JP7471595B2 - ビークルユニット、ビークルの制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
(ビークル制御システム)
図1は、第1実施形態に係るビークル制御システムの模式図である。図1に示すように、第1実施形態に係るビークル制御システム100は、複数のビークル10を含むビークルユニット12と、管理システム14とを含む。ビークル10は、自動で移動可能な移動体であるが、それに限られず、運転者が操作する有人の移動体であってもよい。ビークル10は、地面を走行する移動体としてもよいし、空中を飛行する移動体としてもよいし、水中を移動する移動体としてもよい。したがって、ビークル10は、3次元で移動できる移動体も含むが、以下では説明のため、2次元平面を移動する場合として説明する。2次元平面を移動するビークル10としては、例えば、AGF(Automated Guided Forklift)やAGV(Automated Guided Vehicle)などが挙げられるが、ビークル10の種類は任意であってよい。以下、ビークル10が移動可能な領域、すなわちビークル10が移動を予定している領域を、領域ARとする。領域ARは、本実施形態では2次元平面であり、水平方向に沿った一方向を、X方向とし、水平方向に沿った方向であってX方向と直交する方向を、Y方向とする。なお、領域ARは、3次元空間であってもよい。
ビークルユニット12は、複数のビークル10で構成されるビークル群であり、複数のビークル10で構成される1つのチームであるといえる。1つのビークルユニット12に含まれるビークル10は、同じ目的をもっており、例えば本実施形態では、同じ目的位置Oに移動するという共通の目的を持ったものである。1つのビークルユニット12に属する各ビークル10は、所定のフォーメーション、すなわち所定の位置関係をもって、目的位置Oまで移動するように、経路が設定される。目的位置Oは、領域AR内におけるビークルユニット12の目的地である。図1の例では、目的位置Oは、1つの座標ではなく所定の面積を占める領域として設定されており、ビークルユニット12に属するそれぞれのビークル10が、その目的位置Oの領域内を目的地としている。ただし、目的位置Oは、領域に限られず、座標として設定されていてもよい。
管理システム14は、ビークル10を管理するシステムであり、本実施形態では、ビークル10の目的位置Oを設定する。管理システム14は、本実施形態ではWMS(Warehouse Management System)であるが、WMSに限られず任意のシステムであってよい。
それぞれのビークル10は、自身で移動する経路を設定する。すなわち、本実施形態に係るビークル制御システム100は、管理システム14がそれぞれのビークル10の情報を集約して経路を設定するシステムではなく、それぞれのビークル10が自身の経路を設定する分散型の群知能システムであるといえる。
1.同じ目的をもつ(本実施形態では同じ目的位置Oとなる)ビークル群を、1つのチーム、すなわち1つのビークルユニット12とする。
2.1つのビークルユニット12に属するビークル10は、所定のフォーメーション(ビークル同士の位置関係)が与えられる。
3.ビークルユニット12の数をIとし、1つのビークルユニット12に属するビークル10の数をJとすると、1つのビークルユニット12には、1台のリーダービークル10Aと、J-1台のフォロワービークル10Bが存在する。
4.リーダービークル10Aは、異なるビークルユニット12に所属するリーダービークル10A、及び、同じビークルユニット12に所属するフォロワービークル10Bと、通信可能である。
5.フォロワービークル10Bは、同じビークルユニット12に所属するリーダービークル10A、及び、同じビークルユニット12に所属する他のフォロワービークル10Bと、通信可能である。
6.ビークル10の位置及び姿勢と速度とは既知であり、計測誤差が所定の許容値以下である。
7.ビークル10間の通信遅れが、所定の許容値以下である。
8.ビークル10は、領域ARの地図情報を保有し、障害物などが存在する進入禁止場所の位置(座標)の真値は既知である。
9.ビークル10は、他のビークル10と衝突しない。
