JP7516430B2 - マルチ送信時間間隔(tti)グラントスケジューリング - Google Patents

マルチ送信時間間隔(tti)グラントスケジューリング Download PDF

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優先権主張
本出願は、2019年6月28日に出願した米国仮出願第62/868,168号の優先権および利益を主張する、2020年6月26日に出願した米国出願第16/914,037号の優先権を主張し、それらは、以下に完全に記載されるかのように、すべての適用可能な目的で、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる。
本開示の態様はワイヤレス通信に関し、より詳細には、マルチ送信時間間隔(TTI)グラントを使用して複数のTTI内で物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)をスケジュールするための技法に関する。
ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、放送などの様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力など)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続技術を採用し得る。そのような多元接続システムの例は、いくつか例を挙げると第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)システム、LTEアドバンスト(LTE-A)システム、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)システムを含む。
いくつかの例では、ワイヤレス多元接続通信システムは、場合によってはユーザ機器(UE)と呼ばれる複数の通信デバイスのための通信を各々が同時にサポートすることが可能な、いくつかの基地局(BS)を含んでよい。LTEネットワークまたはLTE-Aネットワークでは、1つまたは複数の基地局のセットが、eノードB(eNB)を規定し得る。他の例では(たとえば、次世代ネットワーク、ニューラジオ(NR)ネットワーク、または5Gネットワークでは)、ワイヤレス多元接続通信システムは、いくつかの中央ユニット(CU)(たとえば、中央ノード(CN)、アクセスノードコントローラ(ANC)など)と通信しているいくつかの分散ユニット(DU)(たとえば、エッジユニット(EU)、エッジノード(EN)、ラジオヘッド(RH)、スマートラジオヘッド(SRH)、送信受信ポイント(TRP)など)を含んでよく、CUと通信する1つまたは複数のDUのセットは、アクセスノード(たとえば、BS、次世代NodeB(gNBまたはgNodeB)、TRPなどと呼ばれることがある)を定義してもよい。BSまたはDUは、(たとえば、BSまたはDUからUEへの送信のための)ダウンリンクチャネル上で、および(たとえば、UEからBSまたはDUへの送信のための)アップリンクチャネル上で、UEのセットと通信し得る。
これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために様々な電気通信規格において採用されている。ニューラジオ(たとえば、5G NR)は、新興の電気通信規格の一例である。NRは、3GPPによって公表されたLTEモバイル規格に対する拡張のセットである。NRは、スペクトル効率を改善すること、コストを下げること、サービスを改善すること、新たなスペクトルを利用すること、ならびにダウンリンク(DL)上およびアップリンク(UL)上でサイクリックプレフィックス(CP)とともにOFDMAを使用する他のオープン規格とよりよく統合することによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをよりよくサポートするように設計されている。これらの目的のために、NRは、ビームフォーミング、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術、およびキャリアアグリゲーションをサポートする。
しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けるにつれて、NR技術およびLTE技術におけるさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術、およびこれらの技術を採用する電気通信規格に適用可能であるべきである。
本開示のシステム、方法、およびデバイスは各々、いくつかの態様を有し、それらのうちの単一の態様が単独でその望ましい属性を担うとは限らない。以下の特許請求の範囲によって表現されるような本開示の範囲を限定することなく、いくつかの特徴がここで簡潔に説明される。この説明を検討した後、また特に「発明を実施するための形態」と題するセクションを読んだ後、本開示の特徴がワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイントとステーションとの間の改善された通信を含む利点をどのように提供するのかが理解されよう。
本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信の方法を提供する。この方法は、一般に、1つまたは複数の構成済みグラント(CG:configured grant)アップリンク送信のために使用されるべきCGアップリンク構成を受信するステップと、グラントベースアップリンク送信に対して複数の送信時間間隔(TTI)をスケジュールするダウンリンク制御情報(DCI)を受信するステップであって、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセス識別子(ID)が、DCIの中で示されるHARQ IDから開始して各後続のグラントベース送信に対して1だけHARQ IDをインクリメントすることによってグラントベース送信に割り当てられる、ステップと、CGアップリンク送信に対して構成されたグラントベースアップリンク送信の対応するセットに対して割り当てられるべき少なくとも1つのHARQ IDを決定するステップと、グラントベース送信に対するCGアップリンク送信に対して構成されたHARQ IDを割り当てるかどうかの指示を受信するステップと、受信された指示に基づいてグラントベース送信のセットに対するHARQ IDを割り当てるステップと、割り当てられたHARQ IDに基づいてグラントベース送信を送信するステップとを含む。
本開示のいくつかの態様は、基地局(BS)によるワイヤレス通信のための方法を提供する。この方法は、一般に、1つまたは複数の構成済みグラント(CG)アップリンク送信のために使用されるべきCGアップリンク構成を送信するステップと、グラントベースアップリンク送信に対して複数の送信時間間隔(TTI)をスケジュールするダウンリンク制御情報(DCI)を送信するステップであって、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセス識別子(ID)が、DCIの中で示されるHARQ IDから開始して各後続のグラントベース送信に対して1だけHARQ IDをインクリメントすることによってグラントベースアップリンク送信に割り当てられる、ステップと、CGアップリンク送信に対して構成されたグラントベースアップリンク送信の対応するセットに対して割り当てられるべき少なくとも1つのHARQ IDを決定するステップと、グラントベース送信に対するCGアップリンク送信に対して構成されたHARQ IDを割り当てるかどうかの指示を送信するステップと、指示に従って割り当てられたHARQ IDに基づいてグラントベースアップリンク送信を受信するステップとを含む。
本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信の方法を提供する。この方法は、一般に、グラントベースアップリンク送信に対して割り当てられるべき(HARQ)プロセス識別子(ID)のセットに関連する情報を受信するステップと、グラントベースアップリンク送信に対して複数の送信時間間隔(TTI)をスケジュールするダウンリンク制御情報(DCI)を受信するステップであって、HARQプロセスIDは、HARQプロセスIDのセットからグラントベースアップリンク送信に割り当てられる、ステップと、割り当てられたHARQ IDに基づいてグラントベースアップリンク送信を送信するステップとを含む。
本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信の方法を提供する。この方法は、一般に、グラントベースアップリンク送信に対して割り当てられるべき(HARQ)プロセス識別子(ID)のセットに関連する情報を送信するステップと、グラントベースアップリンク送信に対して複数の送信時間間隔(TTI)をスケジュールするダウンリンク制御情報(DCI)を送信するステップであって、HARQプロセスIDは、HARQプロセスIDのセットからグラントベースアップリンク送信に割り当てられる、ステップと、割り当てられたHARQプロセスIDに基づいてグラントベースアップリンク送信を受信するステップとを含む。
本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信の方法を提供する。この方法は、一般に、1つまたは複数の構成済みグラント(CG)アップリンク送信のために使用されるべきCGアップリンク構成を受信するステップと、複数の送信時間間隔(TTI)にわたって複数のアップリンク送信をスケジュールするダウンリンク制御情報(DCI)を受信するステップと、DCIの巡回冗長検査(CRC)部をスクランブルするために使用されるスクランブリングのタイプを決定するステップと、スクランブリングのタイプに基づいてCGアップリンク構成に関連するUE挙動を決定するステップと、決定されたUE挙動に基づいてCGアップリンク構成に従って1つまたは複数のCGアップリンク送信を送信するステップとを含む。
本開示のいくつかの態様は、基地局(BS)によるワイヤレス通信のための方法を提供する。この方法は、一般に、1つまたは複数の構成済みグラント(CG)アップリンク送信のために使用されるべきCGアップリンク構成を送信するステップと、複数の送信時間間隔(TTI)にわたって複数のアップリンク送信をスケジュールするダウンリンク制御情報(DCI)を生成するステップと、DCIの巡回冗長検査(CRC)部をスクランブルするために使用されるべきスクランブリングのタイプを決定するステップと、決定されたスクランブリングのタイプを使用してDCIをスクランブルするステップと、スクランブルされたDCIを送信するステップと、スクランブリングのタイプに基づいてCGアップリンク構成に従って1つまたは複数のCGアップリンク送信を受信するステップとを含む。
本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信の方法を提供する。この方法は、一般に、複数の送信時間間隔(TTI)にわたって複数の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジュールすることができるダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットに従ってDCIを受信するステップであって、DCIの少なくとも1つのフィールドが、DCIによってスケジュールされ得る最大数のPUSCH送信の各々に対して1つまたは複数のビットを割り当てられる、ステップと、DCIによってスケジュールされ得る最大数のPUSCH送信の一部をDCIがスケジュールすることを決定するステップと、少なくとも1つのフィールドに割り当てられた1つまたは複数の未使用ビットをスケジュールされたPUSCH送信に対するコードブロックグループ送信情報(CBGTI)として解釈するステップとを含み、1つまたは複数の未使用ビットは最大数のPUSCH送信のうちの残りのスケジュールされていない部分に対応する。
本開示のいくつかの態様は、基地局(BS)によるワイヤレス通信の方法を提供する。この方法は、一般に、複数の送信時間間隔(TTI)にわたって複数の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジュールすることができるダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットに従ってDCIを送信するステップであって、DCIの少なくとも1つのフィールドが、DCIによってスケジュールされ得る最大数のPUSCH送信の各々に対して1つまたは複数のビットを割り当てられ、DCIは、DCIによってスケジュールされ得る最大数のPUSCH送信の一部をスケジュールする、ステップと、少なくとも1つのフィールドに割り当てられた1つまたは複数の未使用ビットを使用して、スケジュールされたPUSCH送信に対するコードブロックグループ送信情報(CBGTI)を送信するステップとを含み、1つまたは複数の未使用ビットは最大数のPUSCH送信のうちの残りのスケジュールされていない部分に対応する。
本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器によるワイヤレス通信の方法を提供する。この方法は、一般に、アップリンク送信に対して複数の送信時間間隔(TTI)をスケジュールするダウンリンク制御情報(DCI)を受信するステップであって、DCIは、CSI報告に対する要求を含むチャネル状態情報(CSI)要求フィールドを含む、ステップと、要求の受信に応答して、要求を受信した後の処理時間要件を満たすスケジュールされたTTIのうちの少なくとも1つの中でCSI報告を送信するステップとを含む。
本開示のいくつかの態様は、基地局(BS)によるワイヤレス通信の方法を提供する。この方法は、一般に、アップリンク送信に対して複数の送信時間間隔(TTI)をスケジュールするダウンリンク制御情報(DCI)を送信するステップであって、DCIは、CSI報告に対する要求を含むチャネル状態情報(CSI)要求フィールドを含む、ステップと、要求に応答して、要求を受信した後のUEにおける処理時間要件を満たすスケジュールされたTTIのうちの少なくとも1つの中でユーザ機器(UE)からCSI報告を受信するステップとを含む。
本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、一般に、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、一般に、1つまたは複数の構成済みグラント(CG)アップリンク送信のために使用されるべきCGアップリンク構成を受信することと、グラントベースアップリンク送信に対して複数の送信時間間隔(TTI)をスケジュールするダウンリンク制御情報(DCI)を受信することであって、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセス識別子(ID)が、DCIの中で示されるHARQ IDから開始して各後続のグラントベース送信に対して1だけHARQ IDをインクリメントすることによってグラントベース送信に割り当てられる、ことと、CGアップリンク送信に対して構成されたグラントベースアップリンク送信の対応するセットに対して割り当てられるべき少なくとも1つのHARQ IDを決定することと、グラントベース送信に対するCGアップリンク送信に対して構成されたHARQ IDを割り当てるかどうかの指示を受信することと、受信された指示に基づいてグラントベース送信のセットに対するHARQ IDを割り当てることと、割り当てられたHARQ IDに基づいてグラントベース送信を送信することとを行うように構成される。
本開示のいくつかの態様は、基地局(BS)によるワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、一般に、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、一般に、1つまたは複数の構成済みグラント(CG)アップリンク送信のために使用されるべきCGアップリンク構成を送信することと、グラントベースアップリンク送信に対して複数の送信時間間隔(TTI)をスケジュールするダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセス識別子(ID)が、DCIの中で示されるHARQ IDから開始して各後続のグラントベース送信に対して1だけHARQ IDをインクリメントすることによってグラントベースアップリンク送信に割り当てられる、ことと、CGアップリンク送信に対して構成されたグラントベースアップリンク送信の対応するセットに対して割り当てられるべき少なくとも1つのHARQ IDを決定することと、グラントベース送信に対するCGアップリンク送信に対して構成されたHARQ IDを割り当てるかどうかの指示を送信することと、指示に従って割り当てられたHARQ IDに基づいてグラントベースアップリンク送信を受信することとを行うように構成される。
