JP7360031B2 - 音声出力装置、音声出力装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents

音声出力装置、音声出力装置の制御方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、音声を出力する音声出力装置およびその制御方法、並びにプログラムに関する。
特許文献1には、増幅回路に供給される電源電圧が低下したとき、再生音を無歪状態で再生する音量調節範囲を拡大する増幅装置が開示されている。当該増幅装置は、電源電圧が設定電圧より低下したことが検出されると、オーディオアンプに入力される入力オーディオ信号レベルを低下させ、オーディオアンプで増幅されてスピーカに出力される出力オーディオ信号レベルも低下させる。
実開平6-15331号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている増幅装置は、電源電圧が設定電圧より低下した場合には、全体的に音量を低下させる。このため、無歪状態で再生可能な音量であったとしても音量を低下させてしまうため、音声が聞きづらくなったユーザは音量を大きくする操作を行う必要があった。
本発明の一態様は、電源の電圧の状態に応じて音量を適切に設定可能な音声出力装置などを実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る音声出力装置は、電源により駆動され、音声を出力する音声出力装置であって、前記電源の電圧を監視する電圧監視部と、前記音声の音量についてユーザにより指定された音量指定値を取得する指定値取得部と、前記電圧の状態に応じて前記音量の上限である音量上限値を設定する上限値設定部と、前記電圧が所定状態に到達した場合において、前記音量指定値が、前記所定状態に応じて設定された前記音量上限値以上であるとき、前記音量上限値を前記音声の音量値として設定する音量設定部と、を備える。
本発明の一態様によれば、電源の電圧の状態に応じて音量を適切に設定可能な音声出力装置などを実現できる。
実施形態1に係る制御部の要部の構成を示すブロック図である。 実施形態1に係る音声出力装置の概要を示すブロック図である。 上限値設定部が音量上限値を設定していない場合における、音量指定値に対する音量値の関係を示すグラフである。 上限値設定部が音量上限値を設定している場合における、音量指定値に対する音量値の関係を示すグラフである。 実施形態1に係る制御部による音声出力装置の制御方法の一例を示すフローチャートである。 実施形態1に係る制御部による音声出力装置の制御方法の、別の例を示すフローチャートである。 実施形態2に係る制御部の、要部の構成を示すブロック図である。 実施形態2に係る制御部による音声出力装置の制御方法の一例を示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
(音声出力装置1の概要)
図2は、実施形態1に係る音声出力装置1の概要を示すブロック図である。図2に示すように、音声出力装置1は、制御部10、スイッチ20、DC(Direct Current)-DCコンバータ30、アンプ40、レギュレータ50、電子ボリュームデバイス60、スピーカ70、および記憶部80を備える。
音声出力装置1は、バッテリ100(電源)により駆動され、音源200が取得した音声信号に基づく音声を出力する。バッテリ100は、直流電源の一例である。バッテリ100は、例えばリチウムイオン電池または乾電池である。図2に示されるように、バッテリ100には、内部抵抗が存在する。
音源200は、例えば無線通信またはラジオ放送により音声信号を受信する受信機、または音声信号が記録された記録媒体から音声信号を読み取る読み取り装置である。音源200は、音声信号を電子ボリュームデバイス60へ出力する。
制御部10は、音声出力装置1の動作を制御する。制御部10の構成については後述する。スイッチ20は、音声出力装置1への電力の供給のオン/オフを切り替えるスイッチである。DC-DCコンバータ30は、スイッチ20を介してバッテリ100から供給される電圧を変換して、変換後の電圧をアンプ40へ供給する。DC-DCコンバータ30は、アンプ40に所定の電圧を供給する定電圧回路の一例である。アンプ40は、音声信号を増幅する増幅器である。
レギュレータ50には、スイッチ20を介してバッテリ100から電圧が供給される。レギュレータ50は、所定の電圧を制御部10に供給する。レギュレータ50は、制御部10に所定の電圧を供給する定電圧回路の一例である。
なお、制御部10は、スイッチ20を介して、バッテリ100に接続されている。これにより、後述するように、制御部10によってバッテリ100の電圧を監視できる。
また、音声出力装置1は、図示しない音量調節部を有する。音量調節部は、音量の大きさを示す音量指定値を調節するための、ユーザの入力を受け付ける。具体的には、音量調節部は、可変抵抗と、当該可変抵抗の抵抗値を変更するためのユーザの入力操作を受け付ける、ツマミまたはスライダといった機構を備える。
電子ボリュームデバイス60は、制御部10により制御され、音声出力装置1が出力する音声の音量を調整する。具体的には、電子ボリュームデバイス60は、音源200から出力される音声信号の音量を、音量調節部で調節された音量指定値に基づいて制御部10により設定された音量値に対応するように調整してアンプ40へ出力する。スピーカ70は、電子ボリュームデバイス60により音量を調節され、アンプ40により増幅された音声を出力する。記憶部80は、制御部10による制御に必要な情報を記憶する。
(制御部10の構成)
図1は、制御部10の要部の構成を示すブロック図である。図1には、バッテリ100および電子ボリュームデバイス60も併せて示されている。図1に示すように、制御部10は、電圧監視部11、指定値取得部12、上限値設定部13、および音量設定部14を備える。
電圧監視部11は、バッテリ100の電圧を監視する。具体的には、電圧監視部11は、所定の周期でバッテリ100の電圧を取得する。所定の周期は、例えば一般的な電子機器のうち、比較的電力消費量の大きいものにおいて、バッテリの電池残量をユーザに対して提示するために、当該電子機器の制御部がバッテリの電圧を取得する周期と同じであってよい。具体的には、所定の周期は、例えば5ms~20msである。電圧監視部11は、バッテリ100の電圧を上限値設定部13へ出力する。
指定値取得部12は、スピーカ70から出力される音声の音量について、音量調節部を介してユーザにより指定された値(以下、単に「音量指定値」と称する)を取得する。指定値取得部12は、取得した音量指定値を音量設定部14へ出力する。
上限値設定部13は、バッテリ100の状態に応じて、音量設定部14が設定する音量の所定上限値(以下、単に「音量上限値」と称する)を設定する。バッテリ100の電池残量(以下、単に「バッテリ残量」とも称する)が減少すると、バッテリ100の電圧が低下する。上限値設定部13は、例えばバッテリ100の電圧が所定下限値(以下、単に「電圧下限値」と称する)を下回る状態が第1所定時間に亘って継続したとき、音量上限値を設定する。上限値設定部13は、設定した音量上限値を音量設定部14へ出力する。
電圧下限値は、音量が大きく設定された場合に音割れが生じる可能性があるバッテリ100の電圧の値を基準に設定されればよい。第1所定時間は、電圧の低下が瞬間的なものではないと判断できる長さの時間に設定されればよく、例えば1秒である。音量上限値は、バッテリ残量が減少した場合でも音割れなどの不具合が生じない範囲において音量が最大となるように、音声出力装置1の実機の挙動を確認して適宜設定されればよい。これにより、上限値設定部13は、瞬間的な電圧の低下に対しては音量上限値を設定しないため、音量上限値をより適切に設定することができる。
また、バッテリ残量が低下することでバッテリ100の電圧が低下すると、バッテリ100が出力する電圧が不安定になり、電圧の変動量が大きくなる。上限値設定部13は、バッテリ100の電圧そのものではなく、当該電圧の変動量を電圧の状態としてもよい。具体的には、上限値設定部13は、バッテリ100の電圧の変動量が所定上限量(以下、単に「電圧変動上限量」と称する)を超える状態が第2所定時間に亘って継続したとき、音量上限値を設定してもよい。
電圧の変動量は、例えば0.1秒間における電圧の最大値と最小値との差である。ただし、電圧の変動量は、0.1秒とは異なる時間における電圧の最大値と最小値との差であってもよい。また、電圧変動上限量は、音量が大きく設定された場合に音割れが生じる可能性がある電圧の変動量に設定されればよい。また、第2所定時間は、変動量の増加が瞬間的なものでないと判断できる長さの時間であればよく、例えば1秒である。この場合も、上限値設定部13は、音量上限値を適切に設定することができる。
ただし、上限値設定部13は、例えばバッテリ100の電圧が電圧下限値を下回った場合、または電圧の変動量が電圧変動上限量を超えた場合に、即座に音量上限値を設定してもよい。この場合、バッテリ残量の減少に伴って電圧の低下、または電圧の変動量の増大が生じたときに、上限値設定部13が即座に音量上限値を設定するため、音声出力装置1が音割れした音声を出力する可能性が低減される。
音量設定部14は、音声出力装置1が出力する音声の音量値を設定し、設定した音量値を電子ボリュームデバイス60へ出力する。音量設定部14は、バッテリ100の電圧が、上限値設定部13が音量上限値を設定する状態(以下、単に「所定状態」と称する)に到達していない場合には、指定値取得部12が取得した音量指定値を音量値として設定する。一方、音量設定部14は、上記の所定状態に到達した場合において、音量指定値が音量上限値以上であるとき、当該音量上限値を音量値として設定する。
従来の音声出力装置において、音量を大きく設定すると、音声出力装置、特にスピーカにおける消費電力が増大するとともに、電圧降下が大きくなる。一方、バッテリ残量が減少すると、バッテリの内部抵抗が増大する。バッテリの残量が減少した状態において音量を大きく設定すると、バッテリの内部抵抗および音声出力装置における電圧降下の両方が大きくなる。このため、DC-DCコンバータへの入力電流に大きな脈流が生じ、DC-DCコンバータへ供給される電力が不足、またはDC-DCコンバータにおける電圧制御が不十分となる。その結果、DC-DCコンバータからアンプ40へ出力される電圧が不安定になり、音割れが生じる。
これに対し、音声出力装置1においては、上限値設定部13が音量上限値を設定し、当該音量上限値に基づいて音量設定部14が音量を設定する。これにより、音声出力装置1においては、バッテリ100の電圧が電圧下限値以下に低下した状態において、スピーカ70から出力される音声に音割れが生じないように音量を適切に設定できる。したがって、音声出力装置1は、バッテリ残量が減少した状態においても、音声出力装置1を快適に使用することができる範囲内で最大の音量を出力することができる。また、最大、またはそれに近い音量で音声出力装置1を使用していてバッテリ残量が減少した場合、音割れが生じないように音声出力装置1が自動的に音量上限値以上の音量を音量上限値に制限する。さらに、音量上限値以上の音量を音量上限値に制限することで、バッテリ残量が低下した場合における消費電力が低減されるため、バッテリ100を最大限使い切ることができる。
また、DC-DCコンバータ30などの一般的な定電圧回路においては、バッテリ残量の減少によりバッテリ100の電圧が低下し、入力電圧の変動量(リップル)が大きくなると、出力電圧も変動する可能性がある。一方、音声出力装置1においては、音量を制限することで、定電圧回路への入力電圧および出力電圧のリップルも低減される。このため、定電圧で駆動する他の回路、およびオーディオ回路などの前置回路についても入力される電圧のリップルを低減し、定電圧を維持することができる。したがって、これらの回路に起因する音割れも低減できる。
図3は、上限値設定部13が音量上限値を設定していない場合における、音量指定値に対する音量値の関係を示すグラフである。図4は、上限値設定部13が音量上限値を設定している場合における、音量指定値に対する音量値の関係を示すグラフである。それぞれのグラフにおいて、横軸は音量指定値、縦軸は音量値を示す(いずれも任意の単位)。
図3に示すように、上限値設定部13が音量上限値を設定していない場合、音量設定部14は、音量指定値をそのまま音量値として設定する。これに対し、図4に示すように、上限値設定部13が音量上限値を設定していて、かつ音量指定値が音量上限値以上である場合、音量設定部14は、音量上限値を音量値として設定する。
例えば音量指定値の最大値が32であり、かつ上限値設定部13が音量上限値を設定していない場合、音量設定部14が設定する音量の最大値も32である。一方、例えば上限値設定部13が音量上限値を27に設定し、かつユーザが音量指定値を27以上に指定した場合、音量設定部14は音量値を27に設定する。
ただし、上限値設定部13が音量上限値を設定していても、音量指定値が音量上限値未満であるとき、音量設定部14は、音量指定値を音声の音量値として設定する。このため、音量指定値が音量上限値未満である場合には、例えば、バッテリ100の電圧が電圧下限値以下である状態が第1所定時間に亘って継続した場合であっても、音量指定値がそのまま音量値となる。すなわち、適度な音量で音声出力装置1を使用している場合には、バッテリ残量が減少しても音量が変化することはない。したがって、音量上限値未満の範囲内で音量が調節されている場合、バッテリ100の電圧が電圧下限値以下である状態になったとしても、ユーザは聴感上の違和感を覚えることはないため、ユーザビリティは維持される。
図4に示した例は、音量上限値が1つであり、バッテリ100の電圧がある1つの状態に到達した場合にのみ、上限値設定部13が音量上限値を設定するものであった。しかしながら、この例に限定されるものではなく、音量上限値は、電圧の状態のレベル毎に設定されてもよい。この場合、上限値設定部13は、電圧が到達した状態のレベルに応じた音量上限値を設定する。
例えば、上限値設定部13がバッテリ100の電圧について判定を行うための電圧下限値として、第1電圧下限値と、第1電圧下限値よりも低い第2電圧下限値とが設定されていてよい。この場合、上限値設定部13が音量上限値を設定する電圧の状態には、(i)第1電圧下限値以下、かつ第2電圧下限値よりも大きい状態が第1所定時間に亘って継続した状態である第1レベルの状態と、(ii)第2電圧下限値以下である状態が第1所定時間に亘って継続した状態である第2レベルの状態と、が存在する。上限値設定部13は、第1レベルの状態と第2レベルの状態とで、各状態に応じた音量上限値を設定してよい。これにより、上限値設定部13は、バッテリ100の電圧の状態のレベルに応じて、音量をより適切に設定することができる。具体的には、例えば音量値の最大値が32である場合において、上限値設定部13は、第1レベルの状態における音量上限値を27、第2レベルの状態における音量上限値を24と設定してよい。
なお、上限値設定部13が判定を行うための電圧下限値は、3つ以上設定されていてもよい。すなわち、上限値設定部13が音量上限値を設定する電圧の状態に、3以上のレベルの状態があってもよい。この場合、上限値設定部13は、当該3以上のレベルのそれぞれに応じた音量上限値を設定する。
(制御部10による制御)
図5は、制御部10による音声出力装置1の制御方法の一例を示すフローチャートである。制御部10においては、まず、電圧監視部11がバッテリ100の電圧を監視し(S1、電圧監視ステップ)、指定値取得部12が音量指定値を取得する(S2、指定値取得ステップ)。次に、上限値設定部13は、バッテリ100の電圧が電圧下限値を下回る状態が第1所定時間に亘って継続したか否かを判定する(S3)。バッテリ100の電圧が電圧下限値を下回る状態が第1所定時間に亘って継続しなかった場合(S3でNO)、音量設定部14は、音量指定値を音量値として設定する(S4)。
一方、バッテリ100の電圧が電圧下限値を下回る状態が第1所定時間に亘って継続した場合(S3でYES)、上限値設定部13は音量上限値を設定する(S5、上限値設定ステップ)。その後、音量設定部14は、音量指定値が音量上限値以上であるか否かを判定する(S6)。音量指定値が音量上限値以上である場合(S6でYES)、音量設定部14は、音量上限値をスピーカ70から出力する音声の音量値として設定する(S7、音量設定ステップ)。音量指定値が音量上限値未満である場合(S6でNO)、音量設定部14は、音量指定値を音量値として設定する(S4)。
図6は、制御部10による音声出力装置1の制御方法の、別の例を示すフローチャートである。図6に示す例では、上限値設定部13は、ステップS3の代わりに、バッテリ100の電圧の変動量が電圧変動上限量を超える状態が第2所定時間に亘って継続したか否かを判定するステップS8を実行する。バッテリ100の電圧の変動量が電圧変動上限量を超える状態が第2所定時間に亘って継続しなかった場合(S8でNO)、音量設定部14は、音量指定値を音量値として設定する(S4)。バッテリ100の電圧の変動量が電圧変動上限量を超える状態が第2所定時間に亘って継続した場合(S8でYES)、上限値設定部13は音量上限値を設定する(S5、上限値設定ステップ)。
なお、図5および図6に示したフローチャートでは、指定値取得部12は、上限値設定部13がバッテリ100の電圧について判定するステップS3およびステップS8の前に、音量指定値を取得するステップS2を実行している。しかし、指定値取得部12は、音量設定部14が音量指定値を音量値として設定するステップS4、または音量設定部14が音量指定値について判定するステップS6を実行するまでにステップS2を実行すればよい。
また、上述した例では、電圧監視部11は、バッテリ100の電圧、すなわちバッテリ100とDC-DCコンバータ30との間の点の電圧(つまり、DC-DCコンバータ30による変換前の電圧)を監視した。しかし、電圧監視部11は、例えばDC-DCコンバータ30により変換された後の電圧、すなわちDC-DCコンバータ30とアンプ40との間の点の電圧を監視してもよい。
また、音声出力装置1は、スピーカ70とは別の外部スピーカと接続可能に構成されていてもよい。この場合、外部スピーカの消費電力によっては、バッテリ残量に関係なく電圧が不安定になる可能性がある。この場合であっても、上限値設定部13は音量上限値を設定し、音量設定部14は音量上限値に基づいて音量を設定するため、音割れなどの不具合が発生しないよう、音量を適切に設定することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図7は、実施形態2に係る制御部10Aの要部の構成を示すブロック図である。制御部10Aは、制御部10の代わりに適用可能な制御部である。図7に示すように、制御部10Aは、制御部10の構成に加えて電源種類判別部15を備える。電源種類判別部15は、バッテリ100の種類を判別する。
例えばバッテリ100として使用可能な電源がリチウムイオン電池および乾電池である場合、電源種類判別部15は、バッテリ100からサーミスタの信号が入力されているかを判別する。一般に、リチウムイオン電池は、内部温度を計測するためのサーミスタを備え、電圧の他に当該サーミスタの信号を出力する。バッテリ100からサーミスタの信号が入力されている場合、電源種類判別部15は、バッテリ100がリチウムイオン電池であると判別する。一方、バッテリ100からサーミスタの信号が入力されていない場合、電源種類判別部15は、バッテリ100がリチウムイオン電池以外の電源、この場合には乾電池であると判別する。
電源種類判別部15は、判別したバッテリ100の種類を示す情報を上限値設定部13へ出力する。制御部10Aにおける上限値設定部13は、バッテリ100の電圧の状態およびバッテリ100の種類に応じて音量上限値を設定する。
バッテリ100の内部抵抗はバッテリ100の種類により異なる。このため、バッテリ100の電圧が低下した場合において音割れを生じさせない音量上限値も、バッテリ100の種類により異なる。制御部10Aにおける上限値設定部13は、バッテリ100の電圧の状態だけでなく、バッテリ100の種類に応じて音量上限値を設定することで、当該音量上限値をより適切に設定することができる。
また、上限値設定部13は、バッテリ100の種類によって、音量上限値を設定する状態の数を異ならせてもよい。例えば、バッテリ100がリチウムイオン電池である場合には、上限値設定部13は音量上限値を2段階で設定するものとする。一方、バッテリ100がリチウムイオン電池よりも内部抵抗が大きい乾電池である場合には、上限値設定部13は音量上限値を1段階のみで設定する。バッテリ100が乾電池である場合における音量上限値は、例えばバッテリ100がリチウムイオン電池である場合における音量上限値のうち低いものとしてよい。
図8は、制御部10Aによる音声出力装置1の制御方法の一例を示すフローチャートである。制御部10Aによる制御方法は、制御部10による制御方法(図5)と比較して、(i)電源種類判別部15がバッテリ100の種類を判別するステップS11を含む点、および、(ii)上限値設定部13がバッテリ100の電圧の状態に応じて音量上限値を設定するステップS5の代わりに、バッテリ100の電圧の状態、およびバッテリ100の種類に応じて音量上限値を設定するステップS12を含む点で相違する。図8に示す例では、バッテリ100の電圧が電圧下限値を下回る状態が第1所定時間に亘って継続した場合(S3でYES)、電源種類判別部15がバッテリ100の種類を判別する(S11)。上限値設定部13は、バッテリ100の電圧の状態、およびバッテリ100の種類に応じて音量上限値を設定する(S12)。
なお、電源種類判別部15はステップS11をステップS12までに実行すればよく、必ずしもステップS3の後に実行しなくてもよい。電源種類判別部15はステップS11を、例えばステップS1~S3までの任意のタイミングで実行してもよく、ステップS1よりも前に実行してもよい。
また、図6に示す制御方法においても同様に、ステップS8においてYESであった場合に、ステップS11を実行してもよい。または、ステップS11を、例えばステップS1~S8までの任意のタイミングで実行してもよく、ステップS1よりも前に実行してもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
音声出力装置1の制御ブロック(特に電圧監視部11、指定値取得部12、上限値設定部13、音量設定部14および電源種類判別部15)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、音声出力装置1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
また、音声出力装置1の制御ブロックは、DSP(Digital Signal Processor)によって実現してもよい。この場合、音源200からの音声信号も含めてデジタル処理することができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る音声出力装置は、電源により駆動され、音声を出力する音声出力装置であって、前記電源の電圧を監視する電圧監視部と、前記音声の音量についてユーザにより指定された音量指定値を取得する指定値取得部と、前記電圧の状態に応じて前記音量の所定上限値である音量上限値を設定する上限値設定部と、前記電圧が所定状態に到達した場合において、前記音量指定値が、前記所定状態に応じて設定された前記音量上限値以上であるとき、前記音量上限値を前記音声の音量値として設定する音量設定部と、を備える。
上記の構成によれば、上限値設定部は、電源の電圧の状態に応じて音量上限値を設定する。音量設定部は、電源の電圧が所定状態に到達し、かつ音声の音量についてユーザにより指定された音量指定値が音量上限値以上であるときに、当該音量上限値を音声の音量値として設定する。したがって、音声出力装置は、電源の電圧の状態に応じて音量上限値を適切に設定することができる。具体的には、電源の電圧が所定状態に到達した後は、ユーザが音量上限値を超える音量指定値を指定しても、音声出力装置が出力する音声の音量値を音量上限値に制限することにより、音割れ(音歪)の発生を抑制することができる。
また、本発明の態様2に係る音声出力装置は、上記の態様1において、前記音量設定部は、前記音量指定値が前記音量上限値未満であるとき、前記音量指定値を前記音声の音量値として設定する。
上記の構成によれば、音量指定値が音量上限値未満であるときには、音量指定値がそのまま、音声出力装置が出力する音声の音量値となる。したがって、音量上限値未満の範囲内で音量が調節されている場合、ユーザは聴感上の違和感を覚えることはないため、ユーザビリティは維持される。
また、本発明の態様3に係る音声出力装置は、上記の態様1または2において、前記音量上限値は、前記電圧の状態のレベル毎に設定されており、前記上限値設定部は、前記電圧が到達した状態のレベルに応じた前記音量上限値を設定する。
上記の構成によれば、上限値設定部は、電源の電圧が到達したレベルに応じた音量上限値を設定する。したがって、音声出力装置は、音量上限値を段階的に設定することができる。例えば、電圧の状態が中レベルに到達したときの音量上限値と、低レベルに到達したときの音量上限値とを、異なる値に設定することができる。
また、本発明の態様4に係る音声出力装置は、上記の態様1から3のいずれかにおいて、前記上限値設定部は、前記電圧が所定の電圧下限値を下回ったとき、前記音量上限値を設定する。
上記の構成によれば、上限値設定部は、電圧の低下に対して即座に音量上限値を設定する。したがって、音声出力装置が音割れした音声を出力する可能性が低減される。
