JP7354181B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7354181B2
JP7354181B2 JP2021085604A JP2021085604A JP7354181B2 JP 7354181 B2 JP7354181 B2 JP 7354181B2 JP 2021085604 A JP2021085604 A JP 2021085604A JP 2021085604 A JP2021085604 A JP 2021085604A JP 7354181 B2 JP7354181 B2 JP 7354181B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information processing
condition
users
information
business operator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021085604A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022178653A (ja
Inventor
潔 佐々木
玲 田島
貴大 石川
浩司 塚本
征良 中村
一紀 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yahoo Japan Corp
Original Assignee
Yahoo Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yahoo Japan Corp filed Critical Yahoo Japan Corp
Priority to JP2021085604A priority Critical patent/JP7354181B2/ja
Priority to US17/690,882 priority patent/US11954155B2/en
Publication of JP2022178653A publication Critical patent/JP2022178653A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7354181B2 publication Critical patent/JP7354181B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/906Clustering; Classification

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
従来、異なるプラットフォームを利用してデータを保持する複数の事業者間で、データを共有するための技術が提案されている。
例えば、事業者は、他の事業者から提供されたユーザに関するデータから得られる統計情報を、マーケティング等に利用することができる。
特開2019-46185号公報
しかしながら、従来の技術では、異なる事業者のデータから統計情報を容易に得ることができない場合があるという問題がある。
例えば、特許文献1に記載の技術によるデータの共有を実現するためには、各事業者における実体データを説明するためのメタデータをあらかじめ準備して、事業者間で共有しておく必要がある。
さらに、ユーザを特定できるようなデータを事業者間で共有することは、個人情報保護の観点から望ましくない場合がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、異なる事業者のデータから統計情報を容易に得ることができる情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、生成部と、提供部とを備える。生成部は、第1の事業者のユーザを分類するための基準と、第2の事業者のユーザを分類するための基準と、の関係を学習したモデルを用いて、第1の事業者のユーザを第1のカテゴリに分類するための基準から、第2の事業者のユーザを第1のカテゴリに分類するための基準を生成する。提供部は、生成部によって生成された基準を提供する。
実施形態の態様の1つによれば、異なる事業者のデータから統計情報を容易に得ることができる。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係るユーザDBの一例を示す図である。 図4は、実施形態に係るユーザDBの一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る学習処理の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る生成処理の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る生成処理の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図9は、実施形態に係る学習処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図10は、実施形態に係る生成処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図11は、実施形態に係る情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下に説明する実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下に説明する実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[1.情報処理の概要]
