ100IWS1713)。時短フラグCは、救済時短経由で制御された時短状態であることを示すフラグである。
ステップ100IWS1713において救済時短経由で制御された時短状態に対応して時短フラグCがセットされている場合に(ステップ100IWS1713;Y)、変動パターンを決定するためのテーブルとして、図10-8(E)に示す救済時短経由で制御された時短状態はずれ用の変動パターンテーブルEが選択される(ステップ100IWS1714)。ステップ100IWS1713において時短フラグCがセットされていない場合に(ステップ100IWS1713;N)、変動パターンを決定するためのテーブルとして、図10-7(B)に示す通常状態はずれ用の変動パターンテーブルBが選択される(ステップ100IWS1715)。
CPU103は、ステップ100IWS1702、100IWS1705、100IWS1706、100IWS1708、100IWS1710、100IWS1712、100IWS1714、100IWS1715のいずれかにより選択された変動パターンテーブルにもとづいて、変動パターン用の乱数MR3-4などを用いることで、変動パターンを決定する(ステップ100IWS1716)。変動パターンを決定することによって、特図変動時間として、第1特別図柄や第2特別図柄の変動時間が決定される。なお、変動時間を決定したあと、決定した変動時間が設定されている変動パターンを複数の変動パターンの中から選択するようにしてもよい。変動パターンを決定したCPU103は、変動パターンの決定結果を示す変動パターンコマンドを、演出制御用CPU120に送信する制御を行う(ステップ100IWS1717)。また、決定した変動時間を示す変動時間データを変動時間タイマに設定して変動時間の計測を開始するとともに(ステップ100IWS1718)、第1特別図柄表示装置4Aでの第1特別図柄の変動表示または第2特別図柄表示装置4Bでの第2特別図柄の変動表示を開始する(ステップ100IWS1719)。そして、特別図柄プロセスコードを特別図柄変動処理に対応した01[H]に更新してから(ステップ100IWS1720)、変動パターン設定処理を終了する。
図10-15は、特別図柄変動処理P_TSTARTとして実行可能な処理の一例を示すフローチャートである。特別図柄変動処理P_TSTARTは、図6に示された特別図柄プロセス処理P_TPROCから呼出可能な処理に含まれ、特別図柄プロセスコードが01[H]である場合に、ステップS112にて実行可能である。この処理を実行した場合に、CPU103は、送信していなければ、表示結果指定コマンドを送信する(ステップ100IWS1121)。表示結果指定コマンドは、大当りとするか否かの決定結果、大当り種別の決定結果、および時短種別の決定結果などに対応して、表示結果1指定コマンド~表示結果7指定コマンドが含まれている。可変表示を開始した後に、特別図柄変動処理P_TSTARTが最初に実行された場合は、表示結果指定コマンドが未送信であるので、ステップ100IWS1121により表示結果指定コマンドを送信可能にする。ステップ100IWS1121に続いて、変動時間タイマを1減算し(ステップ100IWS1122)、変動時間タイマがタイムアウトしたか否かを判定する(ステップ100IWS1123)。変動時間タイマがタイムアウトしてなければ(ステップ100IWS1123;N)、特別図柄変動処理P_TSTARTを終了して待機する。
ステップ100IWS1123に対応して変動時間タイマがタイムアウトした場合に(ステップ100IWS1123;Y)、時短はずれとすることに決定した場合であるか否かを判定する(ステップ100IWS1124)。時短はずれとすることに決定した場合であるか否かは、例えば、停止図柄記憶領域に記憶された特別図柄の停止図柄により判定できればよい。時短はずれとすることに決定した場合であれば(ステップ100IWS1124;Y)、右打ちLEDの点灯を開始する制御を行い(ステップ100IWS1125)、右打ち報知開始指定コマンドを演出制御用CPU120に送信する制御を行う(ステップ100IWS1126)。右打ちLEDは、例えば普通図柄表示器20の下方に設けられている。ステップ100IWS1125により、時短はずれ図柄が導出表示される場合に、その図柄確定期間の開始時に右打ちLEDの点灯を開始させることができる。
ステップ100IWS1126に続いて、時短フラグAまたは時短フラグBがセットされているか否かを判定する(ステップ100IWS1127)。通常状態に対応して時短フラグAおよび時短フラグBのいずれもセットされていない場合に(ステップ100IWS1127;N)、図柄確定期間タイマに20秒に応じた値をセットし(ステップ100IWS1128)、図柄確定期間が20秒であることを特定可能な第1図柄確定A指定コマンドまたは第2図柄確定A指定コマンドを演出制御用CPU120に送信する制御を行う(ステップ100IWS1129)。図柄確定期間タイマは、第1特別図柄や第2特別図柄における停止図柄の確定表示期間を計測するためのタイマである。ステップ100IWS1129において、特別図柄ポインタの値が「第1」を示す値である場合に第1図柄確定A指定コマンドを送信する制御を行い、特別図柄ポインタの値が「第2」を示す値である場合に第2図柄確定A指定コマンドを送信する制御を行う。
ステップ100IWS1127に対応して時短フラグAまたは時短フラグBがセットされている場合に(ステップ100IWS1127;Y)、図柄確定期間タイマに10秒に応じた値をセットし(ステップ100IWS1130)、図柄確定期間が10秒であることを特定可能な第1図柄確定B指定コマンドまたは第2図柄確定B指定コマンドを演出制御用CPU120に送信する制御を行う(ステップ100IWS1131)。ステップ100IWS1131において、特別図柄ポインタの値が「第1」を示す値である場合に第1図柄確定B指定コマンドを送信する制御を行い、特別図柄ポインタの値が「第2」を示す値である場合に第2図柄確定B指定コマンドを送信する制御を行う。
ステップ100IWS1124に対応して時短はずれとすることに決定した場合でない場合に(ステップ100IWS1124;N)、救済時短決定フラグがセットされているか否かを判定する(ステップ100IWS1132)。救済時短決定フラグがセットされている場合であれば(ステップ100IWS1132;Y)、右打ちLEDの点灯を開始する制御を行い(ステップ100IWS1133)、右打ち報知開始指定コマンドを演出制御用CPU120に送信する制御を行う(ステップ100IWS1134)。ステップ100IWS1133により、救済時短となる場合に、その図柄確定期間の開始時に右打ちLEDの点灯を開始させることができる。
ステップ100IWS1134に続いて、図柄確定期間タイマに20秒に応じた値をセットし(ステップ100IWS1135)、図柄確定期間が20秒であることを特定可能な第1図柄確定A指定コマンドまたは第2図柄確定A指定コマンドを演出制御用CPU120に送信する制御を行う(ステップ100IWS1136)。ステップ100IWS1136において、特別図柄ポインタの値が「第1」を示す値である場合に第1図柄確定A指定コマンドを送信する制御を行い、特別図柄ポインタの値が「第2」を示す値である場合に第2図柄確定A指定コマンドを送信する制御を行う。
ステップ100IWS1132に対応して救済時短決定フラグがセットされていない場合に(ステップ100IWS1132;N)、図柄確定期間タイマに0.5秒に応じた値をセットし(ステップ100IWS1137)、図柄確定期間が0.5秒であることを特定可能な第1図柄確定C指定コマンドまたは第2図柄確定C指定コマンドを演出制御用CPU120に送信する制御を行う(ステップ100IWS1138)。ステップ100IWS1138において、特別図柄ポインタの値が「第1」を示す値である場合に第1図柄確定C指定コマンドを送信する制御を行い、特別図柄ポインタの値が「第2」を示す値である場合に第2図柄確定C指定コマンドを送信する制御を行う。
このように、ステップ100IWS1129、100IWS1131、100IWS1136、100IWS1138のいずれかにより図柄確定指定コマンドを送信可能とした後に、特別図柄プロセスコードを特別図柄停止処理P_TSTOPに対応した02[H]に更新してから(ステップ100IWS1139)、特別図柄変動処理P_TSTARTを終了する。
図10-16および図10-17は、特別図柄停止処理P_TSTOPとして実行可能な処理の一例を示すフローチャートである。特別図柄停止処理P_TSTOPは、図6に示された特別図柄プロセス処理P_TPROCから呼出可能な処理に含まれ、特別図柄プロセスコードが02[H]である場合に、ステップS112にて実行可能である。この処理を実行した場合に、CPU103は、図柄確定期間タイマの値を1減算し(ステップ100IWS131)、減算後の図柄確定期間タイマの値が0となっているか否かを判定する(ステップ100IWS132)。減算後の図柄確定期間タイマの値が0となっていなければ(ステップ100IWS132;N)、まだ第1特別図柄や第2特別図柄において停止図柄の確定表示期間が終了前であることに対応して、特別図柄停止処理P_TSTOPを終了して待機する。
ステップ100IWS132に対応して減算後の図柄確定期間タイマの値が0となった場合に(ステップ100IWS132;Y)、大当りフラグがセットされているか否かを判定する(ステップ100IWS133)。このとき大当りフラグがセットされている場合に(ステップ100IWS133;Y)、確変フラグや、時短フラグAから時短フラグCまで、確変回数カウンタ、時短回数カウンタを、リセットする(ステップ100IWS134)。確変回数カウンタは、確変状態中にて可変表示の実行回数を計数するためのカウンタである。時短回数カウンタは、時短状態中にて可変表示の実行回数を計数するためのカウンタである。ステップ100IWS134に続いて、救済時短回数カウンタに900をセットする(ステップ100IWS135)。これにより、大当りを契機として救済時短回数カウンタに900がセットされ、大当り遊技終了後に900回の可変表示を実行しても次の大当りも時短はずれも発生しなかった場合に、救済時短となり時短状態に制御可能になる。なお、大当り遊技のラウンド中に救済時短回数カウンタの値が900にセットされてもよく、大当り遊技のエンディング期間の開始時や終了時に救済時短回数カウンタの値が900にセットされてもよい。ステップ100IWS135の後に、右打ちLEDの点灯を開始する制御を行い(ステップ100IWS136)、右打ち報知開始指定コマンドを演出制御用CPU120に送信する制御を行う(ステップ100IWS137)。
ステップ100IWS137の次に、大当り開始指定コマンドを演出制御用CPU120に対して送信する制御を行い(ステップ100IWS138)、大入賞口開放前時間タイマをセットする(ステップ100IWS139)。大入賞口開放前時間タイマは、ファンファーレ時間として、特別可変入賞球装置50を開状態に制御するまでの大入賞口開放前時間を計時するためのタイマである。ステップ100IWS139に続いて、特別図柄プロセスコードを大入賞口開放前処理P_TINTに対応した08[H]に更新してから(ステップ100IWS140)、特別図柄停止処理P_TSTOPを終了する。
ステップ100IWS133に対応して大当りフラグがセットされていない場合に(ステップ100IWS133;N)、時短終了フラグがセットされているか否かを判定する(ステップ100IWS141)。このとき時短終了フラグがセットされている場合に(ステップ100IWS141;Y)、時短終了フラグをリセットしてから(ステップ100IWS142)、時短フラグCがセットされているか否かを判定する(ステップ100IWS143)。このとき時短フラグCがセットされている場合に(ステップ100IWS143;Y)、救済時短回数カウンタの値が900にセットされる(ステップ100IWS144)。本例では、救済時短となった場合に時短回数900回の時短状態に制御される。この救済時短を契機として時短状態に制御された場合に、その後、大当りや時短はずれとなることなく900回の可変表示を実行したことを契機として、ステップ100IWS143、100IWS144により、救済時短回数カウンタに900がセットされる。これにより、救済時短による時短状態の終了後に900回の可変表示を実行して次の大当りも時短はずれも発生しなかった場合に、2回目の救済時短となり時短状態に制御可能となる。ステップ100IWS143に対応して時短フラグCがセットされていない場合や(ステップ100IWS143;N)、ステップ100IWS144の後に、時短フラグAから時短フラグCまでをリセットする(ステップ100IWS145)。
ステップ100IWS141に対応して時短終了フラグがセットされていない場合に(ステップ100IWS141;N)、確変回数カウンタの値が0であるか否かを判定する(ステップ100IWS146)。このとき確変回数カウンタの値が0でない場合に(ステップ100IWS146;N)、確変回数カウンタの値を1減算し(ステップ100IWS147)、減算後の確変回数カウンタの値が0となっているか否かを判定する(ステップ100IWS148)。そして、減算後の確変回数カウンタの値が0となっている場合に(ステップ100IWS148;Y)、確変フラグおよび時短フラグAをリセットし、確変状態を終了する(ステップ100IWS149)。
ステップ100IWS145、100IWS149の後に、右打ちLEDの点灯を終了する制御を行い(ステップ100IWS150)、右打ち報知終了指定コマンドを演出制御用CPU120に送信する制御を行う(ステップ100IWS151)。また、通常状態指定コマンドを演出制御用CPU120に送信する制御を行う(ステップ100IWS152)。なお、時短最終変動や確変最終変動となる可変表示の開始時や図柄確定期間の開始時に、通常状態に移行する制御を行い、右打ち報知を終了するように構成してもよい。また、確変最終変動となる可変表示に対応して確変状態のみを終了して時短状態は継続するように構成してもよい。
ステップ100IWS146に対応して確変回数カウンタの値が0である場合や(ステップ100IWS146;Y)、ステップ100IWS148に対応して減算後の確変回数カウンタの値が0でない場合(ステップ100IWS148;N)、あるいは、ステップ100IWS152の後に、時短はずれとすることに決定した場合であるか否かを判定する(ステップ100IWS153)。時短はずれとすることに決定した場合であるか否かは、例えば、停止図柄記憶領域に記憶された特別図柄の停止図柄により判定できればよい。時短はずれとすることに決定した場合であれば(ステップ100IWS153;Y)、時短フラグAまたは時短フラグBがセットされているか否かを判定する(ステップ100IWS154)。このとき通常状態に対応して、時短フラグAおよび時短フラグBのいずれもセットされていなければ(ステップ100IWS154;N)、今回の特図表示結果が時短はずれAであるか否かを判定する(ステップ100IWS155)。このとき時短はずれAである場合に(ステップ100IWS155;Y)、時短回数カウンタに100をセットする(ステップ100IWS156)。
ステップ100IWS155に対応して時短はずれAでない場合に(ステップ100IWS155;N)、今回の特図表示結果が時短はずれBであるか否かを判定する(ステップ100IWS157)。このとき時短はずれBである場合に(ステップ100IWS157;Y)、時短回数カウンタに50をセットする(ステップ100IWS158)。これに対し、時短はずれBでない場合に(ステップ100IWS157;N)、時短はずれCであることに対応して、時短回数カウンタに30をセットする(ステップ100IWS159)。
ステップ100IWS154において時短状態に対応して時短フラグAまたは時短フラグBがセットされている場合に(ステップ100IWS154;Y)、今回の特図表示結果が時短はずれAであるか否かを判定する(ステップ100IWS160)。このとき時短はずれAである場合に(ステップ100IWS160;Y)、時短回数カウンタの値を0にリセットする(ステップ100IWS161)。これに対し、時短はずれAでない場合に(ステップ100IWS160;N)、今回の特図表示結果が時短はずれBであるか否かを判定する(ステップ100IWS162)。そして、時短はずれBである場合に(ステップ100IWS162;Y)、時短回数カウンタに200をセットする(ステップ100IWS163)。ステップ100IWS162において時短はずれBでない場合に(ステップ100IWS162;N)、時短はずれCであることに対応して、時短回数カウンタに100をセットする(ステップ100IWS164)。
このように、ステップ100IWS156、100IWS158、100IWS159、100IWS161、100IWS163、100IWS164のいずれかにより時短回数カウンタを設定した後は、時短フラグAをリセットするとともに(ステップ100IWS165)、時短フラグBをセットすることで(ステップ100IWS166)、時短状態に制御可能となる。ステップ100IWS166の次に、救済時短回数カウンタの値が900にセットされる(ステップ100IWS167)。このように、時短はずれを契機として救済時短回数カウンタに900がセットされるので、時短はずれ後に900回の変動表示を実行して次の大当りも時短はずれも発生しなかった場合に、救済時短となり時短状態に制御可能となる。
ステップ100IWS167に続いて、時短状態B指定コマンドを演出制御用CPU120に送信する制御を行う(ステップ100IWS168)。また、ホールコンピュータなどの外部装置に対して大当り2信号の外部出力を開始する制御を行う(ステップ100IWS169)。こうして、ステップ100IWS166、100IWS168が実行されることにより、時短はずれ図柄が導出表示された場合に、その図柄確定期間の終了時に時短状態に制御されるとともに、時短状態B指定コマンドが送信されるので、時短はずれ経由の時短状態に応じた背景画像に切替可能となる。また、ステップ100IWS169により、図柄確定期間の終了時に大当り2信号の外部出力が開始される。
ステップ100IWS153に対応して時短はずれとすることに決定していない場合に(ステップ100IWS153;N)、救済時短決定フラグがセットされているか否かを判定する(ステップ100IWS170)。このとき救済時短決定フラグがセットされている場合に(ステップ100IWS170;Y)、救済時短決定フラグをリセットし(ステップ100IWS171)、時短回数カウンタに900がセットされる(ステップ100IWS172)。また、時短フラグCをセットすることで(ステップ100IWS173)、時短状態に制御可能となる。ステップ100IWS173の後に、時短状態C指定コマンドを演出制御用CPU120に送信する制御を行う(ステップ100IWS174)。
なお、救済時短となったタイミングで時短状態に制御するとともに救済時短回数カウンタが900にセットされるように構成してもよい。これにより、救済時短を連続して発生させることが可能となり、救済時短が一度発生すれば大当りが発生するまで時短状態を継続可能になる。また、救済時短回数カウンタを設定する際に0をセットし、可変表示を実行するごとに救済時短回数カウンタの値を1ずつ加算して救済時短回数カウンタの値が900となったことにもとづいて救済時短を発生させるように構成してもよい。図柄確定期間中は画像表示装置5において演出図柄を表示せず、小図柄のみを表示して、その小図柄が演出役物などにより隠蔽されることがないように構成してもよい。乱数にもとづく抽選処理を行って時短回数を決定するように構成し、ステップ100IWS172において、抽選処理で決定した時短回数に応じた値を時短回数カウンタにセットするように構成してもよい。例えば、時短回数として、10%の確率で100回と決定し、90%の確率で900回と決定するように構成してもよい。時短回数を抽選処理により決定する場合、大当り種別や時短種別の決定に用いる乱数を兼用で用いて時短回数を決定してもよいし、専用の乱数を用いて時短回数を決定してもよい。
ステップ100IWS169の後や、ステップ100IWS170に対応して救済時短決定フラグがセットされていない場合(ステップ100IWS170;N)、あるいは、ステップ100IWS174の後に、特別図柄プロセスコードを特別図柄通常処理に対応した00[H]に更新してから(ステップ100IWS175)、特別図柄停止処理P_TSTOPを終了する。
図10-18は、パチンコ遊技機1から出力可能な外部出力信号の一例を示している。パチンコ遊技機1は、外部出力信号として、大当り1信号、大当り2信号、大当り3信号、大当り4信号、変動停止信号といった、各種信号を外部装置に対して出力可能である。大当り1信号は、大当り遊技中に外部出力される信号である。大当り2信号は、大当り遊技中および時短状態中に外部出力される信号である。大当り3信号は、時短はずれの図柄確定期間中に外部出力される信号である。大当り4信号は、救済時短となった可変表示の図柄確定期間中に外部出力される信号である。変動停止信号は、図柄確定期間の開始時に外部出力される信号である。図10-17に示されたステップ100IWS169は、時短はずれ図柄が導出表示された場合に対応して、図柄確定期間の終了時に大当り2信号の外部出力を開始可能にする。これにより、大当り遊技終了時に時短状態が開始される場合とは異なり、時短はずれ図柄の導出表示にもとづいて時短状態が開始される場合に対応して、大当り2信号を外部出力することができる。
大当り3信号および大当り4信号は、図柄確定期間中だけでなく大当り遊技中も出力するように構成してもよい。時短はずれとなった場合と救済時短となった場合とで、兼用の外部出力信号を出力するように構成してもよい。大当り3信号や大当り4信号は、図柄確定期間中の変動停止信号を出力した後のタイミングで出力するように構成してもよい。大当り3信号は、時短はずれ経由の時短状態中も継続して出力するように構成してもよい。大当り4信号は、救済時短経由の時短状態中も継続して出力するように構成してもよい。これにより、時短状態中もその時短の種類を好適に判別可能とすることができる。
図10-19は、大当り終了処理P_TENDとして実行可能な処理の一例を示すフローチャートである。大当り終了処理P_TENDは、図6に示された特別図柄プロセス処理P_TPROCから呼出可能な処理に含まれ、特別図柄プロセスコードが0B[H]である場合に、ステップS112にて実行可能である。この処理を実行した場合に、CPU103は、大当り終了表示タイマが設定されているか否かを判定する(ステップ100IWS531)。このとき大当り終了表示タイマが設定されていない場合に(ステップ100IWS531;N)、大当りフラグをリセットし(ステップ100IWS532)、大当り終了指定コマンドを送信する制御を行う(ステップ100IWS533)。ステップ100IWS533に続いて、大当り終了表示時間に対応する値を大当り終了表示タイマに設定してから(ステップ100IWS534)、大当り終了処理P_TENDを終了する。大当り終了表示時間は、画像表示装置5において大当り終了表示が行われる表示時間である。
ステップ100IWS531に対応して大当り終了表示タイマが設定されている場合に(ステップ100IWS531;Y)、大当り終了表示タイマの値を1減算する(ステップ100IWS535)。このとき大当り終了表示時間が経過したか否かを判定する(ステップ100IWS536)。ステップ100IWS536では、ステップ100IWS535による減算後の大当り終了表示タイマの値が0である場合に大当り終了表示時間が経過したと判定され、減算後の大当り終了表示タイマの値が0以外である場合に大当り終了表示時間が経過していないと判定される。ステップ100IWS536において大当り終了表示時間が経過していない場合に(ステップ100IWS536;N)、大当り終了処理P_TENDを終了して待機する。これに対し、ステップ100IWS536において大当り終了表示時間が経過した場合に(ステップ100IWS536;Y)、時短フラグAをセットすることで(ステップ100IWS537)、時短状態に制御可能となる。ステップ100IWS537に続いて、今回終了する大当りが通常大当りであるか否かを判定する(ステップ100IWS538)。通常大当りであるか否かは、例えば、停止図柄記憶領域に記憶された特別図柄の停止図柄により判定できればよい。このとき通常大当りである場合に(ステップ100IWS538;Y)、時短回数カウンタに100をセットし(ステップ100IWS539)、時短状態A指定コマンドを演出制御用CPU120に送信する制御を行う(ステップ100IWS540)。
ステップ100IWS538に対応して通常大当りでない場合に(ステップ100IWS538;N)、確変大当りまたは突然確変大当りに対応して、確変フラグをセットすることで(ステップ100IWS541)、確変状態に制御可能となる。ステップ100IWS541に続いて、確変回数カウンタに100をセットし(ステップ100IWS542)、確変状態指定コマンドを演出制御用CPU120に送信する制御を行う(ステップ100IWS543)。ステップ100IWS540、100IWS543の後に、特別図柄プロセスコードを特別図柄通常処理P_TNORMALに対応した00[H]に更新してから(ステップ100IWS544)、大当り終了処理P_TENDを終了する。
図10-20は、遊技状態の遷移制御例を示している。通常状態の場合に、確変大当りまたは突然確変大当りに対応して、図10-19に示したステップ100IWS541、100IWS542により確変状態に制御可能となる。通常状態の場合に、通常大当りに対応して、図10-19に示したステップ100IWS537~100IWS539により時短状態に制御可能となる。この時短状態は、大当り経由の時短状態Aである。通常状態の場合に、大当りではなくても、時短はずれ図柄の導出表示に対応して、図10-17に示したステップ100IWS166により時短状態に制御可能となる。この時短状態は、時短はずれ経由の時短状態Bである。通常状態の場合に、大当りではなくても、救済時短に対応して、図10-17に示したステップ100IWS173により時短状態に制御可能となる。この時短状態は、救済時短経由の時短状態Cである。時短状態Cは、RAMクリア処理後や、大当りまたは時短はずれ後、次の大当りや時短はずれが発生することなく、可変表示の実行回数が900回に到達した場合に、救済時短となることに対応して制御可能な時短状態である。
図10-20に示す確変状態の場合に、確変大当りまたは突然確変大当りに対応して、図10-19に示したステップ100IWS541、100IWS542により再び確変状態に制御可能となる。確変状態である場合に、通常大当りに対応して、図10-19に示したステップ100IWS537~100IWS539により時短状態Aに制御可能となる。確変状態の場合に、図10-13に示したステップ100IWS80によりステップ100IWS81~100IWS83が実行されないので、時短はずれ図柄が導出表示されない。救済時短回数カウンタの値は、図10-16に示したステップ100IWS133にて大当りフラグがセットされている場合に、ステップ100IWS135により900がセットされる。これに対し、確変回数カウンタの値は、図10-19に示したステップ100IWS542により100がセットされる。したがって、確変状態の場合に、救済時短回数カウンタの値が0になることはないので、救済時短とならないように制御される。確変状態の場合に、大当りが発生することなく100回の可変表示を実行したときに、図10-16に示したステップ100IWS146~100IWS149により確変状態を終了して通常状態に制御される。
図10-20に示す時短状態Aの場合に、確変大当りまたは突然確変大当りに対応して、図10-19に示したステップ100IWS541、100IWS542により確変状態に制御可能となる。時短状態Aの場合に、通常大当りに対応して、図10-19に示したステップ100IWS537~100IWS539により再び時短状態Aに制御可能となる。時短状態Aの場合に、大当りではなくても、時短はずれ図柄の導出表示に対応して、図10-17に示したステップ100IWS166により時短状態Bに制御可能となる。時短状態Aの場合に、大当りが発生することなく100回の可変表示を実行したときに、図10-13に示したステップ100IWS66~100IWS69や図10-16に示したステップ100IWS145により時短状態Aを終了して通常状態に制御される。救済時短回数カウンタの値は、図10-16に示したステップ100IWS133にて大当りフラグがセットされている場合に、ステップ100IWS135により900がセットされる。これに対し、時短状態Aに対応した時短回数カウンタの値は、図10-19に示したステップ100IWS539により100がセットされる。したがって、時短状態Aの場合に、救済時短回数カウンタの値が0になることはないので、救済時短とならないように制御される。
図10-20に示す時短状態Bの場合に、確変大当りまたは突然確変大当りに対応して、図10-19に示したステップ100IWS541、100IWS542により確変状態に制御可能となる。時短状態Bの場合に、通常大当りに対応して、図10-19に示したステップ100IWS537~100IWS539により時短状態Aに制御可能となる。時短状態Bの場合に、大当りではなくても、時短はずれ図柄の導出表示に対応して、図10-17に示したステップ100IWS166により再び時短状態Bに制御可能となる。時短状態Bの場合は、大当りが発生することなく30回、50回、100回、または200回の可変表示を実行したときに、図10-13に示したステップ100IWS66~100IWS69や図10-16に示したステップ100IWS145により時短状態Bを終了して通常状態に制御される場合と、図10-17に示したステップ100IWS160、100IWS161により次回の大当りが発生するまで時短状態Bが継続される場合と、を含む。時短状態Bが終了するまでに実行可能な可変表示の回数は、図10-17に示したステップ100IWS154~100IWS164により、時短状態であるか否かや、時短はずれ図柄が導出表示される場合の時短種別に対応して、異なる回数を設定可能である。特に、時短状態において時短はずれAとなって時短状態Bに制御された場合に、次回の大当りが発生するまで時短状態Bが継続可能となる。救済時短回数カウンタの値は、図10-16に示したステップ100IWS133にて大当りフラグがセットされている場合に、ステップ100IWS135により900がセットされる。これに対し、時短状態Bに対応した時短回数カウンタの値は、図10-17に示したステップ100IWS159により30がセットされ、ステップ100IWS158により50がセットされ、ステップ100IWS156、100IWS164により100がセットされ、ステップ100IWS163により200がセットされる。これらの時短状態Bである場合に、救済時短回数カウンタの値が0になることはないので、救済時短とならないように制御される。なお、図10-17に示したステップ100IWS161により時短回数カウンタがリセットされた場合に、次の大当りが発生するまで時短状態Bが継続するところ、その大当りが発生するより前に救済時短回数カウンタの値が0になることで、救済時短となり得るように制御されてもよい。
図10-20に示す時短状態Cの場合に、確変大当りまたは突然確変大当りに対応して、図10-19に示したステップ100IWS541、100IWS542により確変状態に制御可能となる。時短状態Cの場合に、通常大当りに対応して、図10-19に示したステップ100IWS537~100IWS539により時短状態Aに制御可能となる。時短状態Cの場合に、図10-13に示したステップ100IWS79によりステップ100IWS81~100IWS83が実行されないので、時短はずれ図柄が導出表示されない。救済時短回数カウンタの値は、図10-13に示したステップ100IWS74により0であると判定された場合に、ステップ100IWS75、図10-15に示したステップ100IWS1132~100IWS1136、図10-17に示した100IWS170~100IWS174のいずれにおいても、新たな値がセットされない。したがって、時短状態Cである場合に、救済時短回数カウンタの値は0に維持され、図10-13に示したステップ100IWS70によりステップ100IWS71~100IWS75が実行されないので、新たな救済時短とならないように制御される。時短状態Cの場合に、大当りが発生することなく900回の可変表示を実行したときに、図10-13に示したステップ100IWS66~100IWS69や図10-16に示したステップ100IWS145により時短状態Cを終了して通常状態に制御される。このときには、図10-16に示したステップ100IWS144により救済時短回数カウンタの値に900がセットされるので、時短状態Cの終了後に、大当りが発生することなく900回の可変表示を実行すると、2回目の救済時短となり時短状態Cに制御可能となる。
時短状態Aの場合に時短はずれ図柄の導出表示に対応して、現在の時短状態における残りの可変表示回数と決定した時短種別に対応して時短回数カウンタにセットされる値とを比較し、現在の時短状態における残りの可変表示回数の方が多ければ、そのまま現在の時短状態Aを継続するように構成してもよい。時短状態Bの場合における通常大当りに対応して、現在の時短状態における残りの可変表示回数と通常大当りに対応して時短回数カウンタにセットされる値である100とを比較し、現在の時短状態における残りの可変表示回数の方が多ければ、そのまま現在の時短状態Bを継続するように構成してもよい。時短状態Cの場合に、時短はずれ図柄の導出表示が可能となるように構成してもよい。確変状態の場合に、可変表示ごとに確変状態を終了するか否かを抽選処理により決定するように構成し、確変状態を終了すると決定したことにもとづいて確変状態を終了するように構成してもよい。
図10-21は、特徴部04AKにおいて実行する演出制御用のメイン処理S_MAINを示すフローチャートである。図10-21に示された処理のうち、ステップS71~S76の処理、および、ステップS77~S79の処理は、基本説明における処理と同様である。特徴部04AKでは、ステップS76の演出制御プロセス処理S_CPROCが実行された後に、演出ステージ制御処理(ステップ04AKS11)と、演出出力量設定処理(ステップ04AKS12)と、演出メニュー制御処理(ステップ04AKS13)と、端末通信制御処理(ステップ04AKS14)と、を実行してから、ステップS77の演出用乱数更新処理S_RANDOMを実行可能である。
演出制御用CPU120は、ステップ04AKS11の演出ステージ制御処理を実行することにより、パチンコ遊技機1における複数の演出状態として、複数の演出ステージを切替可能に制御する。演出制御用CPU120は、ステップ04AKS12の演出出力量設定処理を実行することにより、パチンコ遊技機1において、例えば音量や光量といった、演出出力量を含めた演出設定を変更可能に制御する。演出制御用CPU120は、ステップ04AKS13の演出メニュー制御処理を実行することにより、複数の項目を選択可能に表示するメニュー表示を行い、項目の選択結果に対応した各種処理や各種制御を実行可能にする。演出制御用CPU120は、ステップ04AKS14の端末通信制御処理を実行することにより、通信ユニット42を用いて、遊技者が所持する端末装置AK200と通信可能に制御し、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為や動作に対応する各種処理や各種制御を実行可能にする。
演出制御用のメイン処理S_MAINは、例えばステップS79の処理として、小図柄プロセス処理が含まれてもよい。小図柄プロセス処理は、画像表示装置5において、演出図柄の可変表示とは別に、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示と同期して、画像表示装置5において、左中右の演出図柄を縮小した態様の小図柄の可変表示を制御可能にする。演出制御用のメイン処理S_MAINは、例えばステップS79の処理として、第4図柄プロセス処理が含まれてもよい。第4図柄プロセス処理は、画像表示装置5において、演出図柄の可変表示とは別に、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示と同期して第4図柄の可変表示を制御可能にする。画像表示装置5とは別個に第4図柄表示器が設けられてもよい。例えば、画像表示装置5の左方に設けられた第4図柄表示器は、第1特別図柄の可変表示が実行される場合に、第4図柄の可変表示を実行してもよい。画像表示装置5の右方に設けられた第4図柄表示器は、第2特別図柄の可変表示が実行される場合に、第4図柄の可変表示を実行してもよい。第4図柄の可変表示が実行される場合に、第4図柄表示器において、上下に配置された2つのLEDが交互に点灯および消灯を繰り返すことによって第4図柄の可変表示が実行されてもよい。特図変動時間の経過に対応して、図柄確定期間の開始時に小図柄や第4図柄の停止図柄が確定表示される。例えば、大当りとなる場合に、第4図柄の大当り図柄として、第4図柄表示器の上下に配置された2つのLEDが赤色で点灯された状態で停止表示されてもよい。時短はずれとなる場合に、第4図柄の時短はずれ図柄として、第4図柄表示器の上下に配置された2つのLEDが青色で点灯された状態で停止表示されてもよい。時短なしはずれとなる場合に、第4図柄の時短なしはずれ図柄として、第4図柄表示器の上下に配置された2つのLEDが消灯された状態で停止表示されてもよい。第4図柄の停止図柄の態様は、例えば、大当り種別や時短種別も区別可能な態様となるように構成してもよい。大当りの場合と時短はずれの場合とで第4図柄の停止図柄を共通の図柄としてもよい。
図10-22および図10-23は、コマンド解析処理S_COMMANDとして実行可能な処理の一例を示すフローチャートである。コマンド解析処理S_COMMANDは、図8に示された演出制御用のメイン処理S_MAINから呼出可能な処理に含まれ、ステップS75にて実行可能である。この処理を実行した場合に、演出制御用CPU120は、コマンド受信バッファに受信コマンドが格納されているか否かを判定する(ステップ100IWS611)。コマンド受信バッファは、主基板11から受信された演出制御コマンドが格納される。受信コマンドが格納されているか否かは、コマンド受信個数カウンタの値と読出ポインタとを比較することによって判定可能であればよい。両者が一致している場合に、受信コマンドが格納されていないと判定され(ステップ100IWS611;N)、コマンド解析処理S_COMMANDを終了する。
ステップ100IWS611に対応して格納された受信コマンドがある場合に(ステップ100IWS611;Y)、コマンド受信バッファから受信コマンドを読み出し(ステップ100IWS612)、読み出しポインタの値を+2する(ステップ100IWS613)。演出制御コマンドは、1コマンドが2バイトであり、これに対応してステップ100IWS613により+2しておく。ステップ100IWS613に続いて、受信した演出制御コマンドが変動パターンコマンドであるか否かを判定する(ステップ100IWS614)。このとき変動パターンコマンドであれば(ステップ100IWS614;Y)、受信した変動パターンコマンドを、RAM122に設けられた変動パターンコマンド格納領域に格納する(ステップ100IWS615)。これとともに、変動パターンコマンド受信フラグをセットしてから(ステップ100IWS616)、ステップ100IWS611に戻る。
ステップ100IWS614に対応して変動パターンコマンドでない場合に(ステップ100IWS614;N)、受信した演出制御コマンドが表示結果指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ100IWS617)。このとき表示結果指定コマンドであれば(ステップ100IWS617;Y)、受信した表示結果指定コマンドを、RAM122に設けられた表示結果指定コマンド格納領域に格納してから(ステップ100IWS618)、ステップ100IWS611に戻る。ステップ100IWS617に対応して表示結果指定コマンドでない場合に(ステップ100IWS617;N)、受信した演出制御コマンドがいずれかの図柄確定指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ100IWS619)。図柄確定指定コマンドは、第1図柄確定A指定コマンド、第1図柄確定B指定コマンド、第1図柄確定C指定コマンド、第2図柄確定A指定コマンド、第2図柄確定B指定コマンド、第2図柄確定C指定コマンドが含まれる。このとき図柄確定指定コマンドであれば(ステップ100IWS619;Y)、対応する確定コマンド受信フラグをセットしてから(ステップ100IWS620)、ステップ100IWS611に戻る。例えば、第1図柄確定A指定コマンドを受信した場合に第1確定Aコマンド受信フラグをセットし、第1図柄確定B指定コマンドを受信した場合に第1確定Bコマンド受信フラグをセットし、第1図柄確定C指定コマンドを受信した場合に第1確定Cコマンド受信フラグをセットし、第2図柄確定A指定コマンドを受信した場合に第2確定Aコマンド受信フラグをセットし、第2図柄確定B指定コマンドを受信した場合に第2確定Bコマンド受信フラグをセットし、第2図柄確定C指定コマンドを受信した場合に第2確定Cコマンド受信フラグをセットする。
ステップ100IWS619に対応して図柄確定指定コマンドでない場合に(ステップ100IWS619;N)、受信した演出制御コマンドが大当り開始指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ100IWS621)。このとき大当り開始指定コマンドであれば(ステップ100IWS621;Y)、大当り開始指定コマンド受信フラグをセットしてから(ステップ100IWS622)、ステップ100IWS611に戻る。ステップ100IWS621に対応して大当り開始指定コマンドでない場合に(ステップ100IWS621;N)、受信した演出制御コマンドが大当り終了指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ100IWS623)。このとき大当り終了指定コマンドであれば(ステップ100IWS623;Y)、大当り終了指定コマンド受信フラグをセットしてから(ステップ100IWS624)、ステップ100IWS611に戻る。
ステップ100IWS623に対応して大当り終了指定コマンドでない場合に(ステップ100IWS623;N)、受信した演出制御コマンドが救済時短回数1指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ100IWS625)。このとき救済時短回数1指定コマンドであれば(ステップ100IWS625;Y)、受信した救済時短回数1指定コマンドを、RAM122に設けられた救済時短回数1指定コマンド格納領域に格納してから(ステップ100IWS626)、ステップ100IWS611に戻る。ステップ100IWS625に対応して救済時短回数1指定コマンドでない場合に(ステップ100IWS625;N)、受信した演出制御コマンドが救済時短回数2指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ100IWS627)。このとき救済時短回数2指定コマンドであれば(ステップ100IWS627;Y)、受信した救済時短回数2指定コマンドを、RAM122に設けられた救済時短回数2指定コマンド格納領域に格納してから(ステップ100IWS628)、ステップ100IWS611に戻る。
ステップ100IWS627に対応して救済時短回数2指定コマンドでない場合に(ステップ100IWS627;N)、受信した演出制御コマンドが復旧時救済時短回数指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ100IWS629)。このとき復旧時救済時短回数指定コマンドであれば(ステップ100IWS629;Y)、受信した復旧時救済時短回数指定コマンドにもとづいて、画像表示装置5において、救済時短までの回数に応じた初期出目を表示する制御を行い(ステップ100IWS630)、ステップ100IWS611に戻る。例えば、受信した復旧時救済時短回数指定コマンドのEXTデータが01[H]である場合に、救済時短となるまでの残り可変表示回数が100回以下に対応して、「112」を初期出目として表示する。これにより、救済時短となるまでの残り可変表示回数が100回以下であることを示唆する。受信した復旧時救済時短回数指定コマンドのEXTデータが02[H]である場合に、救済時短となるまでの残り可変表示回数が101回以上かつ200回以下に対応して、「223」を初期出目として表示する。これにより、救済時短となるまでの残り可変表示回数が101回以上かつ200回以下であることを示唆する。受信した復旧時救済時短回数指定コマンドのEXTデータが08[H]である場合に、救済時短となるまでの残り可変表示回数が701回以上かつ800回以下に対応して、「889」を初期出目として表示する。これにより、救済時短となるまでの残り変動回数が701回以上かつ800回以下であることを示唆する。なお、電源復旧後1回目の可変表示において、救済時短となるまでの残り可変表示回数を示唆する表示を行ったり、残り可変表示回数を示唆する図柄の組み合わせを表示したりしてもよい。また、例えば、電源復旧後1~100回以内の可変表示に対応して、救済時短となるまでの残り可変表示回数を示唆する表示を行ったり、残り可変表示回数を示唆する図柄の組み合わせを表示したりするなど、電源復旧後比較的早い段階で示唆表示を行うように構成してもよい。
ステップ100IWS629に対応して復旧時救済時短回数指定コマンドでない場合に(ステップ100IWS629;N)、受信した演出制御コマンドが通常状態指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ100IWS631)。このとき通常状態指定コマンドであれば(ステップ100IWS631;Y)、画像表示装置5において、通常状態に対応する背景画像に切り替える制御を行い(ステップ100IWS632)、ステップ100IWS611に戻る。ステップ100IWS632により、例えば、海モードに応じた青色の背景画像を表示可能であればよい。ステップ100IWS631に対応して通常状態指定コマンドでない場合に(ステップ100IWS631;N)、受信した演出制御コマンドが時短状態A指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ100IWS633)。このとき時短状態A指定コマンドであれば(ステップ100IWS633;Y)、画像表示装置5において、時短状態Aに対応する背景画像に切り替える制御を行い(ステップ100IWS634)、ステップ100IWS611に戻る。ステップ100IWS634により、大当り経由の時短状態である時短状態Aに対応して、例えば、夕日モードに応じた黄色の背景画像を表示可能であればよい。
ステップ100IWS633に対応して時短状態A指定コマンドでない場合に(ステップ100IWS633;N)、受信した演出制御コマンドが時短状態B指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ100IWS635)。このとき時短状態B指定コマンドであれば(ステップ100IWS635;Y)、画像表示装置5において、時短状態Bに対応した背景画像に切り替える制御を行い(ステップ100IWS636)、ステップ100IWS611に戻る。ステップ100IWS636により、時短はずれ経由の時短状態である時短状態Bに対応して、例えば、森林モードに応じた緑色の背景画像を表示可能であればよい。ステップ100IWS635に対応して時短状態B指定コマンドでない場合に(ステップ100IWS635;N)、受信した演出制御コマンドが時短状態C指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ100IWS637)。このとき時短状態C指定コマンドであれば(ステップ100IWS637;Y)、画像表示装置5において、時短状態Cに対応した背景画像に切り替える制御を行い(ステップ100IWS638)、ステップ100IWS611に戻る。ステップ100IWS638により、救済時短経由の時短状態である時短状態Cに対応して、例えば、みかん畑モードに応じた橙色の背景画像を表示可能であればよい。
このように、コマンド解析処理S_COMMANDは、ステップ100IWS633~100IWS638によって、同じ時短状態であっても、大当り経由の時短状態、時短はずれ経由の時短状態、または救済時短経由の時短状態のいずれであるかに対応して、異なる背景画像を表示可能にする。なお、大当り経由の時短状態、時短はずれ経由の時短状態、または救済時短経由の時短状態のいずれであるかに関係なく、共通の背景画像を表示するように構成してもよい。例えば、ステップ100IWS634、100IWS636、100IWS638にて共通の背景画像を表示することで、大当り経由の時短状態と時短はずれ経由の時短状態と救済時短経由の時短状態とで共通の背景画像を表示するように構成してもよい。
ステップ100IWS637に対応して時短状態C指定コマンドでない場合に(ステップ100IWS637;N)、受信した演出制御コマンドが確変状態指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ100IWS639)。このとき確変状態指定コマンドであれば(ステップ100IWS639;Y)、画像表示装置5において、確変状態に対応した背景画像に切り替える制御を行い(ステップ100IWS640)、ステップ100IWS611に戻る。ステップ100IWS640により、例えば、炎モードに応じた赤色の背景画像を表示可能であればよい。
ステップ100IWS639に対応して確変状態指定コマンドでない場合に(ステップ100IWS639;N)、受信した演出制御コマンドが右打ち報知開始指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ100IWS641)。このとき右打ち報知開始指定コマンドであれば(ステップ100IWS641;Y)、右打ち報知LEDの点灯を開始する制御を行い(ステップ100IWS642)、ステップ100IWS611に戻る。右打ち報知開始指定コマンドは、時短はずれ図柄が導出表示される場合や救済時短となる場合に、図10-15に示したステップ100IWS1126、100IWS1134により、図柄確定期間の開始時に送信される。これにより、図柄確定期間の開始時に右打ち報知LEDの点灯が開始される。ステップ100IWS641に対応して右打ち報知開始指定コマンドでない場合に(ステップ100IWS641;N)、受信した演出制御コマンドが右打ち報知終了指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ100IWS643)。このとき右打ち報知終了指定コマンドであれば(ステップ100IWS643;Y)、右打ち報知LEDの点灯を終了する制御を行い(ステップ100IWS644)、ステップ100IWS611に戻る。ステップ100IWS643に対応して右打ち報知終了指定コマンドでない場合に(ステップ100IWS643;N)、その他のコマンドを受信したことに対応して、受信した演出制御コマンドを記憶したり、受信した演出制御コマンドに応じたフラグをセットしたりする処理を実行し(ステップ100IWS645)、ステップ100IWS611に戻る。ステップ100IWS645により、例えば、大入賞口入賞指定コマンドを受信した場合であれば、大入賞口に入賞したことを示す大入賞口入賞フラグをセットする。
図10-24は、演出図柄変動開始処理として実行可能な処理の一例を示すフローチャートである。演出図柄変動開始処理は、図9(A)に示された演出制御プロセス処理S_CPROCから呼出可能な処理に含まれ、演出制御プロセスコードが01[H]である場合に、ステップS155にて実行可能である。この処理を実行した場合に、演出制御用CPU120は、最終停止図柄等を決定する(ステップ04AKS101)。このときには、例えば、変動パターンコマンド格納領域に格納されている変動パターンコマンドや、表示結果指定コマンド格納領域に格納されているデータに対応して、演出図柄の表示結果となる最終停止図柄を決定すればよい。ステップ04AKS101を実行する演出制御用CPU120は、可変表示の表示結果を決定する表示結果決定手段を構成し得る。なお、変動パターンコマンドで擬似連が指定されている場合に、擬似連中の仮停止図柄としてチャンス目図柄も決定可能であればよい。チャンス目図柄は、例えば、「223」や「445」のように、リーチとならないものの大当り図柄と1つ図柄がずれている図柄の組み合わせであればよい。決定した演出図柄の最終停止図柄等を示すデータは、演出図柄表示結果格納領域に格納すればよい。受信した変動パターンコマンドにもとづいて大当りであるか否かを判定し、変動パターンコマンドのみにもとづいて演出図柄の最終停止図柄を決定してもよい。
例えば、受信した表示結果指定コマンドが「通常大当り」を示している場合に、最終停止図柄として3図柄が同じ偶数図柄で揃った演出図柄の組合せが決定される。偶数図柄で揃った演出図柄の組合せは、通常大当り図柄ともいう。受信した表示結果指定コマンドが「確変大当り」を示している場合に、最終停止図柄として3図柄が同じ奇数図柄で揃った演出図柄の組合せが決定される。奇数図柄で揃った演出図柄の組合せは、確変大当り図柄ともいう。受信した表示結果指定コマンドが「突然確変大当り」を示している場合に、最終停止図柄として突然確変大当り図柄となる演出図柄の組合せが決定される。突然確変大当り図柄は、例えば「135」といった、予め定められた演出図柄の組合せであればよい。受信した表示結果指定コマンドが「はずれ」を示している場合に、大当りの場合とは異なる演出図柄の組合せが決定される。ただし、リーチ演出を伴う場合には、左右の2図柄が揃った演出図柄の組合せが決定される。はずれであっても、「時短はずれ」である場合に、特殊図柄を含む演出図柄の組合せが決定されてもよい。特殊図柄は、例えば星の形状を示す星図柄などであればよい。時短種別に対応して異なる特殊図柄を含む演出図柄の組合せが決定されてもよい。時短種別に対応する複数種類の特殊図柄として、例えば、ハートの形状を示すハート型図柄や、菱形の形状を示す菱形図柄などが、予め用意されてもよい。
ステップ04AKS101において、例えば、最終停止図柄となる演出図柄の組合せを決定するための乱数を抽出し、停止図柄決定テーブルを用いて、演出図柄の最終停止図柄が決定されてもよい。停止図柄決定テーブルは、演出図柄の組合せを示すデータと決定値とが対応付けられたテーブルデータを含んで構成されたものであればよい。これにより、抽出した乱数に一致する決定値が対応付けられた演出図柄の組合せを示すデータを選択することで、演出図柄の最終停止図柄を決定すればよい。なお、演出図柄のうちで、例えば左中右が全て同じ図柄で揃った図柄の組み合わせなど、大当りを想起させるような停止図柄を、大当り図柄という。このような大当り図柄のうち、例えば左中右が全て同じ奇数図柄で揃った図柄の組み合わせなど、確変大当りを想起させるような停止図柄を、確変大当り図柄という。また、例えば左中右が全て同じ偶数図柄で揃った図柄の組み合わせなど、通常大当りを想起させるような停止図柄を、通常大当り図柄という。はずれを想起させるような停止図柄を、はずれ図柄という。
ステップ04AKS101の次に、スーパーリーチとなるリーチ演出を実行するスーパーリーチありの場合か否かを判定する(ステップ04AKS102)。例えば、変動パターンコマンドで指定された変動パターンに対応して、スーパーリーチαまたはスーパーリーチβとなるリーチ演出が実行される場合に、スーパーリーチありと判定されればよい。このときスーパーリーチありの場合に対応して(ステップ04AKS102;Yes)、リーチ後予告用演出パターンを決定するとともに(ステップ04AKS103)、スーパーリーチ用演出パターンを決定する(ステップ04AKS104)。リーチ後予告用演出パターンは、リーチ後予告演出として実行される予告演出の演出態様を、予め用意された複数態様のいずれかに指定する演出パターンである。リーチ後予告演出は、演出図柄の可変表示がリーチ態様となった後に実行可能な予告演出である。スーパーリーチ用演出パターンは、スーパーリーチとなるリーチ演出が実行される場合に、リーチ演出の演出態様を予め用意された複数態様のいずれかに指定する演出パターンである。ステップ04AKS102に対応してスーパーリーチなしの場合や(ステップ04AKS102;No)、ステップ04AKS104の後に、リーチ前予告用演出パターンを決定する(ステップ04AKS105)。リーチ前予告用演出パターンは、リーチ前予告演出として実行される予告演出の演出態様を、予め用意された複数態様のいずれかに指定する演出パターンである。リーチ前予告演出は、演出図柄の可変表示がリーチ態様とならない場合に、あるいは、演出図柄の可変表示がリーチ態様となるより前に、実行可能な予告演出である。
ステップ04AKS105に続いて、救済時短となるまでの残りの可変表示回数が100回、200回、300回、400回、500回、600回、700回、または800回といった、特定回数であるか否かを判定する(ステップ04AKS106)。ステップ04AKS106では、救済時短回数2指定コマンドを受信している場合に、これらの可変表示回数であると判定すればよい。このとき救済時短となるまでの残りの可変表示回数が特定回数である場合に(ステップ04AKS106;Yes)、その可変表示回数に対応した煽り演出を含むプロセステーブルが選択される(ステップ04AKS107)。例えば、受信した救済時短回数2指定コマンドのEXTデータが01[H]である場合に、救済時短となるまでの残りの可変表示回数が100回に対応した煽り演出を含むプロセステーブルが選択される。受信した救済時短回数2指定コマンドのEXTデータが08[H]である場合に、救済時短となるまでの残りの可変表示回数が800回に対応した煽り演出を含むプロセステーブルが選択される。
ステップ04AKS106に対応して特定回数でない場合に(ステップ04AKS106;No)、救済時短となるまでの残りの可変表示回数が10回以下であるか否かを判定する(ステップ04AKS108)。ステップ04AKS108では、受信した救済時短回数1指定コマンドのEXTデータの値が10以下となっている場合に、10回以下であると判定すればよい。このとき10回以下である場合に(ステップ04AKS108;Yes)、救済時短となるまでの残りの可変表示回数に対応したカウントダウン演出を含むプロセステーブルが選択される(ステップ04AKS109)。例えば、受信した救済時短回数1指定コマンドのEXTデータが0A[H]である場合に、救済時短となるまでの残りの可変表示回数が10回に対応したカウントダウン演出を含むプロセステーブルが選択される。受信した救済時短回数1指定コマンドのEXTデータが01[H]である場合に、救済時短となるまでの残りの可変表示回数が1回に対応したカウントダウン演出を含むプロセステーブルが選択される。ステップ04AKS108に対応して10回以下でない場合に(ステップ04AKS108;No)、各決定結果に応じたプロセステーブルが選択される(ステップ04AKS110)。
なお、背景画像を指定する背景指定コマンドのEXTデータに救済時短となるまでの残りの可変表示回数に対応した値がセットされて送信するように構成してもよい。この場合に、演出制御用CPU120は、受信した背景指定コマンドのEXTデータにもとづいて残りの可変表示回数を判定して、煽り演出やカウントダウン演出を実行すればよい。救済時短回数1指定コマンドなどにもとづいて残りの可変表示回数が10回以下であることを特定した場合に、予告演出を実行しないように構成してもよいし、期待度が高い予告演出のみを実行しないように構成してもよい。先読み予告演出を実行可能な構成において、救済時短回数1指定コマンドなどにもとづいて残りの可変表示回数が10回以下であることを特定した場合に、先読み予告演出を実行しないように構成してもよいし、期待度が高い先読み予告演出のみを実行しないように構成してもよい。救済時短の可変表示回数に到達した場合に、特図変動時間が短いリーチ演出を指定する変動パターンを用いて、可変表示を実行するように構成してもよい。
ステップ04AKS107、04AKS109、04AKS110の後に、選択したプロセステーブルにおいて、第1プロセスデータとなるプロセスデータ#1に対応するプロセスタイマをスタートさせる(ステップ04AKS111)。また、プロセスデータ#1の内容に従って演出装置を制御する(ステップ04AKS112)。続いて、変動時間タイマに、変動パターンコマンドで特定される特図変動時間となる変動時間に対応した値を、設定する(ステップ04AKS113)。その後、演出制御プロセスコードを演出図柄変動中処理に対応した02[H]に更新してから(ステップ04AKS114)、演出図柄変動開始処理を終了する。
図10-25は、プロセステーブルに関する説明図である。プロセステーブルは、演出制御用CPU120が演出装置の制御を実行するときに参照可能なプロセスデータが設定されたテーブルである。演出制御用CPU120は、プロセステーブルに設定されているプロセスデータに従って、画像表示装置5などの演出用部品を含めた演出装置を制御可能である。図10-25(A)は、プロセステーブルの構成例04AKT10を示している。図10-25(B)は、プロセステーブルを用いた演出装置制御の実行例04AKC10を示している。
構成例04AKT10のプロセステーブルは、第1プロセスデータとなるプロセスデータ#1、第2プロセスデータとなるプロセスデータ#2、・・・、第nプロセスデータとなるプロセスデータ#nといった、複数のプロセスデータを含んで構成される。ここでのnは、任意の整数であればよい。各プロセスデータは、演出制御プロセスタイマ設定値、表示制御データ、音声制御データ、ランプ制御データ、検出制御データ、その他の演出制御データなどを含んで構成可能であればよい。プロセスデータは、画像表示装置5、スピーカ8L、8R、遊技効果ランプ9や装飾用LEDなどの演出用発光体、プッシュボタン31B、レバーコントローラ31C、方向選択キー31D、可動体32、振動モータ32B、32C、通信ユニット42、送風ユニット43、これらの全部または一部の組合せなど、各種の演出装置を用いた各種演出を制御可能にする制御データである。各プロセスデータに含まれる表示制御データなどの演出制御データは、演出制御実行データともいう。例えば、プロセスデータ#1は、演出制御プロセスタイマ設定値#1と演出制御実行データ#1との組合せとして構成可能である。プロセスデータ#2は、演出制御プロセスタイマ設定値#2と演出制御実行データ#2との組合せとして構成可能である。プロセスデータ#nは、演出制御プロセスタイマ設定値#nと演出制御実行データ#nとの組合せとして構成可能である。プロセステーブルは、プロセスデータの配置により、演出制御の内容や切替タイミングを時系列的に設定可能であればよい。
