JP7445421B2 - 清掃用アタッチメント及び清掃システム - Google Patents

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Description

本発明は、構造物の清掃に用いられる清掃用アタッチメント及び清掃システムに関する。
複数の部品がボルトにより締結されたボルト締結部を備える構造物では、例えば、ボルト締結部の外部への露出部分の表面と、前記部品のボルトの座面とにわたって、前記部品とボルトとの相対変位を検知して記録するシート状のRFID(Radio frequency identifier)タグを貼着し、このタグを用いてボルトが適切に締結されているかが検査される。この場合、前記タグを構造物の貼着予定表面に確実に貼着するため、構造物のボルト締結部は、予め清掃される。
特開2017-080821号公報
ここで、ボルトの頭部を清掃する場合、例えば、特許文献1に開示される清掃工具を用いることができる。しかしながら、複数の部品がボルトにより締結された状態で、構造物のボルト締結部に配置されたボルトの頭部等の座面を清掃する場合には、作業者が別途手作業等で清掃を行う必要がある。このため、作業負担が増大する。このような問題は、構造物が複数のボルト締結部を有する場合に顕著となる。
そこで本発明は、構造物のボルト締結部を清掃する場合において、作業負担を軽減可能にすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る清掃用アタッチメントは、構造物のボルト締結部を清掃する清掃用アタッチメントであって、回転工具の回転軸と共に前記回転軸の軸周りに回転するホルダーと、前記ホルダーに保持される清掃部材と、を備え、前記ホルダーは、その回転軸線上の一端部から他端部に向かう方向に開口して、前記ボルト締結部の外部への露出部分を収容する収容凹部と、前記収容凹部の開口周縁側から前記回転軸線の外方に延びるフランジ部と、を有し、前記清掃部材が、前記構造物のうち、前記ボルト締結部の前記露出部分に配置されたボルトの頭部又はナットのいずれかの座面と対向する前記フランジ部の表面に配置されている。
上記構成を有する清掃用アタッチメントでは、ホルダーに保持された清掃部材が、構造物のうち、ボルト締結部の前記露出部分に配置されたボルトの頭部又はナットのいずれかの座面と対向するホルダーのフランジ部の表面に配置されている。このため、ホルダーで構造物のボルト締結部の露出部分を覆うように、清掃用アタッチメントを構造物のボルト締結部に近づけることで、前記座面を効率よく清掃できる。従って、作業者の清掃作業の負担を軽減できる。
本発明によれば、構造物のボルト締結部を清掃する場合において、作業負担を軽減できる。
第1実施形態に係る清掃対象物のボルト締結部の清掃システムの分解図である。 図1の清掃用アタッチメントの正面図である。 図1の清掃用アタッチメントの径方向断面図である。 第1実施形態の変形例に係る清掃用アタッチメントの正面図である。 第2実施形態に係る清掃用アタッチメントの径方向断面図である。 第2実施形態の変形例に係るカバー部材の側面図である。 第3実施形態に係る回転ユニットの斜視図である。 第4実施形態に係る清掃用アタッチメントの径方向断面図である。 第5実施形態に係る清掃用アタッチメントの径方向断面図である。
以下、各実施形態等について図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る構造物7のボルト締結部7aの清掃システム1の分解図である。図2は、図1の清掃用アタッチメント3の正面図である。図3は、図1の清掃用アタッチメント3の径方向断面図である。図示の都合上、図3では、ボルト8と回転工具2との外観を示している。
