JP7453644B2 - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents
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Description
企業において業務が円滑に遂行されるためには、従業員の能力が十分に発揮されることが望ましい。実際には、職場において従業員の能力が十分に発揮されているとは限らない。例えば、従業員と上司との間にコミュニケーションギャップが存在すると、お互いの意図を汲み取れずに行き違いが生じることがある。また、従業員のやる気に影響することがある。
例えば、6か月のサービス期間が設定され、メンターは1月に1回従業員から聞き取りと相談を行う。この聞き取りと相談は、電話による対話で行われる。サービス期間中、従業員に対して同じメンターが対応するものとする。
従業員が外部のメンターに、現状を伝え、悩みを打ち明けるためには、信頼関係が重要である。メンターは、サービス期間に行われる6回の対話で担当する従業員と信頼関係を築き、本心を聞き出すように努める。この場合、従業員とメンターの相性が重要になる。メンターの人間性によって、信頼を感じやすい場合と信頼を感じにくい場合がある。信頼を感じにくいタイプのメンターが担当になると、従業員が心を開くことなくサービス期間を終えることになるかも知れない。したがって、コンサルティング会社としては、所属するメンターのうち、どのメンターを各従業員に割り当てるかが重要になる。
本実施形態では、人工知能を活用して、従業員の属性情報(以下、従業員属性情報ということがある。)とメンターの属性情報(以下、メンター属性情報ということがある。)に応じて適性の高い組み合わせを割り出すようにする。つまり、従業員とメンターとの対話の実績に基づいて、従業員とメンターの相性を判断する学習モデルを生成する。この例では、従業員属性情報とメンター属性情報を入力変数とし、従業員とメンターとの対話に関する評価値を出力変数とする学習モデルを想定する。ここでいう「評価値」とは、対話サービスに対する従業員の満足度を示す数値である。以下、実際の対話の結果に基づいて従業員が自己申告する評価値を「実績評価値」、対話の前に後述の方法により学習モデルが予測する評価値を「予測評価値」とよぶ。また、特に区別しないときには単に「評価値」とよぶ。対話前の従業員とメンターの組み合わせに対して学習モデルから高い予測評価値が出力されれば、その従業員とメンターによる対話は好結果になると予想される。また、対話前の従業員とメンターの組み合わせに対する予測評価値が低いときには、この2人の組み合わせによる対話は避けた方がよいと判断できる。
従業員属性情報として、従業員のプロフィールと従業員の特性とを用いる。従業員のプロフィールは、企業から提供される年齢、性別や職歴など従業員の社会的属性を示すデータである。従業員の特性は、従業員に対する意識アンケートによって判定される。そのため、コンサルティング会社は、メンターの割り当てを行う前に各従業員に対して意識アンケートを行う。コンサルティング会社は、そのアンケート結果に基づいて、従業員の特性を判定する。従業員の特性項目は、たとえば健康度、幸福感、適応度、貢献感、成長性、プレッシャー感および惰性感である。従業員の特性はアンケートによって得られる従業員の身体的・心理的傾向を示すデータである。さまざまな質問項目から健康度等のパラメータを算出するためのアンケートは、既知のアンケート手法を応用すればよい。たとえば、
このような意識アンケートとして、世界保健機関などの公的機関や大学などがさまざまなアンケート手法を公開している。
上述したように、学習モデルに関わる処理は、学習フェーズと適用フェーズに大別される。S10(準備フェーズ)およびS12(生成フェーズ)が学習フェーズに対応し、S14からS18までが適用フェーズに対応する。教師データの準備フェーズでは、上述した教師データを準備する(S10)。学習モデルの生成フェーズでは、教師データを用いて学習エンジンに学習モデルを生成させる(S12)。ここまでが、学習エンジンを生成する準備段階である。
自然言語処理装置100の各構成要素は、CPU(Central Processing Unit)および各種コプロセッサなどの演算器、メモリやストレージといった記憶装置、それらを連結する通信線を含むハードウェアと、記憶装置に格納され、演算器に処理命令を供給するソフトウェアによって実現される。コンピュータプログラムは、デバイスドライバ、オペレーティングシステム、それらの上位層に位置する各種アプリケーションプログラム、また、これらのプログラムに共通機能を提供するライブラリによって構成されてもよい。以下に説明する各ブロックは、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
