JP7453470B2 - 3次元再構成及び関連インタラクション、測定方法及び関連装置、機器 - Google Patents

3次元再構成及び関連インタラクション、測定方法及び関連装置、機器 Download PDF

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Description

(関連出願への相互参照)
本開示は、出願番号が202110031502.0であり、出願日が2021年1月11日であり、出願名称が「3次元再構成及び関連インタラクション、測定方法及び関連装置、機器」である中国特許出願に基づいて提出され、当該中国特許出願の優先権を主張し、当該中国特許の全ての内容がここで参照により本開示に組み込まれる。
本開示は、コンピュータビジョン技術分野に関し、特に3次元再構成及び関連インタラクション、測定方法及び関連装置、機器に関する。
情報技術の発展及び電子技術のレベルの向上に伴い、人々は、携帯電話、タブレットコンピュータなどの、撮影デバイスが統合された移動端末を使用して、実際のシーンにおける物体を3次元で再構成する傾向が高くなり、したがって、3次元再構成によって得られた3次元モデルを使用して、移動端末で拡張現実(AR:Augmented Reality)、ゲームなどのアプリケーションを実現する。
しかしながら、撮影デバイスが実際のシーンにおける物体をスキャンして撮影する場合、撮影デバイスから取得された画像に異なる程度のノイズがあり、現在の主流のカメラポーズパラメータソルビング方法では、幾つかの誤差が生じることが避けられず、誤差がスキャン及び撮影の進行につれて累積し続けるため、3次元モデルの効果に影響を与え、また、3次元再構成プロセス全体において、スキャン及び撮影の視野範囲の拡大につれて、新しく撮影された画像が継続的に組み込まれ、計算負荷も徐々に増大する。これに鑑み、どのように3次元再構成の効果を高め、3次元再構成のための計算負荷を軽減するかは、解決すべき緊急の問題になる。
本開示は、3次元再構成方法及び関連装置、機器を提供する。
本開示の第1の態様による3次元再構成方法は、撮影デバイスが再構成待ち目標をスキャンすることにより得られた複数のフレームの処理待ち画像を取得することと、各フレームの処理待ち画像と撮影デバイスのキャリブレーションパラメータを使用して、各フレームの処理待ち画像の再構成待ち目標に属する目標画素点及びそのカメラポーズパラメータを決定することと、所定の分割ポリ―シに従って、各フレームの処理待ち画像の画像データを対応するデータセットに順次分割することであって、画像データが少なくとも目標画素点を含むことと、各データセットの画像データ、及び時系列がその前に配置されているデータセットの画像データとポーズ最適化パラメータを順次使用して、各データセットのポーズ最適化パラメータを決定することと、各データセットのポーズ最適化パラメータを使用して、データセットに含まれる画像データが属する処理待ち画像のカメラポーズパラメータを調整することと、所定の3次元再構成方式及び処理待ち画像の調整後のカメラポーズパラメータを使用して、処理待ち画像の画像データに対して再構成処理を実行して、再構成待ち目標の3次元モデルを取得することと、を含む。
したがって、撮影デバイスが再構成待ち目標をスキャンすることにより得られた処理待ち画像と撮影デバイスのキャリブレーションパラメータにより、各フレームの処理待ち画像の再構成待ち目標に属する目標画素点及びそのカメラポーズパラメータを決定し、所定の分割ポリシーに従って、各フレームの処理待ち画像の画像データを対応するデータセットに順次分割し、それによって各データセットの画像データ、及び時系列がその前に配置されているデータセットの画像データとポーズ最適化パラメータを順次使用して、各データセットのポーズ最適化パラメータを決定し、さらに各データセットのポーズ最適化パラメータがその前にあるデータセットのポーズパラメータに基づいて決定されてもよく、したがって、各データセットのポーズ最適化パラメータを使用して、データセットに含まれる画像データの属する処理待ち画像のカメラポーズパラメータを調整する場合、スキャンプロセスに累積されたカメラポーズパラメータの誤差をなくすことに役立つため、所定の3次元再構成方式と処理待ち画像の調整後のカメラポーズパラメータを使用して、処理待ち画像の画像データに対して再構成処理を実行して、得られた再構成待ち目標の3次元モデルの効果が効果的に高まり、かつデータセットを単位としてカメラポーズパラメータの誤差をなくすことにより、計算量を減らすことができ、それによって計算負荷を軽減することに役立つ。
本開示の第2の態様による3次元再構成に基づくインタラクション方法は、再構成待ち目標の3次元モデルを取得することであって、3次元モデルが第1の態様における3次元再構成方法によって得られることと、所定の視覚慣性ナビゲーション方式により、撮影デバイスが配置されているシーンの3次元地図を構築し、3次元地図における撮影デバイスの現在のポーズ情報を取得することと、ポーズ情報に基づいて、撮影デバイスによって現在撮影されているシーン画像に3次元モデルを表示することと、を含む。
したがって、シーンの3次元地図における撮影デバイスのポーズ情報に基づいて、再構成待ち目標の3次元モデルを現在の撮影されているシーン画像に表示することにより、仮想物体と実際のシーンとの幾何学的整合性の融合を実現することができ、且つ3次元モデルが上記第1の態様における3次元再構成方法によって得られるため、3次元再構成の効果を高め、さらに仮想と現実との幾何学的整合性の融合効果を高めることができ、これは、ユーザ体験を向上させることに役立つ。
本開示の第3の態様による3次元再構成に基づく測定方法は、再構成待ち目標の3次元モデルを取得することであって、3次元モデルが上記第1の態様における3次元再構成方法によって得られることと、ユーザが3次元モデルで設定した複数の測定ポイントを受信することと、複数の測定ポイントの間の距離を取得し、再構成待ち目標上の複数の測定ポイントに対応する位置の間の距離を取得することと、を含む。
したがって、ユーザが3次元モデルで設定した複数の測定ポイントを受信することにより、複数の測定ポイントの間の距離を取得し、さらに再構成待ち目標上の複数の測定ポイントに対応する位置の間の距離を取得して、それによって実際のシーンにおける物体の測定ニーズを満たすことができ、且つ3次元モデルが上記第1の態様における3次元再構成方法により得られるため、3次元再構成の効果を高め、さらに測定の精度を向上させることができる。
本開示の第4態様による3次元再構成装置は、画像取得モジュール、第1の決定モジュール、データ分割モジュール、第2の決定モジュール、パラメータ調整モジュール及びモデル再構成モジュールを備え、画像取得モジュールは、撮影デバイスが再構成待ち目標をスキャンすることにより得られた複数のフレームの処理待ち画像を取得するように構成され、第1の決定モジュールは、各フレームの処理待ち画像と撮影デバイスのキャリブレーションパラメータを使用して、各フレームの処理待ち画像の再構成待ち目標に属する目標画素点及びそのカメラポーズパラメータを決定するように構成され、データ分割モジュールは、所定の分割ポリ―シに従って、各フレームの処理待ち画像の画像データを対応するデータセットに順次分割するように構成され、画像データが少なくとも目標画素点を含み、第2の決定モジュールは、各データセットの画像データ、及び時系列がその前に配置されているデータセットの画像データとポーズ最適化パラメータを順次使用して、各データセットのポーズ最適化パラメータを決定するように構成され、パラメータ調整モジュールは、各データセットのポーズ最適化パラメータを使用して、データセットに含まれる画像データの属する処理待ち画像のカメラポーズパラメータを調整するように構成され、モデル再構成モジュールは、所定の3次元再構成方式及び処理待ち画像の調整後のカメラポーズパラメータを使用して、処理待ち画像の画像データに対して再構成処理を実行して、再構成待ち目標の3次元モデルを取得するように構成される。
本開示の第5態様による3次元再構成に基づくインタラクション装置は、モデル取得モジュール、マッピング及び位置決めモジュール及び表示インタラクションモジュールを備え、モデル取得モジュールは、再構成待ち目標の3次元モデルを取得するように構成され、3次元モデルが上記第4態様における3次元再構成方法によって得られ、マッピング及び位置決めモジュールは、所定の視覚慣性ナビゲーション方式により、撮影デバイスが配置されているシーンの3次元地図を構築し、3次元地図における撮影デバイスの現在のポーズ情報を取得するように構成され、表示インタラクションモジュールは、ポーズ情報に基づいて、撮影デバイスによって現在撮影されているシーン画像に3次元モデルを表示するように構成される。
本開示の第6態様による3次元再構成に基づく測定装置は、モデル取得モジュール、表示インタラクションモジュール及び距離取得モジュールを備え、モデル取得モジュールは、再構成待ち目標の3次元モデルを取得するように構成され、3次元モデルが上記第4態様における3次元再構成装置により得られ、表示インタラクションモジュールは、ユーザが3次元モデルで設定した複数の測定ポイントを受信するように構成され、距離取得モジュールは、複数の測定ポイントの間の距離を取得し、再構成待ち目標上の複数の測定ポイントに対応する位置の間の距離を取得するように構成される。
本開示の第7態様による電子機器は、互いに結合されたメモリとプロセッサを備え、プロセッサは、上記第1の態様における3次元再構成方法を実現し、又は上記第2の態様における3次元再構成に基づくインタラクション方法を実現し、又は上記第3の態様における3次元再構成に基づく測定方法を実現するために、メモリに記憶されたプログラム命令を実行するように構成される。
本開示の第8態様によるコンピュータ可読記憶媒体は、プログラム命令を記憶し、プログラム命令がプロセッサに実行されると上記第1の態様における3次元再構成方法を実現し、又は上記第2の態様における3次元再構成に基づくインタラクション方法を実現し、又は上記第3の態様における3次元再構成に基づく測定方法を実現する。
本開示の第9態様によるコンピュータプログラムは、コンピュータ可読コードを含み、前記コンピュータ可読コードが電子機器で動作し、電子機器のプロセッサに実行される場合、上記第1の態様における3次元再構成方法を実現し、又は上記第2の態様における3次元再構成に基づくインタラクション方法を実現し、又は上記第3の態様における3次元再構成に基づく測定方法を実現する。
本開示の第10の態様によるコンピュータプログラム製品は、コンピュータで動作する場合、コンピュータに、上記第1の態様における3次元再構成方法を実行させ、又は上記第2の態様における3次元再構成に基づくインタラクション方法を実行させ、又は上記第3の態様における3次元再構成に基づく測定方法を実行させる。
上記解決策では、各データセットのポーズ最適化パラメータがその前にあるデータセットのポーズパラメータに基づいて決定されてもよく、したがって、各データセットのポーズ最適化パラメータを使用して、データセットに含まれる画像データの属する処理待ち画像のカメラポーズパラメータを調整する場合、スキャンプロセスに累積されたカメラポーズパラメータの誤差をなくすことに役立つため、所定の3次元再構成方式と処理待ち画像の調整後のカメラポーズパラメータを使用して、処理待ち画像の画像データに対して再構成処理を実行して、得られた再構成待ち目標の3次元モデルの効果が効果的に高まり、かつデータセットを単位としてカメラポーズパラメータの誤差をなくすことにより、計算量を減らすことができ、これは計算負荷を軽減することに役立つ。
例えば、本願は以下の項目を提供する。
(項目1)
3次元再構成方法であって、
撮影デバイスが再構成待ち目標をスキャンすることにより得られた複数のフレームの処理待ち画像を取得することと、
前記処理待ち画像の各フレームと前記撮影デバイスのキャリブレーションパラメータを使用して、前記再構成待ち目標に属する前記処理待ち画像の各フレームの目標画素点及びそのカメラポーズパラメータを決定することと、
所定の分割ポリシーに従って、前記処理待ち画像の各フレームの画像データを対応するデータセットに順次分割することであって、前記画像データは少なくとも、前記目標画素点を含むことと、
各前記データセットの画像データ、及び時系列がその前に配置されているデータセットの画像データとポーズ最適化パラメータを順次使用して、各前記データセットのポーズ最適化パラメータを決定することと、
各前記データセットのポーズ最適化パラメータを使用して、前記データセットに含まれる画像データの属する前記処理待ち画像のカメラポーズパラメータを調整することと、
所定の3次元再構成方式及び前記処理待ち画像の調整後のカメラポーズパラメータを使用して、前記処理待ち画像の画像データに対して再構成処理を実行して、前記再構成待ち目標の3次元モデルを取得することと、を含む、3次元再構成方法。
(項目2)
前記各前記データセットの画像データ、及び時系列がその前に配置されているデータセットの画像データとポーズ最適化パラメータを順次使用して、各前記データセットのポーズ最適化パラメータを決定することは、
各前記データセットを現在のデータセットとして順次使用し、時系列が前記現在のデータセットの前に配置されている少なくとも1つのデータセットを候補データセットとして選択することと、
前記現在のデータセットの画像データと前記候補データセットの画像データを使用して、前記現在のデータセットと前記候補データセットとの空間変換パラメータを決定することと、
少なくとも前記候補データセットのポーズ最適化パラメータ、及び前記現在のデータセットと前記候補データセットとの空間変換パラメータを使用して、前記現在のデータセットのポーズ最適化パラメータを取得し、少なくとも前記候補データセットのポーズ最適化パラメータを更新することと、を含む
項目1に記載の3次元再構成方法。
(項目3)
前記少なくとも前記候補データセットのポーズ最適化パラメータ、及び前記現在のデータセットと前記候補データセットとの空間変換パラメータを使用して、前記現在のデータセットのポーズ最適化パラメータを取得し、少なくとも前記候補データセットのポーズ最適化パラメータを更新することは、
前記現在のデータセット及び時系列がその前に配置されている前記候補データセットにそれぞれ関連付けられた各空間変換パラメータに対応する2つのデータセットをデータセットペアとして使用することと、
各前記データセットペアの空間変換パラメータ、及びそれぞれのポーズ最適化パラメータを使用して、前記ポーズ最適化パラメータに関する目標関数を構築することと、
所定の解法によって前記目標関数を解いて、前記現在のデータセット及び時系列がその前に配置されている前記候補データセットのそれぞれに対応するデータセットに含まれるデータセットのポーズ最適化パラメータを取得することと、を含む
項目2に記載の3次元再構成方法。
(項目4)
前記現在のデータセットの画像データと前記候補データセットの画像データを使用して、前記現在のデータセットと前記候補データセットとの空間変換パラメータを決定することは、
前記候補データセットと前記現在のデータセット内で、所定のマッチング条件を満たす1グループのマッチング待ち画像データを検索することと、
各グループの前記マッチング待ち画像データから抽出された、所定の画像特徴に基づいて、各グループの前記マッチング待ち画像データ間のマッチング画素点対を取得することと、
前記マッチング画素点対のうち、前記現在のデータセットに属する画素点を3次元空間にマッピングし、第1の3次元マッチングポイントを取得し、前記マッチング画素点対のうち、前記候補データセットに属する画素点を前記3次元空間にマッピングして、第2の3次元マッチングポイントを取得することと、
前記第1の3次元マッチングポイントと前記第2の3次元マッチングポイントとを位置合わせして、前記空間変換パラメータを取得することと、を含む
項目2に記載の3次元再構成方法。
(項目5)
前記第1の3次元マッチングポイントと前記第2の3次元マッチングポイントとを位置合わせして、前記空間変換パラメータを取得することは、
前記第1の3次元マッチングポイントと前記第2の3次元マッチングポイントとの第1のポーズ変換パラメータを取得することと、
前記第1のポーズ変換パラメータと所定のポーズ変換パラメータを使用して、前記第1の3次元マッチングポイントに対してポーズ最適化を実行して、第1の最適化マッチングポイントと第2の最適化マッチングポイントとをそれぞれ取得することと、
前記第2の3次元マッチングポイントと、前記第1の最適化マッチングポイントおよび前記第2の最適化マッチングポイントとのそれぞれの一致度を計算し、前記一致度の高い最適化マッチングポイントが使用するポーズ変換パラメータを第2のポーズ変換パラメータとして選択することと、
前記第2のポーズ変換パラメータを初期値とし、所定の位置合わせ方式によって前記第1の3次元マッチングポイントと前記第2の3次元マッチングポイントを位置合わせして、前記現在のデータセットと前記候補データセットとの空間変換パラメータを取得することと、を含む
項目4に記載の3次元再構成方法。
(項目6)
前記現在のデータセットの画像データと前記候補データセットの画像データを使用して、前記現在のデータセットと前記候補データセットとの空間変換パラメータを決定した後、及び少なくとも前記候補データセットのポーズ最適化パラメータ、及び前記現在のデータセットと前記候補データセットとの空間変換パラメータを使用して、前記現在のデータセットのポーズ最適化パラメータを取得する前に、前記3次元再構成方法は、
前記現在のデータセットと各前記候補データセットとの空間変換パラメータから、所定のパラメータスクリーニング条件を満たす空間変換パラメータを選択することをさらに含み、
前記所定のパラメータスクリーニング条件は、前記空間変換パラメータに関連する前記候補データセットが前記現在のデータセットと隣接すること、前記空間変換パラメータを使用して、前記第1の3次元マッチングポイントをポーズ最適化することにより得られた最適化マッチングポイントと、前記第2の3次元マッチングポイントとの一致度が所定の一致度閾値より大きいことのいずれか1つを含む
項目4に記載の3次元再構成方法。
(項目7)
時系列が前記現在のデータセットの前に配置されている少なくとも1つのデータセットを候補データセットとして選択することは、
前記現在のデータセット及び時系列がその前に配置されているデータセットの画像データの所定の画像特徴を使用して、Bag of Wordsモデルを構築することと、
前記現在のデータセットにおける所定の時系列に位置する属する処理待ち画像の画像データをマッチング待ち画像データとして選択することと、
前記Bag of Wordsモデルの所定の範囲から、前記マッチング待ち画像データの所定の画像特徴との類似度スコアが所定の類似度閾値より大きい所定の画像特徴をクエリすることと、
クエリされた所定の画像特徴の属する画像データが所在するデータセット、及び前記現在のデータセットと隣接するデータセットを前記候補データセットとして使用することと、を含み、
前記所定の範囲は、属するデータセットが前記現在のデータセットと隣接せず、且つ前記現在のデータセットに含まれない画像データの所定の画像特徴を含む
項目2に記載の3次元再構成方法。
(項目8)
前記Bag of Wordsモデルの所定の範囲から、前記マッチング待ち画像データの所定の画像特徴との類似度スコアが所定の類似度閾値より大きい所定の画像特徴をクエリする前に、前記3次元再構成方法は、
前記現在のデータセットと隣接するデータセットにおける各前記画像データと前記マッチング待ち画像データとの類似度スコアのうちの最大スコア値を取得することと、
前記最大スコア値の所定の倍数と所定のスコア値のいずれか1つを所定の類似度閾値として使用することと、をさらに含む
項目7に記載の3次元再構成方法。
(項目9)
前記所定の分割ポリシーに従って、前記処理待ち画像の各フレームの画像データを対応するデータセットに順次分割することは、
前記処理待ち画像の各フレームを現在の処理待ち画像として順次使用することと、
現在の処理待ち画像の画像データを分割する場合、既存の前記データセットの最後のデータセットが所定のオーバーフロー条件を満たすと、前記最後のデータセットにおける最新の複数のフレームの前記処理待ち画像の画像データを取得し、新しい前記最後のデータセットとして新しく作成された前記データセットに記憶し、前記現在の処理待ち画像の画像データを新しい前記最後のデータセットに分割することと、を含む
項目1に記載の3次元再構成方法。
(項目10)
前記所定のオーバーフロー条件は、
前記最後のデータセットに含まれる前記画像データに対応する前記処理待ち画像のフレーム数が所定のフレーム数閾値より大きいか等しいこと、前記最後のデータセットのいずれかの前記画像データが属する処理待ち画像のカメラ位置と前記現在の処理待ち画像のカメラ位置との距離が所定の距離閾値より大きいこと、前記最後のデータセットのいずれかの前記画像データが属する処理待ち画像のカメラ向き角度と前記現在の処理待ち画像のカメラ向き角度との差が所定の角度閾値より大きいことのいずれか1つを含み、
前記カメラ位置と前記カメラ向き角度は、前記処理待ち画像のカメラポーズパラメータを使用して計算されるものである
項目9に記載の3次元再構成方法。
(項目11)
前記処理待ち画像の各フレームは、カラーデータと深度データとを含み、前記処理待ち画像の各フレームと前記撮影デバイスのキャリブレーションパラメータを使用して、前記再構成待ち目標に属する前記処理待ち画像の各フレームの目標画素点を決定することは、
前記カラーデータとの位置合わせ後の深度データに含まれる各画素点の法線ベクトルと、前記処理待ち画像の重力方向との夾角を取得することと、
前記各画素点を3次元空間で前記重力方向に投影して、前記3次元空間における前記各画素点の高さの値を取得することと、
前記夾角が所定の角度条件を満たす画素点の高さの値を分析して、前記再構成待ち目標の平面高さを取得することと、
前記平面高さを使用して、前記カラーデータにおける前記再構成待ち物体に属する目標画素点をスクリーニングすることと、を含む
項目1-10のいずれか一項に記載の3次元再構成方法。
(項目12)
前記夾角が所定の角度条件を満たす画素点の高さの値を分析して、前記再構成待ち目標の平面高さを取得することは、
前記夾角が所定の角度条件を満たす前記画素点の高さの値を高さセットとして使用することと、
前記高さセット内の高さの値に対してクラスタ分析を実行して、前記再構成待ち目標の平面高さを取得することと、を含む
項目11に記載の3次元再構成方法。
(項目13)
前記各前記データセットの画像データ、及び時系列がその前に配置されているデータセットの画像データとポーズ最適化パラメータを順次使用して、各前記データセットのポーズ最適化パラメータを決定した後、前記3次元再構成方法は、
各前記データセットの画像データを3次元空間に順次マッピングして、各前記データセットに対応する3次元ポイントクラウドを取得することと、
各前記データセットの前記ポーズ最適化パラメータを使用して、それに対応する前記3次元ポイントクラウドを調整することと、をさらに含む
項目1-12のいずれか一項に記載の3次元再構成方法。
(項目14)
3次元再構成に基づくインタラクション方法であって、
再構成待ち目標の3次元モデルを取得することであって、前記3次元モデルは、項目1-13のいずれか一項に記載の3次元再構成方法を使用して取得されるものであることと、
所定の視覚慣性ナビゲーション方式を使用して、撮影デバイスが配置されているシーンの3次元地図を構築し、前記3次元地図における前記撮影デバイスの現在のポーズ情報を取得することと、
前記ポーズ情報に基づいて、前記撮影デバイスによって現在撮影されているシーン画像に前記3次元モデルを表示することと、を含む、前記3次元再構成に基づくインタラクション方法。
