JP7499974B2 - 提供システム、および、提供方法 - Google Patents

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Description

本願明細書に開示される技術は、時空間コンテンツの提供技術に関するものである。
従来から、ビルディングインフォメーションモデリングデータ(BIM)とビル管理システムデータ(BMS)の間の関係を通じてビルに関する仮想的な情報(コンテンツ)を提示する技術が開示されている(たとえば、特許文献1を参照)。
米国特許第10445933号明細書
上記の技術によって提供される仮想的な情報には、ビルの使用目的に沿わないもの、または、ユーザーの利用目的に沿わないものが含まれる場合がある。
そのような場合には、ユーザーが提供される情報を取捨選択する必要があり、煩雑である。
本願明細書に開示される技術は、以上に記載されたような問題を鑑みてなされたものであり、仮想的な情報を効率的に提供する技術である。
本願明細書に開示される技術の第1の態様である提供システムは、実世界に対応づけられた仮想空間で配置される仮想的なコンテンツである時空間コンテンツを対象物へ提供するための提供システムであり、前記実世界の建物または空間に対応づけられる前記仮想空間に、地理情報に基づいて前記時空間コンテンツを設定するための仮想層を備え、前記仮想層は、少なくとも、前記建物または前記空間の目的に基づいて、前記時空間コンテンツを前記仮想空間に設定し、前記時空間コンテンツを、少なくとも、前記対象物の目的に基づいて少なくとも1つのカテゴリに分類するための分類部と、入力された前記対象物の目的に適合する前記カテゴリに属する前記時空間コンテンツのうち、前記時空間コンテンツの有用性を示すユーザビリティ率があらかじめ定められたしきい値よりも高い前記建物または前記空間の前記時空間コンテンツを、前記対象物へ提供するための提供部とを備える。

本願明細書に開示される技術の少なくとも第1の態様によれば、時空間コンテンツの提供に際し、あらかじめ対象物の目的に応じてカテゴリに分類された時空間コンテンツを使うことによって、対象物の目的に適合する時空間コンテンツを効果的に提供することができる。
また、本願明細書に開示される技術に関連する目的と、特徴と、局面と、利点とは、以下に示される詳細な説明と添付図面とによって、さらに明白となる。
時空間コンテンツの作成、管理および推奨のための、実施の形態に関する提供システムの構成を概略的に示す図である。 時空間コンテンツの管理のための機能として識別されたモジュールに関するフローチャートである。 時空間コンテンツの管理のための機能として識別されたモジュールに関するフローチャートである。 ユーザーフロントアプリケーションの構成の例を示す図である。 実世界の空間上の仮想層の構成の例を示す図である。 時空間コンテンツの推奨のための機能として識別されたモジュールに関するフローチャートである。 時空間コンテンツの推奨のための機能として識別されたモジュールに関するフローチャートである。 時空間コンテンツの推奨のための機能として識別されたモジュールに関するフローチャートである。 時空間コンテンツを作成するための機能として識別されたモジュールに関するフローチャートである。 時空間コンテンツを作成するための機能として識別されたモジュールに関するフローチャートである。 管理アプリケーションの構成の例を示す図である。 時空間コンテンツの分類のための機能として識別されたモジュールに関するフローチャートである。 時空間コンテンツの分類のための機能として識別されたモジュールに関するフローチャートである。 ユーザーまたはロボットの分類のための機能として識別されるモジュールに関するフローチャートである。 ユーザーまたはロボットの分類のための機能として識別されるモジュールに関するフローチャートである。 本実施の形態に関する提供システムの構成(機能部)の例を概念的に示す図である。
以下、添付される図面を参照しながら実施の形態について説明する。以下の実施の形態では、技術の説明のために詳細な特徴なども示されるが、それらは例示であり、実施の形態が実施可能となるためにそれらすべてが必ずしも必須の特徴ではない。
なお、図面は概略的に示されるものであり、説明の便宜のため、適宜、構成の省略、または、構成の簡略化などが図面においてなされるものである。また、異なる図面にそれぞれ示される構成などの大きさおよび位置の相互関係は、必ずしも正確に記載されるものではなく、適宜変更され得るものである。また、断面図ではない平面図などの図面においても、実施の形態の内容を理解することを容易にするために、ハッチングが付される場合がある。
また、以下に示される説明では、同様の構成要素には同じ符号を付して図示し、それらの名称と機能とについても同様のものとする。したがって、それらについての詳細な説明を、重複を避けるために省略する場合がある。
また、本願明細書に記載される説明において、ある構成要素を「備える」、「含む」または「有する」などと記載される場合、特に断らない限りは、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
また、本願明細書に記載される説明において、「第1の」または「第2の」などの序数が使われる場合があっても、これらの用語は、実施の形態の内容を理解することを容易にするために便宜上使われるものであり、実施の形態の内容はこれらの序数によって生じ得る順序などに限定されるものではない。
<提供システムの概念的な構成について>
図16は、本実施の形態に関する提供システムの構成(機能部)の例を概念的に示す図である。
図16に概念的に示される提供システムは、実世界に対応づけられた仮想空間で配置される仮想的なコンテンツである時空間コンテンツを対象物へ提供するための提供システムである。
図16に例示されるように提供システムは、仮想層3001と、分類部3002と、提供部3003とを備える。
仮想層3001は、実世界の建物または空間に対応づけられる仮想空間に、地理情報に基づいて時空間コンテンツを設定する。仮想層3001は、少なくとも、建物または空間の目的に基づいて、時空間コンテンツを仮想空間に設定する。
分類部3002は、時空間コンテンツを、少なくとも、対象物の目的に基づいて少なくとも1つのカテゴリに分類する。
提供部3003は、入力された対象物の目的に適合するカテゴリに属する時空間コンテンツを、対象物へ提供する。
以下の実施の形態において図面などを用いて示されるそれぞれの構成は、上記の図16に示された構成の例をさらに具体的に示すものである。
<第1の実施の形態>
以下、本実施の形態に関する提供システム、および、提供方法について説明する。
<提供システムの構成について>
図1は、時空間コンテンツの作成、管理および推奨のための、本実施の形態に関する提供システムの構成を概略的に示す図である。上記の時空間コンテンツは、たとえば、ユーザーまたはロボットに建物内のタスクを改善するための情報を提供するために使われる。
時空間コンテンツは、実世界にリンクされた仮想空間上に配置される仮想的なコンテンツである。これらのコンテンツは、ユーザーまたはロボットに提供される。ユーザーまたはロボットは、当該情報を活用して指定されたタスクを改善させることができる。
これらの時空間コンテンツは、これらのコンテンツが配置されている空間または場所に応じて特定の特性を確立することができる方法とともにジオリファレンスを行う方法によって、実世界に正確に固定される。
この情報は、ユーザーまたはロボットが特定の時空間オブジェクト(たとえば、実世界の建物または空間)に近づくと提供される。
ユーザーの場合、情報は拡張現実(AR)テクノロジーを使用して表示される視覚的表現として利用することができる。
コンテンツを効率的に管理するために、本実施の形態では、インテリジェントな推奨、静的および動的情報ソースの管理、建物タイプ、対象物であるユーザーのタイプ、ユーザーの目的および時空間条件などのインテリジェントコンテンツ分類のための方法を含む。
本実施の形態の提供システムは、拡張現実(AR)を通じて建物などの3D表現を提供する。時空間コンテンツが提供される対象物としてのユーザーには、AR技術を表示することができる携帯機器を介して建物内の機器の一部を配置している技術者などが含まれる。
本実施の形態の提供システムには、2つの主要なワークフローがある。第1のワークフローは、時空間コンテンツによって提供される情報を受信しているユーザーおよびロボットのうちの少なくとも一方によって行われる。
ユーザー101は、マルチメディアを表示可能なデバイス103の使用に関するアクション102を介して、システムと通信する。