図1~3に示すように、清掃システム1の清掃対象物である構造物7は、複数の部品がボルト8により締結されたボルト締結部7aを有する。ボルト締結部7aその一部が外部へ露出した露出部分7cを有する。清掃システム1は、ボルト締結部7aの露出部分7cに配置されたボルト締結部7aのボルト8又はナット9(図9参照)のいずれかの座面7b(以下、単に座面7bとも称する。)を清掃する。本実施形態の清掃システム1は、更に、ボルト8の頭部又はナット9のいずれか表面(頂面及び側面)を清掃する。図3に示すボルト締結部7aでは、一例として、構造物7の部品に設けられた貫通孔にボルト8の雄ネジ8bが挿通され、雄ネジ8bにナット9が螺合されると共に、座面7bからボルト8の頭部8aが露出している。ボルト締結部7aの露出部分7cには、ボルト8の雄ネジ8bに螺合されたナット9が露出していてもよい。ボルト締結部7aの露出部分7cに配置されるボルト8の頭部8a又はナット9は、ネジ軸方向から見て正多角形(一例として六角形)状の輪郭を有する。なお、構造物7の部品には、雄ネジ8bと螺合する雌ネジを設けてもよい。
ボルト締結部7aの露出部分7cの表面には、例えば、構造物7の部品と、ボルト8又はナット9との相対変位を検知して記録するシート状のRFIDタグが貼着され、このRFIDタグを用いて、ボルト8が適切に締結されているかが検査される。このため、ボルト締結部7aの露出部分7cの表面には、RFIDタグを長期にわたり安定して貼着できる粘着強度が得られる程度に清掃されていることが求められる。ボルト締結部7aの露出部分7cに付着した汚れ物質としては、例えば、塵、煤、錆、油分等が挙げられる。ここで言う汚れ物質としては、構造物7に由来するものや、それ以外に由来するものが挙げられる。構造物7としては、例えば、鉄道車両構体や鉄道車両台車が挙げられるが、構造物7はこれに限定されない。
清掃システム1は、回転工具2と、回転工具2の回転軸22に脱着自在に装着される清掃用アタッチメント3とを備える。回転工具2は、一例として、作業者が手で持って使用するハンディ型である。回転工具2は、駆動源が内蔵された本体部20と、使用時に作業者が握るハンドル部21と、駆動源の回転駆動力が伝達される回転軸22と、回転軸22の先端に固定されたチャック部23とを有する。本実施形態では、回転工具2は、電動工具であり、駆動源は、電動モータである。駆動源は、本体部20に内蔵されている。なお、この駆動源は本体部20の外部に設けられていてもよいし、回転工具2は、据置型等、他の形式のものでもよい。
清掃用アタッチメント3は、複数の部品がボルト8により締結された構造物7のボルト締結部7aを清掃する。清掃用アタッチメント3は、回転軸22に装着された状態で、座面7b側に開口するカップ状の回転ユニット30と、回転ユニット30を本体部20側から覆うように配置される有底筒状のカバー部材40とを備える。回転ユニット30は、固定部材31、清掃部材32、及びホルダー33を有する。回転ユニット30は、一例として、一定期間の使用後に廃棄されるディスポーザブル式である。
固定部材31は、一端部が回転工具2の回転軸22に固定されてホルダー33を支持し、回転軸22と共に回転軸22の軸周りに回転する。本実施形態の固定部材31は、軸体であり、一端部がチャック部23に固定され、他端部がホルダー33に固定される。固定部材31の径方向断面は、一例として多角形状である。固定部材31は、一例として、チャック部23を介して回転軸22に装着されるが、回転軸22に直接固定されてもよい。回転ユニット30は、回転工具2の駆動時には、固定部材31が回転軸22と共に回転することで、清掃部材32とホルダー33とが、回転軸22の軸周りに回転される。なお、固定部材31は、ホルダー33に対して脱着自在に固定されていてもよい。この場合、固定部材31は、例えば締結構造によりホルダー33に固定できる。
