JP7462038B2 - Rrcセグメンテーションのための誤りハンドリング - Google Patents

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Description

関連出願
本出願は、2019年11月1日に出願した仮特許出願第62/929,437号の利益を主張するものであり、その開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれている。
本開示は無線ネットワークに関し、詳細には無線ネットワークにおける無線リソース制御(RRC)セグメンテーションに関する。
無線リソース制御(RRC)は、ユーザ機器(UE)の設定を制御し、したがってUEの動作を制御するための第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)システムに使用されるプロトコルである。このプロトコルは、抽象構文規則1(ASN.1)に従って符号化されるメッセージを含む。ネットワークノードは、設定パラメータを含むASN.1-符号化メッセージをUEに送り、UEはこれらのメッセージを復号して設定に適用する。いくつかの事例では、これらの設定は極めて複雑化されることがあり、したがって設定を記述するために使用されるメッセージが極めて複雑になり、したがってサイズが大きくなる。
RRC層の下方の層には、パケットの最大サイズの点で制限がある。この制限は、新無線(New Radio)(NR)では9キロバイト(kB)であり、また、ロングタームエボリューション(LTE)では8188kBである。RRCメッセージのサイズはこれらの制限を超えてもよく、したがって制限は、ネットワークからUEに提供される設定を如何に複雑にすることができるか、あるいは如何に高等なものすることができるかに対する制限になる。
これらの制限を免れるために、大きいRRCメッセージを分割して、個々の部分はより低い層の制限を超えない、より小さい部分で送ることができるよう、RRCメッセージのセグメンテーションを導入することが考察されている。NRにおいて、ネットワークがUEに送ることを意図するRRCメッセージが、例えば20kBである場合、ネットワークはこの20kBを3つのセグメントを分割して、これらのセグメントを個別にUEに送ることができる。
RRCメッセージのすべてのセグメントを受信したことをUEが知るために、ネットワークは、そのセグメントがRRCメッセージの最後のセグメントであるかどうかをセグメント毎にフラグで示す。UEがRRCメッセージの最後のセグメントを受信すると、UEは、それらのセグメントを結合してRRCメッセージの復号を開始することができる。
このセグメントが有している番号を示すインデックスをこれらのセグメントが有するかどうかは、現時点では未解決のままである。
本明細書においては、セグメント化された無線リソース制御(RRC)メッセージを無線通信デバイス(WCD)で受信している間に障害が生じると、WCDおよび/またはネットワークノードによる回復アクションの実施を可能にするシステムおよび方法が開示される。WCDによって実施される方法の実施形態が開示される。一実施形態では、WCDによって実施される方法は、セグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数のセグメントを受信することと、セグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントが受信される前に誤りが生じたと決定することとを含む。方法は、セグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントが受信される前に誤りが生じたと決定すると、1つまたは複数の回復アクションを実施することをさらに含む。この方法によれば、WCDが第1のRRCメッセージのセグメントを第2のRRCメッセージのセグメントと結合する状況が回避され、したがってこのような結合による誤りが回避される。
一実施形態では、1つまたは複数の回復アクションを実施することは、セグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数のセグメントを破棄することを含む。
一実施形態では、誤りは無線リンク障害(RLF)である。
一実施形態では、セグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントが受信される前に誤りが生じたと決定することは、セグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントが受信される前にタイマが時間切れになったと決定することを含む。
一実施形態では、セグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントが受信される前に誤りが生じたと決定することは、セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントがWCDによって受信されたのではないと決定することを含む。一実施形態では、セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントがWCDによって受信されたのではないと決定することは、セグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数のセグメントは、1つまたは複数の第1のセグメントであるが、セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントではないと決定することを含む。別の実施形態では、セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントがWCDによって受信されたのではないと決定することは、セグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数のセグメントのうちの1つはセグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントであることの指示が受信されなかったと決定することを含む。
WCDの対応する実施形態が同じく開示される。一実施形態では、WCDは、セグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数のセグメントを受信するように、また、セグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントが受信される前に誤りが生じたと決定するように適合される。WCDは、セグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントが受信される前に誤りが生じたと決定すると、1つまたは複数の回復アクションを実施するようにさらに適合される。
一実施形態では、1つまたは複数の回復アクションは、セグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数のセグメントを破棄することを含む。
一実施形態では、誤りはRLFである。
一実施形態では、WCDは、1つまたは複数の受信機と、1つまたは複数の受信機と関連付けられた処理回路とを備える。処理回路は、セグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数のセグメントをWCDに受信させ、また、セグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントが受信される前に誤りが生じたことをWCDに決定させるように設定される。処理回路は、セグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントが受信される前に誤りが生じたと決定する(202)と、1つまたは複数の回復アクションをWCDに実施させるようにさらに設定される。
一実施形態では、1つまたは複数の回復アクションは、セグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数のセグメントを破棄することを含む。
一実施形態では、誤りはRLFである。
別の実施形態では、WCDによって実施される方法は、第1のセグメント化されたRRCメッセージの、すべてのセグメントではないが、1つまたは複数のセグメントを受信することを含む。方法は、第2のセグメント化されたRRCメッセージの第1のセグメントを受信することと、第2のセグメント化されたRRCメッセージの第1のセグメントを受信すると、第1のセグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数のセグメントを破棄することとをさらに含む。
一実施形態では、第2のセグメント化されたRRCメッセージの第1のセグメントを受信することは、RRCメッセージのセグメントを受信することと、RRCメッセージのセグメントが第2のRRCメッセージの第1のセグメントであると決定することとを含む。一実施形態では、RRCメッセージのセグメントが第2のRRCメッセージの第1のセグメントであると決定することは、セグメントと関連付けられたインデックスに基づいて、RRCメッセージのセグメントが第2のRRCメッセージの第1のセグメントであると決定することを含む。別の実施形態では、RRCメッセージのセグメントが第2のRRCメッセージの第1のセグメントであると決定することは、セグメントと関連付けられたインデックス、および第1のセグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数のセグメントと関連付けられた1つまたは複数のインデックスに基づいて、RRCメッセージのセグメントが第2のRRCメッセージの第1のセグメントであると決定することを含む。