以下、図面を参照しつつ、実施形態に係る情報処理の一例を説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。
図1に示すように、実施形態に係る情報提供システム1は、情報処理装置10、ユーザDB20a、分析装置30a、ユーザDB20b及び分析装置30bを有する。
情報処理装置10、分析装置30a及び分析装置30bは、それぞれ有線又は無線によりネットワークN(例えば図8を参照)に接続される。
ネットワークNは、LAN(Local Area Network)や、WAN(Wide Area Network)や、電話網(携帯電話網、固定電話網等)や、地域IP(Internet Protocol)網や、インターネット等の通信ネットワークである。ネットワークNは、有線ネットワークが含まれていてもよいし、無線ネットワークが含まれていてもよい。
情報処理装置10、分析装置30a及び分析装置30bは、ネットワークNを通じて相互に通信できる。
図1に示すユーザDB20aは、事業者Aが提供するサービスのユーザに関する情報が格納されたデータベースである。また、ユーザDB20bは、事業者Bが提供するサービスのユーザに関する情報が格納されたデータベースである。
本実施形態では、事業者A及び事業者Bは、それぞれのユーザDBに格納された情報であって、ユーザの個人情報を特定可能な情報の授受はできないものとする。
一方で、事業者A及び事業者Bは、ユーザDBに格納された情報を基に計算した統計情報であって、ユーザの個人情報を特定できないような情報であれば授受できる。
例えば、事業者A及び事業者Bは、所定の人数(例えば10人)以上の単位のユーザの情報から計算された統計情報であれば互いに提供することができる。
分析装置30a及び分析装置30bは、それぞれユーザDB20a及びユーザDB20bに格納された情報を基に、クラスタリング等の手法を用いて、ユーザをカテゴリに分類する。
また、分析装置30a及び分析装置30bは、入力されたユーザの情報を基に、統計情報を計算する。例えば、分析装置30a及び分析装置30bは、分類したクラスタごとのユーザの購買傾向を表す統計情報を計算する。
ここで、事業者Aが自動車のような特定の商品を販売し、事業者Bがポータルサイト等のオンラインコンテンツを介してインターネット上の各種サービス(検索エンジン、ショッピングサイト)を提供するものとする。
この場合、例えば、事業者Aは、自社の自動車を購入する可能性が高いユーザを特定するために、事業者Bからユーザの興味及び購買傾向に関するデータの提供を受けることが考えられる。
その際、前述の通り事業者Aと事業者Bとの間でユーザの個人情報を特定可能な情報の授受はできないという制約があるため、事業者Aは、カテゴリを指定して当該カテゴリに該当するユーザに関する統計情報を事業者Bから受け取る。
ただし、ユーザDB20aとユーザDB20bとでは、管理しているデータの項目が異なることが考えられる。
そのため、事業者AのユーザDB20aに登録されたユーザを「車好き」というカテゴリに分類する基準を、事業者BのユーザDB20bに登録されたユーザを「車好き」というカテゴリに分類する際の基準として利用できるとは限らない。
そこで、情報提供システム1は、事業者Bにおいて、事業者Aと同様のカテゴリにユーザを分類するための基準を生成し、事業者Bに提供する。以降の説明では、情報提供システム1によって生成される基準を共通キーと呼ぶ。
図1及び図2を用いて、情報提供システム1による処理の流れを説明する。図1及び図2は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。情報提供システム1は、共通キーを生成するモデルの学習処理、及び学習済みのモデルを用いた共通キーの生成処理を行う。
図1には、学習処理の流れが示されている。また、図2には、生成処理の流れが示されている。なお、学習処理及び生成処理は、それぞれ機械学習の学習フェーズ及び推論フェーズにおける処理に相当する。
まず、図1に示すように、分析装置30aは、ユーザDB20aに登録されたユーザをカテゴリに分類する(ステップS11)。そして、分析装置30aは、ユーザの分類に用いた特徴情報を情報処理装置10に提示する(ステップS12)。
同様に、分析装置30bは、ユーザDB20bに登録されたユーザをカテゴリに分類する(ステップS13)。そして、分析装置30bは、ユーザの分類に用いた特徴情報を情報処理装置10に提示する(ステップS14)。
分析装置30a及び分析装置30bは、あらかじめ決められたルールに従ってユーザを分類してもよいし、クラスタリング等の統計解析手法を用いてユーザを分類してもよい。
例えば、特徴情報は、ユーザDB20a又はユーザDB20bに含まれるテーブルの項目及び値に関する条件である。また、特徴情報は、ベクトルで表現された特徴量によって構成される空間であってもよい。
情報処理装置10は、提示された特徴情報間の関係をモデルに学習させる(ステップS15)。
次に、図2に示すように、分析装置30aは、分析装置30bにカテゴリを指定する(ステップS21)。このとき、分析装置30aは、特徴情報を提示することでカテゴリを指定してもよい。
これにより、事業者Aは、指定したカテゴリに対応するユーザの、事業者BのユーザDB20bにおける統計情報を事業者Bに要求することができる。