清掃部材32は、ホルダー33に支持されている。清掃部材32は、少なくとも座面7bに接触するように配置されている。ホルダー33は、収容凹部33dとフランジ部33cとを有する。収容凹部33dは、ホルダー33の回転軸線R上の一端部から他端部に向かう方向に開口して、ボルト締結部7aの露出部分7cを収容する。フランジ部33cは、収容凹部33dの開口周縁側から回転軸線Rの外方に延びている。清掃部材32は、構造物7のうち、ボルト締結部7aの露出部分7cに配置されたボルト8の頭部8a又はナット9のいずれか(ここではボルト8の頭部8a)の座面7bと対向するフランジ部33cの表面に配置されている。本実施形態では、ホルダー33の収容凹部33dとフランジ部33cとの構造物7と対向する各表面に清掃部材32を配置するため、清掃部材32は、ホルダー33の開口側の収容凹部33dとフランジ部33cとの各表面に配置されている。
図1及び2に示すように、具体的にホルダー33は、回転軸線Rに対する垂直方向に延びる底壁部33aと、底壁部33aを囲むと共にホルダー33の開口周縁を画定する側壁部33bとを有する。フランジ部33cは、側壁部33bのホルダー33の開口周縁側から回転軸線Rの外方に延びている。ホルダー33は、その開口方向から見て、円形に形成されている。ホルダー33の材料としては、例えば金属材料が挙げられるが、樹脂材料であってもよい。
清掃部材32は、ボルト締結部7aの露出部分7cと対向するように配置された布材34を有する。布材34は、一例として、ボルト8の頭部8aの表面と座面7bとに接触する。布材34は、ホルダー33の開口方向から見て、ホルダー33の回転方向に離散し且つホルダー33の回転中心から放射状に延びるように配置された複数の襞部34aを有する。これにより清掃部材32は、ホルダー33の開口方向から見て、ホルダー33の回転方向に間隔を開けてホルダー33の回転中心から放射状に延びる形状を有する。
襞部34aは、底壁部33a、側壁部33b、及びフランジ部33cの各表面に配置されている。前記各表面に配置された襞部34aは、布材34の隣接する襞部34a同士の間隙において、ホルダー33から離隔する方向に突出している。布材34は、隣接する襞部34a同士の間では断続していてもよい。なお、ボルト締結部7aの汚れ等に応じて、布材34の形状は変更されてもよい。この場合、布材34は、襞部34aを有さなくてもよく、例えば、ホルダー33の開口方向から見て、表面が波打っている形状や、表面に凹凸が形成された形状を有していてもよい。
清掃用アタッチメント3の使用時には、底壁部33aの表面に配置された襞部34aは、ボルト8の頭部8aの頂面と接触する。また、側壁部33bの表面に配置された襞部34aは、ボルト8の頭部8aの側面と接触する。また、フランジ部33cの表面に配置された襞部34aは、座面7bと接触する。清掃用アタッチメント3では、ボルト8の頭部8aの各表面と座面7bとの各面に対し、垂直方向から清掃部材32を同時に当接させることができる。
図2に示すように、一例として、側壁部33bとフランジ部33cとに配置された襞部34aの列のホルダー33の回転方向のピッチは、一致している。また一例として、底壁部33aと側壁部33bとに配置された襞部34aの列の前記ピッチは、互いにずれている。ボルト8又はナット9のネジ軸方向から見て、ボルト8の頭部8a又はナット9のいずれかの側面と対向する清掃部材32の部分(ここでは襞部34a)のボルト締結部7aの露出部分7cがないとしたときの先端位置は、ボルト8の頭部8aの輪郭の内接円Cよりも内接円Cの中心O側に位置している。
図1及び3に示すように、カバー部材40は、清掃部材32とホルダー33とを座面7bとは反対側から覆うように設けられる。一例として、カバー部材40は、固定部材31の軸方向に延びる有底筒状に形成され、本体部20側に配置される端面(底面)40aを有する。本実施形態のカバー部材40は、有底円筒状であり、端面40aは円形である。カバー部材40は、回転ユニット30のサイズに合わせて、軸方向寸法が外径寸法よりも小さく設定されているが、カバー部材40のサイズや形状は適宜設定可能である。
