JP7434133B2 - IoTシステム、及びデータ収集制御方法 - Google Patents

IoTシステム、及びデータ収集制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7434133B2
JP7434133B2 JP2020181098A JP2020181098A JP7434133B2 JP 7434133 B2 JP7434133 B2 JP 7434133B2 JP 2020181098 A JP2020181098 A JP 2020181098A JP 2020181098 A JP2020181098 A JP 2020181098A JP 7434133 B2 JP7434133 B2 JP 7434133B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
asset
information
communication device
communication
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020181098A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022071950A5 (ja
JP2022071950A (ja
Inventor
宏明 郡浦
雅文 木下
侑 中田
祐太 関口
壮太 上原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2020181098A priority Critical patent/JP7434133B2/ja
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to PCT/JP2021/030407 priority patent/WO2022091533A1/ja
Priority to CN202180016847.7A priority patent/CN115803722A/zh
Priority to AU2021370143A priority patent/AU2021370143B2/en
Priority to US17/911,396 priority patent/US20230099545A1/en
Priority to EP21885653.2A priority patent/EP4239488A1/en
Publication of JP2022071950A publication Critical patent/JP2022071950A/ja
Publication of JP2022071950A5 publication Critical patent/JP2022071950A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7434133B2 publication Critical patent/JP7434133B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/12Protocols specially adapted for proprietary or special-purpose networking environments, e.g. medical networks, sensor networks, networks in vehicles or remote metering networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/12Protocols specially adapted for proprietary or special-purpose networking environments, e.g. medical networks, sensor networks, networks in vehicles or remote metering networks
    • H04L67/125Protocols specially adapted for proprietary or special-purpose networking environments, e.g. medical networks, sensor networks, networks in vehicles or remote metering networks involving control of end-device applications over a network
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16YINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY SPECIALLY ADAPTED FOR THE INTERNET OF THINGS [IoT]
    • G16Y10/00Economic sectors
    • G16Y10/75Information technology; Communication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/50Network service management, e.g. ensuring proper service fulfilment according to agreements
    • H04L41/5041Network service management, e.g. ensuring proper service fulfilment according to agreements characterised by the time relationship between creation and deployment of a service
    • H04L41/5051Service on demand, e.g. definition and deployment of services in real time
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/02Protocols based on web technology, e.g. hypertext transfer protocol [HTTP]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/10Protocols in which an application is distributed across nodes in the network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/22Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks comprising specially adapted graphical user interfaces [GUI]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Economics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

本発明は、アセット(機器)からのデータ収集を制御するIoTシステムに関する。
グローバルにアセットを生産し展開するメーカを中心として、世界中で使用されるアセットからデータを収集、分析し、業務効率改善やビジネス創出に繋げたいというニーズがある。また、大容量かつ高速なデータ通信技術の開発によって、アセットから収集したデータの利活用がさらに進むと予想される。
本技術分野の背景技術として、特開2015-87852号公報(特許文献1)がある。特開2015-87852号公報には、端末と、産業機器管理装置とを含み、前記端末は、管理する産業機器に関して利用者からの入力に応じて設定された利用者用管理情報を送信する送信部を有し、前記産業機器管理装置は、前記送信部により送信された前記利用者用管理情報を受信する受信部と、前記管理する産業機器の個体識別情報に関連付けて前記受信部により受信された前記利用者用管理情報を記憶する記憶部と、を有する産業機器管理システムが記載されている。
特開2015-87852号公報
世界各地のアセットからIoTデータを収集するシステムを構築するためには、各地での通信回線の選定と、通信デバイスの選定、通信デバイスと通信回線の関連付け、デバイスプロビジョニング、IoTデータの取得及び蓄積や、これらに対応したアプリ開発について、前記全てを準備し実施する必要がある。前記の工程では、通信回線のパラメータと通信デバイスの情報、通信デバイスの情報とアセットの情報など、複数の要素が関係している。特に通信回線のパラメータ(帯域、遅延などの通信要件)は通信デバイスに実装されるSIMへの設定によって制御されることから、通信デバイスの他、SIMも含めた統合的な管理が必要である。これらの要素を一元的に制御し、ワンストップで通信回線の選定からIoTデータ収集までを実現可能なサービス基盤が求められている。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、IoTシステムであって、通信要件を制御する識別モジュールが装着され、クラウドサーバと通信する通信デバイスと、前記通信デバイスと接続されるアセットと、前記通信デバイスと前記クラウドサーバとの通信の設定を管理する制御サーバとを備え、前記制御サーバは、前記識別モジュールと前記通信デバイスとの関係、及び前記通信デバイスと前記アセットとの関係を管理し、前記アセットから前記クラウドサーバへ情報を転送するために、前記通信デバイスと前記クラウドサーバとの間の通信を設定することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、IoTシステムに必要な要素を一元的に制御できる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明によって明らかにされる。
データ流通サービス基盤のコンセプトイメージを示す図である。 データ流通サービス基盤の全体システム構成を示す図である。 データ流通サービス基盤コントロールサーバのブロック図である。 マスタデータ管理データベースの構成を示す図である。 SIM情報の構成例を示す図である。 SIM・デバイス関連付け情報の構成例を示す図である。 デバイス情報の構成例を示す図である。 アセット情報の構成例を示す図である。 アセット種別情報の構成例を示す図である。 デバイス・アセット関連付け情報の構成例を示す図である。 回線契約から回線接続までの処理のシーケンス図である。 回線接続中のデバイス交換時の処理のシーケンス図である。 回線接続中の課金処理のシーケンス図である。 クラウドサービス選択設定処理のシーケンス図である。 デバイスプロビジョニング処理のシーケンス図である。 IoTデータ収集、加工、管理処理のシーケンス図である。 共通イベント制御処理及び履歴管理処理のフローチャートである。 回線管理処理のフローチャートである。 回線管理処理のフローチャートである。 クラウドサービス選択設定処理のフローチャートである。 デバイスプロビジョニング処理のフローチャートである。 IoTデータ収集、加工、管理処理のフローチャートである。 通信アダプタを利用したマルチテナントによるサーバへのアクセスを示す図である。 デバイスマネージャサーバによるアセットに対応したコンフィグファイルの配布を示す図である。 デバイス一覧画面の例を示す図である。 アセット一覧画面の例を示す図である。
