JP7383174B2 - 間接データ転送のための方法及び装置 - Google Patents

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Description

本開示の非限定的で例示的な実施形態は、概して、通信の技術分野に関連し、具体的には、間接データ転送のための方法及び装置に関連する。
本セクションは、本開示のより良好な理解を促進し得る側面を紹介する。したがって、本セクションの記載は、それに照らして読まれるべきであり、何が従来技術に含まれ何が従来技術から外れるかに関する自認として理解されるべきではない。
通信ネットワークにおいて、多様なハンドオーバ手続が、ソースアクセスノードからターゲットアクセスノードなどへユーザ機器(UE)をハンドオーバするために使用され得る。ハンドオーバ手続の一部としてデータ転送が使用される場合、例えばネットワーク構成に基づいて様々な経路が使用され得る(例えば、直接又は間接データ転送)。それら経路は、任意の適したネットワークエンティティ間であり得る。
ハンドオーバ手続は、システム内ハンドオーバ手続であるか又はシステム間ハンドオーバ手続であり得る。例えば、システム間ハンドオーバは、N26インタフェースを用いる第5世代システム(5GS)から進化型パケットシステム(EPS)へのハンドオーバ、又はN26インタフェースを用いるEPSから5GSへのハンドオーバ手続であるかもしれない。ハンドオーバ手続は、多様な理由に起因してトリガされることができ、例えば、新たな無線条件、負荷分散、又は、例えば音声のためのサービス品質(QoS)フローの存在下の特定のサービスなどに起因する。
この概要は、ある選択された概念を簡略化した形で紹介するために提供されており、それらは以下で詳細な説明においてさらに説明される。この概要は、特許請求される主題の重要な特徴や本質的な特徴を識別することを意図したものではなく、特許請求される主題のスコープを限定するために使用されることを意図したものでもない。
既存のシステム間ハンドオーバ手続に伴ういくつかの問題が存在する。例えば、上記間接データ転送は、5GSからEPSへのハンドオーバ手続又はEPSから5GSへのハンドオーバ手続といったシステム間のハンドオーバ手続に適用される場合に、正確に作動することができない。
上述した問題又は他の問題を克服し又は軽減するために、本開示の実施形態は、改善された間接データ転送の解決策を提案する。
本開示の第1の観点では、モビリティ管理ノードにおける方法が提供される。上記モビリティ管理ノードは、第1のシステム内のサービングゲートウェイエンティティへ、間接データ転送トンネルを生成するためのリクエストを送信すること、を含む。上記リクエストは、第2のシステム内のユーザプレーン機能エンティティとの間で間接データ転送トンネルを生成すべきであることを上記サービングゲートウェイエンティティへ示すためのインジケーションフラグを含む。上記方法は、上記サービングゲートウェイエンティティから、上記リクエストに対するレスポンスを受信すること、をさらに含む。
一実施形態において、上記第1のシステムは、進化型パケットシステム(EPS)であり、上記第2のシステムは、第5世代システム(5GS)である。
一実施形態において、上記リクエストは、システム間ハンドオーバの期間中に送信されてもよい。
一実施形態において、上記システム間ハンドオーバは、N26インタフェースを用いる第5世代システム(5GS)から進化型パケットシステム(EPS)へのハンドオーバ、又はN26インタフェースを用いるEPSから5GSへのハンドオーバ、のうちの一方であってもよい。
一実施形態において、上記ユーザプレーン機能エンティティに関連する上記間接データ転送は、N26インタフェースを用いる、第5世代システム(5GS)から進化型パケットシステム(EPS)へのハンドオーバのための、上記ユーザプレーン機能エンティティから上記サービングゲートウェイエンティティのユーザプレーンへの上記間接データ転送、又は、N26インタフェースを用いる、EPSから5GSへのハンドオーバのための、上記サービングゲートウェイエンティティの上記ユーザプレーンから上記ユーザプレーン機能エンティティへの上記間接データ転送、のうちの一方を含んでもよい。
一実施形態において、N26インタフェースを用いる、第5世代システム(5GS)から進化型パケットシステム(EPS)へのハンドオーバにおける上記ユーザプレーン機能エンティティからの、又は、N26インタフェースを用いる、上記EPSから5GSへのハンドオーバにおける上記ユーザプレーン機能エンティティへの、少なくとも1つのユーザプレーン経路について、上記間接データ転送を要する場合に、上記インジケーションフラグは1へセットされてもよい。
一実施形態において、N26インタフェースを用いる上記EPSから5GSへのハンドオーバ、及び、N26インタフェースを用いる上記5GSからEPSへのハンドオーバに加えて、他のモビリティ手続のために上記間接データ転送が使用される場合に、上記インジケーションフラグは1へセットされないか又は不在であってもよい。
一実施形態において、上記リクエストは、間接データ転送トンネル生成リクエストであってもよく、上記リクエストに対する上記レスポンスは、間接データ転送トンネル生成レスポンスであってもよい。
一実施形態において、上記モビリティ管理ノードは、モビリティ管理エンティティ(MME)であってもよい。
一実施形態において、上記サービングゲートウェイエンティティは、サービングゲートウェイ(SGW)又はSGW制御プレーン(SGW-C)であってもよい。
一実施形態において、上記ユーザプレーン機能エンティティは、ユーザプレーン機能(UPF)であってもよい。
本開示の第2の観点では、サービングゲートウェイエンティティにおける方法が提供される。上記方法は、第1のシステム内のモビリティ管理ノードから、間接データ転送トンネルを生成するためのリクエストを受信すること、を含む。上記リクエストは、第2のシステム内のユーザプレーン機能エンティティとの間で間接データ転送トンネルを生成すべきであることを上記サービングゲートウェイエンティティへ示すためのインジケーションフラグを含む。上記方法は、上記リクエストを処理して、上記リクエストに対するレスポンスを生成すること、をさらに含む。上記方法は、上記リクエストに対する上記レスポンスを、上記モビリティ管理ノードへ送信すること、をさらに含む。
一実施形態において、上記リクエストは、システム間ハンドオーバの期間中に受信されてもよい。
本開示の第3の観点では、モビリティ管理ノードが提供される。上記モビリティ管理ノードは、プロセッサと、上記プロセッサへ連結されるメモリとを備える。上記メモリは、上記プロセッサにより実行可能な命令群を含む。上記モビリティ管理ノードは、第1のシステム内のサービングゲートウェイエンティティへ、間接データ転送トンネルを生成するためのリクエストを送信する、ように動作可能である。上記リクエストは、第2のシステム内のユーザプレーン機能エンティティとの間で間接データ転送トンネルを生成すべきであることを上記サービングゲートウェイエンティティへ示すためのインジケーションフラグを含む。上記モビリティ管理ノードは、上記サービングゲートウェイエンティティから、上記リクエストに対するレスポンスを受信する、ようにさらに動作可能である。
本開示の第4の観点では、サービングゲートウェイエンティティが提供される。上記サービングゲートウェイエンティティは、プロセッサと、上記プロセッサへ連結されるメモリとを備える。上記メモリは、上記プロセッサにより実行可能な命令群を含む。上記サービングゲートウェイエンティティは、第1のシステム内のモビリティ管理ノードから、間接データ転送トンネルを生成するためのリクエストを受信する、ように動作可能である。上記リクエストは、上記間接データ転送が第2のシステム内のユーザプレーン機能エンティティに関連することを上記サービングゲートウェイエンティティへ示すためのインジケーションフラグを含む。上記サービングゲートウェイエンティティは、上記リクエストを処理して、上記リクエストに対するレスポンスを生成する、ようにさらに動作可能である。上記サービングゲートウェイエンティティは、上記リクエストに対する上記レスポンスを、上記モビリティ管理ノードへ送信する、ようにさらに動作可能である。
本開示の第5の観点では、モビリティ管理ノードが提供される。上記モビリティ管理ノードは、送信モジュール及び受信モジュールを備える。上記送信モジュールは、第1のシステム内のサービングゲートウェイエンティティへ、間接データ転送トンネルを生成するためのリクエストを送信する、ように構成されてもよい。上記リクエストは、第2のシステム内のユーザプレーン機能エンティティとの間で間接データ転送トンネルを生成すべきであることを上記サービングゲートウェイエンティティへ示すためのインジケーションフラグを含む。上記受信モジュールは、上記サービングゲートウェイエンティティから、上記リクエストに対するレスポンスを受信する、ように構成されてもよい。
本開示の第6の観点では、サービングゲートウェイエンティティが提供される。上記サービングゲートウェイエンティティは、受信モジュール、処理モジュール、及び送信モジュールを備える。上記受信モジュールは、第1のシステム内のモビリティ管理ノードから、間接データ転送トンネルを生成するためのリクエストを受信する、ように構成されてもよい。上記リクエストは、上記間接データ転送が第2のシステム内のユーザプレーン機能エンティティに関連することを上記サービングゲートウェイエンティティへ示すためのインジケーションフラグを含む。上記処理モジュールは、上記リクエストを処理して、上記リクエストに対するレスポンスを生成する、ように構成されてもよい。上記送信モジュールは、上記リクエストに対する上記レスポンスを、上記モビリティ管理ノードへ送信する、ように構成されてもよい。
本開示の第7の観点では、少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合に、上記少なくとも1つのプロセッサに、本開示の第1及び第2の観点のいずれかに係る方法を遂行させる命令群、を含むコンピュータプログラムプロダクトが提供される。
本開示の第8の観点では、少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合に、上記少なくとも1つのプロセッサに、本開示の第1及び第2の観点のいずれかに係る方法を遂行させる命令群、を記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体が提供される。
ここでの実施形態は、多くの利点をもたらすものであり、その非網羅的な例のリストは次の通りである。ここでのいくつかの実施形態において、上記間接データ転送は、5GSからEPSへのハンドオーバ手続又はEPSから5GSへのハンドオーバ手続といったシステム間のハンドオーバ手続に適用される場合に、正確に作動することができる。5GSからEPSへのハンドオーバについてはeNodeBへ、あるいはEPSから5GSへのハンドオーバについてはNG-RANへダウンリンクデータをデリバリすることが、間接データ転送手続が適用される場合に可能である。ここでの実施形態は、上で言及した特徴及び利点には限定されない。当業者は、以下の詳細な説明を読んだ後に、追加的な特徴及び利点を認識するであろう。
本開示の多様な実施形態の上述した及び他の側面、特徴及び恩恵が、添付図面への参照を伴う以下の詳細な説明から例示の形でより充分に明らかとなるであろう。添付図面において、類似の又は等価のエレメントを指すために類似の参照番号又は文字が使用されている。図面は、本開示の実施形態のより良好な理解を促進するために示されており、必ずしも縮尺通りに描かれてはおらず、次の通りである:
本開示の一実施形態に係る第4世代ネットワーク内のCUPSのハイレベルアーキテクチャを概略的に示している。 本開示の一実施形態に係る第5世代ネットワーク内のハイレベルアーキテクチャを概略的に示している。 本開示の一実施形態に係る5GSとEPC/E-UTRANとの間のインターワーキングのための非ローミングアーキテクチャを概略的に示している。 5GSとEPC/E-UTRANとの間のインターワーキングのためのローカルブレイクアウトローミングアーキテクチャを概略的に示している。 5GSとEPC/E-UTRANとの間のインターワーキングのためのホームルーテッドローミングアーキテクチャを概略的に示している。 本開示の一実施形態に係るN26インタフェースでの単一登録モードについての5GSからEPSへのハンドオーバのフローチャートを示している。 本開示の一実施形態に係るN26インタフェースを用いたEPSから5GSへのハンドオーバの準備フェーズのフローチャートを示している。 本開示の一実施形態に係るN26インタフェースを用いたEPSから5GSへのハンドオーバの実行フェーズのフローチャートを示している。 本開示の一実施形態に係る方法のフローチャートを示している。 本開示の他の実施形態に係る方法のフローチャートを示している。 本開示の一実施形態に係るPDR/FARについての5GSからEPSへのハンドオーバのPFCPインタラクションを概略的に示している。 本開示の一実施形態に係るPDR/FARについてのEPSから5GSへのハンドオーバのPFCPインタラクションを概略的に示している。 本開示の一実施形態に係るモビリティ管理ノードにおいて/当該ノードとして具現化され得る装置の簡略化されたブロック図を示している。 本開示の一実施形態に係るサービングゲートウェイエンティティにおいて/当該エンティティとして具現化され得る装置の簡略化されたブロック図を示している。 本開示の一実施形態に係るモビリティ管理ノードを示すブロック図である。 本開示の一実施形態に係るサービングゲートウェイエンティティを示すブロック図である。
本開示の実施形態について、添付図面を参照しながらより詳細に説明する。理解されるべきこととして、それら実施形態は、本開示の範囲に関して何らかの限定を示唆するよりもむしろ、当業者が本開示をよりよく理解しそれによって実装することを可能にする目的で議論されるに過ぎない。本明細書を通じて、特徴、利点又は類似の語句に対する言及は、本開示と共に実現され得る特徴及び利点の全てが本開示の何らかの単一の実施形態に現れるべきこと又は現れることを暗示しない。むしろ、特徴及び利点に言及する語句は、ある実施形態との関連で説明される特定の特徴、利点又は特性が本開示の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味するものと理解される。さらに、説明される本開示の特徴、利点及び特性は、1つ以上の実施形態において任意の適したやり方で組み合わされてよい。当業者は、本開示が具体的な実施形態の特定の特徴又は利点の1つ以上が無くとも実践され得ることを認識するであろう。他の例でいうと、ある実施形態において追加的な特徴及び利点が認識されてもよく、それは本開示の全ての実施形態に現れていなくてもよい。
ここで使用されるところでは、"ネットワーク"との用語は、新無線(NR)ロングタームエボリューション(LTE)、LTEアドバンスト、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA)、高速パケットアクセス(HSPA)、符号分割多重アクセス(CDMA)、時分割多重アクセス(TDMA)、周波数分割多重アクセス(FDMA)、直交周波数符号分割多重アクセス(OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多重アクセス(SC-FDMA)、及び他のワイヤレスネットワークといった、任意の適した無線/有線通信標準に従うネットワークへの言及である。CDMAネットワークは、UTRA(Universal Terrestrial Radio Access)などといった無線技術を実装し得る。UTRAは、WCDMA及びCDMAの他の派生を含む。TDMAネットワークは、GSM(Global System for Mobile Communications)といった無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、進化型UTRA(E-UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、フラッシュOFDMA、アドホックネットワーク、ワイヤレスセンサネットワークなどといった無線技術を実装し得る。以下の説明において、"ネットワーク"及び"システム"との用語は互換可能に使用され得る。さらに、ネットワークにおける2つのデバイス間の通信は、限定ではないものの、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)といった標準化機関のいくつかにより定義された通りの通信プロトコルを含む、任意の適した通信プロトコルに従って行われてよい。例えば、3GPPにより定義された通信プロトコルは、第3世代(3G)、第4(4G)世代、4.5G、第4世代(5G)の通信プロトコル、及び/又は、現在知られているか若しくは将来開発されることになるかのいずれかの任意の他のプロトコルを含み得る。
ここで使用される"ネットワークノード"との用語は、通信ネットワーク内のコアネットワークデバイスといった、ネットワークデバイス又はエンティテへの言及である。例えば、3GPP型のセルラーネットワークといったワイヤレス通信ネットワークにおいて、ネットワークノードは、制御プレーン機能ノード及び/又はユーザプレーン機能ノードであってよく、それらはアクセスネットワークデバイスにより相互接続される顧客へ多くのサービスを提供し得る。各アクセスネットワークデバイスは、有線の又は無線の接続上でコアネットワークデバイスへ接続可能である。
"ネットワーク機能(NF)"との用語は、通信ネットワークの(物理的な又は仮想的な)ネットワークエンティティに実装可能な任意の適した機能への言及である。例えば、5Gシステム(5GS)は、アクセス及びモビリティ管理機能(AMF)、セッション管理機能(SMF)、認証サービス機能(AUSF)、統一データ管理(UDM)、ポリシー制御機能(PCF)、アプリケーション機能(AF)、ネットワーク露出機能(NEF)、ユーザプレーン機能(UPF)及びネットワークリポジトリ機能(NRF)、無線アクセスネットワーク(RAN)、サービス通信プロキシ(SCP)、ネットワークデータアナリティクス機能(NWDAF)などといった複数のNFを含み得る。他の実施形態において、ネットワーク機能は、例えば特定のネットワークに依存して、異なる種類のNFを含み得る。4Gシステムは、モビリティ管理エンティティ(MME)、サービングゲートウェイ(SGW)、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PGW)などといった複数のネットワークエンティティを含み得る。SGWやPGWなどといった多様なネットワークデバイスの制御及びユーザプレーン分離(CUPS)のアーキテクチャが通信ネットワーク内に導入されてきた。CUPSのアーキテクチャにおいて、制御プレーンノード(又は機能)とユーザプレーンノード(又は機能)との間の多様なインタフェースが定義されてきた。例えば、PGW制御プレーン(PGW-C)とPGWユーザプレーン(PGW-U)との間にSxbインタフェースが定義されており、SGW制御プレーン(SGW-C)とSGWユーザプレーン(SGW-U)との間にSxaインタフェースが定義されている。N4インタフェースは、セッション管理機能(SMF)とユーザプレーン機能(UPF)との間で定義されている。いくつかの実施形態において、相異なるネットワーク内の同一の又は類似の機能を伴うネットワークエンティティ又は機能を、結合ネットワークエンティティとして言及することができ、例えば、PGW-C+SMF(PGW-CをSMFと結合)やPGW-U+UPF(PGW-UをUPFと結合)などである。
"端末デバイス"との用語は、通信ネットワークへアクセスし及びそこからサービスを受けることのできる任意の末端のデバイスへの言及である。限定ではなく例示でいうと、端末装置は、移動端末、ユーザ機器(UE)、又は他の適した装置をいう。UEは、例えば、加入者局(SS)、ポータブル加入者局、移動局(MS)、又はアクセス端末(AT)であってよい。端末デバイスは、限定ではないものの、ポータブルコンピュータ、デジタルカメラのような撮像端末デバイス、ゲーミング端末デバイス、楽曲記憶再生電化製品、モバイルフォン、セルラーフォン、スマートフォン、VoIP(voice over IP)フォン、ワイヤレスローカルループフォン、タブレット、ウェアラブルデバイス、PDA(personal digital assistant)、ポータブルコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ウェアラブル端末デバイス、車載ワイヤレス端末デバイス、ワイヤレスエンドポイント、移動局、LEE(laptop-embedded equipment)、LME(laptop-mounted equipment)、USBドングル、スマートデバイス、及びワイヤレスCPE(customer-premises equipment)などを含んでよい。以下の説明において、"端末デバイス"、"端末"、"ユーザ機器"及び"UE"は、互換可能に使用され得る。1つの例として、端末装置は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のLTE規格又はNR規格といった、3GPPにより発布された1つ以上の通信規格に従った通信のために構成されるUEを表し得る。ここで使用されるところでは、"ユーザ機器"あるいは"UE"は、関係するデバイスを所有し及び/又は操作する人間のユーザという意味での"ユーザ"を必ずしも有していなくてもよい。いくつかの実施形態において、端末デバイスは、直接的なヒューマンインタラクション無しで情報を送信し及び/又は受信するように構成されてもよい。例えば、端末装置は、予め決定されるスケジュールで、内部の若しくは外部のイベントによりトリガされた場合に、又は、通信ネットワークからの要求に応じて、ネットワークへ情報を送信するように設計されてもよい。その代わりに、UEは、人間のユーザへの販売又は人間のユーザによる操作を意図されているが、当初は特定の人間のユーザに関連付けられていないかもしれないデバイスを表してもよい。
また別の例として、モノのインターネット(IoT)のシナリオでは、端末デバイスは、監視及び/若しくは測定を実行し、並びに他の端末デバイス及び/若しくはネットワーク機器へそうした監視及び/若しくは測定の結果を送信する、マシン又は他のデバイスを表してもよい。端末装置は、このケースにおいて、マシンツーマシン(M2M)デバイスであってもよく、3GPPの文脈ではマシンタイプ通信(MTC)デバイスとして言及されてもよい。1つの具体的な例として、端末デバイスは、3GPP狭帯域IoT(NB-IoT)標準を実装するUEであってもよい。そうしたマシン又はデバイスの具体的な例は、センサ、電力メータのようなメータデバイス、産業機械、又は、例えば冷蔵庫、テレビジョン、時計などの個人装着品である、家庭若しくは個人電化製品である。他のシナリオにおいて、端末装置は、その動作ステータス若しくはその動作に関連付けられる他の機能について監視し及び/若しくは報告することの可能な車両又は他の機器を表してもよい。
本明細書における、"1つの実施形態"、"一実施形態"、"例示的な実施形態"などへの言及は、説明される実施形態が特定の特徴、構造、又は特性を含み得るものの、あらゆる実施形態が当該特定の特徴、構造、又は特性を含むわけでは必ずしもないことを示す。そのうえ、そうしたフレーズは、必ずしも同じ実施形態を指しているわけではない。さらに、一実施形態との関係において特定の特徴、構造、又は特性が説明されている場合、明示的に記載されているか否かに関わらず、他の実施形態との関係においてそうした特徴、構造、又は特性を作用させることは、当業者の知識の範囲内であることが思量される。
ここでは多様な要素を説明するのに"第1"、"第2"などの用語が使用され得るが、そうした要素はそれら用語により限定されるべきではないことが理解されるものとする。それら用語は、ある要素を別の要素と区別するために使用されるに過ぎない。例えば、例示的な実施形態のスコープを逸脱することなく、第1の要素を第2の要素を呼ぶことができるはずであり、同様に、第2の要素を第1の要素と呼ぶことができるはずである。ここで使用されるところでは、"and/or"という用語は、関連付けられる列挙された項目のうちの1つ以上のありとあらゆる組合せを含む。
ここで使用されるところでは、"A及びBのうちの少なくとも一方"というフレーズは、"Aのみ、Bのみ、又はA及びBの双方"を意味するものと理解されるべきである。"A及び/又はB"というフレーズは、"Aのみ、Bのみ、又はA及びBの双方"を意味するものと理解されるべきである。
ここで使用される専門用語は、具体的な実施形態を説明する目的のためのものに過ぎず、ここで説明される概念を限定することを意図されない。ここで使用されるところでは、単数形である"a"、"an"、及び"the"は、文脈で別段明確に示されていない限り、複数形をも含むことが意図される。さらに理解されるであろうこととして、"含む(comprises)"、"含む(comprising)"、"有する(has)"、"有する(having)"、"含む(includes)"及び/又は"含む(including)"という用語は、ここで使用されるところでは、記述された特徴、エレメント、及び/又はコンポーネントの存在を特定するものの、1つ以上の他の特徴、エレメント、コンポーネント、及び/又はそれらの組合せの存在又は追加を排除しない。
なお、これら用語は、本文書で使用されるところでは、ノード、デバイス、又はネットワークなどの間の説明及び区別を容易にするためにのみ使用されている。技術の発展に伴って、同様の/同一の意味を有する他の用語もまた使用されてよい。
以下の説明及び特許請求の範囲において、ここで使用される全ての技術的用語及び学術的用語は、別段定義されない限り、本開示が属する分野における当業者により共通的に理解される意味と同じ意味を有する。
なお、本開示のいくつかの実施形態は、ある例示的なネットワーク構成及びシステム配備のための非限定的な例として使用されている3GPPにより定義された通りのセルラーネットワークとの関連で主に説明されている。そのため、ここで与えられる例示的な実施形態の説明は、それらに直接的に関連する専門用語を特に参照している。そうした専門用語は、提示される非限定的な例及び実施形態の文脈でのみ使用されるのであって、どういった形でも本開示を限定するものでは当然ない。むしろ、ここで説明される例示的な実施形態が適用可能である限り、任意の他のシステム構成又は無線技術が等しく利用されてよい。
ここで説明される主題は任意の適したコンポーネントを用いる任意の適切なタイプのシステムにおいて実装されてよいものの、ここで開示される実施形態は、図1~図5に示した例示的なシステムアーキテクチャと共に作られる通信システムとの関連で説明される。簡明さのために、図1~図5のシステムアーキテクチャは、単にいくつかの例示的な要素を描いている。実際には、通信システムは、固定電話、サービスプロバイダ又は何らかの他のネットワークノード若しくは端末デバイスといった、端末デバイス間の又は端末デバイスと他の通信デバイスとの間の通信をサポートするために適した任意の追加的なエレメントをさらに含んでよい。通信システムは、当該通信システムにより又は当該通信システムを介して提供されるサービスに対する端末デバイスのアクセス及び/又はその使用を促進するために、1つ以上の端末デバイスへ通信及び多様なタイプのサービスを提供し得る。
図1は、本開示の一実施形態に係る第4世代ネットワーク内のCUPSのハイレベルアーキテクチャを概略的に示している。4Gネットワークは、EPC(Evolved Packet Core)/E-UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)であってよい。図1のシステムアーキテクチャは、その開示が参照により全体としてここに取入れられる3GPP TS23.214V16.0.0の第4.2節に記述されている通りのアーキテクチャリファレンスモデルと同一であり、SGW-C(serving gateway-C)、SGW-U(serving gateway-U)、PGW-C(PDN gateway-C)、PGW-U(PDN gateway-U)、TDF-C(TDF (traffic detection function) control plane)及びTDF-U(TDF user plane)といったいくつかの例示的なネットワークノードを含み得る。図1にさらに示しているように、例示的なシステムアーキテクチャは、Sxa、Sxb、Sxcなどといったいくつかのインタフェースをも含む。図1に示した多様なネットワークノードは、例えばその開示が参照により全体としてここに取入れられる3GPP TS23.214V16.0.0に記述されている通りの機能に責任を有し得る。上記システムにはPGW-Uが1つだけ示されているものの、各PGW-Cは、1つ以上のPGW-Uを管理/制御し得る。上記システムにはSGW-Uが1つだけ示されているものの、各SGW-Cは、複数のSGW-Uを管理/制御し得る。上記システムにはTDF-Uが1つだけ示されているものの、各TDF-Cは、複数のTDF-Uを管理/制御し得る。
図2は、本開示の一実施形態に係る第5世代ネットワーク内のハイレベルアーキテクチャを概略的に示している。例えば、第5世代ネットワークは、5GSであってよい。図2のアーキテクチャは、その開示が参照により全体としてここに取入れられる3GPP TS23.501V16.4.0に記述されている図4.2.3-1と同一である。図2のシステムアーキテクチャは、AUSF、AMF、DN(data network)、NEF、NRF、NSSF、PCF、SMF、UDM、UPF、AF、UE、(R)AN、SCP(Service Communication Proxy)などといったいくつかの例示的な要素を含み得る。
例示的な実施形態によれば、UEは、図2に示した通りのリファレンスポイントN1上でAMFとのシグナリング接続を確立することができる。このシグナリング接続は、UEと(R)ANとの間のシグナリング接続及び当該UE向けの(R)ANとAMFとの間のN2接続を含む、UEとコアネットワークとの間の非アクセス層(NAS)シグナリングの交換を可能にし得る。(R)ANは、リファレンスポイントN3上でUPFと通信することができる。UEは、リファレンスポイントN6上でUPFを通じてDN(例えば事業者ネットワーク又はインターネットである、データネットワーク)に対するプロトコルデータユニット(PDU)セッションを確立することができる。
図2にさらに示したように、例示的なシステムアーキテクチャは、NRF、NEF、AUSF、UDM、PCF、AMF及びSMFといったNFにより呈示されるNnrf、Nnef、Nausf、Nudm、Npcf、Namf及びNsmfといったサービスベースのインタフェースをも含む。加えて、図2は、NFにおいてNFサービス間のインタラクションをサポートすることのできる、N1、N2、N3、N4、N6、及びN9といったいくつかのリファレンスポイントをも示している。例えば、それらリファレンスポイントは、具体的なシステム手続を行う目的で、対応するNFのサービスベースのインタフェースを通じて、いくつかのNFサービスカスタマ及びプロバイダとそれらのインタラクションとを特定することにより実現され得る。
図2に示した多様なNFは、セッション管理、モビリティ管理、認証、セキュリティなどといった機能に責任を有し得る。AUSF、AMF、DN、NEF、NRF、NSSF、PCF、SMF、UDM、UPF、AF、UE、(R)AN、SCPは、例えば3GPP TS23.501V16.4.0の第6.2節において定義されている通りの機能性を含み得る。
図3は、本開示の一実施形態に係る5GSとEPC(Evolved Packet Core)/E-UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)との間のインターワーキングのための非ローミングアーキテクチャを概略的に示している。図3のアーキテクチャは、3GPP TS23.501V16.4.0に記述されている図4.3.3-1と同一である。
図3に示したように、N26インタフェースは、EPCとNGコアとの間のインターワーキングを可能にするための、MMEと5GS AMFとの間のCN(コアネットワーク)間インタフェースである。ネットワークにおけるN26インタフェースのサポートは、インターワーキング向けにオプションである。N26は、S10上でサポートされる(インターワーキングのために不可欠な)機能性のサブセットをサポートする。PGW-C+SMF及びUPF+PGW-Uは、5GSとEPCとの間のインターワーキング向けに専用であり、オプションであって、UE MM(モビリティ管理)コアネットワークケイパビリティ及びUEサブスクリプションに基づく。5GSとEPCとのインターワーキングの対象でないUEは、インターワーキングに専用ではないエンティティにより、即ち、PGWか又はSMF/UPFのいずれかによりサービスされ得る。NG-RAN(次世代RAN)とUPF+PGW-Uとの間に他のUPF(図3には示していない)が存在してもよく、即ち、UPF+PGW-Uは、必要ならば追加的なUPFに向けたN9をサポートすることができる。SGWを描いている本明細書中の図面及び手続は、SGWが単体のSGWとして配備されるか又はSGWがTS23.214V16.0.0に記述されているように制御プレーン及びユーザプレーンの機能性へ分割されるかについて仮定を置いていない。
図4は、5GSとEPC/E-UTRANとの間のインターワーキングのためのローカルブレイクアウトローミングアーキテクチャを概略的に示している。図5は、5GSとEPC/E-UTRANとの間のインターワーキングのためのホームルーテッドローミングアーキテクチャを概略的に示している。図4のアーキテクチャは、3GPP TS23.501V16.4.0に記述されている図4.3.2-1と同一である。図5のアーキテクチャは、3GPP TS23.501V16.4.0に記述されている図4.3.2-2と同一である。図4に示したように、NG-RANとUPF+PGW-Uとの間に他のUPF(図4には示していない)が存在してもよく、即ち、UPF+PGW-Uは、必要ならば追加的なUPFに向けたN9をサポートすることができる。HPLMNは、ホームパブリック地上移動体ネットワークを表す。VPLMNは、訪問先パブリック地上移動体ネットワークを表す。"h-"はホームを表す。"v-"は訪問先のCFを表す。HSSは、ホーム加入者サーバを表す。
モビリティ手続の一部としてデータ転送が使用される場合、ネットワーク構成に基づいて様々なユーザプレーン経路が使用され得る(例えば、直接又は間接データ転送)。例えば、N26がサポートされる、5GSからEPSへの又はEPSから5GSへのシステム間ハンドオーバ手続において間接データ転送が使用されてもよい。
図6は、本開示の一実施形態に係るN26インタフェースでの単一登録モードについての5GSからEPSへのハンドオーバのフローチャートを示している。図6は、その開示が参照により全体としてここに取入れられる3GPP TS23.502V16.4.0の図4.11.1.2.1-1と同一である。図6の各ステップの詳細な説明は、3GPP TS23.502V16.4.0に記述されている。
図6に示したように、ソースNG-RANは、(ハンドオーバタイプとして5GStoEPS、及びE-UTRANのターゲット識別子(ID)を含む)ハンドオーバ要求(HO Required)メッセージをAMFへ送信し、AMFはターゲットeNB識別子(Target eNB Identifier)という情報要素(IE)からハンドオーバのタイプがE-UTRANへのハンドオーバであると判定する。そして、AMFは、再配置転送リクエスト(Forward Relocation Request)を、ダウンリンク(DL)データ転送情報用のSGW/UPFの完全修飾トンネルエンドポイント識別子(F-TEID)と共にMMEへ送信する。
5GSからEPSへのハンドオーバ手続に関しては、再配置転送リクエストをMMEへ送信するネットワークエンティティは、次のものであり得る:
-S1ベースのハンドオーバ再配置手続の一部としてS10インタフェース上でターゲットMMEへ再配置転送リクエストを送信するソースMME;
-5GSからEPSへのハンドオーバ手続の一部としてN26インタフェース上でターゲットMMEへ再配置転送リクエストを送信するソースAMF。
ターゲットMMEについて、制御プレーン向けの送信者のF-TEIDからソースノードがMME又はAMFであることを知得することができる(40はN26 AMF GTP-Cインタフェースを示し得る一方、12はS10/N26 MME GTP-C(ユーザプレーン向けGPRS(General Packet Radio Service)トンネリングプロトコル)インタフェースを示し得る)。しかし、ターゲットMMEが間接データ転送のためにSGW-Cへ間接データ転送(Indirect Data Forwarding)メッセージを送信する場合、MMEはこの情報をSGW-Cへ移管しない。よって、SGW-Uは、UPFか又はSGW-Uからのダウンリンクデータ転送を区別することができず、うまく作動しない。なぜなら、パケット転送制御プロトコル(PFCP)インタラクションにおいて提供されるネットワークインスタンスSGW-Cに基づいて、例えばソースSGW-UについてはS1-uネットワークインスタンス、一方でソースUPFについてはs5s8-uネットワークインスタンスのように、SGW-Uにより異なる複数のユーザプレーン経路が使用され得るからである。したがって、この情報はSGW-Cにより取得されないかもしれず、ダウンリンクデータ転送についてどのソース(SGW-Uか又はUPFか)が来ているのかをSGW-Cが判断するには曖昧である。
図7は、本開示の一実施形態に係るN26インタフェースを用いたEPSから5GSへのハンドオーバの準備フェーズのフローチャートを示している。図7のアーキテクチャは、3GPP TS23.502V16.4.0の図4.11.1.2.2.2-1と同一である。図7の各ステップの詳細な説明は、3GPP TS23.502V16.4.0に記述されている。
図8は、本開示の一実施形態に係るN26インタフェースを用いたEPSから5GSへのハンドオーバの実行フェーズのフローチャートを示している。図8のアーキテクチャは、3GPP TS23.502V16.4.0の図4.11.1.2.2.3-1と同一である。図8の各ステップの詳細な説明は、3GPP TS23.502V16.4.0に記述されている。
図7~図8に示したように、ソースE-UTRANは、(ハンドオーバタイプとしてEPSto5GS、及びNG-RANのターゲットIDを含む)ハンドオーバ要求メッセージをMMEへ送信し、MMEはTarget NG-RAN IdentifierというIEからハンドオーバのタイプがNG-RANへのハンドオーバであると判定する。そして、MMEは、再配置転送リクエストを、DLデータ転送情報用のSGW/UPFのF-TEIDと共にAMFへ送信する。
EPSから5GSへのハンドオーバ手続に関しては、再配置転送リクエストを送信するネットワークエンティティは、次のものであり得る:
-S1ベースのハンドオーバ手続の一部としてS10インタフェース上でターゲットMMEへ再配置転送リクエストを送信するソースMME;
-EPSから5GSへのハンドオーバ手続の一部としてN26インタフェース上でターゲットAMFへ再配置転送リクエストを送信するソースMME。
ソースMMEについて、間接データ転送が適用される場合にはターゲットノードがMME又はAMFであると知得することができるが、ソースMMEが間接データ転送のためにSGW-Cへ間接データ転送メッセージを送信する場合、MMEはその情報をSGW-Cへ移管しない。よって、SGW-Uは、UPFか又はSGW-Uからのダウンリンクデータ転送を区別することができず、うまく作動しない。なぜなら、PFCPインタラクションにおいて提供されるネットワークインスタンスSGW-Cに基づいて、例えばターゲットSGW-Uに対しS1-uネットワークインスタンス、一方でターゲットUPFに対しs5s8-uネットワークインスタンスのように、SGW-Uにより異なる複数のユーザプレーン経路が使用され得るからである。したがって、この情報はSGW-Cにより取得されないかもしれず、どのターゲット(SGW-Uか又はUPFか)がダウンリンクデータ転送向けなのかをSGW-Cが判断するには曖昧である。
したがって、上記間接データ転送は、5GSからEPSへのハンドオーバ手続又はEPSから5GSへのハンドオーバ手続といったシステム間のハンドオーバ手続に適用される場合に、正確に作動することができない。上述した問題又は他の問題を克服し又は軽減するために、本開示の実施形態は、改善された間接データ転送の解決策を提案する。
図9は、モビリティ管理ノード内に実装される装置、又はモビリティ管理ノードへ通信可能に連結される装置により実行され得る、本開示の一実施形態に係る方法のフローチャートを示している。そのため、その装置は、方法900の多様な部分を達成するための手段又はモジュールと共に、他のコンポーネントと連携して他の処理を達成するための手段又はモジュールを提供し得る。モビリティ管理ノードは、モビリティ管理機能を実装可能な任意の適したノードであってよい。例えば、モビリティ管理ノードは、MMEであってもよい。
ブロック902で、モビリティ管理ノードは、サービングゲートウェイエンティティへ、間接データ転送トンネルを生成するためのリクエストを送信し得る。上記リクエストは、間接データ転送がユーザプレーン機能エンティティに関連することを上記サービングゲートウェイエンティティへ示すためのインジケーションフラグを含み得る。上記サービングゲートウェイエンティティは、SGW若しくはSGW-C、又はサービングゲートウェイ機能を伴う他の類似のネットワークエンティティであってよい。モビリティ管理ノードは、多様なシナリオにおいて、サービングゲートウェイエンティティへ間接データ転送トンネルを生成するための上記リクエストを送信し得る。例えば、上記リクエストは、システム間ハンドオーバの期間中に送信されてもよい。
一実施形態において、上記モビリティ管理ノードは、第1のシステム内のサービングゲートウェイエンティティへ、間接データ転送トンネルを生成するためのリクエストを送信し得る。上記リクエストは、第2のシステム内のユーザプレーン機能エンティティとの間で間接データ転送トンネルを生成すべきであることを上記サービングゲートウェイエンティティへ示すためのインジケーションフラグを含む。一実施形態において、上記第1のシステムは、進化型パケットシステム(EPS)である。上記第2のシステムは、第5世代システム(5GS)である。
一実施形態において、システム間ハンドオーバは、3GPP TS23.502V16.4.0の第4.11.1.2.1節に記述されている通りのN26インタフェースを用いた5GSからEPSへのハンドオーバ、又は3GPP TS23.502V16.4の第4.11.1.2.2節に記述されている通りのN26インタフェースを用いたEPSから5GSへのハンドオーバのうちの一方であってよい。ある実施形態において、システム間ハンドオーバは、任意の他の適したシステム間ハンドオーバであってもよい。
一実施形態において、ユーザプレーン機能エンティティに関連する間接データ転送は、次のうちの1つを含み得る:
-N26インタフェースを用いる、5GSからEPSへのハンドオーバのための、ユーザプレーン機能エンティティからサービングゲートウェイエンティティのユーザプレーンへの間接データ転送;又は
-N26インタフェースを用いる、EPSから5GSへのハンドオーバのための、サービングゲートウェイエンティティのユーザプレーンからユーザプレーン機能エンティティへの間接データ転送。
上記インジケーションフラグは、ビットなど任意の適した形式をとってよい。例えば、N26インタフェースを用いる、5GSからEPSへのハンドオーバにおける上記ユーザプレーン機能エンティティからの、又は、N26インタフェースを用いる、上記EPSから5GSへのハンドオーバにおける上記ユーザプレーン機能エンティティへの、少なくとも1つのユーザプレーン経路について、上記間接データ転送を要する場合に、上記インジケーションフラグは1へセットされてもよい。N26インタフェースを用いる上記EPSから5GSへのハンドオーバ、及び、N26インタフェースを用いる上記5GSからEPSへのハンドオーバに加えて、他のモビリティ手続のために上記間接データ転送が使用される場合に、上記インジケーションフラグは1へセットされなくてもよく又は不在であってもよい。
一実施形態において、上記リクエストは、図6のステップ8又は図7のステップ15に示した通りの間接データ転送トンネル生成リクエスト(Create Indirect Data Forwarding Tunnel Request)であってよい。加えて、当該間接データ転送トンネル生成リクエストは、さらに、間接データ転送がユーザプレーン機能エンティティに関連することをサービングゲートウェイエンティティへ示すためのインジケーションフラグを含んでもよい。
ブロック904において、上記モビリティ管理ノードは、上記サービングゲートウェイエンティティから、上記リクエストに対するレスポンスを受信してもよい。
一実施形態において、上記リクエストに対する上記レスポンスは、間接データ転送トンネル生成レスポンス(Create Indirect Data Forwarding Tunnel Response)であってもよい。
一実施形態において、図6に示したように、間接データ転送が適用される場合、MMEは、サービングGWへ間接データ転送トンネル生成リクエスト(ターゲットeNodeBアドレス、インジケーションフラグ及び転送用TEID)を送信することにより、転送パラメータをセットアップし得る。サービングGWは、間接データ転送トンネル生成レスポンス(ターゲットサービングGWアドレス、及び転送用TEID)をターゲットMMEへ送信する。
一実施形態において、図7に示したように、間接転送が適用される場合、MMEは、サービングGWへ間接データ転送トンネル生成リクエスト(アドレス、インジケーションフラグ及び転送用TEID)を送信する。サービングGWは、間接データ転送トンネル生成レスポンス(サービングGWアドレス、及び転送用TEID)で、MMEに対し応答する。
一実施形態において、上記モビリティ管理ノードは、MMEであってもよい。
一実施形態において、上記サービングゲートウェイエンティティは、SGW又はSGW-Cであってもよい。
一実施形態において、上記ユーザプレーン機能エンティティは、UPFであってもよい。
図10は、サービングゲートウェイエンティティ内に実装される装置、又はサービングゲートウェイエンティティへ通信可能に連結される装置により実行され得る、本開示の他の実施形態に係る方法のフローチャートを示している。そのため、その装置は、方法1000の多様な部分を達成するための手段又はモジュールと共に、他のコンポーネントと連携して他の処理を達成するための手段又はモジュールを提供し得る。例えば、上記サービングゲートウェイエンティティは、SGW-C又はSGWであってもよい。上の実施形態において説明したいくつかの部分について、その説明は、ここでは簡明さのために省略される。
ブロック1002において、サービングゲートウェイエンティティは、モビリティ管理ノードから、間接データ転送トンネルを生成するためのリクエストを受信し得る。上記リクエストは、間接データ転送がユーザプレーン機能エンティティに関連することを上記サービングゲートウェイエンティティへ示すためのインジケーションフラグを含む。例えば、上記インジケーションフラグは、SGWに対し、現行のユーザプレーン経路向けの間接データ転送が、5GSからEPSへのインターワーキング手続用のUPFからSGW-Uへのものであり又はEPSから5GSへのハンドオーバ手続用のSGW-UからUPFへのものであることを示し得る。一実施形態において、上記モビリティ管理ノードは、図9のブロック902において、サービングゲートウェイエンティティへ上記リクエストを送信してよく、そして、当該サービングゲートウェイエンティティがそのリクエストを受信し得る。一実施形態において、上記リクエストは、システム間ハンドオーバの期間中に受信されてもよい。
一実施形態において、上記サービングゲートウェイエンティティは、第1のシステム内のモビリティ管理ノードから、間接データ転送トンネルを生成するためのリクエストを受信してもよい。上記リクエストは、第2のシステム内のユーザプレーン機能エンティティとの間で間接データ転送トンネルを生成すべきであることを上記サービングゲートウェイエンティティへ示すためのインジケーションフラグを含む。一実施形態において、上記第1のシステムは、進化型パケットシステム(EPS)である。上記第2のシステムは、第5世代システム(5GS)である。
ブロック1004において、上記サービングゲートウェイエンティティは、上記リクエストを処理して、上記リクエストに対するレスポンスを生成してもよい。上記レスポンスは、間接データ転送トンネルがSGW内に生成されたか否かを示す原因値(cause value)を含んでもよい。例えば、原因値は、"リクエスト受入れ(Request accepted)"、"リクエスト部分的受入れ(Request accepted partially)"、"データ転送未サポート(Data forwarding not supported)"、及び"コンテキストなし(Context not found)"であってもよい。
例えば、サービングゲートウェイエンティティの制御プレーンは、サービングゲートウェイエンティティのユーザプレーンに、間接データ転送のためのパケットハンドリング命令(即ち、PDR及びFAR)を提供し得る。
図11に示したように、ターゲットSGW-Cは、ターゲットSGW-Uに次のPDR及びFARを提供し得る:
<PDR:>
ソースインタフェース:アクセス(コアがよりよい)
ローカルFTEID:DLデータ転送のためのSGWのFTEID
外側ヘッダ除去
ネットワークインスタンスs5s8-u
<FAR:>
宛て先インタフェース:アクセス
外側ヘッダ生成:
DLデータ転送のためのeNodeBのFTEID
ネットワークインスタンスs1-u
図12に示したように、ソースSGW-Cは、ソースSGW-Uに次のPDR及びFARを提供し得る:
<PDR:>
ソースインタフェース:アクセス
ローカルFTEID:DLデータ転送のためのSGW-S1UのFTEID
外側ヘッダ除去
ネットワークインスタンスs1-u
<FAR:>
宛て先インタフェース:アクセス(コアがよりよい)
外側ヘッダ生成:
DLデータ転送のためのSGW/UPFのFTEID
ネットワークインスタンスs5s8-u
ブロック1006において、上記サービングゲートウェイエンティティは、上記モビリティ管理ノードへ、上記リクエストに対するレスポンスを送信し得る。
多様な実施形態によれば、提案される解決策は、5GS-EPSハンドオーバ手続の間の間接データ転送を可能にする。
一実施形態において、SGWに対し、現行のユーザプレーン経路向けの間接データ転送が、5GSからEPSへのインターワーキング手続用のUPFからSGW-Uへのものであり又はEPSから5GSへのハンドオーバ手続用のSGW-UからUPFへのものであることを示すために、上記インジケーションフラグが間接データ転送トンネルリクエストへ追加されてもよい。
3GPP TS29.274V16.3.0のテーブル7.2.18-1は、その開示が参照により全体としてここに取入れられるものであり、間接データ転送トンネル生成リクエスト内の情報要素(Information Elements)を特定している。一実施形態において、次のようにIndication Flagsへ追加的なフラグが加えられてもよい:
・Indication Flags(本IEは、適用可能なフラグのうちの任意の1つが1へセットされる場合に含まれるものとする)
-Indirect Forwarding with UPF Indication:本フラグは、5GSからEPSへのハンドオーバ手続におけるUPFからのユーザプレーン経路、又はEPSから5GSへのハンドオーバ手続におけるUPFへのユーザプレーン経路のために、間接データ転送を要する場合に、1へセットされるものとする。本フラグは、他のハンドオーバ手続のために間接データ転送が使用される場合には、1へセットされないものとする。
図11は、本開示の一実施形態に係るPDR(Packet Detection Rule)/FAR(Forwarding Action Rule)についての5GSからEPSへのハンドオーバのPFCPインタラクションを概略的に示している。矢印の線は、間接データ転送の経路を示している。
間接データ転送について、ソースインタフェース及び宛て先インタフェースは、転送を行うSGWにおいて"アクセス"へセットされ得る。ソース側にしろ宛て先側にしろ、間接データ転送の生成によって、Sxインタフェースにおけるペイロードの転送のための新たなPDR/FARが生成されることになり、このPDR/FARは、間接データ転送の削除が発生すると除去されるであろう。
図示したように、ソースPGW_C_UPF内のPDRは、以下を含み得る:
ソースインタフェース:アクセス
ローカルFTEID:DL転送UP TNL情報
外側ヘッダ除去
ネットワークインスタンスn3-u
ソースPGW_C_UPF内のFARは、以下を含み得る:
宛て先インタフェース:アクセス
外側ヘッダ生成:
DLデータ転送のためのSGW/UPFのFTEID
ネットワークインスタンスs5s8-u
図示したように、ターゲットSGW内のPDRは、以下を含み得る:
PDR:ソースインタフェース:アクセス(コアがよりよい)
ローカルFTEID:DLデータ転送のためのSGWのFTEID
外側ヘッダ除去
ネットワークインスタンスs5s8-u
ターゲットSGW内のFARは、以下を含み得る:

宛て先インタフェース:アクセス
外側ヘッダ生成:
DLデータ転送のためのeNodeBのFTEID
ネットワークインスタンスs1-u
図12は、本開示の一実施形態に係るPDR/FARについてのEPSから5GSへのハンドオーバのPFCPインタラクションを概略的に示している。矢印の線は、間接データ転送の経路を示している。
間接データ転送について、ソースインタフェース及び宛て先インタフェースは、転送を行うSGWにおいて"アクセス"へセットされ得る。ソース側にしろ宛て先側にしろ、間接データ転送の生成によって、Sxインタフェースにおけるペイロードの転送のための新たなPDR/FARが生成されることになり、このPDR/FARは、間接データ転送の削除が発生すると除去されるであろう。
図示したように、ソースSGW内のPDRは、以下を含み得る:
ソースインタフェース:アクセス
ローカルFTEID:DLデータ転送のためのSGW-S1UのFTEID
外側ヘッダ除去
ネットワークインスタンスs1-u
ソースSGW内のFARは、以下を含み得る:
宛て先インタフェース:アクセス(コアがよりよい)
外側ヘッダ生成:
DLデータ転送のためのSGW/UPFのFTEID
ネットワークインスタンスs5s8-u
図示したように、ターゲットSMF内のPDRは、以下を含み得る:
ソースインタフェース:アクセス
ローカルFTEID:DLデータ転送のためのSGW/UPFのFTEID
外側ヘッダ除去
ネットワークインスタンスs5s8-u
ターゲットSMF内のFARは、以下を含み得る:
宛て先インタフェース:アクセス
外側ヘッダ生成:
DLデータ転送のためのNG-RANのFTEID
ネットワークインスタンスn3-u
一実施形態において、下線を引いた内容が、3GPP TS29.274V16.3.0のテーブル7.2.18-1へ追加され得る:
Figure 0007383174000001
一実施形態において、3GPP TS29.274V16.3.0のテーブル7.2.18-2は、次の通りであってよい:
Figure 0007383174000002
Figure 0007383174000003
図13aは、本開示の一実施形態に係るモビリティ管理ノードにおいて/当該ノードとして具現化され得る装置1310の簡略化されたブロック図を示している。図13bは、本開示の一実施形態に係るサービングゲートウェイエンティティにおいて/当該エンティティとして具現化され得る装置1320の簡略化されたブロック図を示している。
装置1310は、データプロセッサ(DP)といった少なくとも1つのプロセッサ1311と、プロセッサ1311へ連結される少なくとも1つのメモリ(MEM)1312とを備え得る。装置1310は、さらに、プロセッサ1311へ連結される送信機TX及び受信機RX1313を備え得る。MEM1312は、プログラム(PROG)1314を記憶する。PROG1314は、関連付けられるプロセッサ1311上で実行された場合に、装置1310が本開示の実施形態に従って例えばユーザプレーン機能ノードに関連する方法を行うように動作することを可能にする命令群、を含み得る。少なくとも1つのプロセッサ1311と少なくとも1つのMEM1312との組合せが、本開示の多様な実施形態を実装するように適合される処理手段1315を形成してもよい。
装置1320は、DPといった少なくとも1つのプロセッサ1321と、プロセッサ1321へ連結される少なくとも1つのMEM1322とを備える。装置1320は、さらに、プロセッサ1321へ連結される送信機TX及び受信機RX1323を備え得る。MEM1322は、PROG1324を記憶する。PROG1324は、関連付けられるプロセッサ1321上で実行された場合に、装置1320が本開示の実施形態に従って例えば制御プレーン機能ノードに関連する方法を行うように動作することを可能にする命令群、を含み得る。少なくとも1つのプロセッサ1321と少なくとも1つのMEM1322との組合せが、本開示の多様な実施形態を実装するように適合される処理手段1325を形成してもよい。
本開示の多様な実施形態は、プロセッサ1311及び1321のうちの1つ以上により実行可能なコンピュータプログラム、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、又はそれらの組合せによって実装されてもよい。
MEM1312及び1322は、ローカルの技術環境に適した任意のタイプのものであってよく、非限定的な例として、半導体ベースのメモリデバイス、磁気メモリデバイス及びシステム、光学メモリデバイス及びシステム、固定的なメモリ及び取外し可能なメモリなど、任意の適したデータストレージ技術を用いて実装されてよい。
プロセッサ1311及び1321は、ローカルの技術環境に適した任意のタイプのものであってよく、非限定的な例として、汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、及びマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの1つ以上を含んでもよい。
上記装置がモビリティ管理ノードとして又は当該ノードにおいて実装される実施形態では、メモリ1321は、プロセッサ1321により実行可能な命令群を収容し、それにより、上記モビリティ管理ノードは、図9を参照して説明した通りの方法900に従って動作する。
上記装置がサービングゲートウェイエンティティとして又は当該エンティティにおいて実装される実施形態では、メモリ1322は、プロセッサ1321により実行可能な命令群を収容し、それにより、上記サービングゲートウェイエンティティは、図10を参照して説明した通りの方法1000に従って動作する。
図14は、本開示の一実施形態に係るモビリティ管理ノードを示すブロック図である。図示したように、モビリティ管理ノード1400は、送信モジュール1402及び受信モジュール1404を備える。送信モジュール1402は、第1のシステム内のサービングゲートウェイエンティティへ、間接データ転送トンネルを生成するためのリクエストを送信する、ように構成されてもよい。上記リクエストは、第2のシステム内のユーザプレーン機能エンティティとの間で間接データ転送トンネルを生成すべきであることを上記サービングゲートウェイエンティティへ示すためのインジケーションフラグを含む。受信モジュール1404は、上記サービングゲートウェイエンティティから、上記リクエストに対するレスポンスを受信する、ように構成されてもよい。
図15は、本開示の一実施形態に係るサービングゲートウェイエンティティを示すブロック図である。サービングゲートウェイエンティティ1500は、受信モジュール1502、処理モジュール1504、及び送信モジュール1506を備える。受信モジュール1502は、第1のシステム内のモビリティ管理ノードから、間接データ転送トンネルを生成するためのリクエストを受信する、ように構成されてもよい。上記リクエストは、上記間接データ転送が第2のシステム内のユーザプレーン機能エンティティに関連することを上記サービングゲートウェイエンティティへ示すためのインジケーションフラグを含む。処理モジュール1504は、上記リクエストを処理して、上記リクエストに対するレスポンスを生成する、ように構成されてもよい。送信モジュール1506は、上記リクエストに対する上記レスポンスを、上記モビリティ管理ノードへ送信する、ように構成されてもよい。
ユニットとの用語は、電子機器、電気デバイス及び/又は電子デバイスの分野における旧来の意味を有してよく、例えば、ここで説明したもののような、それぞれのタスク、手続、計算、出力及び/若しくは表示機能などを遂行するための、電気回路及び/若しくは電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、ロジック固体素子及び/若しくは離散デバイス、コンピュータプログラム、又は、命令を含み得る。
機能ユニット群について、モビリティ管理ノード又はサービングゲートウェイエンティティは、固定的なプロセッサ又はメモリを必要としないかもしれない。仮想化技術及びネットワークコンピューティング技術の導入が、ネットワークリソースの使用効率及びネットワークの柔軟性を改善し得る。
本開示のある観点によれば、コンピュータ読取可能な記憶媒体に有形的に記憶されるコンピュータプログラムプロダクトであって、少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合に、当該少なくとも1つのプロセッサに、上述したようなモビリティ管理ノードに関連する方法を遂行させる命令群、を含むコンピュータプログラムプロダクトが提供される。
本開示のある観点によれば、コンピュータ読取可能な記憶媒体に有形的に記憶されるコンピュータプログラムプロダクトであって、少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合に、当該少なくとも1つのプロセッサに、上述したようなサービングゲートウェイに関連する方法を遂行させる命令群、を含むコンピュータプログラムプロダクトが提供される。
本開示のある観点によれば、少なくとも1つのプロセッサにより実行された場合に、当該少なくとも1つのプロセッサに、上述したようなモビリティ管理ノードに関連する方法を行わせる命令群、を記憶するコンピュータ読取可能な記憶媒体が提供される。
本開示のある観点によれば、少なくとも1つのプロセッサにより実行された場合に、当該少なくとも1つのプロセッサに、上述したようなサービングゲートウェイに関連する方法のいずれかを遂行させる命令群、を記憶するコンピュータ読取可能な記憶媒体が提供される。
ここでの実施形態は、多くの利点をもたらすものであり、その非網羅的な例のリストは次の通りである。ここでのいくつかの実施形態において、上記間接データ転送は、5GSからEPSへのハンドオーバ手続又はEPSから5GSへのハンドオーバ手続といったシステム間のハンドオーバ手続に適用される場合に、正確に作動することができる。5GSからEPSへのハンドオーバについてはeNodeBへ、あるいはEPSから5GSへのハンドオーバについてはNG-RANへダウンリンクデータをデリバリすることが、間接データ転送手続が適用される場合に可能である。ここでの実施形態は、上で言及した特徴及び利点には限定されない。当業者は、以下の詳細な説明を読んだ後に、追加的な特徴及び利点を認識するであろう。
加えて、本開示は、上述したようなコンピュータプログラムを収容する担体をも提供してよく、当該担体は、電子信号、光学信号、無線信号、又はコンピュータ読取可能な記憶媒体のうちの1つである。コンピュータ読取可能な記憶媒体は、例えば、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)、フラッシュメモリ、磁気テープ、CD-ROM、DVD、及びブルーレイディスクなどのような、光学コンパクトディスク又は電子メモリデバイスであり得る。
ここで説明した技法は多様な手段で実装されてよく、それにより、一実施形態と共に説明した対応する装置の1つ以上の機能を実装する装置が、従来技術の手段だけでなく、当該実施形態と共に説明した対応する装置の1つ以上の機能を実装するための手段をも含むようになり、それは、別個の各機能のための別個の手段、又は2つ以上の機能を実行するように構成され得る手段を含み得る。例えば、それら技法は、ハードウェア(1つ以上の装置)、ファームウェア(1つ以上の装置)、ソフトウェア(1つ以上のモジュール)、又はそれらの組合せで実装されてもよい。ファームウェア又はソフトウェアについて、実装は、ここで説明した機能を実行するモジュール群(例えば、プロシージャ及びファンクションなど)を通じてなされてもよい。
ここでの例示的な実施形態について、方法及び装置のブロック図及びフローチャートの例示を参照して上で説明した。理解されるであろうこととして、フローチャートの例示及び/又はブロック図の各ブロック、並びに、フローチャートの例示及び/又はブロック図におけるブロックの組み合わせを、それぞれ、コンピュータプログラム命令群を含む多様な手段により実装することができる。それらコンピュータプログラム命令群は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置へロードされてマシンを生み出し、それにより、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置上で稼働する当該命令群が、フローチャートの1つ若しくは複数のブロックにおいて特定された機能を実装するための手段を生成する。
さらに、具体的な順序で動作が描かれているものの、それは、所望の結果を達成するために、当該具体的な順序で若しくはシーケンシャルな順序でそうした動作が実行されること、又は図示した全ての動作が実行されることを要求するものと理解されるべきではない。ある状況では、マルチタスク及び並列処理が有利であるかもしれない。同様に、上の議論にはいくつもの特定の実装の詳細が含まれているものの、それらは、ここで説明した主題の範囲に対する限定として解釈されるべきではなく、むしろ具体的な実施形態に固有であり得る特徴の説明として解釈されるべきである。別個の実施形態の文脈で説明したある複数の特徴が、単一の実施形態において組合せて実装されてもよい。逆に、単一の実施形態の文脈で説明した多様な特徴が、複数の実施形態において別々に又は任意の適したサブコンビネーションで実装されてもよい。
本明細書は多くの特定の実装の詳細を含んでいるものの、それらは何らの実装の範囲や特許請求され得るものに関する限定として解釈されるべきではなく、むしろ、具体的な実装の具体的な実施形態にとって固有であり得る特徴の説明として解釈されるべきである。別個の実施形態の文脈で本明細書において説明した複数の特徴を、単一の実施形態において組合せて実装することもできる。逆に、単一の実施形態の文脈で説明した多様な特徴を、複数の実施形態において別々に又は任意の適したサブコンビネーションで実装することもできる。そのうえ、複数の特徴がある組合せで動作するものとして上で説明されており且つそのように特許請求されてさえいるかもしれないが、いくつかのケースでは、特許請求された組合せのうちの1つ以上の特徴をその組合せから切り出すことができ、特許請求されたその組合せはサブコンビネーション又はサブコンビネーションの変形例に向けられてもよい。
当業者にとっては、技術の進展に伴って本発明概念を多様な手法で実装できることが明白であろう。上述した実施形態は、本開示を限定するよりもむしろ説明するために与えられており、当業者が容易に理解するように、本開示の思想及び範囲から逸脱することなく、修正例及び変形例の手段を取り得ることが理解されるであろう。そうした修正例及び変形例は、本開示及び添付した特許請求の範囲のスコープ内にあるものと考えられる。本開示の保護のスコープは、別添の特許請求の範囲により定義される。

Claims (22)

  1. 第1のシステム内のモビリティ管理ノードにおける方法であって、
    前記第1のシステム内のサービングゲートウェイエンティティへ、間接データ転送トンネルを生成するためのリクエストを送信することであって、前記リクエストは、第2のシステム内のユーザプレーン機能エンティティとの間で間接データ転送トンネルを生成すべきであることを前記サービングゲートウェイエンティティへ示すためのインジケーションフラグを含む、ことと
    前記サービングゲートウェイエンティティから、前記リクエストに対するレスポンスを受信することと、を含む方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記第1のシステムは、進化型パケットシステム(EPS)であり、前記第2のシステムは、第5世代システム(5GS)である、方法。
  3. 請求項1又は2に記載の方法であって、前記リクエストは、システム間ハンドオーバの期間中に送信される、方法。
  4. 請求項3に記載の方法であって、前記システム間ハンドオーバは、N26インタフェースを用いる第5世代システム(5GS)から進化型パケットシステム(EPS)へのハンドオーバ、又はN26インタフェースを用いるEPSから5GSへのハンドオーバ、のうちの一方である、方法。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載の方法であって、前記ユーザプレーン機能エンティティに関連する間接データ転送は、
    -N26インタフェースを用いる、第5世代システム(5GS)から進化型パケットシステム(EPS)へのハンドオーバのための、前記ユーザプレーン機能エンティティから前記サービングゲートウェイエンティティのユーザプレーンへの前記間接データ転送、又は、
    -N26インタフェースを用いる、EPSから5GSへのハンドオーバのための、前記サービングゲートウェイエンティティの前記ユーザプレーンから前記ユーザプレーン機能エンティティへの前記間接データ転送、のうちの一方を含む、方法。
  6. 請求項1~5のいずれか1項に記載の方法であって、
    N26インタフェースを用いる、第5世代システム(5GS)から進化型パケットシステム(EPS)へのハンドオーバにおける前記ユーザプレーン機能エンティティからの、又は、N26インタフェースを用いる、前記EPSから5GSへのハンドオーバにおける前記ユーザプレーン機能エンティティへの、少なくとも1つのユーザプレーン経路について、間接データ転送を要する場合に、前記インジケーションフラグは1へセットされ、
    N26インタフェースを用いる前記EPSから5GSへのハンドオーバ、及び、N26インタフェースを用いる前記5GSからEPSへのハンドオーバに加えて、他のモビリティ手続のために前記間接データ転送が使用される場合に、前記インジケーションフラグは1へセットされないか又は不在である、方法。
  7. 請求項1に記載の方法であって、前記リクエストは、間接データ転送トンネル生成リクエストであり、前記リクエストに対する前記レスポンスは、間接データ転送トンネル生成レスポンスであり、
    前記モビリティ管理ノードは、モビリティ管理エンティティ(MME)であり、
    前記サービングゲートウェイエンティティは、サービングゲートウェイ(SGW)若しくはSGW制御プレーン(SGW-C)であり、及び/又は、
    前記ユーザプレーン機能エンティティは、ユーザプレーン機能(UPF)である、
    方法。
  8. 第1のシステム内のサービングゲートウェイエンティティにおける方法であって、
    前記第1のシステム内のモビリティ管理ノードから、間接データ転送トンネルを生成するためのリクエストを受信することであって、前記リクエストは、第2のシステム内のユーザプレーン機能エンティティとの間で間接データ転送トンネルを生成すべきであることを前記サービングゲートウェイエンティティへ示すためのインジケーションフラグを含む、ことと
    前記リクエストを処理して、前記リクエストに対するレスポンスを生成することと
    前記リクエストに対する前記レスポンスを、前記モビリティ管理ノードへ送信することと、を含む方法。
  9. 請求項8に記載の方法であって、前記第1のシステムは、進化型パケットシステム(EPS)であり、前記第2のシステムは、第5世代システム(5GS)である、方法。
  10. 請求項8又は9に記載の方法であって、前記リクエストは、システム間ハンドオーバの期間中に受信される、方法。
  11. 請求項10に記載の方法であって、前記システム間ハンドオーバは、N26インタフェースを用いる第5世代システム(5GS)から進化型パケットシステム(EPS)へのハンドオーバ、又はN26インタフェースを用いるEPSから5GSへのハンドオーバ、のうちの一方である、方法。
  12. 請求項8に記載の方法であって、前記ユーザプレーン機能エンティティに関連する間接データ転送は、
    -N26インタフェースを用いる、第5世代システム(5GS)から進化型パケットシステム(EPS)へのハンドオーバのための、前記ユーザプレーン機能エンティティから前記サービングゲートウェイエンティティのユーザプレーンへの前記間接データ転送、又は、
    -N26インタフェースを用いる、EPSから5GSへのハンドオーバのための、前記サービングゲートウェイエンティティの前記ユーザプレーンから前記ユーザプレーン機能エンティティへの前記間接データ転送、のうちの一方を含む、方法。
  13. 請求項8~12のいずれか1項に記載の方法であって、
    N26インタフェースを用いる、第5世代システム(5GS)から進化型パケットシステム(EPS)へのハンドオーバにおける前記ユーザプレーン機能エンティティからの、又は、N26インタフェースを用いる、前記EPSから5GSへのハンドオーバにおける前記ユーザプレーン機能エンティティへの、少なくとも1つのユーザプレーン経路について、間接データ転送を要する場合に、前記インジケーションフラグは1へセットされ、
    N26インタフェースを用いる前記EPSから5GSへのハンドオーバ、及び、N26インタフェースを用いる前記5GSからEPSへのハンドオーバ手続に加えて、他のモビリティ手続のために前記間接データ転送が使用される場合に、前記インジケーションフラグは1へセットされないか又は不在である、方法。
  14. 請求項8~13のいずれか1項に記載の方法であって、前記リクエストは、間接データ転送トンネル生成リクエストであり、前記リクエストに対する前記レスポンスは、間接データ転送トンネル生成レスポンスであり、
    前記モビリティ管理ノードは、モビリティ管理エンティティ(MME)であり、
    前記サービングゲートウェイエンティティは、サービングゲートウェイ(SGW)若しくはSGW制御プレーン(SGW-C)であり、及び/又は、
    前記ユーザプレーン機能エンティティは、ユーザプレーン機能(UPF)である、
    方法。
  15. 第1のシステム内のモビリティ管理ノードであって、
    プロセッサと
    前記プロセッサへ連結されるメモリと、を備え、前記メモリは、前記プロセッサにより実行可能な命令群を含み、それにより、前記モビリティ管理ノードは
    前記第1のシステム内のサービングゲートウェイエンティティへ、間接データ転送トンネルを生成するためのリクエストを送信することであって、前記リクエストは、第2のシステム内のユーザプレーン機能エンティティとの間で間接データ転送トンネルを生成すべきであることを前記サービングゲートウェイエンティティへ示すためのインジケーションフラグを含む、ことと、
    前記サービングゲートウェイエンティティから、前記リクエストに対するレスポンスを受信することと、
    を行うように動作可能である、モビリティ管理ノード。
  16. 請求項15に記載のモビリティ管理ノードであって、前記モビリティ管理ノードは、請求項2~7のいずれか1項に記載の方法を実行するようにさらに動作可能である、モビリティ管理ノード。
  17. 第1のシステム内のサービングゲートウェイエンティティであって、
    プロセッサと
    前記プロセッサへ連結されるメモリと、を備え、前記メモリは、前記プロセッサにより実行可能な命令群を含み、それにより、前記サービングゲートウェイエンティティは
    前記第1のシステム内のモビリティ管理ノードから、間接データ転送トンネルを生成するためのリクエストを受信することであって、前記リクエストは、間接データ転送が第2のシステム内のユーザプレーン機能エンティティに関連することを前記サービングゲートウェイエンティティへ示すためのインジケーションフラグを含む、ことと、
    前記リクエストを処理して、前記リクエストに対するレスポンスを生成することと、
    前記リクエストに対する前記レスポンスを、前記モビリティ管理ノードへ送信することと、
    を行うように動作可能である、サービングゲートウェイエンティティ。
  18. 請求項17に記載のサービングゲートウェイエンティティであって、前記サービングゲートウェイエンティティは、請求項9~14のいずれか1項に記載の方法を実行するようにさらに動作可能である、サービングゲートウェイエンティティ。
  19. コンピュータ読取可能な記憶媒体であって、モビリティ管理ノードの少なくとも1つのプロセッサにより実行された場合に、前記少なくとも1つのプロセッサに、請求項1~のいずれか1項に記載の方法を行わせる命令群、を記憶する、コンピュータ読取可能な記憶媒体。
  20. コンピュータ読取可能な記憶媒体であって、サービングゲートウェイエンティティの少なくとも1つのプロセッサにより実行された場合に、前記少なくとも1つのプロセッサに、請求項8~14のいずれか1項に記載の方法を行わせる命令群、を記憶する、コンピュータ読取可能な記憶媒体。
  21. モビリティ管理ノードの少なくとも1つのプロセッサにより実行された場合に、前記少なくとも1つのプロセッサに、請求項1~のいずれか1項に記載の方法を行わせる命令群、を含む、コンピュータプログラム。
  22. サービングゲートウェイエンティティの少なくとも1つのプロセッサにより実行された場合に、前記少なくとも1つのプロセッサに、請求項8~14のいずれか1項に記載の方法を行わせる命令群、を含む、コンピュータプログラム。
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