また、本発明の態様5に係る音声出力装置は、上記の態様1から4のいずれかにおいて、前記上限値設定部は、前記電圧の変動量が所定の電圧変動上限量を超えたとき、前記音量上限値を設定する。
上記の構成によれば、上限値設定部は電圧の変動量の増大に対して即座に音量上限値を設定する。したがって、音声出力装置が音割れした音声を出力する可能性が低減される。
また、本発明の態様6に係る音声出力装置は、上記の態様1から3のいずれかにおいて、前記上限値設定部は、前記電圧が所定の電圧下限値を下回る状態が第1所定時間に亘って継続したとき、前記音量上限値を設定する。
上記の構成によれば、上限値設定部は、電圧が電圧下限値を下回る状態が第1所定時間以内(例えば、瞬間的)であるとき、音量上限値を設定しない。音量上限値が設定されない結果、音量を調節するユーザが感じる使用感に変化は生じないため、ユーザビリティは維持される。
また、本発明の態様7に係る音声出力装置は、上記の態様1から3または6のいずれかにおいて、前記上限値設定部は、前記電圧の変動量が所定の電圧変動上限量を超える状態が第2所定時間に亘って継続したとき、前記音量上限値を設定する。
上記の構成によれば、上限値設定部は、電圧の変動量が電圧変動上限量を超える状態が第2所定時間以内(例えば、瞬間的)であるとき、音量上限値を設定しない。音量上限値が設定されない結果、音量を調節するユーザが聴感上の違和感を覚えることはないため、ユーザビリティは維持される。
また、本発明の態様8に係る音声出力装置は、上記の態様1から7のいずれかにおいて、前記電源の種類を判別する電源種類判別部をさらに備え、前記上限値設定部は、前記電圧の状態および前記電源の種類に応じて、前記音量上限値を設定する。
上記の構成によれば、上限値設定部は、電圧の状態に加えて電源の種類に応じて音量上限値を設定する。したがって、音声出力装置は、電源の種類に応じて、音量をより適切に設定することができる。
また、本発明の一態様に係る音声出力装置の制御方法は、電源により駆動され、音声を出力する音声出力装置の制御方法であって、前記電源の電圧を監視する電圧監視ステップと、前記音声の音量についてユーザにより指定された音量指定値を取得する指定値取得ステップと、前記電圧の状態に応じて前記音量の所定上限値である音量上限値を設定する上限値設定ステップと、前記電圧が所定状態に到達した場合において、前記音量指定値が、前記所定状態に応じて設定された前記音量上限値以上であるとき、前記音量上限値を前記音声の音量値として設定する音量設定ステップと、を含む。
上記の構成によれば、上述した態様1と同様の効果を奏する。
本発明の各態様に係る音声出力装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを前記音声出力装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより前記音声出力装置をコンピュータにて実現させる音声出力装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 音声出力装置
11 電圧監視部
12 指定値取得部
13 上限値設定部
14 音量設定部
15 電源種類判別部
100 バッテリ(電源)

Claims (10)

  1. 電源により駆動され、音声を出力する音声出力装置であって、
    前記電源の電圧を監視する電圧監視部と、
    前記音声の音量についてユーザにより指定された音量指定値を取得する指定値取得部と、
    前記電圧の状態に応じて前記音量の所定上限値である音量上限値を設定する上限値設定部と、
    前記指定値取得部または前記上限値設定部の出力のいずれかを音量値として設定する音量設定部と、を備え、
    前記音量設定部は、前記電圧が所定状態に到達した場合において、前記音量指定値が、前記所定状態に応じて設定された前記音量上限値以上であるとき、前記音量上限値を前記音声の音量値として設定する音声出力装置。
  2. 前記音量設定部は、前記音量指定値が前記音量上限値未満であるとき、前記音量指定値を前記音声の音量値として設定する請求項1に記載の音声出力装置。
  3. 前記音量上限値は、前記電圧の状態のレベル毎に設定されており、
    前記上限値設定部は、前記電圧が到達した状態のレベルに応じた前記音量上限値を設定する請求項1または2に記載の音声出力装置。
  4. 前記上限値設定部は、前記電圧が所定の電圧下限値を下回ったとき、前記音量上限値を設定する請求項1から3のいずれか1項に記載の音声出力装置。
  5. 電源により駆動され、音声を出力する音声出力装置であって、
    前記電源の電圧を監視する電圧監視部と、
    前記音声の音量についてユーザにより指定された音量指定値を取得する指定値取得部と、
    前記電圧の状態に応じて前記音量の所定上限値である音量上限値を設定する上限値設定部と、
    前記電圧が所定状態に到達した場合において、前記音量指定値が、前記所定状態に応じて設定された前記音量上限値以上であるとき、前記音量上限値を前記音声の音量値として設定する音量設定部と、を備え、
    前記上限値設定部は、前記電圧の変動量が所定の電圧変動上限量を超えたとき、前記音量上限値を設定する音声出力装置。
  6. 電源により駆動され、音声を出力する音声出力装置であって、
    前記電源の電圧を監視する電圧監視部と、
    前記音声の音量についてユーザにより指定された音量指定値を取得する指定値取得部と、
    前記電圧の状態に応じて前記音量の所定上限値である音量上限値を設定する上限値設定部と、
    前記電圧が所定状態に到達した場合において、前記音量指定値が、前記所定状態に応じて設定された前記音量上限値以上であるとき、前記音量上限値を前記音声の音量値として設定する音量設定部と、を備え、
    前記上限値設定部は、前記電圧が所定の電圧下限値を下回る状態が第1所定時間に亘って継続したとき、前記音量上限値を設定する音声出力装置。
  7. 電源により駆動され、音声を出力する音声出力装置であって、
    前記電源の電圧を監視する電圧監視部と、
    前記音声の音量についてユーザにより指定された音量指定値を取得する指定値取得部と、
    前記電圧の状態に応じて前記音量の所定上限値である音量上限値を設定する上限値設定部と、
    前記電圧が所定状態に到達した場合において、前記音量指定値が、前記所定状態に応じて設定された前記音量上限値以上であるとき、前記音量上限値を前記音声の音量値として設定する音量設定部と、を備え、
    前記上限値設定部は、前記電圧の変動量が所定の電圧変動上限量を超える状態が第2所定時間に亘って継続したとき、前記音量上限値を設定する音声出力装置。
  8. 電源により駆動され、音声を出力する音声出力装置であって、
    前記電源の電圧を監視する電圧監視部と、
    前記音声の音量についてユーザにより指定された音量指定値を取得する指定値取得部と、
    前記電圧の状態に応じて前記音量の所定上限値である音量上限値を設定する上限値設定部と、
    前記電圧が所定状態に到達した場合において、前記音量指定値が、前記所定状態に応じて設定された前記音量上限値以上であるとき、前記音量上限値を前記音声の音量値として設定する音量設定部と、を備え、
    前記電源の種類を判別する電源種類判別部をさらに備え、
    前記上限値設定部は、前記電圧の状態および前記電源の種類に応じて、前記音量上限値を設定する音声出力装置。
  9. 電源により駆動され、音声を出力する音声出力装置の制御方法であって、
    前記電源の電圧を監視する電圧監視ステップと、
    前記音声の音量についてユーザにより指定された音量指定値を取得する指定値取得ステップと、
    前記電圧の状態に応じて前記音量の所定上限値である音量上限値を設定する上限値設定ステップと、
    前記指定値取得ステップまたは前記上限値設定ステップにおける出力のいずれかを音量値として設定する音量設定ステップと、を含み、
    前記音量設定ステップでは、前記電圧が所定状態に到達した場合において、前記音量指定値が、前記所定状態に応じて設定された前記音量上限値以上であるとき、前記音量上限値を前記音声の音量値として設定する音声出力装置の制御方法。
  10. 請求項1に記載の音声出力装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記電圧監視部、前記指定値取得部、前記上限値設定部、および前記音量設定部としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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