JP7473601B2 - 太陽電池モジュール - Google Patents

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Description

本開示は、太陽電池モジュールに関する。
従来から、略矩形状の複数の太陽電池セルが透光性基板と保護部材との間に配置され、枠体内でマトリクス状に配置された太陽電池モジュールの構成が知られている。この種の太陽電池モジュールでは、マトリクス状の複数の太陽電池セルはそれぞれ直列に接続されてセル群を構成し、該セル群がさらに直列に接続されて太陽電池セルストリングを構成し、複数の太陽電池セルストリングが並列に接続されてなる。
また、絶縁性基材の一方の面に配線材を備えた配線シートに複数の太陽電池セルを配置し、太陽電池セルの電極を配線シートの配線材で接続するとともに、太陽電池セルと配線シートとを樹脂などの接着材で固定する技術も知られている。例えば、特許文献1には、太陽電池セルと配線シートとが接着材で固定され、複数の太陽電池セルが電気的に直列に接続される構成の太陽電池モジュールについて開示されている。
特開2009-88145号公報
前記従来の太陽電池モジュールにおいては、複数の太陽電池セルのうちの一部の太陽電池セルに建物等の影がかかったり、表面に異物が付着したりすると、その太陽電池セルでは太陽光を受光できなくなる。太陽電池モジュールにバイパスダイオードが設けられていても、太陽電池セルに生じた遮光度合いによってはバイパスダイオードに電流が流れず、遮光された太陽電池セルを迂回するバイパス経路が形成されないことがあった。このような場合、遮光された太陽電池セルが逆バイアス状態となって、いわゆるホットスポット現象と呼ばれる局所的な発熱が発生し、その太陽電池セルが損傷したり太陽電池モジュールの他の構成部材が損傷したりするおそれがあった。
本開示は、前記のような事情にかんがみてなされたものであり、その目的とするところは、ホットスポット現象の発生を抑制し得て発電量の安定化を図ることのできる太陽電池モジュールを提供することにある。
前記の目的を達成するため、本開示では、第1方向および前記第1方向に直交する第2方向に沿って配列される複数の太陽電池セルと、複数の前記太陽電池セルを電気的に接続する接続部材とを備える太陽電池モジュールであって、前記接続部材は、前記第1方向に隣接配置される一方の前記太陽電池セルと他方の前記太陽電池セルとを接続する第1配線材と、前記第2方向に隣接配置される一方の前記太陽電池セルと他方の前記太陽電池セルとを接続する第2配線材とを含み、前記第2配線材は、前記太陽電池セルの受光面側またはその反対側の裏面側に配設されて、前記第1配線材に交差するとともに電気的に接続され、複数の前記太陽電池セルは、前記第1配線材により直列に接続されるとともに、前記第2配線材により並列に接続されてなることを特徴としている。
また、前記太陽電池モジュールにおいて、前記第1配線材は、前記第1方向に隣接配置された一方の前記太陽電池セルの表面電極と他方の前記太陽電池セルの裏面電極とに接続され、前記第2配線材は、前記裏面電極に接続された前記第1配線材に接続されていることが好ましい。
この場合、前記第2配線材は、前記第1配線材に溶接または導電性接着材を介して接続されることが好ましい。
また、前記太陽電池モジュールにおいて、前記第2配線材は、前記第2方向に隣接配置された一方の前記太陽電池セルの裏面電極と他方の前記太陽電池セルの裏面電極とに接続され、前記第1配線材は、前記第1方向に隣接配置された一方の前記太陽電池セルの表面電極と他方の前記太陽電池セルの裏面電極に接続された前記第2配線材とに接続されてもよい。
この場合、前記第2配線材は、前記太陽電池セルの前記裏面電極に溶接または導電性接着材を介して接続され、前記第1配線材は、前記第2配線材に溶接または導電性接着材を介して接続されることが好ましい。
また、前記太陽電池モジュールにおいて、前記第1配線材は、前記第1方向に隣接配置された一方の前記太陽電池セルの表面電極と他方の前記太陽電池セルの裏面電極とに接続され、前記第2配線材は、前記表面電極に接続された前記第1配線材に接続されてもよい。
この場合、前記第2配線材は、前記第1配線材に溶接または導電性接着材を介して接続されることが好ましい。
また、前記太陽電池モジュールにおいて、前記第2配線材は、前記第2方向に隣接配置された一方の前記太陽電池セルの表面電極と他方の前記太陽電池セルの表面電極とに接続され、前記第1配線材は、前記第1方向に隣接配置された一方の前記太陽電池セルの表面電極に接続された前記第2配線材と他方の前記太陽電池セルの裏面電極とに接続されてもよい。
この場合、前記第2配線材は、前記太陽電池セルの前記表面電極に溶接または導電性接着材を介して接続され、前記第1配線材は、前記第2配線材に溶接または導電性接着材を介して接続されることが好ましい。
また、前記太陽電池モジュールにおいて、前記第2配線材は、金属箔であることが好ましい。また、前記太陽電池モジュールにおいて、前記第2配線材は、ワイヤ状の導電性部材であってもよく、帯状の導電性部材であってもよい。
また、前記太陽電池モジュールにおいて、前記第1配線材および前記第2配線材は互いに交差し接続されたメッシュ状の導電性部材であってもよい。
本開示に係る太陽電池モジュールによれば、遮光等の影響で逆バイアス状態になる太陽電池セルがあっても発電量の安定化を図ることが可能となる。