端面40aの中央には、挿通孔40bが設けられている。挿通孔40bには、軸受41が設けられている。軸受41の内輪は、回転軸22に接触するように配置される。軸受41の外輪は、挿通孔40bの周縁に接触するように配置される。カバー部材40は、挿通孔40bに回転軸22が挿通された状態で、軸受41を介して回転軸22に軸支される。このように、カバー部材40が軸受41を有し、軸受41を介して回転軸22に軸支されることで、カバー部材40が回転軸22と共に回転するのを防止しながら、カバー部材40を回転軸22により支持できる。これにより、例えば、回転軸22の回転中に作業者がカバー部材40の外周部をホールドし、清掃用アタッチメント3を構造物7の所望の位置に向けて清掃し易くできる。
カバー部材40のホルダー33の開口側の先端には、構造物7と接触する弾性部材42が設けられている。弾性部材42は、ここではゴム等のシール部材であるが、例えば、スポンジ等の柔らかな材料からなる多孔性部材等でもよい。またカバー部材40は、例えば、回転軸22とは離隔した状態で、回転軸22以外の回転工具2の部分(例えば本体部20)に取り付けられてもよい。また、構造物7の清掃する態様等に応じて、清掃用アタッチメント3のカバー部材40は省略されてもよい。
構造物7のボルト締結部7aを清掃する際、作業者は、まず回転工具2と清掃用アタッチメント3とを準備する。その後、作業者は、軸受41を介して、回転工具2の回転軸22にカバー部材40を軸支させ、カバー部材40で回転ユニット30の清掃部材32とホルダー33とを覆うように、チャック部23を介して、回転ユニット30の固定部材31を回転軸22に固定する。
次に作業者は、手でカバー部材40をホールドしながら、構造物7のボルト締結部7aを回転ユニット30で覆うように清掃用アタッチメント3を配置し、カバー部材40の弾性部材42を構造物7の表面に押圧する。図3に示すように、このとき、回転ユニット30の清掃部材32が、ボルト8の頭部8aの表面と座面7bとに接触する。また一例として、作業者は清掃部材32をボルト8の頭部8aの表面と座面7bとに押圧する。座面7bは、構造物7の上面、下面、及び側面のいずれの位置に設けられていてもよい。
この状態で、作業者は、回転工具2を駆動させて回転軸22と共に回転ユニット30を回転させる。これにより、ボルト8の頭部8aの表面と座面7bとが、回転ユニット30の清掃部材32の襞部34aと接触して同時に清掃される。このため、例えば、ボルト8の頭部8aの表面と座面7bとを作業者が個別に清掃する場合に比べて、構造物7のボルト締結部7aの清掃作業の負担が軽減され、清掃作業が効率的に行われる。また、ボルト締結部7aの清掃よりボルト締結部7aから除去された汚れ物質は、回転ユニット30の遠心力でボルト締結部7aの周辺に飛散することなく、カバー部材40の内部に留まる。
作業者は、清掃作業後、カバー部材40の内部に貯められた汚れ物質を回収して廃棄する。構造物7が複数のボルト締結部7aを有する場合、作業者は清掃システム1を用い、上記と同様の清掃作業を順次行う。なお、清掃部材32としては、例えば、ボルト締結部7aに塗装が施されている場合、清掃時に塗装が不用意に剥離しない程度の硬さのものが好適である。
以上説明したように、清掃用アタッチメント3では、ホルダー33に保持された清掃部材32が、構造物7のうち、ボルト締結部7aの露出部分7cに配置されたボルト8の頭部8a又はナット9のいずれかの座面7bと対向するホルダー33のフランジ部33cの表面に配置されている。このため、ホルダー33で構造物7のボルト締結部7aの露出部分7cを覆うように、清掃用アタッチメント3を構造物7のボルト締結部7aに近づけることで、座面7bを効率よく清掃できる。従って、作業者の清掃作業の負担を軽減できる。
また清掃部材32が、更に、ボルト締結部7aの露出部分7cの座面7bとは反対側の面と対向するホルダー33の収容凹部33dの表面に配置されている。これにより、例えば、座面7bとボルト締結部7aの露出部分7cの上面(一例としてボルト8の頭部8a又はナット9のいずれかの頂面)とを同時に清掃できる。
また清掃部材32が、更に、ボルト締結部7aの露出部分7cの側面と対向するホルダー33の収容凹部33dの表面に配置されている。これにより、例えば、座面7bとボルト締結部7aの露出部分の側面(一例としてボルト8の頭部8a又はナット9のいずれかの側面)とを同時に清掃できる。
