JP7458259B2 - データ管理装置及びデータ管理方法 - Google Patents

データ管理装置及びデータ管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7458259B2
JP7458259B2 JP2020121542A JP2020121542A JP7458259B2 JP 7458259 B2 JP7458259 B2 JP 7458259B2 JP 2020121542 A JP2020121542 A JP 2020121542A JP 2020121542 A JP2020121542 A JP 2020121542A JP 7458259 B2 JP7458259 B2 JP 7458259B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
database
data
query
name
conversion table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020121542A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022018435A5 (ja
JP2022018435A (ja
Inventor
晃 ▲高▼木
元伸 齊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2020121542A priority Critical patent/JP7458259B2/ja
Priority to US17/371,563 priority patent/US11645299B2/en
Publication of JP2022018435A publication Critical patent/JP2022018435A/ja
Publication of JP2022018435A5 publication Critical patent/JP2022018435A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7458259B2 publication Critical patent/JP7458259B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/25Integrating or interfacing systems involving database management systems
    • G06F16/258Data format conversion from or to a database
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/25Integrating or interfacing systems involving database management systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/22Indexing; Data structures therefor; Storage structures
    • G06F16/221Column-oriented storage; Management thereof
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/22Indexing; Data structures therefor; Storage structures
    • G06F16/2282Tablespace storage structures; Management thereof
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/24Querying
    • G06F16/245Query processing
    • G06F16/2455Query execution
    • G06F16/24553Query execution of query operations
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/28Databases characterised by their database models, e.g. relational or object models
    • G06F16/284Relational databases
    • G06F16/285Clustering or classification
    • G06F16/287Visualization; Browsing

Description

本発明は、データ管理装置及びデータ管理方法に関する。
近年、情報通信技術の発展に伴って社会の様々な側面で情報処理システムが構築されている。このような情報処理システムにおいては、情報処理の対象となる大量のデータを格納し、そのデータを効率的に利用すべく、種々のデータベースが設けられる。データベースモデルとしてはリレーショナルデータモデルが用いられることが多く、リレーショナルデータモデルではテーブル形式等で記録されているデータ間の関係性によってデータが特徴づけられており、データベースの操作は統一的なデータベース問い合わせ言語(例えば構造化問い合わせ言語(Structured Query Language, SQL)によって行えばよいとい
う利点がある。しかし一方で、操作対象のデータ量が大量となるとデータ操作に要する時間が長くなってデータベース利用効率が低下する等の問題が生じる。
そこで、リレーショナルデータモデルに限らず、操作対象となるデータ特性に応じて種々のデータベースモデルが使用されるようになってきている。それらのデータモデルとしては、例えば、キーバリューモデル、グラフモデル等があげられる。このような異なる形式のデータベースを組み合わせて、取り扱うデータ特性に応じて効率的なデータベースを構築するとともに、それらの複数のデータベースを統合的に扱えるようにするマルチモデルデータベースも開発されている。
