JP7387118B1 - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

Figure 0007387118000001
【課題】 動作異常をより高感度に検知する情報処理装置を提供する。
【解決手段】 情報処理装置3は、定められた複数の動作パターンの時系列データを入力データとして機械学習する学習部と、時系列データを取得するデータ取得部と、前記データ取得部により取得された時系列データの特徴量を算出する特徴量算出部と、前記データ取得部により取得された時系列データと、前記学習部により機械学習されたニューラルネットワークとに基づいて、前記データ取得部により取得された時系列データの次の時点のデータを生成する予測データ生成部と、前記予測データ生成部により生成された予測データの特徴量を算出する予測特徴量算出部と、前記予測特徴量算出部により算出された特徴量と、前記データ取得部により取得された次の時点のデータの特徴量との差分を算出する特徴量差分算出部と、前記特徴量差分算出部により算出された特徴量の差分に基づいて、異常を検知する異常検知部とを有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関するものである。
例えば、特許文献1では、時系列入力データに対応するモデルを学習するための学習装置であって、前記時系列入力データを取得する取得部と、前記時系列入力データにおける一の時点の入力データに対応する複数の入力値を前記モデルが有する複数のノードに供給する供給部と、前記時系列入力データにおける前記一の時点より前の入力データ系列と、前記モデルにおける前記入力データ系列中の入力データに対応する複数の入力値のそれぞれと前記複数のノードのそれぞれとの間の重みパラメータとに基づいて、前記入力データ系列が発生した条件下における前記一の時点の各入力値の条件付確率を算出する算出部と、前記重みパラメータを調整して、前記入力データ系列が発生した条件の下で前記一の時点の入力データが発生する条件付確率をより高める学習処理部と、を備える学習装置が開示されている。
また、特許文献2では、ニューラルネットワークに、時系列データを構成する一のデータである第1データを入力する振り分け部と、前記ニューラルネットワークに前記第1データから第1時間後のデータを予測させた第1予測データと、前記時系列データを構成する第2データであって前記第1データから前記第1時間後の第2データとを比較する比較処理部と、前記比較処理部が比較した結果、前記第2データと前記第1予測データとの誤差が閾値より大きい場合に、警告を示す情報を出力する出力部とを備える、情報処理装置が開示されている。
さらに、非特許文献1では、教師なしで映像予測を学習することができる人工のニューラルネットワークであるPredNet(DeepPredictive Coding Network)が提案され、学習済みのPredNetは、取得した画像の次時刻の画像の予測を行うことができる。
特許第5943358号公報 特開2018-173944号公報 W. Lotter, et.al., "Deep Predictive Coding Networks for Video Prediction and Unsupervised Learning",2017 ICLR
本発明は、動作異常をより高感度に検知する情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、定められた複数の動作パターンの時系列データを入力データとして機械学習する学習部と、時系列データを取得するデータ取得部と、前記データ取得部により取得された時系列データの特徴量を算出する特徴量算出部と、前記データ取得部により取得された時系列データと、前記学習部により機械学習されたニューラルネットワークとに基づいて、前記データ取得部により取得された時系列データの次の時点のデータを生成する予測データ生成部と、前記予測データ生成部により生成された予測データの特徴量を算出する予測特徴量算出部と、前記予測特徴量算出部により算出された特徴量と、前記データ取得部により取得された次の時点のデータの特徴量との差分を算出する特徴量差分算出部と、前記特徴量差分算出部により算出された特徴量の差分に基づいて、異常を検知する異常検知部とを有する。
好適には、前記データ取得部は、複数の時点における複数の撮像画像を時系列データとして取得し、前記特徴量算出部は、前記データ取得部により取得された複数の撮像画像の特徴量を算出し、前記予測データ生成部は、前記データ取得部により取得された撮像画像と、前記学習部により機械学習されたニューラルネットワークとに基づいて、前記データ取得部により取得された撮像画像の次の時点の撮像画像を生成し、前記予測特徴量算出部は、前記予測データ生成部により生成された予測画像の特徴量を算出し、前記特徴量差分算出部は、前記予測特徴量算出部により算出された特徴量と、前記データ取得部により取得された次の時点の撮像画像の特徴量との差分を算出する。
好適には、前記特徴量算出部により算出された特徴量に、特徴量を算出した時系列データの時刻情報を関連付ける時刻関連付け部をさらに有し、前記学習部は、前記時刻関連付け部により時刻情報を関連付けられた特徴量を入力データとして機械学習し、前記予測データ生成部は、前記学習部により機械学習されたニューラルネットワークに基づいて、任意の時刻の予測データを生成し、前記予測特徴量算出部は、前記予測データ生成部により生成された前記任意の時刻の予測データの特徴量を算出し、前記特徴量差分算出部は、前記予測特徴量算出部により予測された前記任意の時刻の特徴量と、前記任意の時刻に取得されたデータの特徴量との差分を算出し、前記異常検知部は、前記特徴量差分算出部により算出された特徴量の差分に基づいて、異常を検知する。
好適には、前記ニューラルネットワークは、畳み込み層とLSTM(Long―Short―Term―Memory)層とにより構成されるモジュール構造がスタックされた階層構造を有し、前記階層構造は、前記データ取得部により取得された撮像画像の特徴量の空間方向サイズが、カーネルサイズ以下となるまでスタックされ、前記学習部は、前記階層構造を有する前記ニューラルネットワークに入力された、定められた複数の動作パターンの時系列データの特徴量を入力データとして機械学習する。
好適には、前記定められた複数の動作パターンは、各動作パターン間において、少なくとも一部は一致し、一部は異なる動作である。
好適には、前記データ取得部により取得された連続するデータ間の変化量を算出するデータ間変化量算出部と、前記データ間変化量算出部により算出された変化量が既定値以上のデータを選択するデータ選択部とをさらに有し、前記特徴量算出部は、前記データ選択部により選択された選択データの特徴量を算出し、前記学習部は、前記特徴量算出部により算出された選択データの特徴量を入力データとして機械学習する。
好適には、前記予測データ生成部により生成された次の時点の予測データと、前記データ取得部により取得された次の時点のデータとの差分を算出するデータ差分算出部をさらに有し、前記学習部は、前記特徴量差分算出部により算出された特徴量が小さくなるように、又は、前記データ差分算出部により算出されたデータの差分と、前記特徴量差分算出部により算出された特徴量の差分とが小さくなるように機械学習する。
本発明に係る情報処理システムは、異常を検知する複数の情報処理装置と、前記複数の情報処理装置から検知結果を受け取る管理装置とを有し、前記管理装置は、複数の時点における複数のデータを、前記複数の情報処理装置に振り分けて入力する振り分け部を有し、前記情報処理装置は、定められた複数の動作パターンの時系列データを入力データとして機械学習する学習部と、時系列データを取得するデータ取得部と、前記データ取得部により取得された時系列データの特徴量を算出する特徴量算出部と、前記データ取得部により取得された時系列データと、前記学習部により機械学習されたニューラルネットワークとに基づいて、前記データ取得部により取得された時系列データの次の時点のデータを生成する予測データ生成部と、前記予測データ生成部により生成された予測データの特徴量を算出する予測特徴量算出部と、前記予測特徴量算出部により算出された特徴量と、前記データ取得部により取得された次の時点のデータの特徴量との差分を算出する特徴量差分算出部と、前記特徴量差分算出部により算出された特徴量の差分に基づいて、異常を検知する異常検知部とを有し、前記複数の情報処理装置の各前記データ取得部は、前記管理装置の振り分け部により振り分けられたデータを取得し、前記複数の情報処理装置の各前記異常検知部は、各前記データ取得部により取得したデータの特徴量と各前記予測データ生成部により生成された予測データの特徴量との差分に基づいて異常を検知する。
好適には、前記情報処理装置は、前記特徴量算出部により算出された特徴量に、特徴量を算出したデータを取得した時刻情報を関連付ける時刻関連付け部をさらに有し、前記学習部は、前記時刻関連付け部により時刻情報を関連付けられた特徴量を入力データとして機械学習し、前記予測データ生成部は、前記学習部により機械学習されたニューラルネットワークに基づいて、任意の時刻の予測データを生成し、前記予測特徴量算出部は、前記予測データ生成部により生成された前記任意の時刻の予測データの特徴量を算出し、前記特徴量差分算出部は、前記予測特徴量算出部により予測された前記任意の時刻の特徴量と、前記任意の時刻に取得されたデータとの特徴量の差分を算出し、前記異常検知部は、前記差分算出部により算出された特徴量の差分に基づいて、異常を検知し、前記管理装置の振り分け部は、前記複数の情報処理装置のうち、前記異常検知部による異常検知の結果を受け取った時刻の早い順にデータを入力する。
好適には、前記情報処理装置は、前記特徴量算出部により算出された特徴量に、特徴量を算出したデータを取得した時刻情報を関連付ける時刻関連付け部をさらに有し、前記学習部は、前記時刻関連付け部により時刻情報を関連付けられた特徴量を入力データとして機械学習し、前記予測データ生成部は、前記学習部により機械学習されたニューラルネットワークに基づいて、任意の時刻の予測データを生成し、前記予測特徴量算出部は、前記予測データ生成部により生成された前記任意の時刻の予測データの特徴量を算出し、前記特徴量差分算出部は、前記予測特徴量算出部により予測された前記任意の時刻の特徴量と、前記任意の時刻に取得されたデータとの特徴量の差分を算出し、前記異常検知部は、前記差分算出部により算出された特徴量の差分に基づいて、異常を検知し、前記管理装置の振り分け部は、前記複数の情報処理装置のうち、前記データ取得部によりデータを取得してから前記異常検知部による異常検知までの処理が早い順にデータを入力する。
本発明に係る情報処理方法は、定められた複数の動作パターンの時系列データの特徴量を入力データとして機械学習する学習ステップと、時系列データを取得するデータ取得ステップと、前記データ取得ステップにおいて取得された時系列データの特徴量を算出する特徴量算出ステップと、前記データ取得ステップにおいて取得された時系列データと、前記学習ステップにより機械学習されたニューラルネットワークとに基づいて、前記データ取得部において取得された時系列データの次の時点のデータを生成する予測データ生成ステップと、前記予測データ生成ステップにおいて生成された予測データの特徴量を算出する予測特徴量算出ステップと、前記予測特徴量算出ステップにおいて算出された特徴量と、前記データ取得ステップにおいて取得された次の時点のデータの特徴量との差分を算出する特徴量差分算出ステップと、前記特徴量差分算出ステップにおいて算出された特徴量の差分に基づいて、異常を検知する異常検知ステップとを有する。
本発明に係るプログラムは、定められた複数の動作パターンの時系列データの特徴量を入力データとして機械学習する学習ステップと、時系列データを取得するデータ取得ステップと、前記データ取得ステップにおいて取得された時系列データの特徴量を算出する特徴量算出ステップと、前記データ取得ステップにおいて取得された時系列データと、前記学習ステップにより機械学習されたニューラルネットワークとに基づいて、前記データ取得部において取得された時系列データの次の時点のデータを生成する予測データ生成ステップと、前記予測データ生成ステップにおいて生成された予測データの特徴量を算出する予測特徴量算出ステップと、前記予測特徴量算出ステップにおいて算出された特徴量と、前記データ取得ステップにおいて取得された次の時点のデータの特徴量との差分を算出する特徴量差分算出ステップと、前記特徴量差分算出ステップにおいて算出された特徴量の差分に基づいて、異常を検知する異常検知ステップとをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、動作異常をより高感度に検知する。
(a)は、従来技術による異常検知を説明する図であり、(b)は、情報処理装置3による異常検知を説明する図である。 複数のパターンを正常動作とする装置3の動作例である。 異常検知システム1の全体構成を例示する図である。 情報処理装置3のハードウェア構成を例示する図である。 情報処理装置3の機能構成を例示する図である。 (a)は、PredNetのモジュール構成を例示する図であり、(b)は、ニューラルネットワーク33を例示する図である。 複数の正常な動作パターンをとる装置において、情報処理装置3による異常検知試験結果を示すデータである。 (a)は、評価に利用した、ステッピングモーターを用いて回転させた電子部品(ラズパイカメラ)SM01の画像データを例示する図であり、(b)は、情報処理装置3によるSM01の異常検知試験の結果画像である。 情報処理装置3における、異常検知処理(S10)を説明するフローチャートである。 (a)は、従来の撮像間隔で撮像した画像データを取得するタイミングを表す図であり、(b)は、情報処理装置3において画像データを取得するタイミングを表す図である。 入力画像の撮像時刻を考慮したニューラルネットワーク33の構築を例示する図である。 複数の情報処理3による異常検知処理の分散化を例示する図である。 異常検知システム2の全体構成を例示する図である。 管理装置7の機能構成を例示する図である。 潜在変数の次元数を分割した場合の潜在変数Z及びZを例示する図である。 分割した次元数の潜在変数の各損失関数に、2パターンの不均等な重みをつけた場合の異常検知の精度を示すグラフである。
図1(a)は、従来技術による異常検知を説明する図であり、(b)は、情報処理装置3による異常検知を説明する図である。
図2は、複数のパターンを正常動作とする装置4の動作例である。
従来技術として、装置が正常動作時の動画像を入力し、次の撮像画像を予測生成するAIにおいて、実際の画像と予測生成された画像との差を異常スコアとして判定する仕組みがある。しかし、複数パターンを正常動作とする装置4において、この仕組みを適用した場合、正常動作であるにも関わらず、異常と検知してしまう場合がある。
具体的には、図2に例示するように、荷物を搬送する際に、位置Bにて重量を計測し、これが規定未満であれば位置Aに置き、規定以上であれば位置Cに置く、という動作行う装置がある。この装置を装置4とする。重量計測結果は画像には表れないので、位置Bの次に位置Aへ置くか、位置Cへ置くかはランダム動作のように見えるが、どちらも正常動作である。
このように、複数の正常パターン動作が存在する装置4の場合、従来技術のような「次ステップの画像を生成する」手法では、次のステップの画像をうまく生成することができず、例えば、位置Aと位置Cが重なり合った画像を予測生成するため、正しい動作にも関わらず実際の次ステップの画像とは大きな差を生じてしまうことが課題としてあった。
そこで、情報処理装置3は、複数の正常パターン動作をとる装置であっても、正常な動作であれば低い異常スコアとすることで、しきい値を低くして、高速に異常を検知することを実現するものである。
具体的には、図1(b)に例示するように、本発明における情報処理装置3は、画像データの複数の特徴の差分を用いて異常を検知する。具体的には、情報処理装置3は、実際の画像の特徴量と、予測生成された画像の特徴量との差を異常スコアとして算出する。特徴量の比較では、複数の正常パターンをとる装置であっても、正常な動作であれば異常スコアは小さくなり、異常として検知することはない。情報処理装置3は、類似度の高い複数の正常動作を機械学習し、特徴量の差を小さく抑えられる。ここで、特徴量とは潜在変数をいう。
図3は、異常検知システム1を例示する図である。情報処理装置3は、ニューラルネットワークを用いたコンピュータ端末である。情報処理装置3は、装置4のデータを解析することによって、装置4の異常を検知する。データには、各アームの座標データ、及び撮像画像データが含まれる。装置4は、本実施例においては、荷物の重さに応じて決まった場所に置く動作を行う装置として説明するが、これに限定されるものではなく、例えば、製造ラインでもよい。異常検知システム1は、情報処理装置3と、装置4と、カメラ5とを備える。カメラ5は、情報処理装置3と電気的に接続されている。カメラ5は、イメージセンサを備えている。カメラ5は、イメージセンサを用いて装置4を撮像することにより得られる画像データを、情報処理装置3へ出力する。
図4は、情報処理装置3のハードウェア構成を例示する図である。
図4に例示するように、情報処理装置3は、CPU200、メモリ202、HDD204、ネットワークインタフェース206(ネットワークIF206)、表示装置208、及び、入力装置210を有し、これらの構成はバス212を介して互いに接続している。
CPU200は、例えば、中央演算装置である。
メモリ202は、例えば、揮発性メモリであり、主記憶装置として機能する。
HDD204は、例えば、ハードディスクドライブ装置であり、不揮発性の記録装置としてコンピュータプログラム(例えば、図5の異常検知プログラム10)やその他のデータファイル(例えば、図5の画像データ格納DB600)を格納する。
ネットワークIF206は、有線又は無線で通信するためのインタフェースである。
表示装置208は、各種情報を表す画像を表示する表示装置であり、例えば、液晶ディスプレイである。
入力装置210は、ユーザの操作入力を受け付ける入力装置であり、例えば、キーボード及びマウスである。
図5に示すように、情報処理装置3には、異常検知プログラム10がインストールされると共に、画像データ格納データベース600(画像データ格納DB600)が構成される。
異常検知プログラム10は、例えば、CD-ROM等の記録媒体に格納されており、この記録媒体を介して、または、インターネット上のプログラム提供サーバに格納されており、ネットワークからダウンロードされて情報処理装置3にインストールされる。
異常検知プログラム10は、データ取得部100、学習部102、異常検知部104、データ間変化量算出部106、及びデータ選択部108を有する。学習部102は、特徴量算出部1020、予測データ生成部1022、予測特徴量算出部1024、特徴量差分算出部1026、時刻関連付け部1028、及びデータ差分算出部1030を含む。
なお、異常検知プログラム10の一部又は全部は、ASICなどのハードウェアにより実現されてもよく、また、OS(Operating System)の機能を一部借用して実現されてもよい。
異常検知プログラム10において、データ取得部100は、時系列データを取得する。具体的には、データ取得部100は、複数の時点における複数の撮像画像を取得する。より具体的には、データ取得部100は、カメラ5により時間の経過と共に既定の間隔で複数回撮影された画像データを取得する。データ取得部100は、取得した画像データを学習部102へ入力する。本例において、学習部102へ入力する過去の撮像画像数(フレーム数)は、約2~20であるが、これに限定されず、例えば、100、又は、それ以上でもよい。データ取得部100は、カメラ5により、33.3msec間隔(30fps)以上の速度で撮像された画像を取得する。データ取得部100は、取得した画像データを画像データ格納DB600へ格納する。
学習部102は、定められた複数の動作パターンの時系列データを入力データとして機械学習する。また、学習部102は、時刻関連付け部1028により時刻情報を関連付けられた特徴量を入力データとして機械学習する。さらに、学習部102は、連続するデータ間の変化量の大きなデータの特徴量を入力データとして機械学習する。具体的には、学習部102は、連続する撮像画像間の動きの大きな画像の特徴量を入力データとして機械学習する。複数の動作パターンは、動作パターン間において、少なくとも一部は一致し、一部は異なる動作を有する。
例えば、装置4の複数の正常動作パターンを比較した場合に、開始動作、終了動作、又は、開始動作と終了動作とは一致し、途中の動作は異なる。
具体的には、学習部102は、データ取得部100により取得された撮像画像の特徴量を入力データとして機械学習し、ニューラルネットワーク33を構築するニューラルネットワーク33は、AE(AutoEncoder)と畳み込み層とLSTM層とを有する。
学習部102は、特徴量の差分、又は、特徴量の差分とデータの差分とが小さくなるように学習する。具体的には、学習部102は、特徴量の差分、又は、特徴量の差分と画像の差分とが小さくなるように学習する。特徴量の差分とは、取得した撮像画像に基づいて生成された次の時点の予測画像の特徴量と、次の時点の撮像画像の特徴量との差分であり、画像の差分とは、取得した撮像画像に基づいて予測された次の時点の予測画像と、次の時点の撮像画像との差分である。より具体的には、学習部102は、データ差分算出部1030(後述)により算出されたデータの差分量と特徴量差分算出部1026により算出された特徴量の差分とが小さくなるように学習する。さらに具体的には、学習部102は、データ差分算出部1030(後述)により算出された画像の差分量と特徴量差分算出部1026により算出された特徴量の差分とが小さくなるように学習する。
特徴量算出部1020は、データ取得部100により取得された時系列データの特徴量を算出する。具体的には、特徴量算出部1020は、データ取得部100により取得された複数の撮像画像の特徴量を算出する。特徴量算出部1020は、画像を見分ける上で重要な画像中の注目すべき部分を特徴量として算出する。特徴量は、潜在変数である。
また、特徴量算出部1020は、データ選択部108(後述)により選択された選択データの特徴量を算出する。具体的には、特徴量算出部1020は、データ選択部108(後述)により選択された選択画像の特徴量を算出する。
予測データ生成部1022は、データ取得部100により取得されたデータと、学習部102により機械学習されたニューラルネットワーク33とに基づいて、データ取得部100により取得されたデータの次の時点の、又は任意の時刻のデータを予測し、生成する。具体的には、予測データ生成部1022は、データ取得部100により取得された撮像画像と、学習部102により機械学習されたニューラルネットワーク33とに基づいて、データ取得部100により取得された撮像画像の次の時点の、又は任意の時刻の撮像画像を予測し、生成する。
予測特徴量算出部1024は、予測データ生成部1022により生成された予測データの特徴量を算出する。具体的には、予測特徴量算出部1024は、予測データ生成部1022により生成された予測画像の特徴量を算出する。
特徴量差分算出部1026は、予測特徴量算出部1024により算出された特徴量と、データ取得部100により取得された次の時点のデータの特徴量との差分を算出する。また、特徴量差分算出部1026は、予測特徴量算出部1024により生成された任意の時刻の予測特徴量と、任意の時刻に取得されたデータとの特徴量の差分を算出する。
具体的には、特徴量差分算出部1026は、予測特徴量算出部1024により算出された特徴量と、データ取得部100により取得された次の時点の撮像画像の特徴量との差分を算出する。また、特徴量差分算出部1026は、予測特徴量算出部1024により生成された任意の時刻の予測特徴量と、任意の時刻に撮像された撮像画像との特徴量の差分を算出する。
異常検知部104は、特徴量差分算出部1026により算出された特徴量の差分に基づいて、異常を検知する。具体的には、異常検知部104は、特徴量差分算出部1026により算出された特徴量の差分を異常スコアとし、異常スコアが既定値以上である場合に装置4に異常があると判定する。
時刻関連付け部1028は、特徴量算出部1020により算出された特徴量に、特徴量を算出したデータを取得した時刻情報を関連付ける。具体的には、時刻関連付け部1028は、特徴量算出部1020により算出された特徴量に、特徴量を算出した撮像画像の撮像した時刻情報を関連付ける。
データ差分算出部1030は、予測データ生成部1022により生成された次の時点の予測データと、データ取得部100により取得された次の時点のデータとの差分を算出する。具体的には、データ差分算出部1030は、予測データ生成部1022により生成された次の時点の予測画像と、データ取得部100により取得された次の時点の撮像画像との差分を算出する。
データ間変化量算出部106は、データ取得部100により取得された連続するデータ間の変化量を算出する。具体的には、データ間変化量算出部106は、データ取得部100により取得された連続する撮像画像間の変化量を算出する。より具体的には、データ間変化量算出部106は、時系列で撮像された連続する画像データ間の動きの大きさを算出する。また、データ間変化量算出部106は、オプティカルフローを算出してもよい。
データ選択部108は、データ間変化量算出部106により算出された変化量が既定値以上のデータを選択する。具体的には、データ選択部108は、データ間変化量算出部106により算出された変化量が既定値以上の画像データを選択する。すなわち、データ選択部108は、画像データ間の動きが大きい画像データを選択する。また、画像変化量算出部106がオプティカルフローを算出する場合は、データ選択部108は、オプティカルフローに基づいて、入力する画像データを選択する。
図1(b)を用いて学習部102による機械学習を説明する。
図1(b)に例示するように、xは、データ取得部100により取得された入力画像データを表し、xhatは、予測データ生成部1022により生成された出力画像データを表す。画像データ番号は、撮像された画像データに番号を付したものであり、時系列順である。学習部102は、入力画像の潜在変数Zに基づいて、潜在変数Zを予測し、潜在変数Zと、次に入力された画像データの潜在変数Zとの差分が小さくなるように機械学習していく。画像データ4として撮像される画像にはパターン1とパターン2とが確率的に存在するが、学習部102は、画像データ3に基づいて生成された潜在変数Zと、画像データ4のパターン1のZ1cとの潜在変数の差分が小さくなるように、そして、潜在変数Zと画像データ4のパターン2のZ1Aとの潜在変数の差分が小さくなるように学習する。これにより、情報処理装置3は、画像に差分はあっても、潜在変数の差分は小さいので、異常を検知することはなく、正常パターンとして認識することができる。
次に、学習部102により構築されるニューラルネットワーク33について説明する。
ニューラルネットワーク33は、異常検知部104において異常を判定するための学習済みニューラルネットワークであり、学習部102により構築される。ニューラルネットワーク33は、は、ディープラーニングにより機械学習し、AE(自己符号化器)とLSTM(Long―Short―Term―Memory)とのニューラルネットワーク構造を有する。
ニューラルネットワーク33は、PredNet(非特許文献1参照)である。PredNetとは、LSTMと畳み込みニューラルネットワークとを結合したモデルであり、入力画像から次の画像を予測するモデルである。具体的には、PredNetは、図6(a)に例示するように、Representationモジュール、Inputモジュール、predictionモジュール、及びerrorユニットから構成されるモジュール構造がスタックされた階層構造からなる。より具体的には、ニューラルネットワーク33は、特徴量の空間方向サイズがCNNカーネルサイズ以下となるまで積層したPredNetである。本例においては、ニューラルネットワーク33は、図6(b)に例示するように、モジュール構造を6層積層したPredNetである。
図7は、複数の正常な動作パターンをとる装置において、情報処理装置3による異常検知試験結果を示すデータである。
図8は、(a)は、評価に利用した、ステッピングモーターを用いて回転させた電子部品(ラズパイカメラ)SM01の画像データを例示する図であり、(b)は、情報処理装置3によるSM01の異常検知試験の結果画像である。
ラズベリーパイカメラを、一定の角度ずつ回転するステッピングモーターで回転させる装置を作成し、作成した装置の評価動画を情報処理装置3へ入力し、異常検知試験を行った。具体的には、異常検知試験は、識別番号SM01として、作成した装置が前半に正常動作、後半に異常動作をとる画像データを作成し、作成した画像データを情報処理装置3に入力し、異常検知を行うものである。図8(a)に例示するように、正常動作は、ランダムに左右どちらかに50回転ずつ合計110回転し、中央端部では0.4秒停止する動作であり、異常動作は、回転の後半4/3の箇所の速度が半分に遅延する異常発生を左右5回ずつ、合計10回回転させる動作である。
装置の正常な100回転を情報処置装置3に学習させたのち、正常な10回転と異常な動作10回をテストした。
図7に例示するように、情報処理装置3のニューラルネットワーク33において、PredNetの構成モジュールを6層積層した場合に、SM01の複数の正常動作における異常スコアを低く、異常動作における異常スコアを高く検出することができた。
図8(b)には、情報処理装置3に入力した識別番号SM01についての異常検知結果として、次の撮像画像が左右どちらに回転するか不明な場合の入力画像と、入力画像に基づいた予測画像と、入力画像と予測画像との差分を表す画像と、PredNetの第1層から6層までのエラー値を表すグラフが表されている。エラー値のグラフにおいて、左から順に第1層から6層までのエラー値が示されている。エラー値のグラフからも明らかなように、第5層及び第6層では、エラー値が小さくなっていることがわかる。すなわち、PredNetを第6層まで積層することが複数の正常パターン動作において、正常動作を異常検知しないためには必要であることがわかる。なお、本例における入力画像サイズは、96×96ピクセルであり、カーネルサイズは3×3であるため、特徴量の空間方向サイズがCNNカーネルサイズ以下となるには6層必要である。
図9は、情報処理装置3による異常検知処理(S10)を説明するフローチャートである。
ここでは、データ取得部100により取得されるのは、撮像画像である場合について説明する。
図9に例示するように、ステップ100(S100)において、データ取得部100は、カメラ5により撮像された過去の撮像画像データを約2~20取得する。データ取得部100は、取得した画像データを学習部102へ入力する。
ステップ105(S105)において、特徴量算出部1020は、データ取得部100により取得された画像データの潜在変数を算出する。
ステップ110(S110)において、予測データ生成部1022は、学習済みのニューラルネットワーク33と、S105において算出された潜在変数とに基づいて、次の時点の予測画像を生成し、予測特徴量算出部1024は、生成された予測画像の潜在変数を算出する。データ取得部100は、次の時点の撮像された画像データを取得する。
ステップ115(S115)において、特徴量算出部1020は、S110において、取得された次の時点の撮像された画像データの潜在変数を算出する。特徴量差分算出部1026は、予測画像の潜在変数と次の時点の画像データの潜在変数との差分を算出する。
ステップ120(S120)において、異常検知部104は、特徴量差分算出部1026により算出された差分(異常スコア)が既定値以上である場合に(S120:Yes)、S125へ移行し、差分(異常スコア)が既定値未満である場合に処理を終了する。
ステップ125(S125)において、異常検知部104は、装置4の動作異常を検知する。
次に、情報処理装置3による高感度の撮像画像のみを入力画像として用いたニューラルネットワーク33の構築について説明する。
図10(a)は、従来の撮像間隔で撮像した画像データを取得するタイミングを表す図であり、(b)は、情報処理装置3において画像データを取得するタイミングを表す図である。
図10(a)に例示するように、従来は、撮像タイミングaで示される33.3msec(30fps)の間隔での撮像により画像データを取得していた。しかし、この間隔では、画像差分の大きな画像データを取得できず、感度の高い画像を見逃している可能性が高いという課題があった。
そこで、図10(b)に例示するように、情報処理装置3では、撮像間隔を短くし、動きの大きな画像を選択して機械学習する。具体的には、データ間変化量算出部106は、6.66msec間隔で撮像した連続する画像データ間の画像の差分を算出する。データ選択部108は、データ間変化量算出部106により算出された差分の大きな画像(動きの大きな画像)を選択する。学習部102は、データ選択部108により選択された画像に基づいてニューラルネットワーク33を構築する。これにより、情報処理装置3は、より短い撮像間隔で撮像された画像データのうち、動きの大きな画像のみを学習部102へ入力してニューラルネットワーク33を構築し、構築されたニューラルネットワーク33に基づいて異常を検知するため、高い感度での異常検知を可能にする。
図11は、入力画像の撮像時刻を考慮したニューラルネットワーク33の構築を例示する図である。
ここでは、データ取得部100により取得されるのは、撮像画像である場合について説明する。
学習時や異常検知時において、画像を一定間隔で取得しているが、例えば、クラウド転送時のパケット遅延、消失、又は撮像デバイスのクロックや負荷の不安定さにより、時間等間隔の画像を取得できない場合があり、適切な学習と検知が行えない可能性がある。そこで、情報処理装置3は、取得した画像データの撮像時刻を考慮してニューラルネットワーク33を構築し、任意の時刻の予測特徴量を算出する。
図11に例示するように、情報処理装置3は、入力画像の特徴量に、入力画像の撮像時刻情報を関連付け、圧縮し、LSTMへ入力し、予測したい時刻の予測画像を生成し、特徴量を予測する。
具体的には、学習部102は、入力画像の潜在変数Zに撮像時刻T(t)を関連付け、任意の撮像時刻T(t+1)の潜在変数Zを生成し、撮像時刻T(t+1)の潜在変数Zと、入力画像の撮像時刻T(t+1)潜在変数とZと差分が小さくなるように学習する。撮像時刻を考慮した学習済みニューラルネットワーク33を構築することにより、パケット消失や撮像時刻変動があっても、予測時点の時刻情報が分かれば、予測時点の時刻情報に対応した潜在変数を生成することができる。
学習部102による時刻情報を考慮した機械学習では、入力画像にデータ選択部108により選択された画像を入力し、学習してもよい。
図12は、複数の情報処理3による異常検知処理の分散化を例示する図である。
次に、複数の情報処理3を含む異常検知システム2による異常検知について説明する。
カメラ5に高速度カメラを用いた場合、撮像フレーム速度が速く、異常検知処理が間に合わない場合がある。また、学習させる過去の画像データ数を増やすほど安定した異常検知が行えるが、処理時間が長くなってしまう。さらに、処理時間中は、異常を見落としてしまうという課題がある。
そこで、異常検知システム2は、複数の情報処理装置3を含み、複数撮像した画像の入力先を複数の情報処理装置3に周期的に振り分け、並行して異常検知処理を行う。これにより、少しずつの時刻差で入力画像の異常検知処理を実行することで、不感時間を減らすことができる。
具体的には、図12に例示するように、異常検知システム2は、複数の情報処理装置3を有し、撮像した画像の入力先を周期的に複数の情報処理装置3に振り分け、異常検知処理を並行して行う。少しずつの時刻差で実行することで、不感時間を減らすことができる。
しかし、複数の情報処理装置3上やクラウド上での異常検知処理では処理能力に差がある場合がある。また実行時にはハード又はソフト要因により各異常検知処理が遅延したり、正常動作せず、次の撮像画像を送付できない場合がある。
このとき、等時間差の撮像画像のみを受け付けて異常検知処理を行う場合は、動作停止した情報処理装置3に送付すべきだった撮像画像は破棄せざるを得ないが、任意時刻の撮像画像を受付可能な情報処理装置3であれば、撮像画像を破棄せず、他の異常検知処理を完了した情報処理装置3に任意時刻の撮像画像を入力して処理させることが出来る。
複数の情報処理装置3に任意時刻の撮像画像を入力して異常検知を行う異常検知システム2について説明する。
具体的には、図13に例示するように、異常検知システム2は、カメラ5、管理装置7と複数の情報処理装置3(情報処理装置3a、情報処理装置3b、及び情報処理装置3c)とを有し、ネットワークを介して通信可能に接続されている。
管理装置7は、コンピュータ端末であり、管理装置7には、入力データ振り分けプログラム70がインストールされる。
入力データ振り分けプログラム70は、例えば、CD-ROM等の記録媒体に格納されており、この記録媒体を介して、または、インターネット上のプログラム提供サーバに格納されており、ネットワークからダウンロードされて管理装置7にインストールされる。
入力データ振り分けプログラム70は、振り分け部700、及び検知結果受信部702を有する。なお、入力データ振り分けプログラム70の一部又は全部は、ASICなどのハードウェアにより実現されてもよく、また、OS(Operating System)の機能を一部借用して実現されてもよい。
入力データ振り分けプログラム70において、振り分け部700は、複数の時点における複数のデータを、複数の情報処理装置3に振り分けて入力する。具体的には、振り分け部700は、カメラ5により撮像された複数の時点における複数の撮像画像を、複数の情報処理装置3に振り分ける。より具体的には、振り分け部700は、高速カメラ(2msec/フレーム)で撮像された画像データを、各情報処理装置3へ振り分けて入力する。さらに具体的には、振り分け部700は、複数の情報処理装置3において、異常検知処理の完了時刻が早い順に撮像画像を振り分けていく。さらに、振り分け部700は、検知結果受信部702により情報処理装置3から受け取った異常検知結果と、異常検知結果の受け取り時刻とを関連付けて格納する。振り分け部700は、異常検知結果を受け取ったか否かに基づいて、情報処理装置3が待機状態であるか否かを判定し、さらに、より異常検知結果の受け取り時刻の早い情報処理装置3から順に撮像画像を入力する。
また、振り分け部700は、複数の情報処理装置3において、異常検知処理の完了予定時刻の早い順(異常検知処理能力の高い順)に撮像画像を振り分けてもよい。具体的には、振り分け部700は、複数の情報処理装置3のうち、データ取得部100により画像を取得してから異常検知部104による異常検知までの処理が早い順に撮像画像を入力する。
検知結果受信部702は、複数の情報処理装置3から異常検知結果を受け取る。
なお、複数の情報処理装置3による分散した異常検知処理は、例えば、1台の情報処理装置3上に複数の異常検知プログラム10を実装して行ってもよく、また、クラウド上の複数の情報処理装置3により行ってもよい。
以上説明したように、情報処理装置3は、複数の正常パターンをとる装置において、特徴量の差分を用いて異常を検知することにより、画像間の差分が大きくても、特徴量の差分が小さければ異常を検知することはなく、より正確に異常を検知することができる。また、情報処理装置3は、入力画像の撮像時刻を考慮してニューラルネットワーク33を構築するため、任意時刻における予測特徴量を生成し、予測特徴量と撮像された画像の特徴の差分に基づいて異常を検知することができる。これにより、連続する画像データに抜けがあったとしても、異常を検知可能である。さらに、情報処理装置3は、連続して撮像された画像データ間の差分が大きい画像データを選択し、選択した画像データを学習させるため、感度の高い異常検知を可能にする。また、異常検知システム2は、複数の情報処理装置3により撮像画像を振り分けて入力し、異常検知処理を分散して行うため、高速に処理可能である。そして、異常検知システム2は、撮像画像の振り分け方に優先度を設けることで、複数の情報処理装置3のうち、送付した撮像画像を取得できない情報処理装置3があったとしても、他の処理可能な情報処理装置3に送付できなかった撮像画像を入力することで不感時間を減らすことができる。
特徴量差分算出部1026による特徴量の差分(損失関数)の算出方法として、特徴量の次元数を分割し、各分割した次元数の特徴量において、損失関数を求め、求めた損失関数に重みづけし、平均値を算出してもよい。具体的には、図15に例示するように、特徴量差分算出部1026は、100次元の数値からなる特徴量Z及びZを、25次元×4つの組に4分割したうえで、それぞれの組へ不均等な重みを掛けて平均値を算出する、不均等加重平均により損失関数を算出する。より具体的には、分割した次元数のZ(予測画像の潜在変数)と、分割した次元数のZ(次の入力画像の潜在変数)とから、式(1)、式(2)、式(3)、及び式(4)を用いて、損失関数を求め、式(5)に示されるように、各損失関数に重みw1,w2、w3、及びw4をつけて平均値を算出する。
Figure 0007387118000002
Figure 0007387118000003
Figure 0007387118000004
Figure 0007387118000005
Figure 0007387118000006
図16は、2パターンの不均等な重みをつけた場合の異常検知の精度を示すグラフである。
図16の(a)は、重みを1.0、1.0、1.0、1.0とした場合、(b)は、重みを1.0,0.1、0.01、0.001とした場合の情報処理装置3による異常検知の精度を示す。それぞれを比較すると、(b)の重みが1.0、0.1、0.01、0.001の場合に最も正常動作と異常動作との差が大きく、正常パターンの動作を異常と検知せず、精度高く異常を検知できることがわかった。すなわち、情報処理装置3は、複数の次元数に分割した特徴量に基づいて求めた損失関数に、重みづけをして学習することにより、より高感度に異常検知を実現する。
なお、上記実施形態では、データ取得部100は、撮像画像を取得しているが、これに限定されず、例えば、装置4のアーム座標データを取得してもよい。学習部102は、時系列のアーム座標データを入力データとして機械学習し、予測データ生成部1022は、時系列のアーム座標データと、機械学習されたニューラルネットワークとに基づいて、次の時点のアーム座標データを予測し、データ取得部100により取得された次の時点のアーム座標データの特徴量と、予測データ生成部1022により予測された次の時点のアーム座標データの特徴量との差分に基づいて、異常を検知してもよい。
1、2…異常検知システム
3…情報処理装置
4…装置
5…カメラ
7…管理装置
10…異常検知プログラム
33…ニューラルネットワーク
70…入力データ振り分けプログラム
100…データ取得部
102…学習部
1020…特徴量算出部
1022…予測データ生成部
1024…予測特徴量算出部
1026…特徴量差分算出部
1028…時刻関連付け部
1030…データ差分算出部
104…異常検知部
106…データ間変化量算出部
108…データ選択部
200…CPU
202…メモリ
204…HDD
206…ネットワークIF
208…表示装置
210…入力装置
212…バス
600…画像データ格納データべース
700…振り分け部
702…検知結果受信部

Claims (15)

  1. 時系列データを入力データとして機械学習する学習部と、
    時系列データを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部により取得された時系列データの特徴量を算出する特徴量算出部と、
    前記データ取得部により取得された時系列データと、前記学習部により機械学習されたニューラルネットワークとに基づいて、前記データ取得部により取得された時系列データの次の時点のデータを生成する予測データ生成部と、
    前記予測データ生成部により生成された予測データの特徴量を算出する予測特徴量算出部と、
    前記予測特徴量算出部により算出された特徴量と、前記データ取得部により取得された次の時点のデータの特徴量との差分を算出する特徴量差分算出部と、
    前記特徴量差分算出部により算出された特徴量の差分に基づいて、異常を検知する異常検知部と
    を有する
    情報処理装置。
  2. 前記データ取得部は、複数の時点における複数の撮像画像を時系列データとして取得し、
    前記特徴量算出部は、前記データ取得部により取得された複数の撮像画像の特徴量を算出し、
    前記予測データ生成部は、前記データ取得部により取得された撮像画像と、前記学習部により機械学習されたニューラルネットワークとに基づいて、前記データ取得部により取得された撮像画像の次の時点の撮像画像を生成し、
    前記予測特徴量算出部は、前記予測データ生成部により生成された予測画像の特徴量を算出し、
    前記特徴量差分算出部は、前記予測特徴量算出部により算出された特徴量と、前記データ取得部により取得された次の時点の撮像画像の特徴量との差分を算出する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記特徴量算出部により算出された特徴量に、特徴量を算出した時系列データの時刻情報を関連付ける時刻関連付け部
    をさらに有し、
    前記学習部は、前記時刻関連付け部により時刻情報を関連付けられた特徴量を入力データとして機械学習し、
    前記予測データ生成部は、前記学習部により機械学習されたニューラルネットワークに基づいて、任意の時刻の予測データを生成し、
    前記予測特徴量算出部は、前記予測データ生成部により生成された前記任意の時刻の予測データの特徴量を算出し、
    前記特徴量差分算出部は、前記予測特徴量算出部により予測された前記任意の時刻の特徴量と、前記任意の時刻に取得されたデータの特徴量との差分を算出し、
    前記異常検知部は、前記特徴量差分算出部により算出された特徴量の差分に基づいて、異常を検知する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記ニューラルネットワークは、畳み込み層とLSTM(Long―Short―Term―Memory)層とにより構成されるモジュール構造がスタックされた階層構造を有し、
    前記階層構造は、前記データ取得部により取得された撮像画像の特徴量の空間方向サイズが、カーネルサイズ以下となるまでスタックされ、
    前記学習部は、前記階層構造を有する前記ニューラルネットワークに入力された、時系列データの特徴量を入力データとして機械学習する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 定められた複数の動作パターンの時系列データを入力データとして機械学習する学習部と、
    時系列データを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部により取得された時系列データの特徴量を算出する特徴量算出部と、
    前記データ取得部により取得された時系列データと、前記学習部により機械学習されたニューラルネットワークとに基づいて、前記データ取得部により取得された時系列データの次の時点のデータを生成する予測データ生成部と、
    前記予測データ生成部により生成された予測データの特徴量を算出する予測特徴量算出部と、
    前記予測特徴量算出部により算出された特徴量と、前記データ取得部により取得された次の時点のデータの特徴量との差分を算出する特徴量差分算出部と、
    前記特徴量差分算出部により算出された特徴量の差分に基づいて、異常を検知する異常検知部と
    を有する
    情報処理装置。
  6. 前記特徴量算出部により算出された特徴量に、特徴量を算出した時系列データの時刻情報を関連付ける時刻関連付け部
    をさらに有し、
    前記学習部は、前記時刻関連付け部により時刻情報を関連付けられた特徴量を入力データとして機械学習し、
    前記予測データ生成部は、前記学習部により機械学習されたニューラルネットワークに基づいて、任意の時刻の予測データを生成し、
    前記予測特徴量算出部は、前記予測データ生成部により生成された前記任意の時刻の予測データの特徴量を算出し、
    前記特徴量差分算出部は、前記予測特徴量算出部により予測された前記任意の時刻の特徴量と、前記任意の時刻に取得されたデータの特徴量との差分を算出し、
    前記異常検知部は、前記特徴量差分算出部により算出された特徴量の差分に基づいて、異常を検知する
    請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記ニューラルネットワークは、畳み込み層とLSTM(Long―Short―Term―Memory)層とにより構成されるモジュール構造がスタックされた階層構造を有し、
    前記階層構造は、前記データ取得部により取得された撮像画像の特徴量の空間方向サイズが、カーネルサイズ以下となるまでスタックされ、
    前記学習部は、前記階層構造を有する前記ニューラルネットワークに入力された、定められた複数の動作パターンの時系列データの特徴量を入力データとして機械学習する
    請求項に記載の情報処理装置。
  8. 前記定められた複数の動作パターンは、各動作パターン間において、少なくとも一部は一致し、一部は異なる動作である
    請求項に記載の情報処理装置。
  9. 前記データ取得部により取得された連続するデータ間の変化量を算出するデータ間変化量算出部と、
    前記データ間変化量算出部により算出された変化量が既定値以上のデータを選択するデータ選択部と
    をさらに有し、
    前記特徴量算出部は、前記データ選択部により選択された選択データの特徴量を算出し、
    前記学習部は、前記特徴量算出部により算出された選択データの特徴量を入力データとして機械学習する
    請求項に記載の情報処理装置。
  10. 前記予測データ生成部により生成された次の時点の予測データと、前記データ取得部により取得された次の時点のデータとの差分を算出するデータ差分算出部
    をさらに有し、
    前記学習部は、前記特徴量差分算出部により算出された特徴量が小さくなるように、又は、前記データ差分算出部により算出されたデータの差分と、前記特徴量差分算出部により算出された特徴量の差分とが小さくなるように機械学習する
    請求項に記載の情報処理装置。
  11. 異常を検知する複数の情報処理装置と、
    前記複数の情報処理装置から検知結果を受け取る管理装置と
    を有し、
    前記管理装置は、
    複数の時点における複数のデータを、前記複数の情報処理装置に振り分けて入力する振り分け部
    を有し、
    前記情報処理装置は、
    時系列データを入力データとして機械学習する学習部と、
    時系列データを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部により取得された時系列データの特徴量を算出する特徴量算出部と、
    前記データ取得部により取得された時系列データと、前記学習部により機械学習されたニューラルネットワークとに基づいて、前記データ取得部により取得された時系列データの次の時点のデータを生成する予測データ生成部と、
    前記予測データ生成部により生成された予測データの特徴量を算出する予測特徴量算出部と、
    前記予測特徴量算出部により算出された特徴量と、前記データ取得部により取得された次の時点のデータの特徴量との差分を算出する特徴量差分算出部と、
    前記特徴量差分算出部により算出された特徴量の差分に基づいて、異常を検知する異常検知部と
    を有し、
    前記複数の情報処理装置の各前記データ取得部は、
    前記管理装置の振り分け部により振り分けられたデータを取得し、
    前記複数の情報処理装置の各前記異常検知部は、各前記データ取得部により取得したデータの特徴量と各前記予測データ生成部により生成された予測データの特徴量との差分に基づいて異常を検知する
    情報処理システム。
  12. 前記情報処理装置は、
    前記特徴量算出部により算出された特徴量に、特徴量を算出したデータを取得した時刻情報を関連付ける時刻関連付け部
    をさらに有し、
    前記学習部は、前記時刻関連付け部により時刻情報を関連付けられた特徴量を入力データとして機械学習し、
    前記予測データ生成部は、前記学習部により機械学習されたニューラルネットワークに基づいて、任意の時刻の予測データを生成し、
    前記予測特徴量算出部は、前記予測データ生成部により生成された前記任意の時刻の予測データの特徴量を算出し、
    前記特徴量差分算出部は、前記予測特徴量算出部により予測された前記任意の時刻の特徴量と、前記任意の時刻に取得されたデータとの特徴量の差分を算出し、
    前記異常検知部は、前記特徴量差分算出部により算出された特徴量の差分に基づいて、異常を検知し、
    前記管理装置の振り分け部は、
    前記複数の情報処理装置のうち、前記異常検知部による異常検知の結果を受け取った時刻の早い順にデータを入力する
    請求項11に記載の情報処理システム。
  13. 前記情報処理装置は、
    前記特徴量算出部により算出された特徴量に、特徴量を算出したデータを取得した時刻情報を関連付ける時刻関連付け部
    をさらに有し、
    前記学習部は、前記時刻関連付け部により時刻情報を関連付けられた特徴量を入力データとして機械学習し、
    前記予測データ生成部は、前記学習部により機械学習されたニューラルネットワークに基づいて、任意の時刻の予測データを生成し、
    前記予測特徴量算出部は、前記予測データ生成部により生成された前記任意の時刻の予測データの特徴量を算出し、
    前記特徴量差分算出部は、前記予測特徴量算出部により予測された前記任意の時刻の特徴量と、前記任意の時刻に取得されたデータとの特徴量の差分を算出し、
    前記異常検知部は、前記特徴量差分算出部により算出された特徴量の差分に基づいて、異常を検知し、
    前記管理装置の振り分け部は、
    前記複数の情報処理装置のうち、前記データ取得部によりデータを取得してから前記異常検知部による異常検知までの処理が早い順にデータを入力する
    請求項11に記載の情報処理システム。
  14. 時系列データの特徴量を入力データとして機械学習する学習ステップと、
    時系列データを取得するデータ取得ステップと、
    前記データ取得ステップにおいて取得された時系列データの特徴量を算出する特徴量算出ステップと、
    前記データ取得ステップにおいて取得された時系列データと、前記学習ステップにより機械学習されたニューラルネットワークとに基づいて、前記データ取得ステップにおいて取得された時系列データの次の時点のデータを生成する予測データ生成ステップと、
    前記予測データ生成ステップにおいて生成された予測データの特徴量を算出する予測特徴量算出ステップと、
    前記予測特徴量算出ステップにおいて算出された特徴量と、前記データ取得ステップにおいて取得された次の時点のデータの特徴量との差分を算出する特徴量差分算出ステップと、
    前記特徴量差分算出ステップにおいて算出された特徴量の差分に基づいて、異常を検知する異常検知ステップと
    を有する情報処理方法。
  15. 時系列データの特徴量を入力データとして機械学習する学習ステップと、
    時系列データを取得するデータ取得ステップと、
    前記データ取得ステップにおいて取得された時系列データの特徴量を算出する特徴量算出ステップと、
    前記データ取得ステップにおいて取得された時系列データと、前記学習ステップにより機械学習されたニューラルネットワークとに基づいて、前記データ取得ステップにおいて取得された時系列データの次の時点のデータを生成する予測データ生成ステップと、
    前記予測データ生成ステップにおいて生成された予測データの特徴量を算出する予測特徴量算出ステップと、
    前記予測特徴量算出ステップにおいて算出された特徴量と、前記データ取得ステップにおいて取得された次の時点のデータの特徴量との差分を算出する特徴量差分算出ステップと、
    前記特徴量差分算出ステップにおいて算出された特徴量の差分に基づいて、異常を検知する異常検知ステップと
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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浦川 侑之介 ほか2名,LSTMを用いたネットワーク異常検出,情報処理学会 シンポジウム コンピュータセキュリティシンポジウム 2019 [online],日本,一般社団法人情報処理学会,2019年10月14日,第422頁-第429頁,[検索日 2023.05.26], インターネット:<URL: http://id.nii.ac.jp/1001/00201261>
浦川 侑之介 ほか2名: "LSTMを用いたネットワーク異常検出", 情報処理学会 シンポジウム コンピュータセキュリティシンポジウム 2019 [ONLINE], JPN6023021974, 14 October 2019 (2019-10-14), JP, pages 422 - 429, ISSN: 0005074654 *

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