JP7370827B2 - Piping and its construction method - Google Patents
Piping and its construction method Download PDFInfo
- Publication number
- JP7370827B2 JP7370827B2 JP2019212358A JP2019212358A JP7370827B2 JP 7370827 B2 JP7370827 B2 JP 7370827B2 JP 2019212358 A JP2019212358 A JP 2019212358A JP 2019212358 A JP2019212358 A JP 2019212358A JP 7370827 B2 JP7370827 B2 JP 7370827B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piping
- joint
- pipe
- temperature
- bent portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
本発明は配管とその施工方法に関し、特に配管の熱伸縮を吸収するための配管の施工方法に関する。 The present invention relates to piping and a method of constructing the same, and particularly to a method of constructing a piping for absorbing thermal expansion and contraction of the piping.
配管の熱伸縮を吸収する方策の一つとして、エルボやベンドを用いて配管を施工する方法がある。この方法は液体のよどみが発生しにくいという利点を有する。その他の方策として、配管に伸縮継手を設ける方法がある。伸縮継手は大きな設置スペースを必要としないため、スペースが限られている場合に有利である。伸縮継手としてはベローズを用いるタイプと、配管の長さ方向に摺動するスライド部材を用いるタイプ(特許文献1)と、が知られている。 One way to absorb the thermal expansion and contraction of piping is to construct the piping using elbows or bends. This method has the advantage that liquid stagnation is less likely to occur. Another option is to install expansion joints in the piping. Expansion joints do not require a large installation space, so they are advantageous when space is limited. As expansion joints, there are known types that use bellows and types that use slide members that slide in the length direction of piping (Patent Document 1).
エルボやベンドを用いて配管を施工する方法は、エルボやベンドを配管部材(例えば、配管を構成する管)と同じ材料で形成しているため、配管の熱伸縮を吸収しきれない場合があり、配管に隙間が生じたり、配管が破損する可能性がある。一方、配管の熱伸縮の吸収性を向上させるためには広い設置スペースが必要となる。 In the method of constructing piping using elbows and bends, because the elbows and bends are made of the same material as the piping components (for example, the pipes that make up the piping), they may not be able to absorb the thermal expansion and contraction of the piping. , gaps may occur in the piping or the piping may be damaged. On the other hand, in order to improve the ability of piping to absorb thermal expansion and contraction, a large installation space is required.
配管に伸縮継手を設ける方法は、流体のよどみが発生しやすい。さらに、ベローズタイプの伸縮継手は、内圧のかかる配管に適用するとベローズの変形が制限され所望の性能を発揮できない場合がある。また、ベローズタイプの伸縮継手は、内圧による反力の副作用を生じ、配管を破損させる可能性がある。さらに、ベローズのような可動部やスライド部材のような摺動部を有する部材は劣化しやすく、メンテナンスや交換の頻度が高くなる傾向がある。 The method of providing expansion joints in piping tends to cause fluid stagnation. Furthermore, when a bellows type expansion joint is applied to piping subject to internal pressure, the deformation of the bellows is restricted and the desired performance may not be achieved. In addition, bellows type expansion joints produce a side effect of reaction force due to internal pressure, which may cause damage to the piping. Furthermore, members having movable parts such as bellows and sliding parts such as slide members tend to deteriorate easily and require frequent maintenance and replacement.
本発明は、狭い設置スペースで熱伸縮を吸収でき、メンテナンスや交換の頻度を抑制可能な配管とその施工方法を提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide piping and its construction method that can absorb thermal expansion and contraction in a narrow installation space and suppress the frequency of maintenance and replacement.