10.ビークル10は、非ホノロミックなシステムであり、真横に移動できない。
11.ビークル10は、旋回半径及び速度に制約があり、上下限の範囲外では動作できない。
図3は、第1実施形態に係るリーダービークルの模式的なブロック図である。図3に示すように、リーダービークル10Aは、制御装置30と、通信部32と、位置検出部34と、動力部36とを有する。
通信部32は、外部の装置と通信を行う通信モジュールであり、例えばアンテナなどである。リーダービークル10Aは、無線通信で通信を行うが、通信方式は任意であってよい。リーダービークル10Aは、通信部32を介して、管理システム14と通信して、情報の送受信を行う。リーダービークル10Aは、通信部32を介して、同じビークルユニット12に所属するフォロワービークル10Bと通信して、情報の送受信を行う。リーダービークル10Aは、通信部32を介して、異なるビークルユニット12に所属するリーダービークル10Aと通信して、情報の送受信を行う。本実施形態では、リーダービークル10Aは、異なるビークルユニット12に所属するフォロワービークル10Bとは、直接通信を行わない。
位置検出部34は、リーダービークル10Aの位置及び姿勢、すなわち自己位置及び自己姿勢を検出する。リーダービークル10Aの位置とは、本実施形態においては、領域AR内においてリーダービークル10Aが位置している座標を指し、リーダービークル10Aの姿勢とは、リーダービークル10Aが向いている方向を指す。位置検出部34は、任意の方法で位置及び姿勢を検出してよいが、例えば、位置検出部34の具体的構成例として、グローバル・ポジショニング・システム(GPS:Global Positioning System)等の測位システムを利用して位置を検出するための測位装置が挙げられる。また例えば、位置検出部34は、所定の起点に対する位置を検出する慣性航法装置であってもよい。また例えば、位置検出部34は、レーザ光により位置及び姿勢を検出するものであってもよい。この場合例えば、領域ARに反射体が設けられており、位置検出部34が反射体に向けてレーザ光を照射し、反射体から反射したレーザ光を検出することで、位置及び姿勢が検出できる。
動力部36は、リーダービークル10Aを移動させる動力として機能する。動力部36の具体的構成は、リーダービークル10Aの運用形態に応じる。一例として、リーダービークル10Aが地上を走行するビークルである場合、動力部36は、複数の車輪と、当該複数の車輪の一部又は全部を駆動する原動機を含む。ここに例示した動力部36の具体的構成はあくまで一例であってこれに限られるものでない。動力部36は、リーダービークル10Aを移動可能にする動力として機能すればよい。
制御装置30は、リーダービークル10Aの動作を制御する装置である。制御装置30は、コンピュータであり、記憶部40と制御部42とを備える。記憶部40は、制御部42の演算内容やプログラムなどの各種情報を記憶するメモリであり、例えば、RAMと、ROMのような主記憶装置と、HDDなどの外部記憶装置とのうち、少なくとも1つ含む。記憶部40が記憶する制御部42用のプログラムは、制御装置30が読み取り可能な記録媒体に記憶されていてもよい。
目的位置情報取得部50は、リーダービークル10Aの目標とする移動先である目的位置Oの位置情報を取得する。リーダービークル10Aの目的位置Oは、そのリーダービークル10Aが所属するビークルユニット12の目的位置Oともいえる。目的位置情報取得部50は、通信部32を介して、管理システム14から、目的位置Oの位置情報を取得する。
自己位置情報取得部52は、リーダービークル10A自身の位置及び姿勢の情報を取得する。自己位置情報取得部52は、位置検出部34を制御して、リーダービークル10A自身の位置情報(座標情報)及び姿勢情報(向きを示す情報)を取得する。以下、位置情報及び姿勢情報を合わせて、適宜、位置姿勢情報と記載する。自己位置情報取得部52は、所定時間毎に、逐次、リーダービークル10A自身の位置姿勢情報を取得する。また、自己位置情報取得部52は、位置検出部34を用いて、他のビークル10との相対距離を算出してもよい。相対距離を算出して経路生成に用いることで、通信遅れをカバーすることができる。