演出制御プロセスタイマ設定値は、RAM122に設けられたプロセスタイマの制御初期値として設定可能な値であり、演出制御実行データを用いた演出制御の実行期間を設定可能にする。演出制御用CPU120は、プロセステーブルから取得した演出制御プロセスタイマ設定値をプロセスタイマにセットした後、タイマ割込みが発生するごとにプロセスタイマを減算更新して、タイムアウトが発生するまで演出制御実行データを用いた演出制御を行う。これにより、演出制御プロセスタイマ設定値に対応する実行期間において、演出制御実行データに対応する演出態様で、演出図柄の可変表示を含めた各種演出を実行可能にする。なお、例えば主基板11から所定の演出制御コマンドを受信した場合や、演出制御用CPU120において演出動作を制御するための処理として所定の処理が実行された場合といった、所定の制御内容や処理内容に対応した条件成立により、演出制御の内容や切替タイミング等を示すプロセスデータが設定されてもよい。
表示制御データは、例えば演出図柄の可変表示中における各演出図柄の変動態様を示すデータといった、画像表示装置5の表示画面における演出画像の表示態様を示すデータが含まれている。すなわち、表示制御データは、画像表示装置5の表示画面における演出画像の表示内容を指定可能なデータである。演出画像の表示は、演出表示ともいう。音声制御データは、例えば演出図柄の可変表示に連動した効果音等の出力態様を示すデータといった、スピーカ8L、8Rからの音声出力態様を示すデータが含まれている。すなわち、音声制御データは、スピーカ8L、8Rからの音声出力内容を指定可能なデータである。ランプ制御データには、例えば遊技効果ランプ9や装飾用LEDといった発光体について演出図柄の可変表示に連動した点灯態様を示すデータといった、発光体の点灯態様を示すデータが含まれている。すなわち、ランプ制御データは、発光体の点灯態様を指定可能なデータである。検出制御データは、例えばプッシュボタン31Bに対する押下操作などの遊技者による行為や動作について、有効に検出する検出有効期間や検出に対応する制御内容等を指定するデータといった、遊技者による行為や動作を検出するための演出制御を示すデータが含まれている。すなわち、操作検出制御データは、遊技者による行為や動作の検出に対応した演出制御を指定可能なデータである。なお、各プロセステーブルを用いた演出制御の内容に対応して、一部の演出制御データを含んで構成されるプロセステーブルがあってもよい。プロセステーブルに含まれる複数種類のプロセスデータは、各タイミングで実行される演出制御の内容に対応して、それぞれのプロセスデータを構成する演出制御データの種類が異なっていてもよい。すなわち、表示制御データや音声制御データ、ランプ制御データ、検出制御データの全部を含んで構成されたプロセスデータもあれば、これらの一部を含んで構成されたプロセスデータもあってよい。演出制御プロセスタイマ設定値と対応して制御対象でない演出装置の演出制御データは、制御を指定しないダミーデータが設定されてもよい。さらに、例えば演出用役物となる可動体32における動作態様を示す可動体制御データや振動モータ32B、32Cのオン期間と駆動態様とを示す振動制御データ、送風ユニット43による演出用エアの出力態様を示す送風制御データといった、その他に任意の演出制御データが含まれることがあってもよい。
プロセステーブルは、例えば、複数の変動パターンに対応して、複数パターンが予め用意され、ROM121に格納されていればよい。また、パチンコ遊技機1における複数の演出状態となる複数の演出ステージに対応して、同一の変動パターンでも演出態様が異なる複数のプロセステーブルが予め用意されてもよい。その他、プロセステーブルは、例えば、リーチ前予告やリーチ後予告となる複数の予告演出に対応して、複数パターンが予め用意されてもよい。リーチ演出を伴う変動パターンの場合に用いられるプロセステーブルは、可変表示の開始から所定時間が経過したときに左図柄を停止表示させ、さらに所定時間が経過すると右図柄を停止表示させることを示すプロセスデータが設定されてもよい。停止表示させる演出図柄の設定は、図10-24に示したステップ04AKS101により決定された停止図柄、擬似連や滑り演出における仮停止図柄に対応して、演出図柄を表示するための画像を合成することで生成されてもよい。
このようなプロセステーブルを用いて、実行例04AKC10のような演出装置制御を実行可能にする。演出制御用CPU120は、図10-24に示したステップ04AKS112により、第1プロセスデータとなるプロセスデータ#1を読み出し、これに含まれる表示制御データ#1と音声制御データ#1とランプ制御データ#1と検出制御データ#1その他に任意の演出制御データを用いて、演出用部品を含めた演出装置の制御を実行する。例えば、画像表示装置5において変動パターンに対応した演出画像を表示させるための表示制御データにもとづく指令を、表示制御部123に出力する。また、スピーカ8L,8Rからの音声出力を行わせるための音声制御データにもとづく制御信号を、音声制御基板13に対して出力する。また、遊技効果ランプ9などの発光体を点灯または消灯するためのランプ制御データにもとづく制御信号を、ランプ制御基板14に対して出力する。その他、検出制御データにもとづいて、プッシュセンサ35B、レバーセンサ35C等を含めた演出用検出センサ群からの検出信号を取得し、遊技者による行為や動作の検出結果に対応した演出制御を行うようにしてもよい。送風制御データにもとづく制御信号を、送風ユニット43に対して出力してもよい。通信制御データにもとづいて、制御信号を通信ユニット42に出力したり、通信ユニット42からの通信信号を取得したりしてもよい。振動制御データにもとづく駆動信号を、振動モータ32B、32Cに対して出力してもよい。その後、プロセスタイマの値が減算更新されるごとに、タイムアウトが発生したか否かの判定を行い、タイムアウトが発生した場合には、プロセステーブルにおいて次の順番に配置されたプロセスデータを用いた演出制御を行う。こうして、演出制御用CPU120は、プロセスデータに含まれるプロセスデータ#1からプロセスデータ#nまでの内容に従って、演出装置を用いた演出の制御を進行させる。プロセステーブルにおいて、第nプロセスデータとなるプロセスデータ#nの次に、演出制御プロセスタイマ設定値#n+1と終了コードとの組合せが配置されている。終了コードは、プロセステーブルを用いた演出制御の終了を指定する制御コードであればよい。演出制御プロセスタイマ設定値#n+1は、プロセステーブルを用いた演出制御の終了を待機する終了待機期間に対応したタイマ設定値であればよい。
図10-26および図10-27は、演出図柄変動中処理として実行可能な処理の一例を示すフローチャートである。演出図柄変動中処理は、図9(A)に示された演出制御プロセス処理S_CPROCから呼出可能な処理に含まれ、演出制御プロセスコードが02[H]である場合に、ステップS155にて実行可能である。この処理を実行した場合に、演出制御用CPU120は、プロセスタイマの値を1減算するとともに(ステップ100IWS841)、変動時間タイマの値を1減算する(ステップ100IWS842)。このときプロセスタイマがタイムアウトしたか否かを判定する(ステップ100IWS843)。そして、プロセスタイマがタイムアウトした場合に(ステップ100IWS843;Y)、プロセステーブルにおいて次に配置されたプロセスデータに含まれる演出制御プロセスタイマ設定値を、プロセスタイマにセットすることで、次のプロセスタイマをスタートさせる(ステップ100IWS844)。ステップ100IWS844にて用いた演出制御プロセスタイマ設定値に対応して、プロセスデータに含まれる演出制御実行データを用いた演出制御により、次のプロセスデータの内容に従って演出装置を制御する(ステップ100IWS845)。このように、プロセスタイマのタイムアウトが発生した場合に、プロセスデータの切替を行う。
ステップ100IWS843にてプロセスタイマがタイムアウトしていない場合や(ステップ100IWS843;N)、ステップ100IWS845の後に、第1図柄確定A指定コマンドまたは第2図柄確定A指定コマンドを受信したか否かを判定する(ステップ100IWS846)。ステップ100IWS846では、コマンド解析処理において第1確定Aコマンド受信フラグまたは第2確定Aコマンド受信フラグがセットされた場合に、受信したと判定すればよい。このとき第1図柄確定A指定コマンドまたは第2図柄確定A指定コマンドを受信していれば(ステップ100IWS846;Y)、ステージ移行演出および右打ち報知に応じたプロセステーブルを選択する(ステップ100IWS847)。ステージ移行演出は、複数の演出状態となる複数の演出ステージのうち、時短状態に対応した演出ステージに移行することを報知する演出である。ステップ100IWS847に続いて、選択したプロセステーブルの第1プロセスデータとなるプロセスデータ#1から演出制御プロセスタイマ設定値#1を取得し、プロセスタイマにセットすることで、プロセスタイマをスタートさせる(ステップ100IWS848)。また、第1プロセスデータとなるプロセスデータ#1の内容に従って演出装置の制御を実行する(ステップ100IWS849)。ここでのプロセスデータ#1は、表示制御データ#1、音声制御データ#1、ランプ制御データ#1、検出制御データ#1を含む。演出装置は、演出用部品として、画像表示装置5、スピーカ8L、8R、遊技効果ランプ9その他の演出用発光体を含む。ステップ100IWS849に伴い、20秒に対応した値が確定演出期間タイマにセットされる(ステップ100IWS850)。確定演出期間タイマは、演出制御手段となる演出制御用CPU120の側で図柄確定期間を計測するためのタイマである。なお、ステップ100IWS847は、通常状態中に時短はずれとなった場合に時短はずれ用のステージ移行演出および右打ち報知に応じたプロセステーブルを選択可能であり、救済時短となった場合に救済時短用のステージ移行演出および右打ち報知に応じたプロセステーブルを選択可能であってもよい。救済時短となって第1図柄確定A指定コマンドまたは第2図柄確定A指定コマンドを受信した場合であるか否かは、例えば、受信した救済時短回数1指定コマンドのEXTデータが00[H]であるか否かに対応して判定可能である。
ステップ100IWS846に対応して第1図柄確定A指定コマンドまたは第2図柄確定A指定コマンドの受信がない場合に(ステップ100IWS846;N)、第1図柄確定B指定コマンドまたは第2図柄確定B指定コマンドを受信したか否かを判定する(ステップ100IWS851)。ステップ100IWS851では、コマンド解析処理において第1確定Bコマンド受信フラグまたは第2確定Bコマンド受信フラグがセットされた場合に、受信したと判定すればよい。このとき第1図柄確定B指定コマンドまたは第2図柄確定B指定コマンドを受信していれば(ステップ100IWS851;Y)、継続演出に応じたプロセステーブルを選択する(ステップ100IWS852)。継続演出は、時短状態が継続することを報知する演出である。ステップ100IWS852に続いて、選択したプロセステーブルの第1プロセスデータとなるプロセスデータ#1から演出制御プロセスタイマ設定値#1を取得し、プロセスタイマにセットすることで、プロセスタイマをスタートさせる(ステップ100IWS853)。また、第1プロセスデータとなるプロセスデータ#1の内容に従って演出装置の制御を実行する(ステップ100IWS854)。ここでのプロセスデータ#1は、表示制御データ#1、音声制御データ#1、ランプ制御データ#1、検出制御データ#1を含む。演出装置は、演出用部品として、画像表示装置5、スピーカ8L、8R、遊技効果ランプ9その他の演出用発光体を含む。ステップ100IWS854に伴い、10秒に対応した値が確定演出期間タイマにセットされる(ステップ100IWS855)。
ステップ100IWS851に対応して第1図柄確定B指定コマンドまたは第2図柄確定B指定コマンドの受信がない場合に(ステップ100IWS851;N)、第1図柄確定C指定コマンドまたは第2図柄確定C指定コマンドを受信したか否かを判定する(ステップ100IWS856)。ステップ100IWS856では、コマンド解析処理において第1確定Cコマンド受信フラグまたは第2確定Cコマンド受信フラグがセットされた場合に、受信したと判定すればよい。このとき第1図柄確定C指定コマンドまたは第2図柄確定C指定コマンドの受信がない場合に(ステップ100IWS856;N)、変動時間タイマがタイムアウトしているか否かを判定する(ステップ100IWS857)。このとき変動時間タイマがタイムアウトしていなければ(ステップ100IWS857;N)、演出図柄変動中処理を終了する。ステップ100IWS856に対応して第1図柄確定C指定コマンドまたは第2図柄確定C指定コマンドを受信した場合や(ステップ100IWS856;Y)、ステップ100IWS857に対応して変動時間タイマがタイムアウトしている場合に(ステップ100IWS857;Y)、通常の図柄確定表示に応じたプロセステーブルを選択する(ステップ100IWS858)。その後、選択したプロセステーブルの第1プロセスデータとなるプロセスデータ#1から演出制御プロセスタイマ設定値#1を取得し、プロセスタイマにセットすることで、プロセスタイマをスタートさせる(ステップ100IWS859)。また、第1プロセスデータとなるプロセスデータ#1の内容に従って演出装置の制御を実行する(ステップ100IWS860)。ここでのプロセスデータ#1は、表示制御データ#1、音声制御データ#1、ランプ制御データ#1、検出制御データ#1を含む。演出装置は、演出用部品として、画像表示装置5、スピーカ8L、8R、遊技効果ランプ9その他の演出用発光体を含む。ステップ100IWS860に伴い、0.5秒に対応した値が確定演出期間タイマにセットされる(ステップ100IWS861)。
ステップ100IWS850、100IWS855、100IWS861の後に、演出制御プロセスコードを演出図柄変動停止処理に対応した03[H]に更新してから(ステップ100IWS862)、演出図柄変動中処理を終了する。なお、ステップ100IWS857により変動時間タイマがタイムアウトした場合にステップ100IWS858以降に進んで図柄確定期間を開始可能である一方で、通常は図柄確定指定コマンドを取りこぼさなければ、ステップ100IWS857による判定が行われない構成であればよい。
図10-28は、演出図柄変動停止処理として実行可能な処理の一例を示すフローチャートである。演出図柄変動停止処理は、図9(A)に示された演出制御プロセス処理S_CPROCから呼出可能な処理に含まれ、演出制御プロセスコードが03[H]である場合に、ステップS155にて実行可能である。この処理を実行した場合に、演出制御用CPU120は、確定演出期間タイマの値を1減算し(ステップ100IWS871)、減算後の確定演出期間タイマの値がタイムアウトしているか否かを判定する(ステップ100IWS872)。このとき減算後の確定演出期間タイマの値がタイムアウトしていなければ(ステップ100IWS872;N)、プロセスタイマの値を1減算し(ステップ100IWS873)、第nプロセスデータとなるプロセスデータ#nの内容に従って演出装置の制御を実行する(ステップ100IWS874)。ここでのプロセスデータ#nは、表示制御データ#n、音声制御データ#n、ランプ制御データ#n、検出制御データ#nを含む。演出装置は、演出用部品として、画像表示装置5、スピーカ8L、8R、遊技効果ランプ9その他の演出用発光体を含む。
ステップ100IWS874の次に、プロセスタイマがタイムアウトしたか否かを判定する(ステップ100IWS875)。このときプロセスタイマがタイムアウトした場合に(ステップ100IWS875;Y)、プロセスデータの切替を行う(ステップ100IWS876)。また、切替後のプロセスデータから演出制御プロセスタイマ設定値を取得し、プロセスタイマにセットすることで、プロセスタイマをスタートさせる(ステップ100IWS877)。ステップ100IWS875に対応してプロセスタイマがタイムアウトしていない場合や(ステップ100IWS875;N)、ステップ100IWS877の後に、演出図柄の停止図柄の確定表示中であるか否かを判定する(ステップ100IWS878)。このとき演出図柄の停止図柄の確定表示中であれば(ステップ100IWS878;Y)、演出図柄変動停止処理を終了する。これに対し、演出図柄の停止図柄の確定表示中でない場合に(ステップ100IWS878;N)、決定されている停止図柄を停止表示させる制御を行う(ステップ100IWS879)。演出図柄の停止図柄は、時短なしのはずれ図柄、時短はずれ図柄、大当り図柄のいずれかであればよい。ステップ100IWS879に続いて、停止表示した演出図柄が大当り図柄であるか否かを判定する(ステップ100IWS880)。このとき大当り図柄でない場合に(ステップ100IWS880;N)、演出図柄変動停止処理を終了する。これに対し、大当り図柄である場合に(ステップ100IWS880;Y)、大当り停止フラグをセットしてから(ステップ100IWS881)、演出図柄変動停止処理を終了する。大当り停止フラグは、大当り図柄の確定表示を示すフラグである。
ステップ100IWS872において図柄確定期間の経過に対応して、減算後の確定演出期間タイマの値がタイムアウトした場合に(ステップ100IWS872;Y)、大当り停止フラグがセットされているか否かを判定する(ステップ100IWS882)。このとき大当り停止フラグがセットされていれば(ステップ100IWS882;Y)、大当り開始指定コマンドを受信したか否かを判定する(ステップ100IWS883)。大当り開始指定コマンドを受信したか否かは、例えば、大当り開始指定コマンド受信フラグがセットされているか否かに対応して判定可能であればよい。ステップ100IWS883において大当り開始指定コマンドを受信していなければ(ステップ100IWS883;N)、演出図柄変動停止処理を終了する。
ステップ100IWS883において大当り開始指定コマンドを受信していれば(ステップ100IWS883;Y)、大当り停止フラグをリセットする(ステップ100IWS884)。続いて、ステージ移行演出および右打ち報知を含む大当り中演出に応じたプロセステーブルを選択する(ステップ100IWS885)。ここでのステージ移行演出は、複数の演出状態となる複数の演出ステージのうち、確変状態や時短状態に対応した演出ステージに移行することを報知する演出であればよい。ステップ100IWS885の後に、選択したプロセステーブルの第1プロセスデータとなるプロセスデータ#1から演出制御プロセスタイマ設定値#1を取得し、プロセスタイマにセットすることで、プロセスタイマをスタートさせる(ステップ100IWS886)。また、第1プロセスデータとなるプロセスデータ#1の内容に従って演出装置の制御を実行する(ステップ100IWS887)。ここでのプロセスデータ#1は、表示制御データ#1、音声制御データ#1、ランプ制御データ#1、検出制御データ#1を含む。演出装置は、演出用部品として、画像表示装置5、スピーカ8L、8R、遊技効果ランプ9その他の演出用発光体を含む。ステップ100IWS887に伴い、演出制御プロセスコードを大当り表示処理に対応した07[H]に更新してから(ステップ100IWS888)、演出図柄変動停止処理を終了する。
ステップ100IWS882において時短なしのはずれ図柄や時短はずれ図柄の停止表示に対応して、大当り停止フラグがセットされていない場合に(ステップ100IWS882;N)、演出制御プロセスコードを変動パターンコマンド待ち処理に対応した00[H]に更新してから(ステップ100IWS889)、演出図柄変動停止処理を終了する。
図10-29は、救済時短となる可変表示が実行される際に演出の実行タイミングを示すタイミングチャートである。図10-13に示した特別図柄通常処理のステップ100IWS70~100IWS75により、可変表示の開始時に救済時短回数カウンタの値が0となる場合に、救済時短となる可変表示が実行される。この場合に、特別図柄および演出図柄の可変表示を終了し、時短なしのはずれ図柄が停止表示されると、図10-15に示した特別図柄変動処理のステップ100IWS1135により、20秒間の図柄確定期間にわたって時短なしのはずれ図柄が確定表示される。また、図10-26に示した演出図柄変動中処理のステップ100IWS847~100IWS849により、画像表示装置5の表示画面では、図柄確定期間においてステージ移行演出に含まれる演出画像の表示が可能である。この図柄確定期間中において、例えば10秒といった、所定期間が経過した場合に、ステップ100IWS847で選択されたプロセステーブルに含まれるプロセスデータにもとづいて、画像表示装置5の表示画面にて右打ち報知に含まれる演出画像の表示が可能であればよい。
図10-16および図10-17に示した特別図柄停止処理において、ステップ100IWS132により図柄確定期間の終了に対応して図柄確定期間タイマの値が0である場合に、ステップ100IWS170により救済時短決定フラグがオンに対応するステップ100IWS174では時短状態C指定コマンドが送信される。このように、図柄確定期間が終了する場合に、時短状態Cの開始に対応して、時短状態C指定コマンドが送信されると、図10-23に示したコマンド解析処理のステップ100IWS638により、時短状態Cに応じた背景画像に切り替えられる。時短状態Cは救済時短経由の時短状態であり、これに応じた背景画像は例えば表示色が橙色の背景画像であればよい。
図10-30から図10-32までは、救済時短にもとづいて時短状態に移行するまでに実行可能な演出の具体例を示している。この具体例では、救済時短回数カウンタの値が0になるまで、大当りが発生しないことにより救済時短にもとづく時短状態Cに制御される。救済時短までの残りの可変表示回数である残り回転数が100減少するごとに、図10-30(A)に示すようなメッセージ表示を含んだ演出画像の表示が行われる。例えば、画像表示装置5の表示画面において、画面中央では演出図柄表示100IW100となる演出画像が表示され、画面右上部では小図柄表示100IW101となる演出画像が表示される。残り回数数が800に対応して、演出図柄および小図柄が停止し、はずれ図柄となる「134」の図柄の組合せが導出表示された場合に、画面左上部に残り回転数表示100IW102として「あと800回転で救済時短開始!」のメッセージ表示を含んだ演出画像が表示される。このようなメッセージ表示を含んだ残り回転数表示100IW102により、煽り演出を実行可能である。画面下方では、救済時短での演出の説明がテロップ表示100IW103となる演出画像の表示により行われている。
例えば、残り回転数が700に対応して、図10-30(B)に示すようなメッセージ表示を含んだ演出画像の表示が行われる。この場合に、画像表示装置5の表示画面において、残り回転数が700に対応して、演出図柄表示100IWS100における演出図柄および小図柄表示100IW101における小図柄が停止し、はずれ図柄となる「423」の図柄の組合せが導出表示される。このとき、画面左上部に残り回転数表示100IW102として「あと700回転で救済時短開始!」のメッセージ表示を含んだ演出画像が表示される。このようなメッセージ表示を含んだ残り回転数表示100IW102により、煽り演出を実行可能である。画面下部では、救済時短での演出の説明がテロップ表示100IW103となる演出画像の表示により行われている。なお、残り回転数が400回から800回までは煽り演出を実行せず、残り回転数が300回、200回、100回など、300回以下のときに煽り演出を実行するように構成してもよい。対応する残り回転数のときに必ず煽り演出を実行するのではなく、例えば、救済時短回数2指定コマンドを受信すると、乱数にもとづく抽選処理を行い、煽り演出を実行すると決定した場合に煽り演出を実行するように構成してもよい。この場合に、残り回転数が少なくなるに従って煽り演出の実行割合が高くなるように構成することが望ましい。
残り回転数が10以下に対応して、図10-30(C)から図10-31(F)までに示すような画面表示において、可変表示の終了時に演出図柄表示100IW100となる表示がなく、小図柄表示100IW101となる表示が行われる。このとき画面中央では、残り回転数に対応したカウントダウン表示100IW104となる演出画像が表示される。カウントダウン表示100IW104は、可変表示が終了して小図柄が停止するたびに「10」から「1」までカウントダウンする様子が表示される。この例では、「653」「844」「216」となる小図柄の組合せなど、はずれ図柄が導出表示されている。
残り回転数が1に対応して、図10-31(G)や図10-31(H)に示すように、演出図柄表示100IW100および小図柄表示100IW101において可変表示を行い、図柄が停止したときに、はずれ図柄となる「254」の図柄の組合せが導出表示される。その後、図柄確定期間において、図10-32(I)に示すように、ステージ移行演出開始表示100IWとして「激熱!」のメッセージ表示を含んだ演出画像が表示される。これにより、ステージ移行演出が開始される。これ以降、ステージ移行演出の実行中に、演出図柄表示100IW100となる表示がなく、小図柄表示100IWS101となる表示が行われる。ステージ移行演出が開始された場合に、図10-32(J)に示すように、プッシュボタン31Bを押下操作する遊技者による行為や動作を促す促進演出表示100IW106となる演出画像が表示される。促進演出表示100IW106は、プッシュボタン31Bの押下操作となる遊技者による行為や動作を促す演出画像の表示と、「押せ」のメッセージ表示となる演出画像の表示と、を含んでいる。
促進演出表示100IW106に対応して、プッシュボタン31Bの押下操作となる遊技者による行為や動作が検出された場合か、または、このような検出がなく所定期間が経過した場合に、図10-32(K)に示すような文字表示100IW107として「V STOCK×1」を示す演出画像が表示され、救済時短が報知される。このときに、小図柄表示100IW101に隣接して、右打ちを指示する右打ち指示表示100IW108となる演出画像が表示される。なお、大当りとなった場合にも文字表示100IW107と同様の表示による演出が実行されるように構成してもよい。遊技制御用マイクロコンピュータ100のCPU103は、図6に示された特別図柄プロセス処理P_TPROCにおいて、ステップS104、S108の始動口スイッチ通過処理P_TZU_ONを実行したときに、大当りとなるか否かや変動パターン種別の先読み判定を行う。この先読み判定結果を特定可能な先読み判定結果指定コマンドは、主基板11から演出制御基板12へと送信される。演出制御用CPU120は、受信した先読み判定結果指定コマンドにもとづいて、文字表示100IW107と同様の表示により、いわゆる保留連演出を実行可能にしてもよい。例えば、受信した先読み判定結果指定コマンドにもとづいて、保留記憶の中に大当りとなるものが1つあると特定した場合には、「V STOCK×1」を示す演出画像の表示により保留連演出を実行してもよい。また、例えば、受信した先読み判定結果指定コマンドにもとづいて、保留記憶の中に大当りとなるものが2つあると特定した場合には、「V STOCK×2」を示す演出画像の表示により保留連演出を実行してもよい。
救済時短となった場合に、その後に救済時短経由の時短状態Cでは、図10-8(E)に示された変動パターンテーブルEを用いて、特図変動時間が1.5秒と極めて短い可変表示が高い割合で実行される。これにより、可変表示の消化が極めて早く、比較的早いタイミングで大当りが発生しやすい。そのため、救済時短となった可変表示の図柄確定期間において、特に先読み判定結果を確認することなく、文字表示100IW107として「V STOCK×1」を示す演出画像の表示による演出が実行されてもよい。この場合に、文字表示100IW107として「V STOCK×1」を示す演出画像の表示による演出は、擬似的な保留連演出と同様の態様の演出になっているとともに、救済時短となったことを報知する演出になっている。救済時短に到達した可変表示が大当りである場合に、例えば、特図変動時間などの変動時間として30秒間を確保し、図10-32と同様の演出を実行して一旦あたかも救済時短になるような演出を実行してから大当りを報知する演出を実行してもよい。右打ち指示表示100IW108の表示開始タイミングは、例えば、図10-31(H)に示す停止図柄の確定表示となるタイミングから開始してもよいし、その他に任意のタイミングから開始してもよい。
文字表示100IW107に続いて、図10-32(L)に示すような演出ステージ選択表示100IW109となる演出画像が表示される。演出ステージ選択表示100IW109は、時短状態に対応した演出ステージを選択して切替可能にする表示である。例えば、時短状態に対応した演出ステージとして、ルーレットステージとパトパトステージとから、いずれかを選択して切替可能である。演出ステージの選択は、遊技者による方向選択キー31Dの押下操作となる行為や動作の検出に対応して切替可能であり、遊技者によるプッシュボタン31Bの押下操作となる行為や動作の検出に対応して選択確定となればよい。あるいは、遊技者による行為や動作の有効検出期間が終了した場合に、演出ステージの選択が確定してもよい。演出ステージ選択表示100IW109の表示期間においても、小図柄表示100IW101に隣接して、右打ち指示表示100IW108となる演出画像が表示される。演出ステージの選択が終了した場合に、図10-32(M)に示すような開始報知表示100IW110となる演出画像が表示される。開始報知表示100IW110は、救済時短にもとづく時短状態の開始を報知する表示であり、例えば「救済時短突入」のメッセージ表示を含んだ演出画像が表示される。これによりステージ移行演出が終了して、次回の可変表示が開始された場合に、時短状態Cへの移行となり、救済時短に対応した時短状態を開始可能となる。
なお、残り回転数や救済時短での演出の説明、カウントダウン表示は、演出図柄や小図柄の変動開始時、あるいは可変表示の実行中に表示されてもよい。救済時短となる可変表示において、図柄確定期間は通常の0.5秒のままでステージ移行演出などが実行されず、そのまま救済時短経由の時短状態である時短状態Cが開始されるように構成してもよい。ストーリー系の演出として、例えば、ストーリーリーチ演出や、高速変動とするかなどのストーリーを提示可能に構成する場合がある。この場合に、RAMクリア処理を含めたステップS5の初期化時設定処理P_INIT_SETや大当り、時短はずれなど、救済時短回数カウンタの値を900に初期設定する条件成立に対応して、ストーリーの選択バッファやストーリーカウンタをクリアするように構成してもよい。あるいは、救済時短に対応してストーリーを設定可能に構成してもよく、遊技状態に応じて異なるストーリーを設定可能に構成してもよい。
救済時短となる可変表示において、図柄確定期間は通常と同様に0.5秒間を設定し、その後、次回の可変表示を開始するまでの延長待機期間を設けてもよい。この延長待機期間においてステージ移行演出や右打ち報知を実行可能に構成してもよい。延長待機期間において右打ち報知を行い、延長待機期間の開始時あるいは延長待機期間の途中で時短状態の制御が開始されるように構成してもよい。救済時短に対応して救済時短回数カウンタの値が900にセットされ、救済時短を連続して発生可能な構成において、通常状態中に救済時短となった場合と時短状態中に救済時短となった場合とで異なる延長待機期間を設定してもよい。例えば、時短状態中に救済時短となる場合には、通常状態中に救済時短となる場合と比較して短い延長待機期間が設定され、2回目以降の救済時短に対応して延長待機期間が短くなるように構成してもよい。延長待機期間では、画像表示装置5において演出図柄表示100IW100となる表示がなく、小図柄表示100IW101となる表示が行われるように構成してもよい。小図柄表示100IW101において、小図柄は演出役物となる可動体32などにより隠蔽されることがないように構成されてもよい。時短はずれの可変表示に対応して延長待機期間を設定し、次回の可変表示を開始するまでの期間が延長されるように構成してもよい。この場合に、時短はずれの可変表示における図柄確定期間を通常と同じ0.5秒間に共通化して、右打ち報知なども延長待機期間において実行可能に構成してもよい。
RAMクリア処理を含めたステップS5の初期化時設定処理P_INIT_SETの後に900回の可変表示を実行して救済時短となる場合に、救済時短となるまでの残りの可変表示回数が10から1までの期間でも図10-7(B)に示された変動パターンテーブルBを用いて通常と同様の変動パターンが決定可能になり、救済時短にもとづき時短状態に制御された後は図10-7(C)に示された変動パターンテーブルCを用いて大当り経由の時短状態と同様の変動パターンが決定可能になることで特図変動時間が5秒間である変動パターンを高い割合で決定可能に構成してもよい。大当り後に900回の可変表示を実行して救済時短となる場合に、その可変表示に対応して救済時短発動時専用の変動パターンが選択され、特図変動時間が20秒間の可変表示を実行するように構成してもよい。例えば、救済時短決定フラグがセットされているか否かを判定し、セットされている場合に救済時短発動時専用の変動パターンを選択するように構成すればよい。このような変動パターンに対応して20秒間の可変表示を実行中においてステージ移行演出や右打ち報知を実行するように構成してもよい。このような変動パターンに対応して図柄確定期間は通常と同様に0.5秒間が設定されてもよい。このように、RAMクリア処理を含めたステップS5の初期化時設定処理P_INIT_SETの実行後に救済時短となる場合と、大当り後に救済時短となる場合とで、救済時短となる可変表示における変動パターンの選択割合を異ならせて演出を異ならせるとともに、救済時短経由の時短状態に移行した後の可変表示における変動パターンの選択割合を異ならせて演出を異ならせるように構成してもよい。
救済時短に対応して救済時短回数カウンタの値が900にセットされ、救済時短を連続して発生可能な構成において、救済時短となるまでの残りの可変表示回数が10から1までの期間でも図10-7(B)に示された変動パターンテーブルBを用いて通常と同様の変動パターンが決定可能になり、1回目の救済時短にもとづき時短状態に制御された後は図10-7(C)に示された変動パターンテーブルCを用いて大当り経由の時短状態と同様の変動パターンが決定可能になることで特図変動時間が5秒間である変動パターンを高い割合で決定可能になり、2回目の救済時短にもとづき時短状態に制御された後は図10-8(E)に示された変動パターンテーブルEを用いて特図変動時間が1.5秒間である変動パターンを高い割合で決定可能になるように構成されてもよい。
小当り遊技中に役物中の特定領域に遊技球が入賞したことにもとづいて大当り遊技に制御する役物遊技も実行可能に構成した遊技機に対して、救済時短経由の時短状態に制御する構成を適用してもよい。役物中の特定領域はV入賞領域ともいい、V入賞領域に遊技球が入賞することはV入賞ともいう。RAMクリア処理を含めたステップS5の初期化時設定処理P_INIT_SETが実行されたときと、大当り発生時とで、救済時短回数カウンタにセットする値を800または900に切替可能な構成としてもよい。救済時短回数カウンタにセットする値は、800と900とでランダムに切替可能な構成としてもよい。救済時短にもとづく時短状態に移行した回数に対応して、異なる時短フラグがセットされてもよい。例えば、2回目の救済時短に対応して時短状態に再度移行した場合に、第4数値となる時短フラグがセットされ、1回目の救済時短に対応して時短状態に移行した場合に、第3数値となる時短フラグがセットされることで、異なる時短フラグがセットされてもよい。大当り後の時短状態と救済時短にもとづく時短状態とで、同一の変動パターンを決定可能として同一の演出を実行可能に構成してもよい。例えば、大当り後の時短状態の終了間際と救済時短にもとづく時短状態の開始間際とで、図10-32(K)に示された文字表示100IW107による報知、あるいは将来的な大当り獲得を示唆する報知など、共通の報知を実行可能に構成してもよい。時短はずれ図柄の導出表示にもとづく時短状態と救済時短にもとづく時短状態とで、同一の変動パターンを決定可能として同一の演出を実行可能に構成してもよい。例えば、時短はずれ図柄の導出表示にもとづく時短状態の終了間際と救済時短にもとづく時短状態の開始間際とで、図10-32(K)に示された文字表示100IW107による報知、あるいは将来的な大当り獲得を示唆する報知など、共通の報知を実行可能に構成してもよい。
図10-33は、スーパーリーチとなるリーチ演出を実行する場合に対応した演出パターンの決定例を示している。図10-24に示した演出図柄変動開始処理において、ステップ04AKS102によりスーパーリーチありと判定された場合に、ステップ04AKS103によりリーチ後予告用演出パターンが決定され、ステップ04AKS104によりスーパーリーチ用演出パターンが決定される。図10-33(A)は、ステップ04AKS103により決定可能なリーチ後予告用演出パターンとして、カットイン用演出パターンの決定例04AKC111を示している。図10-33(B)は、ステップ04AKS104により決定可能なスーパーリーチ用演出パターンの決定例04AKC112を示している。なお、カットイン用演出パターンは、リーチ前予告用演出パターンとして決定可能であってもよい。
決定例04AKC111のカットイン用演出パターンは、演出パターンAKA00~AKA03を含んでいる。特図表示結果が「はずれ」である場合に、演出パターンAKA00の決定率が40%であり、演出パターンAKA01の決定率が30%であり、演出パターンAKA02の決定率が20%であり、演出パターンAKA03の決定率が10%である。このように、特図表示結果が「はずれ」である場合に、演出パターンAKA00の決定率が最も高く、演出パターンAKA01の決定率が次に高く、これらよりも演出パターンAKA02の決定率が低く、演出パターンAKA03の決定率が最も低くなるように、演出パターン決定テーブルにおけるテーブルデータが設定されていればよい。特図表示結果が「大当り」である場合に、演出パターンAKA00の決定率が1%であり、演出パターンAKA01の決定率が4%であり、演出パターンAKA02の決定率が25%であり、演出パターンAKA03の決定率が70%である。このように、特図表示結果が「大当り」である場合に、演出パターンAKA00の決定率が最も低く、演出パターンAKA01の決定率が次に低く、これらよりも演出パターンAKA03の決定率が高く、演出パターンAKA04の決定率が最も高くなるように、演出パターン決定テーブルにおけるテーブルデータが設定されていればよい。決定例04AKC111により、演出パターンAKA03を用いたカットイン演出が実行された場合に、他の演出パターンを用いたカットイン演出が実行された場合よりも、大当り遊技状態に制御される割合としての大当り期待度が高くなる。演出パターンAKA02を用いたカットイン演出が実行された場合に、演出パターンAKA01、AKA00のいずれかを用いたカットイン演出が実行された場合よりも、大当り期待度が高くなる。演出パターンAKA01を用いたカットイン演出が実行された場合に、演出パターンAKA00を用いたカットイン演出が実行された場合よりも、大当り期待度が高くなる。
決定例04AKC112のスーパーリーチ用演出パターンは、特図表示結果と演出ステージとに対応して、異なる演出パターンに決定可能である。ここで、複数の演出状態に対応した複数の演出ステージは、シャッターステージと、ボンバーステージと、ルーレットステージと、パトパトステージと、を含んでいる。シャッターステージおよびボンバーステージは、時短制御がなく低ベース制御が行われる通常状態に対応して切替可能な演出ステージに含まれる。ルーレットステージおよびパトパトステージは、時短制御があり高ベース制御が行われる時短状態や確変状態に対応して切替可能な演出ステージに含まれる。
決定例04AKC112のスーパーリーチ用演出パターンは、特図表示結果が「はずれ」で演出ステージがシャッターステージの場合に決定可能な演出パターンAKB01L、AKB02Lを含んでいる。決定例04AKC112のスーパーリーチ用演出パターンは、特図表示結果が「はずれ」で演出ステージがボンバーステージの場合に決定可能な演出パターンAKB11L、AKB12Lを含んでいる。決定例04AKC112のスーパーリーチ用演出パターンは、特図表示結果が「はずれ」で演出ステージがルーレットステージの場合に決定可能な演出パターンAKB21L、AKB22Lを含んでいる。決定例04AKC112のスーパーリーチ用演出パターンは、特図表示結果が「はずれ」で演出ステージがパトパトステージの場合に決定可能な演出パターンAKB31L、AKB32Lを含んでいる。決定例04AKC112のスーパーリーチ用演出パターンは、特図表示結果が「大当り」で演出ステージがシャッターステージの場合に決定可能な演出パターンAKB01W、AKB02Wを含んでいる。決定例04AKC112のスーパーリーチ用演出パターンは、特図表示結果が「大当り」で演出ステージがボンバーステージの場合に決定可能な演出パターンAKB11W、AKB12Wを含んでいる。決定例04AKC112のスーパーリーチ用演出パターンは、特図表示結果が「大当り」で演出ステージがルーレットステージの場合に決定可能な演出パターンAKB21W、AKB22Wを含んでいる。決定例04AKC112のスーパーリーチ用演出パターンは、特図表示結果が「大当り」で演出ステージがパトパトステージの場合に決定可能な演出パターンAKB31W、AKB32Wを含んでいる。
演出ステージがシャッターステージの場合に、演出パターンAKB01Lに対応するリーチ演出と演出パターンAKB01Wに対応するリーチ演出とで、最終演出より前の演出態様が共通であり、最終演出における演出態様が異なるように構成すればよい。また、演出パターンAKB02Lに対応するリーチ演出と演出パターンAKB02Wに対応するリーチ演出とで、最終演出より前の演出態様が共通であり、最終演出における演出態様が異なるように構成すればよい。その他の演出ステージである場合にも同様に、特図表示結果が「はずれ」のときに決定可能な演出パターンに対応するリーチ演出と特図表示結果が「大当り」のときに決定可能な演出パターンに対応するリーチ演出とで、最終演出より前の演出態様が共通であり、最終演出における演出態様が異なるように構成すればよい。
演出ステージがシャッターステージである場合に、特図表示結果が「はずれ」に対応した演出パターンAKB01Lは決定率が高い80%であり、特図表示結果が「大当り」に対応した演出パターンAKB01Wは決定率が低い20%である。また、演出ステージがシャッターステージである場合に、特図表示結果が「はずれ」に対応した演出パターンAKB02Lは決定率が低い20%であり、特図表示結果が「大当り」に対応した演出パターンAKB02Wは決定率が高い80%である。したがって、演出パターンAKB02Lまたは演出パターンAKB02Wを用いたリーチ演出が実行された場合に、演出パターンAKB01Lまたは演出パターンAKB01Wを用いたリーチ演出が実行された場合よりも、大当り期待度が高くなる。その他の演出ステージである場合も同様に、特図表示結果が「はずれ」に対応した演出パターンの決定率が低く特図表示結果が「大当り」に対応した演出パターンの決定率が高い場合に、特図表示結果が「はずれ」に対応した演出パターンの決定率が高く特図表示結果が「大当り」に対応した演出パターンの決定率が低い場合よりも、大当り期待度が高くなる。
図10-34は、スーパーリーチとなるリーチ演出が実行される場合の検出タイミング制御例04AKC121を示している。パチンコ遊技機1において、可変表示が開始される変動開始から、可変表示が終了する変動終了までに、演出図柄の可変表示となる演出画像の表示を含めて、様々な演出装置を用いた演出が実行可能になる。演出図柄の可変表示がリーチ態様となるリーチ成立の後に実行可能な演出は、リーチ後予告演出となるカットイン演出と、発展演出と、最終演出と、を含んでいる。カットイン演出が実行される場合に、カットイン演出用の検出期間D01が設定され、プッシュボタン31Bの押下操作となる行為や動作を遊技者に促す促進演出を実行可能である。カットイン演出は、検出期間D01においてプッシュボタン31Bの押下操作となる行為や動作の検出に対応して、検出期間D01の終了後に実行可能であればよい。最終演出が実行される場合に、最終演出用の検出期間D02が設定され、プッシュボタン31Bの押下操作となる行為や動作を遊技者に促す促進演出を実行可能である。最終演出は、検出期間D02においてプッシュボタン31Bの押下操作となる行為や動作の検出に対応して、検出期間D02の終了後に実行可能であればよい。
カットイン演出用の検出期間D01は、プロセステーブルに含まれる検出制御データなどにもとづいて、リーチ成立から発展演出までの期間に含まれ、プッシュボタン31Bを用いた1回の押下操作となる行為や動作を検出可能に設定される。タイミングT01は、カットイン演出用の検出期間D01において、プッシュボタン31Bを用いた1回の押下操作に対応する行為や動作が検出された場合の検出タイミングである。タイミングT01における検出に対応して、カットイン用演出パターンにより、カットイン演出を実行する場合と、カットイン演出を実行しない場合と、がある。
例えば、カットイン用演出パターンが演出パターンAKA00である場合に、タイミングT01における検出に対応して、カットイン演出が実行されない。このようなカットイン演出が実行されない場合は、促進演出のみが実行される。これに対し、カットイン用演出パターンが演出パターンAKA01~AKA03のいずれかである場合に、タイミングT01における検出に対応して、促進演出の後にカットイン演出が実行される。カットイン演出用の検出期間D01においてプッシュボタン31Bを用いた1回の押下操作に対応する行為や動作が検出されなかった場合に、演出パターンAKA01~AKA03に対応するカットイン演出が実行されなくてもよい。あるいは、カットイン演出用の検出期間D01においてプッシュボタン31Bを用いた1回の押下操作に対応する行為や動作が検出されなかった場合に、演出パターンAKA01~AKA03に対応するカットイン演出は、カットイン演出用の検出期間D01が終了した後に実行可能であってもよい。
最終演出用の検出期間D02は、プロセステーブルに含まれる検出制御データなどにもとづいて、発展演出から変動終了までの期間に含まれ、プッシュボタン31Bを用いた1回または複数回の押下操作となる行為や動作を検出可能に設定される。タイミングT02は、最終演出用の検出期間D02において、プッシュボタン31Bを用いた1回または複数回の押下操作に対応する行為や動作が検出された場合の検出タイミングである。タイミングT02における検出に対応して、スーパーリーチ用演出パターンにより、最終演出が実行される。
例えば、スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB01Lおよび演出パターンAKB01Wのいずれかである場合に、タイミングT02におけるプッシュボタン31Bを用いた1回の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出の実行を開始可能であればよい。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB02Lおよび演出パターンAKB02Wのいずれかである場合に、タイミングT02におけるプッシュボタン31Bを用いた複数回の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出の実行を開始可能であればよい。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB11Lおよび演出パターンAKB11Wのいずれかである場合に、タイミングT02におけるプッシュボタン31Bを用いた1回の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出の実行を開始可能であればよい。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB12Lおよび演出パターンAKB12Wのいずれかである場合に、タイミングT02におけるプッシュボタン31Bを用いた複数回の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出の実行を開始可能であればよい。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB21Lおよび演出パターンAKB21Wのいずれかである場合に、タイミングT02におけるプッシュボタン31Bを用いた1回の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出の実行を開始可能であればよい。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB22Lおよび演出パターンAKB22Wのいずれかである場合に、タイミングT02におけるプッシュボタン31Bを用いた複数回の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出の実行を開始可能であればよい。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB31Lおよび演出パターンAKB31Wのいずれかである場合に、タイミングT02におけるプッシュボタン31Bを用いた1回の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出の実行を開始可能であればよい。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB32Lおよび演出パターンAKB32Wのいずれかである場合に、タイミングT02におけるプッシュボタン31Bを用いた複数回の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出の実行を開始可能であればよい。
最終演出が実行される場合に、最終演出用の検出期間D2において実行可能な促進演出は、通常状態であるか時短状態であるか、複数の演出ステージ、プッシュボタン31Bを用いた押下操作の検出回数が1回であるか複数回であるか、あるいは、これらの全部または一部の組合せなどに対応して、演出態様が異なるようにしてもよい。例えば通常状態である場合に、演出ステージがシャッターステージに対応して、スーパーリーチ用演出パターンとして演出パターンAKB01Lおよび演出パターンAKB01Wのいずれかを用いたリーチ演出は、プッシュボタン31Bを用いた1回の押下操作となる行為や動作を遊技者に促す第1促進演出を実行可能であればよい。通常状態である場合に、演出ステージがシャッターステージに対応して、スーパーリーチ用演出パターンとして演出パターンAKB02Lおよび演出パターンAKB02Wのいずれかを用いたリーチ演出は、プッシュボタン31Bを用いた複数回の押下操作となる行為や動作を遊技者に促す第2促進演出を実行可能であればよい。時短状態である場合に、演出ステージがルーレットステージに対応して、スーパーリーチ用演出パターンとして演出パターンAKB21Lおよび演出パターンAKB21Wのいずれかを用いたリーチ演出は、プッシュボタン31Bを用いた1回の押下操作となる行為や動作を遊技者に促す第3促進演出を実行可能であればよい。時短状態である場合に、演出ステージがルーレットステージに対応して、スーパーリーチ用演出パターンとして演出パターンAKB22Lおよび演出パターンAKB22Wのいずれかを用いたリーチ演出は、プッシュボタン31Bを用いた複数回の押下操作となる行為や動作を遊技者に促す第4促進演出を実行可能であればよい。これらの場合に、第1促進演出または第3促進演出に対応して、プッシュボタン31Bを用いた1回の押下操作となる行為や動作は、遊技者による第1行為として検出可能であればよい。第2促進演出または第4促進演出に対応して、プッシュボタン31Bを用いた複数回の押下操作となる行為や動作は、遊技者による第2行為として検出可能であればよい。なお、第1促進演出から第4促進演出までと第1行為および第2行為とは、パチンコ遊技機1の仕様に対応して任意に設定可能であればよい。
図10-35は、リーチ後予告演出として実行可能なカットイン演出における画像表示装置5の表示例を示している。ここでは、複数の演出状態となる複数の演出ステージのうちで、低ベース制御が行われる通常状態に対応したシャッターステージとなっているものとする。図10-35(A)の表示例04AKD111は、可変表示の開始より前の可変表示停止を示している。図10-35(B)の表示例04AKD112は、可変表示の開始により演出図柄や小図柄が変動表示される可変表示開始を示している。図10-35(C)の表示例04AKD113は、演出図柄や小図柄の可変表示がリーチ態様となるリーチ成立を示している。図10-35(D)の表示例04AKD114は、カットイン演出用の検出期間D01において、演出表示により実行される促進演出を示している。表示例04AKD114の促進演出における演出表示は、「押せ!」のメッセージ表示MS01となる演出画像の表示と、メーター表示を含んだボタン表示CB01となる演出画像の表示と、を含んでいる。ボタン表示CB01に含まれるメーター表示は、カットイン演出用の検出期間D01が終了するまでの残り時間に対応してメーターの表示量が減少するように更新可能であればよい。
表示例04AKD114の促進演出が行われるカットイン演出用の検出期間D01において、プッシュボタン31Bを用いた1回の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、カットイン演出が実行される場合と、カットイン演出が実行されない場合と、がある。図10-35(E)の表示例04AKD115は、カットイン用演出パターンが演出パターンAKA00である場合に、カットイン演出が実行されないカットインなしを示している。このように、促進演出に対応した行為や動作が検出されてもカットイン演出が実行されないカットインなしの場合は、促進演出のみが実行されることになる。図10-35(F)の表示例04AKD116は、カットイン用演出パターンが演出パターンAKA01である場合に、演出表示により実行されるカットイン演出を示している。表示例04AKD116のカットイン演出は、「???」のメッセージ表示となる演出画像の表示を含んでいる。図10-35(G)の表示例04AKD117は、カットイン用演出パターンが演出パターンAKA02である場合に、演出表示により実行されるカットイン演出を示している。表示例04AKD117のカットイン演出は、「チャンス!!」のメッセージ表示となる演出画像の表示を含んでいる。図10-35(H)の表示例04AKD118は、カットイン用演出パターンが演出パターンAKA03である場合に、演出表示により実行されるカットイン演出を示している。表示例AKD118のカットイン演出は、「激熱!!」のメッセージ表示となる演出画像の表示を含んでいる。
図10-36は、通常状態の場合に実行可能なスーパーリーチとなるリーチ演出における画像表示装置5の表示例などを示している。ここでは、複数の演出状態となる複数の演出ステージのうちで、時短制御がなく低ベース制御が行われる通常状態に対応して切替可能なシャッターステージであるものとする。演出ステージがシャッターステージである場合に、スーパーリーチ用演出パターンを用いたリーチ演出として、演出パターンAKB01Lまたは演出パターンAKB01Wを用いたリーチ演出と、演出パターンAKB02Lまたは演出パターンAKB02Wを用いたリーチ演出と、のいずれかを実行可能である。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB01Lまたは演出パターンAKB01Wである場合に、図10-36(A1)に示す表示例04AKD121から図10-36(C1)に示す表示例04AKD123へと進行するリーチ演出を実行可能である。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB02Lまたは演出パターンAKB02Wである場合に、図10-36(A2)に示す表示例04AKD124から図10-36(C2)に示す表示例04AKD126へと進行するリーチ演出を実行可能である。
図10-36(A1)の表示例04AKD121は、最終演出用の検出期間D02において、演出パターンAKB01Lまたは演出パターンAKB01Wに対応した演出表示により実行される促進演出を示している。表示例04AKD121の促進演出における演出表示は、「ボタンを一撃でシャッター爆破!!」のメッセージ表示MS03となる演出画像の表示と、「一撃!」のメッセージ表示MS04となる演出画像の表示と、メーター表示を含んだボタン表示CB01となる演出画像の表示と、を含んでいる。このように、メッセージ表示MS03とメッセージ表示MS04とボタン表示CB01とを含んだ促進演出は、通常状態において実行される第1促進演出となり得る。その後、図10-36(B1)に示す検出例04AKD122のように、検出期間D02においてプッシュボタン31Bを用いた1回の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出を実行可能になる。なお、促進演出に対応した行為や動作の検出がない場合に、最終演出用の検出期間D02が終了してから、最終演出を実行可能になればよい。図10-36(C1)の表示例04AKD123は、演出パターンAKB01Lまたは演出パターンAKB01Wに対応した演出表示により実行される最終演出の前段を示している。最終演出の前段は、前段最終演出ともいう。
図10-36(A2)の表示例04AKD124は、最終演出用の検出期間D02において、演出パターンAKB02Lまたは演出パターンAKB02Wに対応した演出表示により実行される促進演出を示している。表示例04AKD124の促進演出における演出表示は、「ボタンを連打でシャッター爆破!!」のメッセージ表示MS06となる演出画像の表示と、「連打!」のメッセージ表示MS07となる演出画像の表示と、メーター表示を含んだボタン表示CB01となる演出画像の表示と、を含んでいる。このように、メッセージ表示MS06とメッセージ表示MS07とボタン表示CB01とを含んだ促進演出は、通常状態において実行される第2促進演出となり得る。その後、図10-36(B2)に示す検出例04AKD125のように、検出期間D02においてプッシュボタン31Bを用いた複数回の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出を実行可能になる。なお、促進演出に対応した行為や動作の検出がない場合に、最終演出用の検出期間D02が終了してから、最終演出を実行可能になればよい。図10-36(C2)の表示例04AKD126は、演出パターンAKB02Lまたは演出パターンAKB02Wに対応した演出表示により実行される前段最終演出を示している。
前段最終演出が実行された後に、特図表示結果が「はずれ」と「大当り」とに対応して、異なる最終演出の後段を実行可能である。最終演出の後段は、後段最終演出ともいう。例えば、演出パターンAKB01Lや演出パターンAKB02Lは、特図表示結果が「はずれ」の場合に決定可能であり、特図表示結果が「大当り」の場合に決定されない。演出パターンAKB01Wや演出パターンAKB02Wは、特図表示結果が「はずれ」の場合に決定されず、特図表示結果が「大当り」の場合に決定可能である。
図10-36(D1)の表示例04AKD127は、特図表示結果が「はずれ」の場合に、演出パターンAKB01Lや演出パターンAKB02Lに対応した演出表示により実行される後段最終演出を示している。この場合に、爆破の結果としてシャッターが閉じられた状態の演出表示が行われ、演出図柄の表示結果が示されない。また、はずれ組合せの小図柄が停止表示される。これにより、特図表示結果が「はずれ」であることを遊技者が認識可能に報知できればよい。図10-36(D2)の表示例04AKD128は、特図表示結果が「大当り」の場合に、演出パターンAKB01Wや演出パターンAKB02Wに対応した演出表示により実行される後段最終演出を示している。この場合に、爆破の結果としてシャッターが開かれた状態の演出表示が行われ、演出図柄の表示結果として大当り組合せの演出図柄が停止表示される。また、大当り組合せの小図柄が停止表示される。これにより、特図表示結果が「大当り」であることを遊技者が認識可能に報知できればよい。
図10-37および図10-38は、時短状態の場合に実行可能なスーパーリーチとなるリーチ演出における画像表示装置5の表示例などを示している。ここでは、複数の演出状態となる複数の演出ステージのうちで、時短制御があり高ベース制御が行われる時短状態に対応して切替可能なルーレットステージであるものとする。演出ステージがルーレットステージである場合に、スーパーリーチ用演出パターンを用いたリーチ演出として、演出パターンAKB21Lまたは演出パターンAKB21Wを用いたリーチ演出と、演出パターンAKB22Lまたは演出パターンAKB22Wを用いたリーチ演出と、のいずれかを実行可能である。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB21Wである場合に、図10-37(A)に示す表示例04AKD201から図10-37(F)に示す表示例04AKD206へと進行するリーチ演出を実行可能である。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB21Lである場合に、図10-37(F)に示す表示例04AKD206の演出表示による最終演出の前までは、演出パターンAKB21Wである場合と共通のリーチ演出を実行可能であればよい。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB22Wである場合に、図10-38(A)に示す表示例04AKD211から図10-38(F)に示す表示例04AKD216へと進行するリーチ演出を実行可能である。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB22Lである場合に、図10-38(F)に示す表示例04AKD216の演出表示による最終演出の前までは、演出パターンAKB22Wである場合と共通のリーチ演出を実行可能であればよい。