デバイス103は、拡張現実技術を介してユーザー101に情報を提供可能な、AR/XR対応デバイスである。デバイス103は、ARユーザーフロントアプリケーションとして識別されるアプリケーション105へのダイレクトアクセス104が可能である。ここで、XRとは、仮想現実(virtual reality、VR)、拡張現実(augmented reality、すなわち、AR)、および、複合現実(mixed reality、すなわち、MR)に関する技術の総称である。
アプリケーション105は、ユーザー101の場所が対応するコンテンツの場所の近くにあるときに、時空間コンテンツ108にリンクされた情報をユーザー101に提示するモジュールを含む。
上記のシステムは、実世界に基づいて地理的に配置された時空間コンテンツ108を含む仮想層107を作成および管理する。さらに、仮想層107は、ユーザー101の現在の地理参照位置および移動ロボット111の位置のうちの少なくとも一方を管理する。仮想層107は、アプリケーション105との間で接続106を介して情報交換する。
時空間コンテンツ108をユーザー101に提供するために、上記のシステムは、時空間コンテンツ108の管理に関連するモジュール114を含む。モジュール114には、ユーザー101の現在の位置および特性の受信に関連する入力109が入力される。入力109は、ユーザー101が実世界をナビゲート(たとえば、移動、航行または操縦など)している際に、どの時空間コンテンツ108が提供されるべきかを識別するために使われる。入力109はモジュール114によって処理され、さらに、接続110を介して、対応する内容および情報を仮想層107に返す。
ここで、モジュール114は、後述のリポジトリと含む記憶媒体、外部のCD-ROM、外部のDVD-ROM、または、外部のフラッシュメモリなどに格納されたプログラムを実行するものであってもよい。すなわち、たとえば、中央演算処理装置(central processing unit、すなわち、CPU)、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、デジタルシグナルプロセッサ(digital signal processor、すなわち、DSP)であってもよい。または、専用のハードウェアであってもよい。すなわち、たとえば、単一回路、複合回路、プログラム化されたプロセッサ、並列プログラム化されたプロセッサ、集積回路(application specific integrated circuit、すなわち、ASIC)、field-programmable gate array(FPGA)またはこれらを組み合わせた回路であってもよい。以上のことは、後述される他のモジュールについても同様である。
移動ロボット111の場合、接続112および入力109を介して入力された移動ロボット111の位置および特性もモジュール114によって処理され、移動ロボット111が使用することができる標準化された情報として接続113を介して移動ロボット111へ出力される。
モジュール114は、接続121Aおよび接続121Bを介してリポジトリ133と情報交換する。リポジトリ133は、上記のシステムによって作成および管理される時空間コンテンツ108に関連する特性、分類および他の情報を格納する、時空間コンテンツベースとして識別される。
ここで、リポジトリ133は、たとえば、ハードディスクドライブ(Hard disk drive、すなわち、HDD)、ランダムアクセスメモリ(random access memory、すなわち、RAM)、リードオンリーメモリ(read only memory、すなわち、ROM)、フラッシュメモリ、erasable programmable read only memory(EPROM)およびelectrically erasable programmable read-only memory(EEPROM)などの、揮発性または不揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスクまたはDVDなどを含むメモリ(記録媒体)、または、今後使用されるあらゆる記録媒体であってもよい。以上のことは、後述される他のリポジトリについても同様である。
さらに、モジュール114は、情報源の管理に関連する情報を含むリポジトリ144へのアクセスを有する。当該アクセスは、接続120Aおよび接続120Bを介して行われる。
また、モジュール114は、システム応答118を管理アプリケーション117に送信し、かつ、時空間コンテンツ108の変更または削除の要求を示す要求119を管理アプリケーション117から受信することによって、管理アプリケーション117との情報交換を行う。
モジュール114は、時空間コンテンツ108の変更に関連する特定の機能が実行された後、接続222を介してモジュール146を呼び出すことができる。時空間コンテンツ108の分類のための機能として識別されたモジュール146は、時空間コンテンツ108のインテリジェントな分類のためのプロセスを実行する。
上記のシステムの第2のワークフローは、管理者として識別されるコンテンツ管理者115によって実行される。コンテンツ管理者115は、アクション116を介して管理アプリケーション117にアクセスする。
管理アプリケーション117は、時空間コンテンツ108を管理し、建物の3Dマップ上にコンテンツビジュアルを提示し、ユーザー101または移動ロボット111の位置、および、他の補足情報にアクセスする。
上記のように、管理アプリケーション117は、時空間コンテンツ108の変更または削除を目的とする要求119を介してモジュール114と通信する。さらに、コンテンツ管理者115は、管理アプリケーション117から要求127を介して、新しいコンテンツの追加を要求することができる。
第2のワークフローは、時空間コンテンツ108を推奨するための機能として識別されるモジュール128を呼び出すことによって続行される。上記のシステムは、モジュール128を使って、既存の空間または建物のカテゴリ、ユーザーカテゴリ、および、ユーザーの目的のうちの少なくとも1つに基づく時空間コンテンツ108の対象物(ユーザー101または移動ロボット111)へのインテリジェントな推奨が実行可能である。
上記のインテリジェントな推奨によって、類似の空間または建物への実装で効果的な結果が証明された時空間コンテンツ108を特定することができる。モジュール128は、接続132を介してリポジトリ133に接続され、リポジトリ133には時空間コンテンツ108の情報が保存される。
さらに、モジュール128は、ユーザーまたはロボットプロファイル情報を含むリポジトリ126との間で接続129を介して情報交換を行い、空間または建物情報を含むリポジトリ138との間で接続130を介して情報交換を行い、デバイス情報を含むリポジトリ137との間でとの間で接続131を介して情報交換を行う。これらのリポジトリとの情報交換によって、インテリジェントな推奨を支援する情報の収集と分析とが可能になる。
モジュール128によって生成された推奨事項は、コンテンツ管理者115に提供され、1つ以上の推奨コンテンツの選択を可能とする。
コンテンツ管理者115は、推奨される時空間コンテンツ108から選択する、または、建物タイプ、ユーザータイプ、ユーザー目的または時空間特性などの情報を提供することによって新しい時空間コンテンツ108を生成することができる。これらのいずれの場合においても、上記のシステムは、時空間コンテンツ108の作成へ進む。時空間コンテンツ108の作成は、時空間コンテンツ108を作成するための機能として識別されたモジュール135を、接続223を介して呼び出すことによって行われる。
モジュール135は、時空間コンテンツ108の作成を管理する。作成された時空間コンテンツ108の特性、情報リンクおよび時空間特性は、接続134を介してリポジトリ133に登録される。
時空間コンテンツ108の作成プロセスは、接続136を介して空間または建物情報として識別されるリポジトリ138から情報を読み込むことを含む。
時空間コンテンツ108は、2つの種類の情報(すなわち、動的情報源140および静的情報源142)に関連し得る。
動的情報源140は、あるタイムスパンに基づいて変化する情報を生成する空間または空間内のオブジェクトに関連する情報を示す。
静的情報源142は、あるタイムスパンにわたって変化しない情報を示す。言い換えれば、静的情報源142は、選択されてリポジトリに格納される任意のマルチメディア要素となり得るものであり、コンテンツ管理者115が変更しない限り変更されないものである。
動的情報は接続141を介してモジュール135に入力され、静的情報は接続143を介してモジュール135に入力される。
