JP7513134B1 - 自動車車体設計方法、装置及びプログラム、並びに自動車車体の製造方法 - Google Patents
自動車車体設計方法、装置及びプログラム、並びに自動車車体の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7513134B1 JP7513134B1 JP2023018053A JP2023018053A JP7513134B1 JP 7513134 B1 JP7513134 B1 JP 7513134B1 JP 2023018053 A JP2023018053 A JP 2023018053A JP 2023018053 A JP2023018053 A JP 2023018053A JP 7513134 B1 JP7513134 B1 JP 7513134B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensitivity
- vehicle body
- vibration
- sensitivity analysis
- rigidity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 97
- 238000013461 design Methods 0.000 title claims abstract description 84
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 18
- 238000010206 sensitivity analysis Methods 0.000 claims abstract description 271
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 claims abstract description 223
- 230000009467 reduction Effects 0.000 claims abstract description 89
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims abstract description 49
- 238000005457 optimization Methods 0.000 claims description 92
- 238000013433 optimization analysis Methods 0.000 claims description 52
- 238000012876 topography Methods 0.000 claims description 48
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 47
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 35
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 16
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims description 13
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 12
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 8
- 239000007769 metal material Substances 0.000 claims description 8
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 6
- 230000006870 function Effects 0.000 description 36
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 16
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 9
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 6
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 6
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 6
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 3
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F30/00—Computer-aided design [CAD]
- G06F30/10—Geometric CAD
- G06F30/15—Vehicle, aircraft or watercraft design
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F30/00—Computer-aided design [CAD]
- G06F30/20—Design optimisation, verification or simulation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Geometry (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Evolutionary Computation (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Computational Mathematics (AREA)
