JP7481828B2 - 表示装置および制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置および制御方法に関する。
ローカルディミング技術において、表示デバイスの物理的な制約による輝度ムラあるいは部分的なコントラスト低下による画質劣化を、人間の視覚特性を用いて補償することができる表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2011/040021号
例えば、表示装置に設定されている音量や明るさ等の情報を表示装置に表示するOSD(On-Screen Display)機能が表示装置には搭載されている。OSD機能では、表示装置に設定されている音量や明るさ等の情報を示すOSD画像が外部から入力されるテレビ映像などに重ねて表示される。
また、例えば、表示部に液晶を用いた表示装置において、バックライトを複数の領域に分割し、各領域に対応する入力画像の階調値に基づいて各領域のバックライトの明るさを制御するローカルディミングと呼ばれる技術がある。
ローカルディミングを行う表示装置を正面から見た場合(正面視)と斜めから見た場合(斜め視)とでは、本来同じ明るさとなるべきOSD画像のうちの背景画面が正面視では均一の明るさの背景画像に見えても、斜め視では文字を含む領域における背景画面と文字を含まない領域の背景画面の明るさが異なって見えてしまう。これは、同じ階調値の背景画像を表示する場合でも、文字および背景画像を含む領域と、背景画像のみの領域とでは、ローカルディミングにより領域ごとにバックライトの明るさや液晶の開口率が異なり、さらに同じ領域でも正面視と斜め視では液晶の開口率が異なるためである。
例えば、図1は、表示装置101を正面から見た場合を示し、図2は、表示装置101を斜めから見た場合を示し、図1および図2に示すように表示装置101において液晶パネル102の右半分にOSD画像103が表示されている。図1において、点線で囲まれた領域111における文字「映像調整」以外の背景画面の明るさと、点線で囲まれた領域112の背景画面の明るさとは、表示装置101を正面から見た場合には同じに見える。
一方、図2に示すように表示装置101を斜めから見た場合に、点線で囲まれた領域111における文字「映像調整」以外の背景画面の明るさは、点線で囲まれた領域112の背景画面の明るさと異なって見えてしまう。すなわち、輝度ムラが生じる。
本発明の一態様は、外部から入力される第1の画像の少なくとも一部に第2の画像が重畳された画像を表示する表示装置において、斜めから表示装置を見た場合の第2の画像の輝度ムラを低減することを目的とする。
本発明の一態様に係る表示装置は、外部から入力される第1の画像の少なくとも一部に第2の画像が重畳された画像を表示する表示部と、前記表示部を照明するバックライトと、前記バックライトの明るさを複数の領域ごとに制御するとともに、前記バックライトの前記複数の領域の各々について前記第2の画像が表示される前記表示部の第1の領域を照明するか否かに基づいて、前記バックライトの前記複数の領域の明るさの調整量を制御する制御部と、を有する。
正面視におけるOSD画像の一例である。 斜め視におけるOSD画像の一例である。 実施の形態に係る表示装置の構成図の一例である。 実施の形態に係るローカルディミングコントローラの構成図の一例である。 、実施の形態に係るローカルディミングコントローラの制御方法のフローチャートの一例である。 比較例に係るバックライトの各領域の明るさの一例を示す図である。 モード1におけるバックライトの各領域の明るさの一例を示す図である。 比較例におけるローカルディミング制御とモード1におけるローカルディミング制御の例を示す図である。 モード2におけるバックライトの各領域の明るさの一例を示す図である。 透明度αとローカルディミングの強さcとの関係の一例を示す図である。 比較例におけるローカルディミング制御とモード2におけるローカルディミング制御の例を示す図である。 モード3におけるバックライトの各領域の明るさの一例を示す図である。 比較例におけるローカルディミング制御とモード3におけるローカルディミング制御の例を示す図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図3は、実施の形態に係る表示装置の構成図の一例である。
表示装置301は、信号処理回路311、合成回路321、ローカルディミングコントローラ331、バックライト駆動部341、バックライト351、表示制御回路361、および液晶パネル371を有する。表示装置301は、例えば、液晶テレビまたは液晶ディスプレイ等である。
信号処理回路311は、外部から入力される入力画像を受信し、合成回路312に出力する。また、信号処理回路311は、例えば、表示装置301に設定されている明るさや色合い等を示したり、明るさや色合い等を調整するための設定画面であるOSD画像を生成し、OSD画像を合成回路321およびローカルディミングコントローラ331に出力する。
OSD画像には、例えば、OSD画像の各画素の座標と、各画素の画素値(例えば、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色の値)と、各画素の透明度αと、が対応付けられて含まれている。透明度αは、OSD画像の透過の程度を示し、例えば0以上1以下の実数で示される。尚、ローカルディミングコントローラ331に出力するOSD画像には、各画素の画素値が含まれていなくてもよい。
