JP7455875B2 - Tension-fixed pillar - Google Patents
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Description
特許法第30条第2項適用 令和3年11月10日~12日、全国社会福祉協議会 保健福祉広報協会主催、第48回国際福祉機器展(H.C.R.2021)、東京ビッグサイト青海展示棟、に出品。Article 30,
本発明は、床と天井壁の間に設置される突っ張り固定型の支柱に関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a tension-fixed support column installed between a floor and a ceiling wall.
この種の支柱に関して、本出願人は特許文献1の突っ張り固定型の支柱を先に提案している。特許文献1の支柱は、天井押圧体を備える上枠体と、接床体を備える下枠体と、上枠体と下枠体の間に設けられるロック機構などで構成される。ロック機構は、下枠体の上部に固定される支点リングと、上枠体を抱持固定する抱持リングと、抱持リングで上下揺動可能に支持されたロックハンドルと、支点リングとロックハンドルを連結する押上げリンクと、抱持リングとロックハンドルの間に設けられたカム構造などを備える。
Regarding this type of strut, the present applicant has previously proposed a tension-fixed strut as disclosed in
特許文献1の支柱を使用する場合には、接床体を床に載置して下枠体を起立させ、この状態で上枠体を下枠体に対して上スライド操作し、天井押圧体を天井に対してわずかな隙間を介して正対させる。次に、ロックハンドルを下方揺動操作し、カム構造で抱持リングを縮径させて上枠体を抱持固定し、さらにロックハンドルを下方揺動操作し、押上げリンクの押上げ反力で上枠体および天井押圧体を押上げ操作して天井に密着させ、支柱全体を床と天井壁の間に突っ張り固定する。
When using the support of
特許文献1の突っ張り固定型の支柱によれば、ロックハンドルをロック解除位置からロック位置へ下方揺動操作した状態において、支点リングや抱持リングが支柱の外面に露出するのを解消でき、さらに押上げリンクや支点リングのリンクガイド部などをロックハンドルで覆うことができるので、支柱の外観をすっきりさせることができる。しかし、ロックハンドルのハンドル長さが短いため、支柱の設置作業時にロックハンドルをロック操作するときには大きな力を加える必要があり、そのため、ロックハンドルをロック操作する間に、下枠体や上枠体が傾動して、ロックハンドルのロック操作をやり直さねばならないことがあった。こうした不具合は、ハンドル長さを大きくすることで解消できるが、単にハンドル長さを大きくした場合には、ロックハンドルをロック操作した状態において、長いロックハンドルが支柱の外に露出して、設置後の常態において外観体裁が大きく損なわれることが避けられない。
According to the tension-fixed type pillar of
本発明の目的は、設置作業時においてロックハンドルをより小さな力で操作することができるにもかかわらず、ロック状態に切り換わったロックハンドルをコンパクトに纏めることができ、設置後の常態においては外観体裁が損なわれることのない、突っ張り固定型の支柱を提供することにある。 An object of the present invention is to make it possible to compactly organize the lock handle that has been switched to the locked state, even though the lock handle can be operated with less force during installation work, and to improve the appearance of the lock handle in its normal state after installation. The purpose of the present invention is to provide a tension-fixed support that does not impair its appearance.
本発明に係る突っ張り固定型の支柱は、天井Rに接当する天井押圧体3を備える上枠体1と、床Fに載置される接床体4を備える下枠体2と、下枠体2の上部と上枠体1の中途部との間に設けられて、下枠体2から引出した上枠体1を上下動不能にロック保持するロック機構5とを備える。ロック機構5は、下枠体2の上部に固定される支点リング8と、上枠体1に外嵌して当該上枠体1の中途部を抱持固定する抱持リング9と、抱持リング9に設けたハンドル支軸10で上下揺動可能に支持されるロックハンドル11と、支点リング8とロックハンドル11とを連結する押上げリンク12とを備える。ロックハンドル11は、抱持リング9にハンドル支軸10を介して連結されるハンドルベース31と、当該ハンドルベース31に対して伸縮可能に構成される伸長ハンドル32とを備える。ロックハンドル11は、ハンドル支軸10を中心にしてハンドルベース31と伸長ハンドル32とが抱持リング9の外側方へ突出するとともに、抱持リング9による上枠体1の抱持固定状態を解除するロック解除姿勢と、ハンドルベース31と伸長ハンドル32とが下枠体2の周面に沿うとともに、抱持リング9による上枠体1の抱持固定状態が確立されるロック姿勢との間で揺動変位可能である。そして、伸長ハンドル32が、ハンドルベース31の外面を覆う格納姿勢と、ハンドルベース31の端部から、当該ハンドルベース31の伸び方向へ伸出されて、ロックハンドル11の長さを増加させる伸長姿勢との間でスライド変位可能に構成されており、伸長ハンドル32を伸長姿勢とした状態で、ロックハンドル11をロック解除姿勢とロック姿勢との間で切換え操作することができるように構成されていることを特徴とする。
