JP7443844B2 - 命令送信装置、命令転送システム、命令送信方法及びプログラム - Google Patents
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Description
以下、図面を用いて、本発明の一実施形態の全体の概略について説明する。本実施形態は、音声操作を利用した命令転送システムを開示している。即ち、本実施形態は、音声操作に対応するMFP6が音声操作による命令を受け取り、受け取った命令を音声操作に対応しないMFP8が実行可能な命令に変換してMFP8に送信し、MFP8が音声操作に対応した命令の実行を可能にする発明を開示している。
図1は、第1の実施形態に係る命令転送システムの構成の一例を示す図である。図1に示すように、命令転送システムは、少なくとも1以上のスマートスピーカ又は通信端末2、音声認識サーバ装置3、AIアシスタントサーバ装置4、MFP(Multifunction Peripheral)6及び少なくとも1以上のMFP8を、例えばLAN(Local Area Network)等のネットワーク7を介して相互に接続することで形成されている。
次に、図2乃至図6を用いて、本実施形態の命令転送システムの各ハードウェア構成について説明する。
図2は、スマートスピーカのハードウェア構成の一例を示す図である。スマートスピーカ2は、図2に示すようにCPU201、RAM202、ROM203、外部インターフェイス(I/F)204及び通信I/F205を含むハードウェア資源を、内部バス206を介して相互に接続される。
図3は、音声認識サーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
音声認識サーバ装置3は、図3に示すように、CPU301、RAM302、ROM303、HDD(Hard Disk Drive)304、外部インターフェイス(I/F)305及び通信I/F306を含むハードウェア資源を、内部バス307を介して相互に接続される。
図4は、AIアシスタントサーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。AIアシスタントサーバ装置4は、CPU401、RAM402、ROM403、HDD404、外部インターフェイス(I/F)405及び通信I/F406を含むハードウェア資源を、内部バス407を介して相互に接続している。また、外部I/F405には、ディスプレイ408及び操作パネル409が接続されている。
クラウドサービス装置5は、音声認識サーバ装置3及びAIアシスタントサーバ装置4を纏めたもので、スマートスピーカ2及びMFP6とそれぞれネットワーク7を介して接続される。クラウドサービス装置5を構成するハードウェア構成は、音声認識サーバ装置3及びAIアシスタントサーバ装置4で説明したとおりである。
図6は、MFPのハードウェア構成の一例を示す図である。MFP6及びMFP8は、コントローラ600、近距離無線通信回路620、エンジン制御部630、操作パネル640、ネットワークI/F650を備えている。
<命令転送システムの機能構成>
図7は、命令転送システムを構成する各装置の機能ブロックの一例を示す図である。命令転送システムは、図1に示したように、スマートスピーカ2、音声認識サーバ装置3、AIアシスタントサーバ装置4、クラウドサービス装置5及びMFP6がそれぞれネットワーク7を介して接続されている。
スマートスピーカ2は、クラウドサービス装置5を構成する音声認識サーバ装置3及びAIアシスタントサーバ装置4との間で、例えば音声データ、画像データ及びテキストデータ等に係るデータ通信を行う。
スマートスピーカ2は、図2に示されているRAM202又はROM203によって構築される記憶部2000を有している。また、スマートスピーカ2のCPU201は、記憶部2000に記憶された操作音声処理プログラムをRAM202に展開して実行することで、例えば、送受信部21、取得部22、フィードバック部23及び記憶・読出処理部29として機能又は機能する手段を構成する。
次に、スマートスピーカ2の各機能構成について説明する。送受信部21は、ネットワーク7を介してスマートスピーカ2とクラウドサービス装置5との間の通信を制御し、各種データ又は情報の送受信を行う。その際、送受信部21は、スマートスピーカ2の通信I/F206を制御して各種データ又は情報の送受信を行う。送受信部21は、次に説明する取得部22が取得したスマートスピーカ2に対してユーザが行った所定の操作及び指示等に基づく情報をクラウドサービス装置5に送信する。また、送受信部21は、フィードバックのために、クラウドサービス装置5からテキストデータ、画像データ、音声データ等を取得する。さらに、送受信部21は、ユーザが行った所定の操作及び指示等に係る情報をクラウドサービス装置5に送信する際に、スマートスピーカ2を特定するデバイスIDもあわせて送信する。