一実施形態では、方法は、第2のセグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数の残りのセグメントを受信することと、組み立てられたRRCメッセージを提供するために、第2のセグメント化されたRRCメッセージの第1のセグメントと、第1のセグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数の破棄されたセグメントではなく、第2のセグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数の残りのセグメントとを組み立てることとをさらに含む。一実施形態では、方法は、組み立てられたRRCメッセージに従って1つまたは複数のアクションを実施することをさらに含む。
WCDの対応する実施形態が同じく開示される。一実施形態では、WCDは、第1のセグメント化されたRRCメッセージの、すべてのセグメントではないが、1つまたは複数のセグメントを受信するように適合される。WCDは、第2のセグメント化されたRRCメッセージの第1のセグメントを受信するようにさらに適合され、また、第2のセグメント化されたRRCメッセージの第1のセグメントを受信すると、第1のセグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数のセグメントを破棄するようにさらに適合される。
別の実施形態では、WCDは、1つまたは複数の受信機と、1つまたは複数の受信機と関連付けられた処理回路とを備える。処理回路は、第1のセグメント化されたRRCメッセージの、すべてのセグメントではないが、1つまたは複数のセグメントをWCDに受信させ、第2のセグメント化されたRRCメッセージの第1のセグメントをWCDに受信させ、また、第2のセグメント化されたRRCメッセージの第1のセグメントを受信すると、第1のセグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数のセグメントをWCDに破棄させるように設定される。
無線ネットワークのネットワークノードによって実施される方法の実施形態が同じく開示される。一実施形態では、無線ネットワークのネットワークノードによって実施される方法は、障害の後、無線ネットワークに向かう接続をWCDが取り戻したと決定することと、障害の前に、セグメント化されたRRCメッセージの少なくとも1つのセグメントがWCDに送られたこと、また、セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントがWCDによって成功裏に受信されたのではないと決定することとを含む。方法は、障害の後、無線ネットワークに向かう接続をWCDが取り戻したと決定し、また、障害の前に、セグメント化されたRRCメッセージの少なくとも1つのセグメントがWCDに送られたこと、また、セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントがWCDによって成功裏に受信されたのではないと決定すると、WCDがセグメント化されたRRCメッセージを適用していないことの仮定に基づいて、1つまたは複数のアクションを実施することをさらに含む。
一実施形態では、障害はRLFである。
一実施形態では、1つまたは複数のアクションは、セグメント化されたRRCメッセージを適用することなく、WCDのための新しい設定をWCDの元の設定の修正として決定することを含む。
一実施形態では、1つまたは複数のアクションは、セグメント化されたRRCメッセージをWCDに再送することを含む。
ネットワークノードの対応する実施形態が同じく開示される。一実施形態では、無線ネットワークのためのネットワークノードは、障害の後、無線ネットワークに向かう接続をWCDが取り戻したと決定し、また、障害の前に、セグメント化されたRRCメッセージの少なくとも1つのセグメントがWCDに送られたこと、また、セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントがWCDによって成功裏に受信されたのではないと決定するように適合される。ネットワークノードは、障害の後、無線ネットワークに向かう接続をWCDが取り戻したと決定し、また、障害の前に、セグメント化されたRRCメッセージの少なくとも1つのセグメントがWCDに送られたこと、また、セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントがWCDによって成功裏に受信されたのではないと決定すると、WCD(112)がセグメント化されたRRCメッセージを適用していないことの仮定に基づいて、1つまたは複数のアクションを実施するようにさらに適合される。
別の実施形態では、無線ネットワークのためのネットワークノードは、障害の後、無線ネットワークに向かう接続をWCDが取り戻したことをネットワークノードに決定させ、また、障害の前に、セグメント化されたRRCメッセージの少なくとも1つのセグメントがWCDに送られたこと、また、セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントがWCDによって成功裏に受信されたのではないことをネットワークノードに決定させるように設定された処理回路を備える。処理回路は、障害の後、無線ネットワークに向かう接続をWCDが取り戻したと決定し、また、障害の前に、セグメント化されたRRCメッセージの少なくとも1つのセグメントがWCDに送られたこと、また、セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントがWCDによって成功裏に受信されたのではないと決定すると、WCD(112)がセグメント化されたRRCメッセージを適用していないことの仮定に基づいて、1つまたは複数のアクションをネットワークノードに実施させるようにさらに設定される。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を形成している添付の図面は、本開示のいくつかの態様を示したものであり、説明と相俟って本開示の原理を明らかにする役割を果している。
本開示の実施形態を実現することができるセルラー通信システムの一例を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による無線通信デバイス(WCD)(例えばユーザ機器(UE))の動作を示すフローチャートである。 本開示のいくつかの他の実施形態によるWCD(例えばUE)の動作を示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態によるネットワークノード(例えば基地局)の動作を示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態によるネットワークノード(例えば基地局)の略ブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態によるネットワークノード(例えば基地局)の略ブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態によるネットワークノード(例えば基地局)の略ブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態によるWCDの略ブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態によるWCDの略ブロック図である。
以下で説明される実施形態は、当業者による実施形態の実践を可能にするための情報を表しており、また、実施形態を実践する最良のモードを示している。添付の図面に照らして以下の説明を読めば、当業者は本開示の概念を理解し、また、本明細書においては特に扱われていないこれらの概念の応用を認識するであろう。これらの概念および応用は本開示の範囲内であることを理解されたい。
以下、本明細書において企図されている実施形態のうちのいくつかについて、添付の図面を参照してより完全に説明する。しかしながら他の実施形態も、本明細書において開示される主題の範囲内に包含され、開示される主題は、本明細書において説明される実施形態のみに限定されるのもとして解釈してはならず、そうではなく、これらの実施形態は、本主題の範囲を当業者に伝えるための一例として提供されている。
一般に、本明細書において使用されているすべての用語は、異なる意味が明確に与えられていない限り、および/または使用されている文脈から異なる意味がほのめかされていない限り、関連する技術分野におけるそれらの通常の意味に従って解釈されるものとする。単数表現の要素、装置、構成要素、手段、ステップ、等々に対するすべての参照は、他に明確に言及されていない限り、要素、装置、構成要素、手段、ステップ、等々の少なくとも1つの実例を意味するものとして公然と解釈されたい。本明細書において開示されている任意の方法のステップは、あるステップが別のステップに後続するものとして、あるいは別のステップに先行するものとして明確に記述されていない限り、および/またはあるステップが別のステップに後続し、あるいは別のステップに先行しなければならないことを暗に含んでいない限り、開示されている厳密な順序で実施しなければならないわけではない。本明細書において開示されている何らかの実施形態の何らかの特徴は、適切である限り、任意の他の実施形態に適用することができる。同様に、何らかの実施形態の何らかの利点は任意の他の実施形態に適用することができ、その逆についても同様である。包含されている実施形態の他の目的、特徴および利点は、以下の説明から明らかになるであろう。