- Mathematical Analysis (AREA)
- Mathematical Optimization (AREA)
- Pure & Applied Mathematics (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
Description
例えば特許文献1には、自動車の起振源から振動騒音低減対象パネル部品に到る振動伝達経路にある振動伝達骨格部品を特定し、特定した振動伝達骨格部品を板厚ごとに区分する最適な区分領域と板厚を求める方法が開示されている。
また、特許文献2には、自動車のパネル部品の振動騒音を低減するための該パネル部品に付与するビードの最適な分布を求める方法が開示されている。
剛性を高める構造に変更可能な車体部品について、前記振動騒音低減対象部位の制振性の評価に用いる振動特性に対する感度を求める感度解析を行う感度解析ステップと、
前記感度解析により前記車体部品について求めた感度に基づいて、前記車体部品の剛性を高める構造を決定する高剛性構造決定ステップと、を含み、
前記感度解析ステップは、
前記車体部品の表面に沿う二次元空間に感度判定要素を配置し、該配置した感度判定要素を前記車体部品に結合して感度解析車体モデルを生成する感度解析車体モデル生成工程と、
前記感度解析車体モデルにおける前記感度判定要素の材料特性として、前記車体部品に用いられている金属材料に相当する弾性係数と、前記感度解析車体モデルにおける前記振動騒音低減対象部位の振動特性に影響が生じない程度に小さい値の密度と、を設定する感度判定要素材料特性設定工程と、
前記感度解析における感度解析条件として、前記感度解析車体モデルに与える振動に関する振動入力条件と、前記感度解析車体モデルにおける前記振動騒音低減対象部位の振動特性に関する目的関数と、前記感度解析車体モデルにおける前記感度判定要素に関する制約条件と、を設定する感度解析条件設定工程と、
該設定された感度解析条件の下で前記感度解析を行い、前記振動騒音低減対象部位の振動特性に対する前記感度判定要素の感度を求める感度解析工程と、を有することを特徴とするものである。
前記感度解析条件設定工程において、
前記振動入力条件を、前記感度解析車体モデルに対して1又は2以上の部位に所定の振動を入力、とし、
前記目的関数を、前記振動騒音低減対象部位の所定の周波数帯における加速度、イナータンス又は等価放射パワーのいずれかの周波数応答値の最小化、又はこれらを変数とする関数の最小化、とし、
前記制約条件を、前記感度判定要素の体積率を所定の値以下、とし、
前記感度解析工程において、
前記車体部品に配置した感度判定要素についてトポロジー最適化を行い、該トポロジー最適化の解析処理により残存した前記車体部品における感度判定要素を、該車体部品において前記振動騒音低減対象部位の振動特性に対する感度が高い部位として求める、ことを特徴とするものである。
前記高剛性構造決定ステップにおいて、前記車体部品について求めた感度が高い前記感度判定要素に対応する部位に所定の寸法の凹凸形状を付与した構造を、該車体部品の剛性を高めた構造として決定することを特徴とするものである。
前記高剛性構造決定ステップは、
前記車体部品のうち、前記感度解析で求めた感度が高い前記感度判定要素の割合の大きい車体部品を高感度車体部品として選定する高感度車体部品選定工程と、
該選定された高感度車体部品の表面に付与する最適な凹凸形状を求めるトポグラフィー最適化を実施し、該トポグラフィー最適化により求めた最適な凹凸形状に基づいて、前記高感度車体部品の剛性を高める構造を決定するトポグラフィー最適化解析工程と、を有することを特徴とするものである。
前記高剛性構造決定ステップは、
前記車体部品のうち、前記感度解析で求めた感度が高い前記感度判定要素の割合の大きい車体部品を選定し、該選定した車体部品の表面に沿って設計空間を設定する設計空間設定工程と、
前記設計空間が設定された前記車体部品の最適な形状を求めるトポロジー最適化を実施し、該トポロジー最適化により求めた前記車体部品の最適な形状に基づいて該車体部品の剛性を高める構造を決定するトポロジー最適化解析工程と、を有することを特徴とするものである。
剛性を高める構造に変更可能な車体部品について、前記振動騒音低減対象部位の制振性の評価に用いる振動特性に対する感度を求める感度解析を行う感度解析ユニットと、
前記感度解析により前記車体部品について求めた感度に基づいて、前記車体部品の剛性を高める構造を決定する高剛性構造決定ユニットと、を備え、
前記感度解析ユニットは、
前記車体部品の表面に沿う二次元空間に感度判定要素を配置し、該配置した感度判定要素を前記車体部品に結合して感度解析車体モデルを生成する感度解析車体モデル生成部と、
前記感度解析車体モデルにおける前記感度判定要素の材料特性として、前記車体部品に用いられている金属材料に相当する弾性係数と、前記感度解析車体モデルにおける前記振動騒音低減対象部位の振動特性に影響が生じない程度に小さい値の密度と、を設定する感度判定要素材料特性設定部と、
前記感度解析における感度解析条件として、前記感度解析車体モデルに与える振動に関する振動入力条件と、前記感度解析車体モデルにおける前記振動騒音低減対象部位の振動特性に関する目的関数と、前記感度解析車体モデルにおける前記感度判定要素に関する制約条件と、を設定する感度解析条件設定部と、
該設定された感度解析条件の下で前記感度解析を行い、前記振動騒音低減対象部位の振動特性に対する前記感度判定要素の感度を求める感度解析部と、を有することを特徴とするものである。
コンピュータを、
剛性を高める構造に変更可能な車体部品について、前記振動騒音低減対象部位の制振性の評価に用いる振動特性に対する感度を求める感度解析を行う感度解析ユニットと、
前記感度解析により前記車体部品について求めた感度に基づいて、前記車体部品の剛性を高める構造を決定する高剛性構造決定ユニットと、して実行させる機能を備え、
