本開示は、コンピュータ技術分野に関し、具体的には、自然言語処理などの人工知能技術分野に関し、特に、認証コードの同期方法、装置、電子機器および記憶媒体に関する。
コンピュータ技術の凄まじい発展に伴って、ユーザは、複数の異なる電子機器を持つ可能性があり、ユーザが現在の電子機器において認証コードを入力する際に、認証コード情報を受信するのは、別の電子機器である可能性がある。したがって、ユーザは、別の電子機器によって受信された認証コードを覚えてから、現在の電子機器に入力する必要がある。したがって、電子機器間を跨いで認証コードを入力する際に、どのように認証コードの迅速な入力を実現するかは、現在早急に解決すべき問題となっている。
本開示は、認証コードの同期方法、装置、電子機器および記憶媒体を提供する。
本開示の一態様は、認証コードの同期方法を提供し、認証コードの同期方法は、サービス側が第1のクライアントによって送信された認証コードを取得するステップであって、前記第1のクライアントが第1の端末機器内に位置するステップと、前記サービス側が前記第1のクライアントの識別子に基づいて、前記第1のクライアントに関連付けられる第2のクライアントを決定するステップであって、前記第2のクライアントが第2の端末機器内に位置するステップと、前記第2のクライアントが前記認証コードをターゲットアプリケーションに同期させるように、前記サービス側が前記認証コードを前記第2のクライアントに送信するステップと、を含む。
本開示の他の態様は、他の認証コードの同期方法を提供し、他の認証コードの同期方法は、第1のクライアントが第1の端末機器によって受信されたテキスト情報を取得するステップと、前記テキスト情報に認証コードが含まれている場合、前記第1のクライアントが前記認証コードをサービス側に送信するステップと、を含む。
本開示の他の態様は、他の認証コードの同期方法を提供し、他の認証コードの同期方法は、第2のクライアントがサービス側によって送信された認証コードを受信するステップと、前記第2のクライアントが前記認証コードに対応するターゲットアプリケーション識別子を決定するステップと、前記第2のクライアントが前記認証コードを前記ターゲットアプリケーション識別子に対応するターゲットアプリケーションに同期させるステップと、を含む。
本開示の他の態様は、認証コードの同期装置を提供し、認証コードの同期装置は、サービス側が第1のクライアントによって送信された認証コードを取得するように構成される取得モジュールであって、前記第1のクライアントが第1の端末機器内に位置する取得モジュールと、前記サービス側が前記第1のクライアントの識別子に基づいて、前記第1のクライアントに関連付けられる第2のクライアントを決定するように構成される決定モジュールであって、前記第2のクライアントが第2の端末機器内に位置する決定モジュールと、前記第2のクライアントが前記認証コードをターゲットアプリケーションに同期させるように、前記サービス側が前記認証コードを前記第2のクライアントに送信するように構成される送信モジュールと、を備える。
本開示の他の態様は、他の認証コードの同期装置を提供し、他の認証コードの同期装置は、第1のクライアントが第1の端末機器によって受信されたテキスト情報を取得するように構成される取得モジュールと、前記テキスト情報に認証コードが含まれている場合、前記第1のクライアントが前記認証コードをサービス側に送信するように構成される送信モジュールと、を備える。
本開示の他の態様は、他の認証コードの同期装置を提供し、他の認証コードの同期装置は、第2のクライアントがサービス側によって送信された認証コードを受信するように構成される受信モジュールと、前記第2のクライアントが前記認証コードに対応するターゲットアプリケーション識別子を決定するように構成される決定モジュールと、前記第2のクライアントが前記認証コードを前記ターゲットアプリケーション識別子に対応するターゲットアプリケーションに同期させるように構成される同期モジュールと、を備える。
本開示の他の態様は、電子機器を提供し、電子機器は、少なくとも1つのプロセッサと、該少なくとも1つのプロセッサに通信可能に接続されるメモリと、を備え、前記メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な指令が記憶され、前記指令が、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行される場合、前記少なくとも1つのプロセッサが上記いずれかの態様に記載の認証コードの同期方法を実行できる。
本開示の他の態様は、コンピュータ指令が記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ指令は、コンピュータに上記いずれかの態様に記載の認証コードの同期方法を実行させる。
本開示の他の態様は、コンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、上記いずれかの態様に記載の認証コードの同期方法が実現される。
本開示に係る認証コードの同期方法、装置、電子機器および記憶媒体は、サービス側が、第1のクライアントによって送信された認証コードを取得してから、第1のクライアントの識別子に基づいて第1のクライアントに関連付けられる第2のクライアントを決定し、その後、第2のクライアントが認証コードをターゲットアプリケーションに同期させるように、認証コードを第2のクライアントに送信することができる。これにより、端末機器間を跨いで認証コードを入力する際に、手動操作を必要とせずに認証コードの自動同期が可能となり、認証コードの入力プロセスを大幅に簡素化し、効率および精度を向上させ、ユーザに良好な体験を与えることができる。
なお、本部分に記載された内容は、本開示の実施例の肝心または重要な特徴を識別することを意図するものではなく、本開示の範囲を限定するためのものでもない。本開示の他の特徴は、以下の説明によって容易に理解されるようになる。
図面は、本技術案をよりよく理解するために使用され、本開示を限定するものではない。
本開示の一実施例に係る認証コードの同期方法の概略フローチャートである。
本開示の他の実施例に係る認証コードの同期方法の概略フローチャートである。
本開示の別の実施例に係る認証コードの同期方法の概略フローチャートである。
本開示の他の実施例に係る認証コードの同期方法の概略フローチャートである。
本開示の他の実施例に係る認証コードの同期方法の概略フローチャートである。
本開示の他の実施例に係る認証コードの同期方法の概略フローチャートである。
本開示の他の実施例に係る認証コードの同期方法の概略フローチャートである。
本開示の一実施例に係る認証コードの同期プロセスの概略図である。
本開示の他の実施例に係る認証コードの同期装置の概略構成図である。
本開示の他の実施例に係る認証コードの同期装置の概略構成図である。
本開示の他の実施例に係る認証コードの同期装置の概略構成図である。
本開示の実施例に係る認証コードの同期方法を実現するための電子機器のブロック図である。
発明を実施するための手段
以下、図面を参照して本開示の例示的な実施例を説明し、理解を容易にするためにその中には本開示の実施例の様々な詳細事項が含まれ、それらは単なる例示的なものと見なされるべきである。したがって、当業者は、本開示の範囲および精神から逸脱することなく、ここで説明される実施例に対して様々な変更と修正を行うことができる。同様に、わかりやすくかつ簡潔にするために、以下の説明では、周知の機能および構造の説明を省略する。
人工知能は、コンピュータに人間のある思考プロセスと知能行為(例えば、学習、推理、思考、計画など)をシミュレートさせることを研究する学科であり、ハードウェアレベルの技術もソフトウェアレベルの技術もある。人工知能ハードウェア技術には、一般的に、例えばセンサ、専用人工知能チップ、クラウドコンピューティング、分散ストレージ、ビッグデータ処理などの技術が含まれている。人工知能ソフトウェア技術は、主にコンピュータビジョン技術、音声認識技術、自然言語処理技術および機械学習/深層学習、ビッグデータ処理技術、ナレッジグラフ技術などのいくつかの方向を含む。
自然言語処理とは、人間の言語(例えば、中国語、英語など)をコンピュータで処理、理解、運用することであり、コンピュータ科学と言語学との交差学科であり、計算言語学ともよく呼ばれている。自然言語は人間が他の動物と区別される根本的な目印である。言語がなければ、人間の思考も語れないので、自然言語処理は、人工知能の最高のタスクおよび境界を体現している。つまり、コンピュータが自然言語の処理能力を有して初めて、機械が真の知能を実現したといえる。
以下に、本開示の実施例に係る認証コードの同期方法、装置、電子機器および記憶媒体について図面を参照して説明する。
図1は、本開示の実施例に係る認証コードの同期方法の概略フローチャートである。
図1に示すように、当該認証コードの同期方法は、以下のステップを含むことができる。
ステップ101において、サービス側が第1のクライアントによって送信された認証コードを取得し、ここで、第1のクライアントが第1の端末機器内に位置する。
なお、第1のクライアントは、第1の端末機器内のいずれかのAPP(application、携帯電話ソフトウェア)であってもよく、またはいずれかのプラグインであってもよく、またはいずれかのAPP内のモジュールなどであってもよく、本開示はこれを限定しない。
ステップ102において、サービス側が第1のクライアントの識別子に基づいて、第1のクライアントに関連付けられる第2のクライアントを決定し、ここで、第2のクライアントが第2の端末機器内に位置する。
ここで、第2のクライアントは、第2の端末機器内のいずれかのAPPであってもよく、またはいずれかのプラグインであってもよく、またはいずれかのAPP内のモジュールなどであってもよく、本開示はこれを限定しない。
また、第1のクライアントの識別子は、当該第1のクライアントの一意性を特徴付けることができれば、任意の手段またはフォーマットとすることができる。例えば、第1のクライアントの識別子は、当該第1のクライアントの現在のログインアカウントであってもよく、または第1のクライアントの番号などであってもよく、本開示はこれを限定しない。
例えば、サービス側は、第1のクライアントの識別子が当該第1のクライアントの現在のログインアカウント「AA1」である場合、当該同一のログインアカウント「AA1」を使用する他のクライアントを第1のクライアントに関連付けられる第2のクライアントとして決定することができる。
または、サービス側は、第1のクライアントの識別子が当該第1のクライアントに関連付けられるメールボックス名「AA1BB@youxiang」である場合、当該同一のメールボックス名「AA1BB@youxiang」を使用する他のクライアントを第1のクライアントに関連付けられる第2のクライアントとして決定することができる。
または、各クライアント間の関連情報を予め記憶しておき、サービス側が第1のクライアントの識別子に基づいて、当該関連情報内で検索し、それに関連付けられる第2のクライアントを決定することができる。
なお、上記例は例示的な説明に過ぎず、本開示の実施例内の第1のクライアントの識別子および第2のクライアントの決定方式などに対する限定とはならない。
ステップ103において、第2のクライアントが認証コードをターゲットアプリケーションに同期させるように、サービス側が認証コードを第2のクライアントに送信する。
例えば、サービス側によって取得された認証コードが「X1Z1」であり、第1のクライアントに関連付けられる第2のクライアントが決定された場合、第2のクライアントが認証コードX1Z1をターゲットアプリケーションに同期させるように、当該認証コードX1Z1を第2のクライアントに送信することができる。これにより、第2の端末機器が第1の端末機器によって受信された認証コードに基づいて認証コードを入力する必要がある場合、手動操作を必要とせずに認証コードの入力が可能となり、認証コードの入力プロセスを大幅に簡素化し、効率および精度を向上させ、ユーザに良好な体験を与えることができる。
本開示の実施例では、サービス側が、第1のクライアントによって送信された認証コードを取得してから、第1のクライアントの識別子に基づいて第1のクライアントに関連付けられる第2のクライアントを決定し、その後、第2のクライアントが認証コードをターゲットアプリケーションに同期させるように、認証コードを第2のクライアントに送信することができる。これにより、端末機器を跨いで認証コードを入力する際に、手動操作を必要とせずに認証コードの自動同期が可能となり、認証コードの入力プロセスを大幅に簡素化し、効率および精度を向上させ、ユーザに良好な体験を与えることができる。
上記実施例において、サービス側が、第1のクライアントによって送信された認証コードを取得してから、第1のクライアントの識別子に基づいて第1のクライアントに関連付けられる第2のクライアントを決定し、その後、第2のクライアントが認証コードをターゲットアプリケーションに同期させるように、認証コードを第2のクライアントに送信することができる。実際の実現プロセスにおいて、サービス側は、第1のクライアントによって送信された複数の認証コードおよび各認証コードに関連付けられるアプリケーション識別子を取得し、認証コードの同期を実現することもでき、以下に、図2を参照して上記プロセスを詳しく説明する。
図2は、本開示の実施例に係る認証コードの同期方法の概略フローチャートであり、図2に示すように、当該認証コードの同期方法は、以下のステップを含むことができる。
ステップ201において、サービス側が第1のクライアントによって送信された複数の認証コードおよび各認証コードに関連付けられるアプリケーション識別子を取得する。
ここで、アプリケーション識別子のスタイルまたは提示手段は、当該アプリケーションの名称、番号などのいずれかの手段であってもよく、本開示はこれを限定しない。
なお、サービス側は、第1のクライアントによって送信された複数の認証コードおよび各認証コードに関連付けられるアプリケーション識別子を一括取得することができてもよいし、またはサービス側は、第1のクライアントによって送信された複数の認証コードおよび各認証コードに関連付けられるアプリケーション識別子を連続した時間内にそれぞれ取得することもできてもよい。本開示はこれを限定しない。
ステップ202において、サービス側が第1のクライアントの識別子に基づいて、第1のクライアントに関連付けられる第2のクライアントを決定し、ここで、第2のクライアントが第2の端末機器機内に位置する。
ステップ203において、サービス側が各認証コードおよび関連付けられるアプリケーション識別子を第2のクライアントに送信する。
なお、サービス側が第2のクライアントに各認証コードおよび関連付けられるアプリケーション識別子を送信する際に、1つの認証コードおよび関連付けられるアプリケーション識別子を一括送信することができてもよいし、または複数の認証コードおよびそれぞれに関連付けられるアプリケーション識別子を一括送信することもできてもよい。本開示はこれを限定しない。
例えば、サービス側が取得した第1のクライアントによって送信された複数の認証コードは、それぞれX1Y2、W1E2、1W1Y5Zであり、各認証コードに関連付けられるアプリケーション識別子は、それぞれXXテクノロジー、YYミュージック、WT大知恵である。その後サービス側は、「XXテクノロジーの認証コードがX1Y2であり、YYミュージックの認証コードがW1E2であり、WT大知恵の認証コードが1W1Y5Zである」を第2のクライアントに送信することができる。
これにより、サービス側は、第2の端末機器に認証コードの入力が必要なアプリケーションが複数ある場合、第2のクライアントが各認証コードを対応するターゲットアプリケーションに同期させるように、複数の認証コードを第2のクライアントに送信することができる。これにより、認証コード入力の効率および精度を向上させることができる。
なお、上記例は例示的な説明に過ぎず、本開示の実施例内の各認証コードおよび関連付けられるアプリケーション識別子などに対する限定とはならない。
本開示の実施例において、サービス側は、第1のクライアントによって送信された複数の認証コードおよび各認証コードに関連付けられるアプリケーション識別子を取得し、その後、第1のクライアントの識別子に基づいて、第1のクライアントに関連付けられる第2のクライアントを決定し、各認証コードおよび関連付けられるアプリケーション識別子を第2のクライアントに送信することができることにより、認証コードの同期を実現する。これにより、端末機器間を跨いで認証コードを入力する際に、手動操作を必要とせずに認証コードの自動同期が可能となり、認証コードの入力プロセスを大幅に簡素化し、効率および精度を向上させ、ユーザに良好な体験を与えることができる。
上記実施例において、サービス側は、第1のクライアントによって送信された複数の認証コードおよび各認証コードに関連付けられるアプリケーション識別子を取得し、その後、第1のクライアントの識別子に基づいて、第1のクライアントに関連付けられる第2のクライアントを決定し、各認証コードおよび関連付けられるアプリケーション識別子を第2のクライアントに送信することができることにより、認証コードの同期を実現する。実際の実現プロセスにおいて、サービス側は、第1のクライアントによって送信されたテキスト情報を受信・解析することにより、含まれる認証コードおよびアプリケーション識別子を決定し、認証コードの同期を実現することもでき、以下に、図3を参照して上記プロセスを詳しく説明する。
図3は、本開示の実施例に係る認証コードの同期方法の概略フローチャートであり、図3に示すように、当該認証コードの同期方法は、以下のステップを含むことができる。
ステップ301において、サービス側は、第1のクライアントによって送信されたテキスト情報を受信する。
ステップ302において、サービス側は、テキスト情報を解析し、テキスト情報に含まれている認証コードを取得する。
なお、サービス側は、テキスト情報を解析する際に、関連技術におけるテキスト情報を解析可能な任意の方式を採用することができ、本開示はこれを限定しない。
例えば、サービス側が受信した第1のクライアントによって送信されたテキスト情報は、「XXテクノロジーの認証コードがX1Y2で、2分間有効である」ことである。YYミュージックの認証コードがW1E2Y4である。その後、設定された正規表現式で解析することにより、当該テキスト情報に含まれている認証コードがそれぞれX1Y2およびW1E2であると決定することができる。
または、サービス側が連続した時間内に受信した複数の第1のクライアントによって送信されたテキスト情報は、それぞれXXテクノロジーの認証コードはX1Y2であり、YYミュージックの認証コードはW1E2であり、WT大知恵の認証コードが1W1Y5Zである。したがって、複数のテキスト情報をそれぞれ解析することにより、各テキスト情報に含まれている認証コードがそれぞれX1Y2、W1E2および1W1Y5Zであると決定することができる。
なお、上記例は例示的な説明に過ぎず、本開示の実施例内のテキスト情報、認証コードおよびテキスト情報の解析の方式などに対する限定とはならない。
ステップ303において、テキスト情報に対応するアプリケーション識別子を決定するように、テキスト情報を解析する。
例えば、サービス側が受信したテキスト情報は、XXテクノロジーの認証コードがX1Y2で、2分間有効である。その後、これを解析することにより、当該テキスト情報に対応するアプリケーション識別子がXXテクノロジーであると決定することができる。
なお、上記例は例示的な説明に過ぎず、本開示の実施例内のテキスト情報、アプリケーション識別子およびテキスト情報の解析の方式などに対する限定とはならない。
ステップ304において、サービス側が第1のクライアントの識別子に基づいて、第1のクライアントに関連付けられる第2のクライアントを決定し、ここで、第2のクライアントが第2の端末機器内に位置する。
ステップ305において、アプリケーション識別子が特定のアプリケーション識別子である場合、認証コードを第2のクライアントに送信する。
ここで、特定アプリケーションは、予め設定されたものであってもよいし、ユーザのニーズに応じて自ら設定されたものであってもよいし、第2のクライアントによって送信された認証コードの取得要求に基づいて決定されたものであってもよい。本開示はこれを限定しない。
なお、特定のアプリケーション識別子のスタイルおよび提示手段は、予め設定されたものであってもよく、例えば、当該特定アプリケーションの名称、番号などであってもよい。本開示はこれを限定しない。
選択可能に、第2のクライアントによって送信された認証コードの取得要求には、特定のアプリケーション識別子が含まれてもよく、これにより、サービス側は、受信された第2のクライアントによって送信された認証コードの取得要求に基づいて、特定のアプリケーション識別子を決定することができる。
例えば、サービス側は、受信された第1のクライアントによって送信されたテキスト情報を解析し、テキスト情報に含まれている認証コードおよび対応するアプリケーション識別子が、それぞれX1Y2アプリケーション識別子がXXテクノロジー、W1E2アプリケーション識別子がZXミュージックであると決定する。その後、サービス側は、受信された第2のクライアントによって送信された認証コードの取得要求に基づいて、特定のアプリケーション識別子がZXミュージックであると決定する。これにより、サービス側は、ZXミュージックに対応する認証コードW1E2を第2のクライアントに送信し、第2のクライアントが当該認証コードをZXミュージックに同期させることができる。
これにより、サービス側が受信されたテキスト情報に基づいて複数の認証コードおよびそれぞれに対応するアプリケーション識別子を決定した場合、受信された第2のクライアントによって送信された認証コードの取得要求に含まれている特定のアプリケーション識別子に基づいて、特定のアプリケーション識別子を決定することができ、アプリケーション識別子が特定のアプリケーション識別子である場合、それに対応する認証コードを第2のクライアントに送信することができる。これにより、第2の端末機器が第1の端末機器によって受信された認証コードに基づいて認証コードを入力する必要がある場合、手動操作を必要とせずに、特定のアプリケーション識別子に基づいて第2の端末機器が必要とする認証コードを決定することができ、認証コードの自動同期が可能となり、データ伝送の負担が軽減され、認証コードの入力の精度および信頼性をさらに向上させ、ユーザに良好な体験を与えることができる。
本開示の実施例において、サービス側は、第1のクライアントによって送信されたテキスト情報を受信してから、テキスト情報を解析し、テキスト情報に含まれている認証コードおよび対応するアプリケーション識別子を取得することができ、その後、サービス側は、第1のクライアントの識別子に基づいて、第1のクライアントに関連付けられる第2のクライアントを決定し、アプリケーション識別子が特定のアプリケーション識別子である場合、認証コードを第2のクライアントに送信することができる。これにより、端末機器を跨いで認証コードを入力する際に、手動操作を必要とせずに認証コードの自動同期が可能となり、認証コードの入力プロセスを大幅に簡素化し、効率および信頼性をさらに向上させ、ユーザに良好な体験を与えることができる。
上記実施例では、認証コード入力中のサービス側の認証コードの同期方法について説明した。以下に、図4を参照して認証コードの入力中の第1のクライアントの認証コードの同期方法を詳しく説明する。
図4は、本開示の実施例に係る認証コードの同期方法の概略フローチャートであり、図4に示すように、当該認証コードの同期方法は、以下のステップを含むことができる。
ステップ401において、第1のクライアントが第1の端末機器によって受信されたテキスト情報を取得する。
ステップ402において、テキストに認証コードが含まれている場合、第1のクライアントが認証コードをサービス側に送信する。
例えば、第1のクライアントが取得した第1の端末機器によって受信されたテキスト情報は、『[XXミュージック]の認証コードがW4A7R3であり、本人が操作していない場合、無視してください』ことである。その後、第1のクライアントは、当該テキスト情報を解析し、当該テキスト情報に含まれている認証コードがW4A7R3であると決定された後、認証コード「W4A7R3」をサービス側に送信することができる。
または、第1のクライアントが連続した時間内に取得した第1の端末機器によって受信されたテキスト情報は、それぞれ「XXミュージックの認証コードがW4A7R3であり、本人が操作していない場合、無視してください」および「現在、通話料金の残高が9.8元で、早めにチャージしてください」である。その後、第1のクライアントは、2つのテキスト情報をそれぞれ解析し、一方のテキスト情報に含まれている認証コードが「W4A7R3」であり、他方のテキスト情報に認証コードが含まれていないと決定する。その後、第1のクライアントは、当該認証コード「W4A7R3」をサービス側に送信し、データ伝送の負担を軽減し、効率を向上させることができる。
なお、上記例は例示的な説明に過ぎず、本開示の実施例内の第1の端末機器によって受信されたテキスト情報および認証コードなどに対する限定とはならない。
なお、テキスト情報には認証コードが含まれている場合、第1のクライアントは当該テキスト情報をサービス側などに送信することができ、本開示はこれを限定しない。
例えば、第1のクライアントが取得した第1の端末機器によって受信されたテキスト情報は、『[XXミュージック]の認証コードがW4A7R3であり、本人が操作していない場合、無視してください』ことである。その後、第1のクライアントは、当該テキスト情報を解析し、当該テキスト情報に認証コードが含まれていると決定され、第1のクライアントが当該テキスト情報をサービス側に送信することができる。
なお、上記例は例示的な説明に過ぎず、本開示の実施例内の第1の端末機器によって受信されたテキスト情報および第1のクライアントがサービス側に送信した内容などに対する限定とはならない。
本開示の実施例において、第1のクライアントは、先ず第1の端末機器によって受信されたテキスト情報を取得し、その後、当該テキスト情報を解析し、テキスト情報に認証コードが含まれている場合、認証コードをサービス側に送信することができる。これにより、端末機器間を跨いで認証コードを入力することに寄与する、端末機器間を跨いで認証コードを入力する際に、手動操作を必要とせずに認証コードの自動同期が可能となり、認証コードの入力の効率および信頼性を向上させ、ユーザに良好な体験を与えることができる。
上記実施例において、第1のクライアントは、先ず第1の端末機器によって受信されたテキスト情報を取得し、その後、当該テキスト情報を解析し、テキスト情報に認証コードが含まれている場合、認証コードをサービス側に送信することができる。実際の実現プロセスにおいて、第1のクライアントは、アプリケーション識別子が特定のアプリケーション識別子である場合、認証コードの同期を実現するように、認証コードをサービス側に送信することもでき、以下に、図5を参照して上記プロセスをさらに説明する。
図5は、本開示の実施例に係る認証コードの同期方法の概略フローチャートであり、図5に示すように、当該認証コードの同期方法は、以下のステップを含むことができる。
ステップ501において、第1のクライアントが第1の端末機器によって受信されたテキスト情報を取得する。
ステップ502において、テキスト情報に対応するアプリケーション識別子を決定するように、テキスト情報を解析する。
例えば、サービス側が取得した第1のクライアントによって受信されたテキスト情報は、「XXテクノロジーの認証コードがX1Y2で、2分間有効である」ことである。その後、設定された正規表現式で解析することにより、当該テキスト情報に対応するアプリケーション識別子がXXテクノロジーであると決定することができる。
なお、上記例は例示的な説明に過ぎず、本開示の実施例内のテキスト情報、アプリケーション識別子およびテキスト情報の解析の方式などに対する限定とはならない。
ステップ503において、サービス側によって送信された認証コードの取得要求を受信し、ここで、認証コードの取得要求に特定のアプリケーション識別子が含まれている。
ここで、認証コードの取得要求には、1つの特定のアプリケーション識別子が含まれてもよく、または複数の特定のアプリケーション識別子などが含まれてもよく、本開示はこれを限定しない。
例えば、第1のクライアントが受信したサービス側によって送信された認証コードの取得要求に含まれている特定のアプリケーション識別子がSXアプリケーションである。これにより、第1のクライアントは、特定のアプリケーション識別子がSXアプリケーションなどであると決定することができ、本開示はこれを限定しない。
選択可能に、第1の端末機器内の各アプリケーションの動作状態に基づいて、特定のアプリケーション識別子を決定することもできる。
例えば、第1の端末機器に3つのアプリケーションがあり、対応する動作状態は、それぞれアプリケーション1がログイン中、アプリケーション2がオフ状態、アプリケーション3が支払い中であるため、特定のアプリケーションがアプリケーション2であると決定することができ、特定のアプリケーション識別子がアプリケーション2であってもよい。
なお、上記例は例示的な説明に過ぎず、本開示の実施例内の第1の端末機器のアプリケーション数、各アプリケーションに対応する動作状態および特定のアプリケーション識別子などに対する限定とはならない。
選択可能に、第1のクライアントは、受信したサービス側によって送信された認証コードの取得要求、および第1の端末機器内の各アプリケーションの動作状態に基づいて、特定のアプリケーション識別子を一括して決定することもできる。これにより、特定のアプリケーション識別子の決定の精度および信頼性を向上させることができる。
ステップ504において、アプリケーションが特定のアプリケーション識別子である場合、認証コードをサービス側に送信する。
例えば、第1のクライアントは、取得した第1の端末機器によって送信されたテキスト情報を解析し、テキスト情報に含まれている認証コードおよび対応するアプリケーション識別子がそれぞれXXテクノロジー、X1Y2およびミュージックW1E2であると決定する。その後、第1のクライアントは、受信された第2のクライアントによって送信された認証コードの取得要求に基づいて、特定のアプリケーション識別子がZXミュージックであると決定する。これにより、第1のクライアントは、ZXミュージックに対応する認証コードW1E2をサービス側に送信することができる。これにより、特定のアプリケーション識別子に対応する認証コードのみをサービス側に送信し、送信されるデータ量を減らし、効率および精度を向上させ、ユーザのニーズをよりよく満たすことができる。
なお、上記例は例示的な説明に過ぎず、本開示の実施例に含まれている認証コードおよび対応するアプリケーション識別子および特定のアプリケーション識別子などに対する限定とはならない。
選択可能に、アプリケーション識別子が特定のアプリケーション識別子である場合、第1の端末機器は、当該アプリケーション識別子に対応するテキスト情報をサービス側に送信することもでき、本開示はこれを限定しない。
本開示の実施例において、第1のクライアントは、先ず第1の端末機器によって受信されたテキスト情報を取得し、その後、テキスト情報を解析し、テキスト情報に対応するアプリケーション識別子を決定し、サービス側によって送信された認証コードの取得要求を受信し、特定のアプリケーション識別子を決定することができ、アプリケーション識別子が特定のアプリケーション識別子である場合、認証コードをサービス側に送信する。これにより、端末機器間を跨いで認証コードを入力することに条件を提供し、端末機器間を跨いで認証コードを入力する際に、手動操作を必要とせずに認証コードの自動同期が可能となり、認証コードの入力の効率および信頼性を向上させ、ユーザに良好な体験を与えることができる。
なお、第1の端末機器は、連続した時間内に複数のテキスト情報を受信することができ、第1のクライアントは、第1の端末機器が連続した時間内に受信した複数のテキスト情報を取得し、各テキスト情報を解析し、各テキスト情報に含まれている認証コードおよび各認証コードに関連付けられるアプリケーション識別子を取得し、各認証コードおよび各認証コードに関連付けられるアプリケーション識別子をサービス側に送信することができる。
なお、第1のクライアントがサービス側に各認証コードおよび関連付けられるアプリケーション識別子を送信する際に、1つの認証コードおよび関連付けられるアプリケーション識別子を一括送信することができてもよいし、または複数の認証コードおよびそれぞれに関連するアプリケーション識別子を一括送信することもできてもよい。本開示はこれを限定しない。
例えば、第1のクライアントが取得した第1の端末機器によって連続した時間内に受信された複数のテキスト情報はそれぞれXXテクノロジーの認証コードがX1Y2、YYミュージックの認証コードがW1E2、WT大知恵の認証コードが1W1Y5Zである。したがって、複数のテキスト情報を解析することにより、各テキスト情報に含まれている認証コードがそれぞれX1Y2、W1E2および1W1Y5Zであり、および各認証コードに関連付けられるアプリケーション識別子がそれぞれXXテクノロジー、YYミュージック、WT大知恵であると決定することができ、その後、第1のクライアントは、「XXテクノロジーの認証コードX1Y2」、「YYミュージックの認証コードW1E2」、「WT大知恵の認証コード1W1Y5Z」をサービス側に送信することができる。
なお、上記例は例示的な説明に過ぎず、本開示の実施例に含まれている認証コードおよび対応するアプリケーション識別子および特定のアプリケーション識別子などに対する限定とはならない。
本開示の実施例において、第1の端末機器は、サービス側に認証コードおよび各認証コードに関連付けられるアプリケーション識別子を送信することができ、サービス側によって受信された情報をできる限り網羅し、情報の紛失をできる限り減少させ、全面性および完全性を向上させることができる。
上記実施例は、認証コードの入力中に、サービス側の認証コードの同期方法および第1のクライアントの認証コードの同期方法をそれぞれ説明した。以下に、図6を参照して認証コードの入力中に第2のクライアントの認証コードの同期方法を詳しく説明する。
図6は、本開示の実施例に係る認証コードの同期方法の概略フローチャートであり、図6に示すように、当該認証コードの同期方法は、以下のステップを含むことができる。
ステップ601において、第2のクライアントは、サービス側によって送信された認証コードを受信する。
ステップ602において、第2のクライアントが認証コードに対応するターゲットアプリケーション識別子を決定する。
選択可能に、第2のクライアントは、第2の端末機器内の各アプリケーションの動作状態に基づいて、ターゲットアプリケーション識別子を決定することができる。
例えば、第2の端末機器では、アプリケーション1がオフ状態、アプリケーション2がバックグラウンド動作状態、アプリケーション3が認証コード入力中であるため、アプリケーション3に対応するアプリケーション識別子APP3がターゲットアプリケーション識別子であると決定することができる。
なお、上記例は例示的な説明に過ぎず、本開示の実施例内の第2の端末機器におけるアプリケーション数、各アプリケーションの動作状態およびターゲットアプリケーション識別子などに対する限定とはならない。
ステップ603において、第2のクライアントが認証コードをターゲットアプリケーション識別子に対応するターゲットアプリケーションに同期させる。
例えば、第2のクライアントによって決定された認証コードがA1W2であり、ターゲットアプリケーション識別子がAPP3であり、それに対応するターゲットアプリケーションがアプリケーション3であるため、第2のクライアントは、A1W2をアプリケーション3に自動的に同期させることができる。例えば、「A1W2」をアプリケーション3内の認証コード入力ボックスに記入することができる。これにより、当該認証コードの入力中、手動操作を必要とせず、効率および精度を向上させ、ユーザに良好な体験を与えることができる。
なお、上記例は例示的な説明に過ぎず、本開示の実施例内の認証コード、ターゲットアプリケーション識別子などに対する限定とはならない。
本開示の実施例において、第2のクライアントは、サービス側によって送信された認証コードを受信してから、認証コードに対応するターゲットアプリケーション識別子を決定し、認証コードをターゲットアプリケーション識別子に対応するターゲットアプリケーションに同期させることができる。これにより、端末機器を跨いで認証コードを入力する際に、ユーザの操作を必要とせず、認証コードの入力プロセスを実現することができ、効率および信頼性を向上させ、ユーザに良好な体験を与えることができる。
上記実施例において、第2のクライアントは、サービス側によって送信された認証コードを受信してから、認証コードに対応するターゲットアプリケーション識別子を決定することができ、すなわち、認証コードをターゲットアプリケーション識別子に対応するターゲットアプリケーションに同期させることができる。実際の使用中に、第2のクライアントは、ユーザのニーズをよりよく満たすために、同期指令が受信された場合、認証コードをターゲットアプリケーション識別子に対応するターゲットアプリケーションに同期させることができ、以下に、図7を参照して上記プロセスをさらに説明する。
図7は、本開示の実施例に係る認証コードの同期方法の概略フローチャートであり、図7に示すように、当該認証コードの同期方法は、以下のステップを含むことができる。
ステップ701において、第2のクライアントがサービス側によって送信された認証コードを受信する。
ステップ702において、第2のクライアントがサービス側によって送信された認証コードに関連付けられるアプリケーション識別子に基づいて、ターゲットアプリケーション識別子を決定する。
なお、第2のクライアントが受信したサービス側によって送信された認証コードが1つであってもよく、または複数であってもよい。それに応じて、認証コードに関連付けられるアプリケーション識別子は、1つであってもよく、複数などであってもよい。本開示はこれを限定しない。
例えば、第2のクライアントが受信したサービス側によって送信された認証コードがW1R2であり、それに関連付けられたアプリケーション識別子がXYミュージックである。XYミュージックがターゲットアプリケーション識別子であると決定することができる。
または、第2のクライアントが受信したサービス側によって送信された認証コードがそれぞれW1R2、C8P2、6T5Fであり、各認証コードに関連付けられるアプリケーション識別子がそれぞれXYミュージック、UP乗車券、TY綺麗である。XYミュージック、UP乗車券、TY綺麗がすべてターゲットアプリケーション識別子であると決定することができる。
または、第2のクライアントは、複数のサービス側によって送信された認証コードおよび各認証コードに関連付けられるアプリケーション識別子を受信した後、各アプリケーション識別子に対応する各アプリケーションの動作状態に基づいて、1つまたは複数のターゲットアプリケーション識別子を決定することができる。
なお、上記例は例示的な説明に過ぎず、本開示の実施例内の認証コード、認証コードに関連付けられるアプリケーション識別子、ターゲットアプリケーション識別子などに対する限定とはならない。
ステップ703において、第2のクライアントが認証コードとターゲットアプリケーション識別子とを関連付けて表示する。
ここで、第2のクライアントは、認証コードとターゲットアプリケーション識別子とを関連付けて提示する際に、複数の場合がある。
例えば、各認証コードおよびターゲットアプリケーション識別子をスクリーンの中央位置に表示することができる。例えば、1番目列に各アプリケーション識別子を表示し、2番目列に各ターゲットアプリケーション識別子に対応する認証コードを表示するか、または1番目列に各認証コードを表示し、2番目列に各認証コードに関連付けられるターゲットアプリケーション識別子などを表示することができる。したがって、ユーザが当該情報をより正確に取得するように、それを明らかに提示することができる。
または、各認証コードおよびターゲットアプリケーション識別子をメニューバーや通知欄などに表示することもできる。
または、ポップアップで各認証コードおよびターゲットアプリケーション識別子を提示するなども可能である。
なお、上記例は例示的な説明に過ぎず、本開示の実施例における認証コードとターゲットアプリケーション識別子とを関連付けて提示する方式などに対する限定とはならない。
ステップ704において、第2のクライアントは、同期指令を受信した場合、認証コードをターゲットアプリケーション識別子に対応するターゲットアプリケーションに同期させる。
なお、同期指令がユーザによってトリガーされてもよい。第2のクライアントは、ユーザが当該情報をより正確に取得するように、先ず認証コードとターゲットアプリケーション識別子とを関連付けて提示することができる。その後、同期指令が受信された場合、認証コードをターゲットアプリケーション識別子に対応するターゲットアプリケーションに同期させることができる。したがって、ユーザのニーズに応じてタイムリーに操作することができ、効率および精度が向上し、ユーザのニーズをよりよく満足することができる。
また、ユーザは、現在認証コードの入力を続けたくない場合、対応するコントロールをクリックすることもでき、第2のクライアントは、当該指令を受信すると、認証コードの入力プロセスを自動的に停止し、データ処理プロセスを減らし、効率を向上させ、ユーザの利便性も向上させることができる。
例えば、現在の認証コードW1Z2に関連付けられるターゲットアプリケーション識別子がXXミュージックである場合、それに対応するターゲットアプリケーションがXXミュージックであり、第2のクライアントは、同期指令を受信すると、認証コードW1Z2をXXミュージックに同期させることができる。したがって、認証コード入力の効率および精度が向上し、ユーザに良好な体験を与えることができる。
ユーザは、第2のクライアントが認証コードとターゲットアプリケーション識別子とを関連付けて提示した後、自らのニーズに応じてそのうちのいずれかまたは複数の認証コードを選択して同期指令を送信することができる。第2のクライアントは、同期指令を受信した場合、ユーザによって選択されたいずれかまたは複数の認証コードを各ターゲットアプリケーション識別子に対応する各ターゲットアプリケーションに同期させることができる。したがって、ユーザのニーズをよりよく満たし、ユーザの利便性を向上させることができる。
選択可能に、第2のクライアントは、第2の端末機器内の各アプリケーションの動作状態を取得し、その後、いずれかのアプリケーションの動作状態が予め設定された条件を満たしている場合、サービス側に認証コードの取得要求を送信することができ、ここで、認証コードの取得要求にはいずれかのアプリケーションの識別子が含まれている。
ここで、予め設定された条件は、認証コードの入力が必要な任意のインタフェースまたはプロセスであってもよい。例えば、第2のクライアントは、YTメールボックスを決定し、現在安全認証インタフェースにあり、それに対応するアプリケーション識別子がYTメールボックスである。第2のクライアントは、サービス側が認証コードの入力が必要な各アプリケーション識別子をタイムリーに取得するように、サービス側に「YTメールボックス」を含む認証コードの取得要求を送信することができ、これにより、サービス側と第2のクライアントとの間のデータ伝送の負担を軽減し、効率および精度を更に向上させることができる。
本開示の実施例において、第2のクライアントは、サービス側によって送信された認証コードを受信してから、サービス側によって送信された認証コードに関連付けられるアプリケーション識別子に基づいてターゲットアプリケーション識別子を決定し、認証コードとターゲットアプリケーション識別子とを関連付けて提示し、同期指令を受信した場合、認証コードをターゲットアプリケーション識別子に対応するターゲットアプリケーションに同期させることができる。これにより、機器間を跨いで認証コードを入力する際に、認証コードの入力プロセスを大幅に簡素化し、効率および精度を向上させ、ユーザに良好な体験を与えることができる。
以上の分析から分かるように、本開示に係る認証コードの同期方法は、端末機器を跨いで認証コードを入力する任意のシナリオ、例えば、あるソフトウェア内またはウェブページ内のログイン認証、支払い認証、安全認証などの任意のシナリオに適応することができ、本開示はこれを限定しない。例えば、第2の端末機器は、他の端末機器によって認証コードを入力する任意の電子機器、例えば、コンピュータ、車載装置、いずれかのロボットなどであってもよい。第2の端末機器は、認証コードを含むテキスト情報を直接受信できる他の電子機器、例えば、携帯電話であってもよく、本開示はこれを限定しない。
例えば、第2の端末機器は、コンピュータAであり、第1の端末機器は、携帯電話bである。コンピュータA内のアプリケーション1は、携帯電話bが受信した認証コードによって認証コードを入力する必要がある。携帯電話b内の第1のクライアントは、携帯電話bによって受信されたテキスト情報を受信してから、当該テキスト情報をサービス側に送信することができる。サービス側は、当該テキスト情報を解析し、テキスト情報に含まれている認証コードがP1E5であり、および認証コードに関連付けられるアプリケーション識別子がアプリケーション1であると決定する。サービス側が第1のクライアントの識別子に基づいて、第1のクライアントに関連付けられる第2のクライアントを決定することもでき、この後、当該認証コードおよび認証コードに関連付けられるアプリケーション識別子を第2のクライアントに送信することができる。第2のクライアントは、コンピュータAに位置し、第2のクライアントは、受信された認証コードおよび認証コードに関連付けられるアプリケーション識別子に基づいて、当該認証コードP1E5をアプリケーション1に同期させることができる。当該認証コードの自動同期プロセスの概略図は、図7Aに示すことができる。当該プロセスは、手動操作を必要とせず、認証コードの入力の流れを簡素化し、効率および精度を向上させ、ユーザに良好な体験を与えることができる。
本開示は、上記実施例を実現するために、認証コードの同期装置をさらに提出する。
図8は、本開示の実施例に係る認証コードの同期装置に概略構成図である。
図8に示すように、当該認証コードの同期装置800は、サービス側に配置されてもよく、取得モジュール810、決定モジュール820および送信モジュール830を備えることができる。
ここで、取得モジュール810は、サービス側が第1のクライアントによって送信された認証コードを取得するように構成され、前記第1のクライアントが第1の端末機器内に位置する。
決定モジュール820は、前記サービス側が前記第1のクライアントの識別子に基づいて、前記第1のクライアントに関連付けられる第2のクライアントを決定するように構成され、前記第2のクライアントが第2の端末機器内に位置する。
送信モジュール830は、前記第2のクライアントが前記認証コードをターゲットアプリケーションに同期させるように、前記サービス側が前記認証コードを前記第2のクライアントに送信するように構成される。
選択可能に、取得モジュール810は、具体的には、前記サービス側が前記第1のクライアントによって送信されたテキスト情報を受信し、前記テキスト情報に含まれている前記認証コードを取得するように、前記サービス側が前記テキスト情報を解析するように構成される。
選択可能に、送信モジュール830は、具体的には、前記テキスト情報に含まれているアプリケーション識別子を決定するように、前記テキスト情報を解析し、前記アプリケーション識別子が特定のアプリケーション識別子である場合、前記認証コードを前記第2のクライアントに送信するように構成される。
選択可能に、上記装置800は、前記第2のクライアントによって送信された認証コードの取得要求を受信するように構成される受信モジュールをさらに備えることができ、ここで、前記取得要求に前記特定のアプリケーション識別子が含まれている。
選択可能に、取得モジュール810は、具体的には、前記サービス側が前記第1のクライアントによって送信された複数の認証コードおよび各認証コードに関連付けられるアプリケーション識別子を取得するようにも構成される。
送信モジュール830は、具体的には、前記サービス側が各前記認証コードおよび関連付けられるアプリケーション識別子を前記第2のクライアントに送信するようにも構成される。
本開示の実施例内の上記各モジュールの機能および具体的な実現原理は、上記各方法の実施例を参照することができ、ここでは詳しく説明しない。
本開示の実施例に係る認証コードの同期装置は、サービス側が、第1のクライアントによって送信された認証コードを取得してから、第1のクライアントの識別子に基づいて第1のクライアントに関連付けられる第2のクライアントを決定し、その後、第2のクライアントが認証コードをターゲットアプリケーションに同期させるように、認証コードを第2のクライアントに送信することができる。これにより、端末機器間を跨いで認証コードを入力する際に、手動操作を必要とせずに認証コードの自動同期が可能となり、認証コードの入力プロセスを大幅に簡素化し、効率および精度を向上させ、ユーザに良好な体験を与えることができる。
図9は、本開示の実施例に係る認証コードの同期装置の概略構成図である。
図9に示すように、当該認証コードの同期装置900は、第1のクライアント側に配置されてもよく、取得モジュール910および送信モジュール920を備えることができる。
ここで、取得モジュール910は、第1のクライアントが第1の端末機器によって受信されたテキスト情報を取得するように構成される。
送信モジュール920は、前記テキスト情報に認証コードが含まれている場合、前記第1のクライアントが前記認証コードをサービス側に送信するように構成される。
選択可能に、送信モジュール920は、具体的には、前記テキスト情報に対応するアプリケーション識別子を決定するように、前記テキスト情報を解析し、前記アプリケーション識別子が特定のアプリケーション識別子である場合、前記認証コードを前記サービス側に送信するように構成される。
選択可能に、上記装置900は、前記サービス側によって送信された認証コードの取得要求を受信するように構成される受信モジュールであって、前記取得要求には、前記特定のアプリケーション識別子が含まれている受信モジュール、および/または、前記第1の端末機器内の各アプリケーションの動作状態に基づいて、前記特定のアプリケーション識別子を決定するように構成される決定モジュールをさらに備えることができる。
選択可能に、取得モジュール910は、具体的には、前記第1のクライアントが前記第1の端末機器によって連続した時間内に受信された複数のテキスト情報を取得するように構成される。
送信モジュール920は、具体的には、前記第1のクライアントが各前記認証コードおよび各前記認証コードに関連付けられるアプリケーション識別子をサービス側に送信するように構成される。
本開示の実施例に係る認証コードの同期装置は、第1のクライアントが、先ず第1の端末機器によって受信されたテキスト情報を取得し、その後、テキスト情報を解析し、テキスト情報に対応するアプリケーション識別子を決定し、サービス側によって送信された認証コードの取得要求を受信し、特定のアプリケーション識別子を決定することができ、アプリケーション識別子が特定のアプリケーション識別子である場合、認証コードをサービス側に送信する。これにより、端末機器間を跨いで認証コードを入力することに寄与し、端末機器間を跨いで認証コードを入力する際に、手動操作を必要とせずに認証コードの自動同期が可能となり、認証コードの入力の効率および信頼性を向上させ、ユーザに良好な体験を与えることができる。
図10は、本開示の実施例に係る認証コードの同期装置の概略構成図である。
図10に示すように、当該認証コードの同期装置1000は、第2のクライアント側に配置されてもよく、受信モジュール1010、決定モジュール1020および同期装置1030を備えることができる。
ここで、受信モジュール1010は、第2のクライアントがサービス側によって送信された認証コードを受信するように構成される。
決定モジュール1020は、前記第2のクライアントが前記認証コードに対応するターゲットアプリケーション識別子を決定するように構成される。
同期モジュール1030は、前記第2のクライアントが前記認証コードを前記ターゲットアプリケーション識別子に対応するターゲットアプリケーションに同期させるように構成される。
選択可能に、決定モジュール1020は、具体的には、前記第2のクライアントが第2の端末機器内の各アプリケーションの動作状態に基づいて、前記ターゲットアプリケーション識別子を決定し、または、前記第2のクライアントが前記サービス側によって送信された前記認証コードに関連付けられるアプリケーション識別子に基づいて、前記ターゲットアプリケーション識別子を決定するように構成される。
選択可能に、同期モジュール1030は、具体的には、前記第2のクライアントが前記認証コードと前記ターゲットアプリケーション識別子とを関連付けて提示し、前記第2のクライアントが、同期指令を受信した場合、前記認証コードを前記ターゲットアプリケーション識別子に対応するターゲットアプリケーションに同期させるように構成される。
選択可能に、上記装置1000は、前記第2のクライアントが第2の端末機器内の各アプリケーションの動作状態を取得するように構成される取得モジュールと、いずれかのアプリケーションの動作状態が予め設定された条件を満たしている場合、前記サービス側に認証コードの取得要求を送信するように構成される送信モジュールであって、前記取得要求には前記いずれかのアプリケーションの識別子が含まれている送信モジュールと、をさらに備えることができる。
本開示の実施例内の上記各モジュールの機能および具体的な実現原理は、上記各方法の実施例を参照することができ、ここでは詳しく説明しない。
本開示の実施例の認証コードの同期装置は、第2のクライアントが、サービス側によって送信された認証コードを受信してから、認証コードに対応するターゲットアプリケーション識別子を決定し、認証コードをターゲットアプリケーション識別子に対応するターゲットアプリケーションに同期させることができる。これにより、端末機器間を跨いで認証コードを入力する際に、ユーザの操作を必要とせず、認証コードの入力プロセスを実現することができ、効率および信頼性を向上させ、ユーザに良好な体験を与えることができる。
本開示の実施例によれば、本開示は、電子機器、読み取り可能な記憶媒体およびコンピュータプログラムをさらに提供する。
図11には、本開示の実施例を実施するための例示的な電子機器1100の概略ブロック図が示されている。電子機器は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ワークステーション、パーソナルデジタルアシスタント、サーバ、ブレードサーバ、メインフレームコンピュータ、および他の適切なコンピュータなどの様々な手段のデジタルコンピュータを表すことを目的とする。電子機器は、パーソナルデジタルプロセッサ、携帯電話、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、他の同様のコンピューティングデバイスなどの様々な手段のモバイルデバイスを表すこともできる。本明細書で示されるコンポーネント、それらの接続と関係、およびそれらの機能は単なる例であり、本明細書の説明および/または要求される本開示の実現を制限するものではない。
図11に示すように、デバイス1100は、リードオンリーメモリ(ROM)1102に記憶されているコンピュータプログラム、または記憶ユニット1108からランダムアクセスメモリ(RAM)1103にロッドされたコンピュータプログラムに基づいて、様々な適切な動作および処理を実行することができる計算ユニット1101を備える。RAM1103には、デバイス1100の動作に必要な様々なプログラムおよびデータが記憶されていてもよい。計算ユニット1101、ROM1102およびRAM1103は、バス1104を介して互いに接続されている。入出力(I/O)インタフェース1105もバス1104に接続されている。
デバイス1100における、キーボード、マウスなどの入力ユニット1106と、様々なタイプのディスプレイ、スピーカなどの出力ユニット1107と、磁気ディスク、光ディスクなどの記憶ユニット1108と、ネットワークカード、モデム、無線通信トランシーバなどの通信ユニット1109と、を備える複数のコンポーネントは、入出力(I/O)インタフェース1105に接続されている。通信ユニット1109は、デバイス1100がインターネットなどのコンピュータネットワークおよび/または様々な電気通信ネットワークを介して他のデバイスと情報/データを交換することを可能にする。
計算ユニット1101は、各種の処理および計算能力を有する汎用および/または専用処理コンポーネントであってもよい。計算ユニット1101のいくつかの例は、セントラルプロセッシングユニット(CPU)、グラフィックスプロセッシングユニット(GPU)、各種の専用人工知能(AI)計算チップ、各種の機械学習モデルアルゴリズムを運行する計算ユニット、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、およびいずれかの適宜なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラなどを含むが、これらに限定されない。計算ユニット1101は、上述したそれぞれの方法および処理、例えば、語句処理方法を実行する。例えば、いくつかの実施例で、語句処理方法は、記憶ユニット1108のような機械読み取り可能な媒体に具体的に含まれるコンピュータソフトウェアプログラムとして実装されてもよい。いくつかの実施例で、コンピュータの一部または全部は、ROM1102および/または通信ユニット1109を介してデバイス1100にロッドおよび/またはインストールすることができる。コンピュータプログラムがRAM1103にロッドされて計算ユニット1101によって実行された場合、上述した語句処理方法の1つまたは複数のステップを実行することができる。または、他の実施例で、計算ユニット1101は、他の任意の適切な手段で(例えば、ファーとウェアにより)語句処理方法を実行するように構成されてもよい。
本明細書で上述したシステムおよび技術の各種の実施方式は、デジタル電子回路システム、集積回路システム、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、コンプレックス・プログラマブル・ロジック・デバイス(CPLD)、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアおよび/またはそれらの組合せにおいて実現してもよい。これらの各種の実施方式は、少なくとも1つのプログラマブルプロセッサを備えるプログラマブルシステムにおいて実行および/または解釈することができる1つまたは複数のコンピュータプログラムにおいて実現されてもよく、当該プログラマブルプロセッサは、記憶システム、少なくとも1つの入力装置、および少なくとも1つの出力装置からデータおよび命令を受信し、当該記憶システム、当該少なくとも1つの入力装置、および当該少なくとも1つの出力装置にデータおよび命令を伝送することができる専用および/または汎用プログラマブルプロセッサであってもよい。
本開示の方法を実施するためのプログラムコードは、1つまたは複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで書くことができる。これらのプログラムコードは、プロセッサまたはコントローラによって実行された際に、フローチャートおよび/またはブロック図に規定された機能/動作が実施されるように、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサまたはコントローラに提供されてもよい。プログラムコードは、完全に機械上で実行され、部分的に機械上で実行され、スタンドアロンパッケージとして、部分的に機械上で実行され、かつ部分的にリモート機械上で実行され、または完全にリモート機械またはサーバ上で実行されてもよい。
本開示では、機械読み取り可能な媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスによって使用されるために、または命令実行システム、装置、またはデバイスと組み合わせて使用するためのプログラムを含むか、または格納することができる有形の媒体であってもよい。機械読み取り可能な媒体は、機械読み取り可能な信号媒体または機械読み取り可能な記憶媒体であってもよい。機械読み取り可能な媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁気的、赤外線的、または半導体システム、装置またはデバイス、またはこれらの任意の適切な組み合わせを備えることができるが、これらに限定されない。機械読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例は、1つまたは複数のラインに基づく電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置、またはこれらの任意の適切な組み合わせを含む。
ユーザとのインタラクションを提供するために、コンピュータにここで説明されているシステムおよび技術を実施することができ、当該コンピュータは、ユーザに情報を表示するためのディスプレイ装置(例えば、CRT(陰極線管)またはLCD(液晶ディスプレイ)モニタ)と、キーボードおよびポインティングデバイス(例えば、マウスまたはトラックボール)とを有し、ユーザは、当該キーボードおよび当該ポインティングデバイスによって入力をコンピュータに提供することができる。他の種類の装置も、ユーザとのインタラクションを提供することができ、例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、任意の形式のセンシングフィードバック(例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、または触覚フィードバック)であってもよく、任意の形式(音響入力と、音声入力と、触覚入力とを含む)でユーザからの入力を受信することができる。
ここで説明されるシステムおよび技術は、バックエンドユニットを備えるコンピューティングシステム(例えば、データサーバとする)、またはミドルウェアユニットを備えるコンピューティングシステム(例えば、アプリケーションサーバ)、またはフロントエンドユニットを備えるコンピューティングシステム(例えば、グラフィカルユーザインタフェースまたはウェブブラウザを有するユーザコンピュータであり、ユーザは、当該グラフィカルユーザインタフェースまたは当該ウェブブラウザによってここで説明されるシステムおよび技術の実施方式とインタラクションする)、またはこのようなバックエンドユニットと、ミドルウェアユニットと、フロントエンドユニットの任意の組み合わせを備えるコンピューティングシステムで実施することができる。任意の形式または媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)によってシステムのコンポーネントを相互に接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(LAN)と、ワイドエリアネットワーク(WAN)と、インターネットと、ブロックチェーンネットワークとを含む。
コンピュータシステムは、クライアントとサーバとを備えることができる。クライアントとサーバは、一般に、互いに離れており、通常に通信ネットワークを介してインタラクションする。対応するコンピュータ上で実行され、且つ互いにクライアント-サーバ関係を有するコンピュータプログラムによって、クライアントとサーバとの関係が生成される。サーバは、クラウドコンピューティングサーバまたはクラウドホストとも呼ばれるクラウドサーバであってもよく、従来の物理ホストおよびVPSサービス(「Virtual Private Server」、または「VPS」と略称する)における、管理難度が大きく、ビジネスの拡張性が低いという欠点を解決するクラウドコンピューティングサービスシステムのホスト製品の1つである。
本開示の技術案は、サービス側が、第1のクライアントによって送信された認証コードを取得してから、第1のクライアントの識別子に基づいて第1のクライアントに関連付けられる第2のクライアントを決定し、その後、第2のクライアントが認証コードをターゲットアプリケーションに同期させるように、認証コードを第2のクライアントに送信することができる。これにより、端末機器を跨いで認証コードを入力する際に、手動操作を必要とせずに認証コードの自動同期が可能となり、認証コードの入力プロセスを大幅に簡素化し、効率および精度を向上させ、ユーザに良好な体験を与えることができる。
上記に示される様々な形式のフローを使用して、ステップを並べ替え、追加、または削除することができる。例えば、本開示に記載されている各ステップは、並列に実行されてもよいし、順次的に実行されてもよいし、異なる順序で実行されてもよいが、本開示で開示されている技術案が所望の結果を実現することができれば、本明細書では限定しない。
上記の具体的な実施手段は、本開示の保護範囲を制限するものではない。当業者は、設計要件と他の要因に応じて、様々な修正、組み合わせ、サブコンビネーション、および代替を行うことができる。本開示の精神と原則内で行われる任意の修正、同などの置換、および改善などは、いずれも本開示の保護範囲内に含まれるべきである。