JP7460299B2 - 照明設備の制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、照明設備の制御システムに関するものである。
近年、建物内の照明設備を制御する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、複数の人が利用する寝室において、寝室までの経路と寝室とにおける照明制御を行うことにより、他の就寝者の睡眠を妨げることがない照明制御システムが開示されている。
特開2018-006087号公報
ところで、建物内には、複数の部屋にそれぞれ照明設備が設けられている。各部屋によって、また各部屋での活動内容によって、ユーザにとって快適とされる照明環境(例えば、照度、色調等)は異なるものと考えられる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、照明設備を自動的かつ適切に制御することにより、ユーザの快適性を高めることができる照明設備の制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、第1の発明の照明設備の制御システムは、
建物内の屋内空間に設けられた照明設備を制御する照明制御手段と、
前記屋内空間内におけるユーザの位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記屋内空間内のユーザの生体情報を取得する生体情報取得手段と、
前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報と前記生体情報取得手段により取得された前記生体情報とに基づいて、前記照明制御手段による前記照明設備の運転態様を決定する運転態様決定手段と、
を備えることを特徴とする。
建物内の屋内空間においては、ユーザの状況に応じて望ましい照明設備の運転態様(例えば、照度、色調等)があると考えられる。この点、上記構成によれば、屋内空間内のユーザの位置情報と生体情報とに基づいて、照明設備の運転態様が決定できる。これにより、ユーザの状況に応じてより適切とされる照明環境に自動的に制御でき、ユーザの快適性を高めることができる。
第2の発明の照明設備の制御システムは、第1の発明において、
前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報に基づいて、前記屋内空間内においてユーザが場所移動を伴う移動状態にあるか又は場所移動を伴わない静止状態にあるかを判定する移動判定手段と、
ユーザが前記静止状態にあると判定された場合に、前記生体情報取得手段により取得された前記生体情報に基づいて、当該ユーザの精神状態を判定する精神状態判定手段と、
を備え、
前記運転態様決定手段は、前記移動判定手段の判定結果と前記精神状態判定手段の判定結果とに基づいて前記照明設備の運転態様を決定することを特徴とする。
ユーザが屋内空間内にいる場合には、例えば、部屋内の片付けや掃除のために屋内空間内を移動している移動状態にあるか、ソファや椅子に座って静止状態にあることが考えられ、それら各状態に応じて望ましい照明設備の運転態様があると考えられる。また特に、ユーザが静止状態にある場合には、静止状態にあるユーザがどのような精神状態であるかに応じて望ましい照明設備の運転態様があると考えられる。この点、上記構成によれば、屋内空間内のユーザの移動状況と精神状態とに基づいて、照明設備の運転態様が決定できる。これにより、ユーザの状況に応じて適切とされる照明環境に自動的に制御でき、ユーザの快適性を高めることができる。
第3の発明の照明設備の制御システムは、第1の発明において、
前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報に基づいて、前記屋内空間内においてユーザが場所移動を伴う移動状態にあるか又は場所移動を伴わない静止状態にあるかを判定する移動判定手段と、
ユーザが前記静止状態にあると判定された場合に、前記生体情報取得手段により取得された前記生体情報に基づいて、当該ユーザの精神状態がリラックス状態であるか又は集中状態にあるかを判定する精神状態判定手段と、
ユーザが前記リラックス状態にあると判定された場合に、そのリラックス状態でのユーザの行動内容を判定する行動内容判定手段と、
を備え、
前記運転態様決定手段は、前記移動判定手段の判定結果と、前記精神状態判定手段の判定結果と、前記行動内容判定手段の判定結果とに基づいて前記照明設備の運転態様を決定することを特徴とする。
第3の発明によれば、屋内空間内におけるユーザの状況を絞り込んでいくことにより、そのユーザにとって一層適切な照明制御を実現でき、ユーザの快適性を高めることができる。
第4の発明の照明設備の制御システムは、第3の発明において、
前記屋内空間内における複数の場所についてそれらの場所ごとに行動内容が対応付けられており、
前記行動内容判定手段は、前記位置情報に基づき把握されるユーザの所在場所に基づいて、前記行動内容を判定することを特徴とする。
屋内空間内の複数の場所においては、ユーザがその場所において行う動作(行動内容)がある程度定まっている。したがって、ユーザの所在場所に応じて、望ましい照明設備の運転態様があると考えられる。上記構成によれば、ユーザの所在場所に基づいてユーザの行動内容を判定することができ、これにより行動内容に応じた照明制御を実現でき、ユーザの快適性を高めることができる。
第5の発明の照明設備の制御システムは、第1~4の発明のいずれかにおいて、
前記屋内空間内においてユーザが不在であり、かつペットが存在しているか否かを判定するペット判定手段を備え、
前記運転態様決定手段は、前記ペット判定手段によりユーザが不在であり、かつペットが存在していると判定された場合、前記照明設備の運転態様をペットに適した運転態様に決定することを特徴とする。
第5の発明によれば、屋内空間内においてユーザが不在で、ペットが存在する場合には、照明設備がペットに適した運転態様に制御される。これにより、建物内にペットが存在している場合においても自動的かつ適切に照明設備を制御でき、ペットにとって快適な照明環境とすることができる。
第6の発明の照明設備の制御システムは、第1~5の発明のいずれかにおいて、
前記建物内の複数の前記屋内空間に前記照明設備がそれぞれ設けられており、
前記運転態様決定手段は、前記建物内の前記屋内空間ごとに定めた、前記位置情報及び前記生体情報と前記照明設備の運転態様との関係を用い、前記位置情報と前記生体情報とに基づいて前記照明設備の運転態様を決定することを特徴とする。
建物内には、例えば、リビング、寝室等の複数の屋内空間があり、これらの屋内空間ごとにユーザにとって望ましい照明設備の運転態様があると考えられる。この点、上記構成によれば、屋内空間ごとに定められた位置情報及び生体情報と照明設備の運転態様との関係を用いて、屋内空間内のユーザの位置情報と生体情報とに基づいて、照明設備の運転態様が決定できる。これにより、屋内空間ごとに、ユーザの状況に応じてより適切とされる照明環境に自動的に制御でき、ユーザの快適性を高めることができる。
照明設備の制御システムが設けられた建物の構成を示す平面図。 照明設備の制御システムの電気的構成を示す図。 記憶部に記録された各居室における所定場所の行動内容の概略図。 リビングダイニングにおける照明制御処理を示すフローチャート。 寝室における照明制御処理を示すフローチャート。
以下、本発明を具体化した一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。図1は照明設備の制御システムが設けられた建物の構成を示す平面図であり、照明設備の制御システムは住宅等の建物10に設けられている。
図1に示すように、建物10にはリビングダイニング(以下、LD)11、寝室12等が設けられている。LD11には、リビングルーム(以下、LR)13と、ダイニングルーム(以下、DR)14とが設けられている。以下では、LD11及び寝室12を各居室11,12と称する場合もある。建物10には、各居室11,12の他、複数の居室、廊下、トイレ、浴室等の空間が設けられているが図示は省略する。
LR13には、テレビ15と、ソファ16と、作業台17及び作業台用イス17aとが配置されている。そして、ソファ16付近の天井には、リビング照明(以下、L照明)21が設けられ、作業台17付近の天井には、リビングダウンライト(以下、Lダウンライト)22が設けられている。L照明21は、4つのライト21aから構成され、Lダウンライト22は、2つのライト22aから構成されている。
DR14には、ダイニングテーブル18及びダイニング用イス18aが配置されている。そして、ダイニングテーブル18付近の天井には、ダイニング照明(以下、D照明)23が設けられ、D照明23とDR14の壁との間の天井には、ダイニングダウンライト(以下、Dダウンライト)24が設けられている。ダイニング照明23は、3つのライト23aから構成されている。
寝室12には、ベッド19が配置されている。そして、ベッド19付近の天井には、ベッド照明(以下、B照明)25が設けられ、ベッド19付近の壁には、ベッドウォールライト(以下、Bウォールライト)26が設けられている。
本実施形態では、各照明21~26は、明るさを3段階(明るさ…1:暗め、2:中間、3:明るい)で、色調を3種類(電球色、昼白色、昼光色)で調整できる構成とされ、各照明21~26はこれらの組み合わせにより点灯される。
LR13、DR14及び寝室12には、例えば天井又は壁に、バイタルセンサ27,28,29がそれぞれ設けられている。各バイタルセンサ27~29は、LR13、DR14及び寝室12内の生体の存在の有無を検出し、生体が存在する場合にはその位置を検出するセンサである。すなわち、各バイタルセンサ27~29は、LR13、DR14及び寝室12内の生体情報と、その生体の位置情報とを検出する。例えば、各バイタルセンサ27~29は、LR13、DR14及び寝室12の各空間に向けて10GHz以上のマイクロ波を照射する構成を備える。生体は10GHz以上のマイクロ波を反射するため、各バイタルセンサ27~29は、反射されたマイクロ波に基づいて体表の動き(運動量)をセンシングすることにより、LR13、DR14及び寝室12内の生体の存在、その位置、動き、大きさ、及び心拍数を非接触で算出する。
次に、照明設備の制御システムの電気的構成について図2に基づいて説明する。図2は、照明設備の制御システムの電気的構成を示す図である。
照明設備の制御システムは、当該システムを統括管理(制御)するコントローラ30を備える。コントローラ30は、例えば、DR14の壁に取り付けられている。コントローラ30は、CPU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピュータを備えて構成されている。コントローラ30は、各種情報を記憶する記憶部31と、現在時刻と同期する計時装置であるタイマ32とを有している。記憶部31には、各居室11,12の間取り図(各居室11,12における所定場所の配置)と、各居室11,12及び所定場所の位置情報(各バイタルセンサ27~29の取り付け位置を基準する位置座標)とが紐付けされて記憶されている。
コントローラ30には、各バイタルセンサ27~29が接続され、各バイタルセンサ27~29による検出結果が逐次入力される。これにより、コントローラ30は、各バイタルセンサ27~29により、各居室11,12内における生体の存在、その位置、動き、大きさ、及び心拍数に関する情報を取得する。すなわち、コントローラ30は、各居室11,12内におけるユーザの位置情報とユーザの生体情報とを取得する。よって、コントローラ30が位置情報取得手段及び生体情報取得手段に相当する。
コントローラ30は、各バイタルセンサ27~29からの検出結果(生体の存在、その位置、動き、大きさ、及び心拍に関する情報)を取得すると、タイマ32により計時される時刻情報を参照して、その取得した検出結果とその取得時刻とを対応付けて記憶部31に記憶する。
コントローラ30は、各バイタルセンサ27~29からの検出結果に基づいて、各居室11,12内に生体がいるか否かを判定する。コントローラ30が生体判定手段に相当する。
ここで、各居室11,12内に生体がいると判定された場合には、コントローラ30には、各バイタルセンサ27~29によりその生体の存在だけでなく、その位置、動き、大きさ、心拍に関する情報が入力されている。そこで、本実施形態では、コントローラ30は、その大きさと心拍の数値とに基づき、その生体が人(人間)であるか否かを判定する。コントローラ30が人判定手段に相当する。
そして、コントローラ30は、各バイタルセンサ27~29により検出された生体が人であると判定された場合には、各バイタルセンサ27~29により検出された生体の位置及び動き情報に基づいて、各居室11,12内におけるユーザが場所移動を伴う移動状態であるか又は場所移動を伴わない静止状態にあるかを判定する。コントローラ30が移動判定手段に相当する。
そして、コントローラ30は、各居室11,12内におけるユーザが場所移動を伴なわない静止状態である場合には、各バイタルセンサ27~29により検出された生体の心拍の情報に基づいて、その人がリラックスしている状態であるか又は集中している状態であるかを判定する。コントローラ30が精神状態判定手段に相当する。
本実施形態では、図3に示すように、記憶部31において、各居室11,12における所定場所の行動内容が記録(登録)されている。よって、各バイタルセンサ27~29により検出された生体の位置及び動き情報と、記憶部31に記憶された各居室11,12における所定場所の位置情報とを照合することにより、各居室11,12内における人の位置(所在場所)が検出できる。コントローラ30は、検出された各居室11,12内における人の所在場所と、記憶部31に記録された所定場所の行動内容とに基づいて、ユーザの行動を判定する。コントローラ30が行動内容判定手段に相当する。
さらに、コントローラ30は、各バイタルセンサ27~29により検出された生体の動き情報に基づいて、その人が睡眠状態であるか否かを判定することができる。
コントローラ30は、建物10内の屋内空間(各居室11,12)ごとに定めた、位置情報及び生体情報と照明設備21~26の運転態様との関係を用い、位置情報と生体情報とに基づいて照明設備21~26の運転態様を決定する。すなわち、コントローラ30は、バイタルセンサ27,28により取得された情報に基づいて、LD11内の各照明21~24の点灯及び消灯と、点灯する場合にはその明るさ及び色調とを制御し、バイタルセンサ29により取得された情報に基づいて、寝室12内の各照明25,26の点灯及び消灯と、点灯する場合にはその明るさ及び色調とを制御する。コントローラ30が運転態様決定手段に相当する。
次に、コントローラ30により実行されるLD11における照明制御処理について図4に示すフローチャートに基づいて説明する。本処理は、所定の時間周期(例えば、10分)で繰り返し実行される。
