JP7486099B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本開示は、照明器具に関する。
従来、天井に配置されるシーリングライトである照明装置が知られている。例えば、特許文献1に記載の従来の照明装置は、中央部に円形状の開口部が形成される本体部と、本体部に取付けられ、環状の基板及び基板の前面に配置された複数の発光素子を有する発光モジュールと、環状の基板における内側に配置され、複数の発光素子に電力を供給する電源回路とを備える。
特開2020-053111号公報
しかしながら、上記特許文献1の照明装置では、複数の発光素子が環状の基板に沿って配置されるため、複数の発光素子が点灯しても本体部の中央部分に形成される開口部に対応する部分が暗くなりがちである。このため、照明装置の発光面を見た場合、中央部分が暗く、その周りが明るく見えるため、発光面が均一に光らず、輝度ムラが生じてしまうという課題が生じる。
そこで、本開示では、照明器具の発光面を従来よりも均一に光らせることができる照明器具を提供する。
本開示の一態様に係る照明器具は、複数の光源と、前記複数の光源を第一面に配置した基板と、前記基板と電気的に接続され、前記複数の光源に電力を供給する電源部と、前記複数の光源、前記基板及び前記電源部を収容する筐体とを備え、前記筐体には、前記電源部に外部からの入力電力を供給する給電部が挿入される挿入孔が形成され、前記電源部は、前記基板に対して環状に配置され、前記複数の光源は、環状の前記電源部に対して内周側及び外周側に配置され、前記基板は、前記筐体の中央部分に形成された開口部及び前記開口部に挿入された前記給電部を覆い、前記開口部と前記基板との並び方向に沿って、前記開口部と前記基板とは重なり、前記基板の中央部分には、引掛シーリングから前記給電部を介して供給された電力を前記電源部へ給電するための第一給電端子を挿通する挿通孔が形成される
本開示の照明器具は、照明器具の発光面を従来よりも均一に光らせることができる。
図1は、実施の形態において、照明器具とアダプタとを有する照明装置及び引掛シーリングを示す斜視図である。 図2は、図1のII-II線における照明装置の断面図である。 図3は、実施の形態における照明器具を示す分解斜視図である。 図4は、実施の形態において、照明器具の発光モジュールを示す平面図である。 図5は、図4のV-V線における発光モジュールの断面図である。 図6は、図4のVI-VI線における発光モジュールの断面図である。 図7は、実施の形態における照明器具の複数のLEDモジュールを直列に接続した場合のブロック図である。 図8は、複数のLEDモジュールのうちの複数の第1のLEDモジュールと、他の複数の第2のLEDモジュールとを並列に接続した場合のブロック図である。 図9は、複数のLEDモジュールのうちの複数の第1のLEDモジュールと、他の複数の第2のLEDモジュールとを並列に接続した場合の別のブロック図である。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的又は具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序等は、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。また、以下の実施の形態において、略平行等の表現を用いている。例えば、略平行は、完全に平行であることを意味するだけでなく、実質的に平行である、すなわち、例えば数%程度の誤差を含むことも意味する。また、略平行は、本開示による効果を奏し得る範囲において平行という意味である。他の「略」を用いた表現についても同様である。
以下の説明において、照明装置の鉛直方向をZ軸方向と称し、所定の方向をY軸方向と称す。Z軸方向及びY軸方向のそれぞれに垂直な方向をX軸方向と称す。また、Z軸方向における、鉛直上方をZ軸プラス方向と称し、その反対方向をマイナス方向と称す。図2以降においても、同様に適用する。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
(実施の形態)
<構成>
図1は、実施の形態において、照明器具100とアダプタ10とを有する照明装置1及び引掛シーリング3を示す斜視図である。図2は、図1のII-II線における照明装置1の断面図である。
図1に示すように、照明装置1は、天井及び壁等に固定され、固定された周囲の空間を照明することができる装置である。照明装置1は、例えば、シーリングライト、ベースライト等である。具体的には、照明装置1は、天井に配設されている引掛シーリング3と電気的及び機械的に接続された状態で、引掛シーリング3に固定される。
図3は、実施の形態における照明器具100を示す分解斜視図である。
図1~図3に示すように、照明装置1は、照明器具100と、アダプタ10とを備える。
<照明器具100>
図1及び図2に示すように、照明器具100は、発光モジュール130を収容する器具本体110と、アダプタ10が着脱自在に取付けられるホルダ120と、発光モジュール130と、拡散カバー140と、電源部150とを有する。本実施の形態において、照明器具100は、平面視で(Z軸方向に見て)円形状をなした、Z軸方向に扁平な有底円筒状の器具である。
[器具本体110]
器具本体110は、例えば、アルミニウム並びに鉄等を主成分とした金属、又は、樹脂等で構成され、ホルダ120、発光モジュール130、電源部150等を収容する収容体を構成する。器具本体110は、発光モジュール130及び電源部150から発生した熱を放熱するヒートシンクとして機能する。器具本体110は、筐体の一例である。
また、器具本体110は、ホルダ120、電源部150等を収容し、Z軸マイナス方向側の端縁が開口する容器状の収容部111と、収容部111のZ軸マイナス方向側の端縁から照明器具100の中心軸Oの径方向に延びる鍔状の鍔部112とを有する。