合成回路321は、入力画像とOSD画像とを透明度αに応じた合成比率で合成し、入力画像の少なくとも一部にOSD画像が重畳された合成画像を生成する。例えば、透明度αが小さいと合成画像においてOSD画像の下の入力画像は見え難くなり、透明度αが大きいと合成画像においてOSD画像の下の入力画像が透けて見えるようになる。例えば、OSD画像の全画素において透明度αが0の場合、OSD画像と重なっている入力画像の部分はOSD画像を透過せずに見えなくなる。
ローカルディミングコントローラ331は、バックライト351の明るさを複数の領域ごとに制御する。またローカルディミングコントローラ331は、バックライト351の複数の領域の各々について液晶パネル371のOSD画像を表示する領域を照明するか否かに基づいて、バックライト371の複数の領域の明るさの調整量(ローカルディミングの強さ)を制御する。ローカルディミングの強さとは、バックライト351の調整量の大きさである。ローカルディミングの強さが強いほうがバックライト351の調整量が大きくなり、映像のコントラストが大きくなる。ローカルディミングの強さが弱いとバックライトの調整量が小さくなり、コントラストが小さくなる。また、ローカルディミングの強さは、バックライト351の点灯率の変化幅に対応している。点灯率はバックライトの明るさの一例である。具体的には、例えば、ローカルディミングコントローラ331は、合成画像と透明度αに基づいてバックライトの各領域の点灯率を計算し、バックライト351の各領域の点灯率をバックライト駆動部341に出力する。また、ローカルディミングコントローラ331は、点灯率に基づいて合成画像を補正し、液晶パネル371に表示する補正した合成画像を表示制御回路361に出力する。ローカルディミングコントローラ331は、制御部の一例である。
バックライト駆動部341は、バックライト352を駆動し、バックライト352の各領域の明るさをローカルディミングコントローラ331から入力される点灯率に応じた明るさとなるように制御する。
バックライト352は、液晶パネル371を照明する。バックライト352は、例えば、複数のLED(Light-Emitting Diode)により構成されている。また、バックライト352は、複数の領域に分割され、領域ごとに明るさの制御が可能となっている。
表示制御回路361は、入力画像にOSD画像が重畳された合成画像を液晶パネル371に表示させたり、合成画像の各画素の階調値に基づいて液晶パネル371の液晶開口率を制御する。
液晶パネル371は、入力画像にOSD画像が重畳された合成画像を表示する。尚、液晶パネル371は、入力画像またはOSD画像のいずれかを表示してもよい。液晶パネル371は、表示部の一例である。
図4は、実施の形態に係るローカルディミングコントローラの構成図の一例である。
ローカルディミングコントローラ331は、LEDデータ演算部333、LEDデータ補正演算部334、および液晶データ補正演算部335を有する。合成回路332からの入力される合成画像は液晶データ補正演算部335に入力され、信号処理回路311から入力されるOSD画像はLEDデータ演算部333に入力される。また、合成画像はLEDデータ演算部333に入力される前に処理を軽減するためにリサイズされてもよい。
LEDデータ演算部333は、ローカルディミングを行う場合には、合成画像と透明度αに基づいて、バックライトの複数の領域の各領域の明るさを計算し、各領域のバックライトの明るさを示す点灯率をLEDデータ補正演算部334と液晶データ補正演算部335に出力する。
詳細には、例えば、LEDデータ演算部333は、ローカルディミングを行う場合には、バックライトの各領域について透明度αに基づいて、液晶パネル371のOSD画像を表示する領域を照明する領域であるか判定する。
LEDデータ演算部333は、OSD画像を表示する領域を照明しない領域であると判定された領域について、当該領域のバックライトの351の点灯率を算出する。例えば、LEDデータ演算部333は、バックライト351の各領域に対応する領域毎に合成画像を分割し、それぞれの領域において代表となる階調値を算出する。代表階調値は、例えば、領域内の最大階調値を用いる。また、平均階調値を用いたり、領域内の階調値のヒストグラムを用いて代表階調値を算出してもよい。LEDデータ演算部333は、代表階調値に応じたバックライトの各領域の点灯率を算出する。代表階調値の0から255が、点灯率の0%から100%に対応する。ここで、算出された点灯率の値は、点灯率BL1と呼ぶ。
また、LEDデータ演算部333は、OSD画像を表示する領域を照明する領域であると判定されたバックライト351の領域について、当該領域のバックライトの351の点灯率BL2を算出する。例えば、表示装置301に設定されているモードにしたがって、LEDデータ演算部333は、OSD画像を表示する領域を照明するバックライト351の領域の点灯率BL2を算出する。各モードにしたがったOSD画像を表示する領域を照明するバックライト351の領域の点灯率の例については後述する。