前記感度解析ユニットを、
前記車体部品の表面に沿う二次元空間に感度判定要素を配置し、該配置した感度判定要素を前記車体部品に結合して感度解析車体モデルを生成する感度解析車体モデル生成部と、
前記感度解析車体モデルにおける前記感度判定要素の材料特性として、前記車体部品に用いられている金属材料に相当する弾性係数と、前記感度解析車体モデルにおける前記振動騒音低減対象部位の振動特性に影響が生じない程度に小さい値の密度と、を設定する感度判定要素材料特性設定部と、
前記感度解析における感度解析条件として、前記感度解析車体モデルに与える振動に関する振動入力条件と、前記感度解析車体モデルにおける前記振動騒音低減対象部位の振動特性に関する目的関数と、前記感度解析車体モデルにおける前記感度判定要素に関する制約条件と、を設定する感度解析条件設定部と、
該設定された感度解析条件の下で前記感度解析を行い、前記振動騒音低減対象部位の振動特性に対する前記感度判定要素の感度を求める感度解析部と、して機能させることを特徴とするものである。
上記(1)乃至(5)のいずれかに記載の自動車車体設計方法を用いて、前記振動騒音低減対象部位の制振性の評価に用いる振動特性に対する感度に基づいて、前記車体部品の剛性を高める構造を決定し、
該決定した剛性を高める構造に基づいて前記車体部品を製造する、ことを特徴とするものである。
自動車車体100は、一例として図2に示すように、車体骨格部品やパネル部品等の車体部品を備えて構成されたものである。
車体骨格部品は、自動車の車体骨格を構成する部品であり、サブフレーム101、トンネル103等が例示できる。
パネル部品は、薄板構造の部品である外板パネルやパネルであり、ルーフパネル105、フロアパネル107、ダッシュパネル109等が例示できる。
特許文献3及び特許文献4の感度解析は、前述したように、最適化手法を適用し、振動特性を向上させる板厚構成(特許文献3)、材料密度分布(特許文献4)を求めるものである。しかしながら、発明者は、いずれも、振動特性に影響する重量バランスと剛性バランスの両方に影響する因子を最適化の対象としている点に問題があると考えた。
<自動車車体設計装置>
本発明の実施の形態1に係る自動車車体設計装置は、自動車車体を構成する車体部品を剛性を高める構造に変更し、自動車車体における振動騒音低減対象部位の制振性を向上させた自動車車体を設計するものである。そして、自動車車体設計装置1は、一例として図1に示すように、PC(パーソナルコンピュータ)等によって構成され、表示装置3と、入力装置5と、記憶装置7と、作業用データメモリ9と、演算処理部11と、を備えている。表示装置3、入力装置5、記憶装置7及び作業用データメモリ9は、演算処理部11に接続され、演算処理部11からの指令によってそれぞれの機能が実行される。
以下、自動車車体設計装置1の各構成について説明する。
入力装置5は、自動車車体モデルファイル61の表示指示や操作者の条件入力等に用いられ、キーボードやマウス等で構成される。
記憶装置7は、自動車車体モデルファイル61等の各種ファイルの記憶等に用いられ、ハードディスク等で構成される。
作業用データメモリ9は、演算処理部11で使用するデータの一時保存や演算に用いられ、RAM(Random Access Memory)等で構成される。
演算処理部11における上記の各ユニットの機能を以下に説明する。
感度解析ユニット21は、自動車車体100における車体部品のうち剛性を高める構造に変更可能な車体部品について、振動騒音低減対象部位の制振性の評価に用いる振動特性に対する感度を求める感度解析を行うものである。
感度解析車体モデル生成部23は、剛性を高める構造に変更可能な車体部品の表面に沿う二次元空間に感度判定要素を配置し、配置した感度判定要素を車体部品に結合して感度解析車体モデルを生成するものである。
感度判定要素材料特性設定部25は、感度解析車体モデルにおける感度判定要素の材料特性として、弾性係数と、密度と、を設定するものである。そして、弾性係数は、感度判定要素が配置された車体部品に用いられている金属材料に相当する値を設定し、密度は、感度解析車体モデルにおける振動騒音低減対象部位の振動特性に影響が生じない程度に小さい値を設定する。
感度解析条件設定部27は振動入力条件と、目的関数と、制約条件と、を感度解析条件として設定するものである。
振動入力条件として、振幅(振動の大きさ)、周波数、及び、感度解析車体モデルに振動を与える部位、等を設定すればよく、例えば、自動車の走行時にタイヤを介して自動車車体100に入力する振動(ロードノイズ)を想定して適宜設定すればよい。この場合、振動を与える部位は、感度解析車体モデルにおいて、サブフレーム101とロアアーム(図示なし)との結合部(図2中の△印で示す部位)が例示できる。
等価放射パワーとは、振動している構造物が発する音のレベルを簡易的に表現する指標であり、構造物の振動速度の面直成分が音響空間にエネルギーを与える、という考えに基づいて表される振動特性である。
加速度、イナータンス若しくは等価放射パワーを変数とする関数としては、例えば、制振性向上の対象とする車体部品(例えば、パネル部品等)における複数の位置での加速度等の平均値や最大値を与える関数、が挙げられる。
感度判定要素に関する制約条件としては、例えば、後述する感度解析部29による感度解析にトポロジー最適化を適用した場合、最適化処理により残存した感度判定要素が所定の体積率以下とする制約を設定することができる。ここで、感度判定要素の体積率とは、感度判定要素を配置するために設定された設計空間の体積に対し、トポロジー最適化の最適化処理により残存した感度判定要素が占める体積の比率とすればよい。
感度解析部29は、感度解析条件設定部27により設定された感度解析条件の下で感度解析を行い、振動騒音低減対象部位の振動特性に対する感度判定要素の感度を求めるものである。
密度法を用いたトポロジー最適化においては、感度判定要素の仮想的な材料密度(各シェル要素における材料の充填状態を表す仮想的な密度)を設計変数とする。そして、トポロジー最適化の解析処理により、振動特性に対する寄与が大きい感度判定要素は材料密度が1に近い値となって残存し、振動特性に対する感度が高いことを示す。これに対し、振動特性に対する寄与が小さい感度判定要素は材料密度が0に近い値となって消去され、振動特性に対する感度が低いことを示す。このように、感度解析部29は、感度解析にトポロジー最適化を適用することで、各感度判定要素について算出した材料密度を振動特性に対する感度として求めることができる。
高剛性構造決定ユニット31は、感度解析により車体部品について求めた感度に基づいて、車体部品の剛性を高める構造を決定するものである。
あるいは、感度解析部29による感度解析により、車体部品について求めた感度が高い感度判定要素に対応する部位の凹凸形状にそのまま変更した構造を、車体部品の剛性を高める構造として決定してもよい。
図3に、(a)トポグラフィー最適化を行う高剛性構造決定ユニット41、及び、(b)トポロジー最適化を行う高剛性構造決定ユニット51、の具体的な構成を示す。
図3(a)に示す高剛性構造決定ユニット41は、トポグラフィー最適化を行い、車体部品の剛性を高める構造を決定するものであり、高感度車体部品選定部43と、トポグラフィー最適化解析部45と、を有する。
高感度車体部品選定部43は、感度解析部29により求めた感度が高い感度判定要素の割合の大きい車体部品を高感度車体部品として選定するものである。
トポグラフィー最適化解析部45は、高感度車体部品選定部43により選定された高感度車体部品の表面の全部又は一部に付与する最適な凹凸形状を求めるトポグラフィー最適化を実施するものである。さらに、トポグラフィー最適化解析部45は、トポグラフィー最適化により求めた最適な凹凸形状に基づいて、高感度車体部品の表面に凹凸形状を付与することにより剛性を高める構造を決定するものである。
ここで、目的関数と振動入力条件は、感度解析条件設定部27により設定された感度解析条件と同一の振動入力条件及び目的関数を設定するとよい。
また、制約条件は、凹凸形状に関する制約(例えば、ビードの最小幅及び最大幅、ビード角度、ビード最大高さ、等)を設定すればよい。
図3(b)に示す高剛性構造決定ユニット51は、トポロジー最適化を行い、車体部品の剛性を高める構造を決定するものであり、設計空間設定部53と、トポロジー最適化解析部55と、を有する。
設計空間設定部53は、感度解析ユニット21により求めた感度が高い感度判定要素の割合の大きい車体部品について、最適化の解析処理を行うための設計空間を設定するものである。
若しくは、設計空間設定部53は、感度が高い感度判定要素の割合が大きい車体部品の表面に沿って設定してもよい。
トポロジー最適化解析部55は、設計空間設定部53により設定された設計空間に対して、車体部品の最適な形状を求めるトポロジー最適化を実施するものである。さらに、トポロジー最適化解析部55は、トポロジー最適化により求めた車体部品の最適な形状に基づいて剛性を高める構造を決定するものである。
目的関数及び振動入力条件は、感度解析条件と同一の振動入力条件及び目的関数を設定すればよい。
制約条件は、トポロジー最適化において最適化解析ブロックモデルに関する制約である。制約条件としては、例えば、最適化ブロックモデルの重量又は体積率を、設計空間設定部53において設計空間を設定するにあたり、車体部品から取り除いた領域の重量又は体積を超えない範囲に設定すればよい。
本実施の形態1に係る自動車車体設計方法は、自動車車体を構成する車体部品を剛性を高める構造に変更し、自動車車体における振動騒音低減対象部位の制振性を向上させた自動車車体を設計するために、コンピュータが以下の各ステップを実行するものである。そして、自動車車体設計方法は、図4に示すように、感度解析ステップS1と、高剛性構造決定ステップS3と、を含む。
なお、本実施の形態1に係る自動車車体設計方法は、コンピュータによって構成された自動車車体設計装置1(図1)を用いて実行するものとする。
感度解析ステップS1は、車体部品のうち剛性を高める構造に変更可能な車体部品について、振動騒音低減対象部位の制振性の評価に用いる振動特性に対する感度を求める感度解析を行うステップである。そして感度解析ステップS1は、図4に示すように、感度解析車体モデル生成工程S11と、感度判定要素材料特性設定工程S13と、感度解析条件設定工程S15と、感度解析工程S17と、を有する。
本実施の形態1において、感度解析ステップS1は、自動車車体設計装置1の感度解析ユニット21が実行する。
感度解析車体モデル生成工程S11は、車体部品の表面に沿う二次元空間に感度判定要素を配置し、配置した感度判定要素を車体部品に結合して感度解析車体モデルを生成する工程である。
本実施の形態1において、感度解析車体モデル生成工程S11は、自動車車体設計装置1の感度解析車体モデル生成部23が実行する。
感度判定要素材料特性設定工程S13は、感度解析車体モデルにおける感度判定要素の材料特性として、弾性係数と、密度と、を設定する工程である。ここで、弾性係数は、車体部品に用いられている金属材料に相当する弾性係数を設定し、密度は、感度解析車体モデルにおける前記振動騒音低減対象部位の振動特性に影響が生じない程度に小さい値を設定する。
本実施の形態1において、感度判定要素材料特性設定工程S13は、自動車車体設計装置1の感度判定要素材料特性設定部25が実行する。
なお、感度判定要素の密度の値は0に限定されるものではなく、振動騒音低減対象部位の振動特性に影響しない程度の値を適宜設定してもよい。
感度解析条件設定工程S15は、感度解析車体モデルに与える振動に関する振動入力条件と、を感度解析条件として設定する工程である。さらに、感度解析条件設定工程S15は、感度解析車体モデルにおける振動騒音低減対象部位の振動特性に関する目的関数と、感度解析車体モデルにおける前記感度判定要素に関する制約条件と、を感度解析条件として設定する工程である。