無線ノード:本明細書において使用されているように、「無線ノード」は無線アクセスノードまたは無線通信デバイスのいずれかである。
無線アクセスノード:本明細書において使用されているように、「無線アクセスノード」または「無線ネットワークノード」あるいは「無線アクセスネットワークノード」は、信号を無線で送信および/または受信するように動作するセルラー通信ネットワークの無線アクセスネットワーク(RAN)における任意のノードである。無線アクセスノードのいくつかの例には、それらに限定されないが、基地局(例えば第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)第5世代(5G)NRネットワークにおける新無線(New Radio)(NR)基地局(gNB)または3GPPロングタームエボリューション(LTE)ネットワークにおけるエンハンスドもしくはエボルブドノードB(eNB))、高出力またはマクロ基地局、低出力基地局(例えばマクロ基地局、ピコ基地局、ホームeNB、等々)、中継ノード、基地局の機能性の一部を実現するネットワークノード(例えばgNB中央ユニット(gNB-CU)を実現するネットワークノード、またはgNB分散ユニット(gNB-DU)を実現するネットワークノード)、あるいはいくつかの他のタイプの無線アクセスノードの機能性の一部を実現するネットワークノードがある。
コアネットワークノード:本明細書において使用されているように、「コアネットワークノード」は、コアネットワークにおける任意のタイプのノード、またはコアネットワーク機能を実現する任意のノードである。コアネットワークノードのいくつかの例には、例えばモビリティ管理エンティティ(MME)、パケットデータネットワークゲートウェイ(P-GW)、サービス能力公開機能(SCEF)、家庭加入者サーバ(HSS)、等々がある。コアネットワークノードのいくつかの他の例には、アクセスおよびモビリティ機能(AMF)、UPF、セッション管理機能(SMF)、認証サーバ機能(AUSF)、ネットワークスライス選択機能(NSSF)、ネットワーク公開機能(NEF)、ネットワーク機能(NF)リポジトリ機能(NRF)、ポリシ制御機能(PCF)、統合データ管理(UDM)、等々を実現するノードがある。
通信デバイス:本明細書において使用されているように、「通信デバイス」は、アクセスネットワークへのアクセスを有する任意のタイプのデバイスである。通信デバイスのいくつかの例には、それらに限定されないが、移動電話、スマートフォン、センサデバイス、メータ、車両、家庭用機器、医療機器、メディアプレーヤ、カメラ、または任意のタイプの消費者電子機器、例えばそれらに限定されないが、テレビジョン、無線、照明構造、タブレットコンピュータ、ラップトップまたはパーソナルコンピュータ(PC)がある。通信デバイスは、携帯型、ハンドヘルド、コンピュータを備えた、あるいは車両に取り付けられた、無線接続または配線ライン接続を介して音声および/またはデータを通信することができる移動デバイスであってもよい。
無線通信デバイス(WCD):通信デバイスの1つのタイプは、無線ネットワーク(例えばセルラーネットワーク)へのアクセスを有する(すなわち無線ネットワークによってサーブされる)任意のタイプの無線デバイスであってもよい無線通信デバイスである。無線通信デバイスのいくつかの例には、それらに限定されないが、3GPPネットワークにおけるユーザ機器デバイス(UE)、マシン型通信(MTC)デバイスおよびモノのインターネット(IoT)デバイスがある。このような無線通信デバイスは、移動電話、スマートフォン、センサデバイス、メータ、車両、家庭用機器、医療機器、メディアプレーヤ、カメラ、あるいは任意のタイプの消費者電子機器、例えばそれらに限定されないが、テレビジョン、無線、照明構造、タブレットコンピュータ、ラップトップまたはPCであってもよく、あるいはそれらの中に統合することができる。無線通信デバイスは、携帯型、ハンドヘルド、コンピュータを備えた、あるいは車両に取り付けられた、無線接続を介して音声および/またはデータを通信することができる移動デバイスであってもよい。
ネットワークノード:本明細書において使用されているように、「ネットワークノード」は、無線アクセスネットワークの一部であるか、あるいはセルラー通信ネットワーク/システムのコアネットワークのいずれかである任意のノードである。
本明細書において与えられている説明は3GPPセルラー通信システムに的を絞っており、したがって3GPP専門用語または3GPP専門用語に類似した専門用語がしばしば使用されていることに留意されたい。しかしながら本明細書において開示されている概念は3GPPシステムに限定されない。
本明細書における説明では「セル」という用語を参照することも可能であるが、とりわけ5G NR概念に関してはセルの代わりにビームを使用することも可能であり、したがって本明細書において説明されている概念はセルおよびビームの両方に等しく適用することができることに留意することが重要であることに留意されたい。
無線リソース制御(RRC)セグメンテーションに関しては、現在、特定の課題が存在している。ネットワークとのUEの無線接続が乏しくなると、UEはいわゆる無線リンク障害(RLF)を検出する。この場合、UEは、ネットワークへの接続を取り戻すためにいくつかのアクションを実施することになる。例えばUEは、ネットワークとの接続の再確立を試行するために、RRC接続再確立手順をトリガすることになる。
すべてではないが、セグメント化されたRRCメッセージのいくつかのセグメントをUEが受信した場合、UEは、残りのセグメントが到着すると、直ちにそれらと組み立てるために、セグメントのうちのいくつかをメモリに保存することになる。例えば上で説明したようにネットワークとのUEの無線接続が失敗した場合、すべてではないが、RRCメッセージのいくつかのセグメントをUEが受信しても、これらのセグメントはUEのメモリに残ることになる。もっと後の時間的ポイントでUEがネットワークとの接続を取り戻すと、ネットワークは、接続が取り戻された後、別のセグメント化されたRRCメッセージをUEに送ることができる。この場合、UEは、接続が失敗する前に受信したセグメントを、接続が取り戻された後に受信したセグメントと結合することができるが、これらのセグメントは必ずしも同じRRCメッセージのセグメントとは限らない。これらのセグメントが異なるRRCメッセージのセグメントである場合、UEは異なるメッセージからのセグメントを組み立てることになり、また、メッセージの復号が失敗することになり、したがってネットワークに向かうUEの接続が失敗することになる。
本開示の特定の態様およびそれらの実施形態は、上記の課題または他の課題に対する解決法を提供することができる。本明細書においては、セグメント化された無線リソース制御(RRC)メッセージを受信している間に障害が生じると、無線通信デバイス(WCD)による回復アクションの実施を可能にするシステムおよび方法が開示される。いくつかの実施形態では、WCDは、すべてのセグメントではないが、セグメント化されたRRCメッセージの少なくとも1つのセグメントをWCDが受信した後に誤りが生じたこと(例えばRLF)を決定する。誤りを検出すると、WCDは回復アクションを実施する。例えばWCDは、セグメント化されたRRCメッセージの受信したセグメントを破棄する。
いくつかの実施形態では、WCD(例えばUE)は、すべてのセグメントではないが、セグメント化されたRRCメッセージの少なくとも1つのセグメントを誤りが生じている間にWCDが受信したと決定し、次にWCDは、RRCメッセージの受信したセグメントを破棄する。
特定の実施形態は、以下の技術的利点のうちの1つまたは複数を提供することができる。本開示の実施形態は、WCDが第1のRRCメッセージのセグメントを第2のRRCメッセージのセグメントと結合する状況を回避することができ、したがってこのような結合による誤りを回避することができる。
図1は、本開示の実施形態を実現することができるセルラー通信システム100の一例を示したものである。本明細書において説明されている実施形態では、セルラー通信システム100は、例えば、次世代RAN(NG-RAN)(本明細書においてはNR RANとも呼ばれる)を含む5Gシステム(5GS)、LTE RANを含むエボルブドパケットシステム(EPS)、等々である。この例では、RANは基地局102-1および102-2を含み、これらは、NG-RANではgNB(NR基地局)またはng-eNB(5GCに接続されたLTE RANノード)と呼ばれ、また、LTE RANでは、eNBと呼ばれ、対応する(マクロ)セル104-1および104-2を制御する。基地局102-1および102-2は、一般に、本明細書においては集合的に基地局102と呼ばれ、また、個別に基地局102と呼ばれている。同様に、(マクロ)セル104-1および104-2は、一般に、本明細書においては集合的に(マクロ)セル104と呼ばれ、また、個別に(マクロ)セル104と呼ばれている。RANは、対応する小規模セル108-1ないし108-4を制御する多くの低出力ノード106-1ないし106-4を同じく含むことができる。低出力ノード106-1ないし106-4は、小規模基地局(ピコ基地局またはフェムト基地局)またはリモート無線ヘッド(RRH)、等々であってもよい。注目すべきことには、示されていないが、小規模セル108-1ないし108-4のうちの1つまたは複数は、別法として基地局102によって提供することも可能である。低出力ノード106-1ないし106-4は、一般に、本明細書においては集合的に低出力ノード106と呼ばれ、また、個別に低出力ノード106と呼ばれている。同様に、小規模セル108-1ないし108-4は、一般に、本明細書においては集合的に小規模セル108と呼ばれ、また、個別に小規模セル108と呼ばれている。セルラー通信システム100は、5GSでは5Gコア(5GC)と呼ばれるコアネットワーク110を同じく含む。基地局102(および任意選択で低出力ノード106)はコアネットワーク110に接続されている。
基地局102および低出力ノード106は、対応するセル104および108内の無線通信デバイス(WCD)112-1ないし112-5にサービスを提供している。WCD112-1ないし112-5は、一般に、本明細書においては集合的にWCD112と呼ばれ、また、個別にWCD112と呼ばれている。以下の説明では、WCD112はしばしばUEであるが、本開示はそれには限定されない。
図2は、本開示のいくつかの実施形態によるWCD112(例えばUE)の動作を示すフローチャートである。任意選択のステップは破線/ボックスで表されている。示されているように、WCD112はセグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数のセグメント(すべてのセグメントではない)を受信する(ステップ200)。WCD112は、セグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントがWCD112によって受信される前に誤り(例えばRLF)が生じたと決定する(ステップ202)。より詳細には、一実施形態では、セグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントがWCD112によって受信される前に誤り(例えばRLF)が生じたと決定するために、WCD112は、セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントが受信されたのではないと決定し(ステップ202A)、また、誤り(例えばRLF)が生じたと決定する(ステップ202B)。
いくつかの実施形態では、WCD112は、ステップ200で受信されたセグメントが、すべてのセグメントではないが、セグメント化されたRRCメッセージの第1のセグメントであると決定することにより、セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントが受信されたのではないと決定する。より一般的には、WCD112は、ステップ200で受信されたセグメント化されたRRCメッセージのセグメントがセグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントではないと決定する。
いくつかの実施形態では、WCD112は、最初に、セグメントを運ぶことができるあるタイプのRRCメッセージのRRCメッセージであるRRCメッセージ(のセグメント)をWCD112が受信したと決定することによってこれを決定することができる。
いくつかの実施形態では、WCD112は、任意の所望の機構を使用して、WCD112がセグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントを受信していないと決定する。例えば一実施形態では、WCD112は、そのセグメントがセグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントであることを示すセグメントのための指示をWCD112が受信していないと決定することにより、セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントをWCD112が受信していないと決定する。したがってWCD112は、メッセージのもっと多くのセグメントを受信することを期待する。
メッセージのすべてのセグメントが受信されると、WCD112は、例えば、セグメント化されたRRCメッセージの第1のセグメントをWCD112が受信していないことを考慮することができることに留意されたい。WCD112は、WCD112がメッセージのすべてのセグメントを受信すると、そのメッセージを組み立てて、それを適用することになることが仮定されているが、WCD112は、セグメント化されたRRCメッセージの第1のセグメントを受信することについては、それ自身、もはや考慮しない。
ステップ202で、WCD112は、以下のように、セグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントが受信される前に(すなわちWCD112がセグメント化されたRRCメッセージのもっと多くのセグメントを依然として期待している間に)誤りが生じたこと(またはトリガされたこと)を決定する。いくつかの実施形態では、障害は、例えば
・ WCD112によって検出されたRLF、または
・ タイマXの時間切れ。タイマXは、WCD112がセグメント化されたRRCメッセージの第1のセグメントを受信すると起動することができる。タイマは、この実施形態のいくつかのバージョンでは、WCD112がセグメント化されたメッセージの新しいセグメントを受信すると再起動することができる。タイマXの値は、例えば仕様書に規定された値に基づいてWCD112の中で事前に設定することができ、あるいはネットワークノード(gNB/eNBなど)によってWCD112の中で設定することができ、等々である。
セグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントがWCD112によって受信される前に誤りが生じたと決定すると、WCD112は1つまたは複数の回復アクション(すなわち1つまたは複数の回復機構)を実施する(ステップ204)。このような回復機構は、障害の前に受信したいくつかのセグメントを、障害の後に受信されるセグメントと共にWCD112が適用するのを回避するために実施される。回復機構の一例は、それまでに受信したセグメントをWCD112が破棄することである。
WCD112は、場合によっては、全部でいくつのセグメントが存在しているのかを必ずしも知る必要はないが、WCD112は、WCD112がこれまでに例えば3個のセグメントを受信し、これらの3個のセグメントが、セグメント化されたメッセージのすべてのセグメントではないことを知ることに留意されたい。
ここで言う、セグメントを「破棄する」とは、WCD112がそれらを無効と見なすこと、WCD112がそれらをメモリから消去すること、セグメントが記憶されているメモリをWCD112が考慮することのうちの1つまたは複数を意味し得る。UEが取るアクションに無関係に、WCD112は、後の、セグメント化されたRRCメッセージの組立て手順で、そのセグメントを使用することを控える。
回復機構の別の例は、WCD112がセグメントをもはや有効ではないもの、あるいはもはや適用することができないもの、等々として決定することである。WCD112がもっと後のポイントでネットワークからセグメントを受信しても、WCD112がこれらの(新しい)セグメントを、有効または適用可能とは見なされていないセグメントと結合することはない。
上で説明した、WCD112によって実施されるプロセスのいくつかの態様の一例示的実施態様が以下に示されている。この例示的実施態様は、本明細書に対して比較した変更として示されており、変更は下線が引かれた文章で示されている。
5.3.10.3無線リンク障害の検出
UEは、
1>PCellにおけるT310満了時、または
1>T300、T301、T304、T311またはT319のどれもが走っていない間のMCG MACからのランダムアクセス問題指示時、または
1>再送信の最大数に達したことのMCG RLCからの指示時に、
2>指示がMCG RLCからのものであり、また、CA重複が設定され、かつ、駆動される場合、また、対応する論理チャネルに対してallowedServingCellsがSCellのみを含む場合、
3>RLC障害を報告するために、5.7.5に規定されている障害情報手順を開始し、
2>さもなければ、
3>MCGすなわちRLFに対する無線リンク障害が検出されたと見なし、
3>存在する場合、受信したすべてのRRCセグメントを破棄し、
3>AS安全保護が起動されていない場合、
4>解放理由「その他」を伴って、5.3.11に規定されているRRC_IDLEへ行くとアクションを実施し、
3>さもなければ、AS安全保護は起動されているが、SRB2および少なくとも1つのDRBがセットアップされていない場合、
4>解放理由「RRC接続障害」を伴って、5.3.11に規定されているRRC_IDLEへ行くとアクションを実施し、
3>さもなければ、
4>5.3.7に規定されている接続再確立手順を開始する
ことになる。
実施形態の別のセットでは、WCD112(例えばUE)は、メッセージのセグメントを受信すると、そのセグメントがそのメッセージの第1のセグメントであるかどうかを決定することになる。これは、このセグメントのセグメント番号を示す数に基づいて決定することができる。このセグメントがメッセージの第1のセグメントであることをWCD112が決定すると、UEは、先行するメッセージのすべてのセグメントを破棄するか、あるいは何らかの他の方法で無効であると見なす。
例えばWCD112がこれまでに3個のセグメントを受信している場合、それらは、この順番でインデックス番号0、1および2を有している。また、次に、番号が0の別のセグメントをWCD112が受信すると、WCD112は、このセグメントが新しいメッセージのセグメントであると決定することができ、WCD112は、先行するセグメント、すなわち先行する番号0、1および2を破棄することになる。これには、接続が失敗する前に、メッセージのすべてではないがいくつかのセグメントをWCD112が受信している場合、WCD112は、接続が取り戻された後にWCD112に送られている新しいメッセージのセグメントとのこれらのセグメントの結合を試行しないことになる利点がある。
図3は、上記実施形態の少なくともいくつかの態様によるWCD112(例えばUE)の動作を示すフローチャートである。任意選択のステップは破線/ボックスで表されている。示されているように、WCD112は、第1のセグメント化されたRRCメッセージの、すべてのセグメントではないが、1つまたは複数のセグメントを受信する(ステップ300)。例えばこれらのセグメントは、それぞれインデックス番号0、1および3を有する3個のセグメントからなっていてもよい。WCD112は、第2のセグメント化されたRRCメッセージの第1のセグメントを受信する(ステップ302)。例えばこのセグメントは、そのセグメントが、セグメント化されたRRCメッセージ(すなわち第2のセグメント化されたRRCメッセージ)の第1のセグメントであることを示す0のインデックスを有することができる。第2のセグメント化されたRRCメッセージの第1のセグメントを受信すると、WCD112は第1のRRCメッセージの受信したセグメントを破棄する。
WCD112は、第2のセグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数の残りのセグメントを受信することができる(ステップ306)。WCD112は、第2のセグメント化されたRRCメッセージの受信したセグメントを組み立てることができる(ステップ308)。WCD112は、次に、組み立てられたRRCメッセージに従って1つまたは複数のアクションを実施することができる(ステップ310)。
次に、いくつかのネットワークに関連する実施形態について説明する。一実施形態では、ネットワーク(例えば基地局102などの例えばネットワークノード)は、RLF事象または同様の障害の後に、WCD112(例えばUE)がネットワークに向かう接続を取り戻したと決定する。ネットワークは、障害(例えばRLF事象)の前にネットワークがセグメント化されたRRCメッセージの少なくとも1つのセグメントをWCD112に送ったかどうか、また、セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントがWCD112に成功裏に送られたのではないこと、およびWCD112がそれらのセグメントの受信に対して肯定応答したことをさらに決定する。
セグメントの成功裏に受信したことの肯定応答は、例えばHARQ ACKによるHARQレベルの肯定応答指示、RLC ACKによるRLCレベルの肯定応答指示、または(RRCReconfigurationCompleteメッセージによる)RRCレベルの肯定応答指示と見なすことができる。
ネットワークがRRCセグメントをWCD112に送り、また、WCD112がRLFをトリガしている場合、上記方法は、例えばそれまでに受信したRRCセグメントを破棄することによってWCD112がその状況から回復する方法を記述する。ネットワーク(例えば基地局102などの例えばネットワークノード)は、ネットワークがRRCセグメントをWCD112に送ったこと、しかしながらWCD112はそれらのセグメントのすべてを受信していないことをネットワークが決定すると、セグメント化されたRRCメッセージの送信が失敗したと決定し、したがってWCD112はそれを適用していないこと、すなわちWCD112が成功裏に受信したセグメントがたとえ存在するとしても、それらを適用していないことを仮定することになる。
ネットワークは、次に、WCD112の設定は、セグメント化されたRRCメッセージを適用することなく、そのままであることを仮定する。この設定は、ここではWCD112の「元の設定」と呼ばれることになる。
ネットワークが後にUEを再設定することを希望する場合、あるいは希望すると、ネットワークは、WCD112がセグメント化されたRRCメッセージを適用していた場合にWCD112が設定されていたであろう設定ではなく、WCD112の元の設定に向かう修正としてそれらの再設定を実施することになる。
さらに、WCD112が接続を取り戻し、しかしながらその時に、RLFの前に接続されていたネットワークセルまたはノードとは別のネットワークセルまたはノードにWCD112が接続されると、新しいセル(「ターゲットノード」と呼ばれる)は、RLFの前にWCD112が接続されていたノード(「ソースノード」と呼ばれる)からWCD112の設定を要求することになる(WCD112のコンテキストとして同じく知られている)。ソースノードは、WCD112がRRCメッセージのすべてのセグメントを受信していないことをソースノードが決定すると、WCD112の設定すなわちWCD112の「コンテキスト」を、セグメント化されたRRCメッセージを適用していない設定すなわちコンテキストと見なすことになる。
WCD112がネットワークとの接続を取り戻した際に、必要とされているWCD112設定は、セグメント化されたRRCメッセージが達成するべく意図されていた設定であることをネットワークが決定すると、ネットワークは、セグメント化されたRRCメッセージをWCD112に再送することができる。
図4は、上記実施形態の少なくともいくつかの態様によるネットワークノード(例えば基地局102)の動作を示すフローチャートである。任意選択のステップは破線/ボックスで表されている。示されているように、ネットワークノードは、障害の後(例えばRLFの後)、WCD112(例えばUE)がネットワークに向かう接続を取り戻したと決定する(ステップ400)。また、ネットワークノードは、障害の前に、セグメント化されたRRCメッセージの少なくとも1つのセグメントがWCD112に送られたこと、また、上で説明したようにRRCメッセージのすべてのセグメントがWCD112によって成功裏に受信されたのではないことを同じく決定する(ステップ402)。障害の前に、セグメント化されたRRCメッセージの少なくとも1つのセグメントがWCD112に送られたと決定し、また、RRCメッセージのすべてのセグメントがWCD112によって成功裏に受信されたのではないと決定すると、ネットワークノードは、上で説明したように、WCD112がセグメント化されたRRCメッセージを適用していないことの仮定に基づいて、1つまたは複数のアクションを実施する(ステップ404)。例えばネットワークノードは、WCD112の元の設定(すなわちセグメント化されたRRCメッセージの前のWCD112の設定)に基づいて、1つまたは複数のアクションを実施することができる。別の例として、ネットワークノードは、セグメント化されたRRCメッセージがWCD112によって適用されていた場合に、WCD112の設定の修正としての代わりに、WCD112の元の設定に対する修正としてWCD112の新しい設定を決定することができる。別の例として、ネットワークノードは、セグメント化されたRRCメッセージをWCD112に再送することができる。
RRCはクラウド環境で実現することができ、また、本明細書において説明されている、RRCエンティティのための実施形態の中(主としてWCD112の中であるが、ネットワークは、場合によっては対応するアクションを取る必要がある)で実現することができ、したがってRRCはクラウド環境で実現することができる。
図5は、本開示のいくつかの実施形態によるネットワークノード500の略ブロック図である。任意選択の特徴は、破線のボックスによって表されている。ネットワークノード500は、例えば基地局102または106であってもよく、あるいは本明細書において説明されている基地局102、eNBまたはgNBの機能性のすべてあるいは一部を実現するネットワークノードであってもよい。示されているように、ネットワークノード500は制御システム502を含み、制御システム502は、1つまたは複数のプロセッサ504(例えば中央処理装置(CPU)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)および/または等々)、メモリ506およびネットワークインタフェース508を含む。1つまたは複数のプロセッサ504は、本明細書においては処理回路とも呼ばれている。さらに、ネットワークノード500が無線アクセスノードである場合、ネットワークノード500は1つまたは複数の無線ユニット510を含むことができ、個々の無線ユニット510は、1つまたは複数のアンテナ516に結合された1つまたは複数の送信機512および1つまたは複数の受信機514を含む。無線ユニット510は、無線インタフェース回路と呼ぶことも可能であり、あるいは無線インタフェース回路の一部であってもよい。いくつかの実施形態では、無線ユニット510は制御システム502の外部であり、例えば配線接続(例えば光ケーブル)を介して制御システム502に接続される。しかしながらいくつかの他の実施形態では、無線ユニット510および潜在的にアンテナ516は制御システム502と一体で統合される。1つまたは複数のプロセッサ504は、本明細書において説明されているネットワークノード500の1つまたは複数の機能(例えば図4に関連して上で説明したネットワークノードの例えば1つまたは複数の機能)を提供するように動作する。いくつかの実施形態では、機能は、例えばメモリ506に記憶されているソフトウェアで実現され、1つまたは複数のプロセッサ504によって実行される。
図6は、本開示のいくつかの実施形態によるネットワークノード500の仮想化実施形態を示す略ブロック図である。本明細書において使用されているように、「仮想化」ネットワークノードはネットワークノード500の実施態様であり、ネットワークノード500の機能性の少なくとも一部は仮想構成要素として実現される(例えばネットワーク内の物理的処理ノード上で実行する仮想マシンを介して)。示されているように、この例ではネットワークノード500は、ネットワーク602の一部に結合された、あるいはネットワーク602の一部として含まれている1つまたは複数の処理ノード600を含む。個々の処理ノード600は、1つまたは複数のプロセッサ604(例えばCPU、ASIC、FPGAおよび/または等々)、メモリ606およびネットワークインタフェース608を含む。ネットワークノード500が無線アクセスノードである場合、ネットワークノード500は、上で説明した制御システム502および/または1つまたは複数の無線ユニット510を含むことができる。存在する場合、制御システム502または無線ユニットは、ネットワーク602を介して処理ノード600に接続される。
この例では、本明細書において説明されているネットワークノード500の機能610(例えば図4に関連して上で説明したネットワークノードの例えば1つまたは複数の機能)は、1つまたは複数の処理ノード600で実現されるか、あるいは1つまたは複数の処理ノード600および制御システム502および/または無線ユニット510の間で、任意の所望の方法で分散される。いくつかの特定の実施形態では、本明細書において説明されているネットワークノード500の機能610の一部またはすべては、処理ノード600によってホストされる仮想環境で実現される1つまたは複数の仮想マシンによって実行される仮想構成要素として実現される。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、その少なくとも1つのプロセッサに、ネットワークノード500の機能性(例えば図4に関連して上で説明したネットワークノードの例えば1つまたは複数の機能)を実施させる命令を含むコンピュータプログラム、または本明細書において説明されている任意の実施形態による仮想環境でネットワークノード500の機能610のうちの1つまたは複数を実現するノード(例えば処理ノード600)が提供される。いくつかの実施形態では、上で言及したコンピュータプログラム製品を備えたキャリアが提供される。キャリアは、電子信号、光信号、無線信号またはコンピュータ可読記憶媒体(例えばメモリなどの非一時的コンピュータ可読媒体)のうちの1つである。
図7は、本開示のいくつかの他の実施形態によるネットワークノード500の略ブロック図である。ネットワークノード500は1つまたは複数のモジュール700を含み、個々のモジュール700はソフトウェアで実現される。モジュール700は、本明細書において説明されているネットワークノード500の機能性(例えば図4に関連して上で説明したネットワークノードの例えば1つまたは複数の機能)を提供する。この考察は、図6の処理ノード600にも等しく適用することができ、モジュール700は、処理ノード600のうちの1つで実現することができ、あるいは複数の処理ノード600の間で分散させることができ、および/または処理ノード600と制御システム502の間で分散させることができる。
図8は、本開示のいくつかの実施形態による無線通信デバイス800の略ブロック図である。示されているように、無線通信デバイス800は、1つまたは複数のプロセッサ802(例えばCPU、ASIC、FPGAおよび/または等々)、メモリ804および1つまたは複数のトランシーバ806を含み、トランシーバ806の各々は、1つまたは複数のアンテナ812に結合された1つまたは複数の送信機808および1つまたは複数の受信機810を含む。トランシーバ806は、当業者には認識されるように、アンテナ812に接続された、アンテナ812とプロセッサ802の間で通信される信号を条件付けるように設定される無線フロントエンド回路を含む。プロセッサ802は、本明細書においては処理回路とも呼ばれている。トランシーバ806は、本明細書においては無線回路とも呼ばれている。いくつかの実施形態では、上で説明した無線通信デバイス800の機能性は、すべて、または部分的に、例えばメモリ804に記憶され、プロセッサ802によって実行されるソフトウェアで実現することができる。無線通信デバイス800は、図8には示されていない、例えば1つまたは複数のユーザインタフェース構成要素(例えばディスプレイ、ボタン、タッチスクリーン、マイクロホン、スピーカおよび/または等々を含む入力/出力インタフェース、および/または無線通信デバイス800への情報の入力を許容し、および/または無線通信デバイス800からの情報の出力を許容するための任意の他の構成要素)、電力供給源(例えば電池および関連する電力回路)、等々などの追加構成要素を含むことができることに留意されたい。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、その少なくとも1つのプロセッサに、本明細書において説明されている任意の実施形態による無線通信デバイス800の機能性を実施させる命令を含むコンピュータプログラムが提供される。いくつかの実施形態では、上で言及したコンピュータプログラム製品を備えたキャリアが提供される。キャリアは、電子信号、光信号、無線信号またはコンピュータ可読記憶媒体(例えばメモリなどの非一時的コンピュータ可読媒体)のうちの1つである。
図9は、本開示のいくつかの他の実施形態による無線通信デバイス800の略ブロック図である。無線通信デバイス800は1つまたは複数のモジュール900を含み、個々のモジュール900はソフトウェアで実現される。モジュール900は、本明細書において説明されている無線通信デバイス800の機能性を提供する。
1つまたは複数の仮想装置の1つまたは複数の機能ユニットまたはモジュールを介して、本明細書において開示されている任意の適切なステップ、方法、特徴、機能または利点を実施することができる。個々の仮想装置は、多くのこれらの機能ユニットを備えることができる。これらの機能ユニットは処理回路を介して実現することができ、処理回路は、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラならびに他のデジタルハードウェアを含むことができ、他のデジタルハードウェアは、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理、等々を含むことができる。処理回路は、メモリに記憶されているプログラムコードを実行するように設定することができ、メモリは、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイス、等々などの1つまたはいくつかのタイプのメモリを含むことができる。メモリに記憶されるプログラムコードは、1つまたは複数の通信プロトコルおよび/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書において説明されている技法のうちの1つまたは複数を実施するための命令を含む。いくつかの実施態様では、処理回路を使用して、それぞれの機能ユニットに本開示の1つまたは複数の実施形態による対応する機能を実施させることができる。
図のプロセスは、本開示の特定の実施形態によって実施される特定の操作順序を示し得るが、このような順序は例示的なものであることを理解されたい(例えば代替実施形態は、異なる順序で操作を実施すること、特定の操作を結合すること、特定の操作を重畳させること、等々ができる)。
本開示のいくつかの例示的実施形態は以下の通りである。
グループA実施形態
実施形態1:無線通信デバイス(112)によって実施される方法であって、方法は、セグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数のセグメントを受信すること(200)と、セグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントが受信される前に誤りが生じたと決定すること(202)と、セグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントが受信される前に誤りが生じたと決定する(202)と、1つまたは複数の回復アクションを実施すること(204)とを含む。
実施形態2:1つまたは複数の回復アクションを実施すること(204)は、セグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数のセグメントを破棄することを含む、実施形態1の方法。
実施形態3:1つまたは複数の回復アクションを実施すること(204)は、誤りの前に受信された、セグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数のセグメントを破棄することを含む、実施形態1の方法。
実施形態4:誤りはRLFである、実施形態1から3の任意の方法。
実施形態5:セグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントが受信される前に誤りが生じたと決定すること(202)は、セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントが無線通信デバイス(112)によって受信されたのではないと決定すること(202A)を含む、実施形態1から4の任意の方法。