音声認識サーバ装置3は、スマートスピーカ2から受信した音声データを解析し、テキストデータへ変換する。また、テキストデータと事前登録されている辞書情報とに基づいてユーザの意図を解釈し、解釈結果をAIアシスタントサーバ装置4に送信する。
操作認識サーバ装置3は、図3に示されているRAM302、ROM303、又はHDD304によって構築される記憶部3000を有している。音声認識サーバ装置3のCPU301は、スマートスピーカ2を介してユーザによって与えられた音声データに応じて、記憶部3000に記憶された操作音声変換プログラム等をRAM302に展開して実行する。これらの操作音声変換プログラム等が実行されることにより、CPU301は、例えば、送受信部31、取得部32、変換部35、解釈部36及び記憶・読出処理部39として機能又は機能する手段を構成する。
次に、音声認識サーバ装置3の各機能構成について説明する。送受信部31は、ネットワーク7を介してスマートスピーカ2又はAIアシスタントサーバ装置4との間の通信を制御し、各種データ又は情報の送受信を行う。具体的には、送受信部31は、ユーザによって与えられた音声データの受信、及びスマートスピーカ2に対するテキストデータの送信等を行うように、音声認識サーバ装置3の通信I/F306を制御する。
AIアシスタントサーバ装置4は、例えば、音声認識サーバ装置3で実行された操作音声変換プログラム音声アシスタントプログラムによって得られたインテント、パラメータ及びスマートスピーカ2のデバイスID等を取得して、後述する各機能の処理を行う。
AIアシスタントサーバ装置4は、図4に示されているRAM402及びHDD404によって構築される記憶部4000を有している。AIアシスタントサーバ装置4のCPU401は、ネットワーク7を介して音声認識サーバ装置3の記憶部3000に記憶された音声アシスタントプログラム及び管理プログラムを取得し、図4に示されているRAM402に展開して実行する。CPU401は、これらのプログラムのうち、管理プログラムを実行することで、例えば、送受信部41、取得部42、変換部43、送信制御部45、処理部46及び記憶・読出処理部49として機能又は機能する手段を構成する。なお、下記各テーブルで同じ名称の項目(カラム)は同じ意味を示すため、二つ目以降の説明を省略する。
図5(A)は、転送管理テーブルを示す概念図である。記憶部4000には、図5(A)に示されている転送管理テーブルによって構成されている紐づけ用DB442が構築されている。この転送管理テーブルでは、装置名毎に音声操作対応状況が関連付けられて記憶、管理されている。
図5(B)は、転送先装置管理テーブルを示す概念図である。記憶部4000には、図5(B)に示されている転送先装置管理テーブルによって構成されている紐づけ用DB442が構築されている。この転送先装置管理テーブルでは、デバイスID毎に転送先装置名及び転送先装置のIPアドレス又はHost名が関連付けられて記憶、管理されている。
次に、AIアシスタントサーバ装置4の各機能構成について説明する。送受信部41は、ユーザの音声取得装置2に対する解釈結果の送信、及びユーザによって与えられた音声データに係るテキストデータの受信等を行うように通信I/F406を制御する。
MFP6は、図6に示されているHDD609等によって構築される記憶部6000を有している。MFP6のCPU601は、クラウドサービス装置5から送信された命令及びファイル出力命令等の各種出力命令に基づいて、記憶部6000に記憶された命令情報変換プログラム又は印刷実行プログラムをRAM602bに展開して実行する。CPU601は、この印刷実行プログラムを実行することで、例えば、送受信部61、変換部62、通知部63、転送部64、実行部65及び記憶・読出処理部69として機能又は機能する手段を構成する。
次に、MFP6の各機能構成について説明する。送受信部61は、クラウドサービス装置5(AIアシスタントサーバ装置4の送受信部41)とネットワーク7を介して通信を行う。
