JP7414771B2 - 携帯端末、携帯端末の制御方法、及び携帯端末の制御プログラム - Google Patents

携帯端末、携帯端末の制御方法、及び携帯端末の制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、携帯端末、携帯端末の制御方法、及び携帯端末の制御プログラムに関し、特に、モバイルルータを利用して通信を行う携帯端末、携帯端末の制御方法、及び携帯端末の制御プログラムに関する。
特許文献1に開示の通信装置は、累積通信データ量が上限値を超える前に、予備的な通信速度の制限であるリザーブ通信制限を通信部にかける。これによって、複数の通信方式で通信可能である必要がなく、且つ、キャリアによる通信速度制限にかからないように通信データ量を抑制することができる。
特開2019-096934号公報
本願発明者等は、以下のような技術的な課題を発見した。
モバイルルータを利用して通信を行う場合、そのモバイルルータの有限な資源を使い切ってしまうことがある。そのため、モバイルルータの資源を計画的に利用することができる携帯端末、携帯端末の制御方法、及び携帯端末の制御プログラムが要求されている。
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、モバイルルータの資源を計画的に利用することができる携帯端末、携帯端末の制御方法、及び携帯端末の制御プログラムを提供することにある。
本開示の実施の形態の一つに係る携帯端末は、
モバイルルータを制御するモバイルルータ制御部と、ユーザのスケジュールデータを管理するスケジュール管理部と、を備え、
前記モバイルルータ制御部は、前記スケジュールデータに基づいて、前記モバイルルータを制御する。
本開示の実施の形態の一つに係る携帯端末の制御方法は、
モバイルルータを制御するモバイルルータ制御部と、ユーザのスケジュールデータを管理するスケジュール管理部と、を備える携帯端末において、
ユーザのスケジュールデータを取得するステップと、
前記ユーザのスケジュールデータに基づいて、前記モバイルルータを制御するステップと、を備える。
本開示の実施の形態の一つに係る携帯端末の制御プログラムは、
モバイルルータを制御するモバイルルータ制御部と、ユーザのスケジュールデータを管理するスケジュール管理部と、を備える携帯端末において、前記モバイルルータ制御部として動作するコンピュータに、
ユーザのスケジュールデータを取得するステップと、
前記ユーザのスケジュールデータに基づいて、前記モバイルルータを制御するステップと、を実行させる。
本開示によれば、モバイルルータの資源を計画的に利用することができる携帯端末、携帯端末の制御方法、及び携帯端末の制御プログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかる携帯端末の一構成例を示す概略図である。 実施の形態1にかかる携帯端末の一構成例の制御系を示すブロック構成図である。 実施の形態1にかかる携帯端末の一具体例の制御系を示すブロック構成図である。 実施の形態1にかかる携帯端末の制御方法を示すフローチャートである。 時間に対するモバイルルータのデータ通信量の変化の一例を示すグラフである。 時間に対するモバイルルータの電池残量の変化の一例を示すグラフである。 携帯端末に含まれるハードウェアの一構成例を示す図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本開示の実施の形態1について説明する。図1は、実施の形態1にかかる携帯端末の一構成例を示す概略図である。図2は、図1に示す携帯端末の一構成例の制御系を示すブロック構成図である。
図1に示すように、携帯端末220は、モバイルルータ210を利用して、通信を行うことができる。携帯端末220は、携帯可能な情報通信端末であればよく、例えば、スマートフォン、スマートデバイス、PCタブレット、ノートパソコン、ゲーム機等である。携帯端末220は、図示しない通信装置等を介して、モバイルルータ210にモバイルルータ制御データ224を送信することができる。
モバイルルータ210は、有限な資源を備える。当該資源は、例えば、電源やデータ通信量である。モバイルルータ210は当該電源を含む。当該電源は、モバイルルータ210の各構成に必要な電力を供給する。当該電源は、充電及び放電を繰り返すことができる二次電池である。当該二次電池の電池残量Aは有限であり、0(零)以上、上限値Amax以下である。当該電源の電池残量が0(零)である場合、当該電源は、完全放電状態である。
モバイルルータ210のデータ通信量Cは、携帯端末220がモバイルルータ210を利用して、通信を行うことによって、累積したデータ通信量である。モバイルルータ210は、所定の期間におけるデータ通信量Cの上限値Cmaxが設定されている。データ通信量Cがその上限値Cmaxを超えると、モバイルルータ210の通信速度に制限がかかる等、ユーザにとって好ましくない。
図2に示すように、携帯端末220は、モバイルルータ制御部222と、スケジュール管理部221とを備える。携帯端末220は、例えば、モバイルルータ制御アプリ、及びスケジュールアプリをインストールされているとよい。
スケジュール管理部221は、ユーザのスケジュールデータ223を管理する。携帯端末220は、図示しないインタフェースを介して、ユーザのスケジュールデータ223を取得する。具体的には、携帯端末220は、図示しないインタフェースを介して、携帯端末220がユーザによる入力を受けたり、携帯端末220が、外部装置から受信したりすることによって、スケジュールデータ223を取得することができる。スケジュールデータ223は、例えば、外出予定データを含む。このような外出予定データは、ユーザが外出する予定期間を示す。
モバイルルータ制御部222は、スケジュールデータ223に基づいて、モバイルルータ210を制御する。
以上より、ユーザのスケジュールデータ223に基づいて、モバイルルータ210を制御する。よって、モバイルルータ210の資源を計画的に利用することができる。また、携帯端末220がモバイルルータ制御部222を備え、モバイルルータ制御部222がモバイルルータ210を制御する。そのため、モバイルルータ制御アプリを更新する等してモバイルルータ制御部222の構成を変更することによって、モバイルルータ210と構成の異なる他のモバイルルータも制御することができる。
(一具体例)
次に、図3を参照して実施の形態1にかかる携帯端末の一具体例について説明する。図3は、図1に示す携帯端末の一具体例の制御系を示すブロック構成図である。
図3に示すモバイルルータ210aは、図1及び図2に示すモバイルルータ210の一具体例である。モバイルルータ210aは、制御部211と、WAN(Wide Area Network)通信部212と、電源管理部213とを備える。
携帯端末220のモバイルルータ制御部222は、スケジュールデータ223に基づいて、モバイルルータ制御データ224aを生成する。モバイルルータ制御データ224aは、図2に示すモバイルルータ制御データ224の一具体例である。モバイルルータ制御データ224aは、モバイルルータ210aのデータ通信量C、及び電源の少なくとも一方を制御するためのデータを含む。モバイルルータ制御部222は、通信装置等を介して、モバイルルータ210aへモバイルルータ制御データ224aを送信する。
制御部211は、図示しない通信装置等を介して、モバイルルータ制御データ224aを取得する。
制御部211は、モバイルルータ制御データ224aに基づいて、WAN通信部212に通信を制御させる。このような通信の制御は、通信速度の制限、通信停止、及び、データ通信量Cについて注意を促すようユーザへの通知を含む。
また、制御部211は、モバイルルータ制御データ224aに基づいて、電源管理部213に、モバイルルータ210aの電源の電力供給を制御させる。このようなモバイルルータ210aの電源の電力供給の制御は、例えば、モバイルルータ210aの電源の電池残量Aが所定の値を確保することを目的として、モバイルルータ210aのスリープモードへの移行、電源停止(OFF)、及び、電池残量Aについて注意を促すようユーザへの通知を含む。
また、スケジュールデータ223は、ユーザの外出予定データを含む場合がある。このような場合、モバイルルータ制御部222は、外出予定データに基づいて、モバイルルータ210aのデータ通信量Cを制御してもよい。例えば、モバイルルータ制御部222は、外出予定データが示す外出予定期間中において、モバイルルータ210aのデータ通信量Cが予め設定された上限値を下回るように、モバイルルータ210aのデータ通信量Cを制御する。また、モバイルルータ制御部222は、外出予定データが示す外出予定期間前における外出準備期間において、モバイルルータ210aの通信速度を制限してもよい。モバイルルータ210aの通信速度を制限すると、データ通信量Cの増加速度が減じる。
モバイルルータ制御部222は、外出予定データに基づいて、モバイルルータ210aの電池残量Aを制御してもよい。例えば、モバイルルータ制御部222は、外出予定データが示す外出予定期間中において、モバイルルータ210aの電池残量Aを十分に確保するように、モバイルルータ210aの電池残量Aを制御する。また、モバイルルータ制御部222は、外出予定データが示す外出予定期間前における外出準備期間において、モバイルルータ210aをスリープモードに移行させてもよい。モバイルルータ210aがスリープモードに移行すると、時間当たりの電力消費量が減じ、電池残量Aが殆ど減少しない。
以上より、上記した構成によれば、ユーザのスケジュールデータ223に基づいて、モバイルルータ210aのデータ通信量Cや電源を制御することができる。よって、モバイルルータ210aのデータ通信量Cや電源を計画的に利用することができる。
また、スケジュールデータ223がユーザの外出予定データを含む場合、外出予定データに基づいて、モバイルルータ210aのデータ通信量Cや電源を制御することができる。
また、外出予定期間中において、モバイルルータ210aのデータ通信量Cが予め設定された上限値を下回るようモバイルルータ210aのデータ通信量を制御する。外出予定期間前における外出準備期間において、モバイルルータ210aの通信速度を制限することができる。そのため、外出予定期間中に、データ通信量Cがその上限値に到達することを抑制し、通信速度に制限がかかることを抑制することができる。これによって、データ通信量Cの計画的な利用を図ることができる。また、ユーザは、外出予定期間中に、通信速度が制限されることなく、高い通信速度で通信を行うことができる。
また、外出予定期間中において、モバイルルータ210aの電池残量Aが残存するように、モバイルルータ210aの電池残量Aを制御する。外出予定データが示す外出予定期間前における外出準備期間において、モバイルルータ210aをスリープモードに移行させる。そのため、外出予定期間中に、電源の電池残量Aが0(零)になることを抑制し、電源切れを抑制することができる。これによって、電源の計画的な利用を図ることができる。
(制御方法)
次に、図4を参照して、実施の形態1にかかる携帯端末の制御方法について説明する。図4は、図1及び図2に示す携帯端末の制御方法を示すフローチャートである。
ユーザのスケジュールデータ223を取得する(ステップST1)。具体的には、携帯端末220のスケジュール管理部221によってスケジュールデータ223を取得する。
続いて、ユーザのスケジュールデータ223に基づいて、モバイルルータ210を制御する(ステップST2)。具体的には、モバイルルータ制御部222によって、スケジュールデータ223に基づいて、モバイルルータ制御データ224を生成する。さらに、モバイルルータ制御データ224をモバイルルータ210に送信し、モバイルルータ制御データ224に基づいて、モバイルルータ210を制御する。
以上より、ユーザのスケジュールデータ223に基づいて、モバイルルータ210が制御される。よって、モバイルルータ210の資源を計画的に利用することができる。
(第1の動作例)
次に、図5を参照して、携帯端末220及びモバイルルータ210aの一動作例について説明する。図5は、時間に対するモバイルルータのデータ通信量の変化の一例を示すグラフである。
携帯端末220及びモバイルルータ210aの一実施例を所定時間使用し、その時間に対するデータ通信量Cの変化を示す曲線EC1を図5に示す。外出予定期間T2が時刻t2から時刻t3までの期間である。外出予定期間T2は、例えば、5時間である。外出準備期間T1は、外出予定期間T2前に設けられた期間であり、ここでは、時刻t1から時刻t2までの期間である。
外出準備期間T1前において、特に通信速度を制限することなく、モバイルルータ210aを制御する。図4に示すように、時刻t0から時刻t1までにおいて、データ通信量Cは、データ通信量Cからデータ通信量Cまで増加する。その増加速度は、一定である。携帯端末220は、モバイルルータ210aを利用して、通信を行う。
外出準備期間T1において、モバイルルータ210aの通信速度を制限する。時刻t1から時刻t2まで、データ通信量Cは、データ通信量Cからデータ通信量Cまで増加する。その増加速度は、時刻t0から時刻t1までにおけるデータ通信量Cの増加速度と比較して低い。データ通信量Cが外出予定期間T2において、その上限値Cmax未満になるように、時刻t1から時刻t2までにおけるデータ通信量Cの増加速度を制御する。
外出予定期間T2において、多くの場合、ユーザは外出していることから、モバイルルータ210aを利用して携帯端末220による通信を行う。よって、時刻t2から時刻t3まで、データ通信量Cは、データ通信量Cからデータ通信量Cまで増加する。外出予定期間T2の全期間において、データ通信量Cが上限値Cmaxを下回る。外出予定期間T2が経過し、さらに所定の期間が経過した後、データ通信量Cが上限値Cmaxに到達する。そのため、外出予定期間T2において、通信速度制限がかからないため、ユーザにとって好ましい。
外出予定期間T2が経過した後、時刻t4において、データ通信量Cが上限値Cmaxに到達する。これによって、モバイルルータ210aの通信速度に制限がかかる。しかし、予定通りであれば、ユーザは在宅している。そのため、ユーザは、モバイルルータ210a以外のホームルータや固定回線等を利用して通信を行うことができ、通信速度制限がかからない。
(第2の動作例)
次に、図6を参照して、携帯端末220及びモバイルルータ210aの一動作例について説明する。図6は、時間に対するモバイルルータの電池残量の変化の一例を示すグラフである。
携帯端末220及びモバイルルータ210aの一実施例を所定時間使用した場合において、その時間に対する電池残量Aの変化を示す曲線EA1を、図6に示す。スケジュールデータ223の一例は、外出予定期間T12が時刻t19から時刻t20までの期間である。外出予定期間T12は、例えば、5時間である。外出準備期間T11は、外出予定期間T12前に設けられた期間であり、具体的には、時刻t15から時刻t19までの期間である。
外出準備期間T11前において、モバイルルータ210aの電源を制限しない。よって、モバイルルータ210aの電源は、放電、及び充電を交互に繰り返す。そのため、電池残量Aは、0(零)から上限値Amaxまでの範囲において、上下する。
具体的には、時刻t10から時刻t11までにおいて、モバイルルータ210aの電源は、十分に充電されている。また、電池残量Aは、上限値Amaxである。
時刻t11から時刻t12まで、モバイルルータ210aの電源は完全放電し、電池残量Aは、上限値Amaxからから0(零)にまで降下する。
時刻t12から時刻t13まで、モバイルルータ210aの電源は放電したままである。電池残量Aは、0(零)のままである。
時刻t13から時刻t14までにおいて、モバイルルータ210aの電源は充電される。電池残量Aは、0(零)から電池残量Aに上昇する。電池残量Aは、電池残量Aの上限値Amaxと比較して低い。
時刻t14から時刻t15までにおいて、モバイルルータ210aの電源は、放電する。電池残量Aは、電池残量Aから降下する。
外出準備期間T11において、外出予定期間T12中においてモバイルルータ210aの電池残量Aが残存するように、モバイルルータ210aを所定の期間Tsスリープモードにさせる。
具体的には、時刻t15から時刻t16まで、モバイルルータ210aの電源は引き続き放電し、電池残量Aは電池残量Aまで降下する。
その後、モバイルルータ210aの電源は所定の期間Tsスリープモードへ移行する。所定の期間Ts、すなわち時刻t16から時刻t17までにおいて、モバイルルータ210aの電源は所定の期間スリープモードへ移行する。電池残量Aは、電池残量Aを維持する。電池残量Aの大きさは、外出予定期間T12における電池残量Aの減少量以上であるとよい。外出予定期間T12における電池残量Aの減少量は、予め、ユーザが過去に外出した期間における時間当たりの電池残量Aの減少量等を用いて求めることができる。電池残量Aの大きさは、外出予定期間T12における電池残量Aの減少量以上であると、外出予定期間T12において電池残量Aを十分に確保して、電池残量Aが0(零)に降下することを抑制することができる。
その後、時刻t17から時刻t18までにおいて、ユーザは、外出予定期間T12の開始する時刻t19が迫ることに気づき、モバイルルータ210aの電源を充電する。電池残量Aは、電池残量Aにまで上昇する。ユーザが外出するため、時刻t18においてモバイルルータ210aの電源の充電を停止し、放電する。電池残量Aが降下し始める。
外出予定期間T12において、多くの場合、ユーザは外出していることから、モバイルルータ210aを利用して携帯端末220による通信を行う。そのため、引き続き、モバイルルータ210aの電源が放電し、電池残量Aは、電池残量Aにまで降下する。電池残量Aは、0(零)よりも大きい。そのため、外出予定期間T2において、電池残量Aが0(零)になることによるモバイルルータ210aの電源切れを抑制することができる。よって、ユーザはモバイルルータ210aの利用を継続することができて、好ましい。
ところで、時刻t17から時刻t18までにおいて、ユーザは、外出予定期間T12が迫ることに気づかず、モバイルルータ210aの電源を充電することを忘却した場合がある。このような場合における時間に対する電池残量Aの変化を示す曲線EA2を図6に示す。曲線EA2は、時刻t10から時刻t17まで、曲線EA1と同一である。
時刻t17から時刻t19までにおいて、ユーザがモバイルルータ210aの電源の充電を忘却し、引き続き、モバイルルータ210aをスリープモードに移行したままである。電池残量Aは、電池残量Aにまで上昇する。ユーザが外出するため、時刻t19において、モバイルルータ210aのスリープモードを解除し、モバイルルータ210aの電源を放電する。電池残量Aが降下し始める。
外出予定期間T12において、多くの場合、ユーザは外出していることから、モバイルルータ210aを利用して携帯端末220による通信を行う。そのため、モバイルルータ210aの電源が放電し、電池残量Aは、電池残量Aにまで降下する。電池残量Aは、0(零)よりわずかに大きい。そのため、外出予定期間T12において、電池残量Aが0(零)になることによるモバイルルータ210aの電源切れを抑制することができる。よって、ユーザがモバイルルータ210aの電源の充電を忘却しても、モバイルルータ210aの利用を継続することができて、好ましい。
(他の実施の形態等)
なお、上記実施の形態に係る携帯端末は、次のようなハードウェア構成を備えることができる。図7は、携帯端末に含まれるハードウェア構成の一例を示す図である。上述した様々な実施の形態において、携帯端末における処理の手順を説明したように、本開示は処理方法としての形態も採り得る。
図7に示す携帯端末300は、インタフェース303とともに、プロセッサ301及びメモリ302を備える。上述した実施の形態で説明した携帯端末220の制御構成(図2参照)は、プロセッサ301がメモリ302に記憶された制御プログラムを読み込んで実行することにより実現される。つまり、このプログラムは、プロセッサ301を携帯端末220、又はその一部として機能させるためのプログラムである。
このようなプログラウムの例として、図1及び図2に示す携帯端末220にインストールされたモバイルルータ制御アプリやスケジュールアプリがある。当該モバイルルータ制御アプリ、及び当該スケジュールアプリは、携帯端末220において図示しないメモリに記録されている。携帯端末220において、図示しないプロセッサが当該モバイルルータ制御アプリを実行し、モバイルルータ制御部222が機能する。携帯端末220において、図示しないプロセッサが当該スケジュールアプリを実行し、スケジュール管理部221が機能する。
プログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、実施の形態で説明された1又はそれ以上の機能をコンピュータに行わせるための命令群(又はソフトウェアコード)を含む。プログラムは、非一時的なコンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体に格納されてもよい。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体は、random-access memory(RAM)、read-only memory(ROM)、フラッシュメモリ、solid-state drive(SSD)又はその他のメモリ技術、CD-ROM、digital versatile disc(DVD)、Blu-ray(登録商標)ディスク又はその他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ又はその他の磁気ストレージデバイスを含む。プログラムは、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体上で送信されてもよい。限定ではなく例として、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体は、電気的、光学的、音響的、またはその他の形式の伝搬信号を含む。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、図5に示す外出準備期間T1においてモバイルルータ210aの通信速度を制限したが、モバイルルータ210aによる通信を停止したり、ユーザへデータ通信量Cを抑える旨を通知したりしてもよい。同様に、図6に示す外出準備期間T11においてモバイルルータ210aを所定の期間Tsスリープモードにさせたが、モバイルルータ210aの電源を停止したり、ユーザへ電源を充電する旨を通知したりしてもよい。また、モバイルルータ210aの通信量及び電源を同時に制御してもよい。
210、210a モバイルルータ
211 制御部 212 WAN通信部
213 電源管理部
220、300 携帯端末
221 スケジュール管理部 222 モバイルルータ制御部
223 スケジュールデータ 224、224a モバイルルータ制御データ
301 プロセッサ 302 メモリ
303 インタフェース
A、A、A、A、A、A 電池残量
max 上限値
C、C、C、C、C データ通信量
max 上限値
EA1、EA2、EC1 曲線 ST1、ST2 ステップ
T1、T11 外出準備期間 T2、T12 外出予定期間
Ts 期間
t0、t1、t2、t3、t4、t10、t11、t12、t13、t14、t15、t16、t17、t18、t19、t20 時刻

Claims (9)

  1. モバイルルータを制御するモバイルルータ制御部と、ユーザのスケジュールデータを管理するスケジュール管理部と、を備え、
    前記スケジュールデータは、前記ユーザの外出予定データを含み、
    前記モバイルルータ制御部は、前記外出予定データに基づいて、前記モバイルルータのデータ通信量を制御する、
    携帯端末。
  2. 前記モバイルルータ制御部は、前記外出予定データが示す外出予定期間中において、前記モバイルルータのデータ通信量が予め設定された上限値を下回るように、前記モバイルルータのデータ通信量を制御する、
    ことを特徴とする請求項に記載の携帯端末。
  3. 前記モバイルルータ制御部は、前記外出予定データが示す外出予定期間前における外出準備期間において、前記モバイルルータの通信速度を制限する、
    ことを特徴とする請求項又はに記載の携帯端末。
  4. モバイルルータを制御するモバイルルータ制御部と、ユーザのスケジュールデータを管理するスケジュール管理部と、を備え、
    前記スケジュールデータは、前記ユーザの外出予定データを含み、
    前記モバイルルータ制御部は、前記外出予定データに基づいて、前記モバイルルータの電池残量を制御し、前記外出予定データが示す外出予定期間前における外出準備期間において、前記モバイルルータをスリープモードにさせる、
    携帯端末。
  5. 前記モバイルルータ制御部は、前記外出予定データが示す外出予定期間中において、前記モバイルルータの電池残量が残存するように、前記モバイルルータの電池残量を制御する、
    ことを特徴とする請求項に記載の携帯端末。
  6. モバイルルータを制御するモバイルルータ制御部と、ユーザのスケジュールデータを管理するスケジュール管理部と、を備える携帯端末において、
    ユーザのスケジュールデータを取得するステップであって、前記スケジュールデータが前記ユーザの外出予定データを含むステップと、
    前記外出予定データに基づいて、前記モバイルルータのデータ通信量を制御するステップと、を備える、
    携帯端末の制御方法。
  7. モバイルルータを制御するモバイルルータ制御部と、ユーザのスケジュールデータを管理するスケジュール管理部と、を備える携帯端末において、
    ユーザのスケジュールデータを取得するステップであって、前記スケジュールデータが前記ユーザの外出予定データを含むステップと、
    前記外出予定データに基づいて、前記モバイルルータの電池残量を制御し、前記外出予定データが示す外出予定期間前における外出準備期間において、前記モバイルルータをスリープモードにさせるステップと、を備える、
    携帯端末の制御方法。
  8. モバイルルータを制御するモバイルルータ制御部と、ユーザのスケジュールデータを管
    理するスケジュール管理部と、を備える携帯端末において、前記モバイルルータ制御部と
    して動作するコンピュータに、
    ユーザのスケジュールデータを取得するステップであって、前記スケジュールデータが前記ユーザの外出予定データを含むステップと、
    前記外出予定データに基づいて、前記モバイルルータのデータ通信量を制御するステップと、を実行させる、
    携帯端末の制御プログラム。
  9. モバイルルータを制御するモバイルルータ制御部と、ユーザのスケジュールデータを管
    理するスケジュール管理部と、を備える携帯端末において、前記モバイルルータ制御部と
    して動作するコンピュータに、
    ユーザのスケジュールデータを取得するステップであって、前記スケジュールデータが前記ユーザの外出予定データを含むステップと、
    前記外出予定データに基づいて、前記モバイルルータの電池残量を制御し、前記外出予定データが示す外出予定期間前における外出準備期間において、前記モバイルルータをスリープモードにさせるステップと、を実行させる、
    携帯端末の制御プログラム。
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