The tension fixed type support column according to the present invention includes an
ロックハンドル11と支点リング8の間に、格納姿勢にした伸長ハンドル32がハンドルベース31の端部からベース外側へ伸出するのを規制する第1ロック構造55が設けられている。
A
第1ロック構造55は、支点リング8の下部に設けられて外横向きに開口するロック凹部56と、ハンドルベース31に設けられて、ロック凹部56に係脱するロック爪58を備えたロックピース57とを備える。ロックピース57は、ロック爪58がロック凹部56に係合する係合姿勢と、ロック爪58がロック凹部56から離脱する係合解除姿勢との間で、ハンドルベース31に対して往復スライド可能に案内支持されている。ロックハンドル11が格納姿勢にある状態において、ロックピース57を係合姿勢とすることにより、ロック爪58をロック凹部56に係合させて、伸長ハンドル32が格納姿勢から伸長姿勢へ姿勢変位することが規制されるように構成されている。
The
ロック姿勢からロック解除姿勢へのロックハンドル11の姿勢変位を規制する第2ロック構造62が設けられている。
A
第2ロック構造62は、支点リング8の下部に設けられて下向きに開口する第2ロック凹部63と、伸長ハンドル32に設けられて第2ロック凹部63に係脱する第2ロック爪64とを備える。伸長ハンドル32を格納姿勢に切り換えたとき、第2ロック爪64が第2ロック凹部63に係合して、ハンドルベース31と伸長ハンドル32とがハンドル支軸10を中心にして揺動することが規制され、伸長ハンドル32をハンドルベース31に沿って格納姿勢から伸長姿勢へ下降操作することで、第2ロック爪64が第2ロック凹部63から離脱して、ハンドルベース31と伸長ハンドル32とがハンドル支軸10を中心にして揺動可能となるように構成されている。
The
ハンドルベース31と伸長ハンドル32との間に、伸長ハンドル32を格納姿勢と伸長姿勢のそれぞれの姿勢状態において係合保持する節度構造66が設けられている。節度構造66は、ハンドルベース31に設けられる一対の弾性爪68を備えた固定節度体67と、伸長ハンドル32の内面に設けられる上下の可動節度体69a・69bとで構成されている。伸長ハンドル32が格納姿勢に切換えられた状態では、固定節度体67が下側の可動節度体69bと係合しており、伸長ハンドル32が伸長姿勢に切換えられた状態では、固定節度体67が上側の可動節度体69aと係合するように構成されている。
A
抱持リング9が、断面C字状のリング本体部28と、リング本体部28の筒周端に連続して突設される一対のブラケット部29とを備えたアルミダイキャスト成型品で形成されており、抱持リング9のブラケット部29とロックハンドル11の間に、ロック解除姿勢に切換えられたロックハンドル11を受け止めるハンドル保持構造73が設けられており、ハンドル保持構造73が、ハンドルベース31の上端外面に固定したストッパー枠74と、抱持リング9のブラケット部29の円弧周面に膨出形成した保持突起75とで構成されており、ストッパー枠74に、ブラケット部29の円弧周面に沿って弾性変形しながら保持突起75を乗越えるストッパー腕76が設けられている。
The
本発明のように、上枠体1を上下動不能にロック保持するロック機構5を構成するロックハンドル11の伸長ハンドル32が、ハンドルベース31の外面を覆う格納姿勢と、ハンドルベース31の端部から、当該ハンドルベース31の伸び方向へ伸出されて、ロックハンドル11の長さを増加させる伸長姿勢との間でスライド変位可能に構成されていると、支柱の設置作業時においては、伸長ハンドル32を伸長姿勢としながらロック操作をすることで、ロックハンドル11のハンドル長さを大きくしながらロック操作を行うことができるので、ロックハンドル11をより小さな力でロック解除状態からロック状態に切換え操作することができる。また、支柱の設置後の常態においては、ロックハンドル11をロック状態に切換えた状態で、伸長ハンドル32を格納姿勢とすることで、ロックハンドル11をコンパクトに纏めて、ロック機構5の外観をすっきりとしたものとすることができる。したがって、設置後の常態における支柱の外観体裁が損なわれることを防ぐことができる。
According to the present invention, the
ロックハンドル11と支点リング8の間に、伸長ハンドル32が伸長姿勢に切換わるのを規制する第1ロック構造55が設けられていると、支柱の設置後における常態において、伸長ハンドル32が格納姿勢から伸長姿勢に不用意に切換わることを防ぐことができる。
If a
第1ロック構造55が、支点リング8に設けたロック凹部56と、ハンドルベース31でスライド案内されて、ロック凹部56に係脱するロックピース57で構成されていると、伸長ハンドル32を格納姿勢に切換えた状態において、ロックピース57を係合解除姿勢から係合姿勢に切換えることにより、ロックピース57をロック凹部56に係合させて、伸長ハンドル32が不用意に格納姿勢から伸長姿勢に切換わることを防ぐことができる。
When the
ロック姿勢からロック解除姿勢へのロックハンドル11の姿勢変位を規制する第2ロック構造62が設けられていると、支柱の設置後における常態において、ロックハンドル11がロック姿勢からロック解除姿勢に不用意に姿勢変位することを防ぐことができる。
If the
第2ロック構造62が、支点リング8の下部に設けられて下向きに開口する第2ロック凹部63と、伸長ハンドル32に設けられて第2ロック凹部63に係脱する第2ロック爪64とを備えるものとし、伸長ハンドル32を格納姿勢に切換えたとき、第2ロック爪64が第2ロック凹部63に係合して、ハンドルベース31と伸長ハンドル32とがハンドル支軸10を中心にして揺動することが規制され、伸長ハンドル32をハンドルベース31に沿って格納姿勢から伸長姿勢へ下降操作することで、第2ロック爪64が第2ロック凹部63から離脱して、ハンドルベース31と伸長ハンドル32とがハンドル支軸10を中心にして揺動可能となるように構成することができる。こうしたロック機構5によれば、伸長ハンドル32を伸長姿勢から格納姿勢に切換えることで、第2ロック爪64が第2ロック凹部63と係合して、ハンドルベース31および伸長ハンドル32がハンドル支軸10を中心にして揺動することを規制できる。したがって、体や車椅子の一部が支柱に衝突して、ロックハンドル11に外力が作用するような場合であっても、ハンドルベース31および伸長ハンドル32が、ハンドル支軸10を中心にして下枠体2から離れる向きに揺動することを防ぐことができる。また、伸長ハンドル32を伸長姿勢から格納姿勢にスライドするだけで、第2ロック構造62をロック状態に切換えることができ、逆に伸長ハンドル32を格納姿勢から伸長姿勢に向かってスライド操作するだけでロック解除状態に切換えることができるので、より少ない手間で第2ロック構造62をロック状態とロック解除状態に切換えることができる。
A
伸長ハンドル32を格納姿勢と伸長姿勢において係合保持する節度構造66が、ハンドルベース31と内ハンドル体40の間に設けられていると、格納姿勢或いは伸長姿勢とした状態において、伸長ハンドル32を位置保持することができるので、ロック機構5に外力や振動が作用するような場合でも、伸長ハンドル32が不用意にスライド変位することを防ぐことができる。具体的には、節度構造66を、ハンドルベース31に設けた固定節度体67と、伸長ハンドル32の内面に設けた上下の可動節度体69a・69bで構成し、伸長ハンドル32が格納姿勢に切換えられた状態では、固定節度体67が下側の可動節度体69bと係合し、伸長ハンドル32が伸長姿勢に切換えられた状態では、固定節度体67が上側の可動節度体69aと係合するようにする。
If the
抱持リング9を、断面C字状のリング本体部28と一対のブラケット部29を備えたアルミダイキャスト成型品で形成し、ブラケット部29とロックハンドル11の間に、ロックハンドル11を受止めるハンドル保持構造73が設けられていると、下枠体2から上枠体1を抜出して天井押圧体3を天井Rと正対させる準備作業を行う間に、ロックハンドル11をロック解除姿勢にした状態のままで位置保持することができる。したがって、支柱を天井Rと床Fの間に突っ張り固定するための一連の作業を、一人の作業者のみで的確に行うことができる。
The holding
(実施形態) 図1ないし図11に本発明の突っ張り固定型の支柱の実施形態を示す。本実施形態における前後、左右、上下とは、図1および図4に示す矢印と、各矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従う。図2において、突っ張り固定型の支柱は、天井Rに接当する天井押圧体3を備える上枠体1と、床Fに載置される接床体4を備える下枠体2と、下枠体2の上部と上枠体1の中途部との間に設けられて、下枠体2から引出した上枠体1を上下動不能にロック保持するロック機構5とを備える。上枠体1はステンレス製の丸パイプで形成され、下枠体2は高強度アルミ合金製の丸パイプに樹脂被覆を施して形成されている。下枠体2の外直径が40mmであるとき、上枠体1の外直径は32mmであり、これらの直径差によって上枠体1は下枠体2に対して出入れ可能に連結されている。
(Embodiment) FIGS. 1 to 11 show an embodiment of a tension-fixing type strut of the present invention. In this embodiment, front and back, left and right, and up and down follow the arrows shown in FIGS. 1 and 4 and the front and back, left and right, and up and down indications written near each arrow. In FIG. 2, the tension-fixed support column includes an
図4に示すように、ロック機構5は、下枠体2の上部に固定される支点リング8と、上枠体1に外嵌して同枠体1の中途部を抱持固定する抱持リング9と、抱持リング9に設けたハンドル支軸10で上下揺動可能に支持されるロックハンドル11と、支点リング8とロックハンドル11を連結する押上げリンク12と、抱持リング9を縮径操作するカム構造などを備える。