実施形態6:セグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントが受信される前に誤りが生じたと決定すること(202)は、誤りが生じる前に、セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントが無線通信デバイス(112)によって受信されたのではないと決定すること(202A)を含む、実施形態1から4の任意の方法。
実施形態7:セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントが無線通信デバイス(112)によって受信されたのではないと決定すること(202A)は、セグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数のセグメントは、セグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数の第1のセグメントであるが、すべてのセグメントではないと決定することを含む、実施形態5または6の方法。
実施形態8:セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントが無線通信デバイス(112)によって受信されたのではないと決定すること(202A)は、セグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数のセグメントのうちの1つはセグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントであることの指示が受信されなかったと決定することを含む、実施形態5または6の方法。
実施形態9:無線通信デバイス(112)によって実施される方法であって、方法は、第1のセグメント化されたRRCメッセージの、すべてのセグメントではないが、1つまたは複数のセグメントを受信すること(300)と、第2のセグメント化されたRRCメッセージの第1のセグメントを受信すること(302)と、第2のセグメント化されたRRCメッセージの第1のセグメントを受信する(302)と、第1のセグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数のセグメントを破棄すること(304)とを含む。
実施形態10:第2のセグメント化されたRRCメッセージの第1のセグメントを受信すること(302)は、RRCメッセージのセグメントを受信することと、RRCメッセージのセグメントが第2のRRCメッセージの第1のセグメントであると決定することとを含む、実施形態9の方法。
実施形態11:RRCメッセージのセグメントが第2のRRCメッセージの第1のセグメントであると決定することは、セグメントと関連付けられたインデックスに基づいて、RRCメッセージのセグメントが第2のRRCメッセージの第1のセグメントであると決定することを含む、実施形態10の方法。
実施形態12:RRCメッセージのセグメントが第2のRRCメッセージの第1のセグメントであると決定することは、セグメントと関連付けられたインデックス、および第1のセグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数のセグメントと関連付けられた1つまたは複数のインデックスに基づいて、RRCメッセージのセグメントが第2のRRCメッセージの第1のセグメントであると決定することを含む、実施形態10の方法。
実施形態13:第2のセグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数の残りのセグメントを受信すること(306)と、組み立てられたRRCメッセージを提供するために、第2のセグメント化されたRRCメッセージの第1のセグメントと、第1のセグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数の破棄されたセグメントではなく、第2のセグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数の残りのセグメントとを組み立てること(308)とをさらに含む、実施形態9から12の任意の方法。
実施形態14:組み立てられたRRCメッセージに従って1つまたは複数のアクションを実施すること(310)をさらに含む、実施形態13の方法。
グループB実施形態
実施形態15:無線ネットワークのネットワークノード(例えば基地局)によって実施される方法であって、方法は、障害の後、無線ネットワークに向かう接続を無線通信デバイス(112)が取り戻したと決定すること(400)と、障害の前に、セグメント化されたRRCメッセージの少なくとも1つのセグメントが無線通信デバイス(112)に送られたこと、また、セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントが無線通信デバイス(112)によって成功裏に受信されたのではないと決定すること(402)と、障害の後、無線ネットワークに向かう接続を無線通信デバイス(112)が取り戻したと決定し(400)、また、障害の前に、セグメント化されたRRCメッセージの少なくとも1つのセグメントが無線通信デバイス(112)に送られたこと、また、セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントが無線通信デバイス(112)によって成功裏に受信されたのではないと決定する(402)と、無線通信デバイス(112)がセグメント化されたRRCメッセージを適用していないことの仮定に基づいて、1つまたは複数のアクションを実施すること(404)を含む。
実施形態16:障害はRLFである、実施形態15の方法。
実施形態17:1つまたは複数のアクションは、セグメント化されたRRCメッセージを適用することなく、無線通信デバイス(112)のための新しい設定を無線通信デバイス(112)の元の設定の修正として決定することを含む、実施形態15または16の方法。
実施形態18:1つまたは複数のアクションは、セグメント化されたRRCメッセージを無線通信デバイス(112)に再送することを含む、実施形態15または16の方法。
グループC実施形態
実施形態19:グループA実施形態の任意の実施形態のステップの任意のステップを実施するように設定された処理回路と、無線通信デバイスに電力を供給するように設定された電力供給源回路とを備える無線通信デバイスf。
実施形態20:グループB実施形態の任意の実施形態のステップのうちの任意のステップを実施するように設定された処理回路と、基地局に電力を供給するように設定された電力供給源回路とを備える基地局。
実施形態21:無線信号を送り、また、無線信号を受信するように設定されたアンテナと、アンテナおよび処理回路に接続された、アンテナと処理回路の間で通信される信号を条件付けるように設定された無線フロントエンド回路と、グループA実施形態の任意の実施形態のステップのうちの任意のステップを実施するように設定される、処理回路と、処理回路に接続された、処理回路によって処理されるべき情報のUEへの入力を許容するように設定された入力インタフェースと、処理回路に接続された、処理回路によって処理された情報をUEから出力するように設定された出力インタフェースと、処理回路に接続された、UEに電力を供給するように設定された電池とを備えるユーザ機器(UE)。
本開示において、以下の略語のうちの少なくともいくつかを使用することができる。略語同士の間に矛盾が存在する場合、その略語が上でどのように使用されているかが優先されるべきである。以下で複数回にわたって列挙されている場合、後続するすべての列挙に対して、最初の列挙が優先されるべきである。
・3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
・5G 第5世代
・5GC 第5世代コア
・5GS 第5世代システム
・AF アプリケーション機能
・AMF アクセスおよびモビリティ機能
・AN アクセスネットワーク
・AP アクセスポイント
・ASIC 特定用途向け集積回路
・AUSF 認証サーバ機能
・CPU 中央処理装置
・DN データネットワーク
・DSP デジタル信号プロセッサ
・eNB エンハンスドまたはエボルブドノードB
・EPS エボルブドパケットシステム
・E-UTRA エボルブドユニバーサルテレストリアル無線アクセス
・FPGA フィールドプログラマブルゲートアレイ
・gNB 新無線(New Radio)基地局
・gNB-DU 新無線(New Radio)基地局分散ユニット
・HSS 家庭加入者サーバ
・IoT モノのインターネット
・IP インターネットプロトコル
・LTE ロングタームエボリューション
・MME モビリティ管理エンティティ
・MTC マシン型通信
・NEF ネットワーク公開機能
・NF ネットワーク機能
・NR 新無線(New Radio)
・NRF ネットワーク機能リポジトリ機能
・NSSF ネットワークスライス選択機能
・OTT オーバーザトップ
・PC パーソナルコンピュータ
・PCF ポリシ制御機能
・P-GW パケットデータネットワークゲートウェイ
・QoS サービスの品質
・RAM ランダムアクセスメモリ
・RAN 無線アクセスネットワーク
・ROM リードオンリメモリ
・RRH リモート無線ヘッド
・RTT ラウンドトリップタイム
・SCEF サービス能力公開機能
・SMF セッション管理機能
・UDM 統合データ管理
・UE ユーザ機器
・UPF ユーザ計画機能
当業者は、本開示の実施形態に対する改善および修正を認識するであろう。すべてのこのような改善および修正は、本明細書において開示されている概念の範囲内と見なされる。

Claims (13)

