JP7480842B2 - 仮想リソース管理装置、仮想リソース管理方法およびプログラム - Google Patents

仮想リソース管理装置、仮想リソース管理方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、仮想化されたネットワークの仮想リソースの管理を行う、仮想リソース管理装置、仮想リソース管理方法およびプログラムに関する。
近年のキャリアネットワークでは、仮想化およびクラウド化、すなわちNFV(Network Functions Virtualization)化が進められている。NFV化されたネットワークシステムでは、リソース管理システムが、物理装置によって提供されるリソースを仮想リソースとして管理し、利用者の要求に応じて予約、払い出し、回収などを行う(例えば、特許文献1,2参照)。
ETSI(European Telecommunications Standards Institute) NFVの標準規定(非特許文献1参照)では、NFV化されたネットワークシステム上に構築される仮想化されたネットワーク機能をVNF(Virtual Network Function)と呼び、また、VNFのライフサイクル管理を行う機能をVNFM(VNF Manager)と呼ぶ。
VNFMには、VNFのライフサイクル管理のためのインタフェースが用意されている。例えば、VNFの生成、削除、スケーリングなどである。VNFの生成とは、リソース管理システムから必要量の仮想リソースの払い出しを受け、適切な初期化処理を行うことである。様々なネットワーク機能やサービスは、このように生成されたVNF上でなされる。VNFの削除とは適切な終了処理を行い、仮想リソースを解放することである。VNFのスケーリングとは、VNFを構成する仮想リソースの量を増減させることである。仮想リソースを増加させる処理をスケールアウト、減少させる処理をスケールインと呼ぶ。
このスケーリングのユースケースとしては、以下のものがある。
・[ユースケース1]需要の増減に併せてVNFの処理性能を増減させる。
・[ユースケース2]特定の物理装置のメンテナンス、交換や廃棄に先立って、その物理装置上で運用されている仮想リソースをスケールインにより解放する。
・[ユースケース3]VNF生成時、一部の仮想リソースが使用期間の指定された予約リソースを利用しており、その使用期間の終了に先立って該当の仮想リソースをスケールインにより解放する。
特開2017-143452号公報 特開2018-196036号公報
"ETSI GS NFV-SOL 002 V2.6.1,"[online],ETSI,2019-04,[令和2年4月27日検索],インターネット<URL:https://www.etsi.org/deliver/etsi_gs/NFV-SOL/001_099/002/02.06.01_60/gs_NFV-SOL002v020601p.pdf>
ETSI NFVの標準規定(非特許文献1)では、VNFのスケーリングを行うためのインタフェースが規定されているが、その具体的な処理方法までは規定されていない。また、スケーリングのインタフェースにおいて、スケーリング要求のリクエストパラメータとして規定されているのは、図12に示すパラメータである。
図12に示すように、VNFのスケーリング要求のパラメータとしては、「type」,「aspectId」,「numberOfSteps」,「additionalParams」が規定される。「type」は、スケールアウト、スケールインを指定するパラメータである。「aspectId」は、スケールするVNF内の構成要素を指定するパラメータである。「numberOfSteps」は、スケールアウトまたはスケールインのステップ数を指定するパラメータである。「additionalParams」は、その他、必要に応じて自由に追加できるパラメータである。
上記した[ユースケース1]では、単にVNFの性能の増減のみが目的であるので、スケールインの際に特定の仮想リソースを区別することなく仮想リソースを解放すればよく、規定のパラメータに不足はない。
一方、[ユースケース2]や[ユースケース3]では、スケールインの際に特定の仮想リソースの解放が必要である。そのため、VNFMがその仮想リソースを特定する必要があり、スケールインのリクエストに対しては、追加したパラメータが必要となる。
このような点に鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、VNFを構成する仮想リソースの量を減少させる処理であるスケールインを行う際に、仮想リソースを特定して開放させることを課題とする。
本発明に係る仮想リソース管理装置は、VNFを構成する仮想リソースのスケールインを実行する仮想リソース管理装置であって、前記スケールインを要求するスケーリング要求であるスケールイン要求を受け付けるスケーリング要求受付部と、前記スケールイン要求で示させる削除ストラテジに応じた所定の仮想リソース特定ロジックを用いて、削除対象となる仮想リソースを特定する仮想リソース特定部と、特定した前記仮想リソースの情報を含むスケールイン準備要求を、削除対象となる仮想リソースが割り当てられている前記VNFに送信することにより、前記削除対象となる仮想リソースへの通信を停止させ、前記通信の停止を示すスケールイン準備完了応答を前記VNFから受信すると、前記削除対象となる仮想リソースを削除するスケーリング処理部と、特定の物理装置の交換および廃棄の情報であるメンテナンス情報を取得して記憶部に記憶するメンテナンス情報管理部と、を備え、前記所定の仮想リソース特定ロジックは、前記削除ストラテジがメンテナンス退避の場合において、前記スケールイン要求で示されるパラメータで指定されたメンテナンスIDを抽出し、抽出したメンテナンスIDに基づきメンテナンス対象の物理装置を特定し、特定した物理装置上で運用される仮想リソースを特定するというものであり、前記仮想リソース特定部は、前記スケールイン要求で示される削除ストラテジがメンテナンス退避であると確認すると、前記パラメータで指定されたメンテナンスIDを抽出し、抽出した前記メンテナンスIDにより、前記メンテナンスIDとメンテナンス対象の物理装置とを紐づけた前記メンテナンス情報を参照して、メンテナンス対象の物理装置を特定し、前記特定した物理装置の情報を用いて、物理装置とその物理装置上で運用されている仮想リソースとを紐づけた物理装置・仮想リソース対応情報を参照して、前記特定した物理装置上で運用される仮想リソースを特定することを特徴とする。