図1はデータ流通サービス基盤100のコンセプトイメージを示す図であり、図2はデータ流通サービス基盤100の全体のシステム構成を示す図である。
本実施例のデータ流通サービス基盤100は、企業などの利用者毎に、通信キャリアが提供する通信キャリアIoT基盤110と、クラウド事業者が提供するクラウドサービス120と、通信デバイス150に実装されるデバイスマネージャを配布するデバイスマネージャサーバ130とを選択的に利用可能とし、通信デバイス150の通信キャリア回線への接続から、アセット160からのデータ収集、収集したデータの蓄積及び可視化までのワンストップサービスを提供するためのプラットフォームである。
データ流通サービス基盤100は、データ流通サービス基盤コントロールサーバ101、マスタデータ管理RDBサーバ104、デバイスファームウェア/コンフィグストレージサーバ106及びIoTデータレイクサーバ108を有する。データ流通サービス基盤100の各サーバ101、104、106、108は、例えばLANによって、互いに接続される。
データ流通サービス基盤コントロールサーバ101は、データ流通サービス基盤100の他のサーバ104、106、108の動作を制御する。データ流通サービス基盤コントロールサーバ101の構成は、図3を参照して後述する。
マスタデータ管理RDBサーバ104は、データ流通サービス基盤100が動作するために設定されるデータを格納するマスタ管理データベース105を管理する。マスタ管理データベース105に格納されるデータは、図4を参照して後述する。
デバイスファームウェア/コンフィグストレージサーバ106は、通信デバイス150への設定(例えば、通信プロファイル、デバイスマネージャ等)を格納するデバイスファームウェア/コンフィグデータベース107を管理する。
IoTデータレイクサーバ108は、アセット160からデータを収集し、IoTデータレイク109に格納する。
データ流通サービス基盤100は、Web GUI(Graphical User Interface)211及びAPI(Application Programming Interface)212によって企業からアクセスされる。
データ流通サービス基盤100は、複数のベンダから提供される通信キャリアIoT基盤110及び複数のベンダから提供されるクラウドサービス120に接続される。クラウドサービス120は、クラウドサービス毎に、通信デバイス150が送信するデータを受信するためのデバイスGWサービス、データを加工したり非圧縮化するなどのデータ加工サービス、データをリアルタイムに収集、バッファ、配信するデータストリーミングサービス等の複数のサービスを提供している。複数のクラウドサービス120は、サービス形態、接続方法、データの入出力方法等が相違するので、後述する通信アダプタ227によって使用するクラウドサービス120に適したデータの送受信ができるように制御している(図3参照)。通信キャリアIoT基盤110及びクラウドサービス120はネットワーク(例えば、MNO網やインターネット)を介して、通信デバイス150に接続されている。通信デバイス150は、一般的に、公衆無線通信網(例えば、5G回線網)を経由してインターネットと接続される。通信デバイス150は、アセット160に接続されており、アセット160から必要なデータを収集する。通信デバイス150とアセット160の間は、一般的に、有線 (MODBUS、Ether CATなど)で接続されるが、無線(WiFi、Bluetoothなど)で接続されてもよい。また、通信デバイス150とアセット160は、1:1でなく1:Nで接続される構成でもよい。アセット160から送信されたデータは、ネットワークを介してクラウドサービス120のサーバで収集及び加工された後に、IoTデータレイク109に蓄積される。データ流通サービス基盤コントロールサーバ101は、蓄積されたデータを分析し、アセット160の稼働状態を推定し、メンテナンスに関する情報を決定する。
アセット160は、データ流通サービス基盤100によって収集されるデータの提供元となる機器(自動車、IT機器、建設機械など)である。
また、データ流通サービス基盤100は、複数のベンダから提供されるデバイスマネージャを通信デバイス150に提供するため、デバイスマネージャサーバ130に接続される。
このような構成によって、通信キャリアIoT基盤110、クラウドサービス120、及びデバイスマネージャサーバ130とやり取りしつつ、デバイスデータ、SIMデータ(プロファイル)、及びアセットデータなどの連携によって、通信デバイス150の回線接続、デバイスプロビジョニング、IoTデータ取得のステップ間の連携を容易化かつ効率化して、ワンストップのサービスを提供できる。
図2では、デバイスファームウェア及びコンフィグファイルを、データ流通サービス基盤100内のデバイスファームウェア/コンフィグストレージサーバ106が保持しているが、以後の説明(図15、図21、図24など)に示すように、デバイスマネージャサーバ130が保持してもよい。
図3はデータ流通サービス基盤コントロールサーバ101のブロック図であり、図4はマスタ管理データベース105の構成を示す図である。
データ流通サービス基盤コントロールサーバ101は、プロセッサ201、メモリ202、不揮発性記憶装置203、入出力装置204及び入出力回路インタフェース205を有する計算機によって構成される。
プロセッサ201は、メモリ202に格納されたプログラムを実行する。具体的には、プロセッサ201がプログラムを実行することによって、後述するI/F機能210、共通イベント制御・履歴管理機能220、テナント・ユーザ管理機能221、通信キャリアIoT基盤アクセス機能223、クラウドサービス選択設定機能225、クラウドサービスアクセス機能226、デバイスプロビジョニング機能228、デバイスマネージャアクセス機能229、IoTデータ収集・加工・管理機能231及びクラウドサービス経由IoTデータ機能232が実現される。なお、プロセッサ201がプログラムを実行して行う処理の一部を、他の形式の演算装置(例えばハードウェアによるFPGA(Field Programable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit))で実行してもよい。
メモリ202は、不揮発性の記憶デバイスであるROM及び揮発性の記憶デバイスであるRAMを含む。ROMは、不変のプログラム(例えば、BIOS)などを格納する。RAMは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のような高速かつ揮発性の記憶デバイスであり、プロセッサ201が実行するプログラム及びプログラムの実行時に使用されるデータを一時的に格納する。
不揮発性記憶装置203は、例えば、磁気記憶装置(HDD)、フラッシュメモリ(SSD)等の大容量の記憶装置であり、プロセッサ201が実行するプログラム及びプログラムの実行時に使用されるデータを格納する。すなわち、プログラムは、不揮発性記憶装置203から読み出されて、メモリ202にロードされて、プロセッサ201によって実行される。
入出力装置204は、キーボードやマウスなどの入力装置や、ディスプレイ装置やプリンタなどの出力装置が接続されるインタフェースデバイスであり、オペレータからの入力を受け、プログラムの実行結果をオペレータが視認可能な形式で出力する。
入出力回路インタフェース205は、所定のプロトコルに従って、通信網を介して、他の装置(マスタデータ管理RDBサーバ104、デバイスファームウェア/コンフィグストレージサーバ106、IoTデータレイクサーバ108など)との通信を制御するネットワークインタフェースデバイスである。
プロセッサ201が実行するプログラムは、リムーバブルメディア(CD-ROM、フラッシュメモリなど)又はネットワークを介してデータ流通サービス基盤コントロールサーバ101に提供され、非一時的記憶媒体である不揮発性記憶装置203に格納される。このため、データ流通サービス基盤コントロールサーバ101は、リムーバブルメディアからデータを読み込むインタフェースを有するとよい。
データ流通サービス基盤コントロールサーバ101は、物理的に一つの計算機上で、又は、論理的又は物理的に構成された複数の計算機上で構成される計算機システムであり、各機能ブロックは、同一の計算機上で別個のスレッドで動作してもよく、複数の物理的計算機資源上に構築された仮想計算機上で動作してもよい。
次に、図3、図4を参照して、データ流通サービス基盤コントロールサーバ101に実装される機能ブロック及びデータの概要を説明する。
I/F機能210は、Webサーバによって提供されるGUI211、所定のルールに従ってデータを入出力できるAPI212、及びマスタ管理データベース105、デバイスファームウェア/コンフィグデータベース107及びIoTデータレイク109へのデータの読み書きを制御するDBアクセス部213を有する。I/F機能210によって、テナントのユーザやテナントが運営するシステムがデータ流通サービス基盤100にアクセスできる。
共通イベント制御・履歴管理機能220は、“共通イベント制御・履歴管理機能”利用データ300を参照して、データ流通サービス基盤100の各機能ブロックに共通するイベントを制御及び管理する。具体的には、共通イベント制御・履歴管理機能220は、イベント管理情報301を参照して、データ流通サービス基盤100に生じるイベントや処理の進捗を管理し、データ流通サービス基盤100に生じるイベントの履歴(ログ)を履歴情報302に記録する。“共通イベント制御・履歴管理機能”利用データ300は、必要に応じて、他の機能ブロック221~233からアクセスされる。
テナント・ユーザ管理機能221は、“テナント・ユーザ管理機能”利用データ310を参照して、データ流通サービス基盤100を利用するテナント及びユーザを管理する。具体的には、テナント・ユーザ管理機能221は、テナント/ユーザグループ/ユーザ情報311を参照して、テナントとテナント内のユーザグループとテナント内のユーザとを関連付けて、テナント、ユーザグループ及びユーザの属性や権限を管理する。
回線管理機能222は、“回線管理機能”利用データ320を参照し、通信キャリアが提供する通信キャリアIoT基盤110へのアクセスを制御する。具体的には、回線管理機能222は、サービスプラン情報322から利用可能な通信キャリアのサービスプランをテナントに提示し、テナントが選択した通信要件(通信キャリア、サービスプランなど)に対応したSIM情報324(図5参照)を登録し、SIM情報324に対応したSIM・デバイス関連付け情報325(図6参照)を登録する。また、回線管理機能222は、選択されたサービスプランに対応するプロファイル情報323を選択し、通信デバイス150に提供する。
通信キャリアIoT基盤アクセス機能223は、回線管理機能222とリンクして動作しており、“回線管理機能”利用データ320を参照し、回線管理機能222は通信アダプタ224を使用して、通信デバイス150から通信キャリアIoT基盤110への通信を制御する。具体的には、通信キャリアIoT基盤アクセス機能223は、SIM情報324及びSIM・デバイス関連付け情報325を参照して、通信デバイス150からクラウドサービス120への通信を制御する。また、通信キャリアIoT基盤アクセス機能223は、通信デバイス150から通信キャリアIoT基盤110への通信に従って、課金情報321を記録する。