モジュール135は、時空間コンテンツ108にリンクされた情報を管理するためのリポジトリ144との接続145Aおよび接続145Bを有する。
時空間コンテンツ108の時空間特性が設定され登録されると、第2のワークフローは、時空間コンテンツ108の分類のための機能として識別されるモジュール146を介して続行される。モジュール146は、接続224を介してモジュール135と接続される。
モジュール146による時空間コンテンツ108の分類は、たとえば、類似の時空間コンテンツ108の有効性を分析する機械学習プロセスに基づいて行われる。類似の時空間コンテンツ108の有効性の分析には、建物の種類、対象物の種類(ユーザー101または移動ロボット111)、対象物の目的および時空間特性のうちの少なくとも1つが考慮される。
分類タスクを達成するために、上記のシステムは、接続139を介するリポジトリ138、接続148Aおよび接続148Bを介するリポジトリ126、および、接続147A、接続147Bおよび接続147Cを介するいくつかのリポジトリ133へのアクセスを必要とする。
モジュール146は、システム応答122を管理アプリケーション117に送信することによって、コンテンツ管理者115に対し応答する。
対象物(ユーザーまたはロボット)を分類して関連づけるための機能として識別されるモジュール124は、ユーザーまたはロボットプロファイルを管理する。モジュール124は、コンテンツ管理者115が接続123を介して新しいプロファイルを追加した後に呼び出される。
モジュール124は、接続125を介してリポジトリ126とリポジトリ138とにアクセスする。
ユーザー101の識別が行われると、モジュール124は、接続225を介してモジュール146を呼び出し、時空間コンテンツ108を分類する。当該分類では、時空間コンテンツ108は、新しいユーザーまたはロボットのカテゴリに分類される可能性がある。
また、モジュール146で新たに生成された情報は、システム応答122を介して管理アプリケーション117へプロセスの応答として送信される。
<第2の実施の形態>
図2および図3は、時空間コンテンツ108の管理のための機能として識別されたモジュールに関するフローチャートである。
このモジュールの動作は、時空間コンテンツ108をユーザー101または移動ロボット111に提供すること、時空間コンテンツ108の変更または削除すること、および、周期的な時空間コンテンツ108の分析を行うこと、の3つの主要なワークフローを含む。時空間コンテンツ108の提供を受けるために、ユーザー101は、デバイス103の使用に関するアクション102を介して、システムと通信する。
デバイス103は、AR技術を用いてAR/XR情報を表示可能なデバイスである。デバイス103は、アプリケーション105へのダイレクトアクセス104を実行することが要求される。
ARユーザーフロントアプリケーションとして識別されるアプリケーション105は、ユーザー101の位置情報の識別、ユーザー101のタイプの識別を可能にするモジュールを含むアプリケーションである。
また、アプリケーション105は、ユーザー101が実世界でコンテンツに近づくと、時空間コンテンツ108が担う情報を表示する。アプリケーション105は、仮想層107との間で接続106を介して情報交換する。
仮想層107は、標準化された地理的メトリックシステムを使って、実世界の空間または建物と地理的に関連付けられる。仮想層107上に、地理情報に基づきつつ対応する建物または空間の目的に基づいて設定された、1つまたは複数の時空間コンテンツ108を見つけることができる。
アプリケーション105は、仮想層107と情報交換する。そして、仮想層107はモジュール114を呼び出し、入力109を介して現在のユーザー101の位置および特性を送信する。
また、移動ロボット111が空間をナビゲートしているときにも同じプロセスが発生する。移動ロボット111は、その位置(移動ロボット111の現在位置)と特性とを接続112を介して仮想層107に送信する。そして、当該情報は入力109を介してモジュール114に送信される。
モジュール114で情報が受信されると、第1のワークフローとしてメソッド201が呼び出される。メソッド201は、ユーザーまたはロボットの特性と現在の場所とに基づいて時空間コンテンツ108を取得するものである。情報は、時空間コンテンツ108の情報を含むリポジトリ133から接続121Aを介して読み込まれる。
メソッド202は、時空間コンテンツ108が観察された回数、時空間コンテンツ108が使用された時間、および、ユーザー101または移動ロボット111によって有効であると評価されたか否かなどのパラメータに基づいて、時空間コンテンツ108の有用性を示すユーザビリティ率の計算を管理する。
ユーザビリティ率の計算後、上記のシステムは、接続121Bを介してリポジトリ133にアクセスすることによって、変更を準備するためのメソッド206を続行する。同時に、メソッド203において、受信機のタイプを検証する。
上記のシステムには、2種類の受信機がある。1つ目は、デバイス103を使用してコンテンツを観察しているユーザー101に対応する。2つ目は、その機能に役立つ標準化されたフォーマットのコンテンツを必要とする移動ロボット111に対応する。
ユーザー101の場合、上記のシステムはメソッド203の後メソッド205で、配信されるコンテンツおよび情報を準備し、かつ、それらを接続110を介して仮想層107に送信する。
移動ロボット111の場合、上記のシステムはメソッド203の後メソッド204で、情報が接続113を介して直接移動ロボット111に送信されるように、情報の標準化を実行する。
上記のサイクルは、ユーザーまたはロボットが建物またはスペースをナビゲートするたびに繰り返される。
第2のワークフローでは、時空間コンテンツ108の変更または削除の要求を、要求119を介して参照する。コンテンツ管理者115は、アクション116を介して、管理アプリケーション117へアクセスする。
管理アプリケーション117は、使用されている建物または空間の3次元モデルを提供することによって、時空間コンテンツ108の相互作用と管理とを可能にするアプリケーションである。
管理アプリケーション117では、変更または除去の要求が行われる。そして、選択された時空間コンテンツ108を変更または除去するために、メソッド206において、接続121Bを介してリポジトリ133にアクセスする。ここで、時空間コンテンツ108の変更または除去は、メソッド202で計算されたユーザビリティ率に基づく時空間コンテンツ108の評価値があらかじめ定められたしきい値を下回る場合、または、後述するメソッド214で解析される実世界の環境変化に基づく時空間コンテンツ108の評価値があらかじめ定められたしきい値を下回る場合に実行される。
そして、仮想層107および時空間コンテンツベースの再生のためのパラメータを作成するメソッド207が続行される。
上記の再生には、時空間コンテンツ108の再分類の可能性が含まれる。その場合、時空間コンテンツ108の分類のためのモジュール146を呼び出すことによって、プロセスが続行される。
同時に、メソッド207は、コンテンツ管理者115に送信される通知を作成するメソッド208を続行する。
メソッド208の後、メソッド209は、変更に関連する情報を取得し、システム応答118を介して当該情報を管理アプリケーション117に返す。当該情報は、仮想層107のレイアウトにおける変更の視覚化を提供するために送信される。
第3のワークフローには、タイムスパンに基づく発信210を起点とするメソッドのグループが含まれる。
上記のメソッドのグループは、メソッド211で周期的な時空間コンテンツ108の解析を始める。この部分では、時空間コンテンツ108にリンクされている情報の種類を知る必要がある。
上記のシステムは、2種類の情報源を使用する。1つ目は静的情報である。静的情報は、コンテンツ管理者115によって選択される情報であり、時空間コンテンツ108にリンクされる画像、テキスト、3Dモデル、音などのマルチメディアオブジェクトとして表され得る。それらの情報は、タイムスパンにわたって変化しない。メソッド212では、情報のタイプが検証される。
情報のタイプが静的情報である場合、メソッド212の分岐からメソッド213に進み、リポジトリ144に含まれる情報が接続120Bを介してアクセス可能であることを検証する。
さらに、メソッド214では、実世界の環境変化を解析する。再構築、特定の空間の使用度合いの変更、または、空間または建物などに含まれるデバイスの変更などの変更は、時空間コンテンツ108のユーザビリティに影響を与える可能性がある。そのため、メソッド214が必要となる。
