JP7452751B2 - 方法、装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本開示は、方法、装置及び非一時的なコンピュータ可読媒体に関する。
接触追跡は、小規模な感染グループ内で病気を制御し、封じ込めるため、パンデミックの発生中に多くの国で使用される一般的なアプローチの1つになりつつある。
ビデオ分析システムによる接触追跡は、ビデオ映像を手動で調べる人的労力の必要性を削減するのに役立つ。好都合なことに、これは、つながっているすべての人物を識別する処理を高速化できるだけでなく、ヒューマンエラーを最小限に抑えることができる。接触追跡の結果は、将来の調査のために、グラフィカルユーザインタフェースを介してネットワークダイアグラム形式で表示できる。
任意の大規模な公開イベントの接触追跡ネットワークダイアグラムには、通常、数千台のカメラが搭載されている。これらすべてのビデオ映像からのつながりのある人物のネットワークダイアグラムは、つながりのある人物が数百人から数千人になるため、データ分析を行ういかなる人間の調査員にとっても、膨大で時間がかかる可能性がある。タイムリーな意思決定のために効果的な調査を行うためには、優先順位付けが重要な課題となる。
特にCOVID-19(2019年コロナウイルス感染症)のようなパンデミック時には、感染者数が日々指数関数的に増加する可能性がある。これは、あるサブジェクトから別のサブジェクトに病気を広める可能性のある人々の大規模なネットワークを作り出すことが可能である。この病気の感染経路(一見関係のない2人のサブジェクトが感染している)を検出するためにデータを手動で掘り起こし、サブジェクトの中から、病気に感染するリスクが最も高い感染したサブジェクトと接触している人物を明らかにすることは難しいだろう。
本開示の目的は、サブジェクトのネットワークに対応する画像を適応的に管理することができる方法、装置および非一時的なコンピュータ可読媒体を提供することである。
さらに、その他の所望の特徴および特性は、本開示の添付図面及びこの背景と共に、この後の詳細な説明および添付のクレームから明らかになるであろう。
第1の例の態様では、方法は、入力画像を、サブジェクトのネットワークに対応する少なくとも1枚の画像と照合して、前記入力画像に対応するサブジェクトを識別し、前記入力画像は、前記識別されたサブジェクトに対応する少なくとも1つのラベルを有しており、前記少なくとも1つの対応するラベルに基づいて、前記サブジェクトのネットワーク内の前記サブジェクトを表すノードを削除するか否かを決定することを備える。
第2の例の態様では、装置は、プロセッサと通信するメモリを備え、前記メモリはそこに記録されたコンピュータプログラムを格納し、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行可能であることにより、前記装置に少なくとも以下を実行させる:入力画像を、サブジェクトのネットワークに対応する少なくとも1枚の画像と照合して、前記入力画像に対応するサブジェクトを識別し、前記入力画像は、前記識別されたサブジェクトに対応するラベルを有しており、前記対応するラベルに基づいて、前記サブジェクトのネットワーク内の前記サブジェクトを表すノードを削除するか否かを決定する。
第3の例の態様では、システムは、第2の例の態様にかかる装置と、少なくとも1つの撮像装置を備える。
第4の例の態様は、入力画像を、サブジェクトのネットワークに対応する少なくとも1枚の画像と照合して、前記入力画像に対応するサブジェクトを識別し、前記入力画像は、前記識別されたサブジェクトに対応する少なくとも1つのラベルを有しており、前記少なくとも1つの対応するラベルに基づいて、前記サブジェクトのネットワーク内の前記サブジェクトを表すノードを削除するか否かを決定することをコンピュータに実行させるためのプログラムを格納する非一時的なコンピュータ可読媒体である。
本開示によれば、サブジェクトのネットワークに対応する画像を適応的に管理することができる方法、装置および非一時的なコンピュータ可読媒体を提供することができる。
添付図面は、非限定的な例のみによって、様々な実施形態を例示し、本実施形態に従った様々な原理と利点を説明する。また、添付図面及びこの文書全体の参照番号は、個別の図面と、明細書に組み込まれ、その一部を構成している以下の詳細な説明とを通じて同一または機能的に類似した要素を参照している。
本開示の実施形態は、例示としてのみ、以下の書面による説明から、及び下記の図面と共に、当業者にとってよりよく理解され、容易に明らかになるであろう。
図1は、本開示の一側面にかかる、少なくとも1つの潜在的なサブジェクトと対象サブジェクトを適応的に表示するシステムを示す。 図2は、本開示の一実施形態にかかる、サブジェクトのネットワークを適応的に表示するグラフィック表現を示す。 図3Aは、本開示の一実施形態にかかる、サブジェクトのネットワークを識別するプロセスを説明するフローチャートを示す。 図3Bは、本開示の一実施形態にかかる、サブジェクトのネットワークに対応する画像を適応的に管理するプロセスを説明するフローチャートを示す。 図4Aは、サブジェクトのネットワークにおいて、サブジェクトを表すノードを削除するかどうかを判断するプロセスの例を示す。 図4Bは、サブジェクトのネットワークにおいて、サブジェクトを表すノードを削除するかどうかを判断するプロセスの例を示す。 図4Cは、サブジェクトのネットワークにおいて、サブジェクトを表すノードを削除するかどうかを判断するプロセスの例を示す。 図5Aは、サブジェクトのネットワークにおいて、サブジェクトを表すノードを削除するかどうかを判断するプロセスの他の例を示す。 図5Bは、サブジェクトのネットワークにおいて、サブジェクトを表すノードを削除するかどうかを判断するプロセスの他の例を示す。 図5Cは、サブジェクトのネットワークにおいて、サブジェクトを表すノードを削除するかどうかを判断するプロセスの他の例を示す。 図6Aは、サブジェクトのネットワークにおいて、サブジェクトを表すノードを削除するかどうかを判断するプロセスのさらに他の例を示す。 図6Bは、サブジェクトのネットワークにおいて、サブジェクトを表すノードを削除するかどうかを判断するプロセスのさらに他の例を示す。 図7Aは、サブジェクトのネットワークにおいてサブジェクトの各グループのグループスコアを算出するプロセスの例を示す。 図7Bは、サブジェクトのネットワークにおいてサブジェクトの各グループのグループスコアを算出するプロセスの例を示す。 図8は、本開示の一実施形態にかかる、サブジェクトのネットワークに対応した画像の適応的な管理方法を説明するフロー図を示す。 図9は、以前の図面の方法を実行するために使用できる代表的な計算装置を示す。 図10は、本開示の別の側面にかかる装置を示す。 図11は、本開示の別の側面にかかる方法のプロセスを説明するフローチャートを示す。
(用語の定義)
本開示にかかる実施形態を説明する前に、用語の定義に関する以下の説明がなされる。
サブジェクト:サブジェクトは、人物、患者及びユーザを含むことができる任意の適切な種類のエンティティ(entity)であってもよい。以下の説明の目的のために、サブジェクトは対象ユーザと潜在的なサブジェクト(potential subject)の両方に言及する場合があり、対象サブジェクトとしてのサブジェクトのアイデンティティは潜在的なサブジェクトに変更されてもよい。サブジェクトは、サブジェクトのネットワーク内のノードによって表されてもよい。
「対象サブジェクト」という用語は、ここでは、着目対象となる人物、ユーザまたは患者を識別するために用いられる。対象サブジェクトは、ユーザ入力によって選択されたサブジェクトであってもよいし、感染症のキャリアまたは感染症の特定の鎖(strand)であると特定されたサブジェクトであってもよい。対象サブジェクトは、入力画像に写るサブジェクトでもよい。
潜在的なサブジェクトは、ここでは、サブジェクトに関連する人物(例:パートナー又は仲間)、または対象サブジェクトと接触している人物に関するものとして用いられる。以下の様々な実施形態において、潜在的なサブジェクトは、対象サブジェクトと直接的または間接的に共出現(co-appearance)するサブジェクトを指してもよい。具体的には、直接的な共出現では、潜在的なサブジェクトは、同じ時間と位置(または同じ画像)において、または同じ期間内に同じ位置で、対象サブジェクトと共出現してもよい。一方、間接的な共出現では、対象サブジェクトと潜在的なサブジェクトは、同じ位置であるものの、2つの近接期間内にそれぞれ出現してもよい。例えば、潜在的なサブジェクトは、対象サブジェクトが現れる時間と近い時間に、または対象サブジェクトが現れる期間の前若しくは後の延長された期間内に、その位置に現れてもよい。例えば、パンデミック発生の状況下では、潜在的なサブジェクトは、病気に感染するか、又は、潜在的なサブジェクトから他人に病気を広めるリスクを有し得る人物である。
サブジェクトのネットワーク(またはネットワークダイアグラム)は、ここでは、互いに接続されているサブジェクト(対象サブジェクトと潜在的なサブジェクト)のクラスターのグラフィック表現に関するものとして用いられる。ここで、各ノードはサブジェクトのクラスター内のサブジェクトを表し、各2つの接続されたノードは、異なる期間または同じタイミングで同じ位置に出現した可能性のあるサブジェクトのクラスター内の2つのサブジェクトを表す。様々な実施形態では、サブジェクトのネットワークにおける各ノードは、サブジェクトのネットワークにおけるサブジェクトを識別するために使用されるノード識別子(ID)を有し、サブジェクトの名前とIDカード番号、及び、さらなるサブジェクトとノード識別のためのサブジェクトの顔の肖像または外観などの画像と関連付けられる。
サブジェクトのグループは、ここでは、サブジェクトのネットワークのサブセットに関するものとして用いられる。以下の様々な実施形態では、サブジェクトのネットワーク内で1つ以上のノードが削除されると、サブジェクトのネットワーク内でサブジェクトの2つのグループが形成されてもよく(グループ分割)、ここで、サブジェクトのあるグループ内のサブジェクトは、そのいずれも、サブジェクトのネットワーク内のサブジェクトの別のグループ内のいずれのサブジェクトとも接続されない。
