JP7388175B2 - 情報処理装置、端末装置、情報処理方法、および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、端末装置、情報処理方法、および情報処理プログラム Download PDF

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本発明は、情報処理装置、端末装置、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
従来、施設内の特定の店舗(テナント等)の位置を示すマーカを、その店舗が所在する施設内のフロア(階)の屋内地図上に表示する技術が開示されている(特許文献1参照)。
特許第4192731号公報
しかしながら、上記のような従来技術では、所定の検索キーワードによる検索結果とフロアの屋内地図表示とが連動していない。そのため、所定の検索キーワードによる検索により複数の店舗がヒットした場合に、特定の店舗が選択されて、その特定の店舗が所在するフロアの屋内地図が表示された後で、その特定の店舗と同時にヒットした別のフロアの店舗を選択しようとしたとき、一旦、その特定の店舗が選択される前の状態に戻って、改めて別のフロアの店舗を選択する必要があった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、地図表示するフロアと検索ヒットした店舗とを連動させることで、検索ヒットした店舗がどのフロアにあるのかをわかり易くする情報処理装置、端末装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、ユーザが入力した所定の検索キーワードに該当する関心地点を検索する検索部と、前記所定の検索キーワードによる検索結果と連動して、前記検索結果に含まれる関心地点から第1の関心地点が選択されたとき、地図上の前記第1の関心地点が所在する施設の位置に、前記第1の関心地点が所在する第1のフロアの屋内地図と、前記第1の関心地点を含む前記関心地点の位置を示す記号とを、前記ユーザの端末装置に表示させるとともに、前記第1のフロアの屋内地図上において前記第1の関心地点の位置を示す記号を目立つように表示させる表示部と、前記屋内地図又は前記関心地点に対する前記ユーザの操作に応じて、前記端末装置に表示させる前記屋内地図と前記記号との表示の変更を制御する表示制御部とを備え、前記表示制御部は、前記第1の関心地点が選択された後、前記第1の関心地点が選択される前の状態に戻すことなく、前記第1の関心地点と同時に目立たないように表示されている関心地点であって、前記施設内の第2のフロアに所在する第2の関心地点が選択されたとき、前記第2の関心地点が所在する第2のフロアの屋内地図と、前記第2の関心地点を含む前記関心地点の位置を示す記号とを、前記ユーザの端末装置に表示させるとともに、前記第2のフロアの屋内地図上において前記第2の関心地点の位置を示す記号を目立つように表示させ、反対に前記第1の関心地点の位置を示す記号については目立たないように表示させることで、地図上の施設内で焦点が当てられるフロア及び関心地点の情報を動的に変更することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、地図表示するフロアと検索ヒットした店舗とを連動させることで、検索ヒットした店舗がどのフロアにあるのかをわかり易くすることができる。
図1は、実施形態に係る情報処理方法の概要を示す説明図である。 図2Aは、第1のPOIが所在するフロアの屋内地図に切り替わる事例を示す説明図である。 図2Bは、第2のPOIが所在するフロアの屋内地図に切り替わる事例を示す説明図である。 図3は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係るPOI情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る検索履歴情報記憶部の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。 図9は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、端末装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、端末装置、情報処理方法、および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理システムの構成例〕
まず、図1に示す実施形態に係る情報処理方法の概要の説明に先立って、図3を用いて実施形態に係る情報処理システム1の構成について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す図である。図3に示すように、実施形態に係る情報処理システム1は、端末装置10と情報処理装置100とを含む。これらの各種装置は、ネットワークNを介して、有線又は無線により通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)や、インターネット等のWAN(Wide Area Network)である。
また、図3に示す情報処理システム1に含まれる各装置の数は図示したものに限られない。例えば、図3では、図示の簡略化のため、端末装置10を1台のみ示したが、これはあくまでも例示であって限定されるものではなく、2台以上であってもよい。
端末装置10は、ユーザUによって使用される情報処理装置である。例えば、端末装置10は、スマートフォンやタブレット端末等のスマートデバイス、フィーチャーフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、ウェアラブルデバイス(Wearable Device)、PC(Personal Computer)、カーナビゲーションシステム、その他の通信機能と表示機能とを有する電子機器等である。
また、かかる端末装置10は、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation:第5世代移動通信システム)等の無線通信網や、Bluetooth(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)等の近距離無線通信を介してネットワークNに接続し、情報処理装置100と通信することができる。
情報処理装置100は、例えばPCやサーバ、あるいはメインフレーム又はワークステーション等である。なお、情報処理装置100は、クラウドコンピューティングにより実現されてもよい。
〔2.情報処理方法の概要〕
次に、図1を参照し、実施形態に係る情報処理装置が行う情報処理方法の概要について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理方法の概要を示す説明図である。なお、図1では、情報処理装置100が、端末装置10に対して、地図情報と、その地図上で行われた検索の結果とを提供する場合を例に挙げて説明する。
情報処理装置100は、端末装置10に導入(インストール)されているブラウザや地図アプリケーション(以下、アプリ)、ナビゲーションアプリ等を介して、端末装置10に地図情報を提供する。
端末装置10は、情報処理装置100から提供された地図情報を表示する。ユーザUは、端末装置10を操作して、POI(Point of Interest:関心地点)として、地図上の特定の施設に焦点を当てる(フォーカスする)。POIとなり得る施設としては、例えば、大型商業施設(ショッピングセンター/ホームセンター/アウトレットモール/地下街)や大型レジャー施設(テーマパーク/遊園地/遊戯場/動物園/水族館/プール/入浴施設/公園/庭園/名所)、飲食店や宿泊施設、スポーツ施設、寺社仏閣、公共機関、金融機関、医療機関、教育機関、サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)、又は鉄道駅やバス停留所、空港、港湾(乗船場)等が挙げられるが、これに限定されるものではない。ここでは、特定の施設として、複数のフロア(階)を有する大型商業施設(ショッピングセンター等)を例に説明する。
また、ユーザUが地図上の特定の施設に焦点を当てると、地図情報と同じ画面上にその施設の各フロア(階)に案内するフロアガイドGが表示される。ユーザUによりフロアガイドGが選択操作(タップ、クリック等)されると、そのフロアの屋内地図(拡大地図等)に切り替わる。例えば、図1に示すように、施設の屋外の地図M_outが表示されている状態で、フロアガイドGの「1F」が選択操作されると、施設の1階の地図M_1Fが表示されている状態に切り替わる。反対に、施設の1階の地図M_1Fが表示されている状態で、フロアガイドGの「屋外」が選択操作されると、屋外の地図M_outが表示されている状態に切り替わる。フロアガイドGの「2F」や「3F」についても同様である。すなわち、フロアガイドGの「2F」が選択操作されると、施設の2階の地図M_2Fが表示されている状態に切り替わる。また、フロアガイドGの「3F」が選択操作されると、施設の3階の地図M_3Fが表示されている状態に切り替わる。
〔2.1.フロア毎のキーワード検索〕
ユーザUは、端末装置10を操作して、画面に焦点を当てた特定の施設が表示されている状態で、同じ画面上に表示されている検索バーBに検索キーワード(検索クエリ)を入力して検索を行う。例えば、図1に示すように、ユーザUは、特定の施設を操作して、画面に焦点を当てた特定の施設が表示されている状態で、同じ画面上に表示されている検索バーBに検索キーワードを入力して検索を行う。
このとき、施設の屋外の地図M_outが表示されている状態で、検索バーBに検索キーワード「ランチ」等を入力して検索を行うと、施設の屋内外に関係なく、検索キーワードに該当する店舗がヒットする。図1に示すように、ヒットした店舗の名称や概要情報等は、施設の屋外での検索結果R_outの画面下方の検索結果表示領域Hに表示される。図1の例では、「店舗A」、「店舗B」等が表示される。また、施設の屋外での検索結果R_outの画面上方の地図上において、ヒットした店舗の位置を示すシンボルマーク(記号)が表示される。フロア(階)違いで同じ位置に存在する店舗があり、ヒットした店舗の位置を示すシンボルマークが重複する場合には、同じ位置の全てのシンボルマークを重畳して表示してもよいし、代表して上位でヒットした1つの店舗の位置を示すシンボルマークのみを表示してもよいし、フロア違いで同じ位置に存在する各店舗の位置を示す共通のシンボルマークを表示してもよい。ここでは、施設の屋外のフロアレベルを「無」(未入力)とする。この場合、フロアレベルを無視して、検索キーワードに該当する店舗を全て検出する。なお、フロアレベルの値は一例に過ぎない。実際には、この例に限定されない。
また、上記の施設の屋外での検索結果R_outの場合と同様に、施設の1階の地図M_1Fが表示されている状態で、検索バーBに検索キーワード「ランチ」等を入力して検索を行うと、検索キーワードに該当する店舗のうち、施設の1階にある店舗がヒットする。図示は省略するが、ヒットした店舗の名称や概要情報等は、施設の1Fでの検索結果R_1Fの画面下方の検索結果表示領域Hに表示される。また、図1に示すように、施設の1Fでの検索結果R_1Fの画面上方の地図上において、ヒットした店舗の位置を示すシンボルマークが表示される。ここでは、施設の1階のフロアレベルを「0」とする。この場合、検索キーワードに該当する店舗のうち、フロアレベル「0」を持つ店舗を検出する。このとき、施設の1Fでの検索結果R_1Fの画面上方の地図上において、施設の1階にあるフロアレベル「0」を持つ店舗の位置を示すシンボルマークのみを表示してもよい。もしくは、施設の1階にあるフロアレベル「0」を持つ店舗の位置を示すシンボルマークを目立つように強調表示(色彩変更/濃淡変更/形状変更/拡大/発光/点滅等)し、施設の他の階にあるフロアレベル「0」以外の店舗の位置を示すシンボルマークを目立たないようにぼかして表示し、フロアレベルを持たない店舗の位置を示すシンボルマークを表示しないようにしてもよい。なお、強調表示したシンボルマークの位置と、ぼかして表示したシンボルマークの位置とが重複する場合、両方のシンボルマークを重畳して表示してもよいし、強調表示したシンボルマークのみ表示するようにしてもよい。ここで、強調表示したシンボルマークは、ぼかして表示したシンボルマークよりも目立てば十分であるため、強調表示は通常表示であってもよい。また、同じフロアレベルを持つ店舗群のうち、ユーザUにより選択操作が行われた店舗は、それ以外の店舗よりもさらに強調表示されるようにしてもよい。
また、上記の施設の1階での検索結果R_1Fの場合と同様に、施設の2階の地図M_2Fが表示されている状態で、検索バーBに検索キーワード「ランチ」等を入力して検索を行うと、検索キーワードに該当する店舗のうち、施設の2階にある店舗がヒットする。図示は省略するが、ヒットした店舗の名称や概要情報等は、施設の2Fでの検索結果R_2Fの画面下方の検索結果表示領域Hに表示される。また、図1に示すように、施設の2Fでの検索結果R_2Fの画面上方の地図上において、ヒットした店舗の位置を示すシンボルマークが表示される。ここでは、施設の2階のフロアレベルを「1」とする。この場合、検索キーワードに該当する店舗のうち、フロアレベル「1」を持つ店舗を検出する。このとき、施設の2Fでの検索結果R_2Fの画面上方の地図上において、施設の2階にあるフロアレベル「1」を持つ店舗の位置を示すシンボルマークのみを表示してもよい。もしくは、施設の2階にあるフロアレベル「1」を持つ店舗の位置を示すシンボルマークを目立つように強調表示し、施設の他の階にあるフロアレベル「1」以外の店舗の位置を示すシンボルマークを目立たないようにぼかして表示し、フロアレベルを持たない店舗の位置を示すシンボルマークを表示しないようにしてもよい。なお、強調表示したシンボルマークの位置と、ぼかして表示したシンボルマークの位置とが重複する場合、強調表示したシンボルマークのみ表示するようにしてもよい。また、同じフロアレベルを持つ店舗群のうち、ユーザUにより選択操作が行われた店舗は、それ以外の店舗よりもさらに強調表示されるようにしてもよい。
また、上記の施設の1階での検索結果R_1Fの場合と同様に、施設の3階の地図M_3Fが表示されている状態で、検索バーBに検索キーワード「ランチ」等を入力して検索を行うと、検索キーワードに該当する店舗のうち、施設の3階にある店舗がヒットする。図示は省略するが、ヒットした店舗の名称や概要情報等は、施設の3Fでの検索結果R_3Fの画面下方の検索結果表示領域Hに表示される。また、図1に示すように、施設の3Fでの検索結果R_3Fの画面上方の地図上において、ヒットした店舗の位置を示すシンボルマークが表示される。ここでは、施設の3階のフロアレベルを「2」とする。この場合、検索キーワードに該当する店舗のうち、フロアレベル「2」を持つ店舗を検出する。このとき、施設の3Fでの検索結果R_3Fの画面上方の地図上において、施設の3階にあるフロアレベル「2」を持つ店舗の位置を示すシンボルマークのみを表示してもよい。もしくは、施設の3階にあるフロアレベル「2」を持つ店舗の位置を示すシンボルマークを目立つように強調表示し、施設の他の階にあるフロアレベル「2」以外の店舗の位置を示すシンボルマークを目立たないようにぼかして表示し、フロアレベルを持たない店舗の位置を示すシンボルマークを表示しないようにしてもよい。なお、強調表示したシンボルマークの位置と、ぼかして表示したシンボルマークの位置とが重複する場合、強調表示したシンボルマークのみ表示するようにしてもよい。また、同じフロアレベルを持つ店舗群のうち、ユーザUにより選択操作が行われた店舗は、それ以外の店舗よりもさらに強調表示されるようにしてもよい。
また、特定の施設での検索結果が表示されている状態で、同じ画面上に表示されているフロアガイドGが選択操作されると、特定の施設での検索結果が各フロアに対応したものに切り替わる。例えば、図1に示すように、施設の屋外での検索結果R_outが表示されている状態で、フロアガイドGの「1F」が選択操作されると、施設の1階での検索結果R_1Fが表示されている状態に切り替わる。反対に、施設の1階での検索結果R_1Fが表示されている状態で、フロアガイドGの「屋外」が選択操作されると、屋外での検索結果R_outが表示されている状態に切り替わる。フロアガイドGの「2F」や「3F」についても同様である。すなわち、フロアガイドGの「2F」が選択操作されると、施設の2階での検索結果R_2Fが表示されている状態に切り替わる。また、フロアガイドGの「3F」が選択操作されると、施設の3階での検索結果R_3Fが表示されている状態に切り替わる。
図1では、屋外および1階から3階までを例に説明しているが、4階以上(屋上を含む)の場合や、地下フロアの場合も上記の1階~3階の場合と同様である。なお、地下フロアの場合、地下1階のフロアレベルは「B1」又は「-1」、地下2階のフロアレベルは「B2」又は「-2」等のように表記する。
なお、実際には、ユーザUが端末装置10を操作して地図上の特定の施設に焦点を当てる場合に、広域(都道府県や市町村等の地域等)の地図情報が表示されている状態で、ユーザUが検索バーBに検索キーワードとして「“特定の施設名”」等を入力して検索を行うことで、検索結果として当該施設が焦点を当てた状態で表示されるようにしてもよい。
また、例えば、上記の広域の地図情報が表示されている状態で、ユーザUが検索バーBに検索キーワードとして「“特定の施設名” 1F ランチ」等を入力して検索を行った場合、検索キーワードに該当する店舗のうち、施設の1階にあるフロアレベル「0」を持つ店舗がヒットする。ヒットした店舗の名称や概要情報等は、施設の1Fでの検索結果R_1Fの画面下方の検索結果表示領域Hに表示される。すなわち、広域の地図情報が表示されている状態から、直接、施設の1Fでの検索結果R_1Fが表示されている状態に切り替わる。
〔2.2.検索結果とフロアマップとの連動〕
次に、図2A、図2Bを参照して、POIとして、検索結果の画面下方の検索結果表示領域Hに表示された店舗の1つに焦点を当てると、その店舗が所在するフロアの屋内地図に切り替わる事例について説明する。図2Aは、第1のPOIが所在するフロアの屋内地図に切り替わる事例を示す説明図である。図2Bは、第2のPOIが所在するフロアの屋内地図に切り替わる事例を示す説明図である。
例えば、図1に示す施設の屋外での検索結果R_outが表示されている状態で、施設の屋外での検索結果R_outの画面下方の検索結果表示領域Hに表示された店舗に対してユーザUが選択操作を行い、最終的なPOIとして、検索結果表示領域Hに表示された店舗の1つである「店舗A」に焦点を当てると、図2Aに示すように、店舗Aが所在するフロア2Fの屋内地図に切り替わる。また、フロア2Fの屋内地図において、店舗Aの位置を示すシンボルマークが強調表示される。なお、フロア2Fの屋内地図において、店舗A以外の他の店舗の位置を示す他のシンボルマークが選択操作された場合、店舗Aの位置を示すシンボルマークから当該他のシンボルマークに強調表示が切り替わる。また、フロア2Fの屋内地図の画面下方の検索結果表示領域Hに当該他の店舗の名称や概要情報等が表示される。
同様に、図1に示す施設の屋外での検索結果R_outが表示されている状態で、施設の屋外での検索結果R_outの画面下方の検索結果表示領域Hに表示された店舗に対してユーザUが選択操作を行い、最終的なPOIとして、検索結果表示領域Hに表示された店舗の1つである「店舗B」に焦点を当てると、図2Bに示すように、店舗Bが所在するフロア1Fの屋内地図に切り替わる。また、フロア1Fの屋内地図において、店舗Bの位置を示すシンボルマークが強調表示される。なお、フロア1Fの屋内地図において、店舗B以外の他の店舗の位置を示す他のシンボルマークが選択操作された場合、店舗Bの位置を示すシンボルマークから当該他のシンボルマークに強調表示が切り替わる。また、フロア1Fの屋内地図の画面下方の検索結果表示領域Hに当該他の店舗の名称や概要情報等が表示される。
このように、本実施形態では、例えばPOIカードなどの検索結果にフォーカスすると、そのPOIが所在するフロアの屋内地図に切り替わる。すなわち、フォーカス連動の切替りが行われる。また、フロアの屋内地図上において、検索結果として得られたPOIの位置の重畳表示が行われる。
〔3.情報処理装置の構成例〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る情報処理装置100の構成について説明する。図4は、実施形態に係る情報処理装置100の構成例を示す図である。図4に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
〔3.1.通信部110〕
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。また、通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続される。
〔3.2.記憶部120〕
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図4に示すように、記憶部120は、地図情報記憶部121と、POI情報記憶部122と、ユーザ情報記憶部123と、検索履歴情報記憶部124とを有する。
(地図情報記憶部121について)
地図情報記憶部121は、図示を省略するが、端末装置10の地図アプリやナビアプリ等が出力する地図情報や道路情報等、サービスを提供するために用いる各種情報を記憶する。また、地図情報記憶部121は、地図アプリやナビアプリ等のサービスを提供可能であれば、どのような情報を記憶してもよい。ここでは、地図情報記憶部121は、地図情報として、施設の周辺地図(当該施設を含む)や施設内の各フロアの屋内地図等の各種地図情報を記憶する。なお、施設内の各フロアの屋内地図には、フロアレベルが対応付けられていてもよい。
(POI情報記憶部122について)
実施形態に係るPOI情報記憶部122は、POIに関連する情報を記憶する。図5は、実施形態に係るPOI情報記憶部の一例を示す図である。図5に示すPOI情報記憶部122には、地図上に位置する各種の施設等のPOI(関心地点)に関する情報が記憶される。図5に示すように、POI情報記憶部122は、「POI_ID」、「POI」、「位置情報」、「施設情報」、「フロアレベル」、「種別情報」、「提供情報」といった項目を有する。例えば、地図情報記憶部121は、ナビアプリのサービスに用いるノードの識別ID等のノードに関する情報やリンクの識別ID等のリンクに関する情報を記憶してもよい。
「POI_ID」は、各種のPOIを識別するための識別情報を示す。「POI」は、対応するPOIの具体的な名称(店舗名)又はその他の識別情報等を示す。「位置情報」は、対応するPOIが所在する位置を示す。図5では「位置情報」に「LC11」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、「35度3X分XX.XXX秒(35.xxxxxx)、139度4Y分YYYYYYY秒(139.yyyyyy)」等の具体的な緯度経度情報であってもよい。また、「位置情報」は、対応するPOIの具体的な位置を示す住所であってもよい。「施設情報」は、対応するPOIが所在する施設を識別するための識別情報を示す。「フロアレベル」は、対応するPOIが所在する施設内のフロア(階)を示す。「種別情報」は、対応するPOIの具体的な種別(飲食店等)を示す。「提供情報」は、対応するPOIで提供される商品やサービス等に関する情報を示す。
図5に示す例では、POI_ID「POI_1」により識別されるPOI「店舗A」は、位置「LC1」が示す場所であって、施設「SC1」の2Fに所在するフロアレベル「1」を持つ「飲食店」であり、「メニューA」に表記された飲食物を提供することを示す。同様に、POI_ID「POI_2」により識別されるPOI「店舗B」は、位置「LC2」が示す場所であって、施設「SC1」の1Fに所在するフロアレベル「0」を持つ「飲食店」であり、「メニューB」に表記された飲食物を提供することを示す。
なお、POI情報記憶部122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、POI情報記憶部122には、営業時間等のそのPOIが利用可能な日時を示す情報が記憶されてもよい。また、POI情報記憶部122には、そのPOIが提供する商品やサービス等の無料券や割引券等のクーポン情報が記憶されてもよい。
(ユーザ情報記憶部123について)
実施形態に係るユーザ情報記憶部123は、ユーザに関する各種情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部123は、ユーザの属性等の種々の情報を記憶する。図6は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。図6に示すように、ユーザ情報記憶部123は、「ユーザID」、「年齢」、「性別」、「自宅」、「勤務地」、「興味」といった項目を有する。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、ユーザUに対応する。また、「年齢」は、ユーザIDにより識別されるユーザの年齢を示す。なお、「年齢」は、例えば35歳など、ユーザIDにより識別されるユーザの具体的な年齢であってもよい。また、「性別」は、ユーザIDにより識別されるユーザの性別を示す。
また、「自宅」は、ユーザIDにより識別されるユーザの自宅の位置情報を示す。なお、図6に示す例では、「自宅」は、「LC11」といった抽象的な符号を図示するが、緯度経度情報等であってもよい。また、例えば、「自宅」は、地域名や住所であってもよい。
また、「勤務地」は、ユーザIDにより識別されるユーザの勤務地の位置情報を示す。なお、図6に示す例では、「勤務地」は、「LC12」といった抽象的な符号を図示するが、緯度経度情報等であってもよい。また、例えば、「勤務地」は、地域名や住所であってもよい。
また、「興味」は、ユーザIDにより識別されるユーザの興味を示す。すなわち、「興味」は、ユーザIDにより識別されるユーザが関心の高い対象を示す。なお、図6に示す例では、「興味」は、各ユーザに1つずつ図示するが、複数であってもよい。
例えば、図6に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザの年齢は、「20代」であり、性別は、「男性」であることを示す。また、例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、自宅が「LC11」であることを示す。また、例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、勤務地が「LC12」であることを示す。また、例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、「スポーツ」に興味があることを示す。図6に示す例では、理解の便宜のため、「U1」、「LC11」及び「LC12」といった抽象的な符号を用いて図示するが、「U1」、「LC11」及び「LC12」には具体的な情報が記憶されるものとする。以下、他の情報に関する図においても、抽象的な符号を図示する場合がある。
なお、ユーザ情報記憶部123は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部123は、ユーザのデモグラフィック属性に関する情報やサイコグラフィック属性に関する情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部123は、氏名、家族構成、職業、職位、収入、資格、居住形態、車の有無、通学・通勤時間、趣味、ライフスタイル等の情報を記憶してもよい。また、ユーザ情報記憶部123は、ユーザUが使用する端末装置10の識別情報やアクセス情報等の情報を記憶してもよい。
(検索履歴情報記憶部124について)
実施形態に係る検索履歴情報記憶部124は、検索履歴に関する各種情報を記憶する。例えば、検索履歴情報記憶部124は、検索の結果として得られた店舗に関する各種情報を記憶する。図7は、実施形態に係る検索履歴情報記憶部の一例を示す図である。図7に示すように、検索履歴情報記憶部124は、「ユーザID」、「検索キーワード」、「検索結果」、「選択」といった項目を有する。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。「施設情報」は、ユーザが焦点を当てた特定の施設を識別するための識別情報を示す。「フロアレベル」は、ユーザが選択した施設内のフロア(階)を示す。「検索キーワード」は、ユーザが検索バーBに入力したキーワード(検索クエリ)を示す。「検索結果」は、検索キーワードに該当するPOIを識別するための識別情報を示す。「選択」は、対応するPOIがユーザによって選択されているか否かを示す。なお、「選択」は、ユーザが別のPOIを選択した時に切り替わる。
例えば、図7に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、施設「SC1」の屋外(フロアレベル「-」)において、検索キーワード「ランチ」を検索クエリとして検索を行い、検索結果として「POI_1」、「POI_2」、・・・等を検出する。ユーザが、検索結果のうち「POI_1」を選択した場合、「POI_1」にはユーザが選択したことを示す「○」が記憶される。また、「POI_2」にはユーザが選択していないことを示す「-」が記憶される。
また、ユーザにより、「POI_1」が選択されると、図5に示すPOI情報記憶部122からPOI_ID「POI_1」に対応する各種情報(位置情報、施設情報、フロアレベル等)が取得される。さらに、「POI_1」に対応するPOI「店舗A」やフロアレベル「1」に基づいて、地図情報記憶部121から、POI「店舗A」が所在する施設の2階(2F)の屋内地図の情報が取得される。その結果、端末装置10の画面上に、施設の2階(2F)の屋内地図と、その屋内地図上でのPOI「店舗A」の位置を示すシンボルマークが表示される。
〔3.3.制御部130〕
図4に戻り、説明を続ける。制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAM等の記憶領域を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、通信部110を介して、ネットワークN上の情報機器やユーザUの端末装置10と各種情報を送受信する。図4に示す例では、制御部130は、取得部131と、検索部132と、表示部133と、表示制御部134とを有する。
(取得部131について)
取得部131は、通信部110を介して、施設の周辺地図や施設内の各フロアの屋内地図等の各種地図情報を取得して、地図情報記憶部121に記憶する。また、取得部131は、通信部110を介して、POIに関連する情報を取得して、POI情報記憶部122に記憶する。また、取得部131は、通信部110を介して、ユーザに関する各種情報を取得して、ユーザ情報記憶部123に記憶する。
(検索部132について)
検索部132は、ユーザが入力した所定の検索キーワード(検索クエリ)に該当する関心地点を検索する。例えば、検索部132は、通信部110を介して、ユーザUが検索バーBに入力した検索キーワードを取得し、その検索キーワードに基づいて検索を行う。そして、検索部132は、検索結果としてヒットしたPOIに関連する情報を検索履歴情報記憶部124に記憶する。
(表示部133について)
表示部133は、POIが所在する施設内のフロアの屋内地図と、屋内地図上でのPOIの位置を示すシンボルマークとを、ユーザUの端末装置10に表示させる。例えば、表示部133は、通信部110を介して、施設の周辺地図や施設内の各フロアの屋内地図等の各種地図情報を、ユーザUの端末装置10に表示させる。また、表示部133は、通信部110を介して、表示部133は、検索部132での検索結果としてヒットしたPOIの位置を示すシンボルマークを施設の周辺地図や施設内の各フロアの屋内地図等の地図上に表示させる。また、検索部132は、検索部132での検索結果としてヒットしたPOIに関連する情報を端末装置10の画面下方の検索結果表示領域Hに表示させる。さらに、表示部133は、通信部110を介して、後述する表示制御部134が切り換えた表示情報を、ユーザUの端末装置10に表示させる。
また、表示部133は、必要に応じて、通信部110を介して、ユーザUにより選択操作されたPOIが提供する商品やサービス等の無料券や割引券等のクーポン情報を、ユーザUの端末装置10へ提供してもよい。
また、表示部133は、必要に応じて、通信部110を介して、ユーザUにより選択操作されたPOIが所在する位置までの案内情報を、ユーザUの端末装置10へ提供してもよい。すなわち、表示部133は、ユーザUにより選択操作されたPOIが所在する位置までのナビゲーションを行ってもよい。
(表示制御部134について)
表示制御部134は、POIカードなどの検索結果や、屋内地図又はPOIに対するユーザUの操作に応じて、ユーザUの端末装置10に表示させる屋内地図と、シンボルマークを表示させるPOIとを制御する。
また、表示制御部134は、通信部110を介して、ユーザUがフロアガイドGを選択操作してフロアを切り替えた時、そのフロアに表示されている検索結果を切り替える。例えば、表示制御部134は、ある施設の1階(1F)の屋内地図および検索結果が表示されている場合に、ユーザUがフロアガイドGを選択操作してその施設の2階(2F)にフロアを切り替えた時、施設の1階の屋内地図および検索結果から、施設の2階の屋内地図および検索結果に、表示を切り替える。
また、表示制御部134は、通信部110を介して、ユーザUにより選択されたフロアに所在するPOIの位置を示すシンボルマークを通常表示又は強調表示に切り替え、それ以外のフロアに所在するPOIの位置を示すシンボルマークをぼかした表示に切り替えてもよい。
また、表示制御部134は、施設の屋外の地図が表示されている状態でユーザUが検索を行い、その検索結果に含まれるPOIの1つがユーザUにより選択操作された時、選択操作されたPOIが持つフロアレベルに基づいて、そのPOIが所在するフロアの屋内地図および検索結果(同じフロアの他のPOI)に、表示を切り替える。また、表示制御部134は、選択操作されたPOIの位置を示すシンボルマークを強調表示に切り替える。
〔4.処理手順〕
次に、図8を用いて実施形態に係る情報処理装置100による処理手順について説明する。図8は、実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理手順は、情報処理装置100の制御部130によって繰り返し実行される。
図8に示すように、情報処理装置100の制御部130は、通信部110を介して、ユーザUの端末装置10の画面上に地図を表示させる(ステップS101)。
ユーザUは、端末装置10を操作して、画面上に地図の中の特定の施設に焦点を当てる(ステップS102)。このとき、制御部130は、地図の中の特定の施設を拡大して表示させる。
また、ユーザUは、同じ画面に表示されたフロアガイドGを選択操作して、焦点が当てられた施設内のフロア(階)を選択する(ステップS103)。このとき、制御部130は、選択されたフロアに対応する施設内の屋内地図を、ユーザUの端末装置10に表示させる。なお、選択可能なフロアには、施設の屋外も含まれる。施設の屋外が選択された場合には、制御部130は、施設の周辺地図を表示させる。
また、ユーザUは、端末装置10を操作して、選択したフロアにおいて、同じ画面に表示された検索バーBに検索キーワード(検索クエリ)を入力して、キーワード検索を行う(ステップS104)。このとき、制御部130は、検索キーワードに該当するPOIを検出する。なお、制御部130は、ユーザの属性(年齢、性別、収入等)を考慮して、検索キーワードに該当するPOIを検出するようにしてもよい。
制御部130は、ユーザUが選択したフロアでの検索結果を表示させる(ステップS105)。このとき、制御部130は、検索キーワードに該当するPOIのうち、ユーザUが選択したフロアに所在するPOIの位置を示すシンボルマークを当該フロアの屋内地図上に表示させ、それらのPOIに関する情報を当該フロアでの検索結果の画面下方の検索結果表示領域Hに表示させる。なお、制御部130は、ユーザUが施設の屋外を選択していた場合には、施設内の全フロアに所在するPOIの位置を示すシンボルマークを施設の周辺地図上に表示させ、それらのPOIに関する情報を施設の屋外での検索結果の画面下方の検索結果表示領域Hに表示させる。
ユーザUは、端末装置10を操作して、検索結果表示領域Hに表示されたPOIの名称や概要情報等を選択する(ステップS106)。制御部130は、ユーザUが選択したPOIの位置を示すシンボルマークを強調表示させる。なお、制御部130は、ユーザUが施設の屋外を選択していた場合には、ユーザUが選択したPOIが所在するフロアの屋内地図に表示を切り替えた上で、ユーザUが選択したPOIの位置を示すシンボルマークを強調表示させる。また、制御部130は、ユーザUが選択したPOIに関する詳細情報を表示させる。
また、ユーザUは、施設内の別のフロアに所在するPOIについても調べたい場合には、同じ画面に表示されたフロアガイドGを選択操作して、施設内の別のフロアを選択することで、フロアの表示を切り替える(ステップS107)。
制御部130は、ユーザUが選択した別のフロアでの検索結果を表示させる(ステップS108)。例えば、制御部130は、ユーザUが選択した別のフロアに所在するPOIの位置を示すシンボルマークを当該別のフロアの屋内地図上に表示させ、それらのPOIに関する情報を当該別のフロアでの検索結果の画面下方の検索結果表示領域Hに表示させる。
ユーザUは、端末装置10を操作して、検索結果表示領域Hに表示されたPOIの名称や概要情報等を選択する(ステップS109)。制御部130は、ユーザUが選択したPOIの位置を示すシンボルマークを強調表示させる。なお、制御部130は、ユーザUが施設の屋外を選択していた場合には、ユーザUが選択したPOIが所在するフロアの屋内地図に表示を切り替えた上で、ユーザUが選択したPOIの位置を示すシンボルマークを強調表示させる。また、制御部130は、ユーザUが選択したPOIに関する詳細情報を表示させる。
〔5.変形例〕
上述した端末装置10および情報処理装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、実施形態の変形例について説明する。