本発明は、2つの配管部材を屈曲部を介して接続する配管とその施工方法に関する。配管は超純水または純水が流れるようにされた屋外配管であり、配管の施工時の環境温度と配管を流れる超純水または純水の温度との差が所定の温度を上回る。屈曲部は曲げ部を構成する継手を有し、継手の弾性係数は配管部材の弾性係数より小さい。 The present invention relates to piping that connects two piping members via a bent portion , and a method for constructing the piping. The pipe is an outdoor pipe through which ultrapure water or pure water flows, and the difference between the environmental temperature at the time of construction of the pipe and the temperature of the ultrapure water or pure water flowing through the pipe exceeds a predetermined temperature. The bent portion has a joint that constitutes the bent portion, and the elastic modulus of the joint is smaller than the elastic modulus of the piping member.
本発明によれば、狭い設置スペースで熱伸縮を吸収でき、メンテナンスや交換の頻度を抑制可能な配管とその施工方法を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide piping and its construction method that can absorb thermal expansion and contraction in a narrow installation space and can suppress the frequency of maintenance and replacement.
図面を参照して本発明の配管の施工方法のいくつかの実施形態について説明する。各図において、X軸とY軸は互いに直交する水平軸を、Z軸はX軸及びY軸と直交する鉛直軸を意味する。X軸については、第1の設備2から第2の設備3を向く方向を+X方向といい、その反対方向を-X方向という。Y軸についても向きを区別するため、+Y方向、-Y方向という場合がある。図1は本発明の第1の実施形態に係る配管1の概要図(アイソメ図)である。配管1は屋外に設置され、タンク、ポンプ、処理装置などの第1の設備2と、タンク、ポンプ、処理装置などの第2の設備3との間を結んでいる。流体は第1の設備2から第2の設備3に向けて流れる。
Some embodiments of the piping construction method of the present invention will be described with reference to the drawings. In each figure, the X-axis and the Y-axis are horizontal axes that are orthogonal to each other, and the Z-axis is a vertical axis that is orthogonal to the X- and Y-axes. Regarding the X-axis, the direction from the
本実施形態の配管1は互いに離れた2点間である第1の設備2,第2の設備3間をX方向に直線状に延び、+Y方向に膨らむ屈曲部6が部分的に設けられたものである。すなわち、配管1は、第1の設備2から屈曲部6の始点である第1の点P1までの区間を+X方向に直線状に延びる第1の配管(第1の配管部材)4と、第1の配管4と同一の直線上に設けられ、屈曲部6の終点である第2の点P2から第2の設備3までの区間を+X方向に直線状に延びる第2の配管(第2の配管部材)5と、第1の配管4と第2の配管5との間に設けられた屈曲部6と、を有している。配管1を流れる流体は限定されず、例えば、水(超純水及び純水を含む)、油、ガスなどが挙げられる。配管1を流れる流体の温度は所定の温度とされている。流体の温度は変動してもよく、配管経路に沿って変化してもよい。
The
屈曲部6はX-Y面内にほぼU字型の経路に沿って設けられている。屈曲部6は継手7と短管8と接続配管9とが組み合わされたものである。屈曲部6は、一端側が第1の配管4に接続され、+Y方向に曲げられて+Y方向に延び、+X方向に曲げられて+X方向に延び、-Y方向に曲げられて-Y方向に延び、再び+X方向に曲げられて+X方向に延び、他端側が第2の配管5に接続されている。屈曲部6の曲げ部は継手7で構成されている。継手7と継手7の間には短管8及び接続配管9が設けられている。図2により詳細に示すように、継手7の両側にはフランジ81に接続された短管8が設けられ、フランジ81は隣接する接続配管9のフランジ91、及び第1の配管4若しくは第2の配管5のフランジ(図2には第1の配管4のフランジ41を示す)とボルト(図示せず)で接続されている。フランジ81とフランジ91との間、及びフランジ81とフランジ41との間にはガスケット11が設けられている。短管8は省略することもできる。短管8と継手7は熱圧着、熱融着、熱溶着、電気融着等によって接合されている。継手7は直交する2つの配管(接続配管9同士、接続配管9と第1の配管4、または接続配管9と第2の配管5)を接続するエルボないしベンドである。2つの配管は互いに非平行である限り90度以外の角度(例えば45度や60度)をなしていてもよい。屈曲部6は配管1の熱伸縮を吸収するために設けられることから、屈曲部6には配管の変位を拘束する配管サポートは設けられていない。ただし、自重(Z方向下方の荷重)を支持するための最低限のサポートを設けることは可能である。
The
ところで、高温の流体が流れる配管については、従来から熱伸縮を考慮した設計が行われており、必要に応じ上述したエルボやベンドを含む屈曲部が設けられている。しかし、常温に近い流体が流れる配管については通常熱伸縮が問題となることはなく、熱伸縮に起因する配管の熱変形は考慮されない。これに対し、本願発明者はこのような場合であっても、特定の条件で熱伸縮が問題となることを見出した。一例として、非常に長い直線配管を屋外設置する場合を考える。ここでは、500m離れた設備間に配管を直線状に据え付けるものとする(図1において、屈曲部6を直線配管106に置き換えたものを想定する)。夏場などの高温環境で施工する場合、外気温は30~40℃に達し、配管自体はさらに高温になる可能性がある。しかし、設備間の距離500mは不変であるため、配管は「高温環境下において500mの長さとなるように」据え付けられることになる。通常、500mの配管は複数の区間に分割されて施工されるため、最後に据え付けられる区間の配管の長さが調整されて、配管に軸方向の応力が生じないようにされる。これによって、隣接する配管同士のフランジ接続や溶接も適切に行うことができる。一方、運転開始後に常温の流体が流通すると、配管の温度は流体の温度と同程度となる。しかし、施工中の配管の温度と流体が流通しているときの配管の温度の差が大きいため、非常に大きな熱変形が生じる可能性がある。例えば施工中の配管の温度が60℃、流体が流通しているときの配管の温度を20℃とすると、温度差は40℃である。配管が塩ビ管である場合、塩ビ(ポリ塩化ビニル)の線膨張係数は6~8×10-5/K程度であるので、6~8×10-5/K×40K×500m=1.2~1.4mもの熱伸縮が配管の軸方向に生じる。このように、施工時の環境温度(より正確には配管の温度)と流体の温度の差及び配管の直線長さによっては、たとえ流体の温度が常温であっても極めて大きな熱変形が生じる可能性がある。
Incidentally, piping through which high-temperature fluid flows has conventionally been designed in consideration of thermal expansion and contraction, and bent portions including the above-mentioned elbows and bends are provided as necessary. However, thermal expansion and contraction usually does not pose a problem for piping through which a fluid close to room temperature flows, and thermal deformation of the piping due to thermal expansion and contraction is not taken into account. On the other hand, the inventor of the present application has found that even in such a case, thermal expansion and contraction becomes a problem under specific conditions. As an example, consider the case where a very long straight pipe is installed outdoors. Here, it is assumed that piping is installed in a straight line between facilities 500 m apart (in FIG. 1, it is assumed that the
以上の理由から、本実施形態では配管1に屈曲部6を設けて配管1の熱伸縮を吸収している。しかしながら、屈曲部6はスペースを必要とするため、できるだけ屈曲部6をコンパクトに構成することが望ましい。このため、本実施形態では、さらに継手7に変形しやすい材料を用いて継手7自体の曲げ変形性能を高めている。具体的には、継手7の弾性係数が配管部材の弾性係数より小さくされており、より詳細には、継手7のヤング率が配管部材のヤング率より小さくされている。継手7の材料としては例えばポリエチレンが挙げられるが、他にポリプロピレン、強化ポリプロピレンなどを用いることもできる。特にポリエチレンは塑性変形範囲においても、想定外の熱応力や外力を吸収する能力が高い。
For the above reasons, in this embodiment, the
図3は、変形しやすい継手7を用いたことによる効果を示す模式図である。第1の配管4は非常に長い直線配管であり、その端部に第1のエルボ7Aが接続され、第1のエルボ7Aに第1の接続配管9Aが接続され、第1の接続配管9Aに第2のエルボ7Bを介して、第2の接続配管9Bが接続されている。比較例のエルボ107Aは第1の配管4、第1及び第2の接続配管9A,9Bと同じ材料(例えば塩ビ)で作成され、本実施形態の第1のエルボ7Aと同一の中心線Cと同一の肉厚t(図2参照)を有している。比較例のエルボ107Aに第1の接続配管109Aが接続され、第1の接続配管109Aに第2のエルボ107Bを介して、第2の接続配管109Bが接続されている。本実施形態の第1のエルボ7Aは比較例のエルボ107Aよりもヤング率の小さいポリエチレンで作成されている。破線は施工時の第1のエルボ7Aと第1の接続配管9Aを示している(比較例においても同様)。ここでは、第1の配管4が-X方向に大きく収縮した場合を説明する(-X方向の熱収縮量をΔXとする)。第1の接続配管9Aと第2の接続配管9Bの熱伸縮量は小さいので、第2のエルボ7Bの位置は不変とする。この結果、第1のエルボ7AはX方向に広がるように変形する。この変形は、第1の配管4が伸縮しない(つまり、第1のエルボ7Aの第1の配管4側の端部の位置が不変である)とした場合に、第1のエルボ7Aの第1の接続配管9Aと接続される端部に径方向(+X方向)の引張力を掛けた場合の変形と同様と考えられる。
FIG. 3 is a schematic diagram showing the effect of using the easily
図4は90度エルボを示しており、一方の端部は固定されており、他方の端部に径方向の力Wが掛かっている。これは、図3において、第1のエルボ7Aの第1の配管4側の端部を図4における固定端とし、第1のエルボ7Aの第1の接続配管9Aと接続される端部を図4における自由端としたときに、第1の配管4が伸縮しないで、第1のエルボ7Aの第1の接続配管9Aと接続している端部に径方向(+X方向)の引張力Wが掛かっている状態と同様の状態を模擬していると考えられる。この時の荷重方向の変位δは(π+1)WR3/4EIとなる。ここで、Rはエルボの曲率半径、Eはエルボのヤング率、Iはエルボの断面2次モーメントである。変位δはEに反比例しており、Eが小さいほど大きくなる。また、変位δが大きくなるに従い端部の開き角θも大きくなる。変位δと開き角θが大きいため、熱変形による第1の接続配管9AのZ軸まわりの回転角が大きくなり、-X方向の熱収縮量ΔXを吸収しやすくなる。この結果、第1の接続配管9Aを比較例の第1の接続配管109Aより短くして、第2の接続配管9Bを比較例の第2の接続配管109Bよりも第1の配管4に近づけることができる。すなわち、屈曲部6をコンパクトに構成することができる。以上の効果は、本実施形態の第1のエルボ7Aの曲げ剛性(EI)を比較例のエルボ107Aの曲げ剛性(EI)より小さくしたことの効果ということもできる。
Figure 4 shows a 90 degree elbow with one end fixed and the other end subjected to a radial force W. This means that in FIG. 3, the end of the
図5は屈曲部6を3次元的に構成した例を示している。本実施形態では第1の配管4と第2の配管5は互いに平行である。第2の配管5は第1の配管4に対し+Y方向にずれている。第1の配管4の内部を流通する流体の流れ方向と第2の配管5の内部を流通する流体の流れ方向とは同一方向(+X方向)である。本実施形態では第2の配管5と、Z軸方向において第1の配管4と同一の高さに配置された他の配管10との干渉を防止するために屈曲部6にZ軸方向に延びる接続配管99を設けている。ここで、屈曲部6の接続配管99のうち、第2の配管5側に設けられた接続配管99のZ軸方向の長さは、第1の配管4側に設けられた接続配管99のZ軸方向の長さよりも長くなっている。これにより、他の配管10との干渉を回避するとともに、さらに熱伸縮の吸収能力を高めることができる。
FIG. 5 shows an example in which the
以上説明したように、本実施形態は、継手7に変形しやすい材料を用いて継手7自体の曲げ変形性能を高めている(具体的には継手7のヤング率を配管のヤング率より小さくしている)ことを特徴とする。 As explained above, in this embodiment, the bending deformation performance of the joint 7 itself is improved by using a material that easily deforms for the joint 7 (specifically, the Young's modulus of the joint 7 is made smaller than the Young's modulus of the piping). It is characterized by:
また、本実施形態は、施工時の環境温度と配管1を流れる流体の温度との差が所定の温度を上回るときに配管1に屈曲部6を設けることを特徴とする。本発明は新設の配管に適用することが好ましいが、既設の配管において熱変形の問題が生じた場合にも既設の配管の改造として適用できる。本発明においては、配管1を流れる流体の絶対温度が重要でないことに留意すべきである。従って、冬季や寒冷地などの低温環境下で施工が行われ、常温の流体が配管1を流れる場合も配管1に屈曲部6を設けることが好ましい。逆に言えば、施工時の温度が常温であって、配管1を流れる流体の温度も常温である場合は屈曲部6を設けるメリットは得られない。所定の温度は特に限定されないが、例えば20度程度に設定することができる。
Further, this embodiment is characterized in that the
本発明は線膨張係数の高いプラスチック材料に好適に適用できる(上述の通り、塩ビの線膨張係数は6~8×10-5/K程度であり、鉄の線膨張係数は1.2×10-5/K程度である)が、鉄などの金属配管にも適用できる。 The present invention can be suitably applied to plastic materials with a high linear expansion coefficient (as mentioned above, the linear expansion coefficient of PVC is about 6 to 8 x 10 -5 /K, and the linear expansion coefficient of iron is about 1.2 x 10 -5 /K), but can also be applied to metal piping such as iron.
本実施形態では、配管1を屋外に設置した場合について説明したが、配管1を地中に設置した場合についても同様である。
In this embodiment, the case where the
1 配管
4 第1の配管
5 第2の配管
6 屈曲部
7 継手(エルボ、ベンド)
8 短管
9 接続配管
1 Piping 4 First piping 5 Second piping 6
8
Claims (9)
前記配管は超純水または純水が流れるようにされた屋外配管であり、
前記配管の施工時の環境温度と前記配管を流れる前記超純水または前記純水の温度との差が所定の温度を上回り、
前記屈曲部は曲げ部を構成する継手を有し、前記継手の弾性係数は前記配管部材の弾性係数より小さい、配管の施工方法。 A piping construction method for connecting two piping members via a bent part , the method comprising:
The piping is an outdoor piping through which ultrapure water or pure water flows,
The difference between the environmental temperature at the time of construction of the piping and the temperature of the ultrapure water or the pure water flowing through the piping exceeds a predetermined temperature,
The method for constructing piping, wherein the bent portion has a joint that constitutes the bent portion, and the elastic modulus of the joint is smaller than the elastic modulus of the piping member.