接続強度は、ここでは、2つの接続されたノードに対応する2つのサブジェクト間の関係、またはその2つのサブジェクト間がどの程度密接に関連若しくは接続されているかを表すために用いられる。以下の様々な実施形態において、2つのサブジェクト間の接続強度は、2つのサブジェクトが直接的または間接的に同じ位置に共出現し、及び/又は、互いに接触していることがより頻繁に検出される場合に、より高くなる。様々な実施形態において、「接続強度」という用語と「共出現強度」という用語は交換可能に使用されてもよい。
グループスコアは、ここでは、サブジェクトのグループ内のすべてのサブジェクト間の全体の接続強度に関するものとして用いられる。グループスコアは、サブジェクトのグループ内の各2つの接続されたノードと、それらの対応する接続強度とを考慮して計算されてもよい。加えて、または代替的に、サブジェクトのグループ内のブジェクト(ノード)に基づいてグループスコアが計算されてもよい。以下の様々な実施形態において、サブジェクトのグループ内のサブジェクト数が多く、かつサブジェクトのグループ内のサブジェクト間の接続強度が大きい場合に、サブジェクトのグループのグループスコアが高くなってもよい。
ラベルは、ここでは、サブジェクトに関連するイベントに関する追加情報を提供し、サブジェクトのネットワーク内の他のサブジェクトに関してサブジェクトをさらに分類するように機能するものとして用いられる。このようなサブジェクトのラベル又は追加情報は、サブジェクトのネットワーク内でサブジェクトを識別するために使用される画像入力とともに受信されてもよい。ラベルの例は、位置、時間、サブジェクトに関連する測定結果を含んでもよい。以下の様々な実施形態では、サブジェクトに対応するラベルに基づいて、サブジェクトを表すサブジェクトのネットワーク内のノードに対して、次のステップが実行されてもよい:(i)サブジェクトのネットワークからのノードの削除、結果として、サブジェクトのネットワーク内に2つ以上のサブジェクトが形成されてもよい(グループ分割);(ii)サブジェクトに関する2つのサブジェクト間の各接続強度の増幅、すなわち、ここで2つの接続されたノードのうちの1つがサブジェクトを表すノードであり、結果として、サブジェクトを有するサブジェクトのグループのグループスコアの増幅。
接触追跡サーバに登録されているユーザは、登録ユーザと呼ばれる。接触追跡サーバに登録されていないユーザは、非登録ユーザと呼ばれる。ユーザは、ネットワークダイアグラムの任意のサブジェクトのグラフィック表現を得ることができる。
接触追跡サーバ:接触追跡サーバは、入力を受信し、データを処理し、グラフィック表現を客観的に提供するためのソフトウェアアプリケーションプログラムをホストするサーバである。接触追跡サーバは、任意のその他のサーバ(例えば、遠隔支援サーバ)と通信してリクエストを管理する。接触追跡サーバは、遠隔支援サーバと通信して、潜在的なサブジェクトと対象サブジェクトのグラフィック表現を表示する。接触追跡サーバは、データを管理し、グラフィック表現を提供するために、さまざまな異なるプロトコルとプロシージャを使用してもよい。
接触追跡サーバは通常、リクエストを処理し、データを管理し、状況に役立つグラフィック表現を表示するために活動するエンティティ(例:会社又は組織)であってもよいプロバイダによって管理される。サーバは、グラフィック表現リクエストを処理し、状況に応じてカスタマイズ可能なサービスを提供するために使用される1つ以上の計算装置を含んでもよい。
接触追跡アカウント:接触追跡アカウントは、接触追跡サーバに登録されているユーザのアカウントである。特定の状況では、遠隔支援サーバを使用するために接触追跡アカウントは要求されない。接触追跡アカウントには、ユーザの詳細(例えば、氏名、住所、車両など)が含まれている。
接触追跡サーバは、交換されるデータと共に、ユーザの接触追跡アカウントと、ユーザと他の外部サーバ間のやり取りを管理する。
(その他の注意事項)
同じ参照番号を有するステップ及び/又は特徴が添付図面のいずれか1つ以上で参照されている場合、これらのステップ及び/又は特徴は、この説明の目的上、反対の意図が現れない限り、同じ機能又は処理を有する。
なお、「背景」の項に記載されている議論と、上記の関連技術のアレンジメントに関する議論は、それらの使用を通じて公知の知識を形成する装置の議論に関する。また、そのような議論は、そのような装置がいかなる形であれ当該技術分野における一般常識の一部を形成することを、本発明者または特許出願人が表明したものと解釈すべきではない。
(実施の形態1)
本開示の実施の形態1を、添付図面を参照して以下に説明する。以下の詳細な説明は、本質的に単なる例示であり、本開示または本開示の適用および使用を制限することを意図するものではない。また、本開示の前述の背景又は以下の詳細な説明に示されたいかなる理論にも拘束される意図はない。
(システム100)
図1は、サブジェクトのネットワークに対応する画像を適応的に管理するシステム100のブロック図を説明する。
システム100は、リクエスト元装置102、接触追跡サーバ108、遠隔支援サーバ140、遠隔支援ホスト150A~150N、センサ142A~142N及びデータベース109を備える。ただし、システム100は、必要に応じて別のコンピュータまたは装置を備えても良い。
リクエスト元装置102は、それぞれ接続116および121を介して、接触追跡サーバ108及び/又は遠隔支援サーバ140と通信している。接続116と121はワイヤレスでもよい(例えば、NFC(Near field communication)、Bluetooth((R):登録商標)などを介する。)。接続116と121はネットワーク(例えば、インターネット)上にあってもよい。
接触追跡サーバ108はさらに、接続120を介して遠隔支援サーバ140と通信している。接続120はネットワーク(例えば、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、インターネットなど)上にあってもよい。あるアレンジメントでは、接触追跡サーバ108と遠隔支援サーバ140が組み合わされ、接続120は相互接続されたバスであってもよい。
遠隔支援サーバ140は、順番に、それぞれの接続122A~122Nを介して遠隔支援ホスト150A~150Nと通信している。接続122A~122Nはネットワーク(例:インターネット)であってもよい。
遠隔支援ホスト150A~150Nはサーバである。ここでは、ホストという用語は、遠隔支援ホスト150A~150Nと遠隔支援サーバ140を区別するために使用される。ここでは、遠隔支援ホスト150A~150Nをまとめて遠隔支援ホスト150と称し、遠隔支援ホスト150のうちの一つを遠隔支援ホスト150と称する。遠隔支援ホスト150は、遠隔支援サーバ140と組み合わされてもよい。
例えば、遠隔支援ホスト150は病院によって管理されているものであり、遠隔支援サーバ140は、緊急通報を管理し、どの遠隔支援ホスト150がデータを転送するか、又は画像入力のようなデータを読み出すかを決定する中央サーバであってもよい。例えば、パンデミック発生の状況では、病院は、感染症に感染するか、感染症の特定の鎖となるか、又は潜在的なサブジェクトから他人に感染症を広げるリスクがあり得るネットワークダイアグラム内のサブジェクトを特定してもよい。緊急通報は、サブジェクトまたは任意の関係機関に連絡するために行われてもよい。
センサ142A~142Nは、それぞれの接続144A~144Nまたは146A~146Nを介して、遠隔支援サーバ140または接触追跡サーバ108に接続される。ここでは、センサ142A~142Nをまとめてセンサ142と称する。ここでは、接続144A~144Nをまとめて接続144と称し、接続144のうちの一つを接続144と称する。同様に、ここでは、接続146A~146Nをまとめて接続146と称し、接続146のうちの一つを接続146と称する。接続144と146は、(例えばNFC通信やBluetoothなどを介する)無線であってもよいし、またはネットワーク(例えばインターネット)上にあってもよい。センサ142は、撮像装置、ビデオ撮像装置、モーションセンサおよび温度センサのいずれかであってもよく、その種類に応じた入力を接触追跡サーバ108の少なくとも一つに送信するように構成されていてもよい。
例示的な実施形態では、装置102及び142;並びにサーバ108、140及び150の各々は、他の接続されている装置102及び142、及び/又は、サーバ108、140及び150との通信を可能にするインタフェースを提供する。このような通信はアプリケーションプログラミングインタフェース(「API」)によって促進される。このようなAPIは、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)、Webベースのインタフェース、インタフェース要素に対応するアプリケーションプログラミングインタフェース(API)及び/又はリモートプロシージャコール(RPC)のセットなどのプログラマティックインタフェース、インタフェース要素が通信プロトコルのメッセージに対応するメッセージングインタフェース、及び/又は、それらの適切な組み合わせを含んでもよいユーザインタフェースの一部であってもよい。
ここでの用語「サーバ」の使用は、単一の計算装置又は特定の機能を実行するために連動する複数の相互接続された計算装置を意味することができる。つまり、サーバは単一のハードウェアユニットに含まれてもよいし、複数または多数の異なるハードウェアユニットに分散されていてもよい。
(遠隔支援サーバ140)
遠隔支援サーバ140は、エンティティ(例えば、サービスの会社、組織、またはモデレータ)に関連付けられている。あるアレンジメントでは、遠隔支援サーバ140は、サーバ108を運用するエンティティによって所有され、運用される。このようなアレンジメントでは、遠隔支援サーバ140をサーバ108の一部(例えば、コンピュータプログラムモジュール、計算装置など)として実装してもよい。
遠隔支援サーバ140は、ユーザの登録を管理するように構成されてもよい。登録されたユーザは、ユーザの詳細を含む接触追跡アカウント(上記の説明を参照されたい)を有する。登録ステップをオンボーディングと呼ぶ。ユーザは、リクエスト元装置102を使用して、遠隔支援サーバ140へのオンボーディングを実行してもよい。
遠隔支援サーバ140の機能にアクセスするために、遠隔支援サーバ140において接触追跡アカウントを有する必要はない。ただし、登録ユーザが使用できる機能もある。例えば、他の管轄区域の対象サブジェクト及び潜在的なサブジェクトのグラフィック表現を表示することができる場合がある。これらの追加機能については後述する。