本実施の形態1において、感度解析条件設定工程S15は、自動車車体設計装置1の感度解析条件設定部27が実行する。
感度解析工程S17は、感度解析条件設定工程S15において設定された感度解析条件の下で感度解析を行い、振動騒音低減対象部位の振動特性に対する感度判定要素の感度を求めるものである。
本実施の形態1において、感度解析工程S17は、自動車車体設計装置1の感度解析部29が実行する。
高剛性構造決定ステップS3は、感度解析ステップS1における感度解析により車体部品について求めた感度に基づいて、車体部品の剛性を高める構造を決定するステップである。
本実施の形態1において、高剛性構造決定ステップS3は、自動車車体設計装置1の高剛性構造決定ユニット31が実行する。
図5に、トポグラフィー最適化を行う高剛性構造決定ステップS4、及び、トポロジー最適化を行う高剛性構造決定ステップS5、の具体的な構成を示す。
図5(a)に示す高剛性構造決定ステップS4は、トポグラフィー最適化を行い、車体部品の剛性を高める構造を決定するものであり、高感度車体部品選定工程S41と、トポグラフィー最適化解析工程S43と、を有する。そして、図5(a)に示す高剛性構造決定ステップS4は、図3(a)に示した高剛性構造決定ユニット41が実行する。
高感度車体部品選定工程S41は、車体部品のうち、感度解析工程S17において求めた感度が高い感度判定要素の割合の大きい車体部品を高感度車体部品として選定する工程である。
高感度車体部品選定工程S41は、自動車車体設計装置1の高感度車体部品選定部43が実行することができる(図3(a))。
トポグラフィー最適化解析工程S43は、高感度車体部品選定工程S41において選定された高感度車体部品の表面に付与する最適な凹凸形状を求めるトポグラフィー最適化を実施するものである。さらに、トポグラフィー最適化解析工程S43は、トポグラフィー最適化により求めた最適な凹凸形状に基づいて、高感度車体部品の表面に凹凸形状を付与することにより剛性を高める構造を決定するものである。
トポグラフィー最適化解析工程S43は、自動車車体設計装置1のトポグラフィー最適化解析部45が実行することができる(図3(a))。
図5(b)に示す高剛性構造決定ステップS5は、トポロジー最適化を行い、車体部品の剛性を高める構造を決定するステップの構成を示すものであり、設計空間設定工程S51と、トポロジー最適化解析工程S53と、を有する。
設計空間設定工程S51は、車体部品のうち、感度解析ステップS1により求めた感度が高い感度判定要素の割合の大きい車体部品について、最適化の解析処理を行うための設計空間を設定するものである。
設計空間設定工程S51は、図3(b)に示す高剛性構造決定ユニット51の設計空間設定部53により実行することができる。
若しくは、設計空間設定工程S51においては、感度が高い感度判定要素の割合が大きい車体部品の表面に沿って設定してもよい。
トポロジー最適化解析工程S53は、設計空間設定工程S51において設定された設計空間に対して、車体部品の最適な形状を求めるトポロジー最適化を実施するものである。さらに、トポロジー最適化解析工程S53は、トポロジー最適化により求めた車体部品の最適な形状に基づいて剛性を高める構造を決定するものである。
トポロジー最適化解析工程S53は、図3(b)に示す高剛性構造決定ユニット51のトポロジー最適化解析部55により実行し、車体部品の剛性を高める構造を決定することができる。
次に、本実施の形態1に係る自動車車体設計方法及び装置の作用効果を説明する。
ここでは、図2に示す自動車車体100の振動騒音低減対象部位としてルーフパネル105の制振性を向上させるために車体部品の剛性を高める構造を決定する場合について、本実施の形態1に係る自動車車体設計方法における処理を説明する。なお、以下の説明は、自動車車体設計方法の作用効果に関するものであるが、本実施の形態1に係る自動車車体設計装置1によっても同様の作用効果が得られる。
さらに、制約条件は、感度判定要素の体積率10%以下を設定した。
ここでは、図8(a)に示した感度の結果から、図8(b)に示すように、サブフレーム101の一部、トンネル103、フロアパネル107及びダッシュパネル109を高感度車体部品131、133、137、139として選定した。
トポグラフィー最適化においては、凹凸形状に関する制約条件を、最小幅15mm、最大幅30mm、壁角度80°、最大高さ7mm、とした。
さらに、トポグラフィー最適化における最適化解析条件として、感度解析条件と同一の振動入力条件及び目的関数を設定した。
さらに、感度解析により求めた感度に基づいて、車体部品の剛性を高める構造を決定する。これにより、車体剛性や衝突性能等といった他の車体性能を低下させずに、かつ重量を増加せずに振動騒音低減対象部位の制振性を向上させた自動車車体を設計することができる。
上記の本発明の実施の形態1に係る説明は、自動車車体設計方法及び装置についてのものであった。もっとも、本発明は、コンピュータによって構成された自動車車体設計装置1(図1)の演算処理部11における各部を機能させる自動車車体設計プログラムとして構成することができる。
このように、板厚最適化を適用した場合においても、車体部品について、振動騒音低減対象部位の制振性の評価に関する振動特性に対する寄与の度合い(感度)の高い部位を特定することができる。
あるいは、感度が高い車体部品について、トポグラフィー最適化又はトポロジー最適化を実施し、剛性を高める構造を決定してもよい。
本発明の実施の形態2に係る自動車車体の製造方法は、自動車車体を構成する車体部品を剛性を高める構造に変更し、自動車車体における振動騒音低減対象部位の制振性を向上させた自動車車体を製造するものである。
車体部品は、例えば、凹凸形状を付与した構造の場合は、当該車体部品をプレス成形で製造する過程において凹凸形状を同時に付与することにより、製造することができる。
3 表示装置
5 入力装置
7 記憶装置
9 作業用データメモリ
11 演算処理部
21 感度解析ユニット
23 感度解析車体モデル生成部
25 感度判定要素材料特性設定部
27 感度解析条件設定部
29 感度解析部
31 高剛性構造決定ユニット
41 高剛性構造決定ユニット
43 高感度車体部品選定部
45 トポグラフィー最適化解析部
51 高剛性構造決定ユニット
53 設計空間設定部
55 トポロジー最適化解析部
61 自動車車体モデルファイル
100 自動車車体
101 サブフレーム
103 トンネル
105 ルーフパネル
107 フロアパネル
109 ダッシュパネル
110 感度解析車体モデル
111、113、115、117 感度判定要素
121、123、125、127 トポロジー最適化により残存した感度判定要素
131、133、137、139 高感度車体部品
Claims (8)
- 自動車車体を構成する車体部品を剛性を高める構造に変更し、前記自動車車体における振動騒音低減対象部位の制振性を向上させた自動車車体を設計するために、コンピュータが以下の各ステップを実行する自動車車体設計方法であって、
剛性を高める構造に変更可能な車体部品について、前記振動騒音低減対象部位の制振性の評価に用いる振動特性に対する感度を求める感度解析を行う感度解析ステップと、
前記感度解析により前記車体部品について求めた感度に基づいて、前記車体部品の剛性を高める構造を決定する高剛性構造決定ステップと、を含み、
前記感度解析ステップは、
前記車体部品の表面に沿う二次元空間に感度判定要素を配置し、該配置した感度判定要素を前記車体部品に結合して感度解析車体モデルを生成する感度解析車体モデル生成工程と、
前記感度解析車体モデルにおける前記感度判定要素の材料特性として、前記車体部品に用いられている金属材料に相当する弾性係数と、前記感度解析車体モデルにおける前記振動騒音低減対象部位の振動特性に影響が生じない程度に小さい値の密度と、を設定する感度判定要素材料特性設定工程と、
前記感度解析における感度解析条件として、前記感度解析車体モデルに与える振動に関する振動入力条件と、前記感度解析車体モデルにおける前記振動騒音低減対象部位の振動特性に関する目的関数と、前記感度解析車体モデルにおける前記感度判定要素に関する制約条件と、を設定する感度解析条件設定工程と、
該設定された感度解析条件の下で前記感度解析を行い、前記振動騒音低減対象部位の振動特性に対する前記感度判定要素の感度を求める感度解析工程と、を有することを特徴とする自動車車体設計方法。 - 前記感度解析条件設定工程において、
前記振動入力条件を、前記感度解析車体モデルに対して1又は2以上の部位に所定の振動を入力、とし、
前記目的関数を、前記振動騒音低減対象部位の所定の周波数帯における加速度、イナータンス又は等価放射パワーのいずれかの周波数応答値の最小化、又はこれらを変数とする関数の最小化、とし、
前記制約条件を、前記感度判定要素の体積率を所定の値以下、とし、
前記感度解析工程において、
前記車体部品に配置した感度判定要素についてトポロジー最適化を行い、該トポロジー最適化の解析処理により残存した前記車体部品における感度判定要素を、該車体部品において前記振動騒音低減対象部位の振動特性に対する感度が高い部位として求める、ことを特徴とする請求項1に記載の自動車車体設計方法。 - 前記高剛性構造決定ステップにおいて、前記車体部品について求めた感度が高い前記感度判定要素に対応する部位に所定の寸法の凹凸形状を付与した構造を、該車体部品の剛性を高めた構造として決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車車体設計方法。
- 前記高剛性構造決定ステップは、
前記車体部品のうち、前記感度解析で求めた感度が高い前記感度判定要素の割合の大きい車体部品を高感度車体部品として選定する高感度車体部品選定工程と、
該選定された高感度車体部品の表面に付与する最適な凹凸形状を求めるトポグラフィー最適化を実施し、該トポグラフィー最適化により求めた最適な凹凸形状に基づいて、前記高感度車体部品の剛性を高める構造を決定するトポグラフィー最適化解析工程と、を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車車体設計方法。 - 前記高剛性構造決定ステップは、
前記車体部品のうち、前記感度解析で求めた感度が高い前記感度判定要素の割合の大きい車体部品を選定し、該選定した車体部品の表面に沿って設計空間を設定する設計空間設定工程と、
前記設計空間が設定された前記車体部品の最適な形状を求めるトポロジー最適化を実施し、該トポロジー最適化により求めた前記車体部品の最適な形状に基づいて該車体部品の剛性を高める構造を決定するトポロジー最適化解析工程と、を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車車体設計方法。 - 自動車車体を構成する車体部品を剛性を高める構造に変更し、前記自動車車体における振動騒音低減対象部位の制振性を向上させた自動車車体を設計する自動車車体設計装置であって、
剛性を高める構造に変更可能な車体部品について、前記振動騒音低減対象部位の制振性の評価に用いる振動特性に対する感度を求める感度解析を行う感度解析ユニットと、
前記感度解析により前記車体部品について求めた感度に基づいて、前記車体部品の剛性を高める構造を決定する高剛性構造決定ユニットと、を備え、
前記感度解析ユニットは、
前記車体部品の表面に沿う二次元空間に感度判定要素を配置し、該配置した感度判定要素を前記車体部品に結合して感度解析車体モデルを生成する感度解析車体モデル生成部と、
前記感度解析車体モデルにおける前記感度判定要素の材料特性として、前記車体部品に用いられている金属材料に相当する弾性係数と、前記感度解析車体モデルにおける前記振動騒音低減対象部位の振動特性に影響が生じない程度に小さい値の密度と、を設定する感度判定要素材料特性設定部と、