図10-37(A)の表示例04AKD201は、演出図柄や小図柄の可変表示がリーチ態様となるリーチ成立を示している。この後、リーチ後予告演出となるカットイン演出が実行されてもよい。図10-37(B)の表示例04AKD202は、ルーレットステージにおけるリーチ演出に対応した発展演出を示している。図10-37(C)の表示例04AKD203は、演出パターンAKB21Wに対応した演出表示により促進演出の開始となる促進演出開始を示している。表示例04AKD203の促進演出における演出表示は、「ボタンを押して狙ってね」のメッセージ表示MS11となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB11となる演出画像の表示と、を含んでいる。このように、メッセージ表示MS11とボタン表示CB11とを含んだ促進演出は、時短状態において実行される第3促進演出に含められ得る。図10-37(D)の表示例04AKD204は、最終演出用の検出期間D02において、表示例04AKD203に続く演出表示により実行される促進演出が含まれるリーチ演出を示している。表示例04AKD204の促進演出における演出表示は、「あと5秒」など検出期間D02の残り時間を示すメッセージ表示MS13となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB13となる演出画像の表示と、を含んでいる。このように、メッセージ表示MS13とボタン表示CB13とを含んだ促進演出は、時短状態において実行される第3促進演出に含められ得る。その後、図10-37(E)に示す検出例04AKD205のように、検出期間D02においてプッシュボタン31Bを用いた1回の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出を実行可能になる。図10-37(F)の表示例04AKD206は、演出パターンAKB21Wに対応した演出表示により実行される特定態様の最終演出を示している。この場合に、演出図柄の表示結果として大当り組合せの演出図柄が停止表示される。また、大当り組合せの小図柄が停止表示される。これにより、特図表示結果が「大当り」であることを遊技者が認識可能に報知できればよい。なお、特図表示結果が「はずれ」に対応してスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB21Lである場合に、演出表示により実行される最終演出が大当りではないことを認識可能な非特定態様となり、演出図柄や小図柄の表示結果としてはずれ組合せの演出図柄や小図柄が停止表示されることにより、特図表示結果が「はずれ」であることを遊技者が認識可能に報知できればよい。
図10-38(A)の表示例04AKD211は、演出図柄や小図柄の可変表示がリーチ態様となるリーチ成立を示している。この後、リーチ後予告演出となるカットイン演出が実行されてもよい。図10-38(B)の表示例04AKD212は、ルーレットステージにおけるリーチ演出に対応した発展演出を示している。図10-38(C)の表示例04AKD213は、演出パターンAKB22Wに対応した演出表示により促進演出の開始となる促進演出開始を示している。表示例04AKD213の促進演出における演出表示は、「ボタンを連打してひたすら打て」のメッセージ表示MS14となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB11となる演出画像の表示と、を含んでいる。このように、メッセージ表示MS14とボタン表示CB11とを含んだ促進演出は、時短状態において実行される第4促進演出に含められ得る。図10-38(D)の表示例04AKD214は、最終演出用の検出期間D02において、表示例04AKD213に続く演出表示により実行される促進演出が含まれるリーチ演出を示している。表示例04AKD214の促進演出における演出表示は、「あと5秒」など検出期間D02の残り時間を示すメッセージ表示MS13となる演出画像の表示と、「連打!」のメッセージ表示MS16となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB13となる演出画像の表示と、を含んでいる。このように、メッセージ表示MS13とメッセージ表示MS16とボタン表示CB13とを含んだ促進演出は、時短状態において実行される第4促進演出に含められ得る。その後、図10-38(E)に示す検出例04AKD215のように、検出期間D02においてプッシュボタン31Bを用いた複数回の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出を実行可能になる。図10-38(F)の表示例04AKD216は、演出パターンAKB22Wに対応した演出表示により実行される特定態様の最終演出を示している。この場合に、演出図柄の表示結果として大当り組合せの演出図柄が停止表示される。また、大当り組合せの小図柄が停止表示される。これにより、特図表示結果が「大当り」であることを遊技者が認識可能に報知できればよい。なお、特図表示結果が「はずれ」に対応してスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB22Lである場合に、演出表示により実行される最終演出が大当りではないことを認識可能な非特定態様となり、演出図柄や小図柄の表示結果としてはずれ組合せの演出図柄や小図柄が停止表示されることにより、特図表示結果が「はずれ」であることを遊技者が認識可能に報知できればよい。
図10-39は、演出ステージ制御処理として実行可能な処理の一例を示すフローチャートである。演出ステージ制御処理は、図10-21に示された演出制御用のメイン処理S_MAINから呼出可能な処理に含まれ、ステップ04AKS13において実行可能である。演出制御用CPU120は、演出ステージ制御処理を実行することにより、複数種類の演出状態となる複数の演出ステージを切替可能にする。例えば、時短制御がない通常状態に対応するシャッターステージとボンバーステージとに切替可能である。また、時短制御がある特別状態として時短状態などに対応するルーレットステージとパトパトステージとに切替可能である。
演出ステージ制御処理を実行した場合に、ステージ変更受付中であるか否かを判定する(ステップ04AKS201)。例えば、ステップ04AKS203によりステージ受付開始時制御が行われてから、ステップ04AKS205によりステージ受付終了時制御が行われるまでの期間は、ステージ変更受付期間となる。このステージ変更受付期間である場合に、ステージ変更受付中であると判定すればよい。ステップ04AKS201においてステージ変更受付中でない場合に(ステップ04AKS201;No)、ステージ変更受付開始条件が成立したか否かを判定する(ステップ04AKS202)。例えば、スーパーリーチとなるリーチ演出が終了して大当り遊技状態に制御されない場合に、ステージ変更受付開始条件が成立したと判定すればよい。また、大当り遊技状態の終了や時短はずれ図柄の導出表示や救済時短にもとづく時短状態の制御開始に対応して、演出ステージ選択表示が行われるタイミングである場合に、ステージ変更受付開始条件が成立したと判定すればよい。また、可変表示の終了とともに時短状態が終了して通常状態に制御された場合に、ステージ変更受付開始条件が成立したと判定すればよい。その他、メニュー表示において演出ステージ選択の表示項目が指定された場合に、ステージ変更受付開始条件が成立したと判定してもよい。ステップ04AKS202においてステージ変更受付開始条件が成立しない場合に(ステップ04AKS202;No)、演出ステージ制御処理を終了する。
ステップ04AKS202に対応してステージ変更受付開始条件が成立した場合に(ステップ04AKS202;Yes)、ステージ変更受付開始時制御を行う(ステップ04AKS203)。例えば、パチンコ遊技機1における遊技が実行されていない非遊技状態である場合や、特定期間を除く遊技の実行中である場合に、方向選択キー31Dを用いた押下操作となる行為や動作を検出可能な検出期間として、演出ステージ変更用の検出期間が設定されるように制御すればよい。ここでの特定期間は、例えばスーパーリーチとなるリーチ演出が実行中である期間や、大当り遊技状態において演出ステージ選択表示が行われていない期間、救済時短に対応してカウントダウン演出が実行される期間、あるいは、これらの全部または一部を含む期間などであればよい。また、メニュー表示において演出ステージ選択の表示項目が指定された場合に、変更可能な演出ステージに対応する表示項目を画面表示させ、方向選択キー31Dを用いた押下操作となる行為や動作と、プッシュボタン31Bを用いた押下操作となる行為や動作と、を検出可能な演出ステージ設定用の検出期間が設定されるように制御すればよい。
ステップ04AKS201に対応してステージ変更受付中である場合に(ステップ04AKS201;Yes)、ステージ変更受付終了条件が成立したか否かを判定する(ステップ04AKS204)。例えば、スーパーリーチとなるリーチ演出が開始される場合に、ステージ変更受付終了条件が成立したと判定すればよい。また、大当り遊技状態が開始される場合にも、ステージ変更受付終了条件が成立したと判定してもよい。なお、スーパーリーチとなるリーチ演出が実行された後に、続いて大当り遊技状態に制御される場合は、スーパーリーチとなるリーチ演出の開始に対応して成立したステージ変更受付終了条件が、そのまま継続して成立するものとしてもよいし、可変表示の終了に対応して一旦は不成立となったステージ変更受付終了条件が大当り遊技状態の開始に対応して再度成立するものとしてもよい。さらに、救済時短に対応したカウントダウン演出が開始される場合に、ステージ変更受付終了条件が成立したと判定してもよい。
ステップ04AKS204に対応してステージ変更受付終了条件が成立した場合に(ステップ04AKS204;Yes)、ステージ変更受付終了時制御を行い(ステップ04AKS205)、演出ステージ制御処理を終了する。ステップ04AKS205において、例えば、方向選択キー31Dを用いた押下操作となる行為や動作の検出を無効化することで、演出ステージ変更用の検出期間を終了してもよい。また、メニュー表示の終了とともに、方向選択キー31Dを用いた押下操作となる行為や動作の検出と、プッシュボタン31Bを用いた押下操作となる行為や動作の検出と、を無効化することで演出ステージ設定用の検出期間を終了してもよい。
ステップ04AKS203の後や、ステップ04AKS204に対応してステージ変更受付終了条件が成立しない場合に(ステップ04AKS204;No)、ステージ変更検出ありか否かを判定する(ステップ04AKS206)。例えば、演出ステージ変更用の検出期間である場合に、方向選択キー31Dを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して、ステージ変更検出ありと判定すればよい。また、演出ステージ設定用の検出期間である場合に、プッシュボタン31Bを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して、ステージ変更検出ありと判定すればよい。ステップ04AKS206においてステージ変更検出なしの場合に(ステップ04AKS206;No)、演出ステージ制御処理を終了する。
ステップ04AKS206に対応してステージ変更検出ありの場合に(ステップ04AKS206;Yes)、ステージ変更制御を行い(ステップ04AKS207)、演出ステージ制御処理を終了する。ステップ04AKS207のステージ変更制御は、低ベース時制御と、高ベース時制御と、を含んでいればよい。低ベース時制御は、時短制御がなく低ベース制御が行われる通常状態などに対応して、シャッターステージおよびボンバーステージのうちで、ステップ04AKS206による検出結果に対応した演出ステージを、変更後の演出ステージとする制御であればよい。このような低ベース時制御により、時短制御がなく低ベース制御が行われる通常状態に対応した複数種類の演出状態として、シャッターステージまたはボンバーステージのいずれかに切替可能となる。高ベース時制御は、時短制御があり高ベース制御が行われる時短状態や確変状態に対応して、ルーレットステージおよびパトパトステージのうちで、ステップ04AKS206による検出結果に対応した演出ステージを、変更後の演出ステージとする制御であればよい。このような高ベース時制御により、時短制御があり高ベース制御が行われる時短状態などの特別状態に対応した複数種類の演出状態として、ルーレットステージまたはパトパトステージのいずれかに切替可能となる。演出制御用CPU120は、例えばROM121におけるプロセステーブルの読出基準位置を示すインデックス情報を更新することにより、複数の演出ステージを切り替えた場合に対応して、演出装置を用いた各種演出における演出態様を変更可能であればよい。
図10-40および図10-41は、ボンバーステージの場合に実行可能なスーパーリーチとなるリーチ演出における画像表示装置5の表示例などを示している。演出ステージがボンバーステージである場合に、スーパーリーチ用演出パターンを用いたリーチ演出として、演出パターンAKB11Lまたは演出パターンAKB11Wを用いたリーチ演出と、演出パターンAKB12Lまたは演出パターンAKB12Wを用いたリーチ演出と、のいずれかを実行可能である。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB11Lまたは演出パターンAKB11Wである場合に、図10-40(A)に示す表示例04AKD301から図10-40(F)に示す表示例04AKD306または図10-40(H)に示す表示例04AKD308へと進行するリーチ演出を実行可能である。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB12Lまたは演出パターンAKB12Wである場合に、図10-41(A)に示す表示例04AKD311から図10-41(F)に示す表示例04AKD316または図10-41(H)に示す表示例04AKD318へと進行するリーチ演出を実行可能である。ボンバーステージでは、大当り示唆用のメーター表示が行われ、メーターの表示量が最終到達量となって爆弾が爆破した場合に、大当り組合せの演出図柄や小図柄が停止表示されることで、特図表示結果が「大当り」であることを遊技者が認識可能に報知できればよい。
図10-40(A)の表示例04AKD301は、ボンバーステージにおける可変表示の開始より前の可変表示停止を示している。図10-40(B)の表示例04AKD302は、スーパーリーチ用演出パターンAKB11L、AKB11Wのいずれかである場合に、可変表示の開始により演出図柄や小図柄が変動表示される可変表示開始を示している。図10-40(C)の表示例04AKD303は、演出図柄や小図柄の可変表示がリーチ態様となるリーチ成立を示している。この後、リーチ後予告演出となるカットイン演出が実行されてもよい。図10-40(D)の表示例04AKD304は、最終演出用の検出期間D02において、演出パターンAKB11Lまたは演出パターンAKB11Wに対応した演出表示により実行される促進演出を示している。表示例04AKD304の促進演出における演出表示は、「一撃!」のメッセージ表示MS04となる演出画像の表示と、メーター表示を含んだボタン表示CB01となる演出画像の表示と、を含んでいる。このように、メッセージ表示MS04とボタン表示CB01とを含んだ促進演出は、通常状態において実行される第1促進演出に含められ得る。
表示例04AKD304に続いて、図10-40(E)に示す検出例04AKD305のように、検出期間D02においてプッシュボタン31Bを用いた1回の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出を実行可能になる。この場合に、特図表示結果が「はずれ」と「大当り」とに対応して、異なる最終演出を実行可能である。例えば、演出パターンAKB11Lは、特図表示結果が「はずれ」である場合に決定可能であり、特図表示結果が「大当り」の場合に決定されない。演出パターンAKB11Wは、特図表示結果が「はずれ」の場合に決定されず、特図表示結果が「大当り」の場合に決定可能である。図10-40(F)の表示例04AKD306は、特図表示結果が「はずれ」の場合に、演出パターンAKB11Lに対応した演出表示により実行される最終演出を示している。この場合に、爆弾が鎮火されてメーターの表示量が最終到達量にならない演出表示が行われ、はずれ組合せの演出図柄や小図柄が停止表示される。これにより、特図表示結果が「はずれ」であることを遊技者が認識可能に報知できればよい。図10-40(G)の表示例04AKD307は、特図表示結果が「大当り」の場合に、演出パターンAKB11Wに対応した演出表示により実行される最終演出を示している。表示例04AKD307の最終演出における演出表示は、メーターの表示量が最終到達量になることを示す演出画像の表示と、爆弾が爆発する様子を示す演出画像の表示と、を含んでいる。図10-40(H)の表示例04AKD308は、表示例04AKD307の後に可変表示の終了となり演出図柄や小図柄が停止表示される可変表示終了を示している。表示例04AKD308の場合に、大当り組合せの演出図柄や小図柄が停止表示される。これにより、特図表示結果が「大当り」であることを遊技者が認識可能に報知できればよい。
図10-41(A)の表示例04AKD311は、表示例04AKD301と同様の可変表示停止を示している。図10-41(B)の表示例04AKD312は、スーパーリーチ用演出パターンAKB12L、AKB12Wのいずれかである場合に、可変表示の開始により演出図柄や小図柄が変動表示される可変表示開始を示している。図10-41(C)の表示例04AKD313は、演出図柄や小図柄の可変表示がリーチ態様となるリーチ成立を示している。この後、リーチ後予告演出となるカットイン演出が実行されてもよい。図10-41(D)の表示例04AKD314は、最終演出用の検出期間D02において、演出パターンAKB12Lまたは演出パターンAKB12Wに対応した演出表示により実行される促進演出を示している。表示例04AKD314の促進演出における演出表示は、「連打!」のメッセージ表示MS07となる演出画像の表示と、メーター表示を含んだボタン表示CB01となる演出画像の表示と、を含んでいる。このように、メッセージ表示MS07とボタン表示CB01とを含んだ促進演出は、通常状態において実行される第2促進演出に含められ得る。
図10-41(D)に示す表示例04AKD314の演出表示による第2促進演出は、メッセージ表示MS07を含む点において、図10-40(D)に示された表示例04AKD304の演出表示による第1促進演出と相違している。また、図10-41(D)に示す表示例04AKD314の演出表示による第2促進演出は、ボタン表示CB01を含む点において、図10-40(D)に示された表示例04AKD304の演出表示による第1促進演出と共通している。このように、第2促進演出は、第1促進演出と少なくとも一部の演出態様が異なるものであればよい。なお、第2促進演出は、第1促進演出と全部の演出態様が異なるものであってもよい。あるいは、第2促進演出は、第1促進演出と全部の演出態様が共通のものであってもよい。
表示例04AKD314に続いて、図10-41(E)に示す検出例04AKD315のように、検出期間D02においてプッシュボタン31Bを用いた複数回の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出を実行可能になる。この場合に、特図表示結果が「はずれ」と「大当り」とに対応して、異なる最終演出を実行可能である。例えば、演出パターンAKB12Lは、特図表示結果が「はずれ」である場合に決定可能であり、特図表示結果が「大当り」の場合に決定されない。演出パターンAKB12Wは、特図表示結果が「はずれ」の場合に決定されず、特図表示結果が「大当り」の場合に決定可能である。図10-41(F)の表示例04AKD316は、特図表示結果が「はずれ」の場合に、演出パターンAKB12Lに対応した演出表示により実行される最終演出を示している。この場合に、爆弾が鎮火されてメーターの表示量が最終到達量にならない演出表示が行われ、はずれ組合せの演出図柄や小図柄が停止表示される。これにより、特図表示結果が「はずれ」であることを遊技者が認識可能に報知できればよい。図10-41(G)の表示例04AKD317は、特図表示結果が「大当り」の場合に、演出パターンAKB12Wに対応した演出表示により実行される最終演出を示している。表示例04AKD317の最終演出における演出表示は、メーターの表示量が最終到達量になることを示す演出画像の表示と、爆弾が爆発する様子を示す演出画像の表示と、を含んでいる。図10-41(H)の表示例04AKD318は、表示例04AKD317の後に可変表示の終了となり演出図柄や小図柄が停止表示される可変表示終了を示している。表示例04AKD318の場合に、大当り組合せの演出図柄や小図柄が停止表示される。これにより、特図表示結果が「大当り」であることを遊技者が認識可能に報知できればよい。
図10-42および図10-43は、パトパトステージの場合に実行可能なスーパーリーチとなるリーチ演出における画像表示装置5の表示例などを示している。演出ステージがパトパトステージである場合に、スーパーリーチ用演出パターンを用いたリーチ演出として、演出パターンAKB31Lまたは演出パターンAKB31Wを用いたリーチ演出と、演出パターンAKB32Lまたは演出パターンAKB32Wを用いたリーチ演出と、のいずれかを実行可能である。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB31Wである場合に、図10-42(A)に示す表示例04AKD321から図10-42(F1)に示す表示例04AKD326および図10-42(F2)に示す演出例04AKD327へと進行するリーチ演出を実行可能である。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB32Wである場合に、図10-43(A)に示す表示例04AKD331から図10-43(F1)に示す表示例04AKD336および図10-43(F2)に示す演出例04AKD337へと進行するリーチ演出を実行可能である。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB31Lである場合に、図10-42(F1)に示す表示例04AKD326の演出表示などによる最終演出の前までは、演出パターンAKB31Wである場合と共通のリーチ演出を実行可能であればよい。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB32Lである場合に、図10-43(F1)に示す表示例04AKD336の演出表示などによる最終演出の前までは、演出パターンAKB32Wである場合と共通のリーチ演出を実行可能であればよい。
図10-42(A)の表示例04AKD321は、演出図柄や小図柄の可変表示がリーチ態様となるリーチ成立を示している。この後、リーチ後予告演出となるカットイン演出が実行されてもよい。図10-42(B)の表示例04AKD322は、パトパトステージにおけるリーチ演出に対応した発展演出を示している。図10-42(C)の表示例04AKD323は、演出パターンAKB31Wに対応した演出表示により促進演出の開始となる促進演出開始を示している。表示例04AKD323の促進演出における演出表示は、「ボタンを一撃でランプ点灯に期待!!」のメッセージ表示MS31となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB11となる演出画像の表示と、を含んでいる。このように、メッセージ表示MS31とボタン表示CB11とを含んだ促進演出は、時短状態において実行される第3促進演出に含められ得る。図10-42(D)の表示例04AKD324は、最終演出用の検出期間D02において、表示例04AKD323に続く演出表示により実行される促進演出が含まれるリーチ演出を示している。表示例04AKD324の促進演出における演出表示は、「あと5秒」など検出期間D02の残り時間を示すメッセージ表示MS13となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB13となる演出画像の表示と、を含んでいる。このように、メッセージ表示MS13とボタン表示CB13とを含んだ演出表示は、時短状態において実行される第3促進演出に含められ得る。
表示例04AKD324の後、図10-42(E)に示す検出例04AKD325のように、検出期間D02においてプッシュボタン31Bを用いた1回の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出を実行可能になる。図10-42(F1)の表示例04AKD326は、演出パターンAKB31Wに対応した演出表示により実行される最終演出を示している。この場合に、例えば各種キャラクタを示す演出表示や特定のメッセージ表示とともに、演出図柄の表示結果として大当り組合せの演出図柄が停止表示される。また、大当り組合せの小図柄が停止表示される。図10-42(F2)の演出例04AKD327は、表示例04AKD326の演出表示とともに実行可能な回転ランプ9Aの点灯による演出である回転ランプ点灯を示している。この回転ランプ点灯は、可変表示の表示結果が「大当り」である場合に対応して実行可能であり、可変表示の表示結果が「はずれ」である場合に対応して実行されないように、プロセステーブルを用いた制御が行われるように構成すればよい。これらの演出表示を含めた各種演出により、特図表示結果が「大当り」であることを遊技者が認識可能に報知できればよい。なお、特図表示結果が「はずれ」に対応してスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB31Lである場合に、演出表示により実行される最終演出が大当りではないことを認識可能な非特定態様となり、演出図柄や小図柄の表示結果としてはずれ組合せの演出図柄や小図柄が停止表示されることにより、特図表示結果が「はずれ」であることを遊技者が認識可能に報知できればよい。
図10-43(A)の表示例04AKD331は、演出図柄や小図柄の可変表示がリーチ態様となるリーチ成立を示している。この後、リーチ後予告演出となるカットイン演出が実行されてもよい。図10-43(B)の表示例04AKD332は、パトパトステージにおけるリーチ演出に対応した発展演出を示している。図10-43(C)の表示例04AKD333は、演出パターンAKB32Wに対応した演出表示により促進演出の開始となる促進演出開始を示している。表示例04AKD333の促進演出における演出表示は、「ボタンを連打でランプ点灯に期待!!」のメッセージ表示MS33となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB11となる演出画像の表示と、を含んでいる。このように、メッセージ表示MS33とボタン表示CB11とを含んだ促進演出は、時短状態において実行される第4促進演出に含められ得る。図10-43(D)の表示例04AKD334は、最終演出用の検出期間D02において、表示例04AKD333に続く演出表示により実行される促進演出が含まれるリーチ演出を示している。表示例04AKD334の促進演出における演出表示は、「あと5秒」など検出期間D02の残り時間を示すメッセージ表示MS13となる演出画像の表示と、「連打!」のメッセージ表示MS16となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB13となる演出画像の表示と、を含んでいる。このように、メッセージ表示MS13とボタン表示CB13とを含んだ演出表示は、時短状態において実行される第4促進演出に含められ得る。
図10-43(C)に示す表示例04AKD333の演出表示による第4促進演出は、メッセージ表示MS33を含む点において、図10-42(C)に示された表示例04AKD323の演出表示による第3促進演出と相違している。また、図10-43(C)に示す表示例04AKD333の演出表示による第4促進演出は、ボタン表示CB11を含む点において、図10-42(C)に示された表示例04AKD323の演出表示による第3促進演出と共通している。図10-43(D)に示す表示例04AKD324の演出表示による第4促進演出は、メッセージ表示MS16を含む点において、図10-42(D)に示された表示例04AKD324の演出表示による第3促進演出と相違している。また、図10-43(D)に示す表示例04AKD334の演出表示による第4促進演出は、メッセージ表示MS13やボタン表示CB13を含む点において、図10-42(D)に示された表示例04AKD324の演出表示による第3促進演出と共通している。このように、第4促進演出は、第3促進演出と少なくとも一部の演出態様が異なるものであればよい。なお、第4促進演出は、第3促進演出と全部の演出態様が異なるものであってもよい。あるいは、第4促進演出は、第3促進演出と全部の演出態様が共通のものであってもよい。
表示例04AKD334の後、図10-43(E)に示す検出例04AKD335のように、検出期間D02においてプッシュボタン31Bを用いた複数回の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出を実行可能になる。図10-43(F1)の表示例04AKD336は、演出パターンAKB32Wに対応した演出表示により実行される最終演出を示している。この場合に、例えば各種キャラクタを示す演出表示や特定のメッセージ表示とともに、演出図柄の表示結果として大当り組合せの演出図柄が停止表示される。また、大当り組合せの小図柄が停止表示される。図10-43(F2)の演出例04AKD337は、表示例04AKD336の演出表示とともに実行可能な回転ランプ9Aの点灯による演出である回転ランプ点灯を示している。この回転ランプ点灯は、可変表示の表示結果が「大当り」である場合に対応して実行可能であり、可変表示の表示結果が「はずれ」である場合に対応して実行されないように、プロセステーブルを用いた制御が行われるように構成すればよい。これらの演出表示を含めた各種演出により、特図表示結果が「大当り」であることを遊技者が認識可能に報知できればよい。なお、特図表示結果が「はずれ」に対応してスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB32Lである場合に、演出表示により実行される最終演出が大当りではないことを認識可能な非特定態様となり、演出図柄や小図柄の表示結果としてはずれ組合せの演出図柄や小図柄が停止表示されることにより、特図表示結果が「はずれ」であることを遊技者が認識可能に報知できればよい。
促進演出は、画像表示装置5の表示画面における演出表示に代えて、あるいは、画像表示装置5の表示画面における演出表示に加えて、スピーカ8L、8Rによる音声出力、遊技効果ランプ9や装飾用LEDによる点灯、演出用役物となる可動体32などの動作、振動モータ32Bによるプッシュボタン31Bの振動、振動モータ32Cによるレバーコントローラ31Cの振動、その他、任意の演出装置を用いた演出の全部または一部を含んでもよい。リーチ演出における最終演出や、その他に実行可能な任意の演出についても、画像表示装置5の表示画面における演出表示に代えて、あるいは、画像表示装置5の表示画面における演出表示に加えて、スピーカ8L、8Rによる音声出力、遊技効果ランプ9や装飾用LEDによる点灯、演出用役物となる可動体32などの動作、振動モータ32Bによるプッシュボタン31Bの振動、振動モータ32Cによるレバーコントローラ31Cの振動、その他、任意の演出装置を用いた演出の全部または一部を含んでもよい。
図10-44は、演出出力量設定処理として実行可能な処理の一例を示すフローチャートである。演出出力量設定処理は、図10-21に示された演出制御用のメイン処理S_MAINから呼出可能な処理に含まれ、ステップ04AKS12において実行可能である。演出制御用CPU120は、演出出力量設定処理を実行することにより、演出設定を変更可能にする。例えば、音量や光量といった演出出力量を変更可能であり、第1演出設定として音量を変更可能であり、第2演出設定として光量を変更可能であればよい。あるいは、第1演出設定として第1音量に変更可能であり、第2演出設定として第1音量とは大小が異なる第2音量に変更可能であってもよい。第1演出設定として第1光量に変更可能であり、第2演出設定として第1光量とは大小が異なる第2光量に変更可能であってもよい。その他、画像表示装置5による演出画像の表示について、表示輝度や表示回数、表示時間、これらの全部または一部が異なる第1演出設定と第2演出設定とに変更可能であってもよい。遊技効果ランプ9や装飾用LEDといった演出用の発光体について、発光量や発光回数、発光時間、これらの全部または一部が異なる第1演出設定と第2演出設定とに変更可能であってもよい。可動体32といった演出用の可動部材について、動作有無や動作回数、動作時間、その他に任意の動作量が異なる第1演出設定と第2演出設定とに変更可能であってもよい。これらの全部または一部を含めて、任意の演出装置を用いた演出態様が異なる第1演出設定と第2演出設定とに変更可能であってもよい。
演出出力量設定処理を実行した場合に、出力量変更受付中であるか否かを判定する(ステップ04AKS221)。例えば、ステップ04AKS223により出力量変更受付開始時制御が行われてから、ステップ04AKS225により出力量変更受付終了時制御が行われるまでの期間は、出力量変更受付期間となる。この出力量変更受付期間である場合に、出力量変更受付中であると判定すればよい。ステップ04AKS221において出力量変更受付中でない場合に(ステップ04AKS221;No)、出力量変更受付開始条件が成立したか否かを判定する(ステップ04AKS222)。例えば、スーパーリーチとなるリーチ演出が終了して大当り遊技状態に制御されない場合に、出力量変更受付開始条件が成立したと判定すればよい。また、大当り遊技状態の終了や時短はずれ図柄の導出表示や救済時短にもとづく時短状態の制御開始に対応して、出力量変更受付開始条件が成立したと判定すればよい。あるいは、パチンコ遊技機1において常に出力量変更受付期間となるように、出力量変更受付開始条件が成立可能であってもよい。ステップ04AKS222において出力量変更受付開始条件が成立しない場合に(ステップ04AKS222;No)、演出出力量設定処理を終了する。
ステップ04AKS222に対応して出力量変更受付開始条件が成立した場合に(ステップ04AKS222;Yes)、出力量変更受付開始時制御を行う(ステップ04AKS223)。例えば、パチンコ遊技機1における遊技が実行されていない非遊技状態である場合や、特定期間を除く遊技の実行中である場合に、音量設定ボタン31Eおよび光量設定ボタン31Fを用いた押下操作となる行為や動作を検出可能な検出期間として、演出設定変更用の検出期間が設定されるように制御すればよい。ここでの特定期間は、例えばスーパーリーチとなるリーチ演出が実行中である期間や、大当り遊技状態において演出設定の変更を制限する期間、救済時短に対応してカウントダウン演出が実行される期間、あるいは、これらの全部または一部を含む期間などであればよい。特定期間が設けられず、常に演出設定変更用の検出期間となるように制御してもよい。
ステップ04AKS221に対応して出力量変更受付中である場合に(ステップ04AKS221;Yes)、出力量変更受付終了条件が成立したか否かを判定する(ステップ04AKS224)。例えば、スーパーリーチとなるリーチ演出が開始される場合に、出力量変更受付終了条件が成立したと判定すればよい。また、大当り遊技状態が開始される場合にも、出力量変更受付終了条件が成立したと判定してもよい。さらに、救済時短に対応したカウントダウン演出が開始される場合に、出力量変更受付終了条件が成立したと判定してもよい。あるいは、常に演出設定変更用の検出期間が設定される場合に、出力量変更受付終了条件が成立しないように制限してもよい。ステップ04AKS224において出力量変更受付終了条件が成立した場合に(ステップ04AKS224;Yes)、出力量変更受付終了時制御を行い(ステップ04AKS225)、演出出力量設定処理を終了する。ステップ04AKS225において、例えば、音量設定ボタン31Eおよび光量設定ボタン31Fを用いた押下操作となる行為や動作の検出を無効化することで、演出設定変更用の検出期間を終了すればよい。
ステップ04AKS223の後や、ステップ04AKS224に対応して出力量変更受付終了条件が成立しない場合に(ステップ04AKS224;No)、出力量変更検出ありか否かを判定する(ステップ04AKS226)。例えば、音量設定ボタン31Eにおける+ボタンや-ボタンを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して、また、光量設定ボタン31Fにおける+ボタンや-ボタンを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して、出力量変更検出ありと判定すればよい。ステップ04AKS226において出力量変更検出なしの場合に(ステップ04AKS226;No)、演出出力量設定処理を終了する。
ステップ04AKS226に対応して出力量変更検出ありの場合に(ステップ04AKS226;Yes)、出力量変更制御を行い(ステップ04AKS227)、演出出力量設定処理を終了する。ステップ04AKS227の出力量変更制御は、音量変更制御と、光量変更制御と、を含んでいればよい。音量変更制御は、音量設定ボタン31Eにおける+ボタンまたは-ボタンを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して、音量を増加または減少させる制御であればよい。例えば、音量設定ボタン31Eにおける+ボタンを用いた押下操作の場合に、音量設定が最大音量でなければ、音量を1段階増加させるように演出設定を変更する制御が行われる。また、音量設定ボタン31Eにおける-ボタンを用いた押下操作の場合に、音量設定が最小音量でなければ、音量を1段階減少させるように演出設定を変更する制御が行われる。光量設定ボタン31Fにおける+ボタンを用いた押下操作の場合に、光量設定が最大光量でなければ、光量を1段階増加させるように演出設定を変更する制御が行われる。また、光量設定ボタン31Fにおける-ボタンを用いた押下操作の場合に、光量設定が最小光量でなければ、光量を1段階減少させるように演出設定を変更する制御が行われる。このような音量や光量について演出設定を変更することにより、時短制御がなく低ベース制御が行われる通常状態と時短制御があり高ベース制御が行われる時短状態や確変状態とに対応して、第1演出設定や第2演出設定を変更可能となる。
図10-45および図10-46は、演出設定の変更として、音量や光量といった演出出力量を変更する場合の表示例などを示している。このうち、図10-45は、時短制御がなく低ベース制御が行われる通常状態といった、時短制御なし時に対応して音量や光量を変更する場合が示されている。図10-46は、時短制御があり高ベース制御が行われる時短状態や確変状態といった、時短制御あり時に対応して音量や光量を変更する場合が示されている。
図10-45(A1)の表示例04AKD401は、時短制御なし時に音量設定の変更を受け付けた場合である音量設定変更受付を示している。この場合に、図10-45(B1)に示すような音量設定ボタン31Eにおける-ボタンを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して、音量設定を変更する制御が行われる。このような検出に対応して、例えば、変更前の音量「3」を変更後の音量「2」に1段階減少させる制御が行われる。表示例04AKD401の演出表示は、演出ステージがシャッターステージの場合に演出図柄や小図柄の可変表示を実行中であるとともに、音量設定変更表示PA01となる報知画像の表示を含んでいる。表示例04AKD401の音量設定表示PA01は、図10-44に示された演出出力量設定処理のステップ04AKS226による出力量変更検出ありの判定結果に対応して、ステップ04AKS227の出力量変更制御により表示可能であればよい。表示例04AKD401の場合に、音量設定表示PA01として、変更後の音量「2」を遊技者が認識可能に示す報知画像が表示される。このように、通常状態において音量設定ボタン31Eを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して、第1演出設定に含まれる音量を変更可能であればよい。
図10-45(A2)の表示例04AKD402は、時短制御なし時に光量設定の変更を受け付けた場合である光量設定変更受付を示している。この場合に、図10-45(B2)に示すような光量設定ボタン31Fにおける-ボタンを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して、光量設定を変更する制御が行われる。このような検出に対応して、例えば、変更前の光量「3」を変更後の光量「2」に1段階減少させる制御が行われる。表示例04AKD402の演出表示は、演出ステージがシャッターステージの場合に演出図柄や小図柄の可変表示を実行中であるとともに、光量設定変更表示PA02となる報知画像の表示を含んでいる。表示例04AKD402の光量設定表示PA02は、図10-44に示された演出出力量設定処理のステップ04AKS226による出力量変更検出ありの判定結果に対応して、ステップ04AKS227の出力量変更制御により表示可能であればよい。表示例04AKS402の場合に、光量設定表示PA02として、変更後の光量「2」を遊技者が認識可能に示す報知画像が表示される。このように、通常状態において光量設定ボタン31Fを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して、第2演出設定に含まれる光量を変更可能であればよい。
図10-46(A1)の表示例04AKD411は、時短制御あり時に音量設定の変更を受け付けた場合である音量設定変更受付を示している。この場合に、図10-46(B1)に示すような音量設定ボタン31Eにおける-ボタンを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して、音量設定を変更する制御が行われる。このような検出に対応して、例えば、変更前の音量「3」を変更後の音量「2」に1段階減少させる制御が行われる。表示例04AKD411の演出表示は、演出ステージがルーレットステージの場合に演出図柄や小図柄の可変表示を実行中であるとともに、音量設定変更表示PA01となる報知画像の表示を含んでいる。表示例04AKD411の音量設定表示PA01は、図10-45(A1)に示された表示例04AKD401と同様に、図10-44に示された演出出力量設定処理のステップ04AKS226による出力量変更検出ありの判定結果に対応して、ステップ04AKS227の出力量変更制御により表示可能であればよい。表示例04AKD411の場合に、音量設定表示PA01として、変更後の音量「2」を遊技者が認識可能に示す報知画像が表示される。このように、特別状態となる時短状態において音量設定ボタン31Eを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して、第1演出設定に含まれる音量を変更可能であればよい。
図10-46(A2)の表示例04AKD412は、時短制御あり時に光量設定の変更を受け付けた場合である光量設定変更受付を示している。この場合に、図10-46(B2)に示すような光量設定ボタン31Fにおける-ボタンを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して、光量設定を変更する制御が行われる。このような検出に対応して、例えば、変更前の光量「3」を変更後の光量「2」に1段階減少させる制御が行われる。表示例04AKD412の演出表示は、演出ステージがルーレットステージの場合に演出図柄や小図柄の可変表示を実行中であるとともに、光量設定変更表示PA02となる報知画像の表示を含んでいる。表示例04AKD412の光量設定表示PA02は、図10-45(A2)に示された表示例04AKD402と同様に、図10-44に示された演出出力量設定処理のステップ04AKS226による出力量変更検出ありの判定結果に対応して、ステップ04AKS227の出力量変更制御により表示可能であればよい。表示例04AKS412の場合に、光量設定表示PA02として、変更後の光量「2」を遊技者が認識可能に示す報知画像が表示される。このように、特別状態となる時短状態において光量設定ボタン31Fを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して、第2演出設定に含まれる光量を変更可能であればよい。
図10-47は、演出メニュー制御処理として実行可能な処理の一例を示すフローチャートである。演出メニュー制御処理は、図10-21に示された演出制御用のメイン処理S_MAINから呼出可能な処理に含まれ、ステップ04AKS13において実行可能である。演出制御用CPU120は、演出メニュー制御処理を実行することにより、複数種類の演出状態となる複数の演出ステージを切替可能な場合と、遊技媒体として遊技球に関する計数処理を実行可能な場合と、を含む。例えば、複数の演出ステージは、図10-39に示された演出ステージ制御処理が実行された場合と同様に、時短制御がない通常状態に対応するシャッターステージとボンバーステージと、時短制御がある特別状態として時短状態などに対応するルーレットステージとパトパトステージと、に切替可能であればよい。
演出メニュー制御処理を実行した場合に、メニュー表示中であるか否かを判定する(ステップ04AKS241)。例えば、ステップ04AKS243によりメニュー表示開始時制御が行われてから、ステップ04AKS245によりメニュー表示終了時制御が行われるまでの期間は、メニュー表示期間となる。このメニュー表示期間である場合に、メニュー表示中であると判定すればよい。ステップ04AKS241においてメニュー表示中でない場合に(ステップ04AKS241;No)、メニュー表示開始条件が成立したか否かを判定する(ステップ04AKS242)。例えば、客待ちデモ表示中に、プッシュボタン31Bを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して、メニュー表示開始条件が成立したと判定すればよい。可変表示の終了後に大当り遊技状態が開始されず、次回の可変表示も開始されずにデモンストレーション表示が行われる期間は、客待ちデモ表示中となる。大当り遊技状態の終了後に新たな可変表示が開始されずにデモンストレーション表示が行われる場合も、客待ちデモ表示中となる。ステップ04AKS242においてメニュー表示開始条件が成立しない場合に(ステップ04AKS242;No)、演出メニュー制御処理を終了する。
ステップ04AKS242に対応してメニュー表示開始条件が成立した場合に(ステップ04AKS242;Yes)、メニュー表示開始時制御を行う(ステップ04AKS243)。例えば、画像表示装置5による演出表示を更新することで、メニュー表示が開始されるように制御すればよい。メニュー表示は、メインメニューとなる画像表示と、サブメニューとなる画像表示と、を含んでいてもよい。メインメニューとなる画像表示は、サブメニューを表示可能にする複数の表示項目を含んでいてもよい。サブメニューとなる画像表示は、メインメニューにおける表示項目の選択に対応して、各種指示に対応する複数の表示項目を含んでいてもよい。サブメニューにおける表示項目の選択に対応して、演出ステージの切替や計数処理の実行など、各種指示に対応する制御や処理を実行可能であればよい。
ステップ04AKS241に対応して、メニュー表示中である場合に(ステップ04AKS241;Yes)、メニュー表示終了条件が成立したか否かを判定する(ステップ04AKS244)。例えば、メニュー表示中に可変表示の実行が開始された場合に、メニュー表示終了条件が成立したと判定すればよい。また、メニュー表示の終了を指示する表示項目が選択された場合に、メニュー表示終了条件が成立したと判定してもよい。ステップ04AKS244においてメニュー表示終了条件が成立した場合に(ステップ04AKS244;Yes)、メニュー表示終了時制御を行い(ステップ04AKS245)、演出メニュー制御処理を終了する。ステップ04AKS245において、例えば、画像表示装置5による演出表示を更新することで、メニュー表示が終了するように制御すればよい。
ステップ04AKS243の後や、ステップ04AKS244に対応してメニュー表示終了条件が成立しない場合に(ステップ04AKS244;No)、項目選択検出ありか否かを判定する(ステップ04AKS246)。例えば、メインメニューやサブメニューの表示中に、プッシュボタン31Bを用いた押下操作となる行為や検出に対応して、項目選択検出ありと判定すればよい。ステップ04AKS246において項目選択検出なしの場合に(ステップ04AKS246;No)、演出メニュー制御処理を終了する。
ステップ04AKS246に対応して項目選択検出ありの場合に(ステップ04AKS246;Yes)、選択検出時制御を行い(ステップ04AKS247)、演出メニュー制御処理を終了する。ステップ04AKS247の選択検出時制御は、メインメニューとなる画像表示をサブメニューとなる画像表示に切り替える制御が含まれてもよい。また、ステップ04AKS247の選択検出時制御は、サブメニューにおける表示項目の選択に対応して、演出ステージの切替や計数処理を実行するための制御が含まれてもよい。例えば、演出ステージの切替である場合に、切替後の演出ステージを示すステージ切替情報を生成することで、図10-39に示された演出ステージ制御処理のステップ04AKS206においてステージ変更検出ありと判定可能になる設定が行われてもよい。
図10-48は、メニュー表示となる画像表示が実行される画像表示装置5の表示例を示している。図10-48(A)の表示例04AKD101は、可変表示が実行されていない非遊技状態に対応して、演出図柄が停止表示された可変表示停止を示している。この場合に、演出制御用CPU120は、主基板11からの客待ちデモ指定コマンドを受信したことにもとづいて、客待ちデモ表示を含む客待ちデモ演出を実行可能である。図10-48(B)の表示例04AKD102は、客待ちデモ表示を含む客待ちデモ演出が開始された場合のデモ演出開始を示している。表示例04AKD102の客待ちデモ演出における演出表示は、特定のキャラクタ表示となる演出画像の表示や、ボタン表示となる演出画像の表示、「ボタン操作でメニュー画面を表示できます」のメッセージ表示となる演出画像の表示などを含んでいる。このとき、プッシュボタン31Bを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して、メニュー表示を開始する制御が行われる。
図10-48(C)の表示例04AKD103は、メニュー表示を開始した場合の画像表示装置5におけるメニュー画面を示している。表示例04AKD103のメニュー画面は、図10-47に示された演出メニュー制御処理のステップ04AKS242によるメニュー表示開始条件成立の判定結果に対応して、ステップ04AKS243のメニュー表示開始時制御により表示可能であればよい。このメニュー画面は、メインメニューとなる画像表示として、演出ステージ設定に対応する表示項目と、オート連打機能に対応する表示項目と、遊技説明に対応する表示項目と、玉数管理に対応する表示項目と、終了に対応する表示項目と、を含んでいる。この場合に、方向選択キー31Dを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して、選択対象とする表示項目を変更可能であればよい。また、プッシュボタン31Bを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して、図10-47に示された演出メニュー制御処理のステップ04AKS246による項目選択検出ありと判定可能であればよい。
図10-48(D)の表示例04AKD104は、表示例04AKD103のメニュー画面において演出ステージ設定に対応する表示項目が選択された場合のサブメニューとなる画像表示を示している。表示例04AKD104のサブメニューとなる画像表示は、時短制御がなく低ベース制御が行われる通常状態などの場合に、シャッターステージに対応する表示項目と、ボンバーステージに対応する表示項目と、戻るに対応する表示項目と、を含んでいる。この場合に、方向選択キー31Dを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して、選択対象とする表示項目を変更可能であればよい。また、プッシュボタン31Bを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して、図10-47に示された演出メニュー制御処理のステップ04AKS246による項目選択検出ありと判定可能であればよい。これにより、時短制御がなく低ベース制御が行われる通常状態に対応した複数種類の演出状態として、シャッターステージまたはボンバーステージのいずれかに切替可能であればよい。なお、演出ステージ設定に対応する表示項目が選択された場合のサブメニューとなる画像表示は、時短制御があり高ベース制御が行われる時短状態や確変状態の場合に、ルーレットステージに対応する表示項目と、パトパトステージに対応する表示項目と、戻るに対応する表示項目と、を含んでもよい。この場合も、方向選択キー31Dを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して、選択対象とする表示項目を変更可能であり、プッシュボタン31Bを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して、図10-47に示された演出メニュー制御処理のステップ04AKS246による項目選択検出ありと判定可能であればよい。これにより、時短制御があり高ベース制御が行われる時短状態などの特別状態に対応した複数種類の演出状態として、ルーレットステージまたはパトパトステージのいずれかに切替可能であればよい。複数種類の演出状態となる複数の演出ステージは、表示例04AKD104のようなメニュー表示における表示項目の選択により切替可能であってもよいし、例えば特定期間を除く遊技の実行中である場合に、方向選択キー31Dを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して切替可能であってもよい。
図10-48(E)の表示例04AKD105は、表示例04AKD103のメニュー画面においてオート連打機能に対応する表示項目が選択された場合のサブメニューとなる画像表示を示している。オート連打機能は、例えばプッシュボタン31Bを用いた複数回の押下操作となる行為や動作が検出される場合に、プッシュボタン31を用いた押下操作となる行為や動作が1秒間以上といった特定期間にわたり継続して検出されたことに対応して、複数回の押下操作となる行為や動作の検出と同様の処理や制御を実行させる機能であればよい。表示例04AKD105のサブメニューとなる画像表示は、オート連打機能を切り替える場合に対応して、オート連打機能を作動させるONに対応する表示項目と、オート連打機能を作動させないOFFに対応する表示項目と、戻るに対応する表示項目と、を含んでいる。この場合に、方向選択キー31Dを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して、選択対象とする表示項目を変更可能であればよい。また、プッシュボタン31Bを用いた押下操作となる行為や動作の検出に対応して、図10-47に示された演出メニュー制御処理のステップ04AKS246による項目選択検出ありと判定可能であればよい。
図10-49は、カードユニット300の内部構成などを示している。カードユニット300は、前面部に設けられた表示器312、再プレイボタン319、貸出ボタン321、返却ボタン322、持玉払出ボタン324などの他に、カードユニット制御用マイクロコンピュータ323と、セキュリティ基板325と、外部通信端子326と、表示制御部350と、を備えている。カードユニット制御用マイクロコンピュータ323は、パチンコ遊技機1が備える他のマイクロコンピュータと同様の構成として、ROM、RAM、CPU、I/Oなどを備えて構成可能であり、CU制御部としての機能を有している。
セキュリティ基板325は、パチンコ遊技機1の遊技点制御基板18Aとの間でセキュリティを確保しながら通信可能にする。カードユニット300はパチンコ遊技機1との接続部が設けられ、パチンコ遊技機1はカードユニット300との接続部が設けられ、例えばPIF配線を用いて、パチンコ遊技機1とカードユニット300とが通信可能に接続される。これらの接続部は、コネクタなどを用いて構成可能である。セキュリティ基板325は、通信制御ユニット325Aと、セキュリティチップ325Bと、が設けられている。通信制御ユニット325Aは、セキュリティ基板325と遊技点制御基板18Aとの通信を制御可能である。セキュリティチップ325Bは、パチンコ遊技機1のセキュリティを監視するための処理を実行可能であり、不正検知部が含まれてもよい。この不正検知部は、カードユニット制御用マイクロコンピュータ323からパチンコ遊技機1に通知される遊技玉数の加算要求情報を監視することにより不正を検知可能であり、不正検知用の設定値が管理装置から基板制御情報として通知され、不正検知時に管理装置への通知を行う。通信制御ユニット325Aおよびセキュリティチップ325Bは、他のマイクロコンピュータと同様の構成として、ROM、RAM、CPU、I/Oなどを備えて構成可能であればよい。カードユニット制御用マイクロコンピュータ323のRAMとともに、通信制御ユニット325Aやセキュリティチップ325Bに設けられたRAMは、電断時にもその記憶データが消去されないバックアップRAMで構成されていればよい。なお、EEPROMで構成してもよい。
外部通信端子326は、外部装置となる管理装置との間で通信可能にする。管理装置は、例えばホール用管理コンピュータやセキュリティ上の管理を行うホールサーバ、鍵管理サーバ、これらの全部または一部を含んで構成可能であればよい。表示制御部350は、カードユニット制御用マイクロコンピュータ323から出力されたデータを表示用データに変換し、表示器312に出力可能である。カードユニット制御用マイクロコンピュータ323から表示制御部350に出力されるデータは、プリペイド残高や遊技玉数、その他の表示器312による表示に関する情報を含むものであればよい。表示器312の表示画面を構成するタッチディスプレイの接触操作となる行為や動作の検出に対応して、検出信号が表示制御部350を介してカードユニット制御用マイクロコンピュータ323に入力される。再プレイボタン319、貸出ボタン321、返却ボタン322、持玉払出ボタン324の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、それぞれの検出信号がカードユニット制御用マイクロコンピュータ323に入力される。
図10-50は、パチンコ遊技機1とカードユニット300とで、遊技玉数に関して記憶されている各種データおよび送受信態様を示している。以下では、パチンコ遊技機1およびカードユニット300のうち、パチンコ遊技機1の側をP台側ともいい、カードユニット300の側をCU側ともいう。遊技玉数の変動は、P台側において算出され、現在における最新の遊技玉数がP台側で記憶されるように管理している。CU側でも現在の遊技玉数を算出し記憶しているが、その遊技玉数はP台側から送信された情報にもとづいたものである。プリペイド残高、持玉数、貯玉数は、CU側において記憶可能であり、P台側が取得可能となるように管理される。このように、カードの記録情報や遊技玉数などのデータは、パチンコ遊技機1とカードユニット300とが協働する処理の実行により、取得、更新、記憶などを含めて管理可能であればよい。
図10-50において、CU側のデータはカードユニット制御用マイクロコンピュータ323のRAMに記憶され、P台側のデータは遊技点制御用マイクロコンピュータ180のRAMに記憶される。パチンコ遊技機1とカードユニット300とが遊技場に設置されて初めて電気的に接続された状態で電源を立上げたときに、P台側の遊技点制御用マイクロコンピュータ180は、主基板11から取得したメインチップIDとなる主制御チップIDを、CU側に送信するとともに、遊技点制御基板18Aにおいて記憶している遊技点チップIDとなる遊技点制御チップIDをCU側に送信する。CU側では、送信されてきたメインチップIDと遊技点チップIDとを記憶する。次に、CU側とP台側とが接続されて通信が開始された時刻である接続時刻のデータがCU側からP台側に送信され、P台側では送信されてきた接続時刻を記憶する。これにより、メインチップID、遊技点チップIDおよびCU側で識別された接続時刻に対応して、3つの情報がCU側とP台側とに記憶される。以降の電源投入時には、P台側からCU側にそれら3つの情報、すなわち、メインチップIDと遊技点チップIDと前回の接続時刻を示すデータとが送信される。CU側では、それら送信されてきたデータと既に記憶しているデータとを照合し、前回と同じパチンコ遊技機1が接続されているか否かを判定する。なお、接続時刻を示すデータは、電源が立上げられるごとに、CU側とP台側との通信開始に対応した新たな接続時刻を示すデータが、CU側からP台側に送信されて、その新たな接続時刻をデータがP台側において記憶される。
CU側とP台側とにおいて、コマンドおよびレスポンスの送信が行なわれるごとに、通番が1ずつ加算更新され、その通番がCU側とP台側とにおいて記憶される。この通番は、CU側とP台側との間でのデータの送受信が行なわれるごとに番号が更新され、通信が適正に行なわれているか否かを確認するための通信番号である。その更新される通信番号の最後に更新された番号は、最終通番となる。カードユニット300は、コマンドでP台側へ送信した通番をバックアップ記憶し、次にP台側からの通番を受信すると、バックアップ記憶している通番を、その受信した通番に書換えて記憶する。そして、次のコマンドを送信するときに、バックアップ記憶している通番を1加算更新してP台側に送信し、その送信済みの通番をバックアップ記憶する。カードユニットは、このような処理を繰返し実行する。パチンコ遊技機1でも同様に、コマンドでCU側から受信した通番をバックアップ記憶し、次にP台側からCU側へレスポンスを送信するときに、バックアップ記憶している通番を1加算更新して送信し、その送信済みの通番をバックアップ記憶する。そして、次のレスポンスを受信したときに、バックアップ記憶している通番を、その受信した通番に書換えて記憶する。パチンコ遊技機1は、このような処理を繰返し実行する。例えば、CU側からP台側に対して、あるコマンドを送信するとともに通番nを送信し、P台側では送信されてきた通番nを記憶する。そして、レスポンスをP台側からCU側に返信するときに、記憶している通番nに1加算した通番n+1も合わせて送信する。CU側では返信されてきた通番n+1が既に記憶していた通番nより1加算されているためにデータの交信が正常に行なわれたと判断し、次にコマンドを送るときには+1した通番n+2を、P台側に送る。ただし、コマンドやレスポンスの再送時には通番をカウントアップしない。CU側やP台側は、前回受信した通番と同じ通番のコマンドやレスポンスを受信した場合に、通信不良が発生して再送したと判定可能である。