通信アダプタ224は、通信デバイス150から通信キャリアIoT基盤110への通信を制御するための情報が定義されたファイルであって、データ流通サービス基盤100が通信キャリアIoT基盤110への通信を制御するために用いられる。
クラウドサービス選択設定機能225は、“クラウドサービス選択設定機能”利用データ330を参照して、クラウド事業者が提供するクラウドサービス120の選択を支援する。具体的には、クラウドサービス選択設定機能225は、クラウドサービス選択情報331から利用可能なクラウド事業者のサービスプランをテナントに提示し、テナントが選択したクラウド事業者及びサービスプランに対応したクラウドサービス設定情報332を登録し、クラウドサービス設定情報332に対応したデバイス情報333(図7参照)を登録する。
クラウドサービスアクセス機能226は、クラウドサービス選択設定機能225とリンクして動作しており、“クラウドサービス選択設定機能”利用データ330を参照し、通信アダプタ227を使用して、通信デバイス150からクラウドサービス120へのアクセスを制御する。具体的には、クラウドサービスアクセス機能226は、クラウドサービス設定情報332及びデバイス情報333に従って、通信デバイス150からクラウドサービス120へのアクセスを制御する。
通信アダプタ227は、通信デバイス150からクラウドサービス120への通信を制御するための情報が定義されたファイルであって、データ流通サービス基盤100がクラウドサービス120への通信を制御するために用いられる。
デバイスプロビジョニング機能228は、“デバイスプロビジョニング機能”利用データ340を参照して、アセット160からのデータ収集を制御する。具体的には、デバイスプロビジョニング機能228は、データ元のアセット160の属性をアセット情報343(図8参照)及びアセット種別情報344(図9参照)から取得し、デバイス・アセット関連付け情報345(図10参照)を参照して、アセット160に接続されている通信デバイス150を特定する。
デバイスマネージャアクセス機能229は、デバイスプロビジョニング機能228とリンクして動作しており、デバイスプロビジョニング機能”利用データ340を参照し、通信アダプタ230を使用して、通信デバイス150へのデバイスマネージャの配布を制御する。具体的には、デバイスマネージャアクセス機能229は、デバイスマネージャ選択情報341に従って、選択されたデバイスマネージャを配布するデバイスマネージャサーバ130を決定し、通信デバイス150に配布されたデバイスマネージャをデバイス配布用ファイル管理情報342に記録する。
通信アダプタ230は、通信デバイス150からデバイスマネージャサーバ130へのアクセスを制御するための情報が定義されたファイルであって、データ流通サービス基盤100がデバイスマネージャサーバ130への通信を制御するために用いられる。
IoTデータ収集・加工・管理機能231は、“IoTデータ収集・加工・管理機能”利用データ350を参照して、アセット160から収集されたデータを管理する。具体的には、IoTデータ収集・加工・管理機能231は、クラウドサービス120が通信デバイス150から収集したアセット160の情報を一次加工して、IoTデータレイク109に格納する。そして、IoTデータ収集・加工・管理機能231は、加工処理情報351を参照して、アセット160から収集した情報を加工し(例えば、装置内部で使用されるデータから人が理解できる数値に変換する)、アラート閾値設定情報352に従ってアラートを発するかを決定し、アラート通知先情報353に従ってアラートを通知する。
クラウドサービス経由IoTデータ機能232は、IoTデータ収集・加工・管理機能231とリンクして動作しており、IoTデータ受信アダプタ233を使用して、データ流通サービス基盤コントロールサーバ101によるクラウドサービス120からのデータの受信を制御する。
IoTデータ受信アダプタ233は、データ流通サービス基盤コントロールサーバ101からクラウドサービス120へのアクセスを制御するための情報が定義されたファイルであって、データ流通サービス基盤100がクラウドサービス120への通信を制御するために用いられる。
なお、図4に示すデータは、主に使用される機能によって分類されており、他の機能ブロックも使用可能となっている。また、各データは、テナント、ユーザグループ及びユーザと対応付けられており、各データにこれらのデータ項目を有するか、又は各データがテナント/ユーザグループ/ユーザ情報311のデータと関連付けられている。また、各データはデータ項目毎にアクセス権限が設定されており、例えば、基盤側管理者のみがアクセス可能か、基盤側管理者及びテナント側ユーザがアクセス可能かが設定される。
図5は、SIM情報324の構成例を示す図である。
SIM情報324は、通信デバイス150に実装されるSIM(Subscriber Identity Module)の情報が記録されるテーブルであり、SIM ID3241、通信キャリア3242、テナントID3243、プロファイル3244、登録ユーザID3245及び登録日時3246を含む。SIM情報324は、図示したデータ項目以外に、ユーザグループID、SIMステータス、更新ユーザID、更新日時などを含んでもよい。
SIM ID3241は、SIMに一意に付与される識別情報であり、例えばICCID(Integrated Circuit Card ID)を使用できる。通信キャリア3242は、通信キャリアIoT基盤110を提供する通信キャリアの名称である。通信キャリア3242に、MCC(Mobile Country Code)及びMNC(Mobile Network Code)の組み合わせによる識別情報を記録してもよい。テナントID3243は、当該SIMを利用するテナントに一意に付与される識別情報である。プロファイル3244は、当該SIMを装着した通信デバイス150にインストールされる通信プロファイル(又は、当該通信プロファイルを指定するポインタ)である。登録ユーザID3245は、当該SIMを登録したユーザの識別情報である。登録日時3246は、当該SIMが登録された日時である。登録日時3246は、図示したようにオペレーティングシステム特有の時刻でも、人が理解可能な形式の日時でもよい。
図6は、SIM・デバイス関連付け情報325の構成例を示す図である。
SIM・デバイス関連付け情報325は、SIMと通信デバイス150との対応関係が記録されるテーブルであり、SIM ID3251、デバイスID3252、登録ユーザID3253及び登録日時3254を含む。SIM・デバイス関連付け情報325は、図示したデータ項目以外に、更新ユーザID、更新日時などを含んでもよい。
SIM ID3251は、SIMに一意に付与される識別情報であり、SIM情報324のSIM ID3241と同じ値を使用するとよい。デバイスID3252は、通信デバイス150に一意に付与される識別情報であり、デバイス情報333のデバイスID3331と同じ値を使用するとよい。登録ユーザID3253は、当該対応関係を登録したユーザの識別情報である。登録日時3254は、当該対応関係が登録された日時である。登録日時3254は、図示したようにオペレーティングシステム特有の時刻でも、人が理解可能な形式の日時でもよい。
SIMと通信デバイス150との対応関係が変わらなければ、SIM・デバイス関連付け情報325を設けず、SIM情報324とデバイス情報333を統合した一つのデータで管理してもよい。
図7は、デバイス情報333の構成例を示す図である。
デバイス情報333は、通信デバイス150の情報が記録されるテーブルであり、デバイスID3331、テナントID3332、デバイスグループ3333、デバイス名3334、デバイス認証情報3335、登録ユーザID3336及び登録日時3337を含む。デバイス情報333は、図示したデータ項目以外に、処理ステータスなどを含んでもよい。また、データ流通サービス基盤コントロールサーバ101の内部管理用の識別情報と、製造番号など通信デバイス150固有の識別情報の両方を対応付けて記録してもよく、通信デバイス150にゲートウェイを設定するための情報を記録してもよい。
デバイスID3331は、通信デバイス150に一意に付与される識別情報であり、IMEI(International Mobile Equipment Identity)を使用できる。テナントID3332は、当該通信デバイス150を利用するテナントに一意に付与される識別情報であり、SIM情報324のテナントID3243と同じ値を使用するとよい。デバイスグループ3333は、複数の通信デバイス150によって構成されるグループの識別情報であり、通信デバイス150の管理上の都合によって付与される。デバイス名3334は、当該通信デバイス150の名称である。デバイス名3334に、IMEI(International Mobil Equipment Identity)を記録してもよい。デバイス認証情報3335は、通信デバイス150を認証するための情報(又は、当該デバイス認証情報を指定するポインタ)である。登録ユーザID3336は、当該通信デバイス150を登録したユーザの識別情報である。登録日時3337は、当該通信デバイス150が登録された日時である。登録日時3337は、図示したように、オペレーティングシステム特有の時刻でも、人が理解可能な形式の日時でもよい。
図8は、アセット情報343の構成例を示す図である。
アセット情報343は、アセット160の情報が記録されるテーブルであり、アセットID3431、アセットグループ3432、アセットシリアル番号3433、アセット名3434及びアセット種別3435を含む。アセット情報343は、図示したデータ項目以外に、登録ユーザID、登録日時、更新ユーザID、更新日時などを含んでもよい。
アセットID3431は、アセット160に一意に付与される識別情報である。アセットグループ3432は、複数のアセット160によって構成されるグループの識別情報であり、アセット160の管理上の都合によって付与される。アセットシリアル番号3433は、アセット160に付与された製造番号である。アセット名3434は、アセット160の名前である。アセット種別3435は、アセット種別情報344に定義されるアセット160の分類である。
図9は、アセット種別情報344の構成例を示す図である。
アセット種別情報344は、アセット160の分類が定義されるテーブルであり、アセット種別ID3441、テナントID3442及びアセット属性3443を含む。アセット種別情報344は、図示したデータ項目以外に、登録ユーザID、登録日時、更新ユーザID、更新日時などを含んでもよい。
アセット種別ID3441は、アセット種別に一意に付与される識別情報である。テナントID3442は、当該アセット160を利用するテナントに一意に付与される識別情報であり、SIM情報324のテナントID3243と同じ値を使用するとよい。アセット属性3443は、アセット160の詳細な情報(又は、当該アセット種別情報を記録したファイルを指定するポインタ)である。
図10は、デバイス・アセット関連付け情報345の構成例を示す図である。
デバイス・アセット関連付け情報345は、通信デバイス150とアセット160との対応関係が記録されるテーブルであり、デバイスID3451、アセットID3452、登録ユーザID3453及び登録日時3454を含む。デバイス・アセット関連付け情報345は、図示したデータ項目以外に、更新ユーザID、更新日時などを含んでもよい。
デバイスID3451は、通信デバイス150に一意に付与される識別情報であり、デバイス情報333のデバイスID3331と同じ値を使用するとよい。アセットID3452は、アセット160に一意に付与される識別情報であり、アセット情報343のアセットID3431と同じ値を使用するとよい。登録ユーザID3453は、当該通信デバイス150を登録したユーザの識別情報である。登録日時3454は、当該通信デバイス150が登録された日時である。登録日時3454は、図示したように、オペレーティングシステム特有の時刻でも、人が理解可能な形式の日時でもよい。
図5から図10では、各情報をテーブル形式で説明したが、これらの情報はテーブル以外のデータ構造(例えば、リスト、キュー等)で構成されてもよく、記憶領域の構造に依存しない。また、各情報の構成は一例であり、各情報を分割して保持したり、結合して保持してもよい。
図11は、回線契約から回線接続までの処理のシーケンス図である。
基盤側管理者は、Web GUI211又はAPI212からテナント情報、ユーザグループ情報、及びユーザ情報を入力する。入力された情報は、Web GUI211又はAPI212から共通イベント制御・履歴管理機能220を経由してテナント・ユーザ管理機能221に送信される(401)。テナント・ユーザ管理機能221は、入力されたテナント情報、ユーザグループ情報、ユーザ情報をテナント/ユーザグループ/ユーザ情報311に登録し(402)、登録完了応答をWeb GUI211又はAPI212に送信する(403)。
次に、基盤側管理者は、テナント情報及び契約情報を通信キャリアIoT基盤110へ登録し、サービスプランを生成する(404)。
次に、基盤側管理者は、Web GUI211又はAPI212からサービスプランを入力する。入力された情報は、Web GUI211又はAPI212から共通イベント制御・履歴管理機能220を経由して回線管理機能222に送信される(405)。回線管理機能222は、入力されたサービスプランをサービスプラン情報322に登録し(406)、登録完了応答をWeb GUI211又はAPI212に送信する(407)。
次に、基盤側管理者は、SIMベンダにSIMを発注する。SIMとSIM情報が出荷されるタイミングで、SIMが通信キャリアIoT基盤110に登録される(408)。
次に、基盤側管理者は、Web GUI211又はAPI212からサービスプラン情報322を参照して(409)、SIM情報を入力する。入力されたSIM情報は、Web GUI211又はAPI212から共通イベント制御・履歴管理機能220を経由して回線管理機能222に送信される(410)。回線管理機能222は、入力された情報をSIM情報324に登録し(411)、登録完了応答をWeb GUI211又はAPI212に送信する(412)。
次に、基盤側管理者がSIM及びSIM情報をデバイスベンダに送付すると、SIMが通信デバイス150に取り付けられる(413)。
次に、テナント側ユーザは、Web GUI211又はAPI212からSIM情報324及びデバイス情報333を参照して(414)、デバイスIDを入力する。入力されたデバイスIDは、Web GUI211又はAPI212から共通イベント制御・履歴管理機能220を経由して回線管理機能222に送信される(415)。回線管理機能222は、入力されたデバイスIDをSIM・デバイス関連付け情報325及びデバイス情報333に登録して更新し(416)、更新完了応答をWeb GUI211又はAPI212に送信する(417)。
その後、通信デバイス150が出荷され、通信キャリアIoT基盤110においてローミングが検知され、プロファイルが切り替えられる(418)。
次に、通信キャリアIoT基盤110は、プロファイル切替結果を回線管理機能222に通知する(419)。回線管理機能222は、SIM情報324のプロファイルを更新し(420)、更新完了応答をWeb GUI211又はAPI212に送信する(421)。
次に、基盤側管理者又はテナント側ユーザは、Web GUI211又はAPI212からSIMのステータス変更を入力する。入力されたSIMステータスは、Web GUI211又はAPI212から共通イベント制御・履歴管理機能220を経由して回線管理機能222に送信される(422)。回線管理機能222は、SIMステータス変更要求を通信キャリアIoT基盤110に送信する(423)。通信キャリアIoT基盤110は、SIMステータス変更要求の結果を回線管理機能222に通知する(424)。回線管理機能222は、SIM情報324のSIMステータスを更新し(425)、更新完了応答をWeb GUI211又はAPI212に送信する(426)。
図12は、回線使用中のデバイス交換時の処理のシーケンス図である。
回線使用中に通信デバイス150の故障などによって通信デバイス150を交換する場合、テナント側管理者は基盤側管理者に通信デバイス150の故障を伝える。基盤側管理者は、Web GUI211又はAPI212から交換前の通信デバイス150の情報と交換後の通信デバイス150の情報を入力する。入力された通信デバイス150の情報は、Web GUI211又はAPI212から回線管理機能222に送信される(431)。
回線管理機能222は、交換前デバイスのSIMの利用停止を通信キャリアIoT基盤110に要求する(432)。また、回線管理機能222は、SIM情報324、SIM・デバイス関連付け情報325及びデバイス情報333において、交換前の通信デバイス150のSIMの情報を交換後の通信デバイス150のSIMの情報に入れ替える(433)。そして、回線管理機能222は、交換後デバイスのプロファイルを通信キャリアIoT基盤110に要求する(434)。
その後、通信キャリアIoT基盤110は、プロファイル切替結果を回線管理機能222に通知する(419)。回線管理機能222は、SIM情報324のプロファイルを更新し(420)、更新完了応答をWeb GUI211又はAPI212に送信する(421)。
図12に回線使用中のデバイス交換時の処理のシーケンスを示したが、通信デバイス150に実装されるSIMを交換する場合にもステップ431~434及び419~421と同様の処理が実行される。すなわち、SIM交換前にSIM利用停止を要求し(432)、交換前のSIM情報324、SIM・デバイス関連付け情報325を交換後のSIM情報324で更新する(433)。このとき、デバイス・アセット関連付け情報345は更新しない。その後プロファイル切替要求(434)から、プロファイル切替結果通知(419)、プロファイル更新(324)までのシーケンスを経ることで、通信デバイス150とアセット160との関係を維持したまま、SIM交換を実現できる。
図13は、回線接続中の課金処理のシーケンス図である。
基盤側管理者は、Web GUI211又はAPI212から課金情報の登録を要求する。課金情報登録要求は、Web GUI211又はAPI212から回線管理機能222に送信される(441)。
次に、回線管理機能222は、課金計算で必要な情報を通信キャリアIoT基盤110に要求する(442)。通信キャリアIoT基盤110は、通信量等の情報を応答する(443)。
次に、回線管理機能222は、SIM情報324、SIM・デバイス関連付け情報325及びデバイス情報333を参照し(444)、デバイス別、テナント別に課金情報を計算し(445)、課金情報321を登録する(446)。
その後、回線管理機能222は、テナント側ユーザ向けの課金情報及び基盤側管理者向けの課金情報をWeb GUI211又はAPI212に送信する(447、448)。
その後、データ流通サービス基盤100は、レポートを作成し、請求書をテナントへ送付してもよい。
図14は、クラウドサービス選択設定処理のシーケンス図である。
次に、テナント側ユーザ又は基盤側管理者は、Web GUI211又はAPI212からクラウドサービス選択情報331を参照して(451)、選択されるクラウドサービス120を入力する。入力されたクラウドサービス120の選択は、Web GUI211又はAPI212からクラウドサービス選択設定機能225に送信される(452)。クラウドサービス選択設定機能225は、選択されたクラウドの情報をクラウドサービス選択情報331に登録し(453)、クラウドサービス設定情報332を参照して、当該選択に対して設定が必要な項目を取得し(454)、取得した要設定項目をWeb GUI211又はAPI212に応答する(455)。
そして、テナント側ユーザ又は基盤側管理者は、選択したクラウドサービス120で必要な設定を作成し(456)、作成したクラウドサービス120の設定を入力する。入力されたクラウドサービス120の設定は、Web GUI211又はAPI212からクラウドサービス選択設定機能225に送信される(457)。クラウドサービス選択設定機能225は、クラウドサービス設定を用いてクラウドサービス設定情報332を更新し(458)、クラウドサービス設定をクラウドサービス120に送信する(459)。クラウドサービス120は、必要な処理を実行して、処理の完了をクラウドサービス選択設定機能225に応答する(460)。クラウドサービス選択設定機能225はクラウドサービス120の設定完了をWeb GUI211又はAPI212に応答する(461)。
図15は、デバイスプロビジョニング処理のシーケンス図である。
テナント側ユーザは、デバイスプロビジョニングの対象となるアセット種別を入力する。入力されたアセット種別は、Web GUI211又はAPI212からデバイスプロビジョニング機能228に送信される(471)。デバイスプロビジョニング機能228は、入力されたアセット種別をアセット種別情報344に登録し(472)、登録完了をWeb GUI211又はAPI212に応答する(473)。
次に、テナント側ユーザは、Web GUI211又はAPI212からアセット種別情報344を参照して(474)、デバイスプロビジョニングの対象となるアセット情報を入力する。入力されたアセット情報は、Web GUI211又はAPI212からデバイスプロビジョニング機能228に送信される(475)。デバイスプロビジョニング機能228は、入力されたアセット情報をアセット情報343に登録し(476)、登録完了をWeb GUI211又はAPI212に応答する(477)。
次に、テナント側ユーザ又は基盤側管理者は、Web GUI211又はAPI212からデバイスマネージャ選択情報341を参照して(478)、選択されるデバイスマネージャを入力する。入力されたデバイスマネージャの選択は、Web GUI211又はAPI212からデバイスプロビジョニング機能228に送信される(479)。デバイスプロビジョニング機能228は、選択されたデバイスマネージャの情報をデバイスマネージャ選択情報341に登録し(480)、登録完了をWeb GUI211又はAPI212に応答する(481)。
その後、デバイスマネージャのセットアップによって、デバイスに情報が配信できるようにする(482)。
次に、テナント側ユーザは、Web GUI211又はAPI212からデバイス情報333及びアセット情報343を参照して(483)、通信デバイス150とアセット160との関連を入力する。入力された通信デバイス150とアセット160との関連は、Web GUI211又はAPI212からデバイスプロビジョニング機能228に送信される(484)。デバイスプロビジョニング機能228は、通信デバイス150とアセット160との関連をデバイス・アセット関連付け情報345に登録し(485)、登録完了をWeb GUI211又はAPI212に応答する(486)。
次に、テナント側ユーザ又は基盤側管理者は、Web GUI211又はAPI212からデバイス情報333を参照して(487)、通信デバイス150を指定してファームウェアの登録を要求する。登録が要求されたファームウェアは、Web GUI211又はAPI212からデバイスプロビジョニング機能228に送信され、デバイス配布用ファイル管理情報342に登録される(488)。その後、デバイスプロビジョニング機能228は、指定された通信デバイス150のデバイスIDに対応するデバイスマネージャサーバ130にファームウェアを登録し(489)、登録完了をWeb GUI211又はAPI212に応答する(490)。
次に、テナント側ユーザは、Web GUI211又はAPI212からアセット情報343及びアセット種別情報344を参照して(491)、アセット情報を指定して設定ファイルの登録を要求する。登録が要求された設定ファイルは、Web GUI211又はAPI212からデバイスプロビジョニング機能228に送信される。デバイスプロビジョニング機能228は、デバイス・アセット関連付け情報345を参照して、指定されたアセット160に対応する通信デバイス150を検索して(492)、検索された通信デバイス150について、設定ファイルをデバイス配布用ファイル管理情報342に登録する(493)。その後、デバイスプロビジョニング機能228は、検索された通信デバイス150のデバイスIDに対応するデバイスマネージャサーバ130に設定ファイルを登録し(494)、登録完了をWeb GUI211又はAPI212に応答する(495)。
このように、デバイスIDに対応して設定ファイルをストレージに配置して、設定ファイル取得用のURLを通信デバイス150に通知すると、通信デバイス150がファームウェアや設定ファイルをダウンロードできる環境が整う。
図16は、IoTデータ収集、加工、管理処理のシーケンス図である。
テナント側ユーザは、アラート通知用IoTデータ閾値を入力する。入力されたアラート通知用IoTデータ閾値は、GUI211又はAPI212からIoTデータ収集・加工・管理機能231に送信される(501)。IoTデータ収集・加工・管理機能231は、送信されたアラート通知用IoTデータ閾値をアラート閾値設定情報352に格納し(502)、登録完了をWeb GUI211又はAPI212に応答する(503)。
次に、テナント側ユーザは、アラート通知先を入力する。入力されたアラート通知先は、GUI211又はAPI212からIoTデータ収集・加工・管理機能231に送信される(504)。IoTデータ収集・加工・管理機能231は、送信されたアラート通知先をアラート通知先情報353に格納し(505)、登録完了をWeb GUI211又はAPI212に応答する(506)。
その後、クラウドサービス120は、通信デバイス150からIoTデータ受信後、設定に基づいて加工、配信し(507)、IoTデータをIoTデータ収集・加工・管理機能231に送信する(508)。
次に、IoTデータ収集・加工・管理機能231は、加工処理情報351を参照し、通信デバイス150から受信したIoTデータを一次加工して(510)、IoTデータレイク109に格納する(511)。ステップ510の一次加工は、例えば、温度の単位を変えたり、計算機内部で使用される値を人が認識可能な値に変換する。
次に、IoTデータ収集・加工・管理機能231は、IoTデータレイク109、アセット情報343及びデバイス情報333を参照して、GUI表示用のデータ(例えば、地図に重畳されたアセット160の情報、アセット160の動作状態を示すグラフなど)をWeb GUI211又はAPI212に送信する(513)。
なお、図16に示すシーケンスでは、アラート閾値が設定されており、かつアラート通知先が設定されている場合、一次加工されたIoTデータを格納した後、アラート閾値設定情報352を参照して(521)、一次加工されたIoTデータが閾値を超えているかを判定する(522)。IoTデータが閾値を超過していれば、通知先ユーザに通知を送信する(523)。
図17は、データ流通サービス基盤コントロールサーバ101が実行する共通イベント制御処理及び履歴管理処理のフローチャートである。
I/F機能210は、要求の受信を待ち受ける待受状態となる(S601)。そして、I/F機能210が要求を受信する(S602)。
共通イベント制御・履歴管理機能220は、I/F機能210で処理要求を受信したかを判定する(S603)。I/F機能210で処理要求を受信していれば、受信した処理要求に該当するロジックフローを取得する(S604)。
その後、共通イベント制御・履歴管理機能220は、予め定められたロジックフローに則って次に実行する処理があるかを判定する(S605)。次に実行する処理が無ければ、ステップS601に戻り待機状態となる。一方、次に実行する処理があれば、処理の進捗を示す情報をイベント管理情報301に登録し(S606)、該当する処理を呼び出し(S607)、履歴情報302を登録する(S608)。このとき、呼び出し元の処理と同期して実行される処理を呼び出す場合、呼び出し先の処理の実行完了の応答を待って次に進む。一方、非同期で実行される処理を呼び出す場合、呼び出し先の処理を起動したら次に進む。
一方、I/F機能210で処理要求を受信していなければ、処理要求が他の機能から送信されたものであるかを判定し(S609)。処理要求の送信元が他の機能であれば、ステップS604に進み、受信した処理要求に該当するロジックフローを取得する。一方、処理要求の送信元が不明であれば、不明な処理要求受信エラーを履歴情報302に記録する(S610)
図18、図19は、データ流通サービス基盤コントロールサーバ101が実行する回線管理処理のフローチャートである。
回線管理機能222は、要求又は通知の内容を読み込む(S611)。以後読み込んだ要求の内容に従って、処理が分岐する。
読み込んだ要求が情報取得要求である場合(S612でYES)、回線管理機能222は、“回線管理機能”利用データ320を取得し、提示用データを生成し(S613)、取得したデータを提示する応答を返却する(S629)。
読み込んだ要求がサービスプラン登録要求である場合(S614でYES)、回線管理機能222は、登録が要求されたサービスプランをサービスプラン情報322に登録し(S615)、登録完了応答を返却する(S629)。
読み込んだ要求がデバイス情報登録要求である場合(S619でYES)、回線管理機能222は、登録が要求されたデバイス情報をSIM・デバイス関連付け情報325及びデバイス情報333に登録し(S620、S621)、登録完了応答を返却する(S629)。
読み込んだ要求がデバイス情報登録要求である場合(S619でYES)、回線管理機能222は、SIM・デバイス関連付け情報325及びデバイス情報333に登録し(S620、S621)、登録完了応答を返却する(S629)。
読み込んだ通知がプロファイル切替通知である場合(S622でYES)、回線管理機能222は、プロファイル情報323及びSIM情報324のプロファイル3244を更新し(S623、S624)、更新完了応答を返却する(S629)。
読み込んだ要求がSIMステータス変更要求である場合(S625でYES)、回線管理機能222は、通信キャリアIoT基盤110にステータス変更要求を送信し(S626)、ステータス変更結果を受信した後(S627)、SIM情報324のSIMステータスを更新し(S628)、更新完了応答を返却する(S629)。
読み込んだ要求がデバイス交換要求である場合(S630でYES)、回線管理機能222は、交換前デバイスのSIMの利用停止要求を通信キャリアIoT基盤110に送信し(S631)、SIM情報324、SIM・デバイス関連付け情報325及びデバイス情報333を交換後の情報に更新し(S632、S633、S634)、交換後デバイスのプロファイル切替要求を通信キャリアIoT基盤110に送信し(S635)、切替完了応答を返却する(S629)。
読み込んだ要求が課金情報登録要求である場合(S636でYES)、回線管理機能222は、課金計算に必要な情報(例えば、通信量)を通信キャリアIoT基盤110に要求し(S637)、課金計算用情報の応答を受信し(S638)、SIM情報324、SIM・デバイス関連付け情報325及びデバイス情報333を参照し(S639、S640、S641)、デバイス別かつテナント別に課金を計算し(S642)、計算された課金額を課金情報321に登録し(S643)、登録完了応答を返却する(S629)。
読み込んだ要求が課金情報登録要求でない、すなわち、ステップS612、S614、S616、S619、S622、S625、S630、S636のいずれにも該当しない場合、不明な処理要求受信エラーを履歴情報302に記録する(S644)。
図20は、データ流通サービス基盤コントロールサーバ101が実行するクラウドサービス選択設定処理のフローチャートである。
クラウドサービス選択設定機能225は、要求の内容を読み込む(S651)。以後読み込んだ要求の内容に従って、処理が分岐する。
読み込んだ要求がクラウドサービス選択要求である場合(S652でYES)、クラウドサービス選択設定機能225は、選択されたクラウドサービス120をクラウドサービス選択情報331に登録し(S653)、クラウドサービス設定情報332を参照して要設定項目を通知する応答データを生成し(S654)、応答を返却する(S659)。
読み込んだ要求がクラウドサービス設定要求である場合(S655でYES)、クラウドサービス選択設定機能225は、設定が要求されたクラウドサービス120を用いてクラウドサービス設定情報332を更新し(S656)、指定されたクラウドサービス120の設定を更新し(S657)、設定完了の応答を受信し(S658)、設定完了の応答を返却する(S659)。
読み込んだ要求がクラウドサービス設定要求でない、すなわち、ステップS652、S655のいずれにも該当しない場合、不明な処理要求受信エラーを履歴情報302に記録する(S660)。
図21は、データ流通サービス基盤コントロールサーバ101が実行するデバイスプロビジョニング処理のフローチャートである。
デバイスプロビジョニング機能228は、要求の内容を読み込む(S661)。以後読み込んだ要求の内容に従って、処理が分岐する。
読み込んだ要求が情報取得要求である場合(S662でYES)、デバイスプロビジョニング機能228は、“デバイスプロビジョニング機能”利用データ340を取得し、提示用データを生成し(S663)、取得したデータを提示する応答を返却する(S681)。
読み込んだ要求がアセット種別情報登録要求である場合(S664でYES)、デバイスプロビジョニング機能228は、登録が要求されたアセット種別情報をアセット種別情報344に登録し(S665)、登録完了応答を返却する(S681)。
読み込んだ要求がアセット情報登録要求である場合(S666でYES)、デバイスプロビジョニング機能228は、登録が要求されたアセット情報をアセット情報343に登録し(S667)、登録完了応答を返却する(S681)。
読み込んだ要求がデバイスマネージャ選択要求である場合(S668でYES)、デバイスプロビジョニング機能228は、選択されたデバイスマネージャをデバイスマネージャ選択情報341に登録し(S669)、登録完了応答を返却する(S681)。
読み込んだ要求がデバイス・アセット関連付け情報登録要求である場合(S670でYES)、デバイスプロビジョニング機能228は、登録が要求された関連付けをデバイス・アセット関連付け情報345に登録し(S671)、登録完了応答を返却する(S681)。
読み込んだ要求がデバイス指定ファームウェア登録要求である場合(S672でYES)、デバイスプロビジョニング機能228は、登録が要求されたファームウェアをデバイス配布用ファイル管理情報342に登録し(S673)、デバイスマネージャ選択情報341を参照して(S674)、指定された通信デバイス150に対応するデバイスIDに対応するデバイスマネージャにファームウェアを登録し(S675)、登録完了応答を返却する(S681)。
読み込んだ要求がアセット情報指定設定ファイル登録要求である場合(S676でYES)、デバイスプロビジョニング機能228は、デバイス・アセット関連付け情報345を検索して、登録要求にかかるアセット情報から対応する通信デバイス150を特定し(S677)、デバイス配布用ファイル管理情報342に登録する(S678)。さらに、デバイスプロビジョニング機能228は、デバイスマネージャ選択情報341を参照し(S679)、特定された通信デバイス150のデバイスIDに対応するデバイスマネージャに設定ファイルを登録し(S680)、登録完了応答を返却する(S681)。
読み込んだ要求がアセット情報指定設定ファイル登録要求でない、すなわち、ステップS662、S664、S666、S668、S670、S672、S676のいずれにも該当しない場合、不明な処理要求受信エラーを履歴情報302に記録する(S682)。
図22は、データ流通サービス基盤コントロールサーバ101が実行するIoTデータ収集、加工、管理処理のフローチャートである。
IoTデータ収集・加工・管理機能231は、要求又はIoTデータ受信内容を読み込む(S691)。以後読み込んだ要求の内容に従って、処理が分岐する。
読み込んだデータがアラート通知用IoTデータ閾値設定要求である場合(S692でYES)、IoTデータ収集・加工・管理機能231は、登録が要求されたIoTデータ閾値をアラート閾値設定情報352に登録(S693)、登録完了応答を返却する(S705)。
読み込んだデータがアラート通知先設定要求である場合(S694でYES)、IoTデータ収集・加工・管理機能231は、設定が要求されたアラート通知先をアラート通知先情報353に登録(S695)、登録完了応答を返却する(S705)。
読み込んだデータがIoTデータである場合(S696でYES)、IoTデータ収集・加工・管理機能231は、加工処理情報351を参照し(S697)、受信したIoTデータを一次加工して(S698)、一次加工されたIoTデータをIoTデータレイク109に格納する(S699)。その後、IoTデータ収集・加工・管理機能231は、アラート閾値設定情報352を参照して(S700)、受信したIoTデータのデータ項目にアラート閾値が設定されており、かつ受信したIoTデータが閾値を超過しているかを判定する(S701)。アラート閾値が設定されていない、又は受信したIoTデータが閾値を超過していない場合、IoTデータ収集・加工・管理機能231は、受信完了(アラート不要)の応答を返却する(S705)。一方、アラート閾値が設定されており、かつ受信したIoTデータが閾値を超過している場合、IoTデータ収集・加工・管理機能231は、アラート通知先情報353を参照し(S702)、アラート通知先が登録されているかを判定する(S703)。そして、アラート通知先が登録されていれば、閾値超過アラートをユーザに通知するためのデータを生成し(S704)、生成されたアラートの応答を返却する(S705)。
読み込んだ要求がアセット情報指定設定ファイル登録要求でない、すなわち、ステップS692、S694、S696のいずれにも該当しない場合、不明な処理要求受信エラーを履歴情報302に記録する(S706)。
図23は、通信アダプタを利用したマルチテナントによるサーバへのアクセスを示す図である。
データ流通サービス基盤コントロールサーバ101は、各テナントの選択によって、使用する通信アダプタ及び受信アダプタを設定する。通信アダプタ及び受信アダプタの選択によって、アクセス先110、120、130を決定できる。
具体的には、SIM情報のMNOやプロファイル設定によって、使用する通信アダプタ224、すなわち通信相手の通信キャリアIoT基盤110が決まる。また、クラウドサービス選択設定によって、使用する通信アダプタ227及びIoTデータ受信アダプタ233、すなわち使用するクラウドサービス120が決まる。また、デバイスマネージャ選択設定によって、使用する通信アダプタタ230、すなわち使用するデバイスマネージャサーバ130が決まる。これらは、テナント側ユーザが決めても、基盤側管理者が決めてもよい。
図24は、デバイスマネージャサーバ130によるアセット160に対応したコンフィグファイルの配布を示す図である。
例えば、type-Xのアセット160に接続される通信デバイス150にインストールされているアセットtype-X用コンフィグファイル(cfg-X-v2)を更新する場合を考える。
テナント側ユーザは、データ流通サービス基盤コントロールサーバ101にアクセスして、GUI211又はAPI212からアセットtype-X用コンフィグファイルの更新を要求する。
デバイスプロビジョニング機能228は、アセット情報343及びデバイス・アセット関連付け情報345を参照して、コンフィグファイル更新の対象となるアセット160に対応する通信デバイス150を特定する。これによって、アセットtype-Xに 接続されたデバイスはd0000、d0001であることが分かる。次に、デバイスプロビジョニング機能228は、デバイス配布用ファイル管理情報342に、ファイル管理情報として、コンフィグファイルのバージョンや日付などを登録する。その後、デバイスプロビジョニング機能228は、デバイスマネージャサーバ130にアクセスして、通信デバイスd0000、d0001のコンフィグのv2への更新を要求する。
デバイスマネージャサーバ130は、ファームウェア及びコンフィグファイル管理データベースを有しており、ファームウェア及びコンフィグファイル管理データベースを参照して、配布すべきコンフィグファイルのアクセス先情報を取得する。そして、デバイスマネージャサーバ130は、新らしいコンフィグファイルのバージョンとアクセス先情報を、コンフィグファイルを更新すべき通信デバイス150に通知する。例えば、通信デバイスd0000宛の情報として、コンフィグファイル名cfg-X-v2及びこのコンフィグファイルを取得するためのURL(トークン)を通知する。
デバイスマネージャサーバ130は、前述したような、ダウンロード先URLの配布や、ファイルの管理及び配信だけでなく、通信デバイス150から定期的に情報を取得してもよい。また、デバイスマネージャサーバ130は、通信デバイス150とアセット160との対応関係は管理しておらず、データ流通サービス基盤コントロールサーバ101からの指示に従って通信デバイス150にコンフィグファイルを配布するので、アセット160を考慮することなく通信デバイス150のコンフィグファイルを更新できる。一方、データ流通サービス基盤コントロールサーバ101は、アセット160の属性を知り、通信デバイス150とアセット160の対応関係を知っているので、通信デバイス150の接続先のアセット160を意識して、通信デバイス150への更新情報を作成できる。
通信デバイス150は、デバイスマネージャサーバ130からの通知に従って、アセットtype-X用コンフィグファイル(cfg-X-v2)を取得する。なお、コンフィグファイルは、通信デバイス150からアクセスによって取得しても、通信デバイス150にプッシュで送信してもよい。これによって、type-Xのアセットa0000に接続された通信デバイスd0000のコンフィグファイル(cfg-X-v1)が新しいコンフィグファイル(cfg-X-v2)に更新される。
図25は、GUI211が出力するデバイス一覧画面800の例を示す図である。
デバイス一覧画面800は、機能選択ボタン801、表示ボタン802、更新ボタン803、検索ボタン804、検索対象項目選択欄805、検索条件入力欄806及びデバイス一覧表示領域810を含む。
機能選択ボタン801は、本画面で行う処理を選択するメニューを開くためのボタンであり、通信デバイス150の追加、編集、削除、アセットとの関連付け、ファームウェア配布要求、コンフィグ配布要求、データ出力が選択可能となっている。例えば、メニューから「編集」の選択によって、通信デバイス150とアセット160の関係を維持したまま、通信デバイス150に装着されるSIMを更新できる。また、メニューから「アセットとの関連付け」の選択によって、SIMと通信デバイス150の関係を維持したまま、通信デバイス150とアセット160の関係を更新できる。
表示ボタン802は、表示するデータ項目を選択するメニューを開くためのボタンである。更新ボタン803は、最新の表示に更新するためのボタンである。検索対象項目選択欄805は、検索対象の項目を選択するためのボタンであり、指定された項目での検索と全項目での検索を選択可能である。検索条件入力欄806は、検索対象の項目内で検索する語が入力される欄である。検索ボタン804は、入力された検索条件で検索を開始する際に操作されるボタンである。
デバイス一覧表示領域810は、管理する通信デバイス150の一覧が表示される領域であり、図示した状態では、デバイスID、デバイスグループ、デバイス名、SIM ID、アセットIDが表示されている。表示される情報は、デバイス情報333やデバイス・アセット関連付け情報345に登録されている。
デバイス一覧表示領域810に表示される各データ項目の横の矢印の選択操作によって、表示順を昇順又は降順に変更できる。
デバイス一覧表示領域810の表示項目の選択操作によって、選択された項目の一覧を表示できる。例えば、アセットIDをクリックするとアセット一覧画面900(図26参照)を表示し、SIM IDをクリックするとSIM一覧画面(図示省略)を表示し、デバイスグループをクリックするとデバイスグループ一覧画面(図示省略)を表示する。
図26は、GUI211が出力するアセット一覧画面900の例を示す図である。
アセット一覧画面900は、機能選択ボタン901、表示ボタン902、更新ボタン903、検索ボタン904、検索対象項目選択欄905、検索条件入力欄906及びアセット一覧表示領域910を含む。
機能選択ボタン901は、本画面で行う処理を選択するメニューを開くためのボタンであり、アセットの追加、編集、削除、通信デバイスとの関連付け、コンフィグ配布要求、データ出力が選択可能となっている。例えば、メニューから「通信デバイスとの関連付け」の選択によって、通信デバイス150と当該アセット160を他の通信デバイス150に関連付けるように関係を更新できる。
表示ボタン902は、表示するデータ項目を選択するメニューを開くためのボタンである。更新ボタン903は、最新の表示に更新するためのボタンである。検索対象項目選択欄905は、検索対象の項目を選択するためのボタンであり、指定された項目での検索と全項目での検索を選択可能である。検索条件入力欄906は、検索対象の項目内で検索する語が入力される欄である。検索ボタン904は、入力された検索条件で検索を開始する際に操作されるボタンである。
アセット一覧表示領域910は、管理するアセット160の一覧が表示される領域であり、図示した状態では、アセットID、アセットシリアル番号、アセット名、アセット種別、デバイスIDが表示されている。表示される情報は、アセット情報343やデバイス・アセット関連付け情報345に登録されている。
アセット一覧表示領域910に表示される各データ項目の横の矢印の選択操作によって、表示順を昇順又は降順に変更できる。
アセット一覧表示領域910の表示項目の選択操作によって、選択された項目の一覧を表示できる。例えば、デバイスIDをクリックするとデバイス一覧画面800(図25参照)を表示し、SIM IDをクリックするとSIM一覧画面(図示省略)を表示し、デバイスグループをクリックするとデバイスグループ一覧画面(図示省略)を表示する。
以上に説明したように、本実施例のIoTシステム(データ流通サービス基盤100)は、通信要件を制御する識別モジュール(SIM)が装着され、クラウドサーバ(クラウドサービス120)と通信する通信デバイス150と、通信デバイス150と接続されるアセット160と、通信デバイス150とクラウドサービス120との通信の設定を管理する制御サーバ(データ流通サービス基盤コントロールサーバ101)とを備え、データ流通サービス基盤コントロールサーバ101は、SIMと通信デバイス150との関係(SIM・デバイス関連付け情報325)、及び通信デバイス150とアセット160との関係(デバイス・アセット関連付け情報345)を管理し、アセット160からクラウドサービス120へ情報を転送するために、通信デバイス150とクラウドサービス120との間の通信を設定するので、IoTシステムに必要な要素を一元的に制御できる。このため、グローバルに展開された多数のアセット160から収集したデータを分析して、故障予知による事前保守や、位置情報による交換先把握などの柔軟な保守運用が可能になる。
また、グローバルに展開されたアセット160のデータを利活用するための、(1)各国各拠点での通信キャリア選定と、IoTプラットフォームを理解した上での回線接続のためのアプリ開発、(2)アセット160のデータを収集し無線送信するための通信デバイス150の選定と、通信デバイスアプリ開発、(3)クラウドサービス120と連携してIoTデータを収集、蓄積、可視化するシステムの構築とを個別に行う必要がなく、グローバルに展開される製品のデータ分析や可視化に必要な、「通信デバイスの通信回線関連付け」、「デバイスプロビジョニング」、「IoTデータ取得、蓄積、可視化」をワンストップで実現するサービス基盤を提供できる。
また、データ流通サービス基盤コントロールサーバ101は、クラウドサービス120と通信するための通信アダプタ227の設定によって、通信デバイス150の通信先となるクラウドサービス120を決定するので、複雑な設定をすることなく、クラウドサービス120を選択できる。
また、通信デバイス150に設定される設定データ(コンフィグファイル)は、当該通信デバイスと接続されるアセット160に依存するものであって、データ流通サービス基盤コントロールサーバ101は、アセット160に接続されている通信デバイス150を検索し、検索された通信デバイス150がコンフィグファイルを更新するための情報(URL(トークン))を出力するので、アセット160を考慮することなく通信デバイス150のコンフィグファイルを更新できる。
また、データ流通サービス基盤コントロールサーバ101は、SIMと通信デバイス150との対応関係を管理するためのSIM・デバイス関連付け情報325と、通信デバイス150とアセット160との対応関係を管理するためのデバイス・アセット関連付け情報345とを保持し、SIMを交換する際に、デバイス・アセット関連付け情報345を更新せずに、SIM・デバイス関連付け情報325においてSIMの情報を更新するので、通信デバイス150とアセット160の関係を維持したまま、通信デバイス150に装着されるSIMを更新できる。
また、データ流通サービス基盤コントロールサーバ101は、SIMと通信デバイス150との対応関係を管理するためのSIM・デバイス関連付け情報325と、通信デバイス150とアセット160との対応関係を管理するためのデバイス・アセット関連付け情報345とを保持し、通信デバイス150を交換する際に、SIM・デバイス関連付け情報325及びデバイス・アセット関連付け情報345において、通信デバイス150の情報を更新するので、SIMとアセット160の関係を維持したまま、通信デバイス150を更新できる。
また、データ流通サービス基盤コントロールサーバ101は、SIMと通信デバイス150とアセット160との対応関係を表示するための表示データ(デバイス一覧画面800、アセット一覧画面900)を出力し、SIMと通信デバイス150とアセット160とのいずれかの指定によって、他の要素の関係を維持したまま、指定された要素を更新するためのインタフェースを提供するので、SIM、通信デバイス150、アセット160の関係を機動的に変更できる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲の趣旨内における様々な変形例及び同等の構成が含まれる。例えば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに本発明は限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えてもよい。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えてもよい。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をしてもよい。
また、前述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよく、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、又は、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に格納することができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、実装上必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
100 データ流通サービス基盤
101 データ流通サービス基盤コントロールサーバ
104 マスタデータ管理RDBサーバ
105 マスタ管理データベース
106 デバイスファームウェア/コンフィグストレージサーバ
107 コンフィグデータベース
108 IoTデータレイクサーバ
109 IoTデータレイク
110 通信キャリアIoT基盤
120 クラウドサービス
130 デバイスマネージャサーバ
150 通信デバイス
160 アセット
201 プロセッサ
202 メモリ
203 不揮発性記憶装置
204 入出力装置
205 入出力回路インタフェース
210 I/F機能
212 API
213 DBアクセス部
220 共通イベント制御・履歴管理機能
221 ユーザ管理機能
222 回線管理機能
223 通信キャリアIoT基盤アクセス機能
224、227、230 通信アダプタ
225 クラウドサービス選択設定機能
226 クラウドサービスアクセス機能
228 デバイスプロビジョニング機能
229 デバイスマネージャアクセス機能
231 IoTデータ収集・加工・管理機能
232 クラウドサービス経由IoTデータ機能
233 IoTデータ受信アダプタ
300 “共通イベント制御・履歴管理機能”利用データ
301 イベント管理情報
302 履歴情報
310 “テナント・ユーザ管理機能”利用データ
311 ユーザ情報
320 “回線管理機能”利用データ
321 課金情報
322 サービスプラン情報
323 プロファイル情報
324 SIM情報
325 SIM・デバイス関連付け情報
330 “クラウドサービス選択設定機能”利用データ
331 クラウドサービス選択情報
332 クラウドサービス設定情報
333 デバイス情報
340 “デバイスプロビジョニング機能”利用データ
341 デバイスマネージャ選択情報
342 デバイス配布用ファイル管理情報
343 アセット情報
344 アセット種別情報
345 デバイス・アセット関連付け情報
350 “IoTデータ収集・加工・管理機能”利用データ
351 加工処理情報
352 アラート閾値設定情報
353 アラート通知先情報
800 デバイス一覧画面
900 アセット一覧画面

Claims (10)

  1. IoTシステムであって、
    通信要件を制御する識別モジュールが装着され、クラウドサーバと通信する通信デバイスと、
    前記通信デバイスと接続されるアセットと、
    前記通信デバイスと前記クラウドサーバとの通信の設定を管理する制御サーバとを備え、
    前記通信デバイスに設定される設定データは、当該通信デバイスと接続されるアセットに依存するものであって、
    前記制御サーバは、
    前記識別モジュールと前記通信デバイスとの関係、及び前記通信デバイスと前記アセットとの関係を管理し、
    前記アセットから前記クラウドサーバへ情報を転送するために、前記通信デバイスと前記クラウドサーバとの間の通信を設定し、
    前記アセットに接続されている通信デバイスを検索し、
    前記検索された通信デバイスが設定データを更新するための情報を出力することを特徴とするIoTシステム。
  2. 請求項1に記載のIoTシステムであって、
    前記制御サーバは、前記クラウドサーバと通信するための通信アダプタの設定によって、前記通信デバイスの通信先となるクラウドサーバを決定することを特徴とするIoTシステム。
  3. 請求項1に記載のIoTシステムであって、
    前記制御サーバは、
    前記識別モジュールと前記通信デバイスとの対応関係を管理するためのモジュール・デバイス関連付け情報と、前記通信デバイスと前記アセットとの対応関係を管理するためのデバイス・アセット関連付け情報とを保持し、
    前記識別モジュールを交換する際に、前記デバイス・アセット関連付け情報を更新せずに、前記モジュール・デバイス関連付け情報において前記識別モジュールの情報を更新することを特徴とするIoTシステム。
  4. 請求項1に記載のIoTシステムであって、
    前記制御サーバは、
    前記識別モジュールと前記通信デバイスとの対応関係を管理するためのモジュール・デバイス関連付け情報と、前記通信デバイスと前記アセットとの対応関係を管理するためのデバイス・アセット関連付け情報とを保持し、
    前記通信デバイスを交換する際に、前記モジュール・デバイス関連付け情報及び前記デバイス・アセット関連付け情報において、前記通信デバイスの情報を更新することを特徴とするIoTシステム。
  5. 請求項1に記載のIoTシステムであって、
    前記制御サーバは、
    前記識別モジュールと前記通信デバイスと前記アセットとの対応関係を表示するための表示データを出力し、
    前記識別モジュールと前記通信デバイスと前記アセットとのいずれかの指定によって、他の要素の関係を維持したまま、指定された要素を更新するためのインタフェースを提供することを特徴とするIoTシステム。
  6. IoTシステムにおけるデータ収集を制御するデータ収集制御方法であって、
    前記IoTシステムは、通信要件を制御する識別モジュールが装着され、クラウドサーバと通信する通信デバイスと、前記通信デバイスと接続されるアセットと、前記通信デバイスと前記クラウドサーバとの通信の設定を管理する制御サーバとを有し、
    前記通信デバイスに設定される設定データは、当該通信デバイスと接続されるアセットに依存するものであって、
    前記データ収集制御方法は、
    前記制御サーバが、前記識別モジュールと前記通信デバイスとの関係、及び前記通信デバイスと前記アセットとの関係を管理し、
    前記アセットから前記クラウドサーバへ情報を転送するために、前記通信デバイスと前記クラウドサーバとの間の通信を設定し、
    前記制御サーバが、前記アセットに接続されている通信デバイスを検索し、
    前記制御サーバが、前記検索された通信デバイスが設定データを更新するための情報を出力することを特徴とするデータ収集制御方法。
  7. 請求項6に記載のデータ収集制御方法であって、
    前記制御サーバが、前記クラウドサーバと通信するための通信アダプタの設定によって、前記通信デバイスの通信先となるクラウドサーバを決定することを特徴とするデータ収集制御方法。
  8. 請求項6に記載のデータ収集制御方法であって、
    前記制御サーバが、前記識別モジュールと前記通信デバイスとの対応関係を管理するためのモジュール・デバイス関連付け情報と、前記通信デバイスと前記アセットとの対応関係を管理するためのデバイス・アセット関連付け情報とを保持し、
    前記識別モジュールを交換する際に、前記制御サーバが、前記デバイス・アセット関連付け情報を更新せずに、前記モジュール・デバイス関連付け情報において前記識別モジュールの情報を更新することを特徴とするデータ収集制御方法。
  9. 請求項6に記載のデータ収集制御方法であって、
    前記制御サーバが、前記識別モジュールと前記通信デバイスとの対応関係を管理するためのモジュール・デバイス関連付け情報と、前記通信デバイスと前記アセットとの対応関係を管理するためのデバイス・アセット関連付け情報とを保持し、
    前記通信デバイスを交換する際に、前記制御サーバが、前記モジュール・デバイス関連付け情報及び前記デバイス・アセット関連付け情報において、前記通信デバイスの情報を更新することを特徴とするデータ収集制御方法。
  10. 請求項6に記載のデータ収集制御方法であって、
    前記制御サーバが、前記識別モジュールと前記通信デバイスと前記アセットとの対応関係を表示するための表示データを出力し、
    前記制御サーバが、前記識別モジュールと前記通信デバイスと前記アセットとのいずれかの指定によって、他の要素の関係を維持したまま、指定された要素を更新するためのインタフェースを提供することを特徴とするデータ収集制御方法。
JP2020181098A 2020-10-29 2020-10-29 IoTシステム、及びデータ収集制御方法 Active JP7434133B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020181098A JP7434133B2 (ja) 2020-10-29 2020-10-29 IoTシステム、及びデータ収集制御方法
CN202180016847.7A CN115803722A (zh) 2020-10-29 2021-08-19 IoT系统以及数据收集控制方法
AU2021370143A AU2021370143B2 (en) 2020-10-29 2021-08-19 IoT system and data collection control method
US17/911,396 US20230099545A1 (en) 2020-10-29 2021-08-19 Iot system and data collection control method
PCT/JP2021/030407 WO2022091533A1 (ja) 2020-10-29 2021-08-19 IoTシステム、及びデータ収集制御方法
EP21885653.2A EP4239488A1 (en) 2020-10-29 2021-08-19 Iot system and data collection control method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020181098A JP7434133B2 (ja) 2020-10-29 2020-10-29 IoTシステム、及びデータ収集制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2022071950A JP2022071950A (ja) 2022-05-17
JP2022071950A5 JP2022071950A5 (ja) 2023-02-20
JP7434133B2 true JP7434133B2 (ja) 2024-02-20

Family

ID=81382229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020181098A Active JP7434133B2 (ja) 2020-10-29 2020-10-29 IoTシステム、及びデータ収集制御方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20230099545A1 (ja)
EP (1) EP4239488A1 (ja)
JP (1) JP7434133B2 (ja)
CN (1) CN115803722A (ja)
AU (1) AU2021370143B2 (ja)
WO (1) WO2022091533A1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013516907A (ja) 2010-01-05 2013-05-13 ジャスパー ワイアレス 新たな無線デバイス及びアプリケーションを接続、設定、検証するシステム及び方法
JP2014041493A (ja) 2012-08-22 2014-03-06 Fujitsu Ltd 端末装置を管理する管理装置、管理方法およびプログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160335731A1 (en) * 2010-05-05 2016-11-17 Site 10.01, Inc. System and method for monitoring and managing information
JP6127914B2 (ja) 2013-10-29 2017-05-17 株式会社安川電機 産業機器管理システム、産業機器管理装置、産業機器管理方法、プログラム、及び情報記憶媒体
US11062255B2 (en) * 2015-06-24 2021-07-13 Intel Corporation Technologies for managing the security and custody of assets in transit
US10944753B2 (en) * 2017-08-17 2021-03-09 Verizon Patent And Licensing Inc. IoT devices wireless network connectivity policy management
US10681002B2 (en) * 2017-11-30 2020-06-09 Konica Minolta Laboratory U.S.A., Inc. Internet of Things (IoT) mediation and adaptation secure application gateway
JP7251293B2 (ja) 2019-04-25 2023-04-04 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
US11290538B2 (en) * 2019-10-25 2022-03-29 AT&T Global Network Services Hong Kong LTD Policy-based programmable internet of things devices

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013516907A (ja) 2010-01-05 2013-05-13 ジャスパー ワイアレス 新たな無線デバイス及びアプリケーションを接続、設定、検証するシステム及び方法
JP2014041493A (ja) 2012-08-22 2014-03-06 Fujitsu Ltd 端末装置を管理する管理装置、管理方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2022091533A1 (ja) 2022-05-05
JP2022071950A (ja) 2022-05-17
EP4239488A1 (en) 2023-09-06
AU2021370143B2 (en) 2023-10-26
US20230099545A1 (en) 2023-03-30
AU2021370143A1 (en) 2022-10-13
CN115803722A (zh) 2023-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101934286B1 (ko) 네트워크 기능 가상화 관리 및 오케스트레이션 방법과 장치와 프로그램
US9053162B2 (en) Multi-tenant hosted application system
CN101621405B (zh) 分布式管理监控系统及其监控方法、创建方法
US10146636B1 (en) Disaster recovery rehearsals
KR101373461B1 (ko) 클라우드 서비스를 이용하기 위한 단말기 및 방법
CN113626525A (zh) 用于实施可扩展数据存储服务的系统和方法
CN107844274B (zh) 基于超融合存储系统的硬件资源管理方法、装置及终端
WO2008088941A1 (en) Objective assessment of application crashes from a customer environment
US20150163163A1 (en) Distributed application and data hosting system
JP4232357B2 (ja) 計算機システム
JP5911448B2 (ja) 移行支援装置、移行支援方法およびプログラム
US9461884B2 (en) Information management device and computer-readable medium recorded therein information management program
JP2011248658A (ja) 仮想サーバデプロイ管理装置及び方法、そのプログラム
CN115774703A (zh) 信息处理方法及装置
KR100858157B1 (ko) 맵 업데이트 시스템 및 방법, 방법 프로그램을 기록한저장매체, 사용자 단말기
JP7434133B2 (ja) IoTシステム、及びデータ収集制御方法
JP2022071950A5 (ja)
US20170262439A1 (en) Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium
CN109451090B (zh) 一种域名解析方法及装置
US9092397B1 (en) Development server with hot standby capabilities
CN111857955A (zh) 一种异构云环境下的资源配置信息自动构建与更新的方法
JP2001101065A (ja) データベース統合システム
CN114389942B (zh) Cdn配置方法和装置、电子设备和存储介质
CN116233115B (zh) 一种海量数据文件高效持续受控共享分发方法及系统
US11977487B2 (en) Data control device, storage system, and data control method

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230210

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7434133

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150