本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、一般に、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、一般に、グラントベースアップリンク送信に対して割り当てられるべき(HARQ)プロセス識別子(ID)のセットに関連する情報を受信することと、グラントベースアップリンク送信に対して複数の送信時間間隔(TTI)をスケジュールするダウンリンク制御情報(DCI)を受信することであって、HARQプロセスIDは、HARQプロセスIDのセットからグラントベースアップリンク送信に割り当てられる、ことと、割り当てられたHARQ IDに基づいてグラントベースアップリンク送信を送信することとを行うように構成される。
本開示のいくつかの態様は、基地局(BS)によるワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、一般に、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、一般に、グラントベースアップリンク送信に対して割り当てられるべき(HARQ)プロセス識別子(ID)のセットに関連する情報を送信することと、グラントベースアップリンク送信に対して複数の送信時間間隔(TTI)をスケジュールするダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、HARQプロセスIDは、HARQプロセスIDのセットからグラントベースアップリンク送信に割り当てられる、ことと、割り当てられたHARQ IDに基づいてグラントベースアップリンク送信を受信することとを行うように構成される。
本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、一般に、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、一般に、1つまたは複数の構成済みグラント(CG)アップリンク送信のために使用されるべきCGアップリンク構成を受信することと、送信に対して複数の送信時間間隔(TTI)をスケジュールするダウンリンク制御情報(DCI)を受信することと、DCIの巡回冗長検査(CRC)部をスクランブルするために使用されるスクランブリングのタイプを決定することと、スクランブリングのタイプに基づいてCGアップリンク構成に関連するUE挙動を決定することと、決定されたUE挙動に基づいてCGアップリンク構成に従って1つまたは複数のCGアップリンク送信を送信することとを行うように構成される。
本開示のいくつかの態様は、基地局(BS)によるワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、一般に、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、一般に、1つまたは複数の構成済みグラント(CG)アップリンク送信のために使用されるべきCGアップリンク構成を送信することと、アップリンク送信に対して複数の送信時間間隔(TTI)をスケジュールするダウンリンク制御情報(DCI)を生成することと、DCIの巡回冗長検査(CRC)部をスクランブルするために使用されるべきスクランブリングのタイプを決定することと、決定されたスクランブリングのタイプを使用してDCIをスクランブルすることと、スクランブルされたDCIを送信することと、スクランブリングのタイプに基づいてCGアップリンク構成に従って1つまたは複数のCGアップリンク送信を受信することとを行うように構成される。
本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、一般に、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、一般に、アップリンク送信に対して複数のTTIをスケジュールすることができるマルチ送信時間間隔(TTI)ダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットに従ってDCIを受信することであって、DCIの少なくとも1つのフィールドが、DCIによってスケジュールされ得る最大数のTTIの各々に対して1つまたは複数のビットを割り当てられる、ことと、DCIによってスケジュールされ得る最大数のTTIの一部をDCIがスケジュールすることを決定することと、少なくとも1つのフィールドに割り当てられた1つまたは複数の未使用ビットをスケジュールされたTTIに対するコードブロックグループ送信情報(CBGTI)として解釈することとを行うように構成され、1つまたは複数の未使用ビットは最大数のTTIのうちの残りのスケジュールされていない部分に対応する。
本開示のいくつかの態様は、基地局(BS)によるワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、一般に、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、一般に、アップリンク送信に対して複数のTTIをスケジュールすることができるマルチ送信時間間隔(TTI)ダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットに従ってDCIを送信することであって、DCIの少なくとも1つのフィールドが、DCIによってスケジュールされ得る最大数のTTIの各々に対して1つまたは複数のビットを割り当てられ、DCIは、DCIによってスケジュールされ得る最大数のTTIの一部をスケジュールする、ことと、少なくとも1つのフィールドに割り当てられた1つまたは複数の未使用ビットを使用して、スケジュールされたTTIに対するコードブロックグループ送信情報(CBGTI)を送信することとを行うように構成され、1つまたは複数の未使用ビットは最大数のTTIのうちの残りのスケジュールされていない部分に対応する。
本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、一般に、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、一般に、アップリンク送信に対して複数の送信時間間隔(TTI)をスケジュールするダウンリンク制御情報(DCI)を受信することであって、DCIは、CSI報告に対する要求を含むチャネル状態情報(CSI)要求フィールドを含む、ことと、要求の受信に応答して、要求を受信した後の処理時間要件を満たすスケジュールされたTTIのうちの少なくとも1つの中でCSI報告を送信することとを行うように構成される。
本開示のいくつかの態様は、基地局(BS)によるワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、一般に、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、一般に、アップリンク送信に対して複数の送信時間間隔(TTI)をスケジュールするダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、DCIは、CSI報告に対する要求を含むチャネル状態情報(CSI)要求フィールドを含む、ことと、要求に応答して、要求を受信した後のUEにおける処理時間要件を満たすスケジュールされたTTIのうちの少なくとも1つの中でユーザ機器(UE)からCSI報告を受信することとを行うように構成される。
本開示の態様は、技法を実行するための装置、プロセッサおよびコンピュータ可読媒体のための手段と、本明細書で説明するUEによる動作に対する、たとえばBSによる補完であり得る方法とを提供する。
上記の目的および関係する目的の達成のために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明されるとともに特に特許請求の範囲の中で指摘される特徴を備える。以下の説明および添付の図面は、1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な特徴を詳細に記載する。しかしながら、これらの特徴は、様々な態様の原理が採用され得る様々な方法のほんのいくつかを示すものである。
本開示の上述の特徴が詳細に理解され得るように、それらのうちの一部が図面に示される態様を参照することによって、上記で簡潔に要約された、より具体的な説明が得られてよい。しかしながら、本説明は他の等しく効果的な態様に通じ得るので、添付の図面が、本開示のいくつかの典型的な態様のみを示し、したがって、本開示の範囲を限定するものと見なされるべきではないことに留意されたい。
本開示のいくつかの態様による、例示的な電気通信システムを概念的に示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、分散型無線アクセスネットワーク(RAN:radio access network)の例示的なアーキテクチャを示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、電気通信システムのためのフレームフォーマットの一例を示す図である。 UL CGおよびグラントベース送信のためのHARQプロセスIDの例示的な割当て400を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、グラントベースアップリンク送信(たとえば、PUSCH送信)に対してHARQプロセスIDを割り当てるためにUEによって実行される例示的な動作500を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、グラントベースアップリンク送信(たとえば、PUSCH送信)に対してHARQプロセスIDを割り当てるために基地局(BS)(たとえば、gNB、TP、DUなど)によって実行される例示的な動作600を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、構成されたHARQプロセスIDのセットに基づいてグラントベース送信に対してHARQプロセスIDを割り当てるためにUEによって実行される例示的な動作700を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、構成されたHARQプロセスIDのセットに基づいてグラントベース送信に対してHARQプロセスIDを割り当てるためにBS(gNB、TP、DUなど)によって実行される例示的な動作800を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、複数のTTI/送信をスケジュールするDCIのために使用されるスクランブリングのタイプに基づいてUEによって実行される例示的な動作900を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、複数のTTI/送信をスケジュールするDCIのために使用されるスクランブリングのタイプに基づいてBS(たとえば、gNB、TP、DU)によって実行される例示的な動作1000を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、マルチTTI UL CG送信の例示的な新しい形態1100を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、マルチTTIグラント内の未使用ビットを使用してCBGTI指示に対してUEによって実行される例示的な動作1200を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、マルチTTIグラント内の未使用ビットを使用してCBGTI指示に対してBS(たとえば、gNB、TP、DU)によって実行される例示的な動作1300を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、マルチTTIグラント内のCSI要求フィールドに基づいてCSI報告を送信するためにUEによって実行される例示的な動作1400を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、マルチTTIグラント内のCSI要求フィールドに基づいてCSI報告を受信するためにBS(たとえば、gNB、TP、DU)によって実行される例示的な動作1500を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、マルチTTIグラント内のCSI要求フィールドによってトリガされる例示的なCSI報告送信1600を示す図である。
理解を容易にするために、可能な場合、図に共通する同一の要素を指定するために同一の参照番号が使用されている。一態様において開示する要素が特定の記載なしに他の態様に対して有益に利用され得ることが企図される。
マルチ送信時間間隔(マルチTTI)グラントは、一般に、複数のTTI上で複数のトランスポートブロック(TB)(たとえば、PDSCHまたはPUSCH)をスケジュールする単一のグラント(たとえば、ダウンリンク/アップリンクグラント)を指す。複数のTTIにわたって複数のPUSCH送信をスケジュールするマルチTTIグラントは、マルチTTI PUSCHグラントまたはマルチPUSCHグラントと呼ばれることがある。同様に、複数のTTIにわたって複数のPDSCH送信をスケジュールするマルチTTIグラントは、マルチPDSCHグラントと呼ばれることがある。
一態様では、TTIは、NRサブフレームのスロットまたはミニスロットを含む。マルチTTIグラントは、無認可スペクトルへのNRベースアクセス(NRU:NR based access to unlicensed spectrum)におけるマルチTTI PUSCHグラントに対して特に有用である。たとえば、マルチTTI PUSCHグラントがなければ、複数のダウンリンク部が、複数のPUSCHグラントを送信するために使用されなければならず、それは、追加のオーバーヘッドを生じるばかりでなく、ダウンリンクとアップリンクとの間の複数の切り替えを伴う。NRUは媒体へのアクセスを得るためにリッスンビフォアトーク(LBT)を使用するので、ダウンリンクとアップリンクとの間の切り替えは、潜在的に媒体の損失をもたらす可能性がある。
本開示の態様は、マルチTTIグラントを使用して複数のTTIをスケジュールするための技法を説明する。
以下の説明は、例を提供するものであり、特許請求の範囲に記載された範囲、適用可能性、または例を限定するものではない。本開示の範囲を逸脱することなく、論じる要素の機能および構成において変更が加えられてよい。様々な例は、適宜に、様々な手順または構成要素を省略してよく、置換してよく、または追加してもよい。たとえば、説明する方法は、説明する順序とは異なる順序で実行されてよく、様々なステップが、追加されてよく、省略されてよく、または組み合わせられてもよい。また、いくつかの例に関して説明する特徴は、いくつかの他の例において組み合わせられてよい。たとえば、本明細書に記載する任意の数の態様を使用して、装置が実装されてよく、または方法が実践されてよい。さらに、本開示の範囲は、本明細書に記載する本開示の様々な態様に加えて、またはそうした態様以外に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実践されるような装置または方法をカバーするものとする。本明細書で開示する本開示のいずれの態様も、特許請求の範囲の1つまたは複数の要素によって具現され得ることを理解されたい。「例示的」という語は、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために本明細書で使用される。「例示的」として本明細書で説明するいかなる態様も、必ずしも他の態様よりも好適または有利なものと解釈すべきではない。
本明細書で説明する技法は、3GPPロングタームエボリューション(LTE)、LTE-アドバンスト(LTE-A)、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)、時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)、および他のネットワークなど、様々なワイヤレス通信技術のために使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば互換的に使用される。
