JP7511215B2 - Activity meter, reset system, and method for resetting activity meter - Google Patents
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Description
本発明は、活動量計、リセットシステム、及び活動量計のリセット方法に関する。 The present invention relates to an activity meter, a reset system, and a reset method for an activity meter .
特許文献1には、歩数の表示をリセットするためのリセットボタンが表面に設けられた歩数計が開示されている。
上記の歩数計では、歩数計の表面にリセットボタンが設けられているため、物理的な接触等により意図しないリセット操作が行われてしまうことがある。本発明は、このような問題に鑑みて、意図しないリセット操作が発生しにくいリセットシステムを提供することを目的とする。 The above-mentioned pedometer has a reset button on the surface of the pedometer, which can lead to unintentional reset operations due to physical contact, etc. In view of this problem, the present invention aims to provide a reset system that makes it difficult for unintentional reset operations to occur.
本発明のある態様によれば、活動量計であって、所定の処理を実行する制御手段と、物理現象を非接触に検出可能な非接触検出手段と、非接触検出手段において検出した物理現象に基づいてリセット信号を生成するリセット信号生成手段と、を備える。そして、前記所定の処理は、前記利用者の活動量データを算出する処理であり、活動量計は、リセット信号生成手段から出力されるリセット信号に応じて制御手段をリセットする。 According to one aspect of the present invention, an activity meter includes a control means for executing a predetermined process, a non-contact detection means for contactlessly detecting a physical phenomenon, and a reset signal generation means for generating a reset signal based on the physical phenomenon detected by the non-contact detection means, wherein the predetermined process is a process for calculating activity amount data of the user, and the activity meter resets the control means in response to the reset signal output from the reset signal generation means.
この態様によれば、非接触検出手段を用いてリセット処理が行われるため、物理的な接触等による意図しないリセット操作が発生しにくいシステムを提供することができる。 According to this aspect, the reset process is performed using a non-contact detection means, making it possible to provide a system in which unintentional reset operations due to physical contact, etc. are unlikely to occur.
以下、添付図面等を参照しながら本発明の各実施形態について説明する。 Each embodiment of the present invention will be described below with reference to the attached drawings.
(第1実施形態)
まず、図1、図2、及び図3を参照して、第1実施形態における活動量計10の主な構成について説明する。
First Embodiment
First, a main configuration of an
図1は、本発明の第1実施形態に係るリセットシステムが適用される活動量計10の外観を説明する図である。図示のように、活動量計10は、略矩形の薄型の板状(カード形状)に形成される。また、筐体11の一の長辺11a(図1における下側に位置する長辺11a)寄りであって、且つ一の短辺11b(図1における右側に位置する短辺部)寄りの位置(図1に右下側の位置)には、後述の発光装置30を構成する一対のLED30a,30b、及びボタン15が設けられている。
Figure 1 is a diagram illustrating the appearance of an
筐体11は、数ミリ以下、例えば2ミリ以下程度の薄型のカード形状(一般的な非接触ICカード相当の厚さ)に形成される。すなわち、後述する内部構成部品12を収容する活動量計10の全体の厚さも薄型のカード形状に形成されている。
The
本実施形態の活動量計10は、通勤、通学、及びレジャーなどの日常生活において利用者によって携帯され、当該利用者の歩行又は走行による歩数を検出する機能、及び検出した歩数を情報として外部に出力する機能を有する。
The
そして、活動量計10は、薄板状の筐体11に後述する内部構成部品12が組み込まれることで構成される。したがって、活動量計10は全体的として、筐体11の厚さと同様に例えば2ミリ以下程度の薄型のカード形状で形成されることとなる。特に、本実施形態では、このような薄型カード形状の活動量計10を、後述する内部構成部品12の態様によって実現している。以下、内部構成部品12の態様について説明する。
The
図2は、内部構成部品12の配置態様を概略的に示す平面図である。
Figure 2 is a plan view that shows the schematic arrangement of the
図2に示すように、活動量計10の筐体11の内部構成部品12は、基板13と、充電回路14と、二次電池16と、を含む。そして、本実施形態では、これら基板13、充電回路14、及び二次電池16が、筐体11内において略同一平面上に並列に配置される態様をとっている。各構成部品の詳細について説明する。
As shown in FIG. 2, the
本実施形態の基板13は、処理部としての処理チップ22と、記憶部としてのメモリ24と、受電IC(Integrate circuit)26と、充電IC28と、上述の発光装置30と、ボタン15と、加速度センサ32と、通信IC34及び通信アンテナ36から構成される通信部33と、が設けられている。
The
さらに、図3は、内部構成部品12における電気的な接続を説明するブロック図である。図示のように、内部構成部品12は、処理チップ22に対して、メモリ24、受電IC26、充電IC28、発光装置30、加速度センサ32、及び通信部33が通信可能に接続されている。
Furthermore, FIG. 3 is a block diagram explaining the electrical connections in the
充電回路14は、非接触電力伝送によって、二次電池16の充電のための電力を外部電源から受けるための回路である。充電回路14は、いわゆる電磁誘導方式に従う電力搬送を実現するための誘導コイル14aと、誘導コイル14aで生じる誘導起電力を所望の電圧に調節して二次電池16に出力するための配線14bと、を有する。
The
二次電池16は、例えばリチウムイオン二次電池等により構成される。特に、二次電池16は、一枚の単位セル又は複数の単位セルを積層してなる積層電池により構成される。当該二次電池16の全体の厚さは、基板13若しくは充電回路14の厚さ(チップまで含めた)以下、又は同程度となる枚数でセルが積層される。
