JP7387483B2 - 商品情報登録装置、プログラム、及び商品情報登録システム - Google Patents

商品情報登録装置、プログラム、及び商品情報登録システム Download PDF

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本発明の実施形態は、商品情報登録装置、プログラム、及び商品情報登録システムに関する。
従来、スーパーマーケットなどでは、顧客が購入しようとする商品を収容するショッピングカートが用いられている。ショッピングカートは、商品を直接収容するものや商品を収容した買い物かごを載置するものがある。顧客は、ショッピングカートを押しながら店内を移動し、各売り場で購入しようとする商品をショッピングカートに収容して買い物をすることができる。
近年、ショッピングカートに、タブレット端末等の情報端末及びバーコードスキャナが取り付けられたものが採用されている。この種のショッピングカートでは、顧客は、バーコードスキャナを用いて購入しようとする商品に付されたバーコードから当該商品の商品コードを読み取る。読み取られた商品コードに係る商品情報は、タブレット端末に登録されるとともに、タブレット端末の表示器に表示される。顧客は、タブレット端末に表示された商品情報を確認して買い物を進める。タブレット端末に登録された商品情報は、レジカウンタで会計機に転送される。このようにすることで、レジカウンタでバーコードから商品コードを読み取る必要がなくなるので、いわゆるレジ待ちを削減することができる。
一方、最近では、RFID(Radio Frequency Identification)を用いた商品情報の登録がなされるようになってきた。ショッピングカートにRFIDリーダを設けたものも見受けられるが、顧客が購入しようとしない商品の商品コードも読み取ってしまうなどの問題がある。
また、RFタグのRFタグのコストの問題もあり、現状では、RFタグが付された商品とRFタグが付されずバーコードのみが付された商品とが混在している。このように、RFタグが付された商品とRFタグが付されていない商品とが混在する状況において、レジ待ちを削減しつつ、正確な商品情報の登録が行われることが望まれている。
本発明が解決しようとする課題は、RFタグが付された商品とRFタグが付されていない商品が混在する状況において、レジ待ちを削減しつつ、正確な商品情報の登録が可能な商品情報登録装置、プログラム、及び商品情報登録システムを提供することである。
実施形態の商品情報登録装置は、ショッピングカートに収容された商品に付された無線タグのタグ情報を取得するタグ情報取得部と、前記タグ情報を取得した商品が収容されるショッピングカートを特定する識別情報が入力される入力部と、前記入力部に入力された識別情報で特定されるショッピングカートに収容された商品に付されたコードシンボルのコード情報を取得するコード情報取得部と、前記タグ情報取得部が取得したタグ情報および前記コード情報取得部が取得したコード情報に基づいて、商品情報を登録する登録部と、を備える。
図1は、第1の実施形態の商品情報登録システムの概要を示す図である。 図2は、第1の実施形態のショッピングカートの外観を示す図である。 図3は、第1の実施形態のタグ情報読取装置と商品情報登録装置の外観を示す図である。 図4は、第1の実施形態の情報端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図5は、第1の実施形態の情報端末の機能構成を示すブロック図である。 図6は、第1の実施形態の商品情報登録装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図7は、第1の実施形態の商品情報登録装置の機能構成を示すブロック図である。 図8は、第1の実施形態のタグ情報読取装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図9は、第1の実施形態のタグ情報読取装置の機能構成を示すブロック図である。 図10は、第1の実施形態の商品情報登録装置の動作の流れを示すシーケンスチャートである。 図11は、第1の実施形態の商品情報登録装置の制御部の処理を示すフローチャートである。 図12は、第2実施形態のタグ情報読取装置と商品情報登録装置の外観を示す図である。 図13は、第2の実施形態の商品情報登録装置の動作の流れを示すシーケンスチャートである。 図14は、第2の実施形態の商品情報登録装置の制御部の処理を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態の商品情報登録システムについて、図面を参照して説明する。図1は、商品情報登録システム1の概要を示す図である。本実施形態の商品情報登録システム1は、会計処理を行うために商品情報の登録を行うものであって、例えば、スーパーマーケットなどに適用される。商品情報登録システム1は、ショッピングカート10、情報端末20、サーバ30、POS(Point Of Sales)端末40、及び、RFID読取装置50を備える。情報端末20、サーバ30、POS端末40、及びRFID読取装置50は、LAN(Local Area Network)等のネットワークで接続されている。
図2は、情報端末20が取り付けられたショッピングカート10の外観を示す図である。ショッピングカート10は、小売りの店舗に設置されて、商品の運搬に用いられるものである。顧客は、ショッピングカート10を押して店内を移動させながら、ショッピングカートに10に購入する商品を収納する。
ショッピングカート10は、ハンドル11、カゴ載置部12、キャスター13、及び、RFタグ(以下、無線タグともいう)14を備えている。ハンドル11は、顧客が把持してショッピングカート10を移動させるためのものである。カゴ載置部12は、上下2段構成となっていて、それぞれ、顧客が購入する商品を収納するカゴKを載置可能である。商品を収容したカゴKがカゴ載置部12に載置されることで、ショッピングカート10は、商品を収容する。なお、ショッピングカート10に一体的にカゴKを設けてもよい。キャスター13は、ショッピングカート10の下部の四隅にそれぞれ設けられている。これらキャスター13が個別に回転することで、ショッピングカート10は店内を自由に移動することができる。無線タグ14は、ショッピングカートを特定する識別情報であるカートIDを記憶する。
ショッピングカート10には、情報端末20が取り付けられている。情報端末20は、タブレット型のコンピュータであって、ディスプレイ21、タッチパネル22、スキャナ23、及びカードリーダ24を備える。ディスプレイ21は、例えば、液晶パネルで構成されており、各種情報を表示する表示部として機能する。タッチパネル22は、ディスプレイ21の表面に設けられて、触れた位置に応じた情報を情報端末20の制御部に入力するもので、使用者の操作を入力する操作入力部として機能する。
スキャナ23は、ショッピングカート10に着脱自在に設けられている。スキャナ23は、コード情報読取部の一例であって、商品に付されたコードシンボルのコード情報を読み取る。具体的には、スキャナ23は、顧客が購入する商品に付されたバーコード等のコードシンボルを光学的にまたは撮像して認識する。そして、スキャナ23は、認識したコードシンボルをデコードし、コードシンボルが示す商品コードを読み取る。コード情報に含まれる商品コードは、商品を特定するための情報である。また、スキャナ23は、読み取った商品コードを情報端末20の制御部に送信する。なお、スキャナ23が認識したコードシンボルのデコードは、情報端末20の制御部で行ってもよい。カードリーダ24は、近距離無線通信などで、店舗が発行する会員カードから会員情報を読み取る。
図3は、商品情報登録装置とタグ情報読取装置の外観を示す図である。顧客が会計する場所には、セルフ型のPOS端末40とボックス型のRFID読取装置50とが設置される。POS端末40は、商品情報登録装置の一例であり、RFID読取装置50は、タグ情報読取装置の一例である。
POS端末40は、入出金部41、カードリーダ42、プリンタ43、表示操作パネル44、支柱部45、及び、釣銭機46(図6参照)を備えている。入出金部41は、硬貨投入部413、硬貨排出部414、紙幣投入部415、及び、紙幣排出部416を備える。硬貨投入部413は、顧客が支払う硬貨の投入を受け付ける投入口である。硬貨排出部414は、図示しない排出口から排出された釣銭、硬貨投入部413から投入された硬貨のうち受付けられずに戻された硬貨等を受ける受け皿である。紙幣投入部415は、顧客が支払う紙幣の投入を受け付ける投入口である。紙幣排出部416は、釣銭として排出される紙幣の排出口である。
カードリーダ42は、近距離無線通信などで、電子マネー等に対して情報を読み書きするとともに、会員カードから会員情報を読み取る。プリンタ43は、POS端末40の制御部の制御にしたがって取引情報等を印字したレシートをレシート発行口431から発行する。
表示操作パネル44は、ディスプレイ441と、タッチパネル442とを備える。ディスプレイ441は、例えば、液晶パネルで構成されており、操作画面や商品登録された商品情報などの各種情報を表示する表示部として機能する。なお、商品登録とは、会計処理等を行うために、一時的に商品コードをRAM403に記憶することをいう。タッチパネル442は、ディスプレイ441の表面に設けられて、触れた位置に応じた情報をPOS端末40の制御部に入力するもので、使用者の操作を入力する操作入力部として機能する。支柱部45は、表示操作パネル44を取り付けるとともに、上端に表示灯451を備える。表示灯451は、POS端末40にトラブルが発生したときに点灯し、トラブルの発生を店員に通知する電灯である。釣銭機46は、顧客が商品の購入代金を現金で支払った際に、顧客の支払った紙幣と硬貨を受け付け、必要に応じて釣り銭を払い出す。
RFID読取装置50は、ショッピングカート10に収容された商品に付された無線タグのタグ情報を一括で読み取る。商品に付された無線タグのタグ情報は、上記した商品コードを含む。また、RFID読取装置50は、ショッピングカート10に取り付けられた無線タグ14からショッピングカート10のカートIDを読み取る。
RFID読取装置50は、電波遮断部材で形成された筐体51に覆われている。RFID読取装置50は、筐体51の上面52に表示操作パネル53及びカードリーダ54を備える。表示操作パネル53は、ディスプレイ531と、タッチパネル532とを備える。ディスプレイ531は、例えば、液晶パネルで構成されており、操作画面や商品登録された商品情報などの各種情報を表示する表示部として機能する。タッチパネル532は、ディスプレイ531の表面に設けられて、触れた位置に応じた情報をRFID読取装置50の制御部に入力するもので、使用者の操作を入力する操作入力部として機能する。カードリーダ54は、近距離無線通信などで、会員カードから会員情報を読み取る。
さらに、RFID読取装置50は、開閉可能な一対の扉55を備えている。これら扉55は、内側に開放する圧力がかかっていない場合に図3に示すように閉塞状態となる。顧客は、自らが押すショッピングカート10で扉55を開放させて、ショッピングカート10を筐体51内に位置させることができる。RFID読取装置50は、筐体51内に複数のアンテナ56(図8参照)を備えている。アンテナ56は、ショッピングカート10に収容された商品に付された無線タグや、ショッピングカート10に取り付けられた無線タグ14と通信して、これら無線タグからタグ情報を読み取る。
次に、情報端末20のハードウェア構成について、図4を参照して説明する。情報端末20は、制御部200、メモリ部210、コントローラ220、通信I/F(Interface)230等を備えている。制御部200、メモリ部210、コントローラ220、通信I/F230はバス240を介して互いに接続されている。
制御部200は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203を備えている。CPU201、ROM202、RAM203は、互いにバス270を介して接続されている。CPU201は、情報端末20全体を制御する。ROM202は、CPU201の駆動に用いられるプログラムなどの各種プログラムや各種データを記憶する。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用され、ROM202やメモリ部210に記憶された各種プログラムや各種データを展開する。制御部200は、CPU201がROM202やメモリ部210に記憶されRAM203に展開された制御プログラムに従って動作することによって、情報端末20の各種制御処理を実行する。
メモリ部210は、制御プログラム部211、商品マスタ部212、カートID部213を備える。制御プログラム部211は、各種制御プログラムが記憶されたエリアである。商品マスタ部212は、商品情報を示す商品マスタを記憶する。商品マスタは、商品の種別を識別可能な商品コードに、商品名、価格等が関連付けられている。カートID部213は、情報端末20が取り付けられたショッピングカート10を特定する識別情報であるカートIDを記憶する。
コントローラ220は、ディスプレイ21、タッチパネル22、スキャナ23、カードリーダ24と接続されている。これにより、制御部200は、コントローラ220を介して、ディスプレイ21、タッチパネル22、スキャナ23、カードリーダ24とデータの送受信が可能となっている。通信I/F230は、サーバ30と接続されている。これにより、制御部200は、サーバ30とデータの送受信が可能となっている。
次に、情報端末20の制御部200の機能構成について、図5を参照して説明する。制御部200は、CPU201がROM202やメモリ部210に記憶された制御プログラムにしたがって動作することで、入力部2001、コード情報認識部2002、出力部2003、として機能する。なお、上記各機能構成はハードウェアで実現してもよい。
入力部2001は、カードリーダ24が顧客の会員カードから読み取った会員IDが入力される。コード情報認識部2002は、スキャナ23が読み取った商品コードを含むコード情報を受信して、当該商品コードを認識する。なお、コード情報認識部2002は、商品コードを受信するのではなく、例えば、カメラが撮像したコードシンボルの画像を受信して、この画像を解析することで商品コードを読み取ってもよい。出力部2003は、入力部2001に入力された会員ID、コード情報認識部2002が認識したコード情報、カートID部213に記憶されたカートID、等をサーバ30に出力する。
次に、POS端末40のハードウェア構成について、図6を参照して説明する。POS端末40は、制御部400、メモリ部410、コントローラ420、通信I/F(Interface)430、440等を備えている。制御部400、メモリ部410、コントローラ420、通信I/F430、440はバス450を介して互いに接続されている。
制御部400は、CPU401、ROM402、RAM403を備えている。CPU401、ROM402、RAM403は、互いにバス450を介して接続されている。CPU401は、POS端末40全体を制御する。ROM402は、CPU401の駆動に用いられるプログラムなどの各種プログラムや各種データを記憶する。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用され、ROM402やメモリ部410に記憶された各種プログラムや各種データを展開する。制御部400は、CPU401がROM402やメモリ部410に記憶されRAM403に展開された制御プログラムに従って動作することによって、POS端末40の各種制御処理を実行する。
メモリ部410は、制御プログラム部411、商品マスタ部412を備える。制御プログラム部411は、各種制御プログラムが記憶されたエリアである。商品マスタ部412は、情報端末20に記憶された商品マスタと同一のものであって、商品情報を示す商品マスタを記憶する。
コントローラ420は、カードリーダ42、プリンタ43、ディスプレイ441、タッチパネル442、釣銭機46と接続されている。これにより、制御部400は、コントローラ420を介して、カードリーダ42、プリンタ43、ディスプレイ441、タッチパネル442、釣銭機46とデータの送受信が可能となっている。通信I/F430は、サーバ30と接続されている。通信I/F440は、RFID読取装置50と接続されている。これにより、制御部200は、サーバ30、RFID読取装置50とデータの送受信が可能となっている。
次に、POS端末40の制御部400の機能構成について、図7を参照して説明する。制御部400は、CPU401がROM402やメモリ部410に記憶された制御プログラムにしたがって動作することで、受付部4001、出力部4002、入力部4003、タグ情報取得部4004、コード情報取得部4005、登録部4006、会計処理部4007、として機能する。なお、上記各機能構成はハードウェアで実現してもよい。
受付部4001は、タッチパネル442で入力された指示、例えば、会計開始指示などを受け付ける。出力部4002は、サーバ30やRFID読取装置50に情報を出力する。例えば、出力部4002は、サーバ30に対してカートIDとともに当該カートIDに収納された商品の商品コードの問合せ、会計完了通知を出力するとともに、RFID読取装置50に読取開始通知を出力する。入力部4003は、カードリーダ42やRFID読取装置50から情報が入力される。例えば、入力部4003は、カードリーダ42から顧客の会員IDが入力されるとともに、RFID読取装置50からカートIDが入力される。
タグ情報取得部4004は、ショッピングカート10に収容された商品に付された無線タグのタグ情報を取得する。具体的には、タグ情報取得部4004は、RFID読取装置50から商品コードを含む商品情報を取得する。また、タグ情報取得部4004は、ショッピングカート10に取り付けられた無線タグ14からカートIDを取得する。なお、カートIDは、別の手段によってPOS端末40に入力されてもよい。また、後述するがタグ情報取得部4004は、サーバ30からタグ情報を取得する場合もある。コード情報取得部4005は、入力部4003に入力された識別情報で特定されるショッピングカート10に収容された商品に付されたコードシンボルのコード情報を取得する。具体的には、コード情報取得部4005は、商品のタグ情報が読み取られたショッピングカート10に収容された商品のうち、無線タグが付されていない商品の商品コードを含むコード情報をサーバ30から取得する。より詳細には、無線タグが付されていない商品について、スキャナ23で読み取った商品コードをサーバ30から取得する。この商品コードは、RFID読取装置50による無線タグの読取の前に、顧客によるスキャナ23の操作によって読み取られ、カートIDと関連付けてサーバ30に記憶される。
登録部4006は、タグ情報取得部4004が取得したタグ情報およびコード情報取得部4005が取得したコード情報に基づいて、商品情報を登録する。具体的には、登録部4006は、タグ情報取得部4004及びコード情報取得部4005が取得した商品コードを、会計処理するために一時的にRAM403に記憶する。上記したタグ情報及びコード情報は、会計処理を行うにあたって必要である、商品を特定する商品コードを含んでいればよい。会計処理部4007は、登録部4006が行った商品登録に基づいて会計処理を行う。会計処理とは、顧客の代金の支払いに関してPOS端末40が行う処理であり、取引金額の算出、釣銭の算出、レシートの発行等である。
次に、RFID読取装置50のハードウェア構成について、図8を参照して説明する。RFID読取装置50は、制御部500、メモリ部510、コントローラ520、通信I/F(Interface)530、540等を備えている。制御部500、メモリ部510、コントローラ520、通信I/F530、540はバス550を介して互いに接続されている。
制御部500は、CPU501、ROM502、RAM503を備えている。CPU501、ROM502、RAM503は、互いにバス550を介して接続されている。CPU501は、RFID読取装置50全体を制御する。ROM502は、CPU501の駆動に用いられるプログラムなどの各種プログラムや各種データを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用され、ROM502やメモリ部510に記憶された各種プログラムや各種データを展開する。制御部500は、CPU501がROM502やメモリ部510に記憶されRAM503に展開された制御プログラムに従って動作することによって、RFID読取装置50の各種制御処理を実行する。
メモリ部510は、制御プログラム部511を備える。制御プログラム部511は、各種制御プログラムが記憶されたエリアである。
コントローラ520は、ディスプレイ531、タッチパネル532、カードリーダ54、アンテナ56と接続されている。これにより、制御部500は、コントローラ420を介して、ディスプレイ531、タッチパネル532、カードリーダ54、アンテナ56と
データの送受信が可能となっている。通信I/F530は、サーバ30と接続されている。通信I/F540は、POS端末40と接続されている。これにより、制御部500は、サーバ30、POS端末40とデータの送受信が可能となっている。
次に、RFID読取装置50の制御部500の機能構成について、図9を参照して説明する。制御部500は、CPU501がROM502やメモリ部510に記憶された制御プログラムにしたがって動作することで、入力部5001、通知受部5002、タグ情報読取部5003、出力部5004、として機能する。なお、上記各機能構成はハードウェアで実現してもよい。
入力部5001は、カードリーダ54が顧客の会員カードから読み取った会員IDが入力される。通知受部5002は、POS端末40から読取開始通知及び読取停止通知を受信する。タグ情報読取部5003は、アンテナ56が無線タグから受信する電波に基づいて、無線タグに書き込まれたタグ情報を読み取る。タグ情報読取部5003は、商品に付された無線タグ及びショッピングカート10に取り付けられた無線タグ14のタグ情報を読み取る。出力部5004は、サーバ30やPOS端末40に情報を出力する。例えば、出力部5004は、サーバ30やPOS端末40に対してカートIDや商品コードを出力する。
上述した構成に基づく商品情報登録システム1の処理全体の流れについて、図10のシーケンスチャートを参照して説明する。なお、図10のシーケンスチャートは、バーコード及び無線タグの両方が付された商品と、バーコードのみが付された商品と、がショッピングカート10に収容された場合の流れを示すチャートである。
顧客はショッピングカート10を移動させながら買い物を行う。本実施形態の商品情報登録システム1が適用される店舗においては、顧客に対して、無線タグが付されている商品と付されていない商品とがわかるように店舗内に表示等しておくことが望ましい。顧客は、バーコードのみが付された商品を購入しようとする場合、スキャナ23でバーコードを読み取ってからショッピングカート10に当該商品を収容する。顧客は、無線タグが付されている商品を購入しようとする場合、バーコードを読み取ることなくショッピングカート10に当該商品を収容する。