続いて、MFP8の機能構成を説明する。MFP8のハードウェア構成は、上述したMFP6と同様であるため、以下、MFP6のハードウェア構成をMFP8のハードウェア構成として説明する。MFP8は、図6に示されているHDD609等と同等の記憶手段によって構築される記憶部8000を有している。MFP8のCPU601は、MFP6から送信された第2の命令情報に基づいて、記憶部8000に記憶された命令実行プログラムをRAM602bに展開して実行する。CPU601は、この命令実行プログラムを実行することで、例えば、送受信部81、判断部82、通知部83、実行部85及び記憶・読出処理部89として機能又は機能する手段を構成する。
次に、MFP8の各機能構成について説明する。但し、上述したMFP6の各機能構成と共通する機能構成については、説明を省略する。
〔実施形態の処理又は動作〕
●第1の実施形態
以下、図8及び図9を用いて、本発明の第1の実施形態について説明する。
図8は、第1の実施形態に係るユーザの音声操作に基づく処理の一例を示すシーケンス図である。第1の実施形態では、クラウドサービス装置5からMFP6に対して第1の命令を送信した後、MFP6で受信した第1の命令をMFP8が実行可能な第2の命令に変換し、第2の命令をMFP8に転送する処理について説明する。具体的には、第1の実施形態では、ユーザの音声操作によって得られた出力命令を示す印刷指示に基づいて、音声認識サーバ装置3とAIアシスタントサーバ装置4とが協働して構成したクラウドサービス装置5から命令転送装置の一例であるMFP6(以下、MFP_#1)に対して第1の命令情報を送信し、MFP_#1において、命令実行装置の一例であるMFP8(以下、MFP_#2)で実行可能な命令を示す第2の命令情報に変換してMFP_#2に転送し、MFP_#2で印刷処理を行う場合を例示する。なお、本実施形態においては、所定の通信プロトコルによって、少なくともスマートスピーカ2、音声認識サーバ装置3及びAIアシスタントサーバ装置4との間の通信が確立しているものとする。
1.ファームウェアのバージョンが古い機種が、機器を操作するためのAPI(Application Programming Interface)を外部に提供していない場合
2.APIを外部に提供しているが、ファームウェアのバージョンが古く、命令が受けられない場合
3.ファームウェアのバージョンが古く、最初に必要なスマートスピーカとのペアリングができない(通信プロトコルが利用できない、又は通信プロトコルのバージョンが古い)場合
第1の実施形態では、クラウドサービス装置5から送信された第1の命令を実行可能なMFP6を、「音声操作に対応したMFP_#1(新機)」(以降、MFP_#1と記す)という。一方、クラウドサービス装置5から送信された第1の命令を実行不可能なMFP8を、「音声操作に対応していないMFP_#2(旧機)」(以降、MFP_#2と記す)という。なお、クラウドサービス装置5は、本実施形態に係る命令送信システムの一例である。
続いて、AIアシスタントサーバ装置4で実行される、命令情報の送信先決定処理について説明する。
図9は、第1の実施形態に係る送信先決定処理の詳細の一例を示すフローチャートである。図9に示されているように、送信制御部45は、変換部43により変換された命令情報に含まれるデバイスIDを検索キーとして紐づけ用DB402で管理されている転送先装置管理テーブルを検索することにより、対応する転送先装置名を読み出す(ステップS1101)。
図8に戻り、送信制御部45は、送信先が決定したことを、クラウドサービス装置5を介してスマートスピーカ2に対して、例えば、音声応答によってフィードバック処理する(ステップS112)。
以上説明したように第1の実施形態によれば、送信制御部45は、ステップS111で、ユーザの音声指示に基づいて変換された所定の命令を示す命令情報に対して、以下の処理を実行する。すなわち、送信制御部45は、ユーザが所定の命令を実行させたい音声操作に対応しないMFP_#2(命令実行装置)が受信不可能で且つ音声操作に対応するMFP_#1(命令転送装置)が受信可能な所定の命令を示す命令情報の転送先を判断する。さらに、送信制御部45は、変換された命令情報と、転送先として判断したMFP_#2(命令実行装置)への宛先を示す特定の宛先情報をMFP_#1(命令転送装置)に送信する(ステップS1104)。これにより、MFP_#1(命令転送装置)は、音声指示に基づいて変換された所定の命令情報をMFP_#2(命令実行装置)に転送することが可能となり、その結果、ユーザは、音声指示に対応しないMFP_#2(命令実行装置)において所定の処理を行わせることが可能となる。
●第2の実施形態
続いて、図面を用いて、本発明の第2の実施形態について説明する。