LEDデータ補正演算部334は、LEDデータ演算部333から入力されるバックライトの各領域の明るさを示す点灯率BL1およびBL2に対して、補正演算を行うことでバックライトの各領域の明るさを補正し、補正した点灯率を出力する。LEDデータ補正演算部334は、例えば、LEDデータ演算部333から入力される点灯率BL1およびBL2に対して、補正演算としてトーンカーブ演算、バックライトに対する電力制限に基づく補正、および時間フィルタの適用などの処理を行い、補正した点灯率を出力する。
液晶データ補正演算部335は、LEDデータ演算部333からの点灯率に基づいて、バックライトの点灯率に応じて、合成画像を補正する。例えば、点灯率100%での画像の階調値を考えると、点灯率が50%になった場合、表示パネル371に対して照射させる光の量は略半分になる。そのため、画像の明るさを維持するためには、画像の階調値を略倍にする。このように、領域毎に点灯率を変えた場合は、画像も領域毎に補正を行う。
図5は、実施の形態に係るLEDデータ演算部の制御方法のフローチャートの一例である。
LEDデータ演算部333は、ローカルディミングを行うか判定する(ステップS501)。例えば、LEDデータ演算部333は、表示装置301が備える記憶部(不図示)に記憶されたローカルディミングを行うか否かを示す設定情報に基づいて、ローカルディミングを行うか判定する。設定情報は、例えば、予め設定されている。また、設定情報は、ユーザにより変更可能である。ローカルディミングを行うと判定された場合(S501:Yes)は、制御はステップS502に進み、ローカルディミングを行わないと判定された場合(S501:No)は、LEDデータ演算部333は、処理は終了する。
LEDデータ演算部333は、透明度αに基づいて、バックライト351の複数の領域のそれぞれについて液晶パネル371のOSD画像を表示する領域(OSD領域)を照明する領域であるか判定する(S502)。例えば、LEDデータ演算部333は、透明度αに対応付けられた座標から当該座標のバックライト351の領域が液晶パネル371のOSD画像を表示する領域(OSD領域)を照明する領域であるか判定する。具体的には、例えば、LEDデータ演算部333は、座標(x,y)の透明度α(すなわち、OSD画像に含まれる座標(x,y)に対応付けられた透明度α)がz(zは0以上1以下の実数)であるとすると、座標(x,y)を照明するバックライト351の領域は、OSD画像を表示する領域を照明する領域であると判定する。また、例えば、LEDデータ演算部333は、座標(x,y)に対応付けられた透明度αが無い場合、座標(x,y)を照明するバックライト351の領域は、OSD画像を表示する領域を照明しない領域であると判定する。尚、座標(x,y)の透明度αが1である場合は、入力画像が100%透過してOSD画像は座標(x,y)には実際には表示されないので、座標(x,y)を照明するバックライト351の領域は、OSD画像を表示する領域を照明しない領域であると判定してもよい。
そして、LEDデータ演算部333は、OSD領域を照明しない領域であると判定した(S502:OSD領域以外)領域については、OSD領域を照明しない領域のバックライト351の点灯率の計算を行い(S503)、OSD領域を照明する領域であると判定した(S502:OSD領域)領域については、OSD領域を照明する領域のバックライト351の点灯率の計算を行う(S504)。
S503において、LEDデータ演算部333は、OSD領域以外の領域を照明する領域であると判定した領域について、当該領域のバックライトの点灯率BL1を算出する。LEDデータ演算部333は、例えば、バックライト351の各領域に対応する領域毎に合成画像を分割し、それぞれの領域において代表となる階調値を算出する。代表階調値は、例えば、領域内の最大階調値を用いる。また、平均階調値を用いたり、領域内の階調値のヒストグラムを用いて代表階調値を算出してもよい。LEDデータ演算部333は、代表階調値に応じたバックライトの各領域の点灯率BL1を算出する。代表階調値の0から255が、点灯率BL1の0%から100%に対応する。
S504において、LEDデータ演算部333は、OSD領域を照明する領域であると判定した領域について、例えば、OSD領域を照明するバックライト351の領域のローカルディミングの制御を示すモード情報に基づいて、当該領域のバックライトの点灯率BL2を算出する。例えば、モード情報は、表示装置301が備える記憶部(不図示)に予め記憶されている。モード情報は、例えば、モード1~3のいずれかが設定されており、モード1はOSD領域のローカルディミングをオフ、モード2はOSD領域のローカルディミングを弱くし、モード2はOSD領域を1つの領域としてローカルディミングを行うことを示す。モード1~3のそれぞれに基づいたバックライトの点灯率BL2の詳細は後述する。
ここで、モード1~3のそれぞれに基づいたバックライトの点灯率の例について説明する。最初に通常のローカルディミング(OSD画像を照明する領域か否かに応じてローカルディミングの強さを制御しない場合)を用いたバックライトの点灯率の例を比較例として示す。
図6は、比較例に係るバックライトの各領域の明るさの一例を示す図である。