分析装置30bは、分析装置30aによって指定されたカテゴリを、情報処理装置10に対しさらに指定する(ステップS22)。
情報処理装置10は、学習済みの特徴情報間の関係を基に、通知されたカテゴリに関する共通キーを生成する(ステップS23)。すなわち、情報処理装置10は、図1の処理で学習を行ったモデルを使って共通キーを生成する。
情報処理装置10は、生成した共通キーを分析装置30bに提供する(ステップS24)。
分析装置30bは、提供された共通キーを使ってユーザDB20bから特定したユーザに関する統計情報を計算する(ステップS25)。そして、分析装置30bは、計算した統計情報を分析装置30aに提供する(ステップS26)。
図3は、実施形態に係るユーザDBの一例を示す図である。また、図4は、実施形態に係るユーザDBの一例を示す図である。
図3に示すように、事業者AのユーザDB20aは、「自動車所有台数」及び「乗車頻度(回/週)」という項目を含む。また、図4に示すように、事業者BのユーザDB20bは、「自動車用品購入頻度(回/月)」及び「自動車関連キーワード入力頻度(回/月)」という項目を含む。
図5を用いて、学習処理について具体的に例を挙げて説明する。図5は、実施形態に係る学習処理の一例を示す図である。共通キー生成モデルは、情報処理装置10による学習が行われるモデルである。
特徴情報(事業者A)は、ステップS12において分析装置30aが情報処理装置10に提示した特徴情報である。特徴情報(事業者B)は、ステップS14において分析装置30bが情報処理装置10に提示した特徴情報である。
共通キー生成モデルには、特徴情報とカテゴリを対応付けた情報が入力される。図5の例では、事業者Aと事業者Bで共通する「車好き」、「子育て中」、「アウトドア派」といったカテゴリとそれらのカテゴリにユーザを分類する際の特徴情報が共通キー生成モデルに入力される。
そして、学習により、共通キー生成モデルは、カテゴリが共通する場合の特徴情報の関連度合いが大きいと推定できるようになる。
例えば、共通キー生成モデルは、カテゴリ「車好き」の事業者Aの特徴情報「自動車所有台数≧1、かつ乗車頻度≧3」から、事業者Bの特徴情報「自動車用品購入頻度≧3、または自動車関連キーワード入力頻度≧50」を導くことができるようになる。
なお、「子供の登録」、「自動車の車種」及び「走行距離」は、ユーザDB20aに含まれる項目である。また、「子供用品購入頻度」、「小児科の利用頻度」、「自宅外の滞在時間」及び「移動距離」は、ユーザDB20bに含まれる項目である。
また、図5の例ではカテゴリに「車好き」、「子育て中」及び「アウトドア派」といった意味のある名称が付されている。一方で、カテゴリは、事業者間で特徴情報が共通しているか否かが判断できる情報であれば、特に意味がないものであってもよい。
図6及び図7を用いて、共通キーの生成処理について具体的に例を挙げて説明する。図6及び図7は、実施形態に係る生成処理の一例を示す図である。
図6に示すように、学習済みの共通キー生成モデルには、カテゴリと対応付けられた事業者Aの特徴情報が入力される。そして、共通キー生成モデルは、事業者Bの特徴情報を出力する。
例えば、分析装置30bは、「自動車用品購入頻度≧3、又は自動車関連キーワード入力頻度≧50」という特徴情報(共通キー)によりユーザDB20bの検索を行うことで、カテゴリ「車好き」に分類されるユーザを特定することができる。
また、学習処理の際に共通キー生成モデルに入力されなかった事業者Aの特徴情報が、生成処理の際に共通キー生成モデルに入力されることが考えられる。
図7に示す、カテゴリが「ペットの飼い主」である事業者Aの特徴情報「ペットの登録=有」は、学習処理の際には入力されていないものとする。このような場合であっても、共通キー生成モデルは、学習済みの他のカテゴリの特徴情報間の関係の傾向を基に、事業者Bの特徴情報「ペット用品購入頻度≧5、又はペット関連キーワード入力頻度≧40」を出力することができる。
[2.情報処理装置の構成]
図8を用いて、実施形態に係る情報処理装置10の構成について説明する。図8は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。
図8に示すように、情報処理装置10は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを備える。なお、情報処理装置10は、図8に示す機能部以外の他の機能部を備えていてもよい。
通信部11は、例えば、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、他の装置との間で情報の送受信を行う。通信部11は、例えば、NIC(Network Interface Card)やアンテナ等によって実現される。ネットワークNは、LAN(Local Area Network)や、WAN(Wide Area Network)や、電話網(携帯電話網や固定電話網等)や、地域IP(Internet Protocol)網や、インターネット等の通信ネットワークである。ネットワークNには、有線ネットワークが含まれていてもよいし、無線ネットワークが含まれていてもよい。
通信部11は、分析装置30a及び分析装置30bからカテゴリを特定する情報又は特徴情報を受信する。また、通信部11は、分析装置30aに、共通キーを送信する。
