JP7390943B2 - 地盤評価方法および地盤評価装置 - Google Patents

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本発明は、地盤評価方法および地盤評価装置に関し、特に、洪積砂質土層を対象とした孔掘削に伴う地盤の緩みを評価するのに好適な地盤評価方法および地盤評価装置に関するものである。
従来、仮設構造物あるいは本設構造物の安全性を向上させることを目的に、地盤内に地盤アンカーを設置し、応力や変位を軽減させることが知られている(例えば、特許文献1、2を参照)。例えば、図5に示すように、大規模平面掘削時の山留め支保工1や地震力・強風による転倒防止策として地盤アンカー2を利用する。施工条件によっては、先行打設された杭の近傍に地盤アンカーを定着させることもある。しかしながら、孔掘削側面から0.5m以内の領域では地盤のN値が低下するとされるため(例えば、図6、図7を参照)、地盤アンカーの設計時にはその影響を適切に評価する必要がある。
特開2015-78499号公報 特開2005-213977号公報
孔掘削の影響を適切に評価するためには、対象領域にて標準貫入試験などの地盤調査を必要に応じて幾つか実施すればよいが、調査数や調査項目によっては工事費用が増加してしまう。また、各学会の指針では孔掘削に伴う周辺地盤の緩みに対する具体的な言及はされておらず、実際の設計では掘削孔の側面からある程度の離隔を設けるなど、明確な判定基準は存在しない。この場合、対象地盤の特性を過小評価する可能性もあり、地盤アンカーの配置や施工管理が煩雑となる。このため、既往の研究結果と観測結果に基づいて、追加の地盤調査を必要としない孔掘削に伴う地盤の物性変化を評価可能な手法が求められていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、追加の地盤調査をすることなく、孔掘削に伴う地盤の物性変化を評価可能な地盤評価方法および地盤評価装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る地盤評価方法は、孔の掘削に伴う周辺の対象地盤の物性変化を評価する地盤評価方法であって、事前に把握されている孔の掘削に伴う地盤のN値と掘削した孔からの離隔距離の関係を利用して、地盤の緩みの影響範囲と程度に関する特性を規定するステップと、孔を掘削する前に実施した地盤調査の結果から、対象地盤のN値を取得するステップと、対象地盤に掘削される孔からの離隔距離を設定するステップと、規定した特性に対して、対象地盤のN値と孔からの離隔距離を当てはめて、孔を掘削した後の離隔距離における対象地盤のN値を評価するステップとを有することを特徴とする。
また、本発明に係る地盤評価装置は、孔の掘削に伴う周辺の対象地盤の物性変化を評価する地盤評価装置であって、事前に把握されている孔の掘削に伴う地盤のN値と掘削した孔からの離隔距離の関係を利用して、地盤の緩みの影響範囲と程度に関する特性を規定する特性規定手段と、孔を掘削する前に実施した地盤調査の結果から、対象地盤のN値を取得するN値取得手段と、対象地盤に掘削される孔からの離隔距離を設定する離隔距離設定手段と、規定した特性に対して、対象地盤のN値と孔からの離隔距離を当てはめて、孔を掘削した後の離隔距離における対象地盤のN値を評価する評価手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る地盤評価方法によれば、孔の掘削に伴う周辺の対象地盤の物性変化を評価する地盤評価方法であって、事前に把握されている孔の掘削に伴う地盤のN値と掘削した孔からの離隔距離の関係を利用して、地盤の緩みの影響範囲と程度に関する特性を規定するステップと、孔を掘削する前に実施した地盤調査の結果から、対象地盤のN値を取得するステップと、対象地盤に掘削される孔からの離隔距離を設定するステップと、規定した特性に対して、対象地盤のN値と孔からの離隔距離を当てはめて、孔を掘削した後の離隔距離における対象地盤のN値を評価するステップとを有するので、孔掘削に伴う地盤の緩みを評価するために地盤調査を追加で実施する必要がなく、孔掘削に伴う対象地盤(例えば洪積砂質土層)の物性変化を簡便に評価することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る地盤評価装置によれば、孔の掘削に伴う周辺の対象地盤の物性変化を評価する地盤評価装置であって、事前に把握されている孔の掘削に伴う地盤のN値と掘削した孔からの離隔距離の関係を利用して、地盤の緩みの影響範囲と程度に関する特性を規定する特性規定手段と、孔を掘削する前に実施した地盤調査の結果から、対象地盤のN値を取得するN値取得手段と、対象地盤に掘削される孔からの離隔距離を設定する離隔距離設定手段と、規定した特性に対して、対象地盤のN値と孔からの離隔距離を当てはめて、孔を掘削した後の離隔距離における対象地盤のN値を評価する評価手段とを有するので、孔掘削に伴う地盤の緩みを評価するために地盤調査を追加で実施する必要がなく、孔掘削に伴う対象地盤(例えば洪積砂質土層)の物性変化を簡便に評価することができるという効果を奏する。
図1は、本発明に係る地盤評価方法の実施の形態を示す概略手順図である。 図2は、本発明に係る地盤評価装置の実施の形態を示す概略構成図である。 図3は、洪積砂質土層のN値の比率と離隔距離の比率の関係を示す図である。 図4は、洪積砂質土層のN0.6の比率と離隔距離の比率の関係を示す図である。 図5は、従来の地盤アンカーの利用例を示す側断面図である。 図6は、従来の杭孔掘削前後における周辺地盤の特性(木村ら、2002)の一例を示す図である。 図7は、従来の観測結果による洪積砂質土層のN値と離隔距離の関係の一例を示す図である。
以下に、本発明に係る地盤評価方法および地盤評価装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
本実施の形態は、孔掘削前の地盤調査結果から対象地盤の特性を事前に把握し、N値の比率と掘削孔からの離隔距離の関係を利用して対象地盤の緩みの影響範囲と程度を求め、対象地盤の物性変化を評価するものである。これにより、地盤アンカーの設計合理化および省力化を図る。本実施の形態では、対象地盤として洪積砂質土層(砂質地盤)を想定しているが、本発明はこれに限るものではない。
(地盤評価方法)
次に、本発明に係る地盤評価方法の実施の形態について説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る地盤評価方法は、孔の掘削に伴う周辺の対象地盤の物性変化を評価する方法であって、以下のステップS1~S4の手順を有する。
[ステップS1]
ステップS1は、事前に把握されている孔の掘削に伴う地盤のN値と掘削した孔からの離隔距離の関係を利用して、地盤の緩みの影響範囲と程度に関する特性を規定するものである。より具体的には、事前に把握されている図7のような関係に基づいて、後述の図3の関係、図4の関係を作成し、作成した関係から、地盤の緩みの影響範囲と程度に関する特性を規定する。
図3は、孔掘削に伴う洪積砂質土層のN値の比率と掘削孔からの離隔距離の比率の関係を示したものであり、図7の結果に基づいている。(a)は洪積砂質土層のN値が40未満、(b)は洪積砂質土層と上総層群のN値が60以上の場合である。縦軸のN値の比率は、観測結果による掘削孔側面から最も遠い地点の洪積砂質土層のN値(N基準)を原地盤と同等とみなし、各離隔距離における孔掘削後の地盤のN値(N掘削後)をそれで除した値である。これは、洪積砂質土層のせん断強度を評価する際に利用する。横軸の離隔距離の比率は、掘削孔側面からの距離を杭径(孔径)で除した値である。
図4は、N値の比率の0.6乗値(N0.6)と掘削孔からの離隔距離の比率の関係を示したものである。砂質地盤のN値は、変形係数の0.6乗に比例するため、本実施の形態では変形係数の評価指標としてN値の比率の0.6乗値を利用する。
洪積砂質土層と上総層群のN値が60以上(図7(b)、図3(b)、図4(b))では、掘削孔からの離隔距離に関わらず、若干のばらつきはあるがN値やN値の比率、N0.6の比率に急激な変化はみられない。一方、洪積砂質土層のN値が40未満(図7(a)、図3(a)、図4(a))では、N値の比率とN0.6の比率が離隔距離の比率0.9未満において徐々に低下する傾向にある。これらを踏まえ、離隔距離の比率に応じたN値の比率とN0.6の比率の下限値を図3と図4の図中の破線で規定する。規定した下限値が、地盤の緩みの影響範囲と程度に関する特性に相当する。なお、洪積砂質土層のN値が40以上60未満では、N値35以上の地盤では離隔距離に依らずN値が変化しない観測結果(図3(a))に基づき、N値が60以上の地盤と同様に評価する。
[ステップS2]
ステップS2は、孔を掘削する前に実施した地盤調査の結果から、対象地盤のN値を取得するものである。例えば、建築物の設計・施工計画の策定に必要な基礎資料の収集を目的として、孔掘削前に実施される地盤調査結果のみを利用する。具体的には、標準貫入試験などから得られる地盤のN値を判定指標とする。可能であれば、地盤の緩み領域とその程度を評価しておくべき地点の近傍で実施された地盤調査結果を採用することが望ましい。
[ステップS3]
ステップS3は、対象地盤に掘削される孔からの離隔距離を設定するものである。
[ステップS4]
ステップS4は、上記のステップS1で規定した下限値に対して、上記のステップS2で取得した対象地盤のN値と、ステップS3で設定した離隔距離を当てはめて、孔を掘削した後の離隔距離における対象地盤のN値(物性変化)を評価するものである。
(実施例)
次に、本実施の形態の実施例を説明する。なお、ステップS1における下限値(特性)の規定が完了しているものとする。
まず、評価対象となる洪積砂質土層とそのN値を地盤調査結果から読み取る(ステップS2)。続いて、対象地盤の掘削孔からの離隔距離を確認する(ステップS3)。次に、それらの情報と図3と図4の破線(下限値)を用いて、孔掘削後の離隔距離でのN値を評価する(ステップS4)。評価したN値を用いて、対象地盤のせん断強度と変形係数を算出する。算出値を地盤アンカーの設計に利用する。
例えば、洪積砂質土層のN値が60、かつ離隔距離の比率1.0および0.70、0.30を評価対象とする場合、N値の比率は図3(b)に示した破線に基づいて、それぞれ1.0(N値60)、0.85(N値51)、0.70(N値42)と判定し、せん断強度の算出に利用する。N0.6の比率も同様にして、図4(b)に示した破線に基づいて、それぞれ1.0、0.91、0.81と判定し、変形係数の低減率として利用する。
このように、本実施の形態によれば、地盤の緩みを評価するために地盤調査を追加で実施する必要がなく、孔掘削に伴う洪積砂質土層の物性変化を簡便に評価することができる。このため、追加調査に伴う費用と工期を削減できる。建築物の設計・施工計画段階にて実施されている事前の地盤調査結果に基づいた評価であるため、掘削孔の近傍に設置する地盤アンカーの設計を省力化できる。また、地盤に掘削孔を設ける場合の周辺地盤の緩み評価を合理化できる。なお、孔掘削に伴う周辺地盤の緩みは、既存杭引抜き時に生じる現象と同様である。
(地盤評価装置)
次に、本発明に係る地盤評価装置の実施の形態について説明する。
図2に示すように、本実施の形態に係る地盤評価装置10は、孔の掘削に伴う周辺の対象地盤の物性変化を評価するものであって、特性規定手段12と、N値取得手段14と、離隔距離設定手段16と、評価手段18とを有する。
特性規定手段12は、事前に把握されている孔の掘削に伴う地盤のN値と掘削した孔からの離隔距離の関係を利用して、地盤の緩みの影響範囲と程度に関する特性を規定するものである。より具体的には、特性規定手段12は、事前に把握されている図7のような関係に基づいて、上記の図3の関係、図4の関係を作成し、作成した関係から、地盤の緩みの影響範囲と程度に関する特性(下限値)を規定する。特性規定手段12の詳細な処理内容は、上記のステップS1の処理内容と同様であるので説明を省略する。特性規定手段12は、例えば、演算処理が可能なコンピュータ装置、N値と離隔距離の関係が格納されたデータベースなどを用いて構成することができる。
N値取得手段14は、孔を掘削する前に実施した地盤調査の結果から、対象地盤のN値を取得するものである。N値取得手段14の詳細な処理内容は、上記のステップS2の処理内容と同様であるので説明を省略する。N値取得手段14は、例えば、演算処理が可能なコンピュータ装置、データベースなどを用いて構成することができる。
離隔距離設定手段16は、対象地盤に掘削される孔からの離隔距離を設定するものである。離隔距離設定手段16の詳細な処理内容は、上記のステップS3の処理内容と同様であるので説明を省略する。離隔距離設定手段16は、例えば、演算処理が可能なコンピュータ装置を用いて構成することができる。
評価手段18は、上記の特性規定手段12で規定した下限値に対して、上記のN値取得手段14で取得した対象地盤のN値と、離隔距離設定手段16で設定した離隔距離を当てはめて、孔掘削後の離隔距離での対象地盤のN値(物性変化)を評価するものである。評価手段18の詳細な処理内容は、上記のステップS4の処理内容と同様であるので説明を省略する。評価手段18は、例えば、演算処理が可能なコンピュータ装置を用いて構成することができる。
上記の構成によれば、地盤の緩みを評価するために地盤調査を追加で実施する必要がなく、孔掘削に伴う洪積砂質土層の物性変化を簡便に評価することができる。このため、追加調査に伴う費用と工期を削減できる。建築物の設計・施工計画段階にて実施されている事前の地盤調査結果に基づいた評価であるため、掘削孔の近傍に設置する地盤アンカーの設計を省力化できる。また、地盤に掘削孔を設ける場合の周辺地盤の緩み評価を合理化できる。なお、孔掘削に伴う周辺地盤の緩みは、既存杭引抜き時に生じる現象と同様である。
以上説明したように、本発明に係る地盤評価方法によれば、孔の掘削に伴う周辺の対象地盤の物性変化を評価する地盤評価方法であって、事前に把握されている孔の掘削に伴う地盤のN値と掘削した孔からの離隔距離の関係を利用して、地盤の緩みの影響範囲と程度に関する特性を規定するステップと、孔を掘削する前に実施した地盤調査の結果から、対象地盤のN値を取得するステップと、対象地盤に掘削される孔からの離隔距離を設定するステップと、規定した特性に対して、対象地盤のN値と孔からの離隔距離を当てはめて、孔を掘削した後の離隔距離における対象地盤のN値を評価するステップとを有するので、孔掘削に伴う地盤の緩みを評価するために地盤調査を追加で実施する必要がなく、孔掘削に伴う対象地盤(例えば洪積砂質土層)の物性変化を簡便に評価することができる。
また、本発明に係る地盤評価装置によれば、孔の掘削に伴う周辺の対象地盤の物性変化を評価する地盤評価装置であって、事前に把握されている孔の掘削に伴う地盤のN値と掘削した孔からの離隔距離の関係を利用して、地盤の緩みの影響範囲と程度に関する特性を規定する特性規定手段と、孔を掘削する前に実施した地盤調査の結果から、対象地盤のN値を取得するN値取得手段と、対象地盤に掘削される孔からの離隔距離を設定する離隔距離設定手段と、規定した特性に対して、対象地盤のN値と孔からの離隔距離を当てはめて、孔を掘削した後の離隔距離における対象地盤のN値を評価する評価手段とを有するので、孔掘削に伴う地盤の緩みを評価するために地盤調査を追加で実施する必要がなく、孔掘削に伴う対象地盤(例えば洪積砂質土層)の物性変化を簡便に評価することができる。
以上のように、本発明に係る地盤評価方法および地盤評価装置は、地盤アンカーが設置される地盤の評価に有用であり、特に、追加の地盤調査をすることなく、孔掘削に伴う地盤の物性変化を評価するのに適している。
10 地盤評価装置
12 特性規定手段
14 N値取得手段
16 離隔距離設定手段
18 評価手段

Claims (2)

  1. 孔の掘削に伴う周辺の対象地盤の物性変化を評価する地盤評価方法であって、
    事前に把握されている孔の掘削に伴う地盤のN値と掘削した孔からの離隔距離の関係を利用して、地盤の緩みの影響範囲と程度に関する特性を規定するステップと、
    孔を掘削する前に実施した地盤調査の結果から、対象地盤のN値を取得するステップと、
    対象地盤に掘削される孔からの離隔距離を設定するステップと、
    規定した特性に対して、対象地盤のN値と孔からの離隔距離を当てはめて、孔を掘削した後の離隔距離における対象地盤のN値を評価するステップとを有することを特徴とする地盤評価方法。
  2. 孔の掘削に伴う周辺の対象地盤の物性変化を評価する地盤評価装置であって、
    事前に把握されている孔の掘削に伴う地盤のN値と掘削した孔からの離隔距離の関係を利用して、地盤の緩みの影響範囲と程度に関する特性を規定する特性規定手段と、
    孔を掘削する前に実施した地盤調査の結果から、対象地盤のN値を取得するN値取得手段と、
    対象地盤に掘削される孔からの離隔距離を設定する離隔距離設定手段と、
    規定した特性に対して、対象地盤のN値と孔からの離隔距離を当てはめて、孔を掘削した後の離隔距離における対象地盤のN値を評価する評価手段とを有することを特徴とする地盤評価装置。
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