図4に示すように、まずステップS20では、生体情報及び位置情報を取得する。ここでは、記憶部31に記憶されているLR13及びDR14に設けた各バイタルセンサ27,28からの検出結果を読み出して取得する。なお、本処理は所定の時間周期で行われているため、現時刻から10分前までの間における検出結果が取得される。
続くステップS21では、ステップS20で取得された各バイタルセンサ27,28からの検出結果に基づいて、LD11内において生体が検出されたか否かを判定する。各バイタルセンサ27,28により生体の存在が検出された場合には、ステップS22に進む。各バイタルセンサ27,28により生体の存在が検出されていない場合には、ステップS28へ進む。
ステップS28では、不在用照明制御を行う。本実施形態では、LD11内に設けられた各照明21~24の全て、すなわち、L照明21、Lダウンライト22、D照明23及びDダウンライト24を消灯する。消灯後、本処理を終了する。
ステップS22では、LD11内に存在している生体が人(人間)であるか否かを判定する。本実施形態では、各バイタルセンサ27,28により検出された生体の心拍が60~100回/分の範囲内であり、かつ大きさが100~180cmである場合には、その生体は人であると判定し、ステップS23へ進む。検出された生体の心拍が60~100回/分の範囲外、又は大きさが100~180cmの範囲外である場合には、その生体は人でないと判定し、ステップS29へ進む。
ステップS29では、LD11内にいる人以外の生体(例えば、犬やハムスター等のペット)に適したペット用照明制御を行う。本実施形態では、明るさ1、昼光色でL照明21を点灯する。なお、Lダウンライト22、D照明23、Dダウンライト24は点灯しない。その後、LD11における照明制御処理を終了する。
ステップS23では、ステップS20で取得された各バイタルセンサ27,28からの検出結果に基づいて、LD11内にいる人は場所移動を伴う移動状態であるか否かを判定する。
ここで、場所移動を伴う移動状態とは、掃除や片づけなどでLD11内を動き回っている状態を意味する。よって、同じ場所に留まり、体の一部を動かす等の状態は、場所移動を伴わないため、本実施形態では移動状態とみなさない。LR13及びDR14に設けた各バイタルセンサ27,28からの検出結果である生体の位置及び動き情報において、所定時間(例えば、現時刻から1分前まで間)内の位置変化により、場所移動を伴う移動状態であるか否かを判定する。所定時間内の位置変化により場所移動を伴う移動状態であると判定された場合には、ステップS30へ進む。所定時間内の位置変化により場所移動を伴う移動状態でないと判定された場合には、ステップS24へ進む。
ステップS30では、場所移動を伴う移動状態に適した移動用照明制御を行う。ここで、上記パターンのような場所移動は、人が片づけや掃除を行っているためにLD11内を動き回っている場合と想定される。そのため、LD11において床上の埃等が識別しやすいように、明るさ2、昼白色で、LD11内に設けられた各照明21~24の全て(すなわち、L照明21、Lダウンライト22、D照明23及びDダウンライト24)を点灯する。その後、LD11における照明制御処理を終了する。
ステップS24では、ステップS20で取得された各バイタルセンサ27,28からの検出結果に基づいて、LD11内にいる人は集中状態であるか否かを判定する。ここでは、各バイタルセンサ27,28からの検出結果である生体の心拍において、その数値が所定の数値範囲(例えば、60~85回/分)内の場合には、集中状態であると判定する。心拍が所定の数値範囲内である場合には、集中状態であるとしてステップS31へ進む。心拍が所定の数値範囲内でない場合には、集中状態ではないとしてステップS25へ進む。
ステップS31では、集中状態に適した集中作業用照明制御を行う。ここで、集中状態とは、人が読書、手芸、勉強等の手元のみの作業を行っている場合が想定される。そのため、LD11において手元が明るくなるように、明るさ3、昼光色で、LD11内に設けられた各照明21~24の全て(すなわち、L照明21、Lダウンライト22、D照明23及びDダウンライト24)を点灯する。その後、LD11における照明制御処理を終了する。
ステップS25では、ステップS20で取得された各バイタルセンサ27,28からの検出結果に基づいて、LD11内にいる人はDR14にいるか否かを判定する。ここでは、各バイタルセンサ27,28からの検出結果である生体の位置及び動き情報において、その位置を、記憶部31に記録された各居室11,12の位置情報と照合することにより、LD11内にいる人はDR14にいるか否かが判定される。DR14にいる場合にはステップS32に進む。DR14にいない場合、すなわち、LR13にいる場合にはステップS26へ進む。
ステップS32では、DR14内にいる人の行動に適した照明制御を行う。ここで、記憶部31には、DR14内にいる人の行動内容が「食事中、コミュニケーション中」と記憶されている。ここでは、この行動内容に適した照明制御が行われる。具体的には、DR14において手元が明るくなるように、明るさ3、電球色でD照明及びDダウンライト24を点灯し、LR13においては明るさ2、昼白色でL照明21を点灯する。なお、Lダウンライト22は点灯しない。その後、LD11における照明制御処理を終了する。
