JP7356964B2 - 適合性試験方法 - Google Patents

適合性試験方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7356964B2
JP7356964B2 JP2020506218A JP2020506218A JP7356964B2 JP 7356964 B2 JP7356964 B2 JP 7356964B2 JP 2020506218 A JP2020506218 A JP 2020506218A JP 2020506218 A JP2020506218 A JP 2020506218A JP 7356964 B2 JP7356964 B2 JP 7356964B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
home automation
mobile terminal
predetermined location
automation device
photovoltaic module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020506218A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020530251A (ja
Inventor
ルソー,ファビアン
サン-ドレナン,イヴ-マリー
Original Assignee
ソムフィ アクティヴィテス エスアー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ソムフィ アクティヴィテス エスアー filed Critical ソムフィ アクティヴィテス エスアー
Publication of JP2020530251A publication Critical patent/JP2020530251A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7356964B2 publication Critical patent/JP7356964B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02SGENERATION OF ELECTRIC POWER BY CONVERSION OF INFRARED RADIATION, VISIBLE LIGHT OR ULTRAVIOLET LIGHT, e.g. USING PHOTOVOLTAIC [PV] MODULES
    • H02S50/00Monitoring or testing of PV systems, e.g. load balancing or fault identification
    • H02S50/10Testing of PV devices, e.g. of PV modules or single PV cells
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02SGENERATION OF ELECTRIC POWER BY CONVERSION OF INFRARED RADIATION, VISIBLE LIGHT OR ULTRAVIOLET LIGHT, e.g. USING PHOTOVOLTAIC [PV] MODULES
    • H02S20/00Supporting structures for PV modules
    • H02S20/30Supporting structures being movable or adjustable, e.g. for angle adjustment
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Description