また、ボルト締結部7aの露出部分7cに配置されるボルト8の頭部8a又はナット9は、ネジ軸方向から見て正多角形状の輪郭を有し、ネジ軸方向から見て、ボルト8の頭部8a又はナット9のいずれかの側面と対向する部分のボルト締結部7aの露出部分7cがないとしたときの先端位置が、ボルト8の頭部8a又はナットの輪郭の内接円Cよりも内接円Cの中心O側に位置している(図2参照)。従って、例えば、ボルト8の頭部8a又はナット9を外部から覆うように清掃部材32を配置することで、清掃部材32をボルト8の頭部8a又はナット9の表面に押圧して、ボルト8の頭部8a又はナット9を清掃し易くできる。
また清掃用アタッチメント3は、一端部が回転軸22に固定されてホルダー33を支持し、回転軸22と共に回転軸22の軸周りに回転する固定部材31を備える。このため、固定部材31を介してホルダー33を回転軸22に確実に固定し易くできる。
また清掃部材32は、ホルダー33の開口方向から見て、ホルダー33の回転方向に間隔を開けてホルダー33の回転中心から放射状に延びる形状を有する。これにより、ボルト8の頭部8aと座面7bとに付着した汚れを清掃部材32で掻き取り、ボルト8の頭部8aの表面と座面7bとを清掃し易くできる。
また清掃部材32は、構造物7のボルト締結部7aの露出部分7cと対向するように配置された布材34を有する。これにより、清掃時にボルト8の頭部8aと座面7bとが清掃部材32により損傷するのを防止しながら、ボルト8の頭部8aの表面と座面7bとを清掃し易くできる。
また清掃部材32は、側壁部33bとフランジ部33cとの境界部分において滑らかに連続している。これにより、ボルト8の頭部8aの側面と、座面7bとの間の隅部分に清掃部材32を接触させ、当該隅部分に付着した汚れ物質を効率よく除去できる。
また、清掃用アタッチメント3は、清掃部材32とホルダー33とを開口側とは反対側から覆うように設けられたカバー部材40を備える。これにより、例えば、清掃時に発生する汚れ物質又は洗浄材等が周囲に飛散するのを防止でき、環境負荷を抑えながら清掃作業を良好に行える。
また、カバー部材40の開口側の先端には、構造物7と接触する弾性部材42が設けられている。これにより、清掃時に弾性部材42を構造物7に押圧するようにカバー部材40を配置することで、清掃時に発生する汚れ物質又は洗浄材等がカバー部材40の内部から外部に飛散するのを適切に防止できる。
また、清掃システム1は、清掃用アタッチメント3と、回転工具2とを備える。このような清掃システム1を用いることで、構造物7のボルト締結部7aを清掃する場合において、ボルト8の表面と座面7bとを効率よく清掃できる。また、回転ユニット30とカバー部材40とにより清掃用アタッチメント3を構成できるため、比較的低コストで清掃システム1を実現できる。
図4は、第1実施形態の変形例に係る清掃用アタッチメント103の正面図である。図4に示すように、本変形例の清掃用アタッチメント103では、一例として、底壁部133a、側壁部133b、及びフランジ部133cに配置された襞部134aの列のホルダー33の回転方向のピッチは、一致している。収容凹部133dを有するホルダー133には、外部から清掃部材132に添加剤を供給可能な複数の供給孔133eが分散して設けられている。一例として複数の供給孔133eは、底壁部133a、側壁部133b、及びフランジ部133cのそれぞれに分散して設けられている。またこの変形例では、供給孔133eと重なる布材134の部分にも孔が設けられている。供給孔133eは、一例として、隣接する襞部134aの列の間隙に配置されている。添加剤としては、水や溶剤を含む洗浄材、研磨材等の各種のものが挙げられる。このような供給孔133eをホルダー133に設けることで、例えば、ホルダー133の外部から前記間隙に向けて添加剤を供給でき、襞部134aによる清掃効果を向上できる。また、供給孔133eを前記間隙に配置することで、ボルト8の頭部8aの表面や座面7bに添加剤を届き易くできる。