CDMAネットワークは、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA)、およびCDMAの他の変形態を含む。cdma2000は、IS-2000規格、IS-95規格、およびIS-856規格をカバーする。TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM:Global System for Mobile Communications)などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、NR (たとえば、5G RA)、発展型UTRA(E-UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE-UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。LTEおよびLTE-Aは、E-UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-AおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。
ニューラジオ(NR)は、5G技術フォーラム(5GTF)とともに開発中の新しいワイヤレス通信技術である。NRアクセス(たとえば、5G NR)は、広帯域幅(たとえば、80MHz以上)をターゲットにする拡張型モバイルブロードバンド(eMBB)、高いキャリア周波数(たとえば、25GHz以上)をターゲットにするミリメートル波(mmW)、非後方互換性MTC技法をターゲットにするマッシブマシンタイプ通信MTC(mMTC)、および/または超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)をターゲットにするミッションクリティカルなど、様々なワイヤレス通信サービスをサポートし得る。これらのサービスは、レイテンシ要件および信頼性要件を含み得る。これらのサービスは、それぞれのサービス品質(QoS)要件を満たすために、異なる送信時間間隔(TTI)をも有し得る。加えて、これらのサービスは、同じサブフレームにおいて共存し得る。
本明細書で説明する技法は、上述のワイヤレスネットワークおよび無線技術、ならびに他のワイヤレスネットワークおよび無線技術のために使用され得る。明快のために、一般的に3Gおよび/または4Gワイヤレス技術に関連付けられた用語を使用して態様について本明細書で説明することがあるが、本開示の態様は、NR技術を含めて、5G以降のものなどの他の世代ベースの通信システムにおいて適用され得る。
図1は、本開示の態様が実行され得る例示的なワイヤレス通信ネットワーク100を示す。たとえば、ワイヤレス通信ネットワーク100は、NRシステム(たとえば、5G NR)であり得る。たとえば、ワイヤレス通信ネットワーク100は、複数のTTIにわたって送信をスケジュールするDCIを処理するために、図5、図7、図9、図12および/または図14を参照しながら以下で説明する動作を実行するように構成されたUE120を含み得る。同様に、ワイヤレス通信ネットワーク100は、複数のTTIにわたって送信をスケジュールするDCIを生成して(UE120に)送るために、図6、図8、図10、図13および/または図15を参照しながら以下で説明する動作を実行するように構成されたBS110を含み得る。
図1に示すように、ワイヤレス通信ネットワーク100は、いくつかの基地局(BS)110および他のネットワークエンティティを含んでよい。BSは、ユーザ機器(UE)と通信する局であってよい。各BS110は、特定の地理的エリアに通信カバレージを提供し得る。3GPPでは、「セル」という用語は、この用語が使用される文脈に応じて、ノードB(NB)のカバレージエリアおよび/またはこのカバレージエリアにサービスするNBサブシステムを指すことができる。NRシステムでは、「セル」およびBS、次世代NodeB(gNBまたはgNodeB)、アクセスポイント(AP)、分散ユニット(DU)、キャリア、または送信受信ポイント(TRP)という用語は、交換可能に使用され得る。いくつかの例では、セルは、必ずしも固定であり得るとは限らず、セルの地理的エリアは、モバイルBSのロケーションに従って移動することがある。いくつかの例では、BSは、任意の好適なトランスポートネットワークを使用して、直接物理接続、ワイヤレス接続、仮想ネットワークなど、様々なタイプのバックホールインターフェースを通して、ワイヤレス通信ネットワーク100内で互いに、および/または1つまたは複数の他のBSもしくはネットワークノード(図示せず)に相互接続され得る。
一般に、任意の数のワイヤレスネットワークが、所与の地理的エリアの中で展開され得る。各ワイヤレスネットワークは、特定の無線アクセス技術(RAT:radio access technology)をサポートし得、1つまたは複数の周波数上で動作し得る。RATは、無線技術、エアインターフェースなどと呼ばれることもある。周波数は、キャリア、サブキャリア、周波数チャネル、トーン、サブバンドなどと呼ばれることもある。各周波数は、それぞれに異なるRATのワイヤレスネットワーク間の干渉を回避するために所与の地理的領域における単一のRATをサポートしてもよい。場合によっては、NR RATネットワークまたは5G RATネットワークが、展開され得る。
BSは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを提供し得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーしてよく、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーしてよく、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーしてよく、フェムトセルとの関連付けを有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG:Closed Subscriber Group)の中のUE、自宅の中のユーザ用のUEなど)による制限付きアクセスを可能にし得る。マクロセル用のBSは、マクロBSと呼ばれることがある。ピコセル用のBSは、ピコBSと呼ばれることがある。フェムトセル用のBSは、フェムトBSまたはホームBSと呼ばれることがある。図1に示す例では、BS110a、110b、および110cは、それぞれ、マクロセル102a、102b、および102cのためのマクロBSであってよい。BS110xは、ピコセル102xのためのピコBSであってよい。BS110yおよび110zは、それぞれ、フェムトセル102yおよび102zのためのフェムトBSであってよい。BSは、1つまたは複数の(たとえば、3つの)セルをサポートし得る。
ワイヤレス通信ネットワーク100はまた、中継局を含んでよい。中継局とは、上流局(たとえば、BSまたはUE)からのデータおよび/または他の情報の送信を受信するとともに、データおよび/または他の情報の送信を下流局(たとえば、UEまたはBS)へ送る局である。中継局はまた、他のUEのための送信を中継するUEであってよい。図1に示す例では、中継局110rは、BS110aとUE120rとの間の通信を容易にするために、BS110aおよびUE120rと通信し得る。中継局は、中継BS、リレーなどと呼ばれることもある。
ワイヤレス通信ネットワーク100は、それぞれに異なる種類のBS、たとえば、マクロBS、ピコBS、フェムトBS、中継器などを含む異種ネットワークであってもよい。これらの異なる種類のBSは、それぞれに異なる送信電力レベル、それぞれに異なるカバレージエリア、およびワイヤレス通信ネットワーク100における干渉に対するそれぞれに異なる影響を有することがある。たとえば、マクロBSは、高い送信電力レベル(たとえば、20ワット)を有してよいが、ピコBS、フェムトBS、およびリレーは、もっと低い送信電力レベル(たとえば、1ワット)を有してよい。
ワイヤレス通信ネットワーク100は、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、BSは、類似のフレームタイミングを有してよく、異なるBSからの送信は、時間的にほぼ位置合わせされ得る。非同期動作の場合、BSは、異なるフレームタイミングを有することがあり、異なるBSからの送信は、時間的に位置合わせされないことがある。本明細書で説明する技法は、同期動作と非同期動作の両方のために使用され得る。
ネットワークコントローラ130は、BSのセットに結合してよく、これらのBSに対する協調および制御を行ってよい。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介してBS110と通信し得る。BS110はまた、ワイヤレスバックホールまたはワイヤラインバックホールを介して互いに(たとえば、直接または間接的に)通信し得る。
UE120(たとえば、120x、120yなど)は、ワイヤレス通信ネットワーク100全体にわたって分散されてよく、各UEは、固定またはモバイルであってよい。UEは、移動局、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局、顧客構内機器(CPE:Customer Premises Equipment)、セルラーフォン、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレットコンピュータ、カメラ、ゲームデバイス、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、アプライアンス、医療デバイスもしくは医療機器、生体センサー/生体デバイス、スマートウォッチ、スマート衣料、スマートグラス、スマートリストバンド、スマートジュエリー(たとえば、スマートリング、スマートブレスレットなど)などのウェアラブルデバイス、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽デバイス、ビデオデバイス、衛星ラジオなど)、車両構成要素もしくは車両センサー、スマートメーター/スマートセンサー、産業製造機器、全地球測位システムデバイス、またはワイヤレス媒体もしくは有線媒体を介して通信するように構成される任意の他の好適なデバイスと呼ばれることもある。いくつかのUEは、マシンタイプ通信(MTC)デバイスまたは発展型MTC(eMTC)デバイスと見なされてよい。MTC UEおよびeMTC UEは、たとえば、BS、別のデバイス(たとえば、リモートデバイス)、またはいくつかの他のエンティティと通信し得る、ロボット、ドローン、リモートデバイス、センサー、メーター、モニタ、ロケーションタグなどを含む。ワイヤレスノードは、たとえば、有線通信リンクまたはワイヤレス通信リンクを介して、ネットワーク(たとえば、インターネットまたはセルラーネットワークなどのワイドエリアネットワーク)のための接続性またはネットワークへの接続性を提供し得る。いくつかのUEは、モノのインターネット(IoT)デバイスと見なされてよく、IoTデバイスは、狭帯域IoT(NB-IoT)デバイスであってよい。
いくつかのワイヤレスネットワーク(たとえば、LTE)は、ダウンリンク上で直交周波数分割多重化(OFDM)を、またアップリンク上でシングルキャリア周波数分割多重化(SC-FDM)を利用する。OFDMおよびSC-FDMは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビンなどとも呼ばれる複数(K個)の直交サブキャリアに区分する。各サブキャリアは、データで変調され得る。一般に、変調シンボルは、周波数領域においてOFDMを用いて送られ、時間領域においてSC-FDMを用いて送られる。隣接するサブキャリアの間の間隔は、固定されてよく、サブキャリアの総本数(K)は、システム帯域幅に依存し得る。たとえば、サブキャリアの間隔は、15kHzであってよく、最小リソース割振り(「リソースブロック」(RB:resource block)と呼ばれる)は、12本のサブキャリア(すなわち、180kHz)であってよい。したがって、公称の高速フーリエ変換(FFT)サイズは、1.25、2.5、5、10、または20メガヘルツ(MHz)のシステム帯域幅に対して、それぞれ、128、256、512、1024、または2048に等しくてよい。システム帯域幅はまた、サブバンドに区分され得る。たとえば、サブバンドは、1.08MHz(たとえば、6個のRB)をカバーしてよく、1.25、2.5、5、10、または20MHzのシステム帯域幅に対して、それぞれ、1、2、4、8、または16個のサブバンドがあり得る。LTEでは、基本の送信時間間隔(TTI)またはパケット持続時間は、1msのサブフレームである。NRでは、サブフレームは、やはり1msであるが、基本のTTIは、スロットと呼ばれる。サブフレームは、サブキャリア間隔に応じて可変数のスロット(たとえば、1、2、4、8、16、...個のスロット)を含む。NR RBは、12個の連続する周波数サブキャリアである。NRは、15kHzのベースサブキャリア間隔をサポートしてもよく、他のサブキャリア間隔は、ベースサブキャリア間隔、たとえば、30kHz、60kHz、120kHz、240kHzなどに関して定義されてもよい。シンボルおよびスロットの長さはサブキャリア間隔に対応する。CP長もやはりサブキャリア間隔に依存する。
NRは、アップリンクおよびダウンリンク上でCPを用いてOFDMを利用し、TDDを使用する半二重動作に対するサポートを含み得る。ビームフォーミングが、サポートされてよく、ビーム方向は、動的に構成され得る。プリコーディングを伴うMIMO送信も、サポートされ得る。いくつかの例では、DLにおけるMIMO構成は、最大8ストリームのマルチレイヤDL送信を伴う最大8本の送信アンテナ、およびUE当り最大2ストリームをサポートし得る。いくつかの例では、UE当り最大2ストリームを用いるマルチレイヤ送信がサポートされてよい。複数のセルのアグリゲーションが、最高8つのサービングセルを用いてサポートされ得る。
いくつかの例では、エアインターフェースへのアクセスが、スケジュールされ得る。スケジューリングエンティティ(たとえば、BS)は、そのサービスエリア内またはセル内の一部または全部のデバイスおよび機器の間の通信用のリソースを割り振る。スケジューリングエンティティは、1つまたは複数の従属エンティティ用のリソースをスケジュールすること、割り当てること、再構成すること、および解放することを担当し得る。すなわち、スケジュールされた通信に対して、従属エンティティは、スケジューリングエンティティによって割り振られたリソースを利用する。基地局は、スケジューリングエンティティとして機能し得る唯一のエンティティではない。いくつかの例では、UEが、スケジューリングエンティティとして機能してよく、1つまたは複数の従属エンティティ(たとえば、1つまたは複数の他のUE)用のリソースをスケジュールしてよく、他のUEは、そのUEによってスケジュールされたリソースをワイヤレス通信のために利用してよい。いくつかの例では、UEは、ピアツーピア(P2P)ネットワークの中で、かつ/またはメッシュネットワークの中で、スケジューリングエンティティとして機能してよい。メッシュネットワーク例では、UEは、スケジューリングエンティティと通信することに加えて、互いに直接通信し得る。
いくつかの例では、2つ以上の従属エンティティ(たとえば、UE)は、サイドリンク信号を使用して互いと通信してもよい。そのようなサイドリンク通信の現実世界の適用例は、公共安全、近接サービス、UEからネットワークへの中継、車両間(V2V)通信、あらゆるモノのインターネット(IoE)通信、IoT通信、ミッションクリティカルメッシュ、および/または様々な他の適切な適用例を含んでもよい。一般に、サイドリンク信号は、スケジューリングエンティティがスケジューリングおよび/または制御の目的で利用される場合があるにもかかわらず、スケジューリングエンティティ(たとえば、UEまたはBS)を通じて通信を中継することなく、ある従属エンティティ(たとえば、UE1)から別の従属エンティティ(たとえば、UE2)に通信される信号を指すことがある。いくつかの例では、サイドリンク信号は、(通常は無認可スペクトルを使用する、ワイヤレスローカルエリアネットワークとは異なり)認可スペクトルを使用して通信されてよい。
図1では、両側に矢印がある実線は、UEと、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でUEにサービスするように指定されたBSであるサービングBSとの間の所望の送信を示す。両矢印を有する細い破線は、UEとBSとの間の送信を潜在的に干渉することを示す。