本開示の実施形態1に係る太陽電池モジュールを示す平面図である。 図1に示す前記太陽電池モジュールの一部を拡大して示す平面図である。 図1に示す前記太陽電池モジュールのA-A断面相当図である。 前記太陽電池モジュールに含まれる太陽電池セルの裏面側の構成を模式的に示す断面図であり、図2におけるB-B断面相当図である。 本開示の実施形態2に係る太陽電池モジュールにおける太陽電池セルの裏面側の構成を模式的に示す断面図である。 本開示の実施形態3に係る太陽電池モジュールの一部を拡大して示す平面図である。 前記太陽電池モジュールにおける太陽電池セルの裏面側の構成を模式的に示す断面図である。 前記太陽電池モジュールにおける太陽電池セルの裏面側の他の構成を模式的に示す断面図である。 本開示の実施形態4に係る太陽電池モジュールにおける第1配線材と第2配線材の接続構造を模式的に示す斜視図である。 本開示の実施形態5に係る太陽電池モジュールにおける接続部材を示す斜視図である。 前記太陽電池モジュールにおける太陽電池セルの接続構造を模式的に示す斜視図である。 一例としての太陽電池セルの受光面側を示す説明図である。 前記太陽電池セルの裏面側を示す説明図である。 前記太陽電池セルの他の例の受光面側を示す説明図である。 前記太陽電池セルの裏面側を示す説明図である。 比較例としての太陽電池モジュールにおける太陽電池セルの接続構造を示す平面図である。
以下、本開示の実施形態に係る太陽電池モジュールについて、図面を参照しつつ説明する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る太陽電池モジュール1の構成を示す平面図であり、図2は、図1に示す太陽電池モジュール1の一部を拡大して示す平面図である。なお、図1および図2では、太陽電池モジュール1を受光面とは反対側の裏面側から見て示したものであり、太陽電池モジュール1に備えられる樹脂層、保護部材等の図示は省略されている。
図1に示すように、太陽電池モジュール1は、相互に離間して配列される複数の太陽電池セル10と、それらの複数の太陽電池セル10を電気的に接続する複数の接続部材20とを有する。
複数の太陽電池セル10は、第1方向D1、および第1方向D1に直交する第2方向D2に沿ってマトリクス状に配列されている。太陽電池セル10は、それぞれが平板状の形状を有しており、図1に示す形態では、例えば約156mm角の大きさの太陽電池セル基板を2分割した分割セルが用いられている。そのため、太陽電池セル10は、約156mm×78mm角程度の大きさを有している。
ここで、分割セルとは、標準サイズのセル(太陽電池用ウェハ1枚分のセル、フルセルともいう。)を分割した小型のセルをいう。分割セルとしては、標準サイズのセルを半分に分割したもの(ハーフセル)等を例示できる。分割セルでは、セル1枚当たりの電流の電流値を減少(ハーフセルの場合には半減)させることができ、それだけ、太陽電池モジュール1の電力損失を減少させることが可能とされる。また、分割セルは標準サイズのセルよりも直列接続数を多くできるので、電圧を高くできる。例示の形態では、太陽電池セル10はハーフセルとされている。また、例示の形態では、太陽電池セル10は、標準サイズのセルを半分に分割したハーフセルとしているが、1/3や1/4に分割した分割セルとしてもよい。また、分割セルの形状は、ハーフセルをさらに半分に分割した略正方形であってもよい。
図2に示すように、隣り合う複数の太陽電池セル10の接続部材20として、第1方向D1に延びる第1配線材21と、第2方向D2に延びる第2配線材22とを備えている。第1配線材21は、第1方向D1に沿って隣接配置される一方の太陽電池セル10と他方の太陽電池セル10とを直列接続している。第2配線材22は、第2方向D2に沿って隣接配置される一方の太陽電池セル10と他方の太陽電池セル10とを並列接続している。
図3は、図1に示す太陽電池モジュール1のA-A断面図であり、図4は、太陽電池セル10の裏面側の構成を模式的に示す断面図であり、図2におけるB-B断面相当図である。なお、図4では、太陽電池セル10の樹脂層43、裏面側の保護部材42および太陽電池セル10の受光面側の表面電極11等の図示を省略し、太陽電池セル10の裏面側の構成について拡大して示している。
図3に示すように、太陽電池モジュール1は、太陽電池セル10等が透光性基板41と保護部材42との間に設けられ、透光性の樹脂層43によって封止された構造を有している。透光性基板41は、太陽電池セル10の受光面側(表面側、図3では図中下側)に対向するように設けられている。保護部材42は、太陽電池セル10の裏面側(図3では図中上側)に対向するように設けられている。ここで、太陽電池モジュール1の「受光面」とは太陽光が主に入射する面をいい、「裏面」とは受光面側とは反対側の面をいう。
図12Aおよび図12Bは太陽電池セル10の一例を示し、図12Aは太陽電池セル10の受光面側を示す平面図、図12Bは太陽電池セル10の裏面側を示す平面図である。
太陽電池セル10は、光照射により電力を発生する平板状の光起電力素子であり、表面電極11と裏面電極12とを備えている。その一例として、図12Aに示すように、表面電極11は太陽電池セル10の受光面側に設けられ、例えばバスバー電極とフィンガー電極(図示せず)とを含む。表面電極11のバスバー電極は太陽電池セル10の受光面に第1方向D1に直線的に設けられている。フィンガー電極は、バスバー電極から第2方向D2に直線的に形成される。