本発明は、太陽エネルギーで電力を供給される電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスの分野に関する。より詳細には、本発明は、少なくとも1つの光起電モジュールを備える電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスのエネルギー要件と、光起電モジュールのための所定の場所との間の適合性をテストするための方法に関する。
太陽エネルギーによって生成された電気エネルギーが供給される電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスが知られており、そのようなデバイスの例は、ローラシャッタ、太陽ブラインド、スイングシャッタ、ゲートなどである。これらのデバイスの1つの利点は、これらのデバイスを幹線配電網に差し込む必要がないことである。
このソリューションは、例えば、これらのデバイスの設置が、電力量計からこれらのデバイスの設置のために選択された場所まで延びる新しい電線を必要としないので、例えば、リノベーションの面において有利であり得る。
しかしながら、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスが設置される場所は、建物や植物のような障害物が全くない土地に位置することは非常に稀である。従って、日中に、一年の間の日、及び/又は一日の間の時刻に応じて、ホームオートメーションデバイスの光起電モジュール上に影が投影され、従って、その電気エネルギーの生成を減少させるか、又は停止させることもあり得る。これは、あるユーザがこれらの電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスの信頼性に確信を持たない理由の1つである。それらの人々は、光起電モジュールの設置のために選択された場所が年間を通してデバイスの正しい動作を保証するのに十分な日射を受けないことを恐れることから、太陽エネルギーによって電気的に給電されるアクチュエータを選択することを躊躇する。
これに関連して、所定の場所で実際に受信された太陽放射が、この場所に設置された光起電モジュールが、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスに十分な電力を伝送し、年間を通して正しく動作させることを可能にするかどうかをチェックすることを可能にする解決策を提供することが有利である。
本発明の1つの目的は、特に、光起電モジュールを装備した電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスが所定の場所で正しく動作することができるかどうかを自動的にテストすることを可能にする解決策を提供することによって、前述の欠点のすべて又はいくつかを修正することである。
この目的のために、本発明の1つの主題は、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスのエネルギー要件と、光起電モジュールのための所定の場所との間の適合性をテストするための方法である。電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスは、光起電モジュールと、太陽を遮断し、遮蔽し、太陽から保護し、又はスクリーン動作を行うデバイスと、太陽を遮断し、遮蔽し、太陽から保護し、又はスクリーン動作を行う前記デバイスに電力を供給するよう構成された、電気エネルギーを蓄電するための素子とを備える。電気エネルギーを蓄電するための素子は、光起電モジュールに接続され、光起電モジュールによって生成された電気エネルギーによって充電されるようにされる。
本方法は、少なくとも以下を含む。
・電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスを選択し、メモリにおいて、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスを識別するデータを記憶するステップ
・所定の場所に関連する位置データを、特に取得又は入力により得て、メモリに記憶するステップ
・所定の場所におけるソーラーチャートのデータを推定し、メモリに記憶させるステップ
・所定の場所及びシャドウマスクの位置を考慮しながら、1年にわたって所定の場所で受信された太陽放射の振幅の変動の推定を計算するステップ
・所定の場所で受信された太陽放射の振幅の変動、及び選択された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスのエネルギー要件に基づいて、エネルギーバランスを計算するステップ
一の実施態様によれば、本方法は、選択ステップで選択された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスのエネルギー要件と光起電モジュールにより伝送されたエネルギーとの間の適合性を表す信頼性指数を推定するステップを含む。
一の実装によれば、本方法は、影を所定の場所に投影する可能性のある素子を表すシャドウマスクのデータを定義し、メモリに記憶するステップを含む。また、一の実装によれば、シャドウマスクは、特に自動的に、所定の場所で撮影された1つ以上の写真に基づいて、及び/又は所定の場所で記録されたフィルムに基づいて定義される。また、この方法は、モバイル端末によって実施することができる。
一の実装によれば、定義及び記憶ステップは、所定の場所に配置された光起電モジュールの感応面に対する法線に対する画像キャプチャ角度の値を最適化するサブステップを含む。また、一の実装によれば、画像キャプチャ角度の値は、3つの基準、すなわち、太陽の入射角に依存する第1の基準、光起電モジュールの応答に依存する第2の基準、及び所定の位置での日射の期間に依存する第3の基準を考慮することによって最適化される。
一の実装によれば、本方法は、選択ステップで選択された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスに関する相補的情報を表示するステップを含む。また、一の実装によれば、太陽放射の振幅の変動の推定値を計算するステップは、所定の場所における平均日射データを推定するサブステップと、平均日射データをシャドウマスクのデータと重ね合わせるサブステップとを含む。
一の実装によれば、信頼性指数を推定するステップは、選択ステップで選択された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスの動作サイクルの一日当りの数を計算するサブステップを含み、動作サイクルの一日当りの数は、例えば、1年にわたって平均される。一の実装によれば、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスの動作サイクルの一日当りの数は、反復的に計算される。一の実装によれば、エネルギーバランスを計算するステップは、1年全体に亘るエネルギーバランスを計算するサブステップを含む。
1つの実施形態によれば、信頼性指数を推定することは、エネルギーを蓄積するための素子の充電量の値が年間閾値に等しいときに、電気的スタンドアロンホームオートメーションデバイスによって実行され得る、連続した動作サイクルの数を計算することを含む。閾値は、1年間に亘るエネルギー蓄積素子の充電量の最低値であってもよい。
一の実装によれば、信頼性指数を推定することは、電気エネルギーを蓄積するための素子の充電量の値が年間閾値に等しいときに、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスが処理することができる典型的な一日当りの使用シナリオの数を計算することを含む。閾値は、1年間に亘るエネルギー蓄積素子の充電量の最低値であってもよい。一の実装によれば、位置データは、少なくとも、所定の位置の位置及び向きに関するデータを含む。
本発明はまた、適合性をテストするためのデバイス、特に適合性をテストするためのモバイル端末、適合性をテストするための固定端末、又は適合性をテストするためのサーバに関し、上記で定義された方法を実施するハードウェア及び/又はソフトウェア要素、特に上記で定義された方法を実施するように設計されたハードウェア及び/又はソフトウェア要素を備える。
本発明はさらに、通信ネットワークからダウンロード可能であり、かつ/又はコンピュータ可読データ媒体上に記憶され、かつ/又はコンピュータによって実行可能であるコンピュータプログラム製品に関し、プログラムがコンピュータによって実行されるときに、上で定義された方法を実施するためのコンピュータプログラムコード命令を含むことを特徴とする。最後に、本発明は、上記で定義された方法を実施するためのプログラムコード命令を含むコンピュータプログラムが格納されるコンピュータ可読データ記憶媒体に関する。
本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面を参照して例示として与えられる以下の非限定的な説明を読むことにより、より明確になるであろう。
適合性をテストする方法がモバイル端末によって実施される構成の一例を示す。 本発明の実施形態の一例による方法のステップを示す。 南を中心としたソーラーチャートのグラフ表示の一例を示す。 シャドウマスクが重ねられた図3のソーラーチャートを示す。 シャドウマスクが重ねられた図3のソーラーチャートを示す。 本発明の実施形態の一例によるシャドウマスクを定義し記憶するステップのサブステップを示す。 所定の場所におけるソーラーチャートと、シャドウマスクと、それぞれ空中の太陽の位置の関数としての第1の基準、第2の基準、第3の基準のグラフィック表現の重ね合わせである。 所定の場所におけるソーラーチャートと、シャドウマスクと、それぞれ空中の太陽の位置の関数としての第1の基準、第2の基準、第3の基準のグラフィック表現の重ね合わせである。 所定の場所におけるソーラーチャートと、シャドウマスクと、それぞれ空中の太陽の位置の関数としての第1の基準、第2の基準、第3の基準のグラフィック表現の重ね合わせである。 所定の場所におけるソーラーチャート、シャドウマスク、及び3つの基準の積のグラフィック表現の重ね合わせである。 所定の場所におけるソーラーチャート、シャドウマスク、及び3つの基準の積のグラフィック表現の重ね合わせである。 最適化サブステップの適用後に得られた結果の図である。
図1は、モバイル端末11と、遠隔サーバ12、12’と、電気的にスタンドアロンのホームオートメーションデバイス13とを含む構成の、完全に非限定的な例を示している。この例では、本発明による適合性試験方法の実施態様がモバイル端末11によって実施される。
「モバイル端末」という表現は、ラップトップ、タブレットコンピュータ、スマートフォンなど、本発明による試験方法を実施するために使用されることが可能な任意のタイプのモバイルデバイスを意味するために使用されることに留意されたい。しかし、以下の説明では、「モバイル端末」という表現は、好ましくは、スマートフォン又はタブレットコンピュータを意味すると理解されることに留意されたい。より一般的には、適合性をテストする方法の実施形態は、任意のコンピュータによって実施することができる。試験方法は、例えば、試験方法によって必要とされるパラメータが入力され、試験方法の結果が得られることを可能にするために、端末が接続するリモートサーバ上で実施されてもよい。
好ましくは、しかし必須はないが、そのようなモバイル端末11は、衛星ナビゲーションデバイス111、方位デバイス112(モバイル端末11の向きを表す電気信号を伝送するように構成された磁力計又は任意の他のセンサなど)、及び加速度計113、又はモバイル端末11の傾きを表す電気信号を伝送するように構成された任意の他のセンサを備える。
モバイル端末11は、例えば、通信プロトコルを使用して少なくとも1つのリモートサーバ12、12’と対話するように構成された通信モジュール114を備えることができる。通信モジュール114は、モバイル端末11に統合されてもされなくてもよい通信手段115に接続されてもよい。
非限定的に、モバイル端末11は、少なくとも1つの表示モジュール116と、少なくとも1つの画像処理モジュール117と、少なくとも1つの計算モジュール118と、少なくとも1つのメモリ119とを備えることができる。
モバイル端末11のこれらの様々なモジュール114、116、117、118は、1つ又は複数のマイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、プロセッサ、コンピュータ、又は任意の他の適切にプログラムされた同等の手段とすることができる。モバイル端末11は、少なくとも1つのプロセッサ及び少なくとも1つのメモリゾーンを備える少なくとも1つの処理ユニット110を備えることができる。
以下では、端末が1つ又は複数のメモリゾーンを所有するかどうかに関係なく、様々なメモリゾーンをすべて「メモリ」と呼ぶ。このメモリ119は、後者に統合されるか否かにかかわらず、モバイル端末11のモジュール又は他の記憶のプロセッサの処理部110のものであってもよい。
モバイル端末の通信モジュール114は、通信手段115を介して、及び少なくとも1つの通信プロトコルを介して、少なくとも1つのリモートサーバ12、12’と通信するように構成され得る。遠隔サーバ12、12’は、通信手段120及び少なくとも1つのメモリ121を備えることができる。別の実施形態によれば、リモートサーバ12、12’は、通信手段120及びウェブサービス122を備えることができる。
電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13は、非限定的に、少なくとも1つの光起電モジュール131と、1つ以上の光起電モジュールに接続される電気エネルギーを蓄積するための少なくとも1つの素子132と、電気機械アクチュエータを含む遮蔽デバイス130とを備える。
光起電モジュール131は、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13の残りの部分に機械的に一体化されてもよい。一の実施形態によれば、光起電モジュール131は、例えば、影の領域から離れたところに移動するため、又は、高い日射を受け取る場所に設置するために、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13から遠く離れて位置することができる。この場合、光起電モジュール131は、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13の残りの部分に機械的に一体化されず、電気ケーブルによってのみ電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13の残りの部分に接続される。
以下、「光起電力モジュール」という表現は、1つ以上の光起電力モジュールを意味するものと理解され、「電気エネルギーを蓄積するための素子」という表現についても同様であり、電気エネルギーを蓄積するための素子が1つ以上存在するか否かに関わらず、単数形で使用される。
電気エネルギーを蓄積するための素子132は、好ましくは、蓄電池、再充電可能な電池、スーパーキャパシタ、又は任意の他の同等の素子などの物理化学的蓄積手段である。電気エネルギーを蓄積するための素子132は、遮断デバイス130に電気エネルギーを供給するように構成され、光起電モジュール131によって生成された電気エネルギーによって充電されるように企図される。
遮蔽デバイス130は、少なくとも1つの第1の位置と少なくとも1つの第2の位置との間でスクリーンを移動させることができる電動駆動デバイスを備える。電動駆動デバイスは、ローラシャッタ、スイングシャッタ、ドア、グリル、ブラインド、又は任意の他の同等のハードウェアのような、太陽を遮断し、遮蔽し、太陽から保護する可動素子の電気機械アクチュエータを含み、以下、これをスクリーンと呼ぶ。しかしながら、電動デバイスは、ガレージドア又は電動ゲートであってもよい。電気機械式アクチュエータは、電気モータと、出力シャフトと、電子制御ユニット(図示せず)とを備える。特に、電気機械式アクチュエータは、管状アクチュエータであり、スクリーンが巻かれる管に挿入されるようになっている。
図2は、本発明の一実施形態の一例による、遮断デバイス130の電動駆動デバイスのエネルギー要件と所定の位置との間の適合性をテストするための方法のステップを示す。「所定の場所」という表現は、ユーザが電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13の光起電モジュール131を設置したい場所であって、ユーザが日射をテストする場所又はその場所を指す。
適合性をテストするための方法の目的は、所定の場所が年間を通して十分な日射から利益を得るかどうかをチェックし、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13の光起電モジュール131が設置され、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13が年間を通して正しく動作することを可能にするようにすることである。
電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13が「正しく動作する」と言われる場合、その意味するところは、この電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13の遮断デバイス130が、所定の要件を満たすために、又は毎日少なくとも所定の閾値に等しい動作サイクル数を実行するために使用され得ることを意味する。「動作サイクル」とは、例えば、スクリーンを完全に開く動作、又はスクリーンを完全に閉じる動作を意味する。
この方法は、遮断デバイス130の電動駆動デバイスのエネルギー要件と、光起電モジュール131が所定の場所に配置されたときに、その光起電モジュール131によって伝送される電気エネルギーが供給される電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13の電気エネルギーを蓄電するための素子132の容量との間の適合性を自動的にテストするように構成される。
試験方法は、例えば、モバイル端末又は固定端末、デスクトップコンピュータなど、任意のタイプの端末によって実施することができる。好ましくは、しかし非限定的に、試験方法は、モバイル端末11によって実施される。以下、このような実施形態を参照して、試験方法を説明する。
適合性をテストするための方法は、モバイル端末11のメモリ119に電気的にスタンドアロンのホームオートメーションデバイス13を選択して記憶する第1のステップEtp1を含む。
本方法の一実施形態によれば、表示モジュール116は、モバイル端末の画面上に、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13のタイプのリストを表示することができる。電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13のこのリストは、モバイル端末11のメモリ119に格納された第1データベース、又はモバイル端末11の外部のメモリゾーン、例えばリモートサーバ12、12’のメモリ121に含まれてもよい。選択可能なタイプの電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13のリストの表示は、任意の公知のタイプであり得る。表示は、例えば、少なくとも1つのリスト、少なくとも1つのテーブル、アイコン、1つ又は複数のドロップダウンメニュー、又は選択可能素子の任意の他の同等の表示形式の形態で達成され得る。
次いで、ユーザは、表示されたリストから、所定の場所にインストールしたい電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスを選択することができる。この選択は、タッチスクリーン、実キーボード又は仮想キーボード、スクロールホイール、又は任意の他のインターフェースなどのヒューマンマシンインターフェース上のアクションを介して行うことができる。
本方法の別の実施形態によれば、選択は、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスを識別することを可能にするデータの入力を介してユーザによって行われてもよい。この目的のために、モバイル端末11の表示モジュール116は、モバイル端末の画面上で、ユーザがヒューマンマシンインターフェースを介して、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13が識別されることを可能にするデータを入力することができるウィンドウ又はフィールドの表示をトリガすることができる。これは、例えば、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13の製品参照、製品名、コード、又は任意の他の識別子の質問であってもよい。
本方法の別の実施形態によれば、選択は、例えば携帯端末11の内部又は外部の光学センサ、例えば携帯端末に組み込まれたカメラを使用して、例えばカタログの1次元又は2次元バーコードのデジタル化を介してユーザによって行われてもよい。
本方法の別の実施形態によれば、選択は、無線周波数識別(RFID)タグ、近距離無線通信(NFC)タグ、又はモバイル端末11などのユーザが利用可能なデバイスによって読み取り可能な任意の他のタグを介して行うことができる。
本方法の一実施形態によれば、選択の後において、次のステップに移る前において、行われた選択を確認するステップを行っても良い。
本方法の一実施形態によれば、この選択の後に、選択された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13に関連する遮蔽デバイス130に関する相補的データを取得し、モバイル端末11のメモリ119に記憶するサブステップが続くことができる。ユーザは、モバイル端末11の表示モジュール116によって、遮蔽デバイス130の寸法を入力するように促されてもよい。モバイル端末のディスプレイは、ユーザに、例えば、選択された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスが設置される窓又はドアの寸法又は重量を入力するように促すことができる。この目的のために、モバイル端末11の表示モジュール116は、モバイル端末11の画面上で、ユーザがヒューマンマシンインターフェースを介して遮蔽デバイス130の寸法又は重量を入力するように求められるウィンドウ又はフィールドの表示をトリガすることができる。
また、ユーザは、遮蔽デバイス130のスクリーンが作成される素材を入力するように促されてもよい。好ましくは、この情報は、選択された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13のタイプに応じてリストから1つの材料を選択することによって入力されてもよい。ユーザが、スクリーンが作成される材料を知らないか、又は多数の材料の間で躊躇する場合、このフィールドは記入されないか、又はリストは「未知」のタイプの要素を含み得る。
一の実装形態によれば、スクリーンの素材が入力されない場合、後者は出力データであってもよく、適合性試験に依存してもよく、モバイル端末11は、得られた結果と適合性のある1つ以上の素材を、遮蔽デバイス130のスクリーンとして提案してもよい。この目的のために、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13を選択して記憶するステップEtp1は、モバイル端末11のメモリ119にスクリーンの素材を選択して記憶するサブステップを含むことができる。上述したように、このサブステップは、モバイル端末11の表示モジュール116によって実施されてもよい。
表示モジュール116は、モバイル端末11の画面上で、遮蔽デバイスのスクリーンのための材料のリストの表示をトリガすることができる。この材料のリストは、モバイル端末11のメモリ119、又は遠隔サーバ12、12’のメモリ121のようなモバイル端末11の外部のメモリゾーンに記憶されたデータベースに含まれてもよい。選択可能な材料のリストの表示は、任意の既知のタイプであってもよく、例えば、少なくとも1つのテーブル、アイコン、1以上のドロップダウンメニュー、又は選択可能な要素についての任意の他の同等な表示の形態の少なくとも1つのリストの形態を取る。
次いで、ユーザは、タッチスクリーン、リアルキーボード又はバーチャルキーボード、スクロールホイール、又は任意の他のインターフェースなどのヒューマンマシンインターフェース上のアクションを介して、選択された材料を選択することができる。
本方法の別の実施形態によれば、選択は、ヒューマンマシンインターフェースを介して選択された材料を直接入力することによって、ユーザによって行われてもよい。この目的のために、モバイル端末11の表示モジュール116は、モバイル端末の画面上で、ユーザがスクリーンの素材を入力するように求められるウィンドウ又はフィールドの表示をトリガすることができる。
電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13の選択に続いて、選択された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13に関連する技術的特徴を第2のデータベースから読み取り、これらの技術的特徴をモバイル端末11のメモリ119に記憶するサブステップを行うことができる。
第2のデータベースは、モバイル端末11のメモリ119、又はモバイル端末の外部のメモリゾーン、例えばリモートサーバ12、12’のメモリゾーン121に格納されてもよい。第1及び第2のデータベースは、1つの同じデータベースであってもよいし、別個のデータベースであってもよい。
第2のデータベースがリモートサーバ12、12’に記憶されている場合、選択された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスに関連する技術的特徴は、モバイル端末の通信モジュール114を介して読み取ることができる。選択された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13に関連する技術的特徴は、限定されるものではないが、以下のパラメータを含むことができる。
・所与の数の動作サイクル及び/又はいくつかの動作毎の遮断デバイス130及び又はその電動駆動デバイスの日々の平均電気消費量
・遮断デバイス130の様々な動作の消費量
・電動駆動デバイスによって伝送される公称トルク
・遮断デバイス130に関連する光起電モジュール131のタイプ及び数
・1つ又は複数の光起電モジュール131の面積及び効率
・電気エネルギーを蓄電するための素子132のタイプ及び数
・容量、その自己放電などの技術的特徴
実例として、1つ又は複数のローラシャッタに適用する場合、動作サイクルは、スクリーンが完全に上昇させ、完全に下降させることに対応することができる。同様に、スイングシャッタ、ゲート、電動ドアを用いた場合には、スクリーンの開閉に応じた動作サイクルが可能である。同様に、動作は、例えば、ベネチアンブラインドのスラットを方向付けること、ローラブラインドのスクリーンを部分的に上昇又は下降させること、スクリーンをロックするなどの特定の動作、又は遮蔽デバイスが実行することができる任意の他の動作に対応することができる。
本方法の一実施形態によれば、選択された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13に応じて、その入力寸法に応じて、及び任意に、関連する遮蔽デバイス130のスクリーンの重量又は材料などの他のパラメータに応じて、モバイル端末11は、電気機械アクチュエータ、1つ又は複数の光起電モジュール131、及び/又は1つ又は複数のエネルギー蓄積素子132のタイプを選択することができる。実施の一変形例によれば、モバイル端末は、様々な光起電力モジュール131及び/又は様々なエネルギー蓄積素子132のための試験方法の全てを繰り返すことができる。
この方法は、モバイル端末11のメモリ119内に、所定の場所に関する位置データを表す信号を取得し、記憶するステップEtp2を含む。位置データは、所定の場所の位置、すなわち、地理的位置又は位置、所定の場所の向き及び/又は傾斜を含むことができる。「向き」とは、光起電モジュールの感光面に対する法線と基本方向とがなす角度を意味し、「傾斜」とは、光起電モジュールの感光面に対する法線と垂直方向とがなす角度を意味する。位置は、例えば、経度、緯度、方位角及び角度高さのパラメータによって完全に定義される。
これらのパラメータのそれぞれの値は、位置情報の項目の一部を形成する。ステップEtp2は、所定の場所の位置、向き、及び任意には傾斜をそれぞれ表す信号を取得し、モバイル端末11のメモリ119内に記憶するサブステップを含むことができる。これらの位置データは、例えば、モバイル端末のメモリ119に記憶された1つ以上の移動アプリケーションを使用してユーザによって推定されてもよく、ユーザは、所定の場所の近くに位置する。
位置は、モバイル端末に搭載され、GPSシステム、ガリレオシステム、グロナス(Glonass)システム、又は任意の他の同等のシステムなどのグローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)を使用するジオポジショニングデバイスによって配信される信号を介して決定され得る。モバイル端末は、例えば、所定の場所の経度及び緯度を表示することができる。
一実装形態によれば、モバイル端末は、例えば、モバイル端末が位置する町又は都市の名前、及び/又は町又は都市の郵便番号、又は任意の他のタイプの位置を表示することができる。また、モバイル端末は、所定の場所の高度を表示してもよい。
位置はまた、例えば、衛星航法信号の利用可能性が位置の推定値を得るのに不十分である場合、又はモバイル端末が衛星航法デバイスを装備していない場合に、ユーザによって直接入力されてもよい。モバイル端末の表示モジュールは、例えば、モバイル端末の画面上で、ウィンドウ又はフィールドの表示をトリガすることができ、ウィンドウ又はフィールドの表示では、ユーザは、それが位置する町又は都市の名前、及び/又はその郵便番号などの所定の場所の位置に関する情報を入力することができる。この情報は、例えば、タッチスクリーン、実キーボード、仮想キーボード、又は任意の他の同等のインターフェースなどの端末のヒューマンマシンインターフェースを使用して、ユーザによって入力されてもよい。以下では、モバイル端末の通信モジュール114は、ユーザが位置する町又は都市の座標を取得するために、通信プロトコルを介して、リモートサーバ12、12’上でホストされるウェブサービス122に問い合わせることができる。本方法の実施の一変形例によれば、所定の場所の座標は、リモートサーバ12、12’に問い合わせる必要なく、ユーザによって直接入力されてもよい。
実施の別の例によれば、ユーザによって入力された位置情報は、モバイル端末によって推定された所定の場所の位置データをチェックするために使用されてもよい。2つの位置が一致する場合、ユーザは、モバイル端末11によって決定された位置データを有効にすることができる。逆の場合、ユーザは、モバイル端末を用いて測位をやり直したり、モバイル端末11が推定した位置データを用いたりすることができる。
所定の場所の向きは、所定の場所上に配置されるか、又は所定の場所の向きと同様の向きを有するモバイル端末によって提供されてもよい。向きは、例えば、ユーザのモバイル端末にインストールされた方位デバイスによって配信される信号を使用して、モバイル端末11のソフトウェアアプリケーションによって提供されてもよい。これは、モバイル端末の向きを表す信号を伝送するように構成された磁力計又は任意の他のセンサであってもよい。向きは、例えば、モバイル端末が方位デバイスを装備していないとき、又は冗長性のために、モバイル端末11によって提供される所定の場所の位置を確認するために、ユーザによって直接入力されてもよい。有利的には、この確認をすることで、モバイル端末のセンサの不十分な校正及び/又は低い精度を補償し、及び/又は、磁石又は任意の他の磁気素子などの、モバイル端末による地球の磁場の測定を妨害する素子の存在による測定誤差を補償することを可能にすることができる。
一変形実施形態によれば、モバイル端末11の通信モジュール114は、通信プロトコルを介して、リモートサーバ12、12’上でホストされるウェブサービス122に、所定の場所の位置に関するデータを問い合わせることができる。これらの位置データは、例えば、モバイル端末に搭載されたジオポジショニングデバイスによって配信された信号から、又はユーザによって入力された位置データ、例えば、それが位置する町又は都市の名前及び/又はその郵便番号から取得されてもよい。返信において、通信モジュール114は、位置データに対応する衛星ビューを表すデータを受信し、それらを表示モジュールに送信することができる。次いで、表示モジュール116は、モバイル端末11のタッチスクリーン上に対応する衛星ビューを表示し、ユーザに所定の場所の位置を示すように促すことができる。ユーザは、例えば、適合性テストを実行したい家及び外観を選択するように促されてもよい。この選択は、例えば、タッチスクリーン上に、指又はスタイラスを使用して、この外観の画像上に線を描くことによって行われてもよい。返信において、モバイル端末の計算モジュール118は、所定の場所の向きを計算し、この向きを表す信号をモバイル端末11のメモリ119に記憶することができる。有利的には、この変形例は、磁力計を持たないモバイル端末11を使用して、所定の場所の向きを自動的に得ることを可能にする。それはまた、モバイル端末の磁力計によって伝送されるデータがチェックされること、又は任意選択的に磁力計が較正されることを可能にする。
本方法の一実施形態によれば、モバイル端末11はまた、例えば、モバイル端末11に搭載された加速度計、傾斜計、又は任意の他の同等のデバイスによって伝送された電気信号を利用することによって、所定の場所の傾斜を表示することができる。上述したように、傾きの測定は、上述したものと同様の手段を介してユーザによって入力されてもよい。本方法の実施の一変形例によれば、所定の位置の傾斜の値は測定されず、一定であると見なされてもよい。
第1の例によれば、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13は、地面に対して垂直な壁に設置され、従って、その光起電モジュール131もこの垂直に平行であると考えることが可能である。以下では、「垂直」という用語は、常に地面に対する垂直を指す。
別の例によれば、遮蔽デバイス130に関連付けられた光起電モジュール131は、遮蔽デバイスが設置される壁に平行でないメカニカルホルダ上に取り付けられてもよい。この場合、光起電モジュール131の傾き、従って所定の場所の傾きは、このメカニカルホルダの幾何学的形状に関連する。傾きの値は、例えば、ステップEtp1において選択された後に読み取られた、選択された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13に関連する技術的特徴の一部を形成することができる。いったん決定され、任意選択的にチェックされると、所定の場所の位置に関する情報の様々な項目は、モバイル端末11のメモリ119に格納され得る。
このステップEtp2の全部又は一部は、モバイル端末11の測位誤差のような測定誤差が生じた場合に再び実行されてもよい。この方法は、所定の場所におけるソーラーチャートを表す信号を推定し、モバイル端末11のメモリ119に記憶させるステップEtp3を含む。太陽の経路のチャートとも呼ばれるソーラーチャートは、年の様々な時間について、太陽の角度高さ(角度高さ又は仰角とも呼ばれる)と、所与の緯度に対する太陽の放射の水平投影の方位角とを示すことが想起されるであろう。このソーラーチャートは、この場所から知覚される太陽の経路が、年の様々な日に対して定義されることを可能にする。これは、例えば球座標で、一日の様々な時間、及び年の様々な日に対して所定の場所に対する太陽の位置を含むことができる。このソーラーチャートは、直射日射が所与の表面に入射する時間を規定することを可能にする。