The
処理チップ22は、所定の処理を実行する制御手段として機能し、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置として構成される。処理チップ22は、所定の処理の一例として、加速度センサ32で検出される検出値に基づく加速度信号から歩行ステップを検出し、歩数データを算出する。
The
なお、処理チップ22は、必要に応じて、予めメモリ24に記憶させた利用者の身体データ(身長及び体重等)を参照して、取得した歩数データに基づく消費カロリーなどの利用者の体動を示唆するパラメータを算出するように構成されても良い。
In addition, the
また、処理チップ22は、二次電池16の充電残量を表す充電残量信号を充電IC28から受信するとともに、ボタン15への操作が行われたことを示す操作検出信号を発光装置30から受信する。そして、処理チップ22は、操作検出信号を受信すると、発光装置30における一対のLED30a,30bを、充電残量に応じて予め定められる発光態様で発光させる。
The
メモリ24は、例えば、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などにより構成され、処理チップ22で実行される処理に用いる各命令を一時的に記憶する機能、及び当該処理を実行するためのプログラム及び算出された歩数データを中長期的に記憶する機能を有する。
The
受電IC26は、外部電源から充電回路14を介して受けた電力を充電電力として二次電池16に供給する制御を行う。
The power receiving IC 26 controls the supply of power received from an external power source via the
充電IC28は、二次電池16から処理チップ22、メモリ24、発光装置30、及び加速度センサ32等の電子部品に供給する電力を制御する回路である。
The charging
発光装置30は、上述した一対のLED30a,30b、及びボタン15により構成される。ここで、上述のように、一対のLED30a,30bの発光態様は、処理チップ22により制御される。
The light-emitting
ボタン15は、利用者により押下される機械式のスイッチとして構成される。
加速度センサ32は、利用者の歩行又は走行などに起因して活動量計10に生じる加速度の検出値を加速度信号として処理チップ22に出力する。加速度センサ32は、例えば公知の3軸加速度センサにより構成される。
The
通信部33の通信IC34は、通信アンテナ36を介して活動量計10と外部との間の通信を制御する。また、通信アンテナ36は、外部からの無線信号を受信する。特に、通信部33は、上述のメモリ24に記憶された歩数データ又は体動に関するパラメータ等を含む情報を、リーダライタ等の外部通信手段に通信アンテナ36を介して出力する。
The
これにより、例えば、本実施形態における活動量計10は、得られた歩数データを適宜、外部サーバーに集約して活動量計10を所持する利用者の歩数データに基づく体動(活動)に関する情報の統括的な分析及び管理が可能である。
As a result, for example, the
第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39は、外部の磁力を検出するセンサであって、例えばホール素子によって構成される。本実施形態における第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39のそれぞれは、活動量計10の平面上において互いに離れた位置に設けられている。
The first
リセット信号生成部40は、図2に示す第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39を備えており、活動量計10をリセットするために用いられる。
The reset
リセット回路42はリセット信号生成部40に接続されている。リセット回路42は、例えばRST端子に代表されるような、いわゆるリセット端子を有する。リセット回路42は、初期化を指示するリセット信号がこのリセット端子に入力されると、処理チップ22の初期化を実行する。なお、このリセット回路42は、処理チップ22において、上記所定の処理を実行する機能とは独立して機能する回路である。したがって、処理チップ22が、例えば故障等により上記所定の処理を実行することができない場合であっても、リセット回路42は、以下に詳述するリセット処理を実行することができる。
The
このように、本実施形態の活動量計10は、磁力を検出する第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39を有するリセット信号生成部40を備えている。これにより、活動量計10は検出した磁力に基づいてリセットされる。
As described above, the
続いて、図4から図6を用いてリセット信号生成部40の構成及び動作について詳細に説明する。
Next, the configuration and operation of the reset
図4は、第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39の配置を示す模式図である。図4に示されるように、第1磁気センサ38と第2磁気センサ39とは、一方の磁気センサが検出する磁力が他方の磁気センサに影響を及ぼさない程度に離間して配置されている。後述する治具60との関係において、第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39は、同時に、それぞれ異なる磁力を検出することができる位置に設けられている。
Figure 4 is a schematic diagram showing the arrangement of the first
そして、第1磁気センサ38は、第1磁気センサ38が配置されている場所において検出した磁力に応じた電気信号を生成する。また、第2磁気センサ39は、第2磁気センサ39が配置されている場所において検出した磁力に応じた電気信号を生成する。
The first
図5は、本実施形態における第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39それぞれの感度の一例を示す概略図である。図5の横軸には、磁気センサの種類が示されている。図5の縦軸には、磁気センサがオン状態となる磁力、すなわち「1」の電気信号を生成するために必要な磁力の大きさ(物理量)が示されている。なお、以下では、磁気センサがオン状態である場合「1」の電気信号が出力され、例えば磁気センサがオフ状態である場合「0」の電気信号が出力されるものとして説明する。
Figure 5 is a schematic diagram showing an example of the sensitivity of each of the first
図5に示されるように、第1磁気センサ38は、第1閾値M1を超える磁力を検出すると「1」の電気信号を出力するように設定される。また、第2磁気センサ39は、第2閾値M2を超える磁力を検出すると「1」の電気信号を出力するように設定される。
As shown in FIG. 5, the first
図6は、本実施形態におけるリセットシステムのリセット信号生成部40の詳細を示す図である。リセット信号生成部40は、第1磁気センサ38と、第2磁気センサ39と、AND回路401と、を備えている。
Figure 6 is a diagram showing details of the reset
AND回路401は、「0」と「1」の二つの値をとる第1入力端子402及び第2入力端子403の値がともに「1」のときに限って出力端子404の値が「1」となる論理回路である。本実施形態では、AND回路401の二つの第1入力端子402及び第2入力端子403のそれぞれが、二つの磁気センサのそれぞれの出力に接続されている。
The AND
図4において説明したように、第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39は、それぞれが同時に異なる磁力を検出することができる。したがって、第1磁気センサ38は検出した磁力に応じた「0」又は「1」の電気信号を第1入力端子402に出力すると同時に、第2磁気センサ39は検出した磁力に応じた「0」又は「1」の電気信号を第2入力端子403に出力する。そして、AND回路401は、第1入力端子402の値と、第2入力端子403の値との論理積に基づく「0」又は「1」の電気信号を出力端子404に出力する。