図12Bに示すように、裏面電極12は、表面電極11と表裏対向するように設けられ、太陽電池セル10の裏面に第1方向D1に沿って直線的に設けられている。また、図4に示すように、裏面電極12は、太陽電池セル10の裏面(図中上側)に、第1方向D1に沿って直線的に延びる帯状材とされている。
バスバー電極(集電極)上には、ワイヤ等の配線材との付着力を向上させ、接触抵抗を減らして接続するための複数のパッド131が設けられ、太陽電池セル10の第1方向D1の端部にも同様に、端部パッド132が設けられている。これらのパッド131および端部パッド132は相対的に広い幅を有しており、後述する第2配線材22等を付着して固定する領域とすることができる。
第1配線材21は、ワイヤ状(または線状)の導電性部材とされている。具体的には、第1配線材21は、断面略円形状のワイヤの外表面に、導電性接着材または半田がコーティングされた構成を有するワイヤ状の配線材(インターコネクタワイヤ)とされている。ワイヤの材質としては特に限定されないが、例えば銅等の金属を用いることができる。
図3に示すように、第1配線材21は、第1方向D1に並ぶ一方の太陽電池セル10の表面電極11と他方の太陽電池セル10の裏面電極12を接続している。第1配線材21は、太陽電池セル10の裏面電極12に、溶接または導電性接着材を介して接続されている。これにより、第1方向D1に隣り合って配列された太陽電池セル10、10は、第1方向D1に沿って配置された第1配線材21によって電気的に直列に接続されている。
第1方向D1の端部においては、第1配線材21はバスバー31に電気的に接続されており、第1方向D1の複数の太陽電池セル10(太陽電池セルストリング)からの電力を取り出す。
図2に戻って、第2方向D2に隣り合って配列された複数の太陽電池セル10は、第2方向D2に沿って延びる第2配線材22により接続されている。図3に示すように、第2配線材22も、第1配線材21と同様に、ワイヤ状(または線状)の導電性部材とされている。具体的には、第2配線材22は、断面略円形状の導電性ワイヤの外表面に、導電性接着材または半田がコーティングされた構成を有するワイヤ状の導電性部材(インターコネクタワイヤ)201とされている。
第2配線材22である導電性部材201の断面形状は、少なくとも一部が円形または楕円形とされることが好ましい。一例として、導電性部材201の直径は、0.30~0.35mm程度とされている。導電性部材201のワイヤの材質としては特に限定されないが、例えば銅等の金属を用いることができる。
図4に示すように、第2配線材22は、太陽電池セル10の裏面側に配設されて、裏面電極12に接続された第1配線材21に交差するとともに、その第1配線材21に接続されている。また、第2配線材22は、第1配線材21に溶接または導電性接着材を介して電気的に接続されている。このような第2配線材22によって、第2方向D2に隣り合う太陽電池セル10同士は電気的に並列に接続されている。
第1配線材21と裏面電極12との溶接、および第1配線材21と第2配線材22との溶接は、超音波溶接方法、またはレーザ溶接方法等の接合(溶着固定)によることができる。また、前記の導電性接着材としては、半田、導電性の半田樹脂、および導電性ペースト等とすることができ、これらの中でも特に半田が好ましい。
これにより、太陽電池モジュール1では、第1方向D1に沿って6枚の太陽電池セル10が配列されるとともに、接続部材20(第1配線材21)によって電気的に直列に接続されている。また、第2方向D2には6枚の太陽電池セル10が隣り合って配列され、接続部材20(第2配線材22)によって電気的に並列に接続されている。すなわち、太陽電池モジュール1は、直列接続されている複数の太陽電池セル10と、並列接続されている複数の太陽電池セル10との両方を含む接続構造を有している。
従来構造を有する太陽電池モジュールであれば、遮光等の影響で逆バイアス状態になった太陽電池セルを生じた場合、太陽電池セルを流れる電流のミスマッチが発生し、太陽電池モジュールとしての電流値が直列接続回路を通して、最も電流の低い太陽電池セルの電流値に律速されることとなる。その結果、電力を効率的に取り出せない(出力が低下する)という問題がある。
これに対して、本実施形態に係る太陽電池モジュール1では、太陽電池モジュール1を構成するマトリクス状の複数の太陽電池セル10において、仮に、遮光等の影響で逆バイアス状態になった太陽電池セルを生じても、直列接続されている太陽電池セル10および並列接続されている太陽電池セル10の両方の接続構造を有することから、電流値の低下した太陽電池セル10は電気抵抗となるが、その太陽電池セル10を回避する並列接続回路を通して電流が流れる。そのため、一方の太陽電池セル10の低い電流値に律速されて他方の太陽電池セル10の電流値が低下する、といった従来の問題を解消することが可能となる。
したがって、太陽電池モジュール1の発電量が低下するのを抑制し得て、発電量を安定化させることが可能となる。また、ホットスポット現象と呼ばれる局所的な発熱の発生を抑え、太陽電池セルの損傷等のおそれを低減することができる。なお、標準セルよりも面積の小さい分割セルを用いると上述の効果を得やすい。また、分割セルの面積が小さいほど、効果は大きい。