上記の実施形態において、情報処理装置100は、施設内のフロアの屋内地図が表示されているときは、施設内のPOIだけが検索でヒットするようにしてもよい。また、施設内のフロアの屋内地図が表示されているときは、施設内のPOIの位置を示すシンボルマークだけが表示されるようにしてもよい。すなわち、情報処理装置100は、施設内のフロアの屋内地図が表示されているときは、検索結果及びシンボルマーク表示等を当該施設に特化したものに切り替えるようにしてもよい。
また、上記の実施形態において、情報処理装置100は、複数のフロア(階)を有する大型商業施設を例に説明しているが、実際には、同じフロアで複数のエリアを有する地下街やテーマパーク等であってもよい。大規模な地下街やテーマパーク等であれば、同じフロアであっても、複数のエリアに区分されている可能性がある。また、複数の建物が連絡通路等で接続されている大型商業施設や、同一の建築物又は敷地内にある複数種類の施設からなる複合施設等であれば、同じフロアで複数のエリアを有する可能性がある。この場合、フロア毎の屋内地図と同様に、エリア毎の拡大地図を表示させる。また、フロアの場合と同様に、エリアの切り替えによって、検索結果の表示を切り替える。例えば、地図上に、フロアガイドGに相当するエリアガイドを表示させる。また、情報処理装置100は、ユーザUがPOIとして検索結果の画面下方の検索結果表示領域Hに表示された店舗の1つに焦点を当てた場合、その店舗が所在するエリアの拡大地図に切り替える。
また、上記の実施形態において、情報処理装置100は、事業者が異なる施設であっても、互いに隣接し、建物同士が連絡通路等で接続されている場合には、各施設の同じフロアの屋内地図を同時に表示してもよい。また、ユーザUによるフロアガイドGの選択操作によってフロアが切り換えられる場合には、各施設のフロアの屋内地図を同時に切り替えてもよい。
また、上記の実施形態では、選択操作としてタップやクリック等を例に説明しているが、実際には、マウスオーバやロールオーバ等でもよい。例えば、フロアガイドGや、POIカードなどの検索結果、地図上のぼかした表示のシンボルマーク等の上に、ユーザUの指やマウス等を乗せる(重ねる)操作を行うことで、該当するフロアの屋内地図に切り替わるようにしてもよい。また、タッチパネル画面上でのドラッグやフリック(スワイプ)等により、フロアの屋内地図が順次切り替わるようにしてもよい。また、ロングタップ(長押し)に応じて、フロアの屋内地図が順次切り替わるようにしてもよい。また、フロアガイドGは、スクロールバーの形式で表示されていてもよい。この場合、フロアガイドGのスクロールバーのつまみ(ノブ)をドラッグしてスライドさせることで、フロアの屋内地図が順次切り替わるようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、情報処理装置100がユーザUの端末装置10に表示された屋内地図やシンボルマーク等の表示の切り替えを行っているが、実際には、ユーザUの端末装置10自体が、自身に表示された屋内地図やシンボルマーク等の表示の切り替えを行ってもよい。すなわち、ユーザUの端末装置10は、上記の実施形態における情報処理装置100の機能を全て有し、上記の実施形態における情報処理装置100の処理を全て実施してもよい。この場合、端末装置10には、情報処理装置100の各処理を実行させるアプリケーション(制御部130が有する各部の機能を発揮させるためのプログラム)が導入(インストール)されている。
〔6.効果〕
上述してきたように、本願に係る情報処理装置100は、検索部132と、表示部133と、表示制御部134とを備える。検索部132は、ユーザUが入力した所定の検索キーワードに該当する関心地点(POI)を検索する。表示部133は、前記関心地点が所在する施設内のフロアの屋内地図と、前記屋内地図上での前記関心地点の位置を示す記号とを、前記ユーザUの端末装置10に表示させる。表示制御部134は、前記屋内地図又は前記関心地点に対する前記ユーザUの操作に応じて、前記端末装置10に表示させる屋内地図と前記記号との表示の変更を制御する。例えばPOIカードなどの検索結果にフォーカスすると、そのPOIが所在するフロアの屋内地図に切り替わる。このように、地図表示するフロアと検索ヒットした店舗とを連動させることで、検索ヒットした店舗がどのフロアにあるのかを視覚的にわかり易くすることができる。
表示制御部134は、ユーザUが検索部による検索結果に含まれる関心地点を選択した場合、選択された関心地点が所在する施設内のフロアの屋内地図と、フロアに所在する関心地点の位置を示す記号とに変更する。これにより、POIカードなどの検索結果にフォーカスすると、そのPOIが所在するフロアの屋内地図に切り替わるようにすることができる。
表示制御部134は、関心地点が選択された状態で、ユーザUが関心地点以外の他の関心地点を選択した場合、選択された他の関心地点が所在する施設内の他のフロアの屋内地図と、他のフロアに所在する他の関心地点の位置を示す記号とに変更する。これにより、関心地点の切り替えに連動して、検索結果である店舗の地図上の表示を切り替えることができる。
表示制御部134は、ユーザUが施設内のフロアを選択した場合、選択されたフロアの屋内地図と、検索結果に含まれる関心地点のうち当該フロアに所在する関心地点の位置を示す記号とに変更する。これにより、特定のフロアにフォーカスすると、そのフロアの屋内地図に切り替わり、そのフロアに所在するPOIを屋内地図上に表示させることができる。
表示制御部134は、フロアの屋内地図が表示された状態で、ユーザUがフロア以外の他のフロアを選択した場合、他のフロアの屋内地図と、検索結果に含まれる関心地点のうち他のフロアに所在する他の関心地点の位置を示す記号とに変更する。これにより、フロアの切り替えに連動して、検索結果である店舗の地図上の表示を切り替えることができる。
また、表示部133は、選択された関心地点の位置を示す記号を強調表示させる。これにより、選択されたPOIの位置を明確に示すことができる。
また、表示部133は、検索結果に含まれる関心地点のうち、フロアに所在する関心地点の各々の位置を示す記号を、フロアの屋内地図上に表示させる。これにより、検索結果に含まれるPOIのうち、そのフロアに所在する全てのPOIを、当該フロアの屋内地図上に表示させることができる。
また、表示部133は、検索結果に含まれる関心地点のうち、フロア以外の他のフロアに所在する他の関心地点の各々の位置を示す記号を、フロアの屋内地図上にぼかして表示させる。これにより、検索結果に含まれるPOIのうち、そのフロア以外の別のフロアに所在する全てのPOIも、当該フロアの屋内地図上に重畳表示させることができる。
また、検索部132は、施設の屋内地図が表示されている状態で検索を行った場合、当該施設内に所在する関心地点のみを検索結果として検出する。これにより、焦点を当てている施設に特化した検索結果を検出することができる。
表示制御部134は、屋内地図とともに表示されたフロアガイドGに対するユーザUの操作に応じて、端末装置10に表示させる屋内地図と記号との表示を変更する。これにより、フロアガイドGにおいてフロアを選択することで、関心地点を示す記号が表示されるフロアの屋内地図を切り替えることができる。
表示制御部134は、端末装置10に対するユーザUの操作に応じて、端末装置10に表示させる屋内地図と記号との表示を順次変更する。これにより、タッチパネル画面上でのドラッグやフリック(スワイプ)、ロングタップ(長押し)、スクロールバーのつまみ(ノブ)をドラッグしてスライドさせること等に応じて、施設内のフロアの屋内地図を順次切り替えることができる。
表示制御部134は、関心地点が所在する施設内のフロアの屋内地図の変更に連動して、屋内地図上に記号が表示される関心地点を変更する。これにより、フロアの切り替えに連動して、検索結果である店舗の地図上の表示を切り替えることができる。
表示部133は、関心地点が所在する施設内のエリアの拡大地図と、拡大地図上での関心地点の位置を示す記号とを、ユーザUの端末装置10に表示させる。表示制御部134は、拡大地図又は関心地点に対するユーザUの操作に応じて、端末装置10に表示させる拡大地図と記号との表示の変更を制御する。これにより、大規模な地下街やテーマパーク等、複数の建物が連絡通路等で接続されている大型商業施設や、同一の建築物又は敷地内にある複数種類の施設からなる複合施設等であっても、フロア毎の屋内地図と同様に、エリア毎の拡大地図を表示させることができる。
〔7.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る情報処理装置100および端末装置10は、例えば図9に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報処理装置100を例に挙げて説明する。図9は、情報処理装置100および端末装置10の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM(Read Only Memory)1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、およびメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に記憶されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を記憶する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網500(図3に示したネットワークNに対応)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、通信網500を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に記憶されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、又は半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが記憶される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から通信網500を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔8.その他〕
以上、本願の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により本発明が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、上述した情報処理装置100は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットホーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティング等で呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、上述してきた実施形態および変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 端末装置
100 情報処理装置
121 地図情報記憶部
122 POI情報記憶部
123 ユーザ情報記憶部
124 検索履歴情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 検索部
133 表示部
134 表示制御部

Claims (17)

  1. ユーザが入力した所定の検索キーワードに該当する関心地点を検索する検索部と、
    前記所定の検索キーワードによる検索結果と連動して、前記検索結果に含まれる関心地点から第1の関心地点が選択されたとき、地図上の前記第1の関心地点が所在する施設の位置に、前記第1の関心地点が所在する第1のフロアの屋内地図と、前記第1の関心地点を含む前記関心地点の位置を示す記号とを、前記ユーザの端末装置に表示させるとともに、前記第1のフロアの屋内地図上において前記第1の関心地点の位置を示す記号を目立つように表示させる表示部と、
    前記屋内地図又は前記関心地点に対する前記ユーザの操作に応じて、前記端末装置に表示させる前記屋内地図と前記記号との表示の変更を制御する表示制御部と
    を備え、
    前記表示制御部は、前記第1の関心地点が選択された後、前記第1の関心地点が選択される前の状態に戻すことなく、前記第1の関心地点と同時に目立たないように表示されている関心地点であって、前記施設内の第2のフロアに所在する第2の関心地点が選択されたとき、前記第2の関心地点が所在する第2のフロアの屋内地図と、前記第2の関心地点を含む前記関心地点の位置を示す記号とを、前記ユーザの端末装置に表示させるとともに、前記第2のフロアの屋内地図上において前記第2の関心地点の位置を示す記号を目立つように表示させ、反対に前記第1の関心地点の位置を示す記号については目立たないように表示させることで、地図上の施設内で焦点が当てられるフロア及び関心地点の情報を動的に変更する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示制御部は、前記検索部による検索結果において、フロア違いで同じ位置に存在する複数の関心地点があり、前記複数の関心地点のそれぞれの位置を示す記号が重複する場合には、同じ位置の全ての記号を重畳して表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御部は、前記検索部による検索結果に含まれる関心地点から前記第1の関心地点が選択された場合、前記屋内地図上において前記第1の関心地点の位置を示す記号を最も目立つように第1の表示態様で表示させるとともに、前記第1の関心地点と同じフロアに所在する関心地点を前記第1の表示態様よりも目立たないように第2の表示態様で表示させ、前記第1の関心地点と異なるフロアに所在する関心地点を前記第2の表示態様よりも目立たないように第3の表示態様で表示させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御部は、前記ユーザが前記施設内のフロアを選択した場合、選択された前記フロアの屋内地図と、前記検索部による検索結果に含まれる関心地点のうち前記フロアに所在する関心地点の位置を示す記号とに変更する
    ことを特徴とする請求項1~3のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記表示制御部は、前記フロアの屋内地図が表示された状態で、前記ユーザが前記フロア以外の他のフロアを選択した場合、前記他のフロアの屋内地図と、前記検索部による検索結果に含まれる関心地点のうち前記他のフロアに所在する関心地点の位置を示す記号とに変更する
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示部は、選択された前記関心地点の位置を示す記号を強調表示させる
    ことを特徴とする請求項1~5のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 前記表示部は、前記検索部による検索結果に含まれる関心地点のうち、前記フロアに所在する前記関心地点の各々の位置を示す記号を、前記フロアの屋内地図上に表示させる
    ことを特徴とする請求項1~6のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  8. 前記表示部は、前記検索部による検索結果に含まれる関心地点のうち、前記フロア以外の他のフロアに所在する関心地点の各々の位置を示す記号を、前記フロアの屋内地図上にぼかして表示させる
    ことを特徴とする請求項1~7のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  9. 前記表示制御部は、前記フロアの屋内地図上にぼかして表示された記号を選択した場合、選択された前記記号に対応する他の関心地点が所在する前記他のフロアの屋内地図と、前記他のフロアに所在する関心地点の各々の位置を示す記号とに変更する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記検索部は、前記施設の屋内地図が表示されている状態で検索を行った場合、前記施設内に所在する関心地点のみを検索結果として検出する
    ことを特徴とする請求項1~9のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  11. 前記表示制御部は、前記屋内地図とともに表示されたフロアガイドに対する前記ユーザの操作に応じて、前記端末装置に表示させる前記屋内地図と前記記号との表示を変更する
    ことを特徴とする請求項1~10のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  12. 前記表示制御部は、前記端末装置に対する前記ユーザの操作に応じて、前記端末装置に表示させる前記屋内地図と前記記号との表示を順次変更する
    ことを特徴とする請求項1~11のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  13. 前記表示制御部は、前記関心地点が所在する施設内のフロアの屋内地図の変更に連動して、前記屋内地図上に前記記号が表示される前記関心地点を変更する
    ことを特徴とする請求項1~12のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  14. 前記表示部は、前記関心地点が所在する施設内のエリアの拡大地図と、前記拡大地図上での前記関心地点の位置を示す記号とを、前記ユーザの端末装置に表示させ、
    前記表示制御部は、前記拡大地図又は前記関心地点に対する前記ユーザの操作に応じて、前記端末装置に表示させる前記拡大地図と前記記号との表示の変更を制御する
    ことを特徴とする請求項1~13のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  15. ユーザが入力した所定の検索キーワードに該当する関心地点を検索する検索部と、
    前記所定の検索キーワードによる検索結果と連動して、前記検索結果に含まれる関心地点から第1の関心地点が選択されたとき、地図上の前記第1の関心地点が所在する施設の位置に、前記第1の関心地点が所在する第1のフロアの屋内地図と、前記第1の関心地点を含む前記関心地点の位置を示す記号とを画面に表示するとともに、前記第1のフロアの屋内地図上において前記第1の関心地点の位置を示す記号を目立つように表示する表示部と、
    前記屋内地図又は前記関心地点に対する前記ユーザの操作に応じて、前記画面に表示する前記屋内地図と前記記号との表示の変更を制御する表示制御部と
    を備え、
    前記表示制御部は、前記第1の関心地点が選択された後、前記第1の関心地点が選択される前の状態に戻すことなく、前記第1の関心地点と同時に目立たないように表示されている関心地点であって、前記施設内の第2のフロアに所在する第2の関心地点が選択されたとき、前記第2の関心地点が所在する第2のフロアの屋内地図と、前記第2の関心地点を含む前記関心地点の位置を示す記号とを、前記ユーザの端末装置に表示するとともに、前記第2のフロアの屋内地図上において前記第2の関心地点の位置を示す記号を目立つように表示し、反対に前記第1の関心地点の位置を示す記号については目立たないように表示することで、地図上の施設内で焦点が当てられるフロア及び関心地点の情報を動的に変更する
    ことを特徴とする端末装置。
  16. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    ユーザが入力した所定の検索キーワードに該当する関心地点を検索する検索工程と、
    前記所定の検索キーワードによる検索結果と連動して、前記検索結果に含まれる関心地点から第1の関心地点が選択されたとき、地図上の前記第1の関心地点が所在する施設の位置に、前記第1の関心地点が所在する第1のフロアの屋内地図と、前記第1の関心地点を含む前記関心地点の位置を示す記号とを、前記ユーザの端末装置に表示させるとともに、前記第1のフロアの屋内地図上において前記第1の関心地点の位置を示す記号を目立つように表示させる表示工程と、
    前記屋内地図又は前記関心地点に対する前記ユーザの操作に応じて、前記端末装置に表示させる前記屋内地図と前記記号との表示の変更を制御する表示制御工程と
    を含み、
    前記表示制御工程では、前記第1の関心地点が選択された後、前記第1の関心地点が選択される前の状態に戻すことなく、前記第1の関心地点と同時に目立たないように表示されている関心地点であって、前記施設内の第2のフロアに所在する第2の関心地点が選択されたとき、前記第2の関心地点が所在する第2のフロアの屋内地図と、前記第2の関心地点を含む前記関心地点の位置を示す記号とを、前記ユーザの端末装置に表示させるとともに、前記第2のフロアの屋内地図上において前記第2の関心地点の位置を示す記号を目立つように表示させ、反対に前記第1の関心地点の位置を示す記号については目立たないように表示させることで、地図上の施設内で焦点が当てられるフロア及び関心地点の情報を動的に変更する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  17. ユーザが入力した所定の検索キーワードに該当する関心地点を検索する検索手順と、
    前記所定の検索キーワードによる検索結果と連動して、前記検索結果に含まれる関心地点から第1の関心地点が選択されたとき、地図上の前記第1の関心地点が所在する施設の位置に、前記第1の関心地点が所在する第1のフロアの屋内地図と、前記第1の関心地点を含む前記関心地点の位置を示す記号とを、前記ユーザの端末装置に表示させるとともに、前記第1のフロアの屋内地図上において前記第1の関心地点の位置を示す記号を目立つように表示させる表示手順と、
    前記屋内地図又は前記関心地点に対する前記ユーザの操作に応じて、前記端末装置に表示させる前記屋内地図と前記記号との表示の変更を制御する表示制御手順と
    をコンピュータに実行させ、
    前記表示制御手順では、前記第1の関心地点が選択された後、前記第1の関心地点が選択される前の状態に戻すことなく、前記第1の関心地点と同時に目立たないように表示されている関心地点であって、前記施設内の第2のフロアに所在する第2の関心地点が選択されたとき、前記第2の関心地点が所在する第2のフロアの屋内地図と、前記第2の関心地点を含む前記関心地点の位置を示す記号とを、前記ユーザの端末装置に表示させるとともに、前記第2のフロアの屋内地図上において前記第2の関心地点の位置を示す記号を目立つように表示させ、反対に前記第1の関心地点の位置を示す記号については目立たないように表示させることで、地図上の施設内で焦点が当てられるフロア及び関心地点の情報を動的に変更する
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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