  1. 無線通信デバイス(112)によって実施される方法であって、
    セグメント化された無線リソース制御(RRC)メッセージの1つまたは複数のセグメントを受信すること(200)と、
    前記セグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントが受信される前に無線リンク障害(RLF)が生じたと決定すること(202)と、
    前記セグメント化されたRRCメッセージの前記最後のセグメントが受信される前に前記無線リンク障害(RLF)が生じたと決定する(202)と、前記セグメント化された無線リソース制御(RRC)メッセージの前記1つまたは複数の受信したセグメントを破棄することと
    を含む方法。
  2. 前記セグメント化されたRRCメッセージの前記最後のセグメントが受信される前に前記無線リンク障害(RLF)が生じたと決定すること(202)が、前記セグメント化されたRRCメッセージの前記最後のセグメントが受信される前にタイマが時間切れになったと決定することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記セグメント化されたRRCメッセージの前記最後のセグメントが受信される前に前記無線リンク障害(RLF)が生じたと決定すること(202)が、前記セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントが前記無線通信デバイス(112)によって受信されたのではないと決定すること(202A)を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントが前記無線通信デバイス(112)によって受信されたのではないと決定すること(202A)が、前記セグメント化されたRRCメッセージの前記1つまたは複数のセグメントは、前記セグメント化されたRRCメッセージの1つまたは複数の第1のセグメントであるが、すべてのセグメントではないと決定することを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントが前記無線通信デバイス(112)によって受信されたのではないと決定すること(202A)が、前記セグメント化されたRRCメッセージの前記1つまたは複数のセグメントのうちの1つが前記セグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントであることの指示が受信されなかったと決定することを含む、請求項3に記載の方法。
  6. 無線通信デバイス(112;800)であって、
    セグメント化された無線リソース制御(RRC)メッセージの1つまたは複数のセグメントを受信し(200)、
    前記セグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントが受信される前に無線リンク障害(RLF)が生じたと決定し(202)、
    前記セグメント化されたRRCメッセージの前記最後のセグメントが受信される前に前記無線リンク障害(RLF)が生じたと決定する(202)と、前記セグメント化されたRRCメッセージの前記1つまたは複数のセグメントを破棄する
    ように適合される無線通信デバイス(112;800)。
  7. 無線通信デバイス(112;800)であって、
    1つまたは複数の受信機(810)と、
    前記1つまたは複数の受信機(810)と関連付けられた処理回路(802)であって、
    セグメント化された無線リソース制御(RRC)メッセージの1つまたは複数のセグメントを前記無線通信デバイス(112;800)に受信させ(200)、
    前記セグメント化されたRRCメッセージの最後のセグメントが受信される前に無線リンク障害(RLF)が生じたと、前記無線通信デバイス(112;800)に決定させ(202)、
    前記セグメント化されたRRCメッセージの前記最後のセグメントが受信される前に前記無線リンク障害(RLF)が生じたと決定する(202)と、前記無線リソース制御(RRC)メッセージの前記1つまたは複数のセグメントを前記無線通信デバイス(112;800)に破棄させる
    ように設定される、処理回路(802)と
    を備える無線通信デバイス(112;800)。
  8. 無線ネットワークのネットワークノードによって実施される方法であって、
    無線リンク障害(RLF)の後、前記無線ネットワークに向かう接続を無線通信デバイス(112)が取り戻したと決定すること(400)と、
    前記無線リンク障害(RLF)の前に、セグメント化されたRRCメッセージの少なくとも1つのセグメントが前記無線通信デバイス(112)に送られ、かつ、前記セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントが前記無線通信デバイス(112)によって成功裏に受信されたのではないと決定すること(402)と、
    前記無線リンク障害(RLF)の後、前記無線ネットワークに向かう接続を前記無線通信デバイス(112)が取り戻したと決定し(400)、前記無線リンク障害(RLF)の前に、前記セグメント化されたRRCメッセージの少なくとも1つのセグメントが前記無線通信デバイス(112)に送られ、かつ、前記セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントが前記無線通信デバイス(112)によって成功裏に受信されたのではないと決定する(402)と、前記無線通信デバイス(112)が前記セグメント化されたRRCメッセージを適用していないことの仮定に基づいて、1つまたは複数のアクションを実施すること(404)と
    を含む方法。
  9. 前記1つまたは複数のアクションが、前記セグメント化されたRRCメッセージを適用することなく、前記無線通信デバイス(112)のための新しい設定を前記無線通信デバイス(112)の元の設定の修正として決定することを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記1つまたは複数のアクションが、前記セグメント化されたRRCメッセージを前記無線通信デバイス(112)に再送することを含む、請求項8に記載の方法。
  11. 無線ネットワークのためのネットワークノード(102;500)であって、
    無線リンク障害(RLF)の後、前記無線ネットワークに向かう接続を無線通信デバイス(112)が取り戻したと決定し(400)、
    前記無線リンク障害(RLF)の前に、セグメント化されたRRCメッセージの少なくとも1つのセグメントが前記無線通信デバイス(112)に送られ、かつ、前記セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントが前記無線通信デバイス(112)によって成功裏に受信されたのではないと決定し(402)、
    前記無線リンク障害(RLF)の後、前記無線ネットワークに向かう接続を前記無線通信デバイス(112)が取り戻したと決定し(400)、前記無線リンク障害(RLF)の前に、前記セグメント化されたRRCメッセージの少なくとも1つのセグメントが前記無線通信デバイス(112)に送られ、かつ、前記セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントが前記無線通信デバイス(112)によって成功裏に受信されたのではないと決定する(402)と、前記無線通信デバイス(112)が前記セグメント化されたRRCメッセージを適用していないことの仮定に基づいて、1つまたは複数のアクションを実施する(404)
    ように適合されるネットワークノード(102;500)。
  12. 前記ネットワークノード(102;500)が請求項8から10のいずれか一項に記載の方法を実施するようにさらに適合される、請求項11に記載のネットワークノード(102;500)。
  13. 無線ネットワークのためのネットワークノード(102;500)であって、
    無線リンク障害(RLF)の後、前記無線ネットワークに向かう接続を無線通信デバイス(112)が取り戻したと前記ネットワークノード(102;500)に決定させ(400)、
    前記無線リンク障害(RLF)の前に、セグメント化されたRRCメッセージの少なくとも1つのセグメントが前記無線通信デバイス(112)に送られ、かつ、前記セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントが前記無線通信デバイス(112)によって成功裏に受信されたのではないと、前記ネットワークノード(102;500)に決定させ(402)、
    前記無線リンク障害(RLF)の後、前記無線ネットワークに向かう接続を前記無線通信デバイス(112)が取り戻したと決定し(400)、前記無線リンク障害(RLF)の前に、前記セグメント化されたRRCメッセージの少なくとも1つのセグメントが前記無線通信デバイス(112)に送られ、かつ、前記セグメント化されたRRCメッセージのすべてのセグメントが前記無線通信デバイス(112)によって成功裏に受信されたのではないと決定する(402)と、前記無線通信デバイス(112)が前記セグメント化されたRRCメッセージを適用していないことの仮定に基づいて、1つまたは複数のアクションを前記ネットワークノード(102;500)に実施させる(404)
    ように設定された処理回路(504;604)を備えるネットワークノード(102;500)。
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