JP7478003B2 - 生成装置、生成方法および生成プログラム - Google Patents

生成装置、生成方法および生成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、生成装置等に関する。
作業員は、ハードウェア障害で対応した案件について、障害レポートを作成している。障害レポートは、テキストベースで作成され、作業員自身が入力を行う場合や、サポート員が入力を代行する場合がある。以下の説明では、作業員およびサポート員をまとめて、「作業員」と表記する。
障害レポートには、障害の発生した装置の名称を入力する項目や、作業の内容を記述する項目等が存在する。たとえば、装置の名称は、フォーマットが決まっているが、作業の内容等については、フォーマットが定まっておらず、各作業員の裁量によって入力が行われている。
特開平5-061883号公報 特開2007-226532号公報 特開2007-179431号公報
障害レポートをある部品について分類し、障害解析を行う場合、部品名の表記揺れ等によって、同一の部品に関する複数の作業の内容が、それぞれ異なる部品に関する作業として分類されてしまう場合がある。このため、障害レポートを基にして、障害解析を行う場合、人手によって、作業内容に記載された部品名を確認し、同一の作業の内容毎に障害レポートを分類する工程を要してしまう。
作業員が使用する部品名は、作業員の所属する部署で慣習的に用いられる名称であったり、作業員個人の好みで用いられる場合であったりもする。また、作業員が入力する部品名は、動的に変化していく場合もある。このため、障害レポートに記入された各部品名に対応する部品を特定し、障害レポートを分類する作業は、社内事情や、専門知識に詳しくない作業員にとって難しい。
係る表記揺れよる課題は、保守作業時に入力される障害レポートに限らず、複数のユーザによって作成される各種のレポートについても同様に発生し得る課題である。
1つの側面では、本発明は、レポートの表記揺れを抑止することができる生成装置、入力補助装置、生成方法、入力補助方法、生成プログラムおよび入力補助プログラムを提供することを目的とする。
第1の案では、生成装置は、取得部と、抽出部と、生成部とを有する。取得部は、レポートの作成時に入力される装置の情報を基にして、装置の情報に対応付けられた部品の標準名を取得する。抽出部は、レポートの文字列から所定のキーワードを特定し、特定したキーワードの前方に存在する部品名を抽出する。生成部は、抽出部が抽出した部品名を、標準名の同義語とした、辞書を生成する。
レポートの表記揺れを抑止することができる。
図1は、本実施例に係るシステムの構成を示す図である。 図2は、保守部品DBのデータ構造の一例を示す図である。 図3は、フィールド支援DBのデータ構造の一例を示す図である。 図4は、本実施例に係る障害レポート管理サーバの構成を示す機能ブロック図である。 図5は、障害レポート管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図6は、同義語辞書テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図7は、同義語辞書のデータ構造の一例を示す図である。 図8は、作業員が障害レポートを作成する場合に端末装置に表示される表示画面の一例を示す図である。 図9は、表示制御部の処理を説明するための図である。 図10は、本実施例に係る障害レポート管理サーバが同義語辞書を生成する処理手順を示すフローチャートである。 図11は、本実施例に係る障害レポート管理サーバが入力補助を行う処理手順を示すフローチャートである。 図12は、障害レポート管理サーバと同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願の開示する生成装置、入力補助装置、生成方法、入力補助方法、生成プログラムおよび入力補助プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施例に係るシステムの構成を示す図である。図1に示すように、このシステムは、端末装置20a,20b,20c、保守部品登録管理サーバ50、フィールド支援サーバ60、障害レポート管理サーバ100を有する。端末装置20a,20b,20c、保守部品登録管理サーバ50、フィールド支援サーバ60、障害レポート管理サーバ100は、ネットワーク10を介して相互に接続される。
端末装置20a~20cは、障害レポートを作成する作業員が使用する端末装置である。以下の説明では、端末装置20a~20cをまとめて、端末装置20と表記する。作業員は、端末装置20を操作して、障害レポート管理サーバ100にアクセスし、障害レポートに関する情報を入力する。