P台側からCU側へは、最新遊技台情報が送信される。この最新遊技台情報は、カウント中の遊技台情報であり、P台側の最新遊技台情報記憶領域に記憶されている。P台側の最新遊技台情報記憶領域は、例えば遊技点制御用マイクロコンピュータ180のRAMに設けられていればよい。最新遊技台情報は、加算玉数カウンタの情報と、減算玉数カウンタの情報と、計数玉数カウンタの情報と、が含まれる。なお、遊技玉数は、最新遊技台情報に含まれず、遊技玉数カウンタのカウント値としてP台側からCU側に送信される。最新遊技台情報に含まれるカウンタの情報は、まとめてレスポンスとしてCU側へ送信される。加算玉数カウンタは、加算玉数をカウントするカウンタである。加算玉数は、「賞球玉数×入賞個数」と「バック玉数」との和である。バック玉はファール玉であり、玉数更新用センサ31Iのファール玉センサにより検出された遊技球に対応する。加算玉数は、加算玉カウンタの値に対応して遊技玉数に加算すべき数を示す。減算玉数カウンタは、減算玉数をカウントするカウンタである。減算玉数は、「発射玉数」であり、玉数更新用センサ31Iの発射玉センサにより検出された遊技球の個数に対応する。なお、減算玉数には、計数玉数が含まれない。計数玉数カウンタは、計数玉数をカウントするカウンタである。計数玉数は、計数処理によって遊技玉数から持玉数に変換された玉数である。バック玉が発生した場合に、そのバック玉を打球発射位置に還元して打球発射位置への玉送りを停止させた状態で打球発射動作を行い、バック玉を全て遊技領域に発射させるようにすることで、バック玉が発生しても加算玉数としてカウントしないように制御してもよい。この場合に、加算玉数は、「賞球玉数×入賞個数」となる。例えば、遊技領域を流下した遊技球が入賞口に入賞した場合に、主基板11から遊技点制御基板18Aに入賞情報が送信される。その入賞情報にもとづいて加算玉数を加算玉数カウンタがカウントし、その加算玉数カウンタの値に対応した加算玉数を、P台側からCU側に送信する。遊技球が遊技領域に向けて発射された場合に、発射玉センサからの検出信号にもとづいて減算玉数カウンタが発射玉数を減算玉数としてカウントし、その減算玉数カウンタの値に対応した減算玉数を、P台側からCU側に送信する。遊技点制御用マイクロコンピュータ180のCPUは、計数ボタン31Hの押下操作となる行為や動作の検出に対応して、遊技玉数の全部または一部を計数玉数としてカウントし、その計数玉数カウンタの値に対応した計数玉数を、P台側からCU側に送信する。
P台側において、加算玉数カウンタ、減算玉数カウンタ、および計数玉数カウンタの値をCU側へ送信するごとに、それらのカウント値を前回遊技台情報記憶領域にバックアップデータとして記憶する。前回遊技台情報記憶領域は、例えば遊技点制御用マイクロコンピュータ180のRAMに設けられていればよい。その後、最新遊技台情報としての加算玉数カウンタ、減算玉数カウンタ、および計数玉数カウンタの値を、クリアして0とする。ただし、遊技玉数カウンタはクリアしない。ここでの「クリア」は「初期化」と同じ意味である。これにより、直近でCU側に送信した遊技台情報として、加算玉数、減算玉数、および計数玉数のデータは、前回遊技台情報の記憶エリアである前回遊技台情報記憶領域に、バックアップデータとして記憶される。このバックアップデータは、P台側からCU側に最新遊技台情報が送信されなかった場合に、次の送信に際して、今回の各カウンタの値ばかりでなく、その送信されなかった前回の各カウンタの値をも、送信可能にするためのものである。
パチンコ遊技機1の遊技点制御基板18Aにおいて、例えば遊技点制御用マイクロコンピュータ180のCPUは、入賞の発生、遊技玉の発射、バック玉の発生、計数玉の発生となる遊技玉から持玉への変換などに応じて、遊技玉数カウンタの値を更新し、その更新後の遊技玉数カウンタの値を、遊技玉数としてCU側に送信する。CU側においては、累計データ記憶領域に、遊技玉数、カード持玉数、貯玉数、残高、総加算玉数(加算玉数累計)、総減算玉数(減算玉数累計)、およびカード挿入時持玉数が記憶される。累計データ記憶領域は、例えばカードユニット制御用マイクロコンピュータ323のRAMに設けられる。カード持玉数は、現時点で遊技者が所有している持玉数である。例えば、カード挿入時持玉数から持玉払出数を減算し、計数玉数を加算した玉数が、カード持玉数となる。持玉払出数は、カード持玉数から遊技玉数に変換した玉数である。カードユニット制御用マイクロコンピュータ323のCPUは、P台側から送信されてきた加算玉数カウンタの値に対応した加算玉数にもとづいて、総加算玉数を加算するように更新する。また、カードユニット制御用マイクロコンピュータ323のCPUは、P台側から送信されてきた減算玉数カウンタの値に対応した減算玉数にもとづいて、総減算玉数を減算するように更新する。さらに、カードユニット制御用マイクロコンピュータ323のCPUは、P台側から送信されてきた計数玉数カウンタの値に対応した計数玉数にもとづいて、カード持玉数を加算するように更新する。このように、CU側において、P台側より逐一送信されてくる最新遊技台情報によって総加算玉数、総減算玉数、カード持玉数を更新することで、最新のそれらの情報を管理することが可能となる。
CU側において、遊技玉数を記憶する領域を備えているとともに、P台側から遊技玉数カウンタの値も受信している。P台側から受信する遊技玉数カウンタの値は、遊技玉数または遊技玉トータル個数情報ともいう。CU側は遊技玉数を記憶する領域の更新を以下の手順で行う。すなわち、CU側は、P台側から送信されてきた加算玉数カウンタの値に対応した加算玉数、減算玉数カウンタの値に対応した減算玉数、および計数玉数カウンタの値にもとづいて、記憶している遊技玉数を更新するとともに、同じタイミングでP台側から送信されてきた遊技玉数カウンタの値と、更新後の遊技玉数とが一致しているか否かを判定する。このとき一致していれば、遊技の続行を許容するが、一致していなければ、エラー状態に移行する制御を行う。これにより、異常報知ランプや表示器312によりエラー報知が行なわれ、あるいは、ホール用管理コンピュータやホールサーバにエラーが発生した旨のエラー通知信号が送信される。ホール用管理コンピュータやホールサーバは、エラー通知信号の受信に対応したエラー報知を行うようにしてもよい。したがって、遊技場の係員による人為的な対応を促す所定の報知が可能になる。なお、遊技玉数が一致しない場合に、CU側で記憶している遊技玉数をP台側から送信されてきた遊技玉数カウンタの値と置き換えるようにしてもよい。あるいは、CU側で管理している遊技玉数とP台側で記憶している遊技玉数との平均値に補正してもよい。このように、CU側にも遊技玉数を記憶させ、その遊技玉数がP台側で管理し記憶している遊技玉数と整合するか否かの判定を行うようにしている。これは、CU側の機能として実現される。仮に、不正行為その他の事情で、P台側で記憶している遊技玉数がCU側で記憶している遊技玉数と一致しない状況が発生しても、その旨をチェックできる。なお、CU側と接続されるホールサーバまたはホール用管理コンピュータによって、CU側で記憶している遊技玉数とP台側で記憶している遊技玉数とを受信し、両者が整合しているか否かの判定を行うものとしてもよい。
CU側において、カード持玉数、貯玉数を記憶する記憶領域と、カード入出口309に挿入されて受け付けたカードのプリペイド残高であるカード残高を記憶する記憶領域と、総加算玉数(加算玉数累計)、総減算玉数(減算玉数累計)およびカード挿入時持玉を記憶する記憶領域と、をさらに備えている。カードユニット制御用マイクロコンピュータ323のCPUは、貯玉の使用を要求する入力に応じて貯玉数を記憶する記憶領域から所定の貯玉数を減算する。貯玉の使用を要求する入力は、例えばカードユニット300に設けられた再プレイボタン319の押下操作となる行為や動作の検出であればよい。また、カードユニット制御用マイクロコンピュータ323のCPUは、持玉の使用を要求する入力に応じて持玉数を記憶する記憶領域から所定の持玉数を減算する。持玉の使用を要求する入力は、例えばカードユニット300に設けられた持玉払出ボタン324の押下操作となる行為や動作の検出であればよい。さらに、カードユニット制御用マイクロコンピュータ323のCPUは、カード残高となるプリペイド残高の使用を要求する入力に応じてカード残高を記憶する記憶領域から所定値を減算する。プリペイド残高の使用を要求する入力は、例えばパチンコ遊技機1の情報表示設定パネル40に設けられた玉貸ボタン31Gの押下操作となる行為や動作の検出、あるいは、カードユニット300に設けられた玉貸ボタン321の押下操作となる行為や動作の検出などであればよい。例えば、プリペイド残高、持玉数、貯玉数など、遊技者が保有する遊技価値から引き落として遊技に使用する指示が入力された場合に、その引落し分に対応して遊技玉数カウンタの値を加算するための加算玉数が、CU側からP台側に送信される。P台側では、それを受けて、遊技玉数カウンタを加算更新する。
図10-51は、パチンコ遊技機1とカードユニット300との間で送受信されるコマンドおよびレスポンスの説明図であり、送信方向および送信されるデータがコマンドかレスポンスかの別と、送信情報の名称および概略と、が示されている。例えば、CU側からP台側に対してリカバリ要求という名称のコマンドが送信される。このリカバリ要求のコマンドは、P台側に対してリカバリ情報を要求するものである。P台側からCU側に対してリカバリ応答という名称のレスポンスが送信される。このリカバリ応答のレスポンスは、CU側に対してリカバリ情報を通知するものである。
CU側からP台側に対してリカバリ詳細要求という名称のコマンドが送信される。このリカバリ詳細要求のコマンドは、P台側に対してリカバリ詳細情報を要求するものである。P台側からCU側に対してリカバリ詳細応答という名称のレスポンスが送信される。このリカバリ詳細応答のレスポンスは、CU側に対してリカバリ詳細情報を通知するものである。これらリカバリ詳細要求とリカバリ詳細応答とは、リカバリ処理を実行するときにしか送受信されない。リカバリ処理は、CU側やP台側に電断が発生して通信回線断が検知されたときに実行する必要が生じる。遊技場の営業開始時に電源を立ち上げたときにもリカバリ処理を実行してもよいし、営業開始時に電源を立ち上げ時には実行せずCU側やP台側に電断が発生して通信回線断が検知されたときに実行するように制御してもよい。
CU側からP台側に対して通信開始要求のコマンドが送信される。この通信開始要求のコマンドは、P台側に対して通信開始を要求するものである。P台側からCU側に対して通信開始応答のレスポンスが送信される。この通信開始応答のレスポンスは、CU側に対して通信開始を応答するものである。また、CU側からP台側に対して通信終了要求のコマンドが送信される。この通信終了要求のコマンドは、P台側に対して通信終了を要求するものである。P台側からCU側に対して通信終了応答のレスポンスが送信される。この通信終了応答のレスポンスは、CU側に対して通信終了を応答するものである。
CU側からP台側に対して状態情報要求のコマンドが送信される。この状態情報要求のコマンドは、P台側に対してCU側の状態を要求するものである。CU側はこのコマンドを使用して、P台側の状態を定期的に確認する。また、状態情報要求のコマンドには、CU側からP台側へ向かう加算玉数が含まれている。P台側からCU側に対して状態情報応答のレスポンスが送信される。この状態情報応答のレスポンスは、CU側に対してP台側の情報や状態を通知するものである。情報応答のレスポンスには、最新遊技台情報や遊技玉数が含まれている。
CU側からP台側に対してカード挿入通知のコマンドが送信される。このカード挿入通知のコマンドは、P台側に対してカード挿入を通知するものである。P台側からCU側に対してカード挿入応答のレスポンスが送信される。このカード挿入応答のレスポンスは、CU側に対してカード挿入を応答するものである。また、CU側からP台側に対してカード返却通知のコマンドが送信される。このカード返却通知のコマンドは、P台側に対してカード返却を通知するものである。P台側からCU側に対してカード返却応答のレスポンスが送信される。このカード返却応答のレスポンスは、CU側に対してカード返却を応答するものである。CU側からP台側に対して、通信テスト要求のコマンドが送信される。この通信テスト要求のコマンドは、P台側に対してテストデータを通知するものである。P台側からCU側に対して、通信テスト応答のレスポンスが送信される。この通信テスト応答のレスポンスは、CU側に対してテストデータを応答するものである。
図10-52から図10-56までは、パチンコ遊技機1とカードユニット300とが協働して実行可能な処理シーケンスの具体例を示している。このうち、図10-52は、電源投入時の処理シーケンスを示す。図10-53は、カード挿入時の処理シーケンスを示す。図10-54は、プリペイド残高を用いた貸出時の処理シーケンスを示す。図10-55は、持玉数や貯玉数を用いる場合の処理シーケンスを示す。図10-56は、カード返却時の処理シーケンスを示す。
図10-52に示す処理シーケンスは、CU側とP台側との通信が正常に終了した後の通信再開時に実行可能である。例えば、遊技場において1日の営業が終了して電源を立下げ、翌日営業開始時に電源を立上げた場合など、カードが挿入されていない待機中において、カードユニット300の電源をオフにした後の通信再開時に、このような処理シーケンスを実行可能である。この場合に、電源を投入した電源投入時において、P台側では発射モータを停止させて遊技を停止させてから通信を開始する。その後、認証シーケンスが開始され、P台側からCU側に対して、メインチップIDと遊技点チップIDとが含まれる情報が送信される。CU側は、受信したメインチップIDと遊技点チップIDとを上位の管理サーバへ送信してメインチップIDと遊技点チップIDとが正規に登録されているか否か照会し、その結果を返信してもらう。正規に登録されていれば適正な認証結果となる。
認証シーケンス後、CU側は、リカバリ要求をP台側へ送信する。つまり、CU側は、P台側に対してリカバリ情報の送信を要求する。それを受けたP台側は、受信したリカバリ要求のコマンドにもとづいて、P台側でバックアップしているリカバリ情報をレスポンスとしてCU側へ返信することで、リカバリ応答を行う。P台側のリカバリ情報は、遊技点制御基板18Aに搭載された遊技点制御用マイクロコンピュータ180のRAMなどに記憶され、前回最終送信通番、前回挿入中カードID、および前回カード挿入時刻が含まれている。また、通番、コマンドも含まれていればよい。通番は、コマンドのシーケンス番号で、1から255までの値をサイクリックに設定可能である。P台側は、送信時に受信した通番をカウントアップにより1加算して送信する。ただし、再送時は、通番をカウントアップしない。コマンドは、リカバリ応答のコマンドコードであり、例えば16進表現のバイナリデータで“0x13”である。前回最終送信通番は、前回接続時にCU側に対して最後に送信した状態情報応答のレスポンスに含まれる通番のデータであり、“0”のときは保持している通番がない場合である。前回挿入中カードIDは、前回接続時に挿入中だったカードのカードIDのデータであり、“0”のときは挿入中のカードがない場合である。前回カード挿入時刻は、前回接続時に挿入中だったカードの挿入時刻のデータであり、“0”のときは挿入中のカードがない場合である。このデータは、年情報を2桁YY、月情報を2桁MM、日情報を2桁DD、時間情報を2桁hh、分情報を2桁mm、秒情報を2桁ssで表されるデータである。
リカバリ応答を受けたCU側では、リカバリ情報の前回挿入中カードID、および前回カード挿入時刻が、記憶しているカードIDおよびカード挿入時刻と一致しているか否かを判定する。CU側は、カードIDおよびカード挿入時刻が一致する場合に、リカバリ詳細要求をP台側へ送信する。つまり、CU側は、P台側に対してリカバリデータを送信する。このリカバリデータは、前回最終送信通番、および加算玉数が含まれている。また、通番、コマンドも含まれる。なお、電源投入時で未だにカードがカードユニット300に挿入されていない段階では、CU側とP台側ともにカードID=0、カード挿入時刻=0となっている。通番は、コマンドのシーケンス番号で、1から255までの値をサイクリックに設定可能である。CU側は、初期値を“1”として送信時に受信した通番をカウントアップにより1加算して送信する。ただし、再送時は、通番をカウントアップしない。コマンドは、リカバリ要求のコマンドコードであり、例えば16進表現のバイナリデータで“0x09”である。前回最終送信通番は、前回接続時のP台側に対して送信した最後の状態情報要求に対応するコマンドの通番を示すデータであり、“0”のときはデータがない場合である。前回挿入中カードIDは、前回接続時に挿入中だったカードのカードIDを示すデータであり、“0”のときは挿入中のカードがない場合である。加算玉数は、遊技玉数に対する加算値を示すデータであり、“0”のときは加算玉数のデータがない場合である。
P台側では、受信したリカバリデータにもとづいてリカバリ処理を実行し、P台側において例えば遊技点制御用マイクロコンピュータ180のRAMなどにバックアップしているリカバリデータを、レスポンスとしてCU側に返信することで、リカバリ詳細応答を行う。ここでのリカバリデータは、前回遊技台情報、前回遊技情報、最新遊技台情報、および最新遊技情報が含まれている。リカバリ詳細応答を受信したCU側はその時点からリカバリ処理を開始する。リカバリ処理は、CU側とP台側との間での互いのデータの整合性を回復するための処理であり、電源起動時に実行可能であり、トラブルが発生し復旧したときにも実行可能である。
CU側は、リカバリ要求などのコマンドを送信するごとに通番をカウントアップにより更新可能である。コマンドの送信時に、通番はCU側にバックアップされる。P台側は、受信したコマンドに対応するレスポンスを送信するごとに通番をカウントアップにより更新可能である。レスポンスの送信時に、通番はP台側にバックアップされる。例えば、認証シーケンスが終了した後のCU側は、通番nとしたリカバリ要求のコマンドをP台側に送信する。P台側は、カウントアップして通番n+1としたリカバリ応答のレスポンスをCU側に返信する。さらに、CU側は、通番n+2としたリカバリ詳細要求のコマンドをP台側に送信する。P台側は、カウントアップして通番n+3としたリカバリ詳細応答のレスポンスをCU側に返信する。その後、CU側は、カウントアップして通番n+4とした通信開始要求のコマンドをP台側へ送信し、リカバリクリアONを通知する。P台側では、それを受けて、リカバリデータをクリアする。P台側は、カウントアップして通番n+5とした通信開始応答のレスポンスをCU側に返信する。CU側は、それを受けて、リカバリデータをクリアする。これ以降、CU側とP台側との間で、状態情報要求のコマンドと状態情報応答のレスポンスとの送受信が行われる。
CU側は、通番n+6とした状態情報要求のコマンドをP台側へ送信する。P台側では、それを受けて、遊技玉数、加算玉数、減算玉数、図柄停止回数、入賞個数、および遊技台状態のデータをバックアップする。これらのデータはP台側のバックアップ対象となるデータである。また、P台側は、加算玉数、減算玉数、図柄停止回数、および入賞個数の各カウンタの値をクリアして0にする。これらのカウンタは、P台側のクリア対象となるカウンタである。そして、P台側は、通番n+7とした状態情報応答のレスポンスをCU側に返信する。そのレスポンスを受けたCU側は、その状態情報応答にもとづき、遊技玉数、加算玉数、減算玉数、図柄停止回数、各入賞個数、および遊技台状態のデータをバックアップする。これらのデータは、CU側のバックアップ対象となるデータである。なお、加算玉数の内訳は、「賞球玉数×入賞個数」と「バック玉数」とである。減算玉数の内訳は、「発射玉数」である。その後、CU側は、通番n+8とした状態情報要求のコマンドをP台側へ送信し、P台側は、通番n+9とした状態情報応答のレスポンスをCU側に返信する。P台側は、状態情報応答のレスポンスを送信するごとに、P台側のバックアップ対象となるデータをバックアップし、P台側のクリア対象となるカウンタをクリアする。また、CU側は、状態情報応答のレスポンスを受信するごとに、CU側のバックアップ対象となるデータをバックアップする。
図10-53に示す処理シーケンスは、カードユニット300のカード入出口309にカードが挿入されるカード挿入の場合に実行可能である。例えば、CU側は、カード挿入前に通番nとしたカード挿入状態=OFFを含む状態情報要求のコマンドをP台側へ送信する。P台側では、それを受けて、通番n+1とした遊技禁止を含む状態情報応答のレスポンスをCU側に返信する。その後にカードが挿入されると、CU側は、カードリーダライタにカードの取込指令信号を出力するとともに、取り込んだカードに記録されている情報をカードリーダライタが読み取り、その読取情報を受信するなど、カード挿入時処理を実行する。CU側は、カード挿入後の所定期間においてカード情報問合せ中の状態になる。これは、挿入されたカードの適否や遊技場で登録されている会員カードであるか否か、あるいは持玉数、貯玉数やプリペイド残高などを、例えばホールサーバなどの管理装置に問い合せて認証している状態であり、この状態であることを表示器312に表示する。また、P台側の遊技玉数表示器71に表示させる処理を実行してもよい。カード情報問合せ中であるときに、CU側は挿入されたカードを認証していないので、通番n+2としたカード挿入状態=OFFを含む状態情報要求のコマンドをP台側に送信する。P台側は、それを受けて、通番n+3とした遊技禁止を含む状態情報応答のレスポンスをCU側に返信する。P台側の遊技玉数表示器71は、CU側の表示制御部350により表示制御が行われ、カード情報問合せ中に対応した表示が行われてもよい。
CU側は、挿入されたカードが認証されると、通番n+4として、カードID、カード挿入時刻を含むカード挿入通知のコマンドをP台側へ送信する。P台側は、それを受けて、受信したカードID、カード挿入時刻のデータを遊技点制御用マイクロコンピュータ180のRAMなどにバックアップするとともに、通番n+5としたカード挿入応答のレスポンスをCU側に返信する。CU側においても、挿入されたカードのカードIDをカードユニット制御用マイクロコンピュータ323のRAMなどに記憶する。カード挿入応答のレスポンスを受けたCU側は、通番n+6としたカード挿入状態=ONを含む状態情報要求のコマンドをP台側に送信することで、カード挿入中である状態をP台側に通知する。P台側は、カード挿入中である状態の通知を受けて遊技を許可し、通番n+7とした遊技許可を含む状態情報応答のレスポンスをCU3に返信する。カード挿入中のCU側は、通番n+8としたカード挿入状態=ONを含む状態情報要求のコマンドをP台側へ送信し、P台側は、通番n+9とした遊技許可を含む状態情報応答のレスポンスをCU側に返信する。
図10-54に示す処理シーケンスは、カードユニット300のカード入出口309に挿入されたカードのプリペイド残高を引き落として遊技玉数を加算更新することで、遊技球を貸し出すプリペイド貸出の場合に実行可能である。この場合に、現在の遊技玉数は50となっている。CU側は、通番nとして遊技玉加算要求=OFFを含む状態情報要求のコマンドをP台側へ送信する。それを受けて、P台側は、通番n+1として遊技玉数=50を含む状態情報応答のレスポンスをCU側に返信する。その後、パチンコ遊技機1の貸出ボタン31Gあるいはカードユニット300の貸出ボタン321を用いた1回押下操作となる行為や動作の検出に対応して、CU側は、貸出操作や玉貸操作に対応した500円分すなわち125玉の貸出を行う。このときに、CU側は、500円分のプリペイド消費を確定させるとともに、更新前遊技玉数である50に加算玉数である125を加算して、遊技玉数175のデータをバックアップする。プリペイド消費は残高消費とも称され、プリペイド残高を引き落として遊技玉数を加算更新する場合の消費であり、貸出操作が行われた段階のCU側が単独で確定させる。
プリペイド消費の確定に対応して、CU側は加算表示中となる。この加算表示中に、プリペイド残高から125玉分を引落して遊技玉数に加算している最中であることを、遊技玉数表示器71に表示させてもよい。次に、CU側は、通番n+2として、遊技玉加算要求=ON、加算玉数=125を含む状態情報要求のコマンドをP台側に送信する。それを受けて、P台側は、現在の遊技玉数である50に加算玉数である125を加算して、遊技玉数を175に更新し、通番n+3として、加算玉数=175、遊技玉加算結果=OKを含む状態情報応答のレスポンスをCU側に返信する。そして、CU側は、通番n+4として遊技玉加算要求=OFFを含む状態情報要求のコマンドをP台側へ送信する。P台側は、通番n+5として加算玉数=175を含む状態情報応答のレスポンスをCU側に返信する。
図10-55に示す処理シーケンスは、持玉払出の場合または貯玉払出による再プレイの場合に実行可能である。この場合に、当初の遊技玉数は50となっている。CU側は、通番nとして遊技玉加算要求=OFFを含む状態情報要求のコマンドをP台側へ送信する。それを受けて、P台側は、通番n+1として遊技玉数=50を含む状態情報応答のレスポンスをCU側に返信する。その後、例えば貯玉数が0でない状態で、再プレイボタン319の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、CU側は、貯玉数を125減算することによる125玉分の消費を確定させ、遊技玉数の更新として、更新前遊技玉数である50に加算玉数である125を加算し、遊技玉数175のデータをバックアップする。貯玉数の消費は、貯玉数を引き落として遊技玉数を加算更新する場合の消費であり、再プレイボタン319の押下操作が行われた段階のCU側が単独で確定させる。また、例えば持玉数が0でない状態で、持玉払出ボタン324の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、CU側は、持玉数を125減算することによる125玉分の消費を確定させ、遊技玉数の更新として、更新前遊技玉数である50に加算玉数である125を加算し、遊技玉数175のデータをバックアップする。持玉数の消費は、持玉数を引き落として遊技玉数を加算更新する場合の消費であり、持玉払出ボタン324の押下操作が行われた段階のCU側が単独で確定させる。再プレイボタン319の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、持玉数と貯玉数とがいずれも0でない場合に、持玉数の消費が優先的に行われるようにしてもよい。
持玉数や貯玉数の消費に対応して、CU側は遊技玉数の加算表示中にするとともに、通番n+2として、遊技玉加算要求=ON、加算玉数=125を含む状態情報要求のコマンドをP台側に送信する。それを受けて、P台側は、現在の遊技玉数である50に加算玉数である125を加算して、遊技玉数を175に更新し、通番n+3として、加算玉数=175、遊技玉加算結果=OKを含む状態情報応答のレスポンスをCU側に返信する。この加算表示中に、持玉数または貯玉数の125減算により125玉分を引き落して遊技玉数に加算している最中であることを、遊技玉数表示器71に表示させてもよい。次に、CU側は、通番n+4として、遊技玉加算要求=OFFを含む状態情報要求のコマンドをP台側へ送信し、P台側は、通番n+5として、加算玉数=175を含む状態情報応答のレスポンスをCU側に返信する。
図10-56に示す処理シーケンスは、カードユニット300のカード入出口309からカードが排出されるカード返却の場合に実行可能である。この場合に返却されるカードは、会員カード、一般残高有カード、一般持玉有カードのいずれであってもよい。一般残高有カードは、プリペイド残高が0でないビジターカードである。一般持玉有カードは、持玉数が0でないビジターカードである。図10-56に示す例では、カードユニット300に挿入されたカードにより特定される持玉数が0であり当初の遊技玉数が200となっている。CU側は、通番nとして計数玉受領=OFFを含む状態情報要求のコマンドをP台側に送信する。それを受けて、P台側は、通番n+1として、遊技玉数=200、計数玉数=0、計数中=OFFを含む状態情報応答のレスポンスをCU側に返信する。その後、計数ボタン31Hの押下操作が1秒間以上となる行為や動作の検出に対応して、遊技玉数を持玉数に変換する計数処理が実行される。例えば、1回のコマンドおよびレスポンスの期間である200秒間に、遊技玉数を100減算して計数玉数を100加算する計数処理が実行される。これにより、当初の遊技玉数が200の場合、1回のコマンドおよびレスポンスの期間に、遊技玉数が100となり、計数玉数が100となる。
遊技玉数表示器71の計数表示は、瞬時に遊技玉数と計数玉数とを変更するのではなく、あくまでも、遊技玉数が徐々に計数されて減少し、これと連動して持玉数が徐々に増加するような表示が行われてもよい。この場合に、計数表示が終了するまでは、遊技玉数表示器71での表示上の遊技玉数および持玉数と、CU側およびP台側のメモリ上の遊技玉数および持点数とは一致しないことになる。なお、表示上の遊技玉数や持玉数の計数状況や変換状況と実際のデータの計数処理や変換処理とが同期するようにしてもよい。このときデータの計数処理や変換処理は即座に完了させることが可能であるため、これと同期する計数表示や変換表示もまた直ぐに終わってしまうことになる。これでは、データの計数が行われたことを遊技者に十分に通知して認識させることができないおそれがある。そこで、計数表示をしつつ、その途中から「計数が終了しました」というメッセージ表示に切替可能としてもよい。また、「計数が終了しました」というメッセージ表示が開始された段階からカードの返却操作を有効化してもよい。遊技玉数や持玉数の計数処理に対応して、CU側は、通番n+2として計数玉受領=OFFを含む状態情報要求のコマンドをP台側へ送信する。それを受けて、P台側は、通番n+3として、遊技玉数=100、計数玉数=100、計数中=ONを含む状態情報応答のレスポンスをCU側に返信する。CU側は、状態情報応答のレスポンスを受けて、計数玉数である100を持玉数である0に加算して持玉数が100となるように更新するとともに、更新前持玉数である200から計数玉数である100を減算して、遊技玉数100のデータをバックアップする。
通番n+3とした状態情報応答のレスポンスを受けたCU側は、通番n+4として計数玉受領=ONを含む状態情報要求のコマンドをP台側へ送信する。計数玉受領=ONは、前回の状態情報応答のレスポンスに応答して、計数玉数の受領をP台側に通知するための情報である。計数ボタン31Hの押下操作に対応して、P台側は、通番n+5として、遊技玉数=0、計数玉数=100、計数中=ONを含む状態情報応答のレスポンスをCU側に返信する。CU3側、状態情報応答のレスポンスを受けて、計数玉数である100を持玉数である100に加算して持玉数が200となるように更新するとともに、更新前遊技玉数である100から計数玉数である100を減算して、遊技玉数0のデータをバックアップする。通番n+5とした状態情報応答のレスポンスを受けたCU側は、先に表示した100の遊技玉数に対応する計数に連続して、さらに100の遊技玉数を計数する表示を行う。このような計数表示が進行すると、やがて、遊技玉数表示器71での表示上の遊技玉数も0になる。遊技者は、表示された遊技玉数が0になったことを確認して、計数ボタン31Hを離すなど押下操作となる行為や動作の検出終了となる。これにより、遊技玉数を持玉数に変換する計数処理が終了する。
返却ボタン322の押下操作となる行為や動作の検出に対応して、CU側は、通番n+6としたカード返却通知のコマンドをP台側へ送信する。それを受けて、P台側は、通番n+7として、遊技点制御基板18Aに保持してあるカードIDおよびカード挿入時刻を含むカード返却応答のレスポンスをCU側に返信する。このレスポンスを受けたCU側は、返信されてきたカードIDおよびカード挿入時刻と、カード挿入時にバックアップ記憶しておいたカードIDおよびカード挿入時刻とを比較し、両者が一致しているか否か判定する。一致することを条件に、カード入出口309に挿入してあったカードを遊技者に返却する。このときCU側は当該カードのカードIDと持玉数のデータとをホールサーバなどの管理装置に送信し、管理装置において当該カードのカードIDに対応付けて持玉数のデータを記憶可能にする。カードIDなどが一致しない場合に、エラー判定し、エラー処理を実行する。例えば、返却操作に応じたカードの返却を禁止する制御を行ってカードをカードユニット300の内部に保持したり、あるいは、持玉のカードへの書込処理を禁止したりする。また、異常報知ランプなどを用いたエラーの報知や、ホールサーバなどの管理装置に異常発生の通知を行うようにしてもよい。遊技玉数表示器71を用いて、エラー表示を行うようにしてもよい。エラー判定がないカードの返却時に、持玉数のデータをカードに書込記録して排出するように制御してもよい。カード返却に対応して、CU側は、通番n+8としてカード挿入状態=OFFを含む状態情報要求のコマンドをP台側に送信する。P台側は、カード挿入状態=OFFを含む状態情報応答を受信したとき、遊技点制御基板18Aに保持してあるカードIDおよびカード挿入時刻のデータをクリアする。そして、P台側は、通番n+9として、遊技玉数=0、計数玉数=0、計数中=OFFを含む状態情報応答のレスポンスをCU側に返信する。
なお、通番n+3とした状態情報応答のレスポンスは、計数玉数を送信することなく計数操作が行なわれたことを示すデータが送信されてもよい。例えば、P台側は計数中=ONを含む状態情報応答のレスポンスを送信してもよい。この場合に、CU側がP台側に返信する状態情報要求のコマンドは、通番n+4として、計数を受け付け可能であることを示すデータが含まれてもよい。例えば、CU側は計数応答=ONを含む状態情報要求のコマンドを返信してもよい。P台側は、このコマンドが返信されてきたことを条件として、計数玉数を含む状態情報応答のレスポンスをCU側に送信してもよい。
遊技中にエラー検出があった場合に、遊技玉数表示器71を用いたエラー表示が行われてもよい。この場合に、検出されたエラーが遊技の停止を要するエラーであるか否かの判定が行なわれる。遊技の停止を要するエラーは、例えば、カードユニット電源断、主制御基板電源断1、主制御基板電源断2、主制御用CPUID認証エラー、払出制御用CPUID認証エラー、対カードユニット通信回線断、対主制御基板通信回線断1、対主制御基板通信回線断2、対主制御基板受信コマンド異常(サム値異常)、対主制御基板受信コマンド異常(データ長異常)、対主制御基板受信コマンド異常(データ内容異常)、扉開放エラー、発射モータ作動エラー、発射モータ原点検知エラー、発射速度エラー1、発射速度エラー2、遊技玉不足エラー1、遊技玉搬送エラー1、遊技玉不足エラー2、遊技玉搬送エラー2、遊技玉搬送エラー3を含んでもよい。その他、遊技機の機能そのものが不安定になる任意のエラーや、不正が行なわれている可能性の高い任意のエラーは、遊技の停止を要するエラーであればよい。遊技の停止を要するエラーの場合に、遊技停止フラグをセットするとともに、遊技や払出の制御を停止すればよい。これに対し、遊技の停止を要するエラーでない場合に、遊技玉数とエラー番号とを、遊技玉数表示器71により交互に表示する制御が行われてもよい。このように、パチンコ遊技機1を完全に停止させる程のエラーでないときに限ってエラー表示を行いつつ遊技玉数の表示も行うことにより、セキュリティ性を担保できる。
図10-57は、端末装置AK200の内部構成例を示している。端末装置AK200は、メインユニットAK202と、メモリAK204と、入出力サブユニットAK206と、通信回路AK208と、音声処理回路AK210と、スピーカAK211と、タッチディスプレイAK212と、マイクロフォンAK213と、外部ポートAK224と、光学センサAK264と、接近センサAK266と、加速度センサAK268と、を備える。メインユニットAK202は、周辺インタフェースAK218と、処理回路AK220と、メモリコントローラAK222と、を含む。入出力サブユニットAK206は、ディスプレイコントローラAK256と、光学センサコントローラAK258と、を含む。タッチディスプレイAK212は、タッチスクリーンやタッチ感知ディスプレイシステムとして構成されてもよい。
メモリAK204は、1個または複数個のコンピュータ読取可能な記録媒体として、高速RAM、例えば磁気ディスク装置またはフラッシュメモリ装置を用いた不揮発性メモリ、不揮発性ソリッドステートメモリ装置、あるいは、これらの全部または一部を含んで構成可能であればよい。例えば、メインユニットAK202に含まれる周辺インタフェースAK218や処理回路AK220など、他の構成によるメモリAK204へのアクセスは、メモリコントローラAK222によって制御可能であればよい。メモリAK204は、処理回路AK220が採用する命令セットに対応した複数種類のソフトウェアプログラムや、処理回路AK220などにより読出や書込が行われるデータを、記憶可能である。メモリAK204が記憶可能なソフトウェアプログラムは、例えば、オペレーティングシステムと、通信制御モジュールと、画像処理モジュールと、テキスト処理モジュールと、検出制御モジュールと、アプリケーションプログラムと、を含んでもよい。
周辺インタフェースAK218は、端末装置AK200の入力周辺機器や出力周辺機器を処理回路AK220やメモリAK204と電気的に接続可能にする。処理回路AK220は、マイクロプロセッサなどを用いて構成され、メモリAK204に記憶されたソフトウェアプログラムや命令セットを読み出して各種処理を実行し、データの読出と演算と書込とを含めたデータ処理を実行可能である。周辺インタフェースAK218と処理回路AK220とメモリコントローラAK222とを含むメインユニットAK202は、単一チップに実装されてもよい。あるいは、メインユニットAK202に含まれる周辺インタフェースAK218と処理回路AK220とメモリコントローラAK222とは、個別のチップに実装されてもよい。
通信回路AK208は、無線周波数信号を送受信可能に構成され、通信ネットワークや他の通信装置と通信可能にする。通信回路AK208は、アンテナ、増幅回路、チューナ、CODEC(Coder and Decoder)、DSP(Digital Signal Processor)などを含んで構成可能であればよい。通信回路AK208は、例えば、無線LAN(Local Area Network)、移動体通信ネットワーク、近距離無線通信機器など、無線通信が可能な任意のシステムや装置と通信可能であり、所定の通信規約に従って通信可能であればよい。また、通信回路AK208は、有線通信が可能な任意のシステムや装置と通信可能に構成されてもよい。通信回路AK208は、外部ポートAK224を介して、シリアル通信方式によりデジタル信号を送受信可能に構成されてもよい。外部ポートAK224は、外部装置となる他の情報処理装置に、ケーブルを用いて直接的な接続可能に構成されてもよいし、ケーブルおよびコネクタから電気通信ネットワークを介して間接的な接続可能に構成されてもよい。
音声処理回路AK210、スピーカAK211およびマイクロフォンAK213は、端末装置AK200の利用者に対する音声インタフェースを構成する。音声処理回路AK210は、周辺インタフェースAK218から音声データを受け取り、その音声データを電気信号に変換してスピーカAK211へ送出する。スピーカAK211は、電気信号を音声信号に変換して出力する。マイクロフォンAK213は、音声信号を電気信号に変換して音声処理回路AK210に入力する。音声処理回路AK210は、この電気信号を音声データに変換し、周辺インタフェースAK218に供給する。音声データは、周辺インタフェースAK218が特定したメモリAK204や通信回路AK208に供給可能であればよい。
入出力サブユニットAK206は、タッチディスプレイAK212や光学センサAK264、その他の入出力装置を、周辺インタフェースAK218と電気的な接続可能にする。入出力サブユニットAK206は、例えば、キーボード、マウス、赤外線ポート、スイッチ、センサ、ボタン、その他に任意のデータ入出力装置と接続された入出力コントローラを含んでもよい。
タッチディスプレイAK212は、端末装置AK200の利用者に対する表示入力インタフェースと表示出力インタフェースとを構成する。ディスプレイコントローラAK256は、タッチディスプレイAK212の画面上における接触となる行為や動作を検出し、検出結果に対応する検出信号を処理回路AK220へ送出する。ディスプレイコントローラAK256により検出可能な接触は、端末装置AK200の利用者が手や指などにより行うものであればよい。その他、例えばタッチペンなど、任意の接触用オブジェクトを用いた接触となる行為や動作を検出可能な構成であってもよい。タッチディスプレイAK212は、画像表示による表示出力として、画像インタフェースオブジェクトを提供可能であればよい。画像インタフェースオブジェクトは、例えば、アイコン、ソフトキーボード、ボタン表示、ダイアログボックス、テキスト、ビデオ、これらの全部または一部を含んで構成可能であればよい。
光学センサAK264は、CCD(Charge Coupled Device)またはフォトトランジスタを用いて構成可能であり、光学センサコントローラAK258の制御により、光学信号を映像データに変換してメモリAK204や処理回路AK220に供給可能であればよい。光学センサAK264は、カメラモジュールとして構成されてもよい。光学センサAK264として、複数のカメラモジュールを含んでもよい。光学センサAK264がカメラモジュールである場合に、静止画像や動画像を撮影可能に構成してもよい。接近センサAK266は、端末装置AK200の利用者が接近したことなどを検出した場合に、タッチディスプレイAK212の電力供給を停止して、画面表示や接触検出が行われない状態に切替可能であればよい。加速度センサAK268は、端末装置AK200の移動を検出可能であり、端末装置AK200の移動方向や移動量を示す移動データが生成可能に構成されていればよい。処理回路AK220は、加速度センサAK268により生成された移動データを用いたソフトウェアプログラムの実行により、タッチディスプレイAK212の表示内容を切替可能に制御してもよい。処理回路AK220は、加速度センサAK268により生成された移動データを用いて、移動ベクトルや加速度ベクトルを算出してもよい。
図10-58は、タッチディスプレイAK212を有する端末装置AK200の外観構成例を示す正面図である。タッチディスプレイAK212は、GUI(Graphical User Interface)を提供可能な表示画面AK300に1個または複数個の画像オブジェクトを表示可能である。端末装置AK200を所持する利用者は、自分の指などにより画像オブジェクトに接触する行為や動作により画像オブジェクトに対応した指示を入力可能である。端末装置AK200の利用者による接触は、画像オブジェクトに対して、1回以上タップすること、1回以上フリックすること、1回以上スライドやスワイプすること、ローリングすること、その他に任意の行為や動作を含んでもよい。
端末装置AK200は、タッチディスプレイAK212の周囲に、スピーカAK211と、マイクロフォンAK213と、外部ポートAK224と、光学センサAK264と、接近センサAK266と、電源ボタンAK306と、音量設定ボタンAK308A、AK308Bと、イヤホンジャックAK312と、が配置されて構成可能である。電源ボタンAK306は、端末装置AK200の電源をオンまたはオフに切替可能とする。また、電源ボタンAK306は、端末装置AK200をロック状態またはアンロック状態に切替可能とするため使用されてもよい。音量設定ボタンAK308A、AK308Bは、端末装置AK200における音声の出力量を増加または減少するために使用可能である。イヤホンジャックAK312は、ヘッドセットやイヤホンのコネクタプラグを挿入可能なコネクタポートとして構成可能である。
図10-59は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた場合に、パチンコ遊技機1が端末装置AK200との通信により、各種情報を提供または取得するために実行可能な処理を示している。パチンコ遊技機1では、演出制御基板12に搭載された演出制御用CPU120が、例えば図10-21に示された演出制御用のメイン処理S_MAINにおいて、ステップ04AKS14の端末通信制御処理として、図10-59(A)に示す処理を実行すればよい。この処理を実行する演出制御用CPU120により、通信ユニット42を用いた端末装置AK200との演出用通信を制御可能であればよい。また、パチンコ遊技機1において、遊技点制御基板18に搭載された遊技点制御用マイクロコンピュータ180のCPUは、例えば遊技点制御用のメイン処理において、タイマ割込みの発生に対応して、図10-59(B)に示す端末通信制御処理を実行すればよい。この処理を実行する遊技点制御用マイクロコンピュータ180により、通信ユニット42を用いた端末装置AK200との計数用通信を制御可能であればよい。
図10-59(A)に示す演出制御用CPU120の端末通信制御処理は、演出用通信初期設定処理(ステップ04AKS261)と、促進演出用通信処理(ステップ04AKS262)と、演出ステージ設定通信処理(ステップ04AKS263)と、出力量設定通信処理(ステップ04AKS264)と、を含んでいる。ステップ04AKS261の演出用通信初期設定処理は、演出制御用CPU120が通信ユニット42を用いて端末装置AK200と通信するための初期設定を実行可能にする。ステップ04AKS262の促進演出用通信処理は、促進演出が実行された場合、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して、演出を実行するための通信を制御可能にする。ステップ04AKS263の演出ステージ設定通信処理は、通常状態や時短状態あるいは確変状態などにおいて、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して、複数種類の演出状態となる演出ステージを切り替えるための通信を制御可能にする。ステップ04AKS264の出力量設定通信処理は、出力量設定通信処理は、通常状態や時短状態あるいは確変状態などにおいて、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して、例えば音量や光量といった演出出力量を含めた演出設定を変更するための通信を制御可能にする。
図10-59(B)に示す遊技点制御用マイクロコンピュータ180の端末通信制御処理は、計数用通信初期設定処理(ステップ04AKS271)と、計数受付通信処理(ステップ04AKS272)と、を含んでいる。ステップ04AKS271の計数用通信初期設定処理は、遊技点制御用マイクロコンピュータ180が通信ユニット42を用いて端末装置AK200と通信するための初期設定を実行可能にする。ステップ04KS272の計数受付通信処理は、通常状態や時短状態あるいは確変状態などにおいて、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して、遊技玉数といった遊技媒体に関する計数処理を実行するための通信を制御可能にする。
図10-60は、パチンコ遊技機1と端末装置AK200とが、通信の開始時に初期設定を可能にする処理シーケンスの一例を示している。パチンコ遊技機1では、例えば遊技が実行されていない非遊技状態の場合に、演出制御用CPU120が図10-59(A)に示されたステップ04AKS261の演出用通信初期設定処理を実行して、通信ユニット42を用いた端末装置AK200との通信を待機可能であればよい。例えば図10-48(B)に示された表示例04AKD102の客待ちデモ表示が含まれる客待ちデモ演出を実行中である場合や、図10-48(C)に示された表示例04AKD103のメニュー画面を表示中である場合に、端末装置AK200から送信される探索信号を検出可能な通信待機状態に制御すればよい。
通信開始時の初期設定を行う場合に、端末装置AK200では、アプリケーションプログラムの実行によるアプリを起動する(ステップ04AKP01)。例えば、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212に表示された画像オブジェクトは、パチンコ遊技機1との通信用に予め準備されたアプリケーションプログラムに対応する遊技用アイコンを含む。端末装置AK200の処理回路AK220は、この遊技用アイコンをタップする操作となる行為や動作の検出に対応して、メモリAK204から読み出したアプリケーションプログラムの実行を開始することで、アプリを起動可能であればよい。このようなアプリの起動に対応して、処理回路AK220は通信回路AK208を制御することで、探索信号を送信する(ステップ04AKP02)。探索信号は、特定の通信規約に従い端末装置AK220と通信可能な外部装置を探索するために送信される信号であればよい。
パチンコ遊技機1において、通信ユニット42により探索信号を検出した場合に(ステップ04AKP03)、画像表示装置5などを用いて認証コードを出力する(ステップ04AKP04)。例えば、演出制御用CPU120は、通信ユニット42により端末装置AK200と通信する場合に必要な認証情報や設定情報を生成または取得して、画像表示装置5の表示画面に認証コードを表示することで、認証コードを出力可能にすればよい。ステップ04AKP04による出力にもとづいて、端末装置AK200では、認証コードを入力する(ステップ04AKP05)。例えば、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212に認証コード入力用画面が表示され、端末装置AK200の利用者である遊技者がタッチディスプレイAK212などを用いた入力操作となる行為や動作を行う。このような行為や動作が検出された場合に、端末装置AK200の処理回路AK220は、検出結果に対応する認証コードを取得する。そして、通信回路AK208を制御することで、パチンコ遊技機1に対して認証コードを送信する(ステップ04AKP06)。
パチンコ遊技機1において、通信ユニット42により認証コードを受信すると、認証コードの正当性を判定する(ステップ04AKP07)。例えば、演出制御用CPU120は、ステップ04AKP06により端末装置AK200から送信された認証コードを取得し、ステップ04AKP04において出力した認証コードと照合することで、両者の認証コードが一致した場合に、認証コードが正当であると判定すればよい。ステップ04AKP07において認証コードが正当でない場合に(ステップ04AKP07;NG)、ステップ04AKP04に戻り、再び認証コードを出力可能であればよい。なお、認証コードが正当でない判定が連続して所定回数に達した場合に、予め定められた認証失敗時処理が実行されてもよい。例えば、認証失敗時処理は、所定期間が経過するまで認証コードの出力を一時停止して待機する処理を含んでもよい。ステップ04AKP07において認証コードが正当である場合に(ステップ04AKP07;OK)、パチンコ遊技機1と端末装置AK200とによる接続確立処理が実行される(04AKP08)。ステップ04AKP08の接続確立処理は、パチンコ遊技機1の通信ユニット42と端末装置AK200の通信回路AK208とが、例えば予め用意されたコマンドやレスポンスを示す制御信号の送受信により、無線通信により各種情報を伝達可能にする任意の処理であればよい。このように、ステップ04AKP08の接続確立処理が正常に実行された場合に、パチンコ遊技機1と端末装置AK200との通信接続が確立され、各種情報を送受可能になる。こうして通信接続が確立された場合に、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における表示内容を、パチンコ遊技機1の遊技や演出と連動させるスマホ連動モードを作動させる作動状態と、スマホ連動モードを作動させない未作動状態とを、選択可能にしてもよい。以下の説明では、特に明記がない限り、スマホ連動モードを作動させた作動状態の場合について説明する。
図10-61は、パチンコ遊技機1において、画像表示装置5を用いた認証コードの出力例を示している。画像表示装置5を用いた認証コードは、図10-60に示した処理シーケンスのステップ04AKP04を実行する演出制御用CPU120により、出力可能に制御される。図10-61(A)に示す出力例04AKE101は、認証コードの出力としてパスキーを表示した場合に対応している。図10-61(B)に示す出力例04AKE102は、認証コードの出力として2次元コードを表示した場合に対応している。演出制御用CPU120は、パチンコ遊技機1の仕様にもとづいて、パスキーまたは2次元コードを表示可能に制御すればよい。また、例えば方向選択キー31Dの押下操作となる行為や動作の検出に対応して、パスキーの表示と2次元コードの表示とを切替可能に制御してもよい。あるいは、例えば5秒間といった所定時間が経過するごとに、パスキーの表示と2次元コードの表示とを切替可能に制御してもよい。
出力例04AKE101のパスキーは、パチンコ遊技機1と端末装置AK200とが通信接続する際に入力するパスワードキーである。パスキーは、例えば4桁から16桁までの数字を用いて生成可能であればよい。画像表示装置5を用いてパスキーが表示された場合に、遊技者が所持する端末装置AK200を用いたパスキーの入力操作となる行為や動作の検出に対応して、認証コードとしてのパスキーを入力可能に制御すればよい。例えば、端末装置AK200において表示可能な認証コード入力用画面として、タッチディスプレイAK212にパスキー入力用画面が表示され、端末装置AK200の利用者である遊技者がタッチディスプレイAK212の表示エリアをタッチすることで、パスキーの入力操作となる行為や動作を検出可能であればよい。
出力例04AKE102の2次元コードは、パチンコ遊技機1と端末装置AK200とが通信接続する際に入力するパスワードを含んだ画像表示であればよい。2次元コードは、縦方向と横方向とに白色表示エリアと黒色表示エリアとが所定順序で配置された表示パターンとして生成可能であればよい。画像表示装置5を用いて2次元コードが表示された場合に、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた2次元コードの取得操作となる行為や動作の検出に対応して、認証コードとしての2次元コードを入力可能に制御すればよい。例えば、端末装置AK200において表示可能な認証コード入力用画面として、光学センサAK264および光学センサコントローラAK258が取得した映像データを含めて、タッチディスプレイAK212に2次元コード撮影用画面が表示される。そして、映像データが2次元コードを示す場合に、認証コード入力確認画面などが表示され、端末装置AK200の利用者である遊技者がタッチディスプレイAK212の表示エリアをタッチすることで、2次元コードの取得操作となる行為や動作を検出可能であればよい。
図10-62は、パチンコ遊技機1において促進演出が実行された場合に、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して、演出制御を実行可能にする処理シーケンスの一例を示している。パチンコ遊技機1では、例えばカットイン演出、あるいはリーチ演出における最終演出といった、促進演出を含む演出が実行される場合に、演出制御用CPU120が図10-59(A)に示されたステップ04AKS262の促進演出用通信処理を実行可能であればよい。ステップ04AKS262の促進演出用通信処理を実行した演出制御用CPU120は、通信ユニット42を用いた端末装置AK200との通信を制御することで、促進演出の実行に対応した各種情報が含まれる通信信号を、端末装置AK200との間で送受信可能にすればよい。
例えばカットイン演出やリーチ演出における最終演出などに対応して、促進演出が実行される場合に、パチンコ遊技機1では、演出制御用CPU120が促進演出開始制御を行う(ステップ04AKP21)。ステップ04AKP21の促進演出開始制御は、例えば図10-26に示された演出図柄変動中処理のステップ100IWS841~100IWS845において、プロセステーブルを用いた制御に含まれてもよい。ステップ04AKP21に続いて、演出制御用CPU120が通信ユニット42を制御することで、促進演出情報を送信する(ステップ04AKP22)。促進演出情報は、促進演出の種類、有効検出期間、検出対象となる行為や動作など、促進演出に関する設定情報を含むものであればよい。
端末装置AK200において、パチンコ遊技機1からの促進演出情報を受信すると(ステップ04AKP23)、処理回路AK220が促進表示開始制御を行う(ステップ04AKP24)。ステップ04AKP24の促進表示開始制御は、ステップ04AKP23にて受信した促進演出情報にもとづいて、タッチディスプレイAK212に演出時入力用画面を表示させる制御を含んでいればよい。このとき表示される演出時入力用画面は、促進演出に対応した演出表示とともに、検出用表示エリアを、含んでいればよい。演出時入力用画面の検出用表示エリアは、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた1回または複数回のタップ操作となる行為や動作を検出可能にする表示エリアであればよい。端末装置AK200の処理回路AK220は、検出用表示エリアが表示されたタッチディスプレイAK212およびディスプレイコントローラAK256からの検出信号にもとづいて、行為検出条件が成立したか否かを判定すればよい。そして、行為検出条件成立である場合に(ステップ04AKP25)、処理回路AK220が行為検出情報を生成して通信回路AK208を制御することで、行為検出情報を送信する(ステップ04AKP26)。
ステップ04AKP26の後に、端末装置AK200では、検出後表示制御が行われる(ステップ04AKP27)。ステップ04AKP27の検出後表示制御は、例えば処理回路AK220がタッチディスプレイAK212に端末側の検出後報知画面を表示させる制御を含んでいればよい。このとき表示される端末側の検出後報知画面は、第1検出後報知期間において、遊技者による行為や動作が検出されたことを、遊技者が認識可能に報知する演出表示を含んでいればよい。パチンコ遊技機1では、端末装置AK200からの行為検出情報を受信して(ステップ04AKP28)、行為検出時演出制御が行われる(ステップ04AKP29)。ステップ04AKP29の行為検出時演出制御は、例えばカットイン演出やリーチ演出における最終演出において、プッシュボタン31Bを用いた1回または複数回の押下操作となる行為や動作が検出された場合と同様に、検出結果に対応する演出制御を含んでいればよい。また、ステップ04AKP29の行為検出時演出制御は、例えば演出制御用CPU120が画像表示装置5に遊技機側の検出後報知画面を表示させる制御を含んでいてもよい。このとき表示される遊技機側の検出後報知画面は、第1検出後報知期間とは異なる第2検出後報知期間において、遊技者による行為や動作が検出されたことを、遊技者が認識可能に報知する演出表示を含んでいればよい。例えば、第2検出後報知期間は、第1検出後報知期間よりも短い期間として設定されてもよい。
カットイン演出に対応する促進演出が実行された場合に、ステップ04AKP29の行為検出時演出制御は、検出結果に対応する演出制御として、カットイン用演出パターンにより、カットイン演出を実行する場合と、カットイン演出を実行しない場合と、がある演出制御を含んでもよい。例えば、カットイン用演出パターンが演出パターンAKA00である場合に、カットイン演出用の検出期間D01における端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して、カットイン演出が実行されない。このようなカットイン演出が実行されない場合は、促進演出のみが実行される。これに対し、カットイン用演出パターンが演出パターンAKA01~AKA03のいずれかである場合に、カットイン演出用の検出期間D01における端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して、促進演出の後にカットイン演出が実行される。カットイン演出用の検出期間D01において端末装置AK200を用いた行為や動作が検出されなかった場合に、演出パターンAKA01~AKA03に対応するカットイン演出が実行されなくてもよい。あるいは、カットイン演出用の検出期間D01において端末装置AK200を用いた行為や動作が検出されなかった場合に、演出パターンAKA01~AKA03に対応するカットイン演出は、カットイン演出用の検出期間D01が終了した後に実行可能であってもよい。これにより、第1タイミングとなるカットイン演出用の検出期間D01に含まれるタイミングにおいて、端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して、演出パターンAKA01~AKA03のいずれかによるカットイン演出を、第1演出として実行可能であればよい。