前記感度解析における感度解析条件として、前記感度解析車体モデルに与える振動に関する振動入力条件と、前記感度解析車体モデルにおける前記振動騒音低減対象部位の振動特性に関する目的関数と、前記感度解析車体モデルにおける前記感度判定要素に関する制約条件と、を設定する感度解析条件設定部と、
該設定された感度解析条件の下で前記感度解析を行い、前記振動騒音低減対象部位の振動特性に対する前記感度判定要素の感度を求める感度解析部と、を有することを特徴とする自動車車体設計装置。 - 自動車車体を構成する車体部品を剛性を高める構造に変更し、前記自動車車体における振動騒音低減対象部位の制振性を向上させた自動車車体を設計する自動車車体設計プログラムであって、
コンピュータを、
剛性を高める構造に変更可能な車体部品について、前記振動騒音低減対象部位の制振性の評価に用いる振動特性に対する感度を求める感度解析を行う感度解析ユニットと、
前記感度解析により前記車体部品について求めた感度に基づいて、前記車体部品の剛性を高める構造を決定する高剛性構造決定ユニットと、して実行させる機能を備え、
前記感度解析ユニットを、
前記車体部品の表面に沿う二次元空間に感度判定要素を配置し、該配置した感度判定要素を前記車体部品に結合して感度解析車体モデルを生成する感度解析車体モデル生成部と、
前記感度解析車体モデルにおける前記感度判定要素の材料特性として、前記車体部品に用いられている金属材料に相当する弾性係数と、前記感度解析車体モデルにおける前記振動騒音低減対象部位の振動特性に影響が生じない程度に小さい値の密度と、を設定する感度判定要素材料特性設定部と、
前記感度解析における感度解析条件として、前記感度解析車体モデルに与える振動に関する振動入力条件と、前記感度解析車体モデルにおける前記振動騒音低減対象部位の振動特性に関する目的関数と、前記感度解析車体モデルにおける前記感度判定要素に関する制約条件と、を設定する感度解析条件設定部と、
該設定された感度解析条件の下で前記感度解析を行い、前記振動騒音低減対象部位の振動特性に対する前記感度判定要素の感度を求める感度解析部と、して機能させることを特徴とする自動車車体設計プログラム。 - 自動車車体を構成する車体部品を剛性を高める構造に変更し、前記自動車車体における振動騒音低減対象部位の制振性を向上させた自動車車体を製造する自動車車体の製造方法であって、
請求項1又は2に記載の自動車車体設計方法を用いて、前記振動騒音低減対象部位の制振性の評価に用いる振動特性に対する感度に基づいて、前記車体部品の剛性を高める構造を決定し、
該決定した剛性を高める構造に基づいて前記車体部品を製造する、ことを特徴とする自動車車体の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023018053A JP7513134B1 (ja) | 2023-02-09 | 2023-02-09 | 自動車車体設計方法、装置及びプログラム、並びに自動車車体の製造方法 |
PCT/JP2023/045499 WO2024166541A1 (ja) | 2023-02-09 | 2023-12-19 | 自動車車体設計方法、装置及びプログラム、並びに自動車車体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023018053A JP7513134B1 (ja) | 2023-02-09 | 2023-02-09 | 自動車車体設計方法、装置及びプログラム、並びに自動車車体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7513134B1 true JP7513134B1 (ja) | 2024-07-09 |
JP2024113228A JP2024113228A (ja) | 2024-08-22 |
Family
ID=91802792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023018053A Active JP7513134B1 (ja) | 2023-02-09 | 2023-02-09 | 自動車車体設計方法、装置及びプログラム、並びに自動車車体の製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7513134B1 (ja) |
WO (1) | WO2024166541A1 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010067022A (ja) | 2008-09-11 | 2010-03-25 | Toyota Central R&D Labs Inc | 構造物の設計方法及びプログラム |
CN109635469A (zh) | 2018-12-19 | 2019-04-16 | 苏州奥杰汽车技术股份有限公司 | 基于板件声压贡献量的铝车身噪声传递路径优化方法 |
JP2020046185A (ja) | 2018-09-14 | 2020-03-26 | Jfeスチール株式会社 | 車体の振動特性の適正化解析方法及び装置 |
-
2023
- 2023-02-09 JP JP2023018053A patent/JP7513134B1/ja active Active
- 2023-12-19 WO PCT/JP2023/045499 patent/WO2024166541A1/ja unknown
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010067022A (ja) | 2008-09-11 | 2010-03-25 | Toyota Central R&D Labs Inc | 構造物の設計方法及びプログラム |