本発明によれば、VNFを構成する仮想リソースの量を減少させる処理であるスケールインを行う際に、仮想リソースを特定して開放させることができる。
本実施形態に係る仮想リソース管理装置を含むネットワーク仮想化システムの全体構成を示す図である。 本実施形態に係るVNFのスケーリング要求のパラメータを示す図である。 本実施形態に係るスケーリング要求のパラメータである「削除対象指定」の削除ストラテジを、JSON形式により記載した例である。 本実施形態に係るスケーリング要求のパラメータである「削除対象指定」の削除ストラテジを、JSON形式により記載した例である。 本実施形態に係るスケーリング要求のパラメータである「メンテナンス退避」の削除ストラテジを、JSON形式により記載した例である。 本実施形態に係るスケーリング要求のパラメータである「メンテナンス退避」の削除ストラテジを、JSON形式により記載した例である。 本実施形態に係るスケーリング要求のパラメータである「予約リソース解放」の削除ストラテジを、JSON形式により記載した例である。 本実施形態に係るスケーリング要求のパラメータである「予約リソース解放」の削除ストラテジを、JSON形式により記載した例である。 本実施形態に係るネットワーク仮想化システムにおいて、特定の仮想リソースをスケールインする処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態の変形例に係る仮想リソース管理装置の構成を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る仮想リソース管理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。 従来技術におけるVNFのスケーリング要求のパラメータを示す図である。
次に、本発明を実施するための形態(以下、「本実施形態」と称する。)について説明する。
図1は、本実施形態に係る仮想リソース管理装置1を含むネットワーク仮想化システム1000の全体構成を示す図である。
ネットワーク仮想化システム1000は、1つ以上のVNFと、そのVNFの機能を実現するためのインフラである、複数の物理装置5(図1においては、例として物理装置5-1,5-2,5-3)およびその複数の物理装置5上に構築される仮想インフラ7と、仮想ネットワークを実現するための仮想リソースを管理する仮想リソース管理装置1とを含んで構成される。
VNFは、複数の物理装置5(5-1,5-2,5-3)上に設けられた仮想インフラ7を用いて、仮想化されたネットワーク機能を実現する。このVNFは、仮想リソース6が払い出されることにより仮想化された機能を実現する1つ以上の仮想マシン(VM:Virtual Machine)で構成される。図1においては、例えば、VNF-Aは、物理装置5-1上の仮想リソース6を用いた2つのVMと、物理装置5-2上の仮想リソース6を用いた1つのVMとにより、計3つの仮想リソースを用いて実現される。VNF-Bは、物理装置5-1上の仮想リソース6を用いた1つのVMと、物理装置5-3上の仮想リソース6を用いた1つのVMにより、計2つの仮想リソースを用いて実現される。VNF-Cは、物理装置5-1上の仮想リソース6を用いた1つのVMと、物理装置5-2上の仮想リソース6を用いた1つのVMにより、計2つの仮想リソースを用いて実現される。
物理装置5は、コンピュータ、ストレージ、ネットワーク機器などの物理的なハードウェア資源である。これらの物理的なハードウェア資源を、例えば仮想化層とよばれるソフトウェアにより仮想化して仮想インフラ7とすることにより、仮想コンピュータ、仮想ストレージ、仮想ネットワークといった仮想リソース6をVNFに提供する。
仮想リソース管理装置1は、VNFを構成する仮想リソースを減少させる処理であるスケールインを制御する装置である。この仮想リソース管理装置1は、仮想リソースのスケールインを制御する際に、所望の仮想リソースを特定して削除(解放)することを特徴とする。
なお、この仮想リソース管理装置1は、ETSI NFVの標準規定(非特許文献1)における、NFV MANO(NFV Management and Orchestration)において、本願の特徴となる機能を組み込んだものとして実現することができる。よって、以下、NFV MANOが備える3つの機能である、VNFM、NFVO(NFV Orchestrator)、VIM(Virtualized Infrastructure Manager)に対応付けて、本願の特徴構成について説明する。なお、NFV MANOが備える標準的な機能の詳細な説明は省略する。
また、本実施形態に係るネットワーク仮想化システム1000においては、仮想リソース管理装置1が、削除対象の仮想リソースを特定するために、図12で示した従来のスケーリング要求のリクエストパラメータに、「削除ストラテジ」を指定するパラメータ(以下、「スケーリングストラテジ名」と称する。)、および、削除ストラテジに沿ったスケーリングを実行するにあたって必要な情報(以下、「スケーリング追加パラメータ」と称する。)を含める(図2参照)。
具体的には、図2に示すように、VNFのスケーリング要求のパラメータに、「scalingStrategyName」および「scalingStrategyParams」のパラメータを追加する。
「scalingStrategyName」(スケーリングストラテジ名)は、スケーリング処理の削除ストラテジを指定するパラメータである。本実施形態では、削除ストラテジの例として、「削除対象指定」「メンテナンス退避」「予約リソース解放」を選択できるものとする(詳細は後記)。
「scalingStrategyParams」(スケーリング追加パラメータ)には、スケーリング処理の削除ストラテジの実行に必要なパラメータが指定される。
仮想リソース管理装置1は、この「scalingStrategyName」および「scalingStrategyParams」を含むスケーリング要求を受け付けることにより、仮想リソースを特定して削除するスケールインを実行する。
<仮想リソース管理装置>
次に、本実施形態に係る仮想リソース管理装置1について、図1を参照して詳細に説明する。
仮想リソース管理装置1は、仮想ネットワークやリソースを統合的に管理・制御するNFV MANOの機能に加えて、VNFを構成する仮想リソースを特定して減少させる処理(スケールイン)を制御する。
この仮想リソース管理装置1は、制御部、入出力部、記憶部(いずれも図示省略)を備える一般的なコンピュータにより構成される(詳細は後記)。