収容部111は、平面視で円形状をなした容器である。収容部111には、中央部分にホルダ120を固定するための開口部113が形成される。開口部113は、外部からの商用電力等の入力電力を電源部150に供給するアダプタ10が挿入される挿入孔である。開口部113には、開口部113を覆うホルダ120がネジ等の固定部材で固定されることで、アダプタ10が挿入される。開口部113は、挿入孔の一例である。
また、鍔部112は、収容部111のZ軸マイナス方向側の端縁から、収容部111の径方向に延びる円環状をなしている。鍔部112のZ軸マイナス方向側の面には、発光モジュール130がネジ等の固定部材で固定される。鍔部112の外周端縁には、発光モジュール130を覆うように拡散カバー140が固定される。
[ホルダ120]
ホルダ120は、アダプタ10を収容する、Z軸方向に扁平な有底円筒状の収容体である。ホルダ120は、平面視で円形状をなしている。ホルダ120は、例えば、絶縁性を有する樹脂材料により形成される。
ホルダ120は、Z軸プラス方向側の端部を開放する挿入口122aが形成される筒状の外周壁部121と、外周壁部121のZ軸マイナス方向側の端部を塞ぐ底部122と、第一給電端子123aと、第二給電端子123bとを有する。
外周壁部121は、外周壁部121の中心軸Oがアダプタ10の中心軸Oと略一致するように、器具本体110の収容部111に固定される。具体的には、外周壁部121は、Z軸プラス方向側の端縁から外径方向に張り出る鍔状の固定片121aを有する。外周壁部121の中心軸Oが収容部111の開口部113の中心軸Oと略一致するように、外周壁部121が収容部111の開口部113に挿入された状態で、固定片121aは、ネジ等の固定部材で固定される。
外周壁部121は、Z軸プラス方向側の端縁から内周側に向かって、つまり、外周壁部121の挿入口122aの開口面積を狭めるように張り出す被係止部122bを有する。
被係止部122bは、照明器具100がアダプタ10に対して正常な状態で固定されている第一状態の場合に、第一係止部31及び第二係止部32のそれぞれにおける係止本体33の固定部35と当接する。より具体的には、第一状態の場合、被係止部122bのZ軸マイナス方向側の面(固定部35と対向する面)である当接面122b1が、固定部35の第一当接面35aと当接する。
また、被係止部122bは、照明器具100がアダプタ10に対して仮固定されている第二状態の場合に、第一係止部31及び第二係止部32のそれぞれにおける係止本体33の仮止め部36と当接する。より具体的には、第二状態の場合、被係止部122bのZ軸マイナス方向側の面(仮止め部36と対向する面)である当接面122b1が、仮止め部36の第二当接面36aと当接又は対向する。
また、被係止部122bのZ軸プラス方向側の面には、第一凸部124が形成される。第一凸部124は、アダプタ10に対してホルダ120(照明器具100)を中心軸O周りの周方向に回動させる際に、アダプタ10の第二凸部21eと係合することで、照明器具100に固定されたアダプタ10の状態を仮止めの状態に遷移させる。
第一凸部124は、ホルダ120を介して照明器具100をZ軸マイナス方向に押下げる付勢力を働かせる凸状構造体である。より具体的には、第一凸部124は、正面視で、略三角形状の凸状構造体であるが、これに限定されない。例えば、アダプタ10の中心軸O周りに回動するホルダ120の第二凸部21eが乗り上げて、ホルダ120を介して照明器具100をZ軸マイナス方向に押下げる付勢力を働かせればよいため、アダプタ10の中心軸O周りの周方向に対して上り傾斜する傾斜面が形成されていればよい。
外周壁部121の内周面には、第三凸部125が形成される。
第三凸部125は、アダプタ10に対してホルダ120(照明器具100)を中心軸O周りの周方向に回動させる際に、アダプタ10の第一係止部31及び第二係止部32と当接することで、アダプタ10の外周面10cに対する第一係止部31及び第二係止部32の突出量を変化させる。
第三凸部125は、第一係止部31及び第二係止部32をアダプタ10の中心軸O方向に移動させる付勢力を働かせる凸状構造体である。より具体的には、第三凸部125は、外周壁部121の内周面の一部から外周壁部121の中心軸Oに沿って突出する凸状構造体である。第三凸部125は、ホルダ120がアダプタ10の中心軸O周りに回動する際に、アダプタ10の第一係止部31及び第二係止部32と当接することで、第一係止部31及び第二係止部32をアダプタ10の中心軸O方向に移動させるだけの突出量を有する。
底部122は、X-Y平面と略平行な板状の底板であり、アダプタ10の裏面10bと対向する。底部122の中央部分には、第一給電端子123aと第二給電端子123bとが固定される。
[第一給電端子123a及び第二給電端子123b]
第一給電端子123a及び第二給電端子123bは、照明器具100と電気的及び機械的に接続する。
第一給電端子123aは、着脱方向に延びる凸状の端子(柱状の端子)であり、引掛シーリング3からアダプタ10を介して供給された電力を給電するための接続端子であり、雄型のコネクタ部である。第一給電端子123aは、第一給電端子123aの中心軸Oがアダプタ10の中心軸O及び外周壁部121の中心軸Oと略一致するように、ホルダ120の底部122にインサート成型又はネジ等の固定部材によって固定される。
第二給電端子123bは、着脱方向に延びる凸状の端子(筒状の端子)であり、引掛シーリング3からアダプタ10を介して供給された電力を給電するための接続端子であり、雄型のコネクタ部である。第二給電端子123bは、第一給電端子123aの周囲(囲むように)に形成され、第一給電端子123aに対して同心円状に形成される。第二給電端子123bは、第二給電端子123bの中心軸がアダプタ10の中心軸O及び外周壁部121の中心軸Oと略一致するように、ホルダ120の底部122にインサート成型又はネジ等の固定部材によって固定される。なお、第二給電端子123bは、第一給電端子123aを囲んでいればよいため、筒状でなくてもよい。第二給電端子123bが第一給電端子123aと同心円状であれば、アダプタ10に対して照明器具100を回転させることができる。このため、照明器具100を回動させる力が加わったとしても、過度のトルクが照明器具100に加わり難くなるため、照明器具100を構成する部品の損傷を抑制する。