以下、第2実施形態について、第1実施形態との差異を中心に説明する。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態に係る清掃用アタッチメント203の径方向断面図である。なお図5では、回転工具2とチューブ50,51とは外観を示している。図5に示すように、清掃用アタッチメント203のカバー部材240には、供給孔240cと排出孔240dとが設けられている。供給孔240cは、構造物7と清掃部材32との間に外部から添加剤を供給可能に形成されている。ここで言う添加剤は、例えば、液体又は固体のいずれでもよい。
第2実施形態の清掃システムは、供給チューブ50と排出チューブ51とを備える。供給チューブ50は、カバー部材240の内部に供給される添加剤が流通する。排出チューブ51は、カバー部材240の内部で清掃に伴って生じる廃液が流通する。供給孔240cには、供給チューブ50の下端が接続されている。排出孔240dは、廃液をカバー部材240の外部に排出可能に形成されている。排出孔240dには、排出チューブ51の上端が接続されている。
上記構成によれば、ボルト8の頭部8aの表面と座面7bとを、清掃部材32と添加剤とを用いて高度に清掃しつつ、清掃に伴って生じる廃液をカバー部材240の外部に効率よく排出できる。これにより、清掃作業をより効率化でいる。また、廃液を適切に回収できるため、環境問題に配慮しながら清掃作業を良好に行える。
図6は、第2実施形態の変形例に係るカバー部材340の側面図である。カバー部材340の側部には、カバー部材340の開口側に切欠部340eが部分的に設けられている。カバー部材340の開口端が座面7bと当接されることで、座面7bと切欠部340eとの間に排出孔240dと同様の排出孔が形成される。このような構成を有するカバー部材340を用いても、カバー部材240と同様に、清掃に伴って生じる廃液を、切欠部340eを通じて効率よく回収できる。なお、カバー部材240の開口周縁の切欠部340e以外の部分には、弾性部材42を設けてもよい。
(第3実施形態)
図7は、第3実施形態に係る回転ユニット330の斜視図である。図7に示すように、回転ユニット330の清掃部材332は、布材34の代わりに、構造物7のボルト締結部7aの露出部分7cと対向するように配置されたブラシ350を有する。ブラシ350は、使用時においてボルト8の頭部8aと座面7bとに接触する。ブラシ350は、ホルダー33の開口方向から見て、ホルダー33の回転方向に間隔を開けてホルダー33の回転中心から放射状に延びる形状を有する。ブラシ350の毛は、ホルダー33の表面に対する垂直方向に延びている。ブラシ350の毛は、前記垂直方向に対して傾斜して延びていてもよい。
回転ユニット330では、ブラシ350の毛は複数の方向に延びるように配置されている。本実施形態では、底壁部33aとフランジ部33cとの各表面に配置されたブラシ350の毛は、回転軸22の軸方向(ホルダー33の回転軸線R方向)に延び、側壁部33bの表面に配置されたブラシ350の毛は、回転軸22の軸心に向けて延びている。従って、第3実施形態の清掃用アタッチメント303では、ボルト8の頭部8aの各表面と座面7bとの各面に対し、垂直方向から清掃部材332を同時に当接させることができる。
清掃用アタッチメント303の使用時には、底壁部33aの表面に配置されたブラシ350の部分は、ボルト8の頭部8aの頂面と接触する。また、側壁部33bの表面に配置されたブラシ350の部分は、ボルト8の頭部8aの側面と接触する。また、フランジ部33cの表面に配置されたブラシ350の部分は、座面7bと接触する。清掃用アタッチメント303によれば、ブラシ350がボルト8の頭部8aと座面7bとに付着した汚れを掻き取ることにより、ボルト8の頭部8aの表面と座面7bとを一層清掃し易くできる。