入出力部は、各VNFや物理装置5、その他の外部装置等との間の情報について入出力を行う。この入出力部は、通信回線を介して情報の送受信を行う通信インタフェースと、不図示のキーボード等の入力装置やモニタ等の出力装置との間で情報の入出力を行う入出力インタフェースとから構成される。
記憶部は、ハードディスクやフラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)等により構成される。この記憶部には、メンテナンス情報、物理装置・仮想リソース対応情報、予約情報(いずれも詳細は後記)などの本実施形態に係る処理に必要な情報が格納される。
また、記憶部には、制御部の各機能部を実行させるためのプログラムや、制御部の処理に必要な情報が一時的に記憶される。
制御部は、図1に示すように、仮想ネットワーク制御部10と、仮想化オーケストレータ部20と、仮想インフラ管理部30とを含んで構成される。
仮想ネットワーク制御部10は、VNFが必要とするリソース要件の管理や、VNFのライフサイクルの管理を行う、ETSI NFVの標準規定のVNFMの機能に加えて、本実施形態に特有の機能である、スケーリング要求受付部11、仮想リソース特定部12およびスケーリング処理部13を備える。
スケーリング要求受付部11は、クライアント端末等からスケーリング要求を受け付ける。そして、スケーリング要求受付部11は、そのスケーリング要求が、スケールインを指定するものであり、上記した削除ストラテジを指定するパラメータと、スケーリング追加パラメータが設定されているか否か確認する。つまり、スケーリング要求受付部11は、受け付けたスケーリング要求が、特定の仮想リソースを削除(解放)するスケールインを要求するメッセージ(以下、「スケールイン要求」と称する。)であるかを確認する。
スケールイン要求において指定される削除ストラテジには、上記した「削除対象指定」「メンテナンス退避」「予約リソース解放」が選択される。以下、削除ストラテジ毎に具体的に説明する。
<削除ストラテジ1>・・・「削除対象指定」
「削除対象指定」は、スケールイン要求(メッセージ)において、指定された仮想リソースを削除する削除ストラテジである。「削除対象指定」の削除ストラテジでは、スケーリングストラテジ名として、例えば、「resource」を指定する。また、スケーリング追加パラメータとして、削除する仮想リソースの仮想リソースIDを指定する。仮想リソースIDは、生成済みの仮想リソースを一意に特定するためのIDであり、その仮想リソースが生成されたときに割り当てられるものである。
図3および図4は、「削除対象指定」の削除ストラテジを、JSON(JavaScript Object Notation)形式により記載した例である。
図3および図4において、「scalingStrategyName」のパラメータとして「resource」が指定される。また、「scalingStrategyParams」のパラメータとして、仮想リソースIDが例えば「abcdefgh1」として記載された例を示している。なお、リクエストパラメータの構造は、この2つに限定されない。
<削除ストラテジ2>・・・「メンテナンス退避」
「メンテナンス退避」は、スケールイン要求(メッセージ)において、交換や廃棄などのメンテナンス対象となる特定の物理装置5上で運用されているVNFに含まれる仮想リソースを特定し、その仮想リソースを削除する削除ストラテジである。「メンテナンス退避」の削除ストラテジでは、スケーリングストラテジ名として、例えば、「maintenance」を指定する。また、スケーリング追加パラメータとして、メンテナンスIDを指定する。メンテナンスIDは、特定の物理装置5の交換や廃棄などのメンテナンス情報を一意に特定するIDである。このメンテナンス情報は、メンテナンスを行う前に運用者によりNFVのシステムに登録しておく。例えば、仮想リソース管理装置1の仮想化オーケストレータ部20(NFVO)に登録しておく(詳細は後記)。
図5および図6は、「メンテナンス退避」の削除ストラテジを、JSON形式により記載した例である。
図5および図6において、「scalingStrategyName」のパラメータとして「maintenance」が指定される。また、「scalingStrategyParams」のパラメータとして、メンテナンスIDが例えば「abcdefgh2」として記載された例を示している。なお、リクエストパラメータの構造は、この2つに限定されない。
<削除ストラテジ3>・・・「予約リソース解放」
「予約リソース解放」は、スケールイン要求(メッセージ)において、予約されたリソースで運用されている仮想リソースを特定して削除する削除ストラテジである。「予約リソース解放」の削除ストラテジでは、スケーリングストラテジ名として、例えば、「reservation」を指定する。また、スケーリング追加パラメータとして、予約IDを指定する。予約IDは、仮想リソースの予約情報を一意に特定するIDである。この予約情報は、仮想リソースを利用する前に、その利用者がNFVのシステムに登録しておく。例えば、仮想リソース管理装置1の仮想化オーケストレータ部20(NFVO)に登録しておく(詳細は後記)。
図7および図8は、「予約リソース解放」の削除ストラテジを、JSON形式により記載した例である。
図7および図8において、「scalingStrategyName」のパラメータとして「reservation」が指定される。また、「scalingStrategyParams」のパラメータとして、予約IDが例えば「abcdefgh3」として記載された例を示している。なお、リクエストパラメータの構造は、この2つに限定されない。
スケーリング要求受付部11は、受け付けたスケーリング要求において、上記のように、特定の仮想リソースの削除(解放)を要求するための削除ストラテジが指定されていることにより、「スケールイン要求」であると判定する。そして、スケーリング要求受付部11は、スケールイン要求の情報を、仮想リソース特定部12に出力する。
仮想リソース特定部12は、スケーリング要求(メッセージ)を受け取ると、スケールイン要求で示される削除ストラテジを確認することにより、削除対象となる仮想リソースを特定する。
仮想リソース特定部12は、選択された削除ストラテジ(ここでは、「削除対象指定」「メンテナンス退避」「予約リソース解放」)に応じた所定のロジック(仮想リソース特定ロジック)により、削除対象となる仮想リソースを特定する。