最終演出に対応する促進演出が実行された場合に、ステップ04AKP29の行為検出時演出制御は、検出結果に対応する演出制御として、スーパーリーチ用演出パターンにより、最終演出を実行するための演出制御を含んでもよい。例えば、スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB01Lおよび演出パターンAKB01Wのいずれかである場合に、最終演出用の検出期間D02における端末装置AK200を用いた1回のタップ操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出の実行を開始可能であればよい。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB02Lおよび演出パターンAKB02Wのいずれかである場合に、最終演出用の検出期間D02における端末装置AK200を用いた複数回のタップ操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出の実行を開始可能であればよい。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB11Lおよび演出パターンAKB11Wのいずれかである場合に、最終演出用の検出期間D02における端末装置AK200を用いた1回のタップ操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出の実行を開始可能であればよい。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB12Lおよび演出パターンAKB12Wのいずれかである場合に、最終演出用の検出期間D02における端末装置AK200を用いた複数回のタップ操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出の実行を開始可能であればよい。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB21Lおよび演出パターンAKB21Wのいずれかである場合に、最終演出用の検出期間D02における端末装置AK200を用いた1回のタップ操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出の実行を開始可能であればよい。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB22Lおよび演出パターンAKB22Wのいずれかである場合に、最終演出用の検出期間D02における端末装置AK200を用いた複数回のタップ操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出の実行を開始可能であればよい。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB31Lおよび演出パターンAKB31Wのいずれかである場合に、最終演出用の検出期間D02における端末装置AK200を用いた1回のタップ操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出の実行を開始可能であればよい。スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB32Lおよび演出パターンAKB32Wのいずれかである場合に、最終演出用の検出期間D02における端末装置AK200を用いた複数回のタップ操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出の実行を開始可能であればよい。これにより、第2タイミングとなる最終演出用の検出期間D02に含まれるタイミングにおいて、端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して、スーパーリーチ用演出パターンによる最終演出を、第2演出として実行可能であればよい。
また、時短制御がなく低ベース制御が行われる通常状態に対応した複数種類の演出状態として、シャッターステージに対応してスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB01Lおよび演出パターンAKB01Wのいずれかである場合や、ボンバーステージに対応してスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB11Lおよび演出パターンAKB11Wのいずれかである場合に、通常状態において第1促進演出が実行された場合となり、端末装置AK200を用いた1回のタップ操作となる行為や動作を第1行為とした検出に対応して、それぞれのスーパーリーチ用演出パターンによる最終演出を、第1演出として実行可能であればよい。時短制御がなく低ベース制御が行われる通常状態に対応した複数種類の演出状態として、シャッターステージに対応してスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB02Lおよび演出パターンAKB02Wのいずれかである場合や、ボンバーステージに対応してスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB12Lおよび演出パターンAKB12Wのいずれかである場合に、通常状態において第2促進演出が実行された場合となり、端末装置AK200を用いた複数回のタップ操作となる行為や動作を第2行為とした検出に対応して、それぞれのスーパーリーチ用演出パターンによる最終演出を、第2演出として実行可能であればよい。時短制御があり高ベース制御が行われる時短状態などの特別状態に対応した複数種類の演出状態として、ルーレットステージに対応してスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB21Lおよび演出パターンAKB21Wのいずれかである場合や、パトパトステージに対応してスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB31Lおよび演出パターンAKB31Wのいずれかである場合に、特別状態において第3促進演出が実行された場合となり、端末装置AK200を用いた1回のタップ操作となる行為や動作を第1行為とした検出に対応して、それぞれのスーパーリーチ用演出パターンによる最終演出を、第3演出として実行可能であればよい。時短制御があり高ベース制御が行われる時短状態などの特別状態に対応した複数種類の演出状態として、ルーレットステージに対応してスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB22Lおよび演出パターンAKB22Wのいずれかである場合や、パトパトステージに対応してスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB32Lおよび演出パターンAKB32Wのいずれかである場合に、特別状態において第4促進演出が実行された場合となり、端末装置AK200を用いた複数回のタップ操作となる行為や動作を第2行為とした検出に対応して、それぞれのスーパーリーチ用演出パターンによる最終演出を、第4演出として実行可能であればよい。
図10-63は、パチンコ遊技機1においてメニュー表示が行われる場合に、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して、演出制御を実行可能にする処理シーケンスの一例を示している。パチンコ遊技機1では、例えば客待ちデモ表示中など、遊技を実行していない非遊技状態の場合に、演出制御用CPU120が図10-59(A)に示されたステップ04AKS263の演出ステージ設定通信処理を実行可能であればよい。ステップ04AKS263の演出ステージ設定通信処理を実行した演出制御用CPU120は、通信ユニット42を用いた端末装置AK200との通信を制御することで、演出ステージの設定を含めたメニュー表示に対応した各種情報が含まれる通信信号を、端末装置AK200との間で送受信可能にすればよい。あるいは、遊技点制御用マイクロコンピュータ180のCPUが図10-59(A)に示されたステップ04AKS272の計数受付通信処理を実行することで、計数処理を実行するためのメニュー表示に対応した各種情報が含まれる通信信号を、端末装置AK200との間で送受信可能にしてもよい。図10-59(A)に示された演出制御用CPU120の端末通信制御処理は、ステップ04AKS263の演出ステージ設定通信処理とは異なるメニュー表示通信処理を含んでもよい。
例えば客待ちデモ表示中に対応して、メニュー表示開始条件が成立した場合に、パチンコ遊技機1では、演出制御用CPU120がメニュー表示開始制御を行う(ステップ04AKP41)。ステップ04AKP41のメニュー表示開始制御は、例えば図10-47に示された演出メニュー制御処理のステップ04AKS243による制御と、同様の制御であればよい。ステップ04AKP41に続いて、演出制御用CPU120が通信ユニット42を制御することで、メニュー表示情報を送信する(ステップ04AKP42)。メニュー表示情報は、メニュー表示の種類、表示状態、検出対象となる行為や動作など、メニュー表示に関する設定情報を含むものであればよい。
端末装置AK200において、パチンコ遊技機1からのメニュー表示情報を受信すると(ステップ04AKP43)、処理回路AK220がメニュー表示開始制御を行う(ステップ04AKP44)。ステップ04AKP44のメニュー表示開始制御は、ステップ04AKP43にて受信したメニュー表示情報にもとづいて、タッチディスプレイAK212にメニュー画面を表示させる制御を含んでいればよい。このときタッチディスプレイAK212に表示されるメニュー画面は、1個または複数個の表示項目に対応する検出用表示エリアを含んでいればよい。メニュー画面の検出用表示エリアは、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた1回のタップ操作となる行為や動作を検出可能にする表示エリアであればよい。端末装置AK200の処理回路AK220は、検出用表示エリアが表示されたタッチディスプレイAK212およびディスプレイコントローラAK256からの検出信号にもとづいて、行為検出条件が成立したか否かを判定すればよい。そして、行為検出条件成立である場合に(ステップ04AKP45)、処理回路AK220が行為検出情報を生成して通信回路AK208を制御することで、行為検出情報を送信する(ステップ04AKP46)。
ステップ04AKP46の後に、端末装置AK200では、検出後表示制御が行われる(ステップ04AKP47)。ステップ04AKP47の検出後表示制御は、例えば処理回路AK220がタッチディスプレイAK212に対してメインメニューとなる画像表示からサブメニューとなる画像表示へと切り替えさせる制御を含んでもよい。あるいは、例えば処理回路AK220がタッチディスプレイAK212に表示項目の選択結果画面を表示させる制御を含んでいてもよい。このとき表示される表示項目の選択結果画面は、選択結果報知期間において、遊技者による行為や動作の検出に対応した表示項目の選択結果を、遊技者が認識可能に報知する画像表示を含んでいればよい。パチンコ遊技機1では、端末装置AK200からの行為検出情報を受信して(ステップ04AKP48)、行為検出時変更制御が行われる(ステップ04AKP49)。ステップ04AKP49の行為検出時変更制御は、例えば画像表示装置5に表示されたメニュー画面において、メインメニューとなる画像表示からサブメニューとなる画像表示へと切り替えさせる制御を含んでいてもよい。
ステップ04AKP49の行為検出時変更制御は、演出ステージ設定のサブメニューとなる画像表示における表示項目の選択結果に対応して、複数種類の演出状態となる演出ステージを切替可能な制御を含んでもよい。例えば、演出制御用CPU120は、図10-39に示された演出ステージ制御処理のステップ04AKS207と同様のステージ変更制御を行うことで、低ベース時制御と、高ベース時制御と、を実行可能であればよい。これにより、時短制御がなく低ベース制御が行われる通常状態に対応した複数種類の演出状態として、シャッターステージとボンバーステージとを、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して切替可能であればよい。また、時短制御があり高ベース制御が行われる時短状態などの特別状態に対応した複数種類の演出状態として、ルーレットステージとパトパトステージとを、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して切替可能であればよい。
ステップ04AKP49の行為検出時変更制御は、出力量設定のサブメニューとなる画像表示における表示項目の選択結果に対応して、音量や光量といった演出出力量が含まれる演出設定を変更可能な制御を含んでもよい。例えば、演出制御用CPU120は、図10-44に示された演出出力量設定処理のステップ04AKS227と同様の出力量変更制御を行うことで、音量変更制御と、光量変更制御と、を実行可能であればよい。これにより、通常状態において端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して、第1演出設定に含まれる音量と、第2演出設定に含まれる光量と、を変更可能であればよい。また、特別状態となる時短状態において端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して、第1演出設定に含まれる音量と、第2演出設定に含まれる光量と、を変更可能であればよい。
図10-64は、パチンコ遊技機1やカードユニット300による玉数管理が実行される場合に、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して、計数処理を実行可能にする処理シーケンスの一例を示している。パチンコ遊技機1では、遊技を実行していない非遊技状態の場合と、遊技を実行している遊技中状態の場合とで、遊技点制御用マイクロコンピュータ180のCPUが図10-59(B)に示されたステップ04AKS272の計数受付通信処理を実行可能であればよい。ステップ04AKS272の計数受付通信処理を実行した場合に、通信ユニット42を用いた端末装置AK200との通信を制御することで、計数処理を含めた玉数管理に対応した各種情報が含まれる通信信号を、パチンコ遊技機1と端末装置AK200との間で送受信可能にすればよい。端末装置AK200では、処理回路AK220が実行するアプリケーションプログラムに対応して、玉数管理表示制御が行われる(ステップ04AKP61)。ステップ04AKP61の玉数管理表示制御は、タッチディスプレイAK212に玉数管理メニュー画面を表示させる制御を含んでいればよい。このときタッチディスプレイAK212に表示される玉数管理メニュー画面は、1個または複数個の表示項目に対応する検出用表示エリアを含んでいればよい。玉数管理メニュー画面の検出用表示エリアは、遊技者が所持する端末装置AK200を用いたタップ操作となる行為や動作を検出可能にする表示エリアであればよい。端末装置AK200の処理回路AK220は、検出用表示エリアが表示されたタッチディスプレイAK212およびディスプレイコントローラAK256からの検出信号にもとづいて、行為検出条件が成立したか否かを判定すればよい。そして、行為検出条件成立である場合に(ステップ04AKP62)、処理回路AK220が行為検出情報を生成して通信回路AK208を制御することで、行為検出情報を送信する(ステップ04AKP63)。
ステップ04AKP63の後に、端末装置AK200では、検出後表示制御が行われる(ステップ04AKP64)。ステップ04AKP64の検出後表示制御は、例えば処理回路AK220がタッチディスプレイAK212に表示項目の選択結果画面を表示させる制御を含んでいてもよい。このとき表示される表示項目の選択結果画面は、選択結果報知期間において、遊技者による行為や動作の検出に対応した表示項目の選択結果を、遊技者が認識可能に報知する画像表示を含んでいればよい。パチンコ遊技機1では、端末装置AK200からの行為検出情報を受信して(ステップ04AKP65)、行為検出時玉数制御が行われる(ステップ04AKP66)。ステップ04AKP66の行為検出時玉数制御は、貸出用表示項目の選択結果に対応して、パチンコ遊技機1の貸出ボタン31Gあるいはカードユニット300の貸出ボタン321を用いた押下操作となる行為や動作が検出された場合と同様に、プリペイド残高を引き落として遊技玉数を加算更新する制御を含んでいてもよい。例えば、遊技点制御用マイクロコンピュータ180のCPUは、カードユニット300との通信により、図10-54に示された処理シーケンスと同様の更新制御を要求することで、プリペイド消費に伴う遊技玉数の更新などを実行可能にすればよい。
ステップ04AKP66の行為検出時玉数制御は、計数用表示項目の選択結果に対応して、パチンコ遊技機1の計数ボタン31Hを用いた押下操作となる行為や動作が検出された場合と同様に、遊技玉数を減算更新するとともに持玉数を加算更新する制御を含んでもよい。例えば、遊技点制御用マイクロコンピュータ180のCPUは、カードユニット300との通信により、図10-56に示された処理シーケンスにおいて計数ボタン31Hの押下操作となる行為や動作が検出された場合と同様の更新制御を要求することで、遊技玉数や持玉数の計数処理を実行可能にすればよい。この場合に、通常状態において端末装置AK200を用いた計数用表示項目のタップ操作が1秒間未満となる行為や動作を第1行為とした検出に対応して、遊技玉数を1減算するとともに持玉数を1加算する計数処理を、第1計数処理として実行可能であればよい。通常状態において端末装置AK200を用いた計数用表示項目のタップ操作が1秒間以上となる行為や動作を第2行為とした検出に対応して、遊技玉数を250減算するとともに持玉数を250加算する計数処理を、第2計数処理として実行可能であればよい。特別状態となる時短状態において端末装置AK200を用いた計数用表示項目のタップ操作が1秒間未満となる行為や動作を第1行為とした検出に対応して、遊技玉数を1減算するとともに持玉数を1加算する計数処理を、第1計数処理として実行可能であればよい。特別状態となる時短状態において端末装置AK200を用いた計数用表示項目のタップ操作が1秒間以上となる行為や動作を第2行為とした検出に対応して、遊技玉数を250減算するとともに持玉数を250加算する計数処理を、第2計数処理として実行可能であればよい。
その他、ステップ04AKP66の行為検出時玉数制御は、返却用表示項目の選択結果に対応して、カードユニット300の返却ボタン322を用いた押下操作となる行為や動作が検出された場合と同様に、カードユニット300が受け付けたカードを返却可能にする制御を含んでもよい。例えば、遊技点制御用マイクロコンピュータ180のCPUは、カードユニット300との通信により、図10-56に示された処理シーケンスにおいて返却ボタン322の押下操作となる行為や動作が検出された場合と同様の返却制御を要求することで、カードの返却処理を実行可能にすればよい。ステップ04AKP66の行為検出時玉数制御は、再プレイ用表示項目の選択結果に対応して、カードユニット300の再プレイボタン319を用いた押下操作となる行為や動作が検出された場合と同様に、貯玉数を引き落として遊技玉数を加算更新する制御を含んでいてもよい。例えば、遊技点制御用マイクロコンピュータ180のCPUは、カードユニット300との通信により、図10-55に示された処理シーケンスにおいて再プレイボタン319の押下操作となる行為や動作が検出された場合と同様の更新制御を要求することで、貯玉数の引落しに伴う遊技玉数の更新などを実行可能にすればよい。ステップ04AKP66の行為検出時玉数制御は、持玉払出用表示項目の選択結果に対応して、カードユニット300の持玉払出ボタン324を用いた押下操作となる行為や動作が検出された場合と同様に、持玉数を引き落として遊技玉数を加算更新する制御を含んでいてもよい。例えば、遊技点制御用マイクロコンピュータ180のCPUは、カードユニット300との通信により、図10-55に示された処理シーケンスにおいて持玉払出ボタン324の押下操作となる行為や動作が検出された場合と同様の更新制御を要求することで、持玉数の引落しに伴う遊技玉数の更新などを実行可能にすればよい。
図10-65は、カットイン演出用パターンを用いた促進演出が実行される場合に、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為の検出に対応した表示例などを示している。図10-65(A1)は、図10-35(D)と同様に、カットイン演出用の検出期間D01において、促進演出を実行するための演出表示となる表示例04AKD114を示している。表示例04AKD114の促進演出における演出表示は、「押せ!」のメッセージ表示MS01となる演出画像の表示と、メーター表示を含んだボタン表示CB01となる演出画像の表示と、を含んでいる。図10-65(A2)は、表示例04AKD114の演出表示に対応して、端末装置AK200において表示可能に制御される促進表示となる表示例04AKF101を示している。例えば、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP24による促進表示開始制御を実行することで、表示例04AKF101の演出表示を提供可能であればよい。表示例04AKF101の演出表示は、「ボタン画像をタップ!」のメッセージ表示MS02となる演出画像の表示と、メーター表示を含んだボタン表示CB01となる演出画像の表示と、を含んでいる。メッセージ表示MS02は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるメッセージ表示MS01とは異なるメッセージを報知可能であればよい。ボタン表示CB01は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるボタン表示CB01と共通の表示態様であればよい。このように、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出は、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出と、全部または一部が異なる演出態様を含んでもよいし、全部または一部が共通の演出態様を含んでもよい。例えば、図10-60に示されたステップ04AKP08の接続確立処理が実行され、パチンコ遊技機1と端末装置AK200との通信接続が確立された場合に、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出は、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出と、共通の演出態様となるように演出画像の表示などが行われるようにしてもよい。これにより、スマホ連動モードを作動させた作動状態に対応して、メッセージ表示MS02をパチンコ遊技機1の画像表示装置5でも表示させることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。スマホ連動モードが作動していない未作動状態に対応して、メッセージ表示MS02を行わず、メッセージ表示MS01を端末装置AK200のタッチディスプレイAK212でも表示させることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。
表示例04AKF101の演出表示において、ボタン表示CB01の表示エリアは、端末装置AK200を所持する遊技者による1回のタップ操作となる行為や動作を検出可能な検出用表示エリアに設定される。タッチディスプレイAK212によるボタン表示CB01の表示エリアにおいて1回のタップ操作となる行為や動作が検出された場合に、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP25による行為検出条件成立の判定結果に対応して、ステップ04AKP26において行為検出情報を送信する。また、端末装置AK200の処理回路AK220は、ステップ04AKP27の検出後表示制御を行い、タッチディスプレイAK212に端末側の検出後報知画面を表示させる。パチンコ遊技機1では、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP28において行為検出情報を受信したことに対応して、ステップ04AKP29の行為検出時演出制御を行い、カットイン用演出パターンに対応したカットイン演出を実行可能にする。このように、第1タイミングとなるカットイン演出用の検出期間D01に含まれるタイミングにおいて、端末装置AK200を用いた第1行為となる行為や動作の検出に対応して、演出パターンAKA01~AKA03のいずれかによるカットイン演出を、第1演出として実行可能であればよい。この場合に、第1演出となるカットイン演出は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為の検出に対応して実行可能なので、衛生面を考慮して遊技興趣を向上させる斬新なパチンコ遊技機1を提供することができる。
図10-65(B1)は、カットイン用演出パターンが演出パターンAKA03である場合に、図10-35(H)と同様に、カットイン演出を実行するための演出表示となる表示例04AKD118を示している。図10-65(B2)は、表示例04AKD118の演出表示に対応して、ステップ04AKP27の検出後表示制御により端末装置AK200において表示可能に制御される検出後報知画面の表示例04AKF102を示している。表示例04AKF102の演出表示は、エフェクト表示を含んだボタン表示CB02として構成可能であればよい。ボタン表示CB02は、エフェクト表示を含む点において、検出前の表示であるボタン表示CB01とは異なる表示態様であればよい。このように、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における検出後報知画面は、促進演出を実行するための演出表示と、全部または一部が異なる表示態様を含んでいればよい。
図10-65(C)は、パチンコ遊技機1の画像表示装置5と端末装置AK200のタッチディスプレイAK212とに関して、表示期間制御例04AKC151を示している。端末装置AK200では、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP27による検出後表示制御が行われ、第1検出後報知期間においてタッチディスプレイAK212による端末側の検出後報知画面が表示される。パチンコ遊技機1では、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP29による行為検出時制御が行われ、第2検出後報知期間において画像表示装置5による遊技機側の検出後報知画面が表示される。例えば、カットイン演出用の検出期間D01において、端末装置AK200を用いた行為や動作の検出タイミングがタイミングT01である場合に、このタイミングT01から検出期間D01が終了するタイミングT10までが第2検出後報知期間となり、タイミングT01からタイミングT10よりも遅いタイミングT11までの期間が第1検出後報知期間となるように、プロセステーブルのプロセスデータなどが設定されていればよい。これにより、パチンコ遊技機1の画像表示装置5では、行為や動作の検出に対応するタイミングT01から、カットイン演出用の検出期間D01の終了タイミングであるタイミングT10まで、遊技機側の検出後報知画面が表示される。端末装置AK200のタッチディスプレイAK212では、行為や動作の検出に対応するタイミングT01から、カットイン演出用の検出期間D01が終了するより後のタイミングT11まで、端末側の検出後報知画面が表示される。なお、タイミングT11は、カットイン演出における演出表示となるカットイン画像表示が終了するタイミングT12よりも前のタイミングであればよい。したがって、遊技機側の検出後報知画面と端末側の検出後報知画面とは、両者が同様のタイミングにて表示開始となり、遊技機側の検出後報知画面が先に表示終了となり、端末側の検出後報知画面が後に表示終了となり、さらに、その後にカットイン演出における演出表示を終了させることができる。
このように、端末装置AK200では、タイミングT01からタイミングT11までの第1検出後報知期間において、タッチディスプレイAK212による端末側の検出後報知画面を、所定期間における特定表示として表示可能である。また、パチンコ遊技機1では、タイミングT01からタイミングT10までの第2検出後報知期間において、画像表示装置5による遊技機側の検出後報知画面を、所定期間における特定表示として表示可能である。これにより、端末装置AK200を用いた行為の検出を、遊技者などに対して容易に認識させることができる。
図10-66から図10-71までは、スーパーリーチとなるリーチ演出における最終演出が実行される場合に、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為の検出に対応した表示例を示している。図10-66は、シャッターステージの場合に実行可能な促進演出に対応した表示例を示している。図10-67および図10-68は、ルーレットステージの場合に実行可能な促進演出に対応した表示例を示している。図10-69は、ボンバーステージの場合に実行可能な促進演出に対応した表示例を示している。図10-70および図10-71は、パトパトステージの場合に実行可能な促進演出に対応した表示例を示している。
図10-66(A1)は、図10-36(A1)と同様のスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB01Lまたは演出パターンAKB01Wである場合に、最終演出用の検出期間D02において、促進演出を実行するための演出表示となる表示例04AKD121を示している。表示例04AKD121の促進演出における演出表示は、「ボタンを一撃でシャッター爆破!!」のメッセージ表示MS03となる演出画像の表示と、「一撃!」のメッセージ表示MS04となる演出画像の表示と、メーター表示を含んだボタン表示CB01となる演出画像の表示と、を含んでいる。図10-66(A2)は、表示例04AKD121の演出表示に対応して、端末装置AK200において表示可能に制御される促進表示となる表示例04AKF121を示している。例えば、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP24による促進表示開始制御を実行することで、表示例04AKF121の演出表示を提供可能であればよい。表示例04AKF121の演出表示は、「ボタン画像を一撃タップ!」のメッセージ表示MS05となる演出画像の表示と、メーター表示を含んだボタン表示CB01となる演出画像の表示と、を含んでいる。メッセージ表示MS05は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるメッセージ表示MS04とは異なるメッセージを報知可能であればよい。ボタン表示CB01は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるボタン表示CB01と共通の表示態様であればよい。このように、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出は、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出と、全部または一部が異なる演出態様を含んでもよいし、全部または一部が共通の演出態様を含んでもよい。例えば、図10-60に示されたステップ04AKP08の接続確立処理が実行され、パチンコ遊技機1と端末装置AK200との通信接続が確立された場合に、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出は、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出と、共通の演出態様となるように演出画像の表示などが行われるようにしてもよい。これにより、スマホ連動モードを作動させた作動状態に対応して、メッセージ表示MS05をパチンコ遊技機1の画像表示装置5でも表示させることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。スマホ連動モードが作動していない未作動状態に対応して、メッセージ表示MS05を行わず、メッセージ表示MS03やメッセージ表示MS04を端末装置AK200のタッチディスプレイAK212でも表示させることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。表示例04AKF121のメッセージ表示MS05とボタン表示CB01とを含んだ促進表示は、表示例04AKD121の演出表示を含んだ促進演出とともに、通常状態において実行される第1促進演出に含められ得る。
表示例04AKF121の演出表示において、ボタン表示CB01の表示エリアは、端末装置AK200を所持する遊技者による1回のタップ操作となる行為や動作を検出可能な検出用表示エリアに設定される。タッチディスプレイAK212によるボタン表示CB01の表示エリアにおいて1回のタップ操作となる行為や動作が検出された場合に、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP25による行為検出条件成立の判定結果に対応して、ステップ04AKP26において行為検出情報を送信する。また、端末装置AK200の処理回路AK220は、ステップ04AKP27の検出後表示制御を行い、タッチディスプレイAK212に端末側の検出後報知画面を表示させる。パチンコ遊技機1では、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP28において行為検出情報を受信したことに対応して、ステップ04AKP29の行為検出時演出制御を行い、スーパーリーチ用演出パターンに対応した最終演出を実行可能にする。これにより、図10-36(C1)に示された表示例04AKD123のような前段最終演出に続いて、図10-36(D1)に示された表示例04AKD127のような特図表示結果が「はずれ」の場合における後段最終演出、または、図10-36(D2)に示された表示例04AKD128のような特図表示結果が「大当り」の場合における後段最終演出を、実行可能であればよい。このように、第2タイミングとなる最終演出用の検出期間D02に含まれるタイミングにおいて、端末装置AK200を用いた第2行為となる行為や動作の検出に対応して、スーパーリーチ用演出パターンによる最終演出を、第2演出として実行可能であればよい。この場合に、第2演出となる最終演出は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為の検出に対応して実行可能なので、衛生面を考慮して遊技興趣を向上させる斬新なパチンコ遊技機1を提供することができる。また、通常状態において第1促進演出が実行された場合、端末装置AK200を用いた第1行為となる行為や動作の検出に対応して、スーパーリーチ用演出パターンによる最終演出を、第1演出として実行可能であればよい。この場合に、第1演出となる最終演出は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為の検出に対応して実行可能なので、衛生面を考慮して遊技興趣を向上させる斬新なパチンコ遊技機1を提供することができる。
図10-66(B1)は、図10-36(A2)と同様のスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB02Lまたは演出パターンAKB02Wである場合に、最終演出用の検出期間D02において、促進演出を実行するための演出表示となる表示例04AKD124を示している。表示例04AKD124の促進演出における演出表示は、「ボタンを連打でシャッター爆破!!」のメッセージ表示MS06となる演出画像の表示と、「連打!」のメッセージ表示MS07となる演出画像の表示と、メーター表示を含んだボタン表示CB01となる演出画像の表示と、を含んでいる。図10-66(B2)は、表示例04AKD124の演出表示に対応して、端末装置AK200において表示可能に制御される促進表示となる表示例04AKF122を示している。例えば、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP24による促進表示開始制御を実行することで、表示例04AKF122の演出表示を提供可能であればよい。表示例04AKF122の演出表示は、「ボタン画像を連射タップ!」のメッセージ表示MS08となる演出画像の表示と、メーター表示を含んだボタン表示CB01となる演出画像の表示と、を含んでいる。メッセージ表示MS08は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるメッセージ表示MS07とは異なるメッセージを報知可能であればよい。ボタン表示CB01は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるボタン表示CB01と共通の表示態様であればよい。このように、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出は、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出と、全部または一部が異なる演出態様を含んでもよいし、全部または一部が共通の演出態様を含んでもよい。例えば、図10-60に示されたステップ04AKP08の接続確立処理が実行され、パチンコ遊技機1と端末装置AK200との通信接続が確立された場合に、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出は、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出と、共通の演出態様となるように演出画像の表示などが行われるようにしてもよい。これにより、スマホ連動モードを作動させた作動状態に対応して、メッセージ表示MS08をパチンコ遊技機1の画像表示装置5でも表示させることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。スマホ連動モードが作動していない未作動状態に対応して、メッセージ表示MS08を行わず、メッセージ表示MS06を端末装置AK200のタッチディスプレイAK212でも表示させることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。表示例04AKF122のメッセージ表示MS08とボタン表示CB01とを含んだ促進表示は、表示例04AKD124の演出表示を含んだ促進演出とともに、通常状態において実行される第2促進演出に含められ得る。
表示例04AKF122の演出表示において、ボタン表示CB01の表示エリアは、端末装置AK200を所持する遊技者による複数回のタップ操作となる行為や動作を検出可能な検出用表示エリアに設定される。タッチディスプレイAK212によるボタン表示CB01の表示エリアにおいて複数回のタップ操作となる行為や動作が検出された場合に、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP25による行為検出条件成立の判定結果に対応して、ステップ04AKP26において行為検出情報を送信する。また、端末装置AK200の処理回路AK220は、ステップ04AKP27の検出後表示制御を行い、タッチディスプレイAK212に端末側の検出後報知画面を表示させる。パチンコ遊技機1では、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP28において行為検出情報を受信したことに対応して、ステップ04AKP29の行為検出時演出制御を行い、スーパーリーチ用演出パターンに対応した最終演出を実行可能にする。これにより、図10-36(C2)に示された表示例04AKD126のような前段最終演出に続いて、図10-36(D1)に示された表示例04AKD127のような特図表示結果が「はずれ」の場合における後段最終演出、または、図10-36(D2)に示された表示例04AKD128のような特図表示結果が「大当り」の場合における後段最終演出を、実行可能であればよい。このように、第2タイミングとなる最終演出用の検出期間D02に含まれるタイミングにおいて、端末装置AK200を用いた第2行為となる行為や動作の検出に対応して、スーパーリーチ用演出パターンによる最終演出を、第2演出として実行可能であればよい。また、通常状態において第2促進演出が実行された場合、端末装置AK200を用いた第2行為となる行為や動作の検出に対応して、スーパーリーチ用演出パターンによる最終演出を、第2演出として実行可能であればよい。これらの場合に、第2演出となる最終演出は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為の検出に対応して実行可能なので、衛生面を考慮して遊技興趣を向上させる斬新なパチンコ遊技機1を提供することができる。
図10-67(A1)は、図10-37(C)などと同様のスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB21Lまたは演出パターンAKB21Wである場合に、促進演出開始となる表示例04AKD203を示している。表示例04AKD203の促進演出における演出表示は、「ボタンを押して狙ってね」のメッセージ表示MS11となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB11となる演出画像の表示と、を含んでいる。図10-67(A2)は、表示例04AKD203の演出表示に対応して、端末装置AK200において表示可能に制御される促進表示開始となる表示例04AKF201を示している。例えば、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP24による促進表示開始制御を実行することで、表示例04AKF201の演出表示を提供可能であればよい。表示例04AKF201の演出表示は、「ボタン画像をタップして狙ってね」のメッセージ表示MS12となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB12となる演出画像の表示と、を含んでいる。メッセージ表示MS12は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるメッセージ表示MS11とは異なるメッセージを報知可能であればよい。ボタン表示CB12は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるボタン表示CB11とは異なる表示態様であればよい。このように、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出は、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出と、全部または一部が異なる演出態様を含んでもよい。あるいは、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出は、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出と、全部または一部が共通の演出態様を含んでもよい。例えば、図10-60に示されたステップ04AKP08の接続確立処理が実行され、パチンコ遊技機1と端末装置AK200との通信接続が確立された場合に、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出は、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出と、共通の演出態様となるように演出画像の表示などが行われるようにしてもよい。これにより、スマホ連動モードを作動させた作動状態に対応して、メッセージ表示MS12をパチンコ遊技機1の画像表示装置5でも表示させることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。スマホ連動モードが作動していない未作動状態に対応して、メッセージ表示MS12を行わず、メッセージ表示MS11を端末装置AK200のタッチディスプレイAK212でも表示させるとともに、ボタン表示CB12をパチンコ遊技機1の画像表示装置5で表示させるボタン表示CB11と同じ表示にすることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。表示例04AKF201のメッセージ表示MS12とボタン表示CB12とを含んだ促進表示は、表示例04AKD203の演出表示を含んだ促進演出とともに、時短状態において実行される第3促進演出に含められ得る。
図10-67(B1)は、図10-37(D)などと同様のスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB21Lまたは演出パターンAKB21Wである場合に、最終演出用の検出期間D02において、促進演出を実行するための演出表示となる表示例04AKD204を示している。表示例04AKD204の促進演出における演出表示は、「あと5秒」など検出期間D02の残り時間を示すメッセージ表示MS13となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB13となる演出画像の表示と、を含んでいる。図10-67(B2)は、表示例04AKD204の演出表示に対応して、端末装置AK200において表示可能に制御される促進表示中となる表示例04AKF202を示している。例えば、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP24による促進表示開始制御に続いて、タッチディスプレイAK212の画像表示を切り替えることで、表示例04AKF202の演出表示を提供可能であればよい。表示例04AKF202の演出表示は、「あと5秒」など検出期間D02の残り時間を示すメッセージ表示MS13となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB12となる演出画像の表示と、を含んでいる。メッセージ表示MS13は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるメッセージ表示MS13と共通のメッセージを報知可能であればよい。ボタン表示CB12は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるボタン表示CB11とは異なる表示態様であればよい。このように、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出は、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出と、全部または一部が異なる演出態様を含んでもよいし、全部または一部が共通の演出態様を含んでもよい。例えば、図10-60に示されたステップ04AKP08の接続確立処理が実行され、パチンコ遊技機1と端末装置AK200との通信接続が確立された場合に、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出は、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出と、共通の演出態様となるように演出画像の表示などが行われるようにしてもよい。これにより、スマホ連動モードを作動させた作動状態とスマホ連動モードが作動していない未作動状態とに対応して、ボタン表示CB12をパチンコ遊技機1の画像表示装置5で表示させるボタン表示CB11と同じ表示にすることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。表示例04AKF202のメッセージ表示MS13とボタン表示CB12とを含んだ促進表示は、表示例04AKD204の演出表示を含んだ促進演出とともに、時短状態において実行される第3促進演出に含められ得る。
表示例04AKF202の演出表示において、ボタン表示CB12の表示エリアは、端末装置AK200を所持する遊技者による1回のタップ操作となる行為や動作を検出可能な検出用表示エリアに設定される。タッチディスプレイAK212によるボタン表示CB12の表示エリアにおいて1回のタップ操作となる行為や動作が検出された場合に、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP25による行為検出条件成立の判定結果に対応して、ステップ04AKP26において行為検出情報を送信する。また、端末装置AK200の処理回路AK220は、ステップ04AKP27の検出後表示制御を行い、タッチディスプレイAK212に端末側の検出後報知画面を表示させる。パチンコ遊技機1では、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP28において行為検出情報を受信したことに対応して、ステップ04AKP29の行為検出時演出制御を行い、スーパーリーチ用演出パターンに対応した最終演出を実行可能にする。これにより、スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB21Wの場合に、図10-37(F)に示された04AKD206のような最終演出を、実行可能であればよい。このように、時短状態において第3促進演出が実行された場合、端末装置AK200を用いた第1行為となる行為や動作の検出に対応して、スーパーリーチ用演出パターンによる最終演出を、第3演出として実行可能であればよい。この場合に、第3演出となる最終演出は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為の検出に対応して実行可能なので、衛生面を考慮して遊技興趣を向上させる斬新なパチンコ遊技機1を提供することができる。
図10-68(A1)は、図10-38(C)などと同様のスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB22Lまたは演出パターンAKB22Wである場合に、促進演出開始となる表示例04AKD213を示している。表示例04AKD213の促進演出における演出表示は、「ボタンを連打してひたすら打て」のメッセージ表示MS14となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB11となる演出画像の表示と、を含んでいる。図10-68(A2)は、表示例04AKD213の演出表示に対応して、端末装置AK200において表示可能に制御される促進表示開始となる表示例04AKF211を示している。例えば、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP24による促進表示開始制御を実行することで、表示例04AKF211の演出表示を提供可能であればよい。表示例04AKF211の演出表示は、「ボタン画像を何度もタップしてね」のメッセージ表示MS15となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB12となる演出画像の表示と、を含んでいる。メッセージ表示MS15は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるメッセージ表示MS14とは異なるメッセージを報知可能であればよい。ボタン表示CB12は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるボタン表示CB11とは異なる表示態様であればよい。このように、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出は、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出と、全部または一部が異なる演出態様を含んでもよい。あるいは、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出は、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出と、全部または一部が共通の演出態様を含んでもよい。例えば、図10-60に示されたステップ04AKP08の接続確立処理が実行され、パチンコ遊技機1と端末装置AK200との通信接続が確立された場合に、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出は、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出と、共通の演出態様となるように演出画像の表示などが行われるようにしてもよい。これにより、スマホ連動モードを作動させた作動状態に対応して、メッセージ表示MS15をパチンコ遊技機1の画像表示装置5でも表示させるとともに、ボタン表示CB12をパチンコ遊技機1の画像表示装置5で表示させるボタン表示CB11と同じ表示にすることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。スマホ連動モードが作動していない未作動状態に対応して、メッセージ表示MS15を行わず、メッセージ表示MS14を端末装置AK200のタッチディスプレイAK212でも表示させるとともに、ボタン表示CB12をパチンコ遊技機1の画像表示装置5で表示させるボタン表示CB11と同じ表示にすることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。表示例04AKF211のメッセージ表示MS15とボタン表示CB12とを含んだ促進表示は、表示例04AKD213の演出表示を含んだ促進演出とともに、時短状態において実行される第4促進演出に含められ得る。
図10-68(B1)は、図10-38(D)などと同様のスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB22Lまたは演出パターンAKB22Wである場合に、最終演出用の検出期間D02において、促進演出を実行するための演出表示となる表示例04AKD214を示している。表示例04AKD214の促進演出における演出表示は、「あと5秒」など検出期間D02の残り時間を示すメッセージ表示MS13となる演出画像の表示と、「連打!」のメッセージ表示MS16となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB13となる演出画像の表示と、を含んでいる。図10-68(B2)は、表示例04AKD214の演出表示に対応して、端末装置AK200において表示可能に制御される促進表示中となる表示例04AKF212を示している。例えば、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP24による促進表示開始制御に続いて、タッチディスプレイAK212の画像表示を切り替えることで、表示例04AKF212の演出表示を提供可能であればよい。表示例04AKF212の演出表示は、「あと5秒」など検出期間D02の残り時間を示すメッセージ表示MS13となる演出画像の表示と、「連射!」のメッセージ表示MS17となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB12となる演出画像の表示と、を含んでいる。メッセージ表示MS13は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるメッセージ表示MS13と共通のメッセージを報知可能であればよい。メッセージ表示MS17は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるメッセージ表示MS16とは異なるメッセージを報知可能であればよい。ボタン表示CB12は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるボタン表示CB11とは異なる表示態様であればよい。このように、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出は、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出と、全部または一部が異なる演出態様を含んでもよいし、全部または一部が共通の演出態様を含んでもよい。例えば、図10-60に示されたステップ04AKP08の接続確立処理が実行され、パチンコ遊技機1と端末装置AK200との通信接続が確立された場合に、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出は、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出と、共通の演出態様となるように演出画像の表示などが行われるようにしてもよい。これにより、スマホ連動モードを作動させた作動状態に対応して、メッセージ表示MS17をパチンコ遊技機1の画像表示装置5でも表示させることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。スマホ連動モードが作動していない未作動状態に対応して、メッセージ表示MS17を行わず、メッセージ表示MS16を端末装置AK200のタッチディスプレイAK212でも表示させるとともに、ボタン表示CB12をパチンコ遊技機1の画像表示装置5で表示させるボタン表示CB11と同じ表示にすることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。表示例04AKF212のメッセージ表示MS13とメッセージ表示MS17とボタン表示CB12とを含んだ促進表示は、表示例04AKD214の演出表示を含んだ促進演出とともに、時短状態において実行される第4促進演出に含められ得る。
表示例04AKF212の演出表示において、ボタン表示CB12の表示エリアは、端末装置AK200を所持する遊技者による複数回のタップ操作となる行為や動作を検出可能な検出用表示エリアに設定される。タッチディスプレイAK212によるボタン表示CB12の表示エリアにおいて複数回のタップ操作となる行為や動作が検出された場合に、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP25による行為検出条件成立の判定結果に対応して、ステップ04AKP26において行為検出情報を送信する。また、端末装置AK200の処理回路AK220は、ステップ04AKP27の検出後表示制御を行い、タッチディスプレイAK212に端末側の検出後報知画面を表示させる。パチンコ遊技機1では、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP28において行為検出情報を受信したことに対応して、ステップ04AKP29の行為検出時演出制御を行い、スーパーリーチ用演出パターンに対応した最終演出を実行可能にする。これにより、スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB22Wの場合に、図10-38(F)に示された04AKD216のような最終演出を、実行可能であればよい。このように、時短状態において第4促進演出が実行された場合、端末装置AK200を用いた第2行為となる行為や動作の検出に対応して、スーパーリーチ用演出パターンによる最終演出を、第4演出として実行可能であればよい。この場合に、第4演出となる最終演出は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為の検出に対応して実行可能なので、衛生面を考慮して遊技興趣を向上させる斬新なパチンコ遊技機1を提供することができる。
図10-69(A1)は、図10-40(D)と同様のスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB11Lまたは演出パターンAKB11Wである場合に、最終演出用の検出期間D02において、促進演出を実行するための演出表示となる表示例04AKD304を示している。表示例04AKD304の促進演出における演出表示は、「一撃!」のメッセージ表示MS04となる演出画像の表示と、メーター表示を含んだボタン表示CB01となる演出画像の表示と、を含んでいる。図10-69(A2)は、表示例04AKD304の演出表示に対応して、端末装置AK200において表示可能に制御される促進表示となる表示例04AKF301を示している。例えば、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP24による促進表示開始制御に続いて、タッチディスプレイAK212の画像表示を切り替えることで、表示例04AKF301の演出表示を提供可能であればよい。表示例04AKF301の演出表示は、「ボタン画像を一撃タップ!」のメッセージ表示MS05となる演出画像の表示と、メーター表示を含んだボタン表示CB01となる演出画像の表示と、を含んでいる。メッセージ表示MS05は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるメッセージ表示MS04とは異なるメッセージを報知可能であればよい。ボタン表示CB01は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるボタン表示CB01と共通の表示態様であればよい。このように、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出は、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出と、全部または一部が異なる演出態様を含んでもよいし、全部または一部が共通の演出態様を含んでもよい。例えば、図10-60に示されたステップ04AKP08の接続確立処理が実行され、パチンコ遊技機1と端末装置AK200との通信接続が確立された場合に、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出は、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出と、共通の演出態様となるように演出画像の表示などが行われるようにしてもよい。これにより、スマホ連動モードを作動させた作動状態に対応して、メッセージ表示MS05をパチンコ遊技機1の画像表示装置5でも表示させることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。スマホ連動モードが作動していない未作動状態に対応して、メッセージ表示MS05を行わず、メッセージ表示MS04を端末装置AK200のタッチディスプレイAK212でも表示させることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。表示例04AKF301のメッセージ表示MS05とボタン表示CB01とを含んだ促進表示は、表示例04AKD304の演出表示を含んだ促進演出とともに、通常状態において実行される第1促進演出に含められ得る。
表示例04AKF301の演出表示において、ボタン表示CB01の表示エリアは、端末装置AK200を所持する遊技者による1回のタップ操作となる行為や動作を検出可能な検出用表示エリアに設定される。タッチディスプレイAK212によるボタン表示CB01の表示エリアにおいて1回のタップ操作となる行為や動作が検出された場合に、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP25による行為検出条件成立の判定結果に対応して、ステップ04AKP26において行為検出情報を送信する。また、端末装置AK200の処理回路AK220は、ステップ04AKP27の検出後表示制御を行い、タッチディスプレイAK212に端末側の検出後報知画面を表示させる。パチンコ遊技機1では、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP28において行為検出情報を受信したことに対応して、ステップ04AKP29の行為検出時演出制御を行い、スーパーリーチ用演出パターンに対応した最終演出を実行可能にする。これにより、図10-40(F)に示された表示例04AKD306のような特図表示結果が「はずれ」の場合における最終演出とともに可変表示終了となってもよいし、図10-40(G)に示された表示例04AKD307のような特図表示結果が「大当り」の場合における最終演出に続いて、図10-40(H)に示された表示例04AKD308のような可変表示終了となってもよい。このように、通常状態において第1促進演出が実行された場合、端末装置AK200を用いた第1行為となる行為や動作の検出に対応して、スーパーリーチ用演出パターンによる最終演出を、第1演出として実行可能であればよい。この場合に、第1演出となる最終演出は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為の検出に対応して実行可能なので、衛生面を考慮して遊技興趣を向上させる斬新なパチンコ遊技機1を提供することができる。