As shown in FIG. 4, the
図3および図4に示すように、支点リング8は、上リング体8Aと下リング体8Bで構成される。上リング体8Aはプラスチック成型品であり、丸筒状のリング本体14の前面の上半部にスライド開口15を有し、同開口15より下側の筒周面に左右一対の化粧壁16が前向きに突設され、スライド開口15より上側に上端カバー17を嵌込み固定するための受枠18が形成されている。下リング体8Bは、上リング体8Aのリング本体14と同じ外形径の下リング部20と、下リング部20より径小の上リング部21とを有し、両リング部20・21の前面に左右一対のガイド枠22が形成され、同枠22の前面下方にビス穴が形成されている。一対のガイド枠22には押上げリンク12の支点軸37をスライド案内するリンク溝23が形成されている。下リング体8Bは下リング部20が下枠体2の上端に外嵌され、その状態で下リング部20の前面のビス穴から下枠体2にねじ込んだビス24で下枠体2に固定されている。また上リング体8Aは、そのリング本体14を下リング体8Bの上リング部21に外嵌することにより、化粧壁16が下リング体8Bのガイド枠22の外側を覆っており、この状態で、上リング体8Aは、化粧壁16の外面からガイド枠22に向かってねじ込んだビス25で下リング体8Bに固定されている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
図4に示すように、抱持リング9は、断面C字状のリング本体部28と、リング本体部28の筒周端に連続して突設される一対のブラケット部29とを備えたアルミダイキャスト成型品で形成される。左右のブラケット部29は隙間を介して対向されており、この隙間をカム構造で狭めることにより、リング本体部28の筒壁を上枠体1に密着させて、両者間の摩擦力によって上枠体1を抱持固定する。抱持リング9のリング本体部28は、上リング体8Aの内面に収容されている。したがって、支柱を天井Rと床Fの間に突っ張り固定した状態においては、支柱の外面に露出する部材をロックハンドル11のみとして、支柱の外観体裁をすっきりしたものとできる。
As shown in FIG. 4, the holding
図1、図4、および図5に示すように、ロックハンドル11は、ハンドルベース31と、同ベース31で伸縮自在にスライド案内される伸長ハンドル32とを備える。ハンドルベース31は断面がコ字状の枠体からなり、その上端に形成した一対の連結部33がハンドル支軸10で抱持リング9のブラケット部29に連結されている。六角ボルトからなるハンドル支軸10は、ブラケット部29と連結部33の支軸穴に挿通され、軸端にねじ込んだナット34で固定されている。ハンドルベース31の内面上部に形成した一対のリンク枠35には、押上げリンク12の一端がリンク軸36で連結されており、押上げリンク12の他端は支点軸37を介してガイド枠22のリンク溝23に連結されている。
As shown in FIGS. 1, 4, and 5, the lock handle 11 includes a
図1および図5に示すように、伸長ハンドル32は、ハンドルベース31でスライド案内される内ハンドル体40と、内ハンドル体40の外面を覆うカバー体41とで構成される。内ハンドル体40は左右一対の半割ハンドル体40a・40bで構成されており、一対の半割ハンドル体40a・40bでハンドルベース31を左右から挟持し、この状態で半割ハンドル体40a・40bを3個のビス42で締結することによりハンドルベース31と一体化されている。半割ハンドル体40a・40bの外面の4個所には、内ハンドル体40とカバー体41の相対スライドを規制する係合溝43が形成されており、カバー体41の内面の上下4個所(合計8個所)には、係合溝43と係合する係合リブ44(図8参照)が形成されている。カバー体41は、内ハンドル体40より僅かに長く形成されており、その下端に後述するロックピース57用のスライド溝45が形成されている。カバー体41は内ハンドル体40に外嵌装着されて、図7に示すように各係合リブ44の後端に設けた係合爪46が半割ハンドル体40a・40bに係合することで、内ハンドル体40と一体化されている。
As shown in FIGS. 1 and 5, the extension handle 32 includes an
伸長ハンドル32は、同ハンドル32がハンドルベース31の外面を覆う格納姿勢(図3に示す状態)と、伸長ハンドル32がハンドルベース31の端部からベース外側へ伸出してハンドル長さを増加させる伸長姿勢(図1に示す状態)との間でスライド変位可能である。そのために、ハンドルベース31の左右壁の下部外面に一対のガイドリブ47・47が設けられ、これらのガイドリブ47・47で半割ハンドル体40a・40bの側壁内面に設けたスライドリブ48をスライド案内している(図5参照)。ロックハンドル11は、抱持リング9に設けたハンドル支軸10を中心にして、ハンドルベース31および伸長ハンドル32が抱持リング9の外側方へ突出するロック解除姿勢(図10に示す状態)と、ハンドルベース31および伸長ハンドル32が下枠体2の周面に沿い、かつ上枠体1が抱持リング9で抱持固定されるロック姿勢(図1に示す状態)との間で揺動変位可能である。
The