なお、太陽電池セル10としては、図12Aおよび図12Bに示す例には限定されない。太陽電池セル10には、ワイヤ状または線状の配線材(後述する第1配線材21および第2配線材22等)が接続できるように、太陽電池セル10の受光面側の端部パッド132の位置と裏面側の端部パッド132の位置とが、互いに対応する位置に設けられていればよく、裏面電極12は表面電極11と表裏対向するように設けられるに限らず、どのようなパターンとされてもよい。また、太陽電池セル10はバスバー電極に相当する電極がなくともよく、例示した形態以外にも多様な形態のものを適用することができる。
図14は、比較例としての太陽電池モジュールにおける太陽電池セル90の接続構造を示す平面図である。図14では、太陽電池セル90の裏面側から見て示し、太陽電池モジュールに備えられる樹脂層、保護部材等の図示は省略されている。
比較例では、太陽電池セル90の裏面で、第1方向D1に延びる第1配線材901は、第1方向D1に沿って隣接配置される一方の太陽電池セル90と他方の太陽電池セル90とを接続している。第1配線材901に接続される第2配線材902は、第2方向D2に沿って配設されるものの、第1方向D1に隣り合う太陽電池セル10の間のすき間dに配接されている。そのため、本実施形態に係る太陽電池モジュール1と同様に太陽電池セルの並列接続を含む構成ではあるが、第2配線材902を設ける分、第1方向D1に並ぶ太陽電池セル90同士の間のすき間dが大きくなってしまうという問題点がある。
これに対して、本実施形態に係る太陽電池モジュール1では、第2配線材22は太陽電池セル10の裏面側に設けられ、太陽電池セル10同士のすき間には第1配線材21が延設されるのみである。そのため、分割セルである太陽電池セル10同士の間のすき間を効果的に低減して太陽電池モジュール1の全体のサイズが大きくなることを回避することができる。また、第1配線材21(および第2配線材22)は、ワイヤ状の導電性部材であることにより、簡単に曲げることが可能であり、表面電極11と裏面電極12とを省スペースで接続することが可能となる。
なお、並列接続を構成する第2配線材22は、太陽電池セル10の裏面側に配設されるには限られない。第2配線材22がワイヤ状の導電性部材201とされる場合は、図1および図2に示す形態を、そのまま太陽電池セル10の受光面側でも実施することが可能である。
その場合には、第1配線材21は、第1方向D1に隣接配置された一方の太陽電池セル10の表面電極11と他方の太陽電池セル10の裏面電極12とに接続される。そして、第2配線材22である導電性部材201は、表面電極11に接続された第1配線材21に対して接続されることで並列接続を構成することができる。
あるいは、第2配線材22である導電性部材201は、第2方向D2に隣接配置された一方の太陽電池セル10の表面電極11と他方の太陽電池セル10の表面電極11とに接続される構成であってもよい。そして、第1配線材21は、第1方向D1に隣接配置された一方の太陽電池セル10の表面電極11に接続された第2配線材22と、他方の太陽電池セル10の裏面電極12とに接続される。これにより、直列接続されている複数の太陽電池セル10と、並列接続されている複数の太陽電池セル10との両方を含む接続構造を有する太陽電池モジュール1とすることができる。
(実施形態2)
本開示において、太陽電池モジュール1が有する複数の太陽電池セル10の並列接続の接続構造は実施形態1に示したものに限られず、多様な形態により実施することができる。以下の実施形態2~5に係る太陽電池モジュール1の説明では、実施形態1と共通する構成についての重複する説明を省略し、特徴構成について説明する。
図5は、実施形態2に係る太陽電池モジュール1での太陽電池セル10の裏面側の構成を模式的に示す断面図であり、図2におけるB-B断面相当図である。なお、図5にあっても、太陽電池セル10の樹脂層43、裏面側の保護部材42および太陽電池セル10の受光面側の表面電極11等の図示を省略し、太陽電池セル10の裏面側の構成について拡大して示している。
この形態に係る太陽電池モジュール1では、第2配線材22は、ワイヤ状の導電性部材201であり、第2方向D2に隣接配置された一方の太陽電池セル10の裏面電極12と他方の太陽電池セル10の裏面電極12とを接続している。第2配線材22は、太陽電池セル10に設けられた裏面電極12に溶接または導電性接着材を介して接続される。
また、第1配線材21は、第1方向D1に隣接配置された一方の太陽電池セル10の表面電極(11)と他方の太陽電池セル10の裏面電極12に接続された第2配線材22とを接続している。第1配線材21は、第2配線材22に溶接または導電性接着材を介して接続される。第1配線材21および第2配線材22は、ともにワイヤ状の導電性部材(インターコネクタワイヤ)とすることができる。
この形態に係る太陽電池モジュール1にあっても、直列接続されている太陽電池セル10および並列接続されている太陽電池セル10の両方の接続構造を有する。そのため、遮光等の影響で逆バイアス状態になった太陽電池セルを生じても、その太陽電池セル10を回避する並列接続回路を通して電流が流れるので、低い電流値に律速されて他の太陽電池セル10の電流値が低下する問題を解消できる。また、ホットスポット現象と呼ばれる局所的な発熱の発生を抑えて、太陽電池セルの損傷等のおそれを低減することができる。
(実施形態3)
