JP7385539B2 - データ処理装置、データ処理方法、およびデータ処理プログラム - Google Patents

データ処理装置、データ処理方法、およびデータ処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、データを処理するデータ処理装置、データ処理方法、およびデータ処理プログラムに関する。
近年のビックデータ解析やIoT(Internet of Things)の発展に伴い、物流倉庫や工場のような作業現場を構成する機器や作業現場を管理するITシステムからデータを収集し、収集したデータを分析することにより、作業効率を改善するソリューションが提供されている。本ソリューションを多数の顧客や作業現場に展開するには、現場毎に異なる多様な環境(ロボット、ヒト、データ等)に対するデータ収集機能やデータ分析機能の作り込みコストを削減することが課題となる。
前述の技術課題に対して、特許文献1に記載の技術が知られている。特許文献1のベースソフトウェアは、プログラム部分である第1通信部と、プログラム部分である第2通信部と、プログラム部分である情報変換部とを含む。情報変換部は、機械のカテゴリに対応するデータモデルに基づいて、機械に固有の第1機械情報を、作業ソフトウェアに固有の第2機械情報に変換することをコンピュータのCPUに実行させる。
特開2018-197946号公報
しかしながら、特許文献1は、機器データのデータモデル変換を開示するだけであり、機器データだけでは、作業効率の分析、改善に必要となるデータを揃えることができない。たとえば、データ収集対象の機器が使われている工程で、他にどの機器、どの作業員が稼働していたか、また、データ収集対象の機器が使われている工程の前の工程の機器や作業員、さらに、作業対象の商品の型番といった情報が必要となる。このため、目的とする作業効率改善ソリューションを実現することができない。
また、特許文献1では、静的な機器のデータモデルに基づき、データモデル変換を実施するが、作業現場の状況は時々刻々と変化する。たとえば、処理する商品の数量、作業員の人数や熟練度、使用するロボットの個体差などが変化する。また、作業効率を改善する指標も動的に変化する。たとえば、時間当たりの商品処理量が指標になる場合、消費電力が指標になる場合、その他、人手作業時間やロボットの誤作動率などが指標になる可能性がある。指標により、分析で考慮するデータ項目は変化し、指標の変化の都度データ項目を選定する必要があるが、特許文献1の技術では動的にデータ項目選定をすることができない。
本発明は、データ項目の抽出工数の削減化を図ることを目的とする。
本願において開示される発明の一側面となるデータ処理装置は、複数の工程により構成される作業環境についてデータ処理するデータ処理装置であって、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有し、前記複数の工程の各々から収集されるデータの区分を示すデータ項目群の各々のデータ項目と、前記データが収集される工程と、を対応付けた対応情報にアクセス可能であり、前記プロセッサは、前記データ項目群から、前記複数の工程の中の特定の工程に関する経時的に変化する指標値が変化した監視対象期間で、前記複数の工程のうち前記特定の工程以外の他の工程からのデータについて、値が変化した特定のデータ項目を抽出する抽出処理と、前記特定の工程から収集されるデータに、前記抽出処理によって抽出された特定のデータ項目を追加する追加処理と、を実行することを特徴とする。
本発明の代表的な実施の形態によれば、データ項目の抽出工数の削減化を図ることができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
図1は、データ処理システムのシステム構成例を示す説明図である。 図2は、コンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。 図3は、機器工程テーブルの一例を示す説明図である。 図4は、関連データ項目テーブルの一例を示す説明図である。 図5は、関連データ項目指定画面の一例を示す説明図である。 図6は、工程間重みテーブルの一例を示す説明図である。 図7は、データ項目関連度テーブルの一例を示す説明図である。 図8は、データ処理装置による第i工程システムからのデータ収集処理手順例を示すフローチャートである。 図9は、図8に示したデータ収集処理の一例を示す説明図である。 図10は、収集データの一例を示す説明図である。 図11は、KPI選択画面の一例を示す説明図である。 図12は、時間範囲指定画面の一例を示す説明図である。 図13は、関連データ項目抽出数指定画面の一例を示す説明図である。 図14は、データ処理装置による関連データ項目抽出処理手順例を示すフローチャートである。 図15は、図14に示した関連度算出処理(ステップS1408)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。 図16は、関連度の算出例を示す説明図である。
本実施例は、たとえば、物流倉庫や、工場の生産ラインに代表される、ある工程の動作が他の工程の作業効率に影響する複数の工程により構成され、機器、作業員、扱うモノの種類や量が時系列で変化し(状況におってデータの見方や重要度が変わる)、作業効率化のための評価指標が複数種類存在する(評価指標におってデータの見方や重要度が変わる)作業現場に適用される。本実施例は、この作業現場において、作業順序やリソース割り当てを最適化することにより作業現場全体のスループットを最大化(全体最適化)するために実行される。以下、添付図面を用いて説明する。
<システム構成例>
図1は、データ処理システムのシステム構成例を示す説明図である。データ処理システム100は、データ処理装置101と、作業計画装置102と、コントローラ103と、を有する。データ処理装置101、作業計画装置102およびコントローラ103は、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワーク104を介して通信可能に接続される。
データ処理装置101は、第1工程システムA1~第n工程システムAnから収集されたデータに基づいて、第1工程~第n工程の作業効率を改善するためのデータ処理を実行する。「工程」とは、作業の順序または段階である。データ処理装置101は、機器工程テーブル111(図3で後述)と、関連データ項目テーブル112(図4で後述)と、工程間重みテーブル113(図6で後述)と、データ項目関連度テーブル114(図7で後述)にアクセス可能である。機器工程テーブル111、関連データ項目テーブル112、工程間重みテーブル113およびデータ項目関連度テーブル114は、データ処理装置101に記憶されていてもよく、データ処理装置101がネットワーク104を介してアクセス可能な他のコンピュータに記憶されていてもよい。
作業計画装置102は、人員配置計画や処理する商品数、作業データ処理結果、作業行効率のための計画などを含む作業計画データをデータ処理装置101に出力する。なお、作業計画装置102の機能は、データ処理装置101に含まれてもよい。
コントローラ103の各々は、それぞれの工程システムAiからデータを収集して、データ処理装置101に送信する。
第1工程システムA1~第n工程システムAnは、物流倉庫や工場の生産ラインに代表される第1工程~第n工程により作業現場に構成されるシステム群である。物流倉庫(n=7)を例に挙げると、第1工程が「入荷」、第2工程が「値札付け」、第3工程が「分解」、第4工程が「仕分」、第5工程が「出荷検品」、第6工程が「梱包」、第7工程が「荷積・出荷」である。
機器miは、工作機械やロボットのような、自動または作業員の操作により動作する機械や、工作機械やロボット、作業員、工程システム内の環境を検出するセンサを含む。センサには、たとえば、カメラ、加速度センサ、速度センサ、振動センサ、温度センサ、赤外線センサ、エンコーダ、ウェアラブル端末、スマートデバイスがある。機器からの出力データは、コントローラ103に送信される。第i工程システムAiに機器miが複数存在する場合は枝番により区別している。作業員wiは、第i工程システムAiで作業をおこなう者である。第i工程システムAiに作業員wiが複数人存在する場合は枝番により区別している。なお、第i工程を工程iと表記することもある。
<コンピュータ(データ処理装置101、作業計画装置102およびコントローラ103)のハードウェア構成例>
図2は、コンピュータ200(データ処理装置101、作業計画装置102およびコントローラ103)のハードウェア構成例を示すブロック図である。コンピュータ200は、プロセッサ201と、記憶デバイス202と、入力デバイス203と、出力デバイス204と、通信インターフェース(通信IF)205と、を有する。プロセッサ201、記憶デバイス202、入力デバイス203、出力デバイス204、および通信IF205は、バス206により接続される。プロセッサ201は、コンピュータ200を制御する。記憶デバイス202は、プロセッサ201の作業エリアとなる。また、記憶デバイス202は、各種プログラムやデータを記憶する非一時的なまたは一時的な記録媒体である。記憶デバイス202としては、たとえば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリがある。入力デバイス203は、データを入力する。入力デバイス203としては、たとえば、キーボード、マウス、タッチパネル、テンキー、スキャナがある。出力デバイス204は、データを出力する。出力デバイス204としては、たとえば、ディスプレイ、プリンタ、スピーカがある。通信IF205は、ネットワーク104と接続し、データを送受信する。
<テーブルの構成例>
図3は、機器工程テーブル111の一例を示す説明図である。機器工程テーブル111は、各機器miがどの工程iに配置されているかを管理するためのテーブルである。機器工程テーブル111は、フィールドとして、機器ID301、工程ID302、および工程名303を有する。機器ID301は、機器を一意に特定する識別情報である。工程ID302は、工程iを一意に特定する識別情報である。工程名303は、工程ID302で特定された工程iの名称である。機器工程テーブル111の一行目のエントリは、たとえば、機器ID301が「A111」の機器miは、工程ID302が「1」である入荷工程(工程ID302:1)に配置され、使用されていることを示す。
図4は、関連データ項目テーブル112の一例を示す説明図である。関連データ項目テーブル112は、工程iごとに、後述する関連度R(i,j)の高い上位Z個のデータ項目(以下、関連データ項目)を格納するテーブルである。Zは1以上の整数であり、工程iごとに異なる値でもよい。関連データ項目テーブル112は、フィールドとして、工程ID302と、優先度402と、データ項目403と、を有する。
優先度402は、データ項目403の優先順位を示す値である。優先度402の値が小さいほど上位の優先順位を示す。優先度402は、後述する関連度R(i,j)により更新される。具体的には、関連度R(i,j)が高いデータ項目403ほど優先度402が上位になる。データ項目403は、第i工程システムAiから収集されるデータに関連付けられる項目、すなわち、当該データが属する区分である。たとえば、データ項目403には、たとえば、作業員1、輸出国、顧客コード、商品型番、配送数などがある。
図5は、関連データ項目指定画面の一例を示す説明図である。関連データ項目指定画面500は、データ処理装置101の出力デバイス204の一例であるディスプレイ、または、データ処理装置101とネットワーク104を介して通信可能な他のコンピュータのディスプレイに表示される。「関連データ項目1」は、優先度402が「1」となるデータ項目403を示す。図5の例では、データ項目403を一意に特定する項目IDが「1」である「顧客コード」がデータ項目403として指定されている。同様に、「関連データ項目2」は、優先度402が「2」となるデータ項目403を示す。図5の例では、項目IDが「7」である「ロボットID」がデータ項目403として指定されている。
工程プルダウン501は、工程iの指定を受け付けるためのリストである。関連データ項目プルダウン502は、関連データ項目の指定を受け付けるためのリストである。削除ボタン503は、押下により、指定された関連データ項目403を削除するためのボタンである。関連データ項目追加ボタン504は、押下により、次の優先度402の関連データ項目の指定を受け付ける関連データ項目プルダウン502を呼び出すためのボタンである。登録ボタン505は、押下により、指定された関連データ項目を関連データ項目テーブル112に登録するためのボタンである。
図6は、工程間重みテーブル113の一例を示す説明図である。工程間重みテーブル113は、工程iで収集するデータに対する工程j(jは0≦j≦nを満たす整数)のデータの関連性を管理、すなわち、工程iの機器miにとっての工程jのデータの影響度合を管理するためのテーブルである。具体的には、たとえば、工程間重みテーブル113は、2つの工程の工程間の順序または2つの工程がそれぞれ実施される作業位置間の距離に基づく重みを規定したテーブルである。工程間重みテーブル113は、工程数n×工程数(n+1)のマトリクスで表現される。なお、工程0は、工程1~工程7に共通のデータ項目403を有する。
重みw(i,j)は、工程iの行と工程jの列とにより特定される値であり、たとえば、0.0~1.0の範囲で規定される。重みw(i,j)の値が大きいほど、工程iのデータと工程jのデータとの関連性が高いことを示す。
工程システムA1~工程システムAnにおける作業は、工程ID302の昇順に実施される。また、工程iにおける工程jの後続となる工程j+1,j+2,…は、工程jの時点で実施されていないため、それらの重みw(i,j)は「0.0」になる。これに対し、工程j以前の工程j-1,j-2,…は、工程jに近いほど重みの値は大きい。すなわち、工程jは、前の工程j-1,j-2,…の影響を受けることを示している。
なお、重みw(i,j)の値は、作業現場の実情に応じて任意に変更可能である。たとえば、工程3にとっては、1つ前の工程2の方が2つ前の工程1よりも影響度合いが大きい。ただし、ノウハウが蓄積すると、工程1が工程2と密に関係することが判明することもあるため、作業現場の実情に応じて任意に変更可能とする。これにより、たとえば、自動車工場では、車種によって工程の順番を変える場合があり、その際、前後関係が変わるため、動的な工程順序の変更にも対応可能になる。
図7は、データ項目関連度テーブル114の一例を示す説明図である。データ項目関連度テーブル114は、フィールドとして、項目ID701と、データ項目403と、工程ID302と、工程名303と、関連度702と、を有する。項目ID701は、データ項目403を一意に特定する識別情報である。工程ID302の値は、関連度702の値R(i,j)のインデックスjである。
関連度702は、工程iの工程jとの関連性の高さを示す値R(i,j)である。関連度R(i,j)は、たとえば、値が大きいほど工程jとの関連性が高いことを示す。関連度702の値R(i,j)を、関連度R(i,j)と表記することもある。関連度R(i,j)は、後述する関連度算出処理(ステップS1408)によって算出され、関連度702に格納される。
なお、機器工程テーブル111、関連データ項目テーブル112、工程間重みテーブル113およびデータ項目関連度テーブルは、具体的には、たとえば、図2に示した記憶デバイス202に記憶される。
<データ収集処理手順例>
図8は、データ処理装置101による第i工程システムAiからのデータ収集処理手順例を示すフローチャートである。図8に示す処理は、第i工程システムAi内の機器miごとに実行される。
データ処理装置101は、機器miからバイナリデータである第1データ901を取得する(ステップS801)。第1データ901は、送信元の機器miの機器ID301を含む。つぎに、データ処理装置101は、機器miの機器ID301に基づいて、送信元の機器miのデータモデルを特定する(ステップS802)。データモデルは、機器miが送信するバイナリデータの意味と、バイナリデータを文字列データに変換するルールと、を含む。データモデルは、機器miの型番やシリアル番号といった機器の静的な付属情報でもよい。
つぎに、データ処理装置101は、特定したデータモデルに基づいて第1データ901を第2データ902に変換する(ステップS803)。第2データ902は、データ項目403とその値とを含む。第2データ902の形式は、作業計画装置102が処理できる形式であり、たとえば、JSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)や、CSV(Comma Separated Value)がある。
つぎに、データ処理装置101は、機器工程テーブル111から送信元の機器miの機器ID301に対応する工程ID302を取得する(ステップS804)。これにより、送信元の機器miがどの工程システムAiに配備されているかが特定される。
つぎに、データ処理装置101は、関連データ項目テーブル112から、ステップS804で取得した工程ID302に対応するデータ項目403(キー情報)を取得する(ステップS805)。関連データ項目テーブル112には、関連度R(i,j)の高い上位Z個のデータ項目403である関連データ項目が登録されている。これにより、送信元の機器miが配備されている工程システムAiと関連性が高いデータ項目403が特定される。
つぎに、データ処理装置101は、第2データ902に、ステップS805で取得したデータ項目403を追加して、第3データ903を生成する(ステップS806)。これにより、送信元の機器miが配備されている工程システムAiと関連性が高いデータ項目403が第2データ902に追加される。そして、データ処理装置101は、第3データ903を作業計画装置102や記憶デバイス202に出力する(ステップS807)。これにより、データ収集処理が終了する。第3データ903には、送信元の機器miが配備されている工程システムAiと関連性が高いデータ項目403(関連データ項目)が含まれているため、機器miと関連データ項目とが関連付けされて、作業計画装置102に出力される。
図9は、図8に示したデータ収集処理の一例を示す説明図である。まず、機器miはバイナリデータである第1データ901をデータ処理装置101に送信する。データ処理装置101はステップS803で第1データ901を第2データ902に変換する。具体的には、たとえば、バイナリデータ(第1データ901)は、タイムスタンプ、センサID、温度、湿度、電流を含む文字列データ(第2データ902)に変換される。センサIDは機器mi(センサ)の識別情報である。
つぎに、データ処理装置101は、第2データ902にデータ項目403を追加して(ステップS806)、第3データ903を生成する。具体的には、たとえば、第3データ903は、タイムスタンプ、センサID、温度、湿度、電流を含む文字列データ(第2データ902)に、データ項目名1(顧客コード)、データ項目名2(作業員1)、データ項目名3(輸入国)、データ項目名4(ロボットID)、データ項目名5(商品型番)が追加されたデータである。第3データ903は、収集データとして作業計画装置102に送信され、データ処理装置101の記憶デバイス202に記憶される。以下、第3データ903を収集データ903と称す。
図10は、収集データ903の一例を示す説明図である。収集データ903は、タイムスタンプである収集日時1001と、項目ID701と、データ項目403と、値1004と、を有する。収集日時1001は、そのエントリの収集データ903が収集された日付時刻である。値1004は、図9に示したデータ項目名1~5のように、データ項目403が示す文字列または数値である。
<関連データ項目抽出処理>
つぎに、データ処理装置101による関連データ項目抽出処理について説明する。データ処理装置101が、関連データ項目抽出処理を実行するに先立って、ユーザの操作によりKPI(Key Performance Indicator)などの各種設定が必要となる。KPIは、作業における目標を達成する度合いを監視、評価、または計測するための定量的な指標値であり、作業現場ごとに1種類以上定義される。
図11は、KPI選択画面の一例を示す説明図である。KPI選択画面1100は、データ処理装置101の出力デバイス204の一例であるディスプレイ、または、データ処理装置101とネットワーク104を介して通信可能な他のコンピュータのディスプレイに表示される。KPI選択画面1100は、KPIの選択を受け付けるための画面である。KPI選択画面1100は、KPI選択プルダウン1101と、しきい値入力欄1102と、登録ボタン1103と、を有する。
KPI選択プルダウン1101は、各種KPIの選択が可能なリストである。KPIには、たとえば、全体スループットのほか、消費電力(W/時間)、人手作業時間(時間/日)、ロボット誤作動率(%/日)がある。これらのKPIは、第i工程システムAiからのデータに基づいて算出可能な指標値である。KPIは、後述する図14のステップS1401で算出される。
しきい値入力欄1102は、しきい値THの入力を受け付ける入力欄である。しきい値THは、KPIの指標値の大きさを判断するための値である。しきい値THは、後述する図14のステップS1402で用いられる。登録ボタン1103は、押下により、KPI選択プルダウン1101から選択されたKPIおよびしきい値入力欄1102に入力されたしきい値THをデータ処理装置101に登録するためのボタンである。
なお、しきい値THは、データ処理装置101が設定してもよい。具体的には、たとえば、データ処理装置101が、作業計画データに含まれる時間当たりの荷物処理数の目標値をKPIのしきい値THに設定する。
図12は、時間範囲指定画面の一例を示す説明図である。時間範囲指定画面1200は、データ処理装置101の出力デバイス204の一例であるディスプレイ、または、データ処理装置101とネットワーク104を介して通信可能な他のコンピュータのディスプレイに表示される。時間範囲指定画面1200は、関連度R(i,j)を算出する時間範囲Pを指定するための画面である。関連度R(i,j)の算出については、図15で後述する。時間範囲指定画面1200は、時間範囲入力欄1201と、スロット時間入力欄1202と、登録ボタン1203と、を有する。
時間範囲入力欄1201は、時間範囲Pの入力を受け付ける入力欄である。時間範囲Pとは、経時的に変化するKPIにおいて関連度R(i,j)の算出対象となる時間幅である。時間範囲Pの開始時刻は、図14で後述する関連データ項目抽出処理の実行中においてKPIがしきい値TH未満になった時点でもよく、関連データ項目抽出処理の実行においてユーザが任意に指定した時刻でもよい。時間範囲Pは、後述する図14のステップS1403で用いられる。
スロット時間入力欄1202は、スロット時間Tの入力を受け付ける入力欄である。スロット時間Tとは、時間範囲Pの分割単位である。時間範囲Pをスロット時間Tで分割された時間幅をスロットと称す。スロットは、後述する図14のステップS1403、S1406,S1407で用いられる。登録ボタン1203は、押下により、時間範囲入力欄1201に入力された時間範囲Pおよびスロット時間入力欄1202に入力されたスロット時間Tをデータ処理装置101に登録するためのボタンである。
図13は、関連データ項目抽出数指定画面の一例を示す説明図である。関連データ項目抽出数指定画面1300は、関連データ項目403の抽出数Zを指定するための画面である。関連データ項目抽出数指定画面1300は、関連データ項目抽出数入力欄1301と、登録ボタン1302と、を有する。
関連データ項目抽出数入力欄1301は、関連データ項目403の抽出数Zの入力を受け付ける入力欄である。これにより、優先度402が1からZまでの関連データ項目403が抽出される。抽出数Zは、後述する図14のステップS1410で用いられる。登録ボタン1302は、押下により、関連データ項目抽出数入力欄1301に入力された抽出数Zをデータ処理装置101に登録するためのボタンである。
図14は、データ処理装置101による関連データ項目抽出処理手順例を示すフローチャートである。図14の処理は、関連度R(i,j)の算出対象となる工程iごとに実行される。まず、データ処理装置101は、経時的なKPIを取得する(ステップS1401)。作業計画装置が第i工程システムAiから収集された収集データ903(第3データ903)または/および作業計画データに基づいてKPIを算出し、データ処理装置101が作業計画装置102から取得してもよい。また、データ処理装置101が、第i工程システムAiから収集された収集データ903(第3データ903)または/および作業計画データに基づいてKPIを算出してもよい。つぎに、データ処理装置101は、算出したKPIがしきい値TH未満であるか否かを判断する(ステップS1402)。
KPIがしきい値TH以上である場合(ステップS1402:No)、データ処理装置101は、データ項目403を抽出せずに関連データ項目抽出処理を終了する。一方、KPIがしきい値TH未満である場合(ステップS1402:Yes)、データ処理装置101は、たとえば、KPIがしきい値TH未満になった現時点からさかのぼって時間範囲Pをスロット時間Tで分割し、スロットTkを作成する(ステップS1403)。インデックスkの最大値(すなわち、スロット数)は、P/T未満の整数である。
つぎに、データ処理装置101は、インデックスkの初期値をk=0に設定し(ステップS1404)、インデックスkがP/T未満であるか否かを判断する(ステップS1405)。kがP/T未満である場合(ステップS1405:Yes)、スロットTkについてはまだ関連度算出処理(ステップS1408)を実行していないため、データ処理装置101は、スロットTk内のKPIの傾きdkを算出する(ステップS1406)。
つぎに、データ処理装置101は、スロットTk中に値が変化したデータ項目403を抽出する(ステップS1407)。たとえば、データ項目403「作業員1」の値がスロットTkの開始時点で「山田 太郎」であり、スロットTkの終了時点で「海川 次郎」であれば、「作業員1」は、スロットTk中に値が変化したデータ項目403として抽出される。なお、抽出対象となるデータ項目403は、たとえば、データ項目関連度テーブル114に登録されているデータ項目403でもよく、また、収集データ903に含まれるデータ項目403に限定してもよい。
つぎに、データ処理装置101は、関連度算出処理を実行する(ステップS1408)。関連度算出処理(ステップS1408)は、ステップS1407で抽出したデータ項目403の工程iと他のデータ項目403の工程jとの関連度R(i,j)を算出する処理であり、詳細については図15で後述する。
このあと、データ処理装置101は、インデックスkをインクリメントし(ステップS1409)、ステップS1405に戻る。インデックスkがP/T以上である場合(ステップS1405:No)、データ処理装置101は、工程iにおいて関連度R(i,j)が上位Z個のデータ項目403をデータ項目関連度テーブル114から抽出する(ステップS1410)。
そして、データ処理装置101は、抽出した関連データ項目403で関連データ項目テーブル112を更新する(ステップS1411)。具体的には、たとえば、図7の関連度702において、Z=2とすると、工程3の関連度R(3,j)のうち上位2個の関連度702は、R(3,0)=5.5とR(3,2)=4.2である。したがって、データ処理装置101は、R(3,0)=5.5の工程ID302である「0」とデータ項目403である「商品型番」に優先度「1」を付与して、関連データ項目テーブル112に登録する。同様に、データ処理装置101は、R(3,2)=4.2の工程ID302である「2」とデータ項目403である「作業員2」に優先度「2」を付与して、関連データ項目テーブル112に登録する。そして、データ処理装置101は、工程iにおける関連データ項目抽出処理を終了する。
図15は、図14に示した関連度算出処理(ステップS1408)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。データ処理装置101は、ステップS1407で抽出したすべてのデータ項目403について、工程iとステップS1407で抽出したデータ項目403の工程jとの関連度R(i,j)を算出したか否かを判断する(ステップS1501)。
ステップS1407で抽出したすべてのデータ項目403について、工程iとステップS1407で抽出したデータ項目403の工程jとの関連度R(i,j)を算出していない場合(ステップS1501:No)、データ処理装置101は、ステップS1407で抽出した全データ項目403から、関連度R(i,j)未計算のデータ項目403を1つ選択する(ステップS1502)。
つぎに、データ処理装置101は、データ項目関連度テーブル114の工程ID302および工程名303から、ステップS1502での選択データ項目403の工程j(工程ID302)を特定する(ステップS1503)。つぎに、データ処理装置101は、工程iと工程jとの重みw(i,j)を工程間重みテーブル113から取得する(ステップS1504)。そして、データ処理装置101は、傾きdkおよび重みw(i,j)に基づいて、下記式(1)により、工程iと選択データ項目403の工程jとの関連度R(i,j)を算出して(ステップS1505)、ステップS1501に戻る。
R(i,j)+=-dk×w(i,j)・・・(1)
「+=」は加算代入を示す演算子である。関連度R(i,j)の初期値はR(i,j)=0である。データ処理装置101は、選択データ項目403の工程j別に関連度R(i,j)を算出し、スロットTkが変わる都度累積加算する。
そして、ステップS1407で抽出したすべてのデータ項目403について、関連度R(i,j)を算出した場合(ステップS1501:Yes)、データ処理装置101は、算出された関連度R(i,j)を、データ項目関連度テーブル114に登録し(ステップS1506)、関連度算出処理(ステップS1408)を終了する。
図16は、関連度R(i,j)の算出例を示す説明図である。図16では、例として、工程i=2の「値札付け」と選択データ項目403の工程jとの関連度R(2,j)を算出する例について説明する。グラフ1600は、データ処理装置101がステップS1401で取得した時系列なKPIを示す。グラフ1600の横軸は時間、縦軸はKPIを示す。ここでは、KPIは、例として、1時間あたり商品処理量[個/時間]とする。
時刻t0は、たとえば、関連データ項目抽出処理を実行している現在時刻とする。時刻t0から時間範囲Pをさかのぼった時刻を時刻t0-Pとする。データ処理装置101は、時間範囲Pをスロット時間T(例:T=1時間)で分割し、スロットT1~T5を生成したとする(ステップS1403)。
ここで例としてスロットT2に着目する。スロットT2の開始時刻をT2s(=t0-2T)、終了時刻をT2e(=t0-T)とする。スロットT2の傾きd2は、時刻T2sのKPIの値と時刻T2eのKPIの値との差をスロット時間Tで割ることにより算出される。ここでは、傾きd2=-45が算出される(ステップS1406)。
このあと、データ処理装置101は、時刻T2sと時刻T2eとで値の変化があったデータ項目403、すなわち、時刻T2sでの値と時刻T2eでの値とが異なるデータ項目403を抽出する(ステップS1407)。ここでは、項目ID701が「1」の顧客コード、項目IDが「3」の作業員1、項目ID701が「7」のロボットIDを、抽出データ項目403とする。
データ処理装置101は、抽出データ項目403に対応する工程jを特定する(ステップS1503)。そして、データ処理装置101は、工程間重みテーブル113から、対象となる工程2と、ステップS1407での抽出データ項目403の工程j(例として、j=0,1,3)との重みw(2,0)=1.0,w(2,1)=0.9,w(2,3)=0.0を取得する。
そして、データ処理装置101は、工程2の「値札付け」と、抽出データ項目403の工程である「共通」、「入荷」、および「分解」との関連度R(2,0)=45,R(2,1)=40.5,R(2,3)=0をそれぞれ算出する。なお、スロットTkが変われば、関連度R(2,0),R(2,1),R(2,3)は再度算出され、算出済みの関連度R(2,0),R(2,1),R(2,3)にそれぞれ加算される。このようにして、関連度R(2,j)が算出される。
以上説明したように、上述した実施例によれば、KPIの変化度合(傾きdk)と、収集データ903の内容の変化(データ項目403の値の変化)とを対応付けることで、全体最適化の目的に関連するデータ項目403の自動抽出が可能になる。また、収集データ903の関係を、工程1~工程nの上流下流の関係または工程間の距離を考慮した重みw(i,j)を適用することにより、工程間の影響を勘案したデータ項目403の自動抽出が可能になる。このようなデータ項目403の自動抽出により、全体最適化で考慮すべきデータ項目403を選定する工数の削減が可能になる。
また、時間帯によってはKPIの影響因子となるデータ項目403は異なるが、抽出データ項目をキーにして収集データ903を検索することにより、データ処理装置101は、全体最適化となる作業計画装置102への入力データを一括取得することができる。これにより、一定量の入力データの準備工数の削減が可能になる。
また、上述した実施例1および実施例2にかかるデータ処理装置101は、下記(1)~(4)のように構成することもできる。
(1)複数の工程(工程1~工程n)により構成される作業環境(第1工程システムA1~第n工程システムAn)についてデータ処理するデータ処理装置101は、プログラムを実行するプロセッサ201と、プログラムを記憶する記憶デバイス202と、を有し、複数の工程の各々から収集される収集データ903の区分を示すデータ項目群の各々のデータ項目403と、収集データ903が収集される工程iと、を対応付けたデータ項目関連度テーブル114にアクセス可能であり、プロセッサ201は、データ項目群から、複数の工程の中の特定の工程iに関する経時的なKPIが変化したスロットTkで、複数の工程のうち特定の工程i以外の他の工程jからの収集データ903について、値1004が変化した特定のデータ項目403を抽出する抽出処理(ステップS1407)と、特定の工程iから収集される第2データ902に、抽出処理によって抽出された特定のデータ項目403を追加する追加処理と(ステップS806)、を実行する。
これにより、関連データ項目の自動抽出が可能になり、データ項目の抽出工数の削減化を図ることができる。
(2)上記(1)のデータ処理装置101において、プロセッサ201は、スロットTkにおけるKPIの傾きdkに基づいて、特定の工程iと他の工程jとの関連性の高さを示す関連度R(i,j)を算出する算出処理(ステップS1408)を実行し、抽出処理では、プロセッサ201は、算出処理によって算出された関連度R(i,j)に基づいて、特定のデータ項目iを抽出する。
これにより、KPIの時系列変化に寄与する関連データ項目の自動抽出が可能になる。
(3)上記(2)のデータ処理装置101において、2つの工程の工程間の順序または2つの工程がそれぞれ実施される作業位置間の距離に基づく重みを規定した工程間重みテーブル113にアクセス可能であり、算出処理では、プロセッサ201は、特定の工程iと他の工程jとの工程間の距離または順序に基づく特定の重みw(i,j)を工程間重みテーブル113から取得し、傾きdkと特定の重みw(i,j)とに基づいて関連度R(i,j)を算出する。
これにより、工程間の影響を勘案した関連データ項目の自動抽出が可能になる。
(4)上記(1)のデータ処理装置101において、プロセッサ201は、KPIがしきい値TH未満となった場合に(ステップS1402:Yes)、しきい値TH未満となる前のスロットTkについて、抽出処理(ステップS1407)を実行する。
これにより、KPIがしきい値TH未満となった原因を分析することができる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲の趣旨内における様々な変形例及び同等の構成が含まれる。たとえば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに本発明は限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えてもよい。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えてもよい。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、または置換をしてもよい。
また、前述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、たとえば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよく、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、又は、IC(Integrated Circuit)カード、SDカード、DVD(Digital Versatile Disc)の記録媒体に格納することができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、実装上必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
Ai 工程システム
Tk スロット
100 データ処理システム
101 データ処理装置
102 作業計画装置
103 コントローラ
104 ネットワーク
111 機器工程テーブル
112 関連データ項目テーブル
113 工程間重みテーブル
114 データ項目関連度テーブル
403 データ項目
903 収集データ

Claims (12)

  1. 複数の工程により構成される作業環境についてデータ処理するデータ処理装置であって、
    プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有し、
    前記複数の工程の各々から収集されるデータの区分を示すデータ項目群の各々のデータ項目と、前記データが収集される工程と、を対応付けた対応情報にアクセス可能であり、
    前記プロセッサは、
    前記データ項目群から、前記複数の工程の中の特定の工程に関する経時的に変化する指標値が変化した監視対象期間で、前記複数の工程のうち前記特定の工程以外の他の工程からのデータについて、値が変化した特定のデータ項目を抽出する抽出処理と、
    前記特定の工程から収集されるデータに、前記抽出処理によって抽出された特定のデータ項目を追加する追加処理と、
    を実行することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 請求項1に記載のデータ処理装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記監視対象期間における前記指標値の変化量に基づいて、前記特定の工程と前記他の工程との関連性の高さを示す関連度を算出する算出処理を実行し、
    前記抽出処理では、前記プロセッサは、前記算出処理によって算出された関連度に基づいて、前記特定のデータ項目を抽出する、
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  3. 請求項2に記載のデータ処理装置であって、
    2つの工程の工程間の順序または前記2つの工程がそれぞれ実施される作業位置間の距離に基づく重みを規定した工程間重み情報にアクセス可能であり、
    前記算出処理では、前記プロセッサは、前記特定の工程と前記他の工程との特定の重みを前記工程間重み情報から取得し、前記変化量と前記特定の重みとに基づいて前記関連度を算出する、
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  4. 請求項1に記載のデータ処理装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記指標値がしきい値未満となった場合に、前記しきい値未満となる前の前記監視対象期間について、前記抽出処理を実行することを特徴とするデータ処理装置。
  5. 複数の工程により構成される作業環境についてデータ処理するデータ処理装置が実行するデータ処理方法であって、
    前記データ処理装置は、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有し、前記複数の工程の各々から収集されるデータの区分を示すデータ項目群の各々のデータ項目と、前記データが収集される工程と、を対応付けた対応情報にアクセス可能であり、
    前記データ処理方法は、
    前記プロセッサが、
    前記データ項目群から、前記複数の工程の中の特定の工程に関する経時的に変化する指標値が変化した監視対象期間で、前記複数の工程のうち前記特定の工程以外の他の工程からのデータについて、値が変化した特定のデータ項目を抽出する抽出処理と、
    前記特定の工程から収集されるデータに、前記抽出処理によって抽出された特定のデータ項目を追加する追加処理と、
    を実行することを特徴とするデータ処理方法。
  6. 請求項5に記載のデータ処理方法であって、
    前記プロセッサは、
    前記監視対象期間における前記指標値の変化量に基づいて、前記特定の工程と前記他の工程との関連性の高さを示す関連度を算出する算出処理を実行し、
    前記抽出処理では、前記プロセッサは、前記算出処理によって算出された関連度に基づいて、前記特定のデータ項目を抽出する、
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  7. 請求項6に記載のデータ処理方法であって、
    前記プロセッサは、2つの工程の工程間の順序または前記2つの工程がそれぞれ実施される作業位置間の距離に基づく重みを規定した工程間重み情報にアクセス可能であり、
    前記算出処理では、前記プロセッサは、前記特定の工程と前記他の工程との特定の重みを前記工程間重み情報から取得し、前記変化量と前記特定の重みとに基づいて前記関連度を算出する、
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  8. 請求項5に記載のデータ処理方法であって、
    前記プロセッサは、
    前記指標値がしきい値未満となった場合に、前記しきい値未満となる前の前記監視対象期間について、前記抽出処理を実行することを特徴とするデータ処理方法。
  9. 複数の工程により構成される作業環境についてのデータ処理をプロセッサに実行させるデータ処理プログラムであって、
    前記プロセッサは、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有し、前記複数の工程の各々から収集されるデータの区分を示すデータ項目群の各々のデータ項目と、前記データが収集される工程と、を対応付けた対応情報にアクセス可能であり、
    前記プロセッサに、
    前記データ項目群から、前記複数の工程の中の特定の工程に関する経時的に変化する指標値が変化した監視対象期間で、前記複数の工程のうち前記特定の工程以外の他の工程からのデータについて、値が変化した特定のデータ項目を抽出する抽出処理と、
    前記特定の工程から収集されるデータに、前記抽出処理によって抽出された特定のデータ項目を追加する追加処理と、
    を実行させることを特徴とするデータ処理プログラム。
  10. 請求項9に記載のデータ処理プログラムであって、
    前記プロセッサに、
    前記監視対象期間における前記指標値の変化量に基づいて、前記特定の工程と前記他の工程との関連性の高さを示す関連度を算出する算出処理を実行させ、
    前記抽出処理では、前記プロセッサに、前記算出処理によって算出された関連度に基づいて、前記特定のデータ項目を抽出させる、
    ことを特徴とするデータ処理プログラム。
  11. 請求項10に記載のデータ処理プログラムであって、
    前記プロセッサは、2つの工程の工程間の順序または前記2つの工程がそれぞれ実施される作業位置間の距離に基づく重みを規定した工程間重み情報にアクセス可能であり、
    前記算出処理では、前記プロセッサに、前記特定の工程と前記他の工程との特定の重みを前記工程間重み情報から取得し、前記変化量と前記特定の重みとに基づいて前記関連度を算出させる、
    ことを特徴とするデータ処理プログラム。
  12. 請求項9に記載のデータ処理プログラムであって、
    前記プロセッサに、
    前記指標値がしきい値未満となった場合に、前記しきい値未満となる前の前記監視対象期間について、前記抽出処理を実行させることを特徴とするデータ処理プログラム。
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