なお本実施形態では、底壁部33aと側壁部33bとの境界、及び、側壁部33bとフランジ部33cとの境界において、ブラシ350が断続するように配置されている。例えば、上記した各境界の表面が滑らかに屈曲するように成形されることで、ブラシ350が、各境界において滑らかに連続するように配置されていてもよい。これにより、ブラシ350の前記各境界部分においてもボルト締結部7aを清掃できる。
(第4実施形態)
図8は、第4実施形態に係る清掃用アタッチメント403の径方向断面図である。図8に示すように、清掃用アタッチメント403は、清掃用アタッチメント203を基本構造としているが、回転ユニット430の清掃部材432(ここでは襞部434aを有する布材434)が、ホルダー33の側壁部33bとフランジ部33cとの各表面のみに配置されている。これにより清掃用アタッチメント403では、清掃部材432が、ボルト8の頭部8a又はナット9のいずれかの側面(ここでは一例としてボルト8の頭部8a)と、座面7bとに対向するように配置されている。
上記構成によれば、清掃用アタッチメント403の使用時には、清掃部材432により、ボルト8の頭部8a又はナット9のいずれかの側面(ここでは一例としてボルト8の頭部8aの側面)と、座面7bとを同時に清掃できる。ボルト締結部7aの露出部分7cの頂面の清掃が不要である場合等には、このような清掃用アタッチメント403を用いてもよい。
(第5実施形態)
図9は、第5実施形態に係る清掃用アタッチメント503の径方向断面図である。図9に示すように、本実施形態では、ボルト締結部7aの露出部分7cには、ボルト8の雄ネジ8bに螺合されたナット9が露出している。ナット9の座面7bとは反対側に位置する頂面からは、雄ネジ8bの先端が突出している。清掃用アタッチメント503は、清掃用アタッチメント203を基本構造としているが、回転ユニット530の清掃部材532(ここでは襞部534aを有する布材534)が、ホルダー33のフランジ部33cの表面のみに配置されている。ボルト8の雄ネジ8bの先端とホルダーの底壁部33aとの間には、隙間が設けられる。
上記構成によれば、清掃用アタッチメント503がボルト8と干渉するのを防止しながら、ナット9の座面7bを清掃部材532により効率よく清掃できる。ボルト締結部7aの露出部分7cに配置されたナット9の清掃が不要である場合等には、このような清掃用アタッチメント503を用いて座面7bのみを清掃してもよい。なお、ボルト締結部7aの露出部分7cにボルト8の頭部8aが配置されている場合でも、清掃用アタッチメント503により、ボルト8の座面7bを同様に清掃できる。なお、第4及び5実施形態では、カバー部材240の代わりにその他のカバー部材40,340を用いてもよい。
本発明は、上記各実施形態及び変形例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、その構成を変更、追加、又は削除できる。回転工具2の動力源は、電気に限定されず、圧縮空気等のその他のものであってもよい。また回転工具2は、例えば手動工具であってもよい。また、清掃部材32,132,332,432,532がボルト8の頭部8aに接触する場合、ボルト8の頭部8aは、金属面が露出していてもよいし、前記金属面が別個の被覆部材で覆われていてもよい。この場合、被覆部材は、例えば樹脂等からなる絶縁部材であってもよい。
また、布材34,134,234,434,534は、羊毛やスポンジ等のバフの成形品や、研磨パッド等のパッドを含んでいてもよい。また布材34,134,234,434,534は、砥粒入りナイロン、不織布、メリヤスウエス、マイクロファイバー等を含んでいてもよい。またブラシ350の材料は、ナイロン等の樹脂や、銅、ステンレス等の金属であってもよい。また、清掃用アタッチメント3,103,203,303,403,503は、固定部材31を備えていなくてもよく、固定部材31を適宜省略できる。
また、ボルト締結部7aの露出部分7cに配置されるナット9は、袋ナットであってもよい。この場合、ホルダー33,133の底壁部33a,133aに清掃部材32,132,332,432,532を設けることで、ナット9の頂面も清掃部材32,132,332,432,532により清掃できる。
