JP7381051B2 - 鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ作成装置、電子カルテ作成方法、プログラム、記録媒体、および電子カルテ作成システム - Google Patents

鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ作成装置、電子カルテ作成方法、プログラム、記録媒体、および電子カルテ作成システム Download PDF

Info

Publication number
JP7381051B2
JP7381051B2 JP2019129223A JP2019129223A JP7381051B2 JP 7381051 B2 JP7381051 B2 JP 7381051B2 JP 2019129223 A JP2019129223 A JP 2019129223A JP 2019129223 A JP2019129223 A JP 2019129223A JP 7381051 B2 JP7381051 B2 JP 7381051B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
medical record
electronic medical
illustration
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019129223A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021015406A (ja
Inventor
誠 宮井
宏紀 伊野
正剛 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Solution Innovators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Solution Innovators Ltd filed Critical NEC Solution Innovators Ltd
Priority to JP2019129223A priority Critical patent/JP7381051B2/ja
Publication of JP2021015406A publication Critical patent/JP2021015406A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7381051B2 publication Critical patent/JP7381051B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Description

本発明は、鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ作成装置、電子カルテ作成方法、プログラム、記録媒体、および電子カルテ作成システムに関する。
鍼、灸、あん摩マッサージ指圧は、国家資格である鍼灸あん摩マッサージ指圧師に認められた東洋療法に基づく施術である。近年、西洋医学に基づく治療においても、東洋療法への関心が高く、東洋療法との併用も進められている。
このように関心が高い鍼灸あん摩マッサージ指圧であるが、これを行う鍼灸院において、患者の施術記録は、情報の複雑さもあって、紙ベースでの記録にとどまっているのが現状である。
そこで、本発明は、鍼灸あん摩マッサージ指圧について、容易に施術内容を記録できるシステムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ作成装置は、
記憶部、呼出手段、出力手段、選択手段、入力位置指定手段、および入力手段を含み、
前記記憶部は、
電子カルテフォーマットを含み、
前記電子カルテフォーマットは、情報を入力する複数のセル、および身体イラストを含み、
前記複数の入力セルは、患者情報を入力する入力セル、および身体領域ごとに施術関連情報を入力する入力セルを含み、
前記身体イラストは、前記身体イラストを分割する複数の分割領域が、それぞれ、対応する前記身体領域の入力セルと紐づけられており、
前記呼出手段は、
前記記憶部から、前記電子カルテフォーマットを呼び出し、前記出力手段は、
呼び出された前記電子カルテフォーマットを画面に出力し、
前記選択手段は、
ユーザによる選択操作に基づいて、前記身体イラスト上で選択された位置を選択し、
前記入力位置指定手段は、
前記身体イラスト上の前記選択された位置を含む前記分割領域に紐付けされた前記身体領域の入力セルに、情報入力の位置を示す入力位置マークを出力し、
前記入力手段は、
前記ユーザによる入力操作に基づいて、前記入力セルに、情報を入力し、
前記記憶部は、情報が入力された前記電子カルテフォーマットを、患者ごとに電子カルテとして記憶する、ことを特徴とする。
本発明の鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ作成方法は、
呼出工程、出力工程、選択工程、入力位置指定工程、入力工程、および記憶工程を含み、
前記呼出工程は、
電子カルテフォーマットを呼び出し、
前記電子カルテフォーマットは、情報を入力する複数のセル、および身体イラストを含み、
前記複数の入力セルは、患者情報を入力する入力セル、および身体領域ごとに施術関連情報を入力する入力セルを含み、
前記身体イラストは、前記身体イラストを分割する複数の分割領域が、それぞれ、対応する前記身体領域の入力セルと紐づけられており、
前記出力工程は、
呼び出された前記電子カルテフォーマットを画面に出力し、
前記選択工程は、
ユーザによる選択操作に基づいて、前記身体イラスト上で選択された位置を選択し、
前記入力位置指定工程は、
前記身体イラスト上の前記選択された位置を含む前記分割領域に紐付けされた前記身体領域の入力セルに、情報入力の位置を示す入力位置マークを出力し、
前記入力工程は、
前記入力セルに、情報を入力し、
前記記憶工程は、情報が入力された前記電子カルテフォーマットを、患者ごとに電子カルテとして記憶する、ことを特徴とする。
本発明のプログラムは、前記本発明の鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ作成方法をコンピュータ上で実行可能なプログラムである。
本発明の記録媒体は、前記本発明のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明の鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ作成システムは、
サーバー、および端末を含み、
前記サーバーと端末とは、通信回線網を介して接続可能であり、
前記サーバーは、前記本発明の鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ作成装置を含み、
前記端末は、
表示手段、入力手段、および選択手段を含み、
前記表示手段により、前記サーバーの出力手段を介して、前記電子カルテフォーマットを表示し、
前記入力手段により、前記情報を入力し、
前記選択手段を介して、前記位置を選択する
ことを特徴とする。
本発明によれば、電子カルテフォーマットに表示される身体イラストを利用して、容易に施術関連情報を入力し、電子カルテを作成することができる。
図1は、実施形態1の電子カルテ作成装置の一例の構成を示すブロック図である。 図2は、実施形態1の電子カルテ作成装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、実施形態1の電子カルテフォーマットの一例を示す概略図である。 図4は、実施形態1の電子カルテフォーマットの一例を示す概略図である。 図5は、実施形態1の電子カルテ作成方法の一例を示すローチャートである。 図6は、実施形態2の電子カルテフォーマットの一例を示す概略図である。 図7は、実施形態2の電子カルテフォーマットの一例を示す概略図である。 図8は、実施形態2の電子カルテフォーマットの一例を示す概略図である。 図9は、実施形態2の電子カルテフォーマットの一例を示す概略図である。 図10は、実施形態2の電子カルテフォーマットの一例を示す概略図である。 図11は、実施形態3の電子カルテフォーマットの一例を示す概略図である。 図12は、実施形態3の電子カルテ作成システムの一例を示す概略図である。
本願において、「鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ」は、以下、単に「電子カルテ」ともいう。本発明における電子カルテは、鍼、灸、およびあん摩マッサージのいずれか一つの施術に対する電子カルテであればよい。具体的には、例えば、鍼に関する項目のみの鍼用電子カルテでも、灸に関する項目のみの灸用電子カルテでも、あん摩マッサージ指圧に関する項目のみのあん摩マッサージ指圧用電子カルテでもよく、いずれか2つに関する項目の電子カルテでもよく、全てに関する項目の電子カルテでもよい。
本発明において、ユーザとは、例えば、鍼師、灸師、およびあん摩マッサージ指圧師等の有資格者である施術者、これらの有資格者が所属する施術院のスタッフ、施術院の患者、本発明の電子カルテ作成装置または電子カルテ作成システムの管理者等があげられる。
本発明の鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ作成装置(電子カルテ作成装置ともいう)は、例えば、さらに、イラスト選択手段を含み、
前記電子カルテフォーマットは、前記身体イラストとして、背面全身イラスト、前面全身イラスト、腹部イラスト、および舌部イラストのうち2つ以上のイラストを含み、さらに、前記イラストの種類を示す2つ以上のイラスト分類ラベルを含み、前記各イラストは、それぞれ、前記イラストの種類を示すイラスト分類ラベルと紐づけられており、
前記イラスト選択手段は、前記ユーザによる選択操作に基づいて、前記複数のイラスト分類ラベルから一つのイラスト分類ラベルを選択し、
前記出力手段は、前記電子カルテフォーマットにおいて、前記選択されたイラスト分類ラベルに紐付けされた前記イラストを出力する。本態様によれば、施術内容に適したイラストを出力でき、施術内容の入力がより簡便となる。
本発明の電子カルテ作成装置において、例えば、前記出力手段は、前記電子カルテフォーマットにおいて、前記複数のイラスト分類ラベルをプルダウンメニュー表示で出力する。本態様によれば、より簡便に適したイラストを表示できる。
本発明の電子カルテ作成装置において、例えば、前記電子カルテフォーマットは、さらに、施術方法の種類を示す複数の施術分類ラベルを含み、
前記選択手段は、前記ユーザによる選択操作に基づいて、前記複数の施術分類ラベルから一つの施術分類ラベルを選択し、
前記出力手段は、前記電子カルテフォーマットにおいて、前記選択された施術分類ラベルを、選択した施術方法として出力する。本態様によれば、より簡便に選択した施術方法を表示できる。
本発明の電子カルテ作成装置は、例えば、前記複数の施術分類ラベルが、鍼のラベル、灸のラベル、およびあん摩マッサージ指圧のラベルを含む。
本発明の電子カルテ作成装置は、例えば、前記施術関連情報を入力する入力セルが、前記身体領域ごとに、施術前の情報を入力するセルと、施術後の情報を入力するセルとを含む。本態様によれば、より詳細な施術前後の情報を入力することができる。
本発明の電子カルテ作成装置において、例えば、前記出力手段は、前記電子カルテフォーマットにおいて、前記施術関連情報を入力する入力セルに対して、情報の内容を示す複数の文字列をプルダウンメニュー表示で出力する。本態様によれば、より簡便に施術前の情報を表示できる。
本発明の電子カルテ作成装置において、例えば、前記出力手段は、前記電子カルテフォーマットにおいて、前記施術関連情報を入力する入力セルに対して、程度を数値化したスケールバーを出力する。
本発明の電子カルテ作成装置において、例えば、前記電子カルテフォーマットは、前記複数の入力セルが、さらに、SAOP情報の入力セルを含み、前記身体領域ごとに施術関連情報を入力する入力セルと、前記SAOP情報の入力セルとが、紐づけられており、さらに、複製手段を含み、前記複製手段は、前記施術関連情報を入力する入力セルに情報が入力されると、前記入力された情報を、紐付けられた前記SAOP情報の入力セルに複製により入力する。
本発明の電子カルテ作成装置は、例えば、さらに、検索手段を含み、
前記電子カルテフォーマットは、検索ワードを入力する入力セルを含み、
前記入力手段は、前記ユーザによる入力操作に基づいて、前記検索ワードの入力セルに、検索ワードを入力し、
前記検索手段は、前記記憶された電子カルテから、前記入力された検索ワードに該当する情報が入力された電子カルテを検索し、
前記出力手段は、前記検索によりヒットした前記電子カルテを出力する。本態様によれば、より簡便に必要な電子カルテの出力ができる。
本発明の鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ作成方法(電子カルテ作成方法ともいう)は、例えば、さらに、イラスト選択工程を含み、
前記電子カルテフォーマットは、前記身体イラストとして、背面全身イラスト、前面全身イラスト、腹部イラスト、および舌部イラストのうち2つ以上のイラストを含み、さらに、前記イラストの種類を示す2つ以上のイラスト分類ラベルを含み、前記各イラストは、それぞれ、前記イラストの種類を示すイラスト分類ラベルと紐づけられており、
前記イラスト選択工程は、前記ユーザによる選択操作に基づいて、前記複数のイラスト分類ラベルから一つのイラスト分類ラベルを選択し、
前記出力工程は、前記電子カルテフォーマットにおいて、前記選択されたイラスト分類ラベルに紐付けされた前記イラストを出力する。
本発明の電子カルテ作成方法において、例えば、前記出力工程は、前記電子カルテフォーマットにおいて、前記複数のイラスト分類ラベルをプルダウンメニュー表示で出力する。
本発明の電子カルテ作成方法において、例えば、前記電子カルテフォーマットは、さらに、施術方法の種類を示す複数の施術分類ラベルを含み、
前記選択工程は、前記ユーザによる選択操作に基づいて、前記複数の施術分類ラベルから一つの施術分類ラベルを選択し、
前記出力工程は、前記電子カルテフォーマットにおいて、前記選択された施術分類ラベルを、選択した施術方法として出力する。
本発明の電子カルテ作成方法は、例えば、前記複数の施術分類ラベルが、鍼のラベル、灸のラベル、およびあん摩マッサージ指圧のラベルを含む。
本発明の電子カルテ作成方法は、例えば、前記施術関連情報を入力する入力セルが、前記身体領域ごとに、施術前の情報を入力するセルと、施術後の情報を入力するセルとを含む。
本発明の電子カルテ作成方法において、例えば、前記出力工程は、前記電子カルテフォーマットにおいて、前記施術関連情報を入力する入力セルに対して、情報の内容を示す複数の文字列をプルダウンメニュー表示で出力する。
本発明の電子カルテ作成方法において、例えば、前記出力工程は、前記電子カルテフォーマットにおいて、前記施術関連情報を入力する入力セルに対して、程度を数値化したスケールバーを出力する。
本発明の電子カルテ作成方法において、例えば、前記電子カルテフォーマットは、前記複数の入力セルが、さらに、SAOP情報の入力セルを含み、前記身体領域ごとに施術関連情報を入力する入力セルと、前記SAOP情報の入力セルとが、紐づけられており、さらに、複製工程を含み、前記複製工程は、前記施術関連情報を入力する入力セルに情報が入力されると、前記入力された情報を、紐付けられた前記SAOP情報の入力セルに複製により入力する。
本発明の電子カルテ作成方法は、例えば、さらに、検索工程を含み、
前記電子カルテフォーマットは、検索ワードを入力する入力セルを含み、
前記入力工程は、前記ユーザによる入力操作に基づいて、前記検索ワードの入力セルに、検索ワードを入力し、
前記検索工程は、前記記憶された電子カルテから、前記入力された検索ワードに該当する情報が入力された電子カルテを検索し、
前記出力工程は、前記検索によりヒットした前記電子カルテを出力する。
つぎに、本発明の実施形態について、図を用いて説明する。本発明は、以下の実施形態によって何ら限定されない。各図において、同一部分には、同一符号を付している。各実施形態における説明は、それぞれ、互いを援用できる。
[実施形態1]
図1は、本実施形態の電子カルテ作成装置10の一例の構成を示すブロック図である。図2は、本発明の電子カルテ作成装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、電子カルテ作成装置10は、記憶部11、呼出手段12、出力手段13、入力手段14、選択手段15、および入力位置指定手段16を含む。記憶部11は、前記電子カルテフォーマットを含む。本発明の電子カルテ作成装置は、例えば、ユーザが使用する装置の形態でもよく、例えば、本発明のプログラムがインストールされたパーソナルコンピュータ(PC)でもよい。この場合、図1に示すように、電子カルテ作成装置10は、さらに、前記電子カルテフォーマットを表示する画面として、表示部17を備えてもよい。
図2に、電子カルテ作成装置10のハードウエア構成のブロック図を例示する。電子カルテ作成装置10は、例えば、プロセッサの一例としてCPU(中央処理装置)101、メモリ102、バス103、入力装置104、ディスプレイ105、通信デバイス106、記憶装置107等を有する。
電子カルテ作成装置10の各部は、例えば、それぞれのインターフェイス(I/F)により、バス103を介して、相互に接続されている。前記I/Fは、例えば、外部機器とも接続できる。前記外部機器は、例えば、後述する実施形態2に示すように、ユーザが使用するPC、スマートフォン、タブレット、携帯電話等の端末があげられる。電子カルテ作成装置10は、例えば、前記I/Fに接続された通信デバイス106により、通信回線網に接続でき、前記通信回線網を介して、前記外部機器と接続することもできる。
CPU101は、電子カルテ作成装置10の全体の制御を担うプロセッサであり、CPUには限定されず、他のプロセッサでもよい。電子カルテ作成装置10において、CPU101により、例えば、本発明のプログラムやその他のプログラムが実行され、また、各種情報の読み込みや書き込みが行われる。具体的には、例えば、CPU101が、呼出手段12、出力手段13、入力手段14、選択手段15、入力位置指定手段16等として機能する。
メモリ102は、例えば、メインメモリ(主記憶装置)を含み、前記メインメモリは、主記憶装置ともいう。CPU101が処理を行う際には、例えば、後述する記憶装置107に記憶されている本発明のプログラム等の種々のプログラム108を、メモリ102が読み込み、CPU101は、メモリ102からデータを受け取って、プログラム108を実行する。前記メインメモリは、例えば、RAM(ランダムアクセスメモリ)である。メモリ102は、例えば、さらに、ROM(読み出し専用メモリ)を含む。
記憶装置107は、例えば、前記メインメモリに対して、いわゆる補助記憶装置ともいう。記憶装置107には、前述のように、本発明のプログラムを含むプログラム108および記憶部11が格納されている。前述のように、記憶部11は、電子カルテフォーマットを含む。記憶装置107は、例えば、記憶媒体と、前記記憶媒体に読み書きするドライブとを含む。前記記憶媒体は、特に制限されず、例えば、内蔵型でも外付け型でもよく、HD(ハードディスク)、FD(フロッピー(登録商標)ディスク)、CD-ROM、CD-R、CD-RW、MO、DVD、フラッシュメモリー、メモリーカード等があげられ、前記ドライブは、特に制限されない。記憶装置107は、例えば、記憶媒体とドライブとが一体化されたハードディスクドライブ(HDD)も例示できる。
電子カルテ作成装置10は、例えば、さらに、入力装置104、ディスプレイ105を有する。入力装置104は、例えば、タッチパネル、キーボード、マウス等である。ディスプレイ105は、例えば、LEDディスプレイ、液晶ディスプレイ等があげられる。
電子カルテ作成装置10において、メモリ102および記憶装置107は、例えば、ユーザからのアクセス情報およびログ情報、ならびに、外部データベースから取得した情報を記憶することも可能である。
つぎに、電子カルテ作成装置10の表示部17の画面に表示される電子カルテフォーマットの一例を、図3に示す。電子カルテフォーマット20は、情報を入力する複数のセル、および身体イラスト40を含む。前記画面に表示された電子カルテフォーマット20には、例えば、情報入力の位置を示す入力位置マークが表示される。前記入力位置マークは、情報が入力される位置がわかればよく、例えば、ポインター(カーソルを含む)でもよいし、他のセルとは異なる色に変色したセル色でもよい。
複数のセル30は、患者情報を入力する入力セル31、および施術関連情報を入力する入力セル32を含む。図3においては、一例として、セル30が、患者情報の入力セル31と、施術関係情報の入力セル32とを含み、入力セル31と入力セル32とが、それぞれ、さらに各種項目に関する入力セルを含む形態として示すが、これには何ら制限されない。電気カルテ作成装置10は、例えば、複数のセル30として、例えば、入力セル31および32以外のセルを追加することができ、入力セル31および32に対して、さらに、新たな項目についての情報を入力するためのセルを追加することもできる。
患者情報の入力セル31は、例えば、患者の識別情報、患者の補足情報等を入力するセルを含む。前記識別情報の項目は、は、例えば、氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレス、保険証情報等があげられ、前記補足情報の項目は、例えば、鍼灸あん摩マッサージ指圧の施術についての同意書を作成した医師(以下、同意医師ともいう)の氏名、有効期限(例えば、前記同意書の有効期限)、既往歴、家族の既往歴、来院情報等があげられる。また、電気カルテ作成装置10は、例えば、入力セル31において、さらに、新たな項目についての情報を入力するためのセルを追加することもできる。
施術関連情報の入力セル32は、身体領域ごとに施術関連情報を入力する入力セル33を含む。前記施術関連情報は、例えば、問診内容、施術内容等があげられる。前記問診内容は、例えば、患者に予め問診票への記入を行ってもらい、前記問診票に記載された内容を、前記施術関連情報として入力したり、施術者または施術院のスタッフ等が患者から聞いた内容を、前記施術関連情報として入力することができる。
身体領域ごとの入力セル33は、それぞれ、対応する後述の身体イラスト40の分割領域と紐づけられている。ここで、身体領域ごとの入力セル33と身体イラスト40の分割領域との関係について、図4を参照して説明する。図4は、図3における身体領域ごとの入力セル33の領域と同じ図面であり、身体イラスト40を含む。図3および図4において、身体イラスト40は、前面全身イラスト(以下、符号40は、前面全身イラスト40ともいう)である。本発明において、前記イラストは、例えば、人体の写真、人体模型の写真等でもよく、それらの意味も含む。鍼灸あん摩マッサージ指圧の施術において、前面全身は、例えば、6つの領域に分割される。すなわち、一例として、図4に示すように、首より上の頭部40a、右上肢(右腕)40b、体幹40c、左上肢(左腕)40d、右下肢(右足)40e、左下肢(左足)40fに分割できる。一方、入力セル33には、身体領域ごとの入力セル33として、頭部用のセル33a、右上肢用のセル33b、体幹用のセル33c、左上肢用のセル33d、右下肢用のセル33e、左下肢用のセル33fを含む。そして、全身前面イラスト40の各分割領域40a~40fは、それぞれ、対応する身体領域の入力セル33a~33fと紐づけられている。このため、後述するように、ユーザが、画面上で、前面全身イラスト40の目的の箇所をポインターで示すと、選択手段15は、その位置を選択し、さらに、入力位置指定手段16は、選択された位置を含む分割領域に紐付けされた身体領域の入力セルに、情報入力の位置を示す入力位置マークを出力することができる。つまり、前面全身イラスト40上で位置を指定するのみで、自動的に、情報を入力する身体領域の入力セルへの入力開始が準備できる。
図4に示すように、例えば、ユーザが、画面上で、前面全身イラスト40の頭部40aを選択すると、選択手段15は、前面全身イラスト40の選択した頭部40aの領域の色を変更して、選択を視認化し、頭部用のセル33aに、前記入力位置マークとしてポインター(カーソル)50を出力してもよい。
図4においては、一例として、身体全面を前述のような6つの領域(40a~40f)に分割した形態を示したが、これには制限されない。身体イラスト40の分割の仕方は、特に制限されず、例えば、古典的な鍼灸あん摩マッサージの考えに基づいた分割でもよいし、近代的な鍼灸あん摩マッサージの考えに基づいた分割でもよいし、両方の考えを踏まえた分割でもよい。
身体領域ごとの入力セル33は、例えば、身体領域ごとに、施術前の情報を入力するセルと、施術後の情報を入力するセルとを含むことが好ましい。施術前の情報は、例えば、身体診察、問診から得られた情報等であり、施術後の情報は、例えば、その回の施術方針、施術後の身体診察、問診等から得られた情報、次回からの施術方針等である。
電子カルテフォーマット20において、前記身体イラストの数は、例えば、1つでもよいし、2つ以上でもよい。前記身体イラストは、例えば、図3および図4に示す前面全身イラスト40の他に、後面(背面)全身イラスト、腹部イラスト、舌部イラスト等があげられる。複数の身体イラストを含む形態については、後述する。
身体イラスト40が表示部17に表示される場合、例えば、ユーザによる選択が行われると、選択された位置を含む前記分割領域は、前述のように、他の領域の色(例えば、白色)とは異なる色(例えば、青色)で表示されてもよい。これによって、ユーザは、例えば、視覚的に、選択した分割領域を確認できる。また、ユーザによる選択が行われ、入力セルへの入力が完了した際、対応する前記分割領域は、さらに異なる色(例えば、黄色)に変化して表示されてもよい。これによって、ユーザは、選択した前記分割領域について、情報の入力が完了したことを、視覚的に確認できる。
施術関連情報の入力セル32は、例えば、身体領域ごとの入力セル33の他に、例えば、施術種別の入力セル34、SOAPの入力セル35等を含んでもよい。
施術種別は、例えば、鍼(針)、灸、あん摩マッサージ指圧等である。施術種別の入力セル34には、例えば、ユーザの文字入力によって、その種別が入力されてもよいし、プルダウンメニュー表示等で施術種別が表示され、ユーザの選択によって、その選択された種別が入力されてもよいし、施術種別が列挙して表示され、ユーザの選択によって、その選択された種別が、他の種別と異なる色で表示される形態で入力されてもよい。
SOAPとは、例えば、以下のような項目があげられる。
S(Subject):主観的データ(患者の話等)
O(Object):客観的データ(身体診察、問診から得られた情報等)
A(Assessment):前記SおよびOの情報に対する評価
P(Plan):前記S、O、Aに基づく治療方針
電気カルテ作成装置10は、例えば、さらに、複製手段を有してもよい。前記複製手段は、図1の電子カルテ作成装置10において、入力手段14および記憶部11と連結している。前記SOAPのうち、「O」は、例えば、施術前の情報に該当し、「P」は、例えば、施術開始時の情報および施術後の情報に該当する。このため、電子カルテ作成装置10は、例えば、身体領域ごとの入力セル33に施術前の情報および施術後の情報が入力されると、前記複製手段により、前記情報をコピーし、それぞれ、SOPAの入力セル35における該当箇所(つまり、「O」と「P」)にペーストする複製によって、入力セル35に入力してもよい。これらの入力は、例えば、電子カルテ作成装置10において、例えば、前記複製手段による自動的なコピーアンドペーストの処理で行われてもよいし、ユーザの操作に基づいて、前記複製手段によるコピーアンドペーストの処理で行われてもよい。
つぎに、本実施形態の電子カルテ作成方法における処理の一例を、図5のフローチャートに示す。本実施形態の電子カルテ作成方法は、例えば、図1および2の電子カルテ作成装置10により行うことができる。以下、図1の電子カルテ作成装置10を用いた電子カルテ作成方法として説明するが、本発明は、これには制限されない。また、電子カルテ作成装置10の表示部17の画面に表示される電子カルテフォーマットは、図3の電子カルテフォーマット20を例にあげ、前記入力位置マークは、ポインターを例にあげて説明するが、本発明は、これらには制限されない。
図5に示すように、まず、記憶部11から、電子カルテフォーマット(図5において「電子カルテF」と示す)を呼び出し(S11)、呼び出した前記電子カルテフォーマットを、表示部17の画面に表示する出力(S12)を実施する。
そして、前記画面に表示された電子カルテフォーマット20に対して、ユーザにより特定の入力セルへポインターが移動されると(S13)、前記ポインターが表示された入力セルへの情報の入力が可能となり、情報が入力される(S14)。すなわち、例えば、ユーザが、SOAPの入力セル35にポインターを移動すると、入力セル35への入力が可能となる。
一方、前記画面に表示された電子カルテフォーマット20に対して、ユーザにより前面全身イラスト40の特定の位置にポインターが移動され、その位置が選択されると(S15)、その選択位置を含む身体領域に紐づけられた入力セルへ、ポインターが移動する(S16)。そして、前記ポインターが表示された入力セルへの情報の入力が可能となる(S17)。すなわち、例えば、ユーザが、前面全身イラスト40のおへその位置にポインターを移動し、その位置が選択されると、その選択位置を含む身体領域である体幹40cに紐づけられた体幹用の入力セル33cへ、ポインターが移動し、入力セル33cへの入力が可能となる。このように、本実施形態によれば、前記身体イラストの目的の位置を選択することによって、自動的に、その選択位置を含む身体領域に対応する入力セルに、情報の入力を開始するポインターを移動することができる。このため、情報の入力を、より簡便かつ迅速に行うことができる。
ユーザが、前記身体イラストの位置にポインターを移動し、その位置が選択された際、前記身体イラストにおいて、その選択位置を含む身体領域が、情報入力の対象として、他の領域と異なる色で表示されたり、網掛け等で表示されてもよい。
このようにして、本実施形態の電子カルテ作成装置で作成された電子カルテは、例えば、出力手段13により、ディスプレイ105に出力してもよいし、プリンターから紙媒体として出力してもよいし、他の外部装置(例えば、タブレット等)に出力してもよい。前記作成された電子カルテの出力において、出力される情報は、特に制限されず、例えば、電子カルテフォーマットに入力された全ての情報でもよいし、部分的な情報でもよく、ユーザの選択により必要な情報を出力することができる。具体例として、例えば、図3の電子カルテフォーマットに情報が入力された状態を出力してもよいし、任意の項目について情報が集約されたSOAPを出力してもよい。
[実施形態2]
前記電子カルテフォーマットは、例えば、前記施術関連情報の入力セルが、複数のシートを含み、選択したシートが表示され、非選択のシートが非表示となってもよい。前記複数のシートは、例えば、それぞれ、シートの項目に応じて、前記身体イラストと、前記身体イラストに対応する入力する入力セルとを含んでもよいし、前記身体イラストを含まず、入力セルのみを含んでもよい。また、前記シートが前記身体イラストを含む場合、前記身体イラストの種類は、例えば、シートの項目に応じて適宜設定でき、具体例として、全身の身体イラストでもよいし、部分の身体イラストでもよい。
施術関連情報の入力セル32が複数のシートを含む例を図6に示す。図6は、図3の電子カルテフォーマット20における施術関連情報の入力セル32の他の例を示す図面である。
入力セル33は、メニューバー331を含む。メニューバー331は、施術に関する各項目のシートが紐付けられたラベルA~Gを含み、ユーザは、ラベルA~Gを選択可能である。メニューバー331において、ラベルA~Gは、シートと紐づけられたラベルである。以下、ラベルA~Gの各シートについて、それぞれ説明するが、これらは例示であって、本発明は何ら制限されない。
(1)身体イラストと入力セルとを含むシート
まず、メニューバー331におけるラベルA、B、D、およびEのシートについて説明する。ラベルA、B、D、およびEは、各シートについて、施術に関する項目を示す分類ラベルであり、各シートは、項目に対応した身体イラストと、前記身体イラストの身体領域ごとの施術関連情報を入力する入力セルとを、紐付けて含んでいる。
すなわち、ラベルA「全身(前)」は、全身の情報を項目とするシートのラベルであり、前記シートは、前面全身イラストと、前面全身イラストの身体領域ごとの入力セルとを紐付けて含む。ラベルB「全身(後)」は、全身の情報を項目とするシートのラベルであり、前記シートは、後面全身イラストと、後面全身イラストの身体領域ごとの入力セルとを紐付けて含む。ラベルD「舌診」は、舌診の情報を項目とするシートのラベルであり、前記シートは、舌部イラストと、舌部イラストの身体領域ごとの入力セルとを紐付けて含む。ラベルE「腹診」は、腹診の情報を項目とするシートのラベルであり、前記シートは、腹部イラストと、腹部イラストの身体領域ごとの入力セルとを紐付けて含む。
ユーザが、例えば、メニューバー331におけるラベルA「全身(前)」を選択すると、図6に示すように、前面全身イラスト40と前面全身イラストの身体領域ごとの入力セル33a~33fとを含むシートが表示される。また、ユーザが、例えば、メニューバー331におけるラベルB「全身(後)」を選択すると、図7に示すように、後面全身イラスト41と後面全身イラストの身体領域ごとの入力セルとを含むシートが表示される。他のラベルDおよびEを選択した場合も、同様である。舌部イラストを含む舌診シートおよび腹部イラストを含む腹診シートについては、後述する図8および図9に例示する。
この場合、本実施形態の電子カルテ作成装置は、さらに、イラスト選択手段を備えることが好ましい。前記イラスト選択手段は、前記ユーザによる選択操作に基づいて、前記複数のイラスト分類ラベルから一つのイラスト分類ラベルを選択し、前記出力手段は、前記電子カルテフォーマットにおいて、前記選択されたイラスト分類ラベルに紐付けされた前記イラストを出力する。具体的には、前記電子カルテフォーマットにおいて、前記紐付けされたイラストと、前記イラストの身体領域ごとの入力セルとを含むシートを出力することが好ましい。
図6および図7においては、前記複数のイラスト分類ラベルを、メニューバー331により表示したが、これには制限されず、例えば、プルダウンメニュー表示で出力してもよい。
前記身体領域ごとの入力セルへの前記施術関連情報の入力は、例えば、キーボード等の入力装置による入力でもよいし、プルダウン表示された情報の選択による入力であってもよい。この場合、例えば、前記電子カルテフォーマットにおいて、前記施術関連情報を入力する入力セルに対して、情報の内容を示す複数の文字列をプルダウンメニュー表示で出力し、ユーザにより選択された文字列を、前記施術関連情報として、前記入力セルに入力すればよい。
前記施術関連情報のプルダウン表示について、図8および図9の例示を用いて説明する。図8は、メニューバー331におけるラベルE「腹診」を選択した際に表示される、腹部イラスト42と、腹部の分割領域に対応する入力セル33a~33iとを含むシートである。ユーザが、例えば、腹部イラスト42の心窩部の位置にポインターを移動し、その位置が選択されると、その選択位置を含む身体領域である心窩部に紐づけられた心窩部用の入力セル33bへ、ポインターが移動し、入力セル33bへの入力が可能となる。そして、入力セル33bにおけるポインターを、クリックすると、図8に示すように、プルダウンメニューが表示される。ここでは、例えば、まず、部位共通の情報を入力するか、部位固有の情報を入力するかを選択する。部位共通を選択した場合は、部位共通、つまり腹部に共通する情報が、さらにプルダウン表示され、部位固有を選択した場合は、部位固有、つまり心窩部に固有の情報が、さらにプルダウン表示される。この情報を選択することで、入力セル33bへの入力を行うことができる。対象が腹部の場合、部位と情報は、例えば、下記表1が例示できる。
Figure 0007381051000001
前述の図8は、腹診に関して、いわゆる腹診九分に基づく身体領域の分割を例示したが、これには制限されず、例えば、腹診五分に基づく身体領域の分割(心、肺、脾、肝、腎に分割)を示すシートでもよいし、両方のシートを併用してもよい。
図9は、メニューバー331におけるラベルD「舌診」を選択した際に表示される、舌イラスト43と、舌部の分割領域に対応する入力セル33a~33eとを含むシートである。ユーザが、例えば、舌部イラスト43の先端にポインターを移動し、その位置が選択されると、その選択位置を含む身体領域である舌尖部に紐づけられた舌尖部用の入力セル33eへ、ポインターが移動し、入力セル33eへの入力が可能となる。そして、入力セル33eにおけるポインターを、クリックすると、図9に示すように、プルダウンメニューが表示される。ここでは、例えば、まず、入力する情報のカテゴリ(舌色、舌形、苔色、苔形)を選択する。選択すると、選択項目に関する情報がさらに、プルダウン表示される。この情報を選択することで、入力セル33eへの入力を行うことができる。対象が舌の場合、前記カテゴリ、および前記カテゴリの情報は、例えば、下記表2が例示できる。
Figure 0007381051000002
(2)脈診のシート
つぎに、メニューバー331におけるラベルCのシートについて説明する。ラベルCは、施術の関する項目が脈診であることを示す分類ラベルであり、前記シートは、脈情報を入力する入力セルを含む。
前記入力セルへの脈情報の入力は、例えば、キーボード等の入力装置による入力でもよいし、脈情報が表示されたセルの選択による入力でもよいし、プルダウン表示された情報の選択による入力でもよい。
前記脈診のシートについて、図10の例示を用いて説明する。図10は、メニューバー331におけるラベルC「脈診」を選択した際に表示される、脈情報の入力セル33a~33fを含むシートである。前記シートは、例えば、脈状診を入力する入力セル36と、六部定位脈診を入力する入力セル37とを含む。脈状診の入力セル36は、上段に、脈の深さの3段階を示すセル(浮、平、沈)、中段が、脈の速さの三段階を示すセル(数、平、遅)、下段が、脈の強さの三段階を示すセル(実、平、虚)を含む。ユーザが、脈の深さのいずれかのセル、脈の速さのいずれかのセル、脈の強さのいずれかのセルに、ポインターを移動し、そのセルを選択すると、選択したセルの内容が入力される。六部定位脈診の入力セル37は、右手首(右)と左手首(左)のそれぞれの位置である寸口(寸)、関上(関)、尺中(尺)の脈情報を入力するセル33a~33fを含む。そして、ユーザが、いずれかの入力セルにポインターを移動し、クリックすると、図10に示すように、プルダウンメニューが表示される。この情報を選択することで、入力セル37への入力を行うことができる。対象が脈の場合、部位と情報は、例えば、下記表3が例示できる。
Figure 0007381051000003
前述の図10は、身体イラストを含まないシートを例示したが、これには制限されず、前記シートは、さらに、身体イラストを含んでもよい。脈診のシートにおける身体イラストは、特に制限されず、例えば、手首を含む身体イラストがあげられ、寸口(寸)、関上(関)、尺中(尺)に分割され、それぞれの入力セル33a~33fと紐づけられてもよい。
前述の図10は、脈診に関して、脈状診および六部定位脈診の入力セルを含むシートを例示したが、これには制限されず、例えば、いわゆる四祖脈、六祖脈、八祖脈の入力セルでもよいし、いずれか2種類以上を含むシートでもよい。
(3)痛み情報のシート
つぎに、メニューバー331におけるラベルFのシートについて説明する。ラベルFは、施術に関する項目が患者の痛みの情報であることを示す分類ラベルであり、前記シートは、患者の痛みの情報を入力する入力セルを含む。
前記入力セルには、例えば、図11(A)に示すような、施術前のスケールバーと、施術後のスケールバーとが表示される。各スケールバーには、横線上に等間隔で、選択点(例えば、丸印)が表示され、各選択点の上方向に、0および1から11までの正の整数が表示されている。前記スケールバーは、痛みの程度を示す評価スケールとして使用でき、例えば、「0」を「痛みなし」、「5」を「いつも通りの痛み」、「11」を「耐えられない痛み」として、12段階で示すことができる。このようなスケールバーは、例えば、VAS(Visual Analogue Scale)ともいう。
施術前および施術後の問診において、患者が感じる痛みの程度の情報を得て、その情報を、ラベルFの前記入力セルの各スケールバーに入力することができる。図11(A)の場合、例えば、患者の評価が「5」であれば、5に対応する選択点を選択して、白丸の選択点を黒丸に変換させることで、前記患者の評価を入力できる。
また、前記スケールバーは、例えば、図11(B)に示すように、痛みの程度が吹き出しで表示されてもよい。図11(B)においては、説明のため、「0」、「5」、「11」について吹き出しを示したが、これには制限されず、例えば、ポインターをあわせた選択点のみに吹き出しを表示させてもよい。
前述の図11は、痛み情報をVASで表示するシートを例示したが、これには制限されず、例えば、入力セルは、数値を入力してもよい。
前述の図11は、身体イラストを含まないシートを例示したが、これには制限されず、前記シートは、さらに、身体イラストを含んでもよい。また、前記シートは、例えば、身体領域ごとに情報を入力するために、身体領域ごとの痛みの情報の入力セルを含んでもよい。
(4)施術種別の入力
施術種別の入力セル34への入力は、例えば、キーボード等の入力装置による入力でもよいし、施術種別が表示されたセルの選択による入力でもよいし、プルダウン表示された施術種別の選択による入力でもよい。
前記施術種別の入力セル34について、図6の例示を用いて説明する。図6において、入力セル34は、「鍼」、「灸」、およびあん摩マッサージ指圧を意味する「按」がそれぞれ表記されたセル341、342、343を含む。ユーザが、入力セル34におけるいずれかのセルにポインターを移動し、そのセルを選択すると、選択したセルの内容が、施術種別として入力される。選択したセルの入力は、例えば、図6における「鍼」のセル341のように、セルの色の変化としての入力でもよい。
(5)アップロード
メニューバー331におけるラベルG「アップロード」を選択すると、前記電子カルテフォーマットへの入力内容を、記憶部11に記憶できる。
本実施形態においては、一例として、施術に関する各項目のシートが紐付けられたラベルA~Gがメニューバー331となった形態を図示するが、これには制限されない。その他の形態として、例えば、施術に関する項目(全身(前)、全身(後)、脈診、舌診、腹新、VAS等)が列挙して表示され、任意の項目をユーザが選択することによって、前記項目のシートが、ポップアップ表示されてもよい。
本実施形態においては、施術に関する項目として、全身(前)、全身(後)、脈診、舌診、腹新、VAS等の組合せを例示したが、これには制限されない。前記項目は、例えば、古典的な鍼灸あん摩マッサージにおける東洋系の項目でもよいし、近代的な鍼灸あん摩マッサージにおいて考慮されている西洋系の項目でもよいし、両方の項目を含んでもよい。東洋系の項目は、例えば、前述のような、舌診、腹診五分、腹診九分、脈状診、六部上位、四祖脈、六祖脈、八祖脈等であり、西洋系の項目は、例えば、前述のような、VASの他に、例えば、血圧、整形外科的徒手検査、反射検査、ROM(関節可動域テスト)、MMT(徒手筋力テスト)、FIM(機能的自立度評価法)、BI(バーセル指数)等である。
[実施形態3]
本発明の電子カルテ作成方法は、例えば、本発明の電子カルテ作成システムによって行われてもよい。この場合、本発明の電子カルテ作成装置は、例えば、本発明の電子カルテ作成システムにおいて、サーバーとして組み込まれ、ユーザの外部端末と接続可能な形態である。前記サーバーは、例えば、本発明のプログラムがインストールされたサーバーである。図12に、本発明の電子カルテ作成システムの一例を示す。図12に示すように、電子カルテ作成装置10は、通信回線網50を介して、ユーザの外部端末60と接続可能である。
通信回線網50は、特に制限されず、公知のネットワークを使用でき、例えば、有線でも無線でもよい。通信回線網50は、例えば、インターネット回線、電話回線、LAN(Local Area Network)、WiFi(Wireless Fidelity)等があげられる。
外部端末60は、例えば、前記電子カルテフォーマットを表示する画面を含む表示部17を備える。外部端末60は、さらに、入力手段、および選択手段を含み、前記入力手段により、前記情報を入力し、前記選択手段により、前記表示部に表示される前記電子カルテフォーマットにおける位置を選択する。外部端末60は、特に制限されず、例えば、ユーザが使用するPC、スマートフォン、タブレット、携帯電話等があげられる。
[実施形態4]
本実施形態のプログラムは、前記各実施形態の電子カルテ作成方法を、コンピュータ上で実行可能なプログラムである。または、本実施形態のプログラムは、例えば、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。前記記録媒体としては、特に限定されず、例えば、読み出し専用メモリ(ROM)、ハードディスク(HD)、光ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)等があげられる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更ができる。
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
記憶部、呼出手段、出力手段、選択手段、入力位置指定手段、および入力手段を含み、
前記記憶部は、
電子カルテフォーマットを含み、
前記電子カルテフォーマットは、情報を入力する複数のセル、および身体イラストを含み、
前記複数の入力セルは、患者情報を入力する入力セル、および身体領域ごとに施術関連情報を入力する入力セルを含み、
前記身体イラストは、前記身体イラストを分割する複数の分割領域が、それぞれ、対応する前記身体領域の入力セルと紐づけられており、
前記呼出手段は、
前記記憶部から、前記電子カルテフォーマットを呼び出し、
前記出力手段は、
呼び出された前記電子カルテフォーマットを画面に出力し、
前記選択手段は、
ユーザによる選択操作に基づいて、前記身体イラスト上で選択された位置を選択し、
前記入力位置指定手段は、
前記身体イラスト上の前記選択された位置を含む前記分割領域に紐付けされた前記身体領域の入力セルに、情報入力の位置を示す入力位置マークを出力し、
前記入力手段は、
前記ユーザによる入力操作に基づいて、前記入力セルに、情報を入力し、
前記記憶部は、情報が入力された前記電子カルテフォーマットを、患者ごとに電子カルテとして記憶する、
ことを特徴とする鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ作成装置。
(付記2)
さらに、イラスト選択手段を含み、
前記電子カルテフォーマットは、
前記身体イラストとして、背面全身イラスト、前面全身イラスト、腹部イラスト、および舌部イラストのうち2つ以上のイラストを含み、
さらに、前記イラストの種類を示す2つ以上のイラスト分類ラベルを含み、
前記各イラストは、それぞれ、前記イラストの種類を示すイラスト分類ラベルと紐づけられており、
前記イラスト選択手段は、
前記ユーザによる選択操作に基づいて、前記複数のイラスト分類ラベルから一つのイラスト分類ラベルを選択し、
前記出力手段は、
前記電子カルテフォーマットにおいて、前記選択されたイラスト分類ラベルに紐付けされた前記イラストを出力する、付記1記載の電子カルテ作成装置。
(付記3)
前記出力手段は、前記電子カルテフォーマットにおいて、前記複数のイラスト分類ラベルをプルダウンメニュー表示で出力する、付記2記載の電子カルテ作成装置。
(付記4)
前記電子カルテフォーマットは、
さらに、施術方法の種類を示す複数の施術分類ラベルを含み、
前記選択手段は、
前記ユーザによる選択操作に基づいて、前記複数の施術分類ラベルから一つの施術分類ラベルを選択し、
前記出力手段は、
前記電子カルテフォーマットにおいて、前記選択された施術分類ラベルを、選択した施術方法として出力する、付記1から3のいずれかに記載の電子カルテ作成装置。
(付記5)
前記複数の施術分類ラベルが、鍼のラベル、灸のラベル、およびあん摩マッサージ指圧のラベルを含む、付記4に記載の電子カルテ作成装置。
(付記6)
前記施術関連情報を入力する入力セルが、前記身体領域ごとに、施術前の情報を入力するセルと、施術後の情報を入力するセルとを含む、付記4または5に記載の電子カルテ作成装置。
(付記7)
前記出力手段は、前記電子カルテフォーマットにおいて、前記施術関連情報を入力する入力セルに対して、情報の内容を示す複数の文字列をプルダウンメニュー表示で出力する、付記1から6のいずれかに記載の電子カルテ作成装置。
(付記8)
前記出力手段は、前記電子カルテフォーマットにおいて、前記施術関連情報を入力する入力セルに対して、程度を数値化したスケールバーを出力する、付記1から7のいずれかに記載の電子カルテ作成装置。
(付記9)
前記電子カルテフォーマットは、
前記複数の入力セルが、さらに、SAOP情報の入力セルを含み、
前記身体領域ごとに施術関連情報を入力する入力セルと、前記SAOP情報の入力セルとが、紐づけられており、
さらに、複製手段を含み、
前記複製手段は、
前記施術関連情報を入力する入力セルに情報が入力されると、前記入力された情報を、紐付けられた前記SAOP情報の入力セルに複製により入力する、付記1から8のいずれかに記載の電子カルテ作成装置。
(付記10)
さらに、検索手段を含み、
前記電子カルテフォーマットは、
検索ワードを入力する入力セルを含み、
前記入力手段は、
前記ユーザによる入力操作に基づいて、前記検索ワードの入力セルに、検索ワードを入力し、
前記検索手段は、
前記記憶された電子カルテから、前記入力された検索ワードに該当する情報が入力された電子カルテを検索し、
前記出力手段は、
前記検索によりヒットした前記電子カルテを出力する、付記1から9のいずれかに記載の電子カルテ作成装置。
(付記11)
呼出工程、出力工程、選択工程、入力位置指定工程、入力工程、および記憶工程を含み、
前記呼出工程は、
電子カルテフォーマットを呼び出し、
前記電子カルテフォーマットは、情報を入力する複数のセル、および身体イラストを含み、
前記複数の入力セルは、患者情報を入力する入力セル、および身体領域ごとに施術関連情報を入力する入力セルを含み、
前記身体イラストは、前記身体イラストを分割する複数の分割領域が、それぞれ、対応する前記身体領域の入力セルと紐づけられており、
前記出力工程は、
呼び出された前記電子カルテフォーマットを画面に出力し、
前記選択工程は、
ユーザによる選択操作に基づいて、前記身体イラスト上で選択された位置を選択し、
前記入力位置指定工程は、
前記身体イラスト上の前記選択された位置を含む前記分割領域に紐付けされた前記身体領域の入力セルに、情報入力の位置を示す入力位置マークを出力し、
前記入力工程は、
前記入力セルに、情報を入力し、
前記記憶工程は、情報が入力された前記電子カルテフォーマットを、患者ごとに電子カルテとして記憶する、
ことを特徴とする鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ作成方法。
(付記12)
さらに、イラスト選択工程を含み、
前記電子カルテフォーマットは、
前記身体イラストとして、背面全身イラスト、前面全身イラスト、腹部イラスト、および舌部イラストのうち2つ以上のイラストを含み、
さらに、前記イラストの種類を示す2つ以上のイラスト分類ラベルを含み、
前記各イラストは、それぞれ、前記イラストの種類を示すイラスト分類ラベルと紐づけられており、
前記イラスト選択工程は、
前記ユーザによる選択操作に基づいて、前記複数のイラスト分類ラベルから一つのイラスト分類ラベルを選択し、
前記出力工程は、
前記電子カルテフォーマットにおいて、前記選択されたイラスト分類ラベルに紐付けされた前記イラストを出力する、付記11記載の電子カルテ作成方法。
(付記13)
前記出力工程は、前記電子カルテフォーマットにおいて、前記複数のイラスト分類ラベルをプルダウンメニュー表示で出力する、付記12記載の電子カルテ作成方法。
(付記14)
前記電子カルテフォーマットは、
さらに、施術方法の種類を示す複数の施術分類ラベルを含み、
前記選択工程は、
前記ユーザによる選択操作に基づいて、前記複数の施術分類ラベルから一つの施術分類ラベルを選択し、
前記出力工程は、
前記電子カルテフォーマットにおいて、前記選択された施術分類ラベルを、選択した施術方法として出力する、付記11から13のいずれかに記載の電子カルテ作成方法。
(付記15)
前記複数の施術分類ラベルが、鍼のラベル、灸のラベル、およびあん摩マッサージ指圧のラベルを含む、付記14記載の電子カルテ作成方法。
(付記16)
前記施術関連情報を入力する入力セルが、前記身体領域ごとに、施術前の情報を入力するセルと、施術後の情報を入力するセルとを含む、付記14または15に記載の電子カルテ作成方法。
(付記17)
前記出力工程は、前記電子カルテフォーマットにおいて、前記施術関連情報を入力する入力セルに対して、情報の内容を示す複数の文字列をプルダウンメニュー表示で出力する、付記11から16のいずれかに記載の電子カルテ作成方法。
(付記18)
前記出力工程は、前記電子カルテフォーマットにおいて、前記施術関連情報を入力する入力セルに対して、程度を数値化したスケールバーを出力する、付記11から17のいずれかに記載の電子カルテ作成方法。
(付記19)
前記電子カルテフォーマットは、
前記複数の入力セルが、さらに、SAOP情報の入力セルを含み、
前記身体領域ごとに施術関連情報を入力する入力セルと、前記SAOP情報の入力セルとが、紐づけられており、
さらに、複製工程を含み、
前記複製工程は、
前記施術関連情報を入力する入力セルに情報が入力されると、前記入力された情報を、紐付けられた前記SAOP情報の入力セルに複製により入力する、付記11から18のいずれかに記載の電子カルテ作成装置。
(付記20)
さらに、検索工程を含み、
前記電子カルテフォーマットは、
検索ワードを入力する入力セルを含み、
前記入力工程は、
前記ユーザによる入力操作に基づいて、前記検索ワードの入力セルに、検索ワードを入力し、
前記検索工程は、
前記記憶された電子カルテから、前記入力された検索ワードに該当する情報が入力された電子カルテを検索し、
前記出力工程は、
前記検索によりヒットした前記電子カルテを出力する、付記11から19のいずれかに記載の電子カルテ作成方法。
(付記21)
付記11から20のいずれかに記載の鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ作成方法をコンピュータ上で実行可能なプログラム。
(付記22)
付記21に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記23)
サーバー、および端末を含み、
前記サーバーと端末とは、通信回線網を介して接続可能であり、
前記サーバーは、付記1から10のいずれかに記載の鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ作成装置を含み、
前記端末は、
表示手段、入力手段、および選択手段を含み、
前記表示手段により、前記サーバーの出力手段を介して、前記電子カルテフォーマットを表示し、
前記入力手段により、前記情報を入力し、
前記選択手段により、前記位置を選択する
ことを特徴とする鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ作成システム。
本発明によれば、電子カルテフォーマットに表示される身体イラストを利用して、容易に施術関連情報を入力し、電子カルテを作成することができる。
10 電子カルテ作成装置
11 記憶部
12 呼出手段
13 出力手段
14 入力手段
15 選択手段
16 入力位置指定手段
17 表示手段

Claims (9)

  1. 記憶部、呼出手段、出力手段、選択手段、入力位置指定手段、および入力手段を含み、
    前記記憶部は、
    電子カルテフォーマットを含み、
    前記電子カルテフォーマットは、情報を入力する複数の入力セル、および身体イラストを含み、
    前記複数の入力セルは、患者情報を入力する入力セル、および身体領域ごとに施術関連情報を入力する入力セルを含み、
    前記身体イラストは、前記身体イラストを分割する複数の分割領域が、それぞれ、対応する前記身体領域の入力セルと紐づけられており、
    前記呼出手段は、
    前記記憶部から、前記電子カルテフォーマットを呼び出し、
    前記出力手段は、
    呼び出された前記電子カルテフォーマットを画面に出力し、
    前記選択手段は、
    ユーザによる選択操作に基づいて、前記身体イラスト上で選択された位置を選択し、
    前記入力位置指定手段は、
    前記身体イラスト上の前記選択された位置を含む前記分割領域に紐付けされた前記身体領域の入力セルに、情報入力の位置を示す入力位置マークを出力して、前記入力位置マークが出力された入力セルへの情報入力を可能とし
    前記入力手段は、
    前記ユーザによる入力操作に基づいて、前記入力セルに、情報を入力し、
    前記記憶部は、情報が入力された前記電子カルテフォーマットを、患者ごとに電子カルテとして記憶する、
    ことを特徴とする鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ作成装置。
  2. さらに、イラスト選択手段を含み、
    前記電子カルテフォーマットは、
    前記身体イラストとして、背面全身イラスト、前面全身イラスト、腹部イラスト、および舌部イラストのうち2つ以上のイラストを含み、
    さらに、前記イラストの種類を示す2つ以上のイラスト分類ラベルを含み、
    前記各イラストは、それぞれ、前記イラストの種類を示すイラスト分類ラベルと紐づけられており、
    前記イラスト選択手段は、
    前記ユーザによる選択操作に基づいて、前記複数のイラスト分類ラベルから一つのイラスト分類ラベルを選択し、
    前記出力手段は、
    前記電子カルテフォーマットにおいて、前記選択されたイラスト分類ラベルに紐付けされた前記イラストを出力する、請求項1記載の電子カルテ作成装置。
  3. 前記出力手段は、前記電子カルテフォーマットにおいて、前記複数のイラスト分類ラベルをプルダウンメニュー表示で出力する、請求項2記載の電子カルテ作成装置。
  4. 前記電子カルテフォーマットは、
    さらに、施術方法の種類を示す複数の施術分類ラベルを含み、
    前記選択手段は、
    前記ユーザによる選択操作に基づいて、前記複数の施術分類ラベルから一つの施術分類ラベルを選択し、
    前記出力手段は、
    前記電子カルテフォーマットにおいて、前記選択された施術分類ラベルを、選択した施術方法として出力する、請求項1から3のいずれか一項に記載の電子カルテ作成装置。
  5. 前記施術関連情報を入力する入力セルが、前記身体領域ごとに、施術前の情報を入力するセルと、施術後の情報を入力するセルとを含む、請求項4に記載の電子カルテ作成装置。
  6. 前記出力手段は、前記電子カルテフォーマットにおいて、前記施術関連情報を入力する入力セルに対して、情報の内容を示す複数の文字列をプルダウンメニュー表示で出力する、請求項1から5のいずれか一項に記載の電子カルテ作成装置。
  7. 呼出工程、出力工程、選択工程、入力位置指定工程、入力工程、および記憶工程を含み、
    前記呼出工程は、
    電子カルテフォーマットを呼び出し、
    前記電子カルテフォーマットは、情報を入力する複数の入力セル、および身体イラストを含み、
    前記複数の入力セルは、患者情報を入力する入力セル、および身体領域ごとに施術関連情報を入力する入力セルを含み、
    前記身体イラストは、前記身体イラストを分割する複数の分割領域が、それぞれ、対応する前記身体領域の入力セルと紐づけられており、
    前記出力工程は、
    呼び出された前記電子カルテフォーマットを画面に出力し、
    前記選択工程は、
    ユーザによる選択操作に基づいて、前記身体イラスト上で選択された位置を選択し、
    前記入力位置指定工程は、
    前記身体イラスト上の前記選択された位置を含む前記分割領域に紐付けされた前記身体領域の入力セルに、情報入力の位置を示す入力位置マークを出力して、前記入力位置マークが出力された入力セルへの情報入力を可能とし
    前記入力工程は、
    前記入力セルに、情報を入力し、
    前記記憶工程は、情報が入力された前記電子カルテフォーマットを、患者ごとに電子カルテとして記憶する、
    前記各工程が、コンピュータにより実行されることを特徴とする鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ作成方法。
  8. 請求項に記載の鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ作成方法をコンピュータ上で実行可能なプログラム。
  9. 請求項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2019129223A 2019-07-11 2019-07-11 鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ作成装置、電子カルテ作成方法、プログラム、記録媒体、および電子カルテ作成システム Active JP7381051B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019129223A JP7381051B2 (ja) 2019-07-11 2019-07-11 鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ作成装置、電子カルテ作成方法、プログラム、記録媒体、および電子カルテ作成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019129223A JP7381051B2 (ja) 2019-07-11 2019-07-11 鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ作成装置、電子カルテ作成方法、プログラム、記録媒体、および電子カルテ作成システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021015406A JP2021015406A (ja) 2021-02-12
JP7381051B2 true JP7381051B2 (ja) 2023-11-15

Family

ID=74531470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019129223A Active JP7381051B2 (ja) 2019-07-11 2019-07-11 鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ作成装置、電子カルテ作成方法、プログラム、記録媒体、および電子カルテ作成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7381051B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018139156A (ja) 2018-06-14 2018-09-06 日本メディカルソリューションズ株式会社 診療録作成支援システム、サーバ装置、医療機関端末、診療録作成支援方法、医療機関装置及び診療録作成支援プログラム
JP2019025244A (ja) 2017-08-03 2019-02-21 社会福祉法人元気寿会 鍼灸治療用情報装置
JP2019079421A (ja) 2017-10-26 2019-05-23 株式会社リピートリンク 施術支援装置、施術支援システム、施術支援方法、プログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019025244A (ja) 2017-08-03 2019-02-21 社会福祉法人元気寿会 鍼灸治療用情報装置
JP2019079421A (ja) 2017-10-26 2019-05-23 株式会社リピートリンク 施術支援装置、施術支援システム、施術支援方法、プログラム
JP2018139156A (ja) 2018-06-14 2018-09-06 日本メディカルソリューションズ株式会社 診療録作成支援システム、サーバ装置、医療機関端末、診療録作成支援方法、医療機関装置及び診療録作成支援プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021015406A (ja) 2021-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9613325B2 (en) Diagnosis-driven electronic charting
Star Scientific work and uncertainty
Weinstein et al. Preserved musical semantic memory in semantic dementia
Silverman Physician behavior and bedside manners: the influence of William Osler and The Johns Hopkins School of Medicine
TWI501189B (zh) 擬人化醫療資訊紀錄方法及輔助診療系統
JP6297571B2 (ja) 臨床決定の支援
WO2012003397A2 (en) Diagnosis-driven electronic charting
Berkes et al. Cultural context as a biasing factor for language activation in bilinguals
Lor et al. Evaluating and refining a pain quality information visualization tool with patients and interpreters to facilitate pain assessment in primary care settings
Marx et al. A prospective patient-centered data collection program at an acupuncture and oriental medicine teaching clinic
JP7381051B2 (ja) 鍼灸あん摩マッサージ指圧用電子カルテ作成装置、電子カルテ作成方法、プログラム、記録媒体、および電子カルテ作成システム
US9804768B1 (en) Method and system for generating an examination report
Chen A perspective of acupuncture education in the United States
Chou et al. User-centered care, engagement, and user’s orientation preference in postpartum care of quality: practitioner-postpartum women interdependence mediation analysis
Pinho et al. RIBS@ UA: Interface to collect and store respiratory data, a preliminary study
Dowding et al. The development and preliminary evaluation of a decision aid based on decision analysis for two treatment conditions: benign prostatic hyperplasia and hypertension
Ahmad et al. Artificial Intelligence in Periodontology: Performance Evaluation of ChatGPT, Claude, and Gemini on the In-service Examination
Flock et al. A manual therapy in need of a manual: conceptualizing and comparing existing vocal massage protocols and their use in the treatment of voice problems
Pinho et al. LungSounds@ UA interface and multimedia database
Choudhary The fully equipped physician: An ancient Indian competency framework
Tuntland et al. Examining client-level outcomes and instruments in reablement
Honavar Back to the bedside
Chen et al. Patient Education Practices and Preferences of Radiation Oncologists and Interprofessional Radiation Therapy Care Teams: A Mixed-Methods Study Exploring Strategies for Effective Patient Education Delivery
Ali et al. Evaluating the performance of ChatGPT in responding to questions about endoscopic procedures for patients
Hasim et al. Adaptation and validation of the Malay version of daily record of severity of problems (DRSP) among undergraduate students in a university in Malaysia

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20191025

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220602

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230627

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230804

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231026

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7381051

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151