JP7421726B2 - 認証システム - Google Patents

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Description

本発明は、インターネット上のウェブサイトに公開された情報の出所の真正性を判定するための認証システムに関する。
従来から商品の真正性を確認するためのシステムが提案されている。例えば、特開2005-208951号公報(特許文献1)には、商品又は包装に適用された情報記録体を、携帯電話のカメラで読み取り、所定のウェブサイトにアクセスして、商品の真正性を確認するシステムが開示されている。情報記録体には、所定のウェブサイトのURLが二次元コード化された情報と、商品に関する可視情報(例えば、数字の羅列)とが記録されている。消費者は、情報記録体の二次元コードを携帯電話のカメラ等で読み取って所定のウェブサイトにアクセスする。このウェブサイトにおいて、可視情報の数字を手入力することにより、ホストコンピュータが商品の真正性を判定する。
特開2007-122469号公報(特許文献2)には、未開封確認用バーコード及び開封登録用バーコードを用いて、商品の真正性を確認するシステムが開示されている。未開封確認用バーコードは、可視状態で商品に添付される。一方、開封登録用バーコードは、秘密状態で商品に添付される。未開封確認用バーコード及び開封登録用バーコードは、ペアで真偽判別サーバーに登録される。商品を購入した消費者が開封登録用バーコードを読み取ると、真偽判別サーバーのデータベースに開封済の情報が登録される。店舗などにおいて、可視状態の未開封確認用バーコードを読み取ると、その情報が真偽判別サーバのデータベースの登録内容と照合され、この未開封確認用バーコードが添付された商品が既に開封済みか否かを確認することができる。既に開封済みの場合、その商品は模倣品であると判定される。
特開2008-293284号公報(引用文献3)には、商品の購入後に、梱包材に印刷されたユニークQRコード(登録商標)を携帯電話で読み取り、正規品か否かの判定結果を電子メールで知らせるシステムが開示されている。
特開2018-173812号公報(引用文献4)には、携帯端末で読み取られた商品の識別情報が登録されているか否かを判定し、識別情報が登録されていると判定された場合に、識別情報の読取履歴と、正規の商品であることを示す読取結果情報とを送信するシステムが開示されている。
特開2005-208951号公報 特開2007-122469号公報 特開2008-293284号公報 特開2018-173812号公報
上述した従来のシステムは、店舗に納入された後又は消費者が購入した後の段階で、提供された商品の現物の真偽を判定するものである。このため、従来のシステムでは、店舗に納入される前又は消費者が購入する前の段階で、提供される商品の真偽を判定することはできない。
a)電子商取引の問題
現在、インターネットを利用した電子商取引(EC:Electronic Commerce)が広く一般に普及している。電子商取引は、ECサイト、ECモール及びオークションサイトなどのウェブサイトを通じて行われる。消費者は、ウェブサイトに掲載された商品の画像や説明などの情報に基づき、商品の購入を決定する。つまり、電子商取引において、消費者は、現物を確認しないで商品を購入する。このため、電子商取引では、消費者の模倣品被害が多発している問題がある。
また、電子商取引では、詐欺サイトの問題も多発している。詐欺サイトは、ECサイトやECモールを偽り、消費者から金銭やクレジットカード情報を詐取する。
上述した電子商取引の問題は、ウェブサイトで商品を購入する前の段階で、掲載された商品の真正性、又は販売者やサイト運営者の真正性を確認することができれば、解決することが可能となる。
b)電子商取引以外の問題
上述したように、電子商取引では、商取引の対象に関する情報の真正性が問題となる。これに限らず、インターネット上のウェブサイトには、商取引の対象に関する情報以外の情報、例えば、ニュースの記事、著名人の発言、商品以外の対象に関する宣伝広告、契約書、権利書などの情報が公開されている。これら情報の出所の真正性を確認することができれば、一般公衆が、偽りの情報に騙されたり、惑わされたりすることがなくなる。
c)本発明の目的
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、インターネット上のウェブサイトに公開された情報の出所の真正性を判定することが可能であり、特に、ウェブサイトで商品を購入する前の段階で、掲載された商品の真正性、又は販売者やサイト運営者の真正性を確認することができる認証システムを提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するために、本発明の認証システムは、インターネット上のウェブサイトに公開された情報の出所の真正性を判定するための認証システムであって、ID管理ソフトウェア、IDデータベース及び認証ソフトウェアを含み、前記ID管理ソフトウェアは、コンピュータによって生成されたIDコードの送受信が可能であり、前記IDデータベースは、前記ID管理ソフトウェアから受信した前記IDコードを記録することが可能であり、前記認証ソフトウェアは、前記ウェブサイトに公開された前記情報に対応付けられた前記IDコードと、前記IDデータベースに記録された前記IDコードとを受信することが可能であり、双方から受信した前記IDコードを比較して、前記情報の出所の真正性を判定する。
(2)好ましくは、上記(1)の認証システムにおいて、前記ウェブサイトが電子商取引を行うためのサイトであり、前記情報が商取引の対象に関する情報である。
(3)好ましくは、上記(2)の認証システムにおいて、前記IDコードには、少なくとも前記商取引の対象の出所を識別するためのコードが含まれる。
(4)好ましくは、上記(2)又は(3)の認証システムにおいて、前記IDコードには、少なくとも前記商取引の対象を識別するためのコードが含まれる。
(5)好ましくは、上記(2)~(4)のいずれかの認証システムにおいて、前記IDコードには、少なくとも前記商取引の対象の生産者を識別するためのコードが含まれる。
(6)好ましくは、上記(2)~(5)のいずれかの認証システムにおいて、前記IDコードには、少なくとも前記商取引の対象の販売者を識別するためのコードが含まれる。
(7)好ましくは、上記(2)の認証システムにおいて、前記IDコードが、前記商取引の対象の出所を識別するためのコード、前記商取引の対象を識別するためのコード、前記商取引の対象の生産者を識別するためのコード、及び前記商取引の対象の販売者を識別するためのコードのうちの少なくとも2つ以上を含む多段コードである。
(8)好ましくは、上記(1)~(7)のいずれかの認証システムにおいて、前記IDコードが、所定時間ごとに更新される。
(9)好ましくは、上記(1)~(8)のいずれかの認証システムにおいて、前記認証ソフトウェアが、前記商取引の対象に関する情報の出所の真正性を判定した後に、前記判定に用いられた前記IDコードの履歴情報を記録する。
(10)好ましくは、上記(2)~(9)のいずれかの認証システムにおいて、
前記認証ソフトウェアが、前記商取引の対象に関する情報の出所の真正性を判定した後に、前記ECサイトが、前記商取引の対象を購入するための処理の実行を可能とする。
本発明の認証システムによれば、インターネット上のウェブサイトに公開された情報の出所の真正性を判定することが可能であり、特に、ウェブサイトで商品を購入する前の段階で、掲載された商品の真正性、又は販売者やサイト運営者の真正性を確認することができる。
本発明の一実施形態に係る認証システムを示すブロック図である。 IDデータベースの一例を示すデータテーブルである。 ECサイトの処理を示すフローチャートである。 認証ソフトウェアの処理を示すフローチャートである。 前記認証ソフトウェアの5種類の判定結果を示す概略図である。
以下、本発明の一実施形態に係る認証システムについて、図面を参照しつつ説明する。
1.認証システムの概要