図3は、所与の緯度及び所与の経度についてのソーラーチャートのグラフ表示の例である。各曲線31、32、33は、年の特定の日付に対する時間の関数として太陽の見かけの経路を表す。例えば、31及び33で参照される曲線は、夏至及び冬至における太陽の見かけの経路をそれぞれ表す。これらの2つの曲線31、33は、1年間全体にわたり、定義されるべき問題の緯度及び経度に対する太陽の様々な見掛けの経路が位置する包絡線を可能にする。参照符号34で示される曲線は、様々な特定の時刻を表す。この図は、所与の緯度に対して、1年の様々な時間における太陽の方位角及び角度高さを視覚化することを可能にする。例えば、問題の緯度及び経度において、6月22日の10時(太陽時)に、太陽は、水平線に対して58°の角度高さを有し、その方位角は、北に関し、東に対して118°である。
所定の場所におけるソーラーチャートを推定するために、モバイル端末11の通信モジュール114は、通信プロトコルを介して、ウェブサービス122に所定の場所の位置データを問い合わせることができる。返信において、通信モジュール114は、年の様々な時間について、例えば球座標で太陽の位置を受信することができる。これらのポジションは、例えば、一年のうちの毎分及び毎日受け取ることができる。
実装の一変形例によれば、ソーラーチャートのデータは、より正確でないものであってもよい。例えば、一年のうちの毎週、毎月、又は任意の他の定期的な期間についてのみ、太陽の位置を含んでもよい。この場合、欠落データは、例えば、期間の各日について外挿されるか、又は同一であると見なされてもよい。
実施の一変形例によれば、モバイル端末11の計算モジュール118は、モバイル端末11のメモリ119に記憶されたアルゴリズムを使用して、所定の場所のソーラーチャートのデータを計算することができる。
別の変形例によれば、モバイル端末11は、メモリ119内に、様々な緯度についてのソーラーチャートデータテーブルを含むことができる。所定の場所におけるソーラーチャートを表す信号を推定するステップにおいて、計算モジュール118は、所定の場所の位置に最も近い緯度に対応するデータテーブルを選択する。
この方法は、シャドウマスクすなわちソーラーマスクのデータを定義し、モバイル端末のメモリ119に記憶するステップEtp4を含むことができる。このシャドウマスクは、所定の場所に影を投射する可能性が高い様々な素子を表すデータであり、従って、この所定の位置に光起電モジュール131を設置する場合に、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13の光起電モジュール131に影を投射する可能性が高い様々な素子を表すデータである。シャドウマスクは、少なくとも1日及び/又は1年のうちに、所定の位置に入射する直接的及び/又は間接的な太陽放射の全部又は一部をマスクする可能性のある任意の自然又は人工の素子に対応する。これは、例えば、建物又は建物の一部、例えば、建物の庇(ひさし)、高層階のバルコニー、樹木又は生垣のような植物、山又は任意の他のタイプの地形要素の問題であってもよい。所定の場所に対するそれらの距離に応じて、及びそれらの高さに応じて、これらの素子は、遮蔽デバイス130に関連付けられた1つ以上の光起電モジュール131上に、多かれ少なかれ局所化された影を生成し、多かれ少なかれ、電気生産における損失を生成する。遠くにある素子は水平線を形成する。それらは、それらのサイズ及び距離によって、特定の時間範囲の間に、光起電モジュールの一部又は全部を覆い得る影を生成する。
このシャドウマスクは、そうでなければ所定の場所に当たる太陽放射をマスクする可能性のある様々な素子の輪郭を形成する点の球座標を含むことができる。これは、様々な方法で定義することができる。
第1の実施形態によれば、シャドウマスクは、モバイル端末11のメモリ119に格納されたアルゴリズムを使用するソフトウェアアプリケーションを使用して、モバイル端末によって自動的に定義されてもよい。ユーザは、携帯端末11を用いて、例えば、写真ソフトウェアアプリケーションを介して、所定の場所に位置する携帯端末を用いて写真を撮ることができる。
選択された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13の光起電モジュール131が、垂直に対して傾斜したメカニカルホルダ上に置かれる場合、ユーザは、モバイル端末11の対物レンズの光軸とメカニカルホルダとが垂直であることを保証しながら、写真を撮ることができる。この目的のために、モバイル端末11の写真ソフトウェアアプリケーションは、モバイル端末をどのように傾けるかをユーザに示すアシスタントを備えることができる。
以下、モバイル端末の対物レンズの光軸は、モバイル端末11に対して垂直であると仮定する。また、光起電モジュール131のメカニカルホルダと地面に対する垂直線とがなす角度の値は、予め入力されているものとする。この角度値は、例えば、ユーザによって入力されたものであってもよい。別の実施形態によれば、この角度の値は、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13に関連する技術的特徴の一部を形成することができる。
ソフトウェアアプリケーションのアシスタントは、携帯端末11と垂直線とがなす角度の値が、光起電モジュール131のメカニカルホルダの同一の垂直線に対する角度の値に対応するよう、携帯端末11に与える傾きをユーザに示すことができる。ソフトウェアアプリケーションは、例えば、モバイル端末に搭載された加速度計又は傾斜計によって伝送された角度の値をホルダの角度の値と比較し、2つの角度値が実質的に等しい場合、信号を送信することができる。この信号は、例えば、オーディオ信号、光信号、振動、又はユーザが知覚可能な他の任意のタイプの信号であってもよい。
一実施形態によれば、ユーザは、所定の場所に配置されたカメラを使用して撮影された写真を、モバイル端末11のメモリ119に記憶することができる。上述したように、選択された電気的スタンドアロンホームオートメーションデバイス13の光起電モジュール131が、垂直に対して傾斜したメカニカルホルダ上に配置される場合、ユーザは、カメラの対物レンズの光軸に垂直な角度(地面に対して定義される)によって作られる角度の値が、メカニカルホルダ及び同一の垂直線とによって作られる角度の値とが実質的に等しいことを保証しながら、写真を撮ることができる。
所定の場所の位置によっては、この場所で垂直に撮られた写真は、正確なシャドウマスクを定義するために必要とされる情報のすべてをキャプチャするわけではない。具体的には、携帯端末11の対物レンズの視野角の値は、光起電モジュール131の視野角の値よりも小さい。光起電モジュールの場は、光起電モジュールによってキャプチャされ得る方位角及び角度高さの角度空間に対応することに留意されたい。この視野は、光起電モジュールが所定の閾値よりも高い電気エネルギー値を生成することを可能にする太陽放射の、方位角及び角度高さにおける、2つの極端な入射角の間の差に対応する。一例として、モバイル端末11の対物レンズは、一般に、方位角が約50°、角度高さが35°の視野角を有し、光起電モジュール131は、一般に、方位角及び角度高さが約160°の視野を有する。
例示として、図4及び図5は、太陽の放射線を遮蔽する可能性のある様々な素子41が重ね合わされた図3のソーラーチャートを示す。所定の場所45において垂直ホルダ(例えば壁)に配置された光起電モジュール131の視野、及び同じく所定の場所45に配置されたモバイル端末11の対物レンズの視野角をそれぞれ表すボックス42、43も、これらの図に現われている。これら2つのボックス42、43は、所定の位置45の座標(方位角、角度高さ)を中心とする。実際、これらの2つの例では、所定の位置の角度高さはゼロであるので、角度高さの正の値に対応するボックスの部分のみが示されている。
図4及び図5に示される2つの例では、光起電モジュールのフィールドは、方位角及び角度高さにおいて160°の値を有すると仮定され、モバイル端末の対物レンズは、方位角において約50°及び角度高さにおいて35°の値のフィールド角度を有すると仮定される。
図4は、北に対して260°の方位角に配置された所定の場所45の場合を示す。この構成では、所定の場所でキャプチャされた画像により、シャドウマスクを比較的正確な方法で画定することができる。具体的には、対物レンズの視野角によってカバーされるゾーンは、所定の場所45から見た太陽放射の経路との交差の最大値を含む。
図5は、所定の場所45が北に対して180°の方位角に配置される別の場合を示す。この構成は、モバイル端末の対物レンズの視野角が狭すぎて、正確なシャドウマスクを定義するのに必要な情報のすべてをキャプチャできないことを示している。さらに、年間に亘る太陽放射の経路を包含する包絡線と、モバイル端末の対物レンズの視野角との間の交差は、かなり制限される。それにもかかわらず、この画角値は、冬の間の太陽の経路を含むゾーンがキャプチャされることを可能にする。これは、年の最も重要な期間中、すなわち電気エネルギーの生成が最も低い期間中に、光起電モジュールによって受け取られる太陽放射をマスクする可能性がある要素の有無の検出を可能にする。
シャドウマスクを画定するステップの精度を高めるために、第1の方法は、モバイル端末11の対物レンズの視野角を増大させることを含んでもよい。この増加は、魚眼対物レンズと同等のものを得るために、モバイル端末の対物レンズに相補光学系を適用することによって得ることができる。
実施の一変形例によれば、ユーザは、画像キャプチャの角度の方位角及び角度高さを変化させながら、所定の場所から複数の写真又はフィルムを撮ることができる。次いで、撮影された写真を組み合わせて、光起電モジュール131の視野と同様の視野をカバーするパノラマ写真を得ることができる。グラフィカルインターフェースは、このフィルム又はこれらの写真の作成においてユーザを支援し得る。このインターフェースは、同じスクリーン上に(例えば、極座標で)表示する。
・太陽光発電モジュールが太陽エネルギーを受け取り、変換することができる全ての方向を含む視野42
・1つ以上の写真及び/又はフィルムが記録されている又は既に記録されているゾーン
・任意選択的に、現在又は瞬間位置におけるモバイル端末11の対物レンズの視野の輪郭を示すボックス、ポインタ又はカーソルゾーン
この位置は、方位デバイス112によって決定することができる。
フィールド42は、インタフェースウィンドウの全体を占めることができる。1つ以上の写真及び/又はフィルムが既に記録されている又は既に記録されているゾーンは、既に記録されている写真データによってこのウィンドウ内に表すことができ、すなわち、これらのゾーンは、実際に見られるもの真の表現を含む。代替的に、1つ以上の写真及び/又はフィルムが既に記録されているか又は既に記録されているゾーンは、このウィンドウにおいて、定義された又は所定の色によって表されてもよい。現在位置又は瞬間位置にあるモバイル端末11の対物レンズの視野の輪郭を示すボックス又はポインタ又はカーソルゾーンは、このウィンドウ内で、定義された又は所定の色によって表すこともできる。
実施の別の変形例によれば、ユーザは、所定の位置から単一の写真のみを撮り、画像キャプチャ角度の値を最適化する。この最適化の目的は、対物レンズによってカバーされるゾーンと1年に亘る太陽の経路との間の交点を最大化することである。この目的のために、シャドウマスクのデータを定義し、記憶するステップEtp4は、所定の場所に垂直な直線に対する画像キャプチャの角度の値を最適化するサブステップを含むことができる。有利なことに、この最適化サブステップは、シャドウマスクが十分な精度を保持することを保証しながら、シャドウマスクの定義を簡略化することを可能にする。計算モジュール118は、モバイル端末11の対物レンズの視野角の値を知っていると仮定され、すなわち、この値はモバイル端末11のメモリ119に記憶される。
計算モジュールは、モバイル端末のパラメータを読み取ることによって、又はモバイル端末を使用して撮影された写真のメタデータを読み取ることによって、この値を取得することができる。
変形例によれば、この視野角は、例えば、ユーザがモバイル端末に対物レンズ又は相補光学系、例えば魚眼対物レンズを適用するときに、ユーザによって入力されてもよい。
次いで、計算モジュールは、ソーラーマスクを画定することを可能にする最適な画像キャプチャ角の値を求める。実施形態によれば、最適化は、角度高さの関数として実行されてもよい。
次に、図4及び図5を参照する。A及びHを、モバイル端末の対物レンズの視野角を表すボックス43の中心の方位角及び角度高さの値とする。α及びαを、それぞれ、モバイル端末の対物レンズの方位角及び仰角における視野角の値とする。この状態で、モバイル端末の対物レンズの画角を表すボックス43の四隅の座標は、
(A-α/2;H+α/2)
(A+α/2;H+α/2)
(A+α/2;H-α/2)
(A-α/2;H-α/2)
である。
最適化の第1のモードによれば、計算モジュール118は、角度高さHについて、夏至における太陽の角度高さの値と、冬至における太陽の角度高さの値とを考慮し、これら2つの値の平均を角度高さの最適値として選択することができる。図4及び図5では、これは、角度高さにおいて、夏至での太陽の経路を表す曲線と冬至での太陽の経路を表す曲線との間に、モバイル端末の対物レンズの視野角を表すボックス43の中心を配置することに相当する。
一変形例によれば、画像キャプチャ角度の値は、所定の位置で太陽放射をマスクする可能性が高いトポグラフィ素子の検出を促進するように選択されてもよい。これを行うために、計算モジュールは、モバイル端末の対物レンズの視野角が冬至に近い太陽の見かけの経路の位置をカバーし得るよう、モバイル端末の画像キャプチャ角度の値を求めることができる。この変形例は、モバイル端末の対物レンズの視野角を表すボックス43を、太陽の様々な見かけ上の経路を含む包絡線の内側に位置に、冬至における太陽の経路を表す曲線にできるだけ近くなるように配置することに相当する。この角度値は、例えば、H-α/2の値が冬至における太陽の角度高さの値に実質的に等しくなるように、角度高さHの値を計算することによって得ることができ、αは、モバイル端末の対物レンズの仰角における画角の値である。
一変形例によれば、角度値は、反復的に取得されてもよい。Aを所定の場所の方位角とし、αをモバイル端末の対物レンズの視野角の値とする。最初に、計算モジュール118は、Hの値をゼロに初期化する。次に、計算モジュールは、2つの座標点(A-α/2;H-α/2)及び(A+α/2;H-α/2)のうちの1つと、冬至における太陽の経路上の点との間の距離が、所定の値よりも小さいかどうかをテストする。もしそうであれば、値Hは最適な画像キャプチャ角度に対応する。そうでない場合、計算モジュールは、Hの値をインクリメントし、問題の距離が所定の値より小さくなるまで、又は光起電モジュールのフィールドの全体が角度高さでトレースされるまで、テストを繰り返す。
有利なことに、冬至における太陽の経路を考慮することによって、要素は、年の最悪の瞬間、すなわち、光起電モジュールによる電気エネルギーの生成が最低である年の期間において、太陽の放射線を遮蔽する可能性がある要素を検出することが可能になる。
別の変形例によれば、画像キャプチャ角度の値は、高い位置にある太陽放射を遮蔽する可能性のある要素の検出を促進するように最適化されてもよい。これは、例えば、屋根の庇(ひさし)の問題であってもよい。この場合、計算モジュールは、モバイル端末の対物レンズの視野角が夏至に近い太陽の見かけの経路の位置をカバーすることを可能にするモバイル端末の画像キャプチャ角度の値を求める。
この角度値は、例えば、H+α/2の値が夏至における太陽の角度高さの値に実質的に等しくなるように、角度高さHの値を計算することによって得ることができ、αは、角度高さにおけるモバイル端末の対物レンズの視野角の値である。
変形例によれば、画像キャプチャ角度の値は、反復的に取得されてもよい。Aを所定の場所の方位角とし、αをモバイル端末の対物レンズの角度高さにおける画角の値とする。
最初に、計算モジュール118は、Hの値を90°-α/2に初期化する。
次に、計算モジュールは、2つの座標点(A-α/2;H+α/2)及び(A+α/2;H+α/2)のうちの1つと、夏至における太陽の経路上の点との間の距離が、所定の値よりも小さいかどうかをテストする。もしそうであれば、値Hは、最適な画像キャプチャ角度の角度高さに対応する。そうでなければ、計算モジュールは、Hの値をデクリメントし、問題の距離が所定の値より小さくなるまで、又は光起電モジュールの視野が角度高さでトレースされるまで、テストを繰り返す。
撮像角度の値が最適化されると、モバイル端末の撮像ソフトウェアアプリケーションは、ユーザに、この撮像角度を有する所定の場所で写真を撮るように促すことができる。これを行うために、ソフトウェアアプリケーションは、モバイル端末に与える傾きをユーザに示すアシスタントを含むことができる。この目的のために、ソフトウェアアプリケーションは、例えば、モバイル端末に搭載された加速度計又は傾斜計によって伝送された角度の値を使用することができる。モバイル端末の対物レンズの光軸の傾きが最適化された撮像角度の値に実質的に等しい場合、ソフトウェアアプリケーションは、オーディオ信号、発光信号、振動、画面上に表示される指示、又はユーザによって知覚可能な任意の他のタイプの信号などの信号を発することができる。さらに、最適な撮像位置へのモバイル端末の向きの収束を容易にするために、モバイル端末の画面上に表示されるべき指示を提供することができる。
別の変形例によれば、撮像角度の値は、方位軸に沿って、及び角度高さの角度に沿って最適化されてもよい。図6に示すこの実施形態では、計算モジュールは、指標とも呼ばれる3つの基準を推定することによって開始する。
サブステップEtp41において、方位角及び太陽の角度高さの関数としての太陽の入射角の余弦に対応する第1の指標が推定される。図7は、所定の場所における太陽の様々な見かけの経路を含む包絡線62、シャドウマスク41、及び方位角及び太陽の仰角の関数としての太陽放射の入射角の余弦を表す曲線61の重ね合わせのグラフィック表現である。この第1の指標は、直接的な太陽放射が光起電モジュールの感応面に垂直に到達しないという事実を表す。具体的には、太陽の光線が光起電モジュールの感受性表面に対して垂直である場合、直接的な太陽放射は最大である。対照的に、太陽の光線がこの表面に対して垂直でない場合、太陽光線はより大きな面積をカバーし、従って、光起電モジュールによって受け取られる放射はあまり強くない。この効果は「コサイン効果」として知られている。この第1の指標は、太陽光線の入射角を考慮するために、最大太陽放射の値に適用される係数に対応する。
画像キャプチャ角度の値の最適化は、太陽の光線の方位角及び角度高さの関数として光起電モジュール131の応答に対応する第2の指標を推定するサブステップEtp42を含む。この第2の指標は、太陽放射の入射角が光起電モジュールの効率に及ぼす影響を記述する入射角変更子(IAM)に対応する。太陽放射が光起電モジュールの感応面に垂直に到達すると、光起電モジュールの表面からの反射は全くないか、又はほとんどない。この特定の場合、光起電モジュールの効率は最大であり、入射角変更子の値は1に等しい。光起電モジュールの性能を特徴付ける効率曲線は、この最適な入射角に関して定義される。太陽光線が最適な状況から逸脱すると、光起電モジュールの表面からの入射放射線の反射が増加し、角度係数が減少し、光起電モジュールの効率も減少する。図8は、所定の場所における太陽の様々な見かけの経路を含む包絡線62、シャドウマスク、及び太陽の方位角及び角度高さの関数としての第2の視標の重ね合わせを示す。
最大化されるべき値がこれらの2つの基準に限定される場合、最適化は、この値が最大であり、1年の数日(特に冬の、日射の最大値が低いままである日)に関する情報が殆ど又は全くないというリスクがあるゾーンに集束する。しかしながら、所定の場所でのスタンドアロン光起電システムの実行可能性を決定するのは、これらの冬の日の動作である。このような状況を回避するために、空中の太陽の所与の位置に対する放射の値の関連性を考慮するために、第3の基準が導入される。値の関連性は、次のように定義される。計算における当該日の重要性は、その長さにつれて増加し、従って、日中に光起電モジュールによって受け取られる総太陽放射の値は減少する。
従って、計算モジュールは、サブステップEtp43において、所定の位置での日射の期間の逆数に比例する第3の指標を推定する。第3の基準は、日に関連する重み付けが推定に導入されることを可能にし、この重み付けは、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスが動作することが困難である可能性がより高い冬の日の重要性を増加させる。
図9は、この第3の基準81と、所定の場所における太陽の様々な見かけの経路を包絡線62と、方位角及び太陽の角度高さの関数としてのシャドウマスク41とのグラフ表示の重ね合わせを示す。この図では、冬の日は夏の日よりも大きな重みで重み付けされていることが明らかに分かる。
実施形態によれば、3つの前述の指標の推定は、光起電モジュールの視野に対応し、所定の場所の座標を中心とする、方位角及び角度高さの角度範囲に限定されてもよい。1つの好ましい実施形態によれば、3つの前述の指標の推定は、所定の向き及び/又は所定の傾斜の座標を中心とし、所定の場所における太陽の様々な見かけの経路を含む包絡線と光起電モジュールの視野との交点に対応する角度範囲(方位角、角度高さ)に限定されてもよい。有利には、後者の2つの実施形態は、実行されるべき計算量を制限することを可能にし、従って、画像キャプチャ角度の値を最適化するサブステップの計算時間を減少させることを可能にする。
次に、これら3つの基準の積をサブステップEtp44で最適化する。最初に、3つの基準が推定された値の範囲内の各点について、計算モジュール118は、前に推定された3つの基準の値の積を推定する。得られた結果は、方位角及び太陽の角度高さの関数として、シャドウマスク41、及び所定の場所における太陽の様々な見かけの経路を含む包絡線62のグラフィック表現と重ね合わせて図10に示されている。
続いて、計算モジュール118は、モバイル端末の対物レンズにおいて、最も関連する情報を含むゾーンがキャプチャされることを可能にする画像キャプチャ角度(方位角、仰角)の最適値を求める。以下、「最適ゾーン」と呼ばれるこのゾーンは、3つの基準の積の値の合計の値が最大であるゾーンに対応する。目的は、この最適ゾーンが、そうでなければ光起電モジュールに入射することになる太陽放射の少なくとも一部をマスクする可能性のある要素を含むかどうかを判定することである。この最適なゾーンが、太陽放射を遮蔽する可能性のある要素を含まない場合、所定の場所に配置された光起電モジュール131によってキャプチャされるエネルギーは最大である。この最適ゾーンが、太陽放射の少なくとも一部をマスクする可能性のある要素を含む場合、これらの要素の影響が最大であるのはこのゾーンである。
方位角及び角度高さの最適値は、反復的に得られる。この目的のために、モバイル端末の対物レンズの視野角に等しい角度ゾーン(方位角、仰角)が考慮され、このゾーンにおいて、計算モジュールは、3つの基準の値の積のスキャンを実行する。この角度ゾーンは、図10において、ボックス90によって表されている。このボックス90の中心の座標は、携帯端末が置かれている場所の座標に対応する。A及びHを、それぞれボックス90の中心の方位角及び角度高さの値とし、α及びαを、モバイル端末の対物レンズの方位角及び角度高さにおける視野角のそれぞれの値とする。これらの条件下では、このボックス内に位置する全ての点は、A-α/2とA+α/2との間に含まれる方位角と、H-α/2とH+α/2との間に含まれる角度高さとを有する。
一実施形態によれば、最適な画像キャプチャ角度の値を見つけるために、計算モジュールは、対物レンズ及びモバイル端末11のセンサによってキャプチャされた角度ゾーンに対応するボックス90の中心の座標の値を所定の値に初期化することができる。次いで、計算モジュールは、ボックス90内に存在する点の各々について得られた積の値の合計を推定し、積の合計の値をメモリに記憶する。
続いて、ボックス90の中心の座標の値は、方位角の軸に沿って、及び/又は角度高さの軸に沿って、例えば1°の所定の増分値だけ増分される。ボックスのこの新しい位置を用いて、計算モジュールは、ボックス内に存在する点の各々について得られた積の値の合計の値を推定する。これは、方位角がA-α/2とA+α/2との間に含まれ、仰角の高さがH-α/2とH+α/2との間に含まれる各点について得られる積の値を加算することになる。積の合計の新しい値は、メモリに記憶された値と比較される。新しい値がメモリに記憶された値より厳密に高い場合、計算モジュールは、古い値を取得された新しい値で置き換える。
計算モジュールは、3つの基準の積が推定された全てのゾーンが、モバイル端末の対物レンズ及びセンサのキャプチャ角度を表すボックス90によってカバーされるまで、この最後の動作を繰り返す。
最適化サブステップは、矩形のボックス42、43、90を示す図を用いて説明されてきた。この説明は、完全に非限定的であり、ボックスは、任意の形状であってもよく、例えば、切頭円板セグメントの形状であってもよい。例示として、図11は、図10に示されたものと同じ曲線を示す。ここでは、デカルト座標の球面座標への変換を考慮に入れるために、対物レンズと、切頭円板セグメントの形状のモバイル端末11のセンサとによってキャプチャされた角度ゾーンに対応するボックスを用いている。
一実施形態によれば、計算量を制限するために、方位角及び/又は仰角におけるボックスのスキャンは、1°より高い値、例えば2°と10°との間に含まれる値の増分で実行されてもよい。同様に、方位軸に沿った、及び角度高さに対応する軸に沿った増分は、同じ値であっても、異なる値であってもよい。
別の実施形態によれば、上述の画像キャプチャ角度の値を最適化するための方法は、劣化した形態をとることができる。この劣化モードでは、最適な撮像角度の値の探索は、2つの軸のうちの1つ、すなわち角度高さに対応する軸に沿ってのみ実行される。この最適化の間、モバイル端末11の対物レンズによってキャプチャされた角度ゾーンに対応するボックスの中心の方位角の値は一定に保たれ、所定の位置の方位角の値に等しい。有利なことに、この劣化した実施形態は、実行されるべき計算量を最小化することを可能にし、従って、画像キャプチャ角度の値を最適化するのに要する時間を減少させることを可能にする。
非劣化実施モードで説明したように、計算モジュールは、上述した3つの指標を推定し、各入射角についてこれら3つの指標の積をとる。計算量を減少させるために、方位角の軸に沿った3つの指標の推定値は、モバイル端末の対物レンズの方位角における視野角に対応する値の範囲に制限されてもよい。
上記のように、計算モジュールは、モバイル端末の対物レンズの視野角に等しい角度スキャンゾーンを考慮する。計算モジュールは、この角度ゾーンの中心の方位角の値を所定の位置の方位角の値に初期化し、角度高さに対応する軸に沿った3つの基準の積の値のスキャンを実行する。各角度-高さ値について、計算モジュールは、角度走査ゾーン内に存在する点の各々について得られた積の合計を推定し、この合計が最大化されることを可能にする角度高さの値を求める。
図12は、撮像角度の値を最適化するサブステップの2つの実施モードを適用することによって得られた結果の例を示し、これらのモードは上述された。この図は、空中の太陽の位置(方位角及び角度高さ)の関数としての3つの基準の積の合計のグラフ表示である。それは、最適なゾーン101と最適な画像キャプチャ角度102、103とを含み、モバイル端末の対物レンズは、この最適なキャプチャ角度の座標上で方位角及び仰角の中心に位置しなければならない。基準102は、最適化が方位角及び角度高さの関数として実行されるときの最適な画像キャプチャ角度に対応する。基準103は、最適化が角度高さの関数としてのみ実行され、方位角が所定の位置の方位角に等しい場合、劣化モードにおける最適な画像キャプチャ角度に対応する。
所定の場所からの画像キャプチャが実行されると、1日及び/又は1年の少なくとも1回、所定の場所からの太陽放射を完全に又は部分的にマスクする可能性のある全ての要素を自動的に検出し、シャドウマスクを描写するために、モバイル端末の画像処理モジュール117は、例えば、モバイル端末11のメモリ119に記憶された形状検出アルゴリズムを使用して、画像をスキャンすることができる。アルゴリズムは、写真中の地平線(すなわち、空と地面との間の分離線)を自動的に検出することもできる。アルゴリズムは、所定の場所に当たる太陽放射に対する障害物を形成する各要素の輪郭の方位角及び角度高さを自動的に計算する。例示として、アルゴリズムは、方位角及び角度高さの計算を実行するために、視野角、すなわち視野の横方向限界の開口、対物レンズの焦点距離、又はイメージセンサのサイズなどの写真のメタデータを使用することができる。
一実施形態によれば、シャドウマスクは、ユーザによって手動で定義されてもよい。ユーザは、例えば、写真上に、光起電パネル上に影を投げかける可能性のある要素の輪郭を描写することができる。ユーザは、例えば、自分の指、スタイラス、又は任意の他の同等のツールを使用して、写真上のマスクの輪郭を描写することができる。ユーザは、平坦な又はかなり滑らかな土地のプロットの場合には、地平線を追跡するか、又は地平線を表す線の画像を、それが撮影されたビューの地平線と一致するまで移動させることができる。
実施の別の変形例によれば、ユーザは、モバイル端末11の画面上で1つ又は複数の幾何学的形状、例えば1つ又は複数の正方形又は長方形又は1つ又は複数の線を移動させることができる。これにより、所定の場所からの太陽放射を完全に又は部分的に遮蔽する可能性がある1つ又は複数の要素を取り囲み、従ってシャドウマスクをほぼ画定する。
別の変形実施形態によれば、ユーザは、モバイル端末11の画面上で、正方形又は長方形などの幾何学的形状を、この形状が、所定の場所からの太陽放射を完全に又は部分的にマスクする可能性のある要素を含まない空中の主要部分をほぼ覆うまで、移動、拡大、又は縮小することができる。
別の実施形態によれば、モバイル端末は固定レチクルを表示させ、ユーザは、レチクルを障害物の輪郭に追従させながら、モバイル端末を所定の場所の周りで180°移動させる。移動中に、モバイル端末11は、シャドウマスクを形成するために、各点の傾き及び方位を決定し、それらをメモリ119に記憶する。
シャドウマスクが定義されると、シャドウマスクはモバイル端末11のメモリ119に記憶される。一旦、所定の場所の位置及びシャドウマスクが定義されると、所定の場所の日射に対するシャドウマスクの影響の分析が実行される。この目的のために、モバイル端末11の計算モジュール118は、推定された位置データ及びシャドウマスクを考慮に入れて、ステップEtp5において、所定の場所に配置された光起電力モジュールによって、1年にわたって受信された太陽放射の振幅の変動を推定することができる。「太陽放射の振幅」とは、W/mで表される単位面積当たりの太陽電池パネルによって受信される電力を意味する。
最初に、モバイル端末の計算モジュール118は、所定の場所によって受信された太陽放射を、所定の場所の位置データから決定することができる。この目的のために、ステップEtp4は、所定の場所の平均日射データを推定するサブステップを含むことができる。
一実施形態によれば、モバイル端末11の通信モジュール114は、通信プロトコルを介して、ウェブサービス122に、所定の場所の位置データ(場所、向き、任意選択で傾斜)を問い合わせて、この位置に到達する太陽放射の量、すなわち、所定の場所の日射に関する情報を決定することができる。返信において、通信モジュール114は、例えば、ウェブサービス122から、1年間に亘る日射の平均測定値、1年間に亘る平均温度値、所定の期間に亘る所定の場所によって受信された太陽エネルギーの平均測定値などを受信することができる。通信モジュール114は、例えば、所定の場所の日射に関するデータを、1年の各日及び1日の各時間について受信することができる。これらの様々な平均気象測定値は、典型的な気象年(TMY)の形式に照合することができる。典型的な計測年は、1年に関する気候データのファイルであり、問題の場所の平均気候を表す月で構成される。このファイルは、数年の期間の時系列の要約であり、問題の期間を表す1年の形式をとる。ファイルは、年の各月について、当該期間の対応するすべての月の最も代表的な月を選択することによって構築される。
処理されるべきデータの数、使用されるメモリ空間、及びウェブサービス122になされる要求の数を減らすために、モバイル端末11の通信モジュール114は、年の各月について、典型的な日の日射データ、又は問題の月の様々な日を表す平均日を受信することができる。この典型的な日の日射データは、例えば、月データを月の日数で割ったものに等しい。別の例によれば、月の平均日は、太陽偏差が問題の月の平均偏差に最も近い日に対応することができる。太陽の偏角は、地球-太陽の方向と地球の赤道の平面とによって作られる角度に対応することが想起されるであろう。この角度は、地球の赤道面の北に対して正であり、南に対して負である。次いで、この典型的な日のデータが、問題の月の各日について再現される。
別の変形例によれば、所定の場所によって受け取られる太陽放射は、例えば、端末11のメモリ119に記憶された数学的モデルを用いた計算によって得ることができる。年の各日について、放射線モデルは、時間の関数としての太陽放射の理論曲線を、晴れた空の状態について伝送する。この理論的モデルは、空が晴れているときに、日付、時間、所定の場所の経度及び緯度、光起電モジュールの向き等の関数として、地理的ゾーンについて太陽放射を推定することを可能にする。
次いで、これらの理論データを使用して、モバイル端末11の計算モジュール118は、年の各日及びその日の各時間について、又はその年の各月の各典型的な日の各時間について日射を確立し、気象効果(雲など)を考慮に入れるために重み付けを適用することができる。
別の変形例によれば、モバイル端末11は、いくつかの地理的ゾーンについての平均日射値のテーブルをメモリ内に含むことができる。所定の場所についての様々な平均日射データ、日中の太陽の経路、及び一年間の太陽の位置に基づいて、モバイル端末の計算モジュール118は、モバイル端末11のメモリ119に記憶されたアルゴリズムを使用して、所定の場所において理論的に受信された太陽エネルギーを推定することができる。
光起電力モジュールが設置されることが企図される所定の場所の実際の環境を考慮するために、ステップEtp4は、平均日射データを、所定のシャドウマスクの日射データと重ね合わせるサブステップを含むことができる。従って、これらのデータを重ね合わせることによって、計算モジュール118は、理論的に受け取られた太陽エネルギーをシャドウマスクのデータで重み付けすることによって、所定の場所によって実際に受け取られる平均太陽放射を推定することができる。この重み付けの目的は、さもなければ光起電モジュールに到達し、その上に影を投影する光を遮る可能性のある様々な要素による光起電エネルギーの生成の損失を考慮に入れることである。所定の場所によって実際に受信されたこの平均太陽放射は、1時間の粒度などで年の各日について計算することができる。粒度は、計算モデルによって管理される細部の最小要素に対応することが想起されるであろう。
次いで、この方法は、エネルギーバランスを計算するステップEtp6を含む。この計算は、所定の場所が受ける太陽放射の振幅の変化、選択された電気スタンドアロンのデバイス13のエネルギー要件、及び後者の技術的特徴に基づいて実行される。所定の場所で受信された太陽放射の振幅の変化から、モバイル端末の計算モジュール118は、この所定の場所に設置された遮蔽デバイス130に関連する光起電モジュール131によって、1年にわたって生成された電気エネルギーの変化の推定値を計算することができる。この計算は、選択された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13の光起電モジュール131の技術的特徴に応じて行われる。
このステップEtp6では、モバイル端末の計算モジュール118は、一年の一定期間にわたって光起電モジュール131によって生成された総電気エネルギーを推定する。計算は、所定の場所で光起電モジュール131によって実際に受信された平均太陽放射に基づいて実行される。これを行うために、計算モジュール118は、シャドウマスクのデータと、光起電モジュール133の公称電力、その面積、その効率などの光起電モジュール133の技術的特徴とを考慮に入れる。好ましくは、計算モジュール118は、光起電モジュール131によって生成される電気エネルギーを、年の各日にわたって、理想的には1日の各時間について推定する。
一実施形態によれば、計算モジュール118は、エネルギーバランスを確立する際に温度も考慮に入れることができる。具体的には、光起電モジュールの技術的特徴は、一般に、所定の温度値に対して与えられる。一般に、この温度は25℃に等しい。光起電モジュール131の使用温度がこの所定の温度未満である場合、光起電モジュールの効率は増加する。対照的に、光起電モジュールの使用温度がこの所定の温度を超えると、効率が低下する。所定の場所における温度を考慮し、従って計算された電気エネルギー値を補正するために、モバイル端末の通信モジュール114は、年の各日の平均温度、又は年の各月の各典型的な日の平均温度を取得するために、ウェブサービス122に問い合わせることができる。理想的には、これらの温度は、1日の各時間についてのデータである。生成されたエネルギー値は、使用温度と所定の温度値との間の温度差に依存する補正係数を結果に適用することによって補正することができる。この補正係数は、例えば、選択された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13に関連する技術的特徴、すなわち、ステップEtp1において選択した後に読み取られる特徴の一部を形成することができる。
次いで、光起電モジュールによって生成された電気エネルギーの推定値は、例えば、1日にわたって、選択された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13の電気エネルギーを蓄積するための素子132の充電効率によって重み付けされる。この充電効率は、特に、使用温度、電気エネルギーを蓄積するための素子の充電レベル、及びそれを充電するために注入される電流レベルに依存する。この重み付けされた推定は、電気エネルギーを蓄積するための素子の潜在的な充電量が、その年のあらかじめ定義された規則的な期間ごとに決定されることを可能にする。好ましくは、推定は、年の各日について、理想的にはその日の各時間について計算される。
例えば、毎日のエネルギーバランスを確立するために、モバイル端末11の計算モジュール118は、1日に亘る電気エネルギーを蓄積するための素子132の自己放電も考慮に入れることができる。この自己放電は、電気エネルギーを蓄積するための素子の温度及び充電量のような種々のパラメータに依存する。例えば、低温では、自己放電は高温よりも低い。同様に、電気エネルギーを蓄積するための素子132は、それが完全な容量にあるとき、それが部分的に充電されるときよりも急速に放電する。エネルギーバランスの計算のために、電気エネルギーを蓄積するための素子の自己放電は、特に、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13の使用温度及び電気エネルギーを蓄積するための素子132の充電レベルに依存する寄生消費によってモデル化されてもよい。
エネルギーバランスをとる間、計算モジュール118は、ステップEtp7において信頼指数を推定するために、エネルギー蓄積素子132の充電量、その自己放電、及び遮断デバイス130の消費を比較する。遮蔽デバイス130の消費は、特に、スクリーンを移動させるために使用される電動駆動デバイスの消費に依存する。信頼性指数は、遮蔽デバイス130のエネルギー要件と、この遮蔽デバイス130に関連付けられた光起電モジュール131を収容することを企図された所定の場所との間の適合性を表すデータに対応する。その目的は、選択された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13が、光起電モジュール131が所定の場所に設置され、又は電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスが、光起電モジュールの位置が所定の場所の位置に対応するように設置された状態において年間を通して正しく動作することができるかどうかをユーザに知らせることである。信頼性指数は、1つ又は複数の要素を考慮することによって、及び/又はその結果を組み合わせることによって確立することができる。
第1の実施形態によれば、信頼性指数を定義するために、モバイル端末11の計算モジュール118は、1年間に亘る遮蔽デバイスの保証された最大日毎使用量を計算することができる。計算モジュール118は、電気エネルギーを蓄積するための1つ又は複数の素子132の充電量の値が所定の閾値未満となるかどうかを考慮することなく、遮断デバイス130が1年のうちの各日に実行することができる動作サイクルの最大数を計算することができる。この最大使用は、例えば、反復法を使用して計算することができる。最初に、計算モジュール118は、1日当たり1つの動作サイクルに含まれる遮断デバイス130の使用を考慮する。遮蔽デバイスの技術的特徴、特にその電動駆動デバイスの技術的特徴を考慮して、計算モジュール118は、この数の動作サイクルを実行するために必要な遮蔽デバイスの消費量を計算することができる。
次いで、モバイル端末の計算モジュール118は、一年の中の各日について、この数の動作サイクルの後に、遮断デバイスに関連する電気エネルギーを蓄積するための素子132に残っている充電量の値を計算することができる。これを行うために、モバイル端末11の計算モジュール118は、遮蔽デバイス130の消費、光起電モジュール131によって伝送される電流、(従って)電気エネルギーを蓄積するための素子132の充電量、及び後者の自己放電を考慮することができる。残存充電量の値が所定の閾値よりも高い場合、計算モジュール118は、動作サイクル数をインクリメントし、この新しいサイクル数の計算を再開する。完全に非限定的な例として、放電深度限界とも呼ばれる閾値は、電気スタンドアロンのデバイス13の電気エネルギーを蓄積するための1つ以上の素子132の最大充電量の0%~30%の間に含まれる値に設定されてもよい。好ましくは、閾値は、遮断デバイス130に関連する電気エネルギーを蓄積するために、素子132の最大充電量の10%~20%の間に含まれる値に設定されてもよい。計算中に、計算モジュール118が、閾値未満の充電値を見つけた場合、計算モジュールは、計算を停止し、このサイクル数を実行不可能であると見なし、前の値を、日常動作サイクルの最大可能数として保持する。動作サイクルの可能な数を確立するために、計算モジュール118は、年の各日について計算を実行することができる。別の実施形態によれば、計算モジュールは、例えば、計算量を減少させるために、典型的な1日/月のみを考慮することができる。
信頼性指数を定義するために考慮に入れることができる別の要素は、遮断デバイス130が、それに関連する電気エネルギーを蓄積するための素子132の充電量の値が所定の臨界値未満に低下する前に実行することができる連続動作サイクルの数である。この目的のために、計算モジュール118は、一年の中の最悪の日、すなわち、一年のうちで電気エネルギーを蓄積するための素子の充電量の値が最低である日を選択する。計算モジュール118は、その年の各月に典型的な日を使用する場合、電気エネルギーを蓄電するための素子の充電量の値が最も低い典型的な日を選択する。選択された日の充電量の値に基づいて、計算モジュール118は、電気エネルギーを蓄積するための素子132の充電値が臨界値未満に低下する前に、遮断デバイス130が実行することができる連続サイクルの数を推定する。
一変形形態によれば、計算モジュールは、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13が取り扱うことができる典型的な日毎の使用シナリオの数を、太陽放射を受け取ることなく(すなわち、例えば後者の故障や明度の観点に基づく極端な気候条件のために、光起電モジュールから新しい太陽エネルギーを受け取ることなく)推定することができる。遮蔽デバイス130に応じて、典型的な日毎の使用シナリオは異なるように定義されてもよい。例として、ローラシャッタ又はスイングシャッタの場合、日毎のシナリオを、1つの動作サイクルとして(例えば、シャッターの開動作と閉動作が各1回であるとして)定義することが可能である。電動ゲートの場合、例えば、1日当たり2つの動作サイクルを考慮することが可能である。前者のケースについては、計算モジュールは、電気エネルギーを蓄積するための素子の充電量の値を、年の最も好ましい日に考慮する。それは、典型的な日にわたり遮蔽デバイスによって消費されるエネルギーを推定し、得られた結果に基づいて、それに関連するエネルギー蓄電素子132の充電量の値が臨界値未満に低下する前において遮蔽デバイス130が取り扱うことができる典型的な日の数を計算する。
一実施形態によれば、計算量を減少させるために、計算モジュール118は、1年全体のエネルギーバランスを取得することができる。この目的のために、エネルギーバランスを計算するステップEtp6は、一年の全体にわたってエネルギーバランスを計算するサブステップを含むことができる。年の各日又は年の典型的な日の各々について計算を実行する前に、計算モジュール118は、1年にわたって累積されたすべてのエネルギーの合計、及び完全な年にわたってすべての消費(アクチュエータ消費、自己放電など)の合計を推定することができる。消費の合計が、同じ期間にわたって生成されたエネルギーの合計よりも高い場合、システムは、完全な計算を実行する必要なしに動作することができないと結論付けることができる。
一実施形態によれば、試験方法は、適合性試験に関連する相補的情報を表示するステップEtp8を含むことができる。例示として、適合性テストが肯定的である場合、モバイル端末11のディスプレイモジュール116は、選択された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13を販売及び/又はインストールすることができ、この電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13がインストールされる場所に地理的に近いプロフェッショナルコンタクトのリストを、モバイル端末11の画面上に表示することができる。この目的のために、モバイル端末の通信モジュール114は、通信プロトコルを介して、所定の場所に対する距離が所定の値よりも小さい認証販売者及び/又は設置者のリストを含むデータベースに問い合わせることができる。認証専門家のリストを含むデータベースは、遠隔サーバ12、12’のメモリ121又はモバイル端末11のメモリ119に配置される。有利なことに、この第2の選択肢は、欠陥のある接続性の場合であっても、このリストを調べることを可能にする。
一実施形態によれば、適合性テストが否定的である場合、表示モジュール116は、モバイル端末11の画面上で、新しいテストが実行されることをユーザに示唆するメッセージの表示をトリガすることができる。メッセージは、例えば、より強力な光起電モジュール131の1つ以上の他のモデル、及び/又は、より大きな容量を有する電気エネルギーを蓄積するための素子132の少なくとも1つの他のモデル、及び/又は、例えば、より少ないエネルギーを消費する別のタイプのアクチュエータなどを選択することを可能にする別のスクリーン材料を使用して、新たなテストが実行されることを示唆してもよい。
別の例によれば、補足情報は、試験された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13の構成の概要、及び、実行可能な1日のサイクルの最大数、実行可能な連続するサイクルの数、及び/又は、追加のエネルギーを提供することなく処理され得る典型的な1日のシナリオの数などのテストの結果の概要を含み得る。これらの様々な情報は、おそらく、例えば、選択された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスを販売及び/又はインストールするプロフェッショナルに提示される。電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13を選択するステップEtp1において、パラメータ、例えばスクリーンの材料及び/又は向き及び/又は傾斜が提供されていない場合、このパラメータ、例えばこの材料又は可能な材料及び/又は向き及び/又は傾斜のリストは、試験中に得られた結果に応じて示唆されてもよい。ステップEtp1、Etp2、及びEtp4は、任意の時系列の順序で実施することができる。ステップEtp2及びEtp4は、例えば、ユーザが、モバイル端末上で、例えばボタンを押すことによって、アクション、特にトリガアクションを行うときに、同時に実施することができる。具体的には、このアクションは同時に以下の動作をトリガすることができる。
・写真の取得又は映画の取得
・位置データ、特に、経度及び/又は緯度、及び/又は方位角及び/又は角度高さの取得
本発明の別の主題は、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスを設置する方法である。設置方法は、電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス13のエネルギー要件と、上記で定義されたような光起電モジュール131を設置するための所定の場所との間の適合性をテストするための方法を実施する第1のステップを含む。適合性試験の結果が肯定的である場合、設置方法は、太陽を遮断し、遮蔽し、太陽から保護するデバイス130を設置するステップを含む。この方法はまた、光起電モジュール131を所定の場所に設置するステップを含む。この方法は、電気エネルギーを蓄電するための素子132を取り付けるステップを含むことができる。
本発明は、太陽を遮断し、遮蔽し、太陽から保護し、又はスクリーン動作を行うデバイス130を備える電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイスへの応用のために記載されてきたが、この記載は決して限定するものではない。本発明は、ホームオートメーションセンサ、警報機器、小型ユニバーサルソーラー電源、照明システム、パスマーキングシステム、及び/又は、例えば、ハイウェイ用途などのシグナリング/サイネージシステムなど、他の電気スタンドアロンのデバイスにも適用することができる。
本発明はまた、適合性をテストするためのデバイス、特に適合性をテストするためのモバイル端末、適合性をテストするための固定端末、又は適合性をテストするためのサーバに関し、上記で定義された方法を実装するハードウェア及び/又はソフトウェア要素、特に上記で定義された方法を実装するように設計されたハードウェア及び/又はソフトウェア要素、又は上記で定義されたような方法を実装するための手段を備える。本発明は、モバイル端末11を用いた実施例によって説明されてきたが、この説明は限定的なものではない。上述の方法は、デスクトップコンピュータなどの固定端末を使用して同様に実施することもできる。この固定端末は、例えば、1つ又は複数の遠隔サーバ12、12’上に配置された1つ又は複数のデータベースを調べることを可能にするために、統合されてもされなくてもよい通信手段を備えてもよい。所定の場所の位置データを提供するために、ユーザは、それらを手動で入力しなければならない。同様に、シャドウマスクを定義するために、ユーザは、所定の場所で撮影された画像を、任意選択で、ある視野角でアップロードしなければならない。シャドウマスクを定義するための位置データ及び画像などの様々なデータは、固定端末のメモリに格納される。この構成では、試験方法を実施するプログラムは、例えばインターネットを介してコンピュータにダウンロードされてもよく、磁気データ媒体又はメモリを含む媒体などのデータ媒体上に配置されてもよい。
別の実施形態によれば、ユーザは、ユーザの固定端末又はモバイル端末を使用して、試験方法を実施するコンピュータプログラムが格納されている少なくとも1つのメモリ121を備えるリモートサーバ12、12’に接続することができる。
本発明の別の主題は、コンピュータ又は固定又はモバイル端末などの任意の他の同等の計算デバイスによって読み取り可能であり、プロセッサによって実行されるときに、上述のような適合性をテストするための方法をプロセッサに実行させる命令を含むコンピュータプログラム製品である。実施形態によれば、コンピュータプログラム製品は、通信ネットワークからダウンロード可能であり、及び/又はコンピュータ可読及び/又はコンピュータ実行可能データ媒体に格納される。
本発明の別の主題は、プロセッサ、例えば、コンピュータ又は任意のタイプの同等の計算デバイスによって読み取り可能であり、上述のような適合性をテストするための方法のステップを実行するための命令を含むコンピュータプログラムが記憶される記憶媒体である。本発明の別の主題は、上記で定義したようなコンピュータプログラム製品を搬送するデータ媒体の信号である。上記で定義した様々な実施形態及び変形形態を組み合わせて、本発明の新しい実施形態を生成することができる。

Claims (19)

  1. 電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス(13)のエネルギー要件と、光起電モジュール(131)を設置するための所定の場所との間の適合性をテストするための方法であって、
    前記電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス(13)は、
    前記光起電モジュールと、
    太陽を遮断し、遮蔽し、又はスクリーン動作を行うデバイス(130)と、
    太陽を遮断し、遮蔽し、又はスクリーン動作を行う前記デバイス(130)に電力を供給するよう構成された、電気エネルギーを蓄電するための素子(132)と
    を備え、
    前記電気エネルギーを蓄電するための素子(132)が、前記光起電モジュール(131)に接続され、前記光起電モジュール(131)によって生成された電気エネルギーによって充電されるようにされ、
    前記方法は、少なくとも、
    前記電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス(13)を選択し、メモリにおいて、前記電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス(13)を識別するデータを記憶するステップ(Etp1)と、
    前記所定の場所に関連する位置データを得て、メモリに記憶するステップ(Etp2)と、
    前記所定の場所におけるソーラーチャートのデータを推定し、メモリに記憶させるステップ(Etp3)と、
    前記所定の場所及びシャドウマスクの位置を考慮しながら、1年にわたって所定の場所で受信された太陽放射の振幅の変動の推定を計算するステップ(Etp5)と、
    前記所定の場所で受信された太陽放射の振幅の変動、及び選択された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス(13)のエネルギー要件に基づいて、エネルギーバランスを計算するステップ(Etp6)と
    を含む方法。
  2. 前記所定の場所に影を投影する可能性のある要素を表す、シャドウマスクのデータを定義し、メモリに記憶するステップ(Etp4)をさらに含む、請求項1に特許請求の方法。
  3. 前記シャドウマスクは、前記所定の場所で撮影された1つ以上の写真に基づいて、及び/又は前記所定の場所で記録されたフィルムに基づいて定義される、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 定義及び記憶をする前記ステップ(Etp4)は、前記所定の場所に配置された光起電モジュールの感応面に対する法線に対する画像キャプチャ角度の値を最適化するサブステップを含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記画像キャプチャ角度の値は、太陽の入射角に依存する第1の基準、前記光起電モジュールの応答に依存する第2の基準、及び、前記所定の場所での日射の期間に依存する第3の基準を含む3つの基準を考慮することによって最適化される、請求項4に記載の方法。
  6. 選択する前記ステップ(Etp1)で選択された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス(13)のエネルギー要件と、前記光起電モジュールによって伝送されるエネルギーとの間の適合性を表す信頼性指数を推定するステップ(Etp7)をさらに含む、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記信頼性指数を推定するステップは、前記選択ステップ(Etp1)において選択された前記電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス(13)の動作サイクルの一日当りの数を計算するサブステップを含み、前記サブステップにおいて計算される前記動作サイクルの一日当りの数は、1年にわたって平均されることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記選択ステップ(Etp1)で選択された前記電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス(13)の動作サイクルの一日当りの数は、反復的に計算されることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記信頼性指数の推定は、前記電気エネルギーを蓄電するための素子(132)の蓄電量の値が年間閾値に等しいときに、前記電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス(13)により実行することできる連続する動作サイクルの数を計算することを含む、請求項6~8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記信頼性指数の推定は、前記電気エネルギーを蓄電するための素子(132)の蓄電量の値が年間閾値に等しいときに、前記電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス(13)が取り扱うことができる、典型的な一日の使用シナリオの数を計算することを含む、請求項6~9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記方法は、モバイル端末(11)によって実施されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記選択ステップ(Etp1)において選択された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス(13)に関する適合性試験に関連する情報を表示するステップ(Etp8)を含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記太陽放射の振幅の変動の推定を計算するステップ(Etp5)は、
    前記所定の場所における平均日射データを推定するサブステップと、
    前記平均日射データをシャドウマスクの日射データと重ね合わせるサブステップと
    を含む、請求項1~12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記エネルギーバランスを計算するステップ(Etp6)は、一年の全体に亘るエネルギーバランスを計算するサブステップを含む、請求項1に記載の方法。
  15. 前記位置データは、前記所定の場所の位置及び向きに関するデータを少なくとも含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  16. 電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス(13)を設置する方法であって、
    前記電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス(13)は、
    光起電モジュール(131)と、
    太陽を遮断し、遮蔽するデバイス(130)と、
    太陽を遮断し、遮蔽するデバイス(130)に電力を供給するように構成された電気エネルギーを蓄電するための素子(132)と
    を備え、
    前記電気エネルギーを蓄電するための素子(132)は、前記光起電モジュール(131)に接続され、前記光起電モジュール(131)によって生成された電気エネルギーによって充電されるようにされ、
    前記電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス(13)を設置する方法は、少なくとも、
    前記電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス(13)のエネルギー要件と、前記光起電モジュール(131)を設置するための所定の場所との間の適合性をテストするための方法を実施するステップであって、
    適合性試験が肯定的である場合、太陽を遮断し、遮蔽し、又はスクリーン動作を行うデバイス(130)を設置するステップと、
    前記光起電モジュール(131)を所定の場所に設置するステップと
    を含み、
    前記適合性をテストするための方法は、少なくとも、
    前記電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス(13)を選択し、メモリにおいて、前記電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス(13)を識別するデータを記憶するステップ(Etp1)と、
    前記所定の場所に関連する位置データを得て、メモリに記憶するステップ(Etp2)と、
    前記所定の場所におけるソーラーチャートのデータを推定し、メモリに記憶させるステップ(Etp3)と、
    前記所定の場所及びシャドウマスクの位置を考慮しながら、1年にわたって所定の場所で受信された太陽放射の振幅の変動の推定を計算するステップ(Etp5)と、
    前記所定の場所で受信された太陽放射の振幅の変動、及び選択された電気スタンドアロンのホームオートメーションデバイス(13)のエネルギー要件に基づいて、エネルギーバランスを計算するステップ(Etp6)と
    を備える、方法。
  17. 適合性をテストするためのデバイスであって、
    請求項1~16のいずれか1項に記載の方法を実施するハードウェア、ソフトウェア要素及び/又は手段を含むデバイス。
  18. 通信ネットワークからダウンロード可能であり、かつ/又はコンピュータ可読データ媒体に記憶され、かつ/又はコンピュータによって実行可能であるコンピュータプログラム製品であって、プログラムがコンピュータによって実行されるときに、コンピュータに、請求項1~16のいずれか1の方法を実施させる命令を含むことを特徴とするコンピュータプログラム製品。
  19. コンピュータによって実行されると、コンピュータに、請求項1~16のいずれか1項に記載の方法を実施させる命令を含むコンピュータ可読記憶媒体。
JP2020506218A 2017-07-31 2018-07-30 適合性試験方法 Active JP7356964B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1757335A FR3069667B1 (fr) 2017-07-31 2017-07-31 Procede de test de compatibilite
FR1757335 2017-07-31
PCT/EP2018/070638 WO2019025389A1 (fr) 2017-07-31 2018-07-30 Procede de test de compatibilite

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020530251A JP2020530251A (ja) 2020-10-15
JP7356964B2 true JP7356964B2 (ja) 2023-10-05

Family

ID=60765733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020506218A Active JP7356964B2 (ja) 2017-07-31 2018-07-30 適合性試験方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US11967931B2 (ja)
EP (1) EP3662575B1 (ja)
JP (1) JP7356964B2 (ja)
CN (1) CN111108683B (ja)
FR (1) FR3069667B1 (ja)
WO (1) WO2019025389A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3069667B1 (fr) 2017-07-31 2022-06-17 Somfy Activites Sa Procede de test de compatibilite
FR3094159B1 (fr) 2019-03-20 2021-11-19 Somfy Activites Sa Procédé de détermination d’un masque solaire pour une installation et procédé de vérification de comptabilité d’un dispositif d’entraînement motorisé
FR3134841B1 (fr) * 2022-04-26 2024-04-26 Somfy Activites Sa Procédé de vérification de compatibilité d’un dispositif d’entraînement motorisé d’un dispositif d’occultation pour une installation de fermeture, d’occultation ou de protection solaire

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002351942A (ja) 2001-05-23 2002-12-06 Kinden Corp 太陽光発電設備の最適化支援装置
US20140145511A1 (en) 2010-11-02 2014-05-29 Virginie Renzi Controlling dynamic systems by measuring the no-load voltage of a photovoltaic generator

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1169658A (ja) 1997-08-26 1999-03-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 自立型光発電制御方法及びシステム
JP4602074B2 (ja) * 2004-12-28 2010-12-22 シャープ株式会社 太陽光発電装置設置支援システム及びプログラム
CN100434883C (zh) * 2005-03-22 2008-11-19 沈天行 太阳能现场检测方法及其检测系统
JP2006304265A (ja) 2005-03-25 2006-11-02 Fuji Photo Film Co Ltd 画像出力装置、画像出力方法、および画像出力プログラム
US7873490B2 (en) * 2005-12-28 2011-01-18 Solmetric Corporation Solar access measurement device
US9697644B2 (en) 2005-12-28 2017-07-04 Solmetric Corporation Methods for solar access measurement
US7516557B2 (en) 2006-03-17 2009-04-14 Anthony Courter Solar site selection apparatus and method
EP2085901B1 (fr) 2008-01-29 2010-08-04 Kilowattsol Procédé, dispositif et installation pour l'évaluation du potentiel énergétique électrique d'un champ photovoltaïque sur un site donné
KR101517004B1 (ko) 2008-04-14 2015-05-06 삼성전자주식회사 영상 처리 방법
US20100061593A1 (en) 2008-09-05 2010-03-11 Macdonald Willard S Extrapolation system for solar access determination
KR20100072941A (ko) * 2008-12-22 2010-07-01 삼성전자주식회사 태양전지를 구비한 블라인드 및 그 제어방법
FR2940812B1 (fr) * 2009-01-06 2011-02-11 Somfy Sas Procede de fonctionnement d'une installation domotique de protection solaire motorisee
FR2941328B1 (fr) * 2009-01-19 2012-11-02 Commissariat Energie Atomique Procede de prevision de la production electrique d'un dispositif photovoltaique
US9252613B2 (en) * 2009-01-21 2016-02-02 Jason J. Kugel Managing load power consumption based on stored energy rate
US20100302363A1 (en) 2009-06-02 2010-12-02 Simon Andrew Mackenzie Shade analysis device
US8717187B2 (en) * 2009-07-08 2014-05-06 Carmanah Technologies Corp. Solar powered devices using location-based energy control and method for operation of solar powered devices
US20120035887A1 (en) * 2010-08-03 2012-02-09 Joseph Augenbraun Shading analysis software
US8165812B2 (en) * 2011-07-25 2012-04-24 Clean Power Research, L.L.C. Computer-implemented system and method for estimating power data for a photovoltaic power generation fleet
US10048561B2 (en) 2013-02-21 2018-08-14 View, Inc. Control method for tintable windows
US20130314699A1 (en) 2012-05-25 2013-11-28 Solmetric Corp. Solar resource measurement system
US11719990B2 (en) 2013-02-21 2023-08-08 View, Inc. Control method for tintable windows
FR3016002B1 (fr) * 2013-12-31 2016-01-22 Somfy Sas Procede de fonctionnement d'une fenetre pour batiment
WO2015175923A1 (en) * 2014-05-16 2015-11-19 HST Solar Farms, Inc. Systems & methods for solar photovoltaic array engineering
US9589079B2 (en) * 2014-11-17 2017-03-07 Sunedison, Inc. Methods and systems for designing photovoltaic systems
US10198633B2 (en) 2015-10-26 2019-02-05 Vivint Solar, Inc. Solar photovoltaic measurement
AU2015101789A4 (en) 2015-12-12 2016-01-28 Dynaveil Pty Ltd Device for Measuring Photovoltaic Energy Intake
FR3069667B1 (fr) 2017-07-31 2022-06-17 Somfy Activites Sa Procede de test de compatibilite
US11988549B2 (en) 2018-09-20 2024-05-21 Hook Mountain Software Develoment, Inc. Apparatus, methodologies and software applications for determining a level of direct sunlight
AU2019345276A1 (en) 2018-09-21 2021-05-27 Eagle View Technologies, Inc. Method and system for determining solar access of a structure

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002351942A (ja) 2001-05-23 2002-12-06 Kinden Corp 太陽光発電設備の最適化支援装置
US20140145511A1 (en) 2010-11-02 2014-05-29 Virginie Renzi Controlling dynamic systems by measuring the no-load voltage of a photovoltaic generator

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019025389A1 (fr) 2019-02-07
US20200212842A1 (en) 2020-07-02
CN111108683A (zh) 2020-05-05
JP2020530251A (ja) 2020-10-15
CN111108683B (zh) 2023-10-31
EP3662575B1 (fr) 2023-11-29
FR3069667A1 (fr) 2019-02-01
EP3662575A1 (fr) 2020-06-10
FR3069667B1 (fr) 2022-06-17
US11967931B2 (en) 2024-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11748946B2 (en) Solar access measurement
US8386179B2 (en) Solar access measurement device
JP7356964B2 (ja) 適合性試験方法
US20210279378A1 (en) Photovoltaic device simulation method and system, and program
US11983813B2 (en) Method and system for determining solar access of a structure
US11694357B2 (en) Solar photovoltaic measurement, and related methods and computer-readable media
Orioli et al. An improved photographic method to estimate the shading effect of obstructions
US11481854B1 (en) Property measurement with automated document production
Kesler et al. A low cost shading analyzer and site evaluator design to determine solar power system installation area
Adderley The effect of preferential view direction on measured urban surface temperature
Island Creation of NatHERS 2016 Reference Meteorological Years
Andersson Smartphone-based shade analysis using hemispherical fisheye imaging for local solar energy potential
WO2020152274A1 (fr) Procédé et dispositif de détermination d&#39;au moins une valeur d&#39;échange énergétique et/ou lumineux au travers d&#39;au moins un vitrage d&#39;un bâtiment, procédé et système de commande d&#39;au moins un dispositif domotique assurant un confort thermique et/ou lumineux dans un bâtiment
Widartono Determination of airphotograph timing in a day for 3D model of point clouds for temple archeology object
Albert A Multi-track Optical Pointing System
Albert SvalPoint: A Multi-track Optical Pointing System

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200331

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20200821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20200821

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210708

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220412

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221206

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230602

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230925

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7356964

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150