しかし、マルチモデルデータベースの場合、異なるデータモデルごとに個別にデータベース管理システムを用意しながらそれらをユーザが統合的に操作することを可能にする管理システムを用意する必要があり、開発工数が過大となりがちであるという問題があった。また、既設のデータベース群を用いて運用しているデータベースシステムを、新規のマルチモデルデータベースへと移行させる場合に、これらデータベース群を統合運用するためのシステム開発は困難であることが多い。
ここで、例えば特許文献1は、課題として、リレーショナルデータモデルに従ったデータベース操作言語によってアクセスされるデータベースを、リレーショナルデータモデルに従ったデータベースと、それ以外のモデルに従ったデータベースとからなる構成とすることを設定している。そして、この課題解決のために、「アプリケーション群17から送信されたSQLによって記述されたデータベース操作要求を受信すると、データベース切替部21は、その操作要求によって操作されるリレーションの名称に依存して、その要求をリレーショナルデータベース25を管理するリレーショナルデータベース操作部24か、非リレーショナルデータベース、例えば、インデックス付きレコードデータ28を管理するデータベース操作変換部26のいずれかに送信」し、「データベース操作変換部26は、受信された要求を変換テーブル27を参照してインデックス付きレコードデータ28を操作するAPIに変換する」(要約書)構成を提案している。
特開2010-224824号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、リレーショナルデータベース用データベース操
作言語によって記述されたデータベース操作要求を非リレーショナルデータベースモデル用のデータベース操作要求に変換するためのプログラムを、非リレーショナルデータベース個別に用意しなければならず、やはりマルチモデルデータベース構築のために多大な開発工数が必要とされる問題があった。
本発明は、前述の、及び他の課題に基づいてなされたもので、異なるデータモデルに基づく複数のデータベースに対して、そのうちの一のデータモデル向けデータ操作インタフェースによって、他のデータモデルに基づくデータベースについても統一されたデータ操作を可能とするシステムを効率的に構築することができる、データ管理装置及びデータ管理方法を提供することを一つの目的としている。
上記課題を解決するための本発明の一態様は、演算装置と、前記演算装置に接続される記憶装置と、を有するデータ管理装置であって、前記データ管理装置は、第1のデータベースモデルによって構築されている第1のデータベースと、前記第1のデータベースモデルとは異なる第2のデータベースモデルによって構築されている第2のデータベースとに通信可能に接続されており、前記演算装置は、前記第1のデータベースの構造を規定している情報である第1のデータスキーマ情報と、前記第2のデータベースの構造を規定している情報である第2のデータスキーマ情報とに基づいて、前記第2のデータベースの構造を前記第1のデータベースの構造に対応するように変換して、前記第1のデータベースと前記第2のデータベースとに格納されているデータについての完全修飾データ名称と、各データ名称に関連付けてそのデータ名称に対応するデータの所在を示すデータ所在情報とを対応づけた変換テーブルを生成して前記記憶装置に保持し、外部から受領した、前記第1のデータベースの構造に対応して記述されたクエリがいずれのデータベース宛のクエリであるかを、前記変換テーブルを参照することにより判定し、該クエリが前記第2のデータベース宛のクエリであると判定した場合、前記第2のデータベースの構造に対応したクエリに変換して前記第2のデータベースに投入し、当該クエリに応じたクエリ結果を、前記第1のデータベースの構造に対応した形式に変換して出力し、前記変換テーブルを生成し保持する際には、前記完全修飾データ名称に含まれる各要素によってデータ所在情報が特定できるかを判定し、データ所在情報が特定できると判定した場合、当該要素をデータ名称として、そのデータ名称に関連付けられるデータ所在情報を前記変換テーブルとして保持し、各要素によってデータ所在情報が特定できないと判定した場合、当該要素を新たなデータ名称として、データ所在情報を特定するのに必要となる残りの要素を前記データ名称に関連付けて前記変換テーブルに追記する
また、本発明の他の態様は、演算装置と、前記演算装置に接続される記憶装置と、を有し、第1のデータベースモデルによって構築されている第1のデータベースと、前記第1のデータベースモデルとは異なる第2のデータベースモデルによって構築されている第2のデータベースとに通信可能に接続されている情報処理装置が、前記第1のデータベースの構造を規定している情報である第1のデータスキーマ情報と、前記第2のデータベースの構造を規定している情報である第2のデータスキーマ情報とに基づいて、前記第2のデータベースの構造を前記第1のデータベースの構造に対応するように変換して、前記第1のデータベースと前記第2のデータベースとに格納されているデータについての完全修飾データ名称と、各データ名称に関連付けてそのデータ名称に対応するデータの所在を示すデータ所在情報とを対応づけた変換テーブルを生成して前記記憶装置に保持し、外部から受領した、前記第1のデータベースの構造に対応して記述されたクエリがいずれのデータベース宛のクエリであるかを、前記変換テーブルを参照することにより判定し、該クエリが前記第2のデータベース宛のクエリであると判定した場合、前記第2のデータベースの構造に対応したクエリに変換して前記第2のデータベースに投入し、当該クエリに応じたクエリ結果を、前記第1のデータベースの構造に対応した形式に変換して出力し、前記変換テーブルを生成し保持する際には、前記完全修飾データ名称に含まれる各要素によってデータ所在情報が特定できるかを判定し、データ所在情報が特定できると判定した場合、当該要素をデータ名称として、そのデータ名称に関連付けられるデータ所在情報を前記変換テーブルとして保持し、各要素によってデータ所在情報が特定できないと判定した場合、当該要素を新たなデータ名称として、データ所在情報を特定するのに必要となる残りの要素を前記データ名称に関連付けて前記変換テーブルに追記する、データ管理方法である。