ステップS26では、ステップS20で取得された各バイタルセンサ27,28からの検出結果に基づいて、LR13内にいる人が睡眠状態であるか否かを判定する。ここでは、LR13に設けたバイタルセンサ27からの検出結果である生体の動き(体動)に基づいて睡眠状態であるか否かを判定する。具体的には、所定時間の間、検出された人が動いていない(すなわち、同じ場所に留まり、かつ体全体が静止状態の)場合には、睡眠状態であると判定してステップS33へ進む。所定時間の間に検出された人が動いている(すなわち、場所移動したり、体の一部が動いている状態の)場合には、睡眠状態ではないとしてステップS27へ進む。
ステップS33では、睡眠状態に適した仮眠用照明制御を行う。ここで、LR13において睡眠状態である場合は仮眠であることが想定される。そのため、睡眠している場所(すなわち、LR13)においては暗くしつつ、LD11内においては明るさが保たれている方が望ましい。よって、LR13において明るさ1、電球色でL照明21を点灯し、DR14において明るさ2、昼白色でD照明23を点灯する。なお、Lダウンライト22、Dダウンライト24は点灯しない。その後、LD11における照明制御処理を終了する。
ステップS27では、LR13にいる人の行動に適した照明制御を行う。ここで、記憶部31には、LR13にいる人の行動内容が「テレビ視聴中、コミュニケーション中」と記憶されている。ここでは、この行動内容に適した照明制御が行われる。具体的には、LR13において手元が明るくなるように、明るさ3、昼白色でL照明21及びLダウンライト22を点灯し、DR14において明るさ2、昼白色でD照明23を点灯する。なお、Dダウンライト24は点灯しない。その後、LD11における照明制御処理を終了する。
続いて、コントローラ30により実行される寝室12における照明制御処理について図5に示すフローチャートに基づいて説明する。本処理は、所定の時間周期(例えば、10分)で繰り返し実行される。
図5に示すように、まずステップS40では、生体情報及び位置情報を取得する。ここでは、記憶部31に記憶されている寝室12に設けたバイタルセンサ29からの検出結果を読み出して取得する。なお、本処理は所定の時間周期で行われているため、現時刻から10分前までの間における検出結果が取得される。
続くステップS41では、ステップS40で取得されたバイタルセンサ29からの検出結果に基づいて、寝室12内において生体が検出されたか否かを判定する。バイタルセンサ29により生体の存在が検出された場合には、ステップS42に進む。バイタルセンサ29により生体の存在が検出されていない場合には、ステップS48へ進む。
ステップS48では、不在用照明制御を行う。本実施形態では、寝室12内に設けられた各照明25,26全て(すなわち、B照明25及びBウォールライト26)を消灯する。消灯後、本処理を終了する。
ステップS42では、寝室12内に存在している生体が人であるか否かを判定する。本実施形態では、バイタルセンサ29により検出された生体の心拍が60~100回/分の範囲内であり、かつ大きさが100~180cmである場合には、その生体は人であると判定し、ステップS43へ進む。検出された生体の心拍が60~100回/分の範囲外、又は大きさが100~180cmの範囲外である場合には、その生体は人でないと判定し、ステップS49へ進む。
ステップS49では、寝室12内にいる人以外の生体(例えば、犬やハムスター等のペット)に適したペット用照明制御を行う。本実施形態では、明るさ1、昼光色でB照明25を点灯する。なお、Bウォールライト26は点灯しない。その後、寝室12における照明制御処理を終了する。
ステップS43では、ステップS40で取得されたバイタルセンサ29からの検出結果に基づいて、寝室12内にいる人は場所移動を伴う移動状態であるか否かを判定する。ここでは、上記のLD11における照明制御処理と同様に、寝室12に設けたバイタルセンサ29からの検出結果である生体の位置及び動き情報において、所定時間(例えば、現時刻から1分前まで間)内の位置変化により、場所移動を伴う移動状態であるか否かを判定する。なお、場所移動を伴う移動状態とは、上記のLD11における照明制御処理と同様に、掃除や片づけなどで寝室12内を動き回っている状態を意味する。所定時間内の位置変化により場所移動を伴う移動状態であると判定された場合には、ステップS50へ進む。所定時間内の位置変化により場所移動を伴う移動状態でないと判定された場合には、ステップS44へ進む。
ステップS50では、場所移動を伴う移動状態に適した移動用照明制御を行う。ここでは、片づけや掃除を行っているために寝室12内を動き回っている場合と想定されるため、寝室12において床上の埃等が識別しやすいように、明るさ2、昼白色で寝室12内の各照明25,26全て(すなわち、B照明25及びBウォールライト26)を点灯する。その後、寝室12における照明制御処理を終了する。