図2は、本開示の態様を実施するために使用され得る、(たとえば、図1のワイヤレス通信ネットワーク100における)BS110およびUE120の例示的な構成要素を示す。たとえば、UE120のアンテナ252、プロセッサ266、258、264、および/またはコントローラ/プロセッサ280は、複数のTTIにわたって送信をスケジュールするDCIを処理するために、図5、図7、図9、図12および/または図14を参照しながら以下で説明する動作を実行するように構成され得る。同様に、BS110のアンテナ234、プロセッサ220、230、238、および/またはコントローラ/プロセッサ240は、複数のTTIにわたって送信をスケジュールするDCIを生成して(UE120に)送るために、図6、図8、図10、図13および/または図15を参照しながら以下で説明する動作を実行するように構成され得る。
BS110において、送信プロセッサ220は、データソース212からデータを、かつコントローラ/プロセッサ240から制御情報を受け取ってよい。制御情報は、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)、物理ハイブリッドARQインジケータチャネル(PHICH)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、グループ共通PDCCH(GC PDCCH)などのためのものであり得る。データは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)などのためのものであり得る。プロセッサ220は、データおよび制御情報を処理(たとえば、符号化およびシンボルマッピング)して、データシンボルおよび制御シンボルをそれぞれ取得し得る。送信プロセッサ220はまた、プライマリ同期信号(PSS)、セカンダリ同期信号(SSS)、およびセル固有基準信号(CRS)に関してなど、基準シンボルを生成してもよい。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対する空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行することができ、変調器(MOD)232a~232tに出力シンボルストリームを提供することができる。各変調器232は、(たとえば、OFDMなどのための)それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得してもよい。各変調器は、出力サンプルストリームをさらに処理(たとえば、アナログ変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得し得る。変調器232a~232tからのダウンリンク信号は、それぞれ、アンテナ234a~234tを介して送信されてもよい。
UE120において、アンテナ252a~252rは、BS110からダウンリンク信号を受信してもよく、受信信号を、それぞれトランシーバ内の復調器(DEMOD)254a~254rに提供してもよい。各復調器254は、それぞれの受信された信号を調整(たとえば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得することができる。各復調器は、入力サンプルを(たとえば、OFDMなどのために)さらに処理して、受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器256は、すべての復調器254a~254rから受信シンボルを取得し、適用可能な場合、受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供することができる。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)し得、UE120のための復号されたデータをデータシンク260に提供し得、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ280に提供し得る。
アップリンク上では、UE120において、送信プロセッサ264が、データソース262からの(たとえば、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のための)データと、コントローラ/プロセッサ280からの(たとえば、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)のための)制御情報とを受信し、処理することができる。送信プロセッサ264はまた、基準信号用の(たとえば、サウンディング基準信号(SRS:sounding reference signal)用の)基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能な場合、TX MIMOプロセッサ266によってプリコーディングされてよく、トランシーバの中の復調器254a~254rによって(たとえば、SC-FDMなどのために)さらに処理されてよく、基地局110に送信されてよい。BS110において、UE120からのアップリンク信号は、アンテナ234によって受信され、変調器232によって処理され、適用可能な場合、MIMO検出器236によって検出され、受信プロセッサ238によってさらに処理されて、UE120によって送られた、復号されたデータおよび制御情報を取得し得る。受信プロセッサ238は、復号されたデータをデータシンク239に供給し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ240に供給することができる。
コントローラ/プロセッサ240および280は、それぞれBS110およびUE120における動作を指示し得る。BS110におけるコントローラ/プロセッサ240ならびに/または他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書で説明する技法のためのプロセスを実行し得るか、またはそうしたプロセスの実行を指示し得る。メモリ242および282は、それぞれ、BS110およびUE120に関するデータおよびプログラムコードを記憶することができる。スケジューラ244は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジュールし得る。
図3は、NRのためのフレームフォーマット300の一例を示す図である。ダウンリンクおよびアップリンクの各々に対する送信タイムラインは、無線フレームの単位に区分されてもよい。各無線フレームは、所定の持続時間(たとえば10ms)を有してよく、各々が1msの、0~9というインデックスを有する10個のサブフレームに区分され得る。各サブフレームは、サブキャリア間隔に応じて可変数のスロットを含んでよい。各スロットは、サブキャリア間隔に応じて可変数のシンボル期間(たとえば、7個または14個のシンボル)を含んでよい。各スロットの中のシンボル期間は、インデックスが割り当てられてよい。サブスロット構造と呼ばれることがあるミニスロットとは、スロットよりも持続時間が短い(たとえば、2、3、または4シンボルの)送信時間区間を指す。
スロット内の各シンボルは、データ送信用のリンク方向(たとえば、DL、UL、またはフレキシブル)を示してもよく、サブフレームごとのリンク方向を動的に切り替えられてもよい。リンク方向は、スロットフォーマットに基づき得る。各スロットは、DL/ULデータならびにDL/UL制御情報を含み得る。
NRにおいて、同期信号(SS)ブロックが送信される。SSブロックは、PSS、SSS、および2個のシンボルPBCHを含む。SSブロックは、図3に示すようなシンボル0~3などの、固定のスロットロケーションの中で送信され得る。PSSおよびSSSは、セル探索およびセル捕捉のためにUEによって使用されてもよい。PSSは、ハーフフレームタイミングを提供することができ、SSは、CP長およびフレームタイミングを提供することができる。PSSおよびSSSは、セル識別情報を提供し得る。PBCHは、ダウンリンクシステム帯域幅、無線フレーム内のタイミング情報、SSバーストセット周期性、システムフレーム番号などの、いくつかの基本システム情報を搬送する。SSブロックは、ビーム掃引をサポートするためにSSバーストの中に構築され得る。残存最小システム情報(RMSI:remaining minimum system information)、システム情報ブロック(SIB)、他のシステム情報(OSI)など、さらなるシステム情報が、いくつかのサブフレーム内で物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)上で送信され得る。SSブロックは、たとえば、mmWに対して最高で64個の異なるビーム方向で、最高で64回送信され得る。最高で64回のSSブロック送信は、SSバーストセットと呼ばれる。SSバーストセット内のSSブロックは、同じ周波数領域内で送信され、異なるSSバーストセット内のSSブロックは異なる周波数ロケーションで送信され得る。
マルチTTIグラントスケジューリング
上述のように、マルチ送信時間間隔(マルチTTI)グラントは、一般に、複数のTTI上で複数のトランスポートブロック(TB)(たとえば、PDSCHまたはPUSCH)をスケジュールする単一のグラント(たとえば、ダウンリンク/アップリンクグラント)を指す。一態様では、TTIは、NRサブフレームのスロットまたはミニスロットを含む。マルチTTIグラントは、無認可スペクトルへのNRベースアクセス(NRU) におけるマルチTTI PUSCHグラントに対して特に有用である。たとえば、マルチTTI PUSCHグラントがなければ、複数のダウンリンク部は、複数のPUSCHグラントを送信するために使用されなければならず、それは、追加のオーバーヘッドを生じるばかりでなく、ダウンリンクとアップリンクとの間の複数の切り替えを伴う。NRUは媒体へのアクセスを得るためにリッスンビフォアトーク(LBT)を使用するので、ダウンリンクとアップリンクとの間の切り替えは、潜在的に媒体の損失をもたらし得る。
いくつかの態様では、スケジューリングパラメータのうちのいくつかはスケジュールされたスロット/ミニスロットにわたって共通ではなく、グラントの中で各スロットに対して示される必要があるので、マルチTTIグラントは大きいサイズを有する場合がある。そのようなパラメータの例には、限定はしないが、冗長バージョン(RV)、新規データインジケータ(NDI)、コードブロックグループ送信情報(CBGTI)、およびHARQプロセス識別子(ID)が含まれる。たとえば、スロット当たり8CBGと8スロットをスケジュールするマルチTTIとを有するコードブロックグループ(CBG)ベース送信に対して、64ビットが、CBGTIパラメータのみに対してDCIの中で必要になる。
いくつかの態様では、ライセンス支援型アクセス(LAA:Licensed-Assisted Access)におけるマルチTTIグラントに関連するいくつかの概念は、NRにおいてマルチTTIグラントを使用してスケジュールするために活用され得る。
LAAにおけるマルチTTIグラントは、3GPP LTE仕様に従ってDCIフォーマット0B/4Bを使用する。LTE仕様は、マルチTTI ULグラントに対していくつかの規定を含む。LTE仕様に従って、「maxNumberOfSchedSubframes」パラメータが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して構成される。このパラメータは、マルチTTIグラントによってスケジュールされ得る最大数のTTI(たとえば、2または4サブフレーム)を構成する。DCIは、特定のマルチTTIグラントDCIによって、いくつのTTIまたはサブフレームが実際にスケジュールされるかを動的に示すために使用される。一態様では、DCIは、それぞれ2または4TTIであるRRCシグナリングを介して構成された最大数のスケジュールされたTTIに基づいて、この動的表示に対して1ビットまたは2ビットを使用する。一態様では、DCIサイズは、動的にスケジュールされたTTIの数とは無関係であり、RRCシグナリングを介して半静的に構成されるスケジュールされたTTIの最大数の関数にすぎない。一態様では、ULグラントは、第1のスケジュールされたTTI/サブフレームのHARQプロセスIDを示す。残りのスケジュールされたサブフレームに対するHARQプロセスIDは、サブフレームごとにHARQプロセスIDをインクリメントすることによって決定される。一態様では、RVIDは、RVID0または2の間で選択される。このようにして、HARQプロセス当たり1ビットだけが、ULグラントにおけるRVIDを示すために使用される。各スケジュールされたTTIは異なるHARQプロセスを割り当てられるので、RVフィールドの長さは、「maxNumberOfSchedSubframes」パラメータに等しい。一態様では、NDIは、HARQプロセス当たり1ビットを使用してHARQプロセスごとに示される。したがって、NDIフィールドの長さも、「maxNumberOfSchedSubframes」パラメータに等しい。
いくつかの態様では、LAAに適用する上記の概念のうちのいくつかは、有利には、他のタイプのシステム(たとえば、NR)においてマルチTTIグラントを使用してスケジュールするために活用され得る。
いくつかの態様では、マルチTTIグラントによってスケジュールされることを可能にされるスロットおよび/またはミニスロットの最大数を規定するRRCパラメータN(たとえば、N=maxNumberOfTx)が規定され得る。一態様では、各TTIは、スロットまたはミニスロットを含む。一態様では、スロット/ミニスロット当たり1つの送信(たとえば、PUSCH)を仮定すると、パラメータNは、送信の最大数(たとえば、PUSCHの最大数)を規定し、送信は、新しい送信と再送信とを含む。一態様では、このパラメータNは、LAAにおける「maxNumberOfSchedSubframes」パラメータと同様である。
一態様では、LAA設計と同様に、マルチTTIグラントに対するDCIは、マルチTTIグラントによってスケジュールされるスロット/ミニスロットの実際の数(n<=N)を動的に示し得る。再び、スロット当たり1つの送信を仮定すると、DCIは、マルチTTIグラントによってスケジュールされる送信(新しい送信および/または再送信を含む)の実際の数を動的に示す。一態様では、各送信は異なるHARQプロセス、したがって異なる対応するHARQプロセスIDを割り当てられる。したがって、マルチTTIグラントによってスケジュールされたあらゆるスロット/ミニスロットは、異なる新しい送信/再送信および関連するHARQプロセスIDに対応する。たとえば、5つのスロットおよび/またはミニスロットがDCIによってスケジュールされる場合、HARQプロセスID1~5は、スロット/ミニスロット内でスケジュールされた送信に昇順で割り当てられ、HARQプロセスID#1が第1のスロット/ミニスロット内でスケジュールされた送信に割り当てられ、HARQプロセスID#5が第5のスロット/ミニスロット内でスケジュールされた送信に割り当てられる。一態様では、LAA設計と同様に、マルチTTIグラントは、第1のスケジュールされたTTI(たとえば、スロット/ミニスロット)のHARQプロセスIDを示し得る。残りのスケジュールされたスロット/ミニスロットに対するHARQプロセスIDは、(必要に応じてモジュロ演算を用いて)スケジュールされた順番にあらゆるスロット/ミニスロットに対してHARQプロセスIDをインクリメントすることによって決定され得る。
一態様では、NDIフィールド長さ(たとえば、ビット幅)は、マルチTTIグラントによってスケジュールされ得る送信の最大数Nに等しく、NDIフィールドの1ビットは各HARQプロセスIDに対するものである。
一態様では、CBGベース再送信が、NRにおけるマルチTTIグラント(たとえば、マルチTTI ULグラント)に対してサポートされる場合、CBGTIは、再送信されたPUSCHごとに、PUSCHごとに、または固定数のPUSCHに対してのみ、シグナリングされ得る。
NR規格は、チャネル状態情報(CSI)フィードバックを要求するDCI内のCSI要求フィールドを規定する。CSI要求フィールドは、一般に、単一のPUSCH送信に適合する。マルチTTIグラントの文脈では、トリガされたCSI-RSのタイミングとCSIフィードバックを搬送するPUSCHとの間の関係、および複数のスケジュールされたPUSCHのうちのどのPUSCHがCSIフィードバックを搬送するかを決定する方法、に関してNRにおける取り決めはない。
上述のように、LAAと同様に、NRがRRC構成パラメータNを有することを承認する可能性が高く、RRC構成パラメータNは、実際の数n<=N個のスケジュールされたPUSCHがDCIの中で動的にシグナリングされながら、マルチTTIアップリンクグラント内で可能にされるPUSCHの最大数を決定し、いくつかのフィールド(たとえば、NDIおよびRV)はNの関数としての長さを有する。