図1において、本実施形態の認証システム1は、インターネット上のウェブサイト、例えば、ECサイト50に掲載された商品A、B、C・・・に関する情報の出所の真正性を判定するためのものである。例えば、商品A、B、C・・・の真正品は、特定企業の責任の下で生産され、前記特定企業から市場に流通し、多数の販売業者によって一般の顧客に販売される。認証システム1は、ECサイト50に掲載された商品A、B、C・・・に関する情報のそれぞれにIDコードを対応付ける。認証システム1は、ECサイト50から受信したIDコードと、予めデータベースに記憶されたIDコードとが一致した場合に、商品A、B、C・・・に関する情報が真正であると判定する。
認証システム1は、ID管理ソフトウェア10、IDデータベース20、認証ソフトウェア30及び認証履歴データベース40を含む。図1中の黒線の矢印は、インターネットを通じた情報の流れを示す。企業端末61、生産者端末62、販売者端末63、顧客端末64及び図示しないその他の端末は、インターネットを通じて、認証システム1にアクセスすることが可能である。ここでいう「端末」は、デスクトップ型、ノートブック型、タブレット型等の各種パーソナルコンピュータ及びスマートフォンなどのインターネットに接続可能な電子機器を含む。
2.ID管理ソフトウェア
ID管理ソフトウェア10は、インターネットを通じて、企業端末61、生産者端末62、販売者端末63、IDデータベース20及び認証ソフトウェア30のそれぞれと情報の送受信を行うことが可能となっている。ID管理ソフトウェア10は、真正性を判定するためのIDコードを管理する。すなわち、ID管理ソフトウェア10は、企業端末61、生産者端末62又は販売者端末63からの要求に応じて、IDコードの入力又は作成を支援し、入力又は作成されたIDコードをIDデータベース20に記憶させる。また、ID管理ソフトウェア10は、認証ソフトウェア30からの要求に応じて、IDデータベース20に記憶されたIDコードを読み出し、認証ソフトウェア30へ送信する。
3.IDコード
IDコードの具体例を図2に示す。IDコードは、例えば、企業ID、商品ID、生産者ID、販売者IDの4種類のコードを含む。これら4種類のコードが組み合せられ、1つの多段IDコードが形成される。企業IDは、商品A、B、C・・・の出所である前記特定企業を識別するためのコードである。商品IDは、商品A、B、C・・・自体を識別するためのコードである。生産者IDは、商品A、B、C・・・の生産者(生産地又は生産工場を含む)を識別するためのコードである。販売者IDは、商品A、B、C・・・の販売者(例えば、ECサイト50の運営者又は図示しないECモールの出店者など)を識別するためのコードである。
企業IDは、商品A、B、C・・・の真正品の出所である1つの前記特定企業を識別するためのものであるから、企業IDとして、少なくとも1つのコード(例えば、図2中の「XXXX」)を設定すればよい。また、1つの前記特定企業に対して複数の異なる企業IDを設定してもよい。このような企業IDは、前記特定企業が自ら作成して、ID管理ソフトウェア10に入力してもよい。或いは、前記特定企業からの要求に応じて、ID管理ソフトウェア10がランダムな企業IDを作成してもよい。
商品IDは、多種多様な商品A、B、C・・・を識別するためのものであるから、商品IDとして、商品A、B、C・・・のそれぞれに互いに異なる1つのコード(例えば、図2中の「AXXX」、「BXXX」、「CXXX」・・・)を設定すればよい。また、1種類の商品(例えば、商品A)に対して、シリアル番号のような互いに異なる複数の商品IDを設定してもよい。このような商品IDは、前記特定企業が自ら作成して、ID管理ソフトウェア10に入力してもよい。或いは、前記特定企業からの要求に応じて、ID管理ソフトウェア10がランダムな商品IDを作成してもよい。
生産者IDは、1以上の生産者を識別するためのものであるから、生産者IDとして、1以上の生産者のそれぞれに互いに異なるコード(例えば、図2中の「XXX1」、「XXX2」、「XXX3」・・・)を設定すればよい。また、1つの生産者に対して複数の異なる生産者IDを設定してもよい。このような生産者IDは、前記特定企業又は生産者が作成して、ID管理ソフトウェア10に入力してもよい。或いは、前記特定企業又は生産者からの要求に応じて、ID管理ソフトウェア10がランダムな生産者IDを作成してもよい。
販売者IDは、1以上の販売者を識別するためのものであるから、販売者IDとして、1以上の販売者のそれぞれに互いに異なるコード(例えば、図2中の「XXX1」、「XXX2」、「XXX3」・・・)を設定すればよい。また、1つの販売者に対して複数の異なる販売者IDを設定してもよい。このような販売者IDは、前記特定企業又は販売者が作成して、ID管理ソフトウェア10に入力してもよい。又は、前記特定企業又は販売者からの要求に応じて、ID管理ソフトウェア10がランダムな販売者IDを作成してもよい。
4.IDデータベース
IDデータベース20は、ID管理ソフトウェア10から受信した企業ID、商品ID、生産者ID、販売者IDなどのIDコードを所定のデータモデル(例えば、図2に示す関係モデル)で記録する。IDデータベース20に記録されたIDコードは、例えば、ECサイト50に掲載された商品A、B、C・・・に関する情報のそれぞれに1対1でリンクされる。具体例として、商品Aに関する情報には、図2中のNo.1の組(行)のIDコード(企業ID、商品ID、生産者ID、販売者ID)がリンクされる。商品Bに関する情報には、図2中のNo.2の組のIDコードがリンクされる。商品Cに関する情報には、図2中のNo.3の組のIDコードがリンクされる。
なお、上述したID管理ソフトウェア10によって、IDデータベース20に記録された全てのIDコードが所定時間ごとに更新されるようにしてもよい。仮に、IDコードの情報が漏洩した場合でも、IDデータベース20に記録されたIDコードが所定時間ごとに更新されることによって、漏洩したIDコードを無効化することが可能となる。これにより、認証システム1による真正性の認証精度が向上する。
5.認証ソフトウェア
認証ソフトウェア30は、インターネットを通じて、ID管理ソフトウェア10、認証履歴データベース40、ECサイト50及び顧客端末64のそれぞれと情報の送受信を行うことが可能となっている。認証ソフトウェア30は、ID受信手段31、真正性判定手段32、判定結果送信手段33及び履歴記録手段34として機能するプログラムを含む。このような認証ソフトウェア30は、ECサイト50に掲載された商品A、B、C・・・に関する情報のいずれか1つが選択されたことを契機にして起動する。
ID受信手段31は、選択された商品A、B、C・・・に関する情報にリンクされたIDコードを顧客端末64から受信する。また、ID受信手段31は、現物の商品70に対応付けられたIDタグ71から読み取られたIDコードを顧客端末64から受信する。
真正性判定手段32は、顧客端末64から受信したIDコードをID管理ソフトウェア10に送信する。ID管理ソフトウェア10は、IDデータベース20にアクセスし、真正性判定手段32から受信したIDコードの全部又は一部と一致するIDコードを検索する。ID管理ソフトウェア10は、IDデータベース20を検索してヒットしたIDコードを真正性判定手段32に送信する。真正性判定手段32は、顧客端末64から受信したIDコードと、ID管理ソフトウェア10から受信したIDコードとを比較して、ECサイト50に掲載された商品A、B、C・・・に関する情報の真正性を判定する。
判定結果送信手段33は、真正性判定手段32の判定結果を顧客端末64に送信する。履歴記録手段34は、真正性判定手段32の判定結果を含む所定の情報を認証履歴データベース40に送信する。認証履歴データベース40は、履歴記録手段34から受信した所定の情報を記録する。所定の情報は、真正性判定手段32の判定結果の他に、例えば、判定処理を実行した日時、ECサイト50のURL(Uniform Resource Locator)、顧客端末64の使用者(顧客)のアカウント情報、顧客端末64の位置情報などを含む。
6.ECサイトにおける商品購入の処理の流れ
次に、ECサイト50における商品購入の処理の流れについて、図3を参照しつつ説明する。顧客端末64の使用者は、インターネットを通じて、ECサイト50にアクセスすることが可能である。ECサイト50の商品ページには、商品A、B、C・・・に関する情報が掲載されており、任意の商品をオンラインで購入することができる。
図3のステップS1において、顧客端末64の使用者が商品を購入する場合は、ECサイト50に掲載された商品A、B、C・・・に関する情報のいずれかを選択する。商品A、B、C・・・に関する情報のいずれもが選択されない場合(ステップS1のNO)は、ステップS1の判断が繰り返される。一方、商品A、B、C・・・に関する情報のいずれかが選択された場合(ステップS1のYES)はステップS2に進み、ECサイト50から顧客端末64にIDコードが送信される。
ステップS2において、ECサイト50から送信されたIDコードを顧客端末64が受信すると、ステップS3に進み、顧客端末64に予めインストールされた所定のアプリケーションが起動し、インターネットを通じて、認証ソフトウェア30が起動される。これにより、顧客端末64のディスプレイ表示は、ECサイト50の画面から認証ソフトウェア30の画面に切り替わる。その後、認証ソフトウェア30による真正性の判定が行われる(図4のステップS11~S24を参照)。認証ソフトウェア30の処理については後述する。
ステップS4において、顧客端末64に予めインストールされた所定のアプリケーションは、認証ソフトウェア30による真正性の判定が完了したか否かを判断する。真正性の判定が完了していない場合(ステップS4のNO)は、ステップS4の判断が繰り返される。一方、真正性の判定が完了した場合(ステップS4のYES)は、ステップS5に進み、顧客端末64に予めインストールされた所定のアプリケーションは、商品の購入が決定されたか否かを判断する。商品の購入の決定は、例えば、認証ソフトウェア30の判定結果を表示する画面上のボタンの選択により行われる。商品の購入が決定されていない場合(ステップS5のNO)は、ステップS5の判断が繰り返される。一方、商品の購入が決定された場合(ステップS5のYES)は、ステップS6に進み、顧客端末64のディスプレイ表示を、認証ソフトウェア30の判定結果を表示する画面からECサイト50の購入画面に切り替える。その後、顧客端末64の使用者は、ECサイト50の購入画面によって、商品の購入手続を進めるか、又は商品の購入手続をキャンセルする。
7.認証ソフトウェアの処理の流れ
次に、認証ソフトウェア30の処理の流れについて、図4を参照しつつ説明する。上述したように、認証ソフトウェア30は、ECサイト50から送信されたIDコードを顧客端末64が受信した後(図3のステップS2)、顧客端末64に予めインストールされた所定のアプリケーションによって起動される(図3のステップS3)。認証ソフトウェア30が起動されると、顧客端末64のディスプレイ表示は、ECサイト50の画面から認証ソフトウェア30の画面に切り替わる。
図4のステップS11において、認証ソフトウェア30は、真正性の判定要求があったか否かを判断する。真正性の判定要求は、例えば、認証ソフトウェア30の画面上に表示されたボタンの選択により行われる。真正性の判定要求がない場合(ステップS11のNO)は、ステップS11の判断が繰り返される。一方、真正性の判定要求があった場合(ステップS11のYES)は、ステップS12に進み、顧客端末64からIDコードを受信したか否かを判断する。
7.1 IDコードを受信しない場合
ステップS12において、顧客端末64からIDコードを受信していない場合(ステップS12のNO)は、ステップS13に進み、所定時間が経過したか否かを判断する。所定時間が経過していない場合(ステップS13のNO)は、ステップS12の判断を繰り返す。一方、所定時間が経過した場合(ステップS13のYES)は、ステップS14に進み、認証ソフトウェア30は、真偽不明の判定結果を顧客端末64に送信する。真偽不明の判定結果は、例えば、図5(e)に示す態様で、顧客端末64のディスプレイに表示される。その後、ステップS25に進み、認証ソフトウェア30は、この真偽不明の判定結果を含む所定の情報を認証履歴データベース40に送信する。
すなわち、認証ソフトウェア30は、所定時間内に顧客端末64からIDコードを受信しない場合は、商品の出所である企業、商品自体、生産者及び販売者の真正性をいずれも判定することができない。このような場合は、図5(e)に示す真偽不明の判定結果を顧客端末64に送信する。つまり、商品の出所である企業、商品自体、生産者及び販売者のいずれのIDコードも登録されていない場合(本実施形態の認証システム1を利用していない場合)は、商品の出所である企業、商品自体、生産者及び販売者の真正性がいずれも真偽不明となる。この結果、顧客端末64の使用者は、模倣品被害や詐欺被害のリスクを想定して、当該ECサイト50での商品購入を検討する必要がある。
7.2 IDコードを受信した場合
ステップS12において、顧客端末64からIDコードを受信した場合(ステップS12のYES)は、ステップS15に進み、認証ソフトウェア30は、顧客端末64から受信したIDコードをID管理ソフトウェア10に送信する。ID管理ソフトウェア10は、認証ソフトウェア30から受信したIDコードの全部又は一部に一致するIDコードがあるか否か、IDデータベース20に記録されたIDコードを検索し、検索結果を認証ソフトウェア30に送信する。
7.2.1 企業ID
ステップS16において、認証ソフトウェア30は、顧客端末64から受信したIDコードの全部又は一部が、IDデータベース20に記録された企業IDに一致するか否かを判断する。企業IDに一致しない場合(ステップS16のNO)は、ステップS14に進み、認証ソフトウェア30は、図5(e)に示す真偽不明の判定結果を顧客端末64に送信する。商品の出所である企業の真正性が判定できない場合は、商品自体の真正性も疑わしいため、真偽不明の判定結果がなされるようにした。
7.2.3 商品ID
一方、ステップS16において、顧客端末64から受信したIDコードの全部又は一部が、IDデータベース20に記録された企業IDに一致する場合(ステップS16のYES)は、ステップS17に進み、認証ソフトウェア30は、顧客端末64から受信したIDコードの一部が、IDデータベース20に記録された商品IDに一致するか否かを判断する。商品IDに一致しない場合(ステップS17のNO)は、ステップS14に進み、認証ソフトウェア30は、図5(e)に示す真偽不明の判定結果を顧客端末64に送信する。商品の出所である企業が真正であったとしても、商品自体の真正性が判定できない場合は、模倣品被害や詐欺被害のリスクが生じ得るので、真偽不明の判定結果がなされるようにした。このように、本実施形態の認証システム1は、企業ID及び商品IDを含む多段コードが一致しない限り、真正性を肯定する判定がなされないようになっている。
7.2.4 生産者ID
一方、ステップS17において、顧客端末64から受信したIDコードの一部が、IDデータベース20に記録された商品IDに一致する場合(ステップS17のYES)は、ステップS18に進み、認証ソフトウェア30は、顧客端末64から受信したIDコードの一部が、IDデータベース20に記録された生産者IDに一致するか否かを判断する。
7.2.5 販売者ID
ステップ18において、顧客端末64から受信したIDコードの一部が、IDデータベース20に記録された生産者IDに一致する場合(ステップS18のYES)は、ステップS19に進み、認証ソフトウェア30は、顧客端末64から受信したIDコードの一部が、IDデータベース20に記録された販売者IDに一致するか否かを判断する。
一方、ステップ18において、顧客端末64から受信したIDコードの一部が、IDデータベース20に記録された生産者IDに一致しない場合(ステップS18のNO)は、ステップS22に進み、認証ソフトウェア30は、顧客端末64から受信したIDコードの一部が、IDデータベース20に記録された販売者IDに一致するか否かを判断する。
7.3 真正性を認める4種の判定結果
認証ソフトウェア30は、ステップS19又はS22の判断を経て、真正性を認める4種の判定結果(A~D判定)のいずれかを顧客端末64に送信する。
7.3.1 A判定
ステップS19において、顧客端末64から受信したIDコードの一部が、IDデータベース20に記録された販売者IDに一致する場合(ステップS19のYES)は、ステップS20に進み、認証ソフトウェア30は、A判定の結果を顧客端末64に送信する。A判定とは、顧客端末64から受信したIDコードが、IDデータベース20に記録された企業ID、商品ID、生産者ID及び販売者IDの全てに一致する場合の判定結果である。A判定の結果は、例えば、図5(a)に示す態様で、顧客端末64のディスプレイに表示される。
7.3.2 B判定
ステップS19において、顧客端末64から受信したIDコードの一部が、IDデータベース20に記録された販売者IDに一致しない場合(ステップS19のNO)は、ステップS21に進み、認証ソフトウェア30は、B判定の結果を顧客端末64に送信する。B判定とは、顧客端末64から受信したIDコードが、IDデータベース20に記録された企業ID、商品ID、生産者IDに一致し、販売者IDに一致しない場合の判定結果である。B判定の結果は、例えば、図5(b)に示す態様で、顧客端末64のディスプレイに表示される。
7.3.3 C判定
ステップS22において、顧客端末64から受信したIDコードの一部が、IDデータベース20に記録された販売者IDに一致する場合(ステップS22のYES)は、ステップS23に進み、認証ソフトウェア30は、C判定の結果を顧客端末64に送信する。C判定とは、顧客端末64から受信したIDコードが、IDデータベース20に記録された企業ID、商品ID、販売者IDに一致し、生産者IDに一致しない場合の判定結果である。C判定の結果は、例えば、図5(c)に示す態様で、顧客端末64のディスプレイに表示される。
7.3.4 D判定
ステップS22において、顧客端末64から受信したIDコードの一部が、IDデータベース20に記録された販売者IDに一致しない場合(ステップS22のNO)は、ステップS24に進み、認証ソフトウェア30は、D判定の結果を顧客端末64に送信する。D判定とは、顧客端末64から受信したIDコードが、IDデータベース20に記録された企業ID及び商品IDに一致し、生産者ID及び販売者IDに一致しない場合の判定結果である。D判定の結果は、例えば、図5(d)に示す態様で、顧客端末64のディスプレイに表示される。
7.3.5 真偽不明
既に述べたように、顧客端末64からIDコードを受信しない場合(ステップS13のYES)、企業ID又は商品IDのいずれか一方が一致しない場合(ステップS16のNO又はステップS17のNO)は、ステップS14に進み、認証ソフトウェア30は、図5(e)に示す真偽不明の判定結果を顧客端末64に送信する。
7.4 履歴の記録
図5(a)~(e)のいずれかの判定結果を顧客端末64に送信した後、ステップS25に進み、認証ソフトウェア30は、この判定結果を含む所定の情報を認証履歴データベース40に送信する。認証履歴データベース40は、認証ソフトウェア30から受信した所定の情報を記録する。
8.商品の購入
既に述べたように、図5(a)~(e)のいずれかの判定結果が顧客端末64に送信された場合は、その後、図1に示すECサイト50において商品の購入が可能となる(図3のステップS4~S6を参照)。例えば、判定結果がA~D判定の場合、顧客端末64の使用者は、安心して商品を購入することができる。一方、判定結果が真偽不明の場合、顧客端末64の使用者は、模倣品被害や詐欺被害のリスクを想定して、当該ECサイト50での商品購入を検討すればよい。
9.現物の商品の真正性の判定
図1において、顧客端末64の使用者は、ECサイト50において購入した現物の商品70が手元に届いた場合、本実施形態の認証システム1によって、現物の商品70の真正性を判定することが可能である。例えば、現物の商品70の包装には、IDタグ71が貼り付けられている。このIDタグ71には、図2に示すNo.1~10のいずれかのIDコードの情報を格納した二次元コードが印刷されている。この二次元コードに格納されたIDコードの情報は、顧客端末64のカメラ機能を用いて読み取ることが可能である。
顧客端末64に読み取られたIDコードは、インターネットを通じて、認証ソフトウェア30に送信される。認証ソフトウェア30は、図4に示すフローチャートに従って、現物の商品70の真正性を判定し、図5(a)~(e)のいずれかの判定結果を顧客端末64に送信する。認証ソフトウェア30の判定結果に基づいて、顧客端末64の使用者は、ECサイト50において購入した現物の商品70の真正性を確認することができる。
10.本発明の電子商取引以外への適用
本発明の認証システムは、図1に示すような電子商取引以外にも適用することが可能である。本発明の認証システムは、商取引の対象に関する情報以外の情報の真正性を判定するために用いることが可能である。例えば、インターネット上のウェブサイトに掲載されたニュースの記事、著名人の発言、商品以外の対象に関する宣伝広告、契約書、権利書などの情報に、その出所を示すIDコードをリンクさせる。認証ソフトウェア30は、ウェブサイトに公開された情報にリンクされたIDコードと、IDデータベース20に記録されたIDコードとを比較して、情報の出所の真正性を判定する。
一般公衆は、認証ソフトウェア30の判定結果に基づいて、ウェブサイトに公開された情報の出所の真正性を確認することができ、偽りの情報に騙されたり、惑わされたりすることがなくなる。
1 認証システム
10 ID管理ソフトウェア
20 IDデータベース
30 認証ソフトウェア
31 ID受信手段
32 真正性判定手段
33 判定結果送信手段
34 履歴記録手段
40 認証履歴データベース
50 ECサイト
61 企業端末
62 生産者端末
63 販売者端末
64 顧客端末
70 商品
71 IDタグ

Claims (10)

  1. インターネット上のウェブサイトに公開された情報の出所の真正性を判定するための認証システムであって、
    ID管理ソフトウェア、IDデータベース及び認証ソフトウェアを含み、
    前記ID管理ソフトウェアは、コンピュータによって生成されたIDコードの送受信が可能であり、
    前記IDデータベースは、前記ID管理ソフトウェアから受信した前記IDコードを記録することが可能であり、
    前記認証ソフトウェアは、前記ウェブサイトに公開された前記情報に対応付けられた前記IDコードと、前記IDデータベースに記録された前記IDコードとを受信することが可能であり、双方から受信した前記IDコードを比較して、前記情報の出所の真正性を判定する、ことを特徴とする認証システム。
  2. 前記ウェブサイトが電子商取引を行うためのサイトであり、前記情報が商取引の対象に関する情報である請求項1に記載の認証システム。
  3. 前記IDコードには、少なくとも前記商取引の対象の出所を識別するためのコードが含まれる請求項2に記載の認証システム。
  4. 前記IDコードには、少なくとも前記商取引の対象を識別するためのコードが含まれる請求項2又は3に記載の認証システム。
  5. 前記IDコードには、少なくとも前記商取引の対象の生産者を識別するためのコードが含まれる請求項2~4のいずれか1項に記載の認証システム。
  6. 前記IDコードには、少なくとも前記商取引の対象の販売者を識別するためのコードが含まれる請求項2~5のいずれか1項に記載の認証システム。
  7. 前記IDコードが、前記商取引の対象の出所を識別するためのコード、前記商取引の対象を識別するためのコード、前記商取引の対象の生産者を識別するためのコード、及び前記商取引の対象の販売者を識別するためのコードのうちの少なくとも2つ以上を含む多段コードである請求項2に記載の認証システム。
  8. 前記IDコードが、所定時間ごとに更新される請求項1~7のいずれか1項に記載の認証システム。
  9. 前記認証ソフトウェアが、前記商取引の対象に関する情報の出所の真正性を判定した後に、前記判定に用いられた前記IDコードの履歴情報を記録する請求項~8のいずれか1項に記載の認証システム。
  10. 前記認証ソフトウェアが、前記商取引の対象に関する情報の出所の真正性を判定した後に、前記電子商取引を行うためのサイトが、前記商取引の対象を購入するための処理の実行を可能とする請求項2~9のいずれか1項に記載の認証システム。
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