前記配管は超純水または純水が流れるようにされた屋外配管であり、
前記配管の施工時の環境温度と前記配管を流れる前記超純水または前記純水の温度との差が所定の温度を上回り、
前記屈曲部は曲げ部を構成する継手を有し、前記継手の弾性係数は前記配管部材の弾性係数より小さい、配管。 A pipe having two piping members and a bent part connecting the two piping members,
The piping is an outdoor piping through which ultrapure water or pure water flows,
The difference between the environmental temperature at the time of construction of the piping and the temperature of the ultrapure water or the pure water flowing through the piping exceeds a predetermined temperature,
The bent portion has a joint that constitutes the bent portion, and the elastic modulus of the joint is smaller than the elastic modulus of the piping member.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019212358A JP7370827B2 (en) | 2019-11-25 | 2019-11-25 | Piping and its construction method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019212358A JP7370827B2 (en) | 2019-11-25 | 2019-11-25 | Piping and its construction method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021085413A JP2021085413A (en) | 2021-06-03 |
JP7370827B2 true JP7370827B2 (en) | 2023-10-30 |
Family
ID=76087174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019212358A Active JP7370827B2 (en) | 2019-11-25 | 2019-11-25 | Piping and its construction method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7370827B2 (en) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003287244A (en) | 2002-03-28 | 2003-10-10 | Matsushita Ecology Systems Co Ltd | Air-conditioning system |
JP2006132822A (en) | 2004-11-04 | 2006-05-25 | Sanken Setsubi Kogyo Co Ltd | Indoor air-conditioning system of building |
JP2009128382A (en) | 2007-11-19 | 2009-06-11 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Optical fiber cable and information wiring system |
JP2012127391A (en) | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Showa Denko Kenzai Kk | Molding joint for piping, method for manufacturing the same and method for constructing the same |
JP2013226680A (en) | 2012-04-25 | 2013-11-07 | Akita Prefectural Univ | Wood-based laminate molding |
JP2018003875A (en) | 2016-06-28 | 2018-01-11 | 積水化学工業株式会社 | Piping system |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4037861A (en) * | 1976-03-01 | 1977-07-26 | Jonas Medney | Expansion joint |
JPH0650481A (en) * | 1992-03-16 | 1994-02-22 | Shinku Kiko Kk | Vacuum pipe fitting |
-
2019
- 2019-11-25 JP JP2019212358A patent/JP7370827B2/en active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003287244A (en) | 2002-03-28 | 2003-10-10 | Matsushita Ecology Systems Co Ltd | Air-conditioning system |
JP2006132822A (en) | 2004-11-04 | 2006-05-25 | Sanken Setsubi Kogyo Co Ltd | Indoor air-conditioning system of building |
JP2009128382A (en) | 2007-11-19 | 2009-06-11 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Optical fiber cable and information wiring system |
JP2012127391A (en) | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Showa Denko Kenzai Kk | Molding joint for piping, method for manufacturing the same and method for constructing the same |
JP2013226680A (en) | 2012-04-25 | 2013-11-07 | Akita Prefectural Univ | Wood-based laminate molding |
JP2018003875A (en) | 2016-06-28 | 2018-01-11 | 積水化学工業株式会社 | Piping system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021085413A (en) | 2021-06-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6454024B2 (en) | Compensator | |
CN102563257B (en) | Tubing | |
US5715587A (en) | Method of assembling double-containment piping assemblies | |
JP6529557B2 (en) | Earthquake resistant flexible slip joint device | |
CN105829790A (en) | Fluid transfer device and apparatus including such a device | |
KR101860264B1 (en) | Slip joint for piping | |
JP7370827B2 (en) | Piping and its construction method | |
US7562908B2 (en) | Flexible fluid conduit joint and method | |
CA2970107C (en) | Flexible pipe loop | |
JP7300313B2 (en) | Piping connection structure, piping connection method | |
RU2396480C1 (en) | Bellows compensating facility | |
JP6809807B2 (en) | Piping structure and boiler system | |
JP2023003409A (en) | Expansion loop for copper piping system | |
KR101256888B1 (en) | Expansion Joint of Construction Plumbing | |
US20110181041A1 (en) | Expansion Joint Arrangement | |
KR20120040460A (en) | Expansion joint | |
JP7203384B2 (en) | Double pipe joint structure | |
KR20180124406A (en) | Extension joint for seismic and anti-vibration | |
US20090184515A1 (en) | Expansion joint arrangement | |
EP3736479B1 (en) | Expansion-compensating element | |
KR200344488Y1 (en) | Bellows type copper pipe connect structure | |
CN220396877U (en) | Expansion joint with compensation and noise reduction functions | |
Williams | Catastrophic Failure of Flex Hose Bellows Due to Lateral Offset and Internal Pressure | |
CN108591663A (en) | High life tetrafluoro compensator | |
RU144410U1 (en) | UNLOADED BELLOW COMPENSATOR |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220707 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230519 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230530 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230731 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230926 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231018 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7370827 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |