JP7426509B2 - システム情報ブロックのセグメンテーションの管理 - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
〔関連出願の相互参照〕
本出願は、2020年5月28日に出願された「SYSTEM INFORMATION BLOCK SEGMENTATION MANAGEMENT MECHANISM」という名称の米国仮特許出願第63/032,490号(代理人整理番号US81520)(以下、「US81520出願」と称する)の利益および優先権を主張するものである。その内容は、参照によって本出願に完全に援用される。
〔分野〕
本開示は一般に、ワイヤレス通信に関する。より詳細には、本開示は、次世代ワイヤレスネットワークにおける、ユーザ機器(user equipment:UE)のためのシステム情報ブロック(system information block:SIB)のセグメンテーション(segmentation)の管理に関する。
〔背景〕
接続されるデバイス数の大幅な増大およびユーザ/ネットワークトラフィック量の急速な増加に伴い、データ速度、レイテンシ(遅延)、信頼性およびモビリティの改善により、第5世代(5G)新無線(New Radio:NR)等の次世代ワイヤレス通信システムのためのワイヤレス通信の種々の態様を改善するためのさまざまな努力がなされてきた。5GNRシステムは、拡張モバイルブロードバンド(enhanced Mobile Broadband:eMBB)、大規模マシンタイプ通信(massive Machine-Type Communication:mMTC)および超高信頼低遅延通信(Ultra-Reliable and Low-Latency Communication:URLLC)等のさまざまなユースケースに応じて、ネットワークサービスおよびタイプを最適化するためのフレキシビリティおよびコンフィギュアビリティを提供するように設計されている。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)NRによれば、システム情報(または、システム情報ブロック(SIB))は、多数の制御情報をUEにリレーし得る。例えば、複数のUEに送信され得る地震メッセージ等の緊急関連メッセージは、UEに送信される必要がある多くの種々の情報を含み得る。情報量が多いため、(例えば、基地局に関連付けられた)セルは、SIBのデータを、SIBセグメントと称される種々のグループまたはセグメントに分割またはセグメント化し得る。一例として、NRビークルトゥエブリシング(Vehicle-to-Everything:V2X)サービスの場合、NR-無線アクセスネットワーク(NR-Radio Access Network:NR-RAN)内の1つ以上の基地局(例えば、gNB)は、NR V2Xサービス(および/またはLTE V2Xサービス)に関連付けられたシステム情報(SI)を、より小さい複数のSIBセグメントに分割し得る。例えば、V2XサービスのSIB12は、(例えば、1つ以上のサービングセルによって、)2つ以上のSIB12セグメントに分割され得る。次いで、V2Xサービスに関係するUEは、UEの(1つ以上の)サービングセルにより配信される種々のSIBセグメントの全てを格納し得る。ターゲットSIB(例えば、SIB12)の全てのセグメントがひとたび正常に受信および格納されると、UEは、完全な/ターゲットのSIBをアセンブルすることを試み得る。
さらに、サービングセルは、SIBの各セグメントに関連付けられた他のパラメータ等の他のデータをブロードキャストしてもよい。例えば、セグメント番号(例えば、0~63の整数)、セグメントタイプ(例えば、対応するSIBセグメントが最後のSIBセグメントであるか否かをさらに示すエニュメレータ(enumerator))等の各SIBセグメントに関連付けられたデータにより、対応するセグメントが識別され得る。かかる受信された(または、設定(構成)された)識別データに基づいて、UEは、ターゲットSIBをアセンブルすることが可能であり得る。V2Xサービスを例にとると、UEは、受信された(1つ以上の)完全な/ターゲットのV2X-SIBに基づいて、PC5インターフェースおよびUuインターフェースのアクセス層設定を実行し得る。しかしながら、受信されたSIBセグメントに基づいてターゲットSIBをアセンブルするために、UEは、セグメントを受信および格納する間にSIBセグメントの有効性をチェックしない。SIBセグメント管理の効率を改善するために、SIBアセンブル手順がターゲットSIBについてトリガ(始動)され得る前に、当該ターゲットSIBの各セグメントの有効性がチェックされることが望ましい。
〔概要〕
本開示は、ユーザ機器(UE)がRRC_INACTIVE状態にあるときの、UEによるスモールデータ送信の管理に関する。
本出願の第1態様では、ターゲットサービスについてのターゲットシステム情報ブロック(SIB)をユーザ機器(UE)がアセンブル(assemble)する方法が提供される。当該方法は、第1周波数キャリアにおける第1セルから、前記ターゲットSIBの複数のSIBセグメントを受信する工程であって、複数の前記SIBセグメントの各々は、対応する値タグに関連付けられている工程と、複数の前記SIBセグメント内の第1SIBセグメントを、前記UEのメモリ内に格納(ストア:store)する工程と、を含む。複数の前記SIBセグメント内の後続SIBセグメントの各々について、当該方法では、前記後続SIBセグメントの対応する値タグが前記第1SIBセグメントの対応する前記値タグと同一であるか否かが判定(判断)され、前記後続SIBセグメントの対応する前記値タグが前記第1SIBセグメントの対応する前記値タグと同一であるとき、前記後続SIBセグメントが前記UEの前記メモリ内に格納される。次いで、当該方法では、格納された複数の前記SIBセグメントを用いて、前記ターゲットSIBがアセンブルされる。
第1態様に係る一実施形態は、前記ターゲットSIBを正常にアセンブルする前に、前記第1周波数キャリアにおける第2セルを前記UEによって選択する工程と、前記第2セルを選択した後、格納された複数の前記SIBセグメントをドロップ(drop)する工程と、をさらに含む。
第1態様に係る他の実施形態では、前記第1周波数キャリアは、前記UEに関するサービング周波数キャリアを含み、前記第1セルおよび選択された前記第2セルは、前記UEのサービングセルである。
第1態様に係る他の実施形態では、前記第1周波数キャリアは、前記UEに関する非サービング周波数キャリアを含み、前記第1セルおよび前記第2セルは、前記UEのサービングセルではない。
第1態様に係る他の実施形態は、前記後続SIBセグメントの対応する前記値タグが前記第1SIBセグメントの対応する前記値タグと同一でないとき、前記後続SIBセグメントを前記UEの前記メモリ内に格納する工程と、前記第1SIBセグメントと、前記第1SIBセグメントと同一の値タグを有する、以前に格納された全てのSIBセグメントとを、前記メモリから除去する工程と、をさらに含む。
第1態様に係る他の実施形態は、前記ターゲットSIBを正常にアセンブルした後、前記ターゲットSIBが第1エリアスコープ情報要素(IE)に関連付けられている場合に、第1エリア識別情報(identification:ID)を有する前記ターゲットSIBの有効性エリア(validity area)を設定(構成:configuring)する工程であって、前記第1エリアスコープIEと前記第1エリアIDとの両方が前記第1セルによってブロードキャストされる工程と、前記第1周波数キャリアにおける第2セルを前記UEによって選択する工程であって、前記第2セルは、第2エリアスコープIEと、同一のターゲットサービスをサポートするように前記第2セルによって設定された第2SIBに関連付けられた第2エリアIDとを、ブロードキャストする工程と、前記第2エリアIDが、前記ターゲットSIBに関連付けられた前記第1エリアIDと同一である場合に、前記第2セルの選択中に、格納された前記ターゲットSIB(または、前記ターゲットSIBの格納された複数の前記SIBセグメント)が依然として有効である(valid)と判定する工程と、をさらに含む。なお、一部の実施形態では、前記第2セルの選択後、前記UEは、同一のターゲットSIBの有効性チェック(validity check)のために(または、前記ターゲットSIBの複数の前記SIBセグメントの有効性チェックのために)、複数の前記エリアID(例えば、前記ターゲットSIBに関連付けられた前記エリアスコープが、前記第1セルおよび/または前記第2セルにおいて「true」である場合)と前記第1セルおよび前記第2セルによりブロードキャストされた複数の前記値タグとの両方をチェックしてもよいことに留意されたい。
第1態様に係る他の実施形態は、前記第1周波数キャリアにおける第3セルを前記UEによって選択する工程であって、前記第3セルは、前記ターゲットSIBに関連付けられた前記第1エリアIDとは異なる第3エリアIDをブロードキャストする工程と、前記第3セルの選択中に、前記ターゲットSIB(または、前記ターゲットSIBの格納された複数の前記SIBセグメント)が有効でないと判定する工程と、をさらに含む。
第1態様に係る他の実施形態は、前記第1周波数キャリアにおける第3セルを前記UEによって選択する工程であって、前記第3セルは、同一のターゲットサービスをサポートする、いかなるSIB関連情報もブロードキャストしないか、または、前記第3セルは、同一のターゲットサービスをサポートするが関連付けられたエリアスコープIEを有しない第3SIBに関連付けられたデータをブロードキャストする工程と、前記第3セルの選択中に、格納された前記ターゲットSIB(または、前記ターゲットSIBの格納された複数の前記SIBセグメント)が有効でないと判定する工程と、をさらに含む。
第1態様に係る他の実施形態は、前記ターゲットSIBを正常にアセンブルした後、前記第1セルにより送信されたいかなるエリアスコープ情報要素(IE)にも前記ターゲットSIBが関連付けられていない場合に、前記第1セルのダウンリンクカバレッジを、前記UEにおける前記ターゲットSIBに関連付けられた有効性エリアとして設定する工程をさらに含む(例えば、前記ターゲットSIBに関連付けられた前記有効性エリアは、前記サービングセルのダウンリンクカバレッジである。当該サービングセルは、前記UEが前記ターゲットSIBをそのセルから取得するセルである。前記サービングセルの前記ダウンリンクカバレッジは、あらかじめ定められたダウンリンク参照信号受信電力(Downlink Reference Signal Received Power:DL-RSRP)閾値よりも高いDL-RSRP測定結果を前記UEが有するロケーション等、前記UEにより測定されたDL-RSRPに基づいて決定されてもよい)。
第1態様に係る他の実施形態では、前記ターゲットサービスは、新無線(NR)サイドリンク通信サービスを含み、前記ターゲットSIBは、NRサイドリンク無線設定を含み、前記第1周波数キャリアにおける他のセルを再選択した後、前記UEは、格納された前記ターゲットSIBが再選択された前記セルにおいて有効であると判定された場合に、格納された前記ターゲットSIB内の前記NRサイドリンク無線設定に基づき前記NRサイドリンク通信サービスを実行する。
第1態様に係る他の実施形態では、前記ターゲットサービスは、進化型ユニバーサル地上無線アクセス(E-UTRA)ビークルトゥエブリシング(V2X)サイドリンク通信サービスを含み、前記ターゲットSIBは、E-UTRA V2Xサイドリンク無線設定を含み、前記第1周波数キャリアにおける他のセルを再選択した後、前記UEは、格納された前記ターゲットSIBが再選択された前記セルにおいて有効であると判定された場合に、格納された前記ターゲットSIB内の前記E-UTRA V2Xサイドリンク無線設定に基づき前記E-UTRA V2Xサイドリンク通信サービスを実行する。
第2態様では、ターゲットサービスについてのターゲットシステム情報ブロック(SIB)をアセンブルするためのコンピュータ実行可能な命令を有する1つ以上の非一時的コンピュータ読み取り可能媒体を備えるUEが提供される。プロセッサは、前記1つ以上の非一時的コンピュータ読み取り可能媒体に接続され、かつ、前記コンピュータ実行可能な命令を実行するように構成されている。当該コンピュータ実行可能な命令により、第1周波数キャリアにおける第1セルから、前記ターゲットSIBの複数のSIBセグメントを受信する工程であって、複数の前記SIBセグメントの各々は、対応する値タグに関連付けられている工程と、複数の前記SIBセグメント内の第1SIBセグメントを、前記UEのメモリ内に格納する工程と、複数の前記SIBセグメント内の後続SIBセグメントの各々について、前記後続SIBセグメントの対応する値タグが前記第1SIBセグメントの対応する前記値タグと同一であるか否かを判定する工程と、前記後続SIBセグメントの対応する前記値タグが前記第1SIBセグメントの対応する前記値タグと同一であるとき、前記後続SIBセグメントを前記UEの前記メモリ内に格納する工程と、格納された複数の前記SIBセグメントを用いて、前記ターゲットSIBを最終的にアセンブルする工程と、が実行される。
以下の詳細な説明を添付の図面とともに読めば、例示的な開示の態様が最も良好に理解される。さまざまな構成は縮尺通りに描かれたものではない。議論を明確にするため、さまざまな構成の寸法が任意に増減され得る。
本出願の例示的な実施形態による、UE状態機械およびUEの状態遷移を示す図である。 本出願の例示的な実施形態による、基地局からUEへの、ターゲットSIBに関連付けられた種々の値タグおよびシステム情報ブロック(SIB)セグメントの送信を示す図である。 本出願の例示的な実施形態による、基地局からUEへの、ターゲットSIBに関連付けられた種々の値タグおよびシステム情報ブロック(SIB)セグメントの送信を示す図である。 本出願の例示的な実施形態による、ターゲットSIBの種々のSIBセグメントを1つ以上のサービングセルから正常に受信した後に、ターゲットサービスについてのターゲットSIBをアセンブルするために、UEにより実行される方法(または、プロセス)を示すフローチャートである。 本出願の例示的な実施形態による、セルを(再)選択した後に、ターゲットサービスについてのターゲットSIBをアセンブルするために、UEにより実行される方法(または、プロセス)を示すフローチャートである。 本出願の1つの例示的な実施形態による、ワイヤレス通信のためのノードのブロック図を示す。
〔詳細な説明〕
本出願における頭字語は、以下の通り定められている。別段の定めのない限り、頭字語は、以下の意味を有する:
頭字語 フルネーム
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project)
5GC 5Gコア(5G Core)
ACK 送達確認(Acknowledgement)
AMF アクセスおよびモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)
ARQ 自動再送要求(Automatic Repeat Request)
AS アクセス層(Access Stratum)
BCCH ブロードキャスト制御チャネル(Broadcast Control Channel)
BCH ブロードキャストチャネル(Broadcast Channel)