As described in FIG. 4, the first
続いて、本実施形態のリセット信号生成部40がリセット信号を出力する場合の各部の動作について説明する。図7は、リセット信号生成部40がリセット信号を出力する場合の一例を示す図である。なお、ここにいうリセット信号とは、リセット回路42に初期化を指示する「1」の電気信号である。
Next, the operation of each part when the reset
図7は、第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39を備える活動量計10と、活動量計10をリセットするために用いられる治具60を示す図である。
Figure 7 shows an
本実施形態の治具60は、例えば、据え付け型の治具であって、会社等において社員が所有する活動量計10を統括的に管理する管理者が所有している。この管理者は、例えば、利用者としての社員が活動量計10のリセットを要求する場合に、治具60を用いて活動量計10をリセットする処理を行う。
The
治具60は、第1磁石62と、第2磁石64とを備えている。第1磁石62及び第2磁石64は、例えば、強磁性体のうちのいわゆる永久磁石である。本実施形態では、活動量計10の第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39の磁気検出面を、治具60の第1磁石62及び第2磁石64が設けられている面に対して、略平行に重ねるように接近させることによって、活動量計10のリセットが行われる。より詳細には、第1磁気センサ38と第1磁石62とが正対するように、また第2磁気センサ39と第2磁石64とが正対するように、活動量計10と治具60とを接近させることによってリセットが行われる。
The
なお、図7に示される第1磁石62及び第2磁石64の円の面積は磁力の大きさに対応するように示されている。具体的には、第1磁石62の円の面積が第2磁石64の円の面積よりも大きく示されており、これは第1磁石62の磁力は第2磁石64の磁力よりも大きいことを示す。
The areas of the circles of the
図7の破線で示されるように、治具60と活動量計10の磁力検出面とが正対するように接近した状態において、第1磁気センサ38は第1磁石62の磁力を検出する。また、第2磁気センサ39は第2磁石64の磁力を検出する。第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39が磁力を検出するためには、活動量計10と治具60とが特定の距離よりも短い距離まで接近する必要がある。ここにいう特定の距離とは、活動量計10が治具60の磁力を検出可能な距離であって、例えば1[cm]程度の距離であってもよい。
As shown by the dashed lines in FIG. 7, when the
図7において、例えば、第1磁石62が第1閾値M1を超える磁力を有している場合、第1磁気センサ38は第1磁石62の磁力を検出すると「1」の電気信号を出力する。また、第2磁石64が第2閾値M2を超える磁力を有している場合、第2磁気センサ39は第2磁石64の磁力を検出すると「1」の電気信号を出力する。
In FIG. 7, for example, if the
このように、第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39が共に「1」の電気信号を出力すると、AND回路401の第1入力端子402及び第2入力端子403には共に「1」の電気信号が入力される。したがって、AND回路401の出力端子404には「1」の電気信号が出力される。
In this way, when the first
このとき、AND回路401の出力端子404はリセット信号生成部40の出力端子であるため、リセット信号生成部40の出力値は「1」となる。リセット回路42は、リセット信号生成部40からの出力信号として「1」の電気信号を受信すると、処理チップ22のリセットを行う。ここにいうリセットとは、いわゆる初期化であって、例えば、処理チップ22を初期状態に戻してから動作させることを含んでいる。ただし、この初期化の際には、メモリ24に記憶されているデータは消去されなくてもよい。
At this time, since the
このように、本実施形態の活動量計10は、治具60における磁力及びこの磁力に応じたAND回路401の出力信号に基づいて処理チップ22のリセットが行われる。したがって、例えば処理チップ22が動作していないような、いわゆるフリーズ状態においても、処理チップ22のリセットを実行することができる。
In this way, in the
続いて、図8A及び図8Bを参照して、リセット信号生成部40がリセット信号を出力しない場合の一例について説明する。
Next, with reference to Figures 8A and 8B, an example of a case in which the reset
図8Aは、第1磁石62の磁力が第1閾値M1よりも小さく、また第2磁石64の磁力が第2閾値M2よりも大きい場合を示す図である。
Figure 8A shows a case where the magnetic force of the
この場合、第1磁気センサ38が検出する磁力が第1閾値M1よりも小さいため、第1磁気センサ38の出力値は「0」となる。一方、第2磁気センサ39が検出する磁力は第2閾値M2よりも大きいため、第2磁気センサ39の出力値は「1」となる。
In this case, the magnetic force detected by the first
そして、AND回路401において、第1磁気センサ38に接続する第1入力端子402には「0」が入力され、第2磁気センサ39に接続する第2入力端子403には「1」が入力される。すると、AND回路401の出力端子404には「0」が出力される。その結果、リセット信号生成部40の出力値は「0」となる。リセット回路42は、リセット信号生成部40からの出力信号として「0」の電気信号を受信する場合には、処理チップ22のリセットを行わない。
In the AND
このように、第1磁気センサ38がオン状態にならない一方で、第2磁気センサ39がオン状態となる場合には、処理チップ22はリセットされない。
In this way, if the first
続いて、リセット信号生成部40がリセット信号を出力しない場合の他の例について説明する。図8Bは、第1磁石62の磁力が第1閾値M1よりも小さく、また第2磁石64の磁力が第2閾値M2よりも小さい場合を示す図である。
Next, another example will be described in which the reset
この場合、第1磁気センサ38が検出する磁力が第1閾値M1よりも小さいため、第1磁気センサ38の出力値は「0」となる。一方、第2磁気センサ39が検出する磁力も第2閾値M2よりも小さいため、第2磁気センサ39の出力値も「0」となる。
In this case, the magnetic force detected by the first
そして、AND回路401において、第1磁気センサ38に接続する第1入力端子402には「0」が入力され、第2磁気センサ39に接続する第2入力端子403にも「0」が入力される。すると、AND回路401の出力端子404には「0」が出力される。その結果、リセット信号生成部40の出力値は「0」となる。リセット回路42は、リセット信号生成部40からの出力信号として「0」を受信する場合には、処理チップ22のリセットを行わない。
In the AND
このように、第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39がともにオフ状態となる場合においても、処理チップ22はリセットされない。
In this way, even if both the first
