JP7449473B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1に記載されたコネクタは、ハウジングとハウジングに組み付けられる環状のパッキンと備えている。ハウジングは、相手側ハウジングの嵌合凹部内に嵌合される。パッキンは、相手側ハウジングの嵌合凹部とハウジングとを防水する機能を有している。
特開2020-24824号公報
特許文献1の場合、パッキンの分だけコストが高くなるのに加え、パッキンをハウジングに組み付ける面倒な作業が必要になる。これに対し、パッキンを省略すると、コネクタの防水を図ることができないという問題がある。
そこで、本開示は、新規且つ有用な防水構造を備えたコネクタを提供することを目的とする。
本開示のコネクタは、嵌合凹部を有する第1ハウジングと、前記嵌合凹部内に嵌合される第2ハウジングと、を備え、前記嵌合凹部の内面と前記第2ハウジングにおける前記内面に対向する外面には、撥液性の凹凸面が設けられている、コネクタである。
本開示によれば、新規且つ有用な防水構造を備えたコネクタを提供することが可能となる。
図1は、実施形態のコネクタにおいて、第1コネクタおよび第2コネクタが嵌合された状態を示す断面図である。 図2は、第2コネクタの断面図である。 図3は、第1コネクタの断面図である。 図4は、第1態様の凹凸面の斜視図である。 図5は、第2態様の凹凸面の斜視図である。 図6は、第3態様の凹凸面の斜視図である。 図7は、嵌合凹部の内面と第2ハウジングの外面との間に水が浸入するのが抑制される状態を示す拡大断面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)嵌合凹部を有する第1ハウジングと、前記嵌合凹部内に嵌合される第2ハウジングと、を備え、前記嵌合凹部の内面と前記第2ハウジングにおける前記内面に対向する外面には、撥液性の凹凸面が設けられている。
上記構成によれば、ロータス効果によって凹凸面における液体の接触角を大きくすることができるため、液体が嵌合凹部の内面と第2ハウジングの外面との間に浸入するのを抑制することができる。その結果、例えば、パッキンなどのシール部材を省略しても、コネクタの防水を図ることができる。
液体は、例えば、水、油などである。撥液性は、撥水性、撥油性、またはその両方を意味する。撥液性の凹凸面は、少なくとも、この凹凸面を有しない場合に比べ、液体の接触角が大きくなる撥液性をもった凹凸面のことを言う。例えば、凹凸面における液体の接触角は、90度以上である。
(2)前記第1ハウジングには第1端子が配置され、前記第2ハウジングには前記第1端子に接続される第2端子が配置され、前記第1端子は、前記嵌合凹部の奥面から前記嵌合凹部の内部に突出し、前記第2ハウジングは、前記嵌合凹部の奥面と対向する端面に、前記第1端子が貫通する挿通口を有し、前記凹凸面は、前記嵌合凹部の奥面と前記第2ハウジングの前記端面に設けられているのが好ましい。
上記構成によれば、第1端子と第2端子が接続される接続領域と近い位置に、凹凸面が設けられることになるため、接続領域に液体が及ぶのを効果的に抑制することができる。その結果、第1端子と第2端子との接続信頼性を確保することができる。
(3)前記第1ハウジングは、前記嵌合凹部の周面に、前記第2ハウジングの前記端面を前記嵌合凹部の奥面に押し付ける方向に前記第2ハウジングを押圧する押圧部を有していると良い。
上記構成によれば、嵌合凹部の奥面と第2ハウジングの端面との間のクリアランスを小さくすることができ、接続領域に液体が及ぶのをより良好に抑制することができる。
(4)前記凹凸面には、撥水材が付着していると良い。
上記構成によれば、凹凸面のロータス効果と撥水材による撥液効果とが相まって高い撥液性を発揮することができ、コネクタの防水を効果的に行うことができる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
実施形態のコネクタ10は、互いに嵌合可能な第1コネクタ20と第2コネクタ60を備える。第1コネクタ20は、第1ハウジング21と第1ハウジング21に装着される第1端子22とを有している。第2コネクタ60は、第2ハウジング61と第2ハウジング61に装着される第2端子62とを有している。なお、以下の説明において、前後方向については、第1コネクタ20と第2コネクタ60が嵌合開始時に互いに向き合う面側を前側とする。上下方向は、図7を除く各図の上下方向を基準とする。
(第2コネクタ60)
第2ハウジング61は、合成樹脂製であって、図2に示すように、ブロック状のハウジング本体63を有している。ハウジング本体63は、矩形断面の外形を有している。ハウジング本体63は、前後方向に延びる複数のキャビティ64を有している。ハウジング本体63の前面は、上下方向および左右方向に沿った端面65である。
第2ハウジング61の端面65には、各キャビティ64と連通する複数の挿通口66が開口して設けられている。そして、第2ハウジング61の端面65には、撥水性を有する微小な凹凸面100(図中太線部分)が設けられている。凹凸面100の具体的な構造については後述する。
第2ハウジング61は、ハウジング本体63の上面から突出するロック部67を有している。ロック部67は、前後方向に延び、前後両端をハウジング本体63の上面に連結させた両持ち梁状をなしている。ロック部67は、前後方向の中間部に、ロック突起68を有している。ロック突起68の前面は、上下方向に切り立つように配置されている。ロック突起68の後面は、突出方向の先端へ行くにしたがって前方に傾斜する傾斜面69になっている。
ハウジング本体63の各キャビティ64には、後方から第2端子62が挿入されて収容される。
第2端子62は導電金属製であって、筒状の本体部71を有している。本体部71は、ハウジング本体63の挿通口66の後面開口部分に当て止め可能に配置される。第2端子62は、本体部71の後方において第2電線80の端末部に接続されている。第2電線80は、ハウジング本体63の後面から後方に引き出される。第2電線80は、導体の周囲を被覆で包囲した通常の被覆電線である。
(第1コネクタ20)
第1ハウジング21は、合成樹脂製であって、図3に示すように、ブロック状の端子収容部23と、端子収容部23の前方に突出する筒状の嵌合凹部24と、を有している。端子収容部23および嵌合凹部24は、矩形断面の外形を有している。嵌合凹部24の外形は、端子収容部23の外形よりも一回り大きい。
端子収容部23は、前後方向に延びる複数の端子収容室25を有している。各端子収容室25の前端は、嵌合凹部24の奥面26に開口している。
嵌合凹部24の奥面26は、上下方向および左右方向に沿って配置される。嵌合凹部24の奥面26には、第2ハウジング61の端面65と同様、撥水性を有する微小な凹凸面100(図中太線部分)が設けられている。嵌合凹部24の周面は、奥面26の外周の端部と直交し、前後方向に沿って配置されている。嵌合凹部24の周面のうち、上側に位置する内上面27には、ロック受部28が開口して設けられている。ロック受部28の内後面は、上下方向に沿って配置されている。ロック受部28の内前面は、上方へ行くにしたがって後方に傾斜して配置されている。図1に示すように、第1ハウジング21および第2ハウジング61の嵌合時には、嵌合凹部24のロック受部28内にロック部67のロック突起68が嵌まり込む。嵌合凹部24は、ロック受部28の内前面に、ロック突起68を後方(第2コネクタ60側からみれば前方)に押圧する押圧部29を有している。
端子収容部23の各端子収容室25には、後方から第1端子22が挿入されて収容される。
第1端子22は導電金属製であって、前方に突出するタブ部31を有している。タブ部31は、嵌合凹部24内に突出して配置される。第1端子22は、タブ部31の後方において第1電線40の端末部に接続されている。第1電線40は、端子収容部23の後面から後方に引き出される。第1電線40は、導体の周囲を被覆で包囲した通常の被覆電線である。
(凹凸面100の構造)
次に、第2ハウジング61の端面65および嵌合凹部24の奥面に設けられた凹凸面100の構造について説明する。凹凸面100は、この凹凸面100上の水や油などの液体に対して撥液性を有する微小な凹凸形状を有している。この凹凸形状による撥液性は、一般的にロータス効果として知られている。ロータス効果は、凹凸面100における液体の接触角を大きくし、液体を球状に近い形状として、撥液性を得る効果である。
本実施形態の場合、凹凸面100における液体の接触角は、90度以上が好ましく、110度以上がより好ましく、120度以上が特に好ましい。
凹凸面100は、例えば、以下の第1態様から第6態様のいずれかの態様またはこれらを組み合わせた態様の凹凸形状を有している。
第1態様は、図4に示すように、平坦な基準面101Aに複数の凸部102Aを有して構成される。各凸部102Aは、基準面101Aに、X方向およびX方向と交差するY方向に一定間隔を置いて並列に突設されている。各凸部102Aは、扁平な角ブロック状をなし、平面視において四角形、具体的には正方形を呈している。第1態様は、基準面101A上における隣接する凸部102A間に凹部103Aを形成している。凸部102Aの各辺の長さL1と隣接する凸部102A間における凹部103Aの幅L2は、例えば、互いに同一であって、好ましくは5~20μmに調整され、より好ましくは10~20μmに調整されている。
第2態様は、図5に示すように、平坦な基準面101Bに複数の凹部103Bを有して構成される。各凹部103Bは、基準面101Bに、X方向およびX方向と交差するY方向に一定間隔を置いて並列に凹設されている。各凹部103Bは、角凹状をなし、平面視において四角形、具体的には正方形を呈している。第2態様は、基準面101B上における隣接する凹部103B間に凸部102Bを形成している。凹部103Bの各辺の長さL3と隣接する凹部103B間における凸部102Bの幅L4は、例えば、互いに同一であって、好ましくは5~20μmに調整され、より好ましくは10~20μmに調整されている。
第3態様は、図6に示すように、平坦な基準面101Cに、第1態様と同様の形状配列の凸部102Cおよび凹部103Cを有して構成されるが、第1態様と異なり、各凸部102Cの各辺の長さL5が隣接する凸部102C間における凹部103Cの幅L6よりも小さい。例えば、各凸部102Cの各辺の長さL5は10μmに調整され、凹部103Cの幅L6は20μmに調整される。第3態様の場合、凹凸面100における凹部103Cと凸部102Cの比率は、面積比で、凹部/凸部>1になる。
上記第1態様から第3態様の接触角を測定した結果、第2態様、第1態様、第3態様の順に凹凸面100における水の接触角が大きくなった。つまり、凹凸面100における凹部103A~103Cの比率が増加すると、接触角が大きくなることを確認した。特に、第3態様の場合、凹凸面100における水の接触角は、120~150度の範囲にあり、多くは130度を超えた。
第4態様および第6態様は、図示はしないが、それぞれ第1態様および第3態様の凹凸面100の凸部102A,102Cを、丸凸状、例えば、円柱状に変更したものである。第5態様も、図示はしないが、第2態様の凹凸面100の凹部103Bを、丸凹状、例えば、半球凹状に変更したものである。
第1態様から6態様の凹凸面100は、例えば、金型表面にレーザー加工で凹凸形状を付与した金型を用いて第1ハウジング21および第2ハウジング61を成形し、凹凸形状を対応する面に転写することで得られる。
本実施形態の場合、凹凸面100には撥水材が付着している。撥水材は、液状の状態で、浸漬または塗布により凹凸面100に付着されると良い。例えば、撥水材の塗布方法としては、周知のコーティング方法を採用すれば良いが、凹凸面100に撥水材を刷毛で塗り、あるいはスプレーで吹き付けても良い。また、撥水材を予め成形用の樹脂材に添加しておくことにより、撥水材が第1ハウジング21および第2ハウジング61の全体に含有されるようにしても良い。
このように、撥水材は、第1ハウジング21および第2ハウジング61において、凹凸面100と凹凸面100以外の面とに付着していても良い。
撥水材としては、フッ素系樹脂やシリコーン系樹脂が挙げられる。フッ素系樹脂としては、パーフルオロアルキル基(Perfluoroalkyl group)などのフッ化炭化水素基を有する樹脂が好ましい。撥水材としては、例えば、フロロテクノロジー社製のフロロサーフ(登録商標)を用いることができる。
(コネクタ10の防水構造)
第1コネクタ20および第2コネクタ60の嵌合に際し、第2ハウジング61が第1ハウジング21の嵌合凹部24内に挿入される。嵌合の過程で、ロック突起68が嵌合凹部24の上壁と干渉して、ロック部67が撓み変形させられる。第1コネクタ20および第2コネクタ60の正規嵌合時に、ロック部67が復帰方向に変位し、図1に示すように、ロック突起68がロック受部28に嵌まり込む。これにより、第1コネクタ20および第2コネクタ60が嵌合状態に保持される。
第1コネクタ20および第2コネクタ60の正規嵌合時、第1端子22のタブ部31は、第2ハウジング61の挿通口66を通してキャビティ64内に進入し、キャビティ64内に配置された第2端子62の本体部71に接続される。
また、第1コネクタ20および第2コネクタ60の正規嵌合時、ロック突起68がロック受部28に嵌まり込んだ状態において、ロック突起68の傾斜面69がロック受部28の押圧部29によって押圧され、第2ハウジング61が嵌合凹部24に深く入り込む向き(図1の矢印P方向)に移動することができる。これにより、第2ハウジング61の端面65と嵌合凹部24の奥面26との間のクリアランスが小さくなる。第2ハウジング61の端面65と嵌合凹部24の奥面26に形成された各凹凸面100間のクリアランスも小さくなる。