図6に示すように、バックライト351は矩形の領域ごとにバックライト351の点灯率、すなわちバックライト351の明るさが調整される。図6において、矩形の各領域の斜線の密度は、バックライトの点灯率(明るさ)を示し、斜線の密度が高い領域は点灯率が大きく(すなわち、バックライトが明るい)、斜線の密度が低い領域は点灯率が小さい(すなわち、バックライトが暗い)ことを示す。後述の図7,9,12においても同様に斜線の密度でバックライトの点灯率(明るさ)を示している。尚、図6において、例えば、バックライト351の右端から5列目までの領域がOSD画像を照射する領域であり、左端から8列目までの領域はOSD画像以外の画像を照射するバックライト351の領域である。また、後述の図7,9,12においてもOSD画像を照射するバックライト351の領域およびOSD画像以外の画像を照射するバックライト351の領域は同様である。
(モード1)
図7は、モード1におけるバックライトの各領域の明るさの一例を示す図である。
モード1では、OSD画像を照射するバックライトの領域についてはローカルディミングをオフにし、OSD画像を照射するバックライトの領域のバックライトの点灯率は最大値となる。すなわち、LEDデータ演算部333は、ステップS604において、OSD画像を照射するバックライトの領域のバックライトの点灯率BL2を最大値(100%)とする。このように、OSD画像を照射するバックライト351の領域の点灯率の明るさの調整量(ローカルディミングの強さ)が制御される。具体的には、OSD画像を照射するバックライト351の領域の点灯率(明るさ)は同じ値となる。
また、OSD画像以外の画像(例えば、入力画像にOSD画像が重畳されていない領域)を照射するバックライトの領域はローカルディミングがオンであるため、領域ごとにバックライトの明るさが制御される。すなわち、LEDデータ演算部333は、ステップS603で説明したように、OSD領域以外の領域を照明する領域であると判定した領域について、当該領域のバックライトの点灯率BL1を算出する。
例えば、図7に示すように、バックライトの右端から5列目までの領域はOSD画像を照射する領域であるため、当該領域のローカルディミングはオフであり、当該領域のバックライトの明るさは等しく最大値となる。また、例えば、図7に示すように、左端から8列目までの領域はOSD画像以外の画像を照射するバックライトの領域であるため、当該領域のバックライトの明るさは領域ごとにバックライトの明るさが制御される。
図8は、比較例におけるローカルディミング制御とモード1におけるローカルディミング制御の一例を示す図である。
図8の左側は比較例におけるローカルディミング制御の例を示し、右側はモード1におけるローカルディミング制御の例を示す図である。図8は、上から順に、入力画像における階調を示す入力階調、バックライトの点灯率、バックライトの実際の輝度、および液晶階調(液晶の開口率)を示す。尚、図8のモード1におけるバックライトの点灯率は、LEDデータ演算部333により算出および出力される点灯率BL2である。また、ここではLEDデータ演算部333の算出した点灯率に対するLEDデータ補正演算部334による補正はほとんど無く、実際のバックライトの輝度は、LEDデータ演算部333の算出した点灯率に応じた輝度となる場合を示す。
上述のように、バックライトは複数の領域の領域毎にバックライトの明るさを制御可能であり、図8は、OSD領域を照明するバックライト351の複数の領域のうちの4つの領域(エリア1~4)についての制御を示す。図8において、OSD画像として96階調の背景画像に255階調の文字を表示され、当該文字はエリア1の一部に表示される場合を示す。
図8の比較例およびモード1のそれぞれの最上段に示す入力階調において、エリア1では96階調の背景画像にエリア1の一部に255階調の文字を表示し、エリア2~4では96階調の背景画像を表示する。
図8の左側に示す比較例のローカルディミング制御において、上から2段目のバックライト351の点灯率は、エリア1において255階調の文字が表示されるため255階調に応じた最大値(MAX=100%)となっており、エリア2~4において、96階調に応じた38%となっている。一方、図8の右側に示すモード1のローカルディミング制御において、モード1のローカルディミング制御ではOSD領域のローカルディミングはオフであることから、上から2段目のバックライトの点灯率は、エリア1~4において最大値(MAX=100%)となる。
図8の左側に示す比較例のローカルディミング制御において、上から3段目のバックライト351の実際の輝度に示すように、エリア1のバックライト351の実際の輝度よりエリア2~4のバックライトの実際の輝度は低くなる。一方、図8の右側に示すモード1のローカルディミング制御において、上から3段目のバックライトの実際の輝度に示すように、エリア1~4のバックライトの実際の輝度は同じであり、各エリアにおけるバックライト351の実際の輝度の差はない。
図8の左側に示す比較例のローカルディミング制御において、最下段の液晶階調(液晶の開口率)に示すように、エリア1において文字を表示する部分の液晶の開口率は大きく、文字以外の部分の液晶の開口率は小さくなる。そして、エリア2~4において液晶の開口率は、エリア1の文字以外の部分の液晶の開口率よりも大きくなる。エリア1におけるバックライトの輝度よりエリア2~4におけるバックライトの輝度は小さいため、エリア2~4の液晶の開口率をエリア1の文字以外の部分の液晶の開口率より大きくすることで、エリア1~4において同じ96階調の背景画像を表示する。