<「削除対象指定」での仮想リソース特定ロジック>
仮想リソース特定部12は、削除ストラテジが「削除対象指定」の場合、つまり、スケーリング要求において、スケーリングストラテジ名(「scalingStrategyName」)のパラメータが「resource」と指定されていた場合には、以下の仮想リソース特定ロジックに基づき、仮想リソースを特定する。
仮想リソース特定部12は、削除ストラテジが「削除対象指定」の場合、スケーリング追加パラメータとして指定された仮想リソースIDに基づき、削除する仮想リソースを特定する。
具体的には、仮想リソース特定部12は、スケーリング要求において、スケーリング追加パラメータ(「scalingStrategyParams」)で指定された仮想リソースIDで示される仮想リソースを、削除する仮想リソースに特定する。
<「メンテナンス退避」での仮想リソース特定ロジック>
仮想リソース特定部12は、削除ストラテジが「メンテナンス退避」の場合、つまり、スケーリング要求において、スケーリングストラテジ名(「scalingStrategyName」)のパラメータが「maintenance」と指定されていた場合には、以下の仮想リソース特定ロジックに基づき、仮想リソースを特定する。
仮想リソース特定部12は、削除ストラテジが「メンテナンス退避」の場合、スケーリング追加パラメータ(「scalingStrategyParams」)として指定されたメンテナンスIDを抽出する。そして、仮想リソース特定部12は、抽出したメンテナンスIDによりメンテナンス情報を参照して、メンテナンス対象の物理装置5を特定する。さらに、仮想リソース特定部12は、特定した物理装置5の情報を用いて、物理装置・仮想リソース対応情報を参照し、メンテナンス対象の物理装置5上で運用されている仮想リソースを特定する。
ここで、メンテナンス情報は、仮想リソース管理装置1の記憶部(図示省略)に記憶され、メンテナンスIDとメンテナンス対象の物理装置5とを紐づける情報である。このメンテナンス情報を、ここでは、図1に示す仮想化オーケストレータ部20(NFVO)のメンテナンス情報管理部21が管理(制御)するものとする。ただし、このメンテナンス情報を管理(制御)する機能を、仮想ネットワーク制御部10(VNFM)に備えさせるようにしてもよいし、仮想リソース管理装置1以外の外部装置に、メンテナンス情報とその管理(制御)機能とを備えさせるようにしてもよい。
また、物理装置・仮想リソース対応情報は、仮想リソース管理装置1の記憶部(図示省略)に記憶され、物理装置5と、その物理装置5上で運用されている仮想リソースとを紐づける情報である。この物理装置・仮想リソース対応情報を、ここでは、図1に示す仮想化オーケストレータ部20(NFVO)の物理装置・仮想リソース対応情報管理部22が管理(制御)するものとする。ただし、この物理装置・仮想リソース対応情報を管理(制御)する機能を、仮想ネットワーク制御部10(VNFM)に備えさせるようにしてもよいし、仮想リソース管理装置1以外の外部装置に、物理装置・仮想リソース対応情報とその管理(制御)機能とを備えさせるようにしてもい。
仮想リソース特定部12は、例えば、メンテナンス情報および物理装置・仮想リソース対応情報を、仮想化オーケストレータ部20が管理(制御)する構成となっている場合には、スケールイン要求から抽出したメンテナンスIDを、仮想化オーケストレータ部20へ出力する。これにより、仮想化オーケストレータ部20のメンテナンス情報管理部21がメンテナンス情報を参照して、メンテナンスIDに対応する物理装置5を抽出する。そして、物理装置・仮想リソース対応情報管理部22が、その物理装置5上で運用されている仮想リソースを、物理装置・仮想リソース対応情報を参照して抽出する。仮想リソース特定部12は、物理装置・仮想リソース対応情報管理部22から、抽出した仮想リソースの情報を取得することにより、削除対象となる仮想リソースを特定する。
<「予約リソース解放」での仮想リソース特定ロジック>
仮想リソース特定部12は、削除ストラテジが「予約リソース解放」の場合、つまり、スケーリング要求において、スケーリングストラテジ名(「scalingStrategyName」)のパラメータが「reservation」と指定されていた場合には、以下の仮想リソース特定ロジックに基づき、仮想リソースを特定する。
仮想リソース特定部12は、削除ストラテジが「予約リソース解放」の場合、スケーリング追加パラメータ(「scalingStrategyParams」)として指定された予約IDを抽出する。そして、仮想リソース特定部12は、抽出した予約IDにより予約情報を参照して、対象となる予約を特定する。仮想リソース特定部12は、予約したリソースで運用されている仮想リソースを特定する。
ここで、予約情報は、仮想リソース管理装置1の記憶部(図示省略)に記憶され、予約IDと予約したリソースで運用されている仮想リソースとを紐づける情報である。この予約情報を、ここでは、図1に示す仮想化オーケストレータ部20(NFVO)の予約情報管理部23が管理(制御)するものとする。ただし、この予約情報を管理(制御)する機能を、仮想ネットワーク制御部10(VNFM)に備えさせるようにしてもよいし、仮想リソース管理装置1以外の外部装置に、予約情報とその管理(制御)機能とを備えさせるようにしてもい。
仮想リソース特定部12は、例えば、予約情報を、仮想化オーケストレータ部20が管理(制御)する構成となっている場合には、スケールイン要求から抽出した予約IDを、仮想化オーケストレータ部20へ出力する。これにより、仮想化オーケストレータ部20の予約情報管理部23が、予約IDに対応する予約情報において、予約されたリソースで運用されている仮想リソースの情報を抽出する。仮想リソース特定部12は、予約情報管理部23から、抽出した仮想リソースの情報を取得することにより、削除対象となる仮想リソースを特定する。
仮想リソース特定部12は、上記の仮想リソース特定ロジックに基づく処理により、削除対象となる仮想リソースを特定すると、その仮想リソースの情報を、スケーリング処理部13に出力する。
スケーリング処理部13は、仮想リソース特定部12が特定した削除対象となる仮想リソースの仮想リソースIDを含むスケールイン準備要求を対象となるVNFに送信する。なお、対象となるVNFは、スケーリング要求受付部11が受け付けた、スケーリング要求(例えば、図3~図8)で示されるパラメータである「aspectID」により特定することができる。