すなわち、上述の図7で説明したような、二つのセンサの検出する磁力が共にそれぞれの閾値を超えるときに限ってリセットが行われる。このように、治具60の二つの磁石の磁力の大きさと配置との組み合わせが、活動量計10の二つの磁気センサの閾値と配置とに合致する場合に限ってリセットが行われるため、意図しないリセット操作を抑制することができる。
That is, as explained above in FIG. 7, resetting is performed only when the magnetic forces detected by the two sensors exceed their respective thresholds. In this way, resetting is performed only when the combination of the magnitude and arrangement of the magnetic forces of the two magnets in the
次に、上述の機能を有するリセット信号生成部40及びリセット回路42の動作を説明する。図9は、本実施形態におけるリセットシステムのリセット処理を示すフローチャートである。このリセット処理は、リセット回路42が起動している間常時実行するようにプログラムされている。
Next, the operation of the reset
ステップS901において、リセット回路42は、AND回路401の出力値が「1」であるか否かを判定する。リセット回路42は、AND回路401の出力値が「1」であると判定すると、処理をステップS902に進める。
In step S901, the
ステップS902において、リセット回路42は、リセット信号生成部40からリセット信号を受信すると処理チップ22の初期化を実行する。そして、リセット回路42は、ステップS902の処理を抜けるとリセット処理を終了する。
In step S902, when the
このように、本実施形態のリセット回路42は、第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39の両方が共に磁力を検出することにより、処理チップ22のリセット処理を実行する。
In this way, the
なお、上述の第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39は、互いに異なる極の磁力を検出するセンサ素子が採用されてもよい。例えば、第1磁気センサ38はN極の磁力を検出し、第2磁気センサ39はS極の磁力を検出してもよい。第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39が互いに異なる極の磁気を検出する場合には、リセット信号を生成するために、第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39にそれぞれ対応する極の磁力の磁石を同時に近接させる必要がある。このように、第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39は、互いに異なる極の磁力を検出するよう構成されている場合にも、意図しないリセット動作を防止することができる。また、第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39が同じ極の磁力を検出する場合と比較して、第1磁気センサ38と第2磁気センサ39との離間距離が短い場合であっても、一方の磁気センサが検出する磁力が他方の磁気センサに与える影響が小さいため、第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39の配置の自由度が増す利点がある。
The above-mentioned first
上述の実施形態における作用効果を以下で説明する。 The effects of the above-mentioned embodiment are described below.
本実施形態のリセットシステムは、所定の処理を実行する処理チップ22と、物理現象を非接触に検出可能な第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39と、第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39において検出した物理現象に基づいてリセット信号を生成するリセット信号生成部40と、を備え、リセット信号生成部40から出力されるリセット信号に応じて処理チップ22をリセットする。
The reset system of this embodiment includes a
このように、本実施形態のリセットシステムは、非接触な手段を用いて物理現象を検出するため、物理的な接触によって発生し得る意図しないリセット操作を抑制することができる。例えば、リセットボタンを誤って押下してしまうことでリセット処理が行われることを抑制することができる。または、リセット端子が露出しているような場合には、活動量計10が帯電した物体に接触することによって生じる静電気放電(ESD)によって意図しないリセット処理が行われることを抑制することもできる。
In this way, the reset system of this embodiment detects physical phenomena using a non-contact means, and therefore can prevent unintended reset operations that may occur due to physical contact. For example, it can prevent a reset process from being performed due to accidentally pressing the reset button. Or, in cases where the reset terminal is exposed, it can also prevent unintended reset processes from being performed due to electrostatic discharge (ESD) caused by the
また、本実施形態のような薄型の電子機器においては、電子機器の筐体11の表面を加工したリセットボタンを設ける構成が知られている。このような構成では、ボタンの隙間から水等の液体が侵入することにより活動量計10が故障する場合がある。これに対して、本実施形態のリセットシステムは、活動量計10の表面を加工する代わりに、筐体11の内部に磁気センサを設ける非接触検出手段を備えているため、筐体11の表面にリセットボタンを形成する必要がない。これにより、本実施形態のリセットシステムによれば、防水性を向上させることもできる。
In addition, in a thin electronic device such as the present embodiment, a configuration is known in which a reset button is provided by processing the surface of the
また、本実施形態のリセット信号生成部40は、検出した物理現象の物理量が所定の基準を満たす場合に、リセット信号を生成する。
In addition, the reset
このように、本実施形態のリセット信号生成部40は、非接触検出手段を介して検出した物理現象の物理量に基づいてリセット信号を生成することができる。そして、例えば以下で詳述する変形例に示されるような、光や音波などによる種々の物理現象に応じた基準を、その物理現象に適した物理量ごとに適宜設定することができる。
In this way, the reset
また、本実施形態のリセットシステムにおいて、第1磁気センサ38と、第2磁気センサ39とは離間して複数設けられており、磁力の閾値は、第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39ごとに設定されてもよい。
In addition, in the reset system of this embodiment, the first