NRは、2つのタイプのアップリンクグラント、すなわちアップリンク(UL)構成済みグラント(CG)およびグラントベースULを規定する。UL CG送信は、一般に、RRCシグナリングを介して構成される。グラントベースUL送信は、一般に、DCIグラントを介してスケジュールされる。
いくつかの態様では、1つまたは複数のUL CGプロセスが構成されるとき、利用可能なHARQプロセスIDのうちのいくつかが、一般に、それらのUL CGプロセスに割り当てられる。3GPPリリース15に従って、グラントベースUL送信に対するHARQプロセスIDは、DCIを介して示される。UL CG送信に対して、HARQプロセスIDは、パラメータnrofHARQ-Processesによって表される構成されたHARQプロセスの数に対するモジュロ演算を用いるタイミングから決定される。一態様では、パラメータnrofHARQ-Processesは、RRCシグナリングを介して構成される。たとえば、UL CGに対するHARQプロセスIDは、
HARQプロセスID=[floor(CURRENT_symbol/periodicity)] modulo nrofHARQ-Processes
によって与えられる。
上式で、
CURRENT_symbol=SFN×numberOfSlotsPerFrame×numberOfSymbolsPerSlot+フレーム内のスロット数×numberOfSymbolsPerSlot+スロット内のシンボル数)である。
たとえば、nrofHARQ-Processes=4の場合、連続するUL CG送信は、たとえば、0、1、2、3、0、1、2、3...のHARQプロセスIDを有する。利用可能なHARQプロセスIDの総数は、4より大(たとえば、最大16個のHARQプロセスID)であり得ることに留意されたい。しかしながら、構成されたパラメータnrofHARQ-Processesに従って、利用可能なHARQプロセスIDのうちの最初の4つだけが、UL CG送信機会のために使用される。したがって、一般に、連続するHARQプロセスIDは、最低のHARQプロセスIDから開始して(たとえば、HARQプロセスID=0から開始して)UL CG HARQプロセスの各々に対して割り当てられる。
いくつかの態様では、規格は、グラントベースアップリンクがUL CGに対して構成されたHARQ IDを使用することを可能にする。しかしながら、そのような場合、グラントベースULは、一般に、UL CGよりも優先される。たとえば、グラントベース送信によって使用されるHARQプロセスIDを有するUL CGに対応する送信機会は、グラントベース送信との衝突を回避するためにあらかじめ構成されたタイマーの間は送信されない。
いくつかの態様では、シングルTTI PUSCH送信がグラントベースULに対してスケジュールされるとき、1つだけの対応するHARQプロセスIDが、シングルTTI PUSCH送信に対して割り当てられる必要がある。したがって、gNBは、一般に、(たとえば、16個の構成されたHARQプロセスIDの中から)どのHARQプロセスIDをシングルTTI送信に対して割り当るかを制御し、そのHARQプロセスIDをDCIの中でシグナリングする。したがって、gNBは、UL CGに対して割り振られないHARQ IDを選択すること、またはUL CGに対して割り振られるHARQ IDを選択することのいずれかを選択することができる。
しかしながら、(たとえば、マルチTTIアップリンクグラントDCIによってスケジュールされた)グラントベースマルチTTI PUSCH送信の場合、どのHARQプロセスIDが複数のスケジュールされたグラントベース送信に割り当てられるかに対する制御は、シングルTTI送信と比較してほとんど行われない。マルチTTIグラントに対するHARQプロセスID割当てに対する低減された制御の理由は、上述のように、マルチTTI DCIは、最初にスケジュールされたPUSCH送信に対してHARQプロセスIDをシグナリングし、HARQプロセスIDは、(必要に応じてモジュロ演算を用いて)スケジュールされた順番に各後続のPUSCH送信に対して1だけインクリメントされることにある。グラントベース送信に対するHARQプロセスID割当てに対するこのメカニズムは、いくつかのグラントベースPUSCH送信が、UL CG送信に対してすでに構成されているHARQプロセスIDを割り当てられるという結果をもたらす場合がある。
図4は、UL CGおよびグラントベース送信のためのHARQプロセスIDの例示的な割当て400を示す。図4は、UL CGおよびグラントベース送信に対して割り当てられ得る合計16個の構成されたHARQプロセスID(HARQプロセスID#0~15)を示す。例示的な割当て400は、4つのHARQプロセスが、UL CGに対して構成される(たとえば、nrofHARQ-Processes=4)ことを仮定する。したがって、図4に示すように、HARQプロセスID0~3が、4つのUL CG送信に割り当てられる。さらに、例示的な割当て400は、たとえば、gNBが、これらのHARQプロセスIDを有する以前の送信を依然として待っているか、またはこれらのHARQプロセスIDを有する以前にスケジュールされたTBを処理しているために、HARQプロセスID7、11および13はgNBによる割当てに対して利用不可であることを想定している。
次に、マルチTTIグラントが4つのPUSCH送信をスケジュールすることを仮定し、現在の規格が、マルチTTIグラントベース送信に対して割り当てられるべき連続するHARQプロセスIDを必要とすることを仮定すれば、gNBは、UL CGに対して構成された1つまたは複数のHARQプロセスID0~3を割り当てることなく、HARQプロセスIDを4つのグラントベースPUSCH送信に割り当てることを回避することはできない。たとえば、gNBは、4つのグラントベースPUSCH送信に対してHARQプロセスID(14、15、0、1)を割り当てることができるが、現在の規格は、HARQプロセスID(14、15、4、5)をグラントベースPUSCH送信に対して割り当てることを可能にしない。しかしながら、gNBが不連続なHARQプロセスID(たとえば、14、15、4、5)をグラントベースPUSCH送信に対して割り当てることを可能にすることは、gNBが、たとえば、UL CG送信機会とグラントベースUL送信機会との衝突を回避するために、UL CG送信に対して構成されたHARQプロセスIDを使用しないことを望む場合に有益であり得る。
いくつかの態様では、マルチTTIグラント(グラントベース送信)によってスケジュールされたマルチTTIPUSCH送信に対してHARQプロセスIDを割り当てるために、gNBは、CG ULに対して構成されたHARQプロセスIDを使用すること、またはCG ULに対して構成されたHARQプロセスIDを使用しないことのいずれかを可能にされ得る。一態様では、gNBは、UEが、マルチTTIグラントを受信した後にHARQプロセスIDをグラントベースUL送信に割り当てながら、CG UL送信に対応するHARQプロセスIDをスキップすべきであるか、またはUL CG送信に対応するHARQプロセスIDをスキップすべきでないかをUEに示してよい。
図5は、本開示のいくつかの態様による、グラントベースアップリンク送信(たとえば、PUSCH送信)に対してHARQプロセスIDを割り当てるためにUEによって実行される例示的な動作500を示す。
動作500は、502において、1つまたは複数のUL CG送信のために使用されるべきUL CG構成を受信することで開始する。
504において、UEは、グラントベースUL送信に対して複数のTTIをスケジュールするDCIを受信し、HARQプロセスIDは、DCI内で示されるHARQ IDから開始し、各後続のグラントベース送信に対して1だけHARQ IDをインクリメントすることによって、グラントベース送信に割り当てられる。
506において、UEは、UL CG送信に対して構成されたグラントベースアップリンク送信の対応するセットに対して割り当てられるべき少なくとも1つのHARQ IDを決定する。
508において、UEは、グラントベース送信に対するUL CG送信に対して構成されたHARQ IDを割り当てるかどうかの指示を受信する。
510において、UEは、受信された指示に基づいてグラントベース送信のセットに対するHARQ IDを割り当てる。
512において、UEは、割り当てられたHARQ IDに基づいてグラントベースアップリンク送信を送信する。
図6は、本開示のいくつかの態様による、グラントベースアップリンク送信(たとえば、PUSCH送信)に対してHARQプロセスIDを割り当てるために基地局(BS)(たとえば、gNB、TP、DUなど)によって実行される例示的な動作600を示す。
動作600は、602において、1つまたは複数のUL CG送信のために使用されるべきUL CG構成を送信することで開始する。
604において、BSは、グラントベースUL送信に対して複数のTTIをスケジュールするDCIを送信し、HARQプロセスIDは、DCI内で示されるHARQ IDから開始し、各後続のグラントベース送信に対して1だけHARQ IDをインクリメントすることによって、グラントベースUL送信に割り当てられる。
606において、BSは、CGアップリンク送信に対して構成されたグラントベースアップリンク送信の対応するセットに対して割り当てられるべき少なくとも1つのHARQ IDを決定する。
608において、BSは、グラントベース送信に対するCGアップリンク送信に対して構成されたHARQ IDを割り当てるかどうかの指示を送信する。
610において、BSは、指示に従って割り当てられたHARQ IDに基づいてグラントベースアップリンク送信を受信する。
一態様では、UEが、グラントベース送信に対するUL CG送信に対して構成されたHARQ IDを割り当てる(すなわち、UL CGに対して構成されたHARQ IDをスキップしない)ことの指示を受信するとき、UEは、UL CGに対して構成された少なくとも1つのHARQ IDをグラントベース送信のセットに割り当てる。追加または代替として、UEは、グラントベース送信に対して割り当てられた少なくとも1つのHARQ IDに対応するUL CG送信を送信しない。たとえば、図4に示す例示的な割当て400に関して、マルチTTI DCIを介して4つのグラントベースPUSCH送信のスケジューリングに対して、DCIによってシグナリングされる開始HARQ IDが14である場合、スケジュールされるグラントベースPUSCH送信に対するHARQ ID割当ては、(14、15、0、1)であり得る。この文脈では、UEは、HARQ ID0および1を有するUL CG送信を送信しない。
一態様では、指示が、グラントベース送信に対するCGアップリンク送信に対して構成されたHARQ IDを割り当てない(すなわち、UL CG HARQ IDをスキップする)ことの指示を含むとき、UEは、HARQ IDをグラントベース送信に割り当てながら、UL CGに対して構成された少なくとも1つのHARQ IDをスキップする。たとえば、図4に示す例示的な割当て400に関して、マルチTTI DCIを介して4つのグラントベースPUSCH送信のスケジューリングに対して、DCIによってシグナリングされる開始HARQ IDが14である場合、スケジュールされるグラントベースPUSCH送信に対するHARQ ID割当ては、(14、15、4、5)であり得る。この文脈では、CG UL送信に対して構成されたHARQ IDとグラントベース送信に対して割り当てられたHARQ IDとの間の衝突はないので、4つすべてのUL CG送信は、4つすべてのグラントベースUL送信を送信することに加えて送信され得る。
一態様では、UEは、UL CG送信がアクティブとして示されるときだけ、1つまたは複数のUL CG送信に対して構成されたHARQ IDをスキップする。一態様では、UEは、1つまたは複数の構成されたUL CG送信がアクティブであるか否かに関する指示をgNBから受信する。たとえば、NR規格に従って、タイプ1のUL CGに対して、活性化はRRCシグナリングを介して示され、タイプ2のUL CGに対して、活性化はDCIを介して示される。一態様では、UL CGが非活性化されるとき、UEは、UEがUL CG HARQ IDをスキップすることの明確な指示を受信している場合でも、グラントベースUL送信に対してHARQ IDを割り当てるときにUL CGに対して構成されたHARQプロセスIDをスキップしない。
一態様では、gNBは、少なくとも1つのRRCシグナリングを介するUL CGまたは(たとえば、マルチTTIグラントDCIを介する)DCIに対して構成されたHARQプロセスIDをスキップするか否かを示してよい。
3GPPリリース15は、最大で1つのCG構成を規定する。しかしながら、複数のCG構成(たとえば、最大12個のCG構成)が、リリース16において承認される。この文脈では、複数のCG構成が構成される場合、UL CG HARQプロセスIDをスキップすること/スキップしないことは、CG構成ごとに示され得る。追加または代替として、(たとえば、複数の構成されたCG構成のうちの)特定のCG構成がアクティブでない場合、スキップすることは、その特定のCG構成に対応するHARQプロセスIDに対して実行されない。
いくつかの態様では、UL CG HARQ IDをスキップすること/スキップしないこと示すことの代替として、HARQプロセスIDのセットが、マルチTTIグラントに対して(たとえば、RRCシグナリングを介して)構成され得る。グラントベース送信に対するHARQプロセスIDは、構成されたHARQプロセスIDのセットから割り当てられる。一態様では、gNBは、HARQプロセスIDのセット内でUL CGに対して構成されたHARQ IDを含むことを回避し、このようにして、UL CG送信との衝突を回避する。加えて、グラントベース送信に割り当てるためにHARQプロセスIDのセットを構成することは、マルチTTIグラント内でシグナリングされるHARQ IDシーケンスに対してより以上の制御を提供する。一態様では、HARQプロセスIDのセットは、マルチTTIグラントによってスケジュールされたグラントベース送信に対してのみ適用可能である。
図7は、本開示のいくつかの態様による、構成されたHARQプロセスIDのセットに基づいてグラントベース送信に対してHARQプロセスIDを割り当てるためにUEによって実行される例示的な動作700を示す。
動作700は、702において、グラントベースアップリンク送信に対して割り当てられるべきHARQプロセスIDのセットに関連する情報を受信することで開始する。
704において、UEは、グラントベースアップリンク送信に対して複数のTTIをスケジュールするDCIを受信し、HARQプロセスIDは、HARQプロセスIDのセットからグラントベースアップリンク送信に割り当てられる。
706において、UEは、割り当てられたHARQ IDに基づいてグラントベースアップリンク送信を送信する。
図8は、本開示のいくつかの態様による、構成されたHARQプロセスIDのセットに基づいてグラントベース送信に対してHARQプロセスIDを割り当てるためにBS(gNB、TP、DUなど)によって実行される例示的な動作800を示す。
動作800は、802において、グラントベースアップリンク送信に対して割り当てられるべきHARQプロセスIDのセットに関連する情報を送信することで開始する。
804において、BSは、グラントベースアップリンク送信に対して複数のTTIをスケジュールするDCIを送信し、HARQプロセスIDは、HARQプロセスIDのセットからグラントベースアップリンク送信に割り当てられる。
806において、BSは、割り当てられたHARQプロセスIDに基づいてグラントベースアップリンク送信を受信する。
一態様では、HARQ IDのセットは、UL CG送信に対して割り当てられたHARQ IDを含まない。一態様では、UEは、gNBからRRCシグナリングを介してHARQプロセスIDのセットに関連する情報を受信する。一態様では、HARQプロセスIDのセットは、マルチTTIグラントによってスケジュールされたグラントベース送信に対してのみHARQプロセスIDを割り当てるために使用される。
3GPPリリース15は、DCIの巡回冗長検査(CRC)部(たとえば、CRCビット)がどのようにスクランブルされるかに基づいて、UEがシングルTTIをスケジュールするDCIを受信するときのグラントベースULおよびUL CGに対するUE挙動を規定する。一態様では、DCIをスクランブルすることは、一般に、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)または構成済みスケジューリング無線ネットワーク一時識別子(CS-RNTI)を用いてDCIの巡回冗長検査(CRC)部をスクランブルすることを含む。本開示において、DCIをスクランブルすることまたはスクランブルされたDCIの参照は、それぞれ、DCIのCRC部をスクランブルすることまたはスクランブルされたDCIのCRCを含むことに留意されたい。