一方、時空間コンテンツ108は、動的情報にリンクすることができる。
動的情報は、あるタイムスパンで変化する情報である。この情報は、空間または建物自体、または、ユーザーまたはロボットが意思決定プロセスに使用することができる情報を提供する建物内に含まれるデバイスに関連する。
時空間コンテンツ108が動的情報源140にリンクされている場合、すなわち、情報のタイプが動的情報である場合、システムは、メソッド212での分岐の後、情報の更新率および提供された情報の有効性を分析するメソッド215を継続する。
これらのプロセスは、接続120Aを介してリポジトリ144にアクセスすることによって行われる。
次に、システムは、メソッド214において実世界の変化を検証し、さらに、メソッド216において、時空間コンテンツ108の時空間特性の妥当性をチェックする。
これらのプロセスが静的情報および動的情報の両方の場合で完了すると、メソッド217で、時空間コンテンツ108が変更を提示するかどうかを検証する。
そして、メソッド217で変更が提示された場合(すなわち、有効でない時空間コンテンツ108である場合)、プロセスは、仮想層107および時空間コンテンツベースの再生のためのパラメータを作成するメソッド207、システム応答を提供するためのメソッド208およびメソッド209を続行し、さらに、時空間コンテンツ108の分類のための機能を含むモジュール146を呼び出す。一方で、メソッド217で変更が提示されない場合(すなわち、有効な時空間コンテンツ108である場合)は、周期的な時空間コンテンツ108の解析を続ける。
<第3の実施の形態>
図4は、ユーザーフロントアプリケーション(アプリケーション105)の構成の例を示す図である。ARユーザーフロントアプリケーションは、AR対応のデバイス103にインストールされている。
ARユーザーフロントアプリケーションは、デバイス103内に見出され得る処理ユニット308、ユーザーポジショニングおよび回転センサー情報305、および、カメラ情報306へのアクセスを必要とする。また、ARユーザーフロントアプリケーションは、インターネットアクセス307を有する。
当該アプリケーションのタスクには、ユーザー101が時空間コンテンツ108を含む領域に接近した場合に時空間コンテンツ108の正しい視覚化を可能にするための、ARコンテンツの視覚化の機能302、コンテンツ処理の機能303、ユーザー位置および回転サービスの機能304を見つけることができる。
さらに、当該アプリケーションには、ユーザーとアプリケーションとの間の対話を可能にするユーザーインターフェイス301がある。このユーザーインターフェイスでは、ユーザーはユーザータイプと、視覚化設定とを指定し、システム環境設定を変更することができる。
<第4の実施の形態>
図5は、実世界401の空間上の仮想層107の構成の例を示す図である。仮想層107は、ジオリファレンスの方法を使用して実世界401に重ね合わせられている。
仮想層107は、リアルタイム情報プロバイダとしてユーザーおよびロボットが使用することができる1つまたは複数の時空間コンテンツ108を位置づけるために作成される。
時空間コンテンツ108は、マルチメディアコンテンツとしてユーザー101に提供される情報の断片にリンクされている。これらの時空間コンテンツ108は、ユーザーが、時空間コンテンツ108が配置された場所に近づくと、AR(拡張現実)技術226を表示することができるデバイス103を通して見ることができる。
同時に、時空間コンテンツ108にリンクされた情報は、意思決定プロセスの改善を必要とし得る移動ロボット111にも利用可能である。この場合、情報は移動ロボット111の機能で簡単に使用することができる標準化された形式に変換される。
<第5の実施の形態>
図6、図7および図8は、時空間コンテンツ108の推奨のための機能として識別されたモジュールに関するフローチャートである。
モジュール128は、管理アプリケーション117から要求127を介して、新しいコンテンツの追加を要求するために呼び出される。
まずメソッド501において、空間およびその空間内の時空間コンテンツ108が配置されることが期待されるデバイスに関連する情報を検索する。
探索される情報は、デバイス情報を含むリポジトリ137から接続131を介して、また、空間または建物情報を含むリポジトリ138から接続130を介して取得される。
この情報に基づいて、モジュール128は、建物または空間のカテゴリに関連する情報が存在するかまたは提供されたかを確認する、メソッド502を続行する。この情報は、同様の建物または空間カテゴリを有する時空間コンテンツ108を要求するために役立つ。
建物または空間のカテゴリに関連する情報が存在するまたは提供された場合、メソッド503では、ユーザビリティ率があらかじめ定められたしきい値よりも高い同一または類似の建物または空間の時空間コンテンツ108を要求することによって、建物のカテゴリを考慮してこの要求を行う。要求は、接続132Aを介して時空間コンテンツ108の情報を含むリポジトリ133にアクセスすることによって行われる。
情報を分析した後、メソッド504では、推奨リストを作成または当該リストに時空間コンテンツ108を追加する。
メソッド502で建物または空間のカテゴリに関連する情報が存在しないかまたは提供されない場合、または、メソッド504が完了した場合、モジュール128は、メソッド505を続行する。そして、メソッド505で、接続129を介してユーザーまたはロボットプロファイル情報に関連する情報を検索する。プロファイル情報は、リポジトリ126から取得される。
次に、メソッド506で、ユーザーまたはロボットカテゴリが存在するか、または、提供されたかどうかを検証する。そして、情報が提供される場合、メソッド503およびメソッド504と同様に、メソッド507およびメソッド508が続行される。
メソッド507では、接続132Bを介してリポジトリ133にアクセスすることによって、ユーザビリティ率があらかじめ定められたしきい値よりも高い、同一または類似のユーザーまたはロボットカテゴリに指定された時空間コンテンツ108を要求する。そして、メソッド508では、推奨リストを作成または当該リストに時空間コンテンツ108を追加する。
メソッド506でユーザーまたはロボットカテゴリが提供されなかった場合、または、メソッド508が完了した後、モジュール128は、メソッド509で、提供されたユーザーまたはロボットの目的情報があるかどうかを検証する。
ユーザーまたはロボットの目的情報は、ユーザーが指定する主なタスクを指す。指定されたタスクとは、使用されている建物または空間で実行する必要があるプロセスである。当該情報が提供される場合、メソッド510およびメソッド511が続行される。
前述の方法と同じ方法で、メソッド510では、接続132Cを介してリポジトリ133にアクセスすることによって、ユーザビリティ率があらかじめ定められたしきい値よりも高い、同一または類似のユーザーまたはロボットの目的を共有する時空間コンテンツ108を要求する。そして、メソッド511では、推奨リストを作成または当該リストに時空間コンテンツ108を追加する。
メソッド509で目的情報が提供されなかった場合、または、メソッド511が完了した後、メソッド512で、時空間特性が指定または発見されたかどうかを検証する。
時空間特性は主に2つの条件を示す。1つ目は、時空間コンテンツ108が利用可能になる期間である。2つ目は、時空間コンテンツ108が設定されている空間または空間ポリゴンである。
この情報を有することによって、メソッド513で、リポジトリ133との接続132Dを介して、ユーザビリティ率があらかじめ定められたしきい値よりも高く、同一または類似の時空間特性を共有する時空間コンテンツ108を要求することができる。
メソッド514では、推奨リストを作成または当該リストに時空間コンテンツ108を追加し、メソッド515に進む。メソッド515は、メソッド512で時空間特性が見つからなかった場合、または、メソッド514の完了後に続行する。
メソッド515では、接続132Eを介して情報が取得された場合に、類似のデバイス情報または類似の動的情報源を共有する時空間コンテンツ108を分析する。そして、メソッド516では、当該分析の結果が得られたか否かが判断される。そして、分析の結果が得られた場合、メソッド517では、類似の特性を共有するすべての時空間コンテンツ108を取得し、かつ、接続132Fを介してそれらを推奨リストに追加する。
提供されたすべての推奨事項の分析後、メソッド518では、コンテンツ管理者115に提示されるランク付けされた推奨リストを生成する。この推奨リストは、仮想層107に追加される推奨コンテンツの選択を可能とする。