インターフェース処理部102は、キーボードやマウスなどを介してユーザからの操作を受け付けるほか、画像表示や音声出力など、ユーザインターフェースに関する処理を担当する。インターフェース処理部102は、さらにネットワークを介する通信や記憶媒体に関するインターフェース処理を担当してもよい。データ処理部104は、インターフェース処理部102により取得されたデータ、データ格納部106に格納されているデータに基づいて各種処理を実行する。データ処理部104は、インターフェース処理部102およびデータ格納部106のインターフェースとしても機能する。データ格納部106は各種データを格納する。
入力部110は、メンター属性情報取得部112、従業員属性情報取得部114、予定受付部116および報告受付部118を含む。メンター属性情報取得部112は、メンター属性情報を取得する。従業員属性情報取得部114は、従業員属性情報を取得する。予定受付部116は、メンターと従業員の対話の予定を受け付ける。報告受付部118は、従業員から対話の報告を受け付ける。
教師データ生成部140は、教師データを生成する。学習モデル生成部142は、学習エンジン144を用いて学習モデルを生成する。学習モデルの種類は任意であるが、たとえば決定木やニューラルネットワークである。学習モデルが決定木であれば、入力変数である従業員属性情報およびメンター属性情報の各指標が分岐条件として用いられる木構造の判断手順が生成される。木構造の末端には、出力変数である実績評価値が設定される。決定木を利用する場合には、適用データとして用意された入力変数の従業員属性情報およびメンター属性情報の各指標に従って分岐条件の判断を繰り返して末端まで辿れば、出力変数として予測評価値が得られる。また、学習モデルがニューラルネットワークであれば、入力変数である従業員属性情報およびメンター属性情報の各指標に対応する入力ノードと、出力変数である実績評価値に対応する出力ノードと、中間ノードとを備えたニューラルネットワークを使って、ノード間の連結の強さを示す重みデータを生成する。ニューラルネットワークを利用する場合には、適用データとして用意された入力変数の従業員属性情報およびメンター属性情報の各指標の値を、その指標に対応する入力ノードに設定して、重みデータに基づいて出力ノードで得られる予測評価値を求めることになる。
メンター属性情報記憶部160は、コンサルティング会社に所属するメンターの属性情報を記憶する。メンター属性情報記憶部160の詳細については、図3に関連して後述する。従業員属性情報記憶部162は、コンサルティングサービスを利用する企業の従業員の属性情報を記憶する。従業員属性情報記憶部162の詳細については、図4に関連して後述する。対話管理情報記憶部164は、対話を管理する情報を記憶する。対話管理情報記憶部164の詳細については、図5に関連して後述する。教師データ記憶部166は、教師データを記憶する。教師データ記憶部166の詳細については、図6に関連して後述する。学習モデル記憶部168は、学習モデルを記憶する。予測評価値情報記憶部170は、予測評価値の情報を記憶する。予測評価値情報記憶部170の詳細については、図12に関連して後述する。推薦リスト記憶部172は、推薦リストを記憶する。
コンサルタント会社に所属するメンター毎にレコードが設けられる。レコードには、メンターIDに対応づけて、健康度、幸福感、適応度、貢献感、成長性、プレッシャー感、惰性感、年齢および性別などの属性値が設定される。第1レコードは、メンターIDのM001で識別されるメンターの健康度のレベルが58であり、幸福感のレベルが65であり、適応度のレベルが53であり、貢献感のレベルが58であり、成長性のレベルが53であり、プレッシャー感のレベルが47であり、さらに惰性感のレベルが43であることを示している。また、このメンターの年齢は、38歳であり、性別は、女性であることを示している。
コンサルタントサービスを利用する企業の従業員毎にレコードが設けられる。レコードには、従業員IDに対応づけて、健康度、幸福感、適応度、貢献感、成長性、プレッシャー感、惰性感、年齢および性別などの属性値が設定される。第1レコードは、従業員IDのE001で識別される従業員の健康度のレベルが50であり、幸福感のレベルが53であり、適応度のレベルが47であり、貢献感のレベルが53であり、成長性のレベルが47であり、プレッシャー感のレベルが50であり、さらに惰性感のレベルが47であることを示している。また、この従業員の年齢は、33歳であり、性別は、男性であることを示している。