記憶部12は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスクや光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部12は、制御部13の各部により実行される情報処理を実現するためのプログラム及びデータを記憶する。
記憶部12は、モデル情報121を記憶する。モデル情報121は、共通キー生成モデルを構築するためのパラメータ等の情報である。学習処理においては、情報処理装置10はモデル情報121を更新する。生成処理においては、情報処理装置10はモデル情報121から学習済みの共通キー生成モデルを構築する。
制御部13は、情報処理装置10を制御するコントローラ(controller)である。制御部13は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(例えば、情報処理プログラム)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部13は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。
図8に示すように、制御部13は、生成部131、更新部132及び提供部133を有する。制御部13は、これらの各部により、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現又は実行する。なお、制御部13の内部構成は、図8に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
生成部131は、事業者Aのユーザを分類するための基準と、事業者Bのユーザを分類するための基準と、の関係を学習したモデルを用いて、事業者Aのユーザを第1のカテゴリに分類するための基準から、事業者Bのユーザを第1のカテゴリに分類するための基準を生成する。
事業者Aは第1の事業者の一例である。また、事業者Bは第2の事業者の一例である。また、図6の例では、第1のカテゴリは「車好き」である。また、生成部131によって生成される基準は共通キーである。
生成部131は、モデルを用いて、事業者Aのユーザを第1のカテゴリに分類するための項目と共通する事業者Bにおける項目を特定し、当該特定した項目を用いて共通キーを生成する。
例えば、図3に示す事業者AのユーザDB20aと同様に、事業者BのユーザDB20bにも「自動車所有台数」及び「乗車頻度(回/週)」という項目がある場合、生成部131は、図5のカテゴリ「車好き」に対応付けられた特徴情報(事業者A)を、事業者Bでも使用可能な共通キーとすることができる。
生成部131は、事業者Aのユーザをクラスタリングして得られたクラスタごとのラベルと、事業者Bのユーザをクラスタリングして得られたクラスタごとのラベルと、の関係を学習したモデルを用いて基準を生成する。
例えば、生成部131は、事業者Aにおいてラベル「車好き」が付与されたクラスタの分類基準と、事業者Bにおいてラベル「車好き」が付与されたクラスタの分類基準との関係を学習したモデルを使って、カテゴリ「車好き」に対応する共通キーを生成する。
更新部132は、学習処理において、共通キー生成モデルを更新する。例えば、更新部132は、モデル情報121を更新する。
提供部133は、生成部131によって生成された基準を提供する。例えば、提供部133は、生成部131によって生成された共通キーを分析装置30bに提供する。
[3.処理手順]
図9を用いて、実施形態に係る情報処理装置10による学習処理の手順を説明する。図9は、実施形態に係る学習処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図9に示すように、まず、情報処理装置10は、事業者Aと事業者Bのそれぞれから、ユーザをカテゴリに分類する際の特徴情報を取得する(ステップS101)。
そして、情報処理装置10は、事業者Aの特徴情報から事業者Bの特徴情報を生成するモデルを、取得した特徴情報間の関係を基に更新する(ステップS102)。
例えば、モデルは、事業者Aにおいてユーザを特定のカテゴリに分類するための特徴情報を入力として受け付け、事業者Bのユーザを同じカテゴリに分類するための特徴情報を出力する。
図10を用いて、実施形態に係る情報処理装置10による生成処理の手順を説明する。図10は、実施形態に係る生成処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図10に示すように、まず、情報処理装置10は、事業者Aから提示された特徴情報をモデルに入力し、事業者Bの特徴情報を生成する(ステップS201)。
情報処理装置10は、事業者Bの特徴情報を共通キーとして提供する(ステップS202)。例えば、情報処理装置10は、共通キーを分析装置30bに提供する。分析装置30bは、提供された共通キーによりユーザDB20bから特定したユーザに関する統計情報を計算し、計算した統計情報を分析装置30aに提供する。
[4.ハードウェア構成]