抱持リング9のブラケット部29とハンドルベース31の連結部33の間には、ロックハンドル11のロック姿勢への揺動操作に伴って、抱持リング9を縮径操作するカム構造が設けられている。カム構造はブラケット部29の外側面に膨出形成した一対の扇形のカム片51と、連結部33の対向面に設けた操作部52とで構成される(図4参照)。ロックハンドル11をロック解除姿勢からロック姿勢に下方揺動させると、平坦な操作部52がカム片51に乗上がり、ブラケット部29の対向間隔を狭めてリング本体部28を上枠体1に密着固定させる。
A cam structure is provided between the
格納姿勢にした状態の伸長ハンドル32が、不必要に伸長姿勢にスライド操作されるのを防ぐために、ロックハンドル11と支点リング8の間には、第1ロック構造55が設けられている。第1ロック構造55は、支点リング8の下部に設けられて前向き(外横向き)に開口するロック凹部56と、ロック凹部56に係脱するロック爪58を備えたロックピース57とを備える(図1、図10参照)。ロックピース57の左右側面にはスライド溝59が凹み形成されており(図5、図6参照)、このスライド溝59を半割ハンドル体40a・40bの下部対向面に設けたガイドリブ60で案内することにより、ロックピース57は、図3に示す係合姿勢と、図6に示す係合解除姿勢との間で前後に往復スライド可能に案内支持されている。図3に示すように、伸長ハンドル32が格納姿勢にある状態で、ロックピース57を係合姿勢に切換えた状態では、ロック爪58がロック凹部56に係合するので、伸長ハンドル32を伸長姿勢にスライド変位させることはできない。また、係合姿勢にあるロックピース57を、図6に示すように前方にスライドさせて係合解除姿勢に切換え操作したときには、ロック爪58がロック凹部56から離脱するので、伸長ハンドル32を下方へスライド操作して、図1に示すような伸長姿勢とすることができる。
A
格納姿勢にした状態の伸長ハンドル32が、不必要にハンドル支軸10の周りに揺動するのを阻止するために、ハンドルベース31と内ハンドル体40の下部間に第2ロック構造62が設けられている。図6に示すように第2ロック構造62は、下リング体8B(支点リング8)の下部に設けられて下向きに開口する第2ロック凹部63と、内ハンドル体40に設けられて第2ロック凹部63に係脱する第2ロック爪64とを備える。
A
伸長ハンドル32を格納姿勢に切換えた状態では、第2ロック爪64が第2ロック凹部63に係合するので、ハンドルベース31および伸長ハンドル32をロック状態に保持して、これら両者31・32がハンドル支軸10を中心にして不用意に揺動するのを規制できる。したがって、体や車椅子の一部が支柱に衝突して、ロックハンドル11に外力が作用するような場合であっても、ハンドルベース31および伸長ハンドル32が、ハンドル支軸10を中心にして下枠2から離れる向きに揺動することを確実に防止できる。また、伸長ハンドル32を伸長姿勢から格納姿勢にスライドするだけで、第2ロック構造62をロック状態に切換えることができ、逆に伸長ハンドル32を格納姿勢から伸長姿勢に向かってスライド操作するだけでロック解除状態に切換えることができるので、より少ない手間で第2ロック構造62をロック状態とロック解除状態との間で切換えることができる。
When the
ハンドルベース31と内ハンドル体40の間には、伸長ハンドル32を格納姿勢と伸長姿勢において係合保持する節度構造66が設けられている。図5に示すように、節度構造66は、ハンドルベース31に設けられる一対の弾性爪68を備えた固定節度体67と、伸長ハンドル32の内面に設けられる上下の可動節度体69a・69bとで構成される。この実施形態では、一対の半割ハンドル体40a・40bの接合面の間に、固定節度体67と内ハンドル体40の相対スライドを許すスライド溝70を形成し、スライド溝70の対向面の上下に可動節度体69a・69bを凹み形成した。伸長ハンドル32が格納姿勢に切換わった状態では、図3に示すように固定節度体67が下側の可動節度体69bに係合し、伸長ハンドル32が伸長姿勢に切換わった状態では、図1に示すように固定節度体67が上側の可動節度体69aと係合する。
A
抱持リング9のブラケット部29とロックハンドル11の間には、ロック解除姿勢に切換えられ、さらに前上向きに押上げられたロックハンドル11を受止めるハンドル保持構造73が設けられている。図4および図5に示すように、ハンドル保持構造73は、ハンドルベース31の上端外面に固定したストッパー枠74と、抱持リング9のブラケット部29の円弧周面に膨出形成した保持突起75とで構成される。ストッパー枠74は断面がコ字状の枠体からなり、その上端にブラケット部29の円弧周面に沿って弾性変形しながら保持突起75を乗越えるストッパー腕76が設けられている。
A
以上のように構成した突っ張り固定型の支柱は、接床体4を床Fに載置して下枠体2を起立させ、この状態で上枠体1を下枠体2に対して上向きにスライド操作し、天井押圧体3を天井Rに対してわずかな隙間を介して正対させる。この状態のロックハンドル11は図2、図10、および図11(a)に示すようにロック解除姿勢に切換えられて、ハンドル保持構造73で位置保持されている。この状態のロックハンドル11を下向きに揺動操作すると、図10に想像線で示すように、押上げリンク12がロックハンドル11に同行してリンク溝23に沿って下降移動し、支点軸37がリンク溝23の下端で受止められる。ロックハンドル11をさらに押下げ操作すると、連結部33に設けた操作部52がカム片51に乗り上がるため、一対のブラケット部29は互いに接近し、リング本体部28が縮径して上枠体1を抱持固定する。この状態では支点軸37がリンク溝23の下端で受け止められているので、ハンドルベース31は押上げリンク12で突っ張り支持され、上枠体1を天井Rに向かって押上げ操作したのち、図11(b)に示すようにロックハンドル11がロック姿勢に切換わる。これにより、上枠体1は押上げリンク12の押上げ反力で押上げ操作され、天井押圧体3が天井Rに密着して支柱全体を床Fと天井Rの間に突っ張り固定する。以後は、図11(c)に示すように、伸長ハンドル32を格納姿勢に戻して第2ロック構造62をロック状態に切換える。さらに、ロックピース57をスライドロック姿勢に切換えて、伸長ハンドル32が伸長姿勢に切換わるのを規制する。なお、突っ張り固定型の支柱の固定位置を変更し、あるいは一時的に取外すような場合には、上記の手順を逆に行うとよい。