ステップS44では、ステップS40で取得されたバイタルセンサ29からの検出結果に基づいて、寝室12内にいる人は集中状態であるか否かを判定する。ここでは、上記のLD11における照明制御処理と同様に、寝室12に設けたバイタルセンサ29からの検出結果である生体の心拍が所定の数値範囲(例えば、60~85回/分)内の場合には、集中状態であるとしてステップS51へ進む。心拍が所定の数値範囲内でない場合には、集中状態ではないとしてステップS45へ進む。
ステップS51では、集中状態に適した集中作業用照明制御を行う。ここで、集中状態とは、人が読書、勉強等の手元のみの作業を行っている場合が想定されるため、寝室12において手元が明るくなるように、明るさ3、昼光色で寝室12内の各照明25,26全て(すなわち、B照明25及びBウォールライト26)を点灯する。その後、寝室12における照明制御処理を終了する。
ステップS45では、ステップS40で取得されたバイタルセンサ29からの検出結果に基づいて、寝室12内にいる人はベッド19上にいるか否かを判定する。ここでは、寝室12に設けたバイタルセンサ29からの検出結果である生体の位置及び動き情報において、その位置を、記憶部31に記録された各居室11,12内の所定場所の位置情報と照合することにより、寝室12にいる人はベッド19上にいるか否かが判定される。ベッド19上にいる場合にはステップS46に進む。ベッド19上にいない場合には、ステップS52へ進む。
ステップS52では、寝室12においてベッド19上以外の場所にいる人の行動に適した照明制御を行う。ここで、記憶部31には、ベッド19上以外の場所にいる人の行動内容が「コミュニケーション中」と記憶されている。ここでは、この行動内容に適した照明制御が行われる。具体的には、ベッド19上以外の場所において手元が明るくなるように、明るさ3、電球色でB照明25を点灯する。なお、Bウォールライト26は点灯しない。その後、寝室12における照明制御処理を終了する。
ステップS46では、ステップS40で取得されたバイタルセンサ29からの検出結果に基づいて、ベッド19上にいる人が睡眠状態であるか否かを判定する。ここでは、バイタルセンサ29からの検出結果である生体の動き(体動)に基づいて睡眠状態であるか否かを判定する。具体的には、所定時間の間、検出された人が動いていない(すなわち、同じ場所に留まり、かつ体全体が静止状態の)場合には、睡眠状態であると判定してステップS53へ進む。所定時間の間に検出された人が動いている(すなわち、場所移動したり、体の一部が動いている状態の)場合には、睡眠状態ではないとしてステップS47へ進む。
ステップS53では、睡眠状態に適した就寝用照明制御を行う。ここで、寝室12において睡眠状態である場合は就寝したことが想定される。そのため、寝室12全体としては暗くしつつ、うっすらと物が見える程度の明るさが望ましい。よって、明るさ1、電球色でBウォールライト26を点灯する。なお、B照明25は点灯しない。続くステップS54で、所定時間(例えば、5分)経過後にBウォールライト26を消灯し、その後、寝室12における照明制御処理を終了する。
ステップS47では、ベッド19上にいる人の行動に適した照明制御を行う。ここで、記憶部31には、ベッド19上にいる人の行動内容が「休息中」と記憶されている。ここでは、この行動内容に適した照明制御が行われる。具体的には、ベッド19上において手元が明るくなるように、明るさ2、電球色で寝室12内の各照明25,26全て(すなわち、B照明25及びBウォールライト26)を点灯する。その後、寝室12における照明制御処理を終了する。
以上、詳述した本実施形態の構成によれば、以下の優れた効果が得られる。
(1)建物10内の各居室11,12内においては、各居室11,12ごとにユーザの状況に応じて望ましい照明環境(すなわち、各照明21~26の運転態様(例えば、明るさ、色調))があると考えられる。本実施形態によれば、各居室11,12ごとに定められたユーザの生体情報と位置情報と各照明21~26の運転態様との関係(すなわち、LD11における各照明21~24の運転態様と寝室12における各照明25,26の運転態様)が定められている。これにより、各居室11,12内にそれぞれ設けた各バイタルセンサ27による検出結果に基づいて、ユーザの生体情報と位置情報とを取得し、当該情報に基づいて、上記関係を用いて、各照明21~26の運転態様が決定できる。これにより、ユーザの状況に応じてより適切とされる照明環境に自動的に制御でき、ユーザの快適性を高めることができる。
(2)本実施形態によれば、各居室11,12内にそれぞれ設けた各バイタルセンサ27~29による検出結果に基づいて、各居室11,12内に生体が存在するか、その生体が人であるか否かが判定される。各居室11,12内に人以外の生体(例えば、ペット)が存在する場合には、その人以外の生体に適した照明環境となるように各照明21~26が制御される。これにより、各居室11,12内に生体が存在していない場合及び人以外の生体が存在している場合においても自動的かつ適切に各照明21~26を制御でき、過剰な照明環境となることを回避できるため、省エネルギ化を図ることができる。