メソッド519では、コンテンツ管理者115が推奨コンテンツを受け入れたかどうかを確認する。
推奨コンテンツが受け入れられなかった場合、または、メソッド516で分析の結果が得られなかった場合、メソッド521で、新しい時空間コンテンツ108の生成のためにコンテンツ管理者115から提供されたすべての情報を収集する。そして、時空間コンテンツ108を作成するための機能と識別されるモジュール135を呼び出す。
反対に、推奨コンテンツが受け入れられた場合、メソッド520で、新しい時空間コンテンツ108を作成するために、推奨された時空間コンテンツ108または時空間コンテンツ108の構造を複製する。そして、時空間コンテンツ108を作成し、さらに、ユーザーまたはロボットへ提供するために、モジュール135を呼び出す。
<第6の実施の形態>
図9および図10は、時空間コンテンツ108を作成するための機能として識別されたモジュールに関するフローチャートである。
モジュール135は、モジュール128に含まれるメソッドとプロセスとが実行された後に呼び出される。モジュール135の目的は、時空間コンテンツ108に一般的な特性、時空間特性を割り当て、時空間コンテンツ108を指定された情報ソース(対応する建物または空間の静的情報または動的情報)にリンクさせて時空間コンテンツ108を作成することである。
モジュール135は、メソッド601で、時空間コンテンツ108が推奨に基づいているか、新しいコンテンツであるかを確認する。時空間コンテンツ108が新しいコンテンツである場合(すなわち、推奨に基づくものではない場合)、メソッド604において、新しい時空間コンテンツ108の分類を可能とするためにコンテンツ管理者115によって選択されたパラメータを取得する。
反対に、時空間コンテンツ108が推奨に基づく場合、メソッド602に進む。メソッド602では、推奨された時空間コンテンツ108の情報が、選択された場所および時空間コンテンツ108の特性とともに取得される。
次に、メソッド603では、推奨に基づいて新しいコンテンツ特性を生成する。
次に、メソッド605では、接続136を介してリポジトリ138にアクセスすることによって、時空間コンテンツ108の指定された場所(すなわち、仮想空間における設定に際し目的が考慮された建物または空間)に関連する建物または空間のプロパティを割り当てる。
次にメソッド606では、情報源のタイプが静的情報であるか動的情報であるかを検証する。情報が静的情報源によって提供される場合、メソッド607に進む。
メソッド607は、静的情報源142との接続143を有する。静的情報は、時空間コンテンツ108にリンクされる画像、テキスト、3Dモデル、音などのマルチメディアオブジェクトとして表すことができる情報であり、コンテンツ管理者115によって選択される情報である。そして、静的情報は、一定期間にわたって変更されない。特性、場所、および他のプロパティに関連する静的情報は、メソッド607で、リポジトリ144との間の接続145Aを介してリポジトリ144に格納される。
情報源が動的情報である場合、メソッド608に進み、接続141を介して空間またはデバイスの動的情報源140にアクセスすることによって、情報を要求する。
動的情報は、期間中に変化する情報である。動的情報は、空間または建物自体、または、ユーザーまたはロボットが意思決定プロセスに使用することができる情報を提供する建物内に含まれるデバイスに関連する。
メソッド609では、リンクされた動的情報の特性をコンテンツ情報に登録し、接続145Bを介してリポジトリ144に格納する。
情報源が指定されると、メソッド610に進む。メソッド610では、コンテンツ管理者115によって提供された時空間特性を収集する。そして、メソッド611では、接続134を介して時空間コンテンツ108の情報をリポジトリ133に追加する。
これらによって、モジュール135は、時空間コンテンツ108を分類するための機能と識別されるモジュール146を呼び出す。
<第7の実施の形態>
図11は、管理アプリケーション117の構成の例を示す図である。管理アプリケーション117は、現在のシステムのアクションがそのリソースを利用して実行されるサーバー705に含まれている。また、管理アプリケーション117は、管理アプリケーション117へのアクセスがクラウドサービスを介して行われるために、インターネット接続706を必要とする。
管理アプリケーション117は、ユーザーとの相互作用を管理するユーザーインターフェイス701を有する。管理アプリケーション117内のモジュール内で、時空間コンテンツビューア704が時空間コンテンツ108の管理のために統合されている、3Dモデルまたは地図構築ビューア702を見つけることができる。
また、本実施の形態では、管理アプリケーション117内のモジュール内に、時空間コンテンツセレクタ703を含む。時空間コンテンツセレクタ703は、有用な時空間コンテンツ108、ユーザーカテゴリの選択、新規コンテンツの作成、および、時空間コンテンツ108の管理に関連する推奨を提供する。
さらに、管理アプリケーション117は、建物の3Dモデル上で時空間コンテンツ108を視覚化する方法、時空間オブジェクトによって提供される情報に関連する視覚およびテキスト情報、および、時空間オブジェクトの現在のステータスに関連する視覚およびテキスト情報を提供する。
<第8の実施の形態>
図12および図13は、時空間コンテンツ108の分類のための機能として識別されたモジュールに関するフローチャートである。
モジュール146は、モジュール114およびモジュール135の後に呼び出される。モジュール146は、それぞれの時空間コンテンツ108を対象物の目的に基づいてカテゴリに割り当てる。
モジュール146のメソッド801で、時空間コンテンツ108の情報を取得する。そして、メソッド802で、時空間コンテンツ108がカテゴリに指定されているかどうかを確認する。時空間コンテンツ108が変更されて再分類が必要になった後である場合、または、時空間コンテンツ108が空間に割り当てられる際に、以前に分類されている(または、されていない)場合にモジュール146が呼び出されることがあるため、この検証は重要である。
また、モジュール146は、時空間コンテンツ108を他のカテゴリに追加する。このカテゴリにリンクされている情報は、さまざまなターゲットユーザー、ターゲット空間などに役立つ可能性がある。
メソッド803では、時空間コンテンツ108が特定のカテゴリに追加されている場合、接続147Aを介して時空間コンテンツベースと呼ばれるリポジトリ133に時空間コンテンツ108を登録する。
一方で、時空間コンテンツ108が特定のカテゴリに指定されていない場合、またはメソッド803の完了後、メソッド804において、空間または建物情報と呼ばれるリポジトリ138から、接続139を介して類似の建物または空間の情報を検索する。このプロセスは、時空間コンテンツ108と登録された時空間コンテンツ108の間に類似の建物カテゴリが見つかったかどうかを検証するメソッド805まで続行される。
メソッド805で類似の建物カテゴリが見つかった場合、メソッド806へ進む。メソッド806では、リポジトリ133から接続147Bを介して、類似する建物カテゴリを共有し、かつ、ユーザビリティ率があらかじめ定められたしきい値よりも高い時空間コンテンツ108のみを取得する。
メソッド805で類似の建物カテゴリが見つからない場合、またはメソッド806の完了後、メソッド807で、リポジトリ126との接続148Aおよび接続148Bを介して、類似のユーザーカテゴリを有する類似の時空間コンテンツ108を検索する。
メソッド809では、類似するユーザーカテゴリを有するか否かが検証される。また、メソッド811では、類似するユーザーの目的を有するか否かが検証される。
メソッド808では、リポジトリ133から接続147Bを介して、あらかじめ定められたしきい値よりも高いユーザビリティ率で類似のユーザーカテゴリを共有する時空間コンテンツ108を検索する。メソッド810では、リポジトリ133から接続147Bを介して、あらかじめ定められたしきい値よりも高いユーザビリティ率で類似のユーザーの目的を共有する時空間コンテンツ108を検索する。
次に、メソッド812では、時空間コンテンツ108を少なくとも1つのカテゴリに設定できるかどうかを確認する。指定されたユーザーに効果的に提供するには、それぞれの時空間コンテンツ108がカテゴリに属している必要があるため、これは必要なプロセスである。
時空間コンテンツ108がカテゴリに指定されていない場合、メソッド816では、コンテンツ管理者115への応答を生成し、システム応答122を介して管理アプリケーション117に送信する。