リーダー用経路設定部54は、リーダービークル10A用の移動経路であるリーダー用経路RAを設定する。リーダー用経路設定部54は、次の式(1)、(2)を達成可能なように、リーダー用経路RAを設定して、リーダービークル10Aへの制御入力を算出する。なお、以降の説明は、ビークル10がAGFやAGVなどの地上を走行する移動体である場合を例としたものであり、ビークル10は、上述のように地面を走行する移動体に限られない。以下の説明における式などは、ビークル10の種類に応じて適宜設定されてよい。
リーダー用経路設定部54によるリーダー用経路RAの設定方法について、以下、より具体的に説明する。リーダー用経路設定部54は、進入禁止場所の位置を示す情報と目的位置Oの位置情報とに基づいて、リーダービークル10Aが移動する経路であるリーダー用経路RAを設定する。進入禁止場所とは、例えば障害物が存在する場所など、領域AR内において、ビークル10の進入が禁止されたり、ビークル10の進入が不可能だったりする場所を指し、予め位置が設定されている。また、リーダー用経路設定部54は、後述するフォロワービークル10Bが生成するフォロワー用経路RBを参照することなく、リーダー用経路RAを設定する。すなわち、リーダービークル10Aは、フォロワー用経路RBを入力値に用いることなく、言い換えればフォロワー用経路RBを考慮することなく、リーダー用経路RAを設定する。
図5は、無向グラフ情報の一例を示す模式図である。無向グラフ情報取得部54Aは、無向グラフ情報を取得する。図5の例に示すように、無向グラフ情報は、領域AR内の座標毎に設定されたノードndと、一対のノードndを結ぶ線であるエッジedとを含む。言い換えれば、無向グラフ情報は、領域AR内におけるそれぞれのノードndの位置情報(座標情報)と、ノードnd同士を結ぶエッジedの位置情報(座標情報)とを含む情報であるといえる。なお、エッジedは直線であるが、直線であることに限られない。
経由ノード設定部54Bは、無向グラフ情報に基づき、経由ノードndaを設定する。図6は、経由ノードの設定の一例を説明する模式図である。経由ノード設定部54Bは、無向グラフ情報に含まれるエッジedのうちから、目的位置Oに到達可能なエッジedを、経由エッジedaとして抽出する。より具体的には、経由ノード設定部54Bは、リーダービークル10A又はビークルユニット12の初期位置から、目的位置Oまでを結ぶエッジedを、経由エッジedaとして抽出する。経由エッジedaは、目的位置Oに応じて、1つのエッジedとなる場合もあるし、ノードndを介して連結する複数のエッジedとなる場合もある。
図7は、リーダー用経路の設定を説明する模式図である。リーダー用経路算出部54Cは、経由ノードndaに基づき、リーダー用経路RAを設定する。リーダー用経路算出部54Cは、経由ノードndaに基づき、モデル予測制御(MPC:Model Predictive Control)でリーダー用経路RAを設定する。より詳しくは、リーダー用経路算出部54Cは、経由ノードndaを通るように、すなわち経由ノードndaをウェイポイントとして、モデル予測制御を用いてリーダー用経路RAを設定する。リーダー用経路算出部54Cは、進入禁止場所AR1を通らない経由エッジedaに基づいて設定された経由ノードndaをウェイポイントとするため、リーダービークル10Aが進入禁止場所AR1に進入することを抑制できる。また、リーダー用経路算出部54Cは、最短経路となる経由エッジedaに基づいて設定された経由ノードndaをウェイポイントとするため、リーダー用経路RAが長くなることを抑制して、作業効率を向上できる。
図3に示す情報送信部56は、通信部32を介して、リーダービークル10A自身の情報や自身が所属するビークルユニット12に関する情報を送信する。情報送信部56は、自身が所属するビークルユニット12のフォロワービークル10Bに、リーダービークル10A自身の位置姿勢情報と、リーダー用経路設定部54に設定されたリーダー用経路RAの位置情報と、フォーメーション情報とを送信する。フォーメーション情報とは、同じビークルユニット12に所属するビークル10が維持することが望ましいフォーメーションを示す情報であり、より詳しくは、リーダービークル10Aに対するフォロワービークル10Bの望ましい相対位置を示す情報といえる。フォーメーション情報は、フォロワービークル10B毎に設定される。すなわち、リーダービークル10Aに対するフォロワービークル10Bの望ましい相対位置は、フォロワービークル10B毎に設定されて、フォロワービークル10B毎に異なる。フォーメーション情報は、任意に設定されてよい。例えば、フォーメーション情報は、予め設定されていてもよいし、リーダービークル10Aが設定してもよい。