(項目15)
3次元再構成に基づく測定方法であって、
再構成待ち目標の3次元モデルを取得することであって、前記3次元モデルは、項目1-13のいずれか一項に記載の3次元再構成方法を使用して取得されるものであることと、
ユーザが3次元モデルで設定した複数の測定ポイントを受信することと、
前記複数の測定ポイントの間の距離を取得して、前記再構成待ち目標上の前記複数の測定ポイントに対応する位置の間の距離を取得することと、を含む、前記3次元再構成に基づく測定方法。
(項目16)
3次元再構成装置であって、
撮影デバイスが再構成待ち目標をスキャンすることにより得られた複数のフレームの処理待ち画像を取得するように構成される画像取得部と、
前記処理待ち画像の各フレームと前記撮影デバイスのキャリブレーションパラメータを使用して、前記再構成待ち目標に属する前記処理待ち画像の各フレームの目標画素点及びそのカメラポーズパラメータを決定するように構成される第1の決定部と、
所定の分割ポリシーに従って、前記処理待ち画像の各フレームの画像データを対応するデータセットに順次分割するように構成されるデータ分割部であって、前記画像データは少なくとも、前記目標画素点を含むデータ分割部と、
各前記データセットの画像データ、及び時系列がその前に配置されているデータセットの画像データとポーズ最適化パラメータを順次使用して、各前記データセットのポーズ最適化パラメータを決定するように構成される第2の決定部と、
各前記データセットのポーズ最適化パラメータを使用して、前記データセットに含まれる画像データが属する処理待ち画像のカメラポーズパラメータを調整するように構成されるパラメータ調整部と、
所定の3次元再構成方式及び前記処理待ち画像の調整後のカメラポーズパラメータを使用して、前記処理待ち画像の画像データに対して再構成処理を実行して、前記再構成待ち目標の3次元モデルを取得するように構成されるモデル再構成部と、を備える、前記3次元再構成装置。
(項目17)
前記第2の決定部は、
各前記データセットを現在のデータセットとして順次使用し、時系列が前記現在のデータセットの前に配置されている少なくとも1つのデータセットを候補データセットとして選択するように構成されるデータセット選択サブ部と、
前記現在のデータセットの画像データと前記候補データセットの画像データを使用して、前記現在のデータセットと前記候補データセットとの空間変換パラメータを決定するように構成される空間変換パラメータサブ部と、
少なくとも前記候補データセットのポーズ最適化パラメータ、及び前記現在のデータセットと前記候補データセットとの空間変換パラメータを使用して、前記現在のデータセットのポーズ最適化パラメータを取得し、少なくとも前記候補データセットのポーズ最適化パラメータを更新するように構成されるポーズ最適化パラメータサブ部と、を備える
項目16に記載の3次元再構成装置。
(項目18)
前記ポーズ最適化パラメータサブ部は、
前記現在のデータセット及び時系列がその前に配置されている前記候補データセットにそれぞれ関連付けられた各空間変換パラメータに対応する2つのデータセットをデータセットペアとして使用するように構成されるデータセットペア部と、
各前記データセットペアの空間変換パラメータ、及びそれぞれのポーズ最適化パラメータを使用して、前記ポーズ最適化パラメータに関する目標関数を構築するように構成される目標関数構築部と、
所定の解法によって前記目標関数を解いて、前記現在のデータセット及び時系列がその前に配置されている前記候補データセットのそれぞれに対応するデータセットに含まれるデータセットのポーズ最適化パラメータを取得するように構成される目標関数解決部と、を備える
項目17に記載の3次元再成装置。
(項目19)
前記空間変換パラメータサブ部は、
前記候補データセットと前記現在のデータセット内で、所定のマッチング条件を満たす1グループのマッチング待ち画像データを検索するように構成される画像データ検索部と、
各グループの前記マッチング待ち画像データから抽出された、所定の画像特徴に基づいて、各グループの前記マッチング待ち画像データ間のマッチング画素点対を取得するように構成されるマッチング画素点選択部と、
前記マッチング画素点対のうち、前記現在のデータセットに属する画素点を3次元空間にマッピングし、第1の3次元マッチングポイントを取得し、前記マッチング画素点対のうち、前記候補データセットに属する画素点を前記3次元空間にマッピングして、第2の3次元マッチングポイントを取得するように構成される3次元空間マッピング部と、
前記第1の3次元マッチングポイントと前記第2の3次元マッチングポイントとを位置合わせして、前記空間変換パラメータを取得するように構成される3次元マッチングポイント位置合わせ部と、を備える
項目17に記載の3次元再構成装置。
(項目20)
3次元マッチングポイント位置合わせ部は、
前記第1の3次元マッチングポイントと前記第2の3次元マッチングポイントとの第1のポーズ変換パラメータを取得するように構成される第1のポーズ変換パラメータサブ部と、
前記第1のポーズ変換パラメータと所定のポーズ変換パラメータを使用して、前記第1の3次元マッチングポイントに対してポーズ最適化を実行して、第1の最適化マッチングポイントと第2の最適化マッチングポイントとをそれぞれ取得するように構成される3次元マッチングポイント最適化サブ部と、
前記第2の3次元マッチングポイントと、前記第1の最適化マッチングポイントおよび前記第2の最適化マッチングポイントとのそれぞれの一致度を計算し、前記一致度の高い最適化マッチングポイントが使用するポーズ変換パラメータを第2のポーズ変換パラメータとして選択するように構成される第2のポーズ変換パラメータサブ部と、
前記第2のポーズ変換パラメータを初期値とし、所定の位置合わせ方式によって前記第1の3次元マッチングポイントと前記第2の3次元マッチングポイントとを位置合わせして、前記現在のデータセットと前記候補データセットとの空間変換パラメータを取得するように構成される空間変換パラメータサブ部と、を備える
項目19に記載の3次元再構成装置。
(項目21)
前記空間変換パラメータサブ部は、
前記現在のデータセットの画像データと前記候補データセットの画像データを使用して、前記現在のデータセットと前記候補データセットとの空間変換パラメータを決定した後、及び少なくとも前記候補データセットのポーズ最適化パラメータ、及び前記現在のデータセットと前記候補データセットとの空間変換パラメータを使用して、前記現在のデータセットのポーズ最適化パラメータを取得する前に、前記現在のデータセットと各前記候補データセットとの空間変換パラメータから、所定のパラメータスクリーニング条件を満たす空間変換パラメータを選択するように構成される変換パラメータスクリーニングユニットをさらに備え、
前記所定のパラメータスクリーニング条件は、前記空間変換パラメータに関連する前記候補データセットが前記現在のデータセットと隣接すること、前記空間変換パラメータを使用して、前記第1の3次元マッチングポイントをポーズ最適化することにより得られた最適化マッチングポイントと、前記第2の3次元マッチングポイントとの一致度が所定の一致度閾値より大きいことのいずれか1つを含む
項目19に記載の3次元再構成装置。
(項目22)
前記データセット選択サブ部は、
前記現在のデータセット及び時系列がその前に配置されているデータセットの画像データの所定の画像特徴を使用して、Bag of Wordsモデルを構築するように構成されるBag of Wordsモデル構築部と、
属する処理待ち画像の前記現在のデータセットの所定の時系列に位置する画像データをマッチング待ち画像データとして選択するように構成されるマッチング待ち画像データユニットと、
前記Bag of Wordsモデルの所定の範囲から、前記マッチング待ち画像データの所定の画像特徴との類似度スコアが所定の類似度閾値より大きい所定の画像特徴をクエリするように構成される画像特徴クエリユニットと、
クエリされた所定の画像特徴の属する画像データが所在するデータセット、及び前記現在のデータセットと隣接するデータセットを前記候補データセットとして使用するように構成される候補データセットユニットと、を備え、
前記所定の範囲は、属するデータセットが前記現在のデータセットと隣接せず、且つ前記現在のデータセットに含まれない画像データの所定の画像特徴を含む
項目16に記載の3次元再構成装置。
(項目23)
前記データセット選択サブ部は、
前記Bag of Wordsモデルの所定の範囲から、前記マッチング待ち画像データの所定の画像特徴との類似度スコアが所定の類似度閾値より大きい所定の画像特徴をクエリする前に、前記現在のデータセットと隣接するデータセットにおける各前記画像データと前記マッチング待ち画像データとの類似度スコアのうちの最大スコア値を取得するように構成される最大類似度スコア値取得ユニットと、
前記最大スコア値の所定の倍数と所定のスコア値のいずれか1つを所定の類似度閾値として使用するように構成される所定の類似度閾値決定ユニットと、をさらに備える
項目22に記載の3次元再構成装置。
(項目24)
前記データ分割部は、
前記処理待ち画像の各フレームを現在の処理待ち画像として順次使用するように構成される現在処理待ち画像決定サブ部と、
現在の処理待ち画像の画像データを分割する場合、既存の前記データセットの最後のデータセットが所定のオーバーフロー条件を満たすと、前記最後のデータセットにおける最新の複数のフレームの前記処理待ち画像の画像データを取得し、新しい前記最後のデータセットとして新しく作成された前記データセットに記憶し、前記現在の処理待ち画像の画像データを新しい前記最後のデータセットに分割するように構成されるデータ処理サブ部と、を備える
項目16に記載の3次元再構成装置。
(項目25)
前記所定のオーバーフロー条件は、
前記最後のデータセットに含まれる前記画像データに対応する前記処理待ち画像のフレーム数が所定のフレーム数閾値より大きいか等しいこと、前記最後のデータセットのいずれかの前記画像データが属する処理待ち画像のカメラ位置と前記現在の処理待ち画像のカメラ位置との距離が所定の距離閾値より大きいこと、前記最後のデータセットのいずれかの前記画像データが属する処理待ち画像のカメラ向き角度と前記現在の処理待ち画像のカメラ向き角度との差が所定の角度閾値より大きいことのいずれか1つを含み、
前記カメラ位置と前記カメラ向き角度は、前記処理待ち画像のカメラポーズパラメータを使用して計算されるものである
項目24に記載の3次元再構成装置。
(項目26)
前記処理待ち画像の各フレームは、カラーデータと深度データとを含み、第1の決定部は、
前記カラーデータとの位置合わせ後の深度データに含まれる各画素点の法線ベクトルと、前記処理待ち画像の重力方向との夾角を取得するように構成される夾角取得サブ部と、
前記各画素点を3次元空間で前記重力方向に投影し、前記3次元空間における前記各画素点の高さの値を取得するように構成される高さ取得サブ部と、
前記夾角が所定の角度条件を満たす画素点の高さの値を分析して、前記再構成待ち目標の平面高さを取得するように構成される高さ分析サブ部と、
前記平面高さによって前記カラーデータにおける前記再構成待ち物体に属する目標画素点をスクリーニングするように構成される画素スクリーニングサブ部と、を備える
項目16-26のいずれか一項に記載の3次元再構成装置。
(項目27)
前記高さ分析サブ部は、
前記夾角が所定の角度条件を満たす前記画素点の高さの値を高さセットとして使用するように構成される高さセット取得ユニットと、
前記高さセット内の高さの値に対してクラスタ分析を実行して、前記再構成待ち目標の平面高さを取得するように構成される高さクラスタ分析ユニットと、を備える
項目26に記載の3次元再構成装置。
(項目28)
前記3次元再構成装置は、
各前記データセットの画像データを3次元空間に順次マッピングして、各前記データセットに対応する3次元ポイントクラウドを取得するように構成される3次元マッピング部と、
各前記データセットの前記ポーズ最適化パラメータを使用して、それに対応する前記3次元ポイントクラウドを調整するように構成されるポイントクラウド調整部と、をさらに備える
項目16-27のいずれか一項に記載の3次元再構成装置。
(項目29)
3次元再構成に基づくインタラクション装置であって、
再構成待ち目標の3次元モデルを取得するように構成され、前記3次元モデルは、項目16に記載の3次元再構成装置により得られるモデル取得部と、
所定の視覚慣性ナビゲーション方式により、撮影デバイスが配置されているシーンの3次元地図を構築し、3次元地図における前記撮影デバイスの現在のポーズ情報を取得するように構成されるマッピング及び位置決め部と、
前記ポーズ情報に基づいて、前記撮影デバイスによって現在撮影されているシーン画像に前記3次元モデルを表示するように構成される表示インタラクション部と、を備える、3次元再構成に基づくインタラクション装置。
(項目30)
3次元再構成に基づく測定装置であって、
再構成待ち目標の3次元モデルを取得するように構成され、前記3次元モデルは、項目16に記載の3次元再構成装置により得られるモデル取得部と、
ユーザが前記3次元モデルで設定した複数の測定ポイントを受信するように構成される表示インタラクション部と、
前記複数の測定ポイントの間の距離を取得して、前記再構成待ち目標上の前記複数の測定ポイントに対応する位置の間の距離を取得するように構成される距離取得部と、を備える、3次元再構成に基づく測定装置。
(項目31)
電子機器であって、
互いに結合されたメモリ及びプロセッサを備え、前記プロセッサは、項目1-13のいずれか一項に記載の3次元再構成方法を実現し、又は項目14に記載の3次元再構成に基づくインタラクション方法を実現し、又は項目15に記載の3次元再構成に基づく測定方法を実現するために、前記メモリに記憶されたプログラム命令を実行するように構成される、電子機器。
(項目32)
プログラム命令を記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記プログラム命令がプロセッサに実行されると、項目1-13のいずれか一項に記載の3次元再構成方法を実現し、又は項目14に記載の3次元再構成に基づくインタラクション方法を実現し、又は項目15に記載の3次元再構成に基づく測定方法を実現する、コンピュータ可読記憶媒体。
(項目33)
コンピュータ可読コードを含み、前記コンピュータ可読コードが電子機器で動作し、前記電子機器のプロセッサに実行される場合、項目1-13のいずれか一項に記載の3次元再構成方法を実現し、又は項目14に記載の3次元再構成に基づくインタラクション方法を実現し、又は項目15に記載の3次元再構成に基づく測定方法を実現する、コンピュータプログラム。
(項目34)
コンピュータで動作する場合、コンピュータに項目1-13のいずれか一項に記載の3次元再構成方法を実行させ、又は項目14に記載の3次元再構成に基づくインタラクション方法を実行させ、又は項目15に記載の3次元再構成に基づく測定方法を実行させる、コンピュータプログラム製品。
本開示の3次元再構成方法の一実施例のフローチャートである。
本開示の3次元再構成方法の一実施例の状態の概略図である。
図1のステップS12の一実施例のフローチャートである。
図1のステップS13の一実施例のフローチャートである。
図1のステップS14の一実施例のフローチャートである。
図5のステップS141の一実施例のフローチャートである。
図5のステップS142の一実施例のフローチャートである。
図5のステップS143の一実施例のフローチャートである。
本開示の3次元再構成に基づくインタラクション方法の一実施例のフローチャートである。
本開示の3次元再構成に基づく測定方法の一実施例のフローチャートである。
本開示の3次元再構成装置の一実施例のフレームワーク概略図である。
本開示による3次元再構成に基づくインタラクション装置の一実施例のフレームワーク概略図である。
本開示の3次元再構成に基づく測定装置の一実施例のフレームワーク概略図である。
本開示の電子機器の一実施例のフレームワーク概略図である。
本開示のコンピュータ可読記憶媒体の一実施例のフレームワーク概略図である。
以下に本明細書の添付の図面と併せて、本開示の実施例の解決策を詳細に説明する。
以下の説明では、限定ではなく説明のために、特定のシステム構造、インターフェース、技術などの具体的な詳細は、本開示を完全に理解するために提案される。
本明細書で用語「システム」及び「ネットワーク」は、本明細書で常に交換可能に使用される。本明細書では「少なくとも1つ」という用語は、関連付けられたオブジェクトの関連関係を説明するためのものだけであり、3種類の関係が存在できることを示し、例えば、A及びBの少なくとも1つは、Aが単独で存在すること、A及びBが同時に存在すること、Bが単独で存在することの3つの状況を示すことができる。また、本明細書では文字「/」は、一般的に前後にある関連オブジェクトが「又は」の関係であることを示す。また、本明細書での「複数」とは、2つ又は2つ以上を意味している。
現在、3次元再構成は、コンピュータビジョン及び拡張現実分野の重要な問題であり、モバイルプラットフォームの拡張現実、ゲーム及び3次元プリントなどのアプリケーションで重要な役割を果たす。モバイルプラットフォームで実物のAR効果、例えば骨格駆動を実現する場合、通常、ユーザは、実物を迅速に3次元で再構成することが要求され、したがって、3次元物体スキャン及び再構成技術は、モバイルプラットフォームの拡張現実分野で広く必要とされている。
しかしながら、モバイルプラットフォームでのリアルタイムな3次元物体再構成には多くの問題がある。(1)撮影デバイスのポーズの累積誤差が無くされる。ここで、撮影デバイスから取得されたディープビデオストリームと画像ビデオストリームに異なる程度のノイズがあり、且つ現在の主流のカメラポーズパラメータソルビング方法では幾つかの誤差が生じることが避けられず、当該誤差がスキャンの進行につれて累積し続けるため、最終的なモデル効果に影響を与える。(2)再構成待ち物体の色、サイズ及び形状などの各方面の差が大きいため、再構成方法のロバスト性及び適用性が高く要求され、また、モバイルプラットフォームでの物体スキャン及び再構成には、再構成方法が漸増的再構成モードを有することが要求され、スキャン視野範囲の拡大に伴い、新しく撮影された画像は継続的に組み込まれ、視野に入るモデルの新しい領域は既存のモデルと継続的にマージされ、再構成プロセス全体の計算負荷は増大し、モバイルプラットフォームのコンピューティングリソースは限られている。
これに鑑み、どのように3次元再構成の効果を高め、3次元再構成のための計算負荷を軽減するかは、解決すべき緊急の問題になる。本開示は、3次元再構成及び関連インタラクション、測定方法及び関連装置、デバイスを提供する。撮影デバイスが再構成待ち目標をスキャンすることにより得られた複数のフレームの処理待ち画像を取得し、各フレームの処理待ち画像と撮影デバイスのキャリブレーションパラメータを使用して、各フレームの処理待ち画像の再構成待ち目標に属する目標画素点及びそのカメラポーズパラメータを決定し、各フレームの処理待ち画像の画像データを対応するデータセットに順次分割し、データセットの画像データ、及び時系列がその前に配置されているデータセットの画像データ及びポーズ最適化パラメータを順次使用して、データセットのポーズ最適化パラメータを決定し、データセットのポーズ最適化パラメータを使用して、データセットに含まれる画像データが属する処理待ち画像のカメラポーズパラメータを調整し、処理待ち画像の画像データに対して再構成処理を実行して、再構成待ち目標の3次元モデルを取得する。
上記解決策では、各データセットのポーズ最適化パラメータがその前にあるデータセットのポーズパラメータに基づいて決定されてもよく、したがって、各データセットのポーズ最適化パラメータを使用して、データセットに含まれる画像データの属する処理待ち画像のカメラポーズパラメータを調整する場合、スキャンプロセスに累積されたカメラポーズパラメータの誤差をなくすことに役立つため、所定の3次元再構成方式と処理待ち画像の調整後のカメラポーズパラメータを使用して、処理待ち画像の画像データに対して再構成処理を実行して、得られた再構成待ち目標の3次元モデルの効果が効果的に高まり、かつデータセットを単位としてカメラポーズパラメータの誤差をなくすことにより、計算量を減らすことができ、それによって計算負荷を軽減することに役立つ。
3次元再構成方法、3次元再構成に基づくインタラクション方法及び3次元再構成に基づく測定方法の実行本体は、電子機器であってもよく、電子機器は、スマートフォン、デスクトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、スマートスピーカー、デジタルアシスタント、拡張現実(AR:augmented reality)/仮想現実(VR:virtual reality)機器、スマートウェアラブルデバイスなどのタイプのエンティティデバイスであってもよい。それはエンティティデバイスで動作するソフトウェア、例えばアプリケーションプログラム、ブラウザなどであってもよい。ここで、エンティティデバイスで動作するオペレーティングシステムは、Androidシステム、Appleシステム(IOS:Input Output System)、linux、windowsなどを含むが、これらに限定されない。
図1を参照すると、図1は本開示の3次元再構成方法の一実施例のフローチャートである。前記3次元再構成方法は、以下のステップを含むことができる:
ステップS11において、撮影デバイスが再構成待ち目標をスキャンすることにより得られた複数のフレームの処理待ち画像を取得する。
撮影デバイスは、携帯電話、タブレットコンピュータなどの移動端末を含むことができるが、これらに限定されない。本開示の方法の実施例におけるステップは、移動端末によって実行されてもよいし、スキャン及び撮影機能を備えた撮影デバイスに接続されたマイクロコンピュータなどの処理機器によって実行されてもよく、ここでは限定されない。1つの実施シーンでは、撮影デバイスは、可視光をセンシングすることができるカラーカメラと、構造化光深度カメラなどの、再構成待ち目標の深度をセンシングすることができる深度カメラとを含むことができ、撮影デバイスがカラーカメラと深度カメラを含む場合、各フレームの処理待ち画像には、カラーデータと深度データが含まれる。
再構成待ち目標は、人間、動物、物体(彫像、家具など)を含むことができるが、これらに限定されない。例えば、彫像を再構成待ち目標として使用する場合、彫像をスキャンすることにより、最終的に彫像の3次元モデルを取得することができ、また、これに基づいて、彫像の3次元モデルに対してレンダリング、骨結合などの操作を行うことができ、ここでは限定されず、再構成待ち目標は、実際の適用ニーズに応じて決定されてもよく、ここでは限定されない。
ステップS12において、各フレームの処理待ち画像と撮影デバイスのキャリブレーションパラメータを使用して、各フレームの処理待ち画像の再構成待ち目標に属する目標画素点及びそのカメラポーズパラメータを決定する。
キャリブレーションパラメータは、撮影デバイスの内部パラメータを含むことができ、例えば、撮影デバイスがカラーカメラを含む場合、キャリブレーションパラメータは、カラーカメラの内部パラメータを含むことができ、撮影デバイスが深度カメラを含む場合、又はラーカメラと深度カメラとを含む場合、このように類推することができ、ここでは例を1つずつ挙げない。1つの実施シーンでは、内部パラメータは、カメラの焦点距離、カメラの主点座標を含むことができるが、これらに限定さず、一実施シーンでは、内部パラメータは、マトリックス形式で表されてもよく、例えば、カラーカメラの内部パラメータは次のように表されてもよい:
ここで、式(1)では、