一方で、時空間コンテンツ108を少なくとも1つのカテゴリに追加することができる場合、メソッド813では、取得されたカテゴリを評価し、があらかじめ定められたしきい値よりも高いユーザビリティ率であるカテゴリに時空間コンテンツ108を割り当てる。
メソッド814では、見つかったカテゴリを学習し、それを必要とする可能性のある他の時空間コンテンツ108にカテゴリを再割り当てする。そして、メソッド815で、仮想層107および時空間コンテンツカテゴリを再生成して、動作を終了する。
<第9の実施の形態>
図14および図15は、ユーザーまたはロボットの分類のための機能として識別されるモジュールに関するフローチャートである。
本実施の形態では、建物の利用者およびロボットに関連するカテゴリに関連する情報を利用する。
コンテンツ管理者115は、管理アプリケーション117へのアクセスに関連するアクション116を実行する。コンテンツ管理者115は、管理アプリケーション117にアクセスして、ユーザーまたはロボットプロファイルを接続123を介して追加する。
まず、メソッド901で、空間または建物情報として識別されたリポジトリ138との接続139を介して、現在の空間または建物情報を検索する。
次に、メソッド902で、接続150Aを介して、ユーザーまたはロボットプロファイル情報を有するリポジトリ126にアクセスすることによって、現在選択されている建物からユーザーまたはロボットプロファイル情報を検索する。
次にメソッド903では、入力されたユーザーまたはロボットプロファイルが存在することを確認する。そして、他の建物での同様のプロファイルとの重複を回避する。
プロファイルが存在する場合、メソッド904で、選択されたプロファイルにおける変更の登録をすることができる。
一方で、プロファイルが存在しないように見える場合、メソッド905で、類似の建物上の既存のプロファイルを検索して、ユーザーまたはロボットの重複を回避するために使用することができる類似性を見つける。
メソッド906では、現在のプロファイルと既存の検出されたプロファイルとを比較して検索する。そして、メソッド907では、比較可能なプロファイルがあるか否かを検証する。そして、比較可能なプロファイルがある場合、メソッド908で、ユーザーまたはロボットプロファイルは複製され、既存の空間または建物のカテゴリと結合される。
一方で、比較可能なプロファイルがない場合は、メソッド909で、新しいプロファイルが登録される。そして、メソッド910で、空間または建物とユーザーまたはロボットの目的との間の関係を新しいプロファイル情報に使って再現する。
最後に、メソッド911では、接続150Bを介してプロファイルをリポジトリ126に格納する。このプロセスは、現在存在するプロファイルおよび関連する時空間コンテンツ108を変更する可能性がある。そのため、モジュール146を呼び出して、時空間コンテンツ108のグループに関連するカテゴリを再確認する。
<以上に記載された実施の形態によって生じる効果について>
次に、以上に記載された実施の形態によって生じる効果の例を示す。なお、以下の説明においては、以上に記載された実施の形態に例が示された具体的な構成に基づいて当該効果が記載されるが、同様の効果が生じる範囲で、本願明細書に例が示される他の具体的な構成と置き換えられてもよい。すなわち、以下では便宜上、対応づけられる具体的な構成のうちのいずれか1つのみが代表して記載される場合があるが、代表して記載された具体的な構成が対応づけられる他の具体的な構成に置き換えられてもよい。
また、当該置き換えは、複数の実施の形態に跨ってなされてもよい。すなわち、異なる実施の形態において例が示されたそれぞれの構成が組み合わされて、同様の効果が生じる場合であってもよい。
以上に記載された実施の形態によれば、提供システムは、仮想層107と、分類部と、提供部とを備える。ここで、分類部は、たとえば、時空間コンテンツ108の分類のための機能として識別されたモジュール146などに対応するものである。また、提供部は、たとえば、モジュール128などに対応するものである。仮想層107は、実世界401の建物または空間に対応づけられる仮想空間に、地理情報に基づいて時空間コンテンツ108を設定する。また、仮想層107は、少なくとも、建物または空間の目的に基づいて、時空間コンテンツ108を仮想空間に設定する。モジュール146は、時空間コンテンツ108を、少なくとも、対象物の目的に基づいて少なくとも1つのカテゴリに分類する。ここで、対象物は、たとえば、ユーザー101または移動ロボット111などに対応するものである。モジュール128は、入力された対象物の目的に適合するカテゴリに属する時空間コンテンツ108を、対象物へ提供する。
このような構成によれば、ユーザー101および移動ロボット111を含む対象物へ時空間コンテンツ108を提供することによって、ナビゲーション動作、指定されたタスクの完了、意思決定などを改善することができる。また、時空間コンテンツ108の提供に際し、あらかじめ対象物の目的に応じてカテゴリに分類された時空間コンテンツ108を使うことによって、対象物の目的に適合する時空間コンテンツ108を効果的に提供することができる。また、当該システムは、管理アプリケーション117にアクセスした後、時空間コンテンツ108のコンテンツ管理者115にインテリジェントな推奨事項を提供することができる。推奨事項は、他の類似の建物または空間の情報を使用する機械学習手法、時空間コンテンツ108のユーザビリティ率に基づく成功率、建物の種類、対象物の種類、対象物の目的、時空間コンテンツ108の時空間特性、既存のカテゴリなどを使用して提供される。
なお、上記の構成に本願明細書に例が示された他の構成を適宜追加した場合、すなわち、上記の構成としては言及されなかった本願明細書中の他の構成が適宜追加された場合であっても、同様の効果を生じさせることができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、モジュール146は、対象物の種類と、建物の種類と、建物または空間と時空間コンテンツ108との関連性を示す時空間特性とのうちの少なくとも1つに基づいて、時空間コンテンツ108を分類する。このような構成によれば、対象物の種類(ユーザー101または移動ロボット111)、建物の種類、時空間特性などを考慮して、時空間コンテンツ108を高い精度で分類することができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、モジュール146は、機械学習によって時空間コンテンツ108を分類する。このような構成によれば、時空間コンテンツ108のインテリジェントな分類が可能となる。また、新たな時空間コンテンツ108が追加された場合、既存の時空間コンテンツ108に対して上記のインテリジェントな分類を行い、追加された時空間コンテンツ108に対する分類を可能とする。
また、以上に記載された実施の形態によれば、モジュール128は、対象物の目的に適合するカテゴリに属する時空間コンテンツ108のうち、同一または類似の建物または空間に対応づけられ、かつ、時空間コンテンツ108の有用性を示すユーザビリティ率があらかじめ定められたしきい値よりも高い時空間コンテンツ108を、対象物へ提供する。このような構成によれば、有用性が高く、かつ、実世界における同一または類似の建物または空間と対応する時空間コンテンツ108だけを、対象物へ効果的に提供することができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、対象物は、ユーザー101を含む。そして、モジュール128は、ユーザー101が時空間コンテンツ108に対応づけられる実世界401の建物または空間に近づいた場合に、時空間コンテンツ108をユーザー101へ提供する。このような構成によれば、AR対応デバイスを使用しているユーザー101が時空間コンテンツ108に対応づけられた実世界における建物または空間に近づくと、AR対応デバイス上のアプリケーションなどを介して、ユーザー101が時空間コンテンツ108を視覚的に利用することができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、対象物は、移動ロボット111を含む。そして、モジュール128は、移動ロボット111が時空間コンテンツ108に対応づけられる実世界401の建物または空間に近づいた場合に、移動ロボット111において利用可能なフォーマットのデータに変更された時空間コンテンツ108を移動ロボット111へ提供する。