The tension-fixing type column configured as described above is constructed by placing the
以上のように本実施形態で説明した突っ張り固定型の支柱によれば、伸長ハンドル32を伸長姿勢にして、ロックハンドル11のハンドル長さを大きくした状態で、ロック機構5をロック状態に切換えられるようにしたので、ロック機構5をより小さな力でロック状態に切換えることができる。また、ロック機構5をロック状態に切換えた状態では、伸長ハンドル32を格納姿勢に戻すことで、ロックハンドル11をコンパクトにまとめた状態で格納して、ロック機構5の外観体裁をすっきりしたものとすることができる。
As described above, according to the tension-fixing type strut described in this embodiment, the
ロックハンドル11と支点リング8の間に、伸長ハンドル32が伸長姿勢に切換わるのを規制する第1ロック構造55を設けたので、伸長ハンドル32が格納姿勢から伸長姿勢に不用意に切換るのを阻止できる。したがって常態においては、使用者が、明確な意図のもとにロックピース57をスライドロック解除姿勢に切換え操作しない限りは、格納姿勢にした伸長ハンドル32が伸長姿勢にスライド操作されることはない。
Since the
ハンドルベース31と内ハンドル体40の下部間に、伸長ハンドル32が揺動するのを阻止する第2ロック構造62を設けたので、支柱の設置後における常態において、ロックハンドル11がロック姿勢からロック解除姿勢に不用意に姿勢変位することを防ぐことができる。
Since the
伸長ハンドル32を格納姿勢と伸長姿勢において係合保持する節度構造66を、ハンドルベース31と内ハンドル体40の間に設けたので、格納姿勢或いは伸長姿勢とした状態において、伸長ハンドル32を位置保持することができ、ロック機構5に外力や振動が作用するような場合でも、伸長ハンドル32が不用意にスライド変位することを防ぐことができる。
Since the
抱持リング9を、断面C字状のリング本体部28と一対のブラケット部29を備えたアルミダイキャスト成型品で形成し、ブラケット部29とロックハンドル11の間に、ロックハンドル11を受止めるハンドル保持構造73を設けたので、下枠体2から上枠体1を抜出して天井押圧体3を天井Rと正対させる準備作業を行う間に、ロックハンドル11をロック解除姿勢にした状態のままで位置保持することができる。したがって、支柱を天井Rと床Fの間に突っ張り固定するための一連の作業を、一人の作業者のみで的確に行うことができる。
The holding
上記実施形態以外に、支点リング8は1個の部品として構成することができる。またロックハンドル11は金属材で形成することができる。
In addition to the embodiments described above, the
1 上枠体
2 下枠体
3 天井押圧体
4 接床体
5 ロック機構
8 支点リング
9 抱持リング
10 ハンドル支軸
11 ロックハンドル
12 押上げリンク
31 ハンドルベース
32 伸長ハンドル
40 内ハンドル体
40a・40b 半割ハンドル体
41 カバー体
55 第1ロック構造
56 ロック凹部
57 ロックピース
58 ロック爪
62 第2ロック構造
63 第2ロック凹部
64 第2ロック爪
66 節度構造
67 固定節度体
68 弾性爪
69a 上側の可動節度体
69b 下側の可動節度体
70 スライド溝
73 ハンドル保持構造
74 ストッパー枠
75 保持突起
76 ストッパー腕
1
Claims (7)
ロック機構(5)は、下枠体(2)の上部に固定される支点リング(8)と、上枠体(1)に外嵌して当該上枠体(1)の中途部を抱持固定する抱持リング(9)と、抱持リング(9)に設けたハンドル支軸(10)で上下揺動可能に支持されるロックハンドル(11)と、支点リング(8)とロックハンドル(11)とを連結する押上げリンク(12)とを備え、
ロックハンドル(11)は、抱持リング(9)にハンドル支軸(10)を介して連結されるハンドルベース(31)と、当該ハンドルベース(31)に対して伸縮可能に構成される伸長ハンドル(32)とを備え、
ロックハンドル(11)は、ハンドル支軸(10)を中心にしてハンドルベース(31)と伸長ハンドル(32)とが抱持リング(9)の外側方へ突出するとともに、抱持リング(9)による上枠体(1)の抱持固定状態を解除するロック解除姿勢と、ハンドルベース(31)と伸長ハンドル(32)とが下枠体(2)の周面に沿うとともに、抱持リング(9)による上枠体(1)の抱持固定状態が確立されるロック姿勢との間で揺動変位可能であり、