移動制御部58は、動力部36を制御して、リーダービークル10Aの移動を制御する。移動制御部58は、リーダー用経路設定部54が算出した制御入力に基づいて動力部36を制御することで、リーダービークル10Aをリーダー用経路RAに沿って移動させる。
図8は、第1実施形態に係るフォロワービークルの模式的なブロック図である。図8に示すように、フォロワービークル10Bは、制御装置70と、通信部72と、位置検出部74と、動力部76とを有する。
通信部72は、外部の装置と通信を行う通信モジュールであり、例えばアンテナなどである。フォロワービークル10Bは、無線通信で通信を行うが、通信方式は任意であってよい。フォロワービークル10Bは、通信部72を介して、同じビークルユニット12に所属するリーダービークル10A、及び同じビークルユニット12に所属する他のフォロワービークル10Bと通信して、情報の送受信を行う。本実施形態では、フォロワービークル10Bは、異なるビークルユニット12に所属するビークル10や、管理システム14とは、直接通信を行わない。
位置検出部74は、フォロワービークル10Bの位置及び姿勢、すなわち自己位置及び自己姿勢を検出する。位置検出部74の構成は、リーダービークル10Aの位置検出部34と同様であるため、説明を省略する。
動力部76は、フォロワービークル10Bを移動させる動力として機能する。動力部36の具体的構成は、フォロワービークル10Bの運用形態に応じるが、リーダービークル10Aの動力部36と同様であるため、説明を省略する。
制御装置70は、フォロワービークル10Bの動作を制御する装置である。制御装置70は、コンピュータであり、記憶部80と制御部82とを備える。記憶部80は、制御部82の演算内容やプログラムなどの各種情報を記憶するメモリであり、例えば、RAMと、ROMのような主記憶装置と、HDDなどの外部記憶装置とのうち、少なくとも1つ含む。記憶部80が記憶する制御部82用のプログラムは、制御装置70が読み取り可能な記録媒体に記憶されていてもよい。
自己位置情報取得部90は、フォロワービークル10B自身の位置及び姿勢の情報を取得する。自己位置情報取得部90は、位置検出部74を制御して、フォロワービークル10B自身の位置姿勢情報を取得する。自己位置情報取得部90は、所定時間毎に、逐次、フォロワービークル10B自身の位置姿勢情報を取得する。また、自己位置情報取得部90は、位置検出部74を用いて、他のビークル10との相対距離を算出してもよい。相対距離を算出して経路生成に用いることで、通信遅れをカバーすることができる。
情報取得部92は、通信部72を介して、同じビークルユニット12に所属するリーダービークル10Aと通信して、リーダービークル10Aから情報を取得する。情報取得部92は、同じビークルユニット12に所属するリーダービークル10Aから、リーダービークル10Aの位置姿勢情報と、リーダー用経路RAの位置情報と、フォーメーション情報とを取得する。情報取得部92は、自身のフォロワービークル10Bに対して設定されたフォーメーション情報を、すなわち自身のフォロワービークル10Bのリーダービークル10Aに対する望ましい相対位置を、取得する。情報取得部92は、フォーメーション情報として、すなわちリーダービークル10Aに対するフォロワービークル10Bの相対位置の情報として、リーダービークル10Aからの望ましい相対距離dj(図11参照)と、リーダービークル10Aに対する望ましい相対角度Ψj(図11参照)とを取得する。また、情報取得部92は、通信部72を介して、同じビークルユニット12に所属する他のフォロワービークル10Bと通信して、情報を取得する。情報取得部92は、同じビークルユニット12に所属する他のフォロワービークル10Bの位置情報を取得する。