実施された対話毎にレコードが設けられる。レコードには、従業員IDとメンターIDの組み合わせに対応づけて、対話日時と評価値が設定される。第1レコードは、従業員IDのE001で識別される従業員とメンターIDのM003で識別されるメンターの対話が、2019年4月2日の8:30から9:00の間に行われ、従業員がその対話をレベル7と評価したことを示している。
実施された対話毎に、レコードが設けられる。レコードには、実際に対話した従業員とメンターそれぞれの従業員属性情報とメンター属性情報、実績評価値が設定される。1つのレコードは、教師データにおける1つのサンプルに相当する。図6の第1レコードは、図5の第1レコードに示した対話実績に関する。図6の第1レコードに設定されている従業員属性情報は、図5の第1レコードに示した従業員IDがE001である従業員に関する。図6の第1レコードに設定されているメンター属性情報は、図5の第1レコードに示したメンターIDがM003であるメンターに関する。図6の第1レコードに設定されている評価値は、図5の第1レコードを同じである。
図7に示す処理は学習モデルの生成前であるため、従業員に対するメンターの割り当ては、コンサルティング会社の管理者が行うものとする。メンター属性情報取得部112は、コンサルティング会社が保持するメンター属性情報を取得し、メンター属性情報記憶部160に記憶する(S20)。メンター属性情報取得部112は、たとえばコンサルティング会社の端末から送信されたメンター属性情報を受信する。
学習モデル生成部142は、教師データ記憶部166に記憶されている教師データを入力して、学習エンジン144による学習処理を起動する(S40)。学習エンジン144は学習処理を実行し、学習モデルを生成する(S42)。学習モデルは、学習モデル記憶部168に記憶される。
コンサルティング会社に新たなメンターが加わった場合には、メンター属性情報取得部112は、新たなメンターの属性情報を取得し、メンター属性情報記憶部160に記憶する(S50)。つまり、随時メンター属性情報は更新される。
別の会社の従業員とも区別できるように、一意の従業員IDを用いる。データの構成は、上述のとおりである。
予測評価値算出部146は、従業員とメンターの組み合わせを1つずつ特定する(S60)。具体的には、予測評価値算出部146は、各従業員に対して順次すべてのメンターを組み合わせる。
この例は、最初に従業員IDがE101である従業員に対して順次すべてのメンターを組み合わせて各予測評価値を求め、次に従業員IDがE102である従業員に対して順次すべてのメンターを組み合わせて各予測評価値を求め、さらに従業員IDがE103である従業員に対して順次すべてのメンターを組み合わせて各予測評価値を求めたことを示している。
推薦メンター選定部150は、従業員IDを1つずつ特定する(S70)。推薦メンター選定部150は、予測評価値情報記憶部170においてその従業員IDを含むレコードを対象として、予測評価値をキーとしてソートを行い、予測評価値の降順にレコードを並びかえる(S72)。推薦メンター選定部150は、上位から所定数のレコードに設定されているメンターIDによって、推薦するメンターを決定する。所定数が3であれば、予測評価値が上位3名のメンターが推薦される。推薦するメンターのメンターIDが、従業員IDに対応づけて推薦リスト記憶部172に記憶される(S74)。
メンターが担当する従業員の数に上限を定めている場合に、優先度の高い従業員から順にメンターを割り当てるようにしてもよい。たとえば、新入社員や多忙な従業員など配慮を要する者の優先度を高くしてもよい。図9のS52において、従業員属性情報取得部114は、各従業員の優先順位を示すデータを取得し、従業員属性情報記憶部162に記憶する。従業員の優先順位を示すデータは、従業員IDを優先度の高い順番に並べたデータであってもよい。
推薦メンター選定部150は、優先順位に従って、従業員IDを1つずつ特定する(S80)。推薦メンター選定部150は、上述のとおり、予測評価値情報記憶部170においてその従業員IDを含むレコードを対象として、予測評価値をキーとしてソートを行い、予測評価値の降順にレコードを並びかえる(S82)。推薦メンター選定部150は、上位から順にメンターIDを1つ特定する(S84)。推薦メンター選定部150は、メンターIDに対応する担当人数が担当上限数に達しているか否かを判定する(S86)。メンターIDに対応する担当人数が担当上限数に達している場合には、S84に戻って次のメンターIDを特定して、同様の処理を繰り返す。メンターIDに対応する担当人数が担当上限数に達していない場合には、推薦メンター選定部150は、対象の従業員IDにそのメンターIDを割り当てる(S88)。推薦メンター選定部150は、従業員IDとメンターIDの組み合わせを推薦リスト記憶部172に記憶する。
従業員が対話の希望日時を指定する場合に、希望日時に応対可能なメンターを推薦する例について説明する。この例では、入力部110に従業員スケジュール取得部(図示せず)を設け、データ格納部106に従業員スケジュール記憶部(図示せず)を設ける。図9のS52において、従業員スケジュール取得部は、従業員が対話の希望日時を指定するスケジュールを取得し、従業員スケジュール記憶部に記憶する。変形例1と同様に、従業員属性情報取得部114は、従業員の優先順位を示すデータ、例えば従業員IDを優先度の高い順番に並べたデータを取得し、従業員属性情報記憶部162に記憶する。
S100からS104の処理については、図14のS80からS84と同様である。推薦メンター選定部150は、S100で特定した従業員IDのスケジュールにおいて希望日時が指定されている場合には、S104で特定したメンターIDに対応するスケジュールにおいて対応可能であるか否かを判定する。つまり、希望日時においてメンターのスケジュールが空いているか否かを判定する(S106)。メンターのスケジュールが空いてない場合には、S104に戻って次のメンターIDを特定して、同様の処理を繰り返す。メンターのスケジュールが空いている場合には、推薦メンター選定部150は、対象の従業員IDにそのメンターIDを割り当てる(S108)。推薦メンター選定部150は、従業員IDとメンターIDの組み合わせを推薦リスト記憶部172に記憶する。S110およびS112の処理については、図14のS90およびS92と同様である。
メンターの推薦フェーズにおける処理過程に関して、従業員からの問い合わせに応じてメンターを推薦してもよい。たとえば、従業員自身がメンターを決めるように運用する場合には、従業員が自身との相性が良さそうなメンターを数人推薦してもらい、推薦されたメンターの中から気に入ったメンターを選ぶことが考えられる。
問い合わせ受付部は、従業員の端末からメンター紹介の問い合わせを受け付けて、従業員IDを特定する(S120)。メンター紹介の問い合わせに従業員IDが付加されている場合には、問い合わせ受付部は、メンター紹介の問い合わせから従業員IDを得る。端末IDと従業員IDの対応関係が定まっている場合に、問い合わせ受付部は、問い合わせ元の端末のIDに対応する従業員IDを特定してもよい。
従業員からの問い合わせに応じてメンターを推薦する場合に、担当する従業員の数が上限を超えているメンターを推薦対象から除くようにしてもよい。
変形例3の場合と同様に、問い合わせ受付部は、従業員の端末からメンター紹介の問い合わせを受け付けて、従業員IDを特定する(S130)。さらに変形例3の場合と同様に、推薦メンター選定部150は、予測評価値をキーとして、メンターの順をソートする(S132)。
従業員からの問い合わせに応じてメンターを推薦する場合に、スケジュールが合わないメンターを推薦対象から除くようにしてもよい。
S150からS154の処理については、図17のS130からS134と同様である。推薦メンター選定部150は、S150における問い合わせ元の従業員の希望日時が指定されている場合には、S154で特定したメンターIDに対応するスケジュールにおいて対応可能であるか否かを判定する。つまり、希望日時においてメンターのスケジュールが空いているか否かを判定する(S156)。メンターのスケジュールが空いてない場合には、S154に戻って次のメンターIDを特定して、同様の処理を繰り返す。メンターのスケジュールが空いている場合には、メンター情報出力部は、S154で特定したメンターIDに基づいて、問い合わせ元の従業員に対して推薦するメンターの情報を出力する(S158)。S160の処理については、図17のS140と同様である。
学習モデルの入力変数に、従業員が所属するグループ(たとえば、課や部署などの組織あるいは職種など)の属性情報を含めてもよい。この例では、従業員が所属するグループのメンバー全員の特性(健康度、幸福感、適応度、貢献感、成長性、プレッシャー感、惰性感など)の平均値をグループの特性とする。グループの特性は、グループの属性情報として用いられる。平均値以外の代表値(中央値や最頻値)をグループの特性としてもよい。
学習モデル生成部142が学習エンジン144を備える例を示したが、学習モデル生成部142は外部の学習エンジン144を用いてもよい。たとえば情報処理装置100が接続しているLAN(Local Area Network)に属するサーバが学習エンジン144を有する場合に、学習モデル生成部142はそのサーバの学習エンジン144を利用してもよい。あるいは、WEBサーバが学習エンジン144を有する場合に、学習モデル生成部142はWEBサーバの学習エンジン144を利用してもよい。
Claims (5)
- 対話サービスを提供可能な応対者の属性情報を取得する第1取得部と、
前記応対者との前記対話サービスを利用した第1利用者の属性情報と、前記第1利用者が所属するグループの属性情報とを取得する第2取得部と、
前記応対者が前記第1利用者へ提供した前記対話サービスの実績としての評価値である実績評価値を取得する第3取得部と、
前記第1利用者の前記属性情報と、前記第1利用者が所属する前記グループの前記属性情報と、前記応対者の前記属性情報とを入力変数とし、前記実績評価値を出力変数とする学習モデルを生成させる学習モデル生成部と、
前記対話サービスを利用予定の第2利用者の属性情報と、前記第2利用者が所属するグループの属性情報と、前記応対者の前記属性情報とを前記学習モデルの入力変数とすることにより、前記第2利用者と前記応対者との対話サービスに関して予測される評価値として予測評価値を算出する予測評価値算出部と、を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記第1利用者が所属する前記グループの前記属性情報は、前記第1利用者が所属する前記グループに属するメンバーの属性情報に基づき、
前記第2利用者が所属する前記グループの前記属性情報は、前記第2利用者が所属する前記グループに属するメンバーの属性情報に基づくことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第2利用者のスケジュールを取得する第4取得部と、
前記対話サービスを提供可能な応対候補者のスケジュールを取得する第5取得部と、
前記第2利用者および複数の応対候補者それぞれについての前記予測評価値と、前記第2利用者および前記複数の応対候補者の前記スケジュールに基づいて、前記複数の応対候補者から応対者を選定する応対者選定部と、を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 対話サービスを提供可能な第2応対者の属性情報を取得する第1取得部と、
前記対話サービスを利用予定の第2利用者の属性情報と、前記第2利用者が所属するグループの属性情報とを取得する第2取得部と、
前記対話サービスを利用した第1利用者の属性情報と、前記第1利用者が所属するグループの属性情報と、前記第1利用者に対話サービスを提供した第1応対者の属性情報とを入力変数とし、前記第1応対者が前記第1利用者へ提供した前記対話サービスの実績としての評価値である実績評価値を出力変数として生成された学習モデルに、前記第2利用者の前記属性情報と、前記第2利用者が所属する前記グループの前記属性情報と、前記第2応対者の前記属性情報とを入力し、前記第2利用者と前記第2応対者との対話サービスに関して予測される評価値として予測評価値を算出する予測評価値算出部と、を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 対話サービスを提供可能な応対者の属性情報を取得する機能と、
前記応対者との前記対話サービスを利用した第1利用者の属性情報と、前記第1利用者が所属するグループの属性情報とを取得する機能と、
前記応対者が前記第1利用者へ提供した前記対話サービスの実績としての評価値である実績評価値を取得する機能と、
前記第1利用者の前記属性情報と、前記第1利用者が所属する前記グループの前記属性情報と、前記応対者の前記属性情報とを入力変数とし、前記実績評価値を出力変数とする学習モデルを生成させる機能と、
前記対話サービスを利用予定の第2利用者の属性情報と、前記第2利用者が所属するグループの属性情報と、前記応対者の前記属性情報とを前記学習モデルの入力変数とすることにより、前記第2利用者と前記応対者との対話サービスに関して予測される評価値として予測評価値を算出する機能と、をコンピュータに発揮させることを特徴とするプログラム。
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