BFR ビーム障害回復(Beam Failure Recovery)
BS 基地局(Base Station)
BSR バッファステータスレポート(Buffer Status Report)
BWP 帯域幅部分(Bandwidth Part)
CA キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation)
CBRA 競合ベースランダムアクセス(Contention Based Random Access)
CFRA 競合フリーランダムアクセス(Contention Free Random Access)
CG コンフィギュアドグラント(Configured Grant)
CM 接続管理(Connection Management)
CN コアネットワーク(Core Network)
C-RNTI セル無線ネットワーク一時識別子(Cell Radio Network Temporary Identifier)
CS-RNTI 設定されたスケジューリング無線ネットワーク一時識別子(Configured Scheduling Radio Network Temporary Identifier)
CSI-RS チャネル状態情報参照信号(Channel State Information Reference Signal)
DCI ダウンリンク制御情報(Downlink Control Information)
DL ダウンリンク(Downlink)
DRB データ無線ベアラ(Data Radio Bearer)
DRX 不連続受信(Discontinuous Reception)
HARQ ハイブリッド自動再送要求(Hybrid Automatic Repeat Request)
IE 情報要素(Information Element)
LCH 論理チャネル(Logical Channel)
LCG 論理チャネルグループ(Logical Channel Group)
LCP 論理チャネル優先順位付け(Logical Channel Prioritization)
MAC 媒体アクセス制御(Medium Access Control)
MIB マスタ情報ブロック(Master Information Block)
MSG メッセージ(Message)
NAS 非アクセス層(Non-Access Stratum)
NG-RAN 次世代無線アクセスネットワーク(Next-Generation Radio Access Network)
NR 新無線(New Radio)
NW ネットワーク(Network)
PCell プライマリセル(Primary Cell)
PCCH ページング制御チャネル(Paging Control Channel)
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel)
PDCP パケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol)
PDU プロトコルデータユニット(Protocol Data Unit)
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル(Physical Random Access Channel)
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel)
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel)
PLMN 公衆ランドモバイルネットワーク(Public Land Mobile Network)
QoS サービスの質(Quality of Service)
RA ランダムアクセス(Random Access)
RACH ランダムアクセスチャネル(Random Access Channel)
RAN 無線アクセスネットワーク(Radio Access Network)
RB 無線ベアラ(Radio Bearer)
Rel 解放(Release)
RLC 無線リンク制御(Radio Link Control)
RNA RANベース通知エリア(RAN-based Notification Area)
RNTI 無線ネットワーク一時識別子(Radio Network Temporary Identifier)
RRC 無線リソース制御(Radio Resource Control)
RSRP 参照信号受信電力(Reference Signal Receiving Power)
SCell セカンダリセル(Secondary Cell)
SCG セカンダリセルグループ(Secondary Cell Group)
SCS サブキャリア間隔(Sub Carrier Spacing)
SDT スモールデータ送信(Small Data Transmission)
SDU サービスデータユニット(Service Data Unit)
SFN システムフレーム番号(System Frame Number)
SI システム情報(System Information)
SIB システム情報ブロック(System Information Block)
SINR 信号対干渉雑音比(Signal to Interference plus Noise Ratio)
SLIV 開始および長さインジケータ(Start and Length Indicator)
SNPN スタンドアロン非公開ネットワーク(Stand-alone Non-Public Network)
SR スケジューリング要求(Scheduling Request)
SRB シグナリング無線ベアラ(Signaling Radio Bearer)
SSB 同期信号ブロック(Synchronization Signal Block)
S-TMSI SAE-一時モバイル加入者識別情報(SAE-Temporary Mobile Subscriber Identity)
SUL 補助アップリンク(Supplementary Uplink)
TA タイミングアドバンスまたはタイムアライメント(Timing Advance or Time Alignment)
TAG タイミングアドバンスグループ(Timing Advance Group)
TS 技術仕様(Technical Specification)
UE ユーザ機器(User Equipment)
UL アップリンク(Uplink)
UPF ユーザプレーン機能(User Plane Function)
以下の説明は、本開示における例としての実施形態に関連する特定の情報を含む。本開示における図面およびそれらの添付の詳細な説明は、単に例としての実施形態を対象としている。しかし、本開示は、これらの例としての実施形態のみに限定されるものではない。本開示の他の変形例および実施形態は、当業者には想起されるであろう。特に断らない限り、複数の図中の同様のまたは対応する要素は、同様のまたは対応する参照番号によって示され得る。さらに、本開示における図面および図示は、ほとんどの場合、縮尺通りではなく、実際の相対的な寸法に対応することを意図していない。
一貫性および理解を容易にするために、同様の構成は、例としての図において同一の数字によって識別され得る(ただし、一部の例では、図示されていない)。しかしながら、異なる実施形態における特徴は、他の点で異なっていてもよく、従って、図面に示されるものに狭く限定されるものではない。
この説明では、「1つの実施形態では」または「一部の実施形態では」という語句を使用し、それぞれが同一のまたは異なる実施形態の1つ以上を指してもよい。「接続された」というタームは、直接的または間接的に介在する構成要素を介して接続されたものとして定義され、必ずしも物理的接続に限定されるものではない。「備える」というタームは、「必ずしも限定されるものではないが、含む」を意味する。それは、そのように説明された組み合わせ、群、シリーズ、および等価物におけるオープンエンドの包含またはメンバーシップを特に示す。「A、B、およびCの内の少なくとも1つ」または「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」という表現は、「Aのみ、またはBのみ、またはCのみ、またはA、BおよびCの任意の組み合わせ」を示す。
さらに、説明および非限定の目的のために、機能エンティティ、技法、プロトコル、標準等の具体的な詳細が、説明される技術の理解を実現するために記載される。他の例において、不必要な詳細で説明を不明瞭にしないように、周知の方法、技術、システム、アーキテクチャ等の詳細な説明は、省略される。
当業者は、本開示に記載されている任意の(1つ以上の)ネットワーク機能または(1つ以上の)アルゴリズムが、ハードウェア、ソフトウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実装されてもよいことを直ちに理解するだろう。説明される機能は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせであり得るモジュールに対応し得る。ソフトウェアの実施形態は、メモリまたは他の種類の記憶装置等のコンピュータ読み取り可能媒体に記憶されたコンピュータ実行可能命令を備えてもよい。例えば、通信処理能力を有する1つ以上のマイクロプロセッサまたは汎用コンピュータを、対応する実行可能命令を用いてプログラムし、記述された(1つ以上の)ネットワーク機能または(1つ以上の)アルゴリズムを実行することができる。マイクロプロセッサまたは汎用コンピュータは、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルロジックアレイ、および/または1つ以上のデジタル信号プロセッサ(DSP)を使用して形成することができる。本明細書に記載されている例としての実施形態のいくつかは、コンピュータハードウェア上にインストールされ実行されるソフトウェアを指向しているが、それにもかかわらず、ファームウェアとして、またはハードウェアとして、またはハードウェアとソフトウェアの組合せとして実装される代替の実施例は、本開示の範囲内に十分にある。
コンピュータ読み取り可能な媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、読み取り専用メモリ(ROM:Read Only Memory)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM:Erasable Programmable Read-Only Memory)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM:Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリ、コンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM:Compact Disc Read-Only Memory)、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置、またはコンピュータ読み取り可能命令を記憶可能な他の任意の同等の媒体を含むが、これらに限定されない。
無線通信ネットワークアーキテクチャ(例えばロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)システム、LTE-アドバンスト(LTE-A:LTE-Advanced)システム、LTE-アドバンストプロシステム、または5G NR無線アクセスネットワーク(RAN))は、典型的に少なくとも1つの基地局、少なくとも1つのUE、およびネットワークへの接続を提供する1つ以上の任意のネットワーク要素を含む。UEは、1つ以上の基地局によって確立されたRANによって、ネットワーク(例えばコアネットワーク(CN:Core Network)、進化型パケットコア(EPC:Evolved Packet Core)ネットワーク、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E-UTRAN:Evolved Univarsal Terrestrial Radio Access network)、5Gコア(5GC:5G Core)、またはインターネット)と通信する。
本出願において、UEは、移動局、モバイル端末またはモバイルデバイス、ユーザ通信無線端末を含むが、これらに限定されないことに注意されたい。例えばUEは、ポータブル無線機器であってもよく、携帯電話、タブレット、ウェアラブルデバイス、センサ、車両、またはワイヤレス通信能力を有する携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)を含むが、これらに限定されない。UEは、無線アクセスネットワークにおける1つ以上のセルに、エアインターフェース上において、信号を送受信するよう設定される。
基地局は、以下の無線アクセス技術(RATs:Radio Access Technologies)の少なくとも1つによる通信サービスを提供するように構成されてもよい。マイクロ波アクセスのためのワールドワイド相互運用(WiMAX:Worldwide Interoperability for Microwave Access)、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM:Global System for Mobile communications、しばしば2Gと称される)、GSM EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)、汎用パケット無線サービス(GRPS:General Packet Radio Service)、基本広帯域符号分割多元接続(W-CDMA:wideband-code division multiple access)に基づいたユニバーサルモバイル通信システム(UMTS、しばしば3Gと称される)、高速パケットアクセス(HSPA:high-speed packet access)、LTE、LTE-A、eLTE(進化型LTE、例えば5GCに接続したLTE)、NR(しばしば5Gと称される)、および/またはLTE-A Pro。しかしながら本出願の範囲は、上記のプロトコルに限定されるべきではない。
基地局には、例えばUMTSにおけるノードB(node B:NB)、例えばLTEまたはLTE-Aにおける進化型ノードB(evolved node B:eNB)、例えばUMTSにおける無線ネットワークコントローラ(radio network controller:RNC)、例えばGSM/GSM EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)における基地局コントローラ(base station controller:BSC)、例えば5GCに接続された進化型ユニバーサル地上無線アクセス(E-UTRA)BSにおける次世代eNB(next-generation eNB:ng-eNB)、例えば5Gアクセスネットワーク(5G Access Network:5G-AN)における次世代ノードB(next-generation Node B:gNB)、および、無線通信を制御し、セル内の無線リソースを管理することができる他の任意の装置が含まれてもよいが、これらに限定されるものではない。BSは、ネットワークへの無線インターフェースを通じて、1つ以上のUEにサービスを提供するように接続してもよい。
基地局は、RAN内に含まれる複数のセルを使用して、特定の地理的エリアに対して無線カバレッジを提供するように、動作可能であってもよい。BSは、複数のセルの動作をサポートしてもよい。各セルは、その無線カバレッジ内の少なくとも1つのUEにサービスを提供するように動作可能であってもよい。具体的には、各セル(しばしばサービングセルと称される)は、その無線カバレッジ内の1つ以上のUEにサービスを提供するように、サービスを提供してもよい(例えば、各セルは、DLパケット送信のために、および、任意選択においてULパケット送信のために、その無線カバレッジ内の少なくとも1つのUEに対して、ダウンリンク(DL)リソースを、および、任意選択においてアップリンク(UL)リソースを、スケジューリングする)。BSは、複数のセルを通じて、無線通信システム内の1つ以上のUEと通信してもよい。
セルは、プロクシミティサービス(Proximity Service:ProSe)またはビークルトゥエブリシング(V2X)サービスをサポートするためのサイドリンク(sidelink:SL)リソースを割り当ててもよい。各セルは、他のセルと重複したカバレッジエリアを有してもよい。マルチRATデュアルコネクティビティ(Multi-RAT Dual Connectivity:MR-DC)の場合、マスタセルグループ(Master Cell Group:MCG)またはセカンダリセルグループ(SCG)のプライマリセルは、スペシャルセル(Special Cell:SpCell)を指し得る。プライマリセル(PCell)は、MCGのSpCellを指し得る。プライマリSCGセル(Primary SCG Cell:PSCell)は、SCGのSpCellを指し得る。MCGは、SpCellと、任意選択において1つ以上のセカンダリセル(SCell)と、を含む、マスタノード(Master Node:MN)に関連付けられたサービングセルのグループを指し得る。SCGは、SpCellと、任意選択において1つ以上のSCellと、を含む、セカンダリノード(Secondary Node:SN)に関連付けられたサービングセルのグループを指し得る。
上述したように、NRのためのフレーム構造は、高信頼性、高データ速度、および低レイテンシの要件を満たしながら、拡張モバイルブロードバンド(eMBB:Enhanced Mobile Broadband)、大規模マシンタイプ通信(mMTC:Massive Machine Type Communication)、超高信頼低遅延通信(URLLC:Ultra-Reliable and Low-Latency Communication)といった様々な次世代(例えば5G)通信要件に対応するための柔軟な設定をサポートすることである。3GPPにおいて合意された直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency-Division Multiplexing)技術は、NR波形のためのベースラインとして機能してよい。適応サブキャリア間隔、チャネル帯域幅、およびサイクリックプレフィックス(CP)といったスケーラブルなOFDMニューメロロジーが、使用されてもよい。さらに、NRには(1)低密度パリティ検査(LDPC:Low-Density Parity-Check)符号および(2)ポーラ符号の二つの符号化スキームが考慮される。符号化スキームの適応は、チャネル条件および/またはサービスアプリケーションに基づいて設定されてもよい。
さらに、単一のNRフレームの送信時間間隔TXにおいて、ダウンリンク(DL)送信データ、ガード期間およびアップリンク(UL)送信データが少なくとも含まれるべきであること、当該DL送信データ、当該ガード期間、当該UL送信データのそれぞれの部分もまた、例えばNRのネットワークダイナミクスに基づいて設定可能であるべきであることが考慮される。加えて、ProSeサービス、(E-UTRA/NR)サイドリンクサービスまたは(E-UTRA/NR)V2Xサービスをサポートするために、サイドリンクリソースがNRフレーム内において提供されてもよい。
さらに、本明細書中のターム「システム」および「ネットワーク」は、互換的に使用され得る。本明細書中のターム「および/または」は、関連する対象を記述するための単なる結合関係であり、三つの関係を表す。例えばAおよび/またはBは、Aが単独で存在すること、AおよびBが同時に存在すること、またはBが単独で存在することを示すことができる。加えて、本明細書中の文字「/」は、一般に結合される前後の対象が「または」関係にあることを表す。
上述したように、次世代(例えば5G NR)ワイヤレスネットワークは、より多くの容量、データ、およびサービスをサポートすることが想定される。マルチコネクティビティにより構成されたUEは、アンカーとしてのマスタノード(MN)および1つ以上のセカンダリノード(SNs)に、データ配信のために接続することができる。これらのノードの各々は、1つ以上のセルを含むセルグループによって形成されてもよい。例えばMNは、マスタセルグループ(MCG:Master Cell Group)によって形成されてもよく、SNは、セカンダリセルグループ(SCG:Secondary Cell Group)によって形成されてもよい。換言すれば、デュアルコネクティビティ(DC)により構成されたUEの場合、MCGは、PCellおよびゼロ以上のセカンダリセルを含む1つ以上のサービングセルのセットである。逆にSCGは、PSCellおよびゼロ以上のセカンダリセルを含む1つ以上のサービングセルのセットである。
また、上述したように、プライマリセル(PCell)は、UEが初期接続確立手順を実行し、あるいは、接続再確立手順を開始する、プライマリ周波数において動作するMCGセルであってもよい。MR-DCモードにおいて、PCellは、MNに属してもよい。プライマリSCGセル(PSCell)は、UEがランダムアクセスを実行する(例えば、同期手順により再設定を実行するとき)、SCGセルであってもよい。MR-DCにおいて、PSCellは、SNに属してもよい。スペシャルセル(SpCell)は、媒体アクセス制御(MAC)エンティティがMCGに関連付けられているのかSCGに関連付けられているのかに応じて、MCGのPCell、または、SCGのPSCellを指し得る。もしそうでなければ、スペシャルCellという語は、PCellを指し得る。スペシャルセルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)送信および競合ベースランダムアクセスをサポートしてもよく、常にアクティブ化されていてもよい。加えて、UEがCA/DCにより設定されていないRRC_CONNECTED状態にある場合、1つのみのサービングセル(SCell)と通信してもよい。当該1つのみのサービングセル(SCell)は、プライマリセルであってもよい。逆に、UEがCA/DCにより設定されたRRC_CONNECTED状態にある場合、(1つ以上の)スペシャルセルと全てのセカンダリセルとを含むサービングセルのセットが、UEと通信してもよい。
上述したように、SIB12、SIB13、SIB14等のシステム情報ブロック(SIB)に関連付けられたデータの量は、(例えば、1つのシステム情報ウィンドウ期間中に1つ以上の制御シグナリングを介して送信された)1つのシステム情報メッセージに適合しない場合があるので、(1つ以上の基地局に関連付けられた)1つ以上のサービングセルは、SIBデータを種々のセグメントに分割し、これらのセグメントを、システム情報配信を介して、1つ以上のUEに送信してもよい。また、(1つ以上の)当該サービングセルは、セグメント番号、セグメントタイプ(例えば、パラメータLastSegmentまたはパラメータNotLastSegment等のインジケータ)等の、対応するセグメントを識別するSIBセグメントに関連付けられた他の情報(例えば、パラメータ)を、SIBセグメント配信を介して、UEにブロードキャストしてもよい。この情報に基づいて、UEは、完全なターゲットSIBをアセンブルしてもよい。しかしながら、UEは、受信されたセグメントを格納する前に(例えば、そして、格納された複数のセグメントからターゲットSIBをアセンブルする前に)、受信された各セグメントの有効性をチェックする必要があり得る。
このため、本実施形態のうちの一部の実施形態において、格納されたSIBセグメントに基づいて、対応するターゲットSIB(例えば、V2X-SIB)をUEがアセンブルする前に、受信された各SIBセグメントを廃棄、維持および/または更新するか否かを判定するための、UEのためのSIBセグメント管理メカニズムが提供される。一部の実施形態では、UEは、完全なターゲットSIBをUEが正常にアセンブルする前に、SIBセグメンテーション有効性チェック手順を実行してもよい。一部の実施形態では、UEは、複数のSIBセグメントに関連付けられ、かつ(1つ以上の)サービングセルによってブロードキャストされた情報(例えば、パラメータ)を活用して、SIBセグメンテーション有効性チェック手順を実行してもよい。一部の実施形態では、UEは、格納され関連付けられた複数のSIBセグメントから対応するターゲットサービスを正常にアセンブルした後に、ターゲットサービス(例えば、V2Xサービス、NRマルチキャストブロードキャストサービス、ポジショニングサービス等)を利用してもよい。
なお、SIBセグメンテーションの管理のための以上および以下に記載されたメカニズムは大部分、NRに関して説明するものだが、記載された当該メカニズムは、LTE、狭帯域のモノのインターネット(Narrow Band Internet-of-Things:NB-IoT)、新無線非地上ネットワーク(New Radio Non-Terrestrial-Network:NR NTN)等の他の無線アクセス技術(RAT)について、同等に適用可能であり得ることに留意されたい。
本実施形態のうちの一部の実施形態では、SIBシグナリングは、RAN内の2つ以上のセルによって送信された同一のデータを含んでもよい。そのため、一部の実施形態では、セルは、SIBシグナリング(例えば、V2X-SIB)がエリア固有であり得ることを、さらにインジケーション(通知)してもよい。当該セルは、SIBに関連付けられたエリアスコープパラメータ(例えば、areaScope)等の特定のパラメータを設定することによって、かかるインジケーションを行ってもよい(例えば、areaScope=trueと設定)。さらに、システム情報エリアIDパラメータ(例えば、systeminformationAreaID)は、SIBに関連付けられるように(例えば、UEに対して)設定されてもよい。その結果、UEは、セル(再)選択手順の後(または、セル(再)選択手順の間)にサービングセルから受信したこれらのパラメータ(例えば、valuetag、areaScopeおよびsysteminformationAreaID)をチェックすることによって、格納されたSIBが依然として(例えば、サービングセルに対して)有効であるか否かを判定可能であり得る。
セル(再)選択動作のための本明細書に記載された要件は、LTE/NR RRC_INACTIVE状態、RRC_IDLE状態および/またはRRC_CONNECTED状態にあるUEにおいて適用されてもよい。このため、かかる種々の状態は、以下にまず説明される。
図1は、本出願の例示的な実施形態による、RRC状態遷移図である。当該RRC状態遷移図は、次世代無線アクセスネットワーク内においてUEが経験し得る、さまざまなRRC状態およびRRC遷移手順を示す。RRC状態遷移図100は、RRC_CONNECTED(接続)状態110、RRC_INACTIVE(非アクティブ)状態120およびRRC_IDLE(アイドル)状態130を含み得る。一部の実施形態では、RRC接続状態、RRC非アクティブ状態およびRRCアイドル状態は、互いに独立した3つのRRC状態であってもよい。図1に示すように、UEは、3つのRRC状態間で遷移してもよい。提案されたメカニズムは、UEのRRC状態(例えば、RRC_CONNECTED状態、RRC_INACTIVE状態およびRRC_IDLE状態)とは無関係に、ターゲットSIB受信手順中にUEに適用されてもよい。加えて、当該提案されたメカニズムはさらに、RRC状態間の状態遷移による影響を受けることなく、UEに適用可能であってもよい。
例えば、UEは、RRC_CONNECTED状態110からRRC_INACTIVE状態120に遷移してもよいし、RRC_INACTIVE状態120からRRC_CONNECTED状態110またはRRC_IDLE状態130のいずれかの状態に遷移してもよい。しかしながら、RRC状態遷移図100に示すように、一部の実施形態では、UEは、RRCアイドル状態130からRRC非アクティブ状態120には直接的に遷移しない場合がある。すなわち、かかる一部の実施形態では、UEは、RRCアイドル状態130から、RRC接続状態110を介して、RRC非アクティブ状態120に遷移してもよい。また、複数の本実施形態の一部の態様では、UEは、RRC中断(Suspend)(または、中断を伴うRRC解放(RRC Release with Suspend))手順を用いて、RRC接続状態110からRRC非アクティブ状態120に遷移してもよい。逆に、当該UEは、RRC(接続(Connection))再開(Resume)手順を用いて、RRC非アクティブ状態120からRRC接続状態110に遷移してもよい。加えて、当該UEは、RRC解放(Release)手順を用いて、RRC接続状態110またはRRC非アクティブ状態120からRRCアイドル状態130に遷移し、RRC確立(Establish)手順を用いて、RRCアイドル状態130からRRC接続状態110に遷移してもよい。
一部の実施形態では、RRC_INACTIVE状態において、UEは、接続管理(CM)-CONNECTEDのままの状態であってもよく(この場合、例えば、UEは、AMFとのシグナリング接続を有する)、NG-RAN(例えば、RNA)に通知することなく、NG-RANによって設定されたエリア内を移動してもよい。RRC_INACTIVE状態では、(例えば、gNBに関連付けられた)最後のサービングセルおよびUEそれ自体は、UEコンテキスト(例えば、UEのUE(非アクティブ)アクセス層(AS)コンテキスト)、ならびに、サービングAMFおよびUPFとのUE関連NG接続を維持してもよい。
一部の実施形態では、RRC_INACTIVE状態は、スモールデータ送信(SDT)、PLMN選択、SNPN選択、システム情報のブロードキャスト、セル再選択モビリティ、NG-RANによって開始されるページング(RANページング)、NG-RANによって管理されるRANベース通知エリア(RNA)、NG-RANによって設定されるRANページングのためのDRX、UEについて確立された5GC-NG-RAN接続(例えば、制御/ユーザ(control/user:C/U)プレーンの両方)、NG-RANおよびUEに格納(ストア)されたUE ASコンテキスト、UEが属するRNAを判定するNG-RAN等の、さまざまな機能および/または設定をサポートしてもよい。一部の実施形態では、5GCネットワークに接続されたNRについて、UEのアイデンティティ(例えば、I-RNTI)は、RRC_INACTIVE状態においてUEコンテキストを識別するために使用されてもよい。I-RNTIは、古いNG-RANノードに対応するUEコンテキストへの参照を、新しいNG-RANノードに提供してもよい。
新しいNG-RANノードがI-RNTIから古いNG-RAN IDをどのように分解することができるのかは、古いNG-RANノードおよび新しいNG-RANノードにおける適切な設定の問題である。40ビットI-RNTIの典型的な分割の一部には、UE固有参照、NG-RANノードアドレスインデックス、PLMN固有情報およびSNPN固有情報が含まれ得るが、これらに限定されるものではない。UE固有参照は、論理NG-RANノード内のUEコンテキストへの参照を含み得る。NG-RANノードアドレスインデックスは、UE固有部分を割り当てるNG-RANノードを識別する情報を含み得る。ネットワーク固有情報(例えば、PLMN固有情報またはSNPN固有情報)は、ネットワーク共有配備をサポートする情報を含み得る。当該ネットワーク固有情報は、グローバルNG-RANノード識別子のPLMN ID部分へのインデックスを提供してもよい。SNPNは、オペレータにより設定されるスモールPLMNを含み得る。各SNPNは、一意のSNPNアイデンティティ(identity:ID)によって識別されてもよい(例えば、SNPNのための識別子は、PLMN IDとNIDとの組合せであってもよい)。コンフィギュアドグラント設定は、SNPN IDに関連付けられてもよい。
一部の実施形態では、RRC_INACTIVE状態にあるUEのためのASコンテキストは、接続が中断されたとき(例えば、UEがRRC_INACTIVE状態にあるとき)に格納されてもよく、接続が再開されたとき(例えば、UEがRRC_INACTIVE状態からRRC_CONNECTED状態に遷移したとき)に復元(restored)/取り出され(retrieved)てもよい。RRC接続の中断は、ネットワークによって開始されてもよい。RRC接続が中断されたとき、UEは、UE非アクティブASコンテキスト(および、ネットワークから受信された関連する任意の設定)を格納してもよく、RRC_INACTIVE状態に遷移してもよい。UEがSCGにより設定されている場合、UEは、RRC接続再開手順を開始したとき、SCG設定(の全部または一部)を解放/中断してもよい。RRC接続を中断するためのRRCメッセージは、完全性保護および暗号化されてもよい。中断されたRRC接続からの再開は、UEがRRC_INACTIVE状態からRRC_CONNECTED状態に遷移する必要がある場合には上位レイヤによって、または、RNA更新を実行するためにRRCレイヤによって、または、例えばNG-RANからのRANページングによって、開始されてもよい。RRC接続が再開されたとき、ネットワークは、RRC接続再開手順に従って、格納されたUE非アクティブASコンテキスト(および、ネットワークから受信された関連する任意のRRC設定)に基づいて、UEを設定してもよい。RRC接続再開手順は、ASセキュリティを再アクティブ化し、(1つ以上の)SRBおよび(1つ以上の)DRBを再確立してもよい。
一部の実施形態では、RRC接続を再開する要求に応答して、ネットワークは、以下の複数の手順のうちのいずれかの手順を実行してもよい。一部の実施形態では、かかる要求に応答して、ネットワークは、中断されたRRC接続を再開してUEをRRC_CONNECTED状態にしてもよく、または、当該要求を拒否して(例えば、待機タイマ(wait timer)を用いて)UEをRRC_INACTIVE状態にしてもよい。他の一部の実施形態では、ネットワークは、要求に応答してRRC接続を直接的に再中断して、UEをRRC_INACTIVE状態にしてもよく、または、(RRC)接続を直接的に解放して、UEをRRC_IDLEモードにしてもよい。さらに他の実施形態では、RRC接続を再開する要求に応答して、ネットワークは、(例えば、RRCセットアップメッセージをUEに送ることによって)NASレベル回復を開始するようにUEに命令してもよい。
さらに、RRC_INACTIVE状態では、上位レイヤ(または、RRCレイヤ)は、UEの特定のDRXメカニズムを設定してもよい。UEの制御されたモビリティは、RRC_INACTIVE状態におけるネットワーク設定に基づくものであってもよく、UEは、UE非アクティブASコンテキストを格納してもよい。加えて、RANベース通知エリアは、UEがRRC_INACTIVE状態にある場合には、RRCレイヤによって設定されてもよい。さらに、UEがRRC_INACTIVE状態にある間、当該UEは、例えば、(例えば、DCIを介してP-RNTIとともに送信される)ショートメッセージの監視;(例えば、5G-S-TMSIによる)CNページングおよび(例えば、完全なI-RNTIによる)RANページングのためのページングチャネルの監視;隣接セル測定およびセル(再)選択の実行;定期的な、および/または、設定されたRANベース通知エリア外に移動するときの、RANベース通知エリア更新の実行;ならびに、システム情報の取得および(例えば、設定されている場合の)SI要求の送信等の、さまざまな機能を実行してもよい。
複数の本実施形態の一部の態様では、(例えば、RRC_Connected状態にある)UEが非サービング周波数において(例えば、LTE/NR(V2X)サイドリンク通信を実行するため、または、サイドリンクディスカバリアナウンスメントのために)通信を試みるとき、UEは、(例えば、3GPP技術仕様(TS)38.133またはTS38.304 v16.5.0に従って、)セル選択および/または周波数内再選択のために、その周波数上での測定を実行してもよい。例えば、UEが非サービング周波数におけるV2Xサイドリンク通信の実行に関与しているとき、UEは、その周波数において、または、(例えば、セル選択および/もしくは周波数内再選択のための)その周波数のためのキャリア間V2Xサイドリンク設定が提供される周波数において、測定を実行してもよい。UEがサイドリンク動作を実行するように設定されている所望の周波数において、少なくとも1つのセルを当該UEが検出する場合(例えば、TS36.304 v16.0.0(または、TS38.304 v16.0.0)によるS基準(S criterion)を満たすとき)、当該UEは、自身がその周波数におけるサイドリンク動作のためのカバレッジ内にあるとみなしてもよい。逆に、UEが(例えば、S基準を満たす)所望の周波数においていかなるセルも検出しない場合、UEは、自身がその周波数におけるサイドリンク動作のためのカバレッジ外にあるみなしてもよい。この条件において、UEが非サービング周波数キャリアにおけるカバレッジ外にあるとみなされている間に、当該UEは、(例えば、UEのメモリモジュールに事前にインストールされ得る)格納されたサイドリンク事前設定に基づいて、非サービング周波数キャリアにおけるサイドリンク動作を実行してもよい。
一部の実施形態では、UEがサイドリンク通信(または、V2Xサイドリンク通信、または、サイドリンクディスカバリアナウンスメント)のために非サービング周波数におけるセルを選択するとき、UEは、(TS36.304 v16.0.0(または、TS38.304 v16.0.0)に従って、)追加の(1つ以上の)周波数内セル再選択プロセスを実行して、その周波数におけるサイドリンク動作のためのより良いセルを選択してもよい。
一部の実施形態では、UEは、(例えば、TS36.304 v16.0.0(または、TS38.304 v16.0.0)に従って、)サイドリンク通信(または、V2Xサイドリンク通信)のためにキャリアが事前設定されているとみなしてもよいし、または、最も高いセル再選択優先順位を有するキャリア間V2Xサイドリンク設定を提供するために複数の周波数が事前設定されているとみなしてもよい。
一部の実施形態では、UEがサイドリンク通信を実行するように設定されている周波数がサービング周波数であるとき、UEは、サイドリンク動作のためにその周波数におけるサービングセルを使用してもよい。
上述したように、UEは、セル(再)選択手順の後(または、セル(再)選択手順の間)にサービングセルから受信した1つ以上のパラメータ(例えば、valueTag、areaScope、systeminformationAreaID等)をチェックすることによって、格納されたターゲットSIBが(例えば、サービングセルに対して)依然として有効であるか否かを判定可能であり得る。また、本実施形態のうちの一部の実施形態では、(例えば、同一のV2X-SIBを提供し、かつ/または、V2X-SIBに関連付けられた同一のsysteminformationAreaIDを提供する)同一の設定されたエリア内の2つ以上のセルは、同様にセグメント化されてもよい。すなわち、ターゲットSIBは、同一の複数の部分にセグメント化されてもよく、次いで、同一の複数のSIBセグメントは、同一の設定されたエリア内にある複数のセルによって、送信/ブロードキャストされてもよい。例えば、かかる一部の実施形態では、(i)同一の設定されたエリア内にある複数のセルによってブロードキャストされた複数のSIBセグメント、および、(ii)同一のsegmentNumberを有する複数のSIBセグメントは、同一の情報を含んでもよい。
一部の実施形態では、(例えば、同一の設定されたエリア内にある複数のセルのうちの)各セルは、複数のSIBセグメントを異なる方法で配信可能であってもよい。例えば、(例えば、同一のシステム情報エリア内の)1つ以上のセルは、複数のSIBセグメントを(例えば、連続的に)ブロードキャストしてもよく、一方、他の1つ以上のセルは、(例えば、2ステップランダムアクセス手順を通じて、または、4ステップランダムアクセス手順を通じて、)1つ以上のUEからのSIB要求メッセージを受信した後に、複数のSIBセグメントをブロードキャストしてもよい。さらに、他の1つ以上のセルは、例えば、UE固有の専用制御シグナリングを通じて(例えば、RRCReconfiguration(再設定)メッセージを介して)、複数のSIBセグメントを(1つ以上の)UEに送信してもよい。
開始フェーズにおいて(例えば、UEがSIB1を受信したとき)、一部の実施形態では、ターゲットSIBのSIBセグメントおよび特定のパラメータ(例えば、valueTag、areascopeおよび/またはsystemInformationareaID。UEは、サービング周波数キャリアにおけるサービングセルからの、または、非サービング周波数キャリアにおける選択された非サービングセルからの、SIB1の受信を介して、これらのパラメータを取得し得る)の現在の値のいずれもUE側に格納されていない場合、UEは、サービングセルまたはキャンプされたセルから、現在受信中のダウンリンク制御シグナリング(例えば、systeminformationblockType1、SIB1等)に由来する(1つ以上の)SIBセグメントおよび受信された値(または、パラメータ/エニュメレータ)を格納してもよい。言い換えれば、SIBセグメントおよびこれらのパラメータのうちのいずれのパラメータのいずれも開始フェーズ中に格納されていない場合、UEは、値タグパラメータ、エリアスコープパラメータおよびシステム情報エリアIDパラメータのうちの少なくとも1つのパラメータを格納してもよい。一部の実施形態では、valueTagは、例えば0~31の間の、(所定の)範囲内の整数であってもよい。一部の実施形態では、areaScopeインジケータは、エニュメレータ(例えば、false、true)であってもよく、あるいは、受信されたシグナリングは、SIB1内のareaScopeを送信しなくてもよい。一部の実施形態では、systemInformationAreaIDは、(例えば、24ビットを上限とする)ビット列であってもよく、あるいは、systemInformationAreaIDは、(例えば、受信されたシグナリング内に)存在しなくてもよい。
他の一部の実施形態では、公衆ランドモバイルネットワーク(PLMN)は、SIBセグメンテーション管理における補足情報であるとみなされてもよい。そのため、開始ステージでは、サービングセルから受信された複数のSIBセグメントをUEが格納し始めたとき(例えば、サービングセルが非公開ネットワーク(Non-Public Network:NPN)専用セルであるとき)、UEは、PLMN-IdentityInfoListに第1PLMN-Identityを格納してもよい。一部の実施形態では、サービングセルから受信された複数のSIBセグメントをUEが格納し始めたとき、UEは、NPN-IdentityInfoListに第1NPN-Identityを格納してもよい。
他の一部の実施形態では、NPN加入者のための通常のサービスのためにのみ利用可能であるセルは、NPN専用セルと称され得る。NPN可能なUEは、(例えば、npn-IdentityInfoList IEがCellAccessRelatedInfo内に存在するとき)cellReservedForOtherUse IEがtrueに設定されていると判定することによって、セルがNPN専用セルであると判定してもよい。非NPN専用セルは、NPN専用セルではないセルを含んでもよい。一部の実施形態では、第1NPNアイデンティティ(NPN-identity)は、PLMNアイデンティティ(PLMN identity)および/またはネットワークアイデンティティ(Network Identity:NID)を含んでもよく、スタンドアロンNPN(SNPN)と称され得る。第1NPNアイデンティティ(NPN-identity)は、PLMNアイデンティティ(PLMN identity)および/またはセルアクセスグループ(Cell Access Group:CAG)アイデンティティを含んでもよく、PNI-公開ネットワーク統合型(PNI-Public Network Integrated:PNI-NPN)と称され得る。
複数の本実施形態の一部の態様では、一部の状況下において、UEは、格納された複数のSIBセグメントの有効性をチェックする必要があり得る。例えば、UEがSIBセグメントを受信するたびに(例えば、当該SIBセグメントが完全なターゲットSIBにアセンブルされ得る前に)、UEは、SIBセグメント有効性チェック手順を実行してもよい。複数のSIBセグメントの有効性のチェックは、(例えば、同一のセルによって提供された)同一のカバレッジエリア内にUEが留まっている間に行われてもよいし、または、(例えば、第1セルの)あるカバレッジエリアから(例えば、第2セルの)他のカバレッジエリアへUEが移動する間に行われてもよい。
〔I.サービングセルの同一のカバレッジエリア下〕
一部の実施形態では、UEは、ターゲットSIBの複数のSIBセグメントを収集しながら、(例えば、選択された周波数キャリアにおける)同一のサービングセルの同一のカバレッジエリアの下に留まってもよい。言い換えれば、格納された複数のSIBセグメントと、当該格納された複数のSIBセグメントに関連付けられた格納された情報とは、サービングセルのアイデンティティ(例えば、サービングセルのcellidentityパラメータ)に関連付けられてもよい。UEは、(例えば、SIB1を介して受信された)ブロードキャスティング(報知)システム情報を読み取ることによって、サービングセルからパラメータcellidentityを取得してもよい。一部の実施形態では、UE(例えば、UEのRRCエンティティ)は、UEの上位レイヤ(例えば、非アクセス層(NAS)レイヤ)にcellidentityパラメータを転送してもよい。
一部の実施形態では、以下の複数の条件のうちの1つ以上の条件が満たされる場合、UEは、格納された複数のSIBセグメントを廃棄してもよい。例えば、SIBセグメントに関連付けられたvalueTagパラメータの受信された値が、対応するSIB(例えば、V2X-SIB)についてのvalueTagパラメータの現在格納されている(または、設定されている)値と異なる場合、UEは、格納された複数のSIBセグメント(例えば、最初のvalueTag値を有する複数のSIBセグメント)を廃棄(例えば、ストレージから除去/解放)してもよい。他の一部の実施形態では、値タグの代わりに、または、値タグとともに、最新のDL制御シグナリング(例えば、SIB1)からのareascopeパラメータの値(例えば、存在するか存在しないか)および/またはsystemInformationAreaIDパラメータの値(例えば、存在するか存在しないか)が、関連付けられたSIB(例えば、V2X-SIB)についてのareaScopeパラメータおよび/またはsystemInformationAreaIDパラメータの現在格納されている値と異なる場合、UEは、現在格納されている複数のSIBセグメントを廃棄してもよい。
例えば、UEはまず、1つ以上の受信されたSIBセグメントに関連付けられたvalueTagを格納してもよい。続いて、UEは、UEのサービングセルから、同一のターゲットSIBに関連付けられた異なるvalueTagを受信してもよい。同一のターゲットSIBの値タグは、種々の理由のために変化し得る。例えば、格納された複数のSIBセグメントに基づいてUEが完全なターゲットSIBをアセンブル可能となる前にサービングセルがターゲットSIBを修正するとき(例えば、同一のサービングセルから複数のSIBセグメントおよび(1つ以上の)valueTagをUEが受信している間)に、値タグは変化し得る。一部の実施形態では、受信されたvalueTagは、格納されたvalueTagよりも大きくてもよいし、または、格納されたvalueTagよりも小さくてもよい。しかしながら、受信された値タグが異なるとき、UEは、以前に格納された複数のSIBセグメントの全てを廃棄(例えば、メモリから除去または解放)し、その後、そのサービングセルから受信された最新の複数のSIBセグメント(例えば、新たに受信された値タグに関連付けられたものの全て)を格納してもよい。なお、areaScopeおよび/またはsystemInformationAreaID等のその他のパラメータも、値タグが更新されるときに更新され得るが、UEは、これらのパラメータにおける変さらにかかわらず、格納された複数のセグメントを廃棄し得ることに留意されたい(例えば、UEは、これらの追加のパラメータの値も変更されたのか否かを判定するためのチェックをしない場合がある)。
図2A~図2Bは、本出願の例示的な実施形態による、基地局からUEへの、ターゲットSIBに関連付けられた種々の値タグおよびSIBセグメントの送信を示す図である。より具体的には、図2A~図2Bは、SIBx(例えば、SIB12)に関連付けられた2つの値タグ(例えば、値タグ(y)および値タグ(z))と3つの異なるセグメントとを、基地局210(または、基地局210に関連付けられたセル206)がどのようにUE220に送信し得るのか、ならびに、受信された複数のSIBセグメントの有効性を判定するためのSIBセグメンテーション有効性チェックプロセスを、UE220がどのように実行し得るのかを、5つの異なる動作ステージ201~205において示すものである。
ステージ201において、UE220は、基地局210によって、第1値タグ(例えば、値タグ(y))を受信し得る(または、当該第1値タグにより設定され得る)。第1値タグ(y)は、ターゲットSIBxに関連付けられ得る。UEは、基地局から、DL制御シグナリングを通じて(例えば、UE固有RRCシグナリングを介してUEにSIB1を送信するように設定された、情報要素「dedicatedSIB1-Delivery」を有するRRCReconfigurationメッセージ等の、RRCシグナリングを通じて)、この値タグ(value tag)/areaScope/systemInformationAreaIDを受信し得る。ブロードキャスティング(報知)SIB1における、または、SIブロードキャスティング(例えば、SIB1)を通じた対応する設定と同一の値をこのフィールドが有することにも留意されたい。
ステージ202において、基地局210(または、セル206)は、SIBxの第1SIBセグメント(例えば、SIBx、SEG1)を送信(例えば、ブロードキャスト)し得る。このターゲットSIBについての格納されたSIBセグメントがないため、かつ、このセグメントの値タグが依然として有効であるため(例えば、VT(y))、第1SIBセグメント(例えば、SEG1)が、有効であり、したがって、このSIBセグメントを(例えば、UEのメモリ内に)格納し得ると、UE220は判定し得る。次に、ステージ203において、基地局210は、SIBxの第2SIBセグメント(例えば、SIBx、SEG2)を送信し得る。この第2SIBセグメントの値タグが格納されたSIBセグメントに関連付けられた値タグと同一である(例えば、それが依然としてVT(y)である)ため、第2SIBセグメント(例えば、SEG2)も、有効であり、したがって、この第2SIBセグメントを同様にUEのメモリ内に格納し得ると、UE220は判定し得る。
図2Bのステージ204において、UE220は、基地局210によって、第2値タグ(例えば、値タグ(z))を受信し得る(または、当該第2値タグにより設定され得る)。第2値タグ(z)もまた、ターゲットSIBxに関連付けられ得る(例えば、SIBバージョンがこのときまでに更新されていることがあり得るので、値タグは変化し得る)。UE220は、基地局から、DL制御シグナリングを通じて(例えば、RRCシグナリングを通じて)、または、SIブロードキャスティング(例えば、SIB1)を通じて、この新しい値タグを受信し得る。
次に、ステージ205において、基地局210は、SIBxの第3SIBセグメント(例えば、SIBx、SEG3)を送信し得る。しかしながら、このステージでは、この第3SIBセグメントに関連付けられた値タグ(例えば、VT(z))が、現在格納されているSIBセグメントに関連付けられた値タグ(例えば、VT(y))と同一でないと、一部の実施形態に係るUE220は判定し得る。したがって、一部の実施形態では、UE220は、格納された複数のSIBセグメント(例えば、SEG1およびSEG2)を、そのメモリからそれらを除去することによって廃棄し得、代わりに、受信された第3SIBセグメント(例えば、SEG3)を(例えば、さらに、同一の値タグ(例えば、VT(z))に関連付けられた、その後受信された任意のSIBセグメントを)UEのメモリ内に格納し得る。
一部の実施形態では、UEはまた、格納された複数のSIBセグメントに関連付けられたパラメータ{areaScope=true}およびパラメータ{systemInformationAreaID}を格納してもよい。その後、UEは、サービングセルから、異なる{systemInformationAreaID}を受信してもよい。かかる状況下において、UEは、格納された複数のSIBセグメントのうちの全てを廃棄し、そのサービングセルから受信された最新の複数のSIBセグメントを格納してもよい。なお、この条件において、取得された(または、新たな)複数のSIBセグメントに関連付けられた{valueTag}は、最新のDL制御シグナリングに基づいて、UEにより更新され得る(または、更新されない場合がある)ことに留意されたい。
一部の実施形態では、UEは、格納された複数のSIBセグメントに関連付けられたパラメータ{areaScope=true}およびパラメータ{systemInformationAreaID}を格納してもよい。しかしながら、UEは、サービングセルから、{areaScope=true}を後に受信しない場合がある(例えば、サービングセルから受信したシグナリング内に、areaScopeが存在しない場合がある)。この条件において、UEは、格納された全てのSIBセグメントを廃棄し、そのサービングセルから受信された最新の複数のSIBセグメントを格納してもよい。なお、この条件において、取得された(または、新たな)複数のSIBセグメントに関連付けられた{valueTag}は、最新のDL制御シグナリングに基づいて、UEにより更新され得る(または、更新されない場合がある)ことに留意されたい。
一部の実施形態では、パラメータ{areaScope}が存在しない場合、そのことは、元のサービングセルから受信された、格納された複数のSIBセグメントが、エリア固有ではないこと、したがって、当該格納された複数のSIBセグメントに関連付けられた任意の{systemInformationAreaID}パラメータをUEが格納しない場合があることを意味する。パラメータ{areaScope}は存在しない場合があるが、UEは、{systemInformationAreaID}を有するパラメータ{areaScope=true}を、例えば最新のDL制御シグナリングから、依然として受信し得る。このことが起こった場合、UEは、格納された全てのSIBセグメントを廃棄し得、そのサービングセルから受信された(1つ以上の)最新のSIBセグメントを格納し得る。なお、この条件下において、取得された(または、新たに受信された)複数のSIBセグメントに関連付けられたパラメータ{valueTag}は、最新のDL制御シグナリングに基づいて、UEにより更新され得る(または、更新されない場合がある)ことに留意されたい。
一部の実施形態では、UEは、特定のサービス(例えば、V2Xサービス)に関連付けられたターゲット周波数において、(例えば、新しいサービングセルから受信されたcellidentityパラメータが、格納された複数のSIBセグメントに関連付けられた格納されたcellidentityパラメータとは異なり得るように)サービングセルを(再)選択してもよく、パラメータ{areaScope}は、格納された複数のSIBセグメント内に存在しない場合がある。かかる状況下において、UEは、格納された複数のSIBセグメントに関連付けられた、対応する格納された{PLMN-IdentityまたはNPN-Identity}、{valueTag}、(もし存在するのであれば){areaScope}および(もし存在するのであれば){systemInformationAreaID}を有する当該格納された複数のSIBセグメントのうちの全てのSIBセグメントを廃棄してもよい。次いで、UEは、新しいサービングセルから受信されたターゲットサービス(例えば、V2X-SIB)に関連付けられたSIB(または、複数のSIBセグメント)を再取得/格納することを試みてもよい。
なお、一部の実施形態では、ターゲットサービスのためのサービングセルは、UEのプライマリセル、プライマリセカンダリセル、またはセカンダリセルではない場合があることに留意されたい。さらに、サービングセルは、UEが維持し得るセル、および/または、UEがサービングRANにおけるRRC接続を開始し得るセルではない場合がある。
一部の実施形態では、ターゲットSIBに関連付けられた全てのSIBセグメントを正常に収集および格納した後、UEは、完全なターゲットSIBのアセンブルを開始してもよい。本実施形態のうちの一部の実施形態では、ターゲットSIBをアセンブルした後、UEは、アセンブルされたターゲットSIBに関連付けられるように、{valueTag}、(もし存在するのであれば){areaScope}、(もし存在するのであれば){systemInformationAreaID}、cellidentityおよび/または{PLMN-IdentityまたはNPN-Identity}等の格納されたパラメータを、リマップ(remap)してもよい。
一部の実施形態では、UEは、格納された複数のSIBセグメントに基づいて完全なターゲットSIBをUEがアセンブルする前に、格納された複数のSIBセグメントを、ターゲットSIBに関連付けられた有効なバージョンとみなさない場合がある。したがって、UEが完全なターゲットSIBをアセンブルする前に、UEは依然として、例えば、ランダムアクセス手順(2ステップおよび/または4ステップランダムアクセス手順)を通じて、ターゲットSIBを要求することを許可され得る。さらに、RRC接続状態のUEの場合、UEは、UE固有制御シグナリングを通じて(例えば、サービングセルから受信された設定に基づいて)ターゲットSIBを要求することを許可されてもよい。
〔II.複数のセルのカバレッジエリア下〕
複数の本実施形態の一部の態様では、セル再選択プロセス中(または、セル再選択プロセス後)、格納された複数のSIBセグメントが特定のsystemInformationAreaIDに関連付けられているとき、UEおよび/またはRAN挙動がさらに識別されてもよい。かかる状況下において、一部の実施形態では、UEは、同一のSIBが(例えば、さらに、同一のSIBセグメンテーションアプローチが)(例えば、ターゲットSIBについてのDL制御シグナリングにおいて同一のsystemInformationAreaIDを提供する)複数のセル内で使用される場合、種々のセルから受信された複数のSIBセグメントを格納およびアセンブルしてもよい。
一部の実施形態では、UEは、セル(再)選択手順(または、周波数内/周波数間/RAT間/システム間セル(再)選択手順の場合)がターゲットサービス(例えば、V2Xサービス)についてトリガされた後、格納された複数のSIBセグメントを維持してもよい。かかる一部の実施形態では、UEは、セル(再)選択手順の後に(または、(周波数内/周波数間/RAT間/システム間)隣接/ターゲットセルからSIB1/複数のSIBセグメントを受信したとき)、複数のSIBセグメントの有効性をチェックしてもよい。
一部の実施形態では、新しいSIBセグメントを受信した後、UEは、格納された複数のセグメントの関連付けられた{areaScope}が格納されており、かつ、当該格納された複数のSIBセグメントの({valueTag},{systemInformationAreaID})が受信されたSIBセグメントの({valueTag},{systemInformationAreaID})と同一である場合、格納された複数のSIBセグメントが依然として有効であると判定してもよい。UEは、(例えば、サービングセル(または、ターゲット/隣接セル、または、新たに選択されたセル)によりブロードキャストされた、SIB1のsi-SchedulingInfoを読み取ることによって、)サービングセル(または、ターゲット/隣接セル、または、新たに選択されたセル)からシステム情報を受信し得る。
さらに、UEは、新たに選択されたサービングセルからのブロードキャスティングシステム情報を監視することによって、他の複数のSIBセグメントを受信することを試み得る。かかる場合において、UEは、2つ以上の選択されたサービングセルから受信された複数のSIBセグメントを組み合わせることによって、完全なターゲットSIBをアセンブルしてもよい。
逆に、格納された複数のSIBセグメントが現在のサービングセルについて無効であるとUEが判定した場合、UEは、格納された複数のSIBセグメント(および、当該格納された複数のSIBセグメントに関連付けられた格納された情報)を廃棄してもよい。例えば、格納された複数のSIBセグメントの({valueTag},{systemInformationAreaID})が受信されたシステム情報の({valueTag},{systemInformationAreaID})と同一でない場合、UEは、格納された複数のSIBセグメントを廃棄し、その後、新たに選択されたサービングセルから受信された複数のSIBセグメント(および、格納された複数のSIBセグメントに関連付けられた情報)を格納してもよい。
一部の実施形態では、複数のエリア固有SIBセグメントの情報の一部として、PLMNが含まれてもよい。かかる一部の実施形態では、UEは、複数のSIBセグメントをブロードキャストする同一のサービングセルによって提供され得る、パラメータPLMN-Identityに関連付けられる複数のSIBセグメントを記録してもよい。
SIBセグメンテーション有効性チェック手順中、サービングセルが非NPN専用セルであり、かつ、PLMN-IdentityInfoListに含まれる第1PLMN-Identityが格納された複数のSIBセグメントに関連付けられたPLMN-Identityと同一であり、かつ、サービングセルによって提供される{valueTag}および{systemInformationAreaID}もまた、格納された複数のSIBセグメントに関連付けられた{valueTag}および{systemInformationAreaID}と同一である場合、UEは、格納された複数のSIBセグメントが(例えば、当該サービングセルについて)依然として有効であると判定してもよい。
さらに、サービングセルがNPN専用セルであり、かつ、NPN-IdentityInfoListに含まれる第1NPN-Identityが格納された複数のSIBセグメントに関連付けられたNPN-Identityと同一であり、かつ、サービングセルによって提供される{valueTag}および{systemInformationAreaID}もまた、格納された複数のSIBセグメントに関連付けられた{valueTag}および{systemInformationAreaID}と同一である場合、UEは、格納された複数のSIBセグメントがそのセルについて有効であると判定してもよい。
このように、これらの状況下では、UEは、2つ以上の選択されたサービングセルから受信された、UE内に格納された複数のSIBセグメントを組み合わせることによって、完全なターゲットSIBをアセンブルしてもよい。それ以外の場合には、格納された複数のSIBセグメントが(例えば、サービングセルについて)無効であるとUEが判定した場合、UEは、当該格納された複数のSIBセグメント(および、当該格納された複数のSIBセグメントに関連付けられた格納された情報)を廃棄してもよい。UEに格納された複数のSIBセグメントが有効でないとUEが判定したとき、UEは、新たに選択されたサービングセルから受信された複数のSIBセグメント(および、格納された複数のSIBセグメントに関連付けられた情報)を再取得/格納してもよい。
図3Aは、本出願の例示的な実施形態による、ターゲットSIBの種々のSIBセグメントを1つ以上のサービングセルから正常に受信し、その複数のSIBセグメントを格納した後に、ターゲットサービスについてのターゲットSIBをアセンブルするために、UEにより実行される方法(または、プロセス)300Aを示すフローチャートである。
プロセス300Aは、310において、例えば、第1周波数キャリアにおける第1セルから、ターゲットSIBの複数のSIBセグメントを受信することにより、開始してもよい。上述したように、一部の実施形態では、複数のSIBセグメントの各々は、UEに対して(以前に)設定された対応する値タグに関連付けられてもよい。
次に、プロセス300Aは、320において、(例えば、複数のSIBセグメントにおける)任意の追加のSIBセグメントが処理のために残されているか否かを判定してもよい。当該プロセスが初めて実行されるとき、少なくとも1つ以上のセグメント(例えば、第1SIBセグメント)が処理のために残されているので、当該プロセスは、セグメントが残されていると判定し、アクション330に進んでもよい。アクション330において、プロセス300Aは、現在処理中のSIBセグメントの対応する値タグが第1SIBセグメントの対応する値タグと同一であるか否かを判定してもよい。やはり、プロセスが初めて実行されるとき、現在処理中のセグメント(例えば、第1セグメント)の値タグは、第1SIBセグメントに対応する値タグと同一である。したがって、当該プロセスは、340において、現在処理中のSIBセグメントを、例えばUEのメモリ内に格納してもよい。次いで、プロセス300Aは、アクション320に戻り、任意の追加のSIBセグメントが処理のために残されているか否かを判定してもよい。
処理されたセグメントの全てが第1SIBセグメントと同一の値タグを有し、かつ、最後のSIBセグメントもまた正常に処理された場合、プロセス300Aは、アクション350に進み、格納された複数のSIBセグメントを使用してターゲットSIBをアセンブルしてもよい。しかしながら、複数のセグメントの終わりに到達する前に、処理された複数のセグメントのうちのいずれかのセグメントについて、プロセス300Aが、330において、現在処理中のSIBセグメントに関連付けられた値タグが第1SIBセグメントに関連付けられた値タグと異なると判定した場合、当該プロセスは、360において、現在格納されているセグメントを廃棄してもよい。例えば、当該プロセスは、格納された全てのSIBセグメントをメモリから除去し、新しい値タグに関連付けられた任意の新しいSIBセグメントの格納を開始してもよい。その後、プロセスは終了してもよい。
一部の実施形態では、SIBセグメンテーション有効性チェックプロセス中に(例えば、UEがターゲットSIBの複数のSIBセグメントを格納している間に)、現在のサービングセルから(例えば、第2セルを(再)選択することによって)第2セルへUEが移動する場合、第1セルの同一の周波数キャリアに第2セルがあるか否かにかかわらず、UEは、第2セルの選択時に、格納された全てのSIBセグメントをドロップしてもよい。一部の実施形態では、第1セルの第1周波数キャリアは、UEに関するサービング周波数キャリアを含んでもよく、第1セルおよび選択された第2セルは、UEのサービングセルを含んでもよい。他の一部の実施形態では、第1周波数キャリアは、UEに関する非サービング周波数キャリアを含んでもよく、第1セルおよび第2セルは、UEのサービングセルでなくてもよい。
一部の実施形態では、現在処理中のSIBセグメントの対応する値タグが第1SIBセグメントの対応する値タグと同一でないとき、プロセス300Aは、現在処理中のSIBセグメントをUEのメモリ内に格納してもよく、第1SIBセグメントと、第1SIBセグメントと同一の値タグを有する、以前に格納された全てのSIBセグメントとを、メモリから除去してもよい。
一部の実施形態では、ターゲットSIBを正常にアセンブルした後、プロセス300Aは、ターゲットSIBが第1エリアスコープ情報要素(IE)に関連付けられている場合に(例えば、第1エリアスコープIEと第1エリアIDとの両方が、第1セルによってブロードキャストされたとき)、第1エリア識別情報(ID)を有するターゲットSIBの有効性エリアを設定してもよい。その後、プロセス300Aは、第1周波数キャリアにおける第2セルを選択してもよい。当該第2セルは、第2エリアスコープIEと、同一のターゲットサービスをサポートするように第2セルによって設定された第2SIBに関連付けられた第2エリアIDとを、ブロードキャストする。その後、当該プロセスは、第2エリアIDが、ターゲットSIBに関連付けられた第1エリアIDと同一である場合、第2セルの選択中に、格納されたターゲットSIBが依然として有効であると判定してもよい。かかる一部の実施形態では、プロセス300Aは、第1周波数キャリアにおける第3セルを選択してもよく、当該第3セルは、ターゲットSIBに関連付けられた第1エリアIDとは異なる第3エリアIDをブロードキャストする。プロセス300Aは、当該第3セルの選択中に、ターゲットSIBが有効でないと判定してもよい。
一部の実施形態では、プロセス300Aは、第1周波数キャリアにおける第3セルを選択してもよい。当該第3セルは、同一のターゲットサービスをサポートする、いかなるSIB関連情報もブロードキャストしないか、または、当該第3セルは、同一のターゲットサービスをサポートするが関連付けられたエリアスコープIEを有しない第3SIBに関連付けられたデータをブロードキャストする。その後、プロセスは、第3セルの選択中に、格納されたターゲットSIBが有効でないと判定してもよい。
一部の実施形態では、ターゲットSIBを正常にアセンブルした後、プロセス300Aは、第1セルにより送信されたいかなるエリアスコープ情報要素(IE)にもターゲットSIBが関連付けられていない場合に、UEにおけるターゲットSIBに関連付けられた有効性エリアを設定してもよい。
一部の実施形態では、ターゲットサービスは、新無線(NR)サイドリンク通信サービスを含んでもよく、ターゲットSIBは、NRサイドリンク無線設定を含んでもよい。かかる一部の実施形態では、第1周波数キャリアにおける他のセルを再選択した後、プロセス300Aは、格納されたターゲットSIBが再選択された当該セルにおいて有効であると判定された場合に、格納されたターゲットSIB内のNRサイドリンク無線設定に基づき、NRサイドリンク通信サービスを実行してもよい。
図3Bは、本出願の例示的な実施形態による、セルを(再)選択した後に、ターゲットサービスについてのターゲットSIBをアセンブルするために、UEにより実行される方法(または、プロセス)300Bを示すフローチャートである。
プロセス300Bは、アクション370において、以前に格納された1つ以上のSIBセグメントをUEが有している状態で、セル選択手順またはセル再選択手順が当該UEによりトリガされたか否かをまず判定することによって、(もし存在するのであれば)格納された複数のSIBセグメントの有効性をチェックしてもよい。かかる判定は、ターゲットSIBがUEによって正常にアセンブルされる前に行われてもよい。次いで、アクション310の後、セル選択/セル再選択手順が例えばSIBセグメント受信手順中にトリガされており、ターゲットSIBの複数の第1SIBセグメントに由来する少なくとも1つのSIBセグメントをUEがすでに格納していると判定した場合、プロセス300Bは、395において、格納された複数のSIBセグメントを廃棄してもよい。対照的に、UEは、(例えば、サービングセルからのSIB1の受信を介して)ターゲットSIB/複数のターゲットSIBセグメントに関連付けられた値タグを監視し続けてもよい。例えば、アクション380において、プロセス300Bは、SIBセグメント受信手順中に同一のサービングセルにUEが留まっているとき、または、ターゲットSIBの(1つ以上の)SIBセグメントの受信をUEがちょうど開始したとき(例えば、ターゲットSIBのいかなるSIBセグメントもUEがまだ格納していないとき)、ターゲットSIBまたは(1つ以上の)ターゲットSIBセグメントに関連付けられた値タグを受信してもよい。
アクション390において、プロセス300Bは、ターゲットSIB/複数のターゲットSIBセグメントの(例えば、サービングセルの現在受信中のSIB1を介して送信された)対応する値タグが、格納された(1つ以上の)SIBセグメントの対応する値タグと同一であるか否かを判定してもよい。やはり、プロセス300Bが初めて実行されるとき、UEは、(例えば、現在受信中のSIB1を介してUEが受信する)ターゲットSIB/(1つ以上の)ターゲットSIBセグメントの値タグを、例えば(1つ以上の)SIBセグメントの値タグとしてUEのメモリ内に格納してもよい。次いで、プロセス300Bが、(現在受信中のSIB1における)現在受信中のターゲットSIB情報の値タグが格納された(1つ以上の)SIBセグメントに対応する値タグと同一であり、かつ、追加の複数のSIBセグメントが受信のために残されていると判定した場合に、プロセス300Bは、複数の新しいSIBセグメントを受信するために、プロセス300Aを実行してもよい。プロセス300Aの実行中に、サービング/非サービングセルによって設定されたシステム情報(SI)ウィンドウ期間中に、UEは、追加の複数のSIBセグメントを復号および取得することを試みてもよい(例えば、SIウィンドウ設定も、SIB1において送信されていてもよい)。プロセス300Aを参照して上述したように、プロセスが初めて実行されるとき、UEは、第1SIBセグメントを受信し、UEのメモリモジュール内に格納してもよい。次いで、値タグが、SIBセグメント受信中かつ全てのセグメントを正常に受信する前に変更されたか否かをチェックする間に、UEは、ターゲットSIBについての複数のSIBセグメントの全てがUEにより受信されたか否かを認識するためにチェックを行ってもよい。UEが次に取り得るアクションは、図3Aを参照して上に説明されている。なお、一部の実施形態では、ターゲットSIB/複数のターゲットSIBセグメントに関連付けられた値タグと、格納された(1つ以上の)(第1)SIBセグメントに関連付けられた値タグとをUEがチェックした場合、UEは、プロセス300Aにおけるアクション330およびアクション360をスキップしてもよいことに留意されたい(例えば、UEは、実行中のプロセス300Bにおいてアクション380およびアクション390を実行し、次いで、プロセス300Aが、アクション390の後にトリガされる)。また、この条件において、実行中のプロセス300Aにおいて、UEは、少なくとも1つのターゲットSIBセグメントが依然として残されている場合、プロセス300Aのアクション320において受信された複数のSIBセグメントを直接的に格納してもよいことに留意されたい。
他方、受信された値タグがUEの現在格納されている(または、設定されている)値タグと同一でないと、プロセス300Bが判定した場合、当該プロセスは、アクション395へと進み、ターゲットSIBの現在格納されている全てのSIBセグメントを廃棄してもよい。次いで、当該プロセスは終了してもよい。一部の実施形態では、UEは、ターゲットSIBについてのスケジューリング情報(例えば、ターゲットSIB/複数のターゲットSIBセグメントのSIウィンドウ期間)を、SIB1を介して取得してもよい。
一部の実施形態では、SIBセグメンテーション有効性チェックプロセス中に(例えば、ターゲットSIBの任意のSIBセグメントをUEが格納している間に)、UEが、現在のサービングセルから同一の周波数キャリアまたは異なる周波数キャリアにおける第2セルへ(例えば、当該第2セルを(再)選択することによって)移動する場合(例えば、周波数内セル(再)選択または周波数間セル(再)選択)、周波数キャリアがUEに関するサービング周波数キャリアであるのかUEに関する非サービング周波数キャリアであるのかにかかわらず、UEは、当該第2セルの選択時に、格納された全てのSIBセグメントをドロップしてもよい。一部の実施形態では、第1セルの第1周波数キャリアは、UEに関するサービング周波数キャリアを含んでもよく、第1セルおよび選択された第2セルは、UEのサービングセル(例えば、プライマリセル、プライマリセカンダリセルまたはセカンダリセル)を含んでもよい。他の一部の実施形態では、第1周波数キャリアは、UEに関する非サービング周波数キャリアを含んでもよく、第1セルおよび第2セルは、UEのサービングセルでなくてもよい。
上述したように、一部の実施形態では、ターゲットSIBを正常にアセンブルした後、UEは、第1セルにより送信された、いかなるエリアスコープ情報要素(IE)にもターゲットSIBが関連付けられていない場合に、当該UEがターゲットSIBを正常にアセンブルする間のサービングセルである第1セルのダウンリンクカバレッジを、UEにおけるターゲットSIBに関連付けられた有効性エリアとして設定してもよい。
上述したように、一部の実施形態では、ターゲットサービスは、新無線(NR)サイドリンク通信サービスを含んでもよく、ターゲットSIBは、NRサイドリンク無線設定を含んでもよい。かかる一部の実施形態では、第1周波数キャリアにおける他のセルを再選択した後、UEは、格納されたターゲットSIBが再選択された当該セルにおいて有効であると判定された場合に、格納されたターゲットSIB内のNRサイドリンク無線設定に基づき、NRサイドリンク通信サービスを実行してもよい。
一部の実施形態では、SIBに関連付けられたセグメンテーションをセルが変更または修正するとき(例えば、完全なSIBが依然として同一であるときでも)、当該セルは、当該SIBに関連付けられたvalueTagを変更してもよい。また、一部の実施形態では、セルは、(例えば、完全なSIBが依然として同一であるときでも)SIBセグメンテーション手順を変更するために、システム情報修正手順を開始する必要がありうる。かかる一部の実施形態では、SIBセグメンテーション手順における変更のためのSI修正手順の(1つ以上の)インジケーションをUEが受信するとき、UEは、格納された全てのSIBセグメントを廃棄してもよい。加えて、SIBセグメンテーション手順の変更のためのSI修正手順の(1つ以上の)インジケーションをUEが受信した場合、UEは、修正対象のSIBに関係する格納された複数のSIBセグメントを廃棄してもよい。
一部の実施形態では、上述したSI変更インジケーションは、(例えば、システム情報変更のための)1つの修正期間内に、ページングメッセージにおいて(例えば、(少なくとも)1つの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)においてサービングセルによりブロードキャストされ得る、ショートメッセージを介して)セルにより送信されてもよい。当該SI変更インジケーションは、SIBセグメンテーション変さらに適用されなくてもよい。言い換えれば、一部の実施形態では、SIBセグメンテーションアプローチが変化するが、SIBのコンテンツ(内容)は依然として同一であるとき、基地局は、ページングメッセージにおいて、SI変更インジケーションをtrueに(または、1に等しく)設定しなくてもよい。
一部の実施形態では、セルは、SIBセグメンテーションアプローチを変更するために、システム情報修正手順を開始する必要がない場合もありうる。代わりに、セルは、そのvalueTagを直接的に変更し、次いで、異なるSIBセグメンテーションアプローチによりSIB(例えば、V2X-SIB)を配信してもよい。この条件において、UEは、格納された複数のSIBセグメントから完全なSIBを当該UEが正常にアセンブルする前に、最新のvalueTagをチェックする役割を担ってもよい。
一部の実施形態では、ターゲットSIBに関連付けられたセグメンテーションアプローチをセルが変更するとき(例えば、完全なSIBが依然として同一であるときでも)、当該セルは、当該SIBに関連付けられたそのvalueTagを変更しなくてもよい。他の一部の実施形態では、ターゲットSIBに関連付けられたセグメンテーションアプローチをセルが変更するとき(例えば、完全なSIBが依然として同一であるときでも)、当該セルは、ターゲットSIBに関連付けられたそのvalueTagを変更してもよい。一部の実施形態では、完全なターゲットSIB(例えば、V2X-SIB)をUEが正常にアセンブルする前に、セルは、SIB配信アプローチを変更してもよい。例えば、完全なターゲットSIBをUEが正常にアセンブルする前に、セルは、ターゲットSIBに関連付けられたそのsi-BroadcastStatusを、{broadcasting}から{non-broadcasting}へ変更してもよい。かかる状況下では、UEは、格納された複数のSIBセグメントを依然として維持してもよく、(2ステップまたは4ステップの)ランダムアクセス手順を開始して、ターゲットSIBを再び要求してもよい。あるいは、(例えば、RRC_CONNECTED状態にある)UEは、格納された複数のSIBセグメントを依然として維持してもよく、RRCメッセージ(例えば、dedicatedSIBRequestメッセージ)をサービングセルに送信して、ターゲットSIBを要求してもよい。RRCメッセージ(例えば、dedicatedSIBRequestメッセージ)をサービングセルに送信したとき、UEは、タイマ(例えば、3GPP TS38.331 v16.0.0に記載されているもの等の、NRプロトコルにおけるT350パラメータ)をスタートしてもよい。
一部の実施形態では、完全なターゲットSIBをUEが正常にアセンブルする前に、当該UEは、RRCアイドル/非アクティブ状態からRRC接続状態に移行してもよい。さらに、UEは、(例えば、ターゲットSIBの複数のSIBセグメントをUEが格納したときでも)専用制御シグナリングを通じて、ターゲットSIBを要求することを許可されてもよい。そのため、サービングセルは、UE固有の専用制御シグナリングを通じて、例えばRRC(接続)再設定メッセージ等を通じて、完全なターゲットSIBをUEに送信してもよい。かかる条件下において、UEは、ターゲットSIB要求メッセージをサービングセルに送ることを許可されてもよい。さらに、完全なターゲットSIBをサービングセルからUEが受信した後(例えば、RRC(接続)再設定メッセージを正常に受信したとき)、当該UEは、ターゲットSIBの格納された複数のSIBセグメントを廃棄してもよい。
一部の実施形態では、RRC非アクティブ/アイドル状態からRRC接続状態にUEが移行した後、当該UEは、格納された複数のSIBセグメントを依然として維持してもよい。さらに、UEがターゲットSIBを要求しているとき、UEは、完全なターゲットSIB(例えば、SIB12)を要求しなくてもよい。代わりに、UEは、完全なターゲットSIBをアセンブルするために必要とする複数のSIBセグメントのみを要求してもよい。例えば、サービングセルが次の複数のSIBセグメント:{SIBsegment#0,SIBsegment#1,SIBsegment#2,SIBsegment#3,SIBsegment#4,SIBsegment#5}をブロードキャストする場合、{SIBsegment#0,SIBsegment#2,SIBsegment#3,SIBsegment#5}が格納されたRRC接続状態にUEがひとたび移行すると、UEがサービングセルからターゲットSIBを要求している間、当該UEは、当該UEが必要とする(1つ以上の)SIBセグメントがセグメント1およびセグメント4のみであることを、1つの追加の情報要素(IE):{Request SIB segment Number=1,4}をサービングセルに送信することによって、さらにインジケーションする必要があり得る。かかる追加のIEを受信した後、サービングセルは単に、要求された複数のSIBセグメント(例えば:{SIBsegment#1,SIBsegment#4})を、(例えば、RRC(接続)再設定メッセージを通じて)UEに配信してもよい。
一部の実施形態では、サービングセルはまた、専用制御シグナリングまたはブロードキャスティング(報知)システム情報を通じて、UEに送信され得るSIBセグメント要求をイネーブル(enable)/ディスエーブル(disable)するための1つの追加のIE(例えば、SIBsegmentRequest={enabled or disabled})をインジケーションしてもよい。UEは、特定の複数のSIBセグメントをサービングセルから要求可能であってもよい。したがって、SIBsegmentRequestメッセージがイネーブルされた場合、UEがサービングセルからのターゲットSIBを要求するとき(例えば、dedicatedSIBRequestメッセージ)、ターゲットSIBをアセンブルするためにUEが必要とするSIBセグメントのSegmentNumber(s)((1つ以上の)セグメント番号)を、UEはさらにインジケーションしてもよい。それに対して、SIBsegmentRequestメッセージがディスエーブルされた場合、UEが必要とするSIBセグメントのSegmentNumber(s)を、UEはさらにインジケーションすることができなくてもよい。
なお、SIBsegmentRequest(セグメント要求)は、2ステップランダムアクセス手順を通じて(例えば、UEは、MSGAのPUSCHにおいて、SIBsegmentRequestメッセージを送信してもよい)、または、4ステップランダムアクセス手順を通じて(例えば、UEは、MSG3もしくはMSG5において、SIBsegmentRequestメッセージを送信してもよい)、UEにより、サービングセルに送信されてもよいことに留意されたい。UEがRRC接続状態ある場合、当該UEは、UEAssistInformationを通じて、または、UEsidelinkAssistanceInformationを通じて、SIBsegmentRequestメッセージをサービングセルに送信してもよい。追加の一部の実施形態では、SIBsegmentRequestメッセージにおいて、1つのビットマップが送信されてもよい。ここで、各ビットは、1つのSIBセグメントに関連付けられている。このとき、UEは、bit=1に設定して、対応するSIBセグメントをUEが要求していることを表してもよい。そうでなければ、UEは、bit=0に設定して、対応するSIBセグメントをUEが要求していないことを表してもよい。加えて、最も右のビットは、SegmentNumber=0のSIBセグメントに関連付けられてもよく、最も左のビットは、segmentType=LastSIBsegmentのSIBセグメントに関連付けられてもよい。
一部の実施形態では、SIBアセンブル手順中に、1つ以上のエラーが発生しうる。エラーが発生したとき、UEは、「SIB segment assembly error event」メッセージをサービングセルに対して応答してもよい。一部の実施形態では、UEは、2ステップRA手順を通じて(例えば、MSGA配信を通じて)、または、4ステップRA手順を通じて(例えば、MSG3もしくはMSG5配信を通じて)、「SIB segment assembly error event」メッセージをサービングセルに送信してもよい。他の一部の実施形態では、UE(例えば、RRC接続状態にあるUE)は、UE固有の専用制御シグナリングを通じて、「SIB segment assembly error event」メッセージをサービングセルに送信してもよい。
一部の実施形態では、禁止タイマ(prohibit timer)(例えば、T_sib-assembly-errorパラメータ)が満了した後にのみ「SIB segment assembly error event」をトリガするようにUEを制限するよう、当該禁止タイマがUEに提供されてもよい。SIBセグメントアセンブリエラーイベント(SIB segment assembly error event)が発生したとき、UEは、タイマ(例えば、禁止タイマ)をトリガし、次いで、実行中のタイマを初期値から0までカウントしてもよい。当該タイマが依然として実行中またはカウント中である間、UEは、「SIB segment assembly error event」メッセージをサービングセルに送信するよう開始されなくてもよい。さらに、UEは、禁止タイマが依然としてカウント中である間、依然としてターゲットSIBを受信およびアセンブルすることを試みてもよい。禁止タイマが満了した後(または、禁止タイマのカウントがゼロになった後)、UEは、SIBセグメントアセンブリエラーイベント報告手順を開始し、サービングセルにエラーを報告してもよい。さらに、タイマが満了した後に、UEは、格納された全てのSIBセグメントを廃棄してもよい。また、パラメータT_sib-assembly-errorの初期値は、ブロードキャスティングシステム情報を通じて、または、UE固有の専用制御シグナリングを通じて、UEに送信されてもよい。さらに、完全なターゲットSIBをUEが得た後に、UEは、カウント中のT_sib-assembly-errorを停止(または、解放)してもよい。加えて、格納された全てのSIBセグメントをUEが廃棄した後、UEは、カウント中のT_sib-assembly-errorを停止(または、解放)してもよい。UEがサービングセルから新たな設定を受信した場合、UEは、T_sib-assembly-errorをリセットしてもよい。
以下の表1は、UEによって実行されるSIBおよび/またはSIBセグメンテーション有効性チェック手順の一例を含む。
Figure 0007426509000001
図4は、本出願の1つの例示的な実施形態による、ワイヤレス通信のためのノードのブロック図を示す。図4に示すように、ノード400は、送受信機420と、プロセッサ426と、メモリ428と、1つ以上の提示コンポーネント434と、少なくとも1つのアンテナ436と、を含んでもよい。ノード400はまた、無線周波数(RF)スペクトル帯域モジュールと、基地局通信モジュールと、ネットワーク通信モジュールと、システム通信管理モジュールと、入力/出力(I/O)ポートと、I/Oコンポーネントと、電源と、を含んでもよい(図4に明示していない)。これらのコンポーネントの各々は、1つ以上のバス440を介して、直接的または間接的に、互いに通信状態にあってもよい。
送信機422および受信機424を有する送受信機420は、時間および/または周波数リソース分割情報を送信および/または受信するように構成されてもよい。一部の実施形態では、送受信機420は、種々のタイプのサブフレームおよびスロットにおいて送信するように構成されてもよい。当該種々のタイプのサブフレームおよびスロットには、使用可能、使用不可能およびフレキシブルに使用可能なサブフレームおよびスロットフォーマットが含まれるが、これらに限定されるものではない。送受信機420は、データおよび制御シグナリングを受信するように構成されてもよい。
ノード400には、さまざまなコンピュータ読み取り可能媒体が含まれてもよい。コンピュータ読み取り可能媒体は、ノード400によりアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であってもよく、揮発性媒体および不揮発性媒体、取り外し可能媒体および非取り外し可能媒体の両方を含んでもよい。限定ではなく例として、コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータ記憶媒体と、通信媒体と、を含んでもよい。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能命令、データ構造、プログラムモジュールまたはその他のデータ等の情報を格納するための任意の方法または技術において実装される、揮発性媒体および不揮発性媒体、リムーバブル媒体および非リムーバブル媒体の両方を含む。
コンピュータ記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD-ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)または他の光ディスク記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶装置を含む。コンピュータ記憶媒体は、伝搬データ信号を含まない。通信媒体は、典型的には、コンピュータ読み取り可能命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータを、搬送波等の変調データ信号またはその他のトランスポート機構において具現化するものであり、任意の情報配信媒体を含む。「変調データ信号」というタームは、その特性のうちの1つ以上が、信号内の情報を符号化するように設定または変更された信号を意味する。限定ではなく例として、通信媒体は、有線ネットワークまたは直接有線接続等の有線媒体と、音響、RF、赤外線、および他のワイヤレス媒体等のワイヤレス媒体とを含む。上記のもののうちの任意のものの組合せも、コンピュータ読み取り可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
メモリ428は、揮発性メモリおよび/または不揮発性メモリの形態のコンピュータ記憶媒体を含んでもよい。メモリ428は、取り外し可能であっても、非取り外し可能であっても、またはそれらの組み合わせであってもよい。例示的なメモリは、ソリッドステートメモリ、ハードドライブ、光ディスクドライブ等を含む。図4に示すように、メモリ428は、コンピュータ読み取り可能、コンピュータ実行可能な命令432が実行されると、例えば図1~図4を参照しつつ本明細書に記載されたさまざまな機能をプロセッサ426に実行させるように構成された、当該コンピュータ読み取り可能、コンピュータ実行可能な命令432(例えば、ソフトウェアコード)を格納してもよい。あるいは、命令432は、プロセッサ426によって直接的に実行可能ではなく、本明細書に記載されたさまざまな機能を(例えば、当該命令432がコンパイルおよび実行されたときに)ノード400に実行させるように構成されてもよい。
プロセッサ426は、インテリジェントなハードウェアデバイス、例えば、中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、ASIC等を含んでもよい。プロセッサ426は、メモリを含んでもよい。プロセッサ426は、メモリを含んでもよい。プロセッサ426は、メモリ428から受信したデータ430および命令432、ならびに、送受信機420、ベースバンド通信モジュールおよび/またはネットワーク通信モジュールを介した情報を処理してもよい。また、プロセッサ426は、送受信機420に送られ、アンテナ436を通じて、コアネットワークへの送信のためのネットワーク通信モジュールに送信される情報を処理してもよい。
1つ以上の提示コンポーネント434は、人間または他のデバイスにデータインジケーションを提示する。例えば、1つ以上の提示コンポーネント434には、ディスプレイデバイス、スピーカー、プリントコンポーネント、振動コンポーネント等が含まれる。
上記の説明から、様々な技術が、それらの概念の範囲から逸脱することなく、本出願に記載された概念を実施するために使用されることができることが明らかである。さらに、概念は、特定の実施形態を特に参照して説明されてきたが、当業者は、これらの概念の範囲から逸脱することなく、形態および詳細において変更を行うことができることを認識することができる。したがって、説明された実施形態は、全ての点において、例示的なものであり、限定的なものではないと考えられるべきである。また、本出願は、上述の特定の実施形態に限定されるものではなく、本開示の範囲から逸脱することなく、多くの再構成、修正、および置換が可能であることを理解されたい。

Claims (18)

  1. ターゲットサービスについてのターゲットシステム情報ブロック(SIB)をユーザ機器(UE)がアセンブルする方法であって、
    第1周波数キャリアにおける第1セルから、前記ターゲットSIBの複数のSIBセグメントを受信する工程であって、複数の前記SIBセグメントの各々は、対応する値タグに関連付けられている工程と、
    複数の前記SIBセグメント内の第1SIBセグメントを、前記UEのメモリ内に格納する工程と、
    複数の前記SIBセグメント内の後続SIBセグメントの各々について、
    前記後続SIBセグメントの対応する値タグが前記第1SIBセグメントの対応する前記値タグと同一であるか否かを判定する工程と、
    前記後続SIBセグメントの対応する前記値タグが前記第1SIBセグメントの対応する前記値タグと同一であるとき、前記後続SIBセグメントを前記UEの前記メモリ内に格納する工程と、
    格納された複数の前記SIBセグメントを用いて、前記ターゲットSIBをアセンブルする工程と、
    前記ターゲットSIBを正常にアセンブルする前に、前記第1周波数キャリアにおける第2セルを前記UEによって選択する工程と、
    前記ターゲットSIBのエリアスコープパラメータの値がtrueであるか否かにかかわらず、前記第2セルを選択した後、複数の前記SIBセグメントのうちの格納された複数の前記SIBセグメントをドロップする工程と、
    を含む、方法。
  2. 前記第1周波数キャリアは、前記UEに関するサービング周波数キャリアを含み、
    前記第1セルおよび選択された前記第2セルは、前記UEのサービングセルである、請求項に記載の方法。
  3. 前記第1周波数キャリアは、前記UEに関する非サービング周波数キャリアを含み、
    前記第1セルおよび前記第2セルは、前記UEのサービングセルではない、請求項に記載の方法。
  4. 前記後続SIBセグメントの対応する前記値タグが前記第1SIBセグメントの対応する前記値タグと同一でないとき、
    前記後続SIBセグメントを前記UEの前記メモリ内に格納する工程と、
    前記第1SIBセグメントと、前記第1SIBセグメントと同一の値タグを有する、以前に格納された全てのSIBセグメントとを、前記メモリから除去する工程と、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ターゲットSIBを正常にアセンブルした後、前記ターゲットSIBが第1エリアスコープ情報要素(IE)に関連付けられている場合に、第1エリア識別情報(ID)を有する前記ターゲットSIBの有効性エリアを設定する工程であって、前記第1エリアスコープIEと前記第1エリアIDとの両方が前記第1セルによってブロードキャストされる工程と、
    前記第1周波数キャリアにおける第2セルを前記UEによって選択する工程であって、前記第2セルは、第2エリアスコープIEと、同一のターゲットサービスをサポートするように前記第2セルによって設定された第2SIBに関連付けられた第2エリアIDとを、ブロードキャストする工程と、
    前記第2エリアIDが、前記ターゲットSIBに関連付けられた前記第1エリアIDと同一である場合に、前記第2セルの選択中に、格納された前記ターゲットSIBが依然として有効であると判定する工程と、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1周波数キャリアにおける第3セルを前記UEによって選択する工程であって、前記第3セルは、前記ターゲットSIBに関連付けられた前記第1エリアIDとは異なる第3エリアIDをブロードキャストする工程と、
    前記第3セルの選択中に、前記ターゲットSIBが有効でないと判定する工程と、
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
  7. 前記第1周波数キャリアにおける第3セルを前記UEによって選択する工程であって、前記第3セルは、同一のターゲットサービスをサポートする、いかなるSIB関連情報もブロードキャストしないか、または、前記第3セルは、同一のターゲットサービスをサポートするが関連付けられたエリアスコープIEを有しない第3SIBに関連付けられたデータをブロードキャストする工程と、
    前記第3セルの選択中に、格納された前記ターゲットSIBが有効でないと判定する工程と、
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
  8. 前記ターゲットSIBを正常にアセンブルした後、前記第1セルにより送信されたいかなるエリアスコープ情報要素(IE)にも前記ターゲットSIBが関連付けられていない場合に、前記第1セルのダウンリンクカバレッジを、前記UEにおける前記ターゲットSIBに関連付けられた有効性エリアとして設定する工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記ターゲットサービスは、新無線(NR)サイドリンク通信サービスを含み、
    前記ターゲットSIBは、NRサイドリンク無線設定を含み、
    前記第1周波数キャリアにおける他のセルを再選択した後、格納された前記ターゲットSIBが再選択された前記セルにおいて有効であると判定された場合に、格納された前記ターゲットSIB内の前記NRサイドリンク無線設定に基づき前記NRサイドリンク通信サービスを実行する工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. ユーザ機器(UE)であって、
    ターゲットサービスについてのターゲットシステム情報ブロック(SIB)をアセンブルするためのコンピュータ実行可能な命令を有する1つ以上の非一時的コンピュータ読み取り可能媒体と、
    1つ以上の前記非一時的コンピュータ読み取り可能媒体に接続された少なくとも1つのプロセッサと、
    を備えており、
    少なくとも1つの前記プロセッサは、前記コンピュータ実行可能な命令を実行し、
    第1周波数キャリアにおける第1セルから、前記ターゲットSIBの複数のSIBセグメントを受信する工程であって、複数の前記SIBセグメントの各々は、対応する値タグに関連付けられている工程と、
    複数の前記SIBセグメント内の第1SIBセグメントを、前記UEのメモリ内に格納する工程と、
    複数の前記SIBセグメント内の後続SIBセグメントの各々について、
    前記後続SIBセグメントの対応する値タグが前記第1SIBセグメントの対応する前記値タグと同一であるか否かを判定する工程と、
    前記後続SIBセグメントの対応する前記値タグが前記第1SIBセグメントの対応する前記値タグと同一であるとき、前記後続SIBセグメントを前記UEの前記メモリ内に格納する工程と、
    格納された複数の前記SIBセグメントを用いて、前記ターゲットSIBをアセンブルする工程と、
    前記ターゲットSIBを正常にアセンブルする前に、前記第1周波数キャリアにおける第2セルを選択する工程と、
    前記ターゲットSIBのエリアスコープパラメータの値がtrueであるか否かにかかわらず、前記第2セルを選択した後、複数の前記SIBセグメントのうちの格納された複数の前記SIBセグメントをドロップする工程と、
    を実行する、ユーザ機器(UE)。
  11. 前記第1周波数キャリアは、前記UEに関するサービング周波数キャリアを含み、
    前記第1セルおよび選択された前記第2セルは、前記UEのサービングセルである、請求項10に記載のUE。
  12. 前記第1周波数キャリアは、前記UEに関する非サービング周波数キャリアを含み、
    前記第1セルおよび前記第2セルは、前記UEのサービングセルではない、請求項10に記載のUE。
  13. 少なくとも1つの前記プロセッサは、前記コンピュータ実行可能な命令を実行し、
    前記後続SIBセグメントの対応する前記値タグが前記第1SIBセグメントの対応する前記値タグと同一でないとき、
    前記後続SIBセグメントを前記UEの前記メモリ内に格納する工程と、
    前記第1SIBセグメントと、前記第1SIBセグメントと同一の値タグを有する、以前に格納された全てのSIBセグメントとを、前記メモリから除去する工程と、
    を実行する、請求項10に記載のUE。
  14. 少なくとも1つの前記プロセッサは、前記コンピュータ実行可能な命令を実行し、
    前記ターゲットSIBを正常にアセンブルした後、前記ターゲットSIBが第1エリアスコープ情報要素(IE)に関連付けられている場合に、第1エリア識別情報(ID)を有する前記ターゲットSIBの有効性エリアを設定する工程であって、前記第1エリアスコープIEと前記第1エリアIDとの両方が前記第1セルによってブロードキャストされる工程と、
    前記第1周波数キャリアにおける第2セルを選択する工程であって、前記第2セルは、第2エリアスコープIEと、同一のターゲットサービスをサポートするように前記第2セルによって設定された第2SIBに関連付けられた第2エリアIDとを、ブロードキャストする工程と、
    前記第2エリアIDが、前記ターゲットSIBに関連付けられた前記第1エリアIDと同一である場合に、前記第2セルの選択中に、格納された前記ターゲットSIBが依然として有効であると判定する工程と、
    を実行する、請求項10に記載のUE。
  15. 少なくとも1つの前記プロセッサは、前記コンピュータ実行可能な命令を実行し、
    前記第1周波数キャリアにおける第3セルを選択する工程であって、前記第3セルは、前記ターゲットSIBに関連付けられた前記第1エリアIDとは異なる第3エリアIDをブロードキャストする工程と、
    前記第3セルの選択中に、前記ターゲットSIBが有効でないと判定する工程と、
    を実行する、請求項14に記載のUE。
  16. 少なくとも1つの前記プロセッサは、前記コンピュータ実行可能な命令を実行し、
    前記第1周波数キャリアにおける第3セルを選択する工程であって、前記第3セルは、同一のターゲットサービスをサポートする、いかなるSIB関連情報もブロードキャストしないか、または、前記第3セルは、同一のターゲットサービスをサポートするが関連付けられたエリアスコープIEを有しない第3SIBに関連付けられたデータをブロードキャストする工程と、
    前記第3セルの選択中に、格納された前記ターゲットSIBが有効でないと判定する工程と、
    を実行する、請求項14に記載のUE。
  17. 少なくとも1つの前記プロセッサは、前記コンピュータ実行可能な命令を実行し、
    前記ターゲットSIBを正常にアセンブルした後、前記第1セルにより送信されたいかなるエリアスコープ情報要素(IE)にも前記ターゲットSIBが関連付けられていない場合に、前記第1セルのダウンリンクカバレッジを、前記UEにおける前記ターゲットSIBに関連付けられた有効性エリアとして設定する工程を実行する、請求項10に記載のUE。
  18. 前記ターゲットサービスは、新無線(NR)サイドリンク通信サービスを含み、
    前記ターゲットSIBは、NRサイドリンク無線設定を含み、
    少なくとも1つの前記プロセッサは、前記コンピュータ実行可能な命令を実行し、
    前記第1周波数キャリアにおける他のセルを再選択した後、格納された前記ターゲットSIBが再選択された前記セルにおいて有効であると判定された場合に、格納された前記ターゲットSIB内の前記NRサイドリンク無線設定に基づき前記NRサイドリンク通信サービスを実行する工程を実行する、請求項10に記載のUE。
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