一方、図8の右側に示すモード1のローカルディミング制御において、最下段の液晶階調(液晶の開口率)に示すように、エリア1において文字を表示する部分の液晶の開口率は大きく、文字以外の部分の液晶の開口率は小さくなる。そして、エリア2~4において液晶の開口率は、エリア1の文字以外の部分の液晶の開口率と同じである。エリア1~4におけるバックライトの輝度は同じため、エリア2~4の液晶の開口率はエリア1の文字以外の部分の液晶の開口率と同じ値になり、エリア1~4において同じ96階調の背景画像が表示される。
補正により、エリア1における背景画像の部分の液晶の開口率とエリア2~4における背景画像の部分の液晶の開口率とは、ずれが生じている。そのため、液晶パネル371を斜めから見た場合に、エリア1における背景画像の明るさと、エリア2~4における背景画像の明るさとは、異なって見えてしまう。一方、モード1のローカルディミング制御において、エリア1~4のバックライトの明るさは同じであり、エリア1における背景画像の部分の液晶の開口率とエリア2~4における背景画像の部分の液晶の開口率は同じである。そのため、液晶パネル371を斜めから見た場合に、エリア1における背景画像の明るさと、エリア2~4における背景画像の明るさとは同じ明るさに見え、輝度ムラが生じなくなり、斜め視野角が向上する。
(モード2)
図9は、モード2におけるバックライトの各領域の明るさの一例を示す図である。
モード2は、OSD領域におけるローカルディミングの強さ(強度)が弱くなる。具体的には、例えば、OSD領域におけるバックライトの点灯率の調整量の大きさが透明度αに応じて制御される。
モード2では、OSD画像を照射するバックライト351の領域についてはローカルディミングの強さが弱くなり、OSD画像を照射するバックライト351の領域のバックライト351の点灯率の差が小さくなる。すなわち、LEDデータ演算部333は、ステップS604において、OSD画像を照射するバックライト351の領域における領域間のバックライトの点灯率BL2の差を小さくして、コントラストを抑制する。このように、OSD画像を照射するバックライト351の領域の点灯率の明るさの調整量(ローカルディミングの強さ)が制御される。
また、OSD画像以外の画像(例えば、入力画像にOSD画像が重畳されていない領域)を照射するバックライトの領域はローカルディミングがオンであるため、領域ごとにバックライトの明るさが制御される。すなわち、LEDデータ演算部333は、ステップS603で説明したように、OSD領域以外の領域を照明する領域であると判定した領域について、当該領域のバックライトの点灯率BL1を算出する。
例えば、図9に示すように、バックライトの右端から5列目までの領域はOSD画像を照射する領域であるため、当該領域のローカルディミングの強さが弱くなり、当該領域の領域間のバックライト351の点灯率の差(当該領域における点灯率の最大値と最小値との差)が図6に示すような比較例の点灯率の差に比べて小さくなる。また、例えば、図9に示すように、左端から8列目までの領域はOSD画像以外の画像を照射するバックライトの領域であるため、当該領域のバックライトの明るさは領域ごとにバックライトの明るさが制御される。
図10は、透明度αとローカルディミングの強さcとの関係の一例を示す図である。
図10に示すように、透明度αが0から閾値Th1未満である場合は、ローカルディミングの強さ(強度)cは0であり、透明度αが閾値Th1以上かつ閾値Th2未満である場合は、ローカルディミングの強さcは0から1の間で透明度αに比例した値であり、透明度αが閾値Th2以上である場合は、ローカルディミングの強さcは1である。ローカルディミングの強さcは、例えば0以上1以下の実数で示される。
モード2において、LEDデータ演算部333は、バックライト351の各領域について、調整前のバックライト351の点灯率BL1とローカルディミングの強さcから、調整後のバックライト351の点灯率BL2を算出する。例えば、LEDデータ演算部333は、下式(1)により調整後のバックライトの点灯率BL2を算出する。
BL2=c×BL1+(1-c) ・・・(1)
LEDデータ演算部333は、例えば、上述のステップS503で説明したように、バックライト351の各領域に対応する領域毎に合成画像を分割し、代表階調値を算出し、OSD画像を照射する領域について代表階調値に応じたバックライト351の各領域の点灯率BL1を算出する。そして、LEDデータ演算部333は、図10に示すような透明度αとローカルディミングの強さcとの関係から、透明度αに応じたローカルディミングの強さcを算出して、上式(1)により、OSD画像を照射する各領域のバックライト351の点灯率BL2を算出する。尚、透明度αは、領域ごとに各領域の透明度αの平均値が用いられる。
図11は、比較例におけるローカルディミング制御とモード2におけるローカルディミング制御の例を示す図である。