は、カラーカメラの焦点距離を表し、

は、カラーカメラの主点座標を表す。また、深度カメラの内部パラメータ

は、このように類推されてもよく、ここでは例を1つずつ挙げない。
キャリブレーションパラメータは、撮影デバイスの深度カメラとカラーカメラの間の外部パラメータをさらに含むことができ、世界座標系からカメラ座標系への変換を表すために用いられる。本開示の実施例では、外部パラメータは、3*3の回転マトリックス

と3*1の並進マトリックス

とを含むことができる。回転マトリックス

を使用して、世界座標系における座標点

を左乗算し、並進マトリックス

と合計することにより、世界座標系における座標点

のカメラ座標系における対応する座標点

を取得することができる。
実際のスキャンプロセスでは、再構成待ち目標に属しない物体(例えば、地面、壁など)がスキャンされることは避けられなく、したがって、後続の3次元再構成の効果を高めるために、各フレームの処理待ち画像の再構成待ち目標に属する目標画素点を決定する必要がある。1つの実施シーンでは、予め訓練された画像分割モデル(例えば、Unetモデル)を使用して、処理待ち画像に対して画像分割を行うことにより、処理待ち画像の再構成待ち目標に属する目標画素点を取得することができ、別の実施シーンでは、再構成待ち目標をそれとの色収差が大きい環境に置くこともでき、例えば、再構成待ち目標が乳白色の石膏彫像である場合、再構成待ち目標をスキャンのために暗い環境に置くことができ、これにより、処理待ち画像の環境色に属する画素点を無効にマーキングし、再構成待ち目標色に属する画素点を有効にマーキングし、有効にマーキングされた画素点で構成された連通ドメインのサイズを比較し、最大の連通ドメインの画素点を再構成待ち目標に属する画素点として決定する。
再構成待ち目標の完全な3次元モデルを取得するために、撮影デバイスは、異なるポーズで再構成待ち目標をスキャンする必要があり、したがって、異なる処理待ち画像を撮影するために用いられるカメラポーズパラメータが異なる可能性があり、したがって、カメラポーズパラメータの誤差を無くし、後続の3次元再構成の効果を高めるために、まず、各フレームの処理待ち画像のカメラポーズパラメータを決定する必要がある。1つの実施シーンでは、各フレームの処理待ち画像の再構成待ち目標に属する目標画素点

及びその前にあるフレームの処理待ち画像の再構成待ち目標に属する目標画素点

、撮影ダバイスの内部パラメータ

を使用して、相対ポーズパラメータ

の目標関数を構築し、ICP(Iterative Closest Point:反復最接近点)アルゴリズムを利用して当該目標関数を最小化し、それによって相対ポーズパラメータ