図7を用いて説明したように、活動量計10の二つの磁気センサが互いに離れて配置されているため、磁気センサの配置と治具60の磁石の配置が適合しない場合にはリセットが行われない。例えば、活動量計10をリセットする場合において、例えば図7に示されるような治具60に活動量計10をかざすとき、活動量計10を治具60にかざす方向が予め定められた方向と異なる場合には、治具60のそれぞれの磁力が二つの磁気センサの各閾値に達しない等の理由でリセット信号が生成されないことがある。これにより、意図しないリセット処理が行われることを抑制することができる。
As described with reference to FIG. 7, the two magnetic sensors of the
また、本実施形態のリセット信号生成部40は、処理チップ22が作動していない状態であっても、非接触検出手段としての第1磁気センサ38と第2磁気センサ39が検出した物理現象に基づいてリセット信号を生成する。
In addition, the reset
このように、本実施形態のリセットシステムによれば、いわゆる外部リセットとして機能するリセット信号生成部40が、第1磁気センサ38と第2磁気センサ39とにおいて検出された物理現象に応じてリセット信号を生成するので、処理チップ22が故障等により制御不能となった状態においても、当該リセット信号を受けたリセット回路42により処理チップ22をリセットすることができる。
In this way, according to the reset system of this embodiment, the reset
また、本実施形態のリセットシステムにおける物理現象は、磁力に基づく物理現象であってもよい。 The physical phenomenon in the reset system of this embodiment may also be a physical phenomenon based on magnetic force.
このように、本実施形態における非接触検出手段は、磁力に基づく物理現象を検出し、この磁力の大きさが所定の基準を満たす場合にリセットが行われてもよい。本発明のリセットシステムに適用される磁力は、磁石又は電気回路を用いた電磁誘導等のその他の種々の方法によって発生させることもできるため、本実施形態のリセットシステムの設計を多様化することができる。 In this manner, the non-contact detection means in this embodiment may detect a physical phenomenon based on magnetic force, and a reset may be performed when the magnitude of this magnetic force meets a predetermined standard. The magnetic force applied to the reset system of the present invention may also be generated by various other methods, such as electromagnetic induction using a magnet or an electric circuit, allowing for diversification of the design of the reset system of this embodiment.
また、本実施形態のリセットシステムは生体情報測定装置に設けられる。 The reset system of this embodiment is also provided in a vital information measuring device.
この生体情報測定装置の一例として活動量計10が挙げられる。一般的に、活動量計10は、利用者に常時携帯されていることが多い。このような活動量計10において、表面にリセットボタンが設けられている場合には、利用者は活動の最中に誤ってリセットボタンを押下してしまうことがある。これに対して、本実施形態のリセットシステムによれば、所定の磁力(物理量)を検出した場合にしかリセットが行われない。このため、例えば、利用者が活動量計10を携帯したまま激しい運動を行う場合であっても、利用者の行動に起因して誤ってリセットが行われることを抑制できる。
An example of such a bioinformation measuring device is an
(第2実施形態)
次に、第2実施形態におけるリセットシステムについて説明する。第2実施形態では、第1実施形態の磁気センサによる磁力の検出に加えて、ボタン操作の有無に応じてリセットが行われる。
Second Embodiment
Next, a description will be given of a reset system according to a second embodiment. In the second embodiment, in addition to the detection of magnetic force by the magnetic sensor of the first embodiment, resetting is performed in response to the presence or absence of a button operation.
図10は、第2実施形態におけるリセットシステムが作動する条件を示す模式図である。図10では、第1磁石62の磁力が第1閾値M1よりも大きく、かつ第2磁石64の磁力が第2閾値M2よりも大きい場合を示す図である。
Figure 10 is a schematic diagram showing the conditions under which the reset system in the second embodiment operates. Figure 10 shows a case in which the magnetic force of the
図10に示される場合、第1実施形態と同様に、第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39は両方ともオン状態となる。第2実施形態のリセットシステムでは、このように二つのセンサがオン状態となっている場合において、さらにボタン15が押下された場合に、リセット信号生成部40がリセット信号を出力する。
In the case shown in FIG. 10, as in the first embodiment, the first
図11は、第2実施形態におけるリセット信号生成部40の詳細を示す図である。第2実施形態のリセット信号生成部40は、第1実施形態のリセット信号生成部40に加えてボタン15の出力がAND回路401に入力される点において異なる。ボタン15が押下されると、ボタン15からAND回路401に「1」の信号が出力されることによって、リセット信号生成部40は、ボタン15の押下の有無を検出することができる。
Figure 11 is a diagram showing details of the reset
このような第2実施形態のリセットシステムの動作としての処理フローは、図示を省略するものの、第1実施形態の図9と同様である。具体的には、リセット回路42は、図9において説明したステップS901において、AND回路401の出力信号とボタン15からの出力信号とが共に「1」となる場合に、ステップS902へ処理を進める。そして、リセット回路42は、ステップS902において処理チップ22の初期化を実行する。
The process flow for the operation of the reset system of the second embodiment is the same as that of FIG. 9 of the first embodiment, although not shown. Specifically, in step S901 described in FIG. 9, if the output signal of the AND
このように、第2実施形態では、リセット信号生成部40は、二つの磁気センサによる磁力の検出に加えてボタン15の押下の有無を検出して、リセット信号を出力する。
In this way, in the second embodiment, the reset
上述の実施形態における作用効果を以下で説明する。 The effects of the above-mentioned embodiment are described below.
本実施形態のリセットシステムは、リセット信号生成部40に電気的に接続されるボタン15をさらに備えており、リセット信号生成部40は、非接触検出手段としての第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39が検出した物理現象とボタン15の出力信号に基づいてリセット信号を生成するように構成されてもよい。
The reset system of this embodiment further includes a
このように、非接触検出手段としての第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39による出力信号に加えて、管理者によるボタン15の押下操作の有無に応じて、リセットが行われるため、意図しないリセット処理が行われることを抑制することができる。また、このボタン15の押下操作のタイミングは、二つの磁気センサによる磁力の検出タイミングとは異なるタイミングであってもよい。
In this way, the reset is performed according to whether or not the administrator presses the
(第3実施形態)
次に、第3実施形態におけるリセットシステムについて説明する。第3実施形態は、リセット信号生成部40の構成において第1実施形態と異なる。より詳細には、第1実施形態の第1磁気センサ38が第1磁気検出部50に置き換えられており、また第2磁気センサ39が第2磁気検出部52に置き換えられて構成される。
Third Embodiment
Next, a reset system according to a third embodiment will be described. The third embodiment differs from the first embodiment in the configuration of the reset
図12は、第3実施形態におけるリセット信号生成部40の構成を示す図である。以下では、第1実施形態と同様の構成には同一の符号を付すとともに説明を省略する。
Figure 12 is a diagram showing the configuration of the reset
リセット信号生成部40は、第1磁気検出部50と、第2磁気検出部52と、AND回路401と、を備える。第1磁気検出部50と、第2磁気検出部52と、はそれぞれ外部からの磁力を検出すると、検出した磁力に応じた電気信号をAND回路401に出力する。
The reset
具体的には、第1磁気検出部50の出力信号はAND回路401の第1入力端子402に入力され、また第2磁気検出部52の出力信号はAND回路401の第2入力端子403に入力される。AND回路401は、第1磁気検出部50及び第2磁気検出部52からの「0」又は「1」の入力信号に応じて、出力端子404に「0」又は「1」の信号を出力する。この出力端子404の信号はリセット回路42へ入力される。
Specifically, the output signal of the first
なお、リセット信号生成部40における第1磁気検出部50及び第2磁気検出部52以外の構成は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
Note that the configuration of the reset
続いて、図13を参照して、本実施形態の第1磁気検出部50及び第2磁気検出部52の構成を説明する。図13は、第1磁気検出部50及び第2磁気検出部52の詳細を示す図である。
Next, the configuration of the first
なお、第1磁気検出部50の構成と第2磁気検出部52の構成とは同様であるため、第2磁気検出部52の構成は、図13に示される第1磁気検出部50の符号に併記された括弧内の符号によって示されている。したがって、第2磁気検出部52の構成の詳細については説明を省略する。
In addition, since the configuration of the first
本実施形態の第1磁気検出部50は、いわゆるアナログ出力タイプの磁気センサである。第1磁気検出部50は、アナログ磁気センサ500と、低電圧側コンパレータ510と、高電圧側コンパレータ520と、インバータ530と、ANDゲート540と、を備える。
The first
アナログ磁気センサ500は、アナログ出力タイプの磁気センサであって、N極又はS極の強さに応じて出力電圧が線形に変化する磁気センサである。図14は、アナログ磁気センサ500の出力特性の一例を示す図である。
The analog
図14の横軸は、磁力の大きさ(物理量)を示しており、紙面に向かって、中心点BOFから右方向にかけてS極の磁力が増加し、中心点BOFから左方向にかけてN極の磁力が増加する。また、図14の縦軸は、アナログ磁気センサ500が出力する電圧を示している。したがって、図14に示される例では、アナログ磁気センサ500の出力電圧値は、N極の磁力が増加すると上昇し、S極の磁力が増加すると出力電圧値が下降する。
The horizontal axis of Fig. 14 indicates the magnitude (physical quantity) of the magnetic force, with the magnetic force of the S pole increasing from the center point B OF toward the right side of the paper, and the magnetic force of the N pole increasing from the center point B OF toward the left side. The vertical axis of Fig. 14 indicates the voltage output by the analog
本実施形態のアナログ磁気センサ500は、活動量計10が治具60に対して所定の距離、例えば1[cm]の距離まで接近した場合に、特定の磁力よりも相対的に弱い磁力である低磁力Baから特定の磁力よりも相対的に高い磁力である高磁力Bbの範囲内の磁力を検出したときオン状態となり、低電圧Vaから高電圧Vbの間の電圧を出力する。なお、この特定の磁力は任意に設定可能である。
When the
低電圧側コンパレータ510は、低電圧Vaを超える電圧が入力された場合に「1」の信号を出力する比較回路である。一方、高電圧側コンパレータ520は、高電圧Vbを超える電圧が入力された場合に「1」の信号を出力する比較回路である。
The low-
次に、このようなアナログ磁気センサ500、低電圧側コンパレータ510、及び高電圧側コンパレータ520を備える第1磁気検出部50の動作を説明する。一例として、第1磁気検出部50が低磁力Baから高磁力Bbの間の磁力を検出した場合を想定して説明する。この場合、図14に示すように、アナログ磁気センサ500は、低電圧Vaから高電圧Vbの間の電圧の信号を出力する。
Next, the operation of the first
すると、低電圧側コンパレータ510は、低電圧Vaを超える電圧を受信するため、「1」の信号を出力し、ANDゲート540の入力端子542に入力する。一方、高電圧側コンパレータ520は、高電圧Vbを下回る電圧を受信するため、「0」の信号を出力する。この「0」の信号はインバータ530を介して反転して、「1」の信号となり、ANDゲート540の入力端子543に入力する。よって、ANDゲート540の両方の入力端子542,543には「1」の信号が入力されるため、出力端子544には「1」の信号が出力される。
Then, since the low-
他の例として、第1磁気検出部50が低磁力Baから高磁力Bbの範囲にない磁力を検出した場合には、ANDゲート540の出力値は「1」にならない。具体的には、第1磁気検出部50が高磁力Bbより高い磁力を検出した場合、低電圧側コンパレータ510と高電圧側コンパレータ520との両方の出力が「1」となるものの、高電圧側コンパレータ520の出力値はインバータ530において反転して「0」となるため、結果としてANDゲート540の出力値は「0」となる。
As another example, if the first
同様に、第1磁気検出部50が低磁力Baよりも低い磁力を検出した場合には、低電圧側コンパレータ510と高電圧側コンパレータ520との両方の出力が「0」となるものの、高電圧側コンパレータ520の出力値はインバータ530において反転して「1」となるため、結果としてANDゲート540の出力値は「0」となる。
Similarly, when the first
このように、本実施形態の第1磁気検出部50は、低磁力Baから高磁力Bbの範囲の磁力を検出する場合に限って、ANDゲート540の出力値が「1」になる。すなわち、第1磁気検出部50が低磁力Baから高磁力Bbの所定範囲の磁力を検出する場合にしか第1磁気検出部50の出力値が「1」にならないため、第1磁気検出部50は、リセットが実行される状況をより精密に特定または制限することができる。
In this manner, the output value of the AND
上述の実施形態における作用効果を以下に説明する。 The effects of the above-mentioned embodiment are described below.
本実施形態のリセット信号生成部40は、物理現象に基づく磁力の値が、所定の基準として、低磁力Baから高磁力Bbの範囲内である場合に、リセット信号を生成する。
In this embodiment, the reset
このように、本実施形態の第1磁気検出部50及び第2磁気検出部52は、低磁力Baから高磁力Bbの範囲内の磁力を検出する場合に限ってリセットが実行される。これにより、磁力の範囲が限定的な場合にしかリセットが実行されないため、意図しないリセット操作を抑制することができる。
In this way, the first
(変形例)
次に、上述の実施形態の変形例について説明する。上述の実施形態では、第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39によって、外部の磁力を検出することで非接触検出を行っている。しかしながら、これに代えて又はこれとともに、光、温度、超音波、又は圧電を検出することで非接触検出を行う構成としてもよい。
(Modification)
Next, a modified example of the above-described embodiment will be described. In the above-described embodiment, non-contact detection is performed by detecting an external magnetic force using the first
非接触検出の手段として光を利用する場合、例えば、活動量計10の所定の部分にレーザ光等が入力される。入力されたレーザ光は、フォトディテクタ等の光センサで電圧に変換され、その電圧が予め定められた閾値を超える場合に、リセット信号が出力される。
When light is used as a means of non-contact detection, for example, laser light or the like is input to a predetermined part of the
一方、非接触検出の手段として温度を利用する場合には、活動量計10にはサーミスタ等が設けられる。上述の光の場合と同様に、検出した温度がサーミスタ等によって電圧に変換され、その電圧が予め定められた閾値を超える場合に、リセット信号が出力される。
On the other hand, when temperature is used as a means of non-contact detection, a thermistor or the like is provided in the
また、非接触検出の手段として超音波を利用する場合には、活動量計10には超音波マイク等が設けられる。入力された超音波は、超音波マイク等において電圧に変換され、その電圧が予め定められた閾値を超える場合に、リセット信号が出力される。
When ultrasound is used as a means of non-contact detection, an ultrasonic microphone or the like is provided in the
また、非接触検出の手段として圧電センサを利用する場合には、音波等の振動を圧電センサに伝達する構成が設けられる。圧電センサに伝達された音波等による振動エネルギーは、電圧に変換され、その電圧が予め定められた閾値を超える場合に、リセット信号が出力される。 When a piezoelectric sensor is used as a means for non-contact detection, a configuration is provided for transmitting vibrations such as sound waves to the piezoelectric sensor. The vibration energy of the sound waves transmitted to the piezoelectric sensor is converted into a voltage, and when the voltage exceeds a predetermined threshold, a reset signal is output.
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。また、上記実施形態は、矛盾が生じない範囲で適宜組み合わせ可能である。 Although the embodiments of the present invention have been described above, the above embodiments merely show some of the application examples of the present invention, and the technical scope of the present invention is not intended to be limited to the specific configurations of the above embodiments. Furthermore, the above embodiments can be combined as appropriate to the extent that no contradictions arise.
例えば、上述の実施形態において、第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39は活動量計10の対向する隅位置に設けられている。しかしながら、これらの二つの磁気センサは、長辺11a又は短辺11bの両辺のそれぞれの中央位置において、対向する位置に設けられてもよい。また、二つの磁気センサは、個々に磁力を検出できる程度に離間している限り、いかなる配置で設けられてもよい。
For example, in the above embodiment, the first
なお、上述の実施形態において、磁気センサは第1磁気センサ38及び第2磁気センサ39の二つの磁気センサが設けられている。しかしながら、二つの磁気センサのうちのいずれか一方のみ設けられる構成であってもよい。あるいは、三つ以上の磁気センサが設けられていてもよい。
In the above embodiment, two magnetic sensors, a first
また、上記実施形態のボタン15に代わる構成として、圧電センサが設けられてもよい。圧電センサは、外部から加わる力を検出すると発電し、その発電に相当する電圧が、予め定められた閾値を超える場合に、ボタン15の押下に相当する操作とみなす構成としてもよい。
Also, a piezoelectric sensor may be provided as an alternative to the
また、上述の実施形態において、リセット信号生成部40にはAND回路401が設けられている。しかしながら、AND回路401の代わりにNAND回路が設けられる構成であってもよい。この場合、NAND回路の出力が「0」となる場合にリセット処理が行われる構成としてもよい。
In addition, in the above embodiment, the reset
また、本発明に係るリセットシステムが適用される対象は、利用者の活動量を検出するための活動量計10に限定されない。例えば、本発明のリセットシステムは、いわゆる交通系ICカード、スマートフォンに類する携帯型の通信機器、又はその他のリセット処理を要する種々の電子機器に適用されてもよい。種々の電子機器の例としては、生体情報測定装置が挙げられ、この生体情報測定装置には、例えば、活動量計、カード型体温計、及びカード型皮下脂肪計が含まれる。
The reset system of the present invention is not limited to being applied to an
なお、上述の実施形態において、治具60の第1磁石62及び第2磁石64は永久磁石であるものとして説明した。しかしながら、治具60には、第1磁石62及び第2磁石64の代わりに、例えばコイルにおける電磁誘導等を用いて磁力を生じさせるような、磁力を発生させる構成である限りいかなる構成が設けられてもよい。また、治具60は据え付け型ではなく、携帯可能な装置として構成されてもよい。
In the above embodiment, the
10 活動量計(生体情報測定装置)
22 処理チップ(制御手段)
38 第1磁気センサ(非接触検出手段)
40 リセット信号生成部(リセット信号生成手段)
10 Activity meter (biometric information measuring device)
22 Processing chip (control means)
38 First magnetic sensor (non-contact detection means)
40 Reset signal generating unit (reset signal generating means)
Claims (8)
利用者の活動量データを算出する所定の処理を実行する制御手段と、
前記利用者の活動量データを記憶するメモリと、
物理現象を非接触に検出可能な非接触検出手段と、
前記非接触検出手段が検出した前記物理現象に基づいてリセット信号を生成するリセット信号生成手段と、を備え、
前記リセット信号生成手段から出力されるリセット信号に応じて前記制御手段をリセットし、
前記制御手段のリセットでは、前記メモリに記憶されている活動量データの消去は行わない、
活動量計。 An activity meter, comprising:
A control means for executing a predetermined process for calculating activity amount data of a user ;
A memory that stores the activity amount data of the user;
A non-contact detection means capable of detecting a physical phenomenon in a non-contact manner;
a reset signal generating means for generating a reset signal based on the physical phenomenon detected by the non-contact detecting means,
resetting the control means in response to a reset signal output from the reset signal generating means;
When the control means is reset, the activity amount data stored in the memory is not erased.
Activity tracker.
前記リセット信号生成手段は、検出した前記物理現象の物理量が所定の基準を満たす場合に、前記リセット信号を生成する、
活動量計。 The activity meter according to claim 1 ,
the reset signal generating means generates the reset signal when the detected physical quantity of the physical phenomenon satisfies a predetermined criterion.
Activity tracker.
前記非接触検出手段は離間して複数設けられ、
前記所定の基準は、前記非接触検出手段ごとに設定される、
活動量計。 The activity meter according to claim 2 ,
The non-contact detection means is provided in a plurality of locations spaced apart from one another,
the predetermined criterion is set for each of the non-contact detection means;
Activity tracker.
前記リセット信号生成手段に電気的に接続されるボタンをさらに備え、
前記リセット信号生成手段は、前記非接触検出手段が検出した物理現象と前記ボタンの出力信号とに基づいてリセット信号を生成する、
活動量計。 The activity meter according to claim 1 ,
a button electrically connected to the reset signal generating means;
the reset signal generating means generates a reset signal based on the physical phenomenon detected by the non-contact detecting means and an output signal from the button.
Activity tracker.
前記リセット信号生成手段は、前記制御手段が作動していない状態であっても、前記非接触検出手段が検出した前記物理現象に基づいてリセット信号を生成するように構成される、
活動量計。 The activity meter according to any one of claims 1 to 4 ,
The reset signal generating means is configured to generate a reset signal based on the physical phenomenon detected by the non-contact detecting means even when the control means is not operating.
Activity tracker.
前記物理現象は、磁力に基づく物理現象である、
活動量計。 The activity meter according to any one of claims 1 to 5 ,
The physical phenomenon is a physical phenomenon based on magnetic force.
Activity tracker.
前記活動量計に対して略平行に重ねるように接近される治具と、
を備えるリセットシステム。 An activity meter according to any one of claims 1 to 6 ;
a jig that is brought close to the activity meter so as to be overlapped and substantially parallel to the activity meter;
A reset system comprising:
物理現象を非接触に検出する非接触検出ステップと、
前記非接触検出ステップにおいて検出した前記物理現象に基づいてリセット信号を生成する信号生成ステップと、を含み、
前記信号生成ステップにより生成されるリセット信号に応じて前記制御手段をリセットし、
前記制御手段のリセットでは、前記メモリに記憶されている活動量データの消去は行わない、
活動量計のリセット方法。 1. A reset method for an activity meter, which resets a control means that executes a predetermined process for calculating activity amount data of a user stored in a memory, the method comprising:
a non-contact detection step of detecting a physical phenomenon in a non-contact manner;
a signal generating step of generating a reset signal based on the physical phenomenon detected in the non-contact detecting step,
resetting the control means in response to the reset signal generated in the signal generating step ;
When the control means is reset, the activity amount data stored in the memory is not erased.
How to reset your activity tracker.
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