ユーザのオンボーディング処理は、リクエスト元装置102を介してユーザによって実行される。あるアレンジメントでは、ユーザはアプリ(遠隔支援サーバ140と情報のやり取りをするためのAPIを含む)をセンサ142へダウンロードする。別のアレンジメントでは、ユーザはリクエスト元装置102上のWebサイト(遠隔支援サーバ140と情報のやり取りをするためのAPIを含む)にアクセスする。
登録の詳細には、例えば、ユーザ識別子(ID)若しくはユーザの顔写真、ユーザの住所、緊急連絡先、又はその他の重要な情報及びリモート支援アカウントを更新する権限を有するセンサ142などが含まれる。
一度オンボーディングされると、ユーザはすべての詳細を保存する接触追跡アカウントを持つことになる。
(リクエスト元装置102)
リクエスト元装置102は、リクエスト元装置102で開始される接触追跡リクエストの当事者であるサブジェクト(またはリクエスト元)に関連付けられている。リクエスト元は、ネットワークダイアグラムのグラフィック表現を取得するために必要なデータの取得を支援している関係する一般市民であってもよい。リクエスト元装置102は、デスクトップコンピュータ、対話型音声応答(Interactive Voice Response:IVR)システム、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタントコンピュータ(PDA)、モバイルコンピュータ、タブレットコンピュータなどの計算装置であってもよい。
一例のアレンジメントでは、リクエスト元装置102は、時計又は類似のウェアラブルに搭載された計算装置であり、無線通信インタフェースが備えられている。
(接触追跡サーバ108)
接触追跡サーバ108については、説明部に関して前述したとおりである。接触追跡サーバ108は、ネットワークダイアグラムを客観的に管理することに関するプロセスを処理し、潜在的なサブジェクトと対象サブジェクトを適応的に表示するように構成されている。
(遠隔支援ホスト150)
遠隔支援ホスト150は、病気のリスクがある可能性が高いサブジェクトに関する情報についてのヘルスケア情報を管理(例えば、確率、運営)するエンティティ(例えば、会社又は組織)に関連付けられたサーバである。
あるアレンジメントでは、エンティティは病院であり、各エンティティは遠隔支援ホスト150を運用して、そのエンティティによるリソースの管理を行う。あるアレンジメントでは、遠隔支援ホスト150は、サブジェクトが感染症のキャリアである可能性が高いというアラート信号を受信する。その後、遠隔支援ホスト150は、アラート信号に含まれる位置情報によって識別される位置にリソースを送るように手配してもよい。たとえば、ホストは、処理のために関連するビデオまたは画像の入力を取得するように構成されたものであってもよい。
あるアレンジメントでは、サブジェクトのネットワークに対応する画像は、適応的に管理され、ユーザに関連付けられた接触追跡アカウントで自動的に更新されてもよい。好都合なことに、このような情報は、法執行機関及び、接触追跡を行う医療スタッフ又はビル管理スタッフなどのユーザにとって有益である。これは、カメラの映像に目を通して関係者間のリンクの可能性を調査する時間を短縮する。
この情報はパンデミックにおいて特に有用であるため、ビル管理及び保健部門は、より効率的かつ効果的に接触追跡を行うことができる。共出現のネットワークは、持続時間と距離の分析装置と組み合わせて、ある人物から別の人物に病気がどのように広がるかを特定するのに役立つ。
従来、接触追跡は非常に大きな労働力を要する。何時間にもわたって撮影されたビデオ及び画像の分析の任務を負う役人の多くは、疲労状態や、誤りを起こす状態になりやすいかもしれない。これは、病気の症状を有する潜在的な人物の誤検出につながる。
(センサ142)
センサ142は、リクエスト元装置102に関連付けられているユーザに関連付けられている。センサがどのように利用され得るかの詳細は、以下に提供される。
(グラフィック表示)
図2は、本開示の一実施形態にかかる、サブジェクトのネットワークに対応する画像を適応的に管理するグラフィック表示を示す。
各ノード202、204および208は、サブジェクトを表す。線またはリンクである各エッジ206は、隣接する2つのノードを接続し、隣接する2つのノード間の関係を表す。エッジで接続されたこのような隣接ノードを、以下、接続ノードと呼ぶ。2つの接続されたノード間の関係は、2つのサブジェクト間の接続強度の決定において特定される関係であってもよい。
(サブジェクトのネットワークを特定するプロセス)
図3aは、本開示の一実施形態にかかる、サブジェクトのネットワークを識別するプロセスを説明するフローチャート300を示す。少なくとも一つの撮像装置及び/又は少なくとも一つの記憶装置から受信した画像入力302から、複数の画像を読み出すことができる。
ステップ304では、画像入力の複数の画像のそれぞれから、サブジェクト、例えばこの場合は対象サブジェクトの外観(例えば顔の特徴)が識別され、抽出されてもよい。一実施形態では、外観データベースは、例えば既知のサブジェクトまたは以前に特定されたサブジェクトといったサブジェクトリストに対応する外観の画像を含んでもよい。外観データベースは、データベース109であってもよい。
ステップ306では、画像入力302から識別されたすべての対象サブジェクトの外観を外観データベース307の外観と照合(match)する。画像入力302から識別された対象サブジェクトの外観が、外観データベース307のサブジェクトリストの一つのサブジェクトの外観と一致(match)する場合、画像入力302から特定された対象サブジェクトは、外観データベース307のサブジェクトリストの一つのサブジェクトに一致すると決定される。それ以外の場合は、対象サブジェクトは新たなサブジェクトとして特定され、新たなサブジェクトのさらなる特定と認識のためにサブジェクトリストに登録されてもよい。一実施形態では、画像入力からの外観は外観データベース307に格納される。
ステップ308では、潜在的なサブジェクト、例えば、画像入力302または外観データベース307にかかる対象サブジェクトと直接的または間接的に共出現するサブジェクトが、画像入力から特定された対象サブジェクト毎に読み出される。つまり、潜在的なサブジェクトは、各対象サブジェクトと同じ時間及び位置に共に出現する。
ステップ310では、各潜在的なサブジェクトとその対象サブジェクトとの接続強度、例えば共出現の強度を、共出現の回数、例えば出現頻度の回数に従って計算する。一実施形態では、外観データベース307及び/又は画像入力302に基づいて、潜在的なサブジェクトと対象サブジェクトのペアの直接的及び/又は間接的な共出現の回数を計算することによって、共出現の回数が計算される。
ステップ312では、対象サブジェクトと潜在的なサブジェクトの各ペア間の接続強度、例えば共出現の強度が出力される。対象サブジェクトとその潜在的なサブジェクトの情報も出力される。
ステップ314では、対象サブジェクトと潜在的なサブジェクトのすべてのペアの共出現と接続強度のデータが用いられてネットワークダイアグラムが生成され、結果として、そのようなデータに基づいてサブジェクトのネットワーク316が特定される。一実施形態では、サブジェクトのネットワーク内の各サブジェクトに対応する外観の画像を使用して、図2と同様の方法でサブジェクトのネットワーク316を表してもよい。一実施形態では、図3Aのサブジェクトのネットワーク316において、316a、316bのようなノードは、外観の画像を含んでいてもよく、サブジェクトを表すために使用される。316cなどのエッジ、ライン、またはリンクは、2つの隣接するノードを接続し、隣接する2つのノード間の関係を表す。例えば、両方とも同じ画像に出現していること(直接的な共出現)が確認された対象サブジェクトと潜在的なサブジェクトを表す2つの隣接するノードは、互いに関連する316cなどのエッジによってリンクされる。様々な実施形態において、2つの接続されたノード間の各エッジは、それらがどれだけ密接に関連しているか、またはそれらの両方が直接的若しくは間接的に同じ位置若しくは互いに接触して共出現する頻度に応じて、2つの対応するサブジェクト(例えば、対象サブジェクト、潜在的なサブジェクト)間の接続強度に関連付けられる。様々な実施形態では、サブジェクトのネットワーク内のノードを表すネットワークダイアグラムの各ノードに、さらなるサブジェクトの対応と特定のために、ネットワークダイアグラムノードIDが割り当てられる。様々な実施形態によれば、「サブジェクトのネットワーク」と「ネットワークダイアグラム」という用語は交換可能に使用されてもよい。
本開示によれば、サブジェクトのネットワークに対応する画像は、例えば、サブジェクトのネットワークの特定のサブジェクト情報に下線を引くように、適応的に管理されてもよい。
図3Bは、本開示の一実施形態にかかる、サブジェクトのネットワークに対応する画像を適応的に管理するプロセスを説明するフローチャートを示す。ステップ320では、サブジェクトのネットワークに対応する画像(例えば、ネットワークダイアグラムでの既存の画像)の他に、図3Aの316のようなサブジェクトのネットワークがベース入力として用いられる。
さらに、ステップ322において、入力画像(例えば、画像リスト)322a~322dは、少なくとも一つの撮像装置及び/又は少なくとも一つの記憶装置から受信されてもよく、各入力画像は、サブジェクトの識別に使用される外観と、識別されたサブジェクトをさらに分類するための情報を提供するための少なくとも一つの対応するラベル、例えば「+」および「-」を含む。
ステップ324では、サブジェクトのネットワーク320に対応する画像に対して各入力画像322a~322dを照合するステップが実行されることで、サブジェクトのネットワーク320内のサブジェクトを特定する。一実施形態では、このステップは、各入力画像322a~322dから識別された外観を、サブジェクトのネットワーク320に対応する画像の各外観と比較することによって実行される。
ステップ326において、入力画像322a~322dのサブジェクトの外観が、サブジェクトのネットワーク320に対応する画像のうちの少なくとも一枚の画像における一つのサブジェクトの外観と一致した場合、一致結果に基づいて、入力画像のサブジェクトが、サブジェクトのネットワーク320内の対応する一つのサブジェクトとして決定されるか、又はラベル付けされてもよい。これに対応して、入力画像のラベルに関連付けられた情報は、マッチングステップ324から特定されたサブジェクトのネットワーク320内の一致したサブジェクトと呼ばれる。
例えば、図3Bでは、322b'、322c'、322d'にそれぞれ示されているように、入力画像322b、322c、322dから識別されたサブジェクトの外観は、サブジェクトのネットワーク320におけるA19、A17、A2のネットワークダイアグラムノードIDのサブジェクトの外観と一致している。対応して、入力画像322b'、322c'、322d'のラベルの 「-」、 「+」、 「+」 の情報が、サブジェクトのネットワーク320において、A19、A17、A2のネットワークダイアグラムノードIDのサブジェクトと呼ばれる。このようにして、入力画像は一致するネットワークダイアグラムノードIDでラベルが付けられ
ステップ328では、該当するラベルに基づいて、サブジェクトのネットワーク内のサブジェクトを表すノードを削除するか否かを決定するステップが実行される。一実施形態では、サブジェクトのネットワーク内の一致したサブジェクトと入力画像のラベルに基づいて、一致したサブジェクトを表すノードがサブジェクトのネットワークから削除されてもよい。
この例では、322b’、322d’に示すように、「-」ラベルが付された一致したサブジェクトを表すノードID A19、A2を有するノードは、328nに示されるように、削除されると決定される。本開示によれば、ノードの削除に応じて、サブジェクトのネットワーク内のいくつかのノードまたはノードのグループが切断され、ネットワークダイアグラムのノードのグループからの特定のどのノードとも接続しなくなる可能性がある。これは、サブジェクトのネットワークが分割され、サブジェクトのネットワークからサブジェクトの2つ以上のグループが生成されるグループ分割につながり得る。この例では、ノードA19とA2の削除に応じて、サブジェクトの3つのグループG1~G3または332a~332cが生成され、サブジェクトの各グループのいずれのサブジェクトも、サブジェクトの残りのグループのどのサブジェクトとも接続されていない。
ステップ330で、ノードの削除に応じて、つまりグループの分割後に2以上のグループが生成された場合、サブジェクトの各グループのグループスコアを計算するステップが実行されてもよい。一実施形態では、サブジェクトのグループのグループスコアの計算は、サブジェクト(入力一致のサブジェクトのラベル)のグループ内のブジェクト及び/又はサブジェクトのグループ内の全サブジェクト間の接続強度など、サブジェクトのグループに関するパラメータに基づく。
一実施形態では、グループスコアは、サブジェクトのグループ内のブジェクトに基づいて計算される。例えば、サブジェクトの第3のグループG3、332cにはサブジェクトが1人しかいないため、グループスコアは1である。
様々な実施形態において、接続強度は、2つのサブジェクトが両方とも直接的又は間接的に同じ位置に共出現するか、又は互いに接触する頻度を表す。例えば、サブジェクトのネットワーク316、又はこの場合は320を構築するために使用される外観データベース307と入力302の画像に基づいて、ノードID A17に対応するサブジェクトが5枚の画像で隣接するノード333の他のサブジェクトと共に出現している可能性があると決定される場合があるため、ノードID A17と隣接するノード333の間のエッジは接続強度5に関連付けられる。
別の実施形態では、グループスコアは、サブジェクトの数とサブジェクトのグループ内の全サブジェクト間の接続強度の両方の組み合わせに基づいて計算される。例えば、サブジェクトの第1のグループG1、332aは2つのブジェクトを有し、2つのノード間の接続強度は2であるため、グループスコアとして4(2+2)有する。
さらに別の実施形態では、グループスコアの計算では、一致したサブジェクトの対応するラベルが考慮されてもよい。「+」ラベルが付された2つの接続されたノード間の接続強度が乗算されてもよく、この場合「+」ラベルは10倍されることを意味する。例えば、サブジェクトの第2のグループG2、332bのグループスコアを算出する場合、322c’に示す「+」ラベルを有する一致したサブジェクトを表すノードID A17に関連する、2つの接続されたノード間の接続強度(5)は、10が乗算されて50(5x10)となる。したがって、3つのサブジェクトを有するサブジェクトの第2のグループG2、332bのグループスコアは55(3+2+50)となってもよい。グループスコアの計算の詳細については、以下の図7Aと7Bでさらに詳しく説明される。
ステップ332では、更新されたネットワークダイアグラムと、サブジェクトの複数のグループ及びそれぞれのグループスコアが共に表示されてもよい。一実施形態では、更新されたネットワークダイアグラムとグループスコアは、グループスコアにかかるサブジェクトのグループに与えられる調査優先度を意味してもよい。好都合なことに、ユーザは調査の範囲を簡単に絞り込み、グループスコアの高いサブジェクトのグループ、例えばG2内のそれらのサブジェクトの調査にリソースを集中させることができる。
ステップ334で、ラベルが付された画像のリストが他にあるかどうかが決定される。そうであれば、プロセスはステップ332に戻り、その他のラベル付き画像のリストを入力画像として使用することでステップ332が実行される。一実施形態では、例えばステップ330で生成されたG1、G2またはG3といった、サブジェクトのネットワーク内のサブジェクトのグループは、ラベル付きの他の画像のリストに基づいてさらにグループ分割されてもよく、したがって、より多くのサブジェクトのグループが、さらなる入力画像に基づいて適応的かつ動的に形成される。ラベルの付いた画像のリストが他にない場合、サブジェクトのネットワーク320に対応する画像を適応的に管理するプロセスは終了してもよい。
本開示の様々な実施形態によれば、画像入力のラベルは、サブジェクトのネットワークにおいてサブジェクトをさらに分類するための追加情報を提供し、一致するラベルは、所望の条件に一致するラベルである。入力画像が1つ以上の一致するラベルを含む場合、入力画像に一致するノードは削除される。ノードの削除とグループ分割を決定するラベル条件には、次の3種類がある:(a)ノード削除の決定が、所望の条件に一致する1種類のラベルに基づいて行われるタイプ1;(b)ノード削除の決定が、それぞれの所望の条件に一致する2種類のラベルに基づいて行われるタイプ2;(c)タイプ1とタイプ2の組み合わせであり、あるラベルの種類の条件に一致する1種類のラベルと、他のラベルの種類のそれぞれの条件に一致する2種類のラベルに基づいて、ノード削除の決定がなされる。詳細については、以下の図4A~6Bで詳しく説明される。
図4A~4Cは、条件に一致する1種類のラベルに基づいて、サブジェクトのネットワーク内のサブジェクトを表すノードを削除するか否かを決定するプロセスの例を示す。
図4Aは、所望の測定結果に一致する対応するラベルに基づいて、サブジェクトのネットワーク内のサブジェクトを表すノードを削除するか否かを決定するプロセスの例を示す。この例では、所望の測定結果は「ネガティブ」である。パンデミック発生の状況では、これはウイルス感染の検査で陰性となったサブジェクトを指してもよい。この例では、入力画像404aと406aが、測定結果「ネガティブ」に関するラベルと、ネットワークダイアグラムのノードID A19とA2のサブジェクトとの一致をそれぞれ有すると決定される。その結果、対応するラベルが1つ一致すると、ノードID A19とA2が付されたノードがネットワークダイアグラムから削除される。
図4Bは、しきい値以上の数値に一致する対応するラベルに基づいて、サブジェクトのネットワークにおけるサブジェクトを表すノードを削除するか否かを決定する別のプロセスの例を示す。この例では、しきい値の数は50である。この例では、入力画像404bおよび406bが、それぞれ、しきい値50以上の数値を有するラベルを有し、ネットワークダイアグラムのノードID A19およびA2のサブジェクトと一致すると決定される。その結果、対応するラベルが1つ一致すると、ノードID A19とA2が付されたノードがネットワークダイアグラムから削除される。
図4Cは、それぞれ所望の測定結果または対象数値に一致する2つの対応するラベルの少なくとも1つに基づいて、サブジェクトのネットワーク内のサブジェクトを表すノードを削除するか否かを決定するさらに別のプロセスの例を示す。一実施形態では、第1の対応するラベルが所望の測定結果と一致し、さらに、この例では、所望の測定結果が「ネガティブ」であるか、または、第2の対応するラベルがしきい値より小さい数値を有し、この例ではしきい値が50である場合に、ノードが削除される。
この例では、入力画像404cと406cの両方が、一致する対応するラベルを少なくとも一つ含んでいると決定される。具体的には、入力画像404cは、しきい値数50より小さい数値を有する第2の対応するラベルを有し、ネットワークダイアグラムのノードID A19のサブジェクトと一致し、一方、入力画像406cは、「ネガティブ」の測定結果と一致する第1の対応するラベルを有し、ネットワークダイアグラムのノードID A2のサブジェクトと一致すると決定される。その結果、対応するラベルが少なくとも1つ一致すると、ノードID A19とA2が付されたノードがネットワークダイアグラムから削除される。
図5A~5Cは、それぞれの条件に一致する2種類のラベルに基づいて、サブジェクトのネットワーク内のサブジェクトを表すノードを削除するか否かを決定するプロセスの例を示す。
図5Aは、それぞれ所望の測定結果と対象位置に一致する2つの対応するラベルに基づいて、サブジェクトのネットワーク内のサブジェクトを表すノードを削除するか否かを決定するプロセスの例を示す。一実施形態では、測定結果に関連する第1の対応するラベルが所望の測定結果(この例では、所望の測定結果は「ネガティブ」である)と一致し、ある位置に関連する第2の対応するラベルが対象位置(この例では、対象位置は「Office A」である)と一致した場合、ノードは削除される。入力画像506aだけが、測定結果と対象位置条件の両方に一致するラベルを有し、ネットワークダイアグラムのノードID A2のサブジェクトと一致すると決定される。その結果、少なくとも2つの一致する対応するラベルがあると、ノードID A2が付されたノードはネットワークダイアグラムから削除される。
図5Bは、対象位置と対象期間のそれぞれで一致する2つの対応するラベルに基づいて、サブジェクトのネットワーク内のサブジェクトを表すノードを削除するか否かを決定する別のプロセスの例を示す。ある実施形態では、ある位置に関連する第1の対応するラベルが対象位置と一致し(この例では、対象位置は「L3」または「レベル3」である)、ある日付に関連する第2の対応するラベルが対象期間内(この例では、対象期間は1月11日から1月31日の間である)にある場合、ノードは削除される。入力画像504bおよび506bは、それぞれ、対象位置と対象期間の条件の両方に一致するラベルを含み、ネットワークダイアグラムのノードID A19およびA2のサブジェクトと一致すると決定される。その結果、少なくとも2つの一致する対応するラベルがあると、ノードID A19とA2が付されたノードはネットワークダイアグラムから削除される。
図5Cは、所望の測定結果、対象位置および対象数値に一致する3つの対応するラベルのうち少なくとも2つに基づいて、サブジェクトのネットワーク内のサブジェクトを表すノードを削除するか否かを決定するさらに別のプロセスの例を示す。一実施形態では、少なくとも2つの条件が満たされた場合、ノードが削除される:(a)測定結果に関連する第1の対応するラベルが所望の測定結果と一致する(この例では、所望の測定結果は「ネガティブ」である);(b)ある位置に関する第2の対応するラベルが対象位置に一致する(この例では、対象位置は「L3」または「レベル3」である);及び(c)第3の対応するラベルがしきい値以下の数値を有することである(この例では、しきい値数は50である)。入力画像504cのみが、対象位置と対象数値の条件に一致する「L3」と「40」(しきい値の50より小さい)の少なくとも2つの対応するラベルを含み、ネットワークダイアグラムのノードID A19のサブジェクトと一致すると決定される。その結果、少なくとも2つの一致する対応するラベルがあると、ノードID A19が付されたノードはネットワークダイアグラムから削除される。
図6A~6Bは、それぞれの条件に一致する1種類及び/又は2種類のラベルに基づいて、サブジェクトのネットワーク内のサブジェクトを表すノードを削除するか否かを決定するプロセスの例を示す。
図6Aは、所望の測定結果に一致する1つの対応するラベルまたは対象位置と対象数値にそれぞれ一致する2つの対応するラベルに基づいて、サブジェクトのネットワーク内のサブジェクトを表すノードを削除するか否かを決定するプロセスの例を示す。一実施形態では、測定結果に関連する第1の対応するラベルが所望の測定結果と一致する場合、ノードが削除される。この例では、所望の測定結果は「ネガティブ」である。あるいは、ある位置に関連する第2の対応するラベルが対象位置と一致し(この例では、対象位置は「L3」である)、第3の対応するラベルがしきい値(この例では、しきい値数は50である)以下の数値を有するのであれば、やはりノードが削除される。入力画像606aは、測定結果の条件に一致する一つの対応するラベルを有し、ネットワークダイアグラムのノードID A2のサブジェクトと一致するものであると決定され、入力画像604aは、対象位置と対象数値の条件に一致する「L3」と「20」(しきい値50より小さい)の二つの対応するラベルを有し、ネットワークダイアグラムのノードID A19のサブジェクトと一致するものであると決定される。その結果、ラベルの種類に応じて少なくとも1つ又は2つの一致する対応するラベルがあると、ノードID A2およびA19が付されたノードは、それぞれネットワークダイアグラムから削除される。
図6Bは、所望の測定結果に一致する1つの対応するラベルまたは対象位置と対象数値にそれぞれ一致する2つの対応するラベルに基づいて、サブジェクトのネットワーク内のサブジェクトを表すノードを削除するか否かを決定する別のプロセスの例を示す。一実施形態では、測定結果に関連する第1の対応するラベルが所望の測定結果と一致する場合、ノードが削除される。この例では、所望の測定結果は「ポジティブ」ではなく、例えば「ネガティブ」である。あるいは、ある位置に関連する第2の対応するラベルが対象位置(この例では、対象位置は「L3」である)に一致し、第3の対応するラベルが対象の数値範囲(この例では、対象の数値範囲は「20」と「30」の間)内の数値を有する場合も、ノードが削除される。入力画像606bは、測定結果の条件(「ポジティブ」ではない)に一致する一つの対応するラベルを有し、ネットワークダイアグラムのノードID A2のサブジェクトと一致すると決定され、入力画像604bは、対象位置と対象数値範囲の条件に一致する「L3」と「24」(対象数値の範囲内)の二つの対応するラベルを有し、ネットワークダイアグラムのノードID A19のサブジェクトと一致すると決定される。その結果、ラベルの種類に応じて少なくとも1つ又は2つの一致する対応するラベルがあると、ノードID A2およびA19が付されたノードは、それぞれネットワークダイアグラムから削除される。
様々な実施形態では、少なくとも1つの対応するラベルに基づいて、サブジェクトのネットワーク内のサブジェクトを表すノードを削除するか否かを決定した後、サブジェクトのネットワーク内のサブジェクトのグループごとに、サブジェクトのグループの全体の接続強度を示すグループスコアが計算されてもよい。一実施形態では、グループスコアは、サブジェクトの各グループのードや、サブジェクトの各グループ内の2つの接続されたノード(サブジェクト)ごとの接続強度のような、サブジェクトのグループに関連する少なくとも1つのパラメータに基づいて計算される。2つの接続されたノードの接続強度は、2つの接続されたノードに対応する2つのサブジェクト間の共出現数によって計算されてもよい。そのため、グループスコアが高い場合は、サブジェクトのグループ内のサブジェクト数が多いこと、及び/又は、サブジェクトのグループ内のサブジェクト間の接続強度が大きいことを示していてもよい。
サブジェクトのすべてのグループは、それぞれのグループスコアに従ってランク付けされることができ、その結果、ユーザは、他のサブジェクトのグループよりも、どのサブジェクトのグループがサブジェクト間の接続強度が大きい(または小さい)か、又は、例えば互いに多く(または少なく)接触しているといった、互いに密接に関連している(または関連していない)かを容易に特定することができる。さらに、ユーザは、例えばサブジェクトのグループ内のサブジェクトに対して、リソースの割り当てを増やしたり(又は減らしたり)、調査及び監視の優先度を上げたり(又は下げたり)するといった、サブジェクトのグループにアクションを実行するための意思決定を迅速に行うことができる。
本開示によれば、特定のラベルを有する画像入力から特定されたサブジェクトのネットワーク内のサブジェクトを表すノードは、サブジェクトのネットワークから削除されないと決定されてもよい。一実施形態では、削除されないノードを決定するための特定のラベルは、例えばポジティブな測定結果といった、マッチングラベル、例えばネガティブな測定結果といったものとは異なる情報または特徴を指す。このようにして、サブジェクトのネットワーク内のどのサブジェクトのグループが、特定のラベルを有するノードによって表されるサブジェクトを含むかが特定され、特定のラベルを有するサブジェクトを含むサブジェクトのグループのグループスコアが増幅される。これにより、特定のラベルに関連付けられているサブジェクトを含むサブジェクトのグループのグループスコアが増幅されることで、ユーザは、特定のラベルに関連付けられているサブジェクトが多いサブジェクトのグループを容易に特定でき、例えば、サブジェクトのグループ内のサブジェクトに対して、さらにリソースを割り当てることや、調査及び監視の優先度を上げることなど、サブジェクトのグループにアクションを実行するための意思決定を迅速に行うことができる。
図7Aは、一実施形態にかかるサブジェクトのネットワークにおけるサブジェクトの各グループのグループスコアを計算するプロセスを示す。本実施形態では、「L3」の対象位置に一致する第1の対応するラベルを含む入力画像704a、706aに基づいて、ノードID A19及びA2を削除することが決定され、ノードID A19及びA2が削除された結果、それぞれ2個、3個、1個のサブジェクトを含むサブジェクトの3つのグループ708a、710a、712aが形成される。さらに、「L5」の位置に関する第1の対応するラベルを有する入力画像702aから特定されるノードID A17は削除されず、サブジェクトの第2のグループG2または710aが、ノードID A17で表されるサブジェクトを含むと決定される。この実施形態によれば、削除されないと決定されたノードは、この場合、「L5」の位置に関する第1の対応するラベルとともに、サブジェクトのグループ内の各接続(エッジ)のグループスコアに「10」の乗数係数を与える。これを基に、サブジェクトの各グループ708a、710a、712aのグループスコアは、次式(1)を用いて算出されてもよい。
グループスコア=(ノード数)+(全ての更新された接続強度)+(10×接続数)
・・・(i)
サブジェクトのネットワークのサブジェクトの第1のグループ708aは、2つのノード、共出現強度が2である1つの接続エッジを含み、一致する対応するラベルを有する画像入力から特定されるノードは含まない。したがって、式(i)に基づき、サブジェクトの第1グループ708aのグループスコアは、(2)+(2)+(0)、つまり4となる。サブジェクトのネットワークのサブジェクトの第2のグループ710aは、3つのノード、共出現強度が2と5である2つの接続エッジ、及び一致する対応するラベル「L5」を有する画像入力702aから特定される1つのノードID A17を含む。したがって、サブジェクトの第2のグループ710aのすべての接続エッジに「10」の乗数係数を与える式(i)に基づき、サブジェクトの第2のグループ710aのグループスコアは、(3)+(2+5)+(10×2)、つまり30となる。サブジェクトのネットワークのサブジェクトの第3のグループ712aは、1つのノードを含み、接続エッジ、及び、一致する対応するラベルを有する画像入力から特定されるノードを含まない。したがって、式(i)に基づき、サブジェクトの第3のグループ712aのグループスコアは1となる。
図7Bは、他の実施形態にかかるサブジェクトのネットワークにおけるサブジェクトの各グループのグループスコアを計算するプロセスを示す。本実施形態では、「L3」の対象位置に一致する第2の対応するラベルを含む入力画像704b、706bに基づいて、ノードID A19及びA2を削除することが決定され、ノードID A19及びA2が削除された結果、それぞれ2個、3個、1個のサブジェクトを含むサブジェクトの3つのグループ708b、710b、712bが形成される。さらに、「ポジティブ」という測定結果に関する第1の対応するラベルが付された入力画像702bから識別されるノードID A17は削除されず、サブジェクトの第2のグループG2または710bがノードID A17で表されるサブジェクトを含むと決定される。この実施形態によれば、削除されないと決定されたノードでは、この場合、「ポジティブ」の測定結果に関する第1の対応するラベルとともに、そのノードに関する各接続強度に10が乗じられ、サブジェクトの各グループ708b、710b、712bのグループスコアは、次式(ii)を用いて算出されてもよい。
グループスコア=(ノード数)+(全ての更新された接続強度)
・・・(ii)
サブジェクトのネットワークのサブジェクトの第1のグループ708bは、2つのノード、共出現強度が2である1つの接続エッジを含み、一致する対応するラベルを有する画像入力から特定されるノードは含まない。したがって、式(ii)に基づき、サブジェクトの第1グループ708aのグループスコアは、(2)+(2)+(0)、つまり4となる。サブジェクトのネットワークのサブジェクトの第2のグループ710bは、3つのノード、共出現強度が2と5である2つの接続エッジ、及び一致する対応するラベル「ポジティブ」を有する画像入力702bから特定される1つのノードID A17を含む。したがって、ノードID A17に関するすべての接続強度に「10」が乗数される式(ii)に基づき、サブジェクトの第2のグループ710bのグループスコアは、(3)+(2+5×10)、つまり55となる。サブジェクトのネットワークのサブジェクトの第3のグループ712bは、1つのノードを含み、接続エッジ、及び、一致する対応するラベルを有する画像入力から特定されるノードを含まない。したがって、式(ii)に基づき、サブジェクトの第3のグループ712bのグループスコアは1となる。
図8は、本開示の一実施形態にかかる、サブジェクトのネットワーク802に対応する画像を適応的に管理する方法を説明するフロー図を示す。サブジェクトのネットワーク802は、図3Aと、307などの外観データベースに格納されているサブジェクトの外観の画像に基づくそれぞれの共出現数に従って、特定および生成されてもよい。サブジェクトのネットワーク内の各ノードは、画像から1つ以上の外観が識別されるサブジェクトを表す。
この実施形態では、より厚いエッジは、2つのノード(サブジェクト)間のより大きな接続強度を表してもよい。4枚の入力画像804a~804dのリストは、それぞれ1つ以上の撮像装置によって撮像されたサブジェクトの外観と1つ以上のラベルとを含み、受信されることで、入力画像804a~804dのリストに基づいてサブジェクトのネットワーク802のノードをランタイムで動的に削除するために用いられてもよい。各入力画像のサブジェクトの外観を、サブジェクトのネットワーク内の各サブジェクトの1つ以上の外観と比較することによって、リスト内の各入力画像を、サブジェクトのネットワーク802内の各サブジェクトと比較させてもよい。この実施形態では、804b’、804c’、804d’に図示されるように、入力画像804b、804c、804dの外観は、それぞれサブジェクトのネットワークのノードID A10、A20、A19で表されるサブジェクトと一致する。
その後、入力画像804b~804dから特定されたノードID A10、A20及びA19が、対応する1つ以上のラベルに基づいて削除することが決定され、サブジェクトのネットワークからノードA10、A20及びA19が削除された結果、サブジェクトの4つのグループ806a~806dが生成される。その後、サブジェクトの4つのグループ806a~806dの各々について、サブジェクトのグループの全体の接続強度を示すグループスコアが算出されてもよい。一実施形態では、グループスコアの計算に先立って、特定のラベルが付された入力画像から識別される、削除されないノードがあるかどうかがさらに決定される。この実施形態では、ノード数とサブジェクトの各グループのすべての更新された接続強度を合計することによって、グループスコアが計算されてもよい。サブジェクトの第1、第2、第3、第4グループG1~G4または806a~806dのグループスコアはそれぞれ7、4、22、33と計算される。グループスコアに応じて、ユーザは、サブジェクトの第4グループG4 806dがそのサブジェクト間において大きい接続強度を有しているか、または互いにより密接に関連しているか(又はより密接に関連していないか)を容易に識別できる。そのため、ユーザは、例えば、サブジェクトの第4グループ806dに、より多くの(またはより少ない)リソースを割り当て、サブジェクトの監視とテストにおいてより高い(またはより低い)優先度を与えるなどのアクションを迅速に実行することができる。一方、ユーザは、サブジェクトの第2グループG2 806bが、おそらくサブジェクトのグループ内のサブジェクト数が少ないことにより、そのサブジェクト間の接続強度が小さいことを容易に識別できる。そのため、ユーザは、パンデミックの状況下では、例えばサブジェクトのグループ内のサブジェクトへのリソースの割り当てを少なくしたり、調査及び監視の優先度を低くしたりするといった、対応するアクションを実行することができる。
図9は、以下では計算システム900または装置900と交換可能に呼ばれる例示的な計算装置900を表し、1つ以上のそのような計算装置900は、図1に示すシステム100または以前の図の方法を実装するために使用されてもよい。計算装置900の以下の説明は、例としてのみ与えられており、制限することを意図していない。
図9に示されるように、例示的な計算装置900は、ソフトウェアルーチンを実行するためのプロセッサ904を備える。分かりやすくするためにシングルプロセッサが示されているが、計算装置900はマルチプロセッサシステムを備えてもよい。プロセッサ904は、計算装置900の他の構成要素と通信するために通信インフラ906に接続される。通信インフラ906は、例えば、通信バス、クロスバー、またはネットワークを有してもよい。
計算装置900はさらに、ランダムアクセスメモリ(RAM)などの一次メモリ908と二次メモリ910を備える。二次メモリ910は、例えば、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブまたはハイブリッドドライブであってもよい記憶ドライブ912、及び/又は、磁気テープドライブ、光ディスクドライブ、ソリッドステート記憶ドライブ(USB(Universal Serial Bus)フラッシュドライブ、フラッシュメモリデバイス、ソリッドステートドライブ又はメモリカードなど)などを含むことができるリムーバブル記憶ドライブ914を含んでもよい。リムーバブル記憶ドライブ914は、周知の方法でリムーバブル記憶媒体918に読み出し及び/又は書き込みをする。リムーバブル記憶媒体918は、磁気テープ、光ディスク、不揮発性メモリ記憶媒体などを含み、リムーバブル記憶ドライブ914によって読み出され、書き込まれる。関連技術の当業者であれば理解されるように、リムーバブル記憶媒体918は、コンピュータで実行可能なプログラムコードの命令及び/又はデータを格納したコンピュータ可読記憶媒体を含む。
代替の実装では、二次メモリ910は、コンピュータプログラムまたは他の命令を計算装置900にロードできるようにするための他の類似の手段を追加的または代替的に備えていてもよい。このような手段は、例えば、リムーバブル記憶ユニット922とインタフェース920を含むことができる。リムーバブル記憶ユニット922およびインタフェース920の例としては、プログラムカートリッジ及びカートリッジインタフェース(ビデオゲーム機に見られるようなものなど)、リムーバブルメモリチップ(EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)又はPROMなど)及び関連ソケット、リムーバブルソリッドステート記憶ドライブ(USBフラッシュドライブ、フラッシュメモリデバイス、ソリッドステートドライブ又はメモリカードなど)、並びに、ソフトウェア及びデータをリムーバブル記憶ユニット922から計算システム900に転送することを可能にするその他のリムーバブル記憶ユニット922及びインタフェース920を含む。
計算装置900は、少なくとも一つの通信インタフェース924もさらに備える。通信インタフェース924は、通信経路926を介して計算装置900と外部デバイスとの間でソフトウェア及びデータを転送することを可能にする。本開示の様々な実施形態において、通信インタフェース924は、計算装置900と、パブリックデータ又はプライベートデータ通信ネットワークなどのデータ通信ネットワークとの間でデータを転送することを可能にする。通信インタフェース924は、異なる計算装置900間でデータを交換するために使用されてもよく、このような計算装置900は、相互接続されたコンピュータネットワークの一部を形成する。通信インタフェース924の例としては、モデム、ネットワークインタフェース(イーサネットカードなど)、通信ポート(シリアル、パラレル、プリンタ、GPIB(General Purpose Interface Bus)、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394、RJ45、USBなど)、関連回路を有するアンテナなどが挙げられ得る。通信インタフェース924は、有線でも無線でもよい。通信インタフェース924を介して転送されるソフトウェアおよびデータは、通信インタフェース924で受信可能な電子、電磁、光学またはその他の信号であってもよい信号の形式である。これらの信号は、通信経路926を介して通信インタフェース924に提供される。
図9に示されるように、計算装置900は、関連ディスプレイ930に画像をレンダリングする操作を実行するディスプレイインタフェース902と、関連スピーカ934を介してオーディオコンテンツを再生する操作を実行するオーディオインタフェース932をさらに備える。
ここで使用される「コンピュータプログラム製品」(又は、非一時的でないコンピュータ可読媒体であってもよいコンピュータ可読媒体)という用語は、部分的に、リムーバブル記憶媒体918、リムーバブル記憶ユニット922、記憶ドライブ912にインストールされたハードディスク、または通信経路926(無線リンクまたはケーブル)を介して通信インタフェース924にソフトウェアを伝播する搬送波を指してもよい。コンピュータ可読記憶媒体(またはコンピュータ可読媒体)とは、記録された命令及び/又はデータを実行及び/又は処理のために計算装置900に提供する、任意の非一時的な、不揮発性の有形記憶媒体を指す。このような記憶媒体の例としては、磁気テープ、CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、ブルーレイTMディスク((R):登録商標)、ハードディスクドライブ、ROMまたは集積回路、ソリッドステート記憶ドライブ(USBフラッシュドライブ、フラッシュメモリデバイス、ソリッドステートドライブ又はメモリカードなど)、ハイブリッドドライブ、光磁気ディスク、またはPCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)カードといったコンピュータ読み取り可能なカードなどがあり、これらのデバイスは計算装置900の内部か外部かを問わない。計算装置900へのソフトウェア、アプリケーションプログラム、命令及び/又はデータの提供にも加わってもよい一時的又は非実体的なコンピュータ可読伝送媒体の例としては、別のコンピュータ又はネットワーク化された装置へのネットワーク接続、並びに電子メールの伝送及びウェブサイトなどに記録された情報を含むインターネット又はイントラネットのほか、無線又は赤外線伝送チャネルがある。また、コンピュータプログラムは、電気的、光学的、音響的、またはその他の形式の伝播信号で送信されてもよい。
コンピュータプログラム(コンピュータプログラムコードとも呼ばれる)は、一次メモリ908及び/又は二次メモリ910に格納される。コンピュータプログラムは、通信インタフェース924を介して受信することもできる。このようなコンピュータプログラムは、実行されると、ここで説明される実施形態の一つ以上の機能を計算装置900が実行できるようにする。様々な実施形態において、コンピュータプログラムは、実行されると、上記の実施形態の機能をプロセッサ904が実行することを可能にする。したがって、このようなコンピュータプログラムは、計算システム900のコントローラを表す。
ソフトウェアは、コンピュータプログラム製品に格納され、リムーバブル記憶ドライブ914、記憶ドライブ912、またはインタフェース920を使用して計算装置900にロードされてもよい。コンピュータプログラム製品は、非一時的なコンピュータ可読媒体であってもよい。あるいは、コンピュータプログラム製品は、通信経路926を介して計算システム900にダウンロードされてもよい。このソフトウェアは、プロセッサ904によって実行されると、ここで説明される実施形態の機能を計算装置900に実行させる。
図9の実施形態は、単に例として示されていると理解されるべきである。したがって、いくつかの実施形態では、計算装置900の1つ以上の機能が省略されてもよい。また、いくつかの実施形態では、計算装置900の1つ以上の機能が併せて組み合わされてもよい。さらに、いくつかの実施形態では、計算装置900の1つ以上の機能が、1つ以上の構成要素部分に分割されてもよい。
(実施の形態2)
本開示の実施の形態2を、図10を参照して以下で説明する。実施の形態2は、本開示の包括的な概念を示すが、本開示の限界を示すものではない。
図10は、装置10のブロック図を示す。装置10は、メモリ11とプロセッサ12を備える。メモリ11はプロセッサ12と通信し、メモリ11はそこに記録されたコンピュータプログラムを格納する。
図11は、メモリ11内のコンピュータプログラムがプロセッサ12によって実行されたときの装置10の動作を説明するフローチャート20を示す。
ステップ22において、装置10は、入力画像をサブジェクトのネットワークに対応する少なくとも1枚の画像と照合し、入力画像に対応するサブジェクトを識別する。入力画像には、識別されたサブジェクトに対応する少なくとも1つのラベルが含まれている。
ステップ24で、装置10は、少なくとも1つの対応するラベルに基づいて、サブジェクトのネットワーク内のサブジェクトを表すノードを削除するか否かを決定する。
一実施形態では、装置10と、入力画像を撮像する少なくとも1つの撮像装置を備えるシステムがあってもよい。
本開示は、サブジェクトのネットワークに対応する画像を適応的に管理するための方法および装置に広汎に関するものであるが、これに限定されるものではない。
広汎に説明された本発明の精神または範囲から逸脱することなく、特定の実施形態に示されているように、本発明に多数のバリエーション及び/又は変更を加えてもよいことは、当業者には理解されるであろう。例えば、上記の説明では、主に視覚的なインタフェースでのアラートを提示しているが、音のアラートのような別の種類のアラート提示を代替の実施形態で使用して、この方法を実装できることが理解されるだろう。アクセスポイントの追加、ログインルーチンの変更など、いくつかの変更が検討され、組み込まれてもよい。したがって、本実施形態は、すべての点で例示的であり、限定的ではないと考えられるべきである。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、本開示はこれに限定されない。
(付記1)
入力画像を、サブジェクトのネットワークに対応する少なくとも1枚の画像と照合して、前記入力画像に対応するサブジェクトを識別し、前記入力画像は、前記識別されたサブジェクトに対応する少なくとも1つのラベルを有しており、
前記少なくとも1つの対応するラベルに基づいて、前記サブジェクトのネットワーク内の前記サブジェクトを表すノードを削除するか否かを決定する、
ことを備える方法。
(付記2)
前記サブジェクトのネットワーク内の前記サブジェクトを表す前記ノードを削除することが決定された場合、
前記削除に応じて、前記サブジェクトのネットワーク内にサブジェクトの2つ以上のグループを生成する、ことをさらに備える
付記1に記載の方法。
(付記3)
前記ノードは、前記サブジェクトのネットワーク内のサブジェクトのグループ内の前記サブジェクトを表し、前記サブジェクトの2つ以上のグループは、前記削除に応じて、前記サブジェクトのネットワーク内の前記サブジェクトのグループ内に生成される、
付記2に記載の方法。
(付記4)
前記サブジェクトのグループに関する少なくとも1つのパラメータに基づいて、前記サブジェクトの2つ以上のグループのサブジェクトの各グループのグループスコアを計算し、前記グループスコアは、前記サブジェクトのグループの全体の接続強度に対応する、ことをさらに備える
付記2又は3に記載の方法。
(付記5)
前記少なくとも1つのパラメータは、前記サブジェクトのグループ内のードと、前記サブジェクトのグループ内の2つの接続されたノードごとの接続強度と、の少なくとも1つであり、
ノードは、前記サブジェクトのグループ内のサブジェクトを表し、
記サブジェクトのグループ内の各2つの接続されたノードは、前記サブジェクトのネットワークに対応する1枚以上の前記画像に両方とも出現する前記サブジェクトのグループ内の2つのサブジェクトを表し、
記接続強度は、前記サブジェクトのネットワークに対応する前記画像に基づいて、前記2つのサブジェクトがある期間内に両方とも出現する、及び/または、前記2つのサブジェクトが2つの近接期間内にそれぞれ出現する、前記2つのサブジェクトの共出現回数に関する、
付記4に記載の方法。
(付記6)
前記サブジェクトのネットワーク内の前記サブジェクトを表す前記ノードを削除しないことが決定された場合、
前記サブジェクトのネットワーク内のサブジェクトのグループを識別し、前記サブジェクトのグループは前記サブジェクトを有する、ことをさらに備える
付記1に記載の方法。
(付記7)
前記サブジェクトのグループに関するパラメータと、前記対応するサブジェクトのラベルとに基づいて、前記サブジェクトのグループのグループスコアを計算し、前記グループスコアは、前記サブジェクトのグループの全体の接続強度に対応する、ことをさらに備える
付記6に記載の方法。
(付記8)
前記パラメータは、前記サブジェクトのグループ内のードと、前記サブジェクトのグループ内の2つの接続されたノードごとの接続強度と、の少なくとも1つであり、各ノードは、前記サブジェクトのグループ内のサブジェクトを表し、前記サブジェクトのグループ内の各2つの接続されたノードは、前記サブジェクトのネットワークに対応する1枚以上の前記画像に両方とも出現する前記サブジェクトのグループ内の2つのサブジェクトを表し、前記接続強度は、前記2つのサブジェクトが両方とも出現する前記サブジェクトのネットワークに対応する前記画像の総画像数に関し、ここで、前記サブジェクトを表す前記ノードを有する前記サブジェクトのグループ内における2つの接続されたノードの接続強度は、前記対応するラベルに従って調整される、
付記7に記載の方法。
(付記9)
前記入力画像を前記サブジェクトのネットワークに対応する前記少なくとも1枚の画像と照合して、前記入力画像に対応するサブジェクトを識別することは、前記入力画像中の前記サブジェクトの外観を、前記サブジェクトのネットワークに対応する前記少なくとも1枚の画像中の前記サブジェクトの少なくとも1つの外観と比較することを有する、
付記1乃至8のいずれか1項に記載の方法。
(付記10)
入力画像を受信し、前記入力画像は、少なくとも1つの撮像装置によって撮像された少なくとも1枚の画像である、ことをさらに備える
付記1乃至9のいずれか1項に記載の方法。
(付記11)
装置であって、
プロセッサと通信するメモリを備え、前記メモリはそこに記録されたコンピュータプログラムを格納し、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行可能であることにより、前記装置に少なくとも以下を実行させる:
入力画像を、サブジェクトのネットワークに対応する少なくとも1枚の画像と照合して、前記入力画像に対応するサブジェクトを識別し、前記入力画像は、前記識別されたサブジェクトに対応するラベルを有しており、
前記対応するラベルに基づいて、前記サブジェクトのネットワーク内の前記サブジェクトを表すノードを削除するか否かを決定する、
装置。
(付記12)
前記メモリと前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサとともに、前記装置にさらに以下を実行させるように構成されている:
前記サブジェクトのネットワーク内の前記サブジェクトを表す前記ノードを削除することが決定された場合、前記削除に応じて、前記サブジェクトのネットワーク内にサブジェクトの2つ以上のグループを生成する、
付記11に記載の装置。
(付記13)
前記ノードは、前記サブジェクトのネットワーク内のサブジェクトのグループ内の前記サブジェクトを表し、前記サブジェクトの2つ以上のグループは、前記削除に応じて、前記サブジェクトのネットワーク内の前記サブジェクトのグループ内に生成される、
付記12に記載の装置。
(付記14)
前記メモリと前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサとともに、前記装置にさらに以下を実行させるように構成されている:
前記サブジェクトのグループに関する少なくとも1つのパラメータに基づいて、前記サブジェクトの2つ以上のグループのサブジェクトの各グループのグループスコアを計算し、前記グループスコアは、前記サブジェクトのグループの全体の接続強度に対応する、
付記12又は13に記載の装置。
(付記15)
前記少なくとも1つのパラメータは、前記サブジェクトのグループ内のードと、前記サブジェクトのグループ内の2つの接続されたノードごとの接続強度と、の少なくとも1つであり、各ノードは、前記サブジェクトのグループ内のサブジェクトを表し、前記サブジェクトのグループ内の各2つの接続されたノードは、前記サブジェクトのネットワークに対応する1枚以上の前記画像に両方とも出現する前記サブジェクトのグループ内の2つのサブジェクトを表し、前記接続強度は、前記サブジェクトのネットワークに対応する前記画像に基づいて、前記2つのサブジェクトがある期間内に両方とも出現する、及び/または、前記2つのサブジェクトが2つの近接期間内にそれぞれ出現する、前記2つのサブジェクトの共出現回数に関する、
付記14に記載の装置。
(付記16)
前記メモリと前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサとともに、前記装置にさらに以下を実行させるように構成されている:
前記サブジェクトのネットワーク内の前記サブジェクトを表す前記ノードを削除しないことが決定された場合、前記サブジェクトのネットワーク内のサブジェクトのグループを識別し、前記サブジェクトのグループは前記サブジェクトを有する、
付記11に記載の装置。
(付記17)
前記メモリと前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサとともに、前記装置にさらに以下を実行させるように構成されている:
前記サブジェクトのグループに関するパラメータと、前記対応するサブジェクトのラベルとに基づいて、前記サブジェクトのグループのグループスコアを計算し、前記グループスコアは、前記サブジェクトのグループの全体の接続強度に対応する、
付記16に記載の装置。
(付記18)
前記パラメータは、前記サブジェクトのグループ内のードと、前記サブジェクトのグループ内の2つの接続されたノードごとの接続強度と、の少なくとも1つであり、各ノードは、前記サブジェクトのグループ内のサブジェクトを表し、前記サブジェクトのグループ内の各2つの接続されたノードは、前記サブジェクトのネットワークに対応する1枚以上の前記画像に両方とも出現する前記サブジェクトのグループ内の2つのサブジェクトを表し、前記接続強度は、前記2つのサブジェクトが両方とも出現する前記サブジェクトのネットワークに対応する前記画像の総画像数に関し、ここで、前記サブジェクトを表す前記ノードを有する前記サブジェクトのグループ内における2つの接続されたノードの接続強度は、前記対応するラベルに従って調整される、
付記17に記載の装置。
(付記19)
前記メモリと前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサとともに、前記装置にさらに以下を実行させるように構成されている:
前記入力画像中の前記サブジェクトの外観を、前記サブジェクトのネットワークに対応する前記少なくとも1枚の画像中の前記サブジェクトの少なくとも1つの外観と比較する、
付記11乃至18のいずれか1項に記載の装置。
(付記20)
前記メモリと前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサとともに、前記装置にさらに以下を実行させるように構成されている:
入力画像を受信し、前記入力画像は、少なくとも1つの撮像装置によって撮像された少なくとも1枚の画像である、
付記11乃至19のいずれか1項に記載の装置。
(付記21)
付記11乃至20のいずれか1項に記載の前記装置と、少なくとも一つの撮像装置と、
を備えるシステム。
(付記22)
入力画像を、サブジェクトのネットワークに対応する少なくとも1枚の画像と照合して、前記入力画像に対応するサブジェクトを識別し、前記入力画像は、前記識別されたサブジェクトに対応する少なくとも1つのラベルを有しており、
前記少なくとも1つの対応するラベルに基づいて、前記サブジェクトのネットワーク内の前記サブジェクトを表すノードを削除するか否かを決定する、
ことをコンピュータに実行させるためのプログラムを格納した非一時的なコンピュータ可読媒体。
この出願は、2020年7月17日に出願されたシンガポール特許出願No.10202006872Tを基礎とする優先権を主張し、その開示は、参照によりその全体が本出願に組み込まれている。
10 装置
11 メモリ
12 プロセッサ
100 システム
102 リクエスト元装置
108 接触追跡サーバ
109 データベース
116、120-122、144、146 接続
140 遠隔支援サーバ
142 センサ
150 遠隔支援ホスト
900 計算装置
902 ディスプレイインタフェース
904 プロセッサ
906 通信インフラ
908 一次メモリ
910 二次メモリ
912 記憶ドライブ
914 リムーバブル記憶ドライブ
918 リムーバブル記憶媒体
920 インタフェース
922 リムーバブル記憶ユニット
924 通信インタフェース
926 通信経路
930 ディスプレイ
932 オーディオインタフェース
934 スピーカ

Claims (10)

  1. 入力画像を、サブジェクトのネットワークに対応する少なくとも1枚の画像と照合して、前記入力画像に対応するサブジェクトを識別し、前記入力画像は、前記識別されたサブジェクトに対応する少なくとも1つのラベルを有しており、
    前記少なくとも1つのベルに基づいて、前記ットワーク内の前記サブジェクトを表すノードを削除するか否かを決定する、
    ことを備える、コンピュータによって実行される方法。
  2. 前記ットワーク内の前記サブジェクトを表す前記ノードを削除することが決定された場合、
    前記削除に応じて、前記ットワーク内にサブジェクトの2つ以上のグループを生成する、ことをさらに備える
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記ノードは、前記ットワーク内のサブジェクトのグループ内の前記サブジェクトを表し、前記サブジェクトの2つ以上のグループは、前記削除に応じて、前記ットワーク内の前記サブジェクトのグループ内に生成される、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記サブジェクトのグループに関する少なくとも1つのパラメータに基づいて、前記サブジェクトの2つ以上のグループのサブジェクトの各グループのグループスコアを計算し、前記グループスコアは、前記サブジェクトのグループの全体の接続強度に対応する、ことをさらに備える
    請求項2又は3に記載の方法。
  5. 前記少なくとも1つのパラメータは、前記サブジェクトのグループ内のードと、前記サブジェクトのグループ内の2つの接続されたノードごとの接続強度と、の少なくとも1つであり、
    ノードは、前記サブジェクトのグループ内のサブジェクトを表し、
    記サブジェクトのグループ内の各2つの接続されたノードは、前記ットワークに対応する1枚以上の前記画像に両方とも出現する前記サブジェクトのグループ内の2つのサブジェクトを表し、
    記接続強度は、前記ットワークに対応する前記画像に基づいて、前記2つのサブジェクトがある期間内に両方とも出現する、及び/または、前記2つのサブジェクトが2つの近接期間内にそれぞれ出現する、前記2つのサブジェクトの共出現回数に関する、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記ットワーク内の前記サブジェクトを表す前記ノードを削除しないことが決定された場合、
    前記ットワーク内のサブジェクトのグループを識別し、前記サブジェクトのグループは前記サブジェクトを有する、ことをさらに備える
    請求項1に記載の方法。
  7. 力画像を、サブジェクトのネットワークに対応する少なくとも1枚の画像と照合して、前記入力画像に対応するサブジェクトを識別する識別手段であって、前記入力画像は、前記識別されたサブジェクトに対応するラベルを有する識別手段と
    前記対応するラベルに基づいて、前記ットワーク内の前記サブジェクトを表すノードを削除するか否かを決定する決定手段と
    を備える装置。
  8. 前記ネットワーク内の前記サブジェクトを表す前記ノードを削除することが決定された場合、前記削除に応じて、前記ットワーク内にサブジェクトの2つ以上のグループを生成する生成手段と、をさらに備える
    請求項に記載の装置。
  9. 請求項7又は8に記載の前記装置と、少なくとも一つの撮像装置と、
    を備えるシステム。
  10. 入力画像を、サブジェクトのネットワークに対応する少なくとも1枚の画像と照合して、前記入力画像に対応するサブジェクトを識別し、前記入力画像は、前記識別されたサブジェクトに対応する少なくとも1つのラベルを有しており、
    前記少なくとも1つのベルに基づいて、前記ットワーク内の前記サブジェクトを表すノードを削除するか否かを決定する、
    ことをコンピュータに実行させるためのプログラム
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