つまり、アダプタ10をホルダ120に挿入する際に、第一給電端子123aは、アダプタ10の第一挿入口部22aに挿入され、かつ、第二給電端子123bは、アダプタ10の第二挿入口部22bに挿入される。
本実施の形態では、第一給電端子123aは、円柱状のピンであり、第二給電端子123bは、円環状(円筒状)の端子である。
また、第一給電端子123aは、その一部が発光モジュール130の基板131の第一面131aから突出するとともに、第二給電端子123bも、その一部が発光モジュール130の基板131の第一面131aから突出する。第一給電端子123a及び第二給電端子123bは、電源部150及び発光モジュール130と電気的に接続される。
[発光モジュール130]
図2に示すように、発光モジュール130は、例えば、光を発し、例えば部屋全体を明るくする照明用の発光モジュールである。発光モジュール130は、器具本体110の鍔部112におけるZ軸マイナス方向側の面である取付面に配置され、周囲に光を照射するように、器具本体110に固定される。
発光モジュール130は、基板131と、複数のLED(Light Emitting Diode)モジュール132とを有する。
基板131は、LEDモジュール132を実装するための実装面を有する実装基板である。基板131は、略円板状に形成される。基板131は、Z軸プラス方向に見て、器具本体110の収容体を覆い、かつ、器具本体110の開口部113を覆うように、器具本体110の鍔部112の取付面に、ネジ等の固定部材によって固定される。具体的には、基板131は、実装面がZマイナス方向を向くように、X-Y平面と略平行姿勢で器具本体110に固定される。
基板131は、Z軸マイナス方向側の実装面である第一面131aと、第一面131aと反対側のZ軸プラス方向側の実装面である第二面131bとを有する。
第一面131aには、複数のLEDモジュール132と、電源部150の一部を構成する点灯回路及び点灯制御部等を構成する制御回路部品とが配置される。つまり、第一面131aには、複数のLEDモジュール132、制御回路部品等の表面実装型の電子部品が配置される。制御回路部品は、例えば、マイクロコントローラ、抵抗器等である。この場合、複数のLEDモジュール132と電源部150の制御回路部品とを同時に表面実装することができるため、基板131の第一面131aに電子部品を容易に配置し易い。
図4は、実施の形態において、照明器具100の発光モジュール130を示す平面図である。
図4に示すように、具体的には、第一面131aは、第一領域S1と、第二領域S2と、第三領域S3とを有する。
第一領域S1は、環状に配置される電源部150の内周側であり、複数のLEDモジュール132のうちの一部のLEDモジュール132が配置される。本実施の形態では、第一領域S1は、円形状である。第一領域S1は、発光モジュール130をZ軸方向に見て、器具本体110の開口部113と重なり、かつ、覆っている。第一領域S1は、照明器具100を平面視して(Z軸方向に見て)、照明器具100の中央部分に対応する領域であり、中心軸Oと交差する。
第二領域S2は、第一領域S1を囲むように電源部150が環状に配置される、点灯回路エリアである。本実施の形態では、第二領域S2は、電源部150の整流回路が配置される。第二領域S2は、発光モジュール130をZ軸方向に見て、第一領域S1の外周領域を構成する環状の領域であり、第一領域S1と第三領域S3とで内側と外側とから挟まれる領域である。本実施の形態では、第二領域S2は、円環状である。第二領域S2は、発光モジュール130をZ軸方向に見て、器具本体110の開口部113の外周に配置され、器具本体110の鍔部112の内側であり器具本体110の収容部111と重なっている。第二領域S2は、その中心軸が中心軸Oと一致する。
第三領域S3は、第二領域S2を囲むように、複数のLEDモジュール132のうちの残りのLEDモジュール132が環状に配置される。第三領域S3は、発光モジュール130をZ軸方向に見て、第二領域S2の外周領域を構成する環状の領域である。本実施の形態では、第三領域S3は、円環状であり、第一領域S1及び第二領域S2に対して同心円状の領域である。第三領域S3は、発光モジュール130をZ軸方向に見て、器具本体110の開口部113の外周に配置され、器具本体110の鍔部112と重なっている。第三領域S3は、その中心軸が中心軸Oと一致する。
第二面131bには、電源部150の一部であるリード付き回路部品が配置される。リード付き回路部品は、例えば、電解コンデンサ、トランス、コイル等である。
基板131には、第一給電端子123a及び第二給電端子123b、複数のLEDモジュール132、及び、電源部150を電気的に接続するための複数の配線133、134a、135が実装される。
まず、配線133は、第一給電端子123aと電源部150の整流回路とを電気的に接続する。具体的には、図4及び図5に示すように、配線133は、一端が第一面131aから突出した第一給電端子123aと電気的に接続され、基板131の第一領域S1に形成されるスルーホール131cを通過して第二面131bまで延びた後、他端が電源部150と電気的に接続される。本実施の形態では、配線133の他端側は、第二面131bに沿って電源部150まで延びた後、基板131の第二領域S2に形成されるスルーホール131c2を通過して第一面131aに延びて、第二領域S2の電源部150と電気的に接続される。図5は、図4のV-V線における発光モジュールの断面図である。