図10-69(B1)は、図10-41(D)と同様のスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB12Lまたは演出パターンAKB12Wである場合に、最終演出用の検出期間D02において、促進演出を実行するための演出表示となる表示例04AKD314を示している。表示例04AKD314の促進演出における演出表示は、「連打!」のメッセージ表示MS07となる演出画像の表示と、メーター表示を含んだボタン表示CB01となる演出画像の表示と、を含んでいる。図10-69(B2)は、表示例04AKD314の演出表示に対応して、端末装置AK200において表示可能に制御される促進表示となる表示例04AKF311を示している。例えば、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP24による促進表示開始制御に続いて、タッチディスプレイAK212の画像表示を切り替えることで、表示例04AKF311の演出表示を提供可能であればよい。表示例04AKF311の演出表示は、「ボタン画像を連射タップ!」のメッセージ表示MS08となる演出画像の表示と、メーター表示を含んだボタン表示CB01となる演出画像の表示と、を含んでいる。メッセージ表示MS08は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるメッセージ表示MS07とは異なるメッセージを報知可能であればよい。ボタン表示CB01は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるボタン表示CB01と共通の表示態様であればよい。このように、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出は、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出と、全部または一部が異なる演出態様を含んでもよいし、全部または一部が共通の演出態様を含んでもよい。例えば、図10-60に示されたステップ04AKP08の接続確立処理が実行され、パチンコ遊技機1と端末装置AK200との通信接続が確立された場合に、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出は、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出と、共通の演出態様となるように演出画像の表示などが行われるようにしてもよい。これにより、スマホ連動モードを作動させた作動状態に対応して、メッセージ表示MS08をパチンコ遊技機1の画像表示装置5でも表示させることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。スマホ連動モードが作動していない未作動状態に対応して、メッセージ表示MS08を行わず、メッセージ表示MS07を端末装置AK200のタッチディスプレイAK212でも表示させることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。表示例04AKF311のメッセージ表示MS08とボタン表示CB01とを含んだ促進表示は、表示例04AKD314の演出表示を含んだ促進演出とともに、通常状態において実行される第2促進演出に含められ得る。
表示例04AKF311の演出表示において、ボタン表示CB01の表示エリアは、端末装置AK200を所持する遊技者による複数回のタップ操作となる行為や動作を検出可能な検出用表示エリアに設定される。タッチディスプレイAK212によるボタン表示CB01の表示エリアにおいて複数回のタップ操作となる行為や動作が検出された場合に、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP25による行為検出条件成立の判定結果に対応して、ステップ04AKP26において行為検出情報を送信する。また、端末装置AK200の処理回路AK220は、ステップ04AKP27の検出後表示制御を行い、タッチディスプレイAK212に端末側の検出後報知画面を表示させる。パチンコ遊技機1では、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP28において行為検出情報を受信したことに対応して、ステップ04AKP29の行為検出時演出制御を行い、スーパーリーチ用演出パターンに対応した最終演出を実行可能にする。これにより、図10-41(F)に示された表示例04AKD316のような特図表示結果が「はずれ」の場合における最終演出とともに可変表示終了となってもよいし、図10-41(G)に示された表示例04AKD317のような特図表示結果が「大当り」の場合における最終演出に続いて、図10-41(H)に示された表示例04AKD318のような可変表示終了となってもよい。このように、通常状態において第2促進演出が実行された場合、端末装置AK200を用いた第2行為となる行為や動作の検出に対応して、スーパーリーチ用演出パターンによる最終演出を、第2演出として実行可能であればよい。この場合に、第2演出となる最終演出は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為の検出に対応して実行可能なので、衛生面を考慮して遊技興趣を向上させる斬新なパチンコ遊技機1を提供することができる。
図10-70(A1)は、図10-42(C)などと同様のスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB31Lまたは演出パターンAKB31Wである場合に、促進演出開始となる表示例04AKD323を示している。表示例04AKD323の促進演出における演出表示は、「ボタンを一撃でランプ点灯に期待!!」のメッセージ表示MS31となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB11となる演出画像の表示と、を含んでいる。図10-70(A2)は、表示例04AKD323の演出表示に対応して、端末装置AK200において表示可能に制御される促進表示開始となる表示例04AKF321を示している。例えば、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP24による促進表示開始制御を実行することで、表示例04AKF321の演出表示を提供可能であればよい。表示例04AKF321の演出表示は、「ボタン画像を一回タップでランプ点灯?」のメッセージ表示MS32となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB12となる演出画像の表示と、を含んでいる。メッセージ表示MS32は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるメッセージ表示MS31とは異なるメッセージを報知可能であればよい。ボタン表示CB12は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるボタン表示CB11とは異なる表示態様であればよい。このように、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出は、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出と、全部または一部が異なる演出態様を含んでもよい。あるいは、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出は、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出と、全部または一部が共通の演出態様を含んでもよい。例えば、図10-60に示されたステップ04AKP08の接続確立処理が実行され、パチンコ遊技機1と端末装置AK200との通信接続が確立された場合に、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出は、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出と、共通の演出態様となるように演出画像の表示などが行われるようにしてもよい。これにより、スマホ連動モードを作動させた作動状態に対応して、メッセージ表示MS32をパチンコ遊技機1の画像表示装置5でも表示させることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。スマホ連動モードが作動していない未作動状態に対応して、メッセージ表示MS32を行わず、メッセージ表示MS31を端末装置AK200のタッチディスプレイAK212でも表示させるとともに、ボタン表示CB12をパチンコ遊技機1の画像表示装置5で表示させるボタン表示CB11と同じ表示にすることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。表示例04AKF321のメッセージ表示MS32とボタン表示CB12とを含んだ促進表示は、表示例04AKD323の演出表示を含んだ促進演出とともに、時短状態において実行される第3促進演出に含められ得る。
図10-70(B1)は、図10-42(D)などと同様のスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB31Lまたは演出パターンAKB31Wである場合に、最終演出用の検出期間D02において、促進演出を実行するための演出表示となる表示例04AKD324を示している。表示例04AKD324の促進演出における演出表示は、「あと5秒」など検出期間D02の残り時間を示すメッセージ表示MS13となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB13となる演出画像の表示と、を含んでいる。図10-70(B2)は、表示例04AKD324の演出表示に対応して、端末装置AK200において表示可能に制御される促進表示中となる表示例04AKF322を示している。例えば、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP24による促進表示開始制御に続いて、タッチディスプレイAK212の画像表示を切り替えることで、表示例04AKF322の演出表示を提供可能であればよい。表示例04AKF322の演出表示は、「あと5秒」など検出期間D02の残り時間を示すメッセージ表示MS13となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB12となる演出画像の表示と、を含んでいる。メッセージ表示MS13は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるメッセージ表示MS13と共通のメッセージを報知可能であればよい。ボタン表示CB12は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるボタン表示CB13とは異なる表示態様であればよい。このように、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出は、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出と、全部または一部が異なる演出態様を含んでもよいし、全部または一部が共通の演出態様を含んでもよい。例えば、図10-60に示されたステップ04AKP08の接続確立処理が実行され、パチンコ遊技機1と端末装置AK200との通信接続が確立された場合に、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出は、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出と、共通の演出態様となるように演出画像の表示などが行われるようにしてもよい。これにより、スマホ連動モードを作動させた作動状態とスマホ連動モードが作動していない未作動状態とに対応して、ボタン表示CB12をパチンコ遊技機1の画像表示装置5で表示させるボタン表示CB13と同じ表示にすることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。表示例04AKF322のメッセージ表示MS13とボタン表示CB12とを含んだ促進表示は、表示例04AKD324の演出表示を含んだ促進演出とともに、時短状態において実行される第3促進演出に含められ得る。
表示例04AKF322の演出表示において、ボタン表示CB12の表示エリアは、端末装置AK200を所持する遊技者による1回のタップ操作となる行為や動作を検出可能な検出用表示エリアに設定される。タッチディスプレイAK212によるボタン表示CB12の表示エリアにおいて1回のタップ操作となる行為や動作が検出された場合に、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP25による行為検出条件成立の判定結果に対応して、ステップ04AKP26において行為検出情報を送信する。また、端末装置AK200の処理回路AK220は、ステップ04AKP27の検出後表示制御を行い、タッチディスプレイAK212に端末側の検出後報知画面を表示させる。パチンコ遊技機1では、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP28において行為検出情報を受信したことに対応して、ステップ04AKP29の行為検出時演出制御を行い、スーパーリーチ用演出パターンに対応した最終演出を実行可能にする。これにより、スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB31Wの場合に、図10-42(F1)に示された04AKD326のような最終演出とともに可変表示終了となり、これに加えて図10-42(F2)に示された演出例04AKD327のような回転ランプ9Aの点灯による回転ランプ点灯を実行可能であればよい。このように、時短状態において第3促進演出が実行された場合、端末装置AK200を用いた第1行為となる行為や動作の検出に対応して、スーパーリーチ用演出パターンによる最終演出を、第3演出として実行可能であればよい。この場合に、第3演出となる最終演出は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為の検出に対応して実行可能なので、衛生面を考慮して遊技興趣を向上させる斬新なパチンコ遊技機1を提供することができる。
図10-71(A1)は、図10-43(C)などと同様のスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB32Lまたは演出パターンAKB32Wである場合に、促進演出開始となる表示例04AKD333を示している。表示例04AKD333の促進演出における演出表示は、「ボタンを連打でランプ点灯に期待!!」のメッセージ表示MS33となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB11となる演出画像の表示と、を含んでいる。図10-71(A2)は、表示例04AKD333の演出表示に対応して、端末装置AK200において表示可能に制御される促進表示開始となる表示例04AKF331を示している。例えば、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP24による促進表示開始制御を実行することで、表示例04AKF331の演出表示を提供可能であればよい。表示例04AKF331の演出表示は、「ボタン画像を何度もタップでランプ点灯?」のメッセージ表示MS34となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB12となる演出画像の表示と、を含んでいる。メッセージ表示MS34は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるメッセージ表示MS33とは異なるメッセージを報知可能であればよい。ボタン表示CB12は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるボタン表示CB11とは異なる表示態様であればよい。このように、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出は、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出と、全部または一部が異なる演出態様を含んでもよい。あるいは、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出は、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出と、全部または一部が共通の演出態様を含んでもよい。例えば、図10-60に示されたステップ04AKP08の接続確立処理が実行され、パチンコ遊技機1と端末装置AK200との通信接続が確立された場合に、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出は、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出と、共通の演出態様となるように演出画像の表示などが行われるようにしてもよい。これにより、スマホ連動モードを作動させた作動状態に対応して、メッセージ表示MS34をパチンコ遊技機1の画像表示装置5でも表示させることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。スマホ連動モードが作動していない未作動状態に対応して、メッセージ表示MS34を行わず、メッセージ表示MS33を端末装置AK200のタッチディスプレイAK212でも表示させるとともに、ボタン表示CB12をパチンコ遊技機1の画像表示装置5で表示させるボタン表示CB11と同じ表示にすることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。表示例04AKF331のメッセージ表示MS34とボタン表示CB12とを含んだ促進表示は、表示例04AKD333の演出表示を含んだ促進演出とともに、時短状態において実行される第4促進演出に含められ得る。
図10-71(B1)は、図10-43(D)などと同様のスーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB32Lまたは演出パターンAKB32Wである場合に、最終演出用の検出期間D02において、促進演出を実行するための演出表示となる表示例04AKD334を示している。表示例04AKD334の促進演出における演出表示は、「あと5秒」など検出期間D02の残り時間を示すメッセージ表示MS13となる演出画像の表示と、「連打!」のメッセージ表示MS16となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB13となる演出画像の表示と、を含んでいる。図10-71(B2)は、表示例04AKD334の演出表示に対応して、端末装置AK200において表示可能に制御される促進表示中となる表示例04AKF332を示している。例えば、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP24による促進表示開始制御に続いて、タッチディスプレイAK212の画像表示を切り替えることで、表示例04AKF332の演出表示を提供可能であればよい。表示例04AKF332の演出表示は、「あと5秒」など検出期間D02の残り時間を示すメッセージ表示MS13となる演出画像の表示と、「もっとタップ!」のメッセージ表示MS35となる演出画像の表示と、メーター表示を含まないボタン表示CB12となる演出画像の表示と、を含んでいる。メッセージ表示MS13は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるメッセージ表示MS13と共通のメッセージを報知可能であればよい。メッセージ表示MS35は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるメッセージ表示MS16とは異なるメッセージを報知可能であればよい。ボタン表示CB12は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるボタン表示CB11とは異なる表示態様であればよい。このように、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出は、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出と、全部または一部が異なる演出態様を含んでもよいし、全部または一部が共通の演出態様を含んでもよい。例えば、図10-60に示されたステップ04AKP08の接続確立処理が実行され、パチンコ遊技機1と端末装置AK200との通信接続が確立された場合に、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出は、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出と、共通の演出態様となるように演出画像の表示などが行われるようにしてもよい。これにより、スマホ連動モードを作動させた作動状態に対応して、メッセージ表示MS35をパチンコ遊技機1の画像表示装置5でも表示させることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。スマホ連動モードが作動していない未作動状態に対応して、メッセージ表示MS35を行わず、メッセージ表示MS16を端末装置AK200のタッチディスプレイAK212でも表示させるとともに、ボタン表示CB12をパチンコ遊技機1の画像表示装置5で表示させるボタン表示CB13と同じ表示にすることで、共通の演出態様による促進演出を実行可能にしてもよい。表示例04AKF332のメッセージ表示MS13とメッセージ表示MS35とボタン表示CB12とを含んだ促進表示は、表示例04AKD333の演出表示を含んだ促進演出とともに、時短状態において実行される第4促進演出に含められ得る。
表示例04AKF332の演出表示において、ボタン表示CB12の表示エリアは、端末装置AK200を所持する遊技者による複数回のタップ操作となる行為や動作を検出可能な検出用表示エリアに設定される。タッチディスプレイAK212によるボタン表示CB12の表示エリアにおいて複数回のタップ操作となる行為や動作が検出された場合に、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP25による行為検出条件成立の判定結果に対応して、ステップ04AKP26において行為検出情報を送信する。また、端末装置AK200の処理回路AK220は、ステップ04AKP27の検出後表示制御を行い、タッチディスプレイAK212に端末側の検出後報知画面を表示させる。パチンコ遊技機1では、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP28において行為検出情報を受信したことに対応して、ステップ04AKP29の行為検出時演出制御を行い、スーパーリーチ用演出パターンに対応した最終演出を実行可能にする。これにより、スーパーリーチ用演出パターンが演出パターンAKB32Wの場合に、図10-43(F1)に示された04AKD336のような最終演出とともに可変表示終了となり、これに加えて図10-43(F2)に示された演出例04AKD337のような回転ランプ9Aの点灯による回転ランプ点灯を実行可能であればよい。このように、時短状態において第4促進演出が実行された場合、端末装置AK200を用いた第2行為となる行為や動作の検出に対応して、スーパーリーチ用演出パターンによる最終演出を、第4演出として実行可能であればよい。この場合に、第4演出となる最終演出は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為の検出に対応して実行可能なので、衛生面を考慮して遊技興趣を向上させる斬新なパチンコ遊技機1を提供することができる。
図10-72および図10-73は、時短制御がなく低ベース制御が行われる通常状態と、時短制御があり高ベース制御が行われる時短状態や確変状態と、にそれぞれ対応した複数種類の演出状態となる複数の演出ステージを、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為の検出により切替可能とする場合の表示例を示している。このうち、図10-72(A1)の表示例04AKF501は、時短制御がない場合に対応した時短制御なし時メニュー表示を示している。図10-72(B1)の表示例04AKF502は、表示例04AKF501において演出ステージ設定用表示項目を選択した場合のサブメニューとなる画像表示を示している。図10-72(B2)の表示例04AKF503は、大当り終了の場合に対応した大当り終了時ステージ選択表示を示している。図10-73(A)の表示例04AKF511は、時短制御がある場合に対応した時短制御あり時メニュー表示を示している。図10-73(B)の表示例04AKF512は、表示例04AKF511において演出ステージ設定用表示項目を選択した場合のサブメニューとなる画像表示を示している。
表示例04AKF501の時短制御なし時メニュー表示は、時短制御がなく低ベース制御が行われる通常状態において、表示可能であればよい。なお、端末装置AK200によるアプリの起動後である場合に、パチンコ遊技機1における遊技状態にかかわらず、表示例04AKF501と同様の画面表示を、デフォルトの画面表示として表示可能であってもよい。例えば、図10-60に示されたステップ04AKP08の接続確立処理により、パチンコ遊技機1と端末装置AK200との通信接続が確立された場合に、端末装置AK200の処理回路AK220は、タッチディスプレイAK212に対して表示例04AKF501と同様の画面表示を行わせるように制御可能であればよい。表示例04AKF501の時短制御なし時メニュー表示が可能な期間は、時短制御なし時のメニュー表示期間ともいう。
表示例04AKF501の時短制御なし時メニュー表示は、複数の表示エリアTA01~TA03を含む。表示エリアTA01は、演出ステージ設定用表示項目に対応する。表示エリアTA02は、出力量設定用表示項目に対応する。表示エリアTA03は、玉数管理用表示項目に対応する。遊技者は、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212において、表示エリアTA01~TA03のいずれかをタップする行為や動作により、それぞれに対応する表示項目について選択を指示することができる。端末装置AK200のメインユニットAK202における処理回路AK220は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いたタップ操作となる行為や動作の検出にもとづいて、表示エリアTA01~TA03に対応する表示項目の選択結果を、通信回路AK208から出力される通信信号によりパチンコ遊技機1に通知するように制御可能であればよい。
表示例04AKF502のサブメニューとなる画像表示は、時短制御がない通常状態において切替可能な複数の演出ステージに対応する複数の表示エリアTA11、TA12を含む。表示エリアTA11は、シャッターステージの表示項目に対応する。表示エリアTA12は、ボンバーステージの表示項目に対応する。遊技者は、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212において、表示エリアTA11のタップ操作となる行為や動作によりシャッターステージの表示項目について選択を指示することができ、表示エリアTA12のタップ操作となる行為や動作によりボンバーステージの表示項目について選択を指示することができる。端末装置AK200のメインユニットAK202における処理回路220は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いたタップ操作となる行為や動作の検出にもとづいて、表示エリアTA11、TA12に対応する表示項目の選択結果を、通信回路AK208から出力される通信信号によりパチンコ遊技機1に通知するように制御可能であればよい。
表示例04AKF503の大当り終了時ステージ選択表示は、例えば大当り遊技状態の終了に対応して、時短状態や確変状態における演出ステージが選択可能となる大当り終了時ステージ選択期間において、表示可能であればよい。その他、時短はずれ図柄の導出表示や救済時短に対応して、時短状態における演出ステージが選択可能となる時短開始時ステージ選択期間において、表示例04AKF503と同様の画面表示が行われるようにしてもよい。例えば、図10-32(L)に示された救済時短での演出ステージ選択に対応して、端末装置AK200の処理回路AK220は、タッチディスプレイAK212に対して表示例04AKF503と同様の画面表示を行わせるように制御可能であればよい。
表示例04AKF503の大当り終了時ステージ選択表示は、時短制御がある時短状態や確変状態において切替可能な複数の演出ステージに対応する複数の表示エリアTA21、TA22を含む。表示エリアTA21は、ルーレットステージの表示項目に対応する。表示エリアTA22は、パトパトステージの表示項目に対応する。遊技者は、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212において、表示エリアTA21のタップ操作となる行為や動作によりルーレットステージの表示項目について選択を指示することができ、表示エリアTA22のタップ操作となる行為や動作によりパトパトステージの表示項目について選択を指示することができる。端末装置AK200のメインユニットAK202における処理回路220は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いたタップ操作となる行為や動作の検出にもとづいて、表示エリアTA21、TA22に対応する表示項目の選択結果を、通信回路AK208から出力される通信信号によりパチンコ遊技機1に通知するように制御可能であればよい。
表示例04AKF511の時短制御あり時メニュー表示は、時短制御があり高ベース制御が行われる時短状態や確変状態において、表示可能であればよい。表示例04AKF511の時短制御あり時メニュー表示は、表示例04AKF501の時短制御なし時メニュー表示と同様に、複数の表示エリアTA01~TA03を含む。ただし、演出ステージ設定用表示項目に対応する表示エリアTA01をタップする行為や動作により、演出ステージ設定用表示項目の選択結果に対応して、表示可能なサブメニューとなる画像表示は、通常状態である場合と時短状態や確変状態である場合とで、異なる表示内容となるように制御可能であればよい。端末装置AK200のメインユニットAK202における処理回路AK220は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いたタップ操作となる行為や動作の検出にもとづいて、表示エリアTA01~TA03に対応する表示項目の選択結果を、通信回路AK208から出力される通信信号によりパチンコ遊技機1に通知するように制御可能であればよい。表示例04AKF511の時短制御あり時メニュー表示が可能な期間は、時短制御あり時のメニュー表示期間ともいう。
表示例04AKF512のサブメニューとなる画像表示は、時短制御がある時短状態や確変状態において、複数の演出ステージのうちルーレットステージからパトパトステージに切替可能な表示エリアTA23を含む。時短制御がある時短状態や確変状態に対応した複数の演出ステージは、ルーレットステージからパトパトステージに切替可能であり、パトパトステージからルーレットステージに切替不能であるように、設定されてもよい。このような設定に対応した表示例04AKF512のサブメニューとなる画像表示において、遊技者は、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212において、表示エリアTA23のタップ操作となる行為や動作によりパトパトステージ切替用の表示項目について選択を指示することができる。ただし、演出ステージが既にパトパトステージである場合は、演出ステージの切替不能となり、表示例04AKF512のサブメニューとなる画像表示に代えて、演出ステージの切替不能に対応した警告画面が表示されてもよい。端末装置AK200のメインユニットAK202における処理回路AK220は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いたタップ操作となる行為や動作の検出にもとづいて、表示エリアTA23に対応する表示項目の選択結果を、通信回路AK208から出力される通信信号によりパチンコ遊技機1に通知するように制御可能であればよい。
パチンコ遊技機1では、演出制御用CPU120が図10-39に示された演出ステージ制御処理を実行し、ステップ04AKS207のステージ変更制御などにより、プッシュボタン31Bや方向選択キー31Dを用いた押下操作の場合と同様に、端末装置AK200を用いたタップ操作となる行為や動作の検出に対応して、低ベース時制御と、高ベース時制御と、を実行可能であればよい。例えば、低ベース時制御により、時短制御がなく低ベース制御が行われる通常状態に対応した複数種類の演出状態として、シャッターステージまたはボンバーステージのいずれかに切替可能となればよい。また、高ベース時制御により、時短制御があり高ベース制御が行われる時短状態などの特別状態に対応した複数種類の演出状態として、ルーレットステージまたはパトパトステージのいずれかに切替可能となればよい。なお、パチンコ遊技機1の演出制御用CPU120は、図10-39に示された演出ステージ制御処理を実行し、ステップ04AKS207のステージ変更制御などにより、端末装置AK200を用いた任意の行為や動作の検出に対応して、低ベース時制御と、高ベース時制御と、を実行可能であってもよい。
このように、時短制御なし時のメニュー表示期間において、表示例04AKF502のサブメニューを表示させ、端末装置AK200を用いた表示エリアTA11のタップ操作となる行為や動作の検出に対応して、第1演出状態としてのシャッターステージに切替可能であればよい。また、時短制御なし時のメニュー表示期間において、表示例04AKF502のサブメニューを表示させ、端末装置AK200を用いた表示エリアTA12のタップ操作となる行為や動作の検出に対応して、第2演出状態としてのボンバーステージに切替可能であればよい。大当り終了時ステージ選択期間や時短開始時ステージ選択期間において、表示例04AKF503の画面表示により、端末装置AK200を用いた表示エリアTA21のタップ操作となる行為や動作の検出に対応して、第3演出状態としてのルーレットステージに切替可能であればよい。また、大当り終了時ステージ選択期間や時短開始時ステージ選択期間において、表示例04AKF503の画面表示により、端末装置AK200を用いた表示エリアTA22のタップ操作となる行為や動作の検出に対応して、第4演出状態としてのルーレットステージに切替可能であればよい。時短制御あり時のメニュー表示期間において、表示例04AKF512のサブメニューを表示させ、端末装置AK200を用いた表示エリアTA23のタップ操作となる行為や動作の検出に対応して、第4演出状態としてのパトパトステージに切替可能であればよい。これらの場合に、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為の検出に対応して演出状態を切替可能なので、衛生面を考慮して遊技興趣を向上させる斬新なパチンコ遊技機1を提供することができる。
図10-74および図10-75は、音量や光量といった演出出力量を、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為の検出により演出設定として変更可能にする場合の表示例を示している。このうち、図10-74の表示例04AKF521は、メニュー選択時の出力量設定表示を示している。図10-75(A)~(D)の表示例04AKF531~04AKF534は、促進表示中の出力量設定表示を示している。表示例04AKF521の出力量設定表示は、図10-72(A1)に示された表示例04AKF501の時短制御なし時メニュー表示や、図10-73(A)に示された表示例04AKF511の時短制御あり時メニュー表示において、出力量設定用表示項目を選択した場合のサブメニューとなる画像表示であればよい。したがって、表示例04AKF521の出力量設定表示は、時短制御がなく低ベース制御が行われる通常状態の場合と、時短制御があり高ベース制御が行われる時短状態や確変状態の場合とで、共通の画像表示として表示可能であればよい。表示例04AKF531の出力量設定表示は、図10-66(A2)に示された表示例04AKF121の場合に対応して、演出出力量の設定変更を可能にする画像表示であればよい。表示例04AKF532の出力量設定表示は、図10-66(B2)に示された表示例04AKF122の場合に対応して、演出出力量の設定変更を可能にする画像表示であればよい。表示例04AKF533の出力量設定表示は、図10-67(A2)に示された表示例04AKF201の場合に対応して、演出出力量の設定変更を可能にする画像表示であればよい。表示例04AKF534の出力量設定表示は、図10-67(B2)に示された表示例04AKF211の場合に対応して、演出出力量の設定変更を可能にする画像表示であればよい。表示例04AKF531~04AKF534の出力量設定表示は、端末装置AK200によるアプリの起動後であれば、促進演出中でも常に表示可能としてもよいし、端末装置AK200における設定により表示の有無を切替可能としてもよい。また、他の促進演出が実行される場合についても、同様の出力量設定表示を表示可能であればよい。
表示例04AKF521の出力量設定表示は、複数の表示エリアTA31、TA32を含む。表示例04AKF531~04AKF534の出力量設定表示は、いずれも表示例04AKF521の出力量設定表示と同様に、複数の表示エリアTA31、TA32を含む。表示エリアTA31は、音量設定変更用表示項目に対応する。表示エリアTA32は、光量設定変更用表示項目に対応する。遊技者は、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212において、表示エリアTA31、TA32のいずれかをタップする行為や動作により、音量と光量とを含む演出出力量の設定変更を指示することができる。例えば、表示エリアTA31では、現在の音量に対応するレベル表示となる画像表示が行われる。そのレベル表示を基準として、音量減少側となる表示エリアTA31の左側領域をタップする行為や動作により音量を減少させる設定変更と、音量増加側となる表示エリアTA31の右側領域をタップする行為や動作により音量を増加させる設定変更と、をそれぞれ指示できればよい。あるいは、レベル表示を基準として、音量減少側となる表示エリアTA31の左側領域へとスライドする行為や動作により音量を減少させる設定変更と、音量増加側となる表示エリアTA31の右側領域へとスライドする行為や動作により音量を増加させる設定変更とを、それぞれ指示できるようにしてもよい。表示エリアTA32では、現在の光量に対応するレベル表示となる画像表示が行われる。そのレベル表示を基準として、光量減少側となる表示エリアTA32の左側領域をタップする行為や動作により光量を減少させる設定変更と、光量増加側となる表示エリアTA32の右側領域をタップする行為や動作により光量を増加させる設定変更と、をそれぞれ指示できればよい。あるいは、レベル表示を基準として、光量減少側となる表示エリアTA32の左側領域へとスライドする行為や動作により光量を減少させる設定変更と、光量増加側となる表示エリアTA32の右側領域へとスライドする行為や動作により光量を増加させる設定変更とを、それぞれ指示できるようにしてもよい。端末装置AK200のメインユニットAK202における処理回路220は、表示エリアTA31、TA32に対するタップ操作やスライド操作となる行為や動作の検出結果を、通信回路AK208から出力される通信信号によりパチンコ遊技機1に通知するように制御可能であればよい。
表示例04AKF531の出力量設定表示が行われる場合の演出表示は、メッセージ表示MS05やボタン表示CB01に加えて、音量や光量といった演出出力量を演出設定として変更可能にする表示エリアTA31、TA32を含んでいる。表示例04AKF532の出力量設定表示が行われる場合の演出表示は、メッセージ表示MS08やボタン表示CB01に加えて、音量や光量といった演出出力量を演出設定として変更可能にする表示エリアTA31、TA32を含んでいる。表示例04AKF533の出力量設定表示が行われる場合の演出表示は、メッセージ表示MS12やボタン表示CB12に加えて、音量や光量といった演出出力量を演出設定として変更可能にする表示エリアTA31、TA32を含んでいる。表示例04AKF534の出力量設定表示が行われる場合の演出表示は、メッセージ表示MS15やボタン表示CB12に加えて、音量や光量といった演出出力量を演出設定として変更可能にする表示エリアTA31、TA32を含んでいる。表示エリアTA31、TA32は、任意の画像表示において、他の表示に加えて表示可能であってもよい。このように、音量や光量といった演出出力量を演出設定として変更可能にする表示エリアTA31、TA32は、他の演出表示や画像表示とともに、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212において表示可能としてもよい。端末装置AK200のメインユニットAK202における処理回路220は、表示エリアTA31、TA32に対するタップ操作やスライド操作となる行為や動作の検出結果を、通信回路AK208から出力される通信信号によりパチンコ遊技機1に通知するように制御可能であればよい。
パチンコ遊技機1では、演出制御用CPU120が図10-44に示された演出出力量設定処理を実行し、ステップ04AKS227の出力量変更制御などにより、音量設定ボタン31Eや光量設定ボタン31Fを用いた押下操作の場合と同様に、端末装置AK200を用いたタップ操作やスライド操作となる行為や動作の検出に対応して、音量変更制御と、光量変更制御と、を実行可能であればよい。例えば、音量変更制御により、音量を増加または減少させるように、第1演出設定に含まれる音量を変更可能となればよい。光量変更制御により、光量を増加または減少させるように、第2演出設定に含まれる光量を変更可能となればよい。音量を第1演出設定とした場合に、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212において、表示エリアTA31をタップあるいはスライドする行為や動作は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた第1行為となればよい。光量を第2演出設定とした場合に、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212において、表示エリアTA32をタップあるいはスライドする行為や動作は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた第2行為となればよい。通常状態において表示エリアTA31をタップあるいはスライドする第1行為の検出に対応して、第1演出設定に含まれる音量を変更可能であればよい。通常状態において表示エリアTA32をタップあるいはスライドする第2行為の検出に対応して、第2演出設定に含まれる光量を変更可能であってもよい。特別状態となる時短状態において表示エリアTA31をタップあるいはスライドする第1行為の検出に対応して、第1演出設定に含まれる音量を変更可能であればよい。特別状態となる時短状態において表示エリアTA32をタップあるいはスライドする第2行為の検出に対応して、第2演出設定に含まれる光量を変更可能であればよい。なお、パチンコ遊技機1の演出制御用CPU120は、図10-44に示された演出出力量設定処理を実行し、ステップ04AKS227の出力量変更制御などにより、端末装置AK200を用いた任意の行為や動作の検出に対応して、音量変更制御と、光量変更制御と、を実行可能であってもよい。音量変更制御や光量変更制御に代えて、あるいは、音量変更制御や光量変更制御とともに、任意の演出設定を変更可能な制御が実行されてもよい。
このように、表示例04AKF521の出力量設定表示が行われた場合に、通常状態において表示エリアTA31をタップあるいはスライドする第1行為の検出に対応して、第1演出設定に含まれる音量を変更可能であればよい。表示例04AKF521の出力量設定表示が行われた場合に、通常状態において表示エリアTA32をタップあるいはスライドする第2行為の検出に対応して、第2演出設定に含まれる光量を変更可能であってもよい。表示例04AKF521の出力量設定表示が行われた場合に、特別状態となる時短状態において表示エリアTA31をタップあるいはスライドする第1行為の検出に対応して、第1演出設定に含まれる音量を変更可能であればよい。表示例04AKF521の出力量設定表示が行われた場合に、特別状態となる時短状態において表示エリアTA32をタップあるいはスライドする第2行為の検出に対応して、第2演出設定に含まれる光量を変更可能であればよい。これらの場合に、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為の検出に対応して演出設定を変更可能なので、衛生面を考慮して遊技興趣を向上させる斬新なパチンコ遊技機1を提供することができる。
表示例04AKF531のメッセージ表示MS05とボタン表示CB01とを含んだ演出表示は、表示例04AKF121の場合と同様に、通常状態において実行される第1促進演出に含められ得る。表示例04AKF532のメッセージ表示MS08とボタン表示CB01とを含んだ演出表示は、表示例04AKF122の場合と同様に、通常状態において実行される第2促進演出に含められ得る。表示例04AKF533のメッセージ表示MS13とボタン表示CB12とを含んだ演出表示は、表示例04AKF201の場合と同様に、時短状態において実行される第3促進演出に含められ得る。表示例04AKF534のメッセージ表示MS15とボタン表示CB12とを含んだ演出表示は、表示例04AKF211の場合と同様に、時短状態において実行される第4促進演出に含められ得る。これらの場合に、表示エリアTA31、TA32に対するタップ操作となる行為や動作の検出に対応して、第1演出設定に含まれる音量や第2演出設定に含まれる光量を変更可能にする。したがって、第1促進演出から第4促進演出までのいずれの促進演出が実行される場合でも、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して、第1演出設定に含まれる音量や第2演出設定に含まれる光量といった、演出設定を変更可能である。これにより、端末装置AK200を用いて演出実行と演出設定の変更とが可能になり、衛生面を考慮して遊技興趣を向上させる斬新なパチンコ遊技機1を提供することができる。
図10-76は、パチンコ遊技機1やカードユニット300による玉数管理を、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為の検出により実行可能にする場合に対応した玉数管理表示の表示例04AKF541を示している。表示例04AKF541の玉数管理表示は、図10-72(A1)に示された表示例04AKF501の時短制御なし時メニュー表示や、図10-73(A)に示された表示例04AKF511の時短制御あり時メニュー表示において、玉数管理用表示項目を選択した場合のサブメニューとなる画像表示であればよい。したがって、表示例04AKF541の玉数管理表示は、時短制御がなく低ベース制御が行われる通常状態の場合と、時短制御があり高ベース制御が行われる時短状態や確変状態の場合とで、共通の画像表示として表示可能であればよい。
表示例04AKF541の玉数管理表示は、複数の表示エリアTA41~TA45を含む。表示エリアTA41は、貸出用表示項目に対応する。表示エリアTA42は、計数用表示項目に対応する。表示エリアTA43は、返却用表示項目に対応する。表示エリアTA44は、再プレイ用表示項目に対応する。表示エリアTA45は、持玉払出用表示項目に対応する。遊技者は、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212において、表示エリアTA41~TA45のいずれかをタップする行為や動作により、それぞれに対応する表示項目について選択を指示することができる。これらのうち、表示エリアTA42をタップする場合に、タップ操作が1秒間未満となる行為や動作により第1計数処理と、タップ操作が1秒間以上となる行為や動作により第2計数処理と、をそれぞれ指示できればよい。端末装置AK200のメインユニットAK202における処理回路AK220は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いたタップ操作となる行為や動作の検出にもとづいて、表示エリアTA41~TA45に対応する表示項目の選択結果を、通信回路AK208から出力される通信信号によりパチンコ遊技機1に通知するように制御可能であればよい。
パチンコ遊技機1では、演出制御用CPU120や遊技点制御用マイクロコンピュータ180が実行する処理により、図10-64に示された処理シーケンスのステップ04AKP66において行為検出時玉数制御が行われ、パチンコ遊技機1の貸出ボタン31Gあるいはカードユニット300の貸出ボタン321、パチンコ遊技機1の計数ボタン31H、カードユニット300の返却ボタン322、カードユニット300の再プレイボタン319、カードユニット300の持玉払出ボタン324といった、各種ボタンを用いた押下操作の場合と同様に、端末装置AK200を用いたタップ操作となる行為や動作の検出に対応して、遊技玉数の更新やカードの返却などを実行可能であればよい。例えば、表示エリアTA41のタップ操作となる行為や動作の検出に対応して、貸出用表示項目の選択が指示された場合に、図10-54に示された処理シーケンスと同様の更新制御により、プリペイド消費に伴う遊技玉数の更新などを実行可能であればよい。表示エリアTA43のタップ操作となる行為や動作の検出に対応して、返却用表示項目の選択が指示された場合に、図10-56に示された処理シーケンスにおいて返却ボタン322の押下操作が検出された場合と同様の返却制御により、カードの返却処理を実行可能であればよい。表示エリアTA44のタップ操作となる行為や動作の検出に対応して、再プレイ用表示項目の選択が指示された場合に、図10-55に示された処理シーケンスにおいて再プレイボタン319の押下操作が検出された場合と同様の更新制御により、貯玉数の引落しに伴う遊技玉数の更新などを実行可能であればよい。表示エリアTA45のタップ操作となる行為や動作の検出に対応して、持玉払出用表示項目の選択が指示された場合に、図10-55に示された処理シーケンスにおいて持玉払出ボタン324の押下操作が検出された場合と同様の更新制御により、持玉数の引落しに伴う遊技玉数の更新などを実行可能であればよい。
表示例04AKF541の玉数管理表示において、表示エリアTA42のタップ操作となる行為や動作の検出に対応して、第1計数処理と、第2計数処理と、を実行可能であればよい。この場合に、表示エリアTA42のタップ操作が1秒間未満である判定に対応して短時間タップ操作となる行為や動作は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた第1行為となればよい。これに対し、表示エリアTA42のタップ操作が1秒間以上である判定に対応して長時間タップ操作となる行為や動作は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた第2行為となればよい。第1計数処理により、遊技玉数を1減算するとともに持玉数を1加算するように、遊技玉数などが更新される。第2計数処理により、遊技玉数を250減算するとともに持玉数を250加算するように、遊技玉数などが更新される。通常状態において表示エリアTA42のタップ操作が1秒間未満となる第1行為に対応して、第1計数処理を実行可能であればよい。通常状態において表示エリアTA42のタップ操作が1秒間以上となる第2行為に対応して、第2計数処理を実行可能であればよい。特別状態となる時短状態において表示エリアTA42のタップ操作が1秒間未満となる第1行為に対応して、第1計数処理を実行可能であればよい。特別状態となる時短状態において表示エリアTA42のタップ操作が1秒間以上となる第2行為に対応して、第2計数処理を実行可能であればよい。なお、パチンコ遊技機1は、図10-56に示された処理シーケンスの全部または一部などにより、端末装置AK200を用いた任意の行為や動作の検出に対応して、第1計数処理と、第2計数処理と、を実行可能であってもよい。その他、パチンコ遊技機1やカードユニット300は、図10-54から図10-56までに示された処理シーケンスの全部または一部などにより、端末装置AK200を用いた任意の行為や動作の検出に対応して、遊技玉数の更新処理を含めた任意の玉数管理に関する処理や制御を実行可能であってもよい。短時間タップ操作と長時間タップ操作とを判定する場合に、タップ操作の継続時間として、1秒間とは異なる任意の設定時間が用いられてもよい。
このように、表示例04AKF541の玉数管理表示が行われた場合に、通常状態において表示エリアTA42の短時間タップ操作となる第1行為の検出に対応して、第1計数処理を実行可能であればよい。表示例04AKF541の玉数管理表示が行われた場合に、通常状態において表示エリアTA42の長時間タップ操作となる第2行為の検出に対応して、第2計数処理を実行可能であればよい。表示例04AKF541の玉数管理表示が行われた場合に、特別状態となる時短状態において表示エリアTA42の短時間タップ操作となる第1行為の検出に対応して、第1計数処理を実行可能であればよい。表示例04AKF541の玉数管理表示が行われた場合に、特別状態となる時短状態において表示エリアTA42の長時間タップ操作となる第2行為の検出に対応して、第2計数処理を実行可能であればよい。これらの場合に、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為の検出に対応して第1計数処理や第2計数処理を変更可能なので、衛生面を考慮して遊技興趣を向上させる斬新なパチンコ遊技機1を提供することができる。
図10-77は、促進演出が実行される場合の変形例を示している。例えば、カットイン演出や、スーパーリーチとなるリーチ演出の最終演出など、促進演出を実行して遊技者の行為や動作を促す場合に、プッシュボタン31Bの押下操作となる行為や動作に代えて、レバーコントローラ31Cに対する押し操作または引き操作となる行為や動作を、検出可能であってもよい。例えば、カットイン演出用の検出期間D01において、レバーコントローラ31Cを用いた押し操作または引き操作となる行為や動作の検出に対応して、カットイン演出が実行される場合と、カットイン演出が実行されない場合と、があればよい。カットイン演出が実行されない場合に対応したカットイン用演出パターンである演出パターンAKA00と、カットイン演出が実行される場合に対応したカットイン用演出パターンである演出パターンAKA01~AKA03と、のいずれに決定された場合にも、カットイン演出用の検出期間D01において、レバーコントローラ31Cを用いた押し操作または引き操作となる行為や動作を検出可能に制御すればよい。最終演出用の検出期間D02において、レバーコントローラ31Cを用いた押し操作または引き操作となる行為や動作の検出に対応して、最終演出を実行可能であってもよい。
図10-77(A1)の表示例04AKD701は、カットイン演出用の検出期間D01または最終演出用の検出期間D02において、演出表示によりレバーコントローラ31Cの押し操作を促す促進演出を示している。表示例04AKD701の促進演出における演出表示は、「押せ!」のメッセージ表示MS71と、引き出された状態のレバー表示CB71と、を含んでいる。図10-77(A2)の表示例07AKF701は、表示例04AKD701の演出表示に対応して、端末装置AK200において表示可能に制御される促進表示を示している。表示例07AKF701の促進表示は、「左にスワイプ!」のメッセージ表示MS72となる演出画像の表示と、スワイプ操作の検出用表示エリアに対応したオブジェクト表示MA01となる演出画像の表示と、引き出された状態のレバー表示CB71と、を含んでいる。メッセージ表示MS72は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるメッセージ表示MS71とは異なるメッセージを報知可能であればよい。レバー表示CB71は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるレバー表示CB71と共通の表示態様であればよい。このように、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出は、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出と、全部または一部が異なる演出態様を含んでもよいし、全部または一部が共通の演出態様を含んでもよい。
表示例04AKF701の演出表示において、オブジェクト表示MA01の表示エリアは、端末装置AK200を所持する遊技者による左方向へのスワイプ操作となる行為や動作を検出可能な検出用表示エリアに設定される。タッチディスプレイAK212によるオブジェクト表示MA01の表示エリアにおいて左方向へのスワイプ操作となる行為や動作が検出された場合に、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP25による行為検出条件成立の判定結果に対応して、ステップ04AKP26において行為検出情報を送信する。また、端末装置AK200の処理回路AK220は、ステップ04AKP27の検出後表示制御を行い、タッチディスプレイAK212に端末側の検出後報知画面を表示させる。パチンコ遊技機1では、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP28において行為検出情報を受信したことに対応して、ステップ04AKP29の行為検出時演出制御を行い、カットイン用演出パターンに対応したカットイン演出またはスーパーリーチ用演出パターンに対応した最終演出を、実行可能にする。
図10-77(B1)の表示例04AKD702は、カットイン演出用の検出期間D01または最終演出用の検出期間D02において、演出表示によりレバーコントローラ31Cの引き操作を促す促進演出を示している。表示例04AKD702の促進演出における演出表示は、「引け!」のメッセージ表示MS73と、押し込まれた状態のレバー表示CB72と、を含んでいる。図10-77(B2)の表示例07AKF702は、表示例04AKD702の演出表示に対応して、端末装置AK200において表示可能に制御される促進表示を示している。表示例07AKF702の促進表示は、「右にスワイプ!」のメッセージ表示MS74となる演出画像の表示と、スワイプ操作の検出用表示エリアに対応したオブジェクト表示MA02となる演出画像の表示と、押し込まれた状態のレバー表示CB72と、を含んでいる。メッセージ表示MS74は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるメッセージ表示MS73とは異なるメッセージを報知可能であればよい。レバー表示CB72は、端末装置AK200を用いた行為や動作に対応して、パチンコ遊技機1におけるレバー表示CB72と共通の表示態様であればよい。このように、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212における演出表示による促進演出は、パチンコ遊技機1の画像表示装置5における演出表示による促進演出と、全部または一部が異なる演出態様を含んでもよいし、全部または一部が共通の演出態様を含んでもよい。
表示例04AKF702の演出表示において、オブジェクト表示MA02の表示エリアは、端末装置AK200を所持する遊技者による右方向へのスワイプ操作となる行為や動作を検出可能な検出用表示エリアに設定される。タッチディスプレイAK212によるオブジェクト表示MA02の表示エリアにおいて右方向へのスワイプ操作となる行為や動作が検出された場合に、端末装置AK200の処理回路AK220は、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP25による行為検出条件成立の判定結果に対応して、ステップ04AKP26において行為検出情報を送信する。また、端末装置AK200の処理回路AK220は、ステップ04AKP27の検出後表示制御を行い、タッチディスプレイAK212に端末側の検出後報知画面を表示させる。パチンコ遊技機1では、図10-62に示された処理シーケンスのステップ04AKP28において行為検出情報を受信したことに対応して、ステップ04AKP29の行為検出時演出制御を行い、カットイン用演出パターンに対応したカットイン演出またはスーパーリーチ用演出パターンに対応した最終演出を、実行可能にする。