上記において、仮に、水や油などの液体が嵌合凹部24内に浸入しようとしても、各凹凸面100間のクリアランスが詰められているのに加え、微小な凹凸形状によって液体の表面張力が高くなり、ロータス効果による撥液性が発現されるため、各凹凸面100間に水が入り込むのを抑制することができる(図7を参照)。しかも、凹凸面100には撥水材が付着しているため、撥液性をより高めることができる。
したがって、本実施形態によれば、シール部材を省略しても、コネクタ10の防水を図ることができる。
特に、本実施形態の場合、凹凸面100が第2ハウジング61の端面65と嵌合凹部24の奥面26に設けられ、第1端子22および第2端子62の接続領域と近い部分における撥液性を高めることができるため、第1端子22および第2端子62の接続信頼性を確保することができる。
また、第1ハウジング21の嵌合凹部24の内上面27にはロック受部28が設けられ、ロック受部28の内前面には第2ハウジング61の端面65を嵌合凹部24の奥面26に押し付ける方向に第2ハウジング61を押圧する押圧部29が設けられている。このため、嵌合凹部24の奥面26と第2ハウジング61の端面65との間のクリアランスを小さくすることができ、第1端子22および第2端子62の接続領域に液体が及ぶのをより良好に抑制することができる。
[本開示の他の実施形態]
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えるべきである。
上記実施形態の場合、コネクタにゴム栓やパッキンなどのシール部材が設けられていなかったが、他の実施形態としては、例えば、防水性のさらなる向上を図るため、コネクタにシール部材が設けられていても良い。
上記実施形態の場合、ハウジング本体の前面が第2ハウジングの端面になっていたが、他の実施形態としては、ハウジング本体の前面にフロントマスクやフロントリテーナなどのフロント部材が組み付けられ、フロント部材の前面が第2ハウジングの端面になっていても良い。フロント部材の前面には撥液性の微小な凹凸面が設けられていても良い。
上記実施形態の場合、押圧部が嵌合凹部のロック受部に設けられていたが、他の実施形態としては、押圧部が嵌合凹部の内面においてロック受部とは別の部分に設けられていても良い。押圧部はロック構造に関与しない部分に設けられていても良い。
上記実施形態の場合、第1端子および第2端子はそれぞれ第1電線および第2電線の端部に接続されていたが、他の実施形態としては、第1端子および第2端子の少なくとも一方は回路基板に接続されていても良い。
10…コネクタ
20…第1コネクタ
21…第1ハウジング
22…第1端子
23…端子収容部
24…嵌合凹部
25…端子収容室
26…奥面
27…内上面
28…ロック受部
29…押圧部
31…タブ部
60…第2コネクタ
61…第2ハウジング
62…第2端子
63…ハウジング本体
64…キャビティ
65…端面
66…挿通口
67…ロック部
68…ロック突起
69…傾斜面
71…本体部
100…凹凸面
101A、101B、101C…基準面
102A、102B、102C…凸部
103A、103B、103C…凹部

Claims (2)

  1. 嵌合凹部を有する第1ハウジングと、
    前記嵌合凹部内に嵌合される第2ハウジングと、を備え、
    前記嵌合凹部の内面と前記第2ハウジングにおける前記内面に対向する外面には、撥液性の凹凸面が設けられ
    前記第1ハウジングには第1端子が配置され、
    前記第2ハウジングには前記第1端子に接続される第2端子が配置され、
    前記第1端子は、前記嵌合凹部の奥面から前記嵌合凹部の内部に突出し、
    前記第2ハウジングは、前記嵌合凹部の奥面と対向する端面に、前記第1端子が貫通する挿通口を有し、
    前記凹凸面は、前記嵌合凹部の奥面と前記第2ハウジングの前記端面に設けられており、
    前記第1ハウジングは、前記嵌合凹部の周面に、前記第2ハウジングの前記端面を前記嵌合凹部の奥面に押し付ける方向に前記第2ハウジングを押圧する押圧部を有している、コネクタ。
  2. 前記凹凸面には、撥水材が付着している、請求項1に記載のコネクタ。
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