また、配線134aの第一配線部分134a1は、第一面131aに沿って電源部150の整流回路が配置される第二領域S2から第一領域S1に跨って延び、第一領域S1に配置される複数のLEDモジュール132を直列に接続する。つまり、配線134aの第一配線部分134a1は、直列に接続した第一領域S1の複数のLEDモジュール132と電源部150の整流回路とを電気的に接続する。
また、図4及び図6に示すように、配線134aの第二配線部分134a2は、第一領域S1の複数のLEDモジュール132を直列に接続した第一配線部分134a1と接続し、第一領域S1に形成されるスルーホール131c3を通過して第二面131bまで延び、電源部150を跨ぐように第二面131bに沿って第三領域S3側まで延びる。第二配線部分134a2は、跨ぎ配線である。つまり、第一領域S1に配置される複数のLEDモジュール132のうちの一部のLEDモジュール132は、第三領域S3に配置される複数のLEDモジュール132のうちの残りのLEDモジュール132と、電源部150を跨いで電気的に接続される。図6は、図4のVI-VI線における発光モジュール130の断面図である。
第二配線部分134a2が第一領域S1側から第三領域S3側まで延びた後、配線134aの第三配線部分134a3は、第二配線部分134a2と接続し、第三領域S3に形成されるスルーホール131c4を通過して第一面131aまで延び、第三領域S3に配置される複数のLEDモジュール132を直列に接続する。
配線134aの第三配線部分134a3が第三領域S3の複数のLEDモジュール132を直列に接続した後に、配線134aの第四配線部分134a4は、第三配線部分134a3と接続し、第三領域S3に形成されるスルーホールを通過して第二面131bまで延び、電源部150に接続される。配線135は、一端が電源部150に接続され、電源部150から第二面131bに沿って延び、第一領域S1に形成されるスルーホールを通過して第一面131aまで延びて、他端が第二給電端子123bと電気的に接続する。図4及び図7に示すように、配線134aは、第一領域S1及び第三領域S3に配置される複数のLEDモジュール132を直列に接続する。図7は、実施の形態における照明器具の複数のLEDモジュールを直列に接続した場合のブロック図である。
なお、配線134aの第二配線部分134a2は電源部150を跨いだり、第四配線部分134a4は電源部150を介して配線135と接続したりする際に、第一面131aに沿って配線されていてもよく、第二面131bに沿って配線されることは必須の構成要件ではない。
なお、本実施の形態では、上述のように複数の配線133、134a、135が張り巡らされているが、図4には限定されない。複数の配線133、134a、135及び複数のLEDモジュール132のレイアウトを適宜変更することができてもよい。また、複数の配線133、134a、135の引き回しを最適化したり、ノイズフィルタ等の部品を追加したりすることで、照明器具100に生じるノイズを抑制させてもよい。
基板131としては、例えば、樹脂材料をベースとする樹脂基板、アルミニウム又は銅等の金属材料からなる基材に絶縁被膜を施すことで得られるメタルベース基板、又は、アルミナ等のセラミック材料の焼結体であるセラミックス基板等が用いられる。なお、基板131は、プリント配線基板、リジッド基板であってもよく、フレキシブル基板であってもよい。
複数のLEDモジュール132は、基板131の実装面に配置される。複数のLEDモジュール132は、基板131によって複数の円環状の列をなして配列され、つまり同心円状に配列される。複数のLEDモジュール132は、環状の電源部150に対して内周側及び外周側に配置される。複数のLEDモジュール132のうちの第一領域S1に配置される一部のLEDモジュール132は、第一領域S1と開口部113とを平面視して、開口部113と重なる(開口部113の開口面と重なる)ように、基板131の第一面131aに配置される。また、複数のLEDモジュール132のうちの第三領域S3に配置される残りのLEDモジュール132は、第三領域S3と器具本体110とを平面視して、器具本体110の鍔部112と重なるように、基板131の第一面131aに配置される。
本実施の形態では、複数のLEDモジュール132は、環状に配置される電源部150を内側と外側から挟むように、環状の電源部150の内側の第一領域S1と環状の電源部150の外周側の第三領域S3とに配置される。つまり、第一領域S1のLEDモジュール132と第三領域S3のLEDモジュール132とが環状の電源部150を挟むように、同心円状に配置される。LEDモジュール132は、光源の一例である。
具体的には、複数のLEDモジュール132は、基板131に実装される複数の配線134aによって電源部150と電気的に接続される。本実施の形態では、複数のLEDモジュール132は、直列に接続される。具体的には、第一領域S1に配置される複数のLEDモジュール132は配線134a1によって直列に接続され、第三領域S3に配置される複数のLEDモジュール132は配線134a3によって直列に接続され、第一領域S1の複数のLEDモジュール132と第三領域S3の複数のLEDモジュール132とも直列に接続される。
複数のLEDモジュール132は、例えば白色光を出射するように構成される。具体的には、複数のLEDモジュール132は、COB(Chip On Board)型LED素子で構成され、基板131上に実装されたベアチップ(LEDチップ)である複数の青色LEDと、それら青色LEDを封止し、黄色蛍光体を含む封止部材とを有する。また、複数のLEDモジュール132は、2色以上の光を出射してもよい。具体的には、複数のLEDモジュール132は、RGBの3色LED光源であり、赤色光、青色光及び緑色光の3色の単色光を出射するとともに、これらの3色の単色光を調光することで得られるカラー光又は白色光を出射してもよい。
また、複数のLEDモジュール132は、LEDがパッケージ化された表面実装(SMD:Surface Mount Device)型のLED素子であってもよく、容器(パッケージ)と、容器内に実装された複数のLEDチップと、複数のLEDチップを封止する封止部材とを有する。封止部材は、シリコーン樹脂等の透光性の絶縁性樹脂材料である。なお、封止部材には、シリカ等の光拡散材及びフィラー等が分散されていてもよい。
本実施の形態では、複数のLEDモジュール132は、Z軸マイナス方向と略平行な方向に光を照射する。具体的には、複数のLEDモジュール132の光軸は、光の主たる出射方向であり、Z軸マイナス方向と略平行な方向である。
[拡散カバー140]
拡散カバー140は、Z軸マイナス方向に見て発光モジュール130を覆い、発光モジュール130から入射した光を外側に拡散して出射する光学部材である。拡散カバー140は、発光モジュール130に対して所定の距離離れた状態で器具本体110に支持される。具体的には、拡散カバー140は、Z軸方向から見た場合に円形状をなし、器具本体110の鍔部112の外周端縁に支持される。
拡散カバー140は、透光性を有する。例えば、拡散カバー140は、ポリカーボネート、アクリル樹脂等の透光性を有する材料で形成されている。例えば、拡散カバー140は、光拡散材が内部に分散された乳白色の拡散パネルを用いてもよい。また、拡散カバー140の表面10aにシボ加工等により、微細な凹凸(シボ)が形成されていてもよい。これにより、発光モジュール130の発光によって拡散カバー140に入射した光は、拡散カバー140を透過することで散乱される。これにより、拡散カバー140をZ軸マイナス方向から見たときの拡散カバー140に現れる輝度ムラが低減される。
[電源部150]
電源部150は、商用電源等の外部電源から引掛シーリング3及びアダプタ10を介して供給された交流の入力電圧を、整流、平滑及び昇圧・降圧等して所定レベルの直流電圧に変換する電源モジュールである。電源部150は、変換した直流電圧を、配線パターン及びリード線等を介して発光モジュール130に供給する。
具体的には、電源部150は、交流の入力電圧を全波整流する整流回路、全波整流された脈流電圧を所望の直流電圧に変換するコンバータ回路、及び、スイッチング電源回路等を有し、発光モジュール130を点灯させるための電力を供給する点灯回路と、点灯回路を制御する点灯制御部とを有する。点灯回路の整流回路は、例えばダイオードブリッジ等で構成され、商用電源等の外部電源における交流の入力電圧を全波整流する。点灯回路のコンバータ回路は、全波整流された整流回路からの出力電圧を平滑して、所定の直流電圧に変換する。これにより、点灯回路は、生成した直流電圧を複数のLEDモジュール132に供給して複数のLEDモジュール132を点灯させる。スイッチング電源回路は、例えば、降圧チョッパ回路、昇降圧チョッパ回路又はDC-DCコンバータ等であり、PWM(Pulse Width Modulation)制御によって、複数のLEDモジュール132に供給する直流電流を増減する。点灯制御部は、複数のLEDモジュール132をそれぞれ点灯させるように、点灯回路のスイッチング電源回路を個別にPWM制御する。点灯制御部は、マイクロコンピュータ等である。例えば、点灯制御部は、LEDモジュール132が発する光の光色を変えずに一定に保ったままで、この光の光量のみを変更することで調光させる。また、点灯制御部は、発光モジュール130が発する光の光量を変えずに一定に保ったままで、複数のLEDモジュール132のそれぞれの光量の割合を変更して、この光の光色のみを変更することで調色させる。なお、電源部150には、交流電圧及び交流電流に含まれる高調波ノイズを除去するノイズフィルタを有していてもよい。
電源部150も、LEDモジュール132が実装される基板131と同一の基板131に実装される。具体的には、電源部150は、基板131に実装されることで基板131と電気的に接続され、発光モジュール130に電力を供給する。
また、電源部150は、基板131に対して環状に配置される。具体的には、電源部150の一部である整流回路等を構成する制御回路部品が、第一面131aの第二領域S2の形状に沿って配置され、電源部150の一部であるリード付き回路部品が、第二領域S2の形状に対応するように第二面131bで環状に配置される。つまり、電源部150は、基板131の第一面131aと第二面131bとに実装される。
なお、本実施の形態では、電源部150は、第一領域S1の複数のLEDモジュール132に電流を流した後に第三領域S3の複数のLEDモジュール132に電流を流すが、この逆であってもよい。つまり、電源部150は、第三領域S3の複数のLEDモジュール132に電流を流した後に、第一領域S1の複数のLEDモジュール132に電流を流してもよい。
電源部150は、例えば、所定形状の金属配線が形成されたプリント回路基板と、プリント回路基板に実装された複数の回路素子等で構成される。回路素子は、発光モジュール130を発光させるための電子部品であり、例えば、容量素子(電解コンデンサ、セラミックコンデンサ等)、抵抗素子(抵抗器等)、整流回路、コイル素子、チョークコイル(チョークトランス)、集積回路素子(IC)、又は、半導体素子(FET等)等である。
本実施の形態では、電源部150は、器具本体110の収容部111に収容され、発光モジュール130とホルダ120との間に配置される。電源部150は、基板131のZ軸プラス方向側の面に環状に配置される。電源部150の電子部品は、主に基板131のZ軸マイナス方向側の第一面131aに配置され、電源部150のリード付き回路部品は、主に基板131のZ軸プラス方向側の第二面131bに配置される。電子部品はマイクロコンピュータ等であり、リード付き回路部品はトランス、電解コンデンサ等である。電源部150は、ネジ等の固定部材で収容部111に固定される。
<アダプタ10>
図1及び図2に示すように、アダプタ10は、天井の引掛シーリング3と照明器具100とを電気的及び機械的に接続する照明器具用アダプタである。アダプタ10は、引掛シーリング3に対して回動されることで、引掛シーリング3に取付けられて、固定される。アダプタ10は、給電部の一例である。
アダプタ10は、筐体20と、第一係止部31及び第二係止部32と、弾性部材40と、第一端子51及び第二端子52と、第三端子及び第四端子と、コネクタ部70と、ロック部80と、ロック解除ボタン90とを備える。
[筐体20]
筐体20は、アダプタ10が備える各構成要素を収容する、Z軸方向に扁平な円筒状の収容体である。筐体20には、第一端子51及び第二端子52と、第三端子及び第四端子と、コネクタ部70と、第一係止部31及び第二係止部32とが設けられる。
筐体20には、引掛シーリング3に対向する面であり取付け面である表面10aと、表面10aと反対側の裏面10bとが形成される。表面10aは、Z軸プラス方向側の面であり、X-Y平面に対して略平行である。また、裏面10bは、Z軸マイナス方向側の面であり、X-Y平面に対して略平行である。筐体20は、表面10aを有し、表面10aが引掛シーリング3の面に対向した状態で引掛シーリング3に取付けられる。
また、筐体20の外周面10cには、照明器具100のホルダ120に形成される第一凸部124と係合する第二凸部21eが形成される。
[第一係止部31及び第二係止部32]
第一係止部31及び第二係止部32は、アダプタ10が照明器具100を所定の姿勢で保持するための樹脂製の部材である。つまり、第一係止部31及び第二係止部32は、照明器具100をアダプタ10に係止させるための部材である。第一係止部31及び第二係止部32は、アダプタ10の外周面10cから進退自在に突出することで、照明器具100をアダプタ10に固定する。本実施の形態では、2つの係止部を用いているが、係止部は3つ以上であってもよく、1つであってもよい。
第一係止部31は、弾性部材40によって筐体20の内側から外側に向けて付勢され、筐体20の第一開口21cから筐体20の外側に向けて突出する。第二係止部32は、弾性部材40によって筐体20の内側から外側に向けて付勢され、筐体20の第二開口21dから筐体20の外側に向けて突出する。
[弾性部材40]
弾性部材40は、本実施の形態では、ねじりばねであるが、その他の弾性部材であってもよい。弾性部材40は、第一係止部31及び第二係止部32をアダプタ10の外周面10cから径方向の外側に付勢する。弾性部材40は、第一係止部31及び第二係止部32を第一開口21c及び第二開口21dに対して進退自在に突出させる。
[第一端子51及び第二端子52]
第一端子51及び第二端子52は、電力が供給される配線に電気的に接続される引掛シーリング3に着脱可能に固定される。第一端子51及び第二端子52は、金属製の板状の部材であり、照明器具100が引掛シーリング3から電力供給を受けるための一対の端子である。
第一端子51の一端部が引掛シーリング3の給電口3aに挿通され、かつ、第二端子52の一端部も引掛シーリング3の給電口3aに挿通されることにより、第一端子51及び第二端子52は、引掛シーリング3内の一対の給電用端子(不図示)に電気的に接続される。
[第三端子及び第四端子]
第三端子及び第四端子は、金属製の板状の部材であり、照明器具100が図1の引掛シーリング3から電力供給を受けるための一対の端子である。第三端子の一端部は、第一端子51の他端部と電気的及び機械的に接続される。また、第四端子の一端部は、第二端子52の他端部と電気的及び機械的に接続される。
第三端子の他端部53aは、第一挿入口部22a内に配置される。また、第四端子の他端部は、第二挿入口部22b内に配置される。
[コネクタ部70]
コネクタ部70は、アダプタ10において第一端子51及び第二端子52が設けられる側の表面10aと反対側の裏面10bに設けられ、第一端子51及び第二端子52を介して図1の引掛シーリング3と導通し、照明器具100へ電力を供給する。具体的には、コネクタ部70は、第一挿入口部22aからZ軸プラス方向側に配置される第三端子の他端部53aと、第二挿入口部22bからZ軸プラス方向側に配置される第四端子の他端部と、第一挿入口部22a及び第二挿入口部22bとで構成される。
[ロック部80]
ロック部80は、アダプタ10が引掛シーリング3に固定された第一状態を維持するために、アダプタ10の引掛シーリング3に対する移動を規制するための部材である。ロック部80は、アダプタ10が回動されて、位置が引掛シーリング3の給電口3aと重なると、コイルばねの付勢力により、筐体20の表面10aに設けられた開口からさらに突出して引掛シーリング3の給電口3aに挿入される。
[ロック解除ボタン90]
ロック解除ボタン90は、ロック部80を引掛シーリング3の給電口3aから引き抜くために押下されるボタンであり、筐体20に設けられたボタンである。また、ロック解除ボタン90は、引掛シーリング3の面によって押さえられることで、コネクタ部70への第二給電端子123bの電気的な接続を妨げる位置に変位する。ロック解除ボタン90は、筐体20内の押し込まれる方向に移動する際に、ロック部80をZ軸マイナス方向に移動させて、ロック部80を引掛シーリング3の給電口3aから引き抜く。
<動作>
まず、アダプタ10を引掛シーリング3に取付ける場合について説明する。
図1に示すように、引掛シーリング3のそれぞれの給電口3aと、アダプタ10の第一端子51の引掛刃51a及び第二端子52の引掛刃52aとを位置合わせし、それぞれの給電口3aに第一端子51の引掛刃51a及び第二端子52の引掛刃52aを挿入する。ガイド部82は、引掛刃51a及び引掛刃52aが給電口3aの終端に達するまでの間、常に引掛シーリング3の面に押さえられて筐体20の内部に収容される。アダプタ10は、引掛刃51a及び引掛刃52aが給電口3aの終端に達するまで、アダプタ10の中心軸Oの周方向に回動される。これにより、アダプタ10は、引掛シーリング3に電気的及び機械的に接続されて固定される。
図1及び図2に示すように、照明器具100のホルダ120とアダプタ10とが重なるように位置合わせし、ホルダ120の挿入口122aからアダプタ10を挿入させるように、照明器具100を押し上げる。この際に、アダプタ10の第一係止部31及び第二係止部32とホルダ120の被係止部122bとが当接してスライドしながら、第一係止部31及び第二係止部32が被係止部122bに押圧されることによってアダプタ10の中心軸O方向に移動する。これにより、照明器具100のホルダ120の挿入口122aからアダプタ10を挿入することができる。
アダプタ10が照明器具100のホルダ120に挿入されると、第一係止部31及び第二係止部32は、弾性部材40の付勢力によって、アダプタ10の外径方向に移動する。このとき、ホルダ120の第一給電端子123aが第一挿入口部22aに挿入されて、第三端子の他端部53aと電気的に接続される。また、ホルダ120の第二給電端子123bが第二挿入口部22bに挿入されて、第四端子の他端部と電気的に接続される。
次に、照明器具100をアダプタ10から取外す場合について説明する。
照明器具100を中心軸Oの周方向に回動させると、ホルダ120の第一凸部124とアダプタ10の第二凸部21eとが当接し、第二凸部21eが第一凸部124をスライドしながら照明器具100が自重によってZ軸マイナス方向に押し下がる。この際、ホルダ120内の第三凸部125が第一係止部31及び第二係止部32と当接してスライドしながら押圧することによって、第一係止部31及び第二係止部32がアダプタ10の中心軸O方向に移動する。こうして、照明器具100は、第一係止部31の仮止め部36及び第二係止部32の仮止め部36に仮止めされた第二状態でアダプタ10に保持される。
そして、照明器具100をZ軸マイナス方向に押下げると、第一係止部31の第二当接面36a及び第二係止部32の第二当接面36aが被係止部122bに押圧されることによって、第一係止部31及び第二係止部32がアダプタ10の中心軸O方向に移動する。これにより、照明器具100をアダプタ10から取外すことができる。
<作用効果>
次に、本実施の形態における照明器具100の作用効果について説明する。
以上のように、本実施の形態における照明器具100は、複数のLEDモジュール132と、複数のLEDモジュール132を第一面131aに配置した基板131と、基板131と電気的に接続され、複数のLEDモジュール132に電力を供給する電源部150と、複数のLEDモジュール132、基板131及び電源部150を収容する器具本体110とを備える。また、器具本体110には、電源部150に外部からの入力電力を供給するアダプタ10が挿入される開口部113が形成される。また、電源部150は、基板131に対して環状に配置される。そして、複数のLEDモジュール132は、環状の電源部150に対して内周側及び外周側に配置される。
これによれば、複数のLEDモジュール132は環状の電源部150に対して内周側及び外周側に配置されるため、開口部113に対応する位置にLEDモジュール132を配置することができる。このため、この照明器具100では、照明器具100の中心部分からも光を出射することができるため、例えば開口部に対応する位置にLEDモジュールを配置していない従来の照明装置よりも、均一な光を発することができる。
したがって、この照明器具100では、照明器具100の発光面(本実施の形態では拡散カバー140のZ軸マイナス方向側の面)を従来よりも均一に光らせることができる。
また、本実施の形態における照明器具100において、電源部150も、基板131に実装される。
これによれば、電源部150の電子部品を実装する基板を別途用意する必要もないため、照明器具100の厚みが増し難く、照明器具100を小型化することができる。この照明器具100では、照明器具100の工数及び部材の増大が抑制されるため、製造コストの高騰化を抑制することができる。
また、本実施の形態における照明器具100において、第一面131aは、環状に配置される電源部150の内周側であり、複数のLEDモジュール132のうちの一部のLEDモジュール132が配置される第一領域S1と、第一領域S1を囲むように、電源部150が環状に配置される第二領域S2と、第二領域S2を囲むように、複数のLEDモジュール132のうちの残りのLEDモジュール132が環状に配置される第三領域S3とを有する。
これによれば、第二領域S2の全周に渡って第二領域S2の内側と外側とから挟むように、複数のLEDモジュール132を配置することができる。このため、照明器具100の発光面をより確実に均一に光らせることができる。
また、本実施の形態における照明器具100において、複数のLEDモジュール132のうちの第一領域S1に配置される一部のLEDモジュール132は、第一領域S1と開口部113とを平面視して、開口部113と重なるように基板131の第一面131aに配置される。
これによれば、開口部113と重なる位置にもLEDモジュール132を配置することができるため、照明器具100の発光面をより確実に均一に光らせることができる。
また、本実施の形態における照明器具100において、複数のLEDモジュール132のうちの第一領域S1に配置される一部のLEDモジュール132は、複数のLEDモジュール132のうちの第三領域S3に配置される残りのLEDモジュール132と、第二領域S2を跨いで電気的に接続される。
これによれば、第一領域S1に配置されるLEDモジュール132と、第三領域S3に配置されるLEDモジュール132とを直列に繋いだり、並列に繋いだりするなどの、配線経路を適宜設定することができる。このため、配線長が長くなり難くなるため、照明器具100に生じる輻射ノイズの増加を抑制することができる。
また、本実施の形態における照明器具100において、第一面131aには、複数のLEDモジュール132及び電源部150の一部である制御回路部品が配置される。また、第一面131aと反対側の第二面131bには、電源部150の一部であるリード付き回路部品が配置される。
これによれば、複数のLEDモジュール132が発する光が制御回路部品によって妨げられ難いため、照明器具100は、均一な光を発することができる。
(その他変形例等)
以上、実施の形態について説明したが、本開示は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態で説明された照明器具において、図8に示すように、第一領域S1の複数のLEDモジュール132と、第三領域の複数のLEDモジュール132とが並列に接続されていてもよい。この場合、単純に第一領域S1の複数のLEDモジュール132と第三領域S3の複数のLEDモジュール132とを並列に接続してもよい。また、図9に示すように、第一領域S1の複数のLEDモジュール132の一部と、第三領域の複数のLEDモジュールの一部とが直列に接続された第1群のLEDモジュール132を構成していてもよい。また、第一領域S1の複数のLEDモジュール132の残りの一部と、第三領域の複数のLEDモジュール132の残りの一部とが直列に接続された第2群のLEDモジュール132を構成していてもよい。また、第1群のLEDモジュール132と第2群のLEDモジュール132とが並列に接続されていてもよい。図8は、複数のLEDモジュール132のうちの複数の第1のLEDモジュール132と、他の複数の第2のLEDモジュール132とを並列に接続した場合のブロック図である。図9は、複数のLEDモジュール132のうちの複数の第1のLEDモジュール132と、他の複数の第2のLEDモジュール132とを並列に接続した場合の別のブロック図である。
また、上記実施の形態で説明された照明器具において、基板の第二面に電源部を構成する電子部品が配置されていてもよい。この場合でも、発光モジュールを平面視した場合に、複数のLEDモジュールは、環状の電源部に対して内周側及び外周側に配置される。つまり、第一領域のLEDモジュールと第三領域のLEDモジュールとが環状の電源部を挟むように、同心円状に配置される。
また、上記実施の形態で説明された照明器具は一例であり、照明器具の具体的態様については特に限定されない。
また、上記実施の形態で説明された照明器具において、引掛シーリングボディの具体的態様についても特に限定されない。引掛シーリングボディとしては、丸型フル引掛シーリング、フル引掛ローゼット、丸型引掛シーリング、角型引掛シーリング、引掛埋込ローゼット、及び、引掛露出ローゼット等が用いられる。
その他、実施の形態及び実施の形態の変形例に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態及び実施の形態の変形例における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示に含まれる。
10 アダプタ(給電部)
100 照明器具
110 器具本体(筐体)
113 開口部(挿入孔)
131 基板
131a 第一面
132 LEDモジュール(光源)
150 電源部
S1 第一領域
S2 第二領域
S3 第三領域

Claims (8)

  1. 複数の光源と、
    前記複数の光源を第一面に配置した基板と、
    前記基板と電気的に接続され、前記複数の光源に電力を供給する電源部と、
    前記複数の光源、前記基板及び前記電源部を収容する筐体とを備え、
    前記筐体には、前記電源部に外部からの入力電力を供給する給電部が挿入される挿入孔が形成され、
    前記電源部は、前記基板に対して環状に配置され、
    前記複数の光源は、環状の前記電源部に対して内周側及び外周側に配置され、
    前記基板は、前記筐体の中央部分に形成された開口部及び前記開口部に挿入された前記給電部を覆い、
    前記開口部と前記基板との並び方向に沿って、前記開口部と前記基板とは重り、
    前記基板の中央部分には、引掛シーリングから前記給電部を介して供給された電力を前記電源部へ給電するための第一給電端子を挿通する挿通孔が形成される
    照明器具。
  2. 記第一面は、環状に配置される前記電源部の内周側であり、前記複数の光源のうちの一部の光源が配置される第一領域を有し、
    前記複数の光源のうちの前記第一領域に配置される一部の光源は、前記第一領域と前記挿入孔とを平面視して、前記筐体の中央部分に形成された前記開口部と重なるように環状に配置される
    請求項1に記載の照明器具。
  3. 記筐体は、前記基板の前記第一面よりも前記給電部側とは反対側に延びるように配置される鍔部を有し、
    さらに、前記複数の光源を覆うように前記鍔部に固定される拡散カバーを備える
    請求項1に記載の照明器具。
  4. 前記電源部も、前記基板に実装される
    請求項1~のいずれか1項に記載の照明器具。
  5. 前記第一面は、
    環状に配置される前記電源部の内周側であり、前記複数の光源のうちの一部の光源が配置される第一領域と、
    前記第一領域を囲むように、前記電源部が環状に配置される第二領域と、
    前記第二領域を囲むように、前記複数の光源のうちの残りの光源が環状に配置される第三領域とを有する
    請求項1~のいずれか1項に記載の照明器具。
  6. 前記複数の光源のうちの前記第一領域に配置される一部の光源は、前記第一領域と前記挿入孔とを平面視して、前記挿入孔と重なるように前記基板の前記第一面に配置される
    請求項に記載の照明器具。
  7. 前記複数の光源のうちの前記第一領域に配置される一部の光源は、前記複数の光源のうちの前記第三領域に配置される残りの光源と、前記第二領域を跨いで電気的に接続される
    請求項5又は6に記載の照明器具。
  8. 前記第一面には、前記複数の光源及び前記電源部の一部である制御回路部品が配置され、
    前記第一面と反対側の第二面には、前記電源部の一部であるリード付き回路部品が配置される
    請求項1~のいずれか1項に記載の照明器具。
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