図6~図8は、実施形態3に係る太陽電池モジュール1を示し、図6は、太陽電池セル10の裏面側の構成を拡大して示す平面図であり、図7は、太陽電池セル10の裏面側の構成を模式的に示す断面図であり、図2におけるB-B断面相当図であり、図8は、太陽電池セル10の裏面側の他の構成を模式的に示す断面図であり、図2におけるB-B断面相当図である。なお、太陽電池セル10の樹脂層43、裏面側の保護部材42および太陽電池セル10の受光面側の表面電極11等の図示を省略し、太陽電池セル10の裏面側の構成について拡大して示している。
実施形態1および2に係る太陽電池モジュール1では、接続部材20である第1配線材21および第2配線材22は、ともにワイヤ状の導電性部材(インターコネクタワイヤ)201とされた。本開示に係る太陽電池モジュール1はこれに限定されない。
例えば、図6に示すように、太陽電池セル10の裏面側に配設されて第1配線材21に接続される第2配線材22は、帯状の導電性部材202であってもよい。より具体的には、第2配線材22としての導電性部材202は、帯状であって、細長いリボン状(または短冊状)に形成された基材の外表面に、導電性接着材または半田がコーティングされた構成を有する帯状の配線材(バスバー)とされている。基材の材質としては特に限定されないが、例えば銅等の金属を用いることができる。
導電性部材202は、一例として、その長手方向に交差する幅方向の大きさ(幅)が5mm程度の帯状の配線材とされ、基材の材質としては特に限定されないが、例えば銅等の金属を用いることができる。
図13Aおよび図13Bは、実施形態3の太陽電池モジュール1における太陽電池セル10の一例を示し、図13Aは太陽電池セル10の受光面側を示す平面図、図13Bは太陽電池セル10の裏面側を示す平面図である。
太陽電池セル10は、例えば、図13Aに示すように、表面電極11が太陽電池セル10の受光面側に設けられ、バスバー電極とフィンガー電極とを含む。表面電極11のバスバー電極は太陽電池セル10の受光面に第1方向D1に直線的に設けられている。フィンガー電極は、バスバー電極から第2方向D2に直線的に形成される。この場合、太陽電池セル10の受光面側は図12Aに示される太陽電池セル10と同様である。
図13Bに示すように、裏面電極12は、表面電極11と表裏対向するように設けられており、太陽電池セル10の裏面に第1方向D1に沿って直線的に設けられている。裏面電極12には、銀ペースト等の導電性粒子を含む導電パッド13が設けられている。導電パッド13は第1方向D1に延びる裏面電極12上に、所定の均等間隔で設けられている。
第2配線材22は、太陽電池セル10の導電パッド13上に配設されることが好ましい。図6に示すように、第2配線材22は、第2方向D2に並ぶ複数の導電パッド13に跨がって、第2方向D2に沿って延在されている。第2配線材22は帯状であって幅を有するので、裏面電極12上の導電パッド13に接続されるのに好適なものとなる。
図7に示すように、第2配線材22は、太陽電池セル10の裏面側(図中上側)で、に配設されて、裏面電極12に接続された第1配線材21に交差するとともに、その第1配線材21に接続される。第2配線材22は、第1配線材21に溶接または導電性接着材を介して電気的に接続されている。このような第2配線材22によって、太陽電池モジュール1における第2方向D2に隣り合った太陽電池セル10同士は、電気的に並列に接続される。
また、図8に示すように、第2配線材22は、太陽電池セル10の裏面電極12同士を接続するように設けられてもよい。この場合、第1配線材21は、太陽電池セル10の裏面電極12に接続された第2配線材22同士を接続するように第1方向D1に沿って配設される。第2配線材22は、太陽電池セル10の裏面側で、裏面電極12上の導電パッドに溶接または導電性接着材を介して接続される。また、第1配線材21は、第2配線材22に対して溶接または導電性接着材を介して接続される。
これにより、太陽電池モジュール1において、直列接続されている太陽電池セル10および並列接続されている太陽電池セル10の両方の接続構造を備えさせることができる。第2配線材22が帯状の導電性部材202とされることで、より効果的に電流を収集し、モジュールの電力を向上させることができる。
したがって、この形態に係る太陽電池モジュール1においても、遮光等の影響で逆バイアス状態になった太陽電池セルがあっても、その太陽電池セル10を回避する並列接続回路を通して電流が流れるので、低い電流値に律速されて他の太陽電池セル10の電流値が低下する問題を解消できる。また、ホットスポット現象と呼ばれる局所的な発熱の発生を抑え、太陽電池セルの損傷等のおそれを低減することが可能となる。
(実施形態4)
図9は、実施形態4に係る太陽電池モジュール1における第1配線材21と第2配線材22の接続構造を模式的に示す斜視図である。
前記の実施形態では、第2配線材22はワイヤ状の導電性部材201または帯状の導電性部材202とされたが、本開示に係る太陽電池モジュール1はこれらに限定されず、第2配線材22としては箔状の導電性部材(金属箔203)であってもよい。
図9に示すように、第2配線材22としての金属箔203は、第2方向D2に隣接配置された一方の太陽電池セル10の図示しない裏面電極と、他方の太陽電池セル10の図示しない裏面電極とを接続するように、太陽電池セル10の裏面側に配設されている。これに対して、第1配線材21は、第1方向D1に隣接配置された一方の太陽電池セル10の図示しない表面電極と、他方の太陽電池セル10の裏面電極に接続された第2配線材22である金属箔203とに接続されている。
