JP7412327B2 - 奇数指数直交振幅変調のための技法および装置 - Google Patents

奇数指数直交振幅変調のための技法および装置 Download PDF

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Description

本開示の態様は、一般に、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、奇数指数(OE:odd-exponent)直交振幅変調(QAM:quadrature amplitude modulation)のための技法および装置に関する。
ワイヤレス通信システムは、テレフォニー、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなどの様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力など)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を用いる場合がある。そのような多元接続技術の例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)システムを含む。
これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されている。電気通信規格の一例は、ロングタームエボリューション(LTE)である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公表されたユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)モバイル規格に対する拡張のセットである。LTEは、スペクトル効率を改善すること、コストを下げること、サービスを改善すること、新しいスペクトルを使用すること、ならびに、ダウンリンク(DL)上のOFDMA、アップリンク(UL)上のSC-FDMA、および多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して他のオープン規格と統合することによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするように設計されている。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信の方法は、特定のサイズのビットの複数のグループを識別するステップ、奇数指数変調コンスタレーションを生成するために、ビットの複数のグループを対応するパリティビットとともに偶数指数変調コンスタレーションにマッピングするステップであって、対応するパリティビットのうちの少なくとも1つの対応するパリティビットが、マッピングのためにビットの複数のグループのうちのビットの1つのグループに追加される、ステップ、および/または、奇数指数変調コンスタレーションに少なくとも部分的に基づいて信号を送信するステップを含み得る。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信デバイスは、メモリと、メモリに動作可能に結合された1つまたは複数のプロセッサとを含み得る。1つまたは複数のプロセッサは、特定のサイズのビットの複数のグループを識別すること、奇数指数変調コンスタレーションを生成するために、ビットの複数のグループを対応するパリティビットとともに偶数指数変調コンスタレーションにマッピングすることであって、対応するパリティビットのうちの少なくとも1つの対応するパリティビットが、マッピングのためにビットの複数のグループのうちのビットの1つのグループに追加される、マッピングすること、および/または、奇数指数変調コンスタレーションに少なくとも部分的に基づいて信号を送信することを行うように構成され得る。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体は、特定のサイズのビットの複数のグループを識別すること、奇数指数変調コンスタレーションを生成するために、ビットの複数のグループを対応するパリティビットとともに偶数指数変調コンスタレーションにマッピングすることであって、対応するパリティビットのうちの少なくとも1つの対応するパリティビットが、マッピングのためにビットの複数のグループのうちのビットの1つのグループに追加される、マッピングすること、および/または、奇数指数変調コンスタレーションに少なくとも部分的に基づいて信号を送信することを行うためのコードを備える。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置は、特定のサイズのビットの複数のグループを識別するための手段、奇数指数変調コンスタレーションを生成するために、ビットの複数のグループを対応するパリティビットとともに偶数指数変調コンスタレーションにマッピングするための手段であって、対応するパリティビットのうちの少なくとも1つの対応するパリティビットが、マッピングのためにビットの複数のグループのうちのビットの1つのグループに追加される、手段、および/または、奇数指数変調コンスタレーションに少なくとも部分的に基づいて信号を送信するための手段を含み得る。
態様は、一般に、添付の図面を参照しながら本明細書で十分に説明し、添付の図面によって示すような、方法、装置、システム、コンピュータプログラム製品、非一時的コンピュータ可読媒体、ユーザ機器、ワイヤレス通信デバイス、および処理システムを含む。
上記は、以下の詳細な説明がより良く理解され得るように、本開示による例の特徴および技術的利点をかなり広範に概説している。以下で、追加の特徴および利点について説明する。開示する概念および具体例は、本開示の同じ目的を実行するために他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用され得る。そのような等価な構成は、添付の特許請求の範囲から逸脱しない。本明細書で開示する概念の特性、それらの編成と動作方法の両方が、関連する利点とともに、添付の図に関して検討されると以下の説明からより良く理解されよう。図の各々は、例示および説明のために提供され、特許請求の範囲の限定の定義として提供されるものではない。
本開示の上述の特徴が詳細に理解され得るように、添付の図面にその一部が示される態様を参照することによって、上記で簡潔に要約した内容についてより具体的な説明を行う場合がある。しかしながら、この説明は他の等しく効果的な態様に通じ得るので、添付の図面は、本開示のいくつかの典型的な態様のみを示し、したがって、本開示の範囲を限定するものと見なされるべきではないことに留意されたい。異なる図面における同じ参照番号は、同じまたは同様の要素を識別することがある。
本開示の様々な態様による、複数のワイヤレスネットワークが重複するカバレージを有する例示的な展開を示す図である。 本開示の様々な態様による、LTEネットワークアーキテクチャにおける例示的なアクセスネットワークを示す図である。 本開示の様々な態様による、LTEにおけるダウンリンクフレーム構造の一例を示す図である。 本開示の様々な態様による、LTEにおけるアップリンクフレーム構造の一例を示す図である。 本開示の様々な態様による、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図である。 本開示の様々な態様による、アクセスネットワーク内の発展型ノードBおよびユーザ機器の例示的な構成要素を示す図である。 本開示の様々な態様による、奇数指数変調コンスタレーションを生成する一例を示す図である。 本開示の様々な態様による、奇数指数変調コンスタレーションを生成する一例を示す図である。 本開示の様々な態様による、偶数指数QAMおよび奇数指数QAMに対するビット誤り率および信号対雑音比の性能の一例を示す図である。 本開示の様々な態様による、偶数指数QAMおよび奇数指数QAMのカバレージ範囲の一例を示す図である。 本開示の様々な態様による、たとえばワイヤレス通信デバイスによって実行される例示的なプロセスを示す図である。 例示的な装置内の異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図である。 処理システムを用いる装置のためのハードウェア実装形態の一例を示す図である。
添付の図面に関して以下に記載する詳細な説明は、様々な構成について説明するものであり、本明細書で説明する概念が実践され得る唯一の構成を表すものではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実践され得ることは当業者には明らかであろう。
本明細書で説明する技法は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)ネットワーク、または他のタイプのネットワークなどの様々なワイヤレス通信ネットワークのうちの1つまたは複数に使用され得る。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、CDMA2000などの無線アクセス技術(RAT)を実装し得る。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))および/またはCDMAの他の変形態を含み得る。CDMA2000は、暫定規格(IS)-2000規格、IS-95規格、およびIS-856規格を含み得る。IS-2000は、1x無線送信技術(1xRTT)、CDMA2000 1Xなどと呼ばれることもある。TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))、GSM進化型高速データレート(EDGE)、またはGSM/EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)などのRATを実装し得る。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E-UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、電気電子技術者協会(IEEE)802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDMなどのRATを実装し得る。UTRAおよびE-UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部であり得る。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE-A)は、ダウンリンク上でOFDMAを用い、アップリンク上でSC-FDMAを用いるE-UTRAを使用するUMTSの例示的なリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-AおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上述のワイヤレスネットワークおよびRAT、ならびに他のワイヤレスネットワークおよびRATに使用され得る。
図1は、本開示の様々な態様による、複数のワイヤレスネットワークが重複するカバレージを有する例示的な展開100を示す図である。しかしながら、ワイヤレスネットワークは、態様において重複するカバレージを有しないことがある。示すように、例示的な展開100は、発展型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)105を含んでもよく、E-UTRAN105は、1つまたは複数の発展型ノードB(eNB)110を含んでもよく、サービングゲートウェイ(SGW)115および/またはモビリティ管理エンティティ(MME)120を介して他のデバイスまたはネットワークと通信してもよい。さらに示すように、例示的な展開100は、無線アクセスネットワーク(RAN)125を含んでもよく、RAN125は、1つまたは複数の基地局130を含んでもよく、モバイル交換センタ(MSC)135および/またはインターワーキング機能(IWF)140を介して他のデバイスまたはネットワークと通信してもよい。さらに示すように、例示的な展開100は、E-UTRAN105および/またはRAN125を介して通信することが可能な1つまたは複数のユーザ機器(UE)145を含んでもよい。
E-UTRAN105は、たとえば、LTEまたは別のタイプのRATをサポートし得る。E-UTRAN105は、UE145のためのワイヤレス通信をサポートすることができるeNB110および他のネットワークエンティティを含み得る。各eNB110は、特定の地理的エリアに通信カバレージを提供し得る。「セル」という用語は、eNB110のカバレージエリアおよび/または特定の周波数チャネル上でカバレージエリアにサービスするeNBサブシステムを指すことがある。
SGW115は、E-UTRAN105と通信してもよく、パケットのルーティングおよびフォワーディング、モビリティアンカリング、パケットバッファリング、ネットワークトリガ型サービスの開始などの様々な機能を実行してもよい。MME120は、E-UTRAN105およびSGW115と通信してもよく、E-UTRAN105のMME120によってサービスされる地理的領域内に配置されたUE145のためのモビリティ管理、ベアラ管理、ページングメッセージの配信、セキュリティ制御、認証、ゲートウェイ選択などの様々な機能を実行してもよい。LTEにおけるネットワークエンティティは、公開されている「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN); Overall description」と題する3GPP TS 36.300に記載されている。
RAN125は、たとえば、GSMまたは別のタイプのRATをサポートし得る。RAN125は、UE145のためのワイヤレス通信をサポートすることができる基地局130および他のネットワークエンティティを含み得る。MSC135は、RAN125と通信してもよく、RAN125のMSC135によってサービスされる地理的領域内に配置されたUE145のための音声サービス、回線交換呼のためのルーティング、およびモビリティ管理などの様々な機能を実行してもよい。いくつかの態様では、IWF140は、(たとえば、E-UTRAN105およびRAN125が異なるRATを使用するとき)MME120とMSC135との間の通信を容易にし得る。追加または代替として、MME120は、(たとえば、E-UTRAN105およびRAN125が同じRATを使用するとき)たとえばIWF140なしでRAN125とインターフェースするMMEと直接通信し得る。いくつかの態様では、E-UTRAN105およびRAN125は、UE145と通信するために、同じ周波数および/または同じRATを使用し得る。いくつかの態様では、E-UTRAN105およびRAN125は、UE145と通信するために、異なる周波数および/またはRATを使用し得る。本明細書で使用する基地局という用語は、いかなる特定のRATにも結び付けられず、異なるタイプのRATに関連付けられた(たとえば、LTEネットワークの)eNBまたは別のタイプの基地局を指すことがある。
一般に、任意の数のワイヤレスネットワークが所与の地理的エリア内に展開され得る。各ワイヤレスネットワークは、特定のRATをサポートしてもよく、1つまたは複数の周波数上で動作してもよい。RATは、無線技術、エアインターフェースなどと呼ばれることもある。周波数または周波数範囲は、キャリア、周波数チャネルなどと呼ばれることもある。各周波数または周波数範囲は、異なるRATのワイヤレスネットワーク間の干渉を回避するために、所与の地理的エリアにおいて単一のRATをサポートし得る。
UE145は、固定またはモバイルであってもよく、移動局、端末、アクセス端末、ワイヤレス通信デバイス、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。UE145は、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであってもよい。UE145は、プロセッサ構成要素、メモリ構成要素などの、UE145の構成要素を収容するハウジング145'の内部に含まれてもよい。
電源が投入されると、UE145は、UE145が通信サービスを受信することができるワイヤレスネットワークを探索してもよい。UE145が2つ以上のワイヤレスネットワークを検出する場合、最も高い優先度を有するワイヤレスネットワークが、UE145にサービスするために選択されることがあり、サービングネットワークと呼ばれることがある。UE145は、必要な場合、サービングネットワークへの登録を実行してもよい。次いで、UE145は、サービングネットワークとアクティブに通信するために接続モードで動作してもよい。代替的に、アクティブな通信がUE145によって必要とされない場合、UE145はアイドルモードで動作し、サービングネットワークにキャンプオンしてもよい。
UE145は、次のようにアイドルモードで動作してもよい。UE145は、通常のシナリオでは「適切な(suitable)」セル、または緊急のシナリオでは「許容可能な(acceptable)」セルを見つけることが可能であるすべての周波数/RATを識別してもよく、「適切な」および「許容可能な」は、LTE規格において規定されている。次いで、UE145は、すべての識別された周波数/RATの中で最も高い優先度を有する周波数/RATにキャンプオンしてもよい。UE145は、(i)周波数/RATが所定のしきい値においてもはや利用可能ではなくなるか、または(ii)より高い優先度を有する別の周波数/RATがこのしきい値に達するかのいずれかになるまで、この周波数/RATにキャンプオンしたままであってもよい。いくつかの態様では、UE145は、UE145がキャンプオンするRATのeNBによって提供されるシステム情報ブロックタイプ5(SIB5)に含まれるネイバーリストなど、アイドルモードで動作するときのネイバーリストを受信してもよい。追加または代替として、UE145はネイバーリストを生成してもよい。ネイバーリストは、1つまたは複数のRATがアクセスされ得る1つまたは複数の周波数を識別する情報、1つまたは複数のRATに関連付けられた優先度情報などを含んでもよい。
図1に示すデバイスおよびネットワークの数および配置は、一例として与えられる。実際には、図1に示すものと比べて、追加のデバイスおよび/またはネットワーク、より少ないデバイスおよび/またはネットワーク、異なるデバイスおよび/またはネットワーク、あるいは異なるように配置されたデバイスおよび/またはネットワークがあってもよい。さらに、図1に示す2つ以上のデバイスが単一のデバイス内で実装されてもよく、または図1に示す単一のデバイスが複数の分散されたデバイスとして実装されてもよい。追加または代替として、図1に示すデバイスのセット(たとえば、1つまたは複数のデバイス)は、図1に示すデバイスの別のセットによって実行されるものとして説明する1つまたは複数の機能を実行してもよい。
図2は、本開示の様々な態様による、LTEネットワークアーキテクチャにおける例示的なアクセスネットワーク200を示す図である。示すように、アクセスネットワーク200は、セルラー領域(セル)220の対応するセットにサービスする1つまたは複数のeNB210(本明細書では「基地局」と呼ばれることがある)と、セル240の対応するセットにサービスする1つまたは複数の低電力eNB230と、UE250のセットとを含み得る。
各eNB210は、それぞれのセル220に割り当てられてもよく、RANへのアクセスポイントを提供するように構成されてもよい。たとえば、eNB110、210は、E-UTRAN105へのUE145、250用のアクセスポイントを提供してもよく(たとえば、eNB210は、図1に示すeNB110に対応し得る)、またはRAN125へのUE145、250用のアクセスポイントを提供してもよい(たとえば、eNB210は、図1に示す基地局130に対応し得る)。場合によっては、基地局およびeNBという用語は互換的に使用されることがあり、本明細書で使用する基地局はいかなる特定のRATにも結び付けられない。UE145、250は、図1に示すUE145に対応し得る。図2は例示的なアクセスネットワーク200のための集中型コントローラを示していないが、アクセスネットワーク200は、いくつかの態様では、集中型コントローラを使用してもよい。eNB210は、無線ベアラ制御、アドミッション制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、および(たとえば、SGW115への)ネットワーク接続性を含む無線関連機能を実行してもよい。
図2に示すように、1つまたは複数の低電力eNB230は、それぞれのセル240にサービスしてもよく、セル240は、eNB210によってサービスされる1つまたは複数のセル220と重複することがある。eNB230は、図1に示す、E-UTRAN105に関連付けられたeNB110および/またはRAN125に関連付けられた基地局130に対応し得る。低電力eNB230は、リモート無線ヘッド(RRH)と呼ばれることがある。低電力eNB230は、フェムトセルeNB(たとえば、ホームeNB(HeNB))、ピコセルeNB、マイクロセルeNBなどを含み得る。
アクセスネットワーク200によって用いられる変調および多元接続方式は、展開されている特定の電気通信規格に応じて変わる場合がある。LTE適用例では、周波数分割複信(FDD)と時分割複信(TDD)の両方をサポートするために、ダウンリンク(DL)上で直交周波数分割多重化(OFDM)が使用され、アップリンク(UL)上でSC-FDMAが使用される。本明細書で提示する様々な概念は、LTE適用例に好適である。しかしながら、これらの概念は、他の変調および多元接続技法を用いる他の電気通信規格に容易に拡張され得る。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV-DO)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)に拡張され得る。EV-DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、ブロードバンドインターネットアクセスを移動局に提供するためにCDMAを用いる。別の例として、これらの概念は、WCDMAおよびCDMAの他の変形態(たとえば、TD-SCDMA、TDMAを用いるGSM、E-UTRAなど)を用いるUTRA、OFDMAを用いるUMB、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDMなどにも拡張され得る。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体からの文書に記載されている。用いられる実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課された全体的な設計制約に依存する。
eNB210は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用は、eNB210が、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間領域を利用することを可能にする。空間多重化は、同じ周波数上でデータの異なるストリームを同時に送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを増大させるために単一のUE145、250に送信されてもよく、または全体的なシステム容量を増大させるために複数のUE250に送信されてもよい。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし(たとえば、振幅および位相のスケーリングを適用し)、次いで、空間的にプリコーディングされた各ストリームをDL上で複数の送信アンテナを通じて送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間シグネチャとともにUE250に到達し、これにより、UE250の各々は、そのUE250に向けられた1つまたは複数のデータストリームを復元することが可能になる。UL上では、各UE145、250は、空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信し、これにより、eNB210は、空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別することが可能になる。
空間多重化は、一般に、チャネル状態が良好であるときに使用される。チャネル状態があまり好ましくないとき、送信エネルギーを1つまたは複数の方向に集中させるために、ビームフォーミングが使用され得る。このことは、複数のアンテナを通じて送信するためにデータを空間的にプリコーディングすることによって達成され得る。セルのエッジにおいて良好なカバレージを達成するために、送信ダイバーシティと組み合わせて単一のストリームビームフォーミング送信が使用され得る。
以下の詳細な説明では、アクセスネットワークの様々な態様について、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムを参照しながら説明する。OFDMは、OFDMシンボル内のいくつかのサブキャリアにわたってデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは、厳密な周波数で離間される。離間は、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性」をもたらす。時間領域では、OFDMシンボル間干渉をなくすために、各OFDMシンボルにガードインターバル(たとえば、サイクリックプレフィックス)が追加され得る。ULは、高いピーク対平均電力比(PAPR)を補償するために、離散フーリエ変換(DFT)拡散OFDM信号の形態でSC-FDMAを使用し得る。
図2に示すデバイスおよびセルの数および配置は、一例として与えられる。実際には、図2に示すものと比べて、追加のデバイスおよび/またはセル、より少ないデバイスおよび/またはセル、異なるデバイスおよび/またはセル、あるいは異なるように配置されたデバイスおよび/またはセルがあってもよい。さらに、図2に示す2つ以上のデバイスが単一のデバイス内で実装されてもよく、または図2に示す単一のデバイスが複数の分散されたデバイスとして実装されてもよい。追加または代替として、図2に示すデバイスのセット(たとえば、1つまたは複数のデバイス)は、図2に示すデバイスの別のセットによって実行されるものとして説明する1つまたは複数の機能を実行してもよい。
図3は、本開示の様々な態様による、LTEにおけるダウンリンク(DL)フレーム構造の一例300を示す図である。(たとえば、10msの)フレームは、0~9のインデックスを有する、等しいサイズの10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含み得る。リソースグリッドは、各タイムスロットがリソースブロック(RB)を含む、2つのタイムスロットを表すために使用され得る。リソースグリッドは、複数のリソース要素に分割される。LTEでは、リソースブロックは、周波数領域において12個の連続するサブキャリアを含み、各OFDMシンボル内のノーマルサイクリックプレフィックスの場合、時間領域において7個の連続するOFDMシンボル、すなわち84個のリソース要素を含む。拡張サイクリックプレフィックスの場合、リソースブロックは、時間領域において6個の連続するOFDMシンボルを含み、72個のリソース要素を有する。R310およびR320として示されるリソース要素のうちのいくつかは、DL基準信号(DL-RS)を含む。DL-RSは、セル固有RS(CRS)(共通RSと呼ばれることもある)310と、UE固有RS(UE-RS)320とを含む。UE-RS320は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH)がマッピングされるリソースブロック上のみで送信される。各リソース要素によって搬送されるビット数は、変調方式に依存する。したがって、UEが受信するリソースブロックが多いほど、かつ変調方式が高いほど、UEのためのデータレートは高くなる。
LTEでは、eNBは、eNB内のセルごとに1次同期信号(PSS)および2次同期信号(SSS)を送ってもよい。1次同期信号および2次同期信号は、それぞれ、ノーマルサイクリックプレフィックス(CP)を有する各無線フレームのサブフレーム0および5の各々の中のシンボル期間6および5において送られてもよい。同期信号は、セルの検出および獲得のためにUEによって使用され得る。eNBは、サブフレーム0のスロット1の中のシンボル期間0から3において物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を送ってもよい。PBCHは、特定のシステム情報を搬送してもよい。
eNBは、各サブフレームの最初のシンボル期間において物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)を送ってもよい。PCFICHは、制御チャネルに使用されるシンボル期間の数(M)を伝えてもよく、Mは、1、2または3に等しくてもよく、サブフレームによって変わることがある。Mはまた、たとえば、リソースブロックが10個未満である、小さいシステム帯域幅の場合は、4に等しくてもよい。eNBは、各サブフレームの最初のM個のシンボル期間において物理ハイブリッド自動再送要求(HARQ)インジケータチャネル(PHICH)および物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送ってもよい。PHICHは、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)をサポートするための情報を搬送してもよい。PDCCHは、UEに対するリソース割り振りに関する情報と、ダウンリンクチャネルに対する制御情報とを搬送してもよい。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間において物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送ってもよい。PDSCHは、ダウンリンク上でのデータ送信のためにスケジュールされたUEに対するデータを搬送してもよい。
eNBは、eNBによって使用されるシステム帯域幅の中心1.08MHzにおいて、PSS、SSS、およびPBCHを送ってもよい。eNBは、PCFICHおよびPHICHが送られる各シンボル期間において、システム帯域幅全体にわたってこれらのチャネルを送ってもよい。eNBは、システム帯域幅の特定の部分において、PDCCHをUEのグループに送ってもよい。eNBは、システム帯域幅の特定の部分において、PDSCHを特定のUEに送ってもよい。eNBは、PSS、SSS、PBCH、PCFICH、およびPHICHをブロードキャスト方式ですべてのUEに送ってもよく、PDCCHをユニキャスト方式で特定のUEに送ってもよく、PDSCHもユニキャスト方式で特定のUEに送ってもよい。
いくつかのリソース要素は、各シンボル期間において利用可能であってもよい。各リソース要素(RE)は、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーしてもよく、実数値または複素数値であり得る1つの変調シンボルを送るために使用されてもよい。各シンボル期間において基準信号に使用されないリソース要素は、リソース要素グループ(REG)に配置されてもよい。各REGは、1つのシンボル期間において4つのリソース要素を含み得る。PCFICHは、4つのREGを占有してもよく、4つのREGは、シンボル期間0において、周波数にわたってほぼ等しく離間され得る。PHICHは、3つのREGを占有してもよく、3つのREGは、1つまたは複数の構成可能なシンボル期間において、周波数にわたって拡散され得る。たとえば、PHICHのための3つのREGは、すべてシンボル期間0に属してもよく、またはシンボル期間0、1、および2において拡散されてもよい。PDCCHは、9個、18個、36個、または72個のREGを占有してもよく、これらのREGは、たとえば、最初のM個のシンボル期間において、利用可能なREGから選択されてもよい。REGのいくつかの組合せのみがPDCCHに対して許可され得る。
UEは、PHICHおよびPCFICHに使用される特定のREGを知っていることがある。UEは、PDCCHのためのREGの異なる組合せを探索してもよい。探索すべき組合せの数は通常、PDCCHに対して許可される組合せの数よりも少ない。eNBは、UEが探索する組合せのいずれかにおいてPDCCHをUEに送ってもよい。
上記で示したように、図3は一例として与えられる。他の例が可能であり、図3に関して上記で説明したことと異なってもよい。
図4は、本開示の様々な態様による、LTEにおけるアップリンク(UL)フレーム構造の一例400を示す図である。ULに利用可能なリソースブロックは、データセクションおよび制御セクションに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジに形成されることがあり、構成可能なサイズを有し得る。制御セクション内のリソースブロックは、制御情報の送信のためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクションに含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。ULフレーム構造により、データセクションは連続的なサブキャリアを含むことになり、これにより、単一のUEが、データセクション内の連続的なサブキャリアのすべてを割り当てられることが可能になり得る。
UEは、制御情報をeNBに送信するために、制御セクション内のリソースブロック410a、410bを割り当てられ得る。UEはまた、データをeNBに送信するために、データセクション内のリソースブロック420a、420bを割り当てられ得る。UEは、制御セクション内の割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH)において、制御情報を送信し得る。UEは、データセクション内の割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH)において、データのみ、またはデータと制御情報の両方を送信し得る。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにまがることがあり、周波数にわたってホップすることがある。
リソースブロックのセットは、初期システムアクセスを実行し、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)430におけるUL同期を達成するために使用され得る。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送し、いかなるULデータ/シグナリングも搬送することができない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6個の連続するリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数は、ネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、いくつかの時間リソースおよび周波数リソースに限定される。PRACHの場合、周波数ホッピングはない。PRACH試行は、(たとえば、1msの)単一のサブフレーム内で、または少数の連続的なサブフレームのシーケンス内で搬送され、UEは、(たとえば、10msの)フレームごとに単一のPRACH試行しか行うことができない。
上記で示したように、図4は一例として与えられる。他の例が可能であり、図4に関して上記で説明したことと異なってもよい。
図5は、本開示の様々な態様による、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例500を示す図である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3という3つのレイヤで示される。レイヤ1(L1レイヤ)は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。L1レイヤは、本明細書では物理レイヤ510と呼ばれる。レイヤ2(L2レイヤ)520は物理レイヤ510の上にあり、物理レイヤ510を介してUEとeNBとの間のリンクを担う。
ユーザプレーンでは、L2レイヤ520は、たとえば、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ530、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ540、およびパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ550を含み、これらのサブレイヤは、ネットワーク側のeNBにおいて終端する。図示されていないが、UEは、ネットワーク側のパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイにおいて終端するネットワークレイヤ(たとえば、インターネットプロトコル(IP)レイヤ)と、接続の他端(たとえば、遠端UE、サーバなど)において終端するアプリケーションレイヤとを含めて、L2レイヤ520の上にいくつかの上位レイヤを有し得る。
PDCPサブレイヤ550は、ハンドオーバにおいて紛失したデータの再送信を行う。PDCPサブレイヤ550はまた、無線送信オーバーヘッドを低減するための上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮、データパケットを暗号化することによるセキュリティ、およびeNB間のUEのハンドオーバサポートを行う。RLCサブレイヤ540は、上位レイヤデータパケットのセグメント化および再アセンブリ、紛失したデータパケットの再送信、ならびに、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)が原因で順序が狂った受信を補償するためのデータパケットの並べ替えを行う。MACサブレイヤ530は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ530はまた、1つのセルの中の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)をUEの間で割り振ることを担う。MACサブレイヤ530はまた、HARQ動作を担う。
制御プレーンでは、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能がないことを除いて、物理レイヤ510およびL2レイヤ520について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)内に無線リソース制御(RRC)サブレイヤ560を含む。RRCサブレイヤ560は、無線リソース(すなわち、無線ベアラ)を取得することと、eNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することとを担う。
上記で示したように、図5は一例として与えられる。他の例が可能であり、図5に関して上記で説明したことと異なってもよい。
図6は、本開示の様々な態様による、アクセスネットワーク内のeNB110、210、230などの基地局およびUE145、250の例示的な構成要素600を示す図である。図6に示すように、eNB110、210、230は、コントローラ/プロセッサ605、送信(TX)プロセッサ610、チャネル推定器615、アンテナ620、送信機625TX、受信機625RX、受信(RX)プロセッサ630、およびメモリ635を含み得る。図6にさらに示すように、UE145、250は、たとえば、トランシーバTX/RX640の受信機RX、たとえば、トランシーバTX/RX640の送信機TX、アンテナ645、RXプロセッサ650、チャネル推定器655、コントローラ/プロセッサ660、メモリ665、データシンク670、データソース675、およびTXプロセッサ680を含み得る。
DLでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットがコントローラ/プロセッサ605に与えられる。コントローラ/プロセッサ605は、L2レイヤの機能を実装する。DLでは、コントローラ/プロセッサ605は、ヘッダ圧縮、暗号化、パケットのセグメント化および並べ替え、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化、ならびに、様々な優先度メトリックに少なくとも部分的に基づくUE145、250への無線リソース割り振りを行う。コントローラ/プロセッサ605はまた、HARQ動作、紛失したパケットの再送信、およびUE145、250へのシグナリングを担う。
TXプロセッサ610は、L1レイヤ(たとえば、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装する。信号処理機能は、UE145、250における前方誤り訂正(FEC)を容易にするためのコーディングおよびインターリービングと、様々な変調方式(たとえば、二位相偏移変調(BPSK)、四位相偏移変調(QPSK)、M位相偏移変調(M-PSK)、M直交振幅変調(M-QAM))に少なくとも部分的に基づく信号コンスタレーションへのマッピングとを含む。次いで、コーディングされ変調されたシンボルは、並列ストリームに分割される。次いで、各ストリームは、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域において基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで、逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して一緒に結合されて、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成する。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器615からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE145、250によって送信された基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。次いで、各空間ストリームは、たとえば、トランシーバTX/RX625の別個の送信機TXを介して、異なるアンテナ620に与えられる。そのような各送信機TXは、送信用のそれぞれの空間ストリームで無線周波数(RF)キャリアを変調する。
UE145、250において、たとえば、トランシーバTX/RX640の各受信機RXは、そのそれぞれのアンテナ645を通じて信号を受信する。そのような各受信機RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報を受信(RX)プロセッサ650に与える。RXプロセッサ650は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ650は、情報に対して空間処理を実行して、UE145、250に向けられたいかなる空間ストリームも復元する。複数の空間ストリームがUE145、250に向けられている場合、空間ストリームは、RXプロセッサ650によって単一のOFDMシンボルストリームに結合され得る。次いで、RXプロセッサ650は、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、OFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別個のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルおよび基準信号は、eNB110、210、230によって送信された最も可能性の高い信号コンスタレーションポイントを決定することによって復元および復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器655によって算出されたチャネル推定値に少なくとも部分的に基づき得る。次いで、軟判定は、物理チャネル上でeNB110、210、230によって最初に送信されたデータおよび制御信号を復元するために、復号およびデインターリーブされる。次いで、データおよび制御信号は、コントローラ/プロセッサ660に与えられる。
コントローラ/プロセッサ660は、L2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ660は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ665に関連付けられ得る。メモリ665は、非一時的コンピュータ可読媒体を含み得る。ULでは、コントローラ/プロセッサ660は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再アセンブリ、暗号化解除、ヘッダ圧縮解除、制御信号処理を行う。次いで、上位レイヤパケットはデータシンク670に与えられ、データシンク670は、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。様々な制御信号も、L3処理のためにデータシンク670に与えられ得る。コントローラ/プロセッサ660はまた、HARQ動作をサポートするために、肯定応答(ACK)プロトコルおよび/または否定応答(NACK)プロトコルを使用する誤り検出を担う。
ULでは、データソース675は、上位レイヤパケットをコントローラ/プロセッサ660に与えるために使用される。データソース675は、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。eNB110、210、230によるDL送信に関して説明した機能と同様に、コントローラ/プロセッサ660は、ヘッダ圧縮、暗号化、パケットのセグメント化および並べ替え、ならびに、eNB110、210、230による無線リソース割り振りに少なくとも部分的に基づく論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ660はまた、HARQ動作、紛失したパケットの再送信、およびeNB110、210、230へのシグナリングを担う。
eNB110、210、230によって送信された基準信号またはフィードバックからチャネル推定器655によって導出されたチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調方式を選択するために、ならびに空間処理を容易にするために、TXプロセッサ680によって使用され得る。TXプロセッサ680によって生成された空間ストリームは、たとえば、トランシーバTX/RX640の別個の送信機TXを介して、異なるアンテナ645に与えられる。たとえば、トランシーバTX/RX640の各送信機TXは、送信用のそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
UL送信は、UE145、250における受信機機能に関して説明した方法と同様の方法で、eNB110、210、230において処理される。たとえば、トランシーバTX/RX625の各受信機RXは、そのそれぞれのアンテナ620を通じて信号を受信する。たとえば、トランシーバTX/RX625の各受信機RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報をRXプロセッサ630に与える。RXプロセッサ630は、L1レイヤを実装し得る。
コントローラ/プロセッサ605は、L2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ605は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ635に関連付けられ得る。メモリ635は、コンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ605は、UE145、250からの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再アセンブリ、暗号化解除、ヘッダ圧縮解除、制御信号処理を行う。コントローラ/プロセッサ605からの上位レイヤパケットは、コアネットワークに与えられ得る。コントローラ/プロセッサ605はまた、HARQ動作をサポートするために、ACKプロトコルおよび/またはNACKプロトコルを使用する誤り検出を担う。
いくつかの態様では、UE145、250の1つまたは複数の構成要素は、図1に示すように、ハウジング145'に含まれてもよい。いくつかの態様では、図6に示す構成要素のうちの1つまたは複数は、例示的なプロセス1000および/または本明細書で説明する技法のための他のプロセスを実行するために用いられ得る。eNB110、210、230のうちの1つまたは複数の構成要素は、本明細書の他の場所でより詳細に説明するように、奇数指数QAMを実行するように構成され得る。たとえば、eNB110、210、230のコントローラ/プロセッサ605ならびに/または他のプロセッサおよびモジュールは、たとえば、図10のプロセス1000および/または本明細書で説明するような他のプロセスの動作を実行または指示し得る。追加または代替として、UE145、250のうちの1つまたは複数の構成要素は、本明細書の他の場所でより詳細に説明するように、奇数指数QAMを実行するように構成され得る。たとえば、UE145、250のコントローラ/プロセッサ660ならびに/または他のプロセッサおよびモジュールは、たとえば、図10のプロセス1000および/または本明細書で説明するような他のプロセスの動作を実行または指示し得る。
図6に示す構成要素の数および配置は、一例として与えられる。実際には、図6に示すものと比べて、追加の構成要素、より少ない構成要素、異なる構成要素、または異なるように配置された構成要素があってもよい。さらに、図6に示す2つ以上の構成要素が単一の構成要素内で実装されてもよく、または図6に示す単一の構成要素が複数の分散された構成要素として実装されてもよい。追加または代替として、図6に示す構成要素のセット(たとえば、1つまたは複数の構成要素)は、図6に示す構成要素の別のセットによって実行されるものとして説明する1つまたは複数の機能を実行してもよい。
ワイヤレス通信デバイス(たとえば、UE145、250、eNB110、210、230など)は、情報を搬送する無線信号を使用して通信し得る。情報は、無線信号を作成するためにキャリア信号上に変調される。無線信号の受信機は、どの変調手法が無線信号を作成するために使用されるかを知っていてもよく、情報を識別するために、変調手法に少なくとも部分的に基づいて無線信号を復調してもよい。
LTEなどのセルラーネットワークでは、無線信号は、直交振幅変調(QAM)手法に従って変調され得る。QAMは、互いに90度だけ位相がずれている2つの搬送波の振幅および位相を変調することによって、2つの信号を伝える。変調は、受信機に送信されるべきビットのセットに使用され得る。
QAMは、何個の可能な値が信号上に変調され得るかを識別する特定の指数を使用して実行され得る。特定の指数は、4個の可能な値の場合(4-QAMすなわちQPSKの場合)は2を含み、16個の可能な値の場合(16-QAMの場合)は4を含み、64個の可能な値の場合(64-QAMの場合)は6を含み、以下同様であり得る。言い換えれば、指数xに対する可能な値の量は2^xに等しい。奇数指数もQAMに使用され得るが、以下で説明するように、従来、いくつかの困難に関連付けられてきた。より高いQAMの手法は、より低いQAMの手法よりも、所与の時間量において信号上でより多くの情報を伝えるが、より良い信号対雑音比(SNR)を必要とする。したがって、受信機がソースからさらに離れるにつれて、ソースは、受信機がより低いデータスループットという代償を払って信号の復調に成功し続けることができるように、より低いQAMの手法をますます使用することがある。たとえば、各QAMは、ソースからのそれぞれの半径に関連付けられてもよく、各QAMは、以下で図9に関して説明するように、実現可能な変調手法である。
QAM手法(たとえば、4-QAM、8-QAM、16-QAM、32-QAM、64-QAMなど)は、QAM手法を使用して符号化され得る可能な値のコンスタレーションによって表され得る。(たとえば、以下で図7Bの参照番号730に関して説明するような)そのようなコンスタレーションの視覚表現の水平軸は、同相波(I)の振幅に対応してもよく、垂直軸は、直交位相波(Q)の振幅に対応してもよい。受信機は、特定のI振幅/位相および特定のQ振幅/位相を有する信号を受信してもよい。信号を復号するために、受信機はIおよびQをコンスタレーションにマッピングしてもよく、最も近いドットを識別してもよい。識別されたドットは、特定のシンボルまたはビットシーケンスに対応する。このようにして、変調された信号は、最大尤度手法を使用して復調される。受信された信号は、コンスタレーションドットに正確にマッピングする可能性が低いので、最も近いドットが使用され得る。復調エラーは、受信された信号が雑音、干渉、位相シフトなどが原因で間違ったドットにマッピングするときに生じる。結果として、遠くに離れているドットは、より正確な復調をもたらす。
コンスタレーションは、様々な形状を有してもよい。たとえば、上記で識別されたコンスタレーションは長方形(または正方形)であり、これは、受信機による復調に関して、ハードウェアの観点から便利である。しかしながら、上記で説明したドットの配置を有する、上記で識別されたコンスタレーションは、偶数指数QAM手法のみに対して機能する。これは、異なるQAM手法に対する(図9に示す)ソースからのそれぞれの半径間のギャップが、ある偶数指数QAM手法から次の偶数指数QAM手法に(たとえば、8-QAMを回避して4-QAMから16-QAMに)切り替える(このことは、8-QAMの使用によって改善される可能性がある性能を低減する)のに十分なほど広くなければならないことを意味する。奇数指数QAM手法は円形コンスタレーションを使用して表され得るが、これらはハードウェアにおいて実装することが困難である。
本明細書で説明する技法および装置は、偶数指数QAMの正方形コンスタレーションにおける場合よりも広く離間したドットの正方形コンスタレーションを使用した対称の奇数指数QAMを可能にする。奇数指数QAMコンスタレーションは、以下で図7Aに関して説明するように、次に高い偶数指数QAMコンスタレーションから形成されてもよい。図7Bに関してより詳細に説明するように、奇数指数QAMコンスタレーションのドットは、対応する偶数指数QAMコンスタレーションのドットよりも広く離間している。したがって、復調精度が改善される。さらに、奇数指数QAMと偶数指数QAMの両方を使用することによって、異なる距離におけるレート適応(たとえば、QAM手法の選択)が改善されることがあり、このことは、以下で図9に関してより詳細に説明するように、システムスループットおよび復調精度を改善する。
図7Aおよび図7Bは、本開示の様々な態様による、奇数指数変調コンスタレーションを生成する例700を示す図である。図7Aに関して説明する動作は、UE145、250、eNB110、210、230などのワイヤレス通信デバイスおよび/または奇数指数QAMを実行することが可能な任意の他のデバイスによって実行されてもよい。たとえば、ワイヤレス通信デバイスは、OE-QAMを使用してビットストリームを符号化する送信機デバイスであってもよい。
図7Aに参照番号705によって示すように、ワイヤレス通信デバイスは情報ビットを受信してもよい。たとえば、情報ビットは、OE-QAMを使用して変調されるべきビットストリームを含んでもよく、ビットストリームに含まれてもよい。
参照番号710によって示すように、ワイヤレス通信デバイスは、ビットを2n-1ビットの複数のグループにグループ化してもよい。たとえば、2n-1ビットの複数のグループは、3ビット、5ビット、7ビットなどの、奇数個のビットを含んでもよい。ワイヤレス通信デバイスは、ビットを2n-1ビットの複数のグループにグループ化してもよく、その結果、以下でより詳細に説明するように、パリティビットが2n番目のビットとして各グループに追加され、したがって、OE-QAMを可能にし得る。
参照番号715によって示すように、ワイヤレス通信デバイスは、2n番目のビットとしてパリティビットを追加してもよい。パリティビットは、パリティビットを含む2進値のセットの中の1の数が特定の値に等しくなければならない(たとえば、常に奇数でなければならない、または常に偶数でなければならない)ような方法で計算される、そのセットに対するチェックとして働くビットである。パリティビットは、以下でより詳細に説明するように、グループおよび対応するパリティビットが2nの指数に関連付けられたコンスタレーションにマッピングされるとき、2n-1の指数を有する対応する奇数指数コンスタレーションが生成されるように使用される。パリティビットは、奇数パリティビットまたは偶数パリティビットのうちの少なくとも1つを含むことができる。
いくつかの態様では、パリティビットは、ビットのグループのうちの任意のビットであってもよい。たとえば、ビットの1つのグループが2nビットを含む場合、パリティビットは、1番目のビットから2n番目のビットまでの任意のビットであってもよい。追加または代替として、ビットの1つのグループは、複数の異なるパリティビットを含んでもよい。たとえば、ビットの1つのグループは、奇数個のパリティビット(たとえば、3パリティビット、5パリティビットなど)または偶数個のパリティビット(たとえば、2パリティビット、4パリティビットなど)を含んでもよい。
参照番号720によって示すように、ワイヤレス通信デバイスは、ビットの複数のグループを、2^2nの変調次数に関連付けられた変調コンスタレーションにマッピングしてもよい。言い換えれば、ワイヤレス通信デバイスは、ビットの複数のグループを偶数指数変調コンスタレーションにマッピングしてもよい。参照番号725によって示すように、ビットの複数のグループおよび対応するパリティビットを偶数指数変調コンスタレーションにマッピングすることによって、ワイヤレス通信デバイスは、奇数指数変調コンスタレーションに関連付けられた、マッピングされたコンスタレーションサンプルを生成してもよい。たとえば、ビットの複数のグループを対応するパリティビットとともにマッピングすることにより、コンスタレーションポイントのサブセットが変調プロセスにおいてスキップされることがある。より具体的な例として、ビットの1つのグループ当たり単一のパリティビットを有するケースでは、以下で図7Bに関してより詳細に説明するように、1つおきのコンスタレーションポイントがスキップされることがある。したがって、奇数指数変調コンスタレーションは、ビットの複数のグループおよび対応するパリティビットを偶数指数変調コンスタレーションにマッピングすることによって生成される。この奇数指数変調コンスタレーションは、図8および図9に関してより詳細に説明するように、偶数指数変調次数間の(空間および/またはワイヤレス通信性能における)ギャップにおいて使用されてもよく、このことは、ワイヤレス通信デバイスのスループットおよびカバレージを改善する。さらに、図7Aに関して説明した技法は、円形変調コンスタレーションを生成するための技法および他の技法などの、奇数指数変調コンスタレーションを生成するための他の技法よりも、計算コストがあまり高くなく、容易にスケーラブルである場合がある。
図7Bは、上記で図7Aに関して説明したプロセスを使用して生成される偶数指数QAMコンスタレーションおよび奇数指数QAMコンスタレーションの一例を示す。参照番号730によって示すように、偶数指数QAMコンスタレーションは、2^6の指数に対応する64-QAMコンスタレーションであり得る。参照番号735によって示すように、奇数指数QAMコンスタレーションは、2^5の指数に対応する32-QAMコンスタレーションであり得る。32-QAMコンスタレーションは、5ビットの複数のグループおよび対応するパリティビットを64-QAMコンスタレーションにマッピングすることによって生成され得る。わかるように、パリティビットの使用により、1つおきのコンスタレーションポイントがスキップされることがある。このようにして、32-QAMコンスタレーションは、64-QAMコンスタレーションの高複雑度のハードウェア実装形態およびコストがかかる再整形なしに生成される。
さらに、32-QAMコンスタレーションの生成は、64-QAMコンスタレーションのコンスタレーションポイント間の最小距離を増大し得る。たとえば、(参照番号740によって示される)64-QAMコンスタレーションのドット間の最小距離がxに等しいと仮定する。そのような場合、単一のパリティビットがビットの各グループに含まれるとき、(参照番号745によって示される)32-QAMコンスタレーションのドット間の最小距離は、2の平方根のx倍に等しくてもよい。したがって、32-QAMコンスタレーションにマッピングされた信号の復調は、64-QAMコンスタレーションにマッピングされた信号よりもエラーを起こしにくいことがある。いくつかの態様では、1よりも大きい奇数個のパリティビット(たとえば、3パリティビット、5パリティビットなど)が使用されるとき、奇数指数変調コンスタレーションのコンスタレーションポイント間の最小距離は、より大きくてもよい(たとえば、8の平方根のx倍)。したがって、奇数指数変調コンスタレーションは、特定のSNRにおいて偶数指数変調コンスタレーションよりも復調することが比較的容易である場合があり、それにより、ワイヤレス通信性能を改善する。
いくつかの態様では、奇数指数変調コンスタレーションは、Grayマッピングされ得る偶数指数変調コンスタレーションの対称性を保持し得る。特に、Grayマッピングが偶数指数コンスタレーションを生成するために用いられ、2nビットのいずれかがパリティビットであるとき、得られた奇数指数コンスタレーションは、以下の性質を継承してもよい。1つおきのポイントがスキップされてもよく、その後、奇数指数コンスタレーションにおける任意の2つのポイント間の最小距離は、偶数指数コンスタレーションにおける任意の2つのポイント間の最小距離の2倍の平方根に等しくてもよい。たとえば、この場合、奇数指数変調コンスタレーションは、コンスタレーションの水平軸に対して45度の軸および135度の軸上の対称性を保持する。このことは、変調器または復調器の設計を簡略化し、非対称コンスタレーションと比べて電力利用率を改善することができる。
いくつかの態様では、奇数指数変調コンスタレーションの平均送信電力は、次に高い偶数指数変調コンスタレーションと同様であるか、それと同じであってもよい。したがって、電力増幅器仕様は、図7Aに関して説明した技法について変更される必要がない場合がある。追加または代替として、本明細書で説明する技法に関連付けられた送信エラーベクトル振幅(Tx-EVM:transmit error vector magnitude)要件は、場合によっては(たとえば、約3デシベルだけ)緩和され得る。このことは、送信デバイスおよび/または受信デバイスのアナログフロントエンドおよびRFフロントエンドに対するあまり厳しくない要件をもたらすことがあり、それにより、それらのデバイスによってサポートされる最大変調次数を増大させる。追加または代替として、本明細書で説明する技法は、特定のコンスタレーションポイントを無視するように構成されたより複雑なコンスタレーションまたはハードウェアと比較して低複雑度のハードウェアを用いて復調され得る。
上記で示したように、図7Aおよび図7Bは例として与えられる。他の例が可能であり、図7Aおよび図7Bに関して説明したことと異なってもよい。
図8は、本開示の様々な態様による、偶数指数QAMおよび奇数指数QAMに対するビット誤り率(BER)および信号対雑音比(SNR)の性能の一例800を示す図である。
図8でわかるように、一般的に言えば、SNRが改善するにつれて、変調方式のBERが低下する。偶数指数QAMのBER性能は、参照番号805-1~805-5によって識別される線を使用してプロットされている。たとえば、参照番号805-1はQPSK方式を示し、参照番号805-2は16-QAM方式を示し、参照番号805-3は64-QAM方式を示し、参照番号805-4は256-QAM方式を示し、参照番号805-5は1024-QAM方式を示す。
やはりわかるように、各偶数次のQAMライン間にギャップがある。たとえば、SNRが20デシベルに等しいとき、16-QAMが、より低い誤り率にもかかわらず、大規模に使用されるべき十分なスループットを提供しない可能性があるので、ワイヤレス通信デバイスは、比較的悪い性能レベル(たとえば、約10^-2BER)で64-QAMを使用することを強制されることがある。
参照番号810-1~810-4によって示される奇数指数QAM方式は、対応する偶数指数QAM方式の中間に位置し、このことは、各偶数指数QAM方式間のギャップを埋めるのに役立つ。たとえば、参照番号810-1は、(16-QAM方式に関連付けられた変調コンスタレーションを使用して生成される)8-QAM方式を示し、参照番号810-2は、(64-QAM方式に関連付けられた変調コンスタレーションを使用して生成される)32-QAM方式を示し、参照番号810-3は、(256-QAM方式に関連付けられた変調コンスタレーションを使用して生成される)128-QAM方式を示し、参照番号810-4は、(1024-QAM方式に関連付けられた変調コンスタレーションを使用して生成される)512-QAM方式を示す。
一例として、20デシベルの上述のSNRにおいて、ワイヤレス通信デバイスは、約10^-3の改善されたBERを実現する32-QAM方式にフォールバックしてもよい。したがって、図7Aに関して説明した技法は、特定のSNRにおける変調性能の改善をもたらし、したがって、ワイヤレス通信デバイスのワイヤレス通信性能の均一性を改善する。
上記で示したように、図8は一例として与えられる。他の例が可能であり、図8に関して説明したことと異なってもよい。
図9は、本開示の様々な態様による、偶数指数QAMおよびOE-QAMのカバレージ範囲の一例900を示す図である。図9について、上述のQAM手法のうちの1つを使用して通信を符号化するeNB110、210、230と、eNB110、210、230のより近くに移動するかまたはeNB110、210、230から離れて移動するUE145、250とを参照しながら説明する。
UE145、250がeNB110、210、230から離れて移動するにつれて、UE145、250とeNB110、210、230との間のワイヤレス通信のSNRは、経路損失およびドップラー効果が原因で悪化することがあるので、eNB110、210、230は、ますますロバストになる変調方式にフォールバックしてもよい。たとえば、様々な偶数次の変調方式のカバレージエリアは、説明を簡単にするために円として示した実線によって境界づけられる。本明細書で説明する奇数指数QAM技法が使用されないとき、より高い偶数次のQAM方式に関連付けられた半径とより低い偶数次のQAM方式に関連付けられた半径との間に比較的大きいギャップがあり得る。したがって、図9に示す円のうちの2つの中間のUE145、250は、UE145、250が半径方向に外側へ移動し、UE145、250が次の円に到達する前に、悪化した性能を経験することがある。さらに、UE145、250は、(たとえば、実線の円のうちの2つの間の)比較的大きい範囲の半径に対して、かなり低いデータレートの、よりロバストな偶数指数QAM方式を使用することを強制されることがある。
図7Aに関して説明した技法を使用して生成され得るような奇数指数QAM方式を使用する例示的なカバレージエリアは、実線の間の破線として示されている。したがって、実線の円のうちの2つの中間に位置するUE145、250は、奇数指数QAM方式にフォールバックしてもよく、奇数指数QAM方式は、次に低い偶数指数QAM方式よりも高いデータレートを有し、したがって、改善された性能をもたらすことができる。このようにして、eNB110、210、230の能力は、奇数指数QAM方式および偶数指数QAM方式からのQAM方式のより粒度の細かい選択によって改善され得る。
本明細書で説明する技法および装置を使用した能力改善の可能な例として、ワイヤレス通信デバイスが、16-QAMから、QPSKにではなく8-QAMにフォールバックするとき、スペクトル効率は、QPSKにフォールバックすることと比べて約50パーセントだけ改善され得る。ワイヤレス通信デバイスが、64-QAMから、16-QAMにではなく32-QAMにフォールバックするとき、スペクトル効率は、16-QAMにフォールバックすることと比べて約25パーセントだけ改善され得る。ワイヤレス通信デバイスが、256-QAMから、64-QAMにではなく128-QAMにフォールバックするとき、スペクトル効率は、64-QAMにフォールバックすることと比べて約16.67パーセントだけ改善され得る。ワイヤレス通信デバイスが、1024-QAMから、256-QAMにではなく512-QAMにフォールバックするとき、スペクトル効率は、256-QAMにフォールバックすることと比べて約12.5パーセントだけ改善され得る。
上記で示したように、図9は一例として与えられる。他の例が可能であり、図9に関して説明したことと異なってもよい。
図10は、本開示の様々な態様による、たとえばワイヤレス通信デバイスによって実行される例示的なプロセス1000を示す図である。例示的なプロセス1000は、ワイヤレス通信デバイス(たとえば、eNB110、210、230、UE145、250、またはOE-QAMを使用して信号を符号化することが可能な別のデバイス)がOE-QAMを実行する一例である。
図10に示すように、いくつかの態様では、プロセス1000は、特定のサイズのビットの複数のグループを識別することを含んでもよい(ブロック1010)。たとえば、ワイヤレス通信デバイスは、特定のサイズのビットの複数のグループを識別してもよい。いくつかの態様では、ビットの複数のグループは、2n-1ビットを含んでもよい。たとえば、ワイヤレス通信デバイスは、ビットの複数のグループを対応するパリティビットとともに、2^2nの次数を有する偶数指数変調コンスタレーションにマッピングすることによって、2^2n-1の次数を有する奇数指数変調コンスタレーションの生成のためにビットの複数のグループを識別してもよい。
図10に示すように、いくつかの態様では、プロセス1000は、奇数指数変調コンスタレーションを生成するために、ビットの複数のグループを対応するパリティビットとともに偶数指数変調コンスタレーションにマッピングすることを含んでもよい(ブロック1020)。たとえば、少なくとも1つの対応するパリティビットが、ビットの各グループに追加されてもよい。対応するパリティビットに関連するビットの各グループは、偶数指数変調コンスタレーションにマッピングされてもよい。対応するパリティビットをビットの複数のグループに含めることは、偶数指数変調コンスタレーションから次に低次の奇数指数変調コンスタレーションを生成することをもたらすことがあり、奇数指数変調コンスタレーションは、偶数指数変調コンスタレーションよりも大きいコンスタレーションポイント間の最小距離を有してもよい。したがって、奇数指数変調コンスタレーションは、特定のSNRにおいて偶数指数変調コンスタレーションよりも復調することが比較的容易である場合があり、それにより、ワイヤレス通信性能を改善する。
図10に示すように、いくつかの態様では、プロセス1000は、奇数指数変調コンスタレーションに少なくとも部分的に基づいて信号を送信することを含んでもよい(ブロック1030)。たとえば、ワイヤレス通信デバイスは、奇数指数変調コンスタレーションに少なくとも部分的に基づいて信号を送信してもよい。信号は、上記でブロック1020に関してマッピングされたビットの複数のグループに対応するシンボルを含んでもよい。受信デバイスは、信号を復調することを試みてもよい。いくつかの態様では、受信デバイスは信号を受信してもよく、信号を45度回転させてもよい。このことにより、以前はI-Qプロットの45度の軸および135度の軸上で対称であったコンスタレーションポイントが、I-Qプロットの0度の軸および90度の軸上で対称になるので、信号を復調しやすくすることができる。このようにして、復調性能が改善され得る。
いくつかの態様では、特定のサイズは2n-1ビットであり、対応するパリティビットは2n番目のビットとしてビットの複数のグループに関連付けられる。いくつかの態様では、奇数指数変調コンスタレーションは2n-1次を有する。いくつかの態様では、偶数指数変調コンスタレーションのコンスタレーションポイントのサブセットは、対応するパリティビットに少なくとも部分的に基づいて奇数指数変調コンスタレーションにおいてスキップされる。
いくつかの態様では、偶数指数変調コンスタレーションの1つおきのコンスタレーションポイントは、対応するパリティビットに少なくとも部分的に基づいて奇数指数変調コンスタレーションにおいてスキップされる。いくつかの態様では、奇数指数変調コンスタレーションは、ビットの複数のグループが対応するパリティビットとともにマッピングされることに少なくとも部分的に基づいて、偶数指数変調コンスタレーションよりも大きいコンスタレーションポイント間の最小距離に関連付けられる。いくつかの態様では、対応するパリティビットは、ビットの複数のグループのうちのビットの1つのグループ当たり1つのパリティビットを含み、偶数指数変調コンスタレーションのコンスタレーションポイント間の最小距離は、xに等しく、奇数指数変調コンスタレーションのコンスタレーションポイント間の最小距離は、2の平方根掛けるxに等しい。
いくつかの態様では、奇数指数変調コンスタレーションは、偶数指数変調コンスタレーションの対称性を保持する。いくつかの態様では、対称性は、奇数指数変調コンスタレーションの同相軸に関して45度の角度または135度の角度の対称軸に対応する。いくつかの態様では、奇数指数変調コンスタレーションは、偶数指数変調コンスタレーションのコンスタレーションパワー正規化係数(constellation power-normalization factor)に等しいコンスタレーションパワー正規化係数を有する。
図10は、プロセス1000の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス1000は、図10に示すものと比べて、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または異なるように配置されたブロックを含んでもよい。追加または代替として、プロセス1000のブロックのうちの2つ以上は、並行して実行されてもよい。
図11は、例示的な装置1102内の異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図1100である。装置1102は、ワイヤレス通信デバイス(たとえば、eNB110、210、230、UE145、250など)であってもよい。いくつかの態様では、装置1102は、受信モジュール1104、識別モジュール1106、マッピングモジュール1108、および/または送信モジュール1110を含む。
受信モジュール1104は、信号1112を受信してもよい。いくつかの態様では、受信モジュール1104は、別のデバイス(たとえば、デバイス1150)から信号1112を受信してもよい。いくつかの態様では、信号1112は、変調されるべきビットストリームおよび/またはビットの1つもしくは複数のグループを含んでもよい。いくつかの態様では、信号1112は、装置1102から(たとえば、装置1102の異なるプロトコルスタックレイヤから、など)受信されてもよい。受信モジュール1104は、信号1112をデータ1114として識別モジュール1106に与えてもよい。いくつかの態様では、データ1114はビットの複数のグループを含んでもよい。
識別モジュール1106は、データ1114から、特定のサイズのビットの複数のグループを識別してもよい。識別モジュール1106は、特定のサイズのビットの複数のグループをデータ1116としてマッピングモジュール1108に与えてもよい。いくつかの態様では、識別モジュール1106および/またはマッピングモジュール1108は、通信チェーンなどの構成要素またはモジュールなどの、装置1102の変調またはシグナリングモジュールの一部であってもよい。
マッピングモジュール1108は、奇数指数変調コンスタレーションを生成するために、ビットの複数のグループを対応するパリティビットとともに偶数指数変調コンスタレーションにマッピングしてもよい。マッピングモジュール1108は、ビットの複数のグループをマッピングすることに少なくとも部分的に基づいて生成された奇数指数変調コンスタレーションおよび/または信号をデータ1118として送信モジュール1110に与えてもよい。送信モジュール1110は、奇数指数変調コンスタレーションに少なくとも部分的に基づいて信号1120を送信してもよい。
装置は、図10の上述のフローチャートにおけるアルゴリズムのブロックの各々を実行する追加のモジュールを含み得る。したがって、図10の上述のフローチャートにおける各ブロックは、モジュールによって実行されてもよく、装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含んでもよい。モジュールは、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように特に構成された、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装された、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶された、またはそれらの何らかの組合せの、1つまたは複数のハードウェア構成要素であってもよい。
図11に示すモジュールの数および配置は、一例として与えられる。実際には、図11に示すものと比べて、追加のモジュール、より少ないモジュール、異なるモジュール、または異なるように配置されたモジュールがあってもよい。さらに、図11に示す2つ以上のモジュールが単一のモジュール内で実装されてもよく、または図11に示す単一のモジュールが複数の分散されたモジュールとして実装されてもよい。追加または代替として、図11に示すモジュールのセット(たとえば、1つまたは複数のモジュール)は、図11に示すモジュールの別のセットによって実行されるものとして説明する1つまたは複数の機能を実行してもよい。
図12は、処理システム1202を用いる装置1102'のためのハードウェア実装形態の一例を示す図1200である。装置1102'は、ワイヤレス通信デバイス(たとえば、eNB110、210、230、UE145、250など)であってもよい。
処理システム1202は、バス1204によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1204は、処理システム1202の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス1204は、プロセッサ1206、モジュール1104、1106、1108、1110、およびコンピュータ可読媒体/メモリ1208によって表される、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含む様々な回路を互いにリンクさせる。バス1204はまた、タイミングソース、周辺装置、電圧調整器、および電力管理回路などの様々な他の回路をリンクさせ得るが、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明しない。
処理システム1202は、トランシーバ1210に結合され得る。トランシーバ1210は、1つまたは複数のアンテナ1212に結合される。トランシーバ1210は、送信媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を提供する。トランシーバ1210は、1つまたは複数のアンテナ1212から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1202、具体的には受信モジュール1104に与える。加えて、トランシーバ1210は、処理システム1202、具体的には送信モジュール1110から情報を受信し、受信された情報に少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1212に印加されるべき信号を生成する。処理システム1202は、コンピュータ可読媒体/メモリ1208に結合されたプロセッサ1206を含む。プロセッサ1206は、コンピュータ可読媒体/メモリ1208上に記憶されたソフトウェアの実行を含む、一般的な処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ1206によって実行されると、任意の特定の装置について上記で説明した様々な機能を処理システム1202に実行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1208はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1206によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システムは、モジュール1104、1106、1108、および1110のうちの少なくとも1つをさらに含む。モジュールは、プロセッサ1206において実行され、コンピュータ可読媒体/メモリ1208に存在する/記憶されたソフトウェアモジュール、プロセッサ1206に結合された1つもしくは複数のハードウェアモジュール、またはそれらの何らかの組合せであってもよい。いくつかの態様では、処理システム1202は、eNB110、210、230の構成要素であってもよく、メモリ635、ならびに/または、TXプロセッサ610、RXプロセッサ630、および/もしくはコントローラ/プロセッサ605のうちの少なくとも1つを含んでもよい。追加または代替として、処理システム1202は、UE145、250の構成要素であってもよく、メモリ665、ならびに/または、TXプロセッサ680、RXプロセッサ650、および/もしくはコントローラ/プロセッサ660のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置1102/1102'は、特定のサイズのビットの複数のグループを識別するための手段と、奇数指数変調コンスタレーションを生成するために、ビットの複数のグループを対応するパリティビットとともに偶数指数変調コンスタレーションにマッピングするための手段と、奇数指数変調コンスタレーションに少なくとも部分的に基づいて信号を送信するための手段とを含む。上述の手段は、上述の手段によって列挙された機能を実行するように構成された、装置1102および/または装置1102'の処理システム1202の上述のモジュールのうちの1つまたは複数であってもよい。上記で説明したように、処理システム1202は、TXプロセッサ610、RXプロセッサ630、コントローラ/プロセッサ605、TXプロセッサ680、RXプロセッサ650、および/またはコントローラ/プロセッサ660を含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって列挙された機能を実行するように構成された、TXプロセッサ610、RXプロセッサ630、コントローラ/プロセッサ605、TXプロセッサ680、RXプロセッサ650、および/またはコントローラ/プロセッサ660であってもよい。
図12は、一例として与えられる。他の例が可能であり、図12に関して説明したことと異なってもよい。
上記の開示は例示および説明を提供するものであり、網羅的なものでも、または態様を開示された厳密な形態に限定するものでもない。変更形態および変形形態は、上記の開示を踏まえて考えられるか、または態様の実践から得られることがある。
本明細書で使用する構成要素という用語は、ハードウェア、ファームウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組合せとして広く解釈されるものとする。本明細書で使用するプロセッサは、ハードウェア、ファームウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組合せにおいて実装される。
いくつかの態様について、しきい値に関して本明細書で説明する。本明細書で使用する「しきい値を満たすこと」は、値がしきい値よりも大きいこと、しきい値以上であること、しきい値未満であること、しきい値以下であること、しきい値に等しいこと、しきい値に等しくないことなどを指すことがある。
本明細書で説明するシステムおよび/または方法が、異なる形態のハードウェア、ファームウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組合せにおいて実装され得ることは明らかであろう。これらのシステムおよび/または方法を実装するために使用される実際の専用の制御ハードウェアまたはソフトウェアコードは、態様を限定するものではない。したがって、特定のソフトウェアコードの参照なしに、システムおよび/または方法の動作および挙動について本明細書で説明した。ソフトウェアおよびハードウェアは、本明細書での説明に少なくとも部分的に基づいてシステムおよび/または方法を実装するように設計され得ることを理解されたい。
特徴の特定の組合せが特許請求の範囲に列挙され、かつ/または本明細書で開示されても、これらの組合せは、可能な態様の開示を限定するものではない。実際には、これらの特徴の多くが、特許請求の範囲に具体的に列挙されない方法でおよび/または本明細書で開示されない方法で組み合わされてもよい。以下に記載する各従属クレームは、1つのみのクレームに直接依存することがあるが、可能な態様の開示は、クレームセットの中の他のあらゆるクレームと組み合わせた各従属クレームを含む。項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含むそれらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a-b、a-c、b-c、およびa-b-c、ならびに複数の同じ要素を有する任意の組合せ(たとえば、a-a、a-a-a、a-a-b、a-a-c、a-b-b、a-c-c、b-b、b-b-b、b-b-c、c-c、およびc-c-c、または任意の他の順序のa、b、およびc)を包含するものとする。
本明細書で使用する要素、行為、または命令はいずれも、そのようなものとして明示的に説明されない限り、重要または不可欠なものとして解釈されるべきではない。また、本明細書で使用する冠詞「a」および「an」は、1つまたは複数の項目を含むものとし、「1つまたは複数の」と互換的に使用され得る。さらに、本明細書で使用する「セット」および「グループ」という用語は、1つまたは複数の項目(たとえば、関連する項目、関連しない項目、関連する項目と関連しない項目の組合せなど)を含むものとし、「1つまたは複数の」と互換的に使用され得る。1つのみの項目が意図される場合、「1つの」という用語または同様の言葉が使用される。また、本明細書で使用する「有する(has)」、「有する(have)」、「有する(having)」などの用語は、オープンエンド用語であるものとする。さらに、「に基づいて」という句は、別段に明記されていない限り、「に少なくとも部分的に基づいて」を意味するものとする。
100 例示的な展開
105 発展型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)、E-UTRAN
110 発展型ノードB(eNB)、eNB
115 サービングゲートウェイ(SGW)、SGW
120 モビリティ管理エンティティ(MME)、MME
125 無線アクセスネットワーク(RAN)、RAN
130 基地局
135 モバイル交換センタ(MSC)、MSC
140 インターワーキング機能(IWF)、IWF
145 ユーザ機器(UE)、UE
145' ハウジング
200 アクセスネットワーク
210 eNB
220 セルラー領域(セル)、セル
230 低電力eNB、eNB
240 セル
250 UE
300 LTEにおけるダウンリンク(DL)フレーム構造の一例
310 セル固有RS(CRS)
320 UE固有RS(UE-RS)、UE-RS
400 LTEにおけるアップリンク(UL)フレーム構造の一例
410a、410b 制御セクション内のリソースブロック
420a、420b データセクション内のリソースブロック
430 物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)、PRACH
500 LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例
510 物理レイヤ
520 レイヤ2(L2レイヤ)、L2レイヤ
530 媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ、MACサブレイヤ
540 無線リンク制御(RLC)サブレイヤ、RLCサブレイヤ
550 パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ、PDCPサブレイヤ
560 無線リソース制御(RRC)サブレイヤ、RRCサブレイヤ
600 構成要素
605 コントローラ/プロセッサ
610 送信(TX)プロセッサ
615 チャネル推定器
620 アンテナ
625 トランシーバTX/RX
625TX 送信機
625RX 受信機
630 受信(RX)プロセッサ
635 メモリ
640 トランシーバTX/RX
645 アンテナ
650 RXプロセッサ
655 チャネル推定器
660 コントローラ/プロセッサ
665 メモリ
670 データシンク
675 データソース
680 TXプロセッサ
700 奇数指数変調コンスタレーションを生成する例
730 偶数指数QAMコンスタレーション
735 奇数指数QAMコンスタレーション
740 64-QAMコンスタレーションのドット間の最小距離
745 32-QAMコンスタレーションのドット間の最小距離
800 偶数指数QAMおよび奇数指数QAMに対するビット誤り率(BER)および信号対雑音比(SNR)の性能の一例
805-1 QPSK方式
805-2 16-QAM方式
805-3 64-QAM方式
805-4 256-QAM方式
805-5 1024-QAM方式
810-1 8-QAM方式
810-2 32-QAM方式
810-3 128-QAM方式
810-4 512-QAM方式
900 偶数指数QAMおよびOE-QAMのカバレージ範囲の一例
1000 プロセス
1100 概念データフロー図
1200 図
1102、1102' 装置
1104 受信モジュール、モジュール
1106 識別モジュール、モジュール
1108 マッピングモジュール、モジュール
1110 送信モジュール、モジュール
1112 信号
1114 データ
1118 データ
1120 信号
1150 デバイス
1202 処理システム
1204 バス
1206 プロセッサ
1208 コンピュータ可読媒体/メモリ
1210 トランシーバ
1212 アンテナ

Claims (11)

  1. ワイヤレス通信デバイスによって実行されるワイヤレス通信の方法であって、
    特定のサイズのビットの複数のグループを識別するステップであって、前記特定のサイズが2n-1ビットであり、前記nが正の整数である、ステップと、
    前記ビットの複数のグループの各グループにパリティビットを追加するステップであって、対応するパリティビットが2n番目のビットとして前記ビットの複数のグループの各グループに関連付けられる、ステップと、
    前記ビットの複数のグループを前記対応するパリティビットとともに偶数指数変調コンスタレーションにマッピングすることによって、奇数指数変調コンスタレーションを生成するステップであって、
    前記奇数指数変調コンスタレーションが2n-1次を有し、
    前記偶数指数変調コンスタレーションのコンスタレーションポイントのサブセットが、前記対応するパリティビットに少なくとも部分的に基づいて前記奇数指数変調コンスタレーションにおいてスキップされ、
    前記対応するパリティビット、前記マッピングのために前記ビットの複数のグループのうちのビットの各グループに追加されている、ステップと、
    前記奇数指数変調コンスタレーションに少なくとも部分的に基づいて信号を送信するステップと
    を備える方法。
  2. 前記偶数指数変調コンスタレーションの1つおきのコンスタレーションポイントが、前記対応するパリティビットに少なくとも部分的に基づいて前記奇数指数変調コンスタレーションにおいてスキップされる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記奇数指数変調コンスタレーションが、前記ビットの複数のグループが前記対応するパリティビットとともにマッピングされることに少なくとも部分的に基づいて、前記偶数指数変調コンスタレーションよりも大きいコンスタレーションポイント間の最小距離に関連付けられる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記対応するパリティビットが、前記ビットの複数のグループのうちのビットの1つのグループ当たり1つのパリティビットを含み、
    前記偶数指数変調コンスタレーションのコンスタレーションポイント間の最小距離が、xに等しく、
    前記奇数指数変調コンスタレーションのコンスタレーションポイント間の最小距離が、2の平方根掛けるxに等しい、請求項3に記載の方法。
  5. 前記奇数指数変調コンスタレーションが、前記偶数指数変調コンスタレーションの対称性を保持する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記対称性が、前記奇数指数変調コンスタレーションの同相軸に関して45度の角度または135度の角度の対称軸に対応する、請求項5に記載の方法。
  7. 前記奇数指数変調コンスタレーションが、前記偶数指数変調コンスタレーションのコンスタレーションパワー正規化係数に等しいコンスタレーションパワー正規化係数を有する、請求項1に記載の方法。
  8. ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記録するコンピュータ可読記録媒体であって、前記コンピュータ実行可能コードが、コンピュータに請求項1から7のいずれか一項に記載の方法を実行させるためのコードを含む、コンピュータ可読記録媒体。
  9. 特定のサイズのビットの複数のグループを識別するための手段であって、前記特定のサイズが2n-1ビットであり、前記nが正の整数である、手段と、
    前記ビットの複数のグループの各グループにパリティビットを追加するための手段であって、対応するパリティビットが2n番目のビットとして前記ビットの複数のグループの各グループに関連付けられる、手段と、
    前記ビットの複数のグループを前記対応するパリティビットとともに偶数指数変調コンスタレーションにマッピングすることによって、奇数指数変調コンスタレーションを生成するための手段であって、
    前記奇数指数変調コンスタレーションが2n-1次を有し、
    前記偶数指数変調コンスタレーションのコンスタレーションポイントのサブセットが、前記対応するパリティビットに少なくとも部分的に基づいて前記奇数指数変調コンスタレーションにおいてスキップされ、
    前記対応するパリティビット、前記マッピングのために前記ビットの複数のグループのうちのビットの各グループに追加されている、手段と、
    前記奇数指数変調コンスタレーションに少なくとも部分的に基づいて信号を送信するための手段と
    を備える装置。
  10. 前記奇数指数変調コンスタレーションが、前記ビットの複数のグループが前記対応するパリティビットとともにマッピングされることに少なくとも部分的に基づいて、前記偶数指数変調コンスタレーションよりも大きいコンスタレーションポイント間の最小距離に関連付けられる、請求項9に記載の装置。
  11. 前記奇数指数変調コンスタレーションが、前記偶数指数変調コンスタレーションの対称性を保持する、請求項9に記載の装置。
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