図10は、第2の実施形態に係る命令転送システムの構成の一例を示す図である。図10に示されているように、第2の実施形態の命令転送システムは、少なくとも1以上のスマートスピーカ2、音声認識サーバ装置3、AIアシスタントサーバ装置4、MFP(Multifunction Peripheral)8、及びサーバ装置9を、例えばLAN(Local Area Network)等のネットワーク7を介して相互に接続することで形成されている。
以下、第2の実施形態におけるハードウェア構成について説明する。但し、第1の実施形態との差異部分のみについて説明するため、サーバ装置9のハードウェア構成を説明する。サーバ装置9は、第1の実施形態で説明した音声認識サーバ装置3又はAIアシスタントサーバ装置4のハードウェア構成と同様である。そのため、詳細な説明を省略する。
図11は、第2の実施形態に係る命令転送システムを構成する各装置の機能ブロックの一例を示す図である。第2の実施形態に係るハードウェア構成は、第1の実施形態との比較においてサーバ装置9のみが差異となる。そこで、機能構成についても、第1の実施形態との差異部分であるサーバ装置9の機能構成について説明する。
サーバ装置9は、例えば、図3に示されている音声認識サーバ装置3のハードウェア構成と同様の記憶装置によって構築される記憶部9000を有している。サーバ装置9のCPUは、クラウドサービス装置5から送信された命令及びファイル出力命令等の各種出力命令に基づいて、記憶部9000に記憶された命令情報変換プログラムをRAM等の逐次書換え可能なメモリに展開して実行する。CPUは、この命令情報変換プログラムを実行することで、例えば、送受信部91、変換部92、通知部93、表示制御部94、転送部95及び記憶・読出処理部99として機能又は機能する手段を構成する。
次に、サーバ装置9の各機能構成について説明する。送受信部91、変換部92、通知部93、転送部95及び記憶・読出処理部99は、第1の実施形態で説明したMFP6の送受信部61、変換部62、通知部63、転送部64及び記憶・読出処理部69とそれぞれ同様であるため、詳細な説明を省略する。
図12は、第2の実施形態に係るユーザの音声操作に基づく処理の一例を示すシーケンス図である。第2の実施形態では、AIアシスタントサーバ装置4からサーバ装置9に対して第1の命令を送信した後、サーバ装置9で受信した第1の命令をMFP8が実行可能な第2の命令に変換し、第2の命令をMFP8に転送する処理について説明する。具体的には、第2の実施形態では、ユーザの音声操作によって得られた出力命令を示す印刷指示に基づいて、音声認識サーバ装置3とAIアシスタントサーバ装置4とが協働して構成したクラウドサービス装置5から命令転送装置の一例であるサーバ装置9に対して第1の命令情報を送信し、サーバ装置9において、命令実行装置の一例であるMFP8(以下、MFP_#2)で実行可能な命令を示す第2の命令情報に変換してMFP_#2に転送し、MFP_#2で印刷処理を行う場合を例示する。なお、本実施形態においては、所定の通信プロトコルによって、少なくともスマートスピーカ2、音声認識サーバ装置3及びAIアシスタントサーバ装置4との間の通信が確立しているものとする。
以上説明したように第2の実施形態によれば、サーバ装置9は、クラウドサービス装置5から送信された、ユーザの音声指示に基づいて変換された所定の命令を示す命令情報に対して、以下の処理を実行する。すなわち、クラウドサービス装置5の送信制御部45は、ユーザが所定の命令を実行させたい音声操作に対応しないMFP_#2(命令実行装置)が受信不可能で且つ音声操作に対応するサーバ装置9(命令転送装置)が受信可能な所定の命令を示す命令情報と、転送先として判断したMFP_#2(命令実行装置)への宛先を示す特定の宛先情報をサーバ装置9(命令転送装置)に送信する(ステップS113)。これにより、サーバ装置9(命令転送装置)は、音声指示に基づいて変換された所定の命令情報をMFP_#2(命令実行装置)に転送することが可能となり、その結果、ユーザは、音声指示に対応しないMFP_#2(命令実行装置)において所定の処理を行わせることが可能となる。
●第3の実施形態
続いて、図面を用いて、本発明の第3の実施形態について説明する。
図13は、第3の実施形態に係る命令転送システムの構成の一例を示す図である。図13に示すように、第3の実施形態の命令転送システムは、少なくとも1以上のスマートスピーカ2、音声認識サーバ装置3、AIアシスタントサーバ装置4及びMFP(Multifunction Peripheral)8を、例えばLAN(Local Area Network)等のネットワーク7を介して相互に接続することで形成されている。
第3の実施形態におけるハードウェア構成については、上述したように、第1の実施形態及び第2の実施形態とそれぞれ差異はあるが、新たな構成はないため、詳細な説明を省略する。