第2配線材22は、例えば銅箔などの金属箔203とされ、第1方向D1には、太陽電池セル10の第1方向の大きさと略同等の幅を有し、第2方向D2には、第2方向D2に並ぶ複数の太陽電池セル10に跨がって延設される長さを有している。
この場合、第2配線材22としての金属箔203は、太陽電池セル10の裏面電極(12)に溶接または導電性接着材を介して接続される。また、第1配線材21は、第2配線材22に溶接または導電性接着材を介して接続される。
このように構成される太陽電池モジュール1においても、前記の各実施形態と同様に、直列接続されている太陽電池セル10および並列接続されている太陽電池セル10の両方の接続構造を備えさせることができ、ホットスポット現象の発生を抑制し得て発電量の安定化を図ることが可能となる。
(実施形態5)
図10および図11は、実施形態5に係る太陽電池モジュール1における接続部材の配線構造を模式的に示す斜視図である。
前記の実施形態では、第2配線材22はワイヤ状、帯状、または箔状の導電性部材とされたが、本開示に係る太陽電池モジュール1はこれらに限定されない。例えば、図10に示すように、接続部材20を構成する第1配線材および第2配線材は互いに交差し接続された構成のメッシュ状の導電性部材200とされてもよい。
図11に示すように、メッシュ状の導電性部材200としては、例えばシート状に形成されたスマートワイヤ等の配線部材を用いることができ、太陽電池セル10の面方向における電気抵抗ロスを抑制して電気輸送を行うことが可能となる。この場合、シート状のスマートワイヤからなる導電性部材200を、第2方向D2に隣接する太陽電池セル10の受光面側に配置するとともに、第1方向D1に隣接する太陽電池セル10の裏面側に配置する。これにより、第1方向D1に隣接配置される太陽電池セル10、および第2方向D2に隣接配置される太陽電池セル10を、ともに、導電性部材200で接続することができる。したがって、マトリクス状の太陽電池セル10の直列接続と並列接続との両方の接続構造を備える構成とすることができ、ホットスポット現象の発生を抑制し得て発電量の安定化を図ることが可能となる。
以上説明したように、本開示に係る太陽電池モジュール1では、太陽電池セル10の遮光等が発生しても、太陽電池モジュール1として発電量が低下するのを抑制し得て、発電量を安定化させることが可能となる。また、ホットスポット現象の発生を抑えることもでき、太陽電池セルの損傷等のおそれを低減することが可能となる。
本開示の各実施形態に係る太陽電池モジュール1は、前記した構成とされるに限られず、他の様々な形態とすることが可能である。例えば、太陽電池モジュール1は、曲面形状の太陽電池モジュールにおいても好適に用いることができる。その場合、太陽電池モジュール1の樹脂層43は、太陽電池モジュール1の全体としては少なくとも一部に曲面形状を有して構成されており、透光性基板41および保護部材42は樹脂層43の曲面形状に沿って配設される。また、各太陽電池セル10は、樹脂層43で封止されて、樹脂層43が有する曲面形状に沿って配列されるものとなる。
なお、太陽電池モジュール1に備えられる太陽電池セル10は、片面受光型であってもよいし、両面受光型であってもよい。太陽電池セル10の種類は特に限定されず、多結晶系半導体、薄膜系半導体等、種々の半導体材料により構成されたものを適用することができる。また、接続部材20としての第1配線材21および第2配線材22の本数は特に限定されない。第1配線材21および第2配線材22はそれぞれ、1つの太陽電池セル10に対して2本以上設けられていればよい。
以上開示した前記実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、前記実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 太陽電池モジュール
10 太陽電池セル
11 表面電極
12 裏面電極
13 導電パッド
20 接続部材
21 第1配線材
22 第2配線材
200 メッシュ状の導電性部材
201 ワイヤ状の導電性部材
202 帯状の導電性部材
203 金属箔
31 バスバー
41 透光性基板
42 保護部材
43 樹脂層
D1 第1方向
D2 第2方向

Claims (15)

  1. 第1方向および前記第1方向に直交する第2方向に沿って配列される複数の太陽電池セルと、複数の前記太陽電池セルを電気的に接続する接続部材とを備える太陽電池モジュールであって、
    前記接続部材は、前記第1方向に隣接配置される一方の前記太陽電池セルと他方の前記太陽電池セルとを接続する第1配線材と、前記第2方向に隣接配置される一方の前記太陽電池セルと他方の前記太陽電池セルとを接続する第2配線材とを含み、
    前記第1配線材は、前記第1方向に隣接配置された一方の前記太陽電池セルの表面電極と他方の前記太陽電池セルの裏面電極とに接続され、
    前記第2配線材は、前記太陽電池セルの受光面側の反対側の裏面側に配設されて、前記裏面電極に接続された前記第1配線材に交差するとともに電気的に接続され、
    前記第1配線材および前記第2配線材は、金属からなるワイヤの外表面に導電性接着材または半田がコーティングされてなるワイヤ状の導電性部材であり、前記第2配線材は、前記第1配線材に溶着固定され、