実施形態に係る情報処理装置10は、例えば図11に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図11は、実施形態に係る情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及びプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワーク(通信網)Nを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、ネットワーク(通信網)Nを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを、入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、又は半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理装置10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部13の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部12内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを、記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、ネットワーク(通信網)Nを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
[5.その他]
上述した実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
上述の実施形態及び変形例において、情報処理装置10による情報処理方法(図8を参照)を実現するために、情報処理装置10が有する制御部13の各部(生成部131、更新部132及び提供部133)に対応する処理機能は、情報処理装置10にあらかじめインストールされている情報処理プログラムに対するアドオンとして実現してもよいし、軽量なプログラミング言語等を用いて、専用の情報処理プログラムとして柔軟に記述することにより実現されてもよい。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。たとえば、制御部13の生成部131は、モデル情報121からモデルを構築する機能と、モデルを使って共通キーを生成する機能とに機能的に分散されていてもよい。
また、上述の実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
[6.効果]
上述の実施形態に係る情報処理装置10は、生成部131と、提供部133とを備える。生成部131は、第1の事業者のユーザを分類するための基準と、第2の事業者のユーザを分類するための基準と、の関係を学習したモデルを用いて、第1の事業者のユーザを第1のカテゴリに分類するための基準から、第2の事業者のユーザを第1のカテゴリに分類するための基準(共通キー)を生成する。提供部133は、生成部131によって生成された基準を提供する。
これにより、情報処理装置10は、事業者間のユーザの分類基準を学習したモデルを利用することができるため、事業者間のデータに関する情報をあらかじめ準備しておく必要がない。このため、本実施形態によれば、異なる事業者のデータから統計情報を容易に得ることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置10において、生成部131は、モデルを用いて、第1の事業者のユーザを第1のカテゴリに分類するための項目と共通する第2の事業者における項目を特定し、当該特定した項目を用いて基準を生成する。これにより、共通の項目がある場合は、情報処理装置10は、より容易に共通キーを生成することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置10において、生成部131は、第1の事業者のユーザをクラスタリングして得られたクラスタごとのラベルと、第2の事業者のユーザをクラスタリングして得られたクラスタごとのラベルと、の関係を学習したモデルを用いて基準を生成する。このように、情報処理装置10は、事業者のそれぞれで実施されているクラスタリングの結果を利用して共通キーを生成することができる。
以上、本願の実施形態をいくつかの図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」等に読み替えることができる。例えば、生成部は、生成手段や生成回路に読み替えることができる。
1 情報提供システム
10 情報処理装置
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
20a、20b ユーザDB
30a、30b 分析装置
121 モデル情報
131 生成部
132 更新部
133 提供部

Claims (5)

  1. 第1の事業者が提供するサービスのユーザに関する情報が格納された第1のデータベースに含まれるテーブルの項目及び値に関する条件と、第2の事業者が提供するサービスのユーザに関する情報が格納された第2のデータベースに含まれるテーブルの項目及び値に関する条件と、カテゴリと、の関係を学習したモデルを用いて、
    前記第1のデータベースに含まれるテーブルの項目及び値に関する条件のうち、前記第1の事業者のユーザを前記カテゴリのうちの第1のカテゴリに分類するための条件である第1の条件から、前記第2のデータベースに含まれるテーブルの項目及び値に関する条件のうち、前記第2の事業者のユーザを前記第1のカテゴリに分類するための条件である第2の条件を生成する生成部と、