このスケールイン準備要求を受信すると、VNFは、スケールインの準備を実行する。スケールインの準備とは、例えば、そのVNFが処理している、クライアントや他のVNFから送信されてくる通信のうち、削除対象となる仮想リソースへの通信の停止である。
スケーリング処理部13は、スケールイン準備が完了したそのVNFからスケールイン準備完了応答を受信する。そして、スケーリング処理部13は、スケーリング準備完了応答を受信したことを契機として、削除対象の仮想リソースを削除する。
次に、仮想化オーケストレータ部20は、複数のVNFから構成されるネットワークサービスのライフサイクル管理(生成、管理、運用、削除など)、全体のリソース管理などを行う、ETSI NFVの標準規定のNFVOの機能に加えて、本実施形態に特有の機能である、メンテナンス情報管理部21、物理装置・仮想リソース対応情報管理部22および予約情報管理部23を備える。
メンテナンス情報管理部21は、仮想ネットワーク制御部10(仮想リソース特定部12)からメンテナンスIDを取得すると、記憶部に記憶されたメンテナンス情報を参照して、メンテナンスIDに対応する物理装置5を抽出する。
そして、メンテナンス情報管理部21は、抽出した物理装置5の情報を、物理装置・仮想リソース対応情報管理部22へ出力する。
また、メンテナンス情報管理部21は、外部装置等から物理装置5に関する新規のメンテナンス情報を取得し、記憶部に記憶されたメンテナンス情報に登録する。
物理装置・仮想リソース対応情報管理部22は、メンテナンス情報管理部21から物理装置5の情報を取得すると、記憶部に記憶された物理装置・仮想リソース対応情報を参照して、その物理装置5上で運用されている仮想リソースを抽出する。
そして、物理装置・仮想リソース対応情報管理部22は、抽出した仮想リソースの情報を、仮想ネットワーク制御部10(仮想リソース特定部12)に出力する。
また、物理装置・仮想リソース対応情報管理部22は、物理装置5上で運用されている仮想リソースの構成に関する最新の情報を取得し、記憶部に記憶された物理装置・仮想リソース対応情報に登録する。
予約情報管理部23は、仮想ネットワーク制御部10(仮想リソース特定部12)から予約IDを取得すると、記憶部に記憶された予約情報を参照し、予約IDで示される予約情報において、予約されたリソースで運用されている仮想リソースの情報を抽出する。
そして、予約情報管理部23は、抽出した仮想リソースの情報を、仮想ネットワーク制御部10(仮想リソース特定部12)に出力する。
また、予約情報管理部23は、クライアント端末等からリソースの予約に関する新規の予約情報を取得し、記憶部に記憶された予約情報に登録する。
次に、仮想インフラ管理部30は、物理リソースおよび仮想リソースの運用管理を行う、ETSI NFVの標準規定のVIMの機能を備える。仮想インフラ管理部30が備える物理装置制御部31は、物理装置5の交換や廃棄などのメンテナンスに際し、各物理装置5の管理・制御を行う。
≪処理の流れ≫
次に、本実施形態に係る仮想リソース管理装置1を含むネットワーク仮想化システム1000の処理の流れについて説明する。
図9は、本実施形態に係るネットワーク仮想化システム1000において、特定の仮想リソースを削除(解放)するスケールインの処理の流れを示すフローチャートである。
なお、ここでは、図9に示すように、クライアント端末3から、スケールインを指定するスケーリング要求(スケールイン要求)を受信するものとして説明する。
まず、仮想リソース管理装置1は、クライアント端末3から、スケールイン要求を受信する(ステップS1)。
そして、仮想リソース管理装置1(仮想ネットワーク制御部10)のスケーリング要求受付部11は、そのスケーリング要求が、スケールインを指定するものであり、削除ストラテジを指定するパラメータと、スケーリング追加パラメータが設定されているか否か確認する。つまり、スケーリング要求受付部11は、受け付けたスケーリング要求が、特定の仮想リソースを削除(解放)するスケールインを要求するメッセージ(スケールイン要求)であるかを確認する。スケーリング要求受付部11は、受け付けたスケーリング要求がスケールイン要求である場合に、そのスケールイン要求を、仮想リソース特定部12に出力する。
仮想リソース管理装置1(仮想ネットワーク制御部10)の仮想リソース特定部12は、スケールイン要求で示される削除ストラテジを確認することにより、その削除ストラテジに応じた所定のロジック(仮想リソース特定ロジック)により、削除対象となる仮想リソースを特定する(ステップS2)。
ここで、仮想リソース特定部12は、削除ストラテジが「削除対象指定」の場合、つまり、図3および図4で示すように、スケーリング要求において、スケーリングストラテジ名(「scalingStrategyName」)のパラメータが「resource」と指定されていた場合には、スケーリング追加パラメータ(「scalingStrategyParams」)として指定された仮想リソースIDに基づき、削除する仮想リソースを特定する。
また、仮想リソース特定部12は、削除ストラテジが「メンテナンス退避」の場合、つまり、スケーリング要求において、スケーリングストラテジ名(「scalingStrategyName」)のパラメータが「maintenance」と指定されていた場合には、スケーリング追加パラメータ(「scalingStrategyParams」)として指定されたメンテナンスIDを抽出する。そして、仮想リソース特定部12は、抽出したメンテナンスIDによりメンテナンス情報を参照して、メンテナンス対象の物理装置5を特定する。さらに、仮想リソース特定部12は、特定した物理装置5の情報を用いて、物理装置・仮想リソース対応情報を参照し、メンテナンス対象の物理装置5上で運用されている仮想リソースを特定する。
なお、仮想リソース特定部12は、メンテナンス情報および物理装置・仮想リソース対応情報について、自らが参照できない場合には、メンテナンス情報および物理装置・仮想リソース対応情報を管理(制御)する機能を備える仮想化オーケストレータ部20や外部装置に問い合わせることにより、削除対象となる仮想リソースを特定する。
また、仮想リソース特定部12は、削除ストラテジが「予約リソース解放」の場合、つまり、スケーリング要求において、スケーリングストラテジ名(「scalingStrategyName」)のパラメータが「reservation」と指定されていた場合には、スケーリング追加パラメータ(「scalingStrategyParams」)として指定された予約IDを抽出する。そして、仮想リソース特定部12は、抽出した予約IDにより予約情報を参照して、対象となる予約を特定し、予約したリソースで運用されている仮想リソースを特定する。
なお、仮想リソース特定部12は、予約情報について、自ら参照できない場合には、予約情報を管理(制御)する機能を備える仮想化オーケストレータ部20や外部装置に問い合わせることにより、削除対象となる仮想リソースを特定する。
次に、スケーリング要求受付部は、クライアント端末3に対して、スケールイン要求に対する応答メッセージを送信する(ステップS3)。なお、このスケールイン要求に対する応答メッセージの送信は、このステップ順に限定されず、例えば、ステップS6の後であってもよい。
続いて、仮想リソース管理装置1(仮想ネットワーク制御部10)のスケーリング処理部13は、仮想リソース特定部12が特定した削除対象となる仮想リソースの仮想IDを含むスケールイン準備要求を対象となるVNF8に送信する(ステップS4)。
これにより、VNF8において、そのVNF8が処理している、クライアント端末3や他のVNF8から送信されてくる通信のうち、削除対象となる仮想リソースへの通信停止の処理を含むスケールイン準備が実行される。
スケーリング処理部13は、VNF8からスケールイン準備完了のメッセージを受信すると(ステップS5)、削除対象の仮想リソースを削除する(ステップS6)。
以上、本実施形態に係る仮想リソース管理装置1によれば、スケールイン要求において指定される削除ストラテジに応じて、削除対象となる仮想リソースを特定し、開放することができる。
<変形例>
なお、本実施形態においては、図1に示すように、ETSI NFVの標準規定(非特許文献1)における、NFV MANOに、本願の特徴構成を組み込んだものとして説明した。しかしながら、NFV MANOの機能とは別筐体の装置として、ネットワーク仮想化システムに本願の特徴構成を組み込んだ装置を含めるようにしてもよい。
図10は、本実施形態の変形例に係る仮想リソース管理装置1aの構成を示す機能ブロック図である。
この仮想リソース管理装置1aは、VNFを構成する仮想リソースを特定して削除(解放)させる処理(スケールイン)を実行する装置であり、図10で示すように、制御部100、入出力部200、記憶部300を備える。
入出力部200は、各VNFや物理装置5、その他、VNF MANOの機能を備える外部装置等との間の情報について入出力を行う。
記憶部300には、メンテナンス情報310、物理装置・仮想リソース対応情報320および予約情報330が格納される。
制御部100は、図1で示した仮想ネットワーク制御部10の機能である、スケーリング要求受付部11、仮想リソース特定部12およびスケーリング処理部13を備える。そして、スケーリング要求受付部11、仮想リソース特定部12およびスケーリング処理部13は、ネットワーク仮想化システム1000におけるVNF MANOの機能を備える外部装置と連携して、各処理を実行するようにする。
このようにすることによっても、VNFを構成する仮想リソースの量を減少させる処理であるスケールインを行う際に、仮想リソースを特定して開放させることができる。
<ハードウェア構成>
本実施形態に係る仮想リソース管理装置1(1a)は、例えば図11に示すような構成のコンピュータ900によって実現される。
図11は、本実施形態に係る仮想リソース管理装置1(1a)の機能を実現するコンピュータ900の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ900は、CPU901、ROM(Read Only Memory)902、RAM903、HDD(Hard Disk Drive)904、入出力I/F(Interface)905、通信I/F906およびメディアI/F907を有する。
CPU901は、ROM902またはHDD904に記憶されたプログラムに基づき作動し、図1に示す仮想リソース管理装置1および図10に示す仮想リソース管理装置1aの各制御部による制御を行う。ROM902は、コンピュータ900の起動時にCPU901により実行されるブートプログラムや、コンピュータ900のハードウェアに係るプログラム等を記憶する。
CPU901は、入出力I/F905を介して、マウスやキーボード等の入力装置910、および、ディスプレイ等の出力装置911を制御する。CPU901は、入出力I/F905を介して、入力装置910からデータを取得するともに、生成したデータを出力装置911へ出力する。なお、プロセッサとしてCPU901とともに、GPU(Graphics Processing Unit)等を用いても良い。
HDD904は、CPU901により実行されるプログラムおよび当該プログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信I/F906は、通信網(例えば、NW(Network)920)を介して他の装置からデータを受信してCPU901へ出力し、また、CPU901が生成したデータを、通信網を介して他の装置へ送信する。
メディアI/F907は、記録媒体912に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM903を介してCPU901へ出力する。CPU901は、目的の処理に係るプログラムを、メディアI/F907を介して記録媒体912からRAM903上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体912は、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto Optical disk)等の光磁気記録媒体、磁気記録媒体、導体メモリテープ媒体又は半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ900が本実施形態に係る仮想リソース管理装置1(1a)として機能する場合、コンピュータ900のCPU901は、RAM903上にロードされたプログラムを実行することにより仮想リソース管理装置1(1a)の機能を実現する。また、HDD904には、RAM903内のデータが記憶される。CPU901は、目的の処理に係るプログラムを記録媒体912から読み取って実行する。この他、CPU901は、他の装置から通信網(NW920)を介して目的の処理に係るプログラムを読み込んでもよい。
<効果>
以下、本発明に係る仮想リソース管理装置等の効果について説明する。
本発明に係る仮想リソース管理装置は、VNFを構成する仮想リソースのスケールインを実行する仮想リソース管理装置1(1a)であって、スケールインを要求するスケーリング要求であるスケールイン要求を受け付けるスケーリング要求受付部11と、スケールイン要求で示させる削除ストラテジに応じた所定の仮想リソース特定ロジックを用いて、削除対象となる仮想リソースを特定する仮想リソース特定部12と、特定した仮想リソースの情報を含むスケールイン準備要求を、削除対象となる仮想リソースが割り当てられているVNFに送信することにより、削除対象となる仮想リソースへの通信を停止させ、通信の停止を示すスケールイン準備完了応答をVNFから受信すると、削除対象となる仮想リソースを削除するスケーリング処理部13と、を備えることを特徴とする。
このようにすることで、本発明に係る仮想リソース管理装置1(1a)は、スケールイン要求において指定される削除ストラテジに応じて、削除対象となる仮想リソースを特定し、開放することができる。
また、仮想リソース管理装置1(1a)において、所定の仮想リソース特定ロジックは、削除ストラテジが削除対象指定の場合において、スケールイン要求で示されるパラメータで指定された仮想リソースIDに基づき、削除する仮想リソースを特定するというものであり、仮想リソース特定部12が、スケールイン要求で示される削除ストラテジが削除対象指定であると確認すると、パラメータで指定された仮想リソースIDで示される仮想リソースを、削除対象となる仮想リソースとして特定することを特徴とする。
このように、削除ストラテジが削除対象指定の場合に、仮想リソース管理装置1(1a)は、スケーリング要求で示される仮想リソースIDに基づき、削除対象となる仮想リソースを特定して削除することができる。
また、仮想リソース管理装置1(1a)において、所定の仮想リソース特定ロジックは、削除ストラテジがメンテナンス退避の場合において、スケールイン要求で示されるパラメータで指定されたメンテナンスIDを抽出し、抽出したメンテナンスIDに基づきメンテナンス対象の物理装置5を特定し、特定した物理装置5上で運用される仮想リソースを特定するというものであり、仮想リソース特定部12が、スケールイン要求で示される削除ストラテジがメンテナンス退避であると確認すると、パラメータで指定されたメンテナンスIDを抽出し、抽出したメンテナンスIDにより、メンテナンスIDとメンテナンス対象の物理装置5とを紐づけたメンテナンス情報を参照して、メンテナンス対象の物理装置5を特定し、特定した物理装置5の情報を用いて、物理装置5とその物理装置5上で運用されている仮想リソースとを紐づけた物理装置・仮想リソース対応情報を参照して、特定した物理装置5上で運用される仮想リソースを特定することを特徴とする。
このように、削除ストラテジがメンテナンス退避の場合に、仮想リソース管理装置1(1a)は、スケーリング要求で示されるメンテナンスIDを抽出し、抽出したメンテナンスIDに基づきメンテナンス対象の物理装置5を特定し、その物理装置5上で運用される仮想リソースを特定して削除することができる。
また、仮想リソース管理装置1(1a)において、所定の仮想リソース特定ロジックは、削除ストラテジが予約リソース解放の場合において、スケールイン要求で示されるパラメータで指定された予約IDを抽出し、抽出した予約IDに基づき、予約したリソースで運用されている仮想リソースを特定するというものであり、仮想リソース特定部12が、スケールイン要求で示される削除ストラテジが予約リソース解放であると確認すると、パラメータで指定された予約IDを抽出し、抽出した予約IDにより、予約IDと予約したリソースで運用されている仮想リソースとを紐づけた予約情報を参照して、予約したリソースで運用されている仮想リソースを特定することを特徴とする。
このように、削除ストラテジが予約リソース解放の場合に、仮想リソース管理装置1(1a)は、スケーリング要求で示される予約IDを抽出し、抽出した予約IDに基づき、予約したリソースで運用されている仮想リソースを特定して削除することができる。
なお、本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、多くの変形が本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により可能である。
例えば、本実施形態に係る仮想リソース管理装置1(1a)では、スケールイン要求として受け付ける削除ストラテジとして、「削除対象指定」「メンテナンス退避」「予約リソース解放」の3つすべてに対応可能な機能(特徴構成)を備えるものとして説明した。しかしながら、この実施形態に限定されず、この3つの削除ストラテジのうちの1つや、いずれかの組合せにのみ対応可能な装置としてもよい。また、他の削除ストラテジを追加して設定し機能させるようにしてもよい。
1,1a 仮想リソース管理装置
3 クライアント端末
5 物理装置
6 仮想リソース
7 仮想インフラ
8 VNF
10 仮想ネットワーク制御部
11 スケーリング要求受付部
12 仮想リソース特定部
13 スケーリング処理部
20 仮想化オーケストレータ部
21 メンテナンス情報管理部
22 物理装置・仮想リソース対応情報管理部
23 予約情報管理部
30 仮想インフラ管理部
31 物理装置制御部
100 制御部
200 入出力部
300 記憶部
310 メンテナンス情報
320 物理装置・仮想リソース対応情報
330 予約情報
1000 ネットワーク仮想化システム

Claims (5)

  1. VNF(Virtual Network Function)を構成する仮想リソースのスケールインを実行する仮想リソース管理装置であって、
    前記スケールインを要求するスケーリング要求であるスケールイン要求を受け付けるスケーリング要求受付部と、
    前記スケールイン要求で示させる削除ストラテジに応じた所定の仮想リソース特定ロジックを用いて、削除対象となる仮想リソースを特定する仮想リソース特定部と、
    特定した前記仮想リソースの情報を含むスケールイン準備要求を、削除対象となる仮想リソースが割り当てられている前記VNFに送信することにより、前記削除対象となる仮想リソースへの通信を停止させ、前記通信の停止を示すスケールイン準備完了応答を前記VNFから受信すると、前記削除対象となる仮想リソースを削除するスケーリング処理部と、
    特定の物理装置の交換および廃棄の情報であるメンテナンス情報を取得して記憶部に記憶するメンテナンス情報管理部と、
    を備え
    前記所定の仮想リソース特定ロジックは、前記削除ストラテジがメンテナンス退避の場合において、前記スケールイン要求で示されるパラメータで指定されたメンテナンスIDを抽出し、抽出したメンテナンスIDに基づきメンテナンス対象の物理装置を特定し、特定した物理装置上で運用される仮想リソースを特定するというものであり、
    前記仮想リソース特定部は、
    前記スケールイン要求で示される削除ストラテジがメンテナンス退避であると確認すると、前記パラメータで指定されたメンテナンスIDを抽出し、
    抽出した前記メンテナンスIDにより、前記メンテナンスIDとメンテナンス対象の物理装置とを紐づけた前記メンテナンス情報を参照して、メンテナンス対象の物理装置を特定し、
    前記特定した物理装置の情報を用いて、物理装置とその物理装置上で運用されている仮想リソースとを紐づけた物理装置・仮想リソース対応情報を参照して、前記特定した物理装置上で運用される仮想リソースを特定すること
    特徴とする仮想リソース管理装置。
  2. VNF(Virtual Network Function)を構成する仮想リソースのスケールインを実行する仮想リソース管理装置であって、
    前記スケールインを要求するスケーリング要求であるスケールイン要求を受け付けるスケーリング要求受付部と、
    前記スケールイン要求で示させる削除ストラテジに応じた所定の仮想リソース特定ロジックを用いて、削除対象となる仮想リソースを特定する仮想リソース特定部と、
    特定した前記仮想リソースの情報を含むスケールイン準備要求を、削除対象となる仮想リソースが割り当てられている前記VNFに送信することにより、前記削除対象となる仮想リソースへの通信を停止させ、前記通信の停止を示すスケールイン準備完了応答を前記VNFから受信すると、前記削除対象となる仮想リソースを削除するスケーリング処理部と、
    を備え
    前記所定の仮想リソース特定ロジックは、前記削除ストラテジが予約リソース解放の場合において、前記スケールイン要求で示されるパラメータで指定された予約IDを抽出し、抽出した予約IDに基づき、予約したリソースで運用されている仮想リソースを特定するというものであり、
    前記仮想リソース特定部は、
    前記スケールイン要求で示される削除ストラテジが予約リソース解放であると確認すると、前記パラメータで指定された予約IDを抽出し、
    抽出した前記予約IDにより、予約IDと予約したリソースで運用されている仮想リソースとを紐づけた予約情報を参照して、予約したリソースで運用されている仮想リソースを特定すること
    特徴とする仮想リソース管理装置。
  3. VNFを構成する仮想リソースのスケールインを実行する仮想リソース管理装置の仮想リソース管理方法であって、
    前記仮想リソース管理装置は、
    前記スケールインを要求するスケーリング要求であるスケールイン要求を受け付けるステップと、
    前記スケールイン要求で示させる削除ストラテジに応じた所定の仮想リソース特定ロジックを用いて、削除対象となる仮想リソースを特定するステップと、
    特定した前記仮想リソースの情報を含むスケールイン準備要求を、削除対象となる仮想リソースが割り当てられている前記VNFに送信することにより、前記削除対象となる仮想リソースへの通信を停止させ、前記通信の停止を示すスケールイン準備完了応答を前記VNFから受信すると、前記削除対象となる仮想リソースを削除するステップと、
    特定の物理装置の交換および廃棄の情報であるメンテナンス情報を取得して記憶部に記憶するステップと、
    を実行し、
    前記所定の仮想リソース特定ロジックは、前記削除ストラテジがメンテナンス退避の場合において、前記スケールイン要求で示されるパラメータで指定されたメンテナンスIDを抽出し、抽出したメンテナンスIDに基づきメンテナンス対象の物理装置を特定し、特定した物理装置上で運用される仮想リソースを特定するというものであり、
    削除対象となる仮想リソースを特定するステップにおいて、
    前記スケールイン要求で示される削除ストラテジがメンテナンス退避であると確認すると、前記パラメータで指定されたメンテナンスIDを抽出し、
    抽出した前記メンテナンスIDにより、前記メンテナンスIDとメンテナンス対象の物理装置とを紐づけた前記メンテナンス情報を参照して、メンテナンス対象の物理装置を特定し、
    前記特定した物理装置の情報を用いて、物理装置とその物理装置上で運用されている仮想リソースとを紐づけた物理装置・仮想リソース対応情報を参照して、前記特定した物理装置上で運用される仮想リソースを特定すること
    特徴とする仮想リソース管理方法。
  4. VNFを構成する仮想リソースのスケールインを実行する仮想リソース管理装置の仮想リソース管理方法であって、
    前記仮想リソース管理装置は、
    前記スケールインを要求するスケーリング要求であるスケールイン要求を受け付けるステップと、
    前記スケールイン要求で示させる削除ストラテジに応じた所定の仮想リソース特定ロジックを用いて、削除対象となる仮想リソースを特定するステップと、
    特定した前記仮想リソースの情報を含むスケールイン準備要求を、削除対象となる仮想リソースが割り当てられている前記VNFに送信することにより、前記削除対象となる仮想リソースへの通信を停止させ、前記通信の停止を示すスケールイン準備完了応答を前記VNFから受信すると、前記削除対象となる仮想リソースを削除するステップと、
    を実行し、
    前記所定の仮想リソース特定ロジックは、前記削除ストラテジが予約リソース解放の場合において、前記スケールイン要求で示されるパラメータで指定された予約IDを抽出し、抽出した予約IDに基づき、予約したリソースで運用されている仮想リソースを特定するというものであり、
    削除対象となる仮想リソースを特定するステップにおいて、
    前記スケールイン要求で示される削除ストラテジが予約リソース解放であると確認すると、前記パラメータで指定された予約IDを抽出し、
    抽出した前記予約IDにより、予約IDと予約したリソースで運用されている仮想リソースとを紐づけた予約情報を参照して、予約したリソースで運用されている仮想リソースを特定すること
    特徴とする仮想リソース管理方法。
  5. コンピュータを、請求項1または請求項2に記載の仮想リソース管理装置として機能させるためのプログラム。
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