伸長ハンドル(32)は、ハンドルベース(31)の外面を覆う格納姿勢と、ハンドルベース(31)の端部から、当該ハンドルベース(31)の伸び方向へ伸出されて、ロックハンドル(11)の長さを増加させる伸長姿勢との間でスライド変位可能に構成されており、伸長ハンドル(32)を伸長姿勢とした状態で、ロックハンドル(11)をロック解除姿勢とロック姿勢との間で切換え操作することができるように構成されていることを特徴とする突っ張り固定型の支柱。 An upper frame body (1) comprising a ceiling pressing body (3) that comes into contact with the ceiling (R), a lower frame body (2) comprising a floor contacting body (4) placed on the floor (F), A locking mechanism that is provided between the upper part of the frame (2) and the middle part of the upper frame (1) and locks and holds the upper frame (1) pulled out from the lower frame (2) so that it cannot move up and down. (5) and
The lock mechanism (5) includes a fulcrum ring (8) fixed to the upper part of the lower frame body (2), and a fulcrum ring (8) that is fitted onto the upper frame body (1) to hold the middle part of the upper frame body (1). A holding ring (9) to be fixed, a lock handle (11) supported in a vertically swingable manner by a handle support shaft (10) provided on the holding ring (9), a fulcrum ring (8) and a lock handle ( 11) and a push-up link (12) for connecting the
The lock handle (11) includes a handle base (31) connected to the holding ring (9) via a handle spindle (10), and an extension handle configured to be extendable and retractable with respect to the handle base (31). (32) and
The lock handle (11) includes a handle base (31) and an extension handle (32) that protrude outward from the holding ring (9) around the handle support shaft (10). The lock release posture releases the holding and fixing state of the upper frame body (1) by the handle base (31) and the extension handle (32) along the circumferential surface of the lower frame body (2), and the holding ring ( 9) can be oscillated between a locked position in which the holding and fixed state of the upper frame body (1) is established;
The extendable handle (32) has a storage position that covers the outer surface of the handle base (31), and a lock handle (11) that is extended from the end of the handle base (31) in the extending direction of the handle base (31). The lock handle (11) is configured to be slidable between an extended position that increases the length of the lock handle (11) and an unlocked position and a locked position with the extended handle (32) in the extended position. A fixed-strut type strut characterized by being configured so that it can be switched.