(3)本実施形態によれば、各居室11,12内にそれぞれ設けた各バイタルセンサ27~29による検出結果に基づいて、各居室11,12内のユーザの移動状態が判定され、その移動状態に応じて、各照明21~26の運転態様が決定される。すなわち、ユーザが例えば部屋内の片付けや掃除のために各居室11,12内を移動している移動状態にある場合には、各照明21~26が片づけや掃除に適した運転態様に制御される。これにより、ユーザの状況に応じて適切とされる照明環境に自動的に制御でき、ユーザの快適性を高めることができる。
(4)本実施形態によれば、ユーザが各居室11,12内で移動状態でないと判定された場合には、各居室11,12内にそれぞれ設けた各バイタルセンサ27~29による検出結果に基づいて、各居室11,12内のユーザが集中状態であるか否かが判定される。そして、各居室11,12内のユーザが集中状態である場合には、各照明21~26がその集中状態に適した運転態様に制御される。これにより、ユーザの状況に応じて適切とされる照明環境に自動的に制御でき、ユーザの快適性を高めることができる。
(5)本実施形態によれば、各居室11,12内の所定場所において、ユーザがその場所において行う動作(行動内容)があらかじめ定められている。本実施形態では、ユーザが集中状態でない場合には、各バイタルセンサ27~29により検出された生体の位置情報に基づき、各居室11,12内におけるユーザの位置(所在場所)を判定する。そして、ユーザが所定場所にいる場合には、ユーザがその所定場所における行動内容を行っていると判定する。これによりユーザの所在場所に基づいてユーザの行動内容を判定することができ、これにより行動内容に応じた照明制御を実現でき、ユーザの快適性を高めることができる。
(6)本実施形態によれば、ユーザが所定場所にいないと判定された場合には、各居室11,12内にそれぞれ設けた各バイタルセンサ27~29からの検出結果に基づいて、ユーザが睡眠状態であるか否かを判定する。本実施形態では、各バイタルセンサ27~29からの検出結果である生体の動き(体動)に基づいて睡眠状態であるか否かが判定される。この際、ユーザの位置情報に基づいて、LR13内にいる場合と、寝室12内のベッド19上にいる場合とでは、各照明21~26の運転態様が異なる。すなわち、位置情報に基づいて、仮眠であるか就寝状態であるかの状況を判定し、照明環境を制御している。これにより、各居室11,12ごとに、ユーザの状況に応じて適切とされる照明環境に自動的に制御でき、ユーザの快適性を高めることができる。
本発明は上記実施形態に限らず、例えば次のように実施されてもよい。
(1)上記実施形態では、各バイタルセンサ27~29により生体情報及び位置情報が検出されているが、生体情報及び位置情報を検出するセンサはこれに制限されず、また、生体情報と位置情報とを検出するセンサはそれぞれ別であってもよい。例えば、ユーザが身に着ける接触型バイタルセンサにより検出される脈拍を生体情報としてコントローラ30が取得してもよい。また、赤外線センサや超音波センサ等の人感センサやカメラを各居室11,12内に設け、人感センサやカメラにより検出された結果を位置情報としてコントローラ30が取得してもよい。
(2)上記実施形態では、各バイタルセンサ27~29により検出された生体の位置及び動き情報に基づいてユーザの移動状態を判定しているが、移動判定手段としてはこれに制限されない。例えば、ユーザに加速度センサを所持させ、加速度センサの検出結果を取得することによりユーザの動き(移動状態)を検出してもよい。
(3)上記実施形態では、LD11と寝室12とにおいて各照明21~26が制御されているが、建物10内の他の屋内空間に設けられた照明を制御することができる。例えば、寝室12における各照明25,26の制御を子供部屋にそのまま利用してもよい。または、書斎において照明制御をする場合には、書斎に設けられた机を所定の場所として、当該場所においては「仕事中」として集中状態の照明制御をすればよい。
(4)上記実施形態では、各バイタルセンサ27~29により検出された生体の大きさと心拍とに基づいて、検出された生体が人であるか否かを判定しているが、心拍のみに基づいて人であるか否かを判定してもよい。
(5)上記実施形態では、ステップS24,S44において心拍に基づいて集中状態であるか否かを判定したが、リラックス状態であるか否かを判定してもよい。各バイタルセンサ27~29からの検出結果である人の心拍が所定の数値範囲(例えば、85~100回/分)内の場合には、リラックス状態であるとする。この場合、リラックス状態である場合には、集中状態ではないとされる。よって、ステップS24の場合にはステップS25へ進み、ステップS44の場合にはステップS45へ進む。