    複数の前記太陽電池セルは、前記第1配線材により直列に接続されるとともに、前記第2配線材により並列に接続されてなることを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 請求項1に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記第1配線材は、前記太陽電池セルの前記裏面電極に溶着固定されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  3. 第1方向および前記第1方向に直交する第2方向に沿って配列される複数の太陽電池セルと、複数の前記太陽電池セルを電気的に接続する接続部材とを備える太陽電池モジュールであって、
    前記接続部材は、前記第1方向に隣接配置される一方の前記太陽電池セルと他方の前記太陽電池セルとを接続する第1配線材と、前記第2方向に隣接配置される一方の前記太陽電池セルと他方の前記太陽電池セルとを接続する第2配線材とを含み、
    前記第2配線材は、前記太陽電池セルの受光面側の反対側の裏面側に配設されて、前記第2方向に隣接配置された一方の前記太陽電池セルの裏面電極と他方の前記太陽電池セルの裏面電極とに接続され、
    前記第1配線材は、前記第1方向に隣接配置された一方の前記太陽電池セルの表面電極と他方の前記太陽電池セルの裏面電極に接続された前記第2配線材とに接続されて、
    前記第1配線材と前記第2配線材とが互いに交差するとともに電気的に接続され、
    前記第1配線材および前記第2配線材は、金属からなるワイヤの外表面に導電性接着材または半田がコーティングされてなるワイヤ状の導電性部材であり、前記第1配線材は、前記第2配線材に溶着固定され、
    複数の前記太陽電池セルは、前記第1配線材により直列に接続されるとともに、前記第2配線材により並列に接続されてなることを特徴とする太陽電池モジュール。
  4. 請求項3に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記第2配線材は、前記太陽電池セルの前記裏面電極に溶着固定されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  5. 請求項3に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記裏面電極上には複数のパッドが設けられ、前記第2配線材を固定する領域とされたことを特徴とする太陽電池モジュール。
  6. 第1方向および前記第1方向に直交する第2方向に沿って配列される複数の太陽電池セルと、複数の前記太陽電池セルを電気的に接続する接続部材とを備える太陽電池モジュールであって、
    前記接続部材は、前記第1方向に隣接配置される一方の前記太陽電池セルと他方の前記太陽電池セルとを接続する第1配線材と、前記第2方向に隣接配置される一方の前記太陽電池セルと他方の前記太陽電池セルとを接続する第2配線材とを含み、
    前記第1配線材は、前記第1方向に隣接配置された一方の前記太陽電池セルの表面電極と他方の前記太陽電池セルの裏面電極とに接続され、
    前記第2配線材は、前記太陽電池セルの受光面側に配設されて、前記表面電極に接続された前記第1配線材に交差するとともに電気的に接続され、
    前記第1配線材および前記第2配線材は、金属からなるワイヤの外表面に導電性接着材または半田がコーティングされてなるワイヤ状の導電性部材であり、前記第2配線材は、前記第1配線材に溶着固定され、
    複数の前記太陽電池セルは、前記第1配線材により直列に接続されるとともに、前記第2配線材により並列に接続されてなることを特徴とする太陽電池モジュール。
  7. 第1方向および前記第1方向に直交する第2方向に沿って配列される複数の太陽電池セルと、複数の前記太陽電池セルを電気的に接続する接続部材とを備える太陽電池モジュールであって、
    前記接続部材は、前記第1方向に隣接配置される一方の前記太陽電池セルと他方の前記太陽電池セルとを接続する第1配線材と、前記第2方向に隣接配置される一方の前記太陽電池セルと他方の前記太陽電池セルとを接続する第2配線材とを含み、
    前記第2配線材は、前記太陽電池セルの受光面側に配設されて、前記第2方向に隣接配置された一方の前記太陽電池セルの表面電極と他方の前記太陽電池セルの表面電極とに接続され、
    前記第1配線材は、前記第1方向に隣接配置された一方の前記太陽電池セルの表面電極に接続された前記第2配線材と他方の前記太陽電池セルの裏面電極とに接続され、
    前記第1配線材と前記第2配線材とが互いに交差するとともに電気的に接続され、
    前記第1配線材および前記第2配線材は、金属からなるワイヤの外表面に導電性接着材または半田がコーティングされてなるワイヤ状の導電性部材であり、前記第1配線材は、前記第2配線材に溶着固定され、
    複数の前記太陽電池セルは、前記第1配線材により直列に接続されるとともに、前記第2配線材により並列に接続されてなることを特徴とする太陽電池モジュール。
  8. 第1方向および前記第1方向に直交する第2方向に沿って配列される複数の太陽電池セルと、複数の前記太陽電池セルを電気的に接続する接続部材とを備える太陽電池モジュールであって、
    前記接続部材は、前記第1方向に隣接配置される一方の前記太陽電池セルと他方の前記太陽電池セルとを接続する第1配線材と、前記第2方向に隣接配置される一方の前記太陽電池セルと他方の前記太陽電池セルとを接続する第2配線材とを含み、