保守部品登録管理サーバ50は、保守部品DB(Data Base)55を管理するサーバである。保守部品DB55は、装置に対応する部品の標準名を定義するDBである。図2は、保守部品DBのデータ構造の一例を示す図である。図2に示すように、この保守部品DB55は、項番と、装置名と、部品番号と、部品名(標準名)とを対応付ける。装置名は、装置の名称である。部品番号は、部品を一意に識別する情報である。部品名は、部品番号によって識別される部品の名称である。本実施例では、保守部品DB55に登録された部品名を、部品の「標準名」として取り扱う。なお、本実施例では、装置を一意に識別する情報として、装置名を用いるが、装置名の代わりに、識別番号を用いてもよい。
フィールド支援サーバ60は、フィールド支援DB65を管理するサーバである。フィールド支援DB65は、部品番号と、他部門で利用される部品番号(他部門部品番号)との関係を定義するDBである。図3は、フィールド支援DBのデータ構造の一例を示す図である。図3に示すように、このフィールド支援DB65は、項番と、インシデント番号と、装置名と、部品番号と、他部門部品番号とを対応付ける。このうち、インシデント番号は、障害発生の報告を受けた場合に付与される番号である。装置名、部品番号の説明は、図2の保守部品DB55で説明した装置名、部品番号の説明と同様である。
他部門部品番号は、部品番号に対応する部品に対して、他部門で割り当てられた番号である。たとえば、他部門部品番号は、他部門内において使用されるローカルな番号である。
障害レポート管理サーバ100は、作業員から入力される障害レポートを基にして、部品の標準名と、部品の同義語とを定義した同義語辞書を生成する。また、障害レポート管理サーバ100は、同義語辞書を用いて、障害レポートに入力される同義語を標準名に変換する処理を実行する。これによって、障害レポートの表記揺れを抑止することができる。障害レポート管理サーバ100は、「生成装置」および「入力補助装置」の一例である。
図4は、本実施例に係る障害レポート管理サーバの構成を示す機能ブロック図である。図4に示すように、この障害レポート管理サーバ100は、通信部110と、記憶部140と、制御部150とを有する。
通信部110は、ネットワーク10を介して、端末装置20、保守部品登録管理サーバ50、フィールド支援サーバ60との間でデータ通信を実行する処理部である。通信部110は、通信装置に対応する。後述する制御部150は、通信部110を用いて、端末装置20、保守部品登録管理サーバ50、フィールド支援サーバ60とデータをやり取りする。
記憶部140は、障害レポート管理テーブル141と、同義語辞書テーブル142とを有する。記憶部140は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子や、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置に対応する。
障害レポート管理テーブル141は、端末装置20を操作する作業員によって作成される障害レポートの情報を保持するテーブルである。図5は、障害レポート管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図5に示すように、この障害レポート管理テーブル141は、項番と、インシデント番号と、装置名と、他部門部品番号と、作業内容とを対応付ける。インシデント番号、装置名、他部門部品番号に関する説明は、図3のフィールド支援DB65で説明したインシデント番号、装置名、他部門部品番号の説明と同様である。作業内容は、作業員に入力されるテキストである。
同義語辞書テーブル142は、各装置名に対する同義語辞書を保持するテーブルである。図6は、同義語辞書テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図6に示すように、この同義語辞書テーブル142は、装置名と、同義語辞書とを対応付ける。装置名は、装置の名称である。同義語辞書は、装置に含まれる部品の標準名と、標準名と同一の部品を示す複数の同義語との関係を定義する辞書情報である。
図7は、同義語辞書のデータ構造の一例を示す図である。図7に示すように、同義語辞書は、標準名と、複数の同義語とが対応付けられる。たとえば、たとえば、標準名「MB」には、複数の同義語「マザーボード、マザー、メインボード、コントローラ、CM、・・・」が対応付けられる。標準名「HDD」には、複数の同義語「disk、Disk、ハードディスク、ディスク、ドライブ、・・・」が対応付けられる。
図4の説明に戻る。制御部150は、取得部151と、抽出部152と、生成部153と、判定部154と、表示制御部155とを有する。制御部160は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などによって実現できる。また、制御部160は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードワイヤードロジックによっても実現できる。
障害レポート管理サーバ100は、同義語辞書を生成する処理と、入力補助を実行する処理とを行う。まず、障害レポート管理サーバ100が、同義語辞書を生成する処理の一例について説明する。同義語辞書を生成する処理は、取得部151、抽出部152、生成部153によって実行される。
取得部151は、障害レポートの作成時に端末装置20に入力される装置の情報を基にして、装置の情報に対応付けられた部品の標準名を取得する処理部である。
ここで、取得部151が端末装置20から取得する装置の情報について説明を行う。図8は、作業員が障害レポートを作成する場合に端末装置に表示される表示画面の一例を示す図である。図8に示すように、端末装置20の表示画面30には、入力領域31,32,33,34が含まれる。
入力領域31は、装置名を入力する領域である。入力領域32は、他部門部品番号を入力する領域である。入力領域33は、インシデント番号を入力する領域である。入力領域34は、作業内容(テキスト)を入力する領域である。
作業員は、端末装置20を操作して、入力領域31~33に情報を入力する場合、予め定められたフォーマットによって、情報を入力する。なお、入力領域33に入力するインシデント番号は、端末装置20が、フィールド支援サーバ60と協働して、自動で入力してもよい。なお、作業員が、端末装置20を操作して、入力領域34に情報を入力する場合には、フォーマットは定められていないものとする。
端末装置20は、入力領域31~34に入力された、装置名、他部門部品番号、インシデント番号、作業内容を、装置の情報として、障害レポート管理サーバ100の取得部151に送信する。
取得部151は、装置の情報を取得すると、取得した装置の情報を、障害レポート管理テーブル141に登録する。また、取得部151は、装置名と他部門部品番号とを設定した「部品番号問合せ要求」を、フィールド支援サーバ60に送信する。
フィールド支援サーバ60は、部品番号問合せ要求を受信した場合、部品番号問合せ要求と、フィールド支援DB65とを比較して、装置名および他部門部品番号に対応する部品番号を特定する。フィールド支援サーバ60は、装置名と、特定した部品番号とを設定した「部品番号問合せ応答」を、取得部151に通知する。
取得部151は、部品番号問合せ応答を取得すると、部品番号問合せ応答に含まれる装置名と、部品番号とを設定した「標準名問合せ要求」を、保守部品登録管理サーバ50に送信する。
保守部品登録管理サーバ50は、標準名問合せ要求を受信した場合、標準名問合せ要求と、保守部品DB55とを比較して、装置名の部品番号に対応する標準名を特定する。保守部品登録管理サーバ50は、装置名と、特定した部品番号と、標準名とを設定した「標準名問合せ応答」を、取得部151に通知する。
取得部151は、標準名問合せ応答に含まれる装置名と、標準名とを、生成部153に出力する。
抽出部152は、端末装置20から送信される作業内容(テキスト)から、標準名の同義語となる部品名を抽出する処理部である。たとえば、抽出部152は、作業内容のテキスト(文字列)を走査し、所定のキーワードを検出する。所定のキーワードは、交換、修理、もしくは、設置を意味するキーワードである。たとえば、所定のキーワードは、「交換」、「入れ替え」、「修理」、「増設」、「設置」等であり、予め設定される。
抽出部152は、所定のキーワードを検出した場合には、所定のキーワードのひとつ前に位置する単語(部品名)を、作業内容から抽出する。
たとえば、抽出部152は、作業内容「原因は、故障Diskを含むRLUにLUNが作成されていないため。処置として故障したDiskを交換するのみで問題ない旨を伝える。」を走査すると、キーワード「交換する」を検出する。抽出部152は、「交換する」の前に位置する「Disk」を、作業内容から抽出する。
抽出部152は、作業内容「DE#00Slot#10がタイムアウトにより切離し、リビルド中21:41にDE#00Slot#14、21:43にDE#00Slot#18でアンリカバードエラー発生でそれぞれBAD DATAが生成されています。ディスク3本の交換、予防交換を依頼。」を走査すると、キーワード「交換」を検出する。抽出部152は、「交換」の前に位置する「ディスク」を抽出する。
抽出部152は、作業内容「PANIC: PCI Erroにつき、メインボード交換いたしました。」を走査すると、キーワード「交換」を検出する。抽出部152は、「交換」の前に位置する「メインボード」を抽出する。
抽出部152は、抽出した部品名を、生成部153に出力する。
生成部153は、装置名に対応する同義語辞書を生成し、生成した同義語辞書を、同義語辞書テーブル142に登録する処理部である。
たとえば、生成部153は、抽出部152が抽出した部品名を、取得部151から取得する標準名の同義語として、同義語辞書を生成する。生成部153は、装置名に対応する同義語辞書が既に、同義語辞書テーブル142に登録されている場合には、抽出部152が抽出した部品名(同義語)を、同義語辞書に追加する。
ここで、上記の説明では、障害レポート管理サーバ100が、端末装置20を操作する作業員が、障害レポートを入力する時点で、同義語辞書を生成する場合について説明したがこれに限定されるものではない。たとえば、障害レポート管理サーバ100の取得部151は、各端末装置20から送信される装置の情報を、障害レポート管理テーブル141に蓄積させておき、一定時間毎に、障害レポート管理テーブル141に蓄積された装置の情報を用いて、同義語辞書を生成してもよい。
続いて、障害レポート管理サーバ100が、作業内容に関する入力補助を実行する処理について説明する。入力補助を実行する処理は、判定部154、表示制御部155によって実行される。
判定部154は、障害レポート作成時に、端末装置20に入力される装置名を取得し、装置名に対応する同義語辞書を同義語辞書テーブル142から取得する。判定部154は、図8に示した入力領域34に入力される作業内容の文字列の情報を端末装置20から順次取得し、同義語辞書と比較する。判定部154は、作業内容の文字列が同義語辞書の同義語にヒットした場合には、同義語に対応する標準名を、同義語辞書から取得する。
判定部154は、同義語の位置と、同義語に対応する標準名とを、判定結果として、表示制御部155に出力する。同義語の位置は、入力領域34に入力される作業内容の文字列のうち、同義語の位置を示すものである。
表示制御部155は、判定部154の判定結果を基にして、入力領域34に入力される作業内容の同義語に関連付けて、標準名を選択可能に表示させる。たとえば、表示制御部155は、同義語の位置、かかる同義語に関連付けて表示させる標準名の情報を、端末装置20に出力して、標準名を選択可能に表示させる。
図9は、表示制御部の処理を説明するための図である。図9に示す例では、入力領域34に入力される作業内容に、同義語「ディスク」が検出されており、同義語に対応する標準語となる「HDD」のウインドウ34aを表示している。表示制御部155は、端末装置20を操作する作業員によって、訂正ボタン34bが選択された場合には、同義語「ディスク」を、標準名「HDD」に変換する。
なお、表示制御部155は、作業員が、訂正ボタン34bを選択しないで、入力操作を継続した場合には、ディスクをそのままとし、ディスクの後ろに、タグ<HDD>を自動入力(追記)してもよい。
次に、本実施例に係る障害レポート管理サーバ100の処理手順の一例について説明する。図10は、本実施例に係る障害レポート管理サーバが同義語辞書を生成する処理手順を示すフローチャートである。図10に示すように、障害レポート管理サーバ100の取得部151は、装置名および他部門部品番号の入力を取得する(ステップS101)。取得部151は、フィールド支援サーバ60から、他部門部品番号に対応する部品番号を取得する(ステップS102)。
取得部151は、部品番号に対応する標準名を保守部品登録管理サーバ50から取得する(ステップS103)。障害レポート管理サーバ100の抽出部152は、作業内容を走査して、所定のキーワードの前方に位置する部品名を抽出する(ステップS104)。
障害レポート管理サーバ100の生成部153は、抽出された部品名を、標準名の同義語として同疑義辞書に登録する(ステップS105)。障害レポート管理サーバ100は、次の障害レポートの入力を受け付けた場合には(ステップS106,Yes)、ステップS101に移行する。一方、障害レポート管理サーバ100は、次の障害レポートの入力を受け付けていない場合には(ステップS106,No)、同義語辞書を生成する処理を終了する。
図11は、本実施例に係る障害レポート管理サーバ100が入力補助を行う処理手順を示すフローチャートである。図11に示すように、障害レポート管理サーバ100の判定部154は、装置名に入力を受け付ける(ステップS201)。判定部154は、入力された装置名に対応する同義語辞書を、同義語辞書テーブル142から取得する(ステップS202)。
判定部154は、入力された作業内容(文字列)と、同義語辞書との比較を開始する(ステップS203)。判定部154は、同義語辞書にヒットしたか否かを判定する(ステップS204)。判定部154は、同義語辞書にヒットした場合には(ステップS204,Yes)、ステップS205に移行する。判定部154は、同義語辞書にヒットしていない場合には(ステップS204,No)、ステップS207に移行する。
障害レポート管理サーバ100の表示制御部155は、同義語に対応する標準名を選択可能に表示する(ステップS205)。表示制御部155は、標準名(訂正ボタン34b)が選択された場合に、該当する同義語を標準名に変換する(ステップS206)。
障害レポート管理サーバ100は、文字列の入力が継続されている場合には(ステップS207,Yes)、ステップS204に移行する。一方、障害レポート管理サーバ100は、文字列の入力が継続されていない場合には(ステップS207,No)、処理を終了する。
次に、本実施例に係る障害レポート管理サーバ100の効果について説明する。障害レポート管理サーバ100は、障害レポートの作成時に入力される装置の情報を基にして、装置の情報に対応付けられた部品の標準名を取得し、障害レポートの所定のキーワードの前の部品名を標準名の同義語として同義語辞書に登録する。障害レポートに含まれる表記揺れを修正するための、同義語辞書を生成することができる。
障害レポート管理サーバ100は、障害レポートの作成時に入力される文字列が、同義語辞書で定義された同義語と一致するか否かを判定し、一致する場合に、文字列を標準名に変換する処理を行う。たとえば、障害レポート管理サーバ100は、標準名が選択された場合に、文字列を標準名に変換する。これによって、障害レポートに含まれる表記揺れを、適切な標準名に変換することができる。
障害レポート管理サーバ100は、選択可能に表示した標準名が選択されない場合には、同義語に対応する文字列に、標準名を追記する。これによって、障害レポートを標準名によって分類することが容易となる。
なお、上述した障害レポート管理サーバ100の処理は一例であり、その他の処理を実行してもよい。障害レポート管理サーバ100は、図8で説明した表示画面において、他部門部品番号の入力を受け付けた場合に、他部門部品番号に対応する部品番号を、フィールド支援サーバ60から取得し、取得した部品番号を、保守部品登録サーバ50に送信して、標準名を取得していたが、これに限定されるものではない。
たとえば、障害レポート管理サーバ100は、表示画面において、直接、部品番号の指定を受け付けてもよい。障害レポート管理サーバ100は、部品番号を受け付けた場合には、フィールド支援サーバ60にアクセスしないで、受け付けた部品番号を、保守部品登録サーバ50に送信して、標準名を取得する。また、図5で説明した障害レポート管理テーブル141では、装置名と、他部門部品番号とを対応付けたが、他部門部品番号の代わりに、部品番号を用いてもよい。
次に、上記実施例に示した障害レポート管理サーバ100と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例について説明する。図12は、障害レポート管理サーバと同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
図12に示すように、コンピュータ300は、各種演算処理を実行するCPU301と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置302と、ディスプレイ303とを有する。また、コンピュータ300は、スケジュール管理サーバ50等とデータ通信を実行する通信装置304と、各種の装置と接続するインタフェース装置305とを有する。コンピュータ300は、各種情報を一時記憶するRAM306と、ハードディスク装置307とを有する。そして、各装置301~307は、バス308に接続される。
ハードディスク装置307は、取得プログラム307a、抽出プログラム307b、生成プログラム307c、判定プログラム307d、表示制御プログラム307eを有する。CPU301は、取得プログラム307a、抽出プログラム307b、生成プログラム307c、判定プログラム307d、表示制御プログラム307eを読み出してRAM306に展開する。
取得プログラム307aは、取得プロセス306aとして機能する。抽出プログラム307bは、抽出プロセス306bとして機能する。生成プログラム307cは、生成プロセス306cとして機能する。判定プログラム307dは、判定プロセス306dとして機能する。表示制御プログラム307eは、表示制御プロセス306eとして機能する。