このような構成によれば、移動ロボット111が時空間コンテンツ108に対応づけられた実世界における建物または空間に近づくと、時空間コンテンツ108が移動ロボット111において利用可能な標準化された形式(フォーマット)で移動ロボット111へ提供されるため、移動ロボット111において時空間コンテンツ108に対応する情報を直接認識することができる。よって、移動ロボット111が地理参照された場所を正確に追跡して移動することができる。また、標準化されたフォーマットへ変換された状態で時空間コンテンツ108が提供されることによって、それを利用する可能性がある他のタイプのロボットにも容易に適用することができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、提供システムは、時空間コンテンツ108を管理するための管理部を備える。ここで、管理部は、たとえば、時空間コンテンツ108の管理に関連するモジュール114などに対応するものである。モジュール114は、時空間コンテンツ108に対応する実世界401の変化と、時空間コンテンツ108の有用性を示すユーザビリティ率とのうちの少なくとも1つに基づいて時空間コンテンツ108を評価し、かつ、評価の結果を示す評価値があらかじめ定められたしきい値を下回る場合、対応する時空間コンテンツ108を除去する。このような構成によれば、上記のしきい値を下回る時空間コンテンツ108は適宜除去されるため、有用性が低い時空間コンテンツ108、または、実世界との対応関係が正確でない時空間コンテンツ108は提供される対象から除外される。よって、有用性が高く、かつ、実世界との正確な対応関係が維持される時空間コンテンツ108だけを、対象物へ効果的に提供することができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、提供システムは、対応する建物または空間の静的情報または動的情報に基づいて、時空間コンテンツ108を作成するためのコンテンツ作成部を備える。ここで、コンテンツ作成部は、たとえば、時空間コンテンツ108を作成するための機能と識別されるモジュール135などに対応するものである。このような構成によれば、時空間コンテンツ108が、仮想空間における設定に際し目的が考慮された建物または空間の情報に基づいて作成されるため、移動ロボット111またはユーザー101に役立つ可能性が高い時空間コンテンツ108を効果的に提供することができる。たとえば、同じ領域内に位置する建物、当該建物内の空間、当該建物内に位置するデバイスなどに関連する情報が効果的に表示されるため、移動ロボット111またはユーザー101は、必要とする情報を効率的に選択することができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、提供システムは、追加された対象物のプロファイル情報と既存の対象物のプロファイル情報とを比較して、比較の結果に応じて、建物または空間と、対象物の目的とを関連づけるための関連部を備える。ここで、関連部は、たとえば、対象物(ユーザーまたはロボット)を分類して関連づけるためのモジュール124などに対応するものである。このような構成によれば、指定された建物にさまざまな種類の対象物を迅速に関連づけることができる。具体的には、他の建物または対象物のプロファイルの分析を実行した後、それらの重複が生じない建物で、当該プロファイルを容易に生成することができる。
以上に記載された実施の形態によれば、提供方法において、実世界401の建物または空間に対応づけられる仮想空間に、地理情報に基づいて時空間コンテンツ108を設定する。そして、時空間コンテンツ108は、少なくとも、建物または空間の目的に基づいて設定される。そして、時空間コンテンツ108を、少なくとも、対象物の目的に基づいて少なくとも1つのカテゴリに分類する。そして、入力された対象物の目的に適合するカテゴリに属する時空間コンテンツ108を、対象物へ提供する。
このような構成によれば、ユーザー101および移動ロボット111を含む対象物へ時空間コンテンツ108を提供することによって、ナビゲーション動作、指定されたタスクの完了、意思決定などを改善することができる。また、時空間コンテンツ108の提供に際し、あらかじめ対象物の目的に応じてカテゴリに分類された時空間コンテンツ108を使うことによって、対象物の目的に適合する時空間コンテンツ108を効果的に提供することができる。また、当該システムは、管理アプリケーション117にアクセスした後、時空間コンテンツ108のコンテンツ管理者115にインテリジェントな推奨事項を提供することができる。推奨事項は、他の類似の建物または空間の情報を使用する機械学習手法、時空間コンテンツ108のユーザビリティ率に基づく成功率、建物の種類、対象物の種類、対象物の目的、時空間コンテンツ108の時空間特性、既存のカテゴリなどを使用して提供される。
なお、特段の制限がない場合には、それぞれの処理が行われる順序は変更することができる。
また、上記の構成に本願明細書に例が示された他の構成を適宜追加した場合、すなわち、上記の構成としては言及されなかった本願明細書中の他の構成が適宜追加された場合であっても、同様の効果を生じさせることができる。
<以上に記載された実施の形態の変形例について>
以上に記載された実施の形態では、それぞれの構成要素の寸法、形状、相対的配置関係または実施の条件などについても記載する場合があるが、これらはすべての局面においてひとつの例であって、限定的なものではないものとする。
したがって、例が示されていない無数の変形例と均等物とが、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。たとえば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの実施の形態における少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態における構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
また、矛盾が生じない限り、以上に記載された実施の形態において「1つ」の構成要素が備えられる、と記載された場合に、当該構成要素が「1つ以上」備えられていてもよいものとする。
さらに、以上に記載された実施の形態におけるそれぞれの構成要素は概念的な単位であって、本願明細書に開示される技術の範囲内には、1つの構成要素が複数の構造物から成る場合と、1つの構成要素がある構造物の一部に対応する場合と、さらには、複数の構成要素が1つの構造物に備えられる場合とを含むものとする。
また、以上に記載された実施の形態におけるそれぞれの構成要素には、同一の機能を発揮する限り、他の構造または形状を有する構造物が含まれるものとする。
また、本願明細書における説明は、本技術に関連するすべての目的のために参照され、いずれも、従来技術であると認めるものではない。
また、以上に記載された実施の形態で記載されたそれぞれの構成要素は、ソフトウェアまたはファームウェアとしても、それと対応するハードウェアとしても想定され、その双方の概念において、それぞれの構成要素は「部」または「処理回路」(circuitry)などと称される。また、本願明細書に開示される技術は、それぞれの構成要素が複数の装置に分散して備えられる場合、すなわち、複数の装置の組み合わせとしてのシステムのような態様であってもよいものとする。
101 ユーザー、102,116 アクション、103 デバイス、104 ダイレクトアクセス、105 アプリケーション、106,110,112,113,120A,120B,121A,121B,123,125,129,130,131,132,132A,132B,132C,132D,132E,132F,134,136,139,141,143,145A,145B,147A,147B,147C,148A,148B,150A,150B,222,223,224,225 接続、107,3001 仮想層、108 時空間コンテンツ、109 入力、111 移動ロボット、114,124,128,135,146 モジュール、115 コンテンツ管理者、117 管理アプリケーション、118,122 システム応答、119,127 要求、126,133,137,138,144 リポジトリ、140 動的情報源、142 静的情報源、201,202,203,204,205,206,207,208,209,211,212,213,214,215,216,217,501,502,503,504,505,506,507,508,509,510,511,512,513,514,515,516,517,518,519,520,521,601,602,603,604,605,606,607,608,609,610,611,801,802,803,804,805,806,807,808,809,810,811,812,813,814,815,816,901,902,903,904,905,906,907,908,909,910,911 メソッド、210 発信、226 AR技術、301,701 ユーザーインターフェイス、302,303,304 機能、305 ユーザーポジショニングおよび回転センサー情報、306 カメラ情報、307 インターネットアクセス、308 処理ユニット、401 実世界、702 地図構築ビューア、703 時空間コンテンツセレクタ、704 時空間コンテンツビューア、705 サーバー、706 インターネット接続、3002 分類部、3003 提供部。