R 回転軸線
1 清掃システム
2 回転工具
3,103,203,303,403,503 清掃用アタッチメント
7 構造物
7a ボルト締結部
7b 座面
7c ボルト締結部の露出部分
8 ボルト
8a ボルトの頭部
9 ナット
22 回転軸
31 固定部材
32,132,332,432,532 清掃部材
33,133 ホルダー
33c,133c フランジ部
33d,133d 収容凹部
34,134,234,434,534 布材
40,240,340 カバー部材
41 軸受
42 弾性部材
133e ホルダーの供給孔
240c カバー部材の供給孔
350 ブラシ

Claims (12)

  1. 構造物のボルト締結部を清掃する清掃用アタッチメントであって、
    回転工具の回転軸と共に前記回転軸の軸周りに回転するホルダーと、
    前記ホルダーに保持される清掃部材と、を備え、
    前記ホルダーは、その回転軸線上の一端部から他端部に向かう方向に開口して、前記ボルト締結部の外部への露出部分を収容する収容凹部と、前記収容凹部の開口周縁側から前記回転軸線の外方に延びるフランジ部と、を有し、
    前記清掃部材は、前記構造物の前記露出部分と対向するように配置された布材を有し、
    前記清掃部材は、前記構造物のうち、前記ボルト締結部の前記露出部分に配置されたボルトの頭部又はナットのいずれかの座面と対向する前記フランジ部の表面において、前記座面に前記布材の表面が接触するように配置されている、清掃用アタッチメント。
  2. 前記清掃部材が、更に、前記ボルト締結部の前記露出部分の前記座面とは反対側の面と対向する前記収容凹部の表面に配置されている、請求項1に記載の清掃用アタッチメント。
  3. 前記清掃部材が、更に、前記ボルト締結部の前記露出部分の側面と対向する前記収容凹部の表面に配置されている、請求項1又は2に記載の清掃用アタッチメント。
  4. 前記ボルト締結部の前記露出部分に配置される前記ボルトの前記頭部又は前記ナットは、ネジ軸方向から見て正多角形状の輪郭を有し、
    前記ネジ軸方向から見て、前記ボルトの前記頭部又は前記ナットのいずれかの側面と対向する前記清掃部材の部分の前記露出部分がないとしたときの先端位置が、前記ボルトの前記頭部又は前記ナットの輪郭の内接円よりも前記内接円の中心側に位置している、請求項1~3のいずれか1項に記載の清掃用アタッチメント。
  5. 一端部が前記回転軸に固定されて前記ホルダーを支持し、前記回転軸と共に前記回転軸の軸周りに回転する固定部材を更に備える、請求項1~4のいずれか1項に記載の清掃用アタッチメント。
  6. 前記清掃部材は、前記ホルダーの開口方向から見て、前記ホルダーの回転方向に間隔を開けて前記ホルダーの回転中心から放射状に延びる形状を有する、請求項1~5のいずれか1項に記載の清掃用アタッチメント。
  7. 前記清掃部材と前記ホルダーとを前記ホルダーの開口側とは反対側から覆うように設けられたカバー部材を更に備える、請求項1~6のいずれか1項に記載の清掃用アタッチメント。
  8. 前記カバー部材には、前記構造物と前記清掃部材との間に外部から添加剤を供給可能な供給孔が設けられている、請求項7に記載の清掃用アタッチメント。
  9. 前記カバー部材の前記ホルダーの前記開口側の先端には、前記構造物と接触する弾性部材が設けられている、請求項7又は8に記載の清掃用アタッチメント。
  10. 前記カバー部材は、軸受を有し、前記軸受を介して、前記回転軸に軸支される、請求項7~9のいずれか1項に記載の清掃用アタッチメント。
  11. 前記ホルダーには、外部から前記清掃部材に添加剤を供給可能な複数の供給孔が分散して設けられている、請求項1~10のいずれか1項に記載の清掃用アタッチメント。
  12. 請求項1~11のいずれかに記載の前記清掃用アタッチメントと、前記回転工具とを備える、清掃システム
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