10…建物、11…リビングダイニング、12…寝室、13…リビングルーム、14…ダイニングルーム、21…リビング照明、22…リビングダウンライト、23…ダイニング照明、24…ダイニングダウンライト、25…ベッド照明、26…ベッドウォールライト、27,28,29…バイタルセンサ、30…コントローラ。

Claims (6)

  1. 住宅内の屋内空間に設けられた照明設備を制御する照明制御手段と、
    前記屋内空間内におけるユーザの位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記屋内空間内のユーザの生体情報を取得する生体情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報と前記生体情報取得手段により取得された前記生体情報とに基づいて、前記照明制御手段による前記照明設備の運転態様を決定する運転態様決定手段と、
    を備え、
    前記住宅内には、前記屋内空間として、リビングルームとダイニングルームとを有するリビングダイニングが設けられており、
    前記照明制御手段は、前記リビングルームに設けられた前記照明設備と、前記ダイニングルームに設けられた前記照明設備とをそれぞれ制御するものであり、
    前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報に基づいて、前記リビングダイニングにいるユーザが前記リビングルームにいるのか前記ダイニングルームにいるのかを判定する第1判定手段と、
    前記リビングルームにユーザがいると判定された場合に、前記生体情報取得手段により取得された前記生体情報に基づき、当該ユーザが睡眠状態にあるか否かを判定する第2判定手段と、を備え、
    前記運転態様決定手段は、前記リビングルームにいるユーザが睡眠状態にあると判定された場合に、前記リビングルームの前記照明設備を前記ダイニングルームの前記照明設備よりも暗く点灯させるように、それら各照明設備の運転態様を決定することを特徴とする、照明設備の制御システム。
  2. 前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報に基づいて、前記屋内空間内においてユーザが場所移動を伴う移動状態にあるか又は場所移動を伴わない静止状態にあるかを判定する移動判定手段と、
    ユーザが前記静止状態にあると判定された場合に、前記生体情報取得手段により取得された前記生体情報に基づいて、当該ユーザの精神状態を判定する精神状態判定手段と、
    を備え、
    前記運転態様決定手段は、前記移動判定手段の判定結果と前記精神状態判定手段の判定結果とに基づいて前記照明設備の運転態様を決定する、請求項1に記載の照明設備の制御システム。
  3. 前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報に基づいて、前記屋内空間内においてユーザが場所移動を伴う移動状態にあるか又は場所移動を伴わない静止状態にあるかを判定する移動判定手段と、
    ユーザが前記静止状態にあると判定された場合に、前記生体情報取得手段により取得された前記生体情報に基づいて、当該ユーザの精神状態がリラックス状態であるか又は集中状態にあるかを判定する精神状態判定手段と、
    ユーザが前記リラックス状態にあると判定された場合に、そのリラックス状態でのユーザの行動内容を判定する行動内容判定手段と、
    を備え、
    前記運転態様決定手段は、前記移動判定手段の判定結果と、前記精神状態判定手段の判定結果と、前記行動内容判定手段の判定結果とに基づいて前記照明設備の運転態様を決定する、請求項1に記載の照明設備の制御システム。
  4. 前記屋内空間内における複数の場所についてそれらの場所ごとに行動内容が対応付けられており、
    前記行動内容判定手段は、前記位置情報に基づき把握されるユーザの所在場所に基づいて、前記行動内容を判定する、請求項3に記載の照明設備の制御システム。
  5. 前記屋内空間内においてユーザが不在であり、かつペットが存在しているか否かを判定するペット判定手段を備え、
    前記運転態様決定手段は、前記ペット判定手段によりユーザが不在であり、かつペットが存在していると判定された場合、前記照明設備の運転態様をペットに適した運転態様に決定する、請求項1~4のいずれか1項に記載の照明設備の制御システム。
  6. 前記住宅内には、前記リビングダイニングを含む複数の前記屋内空間が設けられており、
    前記複数の屋内空間に前記照明設備がそれぞれ設けられており、
    前記運転態様決定手段は、前記住宅内の前記屋内空間ごとに定めた、前記位置情報及び前記生体情報と前記照明設備の運転態様との関係を用い、前記位置情報と前記生体情報とに基づいて前記照明設備の運転態様を決定する、請求項1~5のいずれか1項に記載の照明設備の制御システム。
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