を求めることができ、ここで、相対ポーズパラメータ

は、その前にあるフレームの処理待ちカメラポーズパラメータ

に対する各フレームの処理待ち画像のカメラポーズパラメータ

の相対パラメータである。ここで、相対ポーズパラメータ

の目標関数については、次の式を参照することができる:



上記式のうち、式(2)から式(5)において、

は重みであり、

は、画素点

(画素点

が目標画素点である)のカラーデータ

における2次元画像座標であり、

は、深度データ

をカラーデータ

に投影した後の画素点

の深度値である。したがって、上記式において、

は、現在のフレームの画素点

が相対ポーズパラメータ

、内部パラメータ

を使用して、その前にあるフレームに変換された後の理論上の対応する画素点の3次元空間における位置座標を表すことができ、当該相対ポーズパラメータ

が正確であるほど、当該対応する画素点の前のフレームのカラーデータ

における画素値

と画素点

の現在のフレームのカラーデータ

における画素値

との二乗和誤差

が小さくなり、且つ当該対応する画素点の前のフレームの深度データ

の深度値

と対応する画素点の3次元空間における

座標値

との二乗和誤差

も小さくなり、したがって、上記目標関数
を最適化することにより、相対ポーズパラメータ

を正確に取得することができ、それによってカメラポーズパラメータの精度を向上させることができる。
その前にあるフレームの処理待ち画像のカメラポーズパラメータ

に対する各フレームの処理待ち画像のカメラポーズパラメータ

の相対ポーズパラメータ

が得られた後、相対ポーズパラメータ

の逆(即ち

)をその前にあるフレームの処理待ち画像のカメラポーズパラメータ

と左乗算し、現在のフレームの処理待ち画像のカメラポーズパラメータ

を取得することができる。一実施シーンでは、処理待ち画像が撮影デバイスによってスキャンされて得られた複数のフレームの処理待ち画像のうちの第1のフレームである場合、そのカメラポーズパラメータは、単位マトリックスとして初期化されてもよく、本開示の実施例では、単位マトリックスは、主対角線上の要素が全て1であり、他の要素が0である方形マトリックスである。また、別の実施シーンでは、処理待ち画像へのスキャン、及び目標画素点とカメラポーズパラメータの決定を同時に行うことができ、即ちスキャンによって1フレームの処理待ち画像が得られた後、即ちスキャンして得られた処理待ち画像に対して目標画素点とカメラポーズパラメータの決定を実行して、それと同時に、スキャンによって次のフレームの処理待ち画像を取得して、これにより、再構成待ち目標に対して3次元再構成をリアルタイム且つオンラインで行うことができる。
ステップS13において、所定の分割ポリシーに従って、各フレームの処理待ち画像の画像データを対応するデータセットに順次分割し、ここで、画像データは少なくとも、目標画素点を含む。
1つの実施シーンでは、分割する場合、各データセットが収容可能な画像データが属する処理待ち画像の最大フレーム数(例えば、8フレーム、9フレーム、10フレームなど)を設定することができるため、現在のデータセットに含まれる画像データが属する処理待ち画像のフレーム数が最大フレーム数に達するときに、新しいデータセットを作成し、分割されていない処理待ち画像の画像データを新しく作成されたデータセットに分割し続け、このように循環し、スキャンが完了するまで続く。別の実施シーンでは、ポーズが類似し(例えば、カメラ向き角度が類似したり、カメラ位置が類似したりする等)、且つ時系列で連続する処理待ち画像の画像データを同一のデータセットに分割することができ、ここでは具体的に限定しない。さらなる別の実施シーンでは、各フレームの処理待ち画像の画像データを分割する場合、画像データが属する処理待ち画像とその前にあるフレームの処理待ち画像とのポーズ差(例えば、カメラ向き角度差、カメラ位置距離)が所定の下限値より小さいか否かを判断することができ、そうである場合、分割される処理待ち画像を無視し、次のフレームの処理待ち画像の画像データの分割操作を処理することもできる。さらなる別の実施シーンでは、隣接するデータセットの間には同じ処理待ち画像に属する画像データが存在してもよく、例えば、隣接するデータセットの間には2フレームの同じ処理待ち画像に属する画像データが存在してもよく、又は、隣接するデータセットの間には3フレームの同じ処理待ち画像に属する画像データが存在してもよく、ここでは限定しない。
1つの実施シーンでは、各フレームの処理待ち画像の画像データは、再構成待ち目標に属する目標画素点(深度データにおける目標画素点、カラーデータにおける目標画素点など)のみを含むことができ、別の実施シーンでは、各フレームの処理待ち画像の画像データは、再構成待ち目標に属しない画素点をさらに含むことができ、例えば、データセットに分割された画像データは、処理待ち画像全体の画像データであってもよく、この場合、画像データは、後続の目標画素点の検索を容易にするために、目標画素点の位置座標をさらに含むことができる。
図2を参照すると、図2は本開示の3次元再構成方法の一実施例の状態の概略図である。図2に示すように、再構成待ち目標は、人物像石膏彫塑であり、各フレームの処理待ち画像21は、カラーデータ22と深度データ23を含むことができ、再構成待ち目標に属する目標画素点を取得して、それによって目標画素点を少なくとも含む画像データ24を対応するデータセット25に順次分割する。
ステップS14において、各データセットの画像データ、及び時系列がその前に配置されているデータセットの画像データ及びポーズ最適化パラメータを順次使用して、各データセットのポーズ最適化パラメータを決定する。
1つの実施シーンでは、各データセットの画像データ、及び時系列がその前に配置されているデータセットの画像データを順次用いて両者間の空間変換パラメータ

を決定することができ、これにより、両者間の空間変換パラメータ

、及びそれぞれのポーズ最適化パラメータ

を使用して、ポーズ最適化パラメータ

に関する目標パラメータを構築することができ、さらに目標関数を解いて、そのポーズ最適化パラメータ

及び時系列がその前に配置されているデータセットのポーズ最適化パラメータを取得することができ、これにより、その前にあるデータセットのポーズ最適化パラメータ

を更新することができる。したがって、各データセットのポーズ最適化パラメータ

を順次ソルビングする場合、時系列がその前に配置されているデータセットのポーズ最適化パラメータ

が考慮され、即ちデータセットとその前にあるデータセットのポーズ最適化パラメータは、互いに関連し、且つ新しいデータセットの継続的な生成につれて、前のデータセットのポーズ最適化パラメータも継続的に更新され、このようにして最後のデータセットまで循環し、それによって各データセットの最終的なポーズ最適化パラメータを取得することができ、そのため、累積された誤差を効果的に無くすことができる。1つの実施シーンでは、データセットが1番目のデータセットである場合、1番目のデータセットのポーズ最適化パラメータは、単位マトリックスとして初期化されてもよい。1つの実施シーンでは、新しいデータセットを作成するたびに、その前にあるデータセットのポーズ最適化パラメータを計算し、関連するデータセットのポーズ最適化パラメータの更新を実現することができ、このように循環し、スキャンが終了するまで続き、各データセットの最終的なポーズ最適化パラメータが得られ、それによって計算量の均一化に役立ち、さらに計算負荷の軽減に役立つことができる。撮影デバイスが携帯電話、タブレットコンピュータなどの移動端末である場合、撮影された処理待ち画像を対応するデータセットに分割するとともに、データセットのポーズ最適化パラメータを解いて、更新することができ、それによって再構成待ち目標の3次元再構成をリアルタイムかつオンラインで行うことができる。なお、本開示の実施例及び下記の他の開示された実施例では、別段の指定がない限り、時系列は、データセット内の処理待ち画像の全体的な撮影時系列を表すことができる。例えば、データセット1は、撮影時系列t=1の処理待ち画像、撮影時系列t=2の処理待ち画像、及び撮影時系列t=3の処理待ち画像を含み、データセット2は、撮影時系列t=4の処理待ち画像、撮影時系列t=5の処理待ち画像、及び撮影時系列t=6の処理待ち画像を含み、データセット1内の処理待ち画像の全体的な撮影時系列がデータセット2内の処理待ち画像の全体的な撮影時系列に位置する場合、データセット1の時系列は、データセット2の前にあると見なすことができる。他の場合、このように類推することができ、ここで例を1つずつ挙げない。
1つの実施シーンでは、図2を参照すると、スキャンプロセスに動的調整を実現し、ユーザ体験を向上させ、3次元再構成のための計算負荷を低減するために、データセット25内の画像データセットの画像データを3次元空間に順次マッピングして、各データセットに対応する3次元ポイントクラウドを取得することができる。
1つの実施シーンでは、画像データが属する処理待ち画像のカメラポーズパラメータと撮影デバイスの内部パラメータ

を使用して、画像データを3次元空間にマッピングし、3次元ポイントクラウドを取得することができ、まず、画像データを3次元同次にし、画素座標を取得することができ、カメラポーズパラメータ

と、内部パラメータ

を使用して、同次になった後の画素座標を左乗算し、3次元空間における3次元ポイントクラウドを取得することができる。別の実施シーンでは、データセットのポーズ最適化パラメータ

を使用して、3次元ポイントクラウドを左乗算し、動的調整を実現することができる。即ち、各データセットのポーズ最適化パラメータが得られた後、データセットのカメラポーズパラメータを使用して、それに対応する3次元ポイントクラウドを調整することができる。さらなる別の実施シーンでは、3次元ポイントクラウドを所定の色(例えば、緑色)で示すことができ、ここでは限定されない。
ステップS15において、各データセットのポーズ最適化パラメータを使用して、データセットに含まれる画像データが属する処理待ち画像のカメラポーズパラメータを調整する。
ここで、各データセットのポーズ最適化パラメータ

を使用して、その中に含まれる画像データの属する処理待ち画像のカメラポーズパラメータ

を左乗算し、それによってカメラポーズパラメータの調整を実現することができる。例えば、データセットAにおいてデータセットAに分割された時系列が画像データ01(処理待ち画像01に属する)、画像データ02(処理待ち画像02に属する)、画像データ03(処理待ち画像03に属する)を含むため、データセットAのポーズ最適化パラメータ

を使用して、処理待ち画像01のカメラポーズパラメータ

、処理待ち画像02のカメラポーズパラメータ

、処理待ち画像03のカメラポーズパラメータ

をそれぞれ左乗算し、それによってデータセットAに含まれる画像データの属する処理待ち画像のカメラポーズパラメータの調整を実現することができる。1つの実施シーンでは、隣接するデータセットの間に同じ処理待ち画像に属する画像データがある場合、2つのデータセットのいずれかのポーズ最適化パラメータのみを使用して、同じ処理待ち画像のカメラポーズパラメータを調整することができる。例えば、依然として上記データセットAを例とすると、それに隣接するデータセットBは、画像データ03(処理待ち画像03に属する)、画像データ04(処理待ち画像04に属する)を含むため、データセットAのポーズ最適化パラメータ

を使用して、処理待ち画像01のカメラポーズパラメータ

、処理待ち画像02のカメラポーズパラメータ

、処理待ち画像03のカメラポーズパラメータ

を左乗算する場合、データセットBに含まれる画像データの属する処理待ち画像のカメラポーズパラメータを調整するときに、データセットBのポーズ最適化パラメータ

を使用して、処理待ち画像03のカメラポーズパラメータ

を左乗算せず、処理待ち画像04のカメラポーズパラメータを左乗算することができる。
1つの実施シーンでは、図2を参照すると、各データセットのポーズ最適化パラメータが得られた後、各データセットのポーズ最適化パラメータを使用して、データセットに含まれる画像データの属する処理待ち画像のカメラポーズパラメータ26を調整し、調整後のカメラポーズパラメータ27を取得する。各データセットの調整後のポーズ最適化パラメータ27が得られた後、データセットの調整後のカメラポーズパラメータ27を使用して、それに対応する3次元ポイントクラウド28を調整することができ、これにより、ユーザは、3次元ポイントクラウドの動的調整を感じることができる。
ステップS16において、所定の3次元再構成方式及び処理待ち画像の調整後のカメラポーズパラメータを使用して、処理待ち画像の画像データに対して再構成処理を実行して、再構成待ち目標の3次元モデルを取得する。
所定の3次元再構成方式は、TSDF(Truncated Signed Distance Function:切り捨てられた符号付き距離関数)再構成方式、ポアソン再構成方式を含むことができるがこれらに限定されない。TSDF再構成方式は、3D再構成で隠し面を計算する方式であり、具体的には、ここで説明を省略する。ポアソン再構成のコア思想は、3次元ポイントクラウドが再構成待ち目標の表面位置を表し、その法線ベクトルが内側と外側の方向を表すことであり、1つの物体から派生したインジケーター関数を暗黙的にフィッティングすることにより、1つの滑らかな物体表面推定を取得することができ、具体的には、説明を省略する。1つの実施シーンでは、撮影デバイスが再構成待ち目標を撮影する場合、上記ステップによって再構成待ち目標の3次元モデルをリアルタイムで再構成し、現在の撮影されている画像フレームと同じ位置と角度で重ね合わせてレンダリングすることができ、それによって再構成待ち目標の主な3次元モデルをユーザに表示することができる。別の実施シーンでは、3次元プリンターを使用して、上記ステップで再構成された3次元モデルをプリントし、再構成待ち目標に対応する実物モデルを取得することができる。
上記解決策では、各データセットのポーズ最適化パラメータがその前にあるデータセットのポーズパラメータに基づいて決定されてもよく、したがって、各データセットのポーズ最適化パラメータを使用して、データセットに含まれる画像データの属する処理待ち画像のカメラポーズパラメータを調整する場合、スキャンプロセスに累積されたカメラポーズパラメータの誤差をなくすことに役立つため、所定の3次元再構成方式と処理待ち画像の調整後のカメラポーズパラメータを使用して、処理待ち画像の画像データに対して再構成処理を実行して、得られた再構成待ち目標の3次元モデルの効果が効果的に高まり、かつデータセットを単位としてカメラポーズパラメータの誤差をなくすことにより、計算量を減らすことができ、それによって計算負荷を軽減することに役立つ。
図3を参照すると、図3は図1のステップS12の一実施例のフローチャートである。ここで、図3は図1の目標画素点の決定プロセスのフローチャートである。当該決定プロセスは、以下のステップを含むことができる。
ステップS121において、カラーデータとの位置合わせ後の深度データに含まれる各画素点の法線ベクトルと処理待ち画像の重力方向との夾角を取得する。
ここで、各フレームの処理待ち画像は、カラーデータ

と深度データ

とを含み、深度データ

をカラーデータ

に投影させて、位置合わせした後の深度データ

を取得することができる。1つの実施シーンでは、式(6)を使用して、深度データ

における画素点の2次元画像座標

をその深度値

で3次元同次座標

に変換することができる:

式(7)に基づいて、撮影デバイスにおける深度カメラの内部パラメータ

を使用して、3次元同次座標

を3次元空間に逆投影した後、深度カメラ及びカラーカメラの回転マトリックス

と並進マトリックス

を使用して、剛性変換を実行して、カラーカメラの内部パラメータ

を2次元平面に投影し、カラーデータにおける対象の画素点座標

を取得する:

上記式では、カラーデータにおける対象の画素点座標

は、3次元座標であり、それを2次元座標に変換するために、式(8)に基づいて、その深度値、即ち3番目の値

を使用して、その1番目の値と第2の値と除算し、カラーデータにおける対象の画素点座標

の2次元座標

を取得する:
また、上記の除算結果に、所定の浮動小数点数(例えば0.5)をそれぞれ追加することもできるが、ここでは説明を省略する。
3次元空間において、同じ線上に位置しない任意の3つの点で1つの平面を決定することができるため、当該平面に垂直なベクトルを取得することができ、したがって、各画素点の法線ベクトルは、それに隣接する2つの画素点で1つの平面を決定し、さらに平面に垂直な平面をソルビングすることにより得られる。各画素点の法線ベクトルの精度を向上させるために、各画素点の複数の近傍画素点(例えば、8つの近傍画素点)を取得し、複数の近傍画素点の任意の2つと各画素点をそれぞれ用いて3次元空間で1つの平面を決定し、平面に垂直なベクトルを解いて、最後に複数のベクトルの平均値を各画素点の法線ベクトルとして計算することができる。画素点

を例とすると、その深度値

に基づいてその3次元同次座標を取得することができ、内部パラメータ

を3次元同次座標と左乗算し、画素点

が3次元空間に逆投影された3次元点

を取得することができ、画素点

の3*3ウィンドウにおける8つの近傍画素点を反時計回りに配列し、それぞれ3次元空間に逆投影し、対応する3次元点を取得して、

に記すると、画素点

の3次元法線ベクトル

は、次のように表されてもよい:
上記式では、式(9)において、

は、クロス積を表し、

は余りを取ることを表し、例えば、

は、1を8で割った余り、即ち1を表し、他の場合はこのように類推することができ、ここで例を1つずつ挙げない。
1つの実施シーンでは、法線ベクトルと重力方向との夾角は、コサイン式で計算されてもよく、ここでは説明を省略する。
ステップS122において、各画素点を3次元空間で重力方向に投影し、各画素点の3次元空間における高さの値を取得する。
依然として画素点

を例とすると、上記ステップを参照して3次元空間における3次元点

を取得して、3次元点

の重力方向における投影3次元点を取得し、それによって投影3次元点の3番目の値(z座標)を画素点

の3次元空間における高さの値

として使用することができる。
上記ステップS121で各画素点の法線ベクトルと処理待ち画像の重力方向との夾角を求めるステップ、及びステップS122で各画素点の3次元区間における高さの値を求めるステップは、順番に従って実行されてもよいし、同時に実行されてもよく、ここでは限定しない。
ステップS123において、夾角が所定の角度条件を満たす画素点の高さの値を分析し、再構成待ち目標の平面高さを取得する。
1つの実施シーンでは、所定の角度条件は、画素点の法線ベクトルと処理待ち画像の重力方向との夾角が所定の角度閾値(例えば、15度、10度など)以下であることを含むことができ、したがって、上記ステップS121で得られた各画素点に対応する夾角に基づいて、所定の角度条件に従ってスクリーニングし、条件を満たす画素点を取得して、次に上記ステップS122で得られた各画素点の3次元空間の高さの値から、上記の所定の角度条件を満たす画素点の高さの値をクエリすることができ、上記の所定の角度条件を満たす画素点の高さの値を高さセットとして使用し、次に高さセット内の高さの値に対してクラスタ分析を実行して、再構成待ち目標の平面高さを取得することができ、これにより、高さの値を用いるだけで、再構成待ち目標の平面高さを取得することができ、計算負荷を軽減することができる。1つの実施シーンでは、クラスタ分析を行う場合、ランダムサンプルコンセンサス(RANSAC:Random Sample Consensus)アルゴリズムを使用して、高さセットをクラスタリングし、1つの高さの値、現在の平面高さを毎回ランダムに選択し、平面高さとの高さ差が所定の落差範囲(例えば2cm)内にある内点の数量を統計し、内点の数量又は反復の回数が所定のクラスタリング条件を満たす場合、全ての内点の高さの値を1つの候補高さとして平均し、高さセットにおける残りの高さの値に対して次回のクラスタリングを実行して、高さセット内の数量が所定の閾値より小さくなるまで続き、複数の候補高さが存在する場合、値が最も小さく且つ対応する内点の数量が所定の閾値の候補高さを最終的な平面高さとして選択することができる。
ステップS124において、平面高さによってカラーデータのうちの再構成待ち物体に属する目標画素点をスクリーニングする。
ここで、高さの値が平面高さより大きい画素点をスクリーニングし、カラーデータにおいて、スクリーニングされた画素点に対応する画素点を候補画素点としてクエリし、候補画素点がカラーデータにおいて構成した最大連通ドメインを決定し、最大連通ドメインのうちの候補画素点を再構成待ち目標に属する目標画素点として使用することができる。
上記実施例とは異なり、重力方向と組み合わせて各フレームの処理待ち画像内の再構成待ち目標に属する目標画素点を自動的に識別し、3次元再構成の計算負荷を軽減することができ、且つユーザの介入を回避することができ、したがって、ユーザ体験を向上させることができる。
図4を参照すると、図4は図1のステップS13の一実施例のフローチャートである。ここで、図4は各フレームの処理待ち画像の画像データを対応するデータセットに分割する一実施例のフローチャートである。それは以下のステップを含むことができる:
ステップS131において、各フレームの処理待ち画像を現在の処理待ち画像として順次使用する。
ここで、あるフレームの処理待ち画像の画像データを分割する場合、それを現在の処理待ち画像として使用することができる。
ステップS132において、現在の処理待ち画像の画像データを分割する場合、既存のデータセットにおける最後のデータセットが所定のオーバーフロー条件を満たすか否かを判断し、そうである場合、ステップS133を実行し、そうでない場合、ステップS134を実行する。
既存のデータセットは1つだけである可能性があり、このデータセットは、最後のデータであり、又は、既存のデータセットは複数である可能性があり、最後のデータセットは、複数のデータセットのうち、最も遅く作成されたものである。例えば、既存のデータセットは、データセットA、データセットB、データセットCであり、データ集合Cが最も遅く作成される場合、データセットCを最後のデータセットとして使用することができる。
1つの実施シーンでは、データセットがフレーム数、撮影デバイスの角度及び位置変化に従って、適応的に構築され得るために、データセットの構築をより堅牢にし、所定のオーバーフロー条件は、最後のデータセットに含まれる画像データに対応する処理待ち画像のフレーム数が所定のフレーム数閾値(例えば、8フレーム、9フレーム、10フレームなど)以上であること、最後のデータセットのいずれかの画像データが属する処理待ち画像のカメラ位置と現在の処理待ち画像のカメラ位置との距離が所定の距離閾値(例えば、20cm、25cm、30cmなど)より大きいこと、最後のデータセットのいずれかの画像データが属する処理待ち画像のカメラ向き角度と現在の処理待ち画像のカメラ向き角度との差が所定の角度閾値(例えば、25度、30度、35度など)より大きいことのいずれか1つを含むことができる。ここで、カメラ向き角度とカメラ位置は、処理待ち画像のカメラポーズパラメータを使用して計算され得るものである。ここで、カメラポーズパラメータ

は、マトリックス

で表されてもよく、即ちカメラポーズパラメータは、回転マトリックス

と並進マトリックス

を含み、カメラ位置

は、次のように表されてもよい:
上記式では、式(10)において、

はマトリックスの転置を表す。また、

の第3行のベクトルをカメラ向き角度として表すことができる。
ステップS133において、最後のデータセットにおける最新の複数のフレームの処理待ち画像データを取得し、新しい最後のデータセットとして新しく作成されたデータセットに記憶し、現在の処理待ち画像の画像データを新しい最後のデータセットに分割する。
依然として上記の既存のデータセットA、データセットB、データセットCを例とし、画像データ10(処理待ち画像10に属する)を分割する場合、現在の最後のデータセットCが所定のオーバーフロー条件を満たすと、最後のデータセットCにおける最新の複数のフレームの処理待ち画像の画像データを取得し、例えば、最後のデータセットCには画像データ05(処理待ち画像05に属する)、画像データ06(処理待ち画像06に属する)、画像データ07(処理待ち画像07に属する)、画像データ08(処理待ち画像08に属する)、画像データ09(処理待ち画像09に属する)が含まれ、その中の処理待ち画像07~処理待ち画像09の画像データを取得することができ、又は、その中の処理待ち画像08~処理待ち画像09の画像データを取得することもでき、ここでは限定せず、取得された画像データを新しく作成されたデータセットに記憶し、例えば、処理待ち画像07~処理待ち画像09の画像データをデータセットDに記憶し、このとき、データセットDには画像データ07(処理待ち画像07に属する)、画像データ08(処理待ち画像08に属する)、画像データ09(処理待ち画像09に属する)が時系列で含まれ、データセットDを新しい最後のデータセットとして使用し、画像データ10(処理待ち画像10に属する)をデータセットDに分割する。
1つの実施シーンでは、現在の処理待ち画像の画像データを分割する場合、最後のデータセットが所定のオーバーフロー条件を満たしない可能性があり、このときに下記のステップS134を実行することができる。
ステップS134において、現在の処理待ち画像の画像データを最後のデータセットに分割する。
依然として上記の既存のデータセットA、データセットB、データセットCを例とし、画像データ10(処理待ち画像10に属する)を分割する場合、現在の最後のデータセットCが所定のオーバーフロー条件を満たしないと、画像データ10(処理待ち画像10に属する)を最後のデータセットCに分割する。
上記の実施例とは異なり、現在の処理待ち画像の画像データを分割する場合、既存のデータセットの最後のデータセットが所定のオーバーフロー条件を満たすと、最後のデータセットにおける最新の複数のフレームの処理待ち画像の画像データを取得し、新しい最後のデータセットとして新しく作成されたデータセットに記憶し、したがって、隣接するデータセット間に複数のフレームの同じ処理待ち画像の画像データがあり、隣接するデータセット間の位置合わせ効果を高めることに役立ち、さらに3次元再構成の効果を高めることに役立つ。
図5を参照すると、図5は図1のステップS14の一実施例のフローチャートである。ここで、図5はデータセットのポーズ最適化パラメータを決定する一実施例のフローチャートである。それは以下のステップを含むことができる:
ステップS141において、各データセットを現在のデータセットとして順次使用し、時系列が現在のデータセットの前に配置されている少なくとも1つのデータセットを候補データセットとして選択する。
依然として上記の既存のデータセットA、データセットB、データセットCを例とし、データセットBのポーズ最適化パラメータを決定する場合、データセットBを現在のデータセットとして使用することができ、データセットCのポーズ最適化パラメータを決定する場合、データセットCを現在のデータセットとして使用することができる。また、新しいデータセットを作成する場合、新しく作成されたデータセットの前のデータセットのポーズ最適化パラメータを決定することができ、例えば、上記実施例のように、画像データ10(処理待ち画像10に属する)を分割する場合、現在の最後のデータセットCが所定のオーバーフロー条件を満たすと、新しいデータセットDを新しく作成し、このとき、データセットCを現在のデータセットとして使用し、そのポーズ最適化パラメータを決定することができる。
1つの実施シーンでは、ポーズ最適化パラメータの精度を向上させ、それによって3次元再構成効果を高めるために、現在のデータセットの前に配置されているデータセットから、画像データが類似したものを候補データセットとして選択することができ、ここで、図6を参照すると、図6は図5のステップS141の一実施例のフローチャートであり、以下のステップを含むことができる:
ステップS61において、現在のデータセット及び時系列がその前に配置されているデータセットの画像データの所定の画像特徴を使用して、Bag of Wordsモデルを構築する。
所定の画像特徴は、ORB(Oriented FAST and Rotated BRIEF)画像特徴を含むことができ、画像データにおけるキーポイントに対して特徴ベクトルを速く作成することができ、且つ特徴ベクトルは、画像データにおける再構成待ち目標を識別するために用いられてもよく、FastとBriefは、それぞれ特徴検出アルゴリズムとベクトル作成アルゴリズムであり、ここでは詳細な説明を省略する。
Bag of Wordsモデル(Bag of Words)は、自然言語処理と情報検索の下で簡略化された表現モデルであり、Bag of Wordsモデルにおける各々の所定の画像特徴は、独立したものであり、ここでは詳細な説明を省略する。1つの実施シーンでは、1つの新しいデータセットの作成を開始する場合、その前にあるデータセットを現在のデータセットとして使用し、現在のデータセットの画像データの所定の画像特徴を抽出し、Bag of Wordsモデルに追加することができ、このように循環すると、Bag of Wordsモデルは、段階的に拡張されてもよい。1つの実施シーンでは、現在のデータセットとその前にあるデータセットの間には重ね合わせた画像データが存在するため、現在のデータセットにおける画像データの所定の画像特徴を抽出するときに、前のデータセットと重ね合せた画像データについて特徴抽出が行われない。
ステップS62において、属する処理待ち画像の現在のデータセットの所定の時系列にある画像データをマッチング待ち画像データとして選択する。
1つの実施シーンでは、所定の時系列は、先頭、中間及び最後を含むことができ、依然として上記実施例におけるデータセットCを例とし、データセットCには画像データ05(処理待ち画像05に属する)、画像データ06(処理待ち画像06に属する)、画像データ07(処理待ち画像07に属する)、画像データ08(処理待ち画像08に属する)、画像データ09(処理待ち画像09に属する)が含まれ、先頭にある処理待ち画像05の画像データ05、中間にある処理待ち画像07の画像データ07と最後にある処理待ち画像09の画像データ09をマッチング待ち画像データとして選択することができ、他の実施シーンの場合、このように類推することができ、ここで例を1つずつ挙げない。また、所定の時系列は、実際の状況に応じて、先頭、1/4の時系列、1/2の時系列、3/4の時系列、最後に設定されてもよく、ここでは限定されない。
ステップS63において、Bag of Wordsモデルの所定の範囲から、マッチング待ち画像データの所定の画像特徴との類似度スコアが所定の類似度閾値より大きい所定の画像特徴をクエリする。
所定の範囲は、属するデータセットが現在のデータセットと隣接していなく、且つ現在のデータセットに含まれない画像データの所定の画像特徴を含むことができる。依然として上記実施例におけるデータセットA、データセットBとデータセットCを例とし、現在のデータセットがデータセットCである場合、所定の範囲は、データセットAに属する、所定の画像特徴と、データセットBに属する、所定の画像特徴とを含むことができる。1つの実施シーンでは、所定の類似度閾値は、1つの所定のスコア値、例えば0.018、0.019、0.020などであってもよく、ここでは限定されない。別の実施シーンでは、現在のデータセットと隣接するデータセットにおける各画像データとマッチング待ち画像データとの類似度スコアのうちの最大スコア値

を取得し、最大スコア値

の所定の倍数(例えば、1.5倍、2倍、2.5倍)を所定の類似度閾値として使用することができる。別の実施シーンでは、最大スコア値

の所定の倍数、上記の所定のスコア値のいずれかを所定の類似度閾値として使用することができ、即ち、Bag of Wordsモデルの所定の範囲から、マッチング待ち画像データの所定の画像特徴との類似度スコア

が最大スコア値

の所定の倍数、上記の所定のスコア値のいずれかより大きい所定の画像特徴をクエリすることができ、ここでは限定されない。
ステップS64において、クエリされた所定の画像特徴の属する画像データが所在するデータセット、及び現在のデータセットと隣接するデータセットとを候補データセットとして使用する。
現在のデータセットがデータセットHであることを例し、先頭にあるマッチング待ち画像データを使用して、データセットC、データセットDをクエリし、中間にあるマッチング待ち画像データを使用して、データセットD、データセットEをクエリし、最後にあるマッチング待ち画像データを使用して、データセットE、データセットFをクエリする場合、データセットC~F及びデータセットGを現在のデータセットHの候補データセットとして使用することができる。1つの実施シーンでは、クエリされた所定の画像特徴の属する画像データが所在するデータセットから、類似度スコアが最も大きい所定の数量(例えば、2つ、3つなど)のデータセット、及び現在のデータセットと隣接するデータセットを候補データセットとして選択することができる。依然として現在のデータセットがデータセットHであることを例すると、データセットC~Fから類似度スコア

の最も大きい3つのデータセット、及び現在のデータセットと隣接するデータセットGを候補データセットとして選択することができる。
ステップS142において、現在のデータセットの画像データと候補データセットの画像データを使用して、現在のデータセットと候補データセットとの空間変換パラメータを決定する。
1つの実施シーンでは、現在のデータセットと候補データセットとの空間変換パラメータの精度を確保し、ポーズ最適化パラメータの精度を向上させ、それによって3次元再構成の効果を高めるために、現在のデータセットと候補データセットの画像データの画像特徴及び3次元空間における位置を組み合わせて、両者間の空間変換パラメータを決定することができ、図7を参照すると、図7は図5のステップS142の一実施例のフローチャートであり、以下のステップを含むことができる:
ステップS71において、候補データセットと現在のデータセット内で、所定のマッチング条件を満たす1グループのマッチング待ち画像データを検索する。
所定のマッチング条件は、マッチング待ち画像データが属する処理待ち画像のカメラ向き角度間の差が最も小さいことを含むことができ、ここで、各候補データセットに対して、それと現在のデータセットから所定のマッチング条件を満たす1グループのマッチング待ち画像データを検索することができ、説明を容易にするために、現在のデータセットに属するマッチング待ち画像を

に記し、候補データセットに属するマッチング待ち画像データを

に記することができる。
ステップS72において、各グループのマッチング待ち画像データから抽出された、所定の画像特徴に基づいて、各グループのマッチング待ち画像データ間のマッチング画素点対を取得する。
RANSACアルゴリズムを組み合わせて、

の所定の画像特徴(例えば、ORB画像特徴)に対してマッチングペアのスクリーニングを実行して、

の間のマッチング画素点を取得することができ、説明を容易にするために、

にそれぞれ記してもよい。RANSACアルゴリズムについては、上記の実施例における関連ステップを参照することができ、ここでは説明を省略する。
ステップS73において、マッチング画素点対のうち、現在のデータセットに属する画素点を3次元空間にマッピングし、第1の3次元マッチングポイントを取得して、マッチング画素点対のうち、候補データセットに属する画素点を3次元空間にマッピングし、第2の3次元マッチングポイントを取得する。

を3次元空間にマッピングし、第1の3次元マッチングポイントを取得して、説明を容易にするために、

に記し、

を3次元空間にマッピングし、第2の3次元マッチングポイントを取得して、説明を容易にするために、

に記する。ここで、

を3次元同次座標にそれぞれ変換し、内部パラメータ

の逆

を使用して、

の3次元同次座標をそれぞれ左乗算し、第1の3次元マッチングポイント

と第2の3次元マッチングポイント

を取得することができる。
ステップS74において、第1の3次元マッチングポイントと第2の3次元マッチングポイントとを位置合わせし、空間変換パラメータを取得する。
ここで、第1の3次元マッチングポイントと第2の3次元マッチングポイントを3次元空間において位置合わせし、両者間の一致度をできる大きくし、それによって両者間の空間変換パラメータを取得することができる。1つの実施シーンでは、第1の3次元マッチングポイントと第2の3次元マッチングポイントとの第1のポーズ変換パラメータを取得することができ、第1の3次元マッチングポイントと第2の3次元マッチングポイントを使用して、第1のポーズ変換パラメータに関する目標関数を構築し、SVD(Singular Value Decomposition:特異値分解)又は非線形最適化などの方式によって目標関数を解いて、第1のポーズ変換パラメータ

を取得することができる。
式(11)において、

は、3次元空間における第iペアの3次元マッチングポイントをそれぞれ表す。
上記目標関数をソルビングすることにより、第1のポーズ変換パラメータ

が得られた後、第1のポーズ変換パラメータ

と所定のポーズ変換パラメータ(例えば、単位マトリックス)を使用して、第1の3次元マッチングポイントに対してポーズ最適化を実行して、第1の最適化マッチングポイントと第2の最適化マッチングポイントとをそれぞれ取得することもでき、ここで、第1のポーズ変換パラメータ

と所定のポーズ変換パラメータを使用して、第1の3次元マッチングポイント

とそれぞれ左乗算し、それによって第1の最適化マッチングポイントと第2の最適化マッチングポイントとをそれぞれ得ることができ、説明を容易にするために、

にそれぞれ記することができる。さらに、第2の3次元マッチングポイント

と、第1の最適化マッチングポイント

および第2の最適化マッチングポイント

とのそれぞれの一致度を計算し、一致度の高い最適化マッチングポイントが使用するポーズ変換パラメータを第2のポーズ変換パラメータとして選択することができ、説明を容易にするために、

に記することができる。ここで、第2の3次元マッチングポイント

と第1の最適化マッチングポイント

との一致度を計算する場合、各第2の3次元マッチングポイント

の所定の範囲内(例えば、5cmの範囲)で第1の最適化マッチングポイント

を検索することができ、検索できる場合、第2の3次元マッチングポイント

を有効してマーキングし、そうでない場合、無効としてマーキングすることができ、全ての第2の3次元マッチングポイント

への検索が完了した後、第2の3次元マッチングポイント

の総数に対する有効としてマーキングされた第2の3次元マッチングポイント

の割合、即ち第2の3次元マッチングポイント

と第1の最適化マッチングポイント

との一致度を計算し、第2の3次元マッチングポイント

と第2の最適化マッチングポイント

との一致度は、このように類推されてもよく、ここでは説明を省略する。
第2のポーズ変換パラメータ

を求めた後、第2のポーズ変換パラメータ

を初期値とし、所定の位置合わせ方式(例えば、point-to-normalのICP方式)によって第1の3次元マッチングポイント

と第2の3次元マッチングポイント

とを位置合わせし、現在のデータセットと候補データセットとの空間変換パラメータを取得することができ、説明を容易にするために、

に記する。上記ステップを繰り返すことにより、現在のデータセットと各候補データセットの間の空間変換パラメータ

を取得することができる。
ステップS143において、少なくとも候補データセットのポーズ最適化パラメータ、及び現在のデータセットと候補データセットとの空間変換パラメータを使用して、現在のデータセットのポーズ最適化パラメータを取得し、少なくとも候補データセットのポーズ最適化パラメータを更新する。
1つの実施シーンでは、ポーズ最適化パラメータの精度を向上させるために、現在のデータセットのポーズ最適化パラメータをソルビングする前に、上記空間変換パラメータ

をスクリーニングすることもでき、ここで、現在のデータセットのポーズ最適化パラメータをソルビングするために、現在のデータセットと各候補データセットとの空間変換パラメータ

から、所定のパラメータスクリーニング条件を満たす空間変換パラメータを選択することができる。所定のパラメータスクリーニング条件は、空間変換パラメータ

に関連する候補データセットが現在のデータセットと隣接すること、又は、空間変換パラメータ
を使用して、第1の3次元マッチングポイント

をポーズ最適化することにより得られた最適化マッチングポイントと、第2の3次元マッチングポイント

との一致度が所定の一致度閾値(例えば、60%、65%、70%など)より大きいことを含むことができる。ここで、空間変換パラメータ

を使用して、第1の3次元マッチングポイント

を左乗算し、それによってそれへのポーズ最適化を実現することができる。
ここで、候補データセットのポーズ最適化パラメータ、及び現在のデータセットと候補データセットとの空間変換パラメータを使用して、現在のデータセットのポーズ最適化パラメータに関する目標関数を構築し、目標関数をソルビングすることで、現在のデータセットのポーズ最適化パラメータを取得して、少なくとも候補データセットのポーズ最適化パラメータを更新することができる。また、このように循環し、新しく作成されたデータセットの前にあるデータセットを現在のデータセットとしてそれぞれ用い、再構成待ち目標をスキャンしてデータセットを作成するとともに、ポーズ最適化パラメータを求めることができ、さらに計算量の均一化、計算負荷の軽減に役立ち、再構成待ち目標をリアルタイムかつオンラインで3次元再構成することができる。1つの実施シーンでは、図8を参照すると、図8は図5のステップS143の一実施例のフローチャートである。それは以下のステップを含むことができる:
ステップS81において、現在のデータセット及び時系列がその前に配置されている候補データセットにそれぞれ関連付けられた各空間変換パラメータに対応する2つのデータセットをデータセットペアとして使用する。
依然として現在のデータセットがデータセットHであることを例とすると、データセットC~FとデータセットGを現在のデータセットHの候補データセットとして使用し、空間変換パラメータ

に対応する候補データセットCと現在のデータセットHを1つのデータセットペアとして使用し、空間変換パラメータ

に対応する候補データセットDと現在のデータセットHを1つのデータセットペアとして使用し、空間変換パラメータ

に対応する候補データセットEと現在のデータセットHを1つのデータセットペアとして使用し、空間変換パラメータ

に対応する候補データセットFと現在のデータセットHを1つのデータセットペアとして使用し、空間変換パラメータ

に対応する候補データセットGと現在のデータセットHを1つのデータセットペアとして使用する。また、現在のデータセットHの前にある各データセット(即ちデータセットA~G)もそれぞれ対応して空間変換パラメータが存在し、例えば、データセットBについては、データセットAとの空間変換パラメータが存在してもよく、データセットBとデータセットAをデータセットペアとして使用することができ、データセットCについては、データセットAとデータBとの空間変換パラメータが存在してもよく、したがって、データセットCとデータセットAをデータセットペアとしてそれぞれ用い、データセットCとデータセットBとをデータセットペアとして使用することができ、このように類推し、ここで例を1つずつ挙げなく、空間変換パラメータの解法については、具体的に上記実施例における関連ステップを参照することができる。
ステップS82において、各データセットペアの空間変換パラメータ、及びそれぞれのポーズ最適化パラメータを使用して、ポーズ最適化パラメータに関する目標関数を構築する。
ここで、目標関数は、次のように表されてもよい:

ここで、式(12)において、

は、各データセットペアに含まれるデータセットの番号(例えば、C、D、Eなどのアルファベット、又は、1、2、3などのアラビア数字で表す)をそれぞれ表し、

は、各データセットペア間の空間変換パラメータを表し、

は、各データセットペアに含まれるデータセットのそれぞれのポーズ最適化パラメータをそれぞれ表し、

は、最適化式を表し、次のように表されても良い:
式(3)において、

は、

の逆をそれぞれ表す。したがって、データセットの空間変換パラメータが決定されるたびに、目標関数に新しい最適化関係をもたらすことができ、これにより、その前にあるデータセットのポーズ最適化パラメータを再度最適化し、全てのデータセットのポーズ最適化パラメータの決定が完了するまで続き、したがって、スキャンプロセスにおける累積されたポーズ誤差を無くし、ポーズ最適化パラメータの精度を向上させ、3次元再構成の効果を高めることに役立つことができる。1つの実施シーンでは、現在のデータセットが第1のデータセットである場合、そのポーズ最適化パラメータは、単位マトリックスとして初期化されてもよく、上記の実施例における関連ステップを参照することができ、ここでは説明を省略する。
ステップS83において、所定の解法によって目標関数を解いて、現在のデータセット及び時系列がその前に配置されている候補データセットのそれぞれに対応するデータセットに含まれるデータセットのポーズ最適化パラメータを取得する。
上記の式に示すように、上記目標関数を最小化することにより、各データセットペアに含まれるデータセットのポーズ最適化パラメータを取得することができる。依然として、現在のデータセットがデータセットHであることを例とすると、上記目標関数をソルビングすることにより、現在のデータセットHのポーズ最適化パラメータを取得して、かつデータセットC~Gのさらに最適化された後のポーズ最適化パラメータ、及び現在のデータセットHの前にあるデータセットのさらに最適化された後のポーズ最適化パラメータを取得することができる。新しいデータセットIを導入し、それに関連する空間変換パラメータを求めた場合、目標関数を構築することにより、データセットIのポーズ最適化パラメータを取得して、その前にあるデータセットのさらに最適化された後のポーズ最適化パラメータを取得することができ、このように循環すると、ポーズ累積誤差を無くすことにさらに役立つことができる。
上記実施例とは異なり、各データセットを現在のデータセットとして順次使用し、現在のデータセットの前に配置されている少なくとも1つのデータセットを候補データセットとして選択することにより、現在のデータセットの画像データと候補データセットの画像データを使用して、現在のデータセットと候補データセットとの空間変換パラメータを決定し、さらに少なくとも候補データセットのポーズ最適化パラメータ、及び現在のデータセットと候補データセットとの空間変換パラメータを使用して、現在のデータセットのポーズ最適化パラメータを取得し、少なくとも候補データセットのポーズ最適化パラメータを更新することにより、スキャンプロセスに累積されたカメラポーズパラメータの誤差を無くし、ポーズ最適化パラメータの計算のためのデータ量を減少することに役立ち、それによって計算負荷を軽減することに役立つことができる。
図9を参照すると、図9は本開示の3次元再構成に基づくインタラクション方法の一実施例のフローチャートである。前記3次元再構成方法は、以下のステップを含むことができる:
ステップS91において、再構成待ち目標の3次元モデルを取得する。
3次元モデルは、上記のいずれかの3次元再構成方法の実施例におけるステップにより得られてもよく、上記の3次元再構成方法の実施例を参照することができ、ここでは説明を省略する。
ステップS92において、所定の視覚慣性ナビゲーション方式により、撮影デバイスが配置されているシーンの3次元地図を構築し、3次元地図における撮影デバイスの現在のポーズ情報を取得する。
所定の視覚慣性ナビゲーション方式は、SLAM(Simultaneous Localization And Mapping:即時位置決め地図構築)を含むことができ、SLAMにより、撮影デバイス(例えば、携帯電話、タブレットコンピュータなど)が配置されている3次元地図を構築し、3次元地図における撮影デバイスの現在のポーズ情報を取得することができる。
1つの実施シーンでは、3次元モデルとの動的インタラクションを実現するために、3次元モデルを骨格結合することもでき、骨格結合とは3次元モデルで骨格システムを架設し、骨格の関節で既定のルールに従って動くことができることを指し、例えば、3次元モデルが牛、羊などの四肢動物である場合、3次元モデルが骨格結合された後、その骨格の関節は、四肢動物の既定のルールに従って動くことができる。
ステップS93において、ポーズ情報に基づいて、撮影デバイスによって現在撮影されているシーン画像に3次元モデルを表示する。
ここで、ポーズ情報は、撮影デバイスの位置及び向きを含むことができる。例えば、撮影デバイスのポーズ情報が、それが地面に向かうことを表す場合、撮影デバイスによって現在撮影されているシーン画像には3次元モデルの上部が表示されてもよく、又は、撮影デバイスのポーズ情報が、その向きが地面に対して鋭角を呈することを表す場合、撮影デバイスによって現在撮影されているシーン画像には3次元モデルの側面が表示されてもよい。1つの実施シーンでは、3次元モデルが骨格結合された後、ユーザによって入力された駆動命令を受信することもでき、これにより、3次元モデルは、ユーザによって入力された駆動命令に従って動くことができ、例えば、3次元モデルが羊である場合、ユーザは、頭を下げたり、歩いたりするようにそれを駆動することができ、ここでは限定されない。3次元モデルが人間又は他の対象である場合、このように類推することができ、ここでは例を1つずつ挙げない。
上記解決策では、シーンの3次元地図における撮影デバイスのポーズ情報に基づいて、再構成待ち目標の3次元モデルを現在の撮影されているシーン画像に表示することにより、仮想物体と実際のシーンとの幾何学的整合性の融合を実現することができ、且つ3次元モデルが上記第1の態様における3次元再構成方法によって得られるため、3次元再構成の効果を高め、さらに仮想と現実との幾何学的整合性の融合効果を高めることができ、これは、ユーザ体験を向上することに役立つ。
図10を参照すると、図10は本開示の3次元再構成に基づく測定方法の一実施例のフローチャートである。前記3次元再構成方法は、以下のステップを含むことができる:
ステップS1010において、再構成待ち目標の3次元モデルを取得する。
3次元モデルは、上記のいずれかの3次元再構成方法の実施例におけるステップにより得られてもよく、上記の3次元再構成方法の実施例を参照することができ、ここでは説明を省略する。
ステップS1020において、ユーザが3次元モデルで設定した複数の測定ポイントを受信する。
ユーザは、マウスクリック、キーボード入力、ディスプレイタッチなどによって3次元モデルで複数の測定ポイントを設定することができる。測定ポイントの数量は、2つ、3つ、4つなどであってもよく、ここでは限定されい。図2を参照すると、再構成待ち目標が石膏人物像であることを例とすると、ユーザは、3次元モデル29の両目の中心に測定ポイントをそれぞれ設定することができ、又は、3次元モデル209の鼻粱と人中に測定ポイントをそれぞれ設定することもでき、又は、3次元モデル29の両目の中心、人中に測定ポイントをそれぞれ設定することもでき、ここでは例を1つずつ挙げない。
ステップS1030において、複数の測定ポイントの間の距離を取得し、再構成待ち目標上の複数の測定ポイントに対応する位置の間の距離を取得する。
図2を参照すると、依然として再構成待ち目標が石膏人物像であることを例とすると、3次元モデル29の両目の中心間の距離を取得することにより、石膏人物像に対応する両目の中心間の距離を取得することができ、又は、3次元モデル29の鼻粱と人中との距離を取得することにより、石膏人物像に対応する鼻粱と人中との距離を取得することができ、又は、3次元モデル29の両目の中心、人中の2つの間の距離を取得することにより、石膏人物像に対応する両目、人中の両者間の距離を取得することができ、それによって実際のシーンにおける物体の測定の利便性を高めることに役立つ。
上記解決策では、ユーザが3次元モデルで設定した複数の測定ポイントを受信することにより、複数の測定ポイントの間の距離を取得し、さらに再構成待ち目標上の複数の測定ポイントに対応する位置の間の距離を取得して、それによって実際のシーンにおける物体の測定ニーズを満たすことができ、且つ3次元モデルが上記第1の態様における3次元再構成方法により得られるため、3次元再構成の効果を高め、さらに測定の精度を向上させることができる。
図11を参照すると、図11は本開示の3次元再構成装置1100の一実施例のフローチャートである。3次元再構成装置1100は、画像取得部1110、第1の決定部1120、データ分割部1130、第2の決定部1140、パラメータ調整部1150及びモデル再構成部1160を備え、画像取得部1110は、撮影デバイスが再構成待ち目標をスキャンすることにより得られた複数のフレームの処理待ち画像を取得するように構成され、第1の決定部1120は、各フレームの処理待ち画像と撮影デバイスのキャリブレーションパラメータを使用して、各フレームの処理待ち画像の再構成待ち目標に属する目標画素点及びそのカメラポーズパラメータを決定するように構成され、データ分割部1130は、所定の分割ポリ―シに従って、各フレームの処理待ち画像の画像データを対応するデータセットに順次分割するように構成され、画像データが少なくとも目標画素点を含み、第2の決定部1140は、各データセットの画像データ、及び時系列がその前に配置されているデータセットの画像データ及びポーズ最適化パラメータを順次使用して、各データセットのポーズ最適化パラメータを決定するように構成され、パラメータ調整部1150は、各データセットのポーズ最適化パラメータを使用して、データセットに含まれる画像データの属する処理待ち画像のカメラポーズパラメータを調整するように構成され、モデル再構成部1160は、所定の3次元再構成方式及び処理待ち画像の調整後のカメラポーズパラメータを使用して、処理待ち画像の画像データに対して再構成処理を実行して、再構成待ち目標の3次元モデルを取得するように構成される。
幾つかの実施例では、第2の決定部1140は、各データセットを現在のデータセットとして順次使用し、現在のデータセットの前に配置されている少なくとも1つのデータセットを候補データセットとして選択するように構成されるデータセット選択サブ部を含み、第2の決定部1140は、現在のデータセットの画像データと候補データセットの画像データを使用して、現在のデータセットと候補データセットとの空間変換パラメータを決定するように構成される空間変換パラメータサブ部をさらに含み、第2の決定部1140は、少なくとも候補データセットのポーズ最適化パラメータ、及び現在のデータセットと候補データセットとの空間変換パラメータを使用して、現在のデータセットのポーズ最適化パラメータを取得し、少なくとも前記候補データセットのポーズ最適化パラメータを更新するように構成されるポーズ最適化パラメータサブ部をさらに含む。
幾つかの実施例では、ポーズ最適化パラメータサブ部は、現在のデータセット及び時系列がその前に配置されているデータセットにそれぞれ関連付けられた各空間変換パラメータに対応する2つのデータセットをデータセットペアとして使用するように構成されるデータセットペア部を含み、ポーズ最適化パラメータサブ部は、各データセットペアの空間変換パラメータ、及びそれぞれのポーズ最適化パラメータを使用して、ポーズ最適化パラメータに関する目標関数を構築するように構成される目標関数構築部をさらに含み、ポーズ最適化パラメータサブ部は、所定の解法によって目標関数を解いて、現在のデータセット及び時系列がその前に配置されているデータセットのそれぞれに対応するデータセットに含まれるデータセットのポーズ最適化パラメータを取得するように構成される目標関数解決部をさらに含む。
幾つかの実施例では、空間変換パラメータサブ部は、候補データセットと現在のデータセット内で、所定のマッチング条件を満たす1グループのマッチング待ち画像データを検索するように構成される画像データ検索部を含み、空間変換パラメータサブ部は、各グループのマッチング待ち画像データから抽出された、所定の画像特徴に基づいて、各グループのマッチング待ち画像データ間のマッチング画素点対を取得するように構成されるマッチング画素点選択部をさらに含み、空間変換パラメータサブ部は、マッチング画素点対のうち、現在のデータセットに属する画素点を3次元空間にマッピングし、第1の3次元マッチングポイントを取得して、マッチング画素点対のうち、候補データセットに属する画素点を3次元空間にマッピングし、第2の3次元マッチングポイントを取得するように構成される3次元空間マッピング部をさらに含み、空間変換パラメータサブ部は、第1の3次元マッチングポイントと第2の3次元マッチングポイントとを位置合わせし、空間変換パラメータを取得するように構成される3次元マッチングポイント位置合わせ部をさらに含む。
幾つかの実施例では、3次元マッチングポイント位置合わせ部は、第1の3次元マッチングポイントと第2の3次元マッチングポイントとの第1のポーズ変換パラメータを取得するように構成される第1のポーズ変換パラメータサブ部を含み、3次元マッチングポイント位置合わせ部は、第1のポーズ変換パラメータと所定のポーズ変換パラメータを使用して、第1の3次元マッチングポイントに対してポーズ最適化を実行して、第1の最適化マッチングポイントと第2の最適化マッチングポイントとをそれぞれ取得するように構成される3次元マッチングポイント最適化サブ部をさらに含み、3次元マッチングポイント位置合わせ部は、第2の3次元マッチングポイントと、第1の最適化マッチングポイントおよび第2の最適化マッチングポイントとのそれぞれの一致度を計算し、一致度の高い最適化マッチングポイントが使用するポーズ変換パラメータを第2のポーズ変換パラメータとして選択するように構成される第2のポーズ変換パラメータサブ部をさらに含み、3次元マッチングポイント位置合わせ部は、第2のポーズ変換パラメータを初期値とし、所定の位置合わせ方式によって第1の3次元マッチングポイントと第2の3次元マッチングポイントとを位置合わせし、現在のデータセットと候補データセットとの空間変換パラメータを取得するように構成される空間変換パラメータサブ部をさらに含む。
幾つかの実施例では、空間変換パラメータサブ部は、現在のデータセットと各候補データセットとの空間変換パラメータから、所定のパラメータスクリーニング条件を満たす空間変換パラメータを選択するように構成される変換パラメータスクリーニング部をさらに含み、所定のパラメータスクリーニング条件は、空間変換パラメータに関連する候補データセットが現在のデータセットと隣接すること、空間変換パラメータを使用して、第1の3次元マッチングポイントをポーズ最適化することにより得られた最適化マッチングポイントと、第2の3次元マッチングポイントとの一致度が所定の一致度閾値より大きいことのいずれか1つを含む。
幾つかの実施例では、データセット選択サブ部は、現在のデータセット及び時系列がその前に配置されているデータセットの画像データの所定の画像特徴を使用して、Bag of Wordsモデルを構築するように構成されるBag of Wordsモデル構築部をさらに含み、データセット選択サブ部は、属する処理待ち画像の現在のデータセットの所定の時系列に位置する画像データをマッチング待ち画像データとして選択するように構成されるマッチング画像データ部をさらに含み、データセット選択サブ部は、Bag of Wordsモデルの所定の範囲から、マッチング待ち画像データの所定の画像特徴との類似度スコアが所定の類似度閾値より大きい所定の画像特徴をクエリするように構成される画像特徴クエリ部をさらに含み、データセット選択サブ部は、クエリされた所定の画像特徴の属する画像データが所在するデータセット、及び現在のデータセットと隣接するデータセットとを候補データセットとして使用するように構成され、ここで、所定の範囲が、属するデータセットが現在のデータセットと隣接していなく、且つ現在のデータセットに含まれない画像データの所定の画像特徴を含む候補データセット部をさらに含む。
幾つかの実施例では、データセット選択サブ部は、現在のデータセットと隣接するデータセットにおける各画像データとマッチング待ち画像データとの類似度スコアのうちの最大スコア値を取得するように構成される最大類似度スコア値取得部をさらに含み、データセット選択サブ部は、最大スコア値の所定の倍数と所定のスコア値のいずれかを所定の類似度閾値として使用するように構成される所定の類似度閾値決定部をさらに含む。
幾つかの実施例では、データ分割部1130は、各フレームの処理待ち画像を現在の処理待ち画像として順次使用するように構成される現在処理待ち画像決定サブ部を含み、データ分割部1130は、現在の処理待ち画像の画像データを分割する場合、既存のデータセットの最後のデータセットが所定のオーバーフロー条件を満たすと、最後のデータセットにおける最新の複数のフレームの処理待ち画像の画像データを取得し、新しい最後のデータセットとして新しく作成されたデータセットに記憶し、現在の処理待ち画像の画像データを新しい最後のデータセットに分割するように構成されるデータ処理サブ部をさらに含む。
幾つかの実施例では、所定のオーバーフロー条件は、最後のデータセットに含まれる画像データに対応する処理待ち画像のフレーム数が所定のフレーム数閾値より大きいか等しいこと、最後のデータセットのいずれかの画像データが属する処理待ち画像のカメラ位置と現在の処理待ち画像のカメラ位置との距離が所定の距離閾値より大きいこと、最後のデータセットのいずれかの画像データが属する処理待ち画像のカメラ向き角度と現在の処理待ち画像のカメラ向き角度との差が所定の角度閾値より大きいことのいずれか一つを含み、ここで、カメラ位置とカメラ向き角度は、処理待ち画像のカメラポーズパラメータを使用して、計算されたものである。
幾つかの実施例では、各フレームの処理待ち画像は、カラーデータと深度データとを含み、第1の決定部1120は、カラーデータとの位置合わせ後の深度データに含まれる各画素点の法線ベクトルと処理待ち画像の重力方向との夾角を取得するように構成される夾角取得サブ部を含み、第1の決定部1120は、各画素点を3次元空間で重力方向に投影し、各画素点の3次元空間における高さの値を取得するように構成される高さ取得サブ部をさらに含み、第1の決定部1120は、夾角が所定の角度条件を満たす画素点の高さの値を分析し、再構成待ち目標の平面高さを取得するように構成される高さ分析サブ部をさらに含み、第1の決定部1120は、平面高さによってカラーデータのうちの再構成待ち物体に属する目標画素点をスクリーニングするように構成される画素スクリーニングサブ部をさらに含む。
幾つかの実施例では、高さ分析サブ部は、夾角が所定の角度条件を満たす画素点の高さの値を高さセットとして使用するように構成される高さセット取得部を含み、高さ分析サブ部は、高さセット内の高さの値に対してクラスタ分析を実行して、再構成待ち目標の平面高さを取得するように構成される高さクラスタ分析部を含む。
幾つかの実施例では、3次元再構成装置1100は、各データセットの画像データを3次元空間に順次マッピングして、各データセットに対応する3次元ポイントクラウドを取得するように構成される3次元マッピング部をさらに備え、3次元再構成装置1100は、各データセットのポーズパラメータを使用して、それに対応する3次元ポイントクラウドを調整するように構成されるポイントクラウド調整部をさらに備える。
図12を参照すると、図12は本開示による3次元再構成に基づくインタラクション装置の一実施例のフレームワーク概略図である。3次元再構成に基づくインタラクション装置1200は、モデル取得部1210、マッピング及び位置決め部1220と表示インタラクションモジュール1230を備え、モデル取得部1210は、再構成待ち目標の3次元モデルを取得するように構成され、3次元モデルが上記のいずれかの3次元再構成装置の実施例における3次元再構成装置により得られ、マッピング及び位置決め部1220は、所定の視覚慣性ナビゲーション方式により、撮影デバイスが配置されているシーンの3次元地図を構築し、3次元地図における撮影デバイスの現在のポーズ情報を取得するように構成され、表示インタラクションモジュール1230は、ポーズ情報に基づいて、撮影デバイスによって現在撮影されているシーン画像に3次元モデルを表示するように構成される。
図13を参照すると、図13は3次元再構成に基づく測定装置1300の一実施例のフレームワーク概略図である。3次元再構成に基づく測定装置1300は、モデル取得部1310、表示インタラクション部1320及び距離取得部1330を含み、モデル取得部1310は、再構成待ち目標の3次元モデルを取得するように構成され、3次元モデルが上記のいずれかの3次元再構成装置の実施例における3次元再構成装置により得られ、表示インタラクション部1320は、ユーザが3次元モデルで設定した複数の測定ポイントを受信するように構成され、距離取得取得部1330は、複数の測定ポイントの間の距離を取得し、再構成待ち目標上の複数の測定ポイントに対応する位置の間の距離を取得するように構成される。
図14を参照すると、図14は本開示による電子機器1400の一実施例のフレームワーク概略図である。電子機器1400は、互いに結合されたメモリ1410とプロセッサ1420を備え、プロセッサ1420は、上記のいずれかの3次元再構成方法の実施例におけるステップを実現し、又は上記のいずれかの3次元再構成に基づくインタラクション方法の実施例におけるステップを実現し、又は上記のいずれかの3次元再構成に基づく測定方法の実施例におけるステップを実現するために、メモリ1410に記憶されたプログラム命令を実行するように構成される。1つの実施シーンでは、電子機器は、携帯電話、タブレットコンピュータなどの移動端末を含むことができ、又は、電子機器は、撮影デバイスに接続されたデータ処理デバイス(マイクロコンピュータなど)であってもよく、ここでは限定しない。
プロセッサ1420は、CPU(Central Processing Unit:中央処理ユニット)とも呼ばれてもよい。プロセッサ1420は、信号処理機能を備えた集積回路チップであってもよい。プロセッサ1420は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field-Programmable Gate Array)又は他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってもよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、又は当該プロセッサは、いずれかの従来のプロセッサなどであってもよい。また、プロセッサ1420は、集積回路チップによって共同で実現されてもよい。
上記解決策では、3次元再構成の効果を高め、3次元再構成のための計算負荷を軽減することができる。
図15を参照すると、図15は本開示のコンピュータ可読記憶媒体1500の一実施例のフレームワーク概略図である。コンピュータ可読記憶媒体1500は、プロセッサによって実行され得るプログラム命令1501を記憶し、ログラム命令1501は、上記のいずれかの3次元再構成方法の実施例におけるステップを実現し、又は上記のいずれかの3次元再構成に基づくインタラクション方法の実施例におけるステップを実現し、又は上記のいずれかの3次元再構成に基づく測定方法の実施例におけるステップを実現するように構成される。
上記解決策では、3次元再構成の効果を高め、3次元再構成のための計算負荷を軽減することができる。
本開示で提供される幾つかの実施例では、開示される方法及び装置が他の方式により実現されてもよいことを理解すべきである。例えば、上記の装置の実施形態は、例示的なものだけであり、例えば、モジュール又はユニットの区分は、論理機能的区分だけであり、実際に実現する時に他の区分方式もあり得て、例えばユニット又はコンポーネントは、組み合わせられてもよく又は別のシステムに統合されてもよく、又は幾つかの特徴は無視されてもよく、又は実行されなくてもよい。また、示されるか、又は議論される相互結合又は直接結合又は通信接続は、幾つかのインターフェース、デバイス又はユニットを介した間接的結合又は通信接続であってもよく、電気的、機械的又は他の形態であってもよい。
分離部材として説明されるユニットは、物理的に分離するものであってもよく又は物理的に分離するものでなくてもよく、ユニットとして表示される部材は、物理ユニットであってもよく又は物理ユニットでなくてもよく、即ち1つの箇所に位置してもよく、又はネットワークユニットに分布してもよい。実際のニーズに応じてその中の一部又は全てのユニットを選択して本実施形態の解決策の目的を達成することができる。
また、本開示の各実施例における各機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、各々のユニットは、単独で物理的に存在してもよく、2つ又は2つ以上のユニットは、1つのユニットに統合されてもよい。上記の統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実現されてもよく、ソフトウェア機能ユニットの形態で実現されてもよい。
統合されたユニットは、ソフトウェア機能ユニットの形態で実現され且つ独立した製品として販売又は使用されるときに、1つのコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づき、本開示の技術的解決策は、本質的に又は従来技術に寄与する部分又は当該技術的解決策の全て又は部分がソフトウェア製品の形で体現されてもよく、当該コンピュータソフトウェア製品は、1つの記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバー、又はネットワークデバイス等であってもよい)又はプロセッサ(processor)に本開示の各実施形態の方法のステップの全て又は一部を実行させるための幾つかの命令を含む。前記記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、モバイルハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスク等のプログラムコードを記憶できる各種の媒体を含む。
本開示の実施例では、撮影デバイスが再構成待ち目標をスキャンすることにより得られた複数のフレームの処理待ち画像を取得し、各フレームの処理待ち画像と撮影デバイスのキャリブレーションパラメータを使用して、各フレームの処理待ち画像の再構成待ち目標に属する目標画素点及びそのカメラポーズパラメータを決定し、各フレームの処理待ち画像の画像データを対応するデータセットに順次分割し、データセットの画像データ、及び時系列がその前に配置されているデータセットの画像データとポーズ最適化パラメータを使用して、データセットのポーズ最適化パラメータを決定し、データセットのポーズ最適化パラメータを使用して、データセットに含まれる画像データが属する処理待ち画像のカメラポーズパラメータを調整し、処理待ち画像の画像データに対して再構成処理を実行して、再構成待ち目標の3次元モデルを取得する。上記解決策により、3次元再構成の効果を高め、3次元再構成のための計算負荷を軽減することができる。