JP2020046185A (ja) | 2018-09-14 | 2020-03-26 | Jfeスチール株式会社 | 車体の振動特性の適正化解析方法及び装置 |
CN109635469A (zh) | 2018-12-19 | 2019-04-16 | 苏州奥杰汽车技术股份有限公司 | 基于板件声压贡献量的铝车身噪声传递路径优化方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2024113228A (ja) | 2024-08-22 |
WO2024166541A1 (ja) | 2024-08-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6769536B1 (ja) | 自動車のパネル部品の振動騒音低減解析方法及び解析装置 | |
WO2018154896A1 (ja) | 車体の補強部材の形状最適化方法及び形状最適化装置 | |
CN112673375A (zh) | 车身的振动特性的合理化解析方法以及装置 | |
CN102023074A (zh) | 汽车发动机机油盘振动噪声性能分析方法 | |
JP7513134B1 (ja) | 自動車車体設計方法、装置及びプログラム、並びに自動車車体の製造方法 | |
Han et al. | Interior sound field refinement of a passenger car using modified panel acoustic contribution analysis | |
JP6958670B1 (ja) | 車体の接着位置の最適化解析方法及び装置 | |
US20220350940A1 (en) | Vibration noise reduction analysis method and analyzer for automotive panel parts | |
Wang et al. | Control of structure-borne noise for a vehicle body by using power flow analysis and acoustic path participation method | |
CN116432316A (zh) | 一种汽车中频路噪优化方法、系统及存储介质 | |
CN110008614A (zh) | 白车身扭转刚度优化方法 | |
WO2022004087A1 (ja) | 自動車のパネル部品の振動騒音低減解析装置及び解析方法 | |
JP7493139B1 (ja) | 自動車車体設計方法、装置及びプログラム、並びに自動車車体の製造方法 | |
WO2024009574A1 (ja) | 自動車車体設計方法、装置及びプログラム、並びに自動車車体の製造方法 | |
Coyette et al. | From body in white to trimmed body models in the low frequency range: a new modeling approach | |
Prasanth et al. | Using the Hybrid FE-SEA model of a trimmed full vehicle to reduce structure borne noise from 200Hz to 1kHz | |
CN112560183A (zh) | 一种汽车阻尼贴片位置优化方法及系统 | |
JP7327424B2 (ja) | 自動車の車体部品の板厚感度解析方法、板厚感度解析装置及び板厚感度解析プログラム | |
Singh et al. | Dynamic Analysis of Condenser Assembly of Automobile Air Conditioning System Using CAE Tools | |
Jee et al. | The application of the simulation techniques to reduce the noise and vibration in vehicle development | |
Butkunas | Analysis of vehicle structures | |
Mohammad et al. | New Approach for Road Induced Noise Prediction in Battery Electric Vehicles | |
Jans et al. | Reducing body development time by integrating NVH and durability analysis from the start | |
Xie et al. | Simulation and optimization of nonlinear structures on low frequency vibration and noise of lightweight car body | |
JP7099561B1 (ja) | 車体部品の分割位置及び一体化の決定方法及び装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240329 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20240329 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240528 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240610 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7513134 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |