JP7358392B2 - Nr-uにおけるssb送信のメカニズム - Google Patents

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Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2018年5月20日出願の米国仮出願第62/669,613号の優先権の利益を主張する。その内容全体は本明細書に参考として援用される。
本出願は、新無線アンライセンス(New Radio Unlicensed:NR-U)における同期信号/物理ブロードキャストチャネルブロック(Synchronous Signal/Physical Broadcast Channel:SSB)の送信のためのメカニズムを対象とする。
新無線(New Radio:NR)において、SSBは、1次同期信号(Primary Synchronization Signal:PSS)、2次同期信号(Secondary Synchronization Signal:SSS)、物理ブロードキャストチャネル(Physical Broadcast Channel:PBCH)などの必須の信号および情報を運ぶ。これらは、初期セル探索と接続状態の両方の状態で、同期とマスター情報ブロック(MIB)を獲得するために、ユーザ端末(UE)によって使用される。UEがSSBを検出できない場合、UEには重大な問題が生じ、NRシステム内で機能できなくなる。
NR-Uでは、次世代ノードB(gNB)は、事前に定義/構成された位置のSSBバーストセットを送信できない場合がある。これは、リッスンビフォートーク(Listen-Before-Talk:LBT)の失敗(チャネルは使用不能)が原因である可能性がある。これにより、UEがSSBを検出する際に問題が生じる。
当技術分野で望まれるのは、NR-UにおけるSSB送信の信頼性を改善するためのメカニズムである。
本概要は、下記の詳細な説明でさらに説明される概念から選択したものを、簡略化された形式で紹介するために提供される。本概要は、特許請求される主題の範囲を制限することを意図したものではない。上述の要求は、NR-UにおけるSSB送信のメカニズムを対象とする本出願によって大いに満たされる。
本出願の1つの態様は、ネットワークノードからのSSBを監視するための格納された命令を含む非一時的メモリ含む装置を対象とする。装置は、また、命令のセットを実行するように構成される、非一時的メモリに動作可能に接続されたプロセッサを含む。命令には、SSB送信タイミング構成(SSB Transmission Timing Configuration:STTC)に関して装置を構成することが含まれる。STTCは、SSBの送信に対応する複数の位置の時間間隔である。命令には、SSBのSTTCを監視することも含まれる。命令には、さらに、第1のスケジュールされた位置で送信された、STTC内でのスケジュールされたSSB送信のサブフレームの第1のスロットにおけるSSBのうちの最初のものを決定することが含まれる。この際、SSBのうちの最初のものの送信は、STTC内のスケジュールされたSSB送信の前のリッスンビフォートーク(LBT)に成功した使用可能チャネルの確認に基づく
本出願の別の態様は、SSBを送信するための格納された命令を含む非一時的メモリ含む装置を対象とする。装置は、また、命令のセットを実行するように構成される、非一時的メモリに動作可能に接続されたプロセッサを含む。STTCは、SSBの送信に対応する複数の位置の時間間隔である。命令には、チャネル上でLBTチェックを実行することが含まれる。命令には、LBTチェックに基づいて、第1のスケジュールされた位置でのSTTC内でのスケジュールされたSSB送信の前にサブフレームの第1のスロットにおいて確立されるチャネルの可用性を決定することも含まれる。命令には、さらに、第1のスケジュールされた位置でのSTTC内でのスケジュールされたSSB送信中に、第1のスロットにおけるSSBのうちの最初のものを送信することが含まれる
上述のように、本発明の詳細な説明がよりよく理解されるように、また、当技術分野への本貢献がよりよく理解されるように、本発明の特定の実施形態をかなり大雑把に概説した。
(図面の簡単な説明)
本出願のより強固な理解を促進するために、添付図面が参照され、そこでは、同様の要素は同様の符号で参照される。これらの図面は、本出願を制限するものと解釈されるべきではなく、例示のみを目的とするものである。
図1Aは、本出願の実施形態に係る例示的な通信システムを示す。 図1Bは、本出願の実施形態に係る無線通信用に構成された例示的な装置を示す。 図1Cは、本出願の実施形態に係る無線アクセスネットワークおよびコアネットワークのシステム図を示す。 図1Dは、本出願の別の実施形態に係る無線アクセスネットワークおよびコアネットワークのシステム図を示す。 図1Eは、本出願のさらに別の実施形態に係る無線アクセスネットワークおよびコアネットワークのシステム図を示す。 図1Fは、図1A、1C、1D、および1Eにすでに示された、本出願の実施形態に係る1つ以上のネットワークと通信する例示的なコンピューティングシステムのブロック図を示す。 図2Aは、ライセンスアシストアクセス(LAA)展開シナリオを示す。 図2Bは、ライセンスアシストアクセス(LAA)展開シナリオを示す。 図2Cは、ライセンスアシストアクセス(LAA)展開シナリオを示す。 図2Dは、ライセンスアシストアクセス(LAA)展開シナリオを示す。 図3Aは、NR-UにおいてSSBバーストサブセットによって送信されるSSBを示す。 図3Bは、NR-UにおいてSSBバーストサブセットによって送信されるSSBを示す。 図4は、本出願の態様に係るSTTCを示す。 図5は、本出願の態様に係る、事前に定義/構成された位置におけるバンドルされたSSB送信を示す。 図6は、本出願の態様に係る、STTC内でのスライドを伴うバンドルされたSSB送信を示す。 図7は、本出願の態様に係る、STTC内でのスライドを伴う、予約信号に支援されたバンドルされたSSB送信を示す。 図8は、本出願の態様に係る、STTC内の1つのSSB位置スライドを伴うバンドルされたSSB送信を示す。 図9は、本出願の態様に係る、周波数領域での繰り返しを伴うSSB送信を示す。 図10は、本出願の態様に係る、同じスロット内のSSBを伴う、周波数分割多重化(Frequency Division Multiplexing:FDM)された残存最小システム情報(Remaining Minimum System Information:RMSI)コントロールリソースセット(CORESET)を示す。 図11は、本出願の態様に係る、同じスロット内のSSBを伴う、時分割多重化(Time-Division Multiplexing:TDM)され、FDMされたRMSI CORESETを示す。 図12は、本出願の態様に係る、NR-UにおいてバンドルされたSSB送信を監視および受信するための手順を示す。 図13は、本出願の態様に係る、バンドルされていないSSB送信を示す。 図14は、本出願の態様に係る、STTC内のオポチュニスティック送信を用いた、バンドルされていないSSB送信を示す。 図15は、本出願の態様に係る、構成されたオポチュニスティック送信を用いた、バンドルされていないSSB送信を示す。 図16は、本出願の態様に係る、STTCおよび構成されたオポチュニスティック送信を用いた、バンドルされていないSSB送信を示す。 図17は、本出願の態様に係る、NR-Uにおけるオポチュニスティック送信を用いたSSB送信を監視および受信するための手順を示す。 図18は、本出願の態様に係る、専用STTCを用いたSSB送信を示す。 図19は、本出願の態様に係る、STTCを用いた専用SSBを監視および受信するための手順を示す。 図20は、本出願の態様に係る、柔軟なインデックス順序を持つSSB送信を示す。 図21は、本出願の態様に係る、柔軟なインデックス順序を持つSSB送信を監視および受信するための手順を示す。 図22Aは、本出願の態様に係る、SSBシフトがランダムアクセスチャネル(RACH)リソースに与える影響を示す。 図22Bは、本出願の態様に係る、SSBシフトがランダムアクセスチャネル(RACH)リソースに与える影響を示す。 図22Cは、本出願の態様に係る、SSBシフトがランダムアクセスチャネル(RACH)リソースに与える影響を示す。 図23は、本出願の態様に係る、SSBシフトがFDMされたリソースに与える影響を示す。
本明細書の様々な図面、実施形態、および態様を参照して、例示的な実施形態の詳細に説明する。本説明では、可能な実装の詳細な例を提供するが、その詳細は例であることが意図されており、したがって、本出願の範囲を制限しないことを理解する必要がある。
本明細書における「1つの実施形態」、「実施形態」、「1つ以上の実施形態」、「態様」などへの言及は、実施形態に関連して説明される特定の特徴、構造、または特性が本開示の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。さらに、本明細書の様々な場所における「実施形態」という用語は、必ずしも同じ実施形態を指すとは限らない。すなわち、いくつかの実施形態によって示されるが、他の実施形態によって示されない可能性がある様々な特徴が説明される。
本出願の1つの態様によれば、gNBがNR-UにおけるSSBを送信するためのメカニズムおよび手順が想定される。本出願の別の態様では、UEがNR-UにおけるSSBを検出するためのメカニズムおよび手順が想定される。実施形態では、いくつかのSSB送信を共にバンドルすることができる。LBT障害のために、バンドルを、構成された位置で送信できない場合、構成された送信ウィンドウ内でバンドルがシフトされ得る。
別の実施形態では、各SSBに対してビームベースのLBTが実行され得る。LBTに成功したSSBは送信される。LBTに失敗した場合、gNBはLBTの別のラウンドを実行して、関連するSSBを送信できるかどうかを判定することができる。
さらに別の実施形態では、SSB送信は、連続して、すなわち、1つずつ実行され得る。信頼性を向上させるために、各SSBの送信のためにウィンドウが適用される。
さらにその上別の実施形態では、SSBによって運ばれるインデックスの順序は柔軟であり得る。SSBバースト送信内でビームベースのLBTが成功すると、SSBは任意のSSB位置で送信され得る。
本出願では、SSBがシフトしたオフセットは、以下の例示的なスキームのうちの1つを用いて、gNBによってUEに示され得ることがさらに想定される。
(i)PBCHのペイロードによる。
(ii)PBCH復調参照信号(Demodulation Reference Signal:DMRS)による。
(iii)PBCHとPBCH DMRS共同のペイロードによる。
(iv)拡散符号による。そして、
(v)RMSIによる。
(定義および頭字語)
本出願で一般に使用する用語および語句の定義を以下の表1に提供する。
Figure 0007358392000001

Figure 0007358392000002
(一般的なアーキテクチャ)
第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)では、無線アクセス、コアトランスポートネットワーク、および、コーデック、セキュリティ、およびサービスの質に関する取り組みを含むサービス能力を含む、セルラー通信ネットワーク技術の技術規格を開発する。最近の無線アクセス技術(RAT)規格には、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access:WCDMA(登録商標))(一般に3Gと呼ばれる)、LTE(一般に4Gと呼ばれる)、およびLTEアドバンスト(LTE-Advanced)規格が含まれる。3GPPは、NRと呼ばれ、「5G」とも呼ばれる次世代セルラー技術の標準化に取り組み始めた。3GPP NR規格の開発には、次世代無線アクセス技術(新しいRAT)の定義が含まれると予想され、これには、6GHz未満の新しいフレキシブル無線アクセスの規定、および6GHzを超える新しいウルトラモバイルブロードバンド無線アクセスの規定が含まれると予想される。フレキシブル無線アクセスは、6GHz未満の新しいスペクトルでの、新しい、後方互換性のない無線アクセスで構成されると予想され、要件の多様な広範囲の3GPP NRのユースケースに対処するために、同一スペクトル内で多重化可能な異なる動作モードを含むと予想される。ウルトラモバイルブロードバンドは、例えば、屋内用途やホットスポットのためのウルトラモバイルブロードバンドアクセスの機会を提供するセンチ波およびミリ波スペクトルを含むと予想される。特に、ウルトラモバイルブロードバンドは、センチ波およびミリ波に特有の設計最適化を施した共通設計枠組みを、6GHz未満のフレキシブル無線アクセスと共有すると予想される。
3GPPは、NRがサポートすると予想される様々なユースケースを特定し、その結果、データ転送速度や待ち時間やモビリティに対する多様なユーザエクスペリエンス要件を定めた。ユースケースには、以下の一般的カテゴリが含まれる。すなわち、拡張モバイルブロードバンド(例えば、密集エリア内のブロードバンドアクセス、屋内超高ブロードバンドアクセス、人混みでのブロードバンドアクセス、あらゆる場所での50Mbps以上、超低コストブロードバンドアクセス、車内モバイルブロードバンド)、クリティカル通信、大規模マシンタイプ通信、ネットワークオペレーション(例えば、ネットワークスライシング、ルーティング、マイグレーションとインターワーキング、および省エネルギー)、および高度化ビークル・ツー・エブリシング(Enhanced Vehicle-to-Everything:eV2X)通信。これらのカテゴリ内の具体的なサービスおよびアプリケーションには、いくつか例を挙げると、監視およびセンサネットワーク、デバイスの遠隔制御、双方向遠隔制御、パーソナルクラウドコンピューティング、ビデオストリーミング、無線クラウドベースのオフィス、ファーストレスポンダへの接続性、自動車用eCall、災害警報、リアルタイムゲーム、多人数ビデオ通話、自律走行、拡張現実、タッチインターネット、仮想現実などが含まれる。本明細書は、これらすべてのユースケースおよびその他を想定している。
図1Aは、本明細書で説明され、特許請求される方法および装置を具現化し得る通信システム100の例の一実施形態を示す。図示のように、通信システム100の例は、無線送受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit:WTRU)102a、102b、102c、および102dのうち、少なくとも1つ(一般的に、あるいは総称して、WTRU102と呼ばれることもある)と、無線アクセスネットワーク(RAN)103/104/105/103b/104b/105bと、コアネットワーク106/107/109と、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)108と、インターネット110と、その他のネットワーク112を含み得るが、開示された実施形態は任意の数のWTRUや、基地局や、ネットワークや、ネットワーク要素を想定していることは理解されるであろう。WTRU102a、102b、102c、102d、102eの各々は、無線環境下で動作や通信を行うように構成された任意の種類の装置またはデバイスであってよい。WTRU102a、102b、102c、102d、102eの各々はハンドヘルド無線通信装置として図1A~図1Eに図示されているが、5G無線通信に対する多様なユースケースを想定すれば、WTRUの各々は、ほんの一例として、ユーザ端末(UE)、モバイル局、固定または移動加入者ユニット、無線呼び出し装置、携帯電話、携帯情報端末(Personal Digital Assistant:PDA)、スマートフォン、ラップトップ、タブレット、ネットブック、ノートブックコンピュータ、パーソナルコンピュータ、無線センサ、家庭用電化製品、スマートウォッチやスマートクロージングなどのウェアラブルデバイス、医療機器やeHealthデバイス、ロボット、産業機器、ドローン、乗用車やトラックや列車や航空機などの輸送機器などを含む、無線信号を送信や受信するように構成された任意の装置またはデバイスを含むか、または、その中に具現化されてもよいことが理解される。
通信システム100は、基地局114aと基地局114bをさらに含むことができる。基地局114aは、WTRU102a、102b、102cのうちの少なくとも1つと無線でインターフェースして、コアネットワーク106/107/109やインターネット110やその他のネットワーク112などの1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを円滑にするように構成された任意の種類のデバイスであってもよい。基地局114bは、遠隔無線ヘッド(Remote Radio Head:RRH)118a、118bおよび送受信ポイント(Transmission and Reception Point:TRP)119a、119bのうち、少なくとも1つと有線や無線でインターフェースして、コアネットワーク106/107/109やインターネット110やその他のネットワーク112などの1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを円滑にするように構成された任意の種類のデバイスであってもよい。RRH118a、118bは、WTRU102cの少なくとも1つと無線でインターフェースして、コアネットワーク106/107/109やインターネット110やその他のネットワーク112などの1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを円滑にするように構成された任意の種類のデバイスであってもよい。TRP119a、119bは、WTRU102dの少なくとも1つと無線でインターフェースして、コアネットワーク106/107/109やインターネット110やその他のネットワーク112などの1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを円滑にするように構成された任意の種類のデバイスであってもよい。一例として、基地局114a、114bは、ベーストランシーバ基地局(Base Transceiver Station:BTS)、ノードB、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(Access Point:AP)、無線ルータなどであってもよい。基地局114a、114bはそれぞれ単一要素として図示されているが、基地局114a、114bは任意の数の相互接続された基地局やネットワーク要素を含むことができることは理解されるであろう。
基地局114aはRAN103/104/105の一部であってもよく、RAN103/104/105は、また、基地局コントローラ(Base Station Controller:BSC)、無線ネットワークコントローラ(Radio Network Controller:RNC)、中継ノードなどの他の基地局やネットワーク要素(図示せず)を含んでもよい。基地局114bはRAN103b/104b/105bの一部であってもよく、RAN103b/104b/105bは、また、基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、中継ノードなどの他の基地局やネットワーク要素(図示せず)を含んでもよい。基地局114aは、セル(図示せず)と称することもある特定の地理的領域の中の無線信号を送信や受信するように構成され得る。基地局114bは、セル(図示せず)と称することもある特定の地理的領域内の有線や無線の信号を送受信するように構成され得る。セルは、さらにセルセクタに分割することができる。例えば、基地局114aに関連するセルを3つのセクタに分割することができる。一実施形態においては、基地局114aは、そのように、例えば、セルのセクタごとに1つとなる、3つのトランシーバを含むことができる。一実施形態においては、基地局114aは、多入力多出力(Multiple Input Multiple Output:MIMO)技術を採用することができ、したがって、セルの各セクタ当たり複数のトランシーバを利用することができる。
基地局114aは、WTRU102a、102b、102cのうちの1つ以上と、エアインターフェース115/116/117を介して通信してもよく、エアインターフェース115/116/117は、任意の適切な無線通信リンク(例えば、無線周波数(Radio Frequency:RF)、マイクロ波、赤外線(Infrared:IR)、紫外線(Ultraviolet:UV)、可視光、センチ波、ミリ波など)であってもよい。エアインターフェース115/116/117は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を用いて構築することができる。
基地局114bは、RRH118a、118bやTRP119a、119bのうち1つ以上と、有線またはエアインターフェース115b/116b/117bを介して通信してもよく、有線またはエアインターフェース115b/116b/117bは、任意の適切な有線(例えば、ケーブルや光ファイバなど)または無線通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光、センチ波、ミリ波など)であってもよい。エアインターフェース115b/116b/117bは、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を使って構築することができる。
RRH118a、118bやTRP119a、119bは、WTRU102c、102dのうち1つ以上と、エアインターフェース115c/116c/117cを介して通信してもよく、エアインターフェース115c/116c/117cは、任意の適切な無線通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光、センチ波、ミリ波など)であってもよい。エアインターフェース115c/116c/117cは、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を使って構築することができる。
より具体的には、上記のように、通信システム100は多重アクセスシステムでもよく、例えば、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access:CDMA)、時分割多元接続(Time Division Multiple Access:TDMA)、周波数分割多元接続(Frequency Division Multiple Access:FDMA)、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(Single Carrier Frequency Division Multiple Access:SC-FDMA)などの、1つ以上のチャネルアクセス方式を採用することができる。例えば、RAN103/104/105内の基地局114aとWTRU102a、102b、102c、またはRAN103b/104b/105b内のRRH118a、118bおよびTRP119a、119bとWTRU102c、102dは、ユニバーサルモバイル通信システム(Universal Mobile Telecommunications System:UMTS)地上無線アクセス(Terrestrial Radio Access:UTRA)などの無線技術を実装してもよく、その技術によって、広帯域CDMA(WCDMA)を使ったエアインターフェース115/116/117または115c/116c/117cをそれぞれ構築してもよい。WCDMAは、高速パケットアクセス(High-Speed Packet Access:HSPA)や発展型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含むことができる。HSPAは、高速下りリンクパケットアクセス(High-Speed Downlink Packet Access:HSDPA)や高速上りリンクパケットアクセス(High-Speed Uplink Packet Access:HSUPA)を含むことができる。
一実施形態においては、基地局114aとWTRU102a、102b、102c、またはRAN103b/104b/105b内のRRH118a、118bおよびTRP119a、119bとWTRU102c、102dは、発展型UMTS地上無線アクセス(E-UTRA)などの無線技術を実装してもよく、その技術によって、ロングタームエボリューション(LTE)やLTEアドバンスト(LTE-A)を使ったエアインターフェース115/116/117または115c/116c/117cをそれぞれ構築してもよい。将来は、エアインターフェース115/116/117は3GPP NR技術を実装してもよい。
一実施形態においては、RAN103/104/105内の基地局114aとWTRU102a、102b、102c、またはRAN103b/104b/105b内のRRH118a、118bおよびTRP119a、119bとWTRU102c、102dは、IEEE 802.16(例えば、ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access:WiMAX))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000進化データ最適化(Evolution-Data Optimized:EV-DO)、暫定規格(Interim Standard:IS)2000(IS-2000)、暫定規格95(IS-95)、暫定規格856(IS-856)、モバイル通信用グローバルシステム(Global System for Mobile Communications:GSM)、GSM進化型高速データレート(Enhanced Data Rates for GSM Evolution:EDGE)、GSM EDGE(GSM EDGE無線アクセスネットワーク(GSM EDGE Radio Access Network:GERAN))などの無線技術を実装してもよい。
図1Aの基地局114cは、例えば、無線ルータ、ホームノードB、ホームeノードB、またはアクセスポイントでもよく、事業所、家庭、車両、キャンパスなどの局所的領域における無線接続性を円滑にするための任意の適切なRATを利用してもよい。一実施形態においては、基地局114cとWTRU102eは、IEEE 802.11などの無線技術を実装して、無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network:WLAN)を構築してもよい。一実施形態においては、基地局114cとWTRU102dは、IEEE 802.15などの無線技術を実装して、無線パーソナルエリアネットワーク(Wireless Personal Area Network:WPAN)を構築してもよい。さらに一実施形態においては、基地局114cとWTRU102eは、セルラーベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE-Aなど)を利用してピコセルまたはフェムトセルを構築してもよい。図1Aに示すように、基地局114bはインターネット110と直接接続されてもよい。このように、基地局114cは、インターネット110にアクセスするためにコアネットワーク106/107/109を介する必要はない。
RAN103/104/105やRAN103b/104b/105bはコアネットワーク106/107/109と通信可能であり、コアネットワーク106/107/109は、音声、データ、アプリケーション、ボイスオーバーインターネットプロトコル(Voice Over Internet Protocol:VoIP)などサービスを、WTRU102a、102b、102c、102dのうち1つ以上に提供するように構成された任意の種類のネットワークであり得る。例えば、コアネットワーク106/107/109は、呼制御、ビリングサービス、モバイル位置情報サービス、プリペイドコーリング、インターネット接続性、ビデオ配信などを提供したり、ユーザ認証などの高度セキュリティ機能を実行したりすることができる。
図1Aには図示しないが、RAN103/104/105やRAN103b/104b/105bやコアネットワーク106/107/109は、RAN103/104/105やRAN103b/104b/105bと同一のRATまたは異なるRATを用いている他のRANと直接的または間接的に通信し得ることは理解されるであろう。例えば、コアネットワーク106/107/109は、E-UTRA無線技術を利用し得るRAN103/104/105やRAN103b/104b/105bと接続されているだけでなく、GSM無線技術を採用している別のRAN(図示せず)とも通信することができる。
コアネットワーク106/107/109は、WTRU102a、102b、102c、102d、102eがPSTN108やインターネット110やその他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとして機能することもできる。PSTN108は、基本電話サービス(Plain Old Telephone Service:POTS)を提供する回路交換電話網を含み得る。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコルスイートの中の伝送制御プロトコル(Transmission Control Protocol:TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(User Datagram Protocol:UDP)、インターネットプロトコル(Internet Protocol:IP)などの共通通信プロトコルを使用する相互接続されたコンピュータネットワークとデバイスのグローバルシステムを含み得る。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダが所有や運用する有線または無線通信ネットワークを含むことができる。例えば、ネットワーク112は、RAN103/104/105やRAN103b/104b/105bと同一のRATまたは異なるRATを使用し得る1つ以上のRANと接続された別のコアネットワークを含むことができる。
通信システム100におけるWTRU102a、102b、102c、102dの一部または全部はマルチモード能力を有し得る。例えば、WTRU102a、102b、102c、102d、および102eは、異なる無線リンクを介して異なる無線ネットワークと通信するための複数のトランシーバを有し得る。例えば、図1Aに示すWTRU102eは、セルラーベースの無線技術を採用できる基地局114a、およびIEEE 802無線技術を採用できる基地局114cと通信するように構成され得る。
図1Bは、本明細書に示す実施形態に従って無線通信用に構成された、例えば、WTRU102などの装置またはデバイスの例のブロック図である。図1Bに示すように、例となるWTRU102は、プロセッサ118と、トランシーバ120と、送受信要素122と、スピーカ/マイクロフォン124と、キーパッド126と、ディスプレイ/タッチパッド/インジケータ128と、非取り外し可能130と、取り外し可能メモリ132と、電源134と、グローバルポジショニングシステム(Global Positioning System:GPS)チップセット136と、その他の周辺機器138とを含むことができる。WTRU102は、一実施形態との整合性を維持しながら、上述の要素の任意のサブコンビネーションを含むことができることは理解されるであろう。また、各実施形態では、基地局114a、114bや、基地局114a、114bが代表し得るノード(とりわけ、例えば、トランシーバ基地局(BTS)、ノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、ホームノードB、発展型ホームノードB(Evolved Home Node-B:eNodeB)、ホーム発展型ノードB(Home Evolved Node-B:HeNB)、ホーム発展型ノードBゲートウェイ、およびプロキシノードなどであるが、これらに限らない)は、図1Bに示し本明細書で述べる要素の一部または全部を含むことができるということを想定している。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor:DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連する1つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA)回路、任意の他の種類の集積回路(Integrated Circuit:IC)、状態機械などであってもよい。プロセッサ118は、WTRU102の無線環境下での動作を可能にする信号符号化や、データ処理や、電源制御や、入出力処理や、任意のその他の機能などを実行することができる。プロセッサ118はトランシーバ120に接続されてもよく、トランシーバ120は送受信要素122に接続されてもよい。図1Bはプロセッサ118とトランシーバ120を別々の構成要素として図示しているが、プロセッサ118とトランシーバ120を1つの電子パッケージまたはチップに一体化してもよいことは理解されるであろう。
送受信要素122は、エアインターフェース115/116/117を介して基地局(例えば、基地局114a)と信号の送受信を行うように構成され得る。例えば、実施形態においては、送受信要素122はRF信号を送信や受信するように構成されたアンテナであってもよい。図1Aには図示しないが、RAN103/104/105やコアネットワーク106/107/109は、RAN103/104/105と同一のRATまたは異なるRATを用いている他のRANと直接的または間接的に通信し得ることは理解されるであろう。例えば、コアネットワーク106/107/109は、E-UTRA無線技術を利用し得るRAN103/104/105と接続されているだけでなく、GSM無線技術を採用している別のRAN(図示せず)とも通信することができる。
コアネットワーク106/107/109は、WTRU102a、102b、102c、102dがPSTN108やインターネット110やその他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとして機能することもできる。PSTN108は、基本電話サービス(Plain Old Telephone Service:POTS)を提供する回路交換電話網を含み得る。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコルスイートの中のトランスミッションコントロールプロトコル(Transmission Control Protocol:TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(User Datagram Protocol:UDP)、インターネットプロトコル(Internet Protocol:IP)などの共通通信プロトコルを使用する相互接続されたコンピュータネットワークとデバイスのグローバルシステムを含み得る。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダが所有や運用する有線または無線通信ネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク112は、RAN103/104/105と同一のRATまたは異なるRATを採用し得る1つ以上のRANと接続された別のコアネットワークを含み得る。
通信システム100におけるWTRU102a、102b、102c、102dの一部または全部はマルチモード能力を有し得る。例えば、WTRU102a、102b、102c、および102dは、異なる無線リンクを介して異なる無線ネットワークと通信するための複数のトランシーバを有し得る。例えば、図1Aに示すWTRU102cは、セルラーベースの無線技術を採用できる基地局114a、およびIEEE802無線技術を採用できる基地局114bと通信するように構成され得る。
図1Bは、本明細書に示す実施形態に従って無線通信用に構成された、例えば、WTRU102などの装置またはデバイスの例のブロック図である。図1Bに示すように、例となるWTRU102は、プロセッサ118と、トランシーバ120と、送受信要素122と、スピーカ/マイクロフォン124と、キーパッド126と、ディスプレイ/タッチパッド/インジケータ128と、非取り外し可能メモリ130と、取り外し可能メモリ132と、電源134と、グローバルポジショニングシステム(GPS)チップセット136と、その他の周辺機器138とを含むことができる。WTRU102は、実施形態との整合性を維持しながら、上述の要素の任意のサブコンビネーションを含むことができることは理解されるであろう。また、各実施形態では、基地局114a、114bや、基地局114a、114bが代表し得るノード(とりわけ、例えば、トランシーバ基地局(BTS)、ノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、ホームノードB、発展型ホームノードB(eNodeB)、ホーム発展型ノードB(HeNB)、ホーム発展型ノードBゲートウェイ、およびプロキシノードなどであるが、これらに限らない)は、図1Bに示し本明細書で述べる要素の一部または全部を含むことができるということを想定している。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連する1つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、任意の他の種類の集積回路(IC)、状態機械などであってもよい。プロセッサ118は、WTRU102の無線環境下での動作を可能にする信号符号化や、データ処理や、電源制御や、入出力処理や、任意のその他の機能などを実行することができる。プロセッサ118はトランシーバ120に接続されてもよく、トランシーバ120は送受信要素122に接続されてもよい。図1Bはプロセッサ118とトランシーバ120を別々の構成要素として図示しているが、プロセッサ118とトランシーバ120を1つの電子パッケージまたはチップに一体化してもよいことは理解されるであろう。
送受信要素122は、エアインターフェース115/116/117を介して基地局(例えば、基地局114a)と信号の送受信を行うように構成され得る。例えば、一実施形態においては、送受信要素122はRF信号を送信や受信するように構成されたアンテナであってもよい。一実施形態においては、送受信要素122は、例えば、IRやUVや可視光の信号を送信や受信するように構成されたエミッタ/検出器であってもよい。さらに1つの実施形態においては、送受信要素122はRFと光信号のどちらも送受信するように構成されてもよい。送受信要素122は無線信号の任意の組み合わせを送信や受信するように構成され得ることは理解されるであろう。
さらに、図1Bには、送受信要素122は単一要素として図示されているが、WTRU102は任意の数の送受信要素122を含んでもよい。より具体的には、WTRU102はMIMO技術を採用してもよい。そのように、一実施形態においては、WTRU102は、無線信号をエアインターフェース115/116/117を介して送受信用の2つ以上の送受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含んでもよい。
トランシーバ120は送受信要素122が送信する信号を変調し、送受信要素122が受信した信号を復調するように構成され得る。上述のように、WTRU102はマルチモード能力を有し得る。したがって、トランシーバ120は、WTRU102が、例えば、UTRAやIEEE 802.11などの複数のRATを介して通信できるように、複数のトランシーバを含むことができる。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124やキーパッド126やディスプレイ/タッチパッド/インジケータ128(例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:LCD)表示ユニットまたは有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode:OLED)表示ユニット)に接続されかつ、そこからユーザ入力データを受信することができる。プロセッサ118は、ユーザデータをスピーカ/マイクロフォン124やキーパッド126やディスプレイ/タッチパッド/インジケータ128に出力することもできる。さらに、プロセッサ118は、非取り外し可能130や取り外し可能メモリ132などの任意の種類の適切なメモリからの情報にアクセスし、そこにデータを保存することもできる。非取り外し可能130はランダムアクセスメモリ(Random-Access Memory:RAM)、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory:ROM)、ハードディスク、または任意のその他の種類の記憶装置を含み得る。取り外し可能メモリ132は加入者識別モジュール(Subscriber Identity Module:SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(Secure Digital:SD)メモリカードなどを含み得る。一実施形態においては、プロセッサ118は、例えば、サーバまたはホームコンピュータ(図示せず)上の、WTRU102上に物理的に位置しないメモリからの情報にアクセスし、そこにデータを保存してもよい。
プロセッサ118は電源134から電力を受け取ることができ、WTRU102内の他の構成要素に対して電力を分配したり制御したりするように構成され得る。電源134は、WTRU102に電力を供給するための任意の適切なデバイスであり得る。例えば、電源134は、1つ以上の乾電池、太陽電池、燃料電池などを含むことができる。
プロセッサ118は、WTRU102の現在の位置に関する位置情報(例えば、経度と緯度)を提供するように構成され得るGPSチップセット136に接続されることもできる。WTRU102は、GPSチップセット136からの情報に加えて、またはそれに代えて、基地局(例えば、基地局114a、114b)からエアインターフェース115/116/117を介して位置情報を受信したり、2つ以上の近隣の基地局から受信中の信号のタイミングに基づいて自身の位置を決定したりすることができる。WTRU102は、一実施形態との整合性を維持しながら、任意の適切な位置決定方法によって位置情報を取得してもよいことは理解されるであろう。
プロセッサ118は、その他の周辺機器138にさらに接続されてもよく、その他の周辺機器138は、追加的特徴や機能性や、有線または無線接続性を提供する1つ以上のソフトウェアやハードウェアのモジュールを含むことができる。例えば、周辺機器138は、加速度計や生体計測(例えば、指紋)センサなどの各種センサ、電子コンパス(e-Compass)、衛星トランシーバ、(写真またはビデオ用)デジタルカメラ、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus:USB)ポートまたはその他の相互接続インターフェース、振動デバイス、テレビジョントランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))モジュール、周波数変調(Frequency Modulated:FM)無線ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザなどを含むことができる。
WTRU102は、センサ、家庭用電化製品、スマートウォッチやスマートクロージングのようなウェアラブルデバイス、医療機器やeHealthデバイス、ロボット、産業機器、ドローン、乗用車、トラック、列車、航空機などの輸送機器などの、他の装置またはデバイスの中に具現化されてもよい。WTRU102は、そのような装置またはデバイスのその他の構成要素、モジュール、またはシステムに、周辺機器138の1つを含み得る相互接続インターフェースなどの1つ以上の相互接続インターフェースを介して接続されてもよい。
図1Cは、一実施形態に係るRAN103およびコアネットワーク106のシステム図である。上述のように、RAN103は、UTRA無線技術を採用して、エアインターフェース115を介してWTRU102a、102b、102cと通信することができる。RAN103はコアネットワーク106と通信することもできる。図1Cに示すように、RAN103は、ノードB140a、140b、140cを含むことができ、ノードB140a、140b、140cは、それぞれ、WTRU102a、102b、102cとエアインターフェース115を介して通信するための1つ以上のトランシーバを含むことができる。ノードB140a、140b、140cは、それぞれ、RAN103内の特定のセル(図示せず)と関連付けられてもよい。RAN103はRNC142a、142bをさらに含むことができる。RAN103は、一実施形態との整合性を維持しながら、任意の数のノードBやRNCを含み得ることは理解されるであろう。
図1Cに示すように、ノードB140a、140bはRNC142aと通信可能である。さらに、ノードB140cはRNC142bと通信可能である。ノードB140a、140b、140cは、Iubインターフェースを介して、RNC142a、142bのそれぞれと通信可能である。RNC142a、142bは、Iurインターフェースを介して相互に通信可能である。RNC142a、142bの各々は、それが接続されているノードB140a、140b、140cのそれぞれを制御するように構成され得る。さらに、RNC142a、142bの各々は、外部ループ電源制御、負荷制御、承認制御、パケットスケジューリング、ハンドオーバ制御、マクロダイバーシティ、セキュリティ機能、データ暗号化などの、他の機能を実行またはサポートするように構成され得る。
図1Cに示すコアネットワーク106は、メディアゲートウェイ(Media Gateway:MGW)144と、モバイルスイッチングセンタ(Mobile Switching Center:MSC)146と、サービング汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service:GPRS)サポートノード(Serving GPRS Support Node:SGSN)148と、ゲートウェイGPRSサポートノード(Gateway GPRS Support Node:GGSN)150のうち、少なくとも1つを含むことができる。上記要素の各々はコアネットワーク106の部分として図示されているが、これらの要素のうちのいずれも、コアネットワークオペレータ以外の事業体によって所有や運用されてもよいことは理解されるであろう。
RAN103内のRNC142aは、IuCSインターフェースを介して、コアネットワーク106内のMSC146に接続されてもよい。MSC146はMGW144に接続されてもよい。MSC146とMGW144は、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cと従来の固定有線通信デバイスの間の通信を円滑にすることができる。
RAN103内のRNC142aは、IuPSインターフェースを介して、コアネットワーク106内のSGSN148にさらに接続されてもよい。SGSN148はGGSN150に接続されてもよい。SGSN148とGGSN150は、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスの間の通信を円滑にすることができる。
上述のように、コアネットワーク106は、他のサービスプロバイダが所有や運用をする有線または無線ネットワークを含み得るネットワーク112にさらに接続されてもよい。
図1Dは、一実施形態に係るRAN104およびコアネットワーク107のシステム図である。上述のように、RAN104は、E-UTRA無線技術を採用して、エアインターフェース116を介して、WTRU102a、102b、102cと通信することができる。RAN104は、コアネットワーク107と通信することもできる。
RAN104は、eノードB160a、160b、160cを含み得るが、RAN104は、一実施形態との整合性を維持しながら、任意の数のeノードBを含み得ることは理解されるであろう。eノードB160a、160b、160cは、それぞれ、WTRU102a、102b、102cとエアインターフェース116を介して通信するための1つ以上のトランシーバを含むことができる。一実施形態においては、eノードB160a、160b、160cはMIMO技術を実装してもよい。そのようにして、eノードB160aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、そこから無線信号を受信することができる。
eノードB160a、160b、160cの各々は、特定のセル(図示せず)に関連付けられてもよく、無線リソース管理上の決定、ハンドオーバの決定、上りリンクや下りリンクにおけるユーザのスケジューリングなどの処理をするように構成されてもよい。図1Dに示すように、eノードB160a、160b、160cは、X2インターフェースを介して、相互に通信可能である。
図1Dに示すコアネットワーク107は、モビリティ管理ゲートウェイ(MME)162と、サービングゲートウェイ164と、パケットデータネットワーク(Packet Data Network:PDN)ゲートウェイ166を含むことができる。上記要素の各々はコアネットワーク107の部分として図示されているが、これらの要素のうちのいずれも、コアネットワークオペレータ以外の事業体によって所有や運用されてもよいことは理解されるであろう。
MME162は、S1インターフェースを介してRAN104内のeノードB160a、160b、160cの各々に接続されてもよく、制御ノードとして機能してもよい。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザの認証、ベアラのアクティブ化/非アクティブ化、WTRU102a、102b、102cの初期アタッチ中における特定のサービングゲートウェイの選択などを司ってもよい。MME162は、さらに、RAN104と、GSMやWCDMAなどの他の無線技術を用いる他のRAN(図示せず)との間で切り替えるための、制御プレーン機能を提供してもよい。
サービングゲートウェイ164は、S1インターフェースを介して、RAN104内のeノードB160a、160b、160cの各々に接続されてもよい。サービングゲートウェイ164は、一般に、ユーザデータパケットをWTRU102a、102b、102cへ、またはそこからルーティングおよびフォワーディングすることができる。サービングゲートウェイ164は、さらに、eノードB間のハンドオーバ中におけるユーザプレーンのアンカリング、WTRU102a、102b、102cが下りリンクデータを利用可能な場合のページングのトリガリング、WTRU102a、102b、102cのコンテキストの管理および記憶などの、他の機能を実行することができる。
サービングゲートウェイ164は、さらに、PDNゲートウェイ166に接続されてもよく、PDNゲートウェイ166は、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスの間の通信を円滑にすることができる。
コアネットワーク107は、他のネットワークとの通信を円滑にすることができる。例えば、コアネットワーク107は、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cと従来の固定有線通信デバイスの間の通信を円滑にすることができる。例えば、コアネットワーク107は、コアネットワーク107とPSTN108の間のインターフェースとして機能するIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IP Multimedia Subsystem:IMS)サーバ)を含むか、またはそれと通信してもよい。さらに、コアネットワーク107は、他のサービスプロバイダが所有や運用する有線または無線通信ネットワークを含み得るネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。
図1Eは、一実施形態に係るRAN105およびコアネットワーク109のシステム図である。RAN105は、IEEE 802.16無線技術を採用して、エアインターフェース117を介して、WTRU102a、102b、102cと通信するアクセスサービスネットワーク(Access Service Network:ASN)であってもよい。後にさらに論じるように、WTRU102a、102b、102cと、RAN105と、コアネットワーク109との異なる機能エンティティ間の通信リンクを、基準点として定義することができる。
図1Eに示すように、RAN105は基地局180a、180b、180cとASNゲートウェイ182を含み得るが、RAN105は、一実施形態との整合性を維持しながら、任意の数の基地局とASNゲートウェイを含み得ることは理解されるであろう。基地局180a、180b、180cは、それぞれ、RAN105内の特定のセルに関連付けられてもよく、エアインターフェース117を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つ以上のトランシーバを含んでもよい。一実施形態においては、基地局180a、180b、180cはMIMO技術を実装してもよい。そのようにして、基地局180aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、そこから無線信号を受信することができる。基地局180a、180b、180cは、さらに、ハンドオフトリガリング、トンネル確立、無線リソース管理、トラフィック分類、サービスの質(QoS)ポリシーの施行などのモビリティ管理機能を提供することができる。ASNゲートウェイ182は、トラフィック集約点として機能することができ、ページング、加入者プロファイルのキャッシング、コアネットワーク109へのルーティングなどを司ることができる。
WTRU102a、102b、102cとRAN105の間のエアインターフェース117を、IEEE 802.16仕様を実装したR1基準点と定義することができる。さらに、WTRU102a、102b、102cの各々は、コアネットワーク109との論理インターフェース(図示せず)を構築することができる。WTRU102a、102b、102cとコアネットワーク109の間の論理インターフェースを、認証や、認可や、IPホスト構成管理や、モビリティ管理のために使用され得るR2基準点として定義することができる。
基地局180a、180b、180cの各々の間の通信リンクを、基地局間のWTRUハンドオーバおよびデータ転送を円滑にするためのプロトコルを含むR8基準点として定義することができる。基地局180a、180b、180cとASNゲートウェイ182の間の通信リンクをR6基準点として定義することができる。R6基準点は、WTRU102a、102b、102cの各々に関連付けられたモビリティイベントに基づくモビリティ管理を円滑にするためのプロトコルを含むことができる。
図1Eに示すように、RAN105はコアネットワーク109に接続され得る。RAN105とコアネットワーク109の間の通信リンクを、例えば、データ転送およびモビリティ管理能力を促進するためのプロトコルを含むR3基準点として定義することができる。コアネットワーク109は、モバイルIPホームエージェント(Mobile IP Home Agent:MIP-HA)184と、認証、認可、アカウンティング(Authentication, Authorization, Accounting:AAA)サーバ186と、ゲートウェイ188を含むことができる。上記要素の各々はコアネットワーク109の部分として図示されているが、これらの要素のうちのいずれも、コアネットワークオペレータ以外の事業体によって所有や運用されてもよいことは理解されるであろう。
MIP-HAはIPアドレス管理を司ることができ、WTRU102a、102b、102cが異なるASNや異なるコアネットワークの間をローミングできるようにすることができる。MIP-HA184は、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスの間の通信を円滑にすることができる。AAAサーバ186は、ユーザ認証およびユーザサービスのサポートを司ることができる。ゲートウェイ188は、他のネットワークとのインターワーキングを円滑にすることができる。例えば、ゲートウェイ188は、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cと従来の固定有線通信デバイスの間の通信を円滑にすることができる。さらに、ゲートウェイ188は、他のサービスプロバイダが所有や運用する有線または無線通信ネットワークを含み得るネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。
図1Eには図示しないが、RAN105は他のASNに接続されてもよく、コアネットワーク109は他のコアネットワークと接続されてもよいことは理解されるであろう。RAN105と他のASNとの間の通信リンクをR4基準点として定義することができ、R4基準点は、RAN105と他のASNとの間のWTRU102a、102b、102cのモビリティを調整するためのプロトコルを含むことができる。コアネットワーク109と他のコアネットワークの間の通信リンクを、R5基準として定義することができ、R5基準は、ホームコアネットワークと訪問先コアネットワークの間のインターワーキングを円滑にするためのプロトコルを含むことができる。
本明細書で説明され、図1A、1C、1D、1Eに示されたコアネットワークエンティティは、特定の既存の3GPP仕様においてそれらのエンティティに付けられた名前で識別されるが、それらのエンティティや機能性は、将来は、他の名前で識別される可能性があり、特定のエンティティまたは機能性は、3GPPが発行する、3GPP NR仕様を含む将来の仕様において組み合わされる可能性があることが理解される。したがって、説明され、図1A、1B、1C、1D、1Eに示される特定のネットワークエンティティおよび機能性は、単に例として提示されたものであり、本明細書に開示され、特許請求される主題は、現在定義されているかまたは将来定義される任意の類似の通信システムの中に具現化または実装してもよいことが理解される。
図1Fは、例えば、RAN103/104/105内の特定のノードまたは機能エンティティ、コアネットワーク106/107/109、PSTN108、インターネット110、またはその他のネットワーク112などの、図1A、1C、1D、1Eに示す通信ネットワークの1つ以上の装置を具現化し得る、例示的なコンピューティングシステム90のブロック図である。コンピューティングシステム90は、コンピュータまたはサーバを含むことができ、主としてコンピュータ読み取り可能な命令によって制御されてもよく、命令はソフトウェアの形態であってもよく、ソフトウェアは任意の場所に、あるいは任意の手段によって保存またはアクセスされてもよい。そのようなコンピュータ読み取り可能な命令は、プロセッサ91内で実行されて、コンピューティングシステム90を作動させてもよい。プロセッサ91は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連する1つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、任意の他の種類の集積回路(IC)、状態機械などであってもよい。プロセッサ91は、コンピューティングシステム90の通信ネットワーク内での動作を可能にする信号符号化や、データ処理や、電源制御や、入出力処理や、任意のその他の機能などを実行することができる。コプロセッサ81は、メインプロセッサ91と別個の、追加的機能を実行するか、もしくはプロセッサ91をアシストするオプショナルプロセッサである。プロセッサ91とコプロセッサ81のうち、少なくとも一方は、本明細書に開示の方法と装置に関連するデータを受信、生成、および処理することができる。
動作中、プロセッサ91は命令をフェッチし、解読し、実行して、コンピューティングシステムの主要データ転送経路であるシステムバス80を介して、他のリソースとの間で情報を転送する。そのようなシステムバスは、コンピューティングシステム90内の構成要素を接続し、データ交換の媒介を規定する。システムバス80は、通常、データを送信するためのデータラインと、アドレスを送信するためのアドレスラインと、割り込みを送信するためとシステムバスを動作させるための制御ラインを含む。そのようなシステムバス80の一例が、周辺コンポーネント相互接続(Peripheral Component Interconnect:PCI)バスである。
システムバス80に接続されるメモリには、ランダムアクセスメモリ(RAM)82と読み出し専用メモリ(ROM)93が含まれる。そのようなメモリは、情報を保存し、読み出すことを可能にする回路を含む。ROM93は、一般に、容易に修正できない保存データを収納する。RAM82内に保存されたデータは、プロセッサ91または他のハードウェアデバイスによって読み取られるか、もしくは変更され得る。RAM82とROM93のうち、少なくとも一方へのアクセスは、メモリコントローラ92によって制御され得る。メモリコントローラ92は、命令が実行されるに従って仮想アドレスを物理アドレスに変換するアドレス変換機能を提供することができる。メモリコントローラ92は、さらに、システム内の各プロセスを隔離し、システムプロセスをユーザプロセスから隔離するメモリ保護機能を提供することができる。したがって、第1モードで実行中のプログラムは、それ自身のプロセス仮想アドレス空間によってマッピングされるメモリのみにアクセスすることができ、プロセス間のメモリ共有が設定されていない限り、別のプロセスの仮想アドレス空間内のメモリにアクセスすることはできない。
さらに、コンピューティングシステム90は、プロセッサ91からの命令の、プリンタ94、キーボード84、マウス95、およびディスクドライブ85などの周辺機器への伝達を司る周辺機器コントローラ83を含むことができる。
ディスプレイコントローラ96によって制御されるディスプレイ86は、コンピューティングシステム90によって生成される視覚的出力を表示するために使用される。そのような視覚的出力は、テキスト、グラフィックス、動画グラフィックス、およびビデオを含み得る。視覚的出力は、グラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface:GUI)の形で提示され得る。GUIの一例を図25に示す。ディスプレイ86は、ブラウン管(Cathode-Ray Tube:CRT)ベースのビデオディスプレイ、LCDベースのフラットパネルディスプレイ、ガスプラズマベースのフラットパネルディスプレイ、またはタッチパネルを用いて実装され得る。ディスプレイコントローラ96は、ディスプレイ86に送信されるビデオ信号を生成するために必要な電子部品を含む。
さらに、コンピューティングシステム90は、図1A、1B、1C、1D、1EのRAN103/104/105、コアネットワーク106/107/109、PSTN108、インターネット110、またはその他のネットワーク112などの外部通信ネットワークにコンピューティングシステム90を接続するために使用され得る、例えば、ネットワークアダプタ97などの通信回路を含むことができ、それによって、コンピューティングシステム90がそれらのネットワークの他のノードまたは機能エンティティと通信できるようにすることができる。通信回路を、単独に、またはプロセッサ91と共に使用して、本明細書に記載された特定の装置、ノード、または機能エンティティの送信および受信ステップを実行することができる。
本明細書に記載の装置、システム、方法、およびプロセスのいずれかまたはすべては、命令がプロセッサ118または91などのプロセッサによって実行されると、本明細書に記載のシステム、方法、およびプロセスをプロセッサに実行や実装させるコンピュータ可読記憶媒体に格納されたコンピュータ実行可能命令(例えば、プログラムコード)の形で具現化され得ることが理解される。具体的には、本明細書に記載のステップ、動作、または機能のいずれかは、無線および有線ネットワーク通信の少なくとも一方用に構成された装置またはコンピューティングシステムのプロセッサ上で実行される、そのようなコンピュータ実行可能命令の形で実装され得る。コンピュータ可読記憶媒体には、情報を記憶するための任意の非一時的(例えば、有形または物理的)方法または技術で実装された揮発性および不揮発性、リムーバブルおよび非リムーバブルメディアが含まれるが、そのようなコンピュータ可読記憶媒体には信号は含まれない。コンピュータ可読記憶媒体には、RAM、ROM、電気的消去可能ROM(Electrically Erasable Programmable ROM:EEPROM)、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、コンパクトディスクROM(Compact Disc ROM:CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(Digital Versatile Disc:DVD)または他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ、または他の磁気ストレージデバイス、または所望の情報を記憶するために使用することができ、コンピューティングシステムによってアクセスすることができる他の任意の有形または物理的媒体が含まれるが、これらに限定されない。
(LTEにおけるアンライセンススペクトル)
3GPP TS36.213、物理層手順、リリース13およびリリース14で指定されているように、ライセンスアシストアクセス(LAA)は、1つ以上の低電力セカンダリーセル(SCell)がアンライセンススペクトル中で6GHz未満で動作するキャリアアグリゲーション(CA)動作を対象とする。LAA展開シナリオには、図2A~2Dに示すように、マクロカバレッジがある場合とない場合の、屋外と屋内の両方のスモールセル展開、およびライセンスキャリアとアンライセンスキャリア間の(理想的バックホールを伴う)コロケーションと非コロケーションの両方が含まれる。
図2Aのシナリオ1は、ライセンスマクロセル(F1)とアンライセンススモールセル(F3)の間のキャリアアグリゲーションを示す。一方、図2Bのシナリオ2は、マクロセルのカバレッジのない、ライセンススモールセル(F2)とアンライセンススモールセル(F3)の間のキャリアアグリゲーションを示す。続いて、図2Cのシナリオ3は、ライセンスマクロセルおよびスモールセル(F1)を示し、ライセンススモールセル(F1)とアンライセンススモールセル(F3)の間にはキャリアアグリゲーションがある。
さらに、図2Dのシナリオ4は、ライセンスマクロセル(F1)、ライセンススモールセル(F2)、およびアンライセンススモールセル(F3)を示す。シナリオ4には、ライセンススモールセル(F2)とアンライセンススモールセル(F3)の間のキャリアアグリゲーションが含まれる。マクロセルとスモールセルの間に理想的バックホールがある場合、マクロセル(F1)、ライセンススモールセル(F2)、およびアンライセンススモールセル(F3)の間にキャリアアグリゲーションが存在し得る。デュアルコネクティビティが可能にされている場合、マクロセルとスモールセルの間のデュアルコネクティビティが可能である。
アンライセンス帯域は、異なる規格によって指定された異なる展開によって利用可能であるため、すべての既存ユーザ間の公平な共存を保証するために、いくつかの規制要件が課せられる。例えば、これらの規制要件には、送信電力マスク、送信帯域幅、気象レーダーとの干渉などに関する制約が含まれる。
さらに、別の主要要件は、チャネルアクセス手順である。例えば、LBT手順は、機器がチャネルを使用する前にクリアチャネル評価(Clear Channel Assessment:CCA)チェックを適用するメカニズムとして定義される。CCAでは、エネルギー検出を利用して、チャネル上の他の信号の有無を判定する。次に、これにより、チャネルが占有されているかクリアであるかがそれぞれ判定される。欧州と日本の規制では、アンライセンス帯域ではLBTの使用が義務付けられている。規制要件とは別に、LBTを介したキャリアセンシングは、アンライセンススペクトルを公平に共有するための一方法である。したがって、これは、単一のグローバルソリューションフレームワークにおけるアンライセンススペクトル内での公平でフレンドリーな運用のために重要であると考えられている。
リリース14では、下りリンク(DL)およびUL送信の両方のために、それぞれ、eNBおよびUEによって実行されるいくつかのチャネルアクセス手順が導入されている。メインチャネルアクセス手順は、TS36.213、リリース14の第15節に説明されている。
(NRにおけるアンライセンススペクトル)
ミリ波には、6GHz未満の周波数帯域で動作することによって達成されるよりも高いデータレートを達成するためにさらに利用することができる広範囲のアンライセンススペクトルが存在する。したがって、RAN#76は、アンライセンススペクトルへのNRベースのアクセスのための新しいシステム情報(SI)を導入した。現在のSIの主目標には、NR-Uにおける異なる物理チャネルと手順、およびそれらをどのように変更する必要があるかを検討することが含まれる。その目標には、NR-Uの課題に対処するための新しい物理チャネルまたは手順を導入することも含まれる。これが、6GHzを超えて52.6GHzまで、またはさらに52.6GHzを超える帯域で送受信するための狭いビームを展開するミリ波での動作の理由である。NR-Uと、アンライセンスで動作する他の技術(例えば、WiFiデバイス、LTEベースのLAAデバイス、他のNR-Uデバイスなど)との共存を強化し、かつ規制要件を満足させる手順については現在検討中である。
(優先度の高い同期情報と検出参照信号)
NRにおける本出願の態様によれば、SSBは、UEが同期やフレーム境界などの適切な情報を取得することを可能にする。NR-Uにおいて、異なるサービス(例えば、NR、WiFi)におけるUEは、同じアンライセンススペクトルを共有する。したがって、UEおよびgNBは、送信前にチャネルが占有されていないことを確認するために、LBTを実行する。この特徴は、SSB送信などの周期的または半永続的なスケジュールされた送信に不確実性をもたらす。セル探索、同期などにおけるSSBの本質的要素を考慮すると、SSB送信は、バックオフ時間のないチャネルアクセス優先度クラスにおいて高優先度に分類されるか、すべてのチャネルアクセスバックオフ時間の中で最短のバックオフ時間を有する可能性があると想定される。
実施形態においては、SSBは、より小さな最大チャネル占有時間(Maximum Channel Occupancy Time:MCOT)Tmcot、例えば、LAAのチャネルアクセス優先度クラス1の場合Tmcot=2msを有するというトレードオフを伴って送信される可能性がより高いであろう。NRでは、SSBは、最大5ミリ秒間継続するSSBバーストセットで送信される。SSBバーストセット送信全体は、例えば、サブキャリア間隔のケースAとケースDのように、優先度クラス1のTmcotに収まらない場合がある。したがって、NR-Uにおいては、Tmcot要件を満たすためにいくつかのサブセットでSSBバーストセットを分割して送信できるということが想定されている。例を、NRにおいてサブキャリア間隔のケースAを使った図3A、3Bに示す。サブキャリア間隔は15khzで、キャリア周波数は3GHz≦f≦6GHzである。この場合、SSBバーストセット全体には、Tmcotに収まリ得ない8つのSSBが含まれている。gNBは、SSBバーストセットを2つのSSBバーストサブセットに分割することができ、各SSBバーストサブセットの持続時間は2ミリ秒未満である。gNBはLBTを実行し、最初のサブセットを送信して、2番目のサブセットに対して手順を繰り返す。
あるいは、gNBは、SSBバーストセットを、各サブセットが2つのSSBを含む4つのサブセットなどの、より細かい粒度に分割することができる。各サブセットは、1つまたは複数のSSBバーストを含むことができると想定されている。SSBバーストサブセットの周期性は、SSBバーストセットの周期性と同じであり得る。SSBバーストサブセットが決定されると、それは、以下の例示的な方法の1つによって送信され得る。
第1の方法では、UEは、1つの無線フレームで複数のSSBバーストサブセットを受信するように、gNBによって構成され得る。この方法の例を、例示的に図3Aに示す。この場合、UEは、1回のオケージョンですべてのSSBバーストサブセットを監視するように構成され得る。
第2の方法では、UEは、異なる無線フレームでSSBバーストサブセットを受信するように、gNBによって構成され得る。この方法の例を、例示的に図3Bに示す。この場合、UEは、異なるオケージョンで異なるSSBバーストサブセットを監視するように構成され得る。
SSBバーストセット全体を、サブキャリア間隔のケースB、C、およびEのように、Tmcotに収めることができる場合、SSBバーストセットを、複数のSSBバーストサブセットに分割して送信することもできる。例えば、gNBは、LBTの後に、Tmcotよりも短いチャネル占有期間で、SSBバーストサブセットを送信することができる。
(STTC)
さらに別の実施形態によれば、SSB送信の信頼性をさらに高めるために、SSBバーストセット/サブセットがSTTC(SSB送信タイミング構成)で送信され得ることが想定される。例示的な図示を図4に提供する。STTCの持続時間は、事前に構成または指定され得る。あるいは、gNBによって、無線リソース制御(RRC)シグナリングやメディアアクセス制御用の制御要素(MAC CE)を介して構成/シグナリングされ得る。例えば、UEは、5ミリ秒、8ミリ秒などであり得るSTTCの期間を示すためのRRCメッセージSSB_Transmission_Timing_durationを使用して構成され得る。1つのSTTC内で、複数のLBTが実行され得る。LBTが成功した後に、SSBバーストセット/サブセットを送信することができ、1つのSTTC内で1つ以上のSSBバーストセット/サブセットを送信することができる。代替的実施形態では、UEは、1つだけの時間的に固定された位置でSSBを監視するのではなく、構成されたSTTC内でSSBを複数回監視して、送信されたSSBを検出することができる。
(STTC内でスライドされるSSBバーストセット/サブセット送信)
NRにおける本出願のさらに別の態様によれば、複数のSSBがSSバーストセットにバンドルされる。SSバーストセットは、事前に定義/構成された位置で送信される。NR-Uにおいて、gNBはSSBバースト送信の前にLBTを実行する。SSB送信は、さらに共にバンドルされ得る。事前に定義/構成された位置でのバンドルされたSSB送信のためのLBTの成功例を図5に示す。
図5のこの例によれば、全方向性LBTまたはビームベースの指向性LBTが、構成されたSSB送信の前に実行され得る。全方向またはすべての指向性ビーム上でLBTが成功すると、SSBは事前に定義/構成された位置上でSSBバーストセットとして送信できる。gNBがこの期間にチャネルを占有できる場合、このSSBバーストセット送信中にLBTを追加する必要はない。バンドルされたSSB送信はSTTC内でシフトされ得ると想定される。この場合、SSBインデックスの順序(例えば、SSB#0、SSB#1、SSB#2、SSB#3)はバンドルされたSSB送信内で変更されないが、SSB#0の位置は無線フレーム内で変更できる。複数のLBTが、STTC内のgNBによって実行され得る。LBTは、以下の例示的なオプションの1つによって実行できる。
オプション1:gNBは、可能なSSB送信位置の直前に、LBTを1回の試行で実行することができる。可能なSSB送信位置は、オフセットの分解能に基づいて決定することができる。これは、仕様で事前定義するか、もしくはSTTC内で構成することができる。SSBiの可能な位置=指定されたSSBiの位置+j*スロット。ただし、jは、SSBiに対する最初のLBT障害後のLBT処理の反復数である。これは、SSB0がスロット1のシンボル4で送信されるように構成されていることを前提としている。オフセットがスロット数である場合、SSB0の最初の可能なSSB送信位置はスロット1のシンボル4となる。SSB0の2番目の可能なSSB送信位置はスロット2のシンボル4となる。以下同様となる。LBTが成功すると、gNBはシフトされたSSBを送信する。LBTが失敗すると、gNBは、次の可能なSSB送信位置の前にLBTを実行することができる。このオプションを、図6に例示的に示す。gNBは、スロット0のシンボル3で、バックオフ時間なしで25μsのLBTを実行することができる。LBTは、全方向性LBTまたはビームベースの指向性LBTのいずれかであり得る。それに失敗した場合、gNBはスロット1のシンボル3で、バックオフ時間なしで25μsのLBTを実行することができる。LBTがスロット1で成功した場合、バンドルされたSSBは、スロット1のシンボル4から開始してスロット2のシンボル9まで送信され得る。
オプション2:gNBは、可能なSSB送信位置の前に、LBTを複数回の試行で実行することができる。可能なSSB送信位置は、仕様で事前定義されるかSTTC内で構成され得るオフセットの分解能に基づいて決定することができる。SSBiの可能な位置=指定されたSSBiの位置+j*スロット。ただし、jは、SSBiに対する最初のLBT障害後のLBT処理の反復数である。可能なSSB送信位置よりも早くLBTが成功した場合、予約信号が送信されてチャネルを占有し、SSBが可能なSSB送信位置で送信される。例示的な図を図7に示す。gNBは、スロット0のシンボル3で、バックオフ時間なしで25μsのLBTを実行することができる。LBTは、全方向性LBTまたはビームベースの指向性LBTのいずれかであり得る。それに失敗した場合、gNBはLBTを実行し続けることができる。LBTがスロット1のシンボル0で成功した場合、予約信号が送信されて、数シンボル分続き得るチャネルを保持することができる。MCOTの制限により、予約信号を任意に長くすることはできないことに注意する必要がある。最終的に、バンドルされたSSBは、スロット1のシンボル4から開始してスロット2のシンボル9まで送信され得る。
実施形態においては、バンドルされたSSB送信は、STTC内でシフトされる。このシナリオでは、固定オフセットΔが、無線フレーム境界からすべてのSSBに導入される。例えば、オフセットは、図6および図7に示されるように、スロット数であり得る。この場合、Δ=kスロットである。ただし、k=0,1,2,・・・,K-1である。
代替的実施形態では、オフセットは、SSB位置の数であり得る。可能なSSB送信位置は、オフセットの分解能に基づいて決定することができ、仕様で事前定義するか、もしくはSTTC内で構成することができる。これは、SSB0がスロット1のシンボル4で送信されるように構成されていることを前提としている。オフセットがSSB位置の数である場合、オフセット分解能と、SSB0に対する最初のLBT障害後のLBTプロセスの反復とによって決定される、最初の可能なSSB送信位置はスロット0のシンボル8となる。SSB0に対する第2の可能なSSB送信位置はスロット1のシンボル4となる。以下同様となる。例示的な実施形態を図8に示す。LBTは、スロット0のシンボル3で失敗する可能性があるが、スロット0のシンボル7で成功する可能性がある。このシナリオでは、バンドルされたSSBは1つのSSB位置だけシフトされて送信され得る。言い換えれば、SSB0は、SSB1を送信することになっていた位置で送信され、SSB1は、SSB2を送信することになっていた位置で送信され、以下同様となる。オフセットは、スケジュールされたSSBインデックスと、実際に送信されたSSBインデックスの間のSSBインデックス差になる。
図8に示す例では、オフセットは1に等しい。オフセットは論理値であり、UEは、特定のSSB構成に基づいて、論理値を物理的位置にマッピングする必要がある。この例では、LBTは、オフセット分解能と、最初のLBT障害後のLBT処理の反復とによって決まる可能なSSB送信位置の直前に実行され、予約信号は使用されない。代替的実施形態では、予約信号をこの解決策に使用することができる。
別の場合では、SSBバンドルがシフトされた場合、SSBインデックスの順序は、バンドルされたSSB送信内で変更され得る。例えば、SSBインデックスの順序は、周期的にシフトされることができ、例えば、周期的にシフトされたSSBインデックスの順序は、SSB#1、SSB#2、SSB#3、SSB#0であり得る。
実施形態によれば、フレーム境界を判定するために、UEは、SSBブロックインデックスおよびオフセットΔの両方の情報を知っている必要がある。オフセットΔの例を図8に示す。オフセットの情報を得るために、UEは以下のオプションのうちの1つを使用してオフセットΔの値を示すことができる。
オプション1:オフセットΔの値は、PBCHのペイロードによって示され得る。例えば、すべてのビームのPBCHは同じペイロードを運ぶことができ、フレーム境界からのオフセットを示すことができる(4つの位置に対して2ビット)。例えば、SSBバーストセット送信内に4つまたは8つのSSBがある場合、予約済みのPBCHペイロードビット以下の数式1を使用して、オフセットΔを示すことができる。UEは、SSBブロックインデックスおよびオフセットΔの情報を用いてフレーム境界を判定することができる。あるいは、いくつかの追加フィールドをPBCHに加えて、オフセットΔの値を伝達することができる。
Figure 0007358392000003
オプション1a:オフセットΔは、PBCHペイロードの巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check:CRC)ビットにマスクを適用することによって示され得る。UEはPBCHを復号化し、CRCに異なるマスクを適用する。CRCチェックサムを成功させるマスクが、オフセットΔを示すために使用される。
オプション2:オフセットΔの値は、PBCH DMRSを介して示され得る。PBCH DMRSはオフセットΔによって初期化され得る。例を以下に示す。
Figure 0007358392000004
UEは、盲目的相互相関によってPBCH DMRSを検出するとき、PBCH DMRSシーケンスに基づいてオフセット値を決定する。
オプション3:オフセットΔの値は、PBCH DMRSおよびPBCHのペイロードを介して共同で示され得る。例えば、オフセットΔを示すために3ビットが必要であるとすると、2つの最上位ビット(Most Significant Bit:MSB)は、PBCHのペイロードに示され得る。1つの最下位ビット(Least Significant Bit:LSB)は、オフセットのLSBによって初期化された異なるシーケンスを使用することにより、PBCH DMRSによって示され得る。
オプション4:これは、アンライセンス帯域の周波数におけるチャネル占有の要件に基づく。NR-Uにおいては、SSBを周波数領域で繰り返し、同じビームで送信することで要件を達成することができる。例示的な実施形態を図9に示す。
NRにおいては、PBCH DMRSを使用して、SSBインデックスの最大3個までのLSBビットが盲目的に検出される。オフセットΔも指定する必要がある場合は、盲目的復号化が増加し、PBCH DMRSが十分にロバストでない可能性がある。オフセットΔを示すためにSSBを繰り返すことは有利であると想定される。
SSBが繰り返される場合、拡散符号がPBCH DMRSに適用され得る。異なるSSBに対して異なる拡散符号を使用することができる。例えば、SSB1のPBCH DMRSは[1 1 1 1]で拡散でき、SSB2のPBCH DMRSは[1 1 -1 -1]で拡散でき、SSB3のPBCH DMRSは[1 -1 1 -1]で拡散できる、等々である。オフセットΔの値は、拡散符号によって暗黙的に示され得る。例えば、Δ=1の場合、SSBのPBCH DMRSは[1 1 1 1]で拡散され、Δ=2の場合、SSBのPBCH DMRSは[1 1 -1 -1]で拡散される。
オプション5:オフセットΔの値は、RMSI物理下りリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel:PDCCH)またはRMSI物理下りリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel:PDSCH)によって示され得る。NR-Uにおいて、RMSI CORESETとRMSI PDSCHの少なくとも一方は、送信されたSSBに関連付けられた同じスロットで送信され得る。例えば、RMSI CORESETおよびSSBは、図10に示すように、同じスロット内でFDMされ得る。SSBオフセット値Δを運ぶために、新しいフィールドがRMSI PDCCHに追加され得る。UEは、SSBを検出すると、同じスロットで送信されたRMSI PDCCHを復号化して、SSBがシフトされ得るオフセットを決定することができる。したがって、UEはフレーム境界を判定することができる。UEは、仕様で事前定義されたいくつかの規則、またはマスター情報ブロック(MIB)内に構成されたRMSI-PDCCH-Configメッセージによって、RMSI PDCCHの位置を決定することができる。UEは、RMSI-PDCCH-Configのk個の最下位ビットからPDCCH監視オケージョンを決定することができる。RMSI-PDCCH-Configのk個の最下位ビットによって提供されるMとOの両方が0に等しい場合、RMSI CORESETは同じスロット内のSSBを使ってFDMされ得る。
代替的実施形態では、RSMI CORESETは、図11に示すように、同じスロット内のSSBを使ってTDMされ得る。例えば、SSB0はシンボル4からシンボル7に送信される。対応するRMSI CORESETおよびPDSCHの少なくとも一方は、シンボル8からシンボル9に送信され得る。周波数領域では、RMSI CORESET/PDSCHおよびSSBの送信に使用されるリソースブロック(Resource Block:RB)は、図示のように、異なる可能性があり、TDMされ、FDMされる。代替的実施形態では、同じRBを使用して、RMSI CORESET/PDSCHおよびSSBを送信することができる。
さらに別の実施形態では、gNBは、1回につき1つのビームでLBTを実行することができる。例えば、SSB0から開始して、gNBは最初にSSB0に関してLBTを実行する。gNBは、SSB0を送信すると、SSB1などの次のSSBに関してLBTを実行する。SSB0を送信できない場合、残りのSSBバースト(SSB0、SSB1、SSB2、SSB3)がシフトされ、gNBは次回のオケージョンにおけるSSB0に関するLBTを実行する。SSB0は時間オケージョンk以内に送信されたが、SSB1が時間オケージョンk+1以内に送信できない場合、残りのSSBバースト(SSB1、SSB2、SSB3)はシフトされ、gNBは次の時間オケージョン(時間オケージョンk+2)でSSB1に関するLBTを実行する。この手順は、バースト内のすべてのSSBが送信されるまで、またはSTTCウィンドウが有効期限切れになるまで繰り返される。
アイドル状態または非アクティブ状態のUEの初期セル選択については、いくつかの固定STTCを仮定することが想定される。例えば、UEは、STTCの持続時間が、仕様で事前定義されているように、5ミリ秒であると仮定することができる。UEは、事前定義されたSTTC、検出されたSSB送信オフセットΔなどに基づいてフレーム境界を判定することができる。
接続状態にあるUEの場合、UEは、RRCシグナリングおよびMAC CEのうちの1つ以上によるSTTCを用いて構成され得る。UEは、SSBインデックス、検出されたSSB送信オフセットΔなどに基づいてフレーム境界を判定することができる。バンドルされたSSB送信を監視および受信するための手順の例を図12に示す。
(オポチュニスティック送信を用いたSSBバーストセット/サブセット送信)
NR-Uにおける本出願の別の態様によれば、SSB送信はバンドルされない可能性があり、例えば、gNBは、スケジュールされたSSB送信の前にすべてのビームに対してビームベースの指向性LBTを実行することができると想定される。LBTが成功したビームについては、対応するSSBが送信される。LBTに失敗したビームについては、gNBは対応するSSBの送信をスキップすることができる。これを例示的に図13に示す。gNBは、ビームベースの指向性LBTを実行する。サブフレーム0のスロット0の前に、4つのビームすべてに対してLBTを実行することができる。あるいは、サブフレーム0のスロット0の前に、ビーム0とビーム1に対してLBTを実行することができる。サブフレーム0のスロット1の前に、ビーム2とビーム3に対してLBTを実行することができる。ビーム0とビーム3に対するLBTだけが成功する。したがって、SSB#0とSSB#3だけがスケジュールされた位置で送信される。一方、SSB#1とSSB#2は省略される。
SSB送信の省略は、NRシステムにおけるその必要性を考えると重要であり得る。SSB送信の信頼性を向上させるために、スケジュールされたSSB送信に加えて、UEをオポチュニスティックSSB送信を用いて構成して、例えば、スケジュールされたSSB送信において、SSB#1とSSB#2がビームベースLBTの失敗のために省略されるような、LBT障害のために省略されたSSB送信を監視することができる。次に、gNBは、構成されたオポチュニスティックSSB送信の前に、省略されたSSBに関してビームベースの指向性LBTを実行することができる。対応するSSBは、ビームベースのLBTが成功した場合、構成されたオポチュニスティックSSB送信中に送信される。LBTは、バックオフ時間のないLBT、またはチャネルアクセス優先度クラス1などの競合ウィンドウを持つLBTのいずれかであり得る。オポチュニスティックSSB送信で送信されているSSBにかかわらず、リソースが他の送信に使用されない可能性がある。その際、SSBが送信されないと、オポチュニスティックリソースが空になる可能性がある。UEは、データがオポチュニスティックリソースの周囲でレートマッチングしていると常に想定することができる。1つのオポチュニスティックSSB送信内で、対応するLBTの成功後に複数のSSBが送信される可能性がある。あるいは、オポチュニスティックSSB送信は、ビーム固有であり得る。例えば、各SSBは、専用のオポチュニスティック低SSB送信構成を持つように構成されている。オポチュニスティックSSB送信は、以下のいずれかのオプションで構成され得る。
オプション1:UEは、スケジュールされたSSB送信の後に、STTC内のオポチュニスティックSSB送信を監視するように構成され得る。例示的な実施形態を図14に示す。この例では、オポチュニスティックSSB送信はビーム固有であり、SSB1とSSB2は両方ともスケジュールされた送信に失敗する。SSB1に関する成功したLBTが、スロット2のシンボル7で実行される。SSB1は、構成されたスロット2のシンボル8からシンボル11に送信される。SSB2に関する成功したLBTが、スロット3のシンボル1で実行される。その後、SSB1はスロット3のシンボル2からシンボル5に送信される。
この場合、SSB固有のオフセットΔSSB,iは、フレーム境界から各SSBに導入され得る。UEは、示されたSSB固有のオフセットΔSSB,iとSSBインデックスの両方の情報によってフレーム境界を判定することができる。
オプション2:UEは、STTCを用いて構成されていない可能性がある。UEは、2つのスケジュールされたSSB送信の間のオポチュニスティックSSB送信オケージョンを監視するように構成され得る。例示的な実施形態を図15に示す。SSB1とSSB2は両方ともスケジュールされた送信に失敗する。SSB1およびSSB2に関するLBTは、スロットkのシンボル7で実行される。ワンショットLBTおよび送信試行がオポチュニスティックSSB送信オケージョン中に実行され得る。あるいは、STTCは、複数のLBTおよび送信試行を実行できるように構成され得る。STTCが構成されている場合、オフセットΔSSB,iまたはΔのSSBが、フレーム境界を決定するためにUEによって採用され得る。
オプション3:UEは、STTCを用いて構成され得る。UEは、2つのSTTCの両方のオポチュニスティックSSB送信オケージョンを利用して構成することもできる。例示的な実施形態を図16に示す。STTC内では、LBT障害のために、いかなるSSBもスケジュールされた位置で送信されない場合、それはシフトされる可能性がある(例えば、オポチュニスティック送信またはオポチュニスティック送信bなどで送信)。2つのSTTC間では、UEは、SSB送信オケージョン、すなわち、オポチュニスティック送信オケージョン1、オポチュニスティック送信オケージョン2などで送信するように構成され得る。gNBは、各オポチュニスティック送信オケージョンの前に、カテゴリ1またはカテゴリ4LBTを実行し得る。チャネルがクリアである場合、gNBは、オポチュニスティック送信オケージョン中にSSBを送信する。チャネルがクリアでない場合、gNBはオポチュニスティック送信オケージョンをスキップする。オポチュニスティック送信オケージョンごとに同じSSBを送信することができる。例えば、gNBはLBTを実行し、オポチュニスティック送信オケージョン1とオポチュニスティック送信オケージョン2の両方において、4つのSSB(SSB0、SSB1、SSB2、SSB3)すべての送信を試行することができる。代替的実施形態では、異なるSSBは、異なるオポチュニスティック送信オケージョンに送信され得る。例えば、gNBは、LBTを実行し、オポチュニスティック送信オケージョン1にSSB0およびSSB1の送信を試行することができる。gNBは、LBTを実行し、オポチュニスティック送信オケージョン2にSSB2およびSSB3の送信を試行することができる。
別の実施形態によれば、初期セル選択に関して、アイドル状態または非アクティブ状態のUEは、仕様で事前定義されているように、いくつかの固定STTC、例えば、持続時間を仮定することができる。UEは、事前定義されたSTTC、検出されたSSB送信オフセットΔまたはΔSSB,iなどに基づいてフレーム境界を判定することができる。
接続状態にあるUEの場合、UEは、RRCシグナリングおよびMAC CEのうちの1つ以上によるSTTCを用いて構成され得る。UEは、事前に定義/構成されたSTTC、検出されたSSB送信オフセットΔまたはΔSSB,iなどに基づいてフレーム境界を判定することができる。オポチュニスティック送信を用いたSSB送信を監視および受信する手順の例を図17に示す。
(専用STTCを用いたSSB送信)
本出願のさらに別の態様によれば、UEは、各SSBまたは各2つのSSBの専用STTCを監視するように構成され得ることが想定される。例を図18に示す。
1つのSSBバーストセット送信期間(例えば、20ミリ秒)内で、STTCは、(全バーストや半バーストではなく)1スロットで送信される2つのSSBごとに構成され得る。15kHzのヌメロロジーと4ミリ秒を仮定すると、SSB0とSSB1は4スロットのうちの任意のスロットで送信され得る。その後、SSB2とSSB3は、STTC内の4スロットを横切ってスライドし得る。STTCは、例えば、0ミリ秒、4ミリ秒、8ミリ秒などから始まって、連続していてもよい。あるいは、STTCは、例えば、0ミリ秒、5ミリ秒、10ミリ秒などから始まって、非連続であってもよい。各STTC内における、SSB送信のオフセットΔが、フレーム境界を判定するために、UEに示される必要がある。
初期セル選択に関して、アイドル状態または非アクティブ状態のUEは、仕様で事前定義されているように、いくつかの固定STTC、例えば、持続時間と時間位置を想定し得る。UEは、事前定義されたSTTC、SSB送信オフセットΔなどに基づいてフレーム境界を判定することができる。
接続状態のUEの場合、UEは、RRCシグナリングおよびMAC CEのうちの1つ以上によるSTTCを用いて構成され得る。UEは、構成されたSTTC、SSB送信オフセットΔなどに基づいてフレーム境界を判定することができる。
STTCを用いて専用SSB送信を監視および受信するための例示的な手順を図19に提供する。UEは、異なる構成されたSTTC内の異なるSSBに対して手順を繰り返すことができる。
(柔軟なインデックス順序を用いたSSBバーストセット/サブセット送信)
本出願のさらなる態様では、NRにおいて、SSBは、固定SSB位置上で送信される。例えば、SSB#0は、SSB位置0で送信され、SSB#1は、SSB位置1上で送信される。したがって、SSB送信内では、SSBインデックスの順序は固定されている(例えば、SSB#0、SSB#1、SSB#2、SSB#3)。
NR-Uにおいては、UEは、柔軟なインデックス順序でSSB送信を監視するように構成され得ることが想定される。例えば、SSBインデックス順序はバースト内で異なり得る。同じSSBが、SSBバーストセット/サブセット送信内の異なるSSB位置で送信され得る。例示的な実施形態を図20に示す。
gNBは、サブフレーム0のスロット0より前のすべてのビームに対してビームベースの指向性LBTを実行することができる。スケジュールされたSSBに対するチャネルが使用可能である場合、gNBは、スケジュールされたSSBをスケジュールされた位置上で送信することができる。例えば、SSB1に対するチャネルが使用可能であれば、SSB1はSSB位置1上で送信される。スケジュールされたSSBに対するチャネルは使用可能ではないが、他のSSBに対するチャネルが使用可能である場合、gNBは、使用可能なSSBをその位置で送信することができる。例えば、SSB0に対するチャネルは使用可能ではないが、SSB2対するチャネルが使用可能であれば、SSB2がSSB位置0上で送信され得る。送信済みのSSBに関しては、gNBは、1つのSSBバーストセット/サブセット送信の中の残りのLBTオケージョン中に、そのビームに対するビームベースLBTを実行しない。1つのSSB位置に対して複数の未送信SSBチャネルが使用可能である場合、スケジュールされたSSB位置を逃したSSBは、より高い送信優先度を持つことができる。例えば、SSB2は、LBT障害のため、SSB位置2上で送信できない。SSB0およびSSB4に対するチャネルが使用可能である間、SSB0はSSB位置2上で送信され得る。一部のSSBをMCOT以内に送信できない場合、gNBはそれらのビームを省略することができる。あるいは、STTCを構成して、失敗したSSBに対してオポチュニスティック送信を実行することもできる。
SSBが実際に送信される位置を決定するために、UEは、各SSBに対してオフセット値ΔSSB,iを提供することができる。オフセット値は負であってもよい。その場合、値が正か負かを表すために、もう1ビットが必要になり得る。
代替的実施形態では、SSB位置インデックス情報は、PBCH DMRSおよびPBCHペイロードによって運ばれ得る。例えば、SSBバーストセット送信の中に64個のSSBがある場合、PBCHペイロードビット(以下の数式3)は、SSB位置インデックスの第6、第5、および第4ビットであり得る。PBCH DMRSは、以下の数式4を用いて、SSB位置インデックスによって初期化され得る。
Figure 0007358392000005
Figure 0007358392000006
ただし、
max=4の場合、nhfは、PBCHがフレーム中の第1の半フレームに対してnhf=0のフレーム中で送信され、フレーム中の第2の半フレームに対してnhf=1のフレーム中で送信される半フレームの数であり、iSSB,locationは、SSBブロック位置インデックスの2つの最下位ビットである。
max=8またはLmax=64の場合、nhf=0であり、iSSB,locationは、SSBブロック位置インデックスの3つの最下位ビットである。
この場合、PBCHペイロードは、異なるSSB送信における同じSSBインデックスに対して異なる可能性がある。UEは、SSBブロック位置インデックスを使用して、フレーム境界を判定することができる。さらに、STTCがSSB送信を強化するために使用される場合、初期セル選択に関して、アイドル状態または非アクティブ状態のUEは、仕様で事前定義されているように、いくつかの固定STTC、例えば、持続時間を仮定することができる。UEは、事前定義されたSTTC、検出されたSSB送信オフセットΔ、SSBブロック位置インデックスなどに基づいてフレーム境界を判定することができる。接続状態にあるUEの場合、UEは、RRCシグナリングおよびMAC CEのうちの1つ以上によるSTTCを用いて構成され得る。UEは、事前に定義/構成されたSTTC、検出されたSSB送信オフセットΔ、SSB位置インデックスなどに基づいてフレーム境界を判定することができる。柔軟なインデックス順序でSSB送信を監視および受信するための手順の例示的な実施形態を図21に示す。
オフセットΔを示すために提案された解決策は、SSBブロック位置インデックスを示すためにも、ここに適用され得る。
(ディスカバリ参照信号(Discovery Reference Signal:DRS)/SSBがSTTC内でスライドするときの構成とスケジューリングへの影響)
本出願のさらにその上別の態様によれば、STTCがSSB送信に使用されるとき、SSB送信は、タイミングウィンドウ内でシフトされ得る。SSB送信がシフトされると、他の構成、または半永続的スケジューリングなどのスケジューリング、またはPRACHリソースと重複する可能性がある。このシナリオでは、以下のオプションが想定される。
オプション1:UEが、SSB送信がシフトされたことを検出した場合、UEは、他の構成やスケジューリングはシフトされないと仮定することができる。PRACHリソースに対するSSBシフトの影響の例を、図22A~22Cに例示的に示す。これらの図は、SSB0がスケジュールされた位置で送信されるシナリオを示す。SSB0送信と対応するPRACHリソース間のタイミング差をオフセットkとして示す。図22Bは、スケジュールされた位置でのLBT障害のために、SSB0送信がΔだけシフトされるシナリオを示す。PRACHリソースはシフトされない。その結果、SSB送信と対応するPRACHリソース間のタイミング差はk-Δとなる。
k-Δが、UEがDLからULに切り替える必要がある時間よりも小さい場合、UEはPRACHを省略することができる。UEは、まず、得られたSSBインデックスおよびSSB送信オフセットΔを使用して、フレーム境界を判定することができる。次に、UEは、SSB送信がシフトされるかどうかにかかわらず、構成されたRACHリソース(と同じ位置)でPRACH手順を実行することができる。UEが、SSBシフトのために最初のPRACHリソースを逃した場合、次の使用可能なPRACHリソースにおいて、RACH手順を実行することができる。同じ原理が、ページングインジケーション(Paging Indication:PI)、半永続的リソースなどにも当てはまる。SSBが、シフトによって他の参照信号やデータなどの他の送信と重複する場合、他の送信は省略されるか、SSBによってパンクチャされるか、あるいはSSBの周囲でレートマッチングされ得る。
オプション2:UEが、SSB送信がシフトされたことを検出した場合、UEは、他の構成およびスケジューリングのうち少なくとも一方がそれぞれシフトしたと仮定することができる。PRACHリソースに対するSSBシフトの影響を示す例示的な実施形態を図22Cに示す。スケジュールされた位置でのLBT障害のためにSSB0送信がΔだけシフトされると、PRACHリソースもシフトされる可能性がある。例えば、PRACHリソースもΔだけシフトされる。その際、SSB0の受信とPRACHリソースとの間のタイミング差は変更されず、例えば、オフセットkのままである。
PRACHがシフトされるとき、それは以下の選択肢のうちの1つに従い得る。
選択肢1:PRACHのシフトは、SSB送信のシフトによって暗黙的に示され得る。UEが、SSB送信がシフトされていると判定し、SSB送信オフセットΔを決定すると、UEは、PRACH手順のタイミング位置に同じオフセットを自動的に適用することができる。UEが、構成されたRACHリソースを上位層パラメータPRACHConfigurationIndexを介して決定した後、UEは、構成された位置ではなく、追加のオフセットを使用して、PRACH手順を実行することができる。例えば、構成されたPRACHリソースがタイミングtに位置している場合、UEは、位置t+Δでメッセージ1を送信することができる。
選択肢2:PRACHのシフトは、明示的に示され得る。例えば、上位層パラメータPRACHConfigurationOffsetを使用して、PRACHリソースのタイミング位置に追加すべきオフセット量をUEに示すことができる。PRACHConfigurationOffsetの値とSSB送信オフセットΔの値は、同じであっても異なっていてもよい。PRACHConfigurationOffsetが下記の数式5に設定され、構成されたPRACHリソースがタイミングtに位置すると仮定すると、UEは下記の数式6の位置でメッセージ1を送信し得る。
Figure 0007358392000007
Figure 0007358392000008
同じアイデアを、ページングインジケーション(PI)、半永続的リソースなどにも当てはめることができる。SSBが、シフトによって他の参照信号やデータなどの他の送信と重複する場合、他の送信は省略されるか、SSBによってパンクチャされるか、あるいはSSBの周囲でレートマッチングされ得る。
この解決策は、SSBを使ってFDMされた構成に対して効果を発揮し得る。例を図23に示す。RMSIがSSBを用いてFDM送信される場合、SSBがシフトするとそれぞれシフトする。
本開示によれば、本明細書に記載のシステム、方法、およびプロセスのいずれかまたはすべては、命令がコンピュータ、サーバ、マシンツーマシン(Machine-To-Machine:M2M)端末デバイス、M2Mゲートウェイデバイス、トランジットデバイスなどのようなマシンによって実行されると、本明細書に記載のシステム、方法、およびプロセスを実行したり実装したりするコンピュータ可読記憶媒体に格納されたコンピュータ実行可能命令、例えば、プログラムコードの形で具現化され得ることが理解される。具体的には、上記のステップ、動作、または機能のいずれも、そのようなコンピュータ実行可能命令の形で実装され得る。コンピュータ可読記憶媒体には、情報を記憶するための任意の方法または技術で実装された揮発性および不揮発性、リムーバブルおよび非リムーバブルメディアが含まれるが、そのようなコンピュータ可読記憶媒体には信号は含まれない。コンピュータ可読記憶媒体には、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD-ROM、デジタルバーサタイルディスク(DVD)または他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ、または他の磁気ストレージデバイス、または所望の情報を記憶するために使用することができ、コンピュータによってアクセスすることができる他の任意の物理的媒体が含まれるが、これらに限定されない。
本出願のさらに別の態様によれば、コンピュータ可読または実行可能命令を記憶するための非一時的なコンピュータ可読または実行可能記憶媒体が開示される。媒体は、複数のコールフローで上記に開示されたような1つ以上のコンピュータ実行可能命令を含み得る。コンピュータ実行可能命令は、メモリに格納され、上記の図1Bおよび図1Fに開示されたプロセッサによって実行することができ、例えば、エンドユーザ装置などのノードを含むデバイスに採用される。
現在のところ特定の態様であると考えられているものに関してシステムおよび方法を説明してきたが、本出願は、開示された態様に限定される必要はない。特許請求の精神および範囲に含まれる様々な修正および類似の配置をカバーすることが意図されており、その範囲は、そのようなすべての修正および類似の構造を包含するように、最も広い解釈を与えられるべきである。本開示は、以下の特許請求の範囲のあらゆる態様を含む。

Claims (20)

  1. 無線送受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit:WTRU)であって、
    期信ブロック(Synchronous Signal Block:SSB)を監視するための格納された命令を含む非一時的メモリと、
    前記非一時的メモリに動作可能に接続され、
    ネットワークノードからSSB送信タイミング構成(SSB transmission timing configuration:STTC)を受信し、
    前記STTCに基づいて前記SSBを監視し、
    第1のスケジュールされた位置で、前記STTC内のサブフレームの第1のスロットにおける最初のSSBの受信を決定し、
    前記STTC内での最初のSSB送信のオフセットを示す情報を受信し、当該示されたオフセットの値はペイロードに基づいている、という前記命令を実行するように構成されるプロセッサとを備えるWTRU
  2. 前記プロセッサは、第2のスケジュールされた位置で、前記STTC内での前記SSBのうち2番目のSSBを判定する、という前記命令を実行するようにさらに構成される、請求項1に記載のWTRU
  3. 前記SSBは、前記第1のスロットまたは第2のスロットに含まれる、請求項2に記載のWTRU
  4. 前記STTCの持続時間は、無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)シグナリングを介して構成される、請求項1に記載のWTRU
  5. 前記プロセッサは、前記STTC内における前記SSB送信のSSBインデックスを受信する、という前記命令を実行するようにさらに構成される、請求項1に記載のWTRU
  6. 前記SSBインデックスは、物理ブロードキャストチャネルのペイロードおよび物理ブロードキャストチャネル復調参照信号のうちの1つ以上に基づき、
    前記プロセッサは、オフセット及びSSBブロックインデックスに基づいて無線フレーム境界を判定する、という前記命令を実行するようにさらに構成される、請求項に記載のWTRU
  7. 前記ネットワークノードから受信した前記STTCは、前記ネットワークノードの初期セル選択のために固定される、請求項1に記載のWTRU
  8. 前記プロセッサは、前記STTC内での前記SSB送信のオフセットを受信する、という前記命令を実行するようにさらに構成される、請求項1に記載のWTRU
  9. 前記プロセッサは、前記オフセットとSSBブロックインデックスに基づいて無線フレーム境界を判定する、という前記命令を実行するようにさらに構成される、請求項に記載のWTRU
  10. 使用可能チャネルは、アンライセンススペクトル内にある、請求項1に記載のWTRU
  11. 前記ペイロードは、前記最初のSSBの物理ブロードキャストチャネルに基づいている、請求項1に記載のWTRU。
  12. 同期信号ブロック(Synchronous Signal Block:SSB)を送信するための格納された命令を含む非一時的メモリと、
    前記非一時的メモリに動作可能に接続され、
    チャネル上でリッスンビフォートーク(LBT)チェックを実行し、
    前記LBTチェックに基づいて、第1のスケジュールされた位置でのSSB送信タイミング構成(SSB transmission timing configuration:STTC)内でのサブフレームの第1のスロットにおいて確立される前記チャネルの可用性を決定し、
    前記第1のスケジュールされた位置での前記STTC内で、前記SSBのうち、前記第1のスロットにおける最初のSSBを送信
    前記STTC内での最初のSSBのオフセットを示す情報を送信し、当該示されたオフセットの値はペイロードに基づいている、という前記命令を実行するように構成されるプロセッサとを備えるネットワークノード
  13. 前記プロセッサは、第2のスケジュールされた位置で、前記STTC内での前記SSBのうち2番目のSSBの送信が成功か失敗かを判定する、という前記命令を実行するようにさらに構成される、請求項12に記載のネットワークノード
  14. 前記プロセッサは、前記第1のスロットまたは第2のスロットにおいて前記2番目のSSBを送信する、という前記命令を実行するようにさらに構成される、請求項13に記載のネットワークノード
  15. 前記STTCの持続時間は、無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)シグナリングを介して構成されている、請求項12に記載のネットワークノード
  16. 前記ネットワークノードは、RRCメッセージSSB送信タイミング期間(RRC message SSB_Transmission_Timing_duration)を使用して構成される、請求項15に記載のネットワークノード
  17. 前記プロセッサは、SSBインデックスと、前記STTC内におけるスケジュールされたSSB送信のオフセットとを送信する、という前記命令を実行するようにさらに構成される、請求項12に記載のネットワークノード
  18. 前記第2のスロット内で送信される前記2番目のSSBは、前記第1のスロットにおけるLBTに失敗した使用可能チャネルと、前記2番目のSSBの送信前に行われた前記第2のスロットにおけるLBTに成功した使用可能チャネルの確認とに基づく、請求項14に記載のネットワークノード
  19. 前記使用可能チャネルは、アンライセンススペクトル内にある、請求項18に記載のネットワークノード
  20. 前記ペイロードは、前記最初のSSBの物理ブロードキャストチャネルに基づいている、請求項12に記載のネットワークノード。
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