図14は、第3の実施形態に係る命令転送システムを構成する各装置の機能ブロックの一例を示す図である。第3の実施形態では、スマートスピーカ2に係る機能構成が、第1の実施形態及び第2の実施形態との比較において差異部分が生じている。そこで、機能構成についても、第1の実施形態及び第2の実施形態との差異部分であるスピーカ2の機能構成について説明する。
スマートスピーカ2のCPU201は、ROM203等の記憶部2000に記憶された命令情報変換プログラムをRAM202に展開して実行する。CPU201は、この命令情報変換プログラムを実行することで、例えば、送受信部21、取得部22、フィードバック部23、変換部24、転送部25及び記憶・読出処理部29として機能又は機能する手段を構成する。
次に、スマートスピーカ2の各機能構成について説明する。送受信部21、取得部22、フィードバック部23及び記憶・読出処理部29は、第1の実施形態及び第2の実施形態で説明したスマートスピーカ2の送受信部21、取得部22、フィードバック部23及び記憶・読出処理部29とそれぞれ同様であるため、詳細な説明を省略する。
図15は、第3の実施形態に係るユーザの音声操作に基づく処理の一例を示すシーケンス図である。第3の実施形態では、AIアシスタントサーバ装置4からスマートスピーカ2に対して第1の命令を送信した後、スマートスピーカ2で受信した第1の命令をMFP8が実行可能な第2の命令に変換し、第2の命令をMFP8に転送する処理について説明する。具体的には、第3の実施形態では、ユーザの音声操作によって得られた出力命令を示す印刷指示に基づいて、音声認識サーバ装置3とAIアシスタントサーバ装置4とが協働して構成したクラウドサービス装置5から命令転送装置の一例であるスマートスピーカ2に対して第1の命令情報を送信し、スマートスピーカ2において、命令実行装置の一例であるMFP8(以下、MFP_#2)で実行可能な命令を示す第2の命令情報に変換してMFP_#2に転送し、MFP_#2で印刷処理を行う場合を例示する。なお、本実施形態においては、所定の通信プロトコルによって、少なくともスマートスピーカ2、音声認識サーバ装置3及びAIアシスタントサーバ装置4との間の通信が確立しているものとする。
以上説明したように第3の実施形態によれば、スマートスピーカ2は、クラウドサービス装置5から送信された、ユーザの音声指示に基づいて変換された所定の命令を示す命令情報に対して、以下の処理を実行する。すなわち、クラウドサービス装置5の送信制御部45は、ユーザが所定の命令を実行させたい音声操作に対応しないMFP_#2(命令実行装置)が受信不可能で且つ音声操作に対応するサーバ装置9(命令転送装置)が受信可能な所定の命令を示す命令情報と、転送先として判断したMFP_#2(命令実行装置)への宛先を示す特定の宛先情報をサーバ装置9(命令転送装置)に送信する(ステップS113)。これにより、スマートスピーカ2(命令転送装置)は、音声指示に基づいて変換された所定の命令情報をMFP_#2(命令実行装置)に転送することが可能となり、その結果、ユーザは、音声指示に対応しないMFP_#2(命令実行装置)において所定の処理を行わせることが可能となる。
上述した各実施形態によれば、音声による指示だけで所望の命令を実行することが可能になるため、従来のようなタッチパネル27等のGUI(Graphical User Interface)による操作を不要とすることができる。このため、操作に慣れているユーザであっても、さらに正確かつ簡単な入力操作を可能とすることができる。また、対話等による操作サポートによって、例えば、複雑なネットワーク設定、高度な処理の設定又は新規アプリの導入等が不要となる。その結果、高齢者又は機械操作に不慣れなユーザ等であっても、ユーザが希望する操作を正確かつ簡単に実行可能とすることができ、利便性が向上する。さらに、操作性の向上が期待できる。
4 AIアシスタントサーバ装置(命令送信装置の一例)
5 クラウドサービス装置(命令送信システムの一例)
6 MFP(命令転送装置の一例)
8 MFP(命令実行装置の一例)
9 サーバ装置(命令転送装置の一例)
15 音声応答システム
22 取得部(データ取得手段の一例)
32 取得部(データ取得手段の一例)
41 送受信部(受信手段、送信手段の一例)
42 取得部(受信手段の一例)
43 変換部
61 送受信部(送信手段の一例)
62 変換部(変換手段の一例)
Claims (5)
- 音声を集音して音声データを取得する特定の音声取得装置が送信した前記音声データに含まれる命令を示す第1の命令情報を受信する受信手段と、
前記第1の命令情報から、所定の命令を実行する特定の命令実行装置が受信不可能で且つ前記特定の命令実行装置に所定の命令を転送する特定の命令転送装置が受信可能な前記命令を示す第2の命令情報に変換する変換手段と、
前記第2の命令情報及び前記命令実行装置への宛先を示す特定の宛先情報を前記命令転送装置に送信する送信手段と、を有し、
前記受信手段は、前記特定の音声取得装置が送信した当該音声取得装置を識別するための特定の識別情報を受信し、
前記送信手段は、所定の音声取得装置を識別するための所定の識別情報と、転送先である所定の命令実行装置への宛先を示す所定の宛先情報と、を関連付けて管理された転送先管理情報において、前記特定の識別情報に対応する特定の宛先情報を、前記第2の命令情報とともに前記命令転送装置に送信し、
前記転送先管理情報で管理されている前記特定の宛先情報は第1の宛先情報であり、
前記送信手段は、前記受信手段が前記音声データとともに第2の宛先情報を受信した場合には、前記転送先管理情報で管理されている前記第1の宛先情報ではなく、前記第2の宛先情報を、前記第2の命令情報とともに前記命令転送装置に送信する命令送信装置。 - 前記送信手段は、前記宛先情報に前記命令実行装置へのIPアドレス情報及び前記命令実行装置の装置名のうち少なくとも一方を含めることを特徴とする請求項1に記載の命令送信装置。
- 音声を集音して音声データを取得する特定の音声取得装置が送信した前記音声データに含まれる命令を示す第1の命令情報を受信し、前記第1の命令情報に基づいて、前記命令を示す第2の命令情報を命令転送装置に送信する命令送信装置と、
所定の命令を実行する特定の命令実行装置と、
を有する命令転送システムであって、
前記命令送信装置は、
前記特定の音声取得装置が送信した当該音声取得装置を識別するための特定の識別情報を受信し、
前記第1の命令情報から、前記特定の命令実行装置が受信不可能で且つ前記特定の命令実行装置に所定の命令を転送する前記特定の命令転送装置が受信可能な前記命令を示す第2の命令情報に変換し、
所定の音声取得装置を識別するための所定の識別情報と、転送先である所定の命令実行装置への宛先を示す所定の宛先情報と、を関連付けて管理された転送先管理情報において、前記特定の識別情報に対応する特定の宛先情報である第1の宛先情報を、前記第2の命令情報とともに前記命令転送装置に送信し、
前記音声データとともに第2の宛先情報を受信した場合には、前記転送先管理情報で管理されている前記第1の宛先情報ではなく、前記第2の宛先情報を、前記第2の命令情報とともに前記命令転送装置に送信し、
前記特定の命令転送装置は、前記特定の宛先情報で示される前記特定の命令実行装置に、前記特定の命令実行装置が受信可能な前記命令を示す第3の命令情報に変換して転送することを特徴とする命令転送システム。 - 音声を集音して音声データを取得する特定の音声取得装置が送信した前記音声データに含まれる命令を示す第1の命令情報に基づいて、前記命令を示す第2の命令情報を送信する命令送信装置が実行する命令送信方法であって、
前記音声データに含まれる命令を示す第1の命令情報を受信する受信ステップと、
前記第1の命令情報から、所定の命令を実行する特定の命令実行装置が受信不可能で且つ前記特定の命令実行装置に所定の命令を転送する特定の命令転送装置が受信可能な前記命令を示す第2の命令情報に変換する変換ステップと、
前記第2の命令情報及び前記命令実行装置への宛先を示す特定の宛先情報を前記命令転送装置に送信する送信ステップと、を含み、
前記受信ステップでは、前記特定の音声取得装置が送信した当該音声取得装置を識別するための特定の識別情報を受信し、
前記送信ステップでは、所定の音声取得装置を識別するための所定の識別情報と、転送先である所定の命令実行装置への宛先を示す所定の宛先情報と、を関連付けて管理された転送先管理情報において、前記特定の識別情報に対応する特定の宛先情報を、前記第2の命令情報とともに前記命令転送装置に送信し、
前記転送先管理情報で管理されている前記特定の宛先情報は第1の宛先情報であり、
前記送信ステップでは、前記受信ステップにおいて前記音声データとともに第2の宛先情報を受信した場合には、前記転送先管理情報で管理されている前記第1の宛先情報ではなく、前記第2の宛先情報を、前記第2の命令情報とともに前記命令転送装置に送信する、
処理を実行する命令送信方法。 - コンピュータに、請求項4に記載の命令送信方法を実行させることを特徴とするプログラム。
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