Claims (8)

  1. 実世界に対応づけられた仮想空間で配置される仮想的なコンテンツである時空間コンテンツを対象物へ提供するための提供システムであり、
    前記実世界の建物または空間に対応づけられる前記仮想空間に、地理情報に基づいて前記時空間コンテンツを設定するための仮想層を備え、
    前記仮想層は、少なくとも、前記建物または前記空間の目的に基づいて、前記時空間コンテンツを前記仮想空間に設定し、
    前記時空間コンテンツを、少なくとも、前記対象物の目的に基づいて少なくとも1つのカテゴリに分類するための分類部と、
    入力された前記対象物の目的に適合する前記カテゴリに属する前記時空間コンテンツのうち、前記時空間コンテンツの有用性を示すユーザビリティ率があらかじめ定められたしきい値よりも高い前記建物または前記空間の前記時空間コンテンツを、前記対象物へ提供するための提供部とを備える、
    提供システム。
  2. 実世界に対応づけられた仮想空間で配置される仮想的なコンテンツである時空間コンテンツを対象物へ提供するための提供システムであり、
    前記実世界の建物または空間に対応づけられる前記仮想空間に、地理情報に基づいて前記時空間コンテンツを設定するための仮想層を備え、
    前記仮想層は、少なくとも、前記建物または前記空間の目的に基づいて、前記時空間コンテンツを前記仮想空間に設定し、
    前記時空間コンテンツを、少なくとも、前記対象物の目的に基づいて少なくとも1つのカテゴリに分類するための分類部と、
    入力された前記対象物の目的に適合する前記カテゴリに属する前記時空間コンテンツを、前記対象物へ提供するための提供部とを備え、
    前記対象物は、移動ロボットを含み、
    前記提供部は、前記移動ロボットが前記時空間コンテンツに対応づけられる前記実世界の前記建物または前記空間に近づいた場合に、前記移動ロボットにおいて利用可能なフォーマットのデータに変更された前記時空間コンテンツを前記移動ロボットへ提供する、
    提供システム。
  3. 実世界に対応づけられた仮想空間で配置される仮想的なコンテンツである時空間コンテンツを対象物へ提供するための提供システムであり、
    前記実世界の建物または空間に対応づけられる前記仮想空間に、地理情報に基づいて前記時空間コンテンツを設定するための仮想層を備え、
    前記仮想層は、少なくとも、前記建物または前記空間の目的に基づいて、前記時空間コンテンツを前記仮想空間に設定し、
    前記時空間コンテンツを、少なくとも、前記対象物の目的に基づいて少なくとも1つのカテゴリに分類するための分類部と、
    入力された前記対象物の目的に適合する前記カテゴリに属する前記時空間コンテンツを、前記対象物へ提供するための提供部と備え、
    前記時空間コンテンツを管理するための管理部とを備え、
    前記管理部は、前記時空間コンテンツに対応する前記実世界の変化と、前記時空間コンテンツの有用性を示すユーザビリティ率とのうちの少なくとも1つに基づいて前記時空間コンテンツを評価し、かつ、前記評価の結果を示す評価値があらかじめ定められたしきい値を下回る場合、対応する前記時空間コンテンツを除去する、
    提供システム。
  4. 実世界に対応づけられた仮想空間で配置される仮想的なコンテンツである時空間コンテンツを対象物へ提供するための提供システムであり、
    前記実世界の建物または空間に対応づけられる前記仮想空間に、地理情報に基づいて前記時空間コンテンツを設定するための仮想層を備え、
    前記仮想層は、少なくとも、前記建物または前記空間の目的に基づいて、前記時空間コンテンツを前記仮想空間に設定し、
    前記時空間コンテンツを、少なくとも、前記対象物の目的に基づいて少なくとも1つのカテゴリに分類するための分類部と、
    入力された前記対象物の目的に適合する前記カテゴリに属する前記時空間コンテンツを、前記対象物へ提供するための提供部と、
    追加された前記対象物のプロファイル情報と既存の前記対象物のプロファイル情報とを比較して、比較の結果に応じて、前記建物または前記空間と、前記対象物の目的とを関連づけるための関連部とを備える、
    提供システム。
  5. 実世界に対応づけられた仮想空間で配置される仮想的なコンテンツである時空間コンテンツを対象物へ提供するための提供方法であり、
    前記実世界の建物または空間に対応づけられる前記仮想空間に、地理情報に基づいて前記時空間コンテンツを設定し、
    前記時空間コンテンツは、少なくとも、前記建物または前記空間の目的に基づいて設定され、
    前記時空間コンテンツを、少なくとも、前記対象物の目的に基づいて少なくとも1つのカテゴリに分類し、
    入力された前記対象物の目的に適合する前記カテゴリに属する前記時空間コンテンツのうち、前記時空間コンテンツの有用性を示すユーザビリティ率があらかじめ定められたしきい値よりも高い前記建物または前記空間の前記時空間コンテンツを、前記対象物へ提供する、
    提供方法。
  6. 実世界に対応づけられた仮想空間で配置される仮想的なコンテンツである時空間コンテンツを対象物へ提供するための提供方法であり、
    前記実世界の建物または空間に対応づけられる前記仮想空間に、地理情報に基づいて前記時空間コンテンツを設定し、
    前記時空間コンテンツは、少なくとも、前記建物または前記空間の目的に基づいて設定され、
    前記時空間コンテンツを、少なくとも、前記対象物の目的に基づいて少なくとも1つのカテゴリに分類し、
    前記対象物は、移動ロボットを含み、
    前記移動ロボットが前記時空間コンテンツに対応づけられる前記実世界の前記建物または前記空間に近づいた場合に、前記移動ロボットにおいて利用可能なフォーマットのデータに変更された前記時空間コンテンツを前記移動ロボットへ提供する、
    提供方法。
  7. 実世界に対応づけられた仮想空間で配置される仮想的なコンテンツである時空間コンテンツを対象物へ提供するための提供方法であり、
    前記実世界の建物または空間に対応づけられる前記仮想空間に、地理情報に基づいて前記時空間コンテンツを設定し、
    前記時空間コンテンツは、少なくとも、前記建物または前記空間の目的に基づいて設定され、
    前記時空間コンテンツを、少なくとも、前記対象物の目的に基づいて少なくとも1つのカテゴリに分類し、
    入力された前記対象物の目的に適合する前記カテゴリに属する前記時空間コンテンツを、前記対象物へ提供し、
    前記時空間コンテンツに対応する前記実世界の変化と、前記時空間コンテンツの有用性を示すユーザビリティ率とのうちの少なくとも1つに基づいて前記時空間コンテンツを評価し、かつ、前記評価の結果を示す評価値があらかじめ定められたしきい値を下回る場合、対応する前記時空間コンテンツを除去する、
    提供方法。
  8. 実世界に対応づけられた仮想空間で配置される仮想的なコンテンツである時空間コンテンツを対象物へ提供するための提供方法であり、
    前記実世界の建物または空間に対応づけられる前記仮想空間に、地理情報に基づいて前記時空間コンテンツを設定し、
    前記時空間コンテンツは、少なくとも、前記建物または前記空間の目的に基づいて設定され、
    前記時空間コンテンツを、少なくとも、前記対象物の目的に基づいて少なくとも1つのカテゴリに分類し、
    入力された前記対象物の目的に適合する前記カテゴリに属する前記時空間コンテンツを、前記対象物へ提供し、
    追加された前記対象物のプロファイル情報と既存の前記対象物のプロファイル情報とを比較して、比較の結果に応じて、前記建物または前記空間と、前記対象物の目的とを関連づける、
    提供方法。
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