顧客がバーコードのみが付された商品を購入しようとする場合、情報端末20は、スキャナ23が商品コードを含むコード情報を読み取り(S1)、コード情報認識部2002が商品コードを認識する。情報端末20は、メモリ部210に記憶された商品マスタから、読み取った商品コードで特定される商品の商品情報を読み出してディスプレイ21に表示する(S2)。表示する商品情報は、商品名、金額等である。顧客が表示された商品情報を見て自分が購入する商品であることを確認し、タッチパネル22に確認入力を行うと、情報端末20は、確認入力を受け付ける(S3)。続いて、情報端末20は、出力部2003がカートID部213に記憶されたカートIDと、読み取ったコード情報とをサーバ30に出力する(S4)。カートIDとコード情報とを受信したサーバ30は、カートIDと商品コードとを関連付けて記憶する。具体的には、サーバ30は、カートIDと商品コードが関連付けて記憶されるカート別データベースに、受信したカートIDと商品コードとを登録する(S5)。なお、上記したとおり、無線タグが付された商品については、スキャナ23によるコード情報の読み取りは行われずに、ショッピングカート10に収容される。
このようにして、顧客が購入する商品を全てショッピングカート10に収容すると、顧客は代金の支払を行う。顧客は、POS端末40が配置された場所に移動し、ショッピングカート10をRFID読取装置50の筐体51内に位置させる。その後、顧客がPOS端末40のディスプレイ441を操作して会計開始入力を行うことで、支払をするための処理がスタートする。POS端末40は、受付部4001が会計開始入力を受け付ける(S6)と、出力部4002がRFID読取装置50に読取開始通知を出力する(S7)。
読取開始通知を受信したRFID読取装置50は、アンテナ56を駆動させ、タグ情報読取部5003が筐体51内のショッピングカート10に取り付けられた無線タグ14からカートIDを読み取る(S8)。また、RFID読取装置50は、タグ情報読取部5003がショッピングカート10に収容された商品に付された無線タグから商品コードを含むタグ情報を読み取る(S9)。RFID読取装置50は、出力部5004が上記読み取ったカートID及びタグ情報をPOS端末40に出力する(S10)。RFID読取装置50がタグ情報を読み取らなかった場合、すなわち、ショッピングカート10に無線タグが付された商品が収容されていない場合、出力部5004は、カートID及び無線タグが付された商品がないことを示す情報を出力する。
タグ情報取得部4004がカートIDとタグ情報とを受信したPOS端末40は、受信したタグ情報に含まれる商品コードに基づいて登録部4006が商品登録を行う(S11)。続いて、POS端末40は、受信したカートIDとともに商品コードの問合せをサーバ30に出力する(S12)。すなわち、POS端末40は、サーバ30に対し、出力したカートIDと関連付けて記憶される、無線タグが付されていない商品の商品コードを要求する。
問合せを受けたサーバ30は、カート別データベースから、受信したカートIDに関連付いた商品コードを抽出する(S13)。続いて、サーバ30は、抽出した商品コードを含むコード情報をカートIDとともにPOS端末40に出力する(S14)。なお、サーバ30がカート別データベースから商品コードを抽出しない場合、サーバ30は、カートIDとともにコード情報が抽出されないことを示す情報を出力する。
コード情報取得部4005がコード情報を受信したPOS端末40は、受信したコード情報に含まれる商品コードに基づいて商品登録を行う(S15)。続いて、POS端末40は、商品登録された商品について、会計処理部4007が会計処理を行う(S16)。会計処理は、顧客が支払を行うためにPOS端末40が行う必要な処理であって、合計金額や釣銭の算出、購入商品に関する商品情報の表示、レシートの発行等の処理を含む。会計処理が終わると、POS端末40は、出力部4002がサーバ30に対して会計完了通知を出力する(S17)。会計完了通知を受けたサーバ30は、カート別データベースを更新する(S18)。すなわち、サーバ30は、会計が完了した商品の商品コードをクリアする。また、POS端末40は、出力部4002がRFID読取装置50に読取停止通知を出力する(S19)。読取停止通知を受信したRFID読取装置50は、これまでに読み取ったデータをクリアし、アンテナ56の出力を停止させて読み取りを停止する(S20)。
次に、POS端末40の制御部400が行う商品登録を含む処理を図11のフローチャートを参照して説明する。制御部400は、受付部4001が会計開始入力を受け付けたか否か判断し(S31)、会計開始入力がなければ(S31のN)、S31の処理に戻って待機する。受付部4001が会計開始入力を受け付けると(S31のY)、出力部4002は、RFID読取装置50に対して読取開始通知を出力して読取開始指示を行う(S32)。
続いて、制御部400は、タグ情報取得部4004がRFID読取装置50から商品コードを含むタグ情報を受信したか否かを判断する(S33)。タグ情報を受信すると(S33のY)、受信したタグ情報に含まれる商品コードに基づいて商品登録を行い(S34)、タグ情報とともにタグ情報取得部4004が取得したカートIDを読み出す(S35)。S33において、タグ情報を受信しない場合(S33のN)、すなわち、読み取ったタグ情報がない旨の情報をタグ情報取得部4004が取得した場合、制御部400は、S34の処理をスキップしてS35の処理に移行する。出力部4002は、読み出したカートIDとともに問合せをサーバ30に出力する(S36)。すなわち、POS端末40は、サーバ30に対し、出力したカートIDと関連付けて記憶される商品コードを要求する。
その後、制御部400は、S36で出力した問合せに対してコード情報を受信したか否か判断する(S37)。言い換えれば、制御部400は、コード情報取得部4005がコード情報に含まれる商品コードを取得したか否かを判断する。コード情報を受信すると(S37のY)、受信したコード情報に含まれる商品コードがタグ情報に基づいて商品登録した商品の商品コードと同じか否か判断する(S38)。同じ商品コードがある場合(S38のY)、制御部400は、顧客が誤って無線タグが付されている商品のバーコードを読み取ったと判断してコード情報を削除し(S39)、タグ情報に基づいて商品登録した商品の商品コード以外の商品コードにかかる商品について商品登録を行う(S40)。これにより、1つの商品に対する商品コードの二重登録が禁止することができる。なお、タグ情報には、商品の個品を特定する個品コードも記憶されている。このため、コード情報とタグ情報とに同じ商品コードが含まれている場合、個品管理が可能なタグ情報に基づいて商品登録することでより正確な商品登録が可能となる。S38において、同じ商品コードがない場合(S38のN)、制御部400は、S39をスキップしてS40の処理に移行する。
S40の登録部4006による商品登録に基づいて、会計処理部4007は、会計処理を行う(S41)。なお、S37においてコード情報を受信しない場合(S37のN)、制御部400は、顧客が購入する商品でバーコードが読み取られた商品はないと判断して、S38~S40をスキップしてS41の処理に移行する。S41で会計処理が終了すると、出力部4002は、サーバ30に会計完了通知を出力し(S42)、RFID読取装置50に読取停止通知を出力して(S43)、処理を終了する。
以上説明したとおり、本実施形態のPOS端末40は、商品に付された無線タグのタグ情報を取得するタグ情報取得部4004と、カートIDで特定されるショッピングカート10に収容された商品の商品コードを取得するコード情報取得部4005と、を備えている。このため、POS端末40は、顧客が買い物をしながら読み取った商品コードと、会計処理時にRFID読取装置50で読み取った商品コードと、を紐づけて商品登録することができる。したがって、無線タグが付されていない商品については、事前に商品コードを読み取ることができ、かつ、無線タグが付された商品については、RFID読取装置50で一括読取が可能となる。よって、無線タグが付された商品と無線タグが付されていない商品とが混在する店舗においても、レジカウンタでの処理時間が短縮でき、レジ待ちを削減することができる。また、ショッピングカート10にRFID読取装置50を設けていないので、顧客が購入する商品以外の商品のタグ情報をむやみに読み取ることがない。
また、本実施形態においては、POS端末40の入力部4003は、RFID読取装置50からカートIDが入力される。言い換えれば、ショッピングカート10にカートIDが書き込まれた無線タグを設けることで、商品に付された無線タグからタグ情報を読み取るためのRFID読取装置50を利用して、POS端末40へのカートIDの入力を行うようにしている。このため、カートIDの入力に格別な操作を要することがないので、入力操作を容易にすることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態の商品情報登録システムについて、図面を参照して説明する。第1の実施形態と同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略する。第1実施例では、ショッピングカート10を特定する識別情報としてカートIDを用いたが、本実施形態では、顧客の会員IDを用いるものである。また、本実施形態においては、POS端末40と離れた位置にRFID読取装置50が設置される。図12は、POS端末40とRFID読取装置50の配置を模式的に示した図である。本実施形態においては、1台のRFID読取装置50に複数のPOS端末40が接続されている。
図13は、本実施形態の商品情報登録システム1の処理全体の流れを示すシーケンスチャートである。図13のシーケンスチャートも、バーコード及び無線タグの両方が付された商品と、バーコードのみが付された商品と、がショッピングカート10に収容された場合の流れを示すものである。
顧客は、ショッピングカート10を利用するにあたって、ショッピングカート10に取り付けられた情報端末20のカードリーダ24に会員カードを読み取らせる。すなわち、情報端末20は、まずカードリーダ24が会員IDを読み取り(S51)、入力部2001に会員IDが入力される。顧客がバーコードのみが付された商品を購入しようとする場合、情報端末20は、スキャナ23が商品コードを含むコード情報を読み取り(S52)、コード情報認識部2002が商品コードを認識する。情報端末20は、メモリ部210に記憶された商品マスタから、読み取った商品コードで特定される商品の商品情報を読み出してディスプレイ21に表示する(S53)。表示する商品情報は、第1の実施形態と同様である。顧客が表示された商品情報を見て自分が購入する商品であることを確認し、タッチパネル22に確認入力を行うと、情報端末20は、確認入力を受け付ける(S54)。続いて、情報端末20は、入力部2001に入力された会員IDと、読み取ったコード情報とをサーバ30に出力する(S55)。会員IDとコード情報とを受信したサーバ30は、会員IDとコード情報に含まれる商品コードとを関連付けて記憶する。具体的には、サーバ30は、会員IDと商品コードが関連付けて記憶される会員別データベースに、受信した会員IDと商品コードとを登録する(S56)。なお、上記したとおり、無線タグが付された商品については、スキャナ23によるコード情報の読み取りは行われない。
このようにして、顧客が購入する商品を全てショッピングカート10に収容すると、顧客は代金の支払を行う。まず、顧客は、RFID読取装置50が設置された場所に移動し、カードリーダ54で会員カードを読み取らせる。すなわち、RFID読取装置50は、カードリーダ54によって会員IDの読取を行う(S57)。続いて、顧客がショッピングカート10をRFID読取装置50の筐体51内に位置させると、RFID読取装置50は、タグ情報読取部5003が商品に付された無線タグから商品コードを含むタグ情報を読み取る(S58)。RFID読取装置50は、カードリーダ54が会員カードを読み取ると、アンテナ56を駆動させて読み取りを開始する。RFID読取装置50は、読み取った会員IDとタグ情報とをサーバ30に出力し(S59)、アンテナ56の駆動を停止してタグ情報の読み取りを停止し(S60)、これまでに読み取ったデータをクリアする。このとき、RFID読取装置50のディスプレイ531には、例えば、「読取が完了しました。○番のPOS端末で会計をお願いします。」など、顧客に対して会計を促す表示がなされる。サーバ30は、受信した会員IDとタグ情報に含まれる商品コードとに基づいて、会員IDと商品コードと関連付けて記憶する会員別データベースを更新する(S61)。
顧客は、ディスプレイ531に表示された番号のPOS端末40に移動し、会員カードを読み取らせる。POS端末40は、カードリーダ42が会員IDを読み取り(S62)、出力部4002がサーバ30に対し、読み取った会員IDとこの会員IDに関連付けて記憶されている商品コードの問合せとを出力する(S63)。サーバ30は、受信した会員IDに関連付いて記憶されている商品コードを、会員別データベースから抽出し(S64)、会員IDとともにPOS端末40に出力する(S65)。すなわち、サーバ30は、会員IDで特定されるショッピングカート10に収容された商品全ての商品コードをPOS端末40に出力する。
POS端末40は、受信した会員IDとカードリーダ42で読み取った会員IDとが一致していることを確認した後、受信した商品コードの商品について、登録部4006が商品登録を行い(S66)、会計処理部4007が会計処理を行う(S67)。会計処理が完了すると、出力部4002がサーバ30に対して会計完了通知を出力する(S68)。会計完了通知を受けたサーバ30は、会員別データベースを更新する(S69)。すなわち、サーバ30は、会計が完了した商品のコード情報をクリアする。
次に、POS端末40の制御部400が行う商品登録を含む処理を図14のフローチャートを参照して説明する。制御部400は、入力部4003に会員IDが入力されたか否か判断し(S71)、会員IDの入力がなければ(S71のN)、S71の処理に戻って待機する。入力部4003に会計IDの入力があると(S71のY)、出力部4002は、サーバ30に対して読み取った会員IDとともに問合せ出力する(S72)。この問い合わせは、出力した会員IDに関連付いて記憶されている商品コードを問い合わせるものである。
その後、制御部400は、S72で出力した問合せに対してコード情報及びタグ情報を受信したか否か判断する(S73)。言い換えれば、制御部400は、サーバ30から商品コードを取得したか否かを判断する。コード情報及びタグ情報の少なくともいずれかを受信すると(S73のY)、受信したコード情報とタグ情報との両方に同じ商品コードが含まれているか否か判断する(S74)。同じ商品コードがある場合(S74のY)、制御部400は、顧客が誤って無線タグが付されている商品のバーコードを読み取ったと判断してコード情報を削除し(S75)、商品登録を行う(S76)。S74において、同じ商品コードがない場合(S74のN)、制御部400は、S75をスキップしてS76の処理に移行する。
S76における登録部4006による商品登録に基づいて、会計処理部4007は、会計処理を行う(S77)。続いて、出力部4002は、サーバ30に会計完了通知を出力して(S78)、処理を終了する。なお、S73においてコード情報及びタグ情報を受信しない場合(S73のN)、制御部400は、会計対象の商品がないと判断して、S74~S78をスキップして処理を終了する。
第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、無線タグが付された商品と無線タグが付されていない商品とが混在する店舗においても、レジカウンタでの処理時間が短縮でき、レジ待ちを削減することができる。また、第2の実施形態においては、POS端末40で会計処理する前に、バーコードだけでなく、無線タグも事前に読み取らせることができる。このため、レジカウンタでの処理時間をより一層短縮することができる。
なお、第1の実施形態及び第2に実施形態において、商品情報登録装置は、会計処理も行うPOS端末としたが、商品登録のみを行なうものでもよい。この場合、会計処理は、商品登録されたデータを商品情報登録装置から受信して、会計機が行うようにすればよい。また、第1の実施形態及び第2に実施形態において、コード情報読取部は、ショッピングカート10に設けたスキャナ23としたが、これに限らない。例えば、サーバ30と通信可能なように、アプリケーションソフトウェアがインストールされた顧客のスマートフォンを用いてコードシンボルを読み取ってもよい。
また、第1の実施形態及び第2に実施形態においては、カートを特定する情報を用いて商品登録を行ったが、これに限らない。例えば、商品情報登録装置であるPOS端末40に登録開始ボタンを設け、制御部400に登録開始信号を受け付ける登録開始信号受付部を備えてもよい。そして、登録開始信号受付部が登録開始信号を受け付けると、タグ情報取得部4004がショッピングカート10に収容された商品に付された無線タグのタグ情報をRFID読取装置50から取得する。併せて、コード情報取得部4005がショッピングカートに収容された商品に付されたコードシンボルのコード情報を情報端末20から取得する。
このような構成とすることで、無線タグが付された商品と無線タグが付されていない商品とが混在する店舗においても、レジカウンタでの処理時間が短縮でき、レジ待ちを削減することができる。なお、POS端末40は、近距離無線通信などを用いて、情報端末20からコード情報を取得する。
また、情報端末20、サーバ30、POS端末40、RFID読取装置50で用いられる制御プログラムは、CD-ROM等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。また、これらで実行される制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良く、さらには、インターネット等のネットワーク経由で提供するように構成しても良い。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 商品情報登録システム
10 ショッピングカート
20 情報端末
30 サーバ
40 POS端末(商品情報登録装置)
50 RFID読取装置(タグ情報読取装置)
4004 タグ情報取得部
4005 コード情報取得部
4006 登録部
特開2014-32697号公報

Claims (6)

  1. 顧客が購入する商品を収容するショッピングカートを特定する識別情報が入力される入力部と、
    前記ショッピングカートが移動可能な店舗内の所定位置に設けられ、前記ショッピングカートに収容された商品に付された無線タグのタグ情報を読み取るタグ情報読取装置から、前記無線タグの読み取り結果を取得するタグ情報取得部と、
    ショッピングカートを特定する識別情報と、当該ショッピングカートが収容する商品について、コード情報読取装置で読み取られた当該商品に付されたコードシンボルのコード情報とを関連付けて記憶するサーバ装置から、前記入力部に入力された識別情報に対応するコード情報を取得するコード情報取得部と、
    前記タグ情報取得部が取得したタグ情報および前記コード情報取得部が取得したコード情報に基づいて、商品情報を登録する登録部と、
    を備えたことを特徴とする商品情報登録装置。
  2. 前記入力部は、前記タグ情報読取装置から前記識別情報が入力される
    ことを特徴とする請求項1に記載の商品情報登録装置。
  3. 前記タグ情報及び前記コード情報は、商品を特定する商品コードを含み、
    前記登録部は、前記タグ情報と前記コード情報に同一の商品コードが含まれている場合、当該商品コードにかかる商品については、前記コード情報に基づく商品登録を行わずに前記タグ情報に基づく商品登録を行う
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の商品情報登録装置。
  4. 商品情報登録装置をコンピュータによって制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    顧客が購入する商品を収容するショッピングカートを特定する識別情報が入力される入力部と、
    前記ショッピングカートが移動可能な店舗内の所定位置に設けられ、前記ショッピングカートに収容された商品に付された無線タグのタグ情報を読み取るタグ情報読取装置から、前記無線タグの読み取り結果を取得するタグ情報取得部と、
    ショッピングカートを特定する識別情報と、当該ショッピングカートが収容する商品について、コード情報読取装置で読み取られた当該商品に付されたコードシンボルのコード情報とを関連付けて記憶するサーバ装置から、前記入力部に入力された識別情報に対応するコード情報を取得するコード情報取得部と、
    前記タグ情報取得部が取得したタグ情報および前記コード情報取得部が取得したコード情報に基づいて、商品情報を登録する登録部と、
    して機能させるプログラム。
  5. 顧客が購入する商品を収容するショッピングカートに設けられ、商品に付されたコードシンボルのコード情報を読み取るコード情報読取部を備えた情報端末と、
    前記ショッピングカートが移動可能な店舗内の所定位置に設けられ、前記ショッピングカートに収容された商品に付された無線タグのタグ情報を読み取るタグ情報読取装置と、
    前記タグ情報及び前記コード情報を取得して、これら情報に基づいて商品登録を行う商品情報登録装置と、を有する商品情報登録システムであって、
    前記商品情報登録装置は、
    顧客が購入する商品を収容するショッピングカートを特定する識別情報が入力される入力部と、
    ショッピングカートを特定する識別情報と、当該ショッピングカートが収容する商品について、当該ショッピングカートの前記情報端末が備える前記コード情報読取部で読み取られたコード情報とを関連付けて記憶するサーバ装置から、前記入力部に入力された識別情報に対応するコード情報を取得するコード情報取得部と、
    を備えたことを特徴とする商品情報登録システム。
  6. 顧客が購入する商品を収容するショッピングカートに設けられ、商品に付されたコードシンボルのコード情報を読み取るコード情報読取部を備えた情報端末と、
    前記ショッピングカートが移動可能な店舗内の所定位置に設けられ、前記ショッピングカートに収容された商品に付された無線タグのタグ情報を読み取るタグ情報読取装置と、
    前記情報端末及び前記タグ情報読取装置と通信可能に接続され、前記タグ情報及び前記コード情報を取得して、これら情報に基づいて商品登録を行う商品情報登録装置と、を有する商品情報登録システムであって、
    前記商品情報登録装置は、登録開始信号を受け付けると、前記情報端末から当該情報端末が備える前記コード情報読取部で読み取られたコード情報を取得するとともに、前記タグ情報読取装置から当該タグ情報読取装置で読み取られたタグ情報を取得する
    ことを特徴とする商品情報登録システム。
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