目標位置設定部94は、同じビークルユニット12に属するリーダービークル10Aのリーダー経路RAに基づいて、フォロワービークル10B用の移動経路であるフォロワー用経路RBを設定する。そして、目標位置設定部94は、フォロワー用経路RBに基づいて、フォロワービークル10Bの目標位置OM及び目標姿勢を設定して、目標位置OM及び目標姿勢に基づき、フォロワービークル10Bへの制御入力を算出する。目標位置OMは、フォロワービークル10Bが目標とする移動先の位置であり、最終的な移動先である目的位置Oに至るまでの中途の目的地であるといえる。目標姿勢は、目標位置OMにおいてフォロワービークル10Bがとるべき姿勢を指す。目標位置設定部94は、上述の式(1)、(2)を達成可能なように、フォロワー用経路RBを設定して、フォロワービークル10Bへの制御入力を算出する。
図10は、フォロワー用経路の一例を説明する模式図である。フォロワー用経路設定部94Aは、同じビークルユニット12に所属するリーダービークル10Aと追従するように、情報取得部92が取得したリーダー用経路RAに基づき、フォロワー用経路RBを設定する。フォロワー用経路設定部94Aは、リーダー用経路RAから所定距離離れるように、フォロワー用経路RBを設定する。より詳しくは、図10に示すように、フォロワー用経路設定部94Aは、リーダー用経路RAと、自身のフォロワービークル10Bに対して予め設定された所定距離δijとから、リーダー用経路RAから、リーダー用経路RAに直交する方向に所定距離δijだけ離れた経路を、フォロワー用経路RBとして決定する。フォロワー用経路RBは、リーダー用経路RAに対して所定距離δij離れつつ、平行な経路となる。フォロワー用経路RBがリーダー用経路RBから離れる所定距離δijは、フォロワービークル10B毎に予め設定されており、フォロワービークル10B毎に異なる方向又は長さとなる。所定距離δijは、任意に設定されてよいが、そのフォロワービークル10Bのフォーメーション情報において設定されたリーダービークル10Aとの相対距離に近い値(相対距離に対して所定の数値範囲内)に設定されることが好ましい。
図11は、フォーメーション位置及び目的位置を説明する模式図である。フォーメーション算出部94Bは、情報取得部92が取得したフォーメーション情報に基づき、すなわちリーダービークル10Aからの相対距離djと、リーダービークル10Aに対する相対角度Ψjとに基づき、フォロワービークル10Bのフォーメーション位置FMを算出する。フォーメーション位置FMとは、ビークルユニット12のフォーメーションを維持するための、フォロワービークル10Bの望ましい位置を指す。すなわち、フォーメーション情報がリーダービークル10Aに対するフォロワービークル10Bの相対位置であるのに対し、フォーメーション位置FMは、リーダービークル10Aに対する相対位置ではなく、領域ARの座標系におけるフォロワービークル10Bの位置(座標)といえる。フォーメーション算出部94Bは、情報取得部92が取得したリーダービークル10Aの現在の位置から、相対角度Ψjの方向に、相対距離djだけ離れた位置を、フォーメーション位置FMとして算出する。
目標位置算出部94Cは、フォロワー用経路設定部94Aが設定したフォロワー用経路RBと、フォーメーション算出部94Bが算出したフォーメーション位置FMとに基づき、目標位置OM及び目標姿勢を設定する。目標位置算出部94Cは、フォロワー用経路RB上の位置(座標)のうち、フォーメーション位置FMに最も近い位置を、すなわちフォーメーション位置FMに最も近いフォロワー用経路RB上の位置を、目標位置OMとして設定する。そして、目標位置算出部94Cは、例えば、目標位置OMに到達した際のフォロワービークル10Bの姿勢(進行方向の向き)が、フォロワー用経路RBに沿うように、目的姿勢を設定する。このように目標位置OMを設定することで、できるだけフォーメーションを維持しつつ、大回りなどによって経路が長くなってしまうことを抑制できる。
移動制御部96は、動力部76を制御して、フォロワービークル10Bの移動を制御する。移動制御部58は、目標位置算出部94Cが算出した制御入力に基づいて動力部36を制御することで、フォロワービークル10Bを目的位置OM及び目的姿勢に向けて移動させる。
ここで、式(9)のような非線形制約付き最適化問題の求解には、公知技術であるSQP(Sequential Quadratic Programming)法等の収束計算を利用できる。しかし収束計算は演算時間が長く,予測ホライズンを大きく設定した数十メートル規模の経路計画では,リアルタイムでの経路計画ができない可能性がある。その場合は、リアルタイム計算に特化した公知技術であるC/GMRES法を用いてリーダー用経路RAの生成を行ってもよい。C/GMRES法では、最適解が時間的に連続に変化すると仮定し、その変化を追跡することで解を更新する。制御入力である解をU(t)とし、状態量をp(t)とすると、最適化問題の停留条件を満たすオイラー・ラグランジュ方程式は、次の式(26)のように表される。
次に、同じビークルユニット12のリーダービークル10Aとフォロワービークル10Bが移動する際の制御フローを説明する。図12は、同じビークルユニットのリーダービークルとフォロワービークルが移動する際の制御フローを説明するフローチャートである。図12に示すように、リーダービークル10Aは、無向グラフ情報に基づいて、経由ノードndaを設定する(ステップS10)。より詳しくは、リーダービークル10Aは、無向グラフ情報取得部54Aにより、ノードndと、進入禁止場所AR1を通らないエッジedとを含む無向グラフ情報を読み出す。そして、リーダービークル10Aは、経由ノード設定部54Bにより、目的位置Oまでの経路が最短となるエッジedを経由エッジedaとして抽出し、経由エッジedaに結ばれているノードndを経由ノードndaとして抽出する。次に、リーダービークル10Aは、次の経由ノードndaまでのリーダー用経路RAを設定する(ステップS12)。すなわち、リーダービークル10Aは、リーダー用経路算出部54Cにより、次のウェイポイントとなる経由ノードndaを通るように、モデル予測制御によってリーダー用経路RAを設定する。リーダービークル10Aは、情報送信部56により、同じビークルユニット12に所属するフォロワービークル10Bに、リーダー用経路RAの情報、自身の位置情報、及びフォーメーション情報を送信する(ステップS14)。リーダービークル10Aは、移動制御部58により、リーダー用経路RAに沿って移動する(ステップS16)。
以上説明したように、本実施形態においては、1つのビークルユニット12において、リーダービークル10Aが、進入禁止場所AR1を通らないようにリーダー用経路RAを設定してリーダー用経路RAを移動しつつ、フォロワービークル10Bが、リーダー用経路RAに基づいてフォロワー用経路RBを設定して、フォロワー用経路RBに基づいて移動する。このように、本実施形態においては、リーダービークル10Aが主体となって経路を生成し、フォロワービークル10Bは、リーダービークル10Aの経路に基づいて自身の経路を生成して、リーダービークル10Aに追従する。そのため、ビークルユニット12によると、複数のビークル10を適切に協調して移動させることが可能となる。また、本実施形態においては、リーダービークル10Aが、進入禁止場所AR1を通らないようにリーダー用経路RAを設定するため、それぞれのビークル10が自身の経路を生成する分散型制御の場合においても、障害物への衝突を抑制することが可能となる。
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態に係るビークルユニット12は、他のビークルユニット12のリーダービークル10Aが経由ノードndaとして予約したノードndを用いずに、リーダー用経路RAを生成する点で、第1実施形態とは異なる。第2実施形態において、第1実施形態と構成が共通する箇所は、説明を省略する。
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態に係るリーダービークル10Aは、リーダー用経路RAを設定する際に、リーダー用経路RAが進入禁止場所AR1を通らないように演算を行う点で、第1実施形態とは異なる。第3実施形態において、第1実施形態と構成が共通する箇所は、説明を省略する。なお、第3実施形態は、第2実施形態にも適用可能である。
次に、第4実施形態について説明する。第4実施形態に係るビークルユニット12は、他のビークルユニット12のリーダービークル10Aの直近のウェイポイントとなる経由ノードndaとして予約したノードndを除外して、リーダー用経路RAを生成する点で、第1実施形態とは異なる。第4実施形態において、第1実施形態と構成が共通する箇所は、説明を省略する。なお、第4実施形態は、第3実施形態にも適用可能である。
次に、第5実施形態について説明する。第5実施形態においては、リーダービークル10Aは、次のウェイポイントである経由ノードndaに到着する前に、ウェイポイントを更新して次のリーダー用経路RAを設定する点で、第1実施形態とは異なる。第5実施形態において第1実施形態と構成が共通する箇所は、説明を省略する。なお、第5実施形態は、第2実施形態から第4実施形態にも適用可能である。
以上説明したように、本実施形態に係るビークルユニット12は、進入禁止場所AR1の位置を示す情報と目的位置Oの情報とに基づいて、自身が移動する経路であるリーダー用経路RAを設定するリーダービークル(第1ビークル)10Aと、リーダー用経路RAに基づいて、自身が移動する経路であるフォロワー用経路RBを設定するフォロワービークル10B(第2ビークル)10Bと、を含む。本実施形態に係るビークルユニット12は、リーダービークル10Aが主体となって経路を生成し、フォロワービークル10Bは、リーダービークル10Aの経路に基づいて自身の経路を生成して、リーダービークル10Aに追従する。そのため、ビークルユニット12によると、複数のビークル10を適切に協調して移動させることが可能となる。また、本実施形態においては、リーダービークル10Aが、進入禁止場所AR1を通らないようにリーダー用経路RAを設定するため、それぞれのビークル10が自身の経路を生成する分散型制御の場合においても、障害物への衝突を抑制することが可能となる。このように、本実施形態に係るビークルユニット12は、ビークルの経路を適切に設定することができる。
10A リーダービークル(第1ビークル)
10B フォロワービークル(第2ビークル)
12 ビークルユニット
50 目的位置情報取得部
52、90 自己位置情報取得部
54 リーダー用経路設定部
56 情報送信部
58、96 移動制御部
92 情報取得部
94 目標位置設定部
AR1 進入禁止場所
RA リーダー用経路
RB フォロワー用経路
Claims (14)
- 進入禁止場所の位置を示す情報と目的位置の情報とに基づいて、自身が移動する経路であるリーダー用経路を設定する第1ビークルと、
前記リーダー用経路に基づいて、自身が移動する経路であるフォロワー用経路を設定する第2ビークルと、
を含み、
前記第2ビークルは、
前記リーダー用経路から所定距離離れるように、前記フォロワー用経路を設定するフォロワー用経路設定部と、
前記第1ビークルに対する前記第2ビークルの望ましい相対位置を示すフォーメーション情報と、前記第1ビークルの位置情報とを取得する情報取得部と、
前記フォーメーション情報及び前記第1ビークルの位置に基づき、前記第2ビークルの望ましい位置であるフォーメーション位置を算出するフォーメーション位置算出部と、
前記フォロワー用経路及び前記フォーメーション位置に基づき、前記フォロワー用経路のうちで前記フォーメーション位置に最も近い位置を、目標位置として設定する目標位置算出部と、を含む、
ビークルユニット。 - 前記第1ビークルは、前記フォロワー用経路を参照することなく前記リーダー用経路を設定する、請求項1に記載のビークルユニット。
- 前記第1ビークルは、
移動を予定する領域内において座標毎に設定されたノードと、前記ノード同士を結ぶエッジとを含む無向グラフ情報を取得する無向グラフ情報取得部と、
前記進入禁止場所を通らず、かつ前記目的位置に到達可能な前記エッジである経由エッジを抽出し、前記経由エッジに結ばれる前記ノードを経由ノードとして設定する経由ノード設定部と、
前記経由ノードに基づき前記リーダー用経路を設定するリーダー用経路算出部と、を含む、請求項1又は請求項2に記載のビークルユニット。 - 前記経由ノード設定部は、前記エッジを通って前記目的位置まで到達するまでの距離が最短となるように、前記経由エッジを抽出する、請求項3に記載のビークルユニット。
- 前記経由ノード設定部は、他のビークルユニットによって抽出された前記経由ノードの情報を取得し、他のビークルユニットによって抽出された前記経由ノード以外のノードから、前記経由ノードを抽出する、請求項3又は請求項4に記載のビークルユニット。
- 前記経由ノード設定部は、
他のビークルユニットによって抽出された前記経由ノードのうち、他のビークルユニットの直近の移動先のノードである直近ノードの情報を取得し、
他のビークルユニットの前記直近ノードに結ばれたエッジについて、そのエッジの通行が開始可能になるまでの待ち時間の情報を取得し、
前記目的位置までの距離と、前記待ち時間とに基づき、前記経由エッジを抽出する、請求項3から請求項5のいずれか1項に記載のビークルユニット。 - 前記リーダー用経路算出部は、前記経由ノードに基づき、モデル予測制御で前記リーダー用経路を設定する、請求項3から請求項6のいずれか1項に記載のビークルユニット。
- 前記リーダー用経路算出部は、前記経由ノードを通るように、前記リーダー用経路を設定する、請求項7に記載のビークルユニット。
- 前記リーダー用経路算出部は、前記経由ノード毎に、前記リーダー用経路を設定する、請求項7又は請求項8に記載のビークルユニット。
- 前記リーダー用経路算出部は、前記第1ビークルが、前記経由ノードとして設定された第1経由ノードに対して所定距離範囲内に到達したら、次の経由ノードである第2経由ノードまでの前記リーダー用経路を設定する、請求項9に記載のビークルユニット。
- 前記リーダー用経路算出部は、前記リーダー用経路が前記進入禁止場所を通らないように、前記リーダー用経路を設定する、請求項7から請求項10のいずれか1項に記載のビークルユニット。
- 前記第1ビークルは、他のビークルユニットの前記第1ビークルと情報の送受信を行う、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のビークルユニット。
- 進入禁止場所の位置を示す情報と目的位置情報とに基づいて、第1ビークルが移動する経路であるリーダー用経路を設定するステップと、
前記リーダー用経路に基づいて、第2ビークルが移動する経路であるフォロワー用経路を設定するステップと、
を含み、
前記フォロワー用経路を設定するステップは、
前記リーダー用経路から所定距離離れるように、前記フォロワー用経路を設定するステップと、
前記第1ビークルに対する前記第2ビークルの望ましい相対位置を示すフォーメーション情報と、前記第1ビークルの位置情報とを取得するステップと、
前記フォーメーション情報及び前記第1ビークルの位置に基づき、前記第2ビークルの望ましい位置であるフォーメーション位置を算出するステップと、
前記フォロワー用経路及び前記フォーメーション位置に基づき、前記フォロワー用経路のうちで前記フォーメーション位置に最も近い位置を、目標位置として設定するステップと、を含む、
ビークルの制御方法。 - 進入禁止場所の位置を示す情報と目的位置情報とに基づいて、第1ビークルが移動する経路であるリーダー用経路を設定するステップと、
前記リーダー用経路に基づいて、第2ビークルが移動する経路であるフォロワー用経路を設定するステップと、
を含む、ビークルの制御方法を、コンピュータに実行させ、
前記フォロワー用経路を設定するステップは、
前記リーダー用経路から所定距離離れるように、前記フォロワー用経路を設定するステップと、
前記第1ビークルに対する前記第2ビークルの望ましい相対位置を示すフォーメーション情報と、前記第1ビークルの位置情報とを取得するステップと、
前記フォーメーション情報及び前記第1ビークルの位置に基づき、前記第2ビークルの望ましい位置であるフォーメーション位置を算出するステップと、
前記フォロワー用経路及び前記フォーメーション位置に基づき、前記フォロワー用経路のうちで前記フォーメーション位置に最も近い位置を、目標位置として設定するステップと、を含む、
プログラム。
Priority Applications (1)
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JP2020130591A JP7471595B2 (ja) | 2020-07-31 | 2020-07-31 | ビークルユニット、ビークルの制御方法、及びプログラム |
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