3GPPリリース15によれば、受信されたDCIがC-RNTIを用いてスクランブルされるとき、DCIは、グラントベースULをスケジュールするためのものであり、スケジュールされたUL送信に対するHARQ IDは、DCI内で示される。DCIによってスケジュールされたグラントベース送信/機会がUL CG送信/機会と重複する場合、グラントベース送信が優先され、CG UL送信は送信されない。さらに、DCI内で示されるHARQ IDがUL CGに対して構成されたHARQ IDのうちの1つである場合、同じHARQ IDに対応するUL CG送信は、HARQ IDに対応するUL CG送信機会がグラントベース送信機会と重複しない場合でも、あらかじめ構成された時間期間中は送信されない。
3GPPリリース15によれば、受信されたDCIがCS-RNTIを用いてスクランブルされるとき、DCI内のNDIフィールドがゼロに設定される(たとえば、NDI=0)場合、DCIは、(たとえば、タイプ2のUL CGに対する)UL CGの活性化または非活性化のためのものであり、DCI内で示されるHARQ IDは、ゼロに設定される。これは、DCI内で示されるHARQ IDは、使用されることはないことを意味する。一方、DCI内のNDIフィールドが1に設定される(たとえば、NDI=1)場合、DCIは、以前のUL CG送信のPUSCH再送信をスケジュールするためのものである。この場合、DCI内で示されるHARQプロセスIDが使用され、一般に、UL CGに対して構成されるHARQ IDのうちの1つ(たとえば、以前のUL CG送信のために使用されたHARQ IDと同じ)である。
現在のNR規格は、複数のアップリンクTTI/送信をスケジュールするマルチTTI DCIグラントに対して同様のUE挙動を規定しない。
図9は、本開示のいくつかの態様による、複数のTTI/送信をスケジュールするDCIのために使用されるスクランブリングのタイプに基づいてUEによって実行される例示的な動作900を示す。
動作900は、902において、1つまたは複数のUL CG送信のために使用されるべきUL CG構成を受信することで開始する。
904において、UEは、複数のTTIにわたって複数のアップリンク送信(たとえば、UL PUSCH送信)をスケジュールするダウンリンク制御情報(DCI)を受信する。
906において、UEは、DCIのCRC部をスクランブルするために使用されるスクランブリングのタイプを決定する。
908において、UEは、スクランブリングのタイプに基づいてUL CG構成に関連するUE挙動を決定する。
910において、UEは、決定されたUE挙動に基づいてUL CG構成に従って、1つまたは複数のUL CGアップリンク送信を送信する。
図10は、本開示のいくつかの態様による、複数のTTI/送信をスケジュールするDCIのために使用されるスクランブリングのタイプに基づいてBS(たとえば、gNB、TP、DU)によって実行される例示的な動作1000を示す。
動作1000は、1002において、1つまたは複数のUL CG送信のために使用されるべきUL CG構成を送信することで開始する。
1004において、BSは、複数のTTIにわたって複数のアップリンク送信をスケジュールするDCIを生成する。
1006において、BSは、DCIのCRC部をスクランブルするために使用されるべきスクランブリングのタイプを決定する。
1008において、BSは、決定されたスクランブリングのタイプを使用してDCIをスクランブルする。
1010において、BSは、スクランブルされたDCIを送信する。
1012において、BSは、スクランブリングのタイプに基づいてUL CG構成に従って、1つまたは複数のUL CG送信を受信する。
上述のように、DCIは、異なるHARQプロセスIDに関連する異なる送信(たとえば、PUSCH送信)に対して各TTIをスケジュールする。
いくつかの態様では、マルチTTI DCIは、C-RNTIを用いてのみスクランブルされてよく、UEは、CS-RNTIを用いてマルチTTI DCIフォーマットをモニタすることはない。この文脈では、マルチTTI DCIによってスケジュールされたPUSCH送信の各PUSCH送信に対して、gNBおよびUEの挙動は、シングルTTI送信に対してリリース15において規定されるgNB/UE挙動と同様であり得る。たとえば、各スケジュールされたグラントベースPUSCH送信に対して、送信がUL CG送信と重複する場合、グラントベース送信が優先され、UEはCG UL送信を送信しない。さらに、各スケジュールされたグラントベースPUSCH送信に対して、(たとえば、DCI内に示される開始PUSCH HARQ IDに基づいて)PUSCH送信に割り当てられたHARQ IDが、UL CGに対して構成されたHARQ IDのうちの1つである場合、HARQ IDに対応するUL CG送信機会がグラントベース送信機会と重複しない場合でも、UEは、あらかじめ構成された時間期間内に同じHARQ IDに対応するUL CG送信を送信しない。
いくつかの態様では、マルチTTI DCIは、C-RNTIまたはCS-RNTIのいずれかを用いてスクランブルされてよく、gNB/UE挙動は、DCIのために使用されるスクランブリングのタイプに基づいて決定されてよい。
一態様では、DCIがC-RNTIを用いてスクランブルされることをUEが検出するとき、UEは、上記で説明したものと同じ挙動を踏襲する。
一態様では、DCIがCS-RNTIを用いてスクランブルされることをUEが検出するとき、UE挙動は、DCIのNDIフィールドに基づいて決定される。
一態様では、すべてのNDIビットがゼロに設定されるとき、UEは、対応するUL CG機会にUL CG送信をDCIが活性化または非活性化することを決定する。この場合、UEは、DCI内で示されるHARQプロセスIDを使用しない。一態様では、特定のUL CG送信に対するHARQ IDは、特定のUL CG送信に対して対応するUL CG機会の位置に基づいて割り当てられ得る。
この文脈では、NR規格において現在規定されているUL CG送信とは異なる、マルチTTI UL CG送信に対する新しい形態が、規定され得る。
図11は、本開示のいくつかの態様による、マルチTTI UL CG送信の例示的な新しい形態1100を示す。
図11に示すように、複数のCG UL送信は、所定の構成された周期性を有する各期間内に、対応するCG UL機会に構成され得る。一態様では、DCIがCS-RNTIを用いてスクランブルされるとき、HARQ IDは、CGアップリンク送信の対応するCGアップリンク機会の位置に基づいて、UL CGアップリンク送信の各々に割り当てられる。さらに、各割り当てられたHARQ IDは、CGアップリンク送信に対して構成されたHARQ IDのセットからのものである。たとえば、図11に示す例示的なUL CG構成に対して構成されたHARQプロセスIDのセットは、HARQ ID0~5を含む。したがって、図11に示すように、UL CG機会は、構成されたHARQ IDのセット内でモジュロ演算を用いて送信期間にわたってHARQプロセスID0~5を割り当てられる。
一態様では、マルチTTIグラントDCIがCS-RNTIを用いてスクランブルされることをUEが検出したとき、およびすべてのNDIビットが1に設定されるとき、UEは、以前のUL CG送信の1つまたは複数のUL CG再送信(たとえば、PUSCH再送信)をDCIがスケジュールすることを決定する。この文脈では、マルチTTIグラントDCIは、UL CG再送信のうちの最初の1つに割り当てられるべき開始HARQプロセスIDを含み、HARQ IDは、後続の再送信に対して1だけHARQ IDをインクリメントすることによって、UL CG再送信のうちの各後続の1つに割り当てられる。さらに、モジュロ演算は、CGアップリンク構成に対して構成されたHARQ IDのセット内で実行される。一態様では、マルチTTIグラントDCIによってスケジュールされた複数のPUSCH再送信は、マルチTTI UL CG送信の異なる期間にわたって、複数の以前のUL CG送信に対応し得る。たとえば、図11を参照すると、DCIは、(たとえば、第1の期間からのHARQ ID(0、1)および第2の期間からのHARQ ID(4、5)を有する)複数の期間から初期UL CG送信に対する再送信をスケジュールし得る。代替態様では、マルチTTIグラントDCIによってスケジュールされた複数のPUSCH再送信は、マルチTTI UL CG送信の単一の期間の複数の以前のUL CG送信に対応し得る。たとえば、図11を参照すると、マルチTTI DCIは、第1の期間のみからの初期送信の再送信をスケジュールし得る。
一態様では、マルチTTIグラントDCIがCS-RNTIを用いてスクランブルされることをUEが検出するとき、およびいくつかのNDIビットが1に設定され、その他が0に設定されるとき、UEはDCIを無視する。
マルチTTIグラント内の未使用ビットを使用するCBGTI表示
いくつかの態様では、マルチTTIグラントは、必ずしもマルチTTIグラントによってスケジュールされ得る送信の最大数(N)をスケジュールするとは限らない。上述のように、マルチTTIグラントDCIは、n<=N個の送信をスケジュールすることができる。たとえば、DCIはn=1を示してよく、1つだけのPUSCH送信をスケジュールしてよい。現在のNR規格は、マルチTTIグラントDCI内のCBGTI表示を承認していない。
いくつかの態様では、上述のように、マルチTTI DCI内のいくつかのフィールド(たとえば、NDIおよびRV)は、マルチTTIグラントDCIによってスケジュールされ得る送信の最大数(RRCパラメータN)の関数である固定サイズ(たとえば、固定ビット幅)を有し得る。したがって、送信の最大数(N)のうちいくつの送信(n)がマルチTTIグラントDCIによって実際にスケジュールされるかにかかわらず、NDIおよびRVフィールドは、同じビット数を有する。しかしながら、N個の許容された送信のうちの一部だけが、マルチTTIグラントDCIによってスケジュールされる(たとえば、n<N)場合、NDIおよびRVのフィールドの各々のいくつかのビットは、未使用になる場合がある。たとえば、N=4であるがn=1であるとき、NDIフィールドは4ビット(N個のPUSCH送信当たり1ビット)を有し、RVフィールドは4ビットまたは8ビット(N個のPUSCH送信当たり1ビットまたは2ビット)を有することができる。この場合、1つだけのPUSCHがスケジュールされるので、NDIフィールドの3ビットは使用されず、RVフィールドの3ビットまたは6ビットは使用されない。
いくつかの態様では、マルチTTI DCIが、最大許容PUSCH送信の一部だけをスケジュールする(たとえば、n<N)場合、いくつかの未使用DCIビットは、スケジュールされた送信に対するCBGTIビットとして解釈され得る。たとえば、1つだけのPUSCH送信がスケジュールされるとき(たとえば、n=1のとき)、RVおよびNDIのフィールドからの未使用ビットの一部または全部の未使用ビットは、スケジュールされたPUSCH送信に対するCBGTIとして解釈され得る。
図12は、本開示のいくつかの態様による、マルチTTIグラント内の未使用ビットを使用してCBGTI指示に対してUEによって実行される例示的な動作1200を示す。
動作1200は、1202において、複数の送信時間間隔(TTI)にわたって複数の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジュールすることができるダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットに従ってDCIを受信することで開始し、DCIの少なくとも1つのフィールドは、DCIによってスケジュールされ得る最大数のPUSCH送信の各々に対して1つまたは複数のビットを割り当てられる。
1204において、UEは、DCIによってスケジュールされ得る最大数のPUSCH送信の一部をDCIがスケジュールすることを決定する。
1206において、UEは、少なくとも1つのフィールドに割り当てられた1つまたは複数の未使用ビットを、スケジュールされたPUSCH送信に対するコードブロックグループ送信情報(CBGTI)として解釈し、1つまたは複数の未使用ビットは、最大数のPUSCH送信のうちの残りのスケジュールされていない部分に対応する。一態様では、少なくとも1つのフィールドは、NDIまたはRVのうちの少なくとも1つを含む。
図13は、本開示のいくつかの態様による、マルチTTIグラント内の未使用ビットを使用してCBGTI指示に対してBS(たとえば、gNB、TP、DU)によって実行される例示的な動作1300を示す。
動作1300は、1302において、複数の送信時間間隔(TTI)にわたって複数の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジュールすることができるダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットに従ってDCIを送信することで開始し、DCIの少なくとも1つのフィールドは、DCIによってスケジュールされ得る最大数のPUSCH送信の各々に対して1つまたは複数のビットを割り当てられ、DCIは、DCIによってスケジュールされ得る最大数のPUSCH送信の一部をスケジュールする。一態様では、その部分は、1つのPUSCH送信を含む。一態様では、少なくとも1つのフィールドは、NDIまたはRVのうちの少なくとも1つを含む。
1304において、BSは、少なくとも1つのフィールドに割り当てられた1つまたは複数の未使用ビットを使用して、スケジュールされたPUSCH送信に対するコードブロックグループ送信情報(CBGTI)を送信し、1つまたは複数の未使用ビットは、最大数のPUSCH送信のうちの残りのスケジュールされていない部分に対応する。
いくつかの態様では、いくつの未使用ビット(たとえば、未使用のRVおよびNDIビット)がスケジュールされた送信のCBGTIのために使用される/解釈されるかは、TBごとに構成されるコードブロックグループの最大数に基づく場合がある。一態様では、NR規格によれば、TBごとに構成されるコードブロックグループの最大数は、RRCパラメータ「maxCodeBlockGroupsPerTransportBlock」によって与えられる。たとえば、DCIフォーマット0_1に対して、CBGTIフィールドの長さは、パラメータ「maxCodeBlockGroupsPerTransportBlock」によって決定される0、2、4、6または8であり得る。
同じDCIフォーマット0_1は、単一のPUSCHまたは複数のPUSCHをスケジュールすることができる。DCIがスケジュールすることができるPUSCHの最大数は、時間領域リソース割振り表(最大は8として構成され得る)によって決定され得る。このようにして、DCIフォーマット0_1の中のNDIビットおよびRVビットの数は、構成されたTDRA表に基づいて決定され得る。たとえば、複数のPUSCHがスケジュールされる場合にPUSCH当たり1つのRVビットが存在してよく、または、1つだけのPUSCHがスケジュールされる場合にPUSCHに対して2つのRVビットが存在してよい。
DCIフォーマット0_1のペイロードサイズは、構成されたTDRA表に基づいて、1つのPUSCHをスケジュールするDCIサイズまたは複数のPUSCHをスケジュールするDCIサイズの最大のサイズに基づいて決定され得る。UL DCI0_1が2つ以上のPUSCHをスケジュールするとき、アップリンク共有チャネル(UL-SCH)インジケータフィールドは存在せず、CBGTIフィールドは(たとえば、未使用ビットがないので)存在しない。UL DCI0_1が1つのPUSCHをスケジュールするとき、UL-SCHインジケータフィールドは存在し、CBGTIフィールド(複数のPUSCHがスケジュールされたならば情報を搬送していたはずの未使用ビット)が存在する。
いくつかの態様では、コードブロックグループの数は、未使用ビットの数に基づいて、スケジュールされたTTIに対して決定され得る。一態様では、未使用ビットの数は、RRCパラメータNだけでなくマルチTTIグラントに対するDCI設計にも依存する。
マルチTTIグラント内のCSI報告フィールド