図10-78は、端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して、その他の処理や制御が実行される場合の変形例を示している。例えば、打球操作部CH030の打球操作ハンドルを回動操作する行為や動作に対応して、遊技球を遊技領域に向けて発射可能である場合に、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して、遊技球の発射強度を設定可能にしてもよい。あるいは、パチンコ遊技機1または呼出ランプユニットに設けられた呼出ボタンの押下操作となる行為や動作の検出に対応して、遊技場の係員を呼び出すための呼出処理を実行可能である場合に、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して、呼出処理を実行可能にしてもよい。あるいは、パチンコ遊技機1が入賞の発生にもとづいて所定数の遊技球を景品として払い出す払出式遊技機である場合に、パチンコ遊技機1に設けられた球抜きボタンの押下操作または球抜きレバーの移動操作となる行為や動作に対応して、打球供給皿となる上皿や払出球貯留皿となる下皿に保持された遊技球を、排出可能に構成されてもよい。このような構成において、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して、遊技球を排出するように制御可能であってもよい。その他、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して、パチンコ遊技機1における任意の処理、制御、設定、指示、あるいは、これらの全部または一部の組合せを、実行可能であってもよい。遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為や動作は、端末装置AK200が備えるタッチディスプレイAK212を用いた接触操作となる行為や動作に代えて、あるいは、これらの動作とともに、端末装置AK200が備える任意のセンサやスイッチにより検出可能な任意の行為や動作、端末装置AK200が備える筐体その他にも任意の構成を用いた任意の行為や動作、これらの全部または一部の組合せなどを、含んでもよい。
図10-78(A)の表示例04AKF711は、遊技球の発射強度を設定可能にする発射強度設定を行う場合の画像表示を示している。表示例04AKF711の画像表示は、発射強度を設定するための設定バー表示MB01や設定レベル表示MB02となる画像表示と、打球操作ハンドルに対応したハンドル表示CB81となる画像表示と、を含んでいる。表示例04AKF711の画像表示において、設定レベル表示MB02の表示エリアは、端末装置AK200を所持する遊技者によるドラッグ操作となる行為や動作を検出可能な検出用表示エリアに設定される。設定レベル表示MB02は、設定バー表示MB01の範囲内で移動可能となり、その表示位置に対応して遊技球の発射強度を設定可能であればよい。遊技者は、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212において、設定レベル表示MB02をドラッグ操作する行為や動作により、設定レベル表示MB02の表示位置を移動させ、遊技球の発射強度について設定変更を指示することができる。端末装置AK200のメインユニットAK202における処理回路AK220は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いたドラッグ操作となる行為や動作の検出にもとづいて、設定レベル表示MB02の表示位置に対応する指示内容を、通信回路AK208から出力される通信信号によりパチンコ遊技機1に通知するように制御可能であればよい。また、端末装置AK200のメインユニットAK202における処理回路AK220は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いたドラッグ操作となる行為や動作の検出にもとづいて、設定レベル表示MB02の表示位置を移動させるとともに、移動後の表示位置に対応してハンドル表示CB81を更新して、打球操作ハンドルの操作量を遊技者が認識可能に報知してもよい。パチンコ遊技機1では、例えば発射制御基板18Bに搭載された発射制御用マイクロコンピュータのCPUが実行する処理により、発射強度設定制御が行われ、端末装置AK200を用いたドラッグ操作となる行為や動作の検出に対応して、遊技球の発射強度を設定可能であればよい。このように、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して、遊技媒体となる遊技球の発射に関する制御を実行可能であってもよい。
図10-78(B)の表示例04AKF712は、遊技場の係員を呼出可能にする遊技場係員呼出を行う場合の画像表示を示している。表示例04AKF712の画像表示は、図10-72(A1)に示された表示例04AKF501の時短制御なし時メニュー表示や、図10-73(A)に示された表示例04AKF511の時短制御あり時メニュー表示において、呼出用表示項目に対応する表示エリアTA71が追加されている。遊技者は、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212において、表示エリアTA71をタップする行為や動作により、呼出用表示項目の選択を指示することができる。端末装置AK200のメインユニットAK202における処理回路AK220は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いたタップ操作となる行為や動作の検出にもとづいて、表示エリアTA71に対応する呼出用表示項目の選択結果を、通信回路AK208から出力される通信信号によりパチンコ遊技機1や呼出ランプユニットに通知するように制御可能であればよい。パチンコ遊技機1や呼出ランプユニットでは、例えば呼出制御処理を実行可能なマイクロコンピュータのCPUなどにより、遊技場の係員を呼び出すための呼出制御が行われ、呼出ボタンを用いた押下操作の場合と同様に、端末装置AK200を用いたタップ操作となる行為や動作の検出に対応して、呼出信号の出力などを伴う呼出処理を実行可能であればよい。このように、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して、遊技場の係員呼出に関する制御を実行可能であってもよい。
図10-78(C)の表示例04AKF713は、遊技球の排出となる球抜きを指示可能にする球抜指示を行う場合の画像表示を示している。表示例04AKF713の画像表示は、図10-72(A1)に示された表示例04AKF501の時短制御なし時メニュー表示や、図10-73(A)に示された表示例04AKF511の時短制御あり時メニュー表示において、球抜用表示項目に対応する表示エリアTA72が追加されている。遊技者は、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212において、表示エリアTA72をタップする行為や動作により、球抜用表示項目の選択を指示することができる。端末装置AK200のメインユニットAK202における処理回路AK220は、遊技者が所持する端末装置AK200を用いたタップ操作となる行為や動作の検出にもとづいて、表示エリアTA72に対応する球抜用表示項目の選択結果を、通信回路AK208から出力される通信信号によりパチンコ遊技機1に通知するように制御可能であればよい。パチンコ遊技機1では、例えば球抜制御処理を実行可能なマイクロコンピュータのCPUなどにより、遊技球を排出するための球抜制御が行われ、球抜きボタンを用いた押下操作や球抜きレバーを用いた移動操作の場合と同様に、端末装置AK200を用いたタップ操作となる行為や動作の検出に対応して、遊技球を排出可能であればよい。このように、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して、遊技球の排出に関する制御を実行可能であってもよい。
図10-79は、送風ユニット43の構成例を示している。送風ユニット43は、送風用モータ43Mと、左側シャフト43SLおよび右側シャフト43SRと、左側送風ファン43FLおよび右側送風ファン43FLと、左側送風ダクト43DLおよび右側送風ダクト43DRと、左側吹出口43HLおよび右側吹出口43HRと、を備えている。送風ユニット43は、演出制御基板12からの駆動信号にもとづいて送風用モータ43Mを駆動可能であり、左側吹出口43HLおよび右側吹出口43HRから打球操作部CH030が備える打球操作ハンドルに向けて演出用エアを送出可能に構成されている。
送風用モータ43Mは、例えば両軸モータを用いて構成される。左側シャフト43SLおよび右側シャフト43SRは、送風用モータ43Mの回転軸となる1本のシャフトのうち、左側延出部分と右側延出部分とに対応する。左側送風ファン43FLは、左側シャフト43SLに連結され、送風用モータ43Mの駆動力により回転して左側吹出口43HLから送出される演出用エアとなる空気流を生成可能である。右側送風ファン43FLは、右側シャフト43SRに連結され、送風用モータ43Mの駆動力により回転して右側吹出口43HRから送出される演出用エアとなる空気流を生成可能である。左側送風ダクト43DLは、左側送風ファン43FLにより生成された空気流を、左側吹出口43HLへと誘導する左側送風経路を形成する。右側送風ダクト43DRは、右側送風ファン43FRにより生成された空気流を、右側吹出口43HRへと誘導する右側送風経路を形成する。左側吹出口43HLは、左側送風ダクト43DLの送出端部に配置され、送風ユニット43の左方へと演出用エアとなる空気流を送出可能に形成されている。右側吹出口43HRは、右側送風ダクト43DRの送出端部に配置され、送風ユニット43の右方へと演出用エアとなる空気流を送出可能に形成されている。
図10-80は、打球操作部CH030やプッシュボタン31Bに対する左側吹出口43HLおよび右側吹出口43HRの配置例を示している。打球操作部CH030は、左側打球操作ハンドルCH030Lと、右側打球操作ハンドルCH030Rと、を含んで構成される。図10-80(A)は、左側吹出口43HLの付近における左側面図であり、左側吹出口43HLとともに、プッシュボタン31Bと、打球操作部CH030の左側打球操作ハンドルCH030Lと、が示されている。左側吹出口43HLは、プッシュボタン31Bの下方で左側打球操作ハンドルCH030Lの奥側にて、演出用エアが左側打球操作ハンドルCH030Lに向けて送出されるように配置されている。このような配置により、左側打球操作ハンドルCH030Lを把持する遊技者の左手に向けて、左側吹出口43HLから送出された演出用エアを吹き付けることができればよい。図10-80(B)は、右側吹出口43HRの付近における右側面図であり、右側吹出口43HRとともに、プッシュボタン31Bと、打球操作部CH030の右側打球操作ハンドルCH030Rと、が示されている。右側吹出口43HRは、プッシュボタン31Bの下方で右側打球操作ハンドルCH030Rの奥側にて、演出用エアが右側打球操作ハンドルCH030Rに向けて送出されるように配置されている。このような配置により、右側打球操作ハンドルCH030Rを把持する遊技者の右手に向けて、右側吹出口43HRから送出された演出用エアを吹き付けることができればよい。送風ユニット43は、演出用エアに限定されず、遊技を実行中は定期的にエアを左側吹出口43HLおよび右側吹出口43HRから送出可能としてもよい。
図10-81は、パチンコ遊技機1が備える各種構成について、配置された位置に対応した距離を示す説明図である。このうち、図10-81(A)は、送風ユニット43の左側吹出口43HLおよび右側吹出口43HRと、遊技効果ランプ9に含まれる回転ランプ9Aと、プッシュボタン31Bと、レバーコントローラ31Cと、スピーカ8L、8Rと、について画像表示装置5の表示画面との距離を示している。図10-81(B)は、送風ユニット43の吹出口となる左側吹出口43HLおよび右側吹出口43HRと、遊技効果ランプ9に含まれる回転点灯可能な回転ランプ9Aと、について打球操作部CH030の打球操作ハンドルとなる左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rとの距離を示している。
図10-81(A)において、送風ユニット43の左側吹出口43HLおよび右側吹出口43HRは、画像表示装置5の表示画面から第1距離となる長さL01の距離に配置される。遊技効果ランプ9に含まれる回転ランプ9Aは、画像表示装置5の表示画面から第2距離となる長さL02の距離に配置される。ここで、送風ユニット43の左側吹出口43HLおよび右側吹出口43HRに対応する長さL01の距離は、遊技効果ランプ9に含まれる回転ランプ9Aに対応する長さL02の距離と、画像表示装置5の表示画面から異なる距離となるように、それぞれの構成を配置可能であればよい。したがって、送風ユニット43の左側吹出口43HLおよび右側吹出口43HRは、第1距離として、画像表示装置5の表示画面から長さL01の距離に配置される。これに対し、遊技効果ランプ9に含まれる回転ランプ9Aは、第1距離とは異なる距離として、画像表示装置5の表示画面から長さL01とは異なる長さL02の距離に配置される。その他、プッシュボタン31Bは、画像表示装置5の表示画面から長さL11の距離に配置される。レバーコントローラ31Cは、画像表示装置5の表示画面から長さL12の距離に配置される。なお、レバーコントローラ31Cは、遊技機用枠3の右下部位置において、枠装飾右下突出部として遊技者の手前方向に突出形成された装飾部材に配置されている。そのため、実際の構成における長さL12の距離は、図10-81に示されている距離よりも、長い距離になればよい。スピーカ8L、8Rは、画像表示装置5の表示画面から長さL21の距離に配置される。長さL11、L12、L21の距離は、それぞれが異なる長さの距離であってもよいし、全部または一部が同じ長さの距離を含んでもよい。また、長さL01、L02の距離は、長さL11、L12、L12の距離と、全部または一部が同じ長さの距離を含んでもよいし、いずれとも異なる長さの距離であってもよい。
図10-81(B)において、送風ユニット43の左側吹出口43HLおよび右側吹出口43HRは、打球操作部CH030の打球操作ハンドルとなる左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rから長さLA1の距離に配置される。遊技効果ランプ9に含まれる回転ランプ9Aは、打球操作部CH030の打球操作ハンドルとなる左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rから長さLA2の距離に配置される。ここで、送風ユニット43の左側吹出口43HLおよび右側吹出口43HRに対応する長さLA1の距離は、遊技効果ランプ9に含まれる回転ランプ9Aに対応する長さLA2の距離よりも、打球操作部CH030の打球操作ハンドルに近い距離となるように、それぞれの構成を配置可能であればよい。したがって、送風ユニット43の左側吹出口43HLおよび右側吹出口43HRは、打球操作部CH030の打球操作ハンドルとなる左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rに近い特定距離となる長さLA1の距離とした位置に配置される。これに対し、遊技効果ランプ9に含まれる回転ランプ9Aは、打球操作部CH030の打球操作ハンドルとなる左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rから離れた所定距離となる長さLA2の距離とした位置に配置される。
図10-82は、リーチ後予告用演出パターンの設定内容を含めた決定例04AKC201を示している。リーチ後予告用演出パターンは、図10-24に示した演出図柄変動開始処理において、ステップ04AKS102によりスーパーリーチありと判定された場合に、ステップ04AKS103により決定可能である。図10-82に示す決定例04AKC201のリーチ後予告用演出パターンは、図10-33(A)に示されたカットイン用演出パターンに代えて決定可能であってもよいし、図10-33(A)に示されたカットイン用演出パターンとともに決定可能であってもよい。例えば、演出制御用CPU120は、リーチ後予告用演出パターンの決定用乱数となる数値データを、RAM122に設けられたランダムカウンタまたは乱数回路124などから取得し、ROM121に予め記憶されたリーチ後予告用演出パターン決定テーブルを用いて、リーチ後予告用演出パターンを決定可能であればよい。
リーチ後予告用演出パターンは、視線誘導と、態様変化と、について設定を異ならせた複数の演出パターンが、例えばROM121の記憶データにより予め用意され、特図表示結果が「はずれ」と「大当り」とに対応して異なる決定率により、いずれかの演出パターンに決定可能であればよい。リーチ後予告用演出パターンにおける視線誘導の設定は、画像表示装置5の表示画面における演出表示とは異なる演出装置を用いた演出に関する設定であり、例えば「送風」と「回転ランプ」とを含んでいる。視線誘導「送風」の設定である場合に、視線誘導演出として、送風ユニット43を用いて左側吹出口43HLおよび右側吹出口43HRから打球操作部CH030の打球操作ハンドルに向けて演出用エアを送出させる演出が実行される。視線誘導「回転ランプ」の設定である場合に、視線誘導演出として、遊技効果ランプ9に含まれる回転ランプ9Aを点灯させる演出が実行される。なお、視線誘導「×」の設定も含まれるが、この場合に送風ユニット43や回転ランプ9Aを用いた視線誘導演出は実行されない。リーチ後予告用演出パターンにおける態様変化の設定は、画像表示装置5の表示画面における演出表示の変化に関する設定であり、例えば「レインボー文字」と「レインボーカット」と「キャラエフェクト」とを含んでいる。態様変化「レインボー文字」の設定である場合に、態様変化演出として、画像表示装置5の表示画面におけるメッセージ表示を構成する文字画像の表示態様のうち、表示色が虹色に変化する第1レインボー表示変化により、演出態様が通常態様から特殊態様に切り替えられる。態様変化「レインボーカット」の設定である場合に、態様変化演出として、画像表示装置5の表示画面における演出表示によるカットイン演出の表示態様のうち、演出表示の全部または一部の表示色が虹色に変化する第2レインボー表示変化により、演出態様が通常態様から特殊態様に切り替えられる。態様変化「キャラエフェクト」の設定である場合に、態様変化演出として、画像表示装置5の表示画面におけるキャラクタ表示となる演出表示に対して、エフェクト表示となる演出表示を付加するキャラエフェクト変化により、演出態様が通常態様から特殊態様に切り替えられる。なお、態様変化「×」の設定も含まれるが、この場合に画像表示装置5の表示画面における演出表示による態様変化演出は実行されない。
このように、視線誘導演出は、送風ユニット43を用いて左側吹出口43HLおよび右側吹出口43HRから打球操作部CH030の打球操作ハンドルに向けて演出用エアを送出させることにより、遊技者の視線を画像表示装置5の表示画面から誘導する第1誘導演出を含む。また、視線誘導演出は、遊技効果ランプ9に含まれる回転ランプ9Aを点灯させることにより、遊技者の視線を画像表示装置5の表示画面から誘導する第2誘導演出を含む。したがって、視線誘導演出は、画像表示装置5の表示画面における演出表示とは異なる演出装置を用いた演出として、送風ユニット43により遊技者の視線を誘導する第1誘導演出と、回転ランプ9Aにより遊技者の視線を誘導する第2誘導演出と、を含んでいる。視線誘導「送風」の設定である場合に、態様変化が「レインボー文字」と「レインボーカット」と「キャラエフェクト」とに対応して、第1誘導演出の実行に加え、画像表示装置5の表示画面における演出表示を通常態様から特殊態様に切り替える態様変化演出を実行可能である。視線誘導「回転ランプ」の設定である場合に、態様変化が「レインボー文字」と「レインボーカット」と「キャラエフェクト」とに対応して、第2誘導演出の実行に加え、画像表示装置5の表示画面における演出表示を通常態様から特殊態様に切り替える態様変化演出を実行可能である。このように、第1誘導演出の実行に対応して、画像表示装置5による演出を通常態様から特殊態様に切替可能である。また、第2誘導演出の実行に対応して、画像表示装置5による演出を通常態様から特殊態様に切替可能である。なお、視線誘導演出は、送風ユニット43による第1誘導演出および回転ランプ9Aによる第2誘導演出の全部または一部に代えて、あるいは、送風ユニット43による第1誘導演出および回転ランプ9Aによる第2誘導演出に加えて、スピーカ8L、8Rによる音声出力、遊技効果ランプ9や装飾用LEDによる点灯、演出用役物となる可動体32などの動作、振動モータ32Bによるプッシュボタン31Bの振動、振動モータ32Cによるレバーコントローラ31Cの振動、その他、任意の演出装置を用いた演出の全部または一部を含んでもよい。態様変化演出は、画像表示装置5による演出に代えて、あるいは、画像表示装置5による演出に加えて、視線誘導演出が実行される演出装置とは異なる任意の演出装置を用いた演出の全部または一部を含んでもよい。
図10-82に示されたリーチ後予告用演出パターンとして決定可能な複数の演出パターンのうち、演出パターンAKY01は、視線誘導演出も態様変化演出も実行されない場合に対応する。演出パターンAKY02は、視線誘導「送風」の設定により視線誘導演出を実行可能である一方で、態様変化演出が実行されない場合に対応する。演出パターンAKY03は、視線誘導「回転ランプ」の設定により視線誘導演出を実行可能である一方で、態様変化演出が実行されない場合に対応する。演出パターンAKY11~AKY16は、視線誘導演出と態様変化演出とが1回ずつ実行される場合に対応する。演出パターンAKY21~AKY29は、視線誘導演出と態様変化演出とが2回ずつ実行される場合に対応する。演出パターンAKY31~AKY34は、視線誘導演出と態様変化演出とが3回ずつ実行される場合に対応する。このように、リーチ後予告演出となる予告演出は、視線誘導演出も態様変化演出も実行されない場合と、視線誘導演出が実行される一方で態様変化演出が実行されない場合と、視線誘導演出と態様変化演出とが1回ずつ実行される場合と、視線誘導演出と態様変化演出とが2回ずつ実行される場合と、視線誘導演出と態様変化演出とが3回ずつ実行される場合と、を含んでいる。したがって、リーチ後予告演出となる予告演出は、視線誘導演出が実行されても態様変化演出が実行されない場合を含む一方で、視線誘導演出が実行されずに態様変化演出が実行される場合を含まず、態様変化演出が実行される場合には必ず視線誘導演出を伴うように、設定されていればよい。
図10-83は、リーチ後予告演出となる予告演出を実行するための制御例を示している。このうち、図10-83(A)は、リーチ後予告演出を実行可能なタイミングを含めた演出タイミングの制御例04AKC211を示している。図10-83(B)は、リーチ後予告演出が実行される場合の演出期間制御例04AKC221を示している。リーチ後予告演出として実行可能な予告演出は、画像表示装置5の表示画面におけるメッセージ表示を用いたセリフ予告演出と、画像表示装置5の表示画面における演出表示を用いたカットイン演出としてのカットイン予告演出と、画像表示装置5の表示画面におけるキャラクタ表示を用いたキャラクタ予告演出と、を含んでいればよい。リーチ後予告用演出パターンがいずれかの演出パターンに決定された場合に、セリフ予告演出と、カットイン予告演出と、キャラクタ予告演出と、の全部または一部を実行可能であればよい。ただし、視線誘導演出や態様変化演出が実行される場合に、セリフ予告演出と、カットイン予告演出と、キャラクタ予告演出と、のうちで少なくとも実行される視線誘導演出や態様変化演出に対応する予告演出が実行されるものであればよい。リーチ後予告用演出パターンとなる演出パターンなしに決定された場合に、セリフ予告演出と、カットイン予告演出と、キャラクタ予告演出と、がいずれも実行されなければよい。
制御例04AKC211による演出タイミングは、発展演出の後に、セリフ予告演出開始のタイミングT21と、カットイン予告演出開始のタイミングT22と、キャラクタ予告演出開始のタイミングT23と、を含んでいる。このうち、タイミングT21が最も早いタイミングであり、タイミングT22はタイミングT21よりも遅いタイミングであり、タイミングT23が最も遅いタイミングである。これらのタイミングは、例えばプロセステーブルにおけるプロセスデータなどに対応して設定可能であればよい。タイミングT21からタイミングT23までは、いずれも発展演出から最終演出までの期間に含まれている。したがって、発展演出が実行された後に、リーチ後予告演出となる予告演出として、セリフ予告演出と、カットイン予告演出と、キャラクタ予告演出と、を順次に実行可能であり、続いて最終演出が実行可能になればよい。
演出期間制御例04AKC221による演出タイミングは、視線誘導演出開始のタイミングT31と、態様変化演出開始のタイミングT32と、を含んでいる。このうち、視線誘導演出開始のタイミングT31は、態様変化演出開始のタイミングT32よりも早いタイミングである。また、態様変化演出開始のタイミングT32は、視線誘導演出開始のタイミングT31よりも遅いタイミングである。これらのタイミングは、例えばプロセステーブルにおけるプロセスデータなどに対応して設定可能であればよい。
一例として、セリフ予告演出開始のタイミングT21にてセリフ予告演出の実行が開始された場合に、画像表示装置5の表示画面におけるメッセージ表示として、文字画像の表示色を黒色とした「黒色文字」の表示が行われる。続いて、視線誘導演出が実行される場合に、視線誘導演出開始のタイミングT31であるときに、視線誘導「送風」に対応して送風ユニット43を制御する送風中制御、または、視線誘導「回転ランプ」に対応して回転ランプ9Aを制御する点灯中制御、のいずれかが開始される。次に、態様変化「レインボー文字」の態様変化演出が実行される場合であれば、態様変化演出開始のタイミングT32であるときに、画像表示装置5の表示画面におけるメッセージ表示として、文字画像の表示色を黒色から虹色に変化させた「レインボー文字」の表示が行われる。他の一例として、カットイン予告演出開始のタイミングT22にてカットイン予告演出の実行が開始された場合に、画像表示装置5の表示画面における演出表示として、演出画像の全部または一部について表示色を青色とした「青色カットイン」の表示が行われる。続いて、視線誘導演出が実行される場合に、視線誘導演出開始のタイミングT31であるときに、視線誘導「送風」に対応して送風ユニット43を制御する送風中制御、または、視線誘導「回転ランプ」に対応して回転ランプ9Aを制御する点灯中制御、のいずれかが開始される。次に、態様変化「レインボーカット」の態様変化演出が実行される場合であれば、態様変化演出開始のタイミングT32であるときに、画像表示装置5の表示画面における演出表示として、演出画像の全部または一部について表示色を青色から虹色に変化させた「レインボーカットイン」の表示が行われる。さらに他の一例として、キャラクタ予告演出開始のタイミングT23にてキャラクタ予告演出の実行が開始された場合に、画像表示装置5の画面表示におけるキャラクタ表示として、エフェクト表示を付加しない「通常キャラクタ」の表示が行われる。続いて、視線誘導演出が実行される場合に、視線誘導演出開始のタイミングT31であるときに、視線誘導「送風」に対応して送風ユニット43を制御する送風中制御、または、視線誘導「回転ランプ」に対応して回転ランプ9Aを制御する点灯中制御、のいずれかが開始される。次に、態様変化「キャラエフェクト」の態様変化演出が実行される場合であれば、態様変化演出開始のタイミングT32であるときに、画像表示装置5の表示画面におけるキャラクタ表示として、エフェクト表示を付加した「キャラエフェクト」の表示が行われる。
このように、リーチ後予告演出となる予告演出は、視線誘導演出と態様変化演出とを含んで実行可能であり、視線誘導演出が実行された後に、態様変化演出が実行されるように、演出期間におけるタイミングが設定および制御される。また、視線誘導「送風」の設定である場合に、送風ユニット43により遊技者の視線を誘導する第1誘導演出の実行が開始された後に、画像表示装置5による演出を通常態様から特殊態様に切替可能である。視線誘導「回転ランプ」の設定である場合に、回転ランプ9Aにより遊技者の視線を誘導する第2誘導演出の実行が開始された後に、画像表示装置5による演出を通常態様から特殊態様に切替可能である。態様変化演出は、タイミングT21にて開始可能なセリフ予告演出と、タイミングT22にて開始可能なカットイン予告演出と、タイミングT23にて開始可能なキャラクタ予告演出と、を含む複数のタイミングにて実行可能な複数種類の予告演出が含まれる。そして、態様変化演出として実行可能な複数種類の予告演出に対応して、複数回の視線誘導演出を実行可能に設定されている。
図10-84は、演出パターンAKY11、AKY12のいずれかを用いたリーチ後予告演出として、セリフ予告演出の実行例を示している。図10-82に示された決定例04AKC201において、演出パターンAKY11は視線誘導「送風」の設定を含み、演出パターンAKY12は視線誘導「回転ランプ」の設定を含む。また、演出パターンAKY11、AKY12は、いずれも態様変化「レインボー文字」の設定を含む。演出パターンAKY11、AKY12のいずれかを用いたリーチ後予告演出が実行される場合に、セリフ予告演出開始のタイミングT21にてセリフ予告演出の実行が開始される。その後、視線誘導演出開始のタイミングT31において、視線誘導「送風」の設定または視線誘導「回転ランプ」の設定に対応した視線誘導演出の実行が開始される。続いて、視線誘導演出開始のタイミングT31よりも遅い態様変化演出開始のタイミングT32において、態様変化「レインボー文字」の設定に対応した態様変化演出の実行が開始される。なお、図10-82に示された演出パターンAKY02、AKY03のように、態様変化「×」の設定である場合は、態様変化演出が実行されずにセリフ予告演出が終了する。
図10-84(A)は、セリフ予告演出開始に対応して、画像表示装置5の表示例04AKG101を示している。表示例04AKG101のセリフ予告演出開始における演出表示は、画像表示装置5の表示画面において、キャラクタのセリフを示すメッセージ表示CW01となる演出画像の表示を含んでいる。メッセージ表示CW01は、文字画像の表示色を黒色とした「黒色文字」の表示であればよい。このようなメッセージ表示CW01を含んだ演出表示によるセリフ予告演出を実行することで、画像表示装置5により通常態様の演出を実行可能であればよい。
図10-84(B1)は、態様変化前表示中に対応して、画像表示装置5の表示例04AKG102を示している。このとき、画像表示装置5の表示画面では、メッセージ表示CW01が継続して行われて「黒色文字」の表示となっている。そして、視線誘導演出開始のタイミングT31に達することで、視線誘導演出の実行が開始される。図10-84(B2)は、視線誘導「送風」の設定である演出パターンAKY11に対応して、送風ユニット43を用いて左側吹出口43HLおよび右側吹出口43HRから演出用エアを送出する演出実行例04AKG103を示している。このような送風ユニット43を用いて演出用エアを送出することで、画像表示装置5により通常態様の演出を実行しているときに、送風ユニット43により遊技者の視線を誘導する第1誘導演出となる視線誘導演出を実行可能であればよい。図10-84(B3)は、視線誘導「回転ランプ」の設定である演出パターンAKY12に対応して、遊技効果ランプ9に含まれる回転ランプ9Aを点灯させる演出実行例04AKG104を示している。このような回転ランプ9Aを点灯させることで、画像表示装置5により通常態様の演出を実行しているときに、回転ランプ9Aにより遊技者の視線を誘導する第2誘導演出となる視線誘導演出を実行可能であればよい。
図10-84(C1)は、態様変化なしに対応して、画像表示装置5の表示例04AKG105を示している。表示例04AKG105の態様変化なしに対応した演出表示は、画像表示装置5の表示画面において、キャラクタのセリフを示すメッセージ表示CW02となる演出画像の表示を含んでいる。メッセージ表示CW02は、文字画像の表示色を黒色とした「黒色文字」の表示であればよい。このようなメッセージ表示CW02を含んだ演出表示によるセリフ予告演出を実行することで、画像表示装置5により通常態様の演出が継続して実行可能であればよい。例えば、演出パターンAKY02を用いたセリフ予告演出である場合に、視線誘導「送風」の設定に対応した第1誘導演出が実行される一方で、態様変化演出が実行されない。このように、送風ユニット43により遊技者の視線を誘導する第1誘導演出となる視線誘導演出の実行に対応して、画像表示装置5による演出を通常態様から切り替えない場合があってもよい。また、演出パターンAKY03を用いたセリフ予告演出である場合に、視線誘導「回転ランプ」の設定に対応した第2誘導演出が実行される一方で、態様変化演出が実行されない。このように、回転ランプ9Aにより遊技者の視線を誘導する第2誘導演出となる視線誘導演出の実行に対応して、画像表示装置5による演出を通常態様から切り替えない場合があってもよい。
図10-84(C2)は、態様変化「レインボー文字」の設定に対応して、画像表示装置5の表示例04AKG106を示している。表示例04AKG106における態様変化「レインボー文字」の設定に対応した演出表示は、画像表示装置5の表示画面において、キャラクタのセリフを示すメッセージ表示CW03となる演出画像の表示を含んでいる。メッセージ表示CW03は、文字画像の表示色を虹色とした「レインボー文字」の表示であればよい。このようなメッセージ表示CW03を含んだ演出表示によるセリフ予告演出を実行することで、画像表示装置5により通常態様を特殊態様に切り替えた演出を実行可能であればよい。例えば、演出パターンAKY11を用いたセリフ予告演出である場合に、視線誘導「送風」の設定に対応した第1誘導演出が実行されることに加えて、態様変化「レインボー文字」の設定に対応した態様変化演出が実行される。このように、送風ユニット43により遊技者の視線を誘導する第1誘導演出となる視線誘導演出に対応して、画像表示装置5による演出を通常態様から特殊態様に切替可能であればよい。演出パターンAKY12を用いたセリフ予告演出である場合に、視線誘導「回転ランプ」の設定に対応した第2誘導演出が実行されることに加えて、変化態様「レインボー文字」の設定に対応した態様変化演出が実行される。このように、回転ランプ9Aにより遊技者の視線を誘導する第2誘導演出となる視線誘導演出に対応して、画像表示装置5による演出を通常態様から特殊態様に切替可能であればよい。
図10-85は、演出パターンAKY13、AKY14のいずれかを用いたリーチ後予告演出として、カットイン予告演出の実行例を示している。図10-82に示された決定例04AKC201において、演出パターンAKY13は視線誘導「送風」の設定を含み、演出パターンAKY14は視線誘導「回転ランプ」の設定を含む。また、演出パターンAKY13、AKY14は、いずれも態様変化「レインボーカット」の設定を含む。演出パターンAKY13、AKY14のいずれかを用いたリーチ後予告演出が実行される場合に、カットイン予告演出開始のタイミングT22にてカットイン予告演出の実行が開始される。その後、視線誘導演出開始のタイミングT31において、視線誘導「送風」の設定または視線誘導「回転ランプ」の設定に対応した視線誘導演出の実行が開始される。続いて、視線誘導演出開始のタイミングT31よりも遅い態様変化演出開始のタイミングT32において、態様変化「レインボーカット」の設定に対応した態様変化演出の実行が開始される。なお、図10-82に示された演出パターンAKY02、AKY03のように、態様変化「×」の設定である場合は、態様変化演出が実行されずにカットイン予告演出が終了する。
図10-85(A)は、カットイン予告演出開始に対応して、画像表示装置5の表示例04AKG111を示している。表示例04AKG111のカットイン予告演出開始における演出表示は、画像表示装置5の表示画面において、カットイン表示CW11となる演出画像の表示を含んでいる。カットイン表示CW11は、外枠部分画像の表示色を青色とした「青色カットイン」の表示であればよい。このようなカットイン表示CW11を含んだ演出表示によるカットイン予告演出を実行することで、画像表示装置5により通常態様の演出を実行可能であればよい。
図10-85(B1)は、態様変化前表示中に対応して、画像表示装置5の表示例04AKG112を示している。このとき、画像表示装置5の表示画面では、カットイン表示CW11が継続して行われて「青色カットイン」の表示となっている。そして、視線誘導演出開始のタイミングT31に達することで、視線誘導演出の実行が開始される。図10-85(B2)は、視線誘導「送風」の設定である演出パターンAKY13に対応して、送風ユニット43を用いて左側吹出口43HLおよび右側吹出口43HRから演出用エアを送出する演出実行例04AKG113を示している。このような送風ユニット43を用いて演出用エアを送出することで、画像表示装置5により通常態様の演出を実行しているときに、送風ユニット43により遊技者の視線を誘導する第1誘導演出となる視線誘導演出を実行可能であればよい。図10-85(B3)は、視線誘導「回転ランプ」の設定である演出パターンAKY14に対応して、遊技効果ランプ9に含まれる回転ランプ9Aを点灯させる演出実行例04AKG114を示している。このような回転ランプ9Aを点灯させることで、画像表示装置5により通常態様の演出を実行しているときに、回転ランプ9Aにより遊技者の視線を誘導する第2誘導演出となる視線誘導演出を実行可能であればよい。
図10-85(C1)は、態様変化なしに対応して、画像表示装置5の表示例04AKG115を示している。表示例04AKG115の態様変化なしに対応した演出表示は、画像表示装置5の表示画面において、カットイン表示CW12となる演出画像の表示を含んでいる。カットイン表示CW12は、外枠部分画像の表示色を青色とした「青色カットイン」の表示であればよい。このようなカットイン表示CW12を含んだ演出表示によるカットイン予告演出を実行することで、画像表示装置5により通常態様の演出が継続して実行可能であればよい。例えば、演出パターンAKY02を用いたカットイン予告演出である場合に、視線誘導「送風」の設定に対応した第1誘導演出が実行される一方で、態様変化演出が実行されない。このように、送風ユニット43により遊技者の視線を誘導する第1誘導演出となる視線誘導演出の実行に対応して、画像表示装置5による演出を通常態様から切り替えない場合があってもよい。また、演出パターンAKY03を用いたカットイン予告演出である場合に、視線誘導「回転ランプ」の設定に対応した第2誘導演出が実行される一方で、態様変化演出が実行されない。このように、回転ランプ9Aにより遊技者の視線を誘導する第2誘導演出となる視線誘導演出の実行に対応して、画像表示装置5による演出を通常態様から切り替えない場合があってもよい。
図10-85(C2)は、態様変化「レインボーカット」の設定に対応して、画像表示装置5の表示例04AKG116を示している。表示例04AKG116における態様変化「レインボーカット」の設定に対応した演出表示は、画像表示装置5の表示画面において、カットイン表示CW13となる演出画像の表示を含んでいる。カットイン表示CW13は、外枠部分画像の表示色を虹色とした「レインボーカット」の表示であればよい。このようなカットイン表示CW13を含んだ演出表示によるカットイン予告演出を実行することで、画像表示装置5により通常態様を特殊態様に切り替えた演出を実行可能であればよい。例えば、演出パターンAKY13を用いたカットイン予告演出である場合に、視線誘導「送風」の設定に対応した第1誘導演出が実行されることに加えて、態様変化「レインボーカット」の設定に対応した態様変化演出が実行される。このように、送風ユニット43により遊技者の視線を誘導する第1誘導演出となる視線誘導演出に対応して、画像表示装置5による演出を通常態様から特殊態様に切替可能であればよい。演出パターンAKY14を用いたカットイン予告演出である場合に、視線誘導「回転ランプ」の設定に対応した第2誘導演出が実行されることに加えて、変化態様「レインボーカット」の設定に対応した態様変化演出が実行される。このように、回転ランプ9Aにより遊技者の視線を誘導する第2誘導演出となる視線誘導演出に対応して、画像表示装置5による演出を通常態様から特殊態様に切替可能であればよい。
図10-86は、演出パターンAKY15、AKY16のいずれかを用いたリーチ後予告演出として、キャラクタ予告演出の実行例を示している。図10-82に示された決定例04AKC201において、演出パターンAKY15は視線誘導「送風」の設定を含み、演出パターンAKY16は視線誘導「回転ランプ」の設定を含む。また、演出パターンAKY15、AKY16は、いずれも態様変化「キャラエフェクト」の設定を含む。演出パターンAKY15、AKY16のいずれかを用いたリーチ後予告演出が実行される場合に、キャラクタ予告演出開始のタイミングT23にてキャラクタ予告演出の実行が開始される。その後、視線誘導演出開始のタイミングT31において、視線誘導「送風」の設定または視線誘導「回転ランプ」の設定に対応した視線誘導演出の実行が開始される。続いて、視線誘導演出開始のタイミングT31よりも遅い態様変化演出開始のタイミングT32において、態様変化「キャラエフェクト」の設定に対応した態様変化演出の実行が開始される。なお、図10-82に示された演出パターンAKY02、AKY03のように、態様変化「×」の設定である場合は、態様変化演出が実行されずにキャラクタ予告演出が終了する。
図10-86(A)は、キャラクタ予告演出開始に対応して、画像表示装置5の表示例04AKG121を示している。表示例04AKG121のキャラクタ予告演出開始における演出表示は、画像表示装置5の表示画面において、キャラクタ表示CW21となる演出画像の表示を含んでいる。キャラクタ表示CW21は、キャラクタ画像の表示態様を通常態様とした「通常キャラクタ」の表示であればよい。このようなキャラクタ表示CW21を含んだ演出表示によるキャラクタ予告演出を実行することで、画像表示装置5により通常態様の演出を実行可能であればよい。
図10-86(B1)は、態様変化前表示中に対応して、画像表示装置5の表示例04AKG122を示している。このとき、画像表示装置5の表示画面では、キャラクタ表示CW21が継続して行われて「通常キャラクタ」の表示となっている。そして、視線誘導演出開始のタイミングT31に達することで、視線誘導演出の実行が開始される。図10-86(B2)は、視線誘導「送風」の設定である演出パターンAKY15に対応して、送風ユニット43を用いて左側吹出口43HLおよび右側吹出口43HRから演出用エアを送出する演出実行例04AKG123を示している。このような送風ユニット43を用いて演出用エアを送出することで、画像表示装置5により通常態様の演出を実行しているときに、送風ユニット43により遊技者の視線を誘導する第1誘導演出となる視線誘導演出を実行可能であればよい。図10-86(B3)は、視線誘導「回転ランプ」の設定である演出パターンAKY16に対応して、遊技効果ランプ9に含まれる回転ランプ9Aを点灯させる演出実行例04AKG124を示している。このような回転ランプ9Aを点灯させることで、画像表示装置5により通常態様の演出を実行しているときに、回転ランプ9Aにより遊技者の視線を誘導する第2誘導演出となる視線誘導演出を実行可能であればよい。
図10-86(C1)は、態様変化なしに対応して、画像表示装置5の表示例04AKG125を示している。表示例04AKG125の態様変化なしに対応した演出表示は、画像表示装置5の表示画面において、キャラクタ表示CW21が継続して行われて、「通常キャラクタ」の表示となっている。このようなキャラクタ表示CW21が継続する演出表示によるキャラクタ予告演出を実行することで、画像表示装置5により通常態様の演出が継続して実行可能であればよい。例えば、演出パターンAKY02を用いたキャラクタ予告演出である場合に、視線誘導「送風」の設定に対応した第1誘導演出が実行される一方で、態様変化演出が実行されない。このように、送風ユニット43により遊技者の視線を誘導する第1誘導演出となる視線誘導演出の実行に対応して、画像表示装置5による演出を通常態様から切り替えない場合があってもよい。また、演出パターンAKY03を用いたキャラクタ予告演出である場合に、視線誘導「回転ランプ」の設定に対応した第2誘導演出が実行される一方で、態様変化演出が実行されない。このように、回転ランプ9Aにより遊技者の視線を誘導する第2誘導演出となる視線誘導演出の実行に対応して、画像表示装置5による演出を通常態様から切り替えない場合があってもよい。
図10-86(C2)は、態様変化「キャラエフェクト」の設定に対応して、画像表示装置5の表示例04AKG126を示している。表示例04AKG126における態様変化「キャラエフェクト」の設定に対応した演出表示は、画像表示装置5の表示画面において、キャラクタ表示CW22となる演出画像の表示を含んでいる。キャラクタ表示CW22は、キャラクタ画像の表示にエフェクト表示が付加された「キャラエフェクト」の表示であればよい。このようなキャラクタ表示CW22を含んだ演出表示によるキャラクタ予告演出を実行することで、画像表示装置5により通常態様を特殊態様に切り替えた演出を実行可能であればよい。例えば、演出パターンAKY15を用いたキャラクタ予告演出である場合に、視線誘導「送風」の設定に対応した第1誘導演出が実行されることに加えて、態様変化「キャラエフェクト」の設定に対応した態様変化演出が実行される。このように、送風ユニット43により遊技者の視線を誘導する第1誘導演出となる視線誘導演出に対応して、画像表示装置5による演出を通常態様から特殊態様に切替可能であればよい。演出パターンAKY16を用いたキャラクタ予告演出である場合に、視線誘導「回転ランプ」の設定に対応した第2誘導演出が実行されることに加えて、変化態様「キャラエフェクト」の設定に対応した態様変化演出が実行される。このように、回転ランプ9Aにより遊技者の視線を誘導する第2誘導演出となる視線誘導演出に対応して、画像表示装置5による演出を通常態様から特殊態様に切替可能であればよい。
図10-82の決定例04AKC201では、態様変化演出を実行する場合の方が、態様変化演出を実行しない場合よりも、特図表示結果が「大当り」となり大当り遊技状態に制御される割合が高くなるように設定されている。例えば、特図表示結果が「はずれ」である場合に、演出パターンAKY01の決定率が13%であり、演出パターンAKY02の決定率が6%であり、演出パターンAKY03の決定率が4%である。これらの演出パターンを用いたリーチ後予告演出は、態様変化「×」の設定に対応して、態様変化演出が実行されない。これらの演出パターンに対応した決定率は、演出パターンAKY11~AKY16、AKY21~AKY29、AKY31~AKY34など、態様変化演出が実行される場合に用いられる演出パターンの決定率よりも、高くなっている。したがって、態様変化演出を含まないリーチ後予告演出は、特図表示結果が「はずれ」となる場合に、高い割合で実行可能になる。これに対し、特図表示結果が「大当り」である場合に、演出パターンAKY01の決定率が1%であり、演出パターンAKY02、AKY03の決定率がそれぞれ3%である。これらの演出パターンに対応した決定率は、演出パターンAKY11~AKY16、AKY21~AKY29、AKY31~AKY34など、態様変化演出が実行される場合に用いられる演出パターンの決定率よりも、低くなっている。したがって、態様変化演出を含まないリーチ後予告演出は、特図表示結果が「大当り」となる場合に、低い割合で実行可能になる。このような設定により、態様変化演出として、画像表示装置5による演出を通常態様から特殊態様に切り替えた場合の方が、画像表示装置5による演出を通常態様から特殊態様に切り替えない場合よりも、大当り遊技状態に制御される割合が高くなることで、遊技者に付与される特典の有利度が高くなる。
遊技者に付与される特典の有利度は、時短状態や確変状態といった特別状態に制御される割合が高くなることや、大当り遊技状態にて実行可能なラウンド遊技の上限回数が例えば「7」などの第1ラウンド数よりも多い例えば「15」などの第2ラウンド数となること、時短状態にて実行可能な可変表示の上限回数が例えば「50」などの第1回数よりも多い例えば「100」などの第2回数となること、確変状態における大当り確率が例えば1/50などの第1確率よりも高い例えば1/20などの第2確率となること、通常状態に制御されることなく大当り遊技状態に繰り返し制御される回数である連チャン回数が例えば「5」などの第1連チャン数よりも多い例えば「10」などの第2回数となること、これらの全部または一部の組合せ、その他、パチンコ遊技機1において遊技者に付与可能な任意の特典について付与量が増加することにより、高くなることができるものであればよい。
図10-82の決定例04AKC201では、態様変化の設定が共通である場合に、視線誘導「送風」の設定である演出パターンの方が、視線誘導「回転ランプ」の設定である演出パターンよりも、決定率が高くなるように設定されている。例えば、特図表示結果が「大当り」である場合に、態様変化の設定が共通であれば、視線誘導「送風」の設定と視線誘導「回転ランプ」の設定とで、演出パターンの決定率は同一である。演出パターンAKY11および演出パターンAKY12は、いずれも態様変化「レインボー文字」の設定が共通であり、視線誘導「送風」の設定と視線誘導「回転ランプ」の設定とが異なり、特図表示結果が「大当り」の場合に決定率が4%である。これに対し、特図表示結果が「はずれ」である場合に、態様変化の設定が共通であれば、視線誘導「送風」の設定である演出パターンの方が、視線誘導「回転ランプ」の設定である演出パターンよりも、決定率が高くなる。演出パターンAKY11および演出パターンAKY12は、特図表示結果が「はずれ」の場合に、演出パターンAKY11の決定率である3%が、演出パターンAKY12の決定率である2%よりも、高い決定率になる。送風ユニット43の左側吹出口43HLおよび右側吹出口43HRは打球操作部CH030の打球操作ハンドルに近い特定距離となる長さLA1の距離とした位置に配置され、遊技効果ランプ9に含まれる回転ランプ9Aは打球操作部CH030の打球操作ハンドルから離れた所定距離となる長さLA2の距離とした位置に配置される。そして、送風ユニット43による第1誘導演出の方が、回転ランプ9Aによる第2誘導演出よりも、実行される割合が高くなる。
図10-87は、打球操作部CH030の構成例を示すパチンコ遊技機1の正面図である。パチンコ遊技機1が備える打球操作部CH030は、遊技機用枠3の中央下部に設けられている。打球操作部CH030は、枠装飾部CH040やプッシュボタン31Bの下方に設けられた空間部に配置されている。パチンコ遊技機1が封入式遊技機である場合に、打球供給皿となる上皿や払出球貯留皿となる下皿は設けられなくてもよい。なお、打球操作部CH030は、打球操作ハンドルやハンドルベース部、手置き部材など、打球操作に関わる各部品をまとめた機能部分として構成され、打球発射ユニット70に含めることができる。基本説明において打球操作ハンドルが設けられた遊技機用枠3の右下部位置は、枠装飾右下突出部に演出用のレバーコントローラ31Cが設けられていればよい。あるいは、その他のデバイスなどが追加されてもよい。例えば、特定のフィギュアを形成する可動役物や、レバーコントローラ31Cとは異なる演出用のボタンなどの操作デバイス、発光装飾部材、これらの全部または一部の組合せなどが、設けられてもよい。
打球操作部CH030は、左側打球操作ハンドルCH030Lと、右側打球操作ハンドルCH030Rと、を備える。左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rは、略水平方向となる横方向の軸線を中心に回転可能に設けられた左右一対の打球操作ハンドルである。左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rの表面に、遊技者が操作する際に指を掛けて把持可能な突起部CH032L~CH034L、CH032R~CH034Rが、左右で各々3か所設けられ、さらにディンプル部CH035L、CH035Rが、左右で各々7か所設けられている。打球操作部CH030を構成する部品として、左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rの下方に、遊技者が操作中の手を支持可能な手置き部材CH037が設けられている。左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rの奥側に、送風ユニット43の左側吹出口43HLおよび右側吹出口43HRが設けられている。遊技機用枠3の内部に設けられた送風ユニット43は、演出用エアを含めた空気流となるエアを、左側吹出口43HLおよび右側吹出口43HRから送出可能である。これにより、長時間の遊技で汗ばんだ遊技者の手を乾燥させることができ、汗で滑ることが低減される。
図10-88は、左側打球操作ハンドルCH030Lが初期位置の状態である場合に対応した、パチンコ遊技機1の左側面図である。左側打球操作ハンドルCH030Lには、遊技者が操作する際に指を掛けて把持可能な突起部CH032L~CH034Lが設けられている。このうち、突起部CH033L、CH034Lは枠装飾部CH040の膨出部分に隠れている。左側打球操作ハンドルCH030Lを用いて打球操作を実行する際には、左側打球操作ハンドルCH030Lの上面を奥側下方に向けて反時計回りに回転させる。左側打球操作ハンドルCH030Lの下方には、手置き部材CH037が設けられている。遊技球を間に挟んでハンドルを固定されることを防止するため、左側打球操作ハンドルCH030Lと手置き部材CH037との間のスペースは、遊技球の直径以上の距離となるように形成されていればよい。
図10-89は、右側打球操作ハンドルCH030Rが初期位置の状態である場合に対応した、パチンコ遊技機1の右側面図である。右側打球操作ハンドルCH030Rには、遊技者が操作する際に指を掛けて把持可能な突起部CH032R、CH033R、CH034Rが設けられている。左側打球操作ハンドルCH030Lと右側打球操作ハンドルCH030Rとは左右対称の形状であり、左側打球操作ハンドルCH030Lに設けられた突起部CH033L、CH034Lは、突起部CH033R、CH034Rと左右対称の形状になればよい。右側打球操作ハンドルCH030Rを用いて打球操作を実行する際には、右側打球操作ハンドルCH030Rの上面を奥側下方に向けて時計回りに回転させる。右側打球操作ハンドルCH030Rの下方には、手置き部材CH037が設けられている。遊技球を間に挟んでハンドルを固定されることを防止するため、右側打球操作ハンドルCH030Rと手置き部材CH037との間のスペースは、遊技球の直径以上の距離となるように形成されていればよい。
図10-90は、打球操作部CH030の上面図である。打球操作部CH030は、発射を停止させるための発射停止スイッチとして、押圧式のスイッチである左側発射停止スイッチCH031Lと右側発射停止スイッチCH031Rとを備えている。左側発射停止スイッチCH031Lは左側打球操作ハンドルCH030Lより内側に位置し、右側発射停止スイッチCH031Rは右側打球操作ハンドルCH030Rより内側に位置している。これにより、遊技者が左手で左側打球操作ハンドルCH030Lを操作しているときに、遊技者が左手親指で左側発射停止スイッチCH031Lを操作しやすくなり、片手でハンドル操作と停止操作をしやすくなる右の場合も同様である。ただし、左側発射停止スイッチCH031Lと右側発射停止スイッチCH031Rはいずれも単独で有効に操作可能である。例えば、遊技者が左手で左側打球操作ハンドルCH030L操作している場合に、右側発射停止スイッチCH031Rを操作すれば遊技球の発射は停止する。左右逆の場合も同様である。なお、左側発射停止スイッチCH031Lおよび右側発射停止スイッチCH031Rは操作部としては別個の押圧ボタンとなるカバーが形成されているが、内部の検出回路としては1つのスイッチ回路で兼用されている。これにより、部品点数、配線数の削減が可能となる。なお、左側発射停止スイッチCH031Lおよび右側発射停止スイッチCH031Rは、スイッチ回路を左右で別個に設けたものでもよい。
手置き部材CH037は、左手用の左側手置き部CH037Lと、右手用の右側手置き部CH037Rと、を含む。左側手置き部CH037Lおよび右側手置き部CH037Rは、それぞれパチンコ遊技機1に向かう遊技者の奥側から手前側へと、またパチンコ遊技機1の斜め外側方向に向けて、延設されている。左側手置き部CH037Lは、左側打球操作ハンドルCH030Lの真下に位置するのではなく、外側にずれた位置となっている。これにより、左側打球操作ハンドルCH030Lを遊技者が左手の指や掌で操作した際に、指よりも外方に位置する手や腕を適切に支持することができる。このように、遊技者が操作する際の手と腕の位置に合わせて、左側手置き部CH037Lを配置すればよい。右手用の右側手置き部CH037Rについても同様である。
図10-91は、打球操作部CH030の底面図である。手置き部材CH037は、左側手置き部CH037Lと右側手置き部CH037Rとに加え、パチンコ遊技機1の左右方向に延設される手置きベース部CH037Bを備える。これらは各々が一体的に形成されている。これにより、左右一対の手置き部を少ない部材で構成し、組付け作業工程を少なくすることができる。手置き部材CH037の全体外形は略コの字状、あるいは略C型の形状となっている。また、手置きベース部CH037Bは、ビス止め用の取付穴が設けられ、底面側よりハンドルベース部CH036にビス止め固定可能である。ビス頭の露出箇所を底面側にすることで、手置きを利用する遊技者の手や腕がビスに触ることを回避可能である。なお、手置き部材CH037は、複数の部品から構成されてもよい。例えば、略コの字状あるいは略C型の形状の上面側部品と、同形状の下面側部品と、を上下に組合せサンドイッチした中空構造とし、軽量化しつつ強度を持たせる構造としてもよい。上面側部品と下面側部品とを接合させるビスの取付穴も底面側である下面側部品に設け、ビス頭の露出箇所を底面側である下面側部品にすることで、手置きを利用する遊技者の手や腕がビスに触ることを回避可能であればよい。
打球操作部CH030の底面側には、パチンコ遊技機1を払出式遊技機とする場合に使用可能な排出口CH038が設けられている。排出口CH038は、打球供給皿から遊技球を外部の球箱に排出するために、手置き部材CH037などの打球操作部CH030を避けた位置に設けられている。これにより、パチンコ遊技機1が封入式遊技機である場合にも打球操作部CH030を流用可能であればよい。現状の払出式遊技機では、球箱にスムースに偏り無く遊技球を排出するために、排出口が払出式遊技機の中央下部に設けられるのが通常である。しかし、中央下部に打球操作部CH030が設けられた場合に、排出口を中央下部に設けるためには打球操作部CH030の内部や、打球操作部CH030を遊技機用枠3に取り付けるための取付部分として例えば打球操作部CH030からパチンコ遊技機1の奥側に向かう領域に、排出口や通過経路を設けることになる。このような構成は、打球操作部CH030を封入式遊技機に設置した場合に、不要な通過経路や排出口が付随することになり、ピアノ線などの挿入を防止するために排出口や通過経路を閉鎖する部材の追加が必要になる。これに対し、排出口CH038を手置き部材CH037などの打球操作部CH030を避けた位置に設けることにより、部材の追加が不要になるので、パチンコ遊技機1の汎用性を向上させることができる。
図10-92は、打球操作部CH030の斜視図である。図10-92に示された一点鎖線Aは、左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rについて、回転中心となる仮想軸線である。この一点鎖線Aに対応する仮想軸線を中心に矢印の方向に回転操作することで、遊技球が発射され、さらに回転位置が進み回転角度の増加に従い発射強度が強くなる。一点鎖線Aに対応する仮想軸線は、略水平方向となる横方向に伸びる線であり、パチンコ遊技機1において、遊技機用枠3のガラス面や、遊技盤2の盤面や、遊技盤2に搭載される液晶表示装置の表示面と、略平行な位置関係である。したがって、一点鎖線Aに対応する仮想軸線は、パチンコ遊技機1に向かい正対する遊技者からみて略水平方向となる横方向であるため、遊技者が打球操作ハンドルを操作する方向は、左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rの上部を奥側下方に向かって回転させる方向となる。従来のパチンコ遊技機では、遊技者が右手の手首を捻って打球操作ハンドルを時計回りに回転操作するものであった。これに対し、打球操作部CH030の打球操作ハンドルは、腕を伸ばす方向の力で操作ができる。これにより、遊技者が右手の手首を捻る従来と異なり、肩や上腕といった比較的大きな筋肉を使い操作可能なので、遊技者の疲労が少なく、より長時間の遊技も可能となる。なお、一点鎖線Aに対応する仮想軸線は、左側打球操作ハンドルCH030L及び、右側打球操作ハンドルCH030Rの回転中心として、遊技者の操作に差し支えない程度に傾斜していてもよい。略平行、略水平という表現は、概ね平行、概ね水平であればよく、見た目上、水平、平行と認識できるものを含んでもよい。
打球操作部CH030は、ハンドルベース部CH036を備える。ハンドルベース部CH036は、打球操作部CH030の全体を遊技機用枠3へ取り付けるためのベースである基部となる。手置き部材CH037は、ハンドルベース部CH036に対して下方からビスにて取り付けられる。左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rは、ハンドルベース部CH036に対して回転可能に取り付けられている。左側発射停止スイッチCH031Lと右側発射停止スイッチCH031Rとは、ハンドルベース部CH036の内部から取り付けられ、長穴状の開口から操作部が外部に露出するように構成されている。ハンドルベース部CH036の内部には、図10-96に示すタッチスイッチCH039や、可変抵抗器を含むポジションセンサCH131、初期位置検出スイッチなどを取付可能である。タッチスイッチCH039は、左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rのメッキ部分と電気的に接続された電極を有している。ポジションセンサCH131は、左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rの回転位置に対応した回転角度を検出可能にする。初期位置検出スイッチは、左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rが初期位置にあることを検出可能にする。これらのスイッチやセンサは、ハンドルベース部CH036の内部を通る配線により発射制御基板18Bなどに接続され、それぞれの検出信号が打球発射ユニット70における打球発射装置の駆動制御に用いられる。