図11の左側は比較例におけるローカルディミング制御の例を示し、右側はモード2におけるローカルディミング制御の例を示す図である。図11は、上から順に、入力画像における階調を示す入力階調、バックライトの点灯率、バックライトの実際の輝度、および液晶階調(液晶の開口率)を示す。尚、図11のモード2におけるバックライトの点灯率は、LEDデータ演算部333により算出および出力される点灯率BL2である。また、ここではLEDデータ演算部333の算出した点灯率に対するLEDデータ補正演算部334による補正はほとんど無く、実際のバックライトの輝度は、LEDデータ演算部333の算出した点灯率に応じた輝度となる場合を示す。
上述のように、バックライトは複数の領域の領域毎にバックライトの明るさを制御可能であり、図11は、OSD領域における上記複数の領域のうちの4つの領域(エリア1~4)についての制御を示す。図11において、OSD画像として96階調の背景画像に255階調の文字を表示し、当該文字はエリア1の一部に表示する場合を示す。
図13の比較例およびモード2のそれぞれの最上段に示す入力階調において、エリア1では96階調の背景画像にエリア1の一部で255階調の文字を表示し、エリア2~4では96階調の背景画像を表示する。
図11の左側に示す比較例のローカルディミング制御において、上から2段目のバックライト351の点灯率は、エリア1において255階調の文字が表示されるため255階調に応じた最大値(MAX=100%)となっており、エリア2~4において、96階調に応じた38%となっている。一方、図11の右側に示すモード2のローカルディミング制御において、エリア1において255階調の文字が表示されるため255階調に応じた最大値(MAX=100%)となっている。エリア2~4のバックライトの点灯率は、96階調に応じた38%から調整されて69%となっている。例えば、エリア1~4のそれぞれの透明度αに応じたローカルディミングの強さcが0.5であり、調整前の点灯率BL1=38%の場合、上式(1)より、調整後の点灯率BL2は、0.5×0.38+(1-0.5)=0.69(=69%)となる。尚、上記のエリア1の点灯率のように、調整前の点灯率BL1が100%の場合、調整後の点灯率BL2も100%となる。このように、モード2のローカルディミング制御において、エリア2~4の点灯率(69%)は比較例のエリア2~4の点灯率(38%)より高い。よって、モード2のローカルディミング制御におけるエリア1の点灯率(100%)とエリア2~4の点灯率(69%)との差は、比較例のローカルディミング制御におけるエリア1の点灯率(100%)とエリア2~4の点灯率(38%)との差より小さい。
図11の左側に示す比較例のローカルディミング制御において、上から3段目のバックライト351の実際の輝度に示すように、エリア1のバックライト351の実際の輝度よりエリア2~4のバックライトの実際の輝度は低くなる。一方、図11の右側に示すモード2のローカルディミング制御において、上から3段目のバックライトの実際の輝度に示すように、エリア1のバックライト351の実際の輝度よりエリア2~4のバックライトの実際の輝度は低くなっているが、エリア1のバックライト351の実際の輝度とエリア2~4のバックライトの実際の輝度の差は、比較例におけるエリア1のバックライト351の実際の輝度とエリア2~4のバックライトの実際の輝度の差より小さい。
図11の左側に示す比較例のローカルディミング制御において、最下段の液晶階調(液晶の開口率)に示すように、エリア1において文字を表示する部分の液晶の開口率は大きく、文字以外(背景画像)の部分の液晶の開口率は小さくなる。そして、エリア2~4において液晶の開口率は、エリア1の文字以外の部分の液晶の開口率よりも大きくなる。エリア1におけるバックライトの輝度よりエリア2~4におけるバックライトの輝度は小さいため、エリア2~4の液晶の開口率をエリア1の文字以外の部分の液晶の開口率より大きくすることで、エリア1~4において同じ96階調の背景画像を表示する。
一方、図11の右側に示すモード2のローカルディミング制御において、最下段の液晶階調(液晶の開口率)に示すように、エリア1において文字を表示する部分の液晶の開口率は大きく、文字以外の部分の液晶の開口率は小さくなる。そして、エリア2~4において液晶の開口率は、エリア1の文字以外の部分の液晶の開口率よりも大きくなる。エリア1におけるバックライトの輝度よりエリア2~4におけるバックライトの輝度は小さいため、エリア2~4の液晶の開口率をエリア1の文字以外の部分の液晶の開口率より大きくすることで、エリア1~4において同じ96階調の背景画像を表示する。モード2のローカルディミング制御において、エリア2~4における液晶の開口率は、比較例のエリア2~4における液晶の開口率より低い。それにより、モード2のローカルディミング制御におけるエリア1の背景画像の部分の液晶の開口率とエリア2~4における液晶の開口率との差は、比較例のエリア1の背景画像の部分の液晶の開口率とエリア2~4における液晶の開口率との差より小さい。
そのため、液晶パネル371を斜めから見た場合の、エリア1における背景画像の明るさと、エリア2~4における背景画像の明るさとの差が比較例に比べてモード2のローカルディミング制御のほうが低減される。モード2のローカルディミング制御によれば、比較例に比べて、輝度ムラが低減し、斜め視野角が向上する。