上記の段落に示すように、NR規格は、CSIフィードバックを要求するDCI内のチャネル状態情報(CSI)要求フィールドを規定する。CSI要求フィールドは、一般に、単一のPUSCH送信に適合する。3GPPリリース15に従って、(たとえば、DCIフォーマット0_1内のCSI要求フィールドによって要求される)非周期CSI報告に対するUE CSI計算時間は、処理時間ZおよびZ'に基づく。パラメータZは、CSI報告をトリガするPDCCHの最後のシンボルの終端の後のZ個のシンボルを表す。パラメータZ'は、CSI報告を生成するためにチャネル/干渉測定のために使用される、最新の非周期のCS_RS、CSI-IMまたはNZP CSI-RSの最後のシンボルの終端の後のZ'個のシンボルを表す。NR規格に従って、DCI0_1内のCSI要求フィールドが、スケジュールされたPUSCH送信の中でCSI報告をトリガすると、PUSCH送信の第1のシンボルがCSI報告をトリガするPDCCHの最後のシンボルの終端の後のZ個のシンボルを開始する場合、およびPUSCH送信の第1のシンボルがCSI報告を生成するためにチャネル/干渉測定のために使用される、最新の非周期のCS_RS、CSI-IMまたはNZP CSI-RSの最後のシンボルの終端の後のZ'個のシンボルを開始する場合、UEは有効なCSI報告を提供することになる。一態様では、ZおよびZ'の値は、UEが報告した機能、サブキャリア間隔、CSI報告のタイプおよび他の要因に依存する。
マルチTTIグラントの文脈では、CSI報告をトリガするCSI要求フィールドのタイミングとCSI報告を生成するための測定に使用されるCSI-RSとの間の関係であって、PUSCHのタイミングはCSIフィードバックを搬送する、関係と、複数のスケジュールされたPUSCHのうちのどのPUSCHがCSIフィードバックを搬送するかを決定する方法、に関してNRにおける取り決めはない。
図14は、本開示のいくつかの態様による、マルチTTIグラント内のCSI要求フィールドに基づいてCSI報告を送信するためにUEによって実行される例示的な動作1400を示す。
動作1400は、1402において、アップリンク送信に対して複数のTTIをスケジュールするDCIを受信することで開始し、DCIは、CSI報告に対する要求を含むCSI要求フィールドを含む。
1404において、UEは、要求の受信に応答して、要求を受信した後の処理時間要件を満たす少なくとも1つのスケジュールされたTTIの中でCSI報告を送信する。
図15は、本開示のいくつかの態様による、マルチTTIグラント内のCSI要求フィールドに基づいてCSI報告を受信するためにBS(たとえば、gNB、TP、DU)によって実行される例示的な動作1500を示す。
動作1500は、1502において、アップリンク送信に対して複数のTTIをスケジュールするDCIを送信することで開始し、DCIは、CSI報告に対する要求を含むCSI要求フィールドを含む。
1504において、BSは、要求に応答して、要求を受信した後の処理時間要件を満たす少なくとも1つのスケジュールされたTTIの中でUEからCSI報告を受信する。
いくつかの態様では、マルチTTIグラントの文脈において、マルチTTIグラントDCI内のCSI要求フィールドがCSI報告をトリガする場合、CSI報告が、ZとZ'の両方の処理時間要件を満たすスケジュールされたPUSCH送信のうちの第1のPUSCH送信の中でUEによって送信され得る。
代替態様では、UEは、ZとZ'の両方の処理時間要件が満たされると仮定して、最後のスケジュールされたPUSCH送信の中で常にCSI報告を送信し得る。
図16は、本開示のいくつかの態様による、マルチTTIグラント内のCSI要求フィールドによってトリガされる例示的なCSI報告送信1600を示す。
図16に示すように、マルチTTIグラントDCI1602は、4つのPUSCH送信1610をスケジュールし、同じく、CSI報告をトリガするCSI要求フィールドを送信する。図示のように、UEは、ZとZ'の両方の処理時間要件を満たす第1のスケジュールされたPUSCH送信であるPUSCH3(オプション1として示す)の中でCSI報告を送信し得る。追加または代替として、UEは、同じく、ZとZ'の両方の処理時間要件を満たす最後のスケジュールされたPUSCH送信(オプション2として示す)の中でCSI報告を送信し得る。
例示的な実施形態
実施形態1: ワイヤレス通信のための装置であって、メモリとメモリに結合されたプロセッサとを含み、メモリおよびプロセッサは、複数の送信時間間隔(TTI)にわたって複数の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジュールすることができるダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットに従ってDCIを受信することであって、DCIの少なくとも1つのフィールドが、DCIによってスケジュールされ得る最大数のPUSCH送信の各々に対して1つまたは複数のビットを割り当てられる、ことと、DCIによってスケジュールされ得る最大数のPUSCH送信の一部をDCIがスケジュールすることを決定することと、少なくとも1つのフィールドに割り当てられた1つまたは複数の未使用ビットをスケジュールされたPUSCH送信に対するコードブロックグループ送信情報(CBGTI)として解釈することとを行うように構成され、1つまたは複数の未使用ビットは最大数のPUSCH送信のうちの残りのスケジュールされていない部分に対応する、装置。
実施形態2: 実施形態1の装置であって、その一部は1つのPUSCH送信を含む、装置。
実施形態3: 実施形態1~2のいずれかの装置であって、少なくとも1つのフィールドが、新規データインジケータ(NDI)または冗長バージョン(RV)のうちの少なくとも1つを含む、装置。
実施形態4: 実施形態1~3のいずれかの装置であって、メモリおよびプロセッサは、トランスポートブロック(TB)ごとに構成されるコードブロックグループ(CBG)の最大数に基づいて、CBGTIとして解釈されるべき未使用ビットの数を決定するようにさらに構成される、装置。
実施形態5: 実施形態1~4のいずれかの装置であって、メモリおよびプロセッサは、未使用ビットの数に基づいて、スケジュールされたPUSCH送信に対するコードブロックグループの数を決定するようにさらに構成される、装置。
実施形態6: ワイヤレス通信のための装置であって、メモリとメモリに結合されたプロセッサとを含み、メモリおよびプロセッサは、複数の送信時間間隔(TTI)にわたって複数の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジュールすることができるダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットに従ってDCIを送信することであって、DCIの少なくとも1つのフィールドが、DCIによってスケジュールされ得る最大数のPUSCH送信の各々に対して1つまたは複数のビットを割り当てられ、DCIはDCIによってスケジュールされ得る最大数のPUSCH送信の一部をスケジュールする、ことと、少なくとも1つのフィールドに割り当てられた1つまたは複数の未使用ビットを使用して、スケジュールされたPUSCH送信に対するコードブロックグループ送信情報(CBGTI)を送信することとを行うように構成され、1つまたは複数の未使用ビットは最大数のPUSCH送信のうちの残りのスケジュールされていない部分に対応する、装置。
実施形態7: 実施形態6の装置であって、その一部は1つのPUSCH送信を含む、装置。
実施形態8: 実施形態6~7のいずれかの装置であって、少なくとも1つのフィールドが、新規データインジケータ(NDI)または冗長バージョン(RV)のうちの少なくとも1つを含む、装置。
実施形態9: 実施形態6~8のいずれかの装置であって、メモリおよびプロセッサは、トランスポートブロック(TB)ごとに構成されるコードブロックグループの最大数に基づいて、CBGTIのために使用するための未使用ビットの数を決定するようにさらに構成される、装置。
実施形態10: 実施形態6~9のいずれかの装置であって、メモリおよびプロセッサは、未使用ビットの数に基づいて、スケジュールされたPUSCH送信に対するコードブロックグループの数を決定するようにさらに構成される、装置。
実施形態11: ワイヤレス通信のための装置であって、メモリとメモリに結合されたプロセッサとを含み、メモリおよびプロセッサは、1つまたは複数のCGアップリンク送信のために使用されるべき構成済みグラント(CG)アップリンク構成を受信することと、複数の送信時間間隔(TTI)にわたって複数のアップリンク送信をスケジュールするダウンリンク制御情報(DCI)を受信することと、DCIの巡回冗長検査(CRC)部をスクランブルするために使用されるスクランブリングのタイプを決定することと、スクランブリングのタイプに基づいてCGアップリンク構成に関連するユーザ機器(UE)挙動を決定することと、決定されたUE挙動に基づいてCGアップリンク構成に従って1つまたは複数のCGアップリンク送信を送信することとを行うように構成される、装置。
実施形態12: 実施形態11の装置であって、各TTIは、異なるハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセス識別子(ID)に関連する送信のうちの異なる1つに対してスケジュールされる、装置。
実施形態13: 実施形態11~12のいずれかの装置であって、スクランブリングのタイプを決定することは、DCIのCRC部がセル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)を用いてスクランブルされることを決定することを含み、スクランブリングのタイプに基づいて、DCIによってスケジュールされる送信の各々がグラントベース送信を含むことを決定することをさらに含む、装置。
実施形態14: 実施形態11~13のいずれかの装置であって、UE挙動は、各スケジュールされたグラントベース送信に対して、グラントベース送信がCGアップリンク構成のCGアップリンク機会と重複するとき、CGアップリンク機会の中で対応するCGアップリンク送信を送信しないと決定することを含む、装置。
実施形態15: 実施形態13の装置であって、UE挙動は、各スケジュールされたグラントベース送信に対して、スケジュールされたグラントベース送信のハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセス識別子(ID)がCGアップリンク送信に対して構成されたHARQプロセスIDのうちの1つであるとき、所定の時間期間内に同じHARQプロセスIDを有する対応するCGアップリンク送信を送信しないと決定することを含む、装置。
実施形態16: 実施形態11~15のいずれかの装置であって、スクランブリングのタイプを決定することは、DCIのCRC部が、構成済みスケジューリング無線ネットワーク一時識別子(CS-RNTI)を用いてスクランブルされることを決定することを含む、装置。
実施形態17: 実施形態16の装置であって、UE挙動は、DCIの新規データインジケータ(NDI)フィールド内のすべてのビットがゼロに設定されるとき、対応するCGアップリンク機会にCGアップリンク構成のCGアップリンク送信をDCIが活性化または非活性化することを決定することと、DCIによって示される(HARQ)プロセス識別子(ID)を使用しないことを決定することとを含む、装置。
実施形態18: 実施形態17の装置であって、CGアップリンク構成は、各期間内に複数の異なるCGアップリンク送信を構成する、装置。
実施形態19: 実施形態18の装置であって、メモリおよびプロセッサは、CGアップリンク送信の対応するCGアップリンク機会の位置に基づいて、HARQ IDをCGアップリンク送信の各々に割り当てるようにさらに構成され、各割り当てられたHARQ IDは、CGアップリンク送信に対して構成されたHARQ IDのセットからのものである、装置。
実施形態20: 実施形態11~19のいずれかの装置であって、UE挙動は、DCIの新規データインジケータ(NDI)フィールド内のすべてのビットが1に設定されるとき、対応する1つまたは複数のCGアップリンク送信の1つまたは複数の再送信をDCIがスケジュールすることを決定することを含む、装置。
実施形態21: 実施形態20の装置であって、DCIは、再送信のうちの第1の1つに割り当てられるべき開始(HARQ)プロセス識別子(ID)を含み、HARQ IDは、後続の送信に対して1だけHARQ IDをインクリメントすることによって、およびCGアップリンク構成に対して構成されたHARQ IDのセット内でモジュロ演算を実行することによって、再送信のうちの各後続の1つに割り当てられる、装置。
実施形態22: 実施形態21の装置であって、1つまたは複数のスケジュールされた再送信は、CGアップリンク構成によって規定されたものとは異なる期間内に以前に送信された複数のCGアップリンク送信に対応する複数の再送信を含む、装置。
実施形態23: 実施形態11-22のいずれかの装置であって、1つまたは複数のスケジュールされた再送信は、CGアップリンク構成によって規定された単一の期間内に以前に送信された複数のCGアップリンク送信に対応する複数の再送信を含む、装置。
実施形態24: 実施形態11-23のいずれかの装置であって、UE挙動は、DCIの新規データインジケータ(NDI)フィールドのビットの一部が1に設定され、NDIフィールドのビットの残りの部分がゼロに設定されるとき、DCIを無視することを決定することを含む、装置。
実施形態25: ワイヤレス通信のための装置であって、メモリとメモリに結合されたプロセッサとを含み、メモリおよびプロセッサは、1つまたは複数のCGアップリンク送信のために使用されるべき構成済みグラント(CG)アップリンク構成を送信することと、複数の送信時間間隔(TTI)にわたって複数のアップリンク送信をスケジュールするダウンリンク制御情報(DCI)を生成することと、DCIの巡回冗長検査(CRC)部をスクランブルするために使用されるべきスクランブリングのタイプを決定することと、決定されたスクランブリングのタイプを使用してDCIをスクランブルすることと、スクランブルされたDCIを送信することと、スクランブリングのタイプに基づいてCGアップリンク構成に従って1つまたは複数のCGアップリンク送信を受信することとを行うように構成される、装置。
実施形態26: 実施形態25の装置であって、各TTIは、異なるハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセス識別子(ID)に関連する送信のうちの異なる1つに対してスケジュールされる、装置。
実施形態27: 実施形態25~26のいずれかの装置であって、スクランブリングのタイプが、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)を使用してDCIのCRC部をスクランブルすることを含むとき、DCIによってスケジュールされる送信の各々は、グラントベース送信を含む、装置。
実施形態28: 実施形態27の装置であって、メモリおよびプロセッサは、各スケジュールされたグラントベース送信に対して、グラントベース送信がCGアップリンク構成のCGアップリンク機会と重複するとき、CGアップリンク機会の中で対応するCGアップリンク送信を受信しないようにさらに構成される、装置。
実施形態29: 実施形態25-28のいずれかの装置であって、メモリおよびプロセッサは、各スケジュールされたグラントベース送信に対して、スケジュールされたグラントベース送信のハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセス識別子(ID)がCGアップリンク送信に対して構成されたHARQプロセスIDのうちの1つであるとき、所定の時間期間内に同じHARQプロセスIDを有する対応するCGアップリンク送信を受信しないようにさらに構成される、装置。
実施形態30: 実施形態25~29のいずれかの装置であって、スクランブリングのタイプは、構成済みスケジューリング無線ネットワーク一時識別子(CS-RNTI)を使用してDCIのCRC部をスクランブルすることを含む、装置。
本明細書で使用される、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a-b、a-c、b-c、およびa-b-c、ならびに複数の同じ要素による任意の組合せ(たとえば、a-a、a-a-a、a-a-b、a-a-c、a-b-b、a-c-c、b-b、b-b-b、b-b-c、c-c、およびc-c-c、または、a、b、およびcの任意の他の順序)をカバーすることが意図される。
本明細書で使用する「決定すること」という用語は、多種多様なアクションを包含する。たとえば、「決定すること」は、計算すること、算出すること、処理すること、導出すること、調査すること、探索すること(たとえば、テーブル、データベース、または別のデータ構造の中で探索すること)、確認することなどを含んでよい。また、「決定すること」は、受け取ること(たとえば、情報を受け取ること)、アクセスすること(たとえば、メモリの中のデータにアクセスすること)などを含んでよい。また、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選ぶこと、確立することなどを含んでよい。
上記の説明は、いかなる当業者も、本明細書で説明した様々な態様を実践することを可能にするように提供されている。これらの態様の様々な修正は、当業者に容易に明らかになり、本明細書で定義される一般原理は、他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示す態様に限定されるものではなく、特許請求の範囲の文言と一致する全範囲が与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」ではなく、むしろ「1つまたは複数の」を意味するものとする。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は1つまたは複数を指す。当業者に知られているか、または後で知られることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素のすべての構造的および機能的等価物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されるものとする。さらに、本明細書で開示したものはいずれも、そのような開示が特許請求の範囲において明示的に列挙されているか否かにかかわらず、公に捧げられることを意図するものではない。請求項のいかなる要素も、「のための手段」という句を使用して要素が明示的に列挙されていない限り、または方法クレームの場合、「のためのステップ」という句を使用して要素が列挙されていない限り、米国特許法第112条(f)の規定の下で解釈されるべきではない。
上記で説明された方法の種々の動作は、対応する機能を実施することが可能な任意の適切な手段によって実施され得る。手段は、限定はされないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含む、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含み得る。一般に、図に示される動作がある場合、それらの動作は、同様の番号を付された対応する相対物のミーンズプラスファンクション構成要素を有し得る。
本開示に関連して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア構成要素、または本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラまたは状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装され得る。
ハードウェアにおいて実装される場合、例示的なハードウェア構成は、ワイヤレスノード内の処理システムを備え得る。処理システムは、バスアーキテクチャを用いて実装され得る。バスは、処理システムの特定の適用例、および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含んでよい。バスは、プロセッサ、機械可読媒体、およびバスインターフェースを含む様々な回路を互いにリンクし得る。バスインターフェースは、バスを介して、とりわけ、処理システムにネットワークアダプタを接続するために使用され得る。ネットワークアダプタは、PHYレイヤの信号処理機能を実装するために使用され得る。ユーザ端末120(図1参照)の場合、ユーザインターフェース(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、マウス、ジョイスティックなど)もバスに接続され得る。バスは、タイミングソース、周辺機器、電圧調節器、電力管理回路などの様々な他の回路もリンクさせる場合があるが、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明しない。プロセッサは、1つまたは複数の汎用プロセッサおよび/または専用プロセッサを用いて実装され得る。例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSPプロセッサ、およびソフトウェアを実行できる他の回路構成を含む。当業者は、特定の適用例およびシステム全体に課せられた全体的な設計制約に応じて、処理システムについて説明した機能を最良に実装する方法を認識されよう。
ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶され得るか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはその他で呼ばれるかどうかにかかわらず、命令、データ、またはそれらの任意の組合せを意味するものと広く解釈されるものとする。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。プロセッサは、バスを管理すること、および機械可読記憶媒体上に記憶されたソフトウェアモジュールの実行を含む一般的な処理を担当し得る。コンピュータ可読記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ることができ、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合されてよい。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であってよい。例として、機械可読媒体は、伝送線路、データによって変調された搬送波、および/またはワイヤレスノードとは別個のその上に記憶された命令を有するコンピュータ可読記憶媒体を含んでよく、それらのすべてが、バスインターフェースを通じてプロセッサによってアクセスされ得る。代替または追加として、機械可読媒体またはその任意の部分は、キャッシュおよび/または汎用レジスタファイルがそうであり得るように、プロセッサの中に統合されてよい。機械可読記憶媒体の例は、例として、RAM(ランダムアクセスメモリ)、フラッシュメモリ、ROM(読取り専用メモリ)、PROM(プログラマブル読取り専用メモリ)、EPROM(消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)、EEPROM(電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)、レジスタ、磁気ディスク、光ディスク、ハードドライブ、もしくは任意の他の好適な記憶媒体、またはそれらの任意の組合せを含んでよい。機械可読媒体は、コンピュータプログラム製品の中で具現され得る。
ソフトウェアモジュールは、単一の命令または多くの命令を備え得、いくつかの異なるコードセグメントにわたって、異なるプログラム間で、また複数の記憶媒体にわたって、分散され得る。コンピュータ可読媒体は、いくつかのソフトウェアモジュールを含み得る。ソフトウェアモジュールは、プロセッサなどの装置によって実行されたときに、処理システムに様々な機能を実行させる命令を含む。ソフトウェアモジュールは、送信モジュールと受信モジュールとを含み得る。各ソフトウェアモジュールは、単一の記憶デバイス内に存在し、または複数の記憶デバイスにわたって分散され得る。例として、トリガイベントが発生したときに、ソフトウェアモジュールは、ハードドライブからRAMにロードされ得る。ソフトウェアモジュールの実行の間、プロセッサは、アクセス速度を高めるために、命令のうちのいくつかをキャッシュにロードし得る。1つまたは複数のキャッシュラインが、次いで、プロセッサによって実行されるように汎用レジスタファイルの中にロードされ得る。以下でソフトウェアモジュールの機能に言及するとき、そのソフトウェアモジュールからの命令を実行したとき、そのような機能がプロセッサによって実施されることが理解されよう。
また、あらゆる接続が、コンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線(IR)、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)、およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、レーザを用いてデータを光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を備え得る。加えて、他の態様の場合、コンピュータ可読媒体は、一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、信号)を備え得る。上記の組合せもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
したがって、いくつかの態様は、本明細書で提示した動作を実行するためのコンピュータプログラム製品を備え得る。たとえば、そのようなコンピュータプログラム製品は、本明細書で説明した動作を実行するように1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である命令が記憶された(かつ/または符号化された)コンピュータ可読媒体を備え得る。たとえば、命令は、本明細書で説明するとともに図4~図16に示した動作を実行するためのものである。
さらに、本明細書で説明した方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段が、適用可能な場合、ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードおよび/または別の方法で取得され得ることを諒解されたい。たとえば、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を容易にするために、そのようなデバイスはサーバに結合され得る。代替として、本明細書で説明した様々な方法は、ユーザ端末および/または基地局が記憶手段をデバイスに結合または提供すると様々な方法を取得できるように、記憶手段(たとえば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなどの物理記憶媒体)を介して提供され得る。その上、本明細書で説明した方法および技法をデバイスに提供するための任意の他の好適な技法が利用され得る。
特許請求の範囲が、上記で例示した正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。特許請求の範囲から逸脱することなく、上記で説明した方法および装置の構成、動作、および詳細において、様々な修正、変更、および変形が加えられてよい。
100 ワイヤレス通信ネットワーク
102
102a マクロセル
102b マクロセル
102c マクロセル
102x ピコセル
102y フェムトセル
102z フェムトセル
110 基地局(BS)
110a BS
110b BS
110c BS
110r 中継局
110x ピコBS
110y フェムトBS
110z フェムトBS
120 ユーザ機器(UE)
120a UE
120b UE
120c UE
120r UE
120x UE
120y UE
120z UE
130 ネットワークコントローラ
200 回路
212 データソース
220 送信プロセッサ
230 送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ
232 変調器(MOD)
232a MOD
232t MOD
234 アンテナ
234a アンテナ
234t アンテナ
236 MIMO検出器
238 受信プロセッサ
239 データシンク
240 コントローラ/プロセッサ
242 メモリ
244 スケジューラ
252a アンテナ
252r アンテナ
254a 復調器(DEMOD)
254r 復調器(DEMOD)
256 MIMO検出器
258 受信プロセッサ
260 データシンク2
262 データソース
264 送信プロセッサ
266 TX MIMOプロセッサ
280 コントローラ/プロセッサ
282 メモリ
300 フレームフォーマット
400 割当て
1100 新しい形態
1600 CSI報告送信
1602 マルチ送信時間間隔(TTI)グラントダウンリンク制御情報(DCI)
1610 物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信

Claims (10)

  1. ワイヤレス通信のための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに結合されたプロセッサとを含み、前記メモリおよび前記プロセッサは、
    複数の送信時間間隔(TTI)にわたって複数の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジュールすることができるダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットに従ってDCIを受信することであって、前記DCIの少なくとも1つのフィールドは、前記DCIによってスケジュールされ得る最大数のPUSCH送信の各々に対して1つまたは複数のビットを割り当てられる、ことと、
    前記DCIによってスケジュールされ得る前記最大数のPUSCH送信の一部を前記DCIがスケジュールすることを決定することと、
    前記少なくとも1つのフィールドに割り当てられた1つまたは複数の未使用ビットを、前記スケジュールされたPUSCH送信に対するコードブロックグループ送信情報(CBGTI)として解釈することとを行うように構成され、前記1つまたは複数の未使用ビットは、前記最大数のPUSCH送信のうちの残りのスケジュールされていない部分に対応する、装置。
  2. 前記部分は、1つのPUSCH送信を含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記少なくとも1つのフィールドは、新規データインジケータ(NDI)または冗長バージョン(RV)のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の装置。
  4. 前記メモリおよび前記プロセッサは、トランスポートブロック(TB)ごとに構成されるコードブロックグループ(CBG)の最大数に基づいて、前記CBGTIとして解釈されるべき前記未使用ビットの数を決定するようにさらに構成される、請求項1に記載の装置。
  5. 前記メモリおよび前記プロセッサは、前記未使用ビットの数に基づいて前記スケジュールされたPUSCH送信に対するコードブロックグループの数を決定するようにさらに構成される、請求項1に記載の装置。
  6. ワイヤレス通信のための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに結合されたプロセッサとを含み、前記メモリおよび前記プロセッサは、
    複数の送信時間間隔(TTI)にわたって複数の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信をスケジュールすることができるダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットに従ってDCIを送信することであって、前記DCIの少なくとも1つのフィールドは、前記DCIによってスケジュールされ得る最大数のPUSCH送信の各々に対して1つまたは複数のビットを割り当てられ、前記DCIは、前記DCIによってスケジュールされ得る前記最大数のPUSCH送信の一部をスケジュールする、ことと、
    前記少なくとも1つのフィールドに割り当てられた1つまたは複数の未使用ビットを使用して前記スケジュールされたPUSCH送信に対するコードブロックグループ送信情報(CBGTI)を送信することとを行うように構成され、前記1つまたは複数の未使用ビットは、前記最大数のPUSCH送信のうちの残りのスケジュールされていない部分に対応する、装置。
  7. 前記部分は、1つのPUSCH送信を含む、請求項6に記載の装置。
  8. 前記少なくとも1つのフィールドは、新規データインジケータ(NDI)または冗長バージョン(RV)のうちの少なくとも1つを含む、請求項6に記載の装置。
  9. 前記メモリおよび前記プロセッサは、トランスポートブロック(TB)ごとに構成されるコードブロックグループの最大数に基づいて、前記CBGTIのために使用するための前記未使用ビットの数を決定するようにさらに構成される、請求項6に記載の装置。
  10. 前記メモリおよび前記プロセッサは、前記未使用ビットの数に基づいて前記スケジュールされたPUSCH送信に対するコードブロックグループの数を決定するようにさらに構成される、請求項6に記載の装置。
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