ロックピース(57)は、ロック爪(58)がロック凹部(56)に係合する係合姿勢と、ロック爪(58)がロック凹部(56)から離脱する係合解除姿勢との間で、ハンドルベース(31)に対して往復スライド可能に案内支持されており、
ロックハンドル(11)が格納姿勢にある状態において、ロックピース(57)を係合姿勢とすることにより、ロック爪(58)をロック凹部(56)に係合させて、伸長ハンドル(32)が格納姿勢から伸長姿勢へ姿勢変位することが規制されるように構成されている、請求項2に記載の突っ張り固定型の支柱。 A first locking structure (55) is provided at the lower part of the fulcrum ring (8) and opens outward and laterally, and at the handle base (31), and is connected to and disengaged from the locking recess (56). a lock piece (57) equipped with a lock claw (58) to
The lock piece (57) is between an engaged position in which the lock claw (58) engages with the lock recess (56) and a disengaged position in which the lock claw (58) disengages from the lock recess (56). It is guided and supported in a reciprocating manner relative to the handle base (31),
When the lock handle (11) is in the retracted position, by setting the lock piece (57) to the engaged position, the lock pawl (58) is engaged with the lock recess (56), and the extension handle (32) is moved. The tension-fixing type strut according to claim 2, which is configured to restrict posture displacement from the retracted posture to the extended posture.
伸長ハンドル(32)を格納姿勢に切り換えたとき、第2ロック爪(64)が第2ロック凹部(63)に係合して、ハンドルベース(31)と伸長ハンドル(32)とがハンドル支軸(10)を中心にして揺動することが規制され、
伸長ハンドル(32)をハンドルベース(31)に沿って格納姿勢から伸長姿勢へ下降操作することで、第2ロック爪(64)が第2ロック凹部(63)から離脱して、ハンドルベース(31)と伸長ハンドル(32)とがハンドル支軸(10)を中心にして揺動可能となる請求項4に記載の突っ張り固定型の支柱。 A second lock structure (62) is provided in a second lock recess (63) provided in the lower part of the fulcrum ring (8) and opens downward, and in a second lock recess (63) provided in the extension handle (32). A second lock claw (64) that engages and disengages,
When the extendable handle (32) is switched to the retracted position, the second lock claw (64) engages with the second lock recess (63), and the handle base (31) and extendable handle (32) are connected to the handle support shaft. Swinging around (10) is regulated,
By lowering the extendable handle (32) along the handle base (31) from the retracted position to the extended position, the second lock pawl (64) separates from the second lock recess (63), and the handle base (31) ) and the extension handle (32) are swingable about the handle support shaft (10).
節度構造(66)が、ハンドルベース(31)に設けられる一対の弾性爪(68)を備えた固定節度体(67)と、伸長ハンドル(32)の内面に設けられる上下の可動節度体(69a・69b)とで構成されており、
伸長ハンドル(32)が格納姿勢に切換えられた状態では、固定節度体(67)が下側の可動節度体(69b)と係合しており、伸長ハンドル(32)が伸長姿勢に切換えられた状態では、固定節度体(67)が上側の可動節度体(69a)と係合するように構成されている請求項1から5のいずれかひとつに記載の突っ張り固定型の支柱。 A moderation structure (66) is provided between the handle base (31) and the extendable handle (32) to engage and hold the extendable handle (32) in each of the retracted position and the extended position,
The moderation structure (66) includes a fixed moderation body (67) provided with a pair of elastic claws (68) provided on the handle base (31), and an upper and lower movable moderation body (69a) provided on the inner surface of the extension handle (32).・69b)
When the extension handle (32) is switched to the retracted position, the fixed moderation body (67) is engaged with the lower movable moderation body (69b), and the extension handle (32) is switched to the extension position. A strut according to any one of claims 1 to 5, in which the fixed detent body (67) is arranged to engage with the upper movable detent body (69a).
抱持リング(9)のブラケット部(29)とロックハンドル(11)の間に、ロック解除姿勢に切換えられたロックハンドル(11)を受け止めるハンドル保持構造(73)が設けられており、
ハンドル保持構造(73)が、ハンドルベース(31)の上端外面に固定したストッパー枠(74)と、抱持リング(9)のブラケット部(29)の円弧周面に膨出形成した保持突起(75)とで構成されており、
ストッパー枠(74)に、ブラケット部(29)の円弧周面に沿って弾性変形しながら保持突起(75)を乗越えるストッパー腕(76)が設けられている、請求項1から6のいずれかひとつに記載の突っ張り固定型の支柱。 The holding ring (9) includes a ring main body (28) having a C-shaped cross section and a pair of bracket parts (29) continuously protruding from the cylindrical peripheral end of the ring main body (28). It is made of aluminum die-cast molded product,
A handle holding structure (73) is provided between the bracket part (29) of the holding ring (9) and the lock handle (11), and the handle holding structure (73) receives the lock handle (11) switched to the unlocked position.
The handle holding structure (73) includes a stopper frame (74) fixed to the outer surface of the upper end of the handle base (31), and a holding protrusion (74) formed protrudingly on the arc circumferential surface of the bracket part (29) of the holding ring (9). 75).
Any one of claims 1 to 6, wherein the stopper frame (74) is provided with a stopper arm (76) that rides over the holding protrusion (75) while being elastically deformed along the arc circumferential surface of the bracket part (29). One of the tension-fixed supports mentioned above.
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