    前記第2配線材は、金属箔であり、前記太陽電池セルの受光面側の反対側の裏面側に配設されて、前記第2方向に隣接配置された一方の前記太陽電池セルの裏面電極と他方の前記太陽電池セルの裏面電極とに接続され、
    前記第1配線材は、前記第1方向に隣接配置された一方の前記太陽電池セルの表面電極と他方の前記太陽電池セルの裏面電極に接続された前記第2配線材とに接続されて、
    前記第1配線材と前記第2配線材とが互いに交差するとともに電気的に接続され、
    前記第2配線材は、前記第2方向に並ぶ複数の前記太陽電池セルに跨がって延設される長さを有し、
    複数の前記太陽電池セルは、前記第1配線材により直列に接続されるとともに、前記第2配線材により並列に接続されてなることを特徴とする太陽電池モジュール。
  9. 請求項8に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記第1配線材は、金属からなるワイヤの外表面に導電性接着材または半田がコーティングされてなるワイヤ状の導電性部材であり、前記第1配線材は、前記第2配線材に溶着固定されていることを徴とする太陽電池モジュール。
  10. 請求項8に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記第2配線材は、前記太陽電池セルの前記裏面電極に溶着固定されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  11. 第1方向および前記第1方向に直交する第2方向に沿って配列される複数の太陽電池セルと、複数の前記太陽電池セルを電気的に接続する接続部材とを備える太陽電池モジュールであって、
    前記接続部材は、前記第1方向に隣接配置される一方の前記太陽電池セルと他方の前記太陽電池セルとを接続する第1配線材と、前記第2方向に隣接配置される一方の前記太陽電池セルと他方の前記太陽電池セルとを接続する第2配線材とを含み、
    前記第1配線材は、前記第1方向に隣接配置された一方の前記太陽電池セルの表面電極と他方の前記太陽電池セルの裏面電極とに接続され、
    前記第2配線材は、前記太陽電池セルの受光面側の反対側の裏面側に配設されて、前記裏面電極に接続された前記第1配線材に交差するとともに電気的に接続され、
    前記第1配線材は、金属からなるワイヤの外表面に導電性接着材または半田がコーティングされてなるワイヤ状の導電性部材であり、
    前記第2配線材は、金属からなる基材の外表面に導電性接着材または半田がコーティングされてなる帯状の導電性部材であり、前記第1配線材に溶着固定され、
    複数の前記太陽電池セルは、前記第1配線材により直列に接続されるとともに、前記第2配線材により並列に接続されてなることを特徴とする太陽電池モジュール。
  12. 請求項11に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記第1配線材は、前記太陽電池セルの前記裏面電極に溶着固定されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  13. 第1方向および前記第1方向に直交する第2方向に沿って配列される複数の太陽電池セルと、複数の前記太陽電池セルを電気的に接続する接続部材とを備える太陽電池モジュールであって、
    前記接続部材は、前記第1方向に隣接配置される一方の前記太陽電池セルと他方の前記太陽電池セルとを接続する第1配線材と、前記第2方向に隣接配置される一方の前記太陽電池セルと他方の前記太陽電池セルとを接続する第2配線材とを含み、
    前記第2配線材は、前記太陽電池セルの受光面側の反対側の裏面側に配設されて、前記第2方向に隣接配置された一方の前記太陽電池セルの裏面電極と他方の前記太陽電池セルの裏面電極とに接続され、
    前記第1配線材は、前記第1方向に隣接配置された一方の前記太陽電池セルの表面電極と他方の前記太陽電池セルの裏面電極に接続された前記第2配線材とに接続されて、
    前記第1配線材と前記第2配線材とが互いに交差するとともに電気的に接続され、
    前記第1配線材は、金属からなるワイヤの外表面に導電性接着材または半田がコーティングされてなるワイヤ状の導電性部材であり、
    前記第2配線材は、金属からなる基材の外表面に導電性接着材または半田がコーティングされてなる帯状の導電性部材であり、前記第1配線材に溶着固定され、
    複数の前記太陽電池セルは、前記第1配線材により直列に接続されるとともに、前記第2配線材により並列に接続されてなることを特徴とする太陽電池モジュール。
  14. 請求項13に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記第2配線材は、前記太陽電池セルの前記裏面電極に溶着固定されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  15. 請求項13に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記裏面電極には複数の導電性パッドが設けられ、前記第2配線材は、前記第2方向に並ぶ複数の前記導電パッドに跨がって、前記第2方向に延在されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
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