本発明の一態様によれば、異なるデータモデルに基づく複数のデータベースに対して、そのうちの一のデータモデル向けデータ操作インタフェースによって、他のデータモデルに基づくデータベースについても統一されたデータ操作を可能とするシステムを効率的に構築することができる、データ管理装置及びデータ管理方法が提供される。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明によって明らかにされる。
図1は本発明の一実施形態におけるデータ管理システム1の構成例を示すブロック図である。 図2は本実施形態におけるデータ管理装置10のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図3は本実施形態におけるデータベース装置20のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図4は本実施形態におけるデータ管理装置10のソフトウェア構成例を示すブロック図である。 図5は解析設定テーブル211の構成例を示す図である。 図6はリレーショナルデータベースの一例である社員マスタ20-1の構成例を示す図である。 図7はキーバリューデータベースの一例である工場設備モニタデータベース20-2の構成例を示す図である。 図8はグラフデータベースの一例である工程データベース20-3の構成例を示す図である。 図9は本実施形態におけるデータ名称・所在対応テーブル生成処理のデータ処理フロー例を示すフローチャートである。 図10はデータ名称・所在対応中間テーブル204Aの構成例を示す図である。 図11はデータ名称・所在対応テーブル204の構成例を示す図である。 図12は本実施形態のデータ管理システムにおけるデータ操作要求処理のデータ処理フロー例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。本実施形態は、リレーショナルデータベース、キーバリューデータベース、及びグラフデータベースを備えているマルチデータベースにおいて、リレーショナルデータベース用のデータ操作体系を用いて各データベースに対するデータ操作を可能とする構成を例示するものである。
<データ管理システム1>
まず、本実施形態に係るデータ管理システム1の全体構成について説明する。図1は、本実施形態におけるデータ管理システム1の構成例を示すブロック図である。データ管理システム1は、データ管理装置10、データベース装置20A~20C、及び通信ネットワーク30を備えている。なお、以下、データベース装置20A~20Cについて区別する必要がない場合、単にデータベース装置20と呼ぶことがある。
データベース装置20A~20Cは、それぞれ異なるデータモデルに基づいて作成されたデータベースを格納している。図1の構成例では、データベース装置20Aはリレーショナルデータベースを、データベース装置20Bはキーバリューデータベースを、データベース装置20Cはグラフデータベースを格納している。ただし、データベースモデルは例示したものに限られるものではない。またデータベース装置20はデータ管理システム1に2基、あるいは4基以上設けられていてもよい。また、データベース装置20A~20Cは、図示のように別個の筐体として構成されるほか、適宜に筐体を共有してもよいし、ネットワーク上に分散配置し、あるいはいわゆるクラウド構成とすることも差し支えない。
データ管理装置10は、データベース装置20A~20Cに対して、データモデルの違いにかかわらず、リレーショナルデータベース用のデータ操作言語によってデータ操作要求が可能となるようにするデータ変換機構としての変換テーブルを自動的に作成する構成と、当該データ変換機構を用いて、データベース装置20Aだけでなく、データベース装置20B,20Cに対しても、リレーショナルデータベース用データベース操作言語にてデータ操作を要求することを可能とする構成とを備えている。図1の例では、データ管理
装置10はデータベース装置20A~20Cとは別個の筐体を有するとして示されているが、いずれかの、または全部のデータベース装置と筐体を共有させてもよいし、ネットワーク上に分散配置し、あるいはいわゆるクラウド構成とすることも差し支えない。
通信ネットワーク30は、データ管理装置10とデータベース装置20A~20Cとを相互に通信可能とする通信回線であり、例えばインターネット、専用線、WAN、LAN等の通信回線によって構成することができる。通信ネットワーク30と、データ管理装置10及びデータベース装置20A~20Cとの間は有線接続でも無線接続でもよい。
<データ管理装置10>
次に、データ管理装置10について説明する。図2に、本実施形態におけるデータ管理装置10のハードウェア構成例を示している。データ管理装置10は、通信ネットワーク30との通信機能を有する一般的なコンピュータの構成を備えている。
図2に例示するデータ管理装置10は、演算装置11、補助記憶装置12、入力装置13、出力装置14、及び通信装置15を備えている。演算装置11は、MPU、CPU等のプロセッサと、そのプロセッサが使用する記憶領域を提供するROM、RAM、フラッシュメモリ等の記憶デバイスであるメモリによって構成することができる。補助記憶装置12は、演算装置11によって実行されるプログラム、及びそれらのプログラムが使用するデータ等の記憶領域を提供し、ハードディスクドライブ(HDD)、半導体ドライブ(SSD)、光学ドライブ、USBメモリ等の記憶デバイスを有する。入力装置13はデータ管理装置10へのデータ入力を可能とする入力デバイス、例えばキーボード、マウス、タッチパネル、音声入力装置等が含まれる。出力装置14はデータ管理装置10からのデータ出力を可能とする出力デバイスであり、モニタディスプレイ、プリンタ、音声出力装置等を備えることができる。通信装置15は、ネットワークインターフェイスカード等の通信モジュールにより構成することができる。データ管理装置10内の各要素間は、内部データ通信回線16によって通信可能に接続されている。
なお、データ管理装置10は、図2に例示するような単独の筐体として構成することなく、仮想コンピュータとして構成したり、クラウドシステム上に構築したりしてもよい。
<データベース装置20>
次に、データベース装置20について説明する。図3に、本実施形態におけるデータベース装置20のハードウェア構成例を示している。データベース装置20は、データ管理装置10と同様に、通信ネットワーク30との通信機能を有する一般的なコンピュータの構成を備えている。
図3に例示するデータベース装置20は、演算装置21、補助記憶装置22、入力装置23、出力装置24、及び通信装置25を備えている。これらの各要素は、データ管理装置10における対応する各要素と実質的に同一であるので、その説明を省略する。
データベース装置20では、補助記憶装置22にデータベース記憶部(DB記憶部)22-1が格納されている。図1に関して説明したように、データベース装置20A~20Cのデータベース記憶部22-1には、それぞれ、リレーショナルデータベース、キーバリューデータベース、グラフデータベースという互いにデータ形式が異なるデータベースが記憶されている。
なお、データベースは、演算装置21のメモリに格納して、いわゆるオンメモリのデータベースとして構成してもよい。またデータベース装置20A~20Cは、図1に例示したようにそれぞれ別個の筐体としてもよいし、一つの筐体にまとめてもよい。また、デー
タ管理装置10にその全部又は一部を格納するようにしてもよい。またデータ管理装置10と同様に、仮想コンピュータとして構成したり、クラウド上に構築したりすることもできる。
次に、データ管理装置10のソフトウェア構成例について説明する。
<データ管理装置10のソフトウェア構成例>
図4に、本実施形態のデータ管理装置10に実装されているソフトウェアの構成例を示している。データ管理装置10には、大別して、入力されたクエリを対象のデータベースのデータ形式に変換してそのデータベースに与えるクエリ入力処理、クエリ対象のデータベースから入力されたクエリに応じて返されるクエリ結果を変換して出力するクエリ出力処理、及びクエリの対象となるデータベースのデータ形式に応じて実行されるクエリ変換処理に用いられる変換テーブルを生成する変換テーブル生成処理を実行するためのソフトウェアとデータとが実装されている。
クエリ入力処理では、図4において、クエリ入力プログラム201、クエリ解析プログラム202、データ名称・所在対応管理部203、クエリ形式変換プログラム205が、図2に例示する入力装置13あるいは通信装置15から入力されるクエリを対象のデータベースのデータ形式に変換して受け渡す処理を実行する。
クエリ出力処理では、図4において、対象のデータベースから受け取ったクエリ結果をクエリ結果形式変換プログラム206が変換し、クエリ結果出力プログラム207が変換後のクエリ結果を出力装置14に出力する処理を行う。
変換テーブル生成処理では、データ管理装置10からのクエリの対象となるデータベースについて、それぞれに含まれるデータ名称とデータの所在とが、データ名称・所在収集プログラム209によって収集され、あるいはデータ名称・所在入力プログラム208によって入力装置13から入力される。収集あるいは入力されたデータ名称とその所在に関する所在情報は、データ名称・所在解析プログラム210、データ名称・所在判定プログラム212によって解析、判定処理が実行され、データ名称・所在対応管理部203に、データ名称・所在対応テーブル204として格納される。
解析設定テーブル211は、データベース装置20A~20Cに格納されている各データベースについて、そのデータ書式等の設定をあらかじめ格納しているデータテーブルである。図5に、解析設定テーブル211の構成例を示している。図5に例示するように、本実施形態の解析設定テーブル211は、例えばデータベース装置20Aに格納されているリレーショナルデータベースについて、そのデータ区切り記号、カラム名等を記録している。なお、解析設定テーブル211に記録される項目、内容は、クエリの対象となるデータベースの形式に応じて適宜に設定することができる。
通信プログラム213は、クエリ形式変換プログラム205、クエリ結果形式変換プログラム206、及びデータ名称・所在収集プログラム209と通信ネットワーク30との間でデータの送受信処理を制御するための通信制御プログラムである。以上のデータ管理装置10に実装されているソフトウェアにより実行されるデータ処理については、データ処理フロー例を参照して後述する。
次に、データベース装置20A~20Cに格納されるデータベースについて説明する。
<データベース装置20A~20Cに格納されるデータベース>
データベース装置20A~20Cには、それぞれリレーショナルデータベースである社員マスタ20-1、キーバリューデータベースである工場設備モニタデータベース20-2、グラフデータベースである工程データベース20-3が格納されている。
図6に社員マスタ20-1の構成例を示している。図6に例示する社員マスタ20-1は、社員を一意に識別するための識別符号である社員IDと、それに関連付けられる社員の氏名の姓、名、個々の社員のラベルである社員番号、及び対応する社員IDで特定される社員が所属する部署を示す識別符号である部署IDの各項目を有する。
図7には、工場設備モニタデータベース20-2の構成例を示している。工場設備モニタデータベース20-2は、特定の施設に設けられている設備において測定される物理量を測定データとして記録している。
図7の例では、キーの項目として、工場名(例:工場A)、設備名(例:101号設備)、測定物理量(例:圧力)が、ピリオド(.)をデータ区切り記号として記録されている。また、バリューの項目としては、測定対象となる物理量の値が記録されている。例えば、「工場A.101号設備.圧力」というキーに対して、バリューとして「10」が記録される。
また、図8に、工程データベース20-3の構成例を示している。図8の例では、グラフデータベースとしての工程データベース20-3は、工程名が記録されている頂点要素(Vertex)と、頂点要素間を接続する辺要素(Edge)とから構成されている。辺要素には、起点工程(例:工程A)、次工程(例:工程B)の項目が記録されている。図8に例示の工程データベース20-3は、複数のVertexがEdgeによって接続されることで、工程Aから工程Dまでのフローが表現されている。
本実施形態では、キーバリューデータベース形式の工場設備モニタデータベース20-2、グラフデータベース形式の工程データベース20-3をリレーショナルデータベース形式で記述されているものと仮想して、社員マスタ20-1と統合された仮想的な一つのリレーショナルデータベースに見せるようにする機能を実現する変換テーブルを自動的に生成することにより、リレーショナルデータベース用のクエリを用いていずれのデータベースにもアクセスすることができるように構成されている。
以上の構成に基づいて、上記変換テーブルの自動生成処理、生成した変換テーブルを用いたデータ要求操作処理について説明する。
<本実施形態のデータ処理の説明>
[変換テーブル生成処理]
まず、変換テーブル生成処理について説明する。この処理は、図4に関して説明した変換テーブルを自動生成する処理に相当する。図9に、変換テーブル生成処理のデータ処理フロー例を示している。この変換テーブル生成処理は、本実施形態のデータ管理システム1の運用を開始する前に、あらかじめ実行される処理である。
図9の例では、まずS100でデータ管理装置10が入力装置13からの命令等によりデータ処理を開始すると、データ管理装置10のデータ名称・所在収集プログラム209が、データベース装置20A~20Cの各データベース20-1~20-3に格納されているデータスキーマ情報を収集する(S101)。このデータスキーマ情報は、各データベース20-1~20-3の構造に関する情報であって、各データベース20-1~20-3が格納しているテーブルの構造に関する情報も規定されている。データ名称・所在収集プログラム209は、収集した各データベース20-1~20-3のデータスキーマ情報に基づいて、まず解析設定テーブル211を作成する。なお、データ名称・所在収集プ
ログラム209によるデータスキーマ情報収集に代えて、あるいはそれに加えて、データ管理装置10の入力装置13とデータ名称・所在入力プログラム208を通じて、各データベース20-1~20-3のデータスキーマ情報を入力するようにしてもよい。また、解析設定テーブル211は、自動生成によらず、あらかじめ入力しておくようにしてもよい。