例えば、図10に示すような透明度αとローカルディミングの強さcとの関係と上式(1)を用いると、透明度αが閾値Th1以上かつ閾値Th2未満である場合は、透明度αが大きくなるほどローカルディミングの強さcは大きくなり、OSD画像を照射するバックライト351の領域の点灯率の明るさの調整量が大きくなる。逆に言えば、透明度αが小さくなるほどローカルディミングの強さcは小さくなり、OSD画像を照射するバックライト351の領域の点灯率の明るさの調整量が小さくなる。すなわち、透明度αが小さく、入力画像がほとんどOSD画像を透過していない場合は、斜めから見た場合のOSD画像の輝度ムラが目立つ可能性があるため、点灯率の調整量を小さく(OSD領域を照射するバックライト351の領域間の点灯率の最大値と最小値との差を小さく)する。
(モード3)
図12は、モード3におけるバックライトの各領域の明るさの一例を示す図である。
モード3では、バックライト351の複数の領域のうちOSD画像を照射する領域は1つの領域として扱われる。すなわち、OSD画像を照射するバックライト351の領域の点灯率(明るさ)は同じ値となる。すなわち、LEDデータ演算部333は、ステップS604において、例えば、OSD画像の最大階調値を代表階調値として算出し、代表階調値に応じた点灯率をOSD画像を照射するバックライト351の領域の点灯率BL2として算出する。このように、OSD画像を照射するバックライト351の領域の点灯率の明るさの調整量(ローカルディミングの強さ)が制御される。具体的には、OSD画像を照射するバックライト351の領域の点灯率(明るさ)は同じ値となる。
また、OSD画像以外の画像(例えば、入力画像にOSD画像が重畳されていない領域)を照射するバックライトの領域はローカルディミングがオンであるため、領域ごとにバックライトの明るさが制御される。すなわち、LEDデータ演算部333は、ステップS603で説明したように、OSD領域以外の領域を照明する領域であると判定した領域について、当該領域のバックライトの点灯率BL1を算出する。
図13は、比較例におけるローカルディミング制御とモード3におけるローカルディミング制御の例を示す図である。
図13の左側は比較例におけるローカルディミング制御の例を示し、右側はモード3におけるローカルディミング制御の例を示す図である。図13は、上から順に、入力画像における階調を示す入力階調、バックライトの点灯率、バックライトの実際の輝度、および液晶階調(液晶の開口率)を示す。尚、図13のモード4におけるバックライトの点灯率は、LEDデータ演算部333により算出および出力される点灯率BL2である。また、ここではLEDデータ演算部333の算出した点灯率に対するLEDデータ補正演算部334による補正はほとんど無く、実際のバックライトの輝度は、LEDデータ演算部333の算出した点灯率に応じた輝度となる場合を示す。
上述のように、バックライトは複数の領域の領域毎にバックライトの明るさを制御可能であり、図13は、OSD領域における上記複数の領域のうちの4つの領域(エリア1~4)についての制御を示す。図13において、OSD画像として96階調の背景画像に196階調の文字を表示し、当該文字はエリア1の一部に表示する場合を示す。
図13の比較例およびモード3のそれぞれの最上段に示す入力階調において、エリア1では96階調の背景画像にエリア1の一部で196階調の文字を表示し、エリア2~4では96階調の背景画像を表示する。
図13の左側に示す比較例のローカルディミング制御において、上から2段目のバックライトの点灯率は、エリア1において文字が表示されるため196階調に応じた77%となっており、エリア2~4のバックライトの点灯率は、96階調に応じた38%となっている。一方、図13の右側に示すモード3のローカルディミング制御において、モード3のローカルディミング制御ではOSD領域の複数の領域は1つの領域として扱われることから、上から2段目のバックライトの点灯率は、エリア1~4において文字の階調値である196階調に応じた77%となる。
図13の左側に示す比較例のローカルディミング制御において、上から3段目のバックライトの実際の輝度に示すように、エリア1のバックライトの実際の輝度よりエリア2~4のバックライトの実際の輝度は低くなる。一方、図13の右側に示すモード3のローカルディミング制御において、上から3段目のバックライトの実際の輝度に示すように、エリア1~4のバックライトの実際の輝度は同じであり、各エリアにおけるバックライトの実際の輝度の差はない。
図13の左側に示す比較例のローカルディミング制御において、最下段の液晶階調(液晶の開口率)に示すように、エリア1において文字を表示する部分の液晶の開口率は大きく、文字以外の部分の液晶の開口率は小さくなる。そして、エリア2~4において液晶の開口率は、エリア1の文字以外の部分の液晶の開口率よりも大きくなる。エリア1におけるバックライトの輝度よりエリア2~4におけるバックライトの輝度は小さいため、エリア2~4の液晶の開口率をエリア1の文字以外の部分の液晶の開口率より大きくすることで、エリア1~4において同じ96階調の背景画像を表示する。
一方、図13の右側に示すモード3のローカルディミング制御において、最下段の液晶階調(液晶の開口率)に示すように、エリア1において文字を表示する部分の液晶の開口率は大きく、文字以外の部分の液晶の開口率は小さくなる。そして、エリア2~4において液晶の開口率は、エリア1の文字以外の部分の液晶の開口率と同じである。エリア1~4におけるバックライトの輝度は同じため、エリア2~4の液晶の開口率はエリア1の文字以外の部分の液晶の開口率と同じ値になり、エリア1~4において同じ96階調の背景画像が表示される。