左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rは、左右一対で対称的に構成されている。遊技者は、左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rの一方または両方を用いて、右手だけではなく、両手、または左手だけでも、発射操作となる行為や動作が可能となり、操作負荷が軽減される。例えば、右利きの遊技者は左手で発射操作することができるので、空いている利き手の右手でスマートフォンの操作を行うことができる。パチンコ遊技機1の遊技に関する情報などをスマートフォンで参照しながら遊技を行いたいというニーズや、遊技状況を撮影してSNS(Social Networking Service)にアップロードしたいというニーズも増えているため、利き手でスマートフォンを操作できることにより、利便性が向上し、パチンコ遊技機1の稼働向上を図ることができる。
手置き部材CH037は、所定の厚みを持った板状の部材であり、長方形状の注意喚起シールCH041が貼付されている。このシール貼付位置は、正面を向いた厚み部分において遊技者と対向する位置であるので、遊技者の視認性を高めることができる。また、注意喚起シールCH041は、剥がれることが無いように遊技者が手を置く領域ではない部分をシール貼付位置としている。注意喚起シールCH041には「注意、過度な力を加えないで下さい」と記載されている。これにより、手置き部材CH037の破損を防止することができる。手置き部材CH037は、パチンコ遊技機1に向かう遊技者の奥側から手前側へと大きく突出している。そのため、手置き部材CH037は、パチンコ遊技機1の新規設置や移動のために持ち運ぶ際に取っ手代わりに掴まれる可能性や、遊技者が椅子から立ち上がる際に手をついて体重をかけられる可能性が高い。そこで、注意喚起シールCH041の貼付により、注意喚起を行い、破損する可能性を低下させることができる。なお、注意喚起シールCH041の形状は、楕円、多角形等、他の形状でもよい。シール貼付位置は、遊技者に視認可能な任意の場所であればよく、手置き部材CH037ではなく、手置き部材CH037の近傍位置となる見やすい場所でもよい。注意喚起の文言は、手置き部材CH037の破損を防止するために、注意を促す意味合いを有する任意の文言であればよい。
注意喚起シールCH041とは別個に、打球操作部CH030の操作方法の説明について、説明を記載したシールがパチンコ遊技機1に貼付されてもよい。あるいは、遊技が行われていない非遊技状態に対応した客待ちデモ演出中などに、パチンコ遊技機1の画像表示装置5の表示画面にて説明表示を行ってもよい。あるいは、左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rの近傍に、発射開始に必要な操作方向を示す矢印を、表示、印刷、シール貼付など、してもよい。一般的なパチンコ遊技機の打球操作ハンドルは電動式が誕生してから50年ほど経過するが、操作方法は50年に渡り変更されていない。そのため、打球操作部CH030のような方式の操作部材について、遊技者が最初は操作方法を分からずに遊技を敬遠する可能性もある。そこで、操作方法の周知を行うことにより、パチンコ遊技機1の稼働向上を図ることができる。
図10-93は、手置き部材CH037の形状を示す底面図である。手置き部材CH037は、全体の外形が略コの字状あるいは略C型の形状となっている。手置き部材CH037を構成する部位として、パチンコ遊技機1の左右方向に延設される手置きベース部CH037Bとともに、左側手置き部CH037Lと右側手置き部CH037Rとを備え、各々が一体的に形成されている。
図10-94は、手置き部材CH037の延設方向を示す上面図である。一点鎖線Aは、図10-92の場合と同様に、左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rの回転中心となる仮想軸線である。一点鎖線Lは、左側手置き部CH037Lの幅方向の中心を通る仮想中心線である。一点鎖線Rは、右側手置き部CH037Rの幅方向の中心を通る仮想中心線である。左側手置き部CH037Lおよび右側手置き部CH037Rは、パチンコ遊技機1に向かう遊技者の奥側から手前側へと、またパチンコ遊技機1の斜め外側方向に向けて、延設される形状となっている。一方において、遊技者は、パチンコ遊技機1の正面に座った状態である場合に、打球操作部CH030の中心に合わせて座った状態となる。他方において、図10-94に示す構成では、左側打球操作ハンドルCH030Lと右側打球操作ハンドルCH030Rとの間の寸法Bが約150mmである。これに対し、遊技者の肩幅寸法は、例えば平均身長の女性350mmあるいは男性400mmであり、これらの肩幅寸法よりも寸法Bの方が短い。そのため、遊技者がパチンコ遊技機1の正面に座った状態において、パチンコ遊技機1の中央下部に位置する打球操作ハンドルである左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rへ遊技者が手を伸ばした場合に、遊技者の手や腕は、やや内側へ向かって斜め方向の角度となる。このような遊技者の手や腕の方向に沿った形状として、手置き部材CH037を構成する左側手置き部CH037Lおよび右側手置き部CH037Rを設ける。これにより、遊技者の手や腕にフィットして適切にサポートすることができ、遊技者の疲労を抑え、長時間の遊技が可能となる。
左側打球操作ハンドルCH030Lと右側打球操作ハンドルCH030Rの表面には、楕円状の溝であるディンプル部CH035L、CH035Rが、各々複数形成されている。左側打球操作ハンドルCH030Lにおいて、突起部CH032L~CH034Lを避けた外周上に、ディンプル部CH035Lが7個設けられている。右側打球操作ハンドルCH030Rにおいて、突起部CH032R~CH034Rを避けた外周上に、ディンプル部CH035Rが7個設けられている。
左側打球操作ハンドルCH030Lと右側打球操作ハンドルCH030Rとは、いわゆる右打ちを行う場合に、回転限界まで回転操作される。この場合に、最も手前の突起部CH032L、CH032Rは、左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rの最奥部まで回転してしまう。このとき、突起部CH032L~CH034Lや突起部CH032R~CH034Rは、遊技者の親指で保持することが困難になる。そこで、左右それぞれ3か所の突起部CH032L~CH034Lや突起部CH032R~CH034Rは、親指以外の指を掛け、親指でディンプル部CH035L、CH035Rを押さえることが可能な構造としている。これにより、回転位置を確実に保持することができる。なお、ディンプル部CH035L、CH035Rに代えて、さらに突起部を手前側に追加することも考えられる。しかしながら、突起部を手前に追加すると、いわゆる左打ちを行う通常時に、追加した突起部が遊技者の手のひらに当接して邪魔になるおそれがある。遊技時間としては、左打ちの時間の方が、右打ちの時間よりも、圧倒的に長時間である。したがって、左打ちを行う通常時のデメリットを優先して解消することにより、総合的な操作負担を軽減することができる。また、遊技者の手の大きさには個人差があるが、ディンプル部CH035L、CH035Rを複数設けたことにより、最もフィットして疲れにくいディンプル部CH035L、CH035Rを選択的に利用できる。左打ちを行う通常時は、狙い所を細かく変更することも多く、回転保持位置を微小に操作する機会も多い。そこで、ディンプル部CH035L、CH035Rを複数設け、いずれかを選択的に利用できることにより、操作性を向上させることができる。
図10-95は、打球操作ハンドルのディンプル部CH035L、CH035Rの方向を模式的に示す上面図である。ディンプル部CH035L、CH035Rは、楕円状の溝であり、一点鎖線OL、ORで示した楕円の長辺方向が仮想中心線Cに向かって斜め方向となるよう形成されている。また、楕円の上部側が仮想中心線C側へ向くように形成され、左右合わせてハの字状になっている。仮想中心線Cは、パチンコ遊技機1の縦方向の中心線、あるいは打球操作部CH030の縦方向の中心線を仮想的に示す線である。ディンプル部CH035L、CH035Rの楕円の長辺方向をこのように形成することで、遊技者の親指の方向に沿った溝形状とすることができる。これにより、遊技者が親指の腹を楕円状の溝にフィットさせ接触面積を増やすことができ、遊技者の疲労を抑え、長時間の遊技が可能となる。
図10-96は、左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rに対応した内部構成を示している。左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rは、内部にて金属製のシャフトCH130Aにより連結され、常に同方向へ回転可能であればよい。金属製のシャフトCH130Aは、ギアCH130Bを介して、可変抵抗器とされたポテンショメータを含むポジションセンサCH131に連結され、回転位置に対応した回転角度を検出可能であればよい。発射制御基板18Bは、ポジションセンサCH131からの検出信号に示される回転角度に対応して、発射モータや発射ソレノイドによる遊技球の発射強度を調整するように制御可能であればよい。左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rは、遊技者が手を離した場合に、ハンドル復帰バネによるバネ応力を用いて初期位置まで復帰可能であればよい。初期位置の状態は初期位置検出スイッチにて検出され、初期位置が検出されている状態では遊技球の発射が行われず、回転操作され初期位置検出状態が解除されると遊技球の発射が開始される。左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rは、表面がメッキ加工されており、タッチスイッチCH039に接続され、遊技者の接触の有無を検知できる。接触が検知されていないと遊技球の発射が開始されない。
タッチスイッチCH039は、左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rへの接触検出を行い、1のデバイスにて、左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rの双方について、接触検出を兼用して行うように構成可能であればよい。これにより部品点数を削減し、パチンコ遊技機1の製造コストを低減することができる。例えば、従来の打球操作ハンドルが接触検出に使用していたタッチスイッチと、同一のデバイスを可能である。タッチスイッチCH039は、静電容量の変化にて接触を検知する。左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rのように、2個の打球操作ハンドルを備える場合に、静電容量は、単純に従来の2倍となる。そのため、遊技者の手や指などが接触していない状態であっても、静電容量が検出レベルを超えてしまうおそれがある。このような事情により、遊技者の接触を検出できなくなるため、検出範囲が異なるデバイスを新たに用意することも考えられる。これに対し、従来と同じデバイスを使用するために、左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rの大きさやメッキ厚を調整する。タッチスイッチCH039の場合に、左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rの合計となる静電容量は、20pF未満に抑えることができる。この静電容量は、従来のデバイスによる接触検出レベル未満であり、このような調整により部品の流用や共通化を図り、廃棄部品を低減することができる。なお、タッチスイッチCH039は、左側打球操作ハンドルCH030Lと右側打球操作ハンドルCH030Rとで、別個に設けたものでもよい。
図10-97は、打球操作部CH030の打球操作ハンドルに含まれる左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rについて、操作量に対応した回転角度と発射強度との関係を示す説明図である。左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度θ1および右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度θ2は、初期位置となる0°の角度から、上部を奥側下方に向かって回転させる方向に、回転限界となる120°の角度まで、変化可能である。したがって、左側打球操作ハンドルCH030Lは、回転角度θ1が初期角度の0°である初期位置から、回転角度θ1が回転限界角度の120°である回転限界位置まで、回動可能に構成されている。右側打球操作ハンドルCH030Rは、回転角度θ2が初期角度の0°である初期位置から、回転角度θ2が回転限界角度の120°である回転限界位置まで、回動可能に構成されている。なお、初期位置に対応する角度や回転限界に対応する角度、その他、打球操作ハンドルに関する各種角度は、打球操作部CH030の打球操作ハンドルに含まれる左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rの構成に対応して、任意に設定可能であればよい。
図10-97(A1)は、左側打球操作ハンドルCH030Lの回動範囲について、回転角度θ1を用いて示している。図10-97(B1)は、左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度θ1と遊技球の発射強度PTLとの関係を示している。遊技者が左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rを用いた回動操作となる行為や動作を行っていない場合に、左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度は初期角度の0°であり、左側打球操作ハンドルCH030Lが初期位置の状態にある。例えば、左側打球操作ハンドルCH030Lの回動操作が開始され、回転角度θ1が初期位置解除角度RA1として予め定められた角度に達した場合に、初期位置検出状態が解除され、発射強度PTLは発射強度PT1に調整される。初期位置解除角度RA1は、例えば5°または10°などであればよい。回転角度θ1が初期位置解除角度RA1を超えて、左打ち設定角度RA2として予め定められた角度に達するまでの範囲において、遊技球を発射する強度が弱く遊技領域の左側部分である左遊技領域まで遊技球が到達せずに、ファール球として回収される。左打ち設定角度RA2は、例えば初期位置解除角度RA1が5°である場合に10°などであり、初期位置解除角度RA1が10°である場合に15°などであればよい。回転角度θ1が左打ち設定角度RA2である場合の発射強度PTLが発射強度PT2に達してから、回転角度θ1が右打ち設定角度RA3として予め定められた角度である場合の発射強度PTLが発射強度PT3に達するまでの範囲において、遊技球が左遊技領域に向けて発射される。右打ち設定角度RA3は、例えば90°または100°などであればよい。回転角度θ1が右打ち設定角度RA3である場合の発射強度PTLが発射強度PT3に達してから、回転角度θ1が回転限界角度RA4である120°以下までの範囲において、遊技球が遊技領域の右側部分である右遊技領域に向けて発射される。回転角度θ1が回転限界角度RA4である120°の場合に、発射強度PTLは発射強度PT4に調整される。
図10-97(A2)は、右側打球操作ハンドルCH030Rの回動範囲について、回転角度θ2を用いて示している。図10-97(B2)は、右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度θ2と遊技球の発射強度PTRとの関係を示している。遊技者が左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rを用いた回動操作となる行為や動作を行っていない場合に、右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度は初期角度の0°であり、右側打球操作ハンドルCH030Rが初期位置の状態にある。例えば、右側打球操作ハンドルCH030Rの回動操作が開始され、回転角度θ2が初期位置解除角度RA1として予め定められた角度に達した場合に、初期位置検出状態が解除され、発射強度PTRは発射強度PT1に調整される。回転角度θ2が初期位置解除角度RA1を超えて、左打ち設定角度RA2として予め定められた角度に達するまでの範囲において、遊技球を発射する強度が弱く遊技領域の左側部分である左遊技領域まで遊技球が到達せずに、ファール球として回収される。回転角度θ2が左打ち設定角度RA2である場合の発射強度PTRが発射強度PT2に達してから、回転角度θ2が右打ち設定角度RA3として予め定められた角度である場合の発射強度PTRが発射強度PT3に達するまでの範囲において、遊技球が左遊技領域に向けて発射される。回転角度θ2が右打ち設定角度RA3である場合の発射強度PTRが発射強度PT3に達してから、回転角度θ1が回転限界角度RA4である120°以下までの範囲において、遊技球が右遊技領域に向けて発射される。回転角度θ2が回転限界角度RA4である120°の場合に、発射強度PTRは発射強度PT4に調整される。
図10-98は、遊技者の手による打球操作ハンドルの操作例を示している。遊技者が左側打球操作ハンドルCH030Lと右側打球操作ハンドルCH030Rとのうち、一方または他方または両方を回転させた場合に、可変抵抗器を含むポジションセンサCH131の内部抵抗が変化することで、ポジションセンサCH131から発射制御基板18Bに供給される検出信号の信号値が変化する。ポジションセンサCH131から出力される検出信号は、左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度θ1および右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度θ2に対応した内部抵抗により、電圧値または電流値が変化可能であればよい。発射制御基板18Bは、ポジションセンサCH131からの検出信号を用いて、左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度θ1に対応した遊技球の発射強度PTLと右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度θ2に対応した遊技球の発射強度PTRとを、変更可能に調整する。
図10-98(A)は、遊技者の左手YHLによる操作例04AKM01を示している。遊技者は、左手YHLにより左側打球操作ハンドルCH030Lを把持して回動させることができる。このような遊技者による左手YHLを用いた左側打球操作ハンドルCH030Lの回動操作となる行為や動作の検出に対応して、遊技球を遊技領域に向けて発射することができる。遊技者の左手YHLが左側打球操作ハンドルCH030Lに接触すると、タッチスイッチCH039は静電容量の変化に対応した接触検出を行う。また、ポジションセンサCH131は、左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度θ1に対応した検出信号を出力する。発射制御基板18Bは、ポジションセンサCH131からの検出信号により特定可能な左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度θ1に対応して、打球発射ユニット70に含まれる打球発射装置の制御により、遊技球の発射強度PTLを調整する。
図10-98(B)は、遊技者の右手YHRによる操作例04AKM02を示している。遊技者は、右手YHRにより右側打球操作ハンドルCH030Rを把持して回動させることができる。このような遊技者による右手YHRを用いた右側打球操作ハンドルCH030Rの回動操作となる行為や動作の検出に対応して、遊技球を遊技領域に向けて発射することができる。遊技者の右手YHRが右側打球操作ハンドルCH030Rに接触すると、タッチスイッチCH039は静電容量の変化に対応した接触検出を行う。また、ポジションセンサCH131は、右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度θ2に対応した検出信号を出力する。発射制御基板18Bは、ポジションセンサCH131からの検出信号により特定可能な右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度θ2に対応して、打球発射ユニット70に含まれる打球発射装置の制御により、遊技球の発射強度PTRを調整する。
図10-99は、遊技球の発射強度PTL,PTRに対応した発射制御例を示している。遊技球の発射強度PTLは、打球操作部CH030の打球操作ハンドルに含まれる左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度θ1に対応して、異なる強度に調整可能である。遊技球の発射強度PTRは、打球操作部CH030の打球操作ハンドルに含まれる右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度θ2に対応して、異なる強度に調整可能である。左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rが金属製のシャフトCH130Aにより連結されている場合に、遊技者が左側打球操作ハンドルCH030Lと右側打球操作ハンドルCH030Rとのうち、一方または他方または両方のいずれを回転させた場合にも、左側打球操作ハンドルCH030Lに対応する回転角度θ1と右側打球操作ハンドルCH030Rに対応する回転角度θ2とで、共通の角度が変化可能になる。そして、左側打球操作ハンドルCH030Lに対応する回転角度θ1と右側打球操作ハンドルCH030Rに対応する回転角度θ2とが共通である場合に、発射制御基板18Bは、左側打球操作ハンドルCH030Lに対応する遊技球の発射強度PTLと右側打球操作ハンドルCH030Rに対応する遊技球の発射強度PTRとを、共通の強度として調整可能にすればよい。
図10-99(A)は、発射強度PTL,PTRがPT2≦PTL,PTR<PT3、すなわち、発射強度PT2以上で発射強度PT3未満である場合について、遊技球の発射制御例04AKN01を示している。発射強度PTLは、左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度θ1が左打ち設定角度RA2である場合に発射強度PT2となるように調整され、左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度θ1が右打ち設定角度RA3である場合に発射強度PT3となるように調整される。発射強度PTRは、右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度θ2が左打ち設定角度RA2である場合に発射強度PT2となるように調整され、右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度θ2が右打ち設定角度RA3である場合に発射強度PT3となるように調整される。このように、発射強度PTL,PTRが発射強度PT2以上で発射強度PT3未満の範囲内である場合に、打球発射ユニット70に含まれる打球発射装置から発射された遊技球は、パチンコ遊技機1が備える遊技盤2の盤面上に設けられた遊技領域において、一点鎖線04AK07で示す遊技領域中心よりも左側部分に形成された左遊技領域04AK07Lの第1経路となる流下経路に向けて発射される。ここで、発射強度PTL,PTRを共通の強度として調整可能であれば、左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度θ1が左打ち設定角度RA2以上で右打ち設定角度RA3未満の第1段階まで操作された場合、右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度θ2が左打ち設定角度RA2以上で右打ち設定角度RA3未満の第1段階まで操作された場合、左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度θ1と右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度θ2との両方が左打ち設定角度RA2以上で右打ち設定角度RA3未満の第1段階まで操作された場合、いずれの場合においても遊技領域の第1経路となる左遊技領域04AK07Lの流下経路に向けて遊技球を発射可能である。
図10-99(B)は、発射強度PTL,PTRがPT3≦PTL,PTR≦PT4、すなわち、発射強度PT3以上で発射強度PT4以下である場合について、遊技球の発射制御例04AKN02を示している。発射強度PTLは、左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度θ1が右打ち設定角度RA3である場合に発射強度PT3となるように調整され、左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度θ1が回転限界角度RA4である場合に発射強度PT4となるように調整される。発射強度PTRは、右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度θ2が右打ち設定角度RA3である場合に発射強度PT3となるように調整され、右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度θ2が回転限界角度RA4である場合に発射強度PT4となるように調整される。このように、発射強度PTL,PERが発射強度PT3以上で発射強度PT4以下の範囲内である場合に、打球発射ユニット70に含まれる打球発射装置から発射された遊技球は、パチンコ遊技機1が備える遊技盤2の盤面上に設けられた遊技領域において、一点鎖線04AK07で示す遊技領域中心よりも右側部分に形成された右遊技領域04AK07Rの第2経路となる流下経路に向けて発射される。ここで、発射強度PTL,PTRを共通の強度として調整可能であれば、左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度θ1が右打ち設定角度RA3以上で回転限界角度RA4以下の第2段階まで操作された場合、右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度θ2が右打ち設定角度RA3以上で回転限界角度RA4以下の第2段階まで操作された場合、左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度θ1と右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度θ2との両方が右打ち設定角度RA3以上で回転限界角度RA4以下の第2段階まで操作された場合、いずれの場合においても遊技領域の第2経路となる右遊技領域04AK07Rの流下経路に向けて遊技球を発射可能である。
このように、左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度θ1が左打ち設定角度RA2以上で右打ち設定角度RA3未満の第1段階まで操作された場合、右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度θ2が左打ち設定角度RA2以上で右打ち設定角度RA3未満の第1段階まで操作された場合、左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度θ1と右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度θ2との両方が左打ち設定角度RA2以上で右打ち設定角度RA3未満の第1段階まで操作された場合、いずれの場合においても遊技領域の第1経路となる左遊技領域04AK07Lの流下経路に向けて遊技球を発射可能である。また、左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度θ1が右打ち設定角度RA3以上で回転限界角度RA4以下の第2段階まで操作された場合、右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度θ2が右打ち設定角度RA3以上で回転限界角度RA4以下の第2段階まで操作された場合、左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度θ1と右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度θ2との両方が右打ち設定角度RA3以上で回転限界角度RA4以下の第2段階まで操作された場合、いずれの場合においても遊技領域の第2経路となる右遊技領域04AK07Rの流下経路に向けて遊技球を発射可能である。これにより、左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rのいずれを操作した場合でも第1段階または第2段階に対応して、遊技媒体となる遊技球の発射が可能になり、発射操作の負担を軽減することができる。
打球操作部CH030の打球操作ハンドルに含まれる左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rは、それぞれ別個に回動操作が可能であり、異なる回転角度に変更可能であってもよい。この場合に、ポジションセンサCH131は、左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rについて、平均の回転角度を検出してもよいし、最大の回転角度を検出してもよいし、最小の回転角度を検出してもよい。ポジションセンサCH131の検出結果にもとづいて、遊技球の発射強度を変更可能に調整することで、左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度θ1が左打ち設定角度RA2以上で右打ち設定角度RA3未満の第1段階まで操作された場合、右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度θ2が左打ち設定角度RA2以上で右打ち設定角度RA3未満の第1段階まで操作された場合、左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度θ1と右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度θ2との両方が左打ち設定角度RA2以上で右打ち設定角度RA3未満の第1段階まで操作された場合、いずれの場合においても遊技領域の第1経路となる左遊技領域04AK07Lの流下経路に向けて遊技球を発射可能であればよい。また、左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度θ1が右打ち設定角度RA3以上で回転限界角度RA4以下の第2段階まで操作された場合、右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度θ2が右打ち設定角度RA3以上で回転限界角度RA4以下の第2段階まで操作された場合、左側打球操作ハンドルCH030Lの回転角度θ1と右側打球操作ハンドルCH030Rの回転角度θ2との両方が右打ち設定角度RA3以上で回転限界角度RA4以下の第2段階まで操作された場合、いずれの場合においても遊技領域の第2経路となる右遊技領域04AK07Rの流下経路に向けて遊技球を発射可能であればよい。
図10-100は、打球操作部CH030の打球操作ハンドルに対する接触が検出された場合に、遊技開始時演出を実行可能にする処理シーケンスの一例を示している。打球操作部CH030の打球操作ハンドルに含まれる左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rは、メッキ加工された表面がタッチスイッチCH039に接続され、遊技者による接触の有無を検知できる。タッチスイッチCH039からの信号出力状態にもとづいてハンドルタッチが検出された場合に、可変表示が実行されずデモンストレーション表示が行われている客待ちデモ演出中の期間であれば、遊技開始時演出を実行するように制御可能であればよい。
パチンコ遊技機1では、例えば客待ちデモ表示中など、遊技が行われていない非遊技状態の場合に対応して、演出制御用CPU120がデモ表示中制御を行う(ステップAKP101)。ステップAKP101のデモ表示中制御により、画像表示装置5の表示画面においてデモンストレーション表示となる演出表示を実行可能になる。このようなデモンストレーション表示中に、発射制御基板18Bにおいて、タッチスイッチCH039からの信号出力状態にもとづいてハンドルタッチを検出する(ステップAKP102)。タッチスイッチCH039は左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rへの接触検出を行うので、発射制御基板18Bは、遊技者により左側打球操作ハンドルCH030Lへの接触となる行為や動作が検出された場合、遊技者により右側打球操作ハンドルCH030Rへの接触となる行為や動作が検出された場合、遊技者により左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rの両方への接触となる行為や動作が検出された場合、いずれの場合においても共通のハンドルタッチを検出可能であればよい。ステップAKP102においてハンドルタッチが検出された場合に、発射制御基板18Bは、検出信号を送信する(ステップAKP103)。ステップAKP103により送信される検出信号は、ハンドルタッチの検出があったことを示し、発射制御基板18Aから出力され遊技点制御基板18に入力される。
遊技点制御基板18において、例えば遊技点制御用マイクロコンピュータ180のCPUは、ステップAKP103による発射制御基板18からの検出信号を受信する(ステップAKP104)。続いて、遊技点制御基板18から主基板11に対して、状態指定コマンドを送信する(ステップAKP105)。ステップAKP105により送信される状態指定コマンドは、ハンドルタッチがあったことを示し、例えば遊技点制御用マイクロコンピュータ180のCPUによる制御に対応して主基板11へと伝送される。主基板11において、例えば遊技制御用マイクロコンピュータ100のCPU103は、ステップAKP105による遊技点制御基板18からの状態指定コマンドを受信する(ステップAKP106)。その後、主基板11から演出制御基板12に対して、受信した状態指定コマンドに対応する演出制御コマンドを送信する(ステップAKP107)。ステップAKP107により送信される演出制御コマンドは、遊技開始時演出の実行を指定し、主基板11から中継基板15を介して演出制御基板12へと伝送される。
演出制御基板12において、例えば演出制御用CPU120は、ステップAKP107による主基板11からの演出制御コマンドを受信する(ステップAKP108)。この演出制御コマンドに対応して、遊技開始時演出制御が行われる(ステップAKP109)。ステップAKP109の遊技開始時演出制御は、例えば画像表示装置5の表示画面において、遊技開始時表示となる演出表示を行わせる制御を含んでいてもよい。こうして、デモンストレーション表示中に左側打球操作ハンドルCH030Lが回動操作された場合、デモンストレーション表示中に右側打球操作ハンドルCH030Rが回動操作された場合、遊技者により左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rの両方を用いた回動操作となる行為や動作が検出された場合、いずれの場合においても開始演出となる遊技開始時演出を実行可能にすればよい。
図10-101は、遊技開始時演出を実行するための演出表示となる表示例04AKD801を示している。表示例04AKD801の遊技開始時演出における演出表示は、キャラクタ表示とともに「ようこそ!!今回もいっしょにがんばりましょう(ハート印)」のメッセージ表示CX01となる演出画像の表示を含んでいる。例えば、演出制御基板12の演出制御用CPU120は、図10-100に示された処理シーケンスのステップ04AKP108による演出制御コマンドの受信に続いて、ステップ04AKP109の遊技開始時演出制御により、画像表示装置5の表示画面を切り替えることで、表示例04AKD801の演出表示を提供可能であればよい。これにより、デモンストレーション表示中に左側打球操作ハンドルCH030Lが回動操作された場合、デモンストレーション表示中に右側打球操作ハンドルCH030Rが回動操作された場合、遊技者により左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rの両方を用いた回動操作となる行為や動作が検出された場合、いずれの場合においても開始演出となる遊技開始時演出を実行可能であればよい。
このように、デモンストレーション表示中に左側打球操作ハンドルCH030Lが回動操作された場合、デモンストレーション表示中に右側打球操作ハンドルCH030Rが回動操作された場合、遊技者により左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rの両方を用いた回動操作となる行為や動作が検出された場合、いずれの場合においても表示例04AKD801のメッセージ表示CX01を含む演出表示による遊技開始時演出を、開始演出として実行可能である。これにより、左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rを用いて、いずれの操作でも開始演出を実行可能であり、遊技興趣を向上させる斬新なパチンコ遊技機1を提供することができる。なお、遊技開始時演出は、画像表示装置5の表示画面における演出表示に代えて、あるいは、画像表示装置5の表示画面における演出表示に加えて、スピーカ8L、8Rによる音声出力、遊技効果ランプ9や装飾用LEDによる点灯、演出用役物となる可動体32などの動作、振動モータ32Bによるプッシュボタン31Bの振動、振動モータ32Cによるレバーコントローラ31Cの振動、その他、任意の演出装置を用いた演出の全部または一部を含んでもよい。
図10-78(A)に示された表示例04AKF711のように、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212を用いた行為や動作の検出に対応して、遊技球の発射強度を設定可能な場合に、可変表示が実行されずデモンストレーション表示が行われている期間であれば、遊技開始時演出を実行するように制御可能であってもよい。このように、遊技者が所持する端末装置AK200を用いた行為や動作の検出に対応して、遊技媒体となる遊技球の発射に関する制御とともに、開始演出となる遊技開始時演出を実行可能であってもよい。その他に、端末装置AK200のタッチディスプレイAK212を用いた任意の行為や動作の検出に対応して、任意の処理、制御、設定、指示を実行可能な場合に、可変表示が実行されずデモンストレーション表示が行われている期間であれば、遊技開始時演出を実行するように制御可能であってもよい。例えば、図10-60に示された処理シーケンスのステップ04AKP08により接続確立処理が実行された場合に、可変表示が実行されずデモンストレーション表示が行われている期間であれば、遊技開始時演出を実行するように制御可能であってもよい。
(特徴部04AKの課題解決手段および効果)
[形態1] 遊技を行うことが可能な遊技機であって、
遊技者が所持する端末装置を用いた行為を検出可能な検出手段と、
演出を実行可能な演出実行手段と、を備え、
演出実行手段は、
第1タイミングにおいて端末装置を用いた第1行為の検出に対応して、第1演出を実行可能であり、
第2タイミングにおいて端末装置を用いた第2行為の検出に対応して、第2演出を実行可能である。
ここで、遊技機は、例えばパチンコ遊技機1などであればよい。端末装置は、例えば端末装置AK200などであればよい。検出手段は、例えば通信ユニット42、ステップ04AKS14の端末通信制御処理を実行する演出制御用CPU120などであればよい。演出実行手段は、例えばステップS76の演出制御プロセス処理を実行する演出制御用CPU120などであればよい。第1タイミングは、例えばタイミングT01などであればよい。第1行為は、例えば表示例04AKF101でボタン表示CB01の表示エリアにおいて1回のタップ操作となる行為などであればよい。第1演出は、例えば演出パターンAKA01~AKA03のいずれかによるカットイン演出などであればよい。第2タイミングは、例えばタイミングT02などであればよい。第2行為は、例えば表示例04AKF121、04AKF122でボタン表示CB01の表示エリアにおいて複数回のタップ操作となる行為などであればよい。第2演出は、例えば表示例04AKD123、04AKD126の演出表示を含む最終演出などであればよい。
このような構成によれば、第1タイミングや第2タイミングなどにおいて、衛生面を考慮して遊技興趣を向上させる斬新な遊技機を提供することができる。
[形態2] 可変表示を行い、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
通常状態に比べて可変表示が実行されやすい特別状態に制御可能な特別状態制御手段と、
遊技者が所持する端末装置を用いた行為を検出可能な検出手段と、
演出を実行可能な演出実行手段と、を備え、
演出実行手段は、
通常状態において第1促進演出が実行された場合、端末装置を用いた第1行為の検出に対応して、第1演出を実行可能であり、
通常状態において第2促進演出が実行された場合、端末装置を用いた第2行為の検出に対応して、第2演出を実行可能であり、
特別状態において第3促進演出が実行された場合、端末装置を用いた第1行為の検出に対応して、第3演出を実行可能であり、
特別状態において第4促進演出が実行された場合 、端末装置を用いた第2行為の検出に対応して、第4演出を実行可能であってもよい。
ここで、有利状態は、例えば大当り遊技状態などであればよい。遊技機は、例えばパチンコ遊技機1などであればよい。通常状態は、例えば時短制御がなく低ベース制御が行われる通常状態などであればよい。特別状態は、例えば時短制御があり高ベース制御が行われる時短状態や確変状態などであればよい。特別状態制御手段は、例えばステップ100IWS539、100IWS542を実行した後にステップ100IWS86の変動パターン設定処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ100のCPU103などであればよい。端末装置は、例えば端末装置AK200などであればよい。検出手段は、例えば通信ユニット42、ステップ04AKS14の端末通信制御処理を実行する演出制御用CPU120などであればよい。演出実行手段は、例えばステップS76の演出制御プロセス処理を実行する演出制御用CPU120などであればよい。第1促進演出は、例えば表示例04AKD121の演出表示を含んだ促進演出などであればよい。第1行為は、例えば表示例04AKF121でボタン表示CB01の表示エリアにおいて1回のタップ操作となる行為などであればよい。第1演出は、例えば表示例04AKD123の演出表示を含む最終演出などであればよい。第2促進演出は、例えば表示例04AKD124の演出表示を含んだ促進演出などであればよい。第2行為は、例えば表示例04AKF122でボタン表示CB01の表示エリアにおいて複数回のタップ操作となる行為などであればよい。第2演出は、例えば表示例04AKD126の演出表示を含む最終演出などであればよい。第3促進演出は、例えば表示例04AKD203、04AKD204の演出表示を含んだ促進演出などであればよい。第3行為は、例えば表示例04AKF202でボタン表示CB12の表示エリアにおいて1回のタップ操作となる行為などであればよい。第3演出は、例えば表示例04AKD206の演出表示を含む最終演出などであればよい。第4促進演出は、例えば表示例04AKD213、04AKD214の演出表示を含んだ促進演出などであればよい。第4行為は、例えば表示例04AKF212でボタン表示CB12の表示エリアにおいて複数回のタップ操作となる行為などであればよい。第4演出は、例えば表示例04AKD216の演出表示を含む最終演出などであればよい。
このような構成によれば、通常状態や特別状態などにおいて、衛生面を考慮して遊技興趣を向上させる斬新な遊技機を提供することができる。
[形態3] 可変表示を行い、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
通常状態に比べて可変表示が実行されやすい特別状態に制御可能な特別状態制御手段と、
遊技者が所持する端末装置を用いた行為を検出可能な検出手段と、
演出を実行可能な演出実行手段と、
複数種類の演出状態を切替可能な演出状態切替手段と、を備え、
演出状態切替手段は、
通常状態に対応する第1演出状態と第2演出状態とに切替可能であり、
特別状態に対応する第3演出状態と第4演出状態とに切替可能であり、
第1期間において端末装置を用いた第1行為の検出に対応して、第1演出状態に切替可能であり、
第1期間において端末装置を用いた第2行為の検出に対応して、第2演出状態に切替可能であり、
第2期間において端末装置を用いた第3行為の検出に対応して、第3演出状態に切替可能であり、
第2期間において端末装置を用いた第4行為の検出に対応して、第4演出状態に切替可能であってもよい。
ここで、有利状態は、例えば大当り遊技状態などであればよい。遊技機は、例えばパチンコ遊技機1などであればよい。通常状態は、例えば時短制御があり低ベース制御が行われる通常状態などであればよい。特別状態は、例えば時短制御があり高ベース制御が行われる時短状態や確変状態などであればよい。特別状態制御手段は、例えばステップ100IWS539、100IWS542を実行した後にステップ100IWS86の変動パターン設定処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ100のCPU103などであればよい。端末装置は、例えば端末装置AK200などであればよい。検出手段は、例えば通信ユニット42、ステップ04AKS14の端末通信制御処理を実行する演出制御用CPU120などであればよい。演出実行手段は、例えばステップS76の演出制御プロセス処理を実行する演出制御用CPU120などであればよい。複数種類の演出状態は、例えばシャッターステージ、ボンバーステージ、ルーレットステージ、パトパトステージなどであればよい。演出状態切替手段は、例えばステップ04AKS11の演出ステージ制御処理を実行する演出制御用CPU120などであればよい。第1演出状態は、例えばシャッターステージなどであればよい。第2演出状態は、例えばボンバーステージなどであればよい。第3演出状態は、例えばルーレットステージなどであればよい。第4演出状態は、例えばパトパトステージなどであればよい。第1期間は、例えば時短制御なし時のメニュー表示期間などであればよい。第1行為は、例えば表示エリアTA11のタップ操作となる行為などであればよい。第2行為は、例えば表示エリアTA12のタップ操作となる行為などであればよい。第2期間は、例えば時短制御あり時のメニュー表示期間や大当り終了時ステージ選択期間、時短開始時ステージ選択期間などであればよい。第3行為は、例えば表示エリアTA21のタップ操作となる行為などであればよい。第4行為は、例えば表示エリアTA22、TA23のタップ操作となる行為などであればよい。
このような構成によれば、衛生面を考慮して遊技興趣を向上させる斬新な遊技機を提供することができる。
[形態4] 可変表示を行い、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
通常状態に比べて可変表示が実行されやすい特別状態に制御可能な特別状態制御手段と、
遊技者が所持する端末装置を用いた行為を検出可能な検出手段と、
演出を実行可能な演出実行手段と、
演出設定を変更可能な演出設定変更手段と、を備え、
演出設定変更手段は、
通常状態において端末装置を用いた第1行為の検出に対応して、第1演出設定に変更可能であり、
通常状態において端末装置を用いた第2行為の検出に対応して、第2演出設定に変更可能であり、
特別状態において端末装置を用いた第1行為の検出に対応して、第1演出設定に変更可能であり、
特別状態において端末装置を用いた第2行為の検出に対応して、第2演出設定に変更可能であってもよい。
ここで、有利状態は、例えば大当り遊技状態などであればよい。遊技機は、例えばパチンコ遊技機1などであればよい。通常状態は、例えば時短制御がなく低ベース制御が行われる通常状態などであればよい。特別状態は、例えば時短制御があり高ベース制御が行われる時短状態や確変状態などであればよい。特別状態制御手段は、例えばステップ100IWS539、100IWS542を実行した後にステップ100IWS86の変動パターン設定処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ100のCPU103などであればよい。端末装置は、例えば端末装置AK200などであればよい。検出手段は、例えば通信ユニット42、ステップ04AKS14の端末通信制御処理を実行する演出制御用CPU120などであればよい。演出実行手段は、例えばステップS76の演出制御プロセス処理を実行する演出制御用CPU120などであればよい。演出設定は、例えば音量や光量といった演出出力量などであればよい。演出設定変更手段は、例えばステップ04AKS12の演出出力量設定処理を実行する演出制御用CPU120などであればよい。第1行為は、例えば表示エリアTA31をタップあるいはスライドする行為などであればよい。第1演出設定は、例えば音量の増加または減少などであればよい。第2行為は、例えば表示エリアTA32をタップあるいはスライドする行為などであればよい。第2演出設定は、例えば光量の増加または減少などであればよい。
このような構成によれば、衛生面を考慮して遊技興趣を向上させる斬新な遊技機を提供することができる。
[形態5] 遊技媒体を用いて遊技を行うことが可能な遊技機であって、
通常状態に比べて可変表示が実行されやすい特別状態に制御可能な特別状態制御手段と、
遊技者が所持する端末装置を用いた行為を検出可能な検出手段と、
遊技媒体に関する計数処理を実行可能な計数処理手段と、を備え、
計数処理手段は、
通常状態において端末装置を用いた第1行為の検出に対応して、第1計数処理を実行可能であり、
通常状態において端末装置を用いた第2行為の検出に対応して、第2計数処理を実行可能であり、
特別状態において端末装置を用いた第1行為の検出に対応して、第1計数処理を実行可能であり、
特別状態において端末装置を用いた第2行為の検出に対応して、第2計数処理を実行可能であってもよい。
ここで、遊技媒体は、例えば遊技球などであればよい。遊技機は、例えばパチンコ遊技機1などであればよい。通常状態は、例えば時短制御がなく低ベース制御が行われる通常状態などであればよい。特別状態は、例えば時短制御があり高ベース制御が行われる時短状態や確変状態などであればよい。特別状態制御手段は、例えばステップ100IWS539、100IWS542を実行した後にステップ100IWS86の変動パターン設定処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ100のCPU103などであればよい。端末装置は、例えば端末装置AK200などであればよい。検出手段は、例えば通信ユニット42、ステップ04AKS14の端末通信制御処理を実行する演出制御用CPU120などであればよい。計数処理手段は、例えば遊技点制御用マイクロコンピュータ180などであればよい。第1行為は、例えば表示エリアTA42の短時間タップ操作となる行為などであればよい。第1計数処理は、例えば遊技玉数を1減少させ持玉数を1増加させる処理などであればよい。第2行為は、例えば表示エリアTA42の長時間タップ操作となる行為などであればよい。第2計数処理は、例えば遊技玉数を250減少させ持玉数を250増加させる処理などであればよい。
このような構成によれば、衛生面を考慮して遊技興趣を向上させる斬新な遊技機を提供することができる。
[形態A1] 端末装置を用いた行為の検出に対応して、特定表示を表示可能な表示手段、を備え、
表示手段は、端末装置を用いた行為が検出された後、所定期間において特定表示を表示可能であってもよい。
ここで、特定表示は、例えば表示期間制御例04AKC151によるエフェクト表示などであればよい。表示手段は、例えばパチンコ遊技機1の画像表示装置5や端末装置AK200のタッチディスプレイAK212などであればよい。所定期間は、例えばタイミングT01からタイミングT10までの期間やタイミングT01からタイミングT11までの期間などであればよい。
このような構成においては、端末装置を用いた行為の検出を容易に認識させることができる。
[形態A2] 演出設定を変更可能な演出設定変更手段、を備え、
演出実行手段は、
端末装置を用いた行為を促す促進演出として、第1促進演出と、第2促進演出と、第3促進演出と、第4促進演出と、を実行可能であり、
第1促進演出から第4促進演出までのいずれの促進演出が実行される場合でも、端末装置を用いた行為の検出に対応した演出を実行可能であり、
演出設定変更手段は、
第1促進演出から第4促進演出までのいずれの促進演出が実行される場合でも、端末装置を用いた行為の検出に対応して、演出設定を変更可能であってもよい。
ここで、演出設定は、例えば音量や光量といった演出出力量などであればよい。演出設定変更手段は、例えばステップ04AKS12の演出出力量設定処理を実行する演出制御用CPU120などであればよい。第1促進演出は、例えば表示例04AKD121の演出表示を含む最終演出などであればよい。第2促進演出は、例えば表示例04AKD124の演出表示を含む最終演出などであればよい。第3促進演出は、例えば表示例04AKD203、04AKD204の演出表示を含む最終演出などであればよい。第4促進演出は、例えば表示例04AKD213、04AKD214の演出表示を含む最終演出などであればよい。行為の検出に対応した演出は、例えば表示例04AKD123、04AKD126、04AKD206、04AKD216の演出表示を含む最終演出などであればよい。いずれの促進演出が実行される場合でも演出設定を変更可能であることは、例えば表示例04AKF531~04AKF534の出力量設定表示による演出出力量の設定変更などであればよい。
このような構成においては、端末装置を用いて演出実行と演出設定の変更とが可能になり、衛生面を考慮して遊技興趣を向上させる斬新な遊技機を提供することができる。
[形態6] 遊技を行うことが可能な遊技機であって、
第1演出手段と、第2演出手段と、を用いて演出を実行可能な演出実行手段、を備え、
第1演出手段は、第2演出手段から所定距離の位置に配置され、
演出実行手段は、
第2演出手段により通常態様の演出を実行しているときに、第1演出手段により遊技者の視線を誘導する誘導演出を実行可能であり、
誘導演出の実行に対応して、第2演出手段による演出を通常態様から特殊態様に切替可能であってもよい。
ここで、遊技機は、例えばパチンコ遊技機1などであればよい。第1演出手段は、例えば左側吹出口43HLおよび右側吹出口43HRから演出用エアを送出可能な送風ユニット43あるいは回転点灯可能な回転ランプ9Aなどであればよい。第2演出手段は、例えば画像表示装置5などであればよい。演出実行手段は、例えばステップS76の演出制御プロセス処理を実行する演出制御用CPU120などであればよい。所定距離は、例えば長さL01、L02の距離などであればよい。通常態様の演出は、例えば「黒色文字」の表示、「青色カットイン」の表示、「通常キャラクタ」の表示などであればよい。誘導演出は、例えば視線誘導「送風」あるいは視線誘導「回転ランプ」である場合の視線誘導演出などであればよい。特殊態様は、例えば態様変化が「レインボー文字」と「レインボーカット」と「キャラエフェクト」とに対応した態様変化演出が実行される場合などであればよい。
このような構成によれば、遊技者の視線を誘導して遊技興趣を向上させる斬新な遊技機を提供することができる。
[形態7] 遊技を行うことが可能な遊技機であって、
第1演出手段と、第2演出手段と、第3演出手段と、を用いて演出を実行可能な演出実行手段、を備え、
第1演出手段は、第2演出手段から第1距離の位置に配置され、
第3演出手段は、第2演出手段から第2距離の位置に配置され、
演出実行手段は、
第2演出手段により通常態様の演出を実行しているときに、第1演出手段により遊技者の視線を誘導する第1誘導演出を実行可能であり、
第2演出手段により通常態様の演出を実行しているときに、第3演出手段により遊技者の視線を誘導する第2誘導演出を実行可能であり、
第1誘導演出の実行に対応して、第2演出手段による演出を通常態様から特殊態様に切替可能であり、
第2誘導演出の実行に対応して、第2演出手段による演出を通常態様から特殊態様に切替可能であってもよい。
ここで、遊技機は、例えばパチンコ遊技機1などであればよい。第1演出手段は、例えば左側吹出口43HLおよび右側吹出口43HRから演出用エアを送出可能な送風ユニット43などであればよい。第2演出手段は、例えば画像表示装置5などであればよい。第3演出手段は、例えば回転点灯可能な回転ランプ9Aなどであればよい。演出実行手段は、例えばステップS76の演出制御プロセス処理を実行する演出制御用CPU120などであればよい。第1距離は、例えば長さL01の距離などであればよい。第2距離は、例えば長さL02の距離などであればよい。通常態様の演出は、例えば「黒色文字」の表示、「青色カットイン」の表示、「通常キャラクタ」の表示表示などであればよい。第1誘導演出は、例えば視線誘導「送風」である場合の視線誘導演出などであればよい。第2誘導演出は、例えば視線誘導「回転ランプ」である場合の視線誘導演出などであればよい。特殊態様は、例えば態様変化が「レインボー文字」と「レインボーカット」と「キャラエフェクト」とに対応した態様変化演出が実行される場合などであればよい。
このような構成によれば、遊技者の視線を誘導して遊技興趣を向上させる斬新な遊技機を提供することができる。
[形態B1] 第2演出手段による演出を通常態様から特殊態様に切り替えた場合の方が、第2演出手段による演出を通常態様から特殊態様に切り替えない場合よりも、遊技者に付与される特典の有利度が高くてもよい。
ここで、遊技者に付与される特典の有利度は、例えばリーチ後予告用演出パターンの決定例04AKC201における決定率による大当り期待度などであればよい。
このような構成においては、有利度が高くなる特殊態様により遊技者の喜悦感が高められ、遊技興趣を向上させることができる。
[形態B2] 第1演出手段は、打球操作ハンドルに近い特定距離の位置に配置され、
第3演出装置は、第1演出手段よりも打球操作ハンドルから離れた所定距離の位置に配置され、
第1演出手段による第1誘導演出の方が、第3演出手段による第2誘導演出よりも、実行される割合が高くてもよい。
ここで、打球操作ハンドルは、例えば左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rなどであればよい。特定距離は、例えば長さLA1の距離などであればよい。所定距離は、例えば長さLA2の距離などであればよい。第1誘導演出や第2誘導演出が実行される割合は、例えばリーチ後予告用演出パターンの決定例04AKC201における決定率による実行割合などであればよい。
このような構成においては、打球操作ハンドルに近い第1演出手段による第1誘導演出が実行されやすくなり、遊技者が認識しやすい効果的な演出を実行することができる。
[形態8] 遊技媒体を用いた遊技を行うことが可能な遊技機であって、
遊技領域に向けて遊技媒体を発射可能な発射手段と、
遊技者の操作に対応して遊技媒体の発射強度を変更可能な左右一対の発射操作手段と、を備え、
発射手段は、
左側の発射操作手段が第1段階まで操作された場合、右側の発射操作手段が第1段階まで操作された場合、両側の発射操作手段が第1段階まで操作された場合、いずれの場合においても遊技領域の第1経路に向けて遊技媒体を発射可能であり、
左側の発射操作手段が第2段階まで操作された場合、右側の発射操作手段が第2段階まで操作された場合、両側の発射操作手段が第2段階まで操作された場合、いずれの場合においても遊技領域の第2経路に向けて遊技媒体を発射可能であってもよい。
ここで、遊技媒体は、例えば遊技球などであればよい。遊技機は、例えばパチンコ遊技機1などであればよい。発射手段は、例えば打球発射ユニット70の打球発射装置などであればよい。発射操作手段は、例えば左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rなどであればよい。第1段階は、例えば発射強度PTR,PTLがPT2≦PTR,PTL<PT3である場合などであればよい。第1経路は、左側遊技領域04AK07Lの流下経路などであればよい。第2段階は、例えば発射強度PTR,PTLがPT3≦PTR,PTL≦PT4である場合などであればよい。第2経路は、右側遊技領域04AK07Rの流下経路などであればよい。
このような構成によれば、いずれの操作でも第1段階または第2段階に対応した遊技媒体の発射が可能になり、発射操作の負担を軽減することができる。
[形態9] 遊技媒体を用いた遊技を行うことが可能な遊技機であって、
遊技領域に向けて遊技媒体を発射可能な発射手段と、
遊技者の操作に対応して遊技媒体の発射強度を変更可能な左右一対の発射操作手段と、
演出を実行可能な演出実行手段と、を備え、
演出実行手段は、
デモンストレーション表示中に左側の発射操作手段が操作された場合、デモンストレーション表示中に右側の発射操作手段が操作された場合、デモンストレーション表示中に両側の発射操作手段が操作された場合、いずれの場合においても開始演出を実行可能であってもよい。
ここで、遊技媒体は、例えば遊技球などであればよい。遊技機は、例えばパチンコ遊技機1などであればよい。発射手段は、例えば打球発射ユニット70の打球発射装置などであればよい。発射操作手段は、例えば左側打球操作ハンドルCH030Lおよび右側打球操作ハンドルCH030Rなどであればよい。演出実行手段は、例えばステップS76の演出制御プロセス処理を実行する演出制御用CPU120などであればよい。開始演出は、例えば表示例04AKD801のメッセージ表示CX01を含む演出表示による遊技開始時演出などであればよい。
このような構成によれば、いずれの操作でも開始演出を実行可能であり、遊技興趣を向上させる斬新な遊技機を提供することができる。