次いで、データ名称・所在解析プログラム210が、S101にて取得したデータスキーマ情報を解析し、各データベース20-1~20-3についての完全修飾されたデータ名称と、そのデータ名称で特定されるデータがどこにあるかを示すデータ所在情報とを格納したデータテーブルを生成する(S102)。以下、このデータテーブルを、データ名称・所在対応中間テーブル204Aと呼ぶ。データ名称・所在対応中間テーブル204Aの構成例を図10に示している。
データ名称・所在対応中間テーブル204Aは、後述する変換テーブルであるデータ名称・所在対応テーブル204を作成する過程で利用される中間的なテーブルであり、データ管理装置10の演算装置11が備えるメモリ内の記憶領域等に一時的に格納されるテーブルである。図10に例示するデータ名称・所在対応中間テーブル204Aは、データ名称、データベースモデル、装置名、データベース名、識別子1~識別子3、及びカラム名の各項目を備えている。
データ名称の項目には、各データベースに格納されているデータを特定するための、当該データの完全修飾名が記録される。本実施形態では、データ名称の項目に、データベースが格納されている装置名、データベースを一意に識別するためのデータベース名と、データベースに格納されているデータの名称が記録される。これは、コンピュータにおいてあるデータの所在を表す際に、ドライブ-フォルダ-ファイルの順に、アクセスするためのフルパスを表示することに相当する。
データベースモデルの項目には、関連付けられたデータ名称の項目に特定されているデータベースのモデルが記録されている。装置名、データベース名の項目には、関連付けられたデータ名称の項目にある装置名、データベース名がそれぞれ記録される。識別子1~識別子3には、関連付けられたデータ名称の項目にあるデータ名、あるいはデータ名に相当する要素が記録される。カラム名の項目には、関連付けられているデータベースにカラム名の項目があればその内容を記録し、カラム名に該当する項目がなければブランクとなる。
図10に例示するように、解析対象のデータベースがリレーショナルデータベースとしての社員マスタ20-1であれば、データスキーマ情報に基づいて、装置名、データベース名、およびデータ名の一覧を調べ、装置名=装置A、データベース名=DB_1、識別子1=社員マスタを記録し、カラム名には社員ID、姓、名、社員番号、及び部署IDを記録する。
また、キーバリューデータベースとしての工場設備モニタデータベース20-2であれば、同じくデータスキーマ情報に基づいて、装置名、データベース名、および設定した区切り文字(例えばピリオド)で区切ったキー名の一覧を調べ、装置名=装置B、データベース名=DB_2を記録し、識別子1~識別子3の項目として、キーの項目にある工場A、101号設備、圧力を記録する。
また、グラフデータベースとしての工程データベース20-3であれば、装置名、データベース名、Vertex/Edgeの別、及び設定した区切り文字(例えばスラッシュ)で区切ったデータ名の一覧を調べる。そして、例えば、装置名=装置C、データベース名=DB_
3、識別子1=Vertex、識別子2=工程を、カラム名に工程名、工程関係が記録される。
次いで、データ名称・所在解析プログラム210は、S102にて作成した、完全修飾されたデータ名称に対する所在情報における各識別子について順に、S104~S107の繰り返し処理を実行する。まずデータ名称・所在解析プログラム210,データ名称・所在判定プログラム21は、データ名称・所在対応中間テーブル204Aの先頭レコードから取得した識別子によってデータを特定することができるか判定する(S104)。データを特定することができると判定した場合(S104,Yes)、データ名称・所在判定プログラム21はその識別子1をデータ名称として、データ所在情報をデータ名称・所在対応テーブル204に格納する(S105)。この時、格納されるデータ名称は、完全修飾名ではなく省略形の名称、例えば社員マスタ、工程等としている。
図11に、データ名称・所在対応テーブル204の構成例を示している。図11の例では、社員マスタ20-1の場合、識別子1の項目に記録されている社員マスタより、カラム名の項目のデータ、社員ID、姓、名、社員番号、及び部署IDを特定することができる。また、工程データベース20-3の場合、識別子1、識別子2の項目にそれぞれVertex、工程が記録されていれば、カラム名の項目の工程名、工程関係がデータとして特定される。
一方、データ名称・所在対応中間テーブル204Aのデータ名称から取得した識別子によってデータを特定することができないと判定した場合(S104,No)、データ名称・所在判定プログラム21は、残りの識別子をカラム名の項目に追加する(S106)。例えば、図11の例で、識別子1が「工場A」の場合、その識別子1によってデータの所在を特定することができないので、対応するカラム名の項目には例えば「残識別子1(=設備),残識別子2(=物理量),時刻,値」が記録される。また、識別子2が「101号設備」の場合、その識別子2によってもデータの所在を特定することができないので、対応するカラム名の項目には例えば「残識別子1(=物理量),時刻,値」が記録される。
ここで、データ名称・所在判定プログラム21は、すべての識別子についてS104~S106の処理を行ったか判定し、行っていないと判定した場合、S104の判定ステップに戻る。そして、すべての識別子について以上のS104~S106の処理を完了したと判定した場合、データ名称・所在解析プログラム210,データ名称・所在判定プログラム21は繰り返し処理を終了し、変換テーブル生成処理を終了する(S107,S108)。
以上の変換テーブル生成処理によれば、リレーショナルデータベースモデル以外の、キーバリューデータベースモデル、グラフデータベースモデルで構築されたデータベースについても、自動的に変換テーブルを生成してリレーショナルデータベースモデルのテーブルとカラムとの関係を有するデータベースとみなして取り扱うことができるので、ユーザ、アプリケーションからのアクセスはリレーショナルデータベースでの操作で容易に実行することができる。
[データ操作要求処理]
次に、本実施形態におけるデータ操作要求処理について説明する。本実施形態のデータ操作要求処理は、図4のデータ管理装置10に関する説明でのクエリ入力処理、クエリ出力処理に相当し、作成されたデータ名称・所在対応テーブル204を用いて、データ管理装置10に投入されるクエリを所要の変換処理を経て対象のデータベース20-1~20-3に入力し、クエリ結果を取得して変換、出力する処理である。図12に本実施形態のデータ管理装置10によって実行されるデータ操作要求処理のデータ処理フロー例を示している。
まず、S200でデータ管理装置10が入力装置13からの命令等によりデータ処理を開始すると、データ管理装置10のクエリ入力プログラム201が、入力装置13あるいは通信装置15を通じてクエリを受領する(S201)。次いで、クエリ解析プログラム202が、S201で受領したクエリを解析する(S202)。具体的には、クエリ解析プログラム202は、対象となるクエリにおいて、データ名称を表す部分を抽出する。本実施形態では、入力されるクエリは、リレーショナルデータベースを対象とする形式で記述されており、クエリ解析プログラム202はそれを前提としてクエリからデータ名称を抽出する。