取得プロセス306aの処理は、取得部151の処理に対応する。抽出プロセス306bの処理は、抽出部152の処理に対応する。生成プロセスの処理は、生成部153の処理に対応する。判定プロセス306aの処理は、判定部154の処理に対応する。表示制御プロセス306eの処理は、表示制御部155の処理に対応する。
なお、各プログラム307a~307eについては、必ずしも最初からハードディスク装置307に記憶させておかなくてもよい。例えば、コンピュータ300に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD-ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ300が各プログラム307a~307eを読み出して実行するようにしてもよい。
20a,20b,20c 端末装置
50 保守部品登録管理サーバ
55 保守部品DB
60 フィールド支援サーバ
65 フィールド支援DB
100 障害レポート管理サーバ
110 通信部
140 記憶部
141 障害レポート管理テーブル
142 同義語辞書テーブル
150 制御部
151 取得部
152 抽出部
153 生成部
154 判定部
155 表示制御部

Claims (10)

  1. レポートの作成時に入力される装置の情報であって、前記装置の一つの部品を含む前記装置の情報を基にして、前記装置と前記一つの部品との組合せに対応する標準名を取得する取得部と、
    前記レポートの文字列から所定のキーワードを特定し、特定したキーワードの前方に存在する部品名を抽出する抽出部と、
    前記抽出部が抽出した部品名を、前記標準名の同義語とした、辞書を生成する生成部と
    を有することを特徴とする生成装置。
  2. 前記生成部は、装置毎に、装置に含まれる部品の標準名と、前記抽出部が抽出した部品名とを対応付けた辞書を生成することを特徴とする請求項1に記載の生成装置。
  3. 前記抽出部は、所定のキーワードとして、交換、修理、もしくは、設置を意味するキーワードを特定することを特徴とする請求項1または2に記載の生成装置。
  4. 前記辞書を記憶する記憶部と、
    レポートの作成時に入力される文字列が、前記辞書に定義された同義語と一致するか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果を基にして、前記レポートの同義語に関連付けて、前記標準名を選択可能に表示する表示制御部と
    更に有することを特徴とする請求項1に記載の生成装置。
  5. 前記表示制御部は、前記標準名が選択された場合に、前記文字列を前記標準名に変換する処理を更に実行することを特徴とする請求項4に記載の生成装置。
  6. 前記表示制御部は、レポートの作成時に入力される文字列が、前記辞書に定義された同義語と一致し、かつ、前記標準名が選択されない場合に、前記文字列に前記標準名を追記することを特徴とする請求項4または5に記載の生成装置。
  7. コンピュータが実行する生成方法であって、
    レポートの作成時に入力される装置の情報を基にして、前記装置の情報に対応付けられた部品の標準名を取得し、
    前記レポートの文字列から所定のキーワードを特定し、特定したキーワードの前方に存在する部品名を抽出し、
    抽出した部品名を、前記標準名の同義語とした、辞書を生成する
    処理を実行することを特徴とする生成方法。
  8. 前記辞書を記憶する記憶装置を参照して、レポートの作成時に入力される文字列が、前記辞書に定義された同義語と一致するか否かを判定し、
    判定結果を基にして、前記レポートの同義語に関連付けて、前記標準名を選択可能に表示する
    処理を更にコンピュータが実行することを特徴とする請求項7に記載の生成方法。
  9. コンピュータに、
    レポートの作成時に入力される装置の情報を基にして、前記装置の情報に対応付けられた部品の標準名を取得し、
    前記レポートの文字列から所定のキーワードを特定し、特定したキーワードの前方に存在する部品名を抽出し、
    抽出した部品名を、前記標準名の同義語とした、辞書を生成する
    処理を実行させることを特徴とする生成プログラム。
  10. 前記辞書を記憶する記憶装置を参照して、レポートの作成時に入力される文字列が、前記辞書に定義された同義語と一致するか否かを判定し、
    判定結果を基にして、前記レポートの同義語に関連付けて、前記標準名を選択可能に表示する
    処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする請求項9に記載の生成プログラム。
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