図13の左側に示す比較例のローカルディミング制御において、最下段の液晶階調(液晶の開口率)に示すように、エリア1における背景画像の部分の液晶の開口率とエリア2~4における背景画像の部分の液晶の開口率とは、ずれが生じている。そのため、比較例では、液晶パネルを斜めから見た場合に、エリア1における背景画像の明るさと、エリア2~4における背景画像の明るさとは、異なって見えてしまう。一方、モード3のローカルディミング制御において、エリア1~4のバックライトの明るさは同じであり、エリア1における背景画像の部分の液晶の開口率とエリア2~4における背景画像の部分の液晶の開口率は同じである。そのため、液晶パネル371を斜めから見た場合に、エリア1における背景画像の明るさと、エリア2~4における背景画像の明るさとは同じ明るさに見え、輝度ムラが生じなくなり、斜め視野角が向上する。
(ソフトウェアによる実現例)
表示装置301の制御ブロック(特に、ローカルディミングコントローラ331)は、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現可能であり、またCPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。後者の場合、表示装置301は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROMまたは記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM等を備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路等を用いることができる。また、上記プログラムは、伝送可能な任意の伝送媒体を介して上記コンピュータに供給されてよい。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく変形可能であり、上記の構成は、実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えることができる。
301 表示装置
311 信号処理回路
321 合成回路
331 ローカルディミングコントローラ
333 LEDデータ演算部
334 LEDデータ補正演算部
335 液晶データ補正演算部
341 バックライト駆動部
351 バックライト
361 表示制御回路
371 液晶パネル

Claims (6)

  1. 外部から入力される第1の画像の少なくとも一部に第2の画像が重畳された画像を表示する表示部と、
    前記表示部を照明するバックライトと、
    前記バックライトの明るさを複数の領域ごとに制御するとともに、前記バックライトの前記複数の領域の各々について前記第2の画像が表示される前記表示部の第1の領域を前記複数の領域のうちの前記第1の領域に対応する領域が照明するか否かに基づいて、前記第1の領域内における前記バックライトの前記複数の領域の明るさの変化幅を示す調整量を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記第2の画像の透明度に基づいて前記調整量を変化させることを特徴とする表示装置。
  2. 前記制御部は、前記第2の画像の透明度が大きいほど前記調整量を大きくすることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記制御部は、
    前記透明度が第1の所定値以上、第2の所定値以下の時に、
    前記第2の画像の透明度が大きいほど前記調整量を大きくし
    前記第2の画像の透明度が小さいほど前記調整量を小さくすることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記制御部は、
    前記透明度が第1の所定値より小さい時は、前記複数の領域間の明るさの差をなくし、
    前記透明度が第2の所定値より大きい時は、前記調整量を前記第1の画像のローカルディミング強度と同じとすることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  5. 前記第2の画像は、OSD画像であることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の表示装置。
  6. 外部から入力される第1の画像の少なくとも一部に第2の画像が重畳された画像を表示部に表示し、
    前記表示部をバックライトにより照明し、
    前記バックライトの明るさを複数の領域ごとに制御するとともに、前記バックライトの前記複数の領域の各々について前記第2の画像が表示される前記表示部の第1の領域を前記複数の領域のうちの前記第1の領域に対応する領域が照明するか否かに基づいて、前記第1の領域内における前記バックライトの前記複数の領域の明るさの変化幅を示す調整量を制御する、
    処理を備え、
    前記調整量を制御する処理は、前記第2の画像の透明度に基づいて前記調整量を変化させることを特徴とする表示装置の制御方法。
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