次いで、クエリ解析プログラム202は、S202で抽出したデータ名称によって、データ名称・所在対応テーブル204を参照し、受領したクエリが対象とするデータの所在を特定する(S203)。例えばクエリがデータ名称として「社員マスタ」を含んでいたとした場合、クエリ解析プログラム202は、データ名称・所在対応テーブル204を参照し、そのデータが装置A(データベース装置20A)のデータベースDB_1に格納されているという情報を得る。これに対し、例えばクエリがデータ名称として「101号設備」を含んでいたとした場合、クエリ解析プログラム202は、データ名称・所在対応テーブル204を参照し、そのデータが装置B(データベース装置20B)のデータベースDB_2に格納されているという情報を得る。
次に、クエリ形式変換プログラムは、S203のクエリ解析結果から、各データベース20A~20Cに対応する形式にクエリ形式を変換し、各データベース20A~20Cにクエリを送信する(S204)。本実施形態の場合、装置A(データベース装置20A)に格納されているデータベースDB_1である社員マスタがクエリの宛先であると判定されれば、リレーショナルデータベースを対象としているクエリは変換されることなくそのままデータベース装置20Aに送信される。装置B(データベース装置20B)に格納されているデータベースDB_2である工場設備モニタデータベースがクエリの宛先であると判定されれば、クエリの形式はキーバリューデータベース用の形式に変換された上でデータベース装置20Bに送信される。同様に、工程データベースがクエリの宛先であると判定されれば、クエリの形式はグラフデータベース用の形式に変換された上でデータベース装置20Cに送信される。上記した形式以外のリレーショナルデータベースでないデータベースが含まれる場合であっても、同様にクエリ形式の変換を実行することができる。
対象のデータベースにクエリが入力され、それに対してクエリ結果が対象データベースから返されると、クエリ結果形式変換プログラム206が、そのクエリ結果を、元のリレーショナルデータベース形式に変換する(S205)。クエリ結果形式変換プログラム206は、クエリ結果がどのデータベース装置20A~20Cから返されたかに応じて、送信元データベースの形式から、必要に応じてリレーショナルデータベース形式に変換することができる。
最後に、クエリ結果出力プログラム207が、クエリ結果形式変換プログラム206から受領したクエリ結果を、データ管理装置10の出力装置14から出力して処理を終了する(S206,S207)。
以上のデータ操作要求処理によれば、リレーショナルデータベース形式のデータベース向けに設定されたクエリを用いて、他の形式、例えばキーバリューデータベース、グラフデータベース等のデータベースに対して、データ検索等のデータ操作要求を行い、そのクエリの結果をリレーショナルデータベース形式で受け取ることができる。したがって、対
象データベースの形式に応じた異なる形式のクエリを用意する煩雑な前処理が不要であり、データ操作要求処理の効率向上を図ることができる。
前記演算装置は、前記第1のデータスキーマ情報と前記第2のデータスキーマ情報とから、前記第1のデータベースと前記第2のデータベースとに格納されているデータについての完全修飾データ名称と、各データ名称に関連付けてそのデータ名称に対応するデータの所在を示すデータ所在情報とともに前記記憶装置に格納することができる。これによれば、データがいずれのデータベースに格納されているかを特定するための変換テーブルを生成するための情報を取得することができる。
また、前記演算装置が、前記完全修飾データ名称に含まれる各要素によってデータ所在情報が特定できるかを判定し、データ所在情報が特定できると判定した場合、当該要素をデータ名称として、そのデータ名称に関連付けられるデータ所在情報を前記変換テーブルとして保持し、各要素によってデータ所在情報が特定できないと判定した場合、当該要素を新たなデータ名称として、データ所在情報を特定するのに必要となる残りの要素を前記データ名称に関連付けて追記するようにすれば、データ名称に含まれる要素ごとに、データ所在情報を得ることができる。
さらに、前記演算装置が、受領した前記クエリから当該クエリの対象であるデータを示すデータ名称を抽出し、当該データ名称に関連付けられているデータ所在情報を前記変換テーブルを参照して、当該データ名称に対応するデータが格納されているデータベースのデータベースモデルを特定し、当該データベースモデルが前記クエリの対象であるデータを格納しているデータベースのデータベースモデルと異なると判定した場合、前記クエリの形式を当該異なるデータベースモデルに対応する形式に変換して対象データベースに投入し、得られるクエリ結果の形式を元のクエリ形式に変換した後に出力するようにすれば、クエリの形式について特別な前処理を行うことなくデータベースへの問い合わせを行うことができる。
また、前記第1のデータベースはリレーショナルデータベースであり、前記第2のデータベースはキーバリューデータベース又はグラフデータベースであるとき、前記演算装置が、前記変換テーブルにおいて、前記第2のデータベースが前記キーバリューデータベースである場合、そのバリューの項目を前記第1のデータベースのカラムの項目に格納し、前記第2のデータベースがグラフデータベースである場合、その装置名、データベース名、頂点要素、及び辺要素をもって特定されるデータを前記第1のデータベースのカラムの項目に格納するようにすれば、リレーショナルデータベース用の形式を有するクエリを用いて、キーバリューデータベース、グラフデータベースをも操作することが可能である。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明のより良い理解のために詳細に説明したのであり、必ずしも説明の全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によってハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによってソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、不揮発性半導体メモリ、ハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)等の記憶デバイス、または、ICカード、SDカード、DVD等の計算機読み取り可能な非一時的データ記憶媒体に格納することができる。
また、制御線及び情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも
全ての制御線及び情報線を示しているとは限らない。実際にはほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1 データ管理システム
10 データ管理装置
20 データベース装置
202 クエリ解析プログラム
204 データ名称・所在対応テーブル
204A データ名称・所在対応中間テーブル
205 クエリ形式変換プログラム
206 クエリ結果形式変換プログラム
210 データ名称・所在解析プログラム
212 データ名称・所在判定プログラム