Claims (14)

  1. 3次元再構成方法であって、前記3次元再構成方法は、
    撮影デバイスが再構成待ち目標をスキャンすることにより得られた複数のフレームの処理待ち画像を取得することと、
    前記処理待ち画像の各フレームと前記撮影デバイスのキャリブレーションパラメータを使用して、前記再構成待ち目標に属する前記処理待ち画像の各フレームの目標画素点およびそのカメラポーズパラメータを決定することと、
    所定の分割ポリシーに従って、前記処理待ち画像の各フレームの画像データを対応するデータセットに順次分割することであって、前記画像データは少なくと前記目標画素点を含むことと、
    各前記データセットの画像データおよび時系列がその前に配置されているデータセットの画像データとポーズ最適化パラメータを順次使用して、各前記データセットのポーズ最適化パラメータを決定することと、
    各前記データセットのポーズ最適化パラメータを使用して、前記データセットに含まれる画像データの属する前記処理待ち画像のカメラポーズパラメータを調整することと、
    所定の3次元再構成方式および前記処理待ち画像の調整後のカメラポーズパラメータを使用して、前記処理待ち画像の画像データに対して再構成処理を実行して、前記再構成待ち目標の3次元モデルを取得すること
    を含み、
    前記各前記データセットの画像データおよび時系列がその前に配置されているデータセットの画像データとポーズ最適化パラメータとを順次使用して、各前記データセットのポーズ最適化パラメータを決定することは、
    各前記データセットを現在のデータセットとして順次使用し、時系列が前記現在のデータセットの前に配置されている少なくとも1つのデータセットを候補データセットとして選択することと、
    前記現在のデータセットの画像データと前記候補データセットの画像データとを使用して、前記現在のデータセットと前記候補データセットとの空間変換パラメータを決定することと、
    少なくとも前記候補データセットのポーズ最適化パラメータおよび前記現在のデータセットと前記候補データセットとの空間変換パラメータを使用して、前記現在のデータセットのポーズ最適化パラメータを取得し、少なくとも前記候補データセットのポーズ最適化パラメータを更新することと
    を含む、3次元再構成方法。
  2. 前記少なくとも前記候補データセットのポーズ最適化パラメータおよび前記現在のデータセットと前記候補データセットとの空間変換パラメータを使用して、前記現在のデータセットのポーズ最適化パラメータを取得し、少なくとも前記候補データセットのポーズ最適化パラメータを更新することは、
    前記現在のデータセットおよび時系列がその前に配置されている前記候補データセットにそれぞれ関連付けられた各空間変換パラメータに対応する2つのデータセットをデータセットペアとして使用することと、
    各前記データセットペアの空間変換パラメータおよびそれぞれのポーズ最適化パラメータを使用して、前記ポーズ最適化パラメータに関する目標関数を構築することと、
    所定の解法によって前記目標関数を解いて、前記現在のデータセットおよび時系列がその前に配置されている前記候補データセットのそれぞれに対応するデータセットに含まれるデータセットのポーズ最適化パラメータを取得すること
    を含む請求項に記載の3次元再構成方法。
  3. 前記現在のデータセットの画像データと前記候補データセットの画像データを使用して、前記現在のデータセットと前記候補データセットとの空間変換パラメータを決定することは、
    前記候補データセットと前記現在のデータセット内で、所定のマッチング条件を満たす1グループのマッチング待ち画像データを検索することと、
    各グループの前記マッチング待ち画像データから抽出された、所定の画像特徴に基づいて、各グループの前記マッチング待ち画像データ間のマッチング画素点対を取得することと、
    前記マッチング画素点対のうち、前記現在のデータセットに属する画素点を3次元空間にマッピングし、第1の3次元マッチングポイントを取得し、前記マッチング画素点対のうち、前記候補データセットに属する画素点を前記3次元空間にマッピングして、第2の3次元マッチングポイントを取得することと、
    前記第1の3次元マッチングポイントと前記第2の3次元マッチングポイントとを位置合わせして、前記空間変換パラメータを取得すること
    を含む、請求項に記載の3次元再構成方法。
  4. 前記第1の3次元マッチングポイントと前記第2の3次元マッチングポイントとを位置合わせして、前記空間変換パラメータを取得することは、
    前記第1の3次元マッチングポイントと前記第2の3次元マッチングポイントとの第1のポーズ変換パラメータを取得することと、
    前記第1のポーズ変換パラメータと所定のポーズ変換パラメータを使用して、前記第1の3次元マッチングポイントに対してポーズ最適化を実行して、第1の最適化マッチングポイントと第2の最適化マッチングポイントとをそれぞれ取得することと、
    前記第2の3次元マッチングポイントと、前記第1の最適化マッチングポイントおよび前記第2の最適化マッチングポイントとのそれぞれの一致度を計算し、前記一致度の高い最適化マッチングポイントが使用するポーズ変換パラメータを第2のポーズ変換パラメータとして選択することと、
    前記第2のポーズ変換パラメータを初期値とし、所定の位置合わせ方式によって前記第1の3次元マッチングポイントと前記第2の3次元マッチングポイントを位置合わせして、前記現在のデータセットと前記候補データセットとの空間変換パラメータを取得すること
    を含む請求項に記載の3次元再構成方法。
  5. 前記現在のデータセットの画像データと前記候補データセットの画像データを使用して、前記現在のデータセットと前記候補データセットとの空間変換パラメータを決定した後、かつ、少なくとも前記候補データセットのポーズ最適化パラメータおよび前記現在のデータセットと前記候補データセットとの空間変換パラメータを使用して、前記現在のデータセットのポーズ最適化パラメータを取得する前に、前記3次元再構成方法は、
    前記現在のデータセットと各前記候補データセットとの空間変換パラメータから、所定のパラメータスクリーニング条件を満たす空間変換パラメータを選択することをさらに含み、
    前記所定のパラメータスクリーニング条件は、前記空間変換パラメータに関連する前記候補データセットが前記現在のデータセットと隣接すること、前記空間変換パラメータを使用して、前記第1の3次元マッチングポイントをポーズ最適化することにより得られた最適化マッチングポイント前記第2の3次元マッチングポイントとの一致度が所定の一致度閾値より大きいことのいずれか1つを含む請求項に記載の3次元再構成方法。
  6. 時系列が前記現在のデータセットの前に配置されている少なくとも1つのデータセットを候補データセットとして選択することは、
    前記現在のデータセットおよび時系列がその前に配置されているデータセットの画像データの所定の画像特徴を使用して、Bag of Wordsモデルを構築することと、
    前記現在のデータセットにおける所定の時系列に位置する属する処理待ち画像の画像データをマッチング待ち画像データとして選択することと、
    前記Bag of Wordsモデルの所定の範囲から、前記マッチング待ち画像データの所定の画像特徴との類似度スコアが所定の類似度閾値より大きい所定の画像特徴をクエリすることと、
    クエリされた所定の画像特徴の属する画像データが所在するデータセットおよび前記現在のデータセットと隣接するデータセットを前記候補データセットとして使用すること
    を含み、
    前記所定の範囲は、属するデータセットが前記現在のデータセットと隣接せず、かつ、前記現在のデータセットに含まれない画像データの所定の画像特徴を含み、
    前記Bag of Wordsモデルの所定の範囲から、前記マッチング待ち画像データの所定の画像特徴との類似度スコアが所定の類似度閾値より大きい所定の画像特徴をクエリする前に、前記3次元再構成方法は、
    前記現在のデータセットと隣接するデータセットにおける各前記画像データと前記マッチング待ち画像データとの類似度スコアのうちの最大スコア値を取得することと、
    前記最大スコア値の所定の倍数と所定のスコア値のいずれか1つを所定の類似度閾値として使用すること
    をさらに含む請求項に記載の3次元再構成方法。
  7. 前記所定の分割ポリシーに従って、前記処理待ち画像の各フレームの画像データを対応するデータセットに順次分割することは、
    前記処理待ち画像の各フレームを現在の処理待ち画像として順次使用することと、
    現在の処理待ち画像の画像データを分割する場合、既存の前記データセットの最後のデータセットが所定のオーバーフロー条件を満たすと、前記最後のデータセットにおける最新の複数のフレームの前記処理待ち画像の画像データを取得し、新しい前記最後のデータセットとして新しく作成された前記データセットに記憶し、前記現在の処理待ち画像の画像データを新しい前記最後のデータセットに分割すること
    を含み、
    前記所定のオーバーフロー条件は、
    前記最後のデータセットに含まれる前記画像データに対応する前記処理待ち画像のフレーム数が所定のフレーム数閾値より大きいか等しいこと、前記最後のデータセットのいずれかの前記画像データが属する処理待ち画像のカメラ位置と前記現在の処理待ち画像のカメラ位置との距離が所定の距離閾値より大きいこと、前記最後のデータセットのいずれかの前記画像データが属する処理待ち画像のカメラ向き角度と前記現在の処理待ち画像のカメラ向き角度との差が所定の角度閾値より大きいことのいずれか1つを含み、
    前記カメラ位置と前記カメラ向き角度は、前記処理待ち画像のカメラポーズパラメータを使用して計算されるものである請求項1に記載の3次元再構成方法。
  8. 前記処理待ち画像の各フレームは、カラーデータと深度データとを含み、前記処理待ち画像の各フレームと前記撮影デバイスのキャリブレーションパラメータを使用して、前記再構成待ち目標に属する前記処理待ち画像の各フレームの目標画素点を決定することは、
    前記カラーデータとの位置合わせ後の深度データに含まれる各画素点の法線ベクトルと、前記処理待ち画像の重力方向との夾角を取得することと、
    前記各画素点を3次元空間で前記重力方向に投影して、前記3次元空間における前記各画素点の高さの値を取得することと、
    前記夾角が所定の角度条件を満たす画素点の高さの値を分析して、前記再構成待ち目標の平面高さを取得することと、
    前記平面高さを使用して、前記カラーデータにおける前記再構成待ち物体に属する目標画素点をスクリーニングすること
    を含み、
    前記夾角が所定の角度条件を満たす画素点の高さの値を分析して、前記再構成待ち目標の平面高さを取得することは、
    前記夾角が所定の角度条件を満たす前記画素点の高さの値を高さセットとして使用することと、
    前記高さセット内の高さの値に対してクラスタ分析を実行して、前記再構成待ち目標の平面高さを取得すること
    を含む請求項1~7のいずれか一項に記載の3次元再構成方法。
  9. 前記各前記データセットの画像データおよび時系列がその前に配置されているデータセットの画像データとポーズ最適化パラメータを順次使用して、各前記データセットのポーズ最適化パラメータを決定した後、前記3次元再構成方法は、
    各前記データセットの画像データを3次元空間に順次マッピングして、各前記データセットに対応する3次元ポイントクラウドを取得することと、
    各前記データセットの前記ポーズ最適化パラメータを使用して、それに対応する前記3次元ポイントクラウドを調整すること
    をさらに含む請求項1~8のいずれか一項に記載の3次元再構成方法。
  10. 3次元再構成に基づくインタラクション方法であって、
    再構成待ち目標の3次元モデルを取得することであって、前記3次元モデルは、請求項1~9のいずれか一項に記載の3次元再構成方法を使用して取得されるものであることと、
    所定の視覚慣性ナビゲーション方式を使用して、撮影デバイスが配置されているシーンの3次元地図を構築し、前記3次元地図における前記撮影デバイスの現在のポーズ情報を取得することと、
    前記ポーズ情報に基づいて、前記撮影デバイスによって現在撮影されているシーン画像に前記3次元モデルを表示すること
    を含む3次元再構成に基づくインタラクション方法。
  11. 3次元再構成に基づく測定方法であって、
    再構成待ち目標の3次元モデルを取得することであって、前記3次元モデルは、請求項1~9のいずれか一項に記載の3次元再構成方法を使用して取得されるものであることと、
    ユーザが3次元モデルで設定した複数の測定ポイントを受信することと、
    前記複数の測定ポイントの間の距離を取得して、前記再構成待ち目標上の前記複数の測定ポイントに対応する位置の間の距離を取得すること
    を含む3次元再構成に基づく測定方法。
  12. 電子機器であって、
    前記電子機器は、互いに結合されたメモリおよびプロセッサを備え、前記プロセッサは、請求項1~9のいずれか一項に記載の3次元再構成方法を実現し、または、請求項10に記載の3次元再構成に基づくインタラクション方法を実現し、または、請求項11に記載の3次元再構成に基づく測定方法を実現するために、前記メモリに記憶されたプログラム命令を実行するように構成されている、電子機器。
  13. プログラム命令を記憶するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記プログラム命令がプロセッサに実行されると、請求項1~9のいずれか一項に記載の3次元再構成方法を実現し、または、請求項10に記載の3次元再構成に基づくインタラクション方法を実現し、または、請求項11に記載の3次元再構成に基づく測定方法を実現する、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  14. コンピュータ読み取り可能なコードを含むコンピュータプログラムであって、前記コンピュータ読み取り可能なコードが電子機器で動作し、前記電子機器のプロセッサに実行される場合、請求項1~9のいずれか一項に記載の3次元再構成方法を実現し、または、請求項10に記載の3次元再構成に基づくインタラクション方法を実現し、または、請求項11に記載の3次元再構成に基づく測定方法を実現する、コンピュータプログラム。
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