Claims (6)

  1. 演算装置と、前記演算装置に接続される記憶装置と、を有するデータ管理装置であって、
    前記データ管理装置は、第1のデータベースモデルによって構築されている第1のデータベースと、前記第1のデータベースモデルとは異なる第2のデータベースモデルによって構築されている第2のデータベースとに通信可能に接続されており、
    前記演算装置は、
    前記第1のデータベースの構造を規定している情報である第1のデータスキーマ情報と、前記第2のデータベースの構造を規定している情報である第2のデータスキーマ情報とに基づいて、前記第2のデータベースの構造を前記第1のデータベースの構造に対応するように変換して、前記第1のデータベースと前記第2のデータベースとに格納されているデータについての完全修飾データ名称と、各データ名称に関連付けてそのデータ名称に対応するデータの所在を示すデータ所在情報とを対応づけた変換テーブルを生成して前記記憶装置に保持し、
    外部から受領した、前記第1のデータベースの構造に対応して記述されたクエリがいずれのデータベース宛のクエリであるかを、前記変換テーブルを参照することにより判定し、該クエリが前記第2のデータベース宛のクエリであると判定した場合、前記第2のデータベースの構造に対応したクエリに変換して前記第2のデータベースに投入し、当該クエリに応じたクエリ結果を、前記第1のデータベースの構造に対応した形式に変換して出力し、
    前記変換テーブルを生成し保持する際には、前記完全修飾データ名称に含まれる各要素によってデータ所在情報が特定できるかを判定し、データ所在情報が特定できると判定した場合、当該要素をデータ名称として、そのデータ名称に関連付けられるデータ所在情報を前記変換テーブルとして保持し、各要素によってデータ所在情報が特定できないと判定した場合、当該要素を新たなデータ名称として、データ所在情報を特定するのに必要となる残りの要素を前記データ名称に関連付けて前記変換テーブルに追記する、
    データ管理装置。
  2. 前記演算装置は、受領した前記クエリから当該クエリの対象であるデータを示すデータ名称を抽出し、当該データ名称に関連付けられているデータ所在情報を前記変換テーブルを参照して、当該データ名称に対応するデータが格納されているデータベースのデータベースモデルを特定し、当該データベースモデルが前記クエリの対象であるデータを格納しているデータベースのデータベースモデルと異なると判定した場合、前記クエリの形式を当該異なるデータベースモデルに対応する形式に変換して対象データベースに投入し、得られるクエリ結果を元のクエリ形式に変換した後に出力する、請求項1に記載のデータ管理装置。
  3. 前記第1のデータベースはリレーショナルデータベースであり、前記第2のデータベースはキーバリューデータベース又はグラフデータベースであり、
    前記演算装置は、前記変換テーブルにおいて、前記第2のデータベースが前記キーバリューデータベースである場合、そのバリューの項目を前記第1のデータベースのカラムの項目に格納し、前記第2のデータベースがグラフデータベースである場合、その装置名、データベース名、頂点要素、及び辺要素をもって特定されるデータを前記第のデータベースのカラムの項目に格納し、
    外部から受領した前記クエリがキーバリューデータベース又はグラフデータベースのいずれの種類の第2のデータベース宛のクエリであるかを、前記変換テーブルの前記バリューの項目と、前記装置名、データベース名、頂点要素、及び辺要素をもって特定されるデータとを参照することにより判定し、判定した種類の第2のデータベースの構造に対応したクエリに変換して当該第2のデータベースに投入し、当該クエリに応じたクエリ結果を、前記第1のデータベースの構造に対応した形式に変換して出力する、
    請求項1に記載のデータ管理装置。
  4. 演算装置と、前記演算装置に接続される記憶装置と、を有し、第1のデータベースモデルによって構築されている第1のデータベースと、前記第1のデータベースモデルとは異なる第2のデータベースモデルによって構築されている第2のデータベースとに通信可能に接続されている情報処理装置が、
    前記第1のデータベースの構造を規定している情報である第1のデータスキーマ情報と、前記第2のデータベースの構造を規定している情報である第2のデータスキーマ情報とに基づいて、前記第2のデータベースの構造を前記第1のデータベースの構造に対応するように変換して、前記第1のデータベースと前記第2のデータベースとに格納されているデータについての完全修飾データ名称と、各データ名称に関連付けてそのデータ名称に対応するデータの所在を示すデータ所在情報とを対応づけた変換テーブルを生成して前記記憶装置に保持し、
    外部から受領した、前記第1のデータベースの構造に対応して記述されたクエリがいずれのデータベース宛のクエリであるかを、前記変換テーブルを参照することにより判定し、該クエリが前記第2のデータベース宛のクエリであると判定した場合、前記第2のデータベースの構造に対応したクエリに変換して前記第2のデータベースに投入し、当該クエリに応じたクエリ結果を、前記第1のデータベースの構造に対応した形式に変換して出力し、
    前記変換テーブルを生成し保持する際には、前記完全修飾データ名称に含まれる各要素によってデータ所在情報が特定できるかを判定し、データ所在情報が特定できると判定した場合、当該要素をデータ名称として、そのデータ名称に関連付けられるデータ所在情報を前記変換テーブルとして保持し、各要素によってデータ所在情報が特定できないと判定した場合、当該要素を新たなデータ名称として、データ所在情報を特定するのに必要となる残りの要素を前記データ名称に関連付けて前記変換テーブルに追記する、
    データ管理方法。
  5. 前記演算装置は、受領した前記クエリから当該クエリの対象であるデータを示すデータ名称を抽出し、当該データ名称に関連付けられているデータ所在情報を前記変換テーブルを参照して、当該データ名称に対応するデータが格納されているデータベースのデータベースモデルを特定し、当該データベースモデルが前記クエリの対象であるデータを格納しているデータベースのデータベースモデルと異なると判定した場合、前記クエリの形式を当該異なるデータベースモデルに対応する形式に変換して対象データベースに投入し、得られるクエリ結果を元のクエリ形式に変換した後に出力する、請求項4に記載のデータ管理方法。
  6. 前記第1のデータベースはリレーショナルデータベースであり、前記第2のデータベースはキーバリューデータベース又はグラフデータベースであり、
    前記演算装置は、前記変換テーブルにおいて、前記第2のデータベースが前記キーバリューデータベースである場合、そのバリューの項目を前記第1のデータベースのカラムの項目に格納し、前記第2のデータベースがグラフデータベースである場合、その装置名、データベース名、頂点要素、及び辺要素をもって特定されるデータを前記第1のデータベースのカラムの項目に格納し、
    外部から受領した前記クエリがキーバリューデータベース又はグラフデータベースのいずれの種類の第2のデータベース宛のクエリであるかを、前記変換テーブルの前記バリューの項目と、前記装置名、データベース名、頂点要素、及び辺要素をもって特定されるデータとを参照することにより判定し、判定した種類の第2のデータベースの構造に対応したクエリに変換して当該第2のデータベースに投入し、当該クエリに応じたクエリ結果を、前記第1のデータベースの構造に対応した形式に変換して出力する、
    請求項4に記載のデータ管理方法。
JP2020121542A 2020-07-15 2020-07-15 データ管理装置及びデータ管理方法 Active JP7458259B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020121542A JP7458259B2 (ja) 2020-07-15 2020-07-15 データ管理装置及びデータ管理方法
US17/371,563 US11645299B2 (en) 2020-07-15 2021-07-09 Data management device and data management method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020121542A JP7458259B2 (ja) 2020-07-15 2020-07-15 データ管理装置及びデータ管理方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2022018435A JP2022018435A (ja) 2022-01-27
JP2022018435A5 JP2022018435A5 (ja) 2023-02-27
JP7458259B2 true JP7458259B2 (ja) 2024-03-29

Family

ID=79292431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020121542A Active JP7458259B2 (ja) 2020-07-15 2020-07-15 データ管理装置及びデータ管理方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11645299B2 (ja)
JP (1) JP7458259B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11741134B2 (en) * 2021-09-07 2023-08-29 Oracle International Corporation Conversion and migration of key-value store to relational model

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004013906A (ja) 2003-07-04 2004-01-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 複数データベース異種性解消検索方法および装置と複数データベース異種性解消検索プログラムを記録した記録媒体
JP2016207202A (ja) 2015-04-23 2016-12-08 富士通株式会社 クエリメディエータ、多言語データティアのクエリ方法、多言語データティアのクエリ方法を実行するためのコンピュータプログラム
US20190340291A1 (en) 2018-05-07 2019-11-07 Microsoft Technology Licensing, Llc Unified data organization for multi-model distributed databases

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010224824A (ja) 2009-03-23 2010-10-07 Toshiba Corp 情報処理装置
US8589450B2 (en) * 2011-12-28 2013-11-19 Business Objects Software Limited Mapping non-relational database objects into a relational database model
US20160188710A1 (en) * 2014-12-29 2016-06-30 Wipro Limited METHOD AND SYSTEM FOR MIGRATING DATA TO NOT ONLY STRUCTURED QUERY LANGUAGE (NoSOL) DATABASE
US9330138B1 (en) * 2015-09-18 2016-05-03 Linkedin Corporation Translating queries into graph queries using primitives
CN110032604B (zh) * 2019-02-02 2021-12-07 北京奥星贝斯科技有限公司 数据存储装置、转译装置及数据库访问方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004013906A (ja) 2003-07-04 2004-01-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 複数データベース異種性解消検索方法および装置と複数データベース異種性解消検索プログラムを記録した記録媒体
JP2016207202A (ja) 2015-04-23 2016-12-08 富士通株式会社 クエリメディエータ、多言語データティアのクエリ方法、多言語データティアのクエリ方法を実行するためのコンピュータプログラム
US20190340291A1 (en) 2018-05-07 2019-11-07 Microsoft Technology Licensing, Llc Unified data organization for multi-model distributed databases

Also Published As

Publication number Publication date
US11645299B2 (en) 2023-05-09
JP2022018435A (ja) 2022-01-27
US20220019597A1 (en) 2022-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3602351B1 (en) Apparatus and method for distributed query processing utilizing dynamically generated in-memory term maps
EP3446242B1 (en) Query plan generation and execution in a relational database management system with a temporal-relational database
TWI710919B (zh) 資料儲存裝置、轉譯裝置及資料庫存取方法
US9665620B2 (en) Managing data queries
US7822710B1 (en) System and method for data collection
CN111709527A (zh) 运维知识图谱库的建立方法、装置、设备及存储介质
CN111767303A (zh) 一种数据查询方法、装置、服务器及可读存储介质
US20190018851A1 (en) Data processing system
CN112948427B (zh) 数据查询方法、装置、设备及存储介质
JPWO2011111532A1 (ja) データベースシステム
CN110502506B (zh) 一种数据处理方法、装置、设备和存储介质
CN109473178B (zh) 医疗数据整合的方法、系统、设备及存储介质
JP7458259B2 (ja) データ管理装置及びデータ管理方法
EP1909170B1 (en) Method and system for automatically generating a communication interface
US20210342341A1 (en) Data analysis assistance device, data analysis assistance method, and data analysis assistance program
US20070282804A1 (en) Apparatus and method for extracting database information from a report
US20230401209A1 (en) Columnar Cache Query Using Hybrid Query Execution Plan
US20230385308A1 (en) Conversion and migration of key-value store to relational model
US11354313B2 (en) Transforming a user-defined table function to a derived table in a database management system
CN112039975A (zh) 一种报文字段的处理方法、装置、设备及存储介质
US20210357372A1 (en) Data analysis assistance device, data analysis assistance method, and data analysis assistance program
CN115114297A (zh) 数据轻量存储及查找方法、装置、电子设备及存储介质
Das et al. Massively parallel in-database predictions using pmml
JP7274293B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2785317B2 (ja) ソフトウェア標準化方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230215

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231031

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240318

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7458259

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150