    前記生成部によって生成された前記第2の条件を提供する提供部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記生成部は、前記モデルを用いて、前記第1の事業者のユーザを前記第1のカテゴリに分類するための項目と共通する前記第2の事業者における項目を特定し、当該特定した項目を用いて前記第2の条件を生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記生成部は、前記第1の事業者のユーザをクラスタリングして得られたクラスタごとのラベルと、前記第2の事業者のユーザをクラスタリングして得られたクラスタごとのラベルと、の関係を学習したモデルを用いて前記第2の条件を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    第1の事業者が提供するサービスのユーザに関する情報が格納された第1のデータベースに含まれるテーブルの項目及び値に関する条件と、第2の事業者が提供するサービスのユーザに関する情報が格納された第2のデータベースに含まれるテーブルの項目及び値に関する条件と、カテゴリと、の関係を学習したモデルを用いて、
    前記第1のデータベースに含まれるテーブルの項目及び値に関する条件のうち、前記第1の事業者のユーザを前記カテゴリのうちの第1のカテゴリに分類するための条件である第1の条件から、前記第2のデータベースに含まれるテーブルの項目及び値に関する条件のうち、前記第2の事業者のユーザを前記第1のカテゴリに分類するための条件である第2の条件を生成する生成工程と、
    前記生成工程によって生成された前記第2の条件を提供する提供工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  5. コンピュータに、
    第1の事業者が提供するサービスのユーザに関する情報が格納された第1のデータベースに含まれるテーブルの項目及び値に関する条件と、第2の事業者が提供するサービスのユーザに関する情報が格納された第2のデータベースに含まれるテーブルの項目及び値に関する条件と、カテゴリと、の関係を学習したモデルを用いて、
    前記第1のデータベースに含まれるテーブルの項目及び値に関する条件のうち、前記第1の事業者のユーザを前記カテゴリのうちの第1のカテゴリに分類するための条件である第1の条件から、前記第2のデータベースに含まれるテーブルの項目及び値に関する条件のうち、前記第2の事業者のユーザを前記第1のカテゴリに分類するための条件である第2の条件を生成する生成手順と、
    前記生成手順によって生成された前記第2の条件を提供する提供手順と、
    を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
JP2021085604A 2021-05-20 2021-05-20 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Active JP7354181B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021085604A JP7354181B2 (ja) 2021-05-20 2021-05-20 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
US17/690,882 US11954155B2 (en) 2021-05-20 2022-03-09 Information processing device, information processing method, and non-transitory computer readable storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021085604A JP7354181B2 (ja) 2021-05-20 2021-05-20 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022178653A JP2022178653A (ja) 2022-12-02
JP7354181B2 true JP7354181B2 (ja) 2023-10-02

Family

ID=84103901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021085604A Active JP7354181B2 (ja) 2021-05-20 2021-05-20 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11954155B2 (ja)
JP (1) JP7354181B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006505858A (ja) 2002-11-12 2006-02-16 シーメンス アクチェンゲゼルシャフト 第1データベースにおけるデータベース情報を提供する提供方法及びコンピュータ構造、並びにデータベースにおける統計イメージのコンピュータ援用形成方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004086782A (ja) * 2002-08-29 2004-03-18 Hitachi Ltd 異種データベース統合支援装置
JP6353141B1 (ja) 2017-09-01 2018-07-04 ヤフー株式会社 生成装置、生成方法、および生成プログラム
US11580153B1 (en) * 2018-07-17 2023-02-14 Meta Platforms, Inc. Lookalike expansion of source-based custom audience by an online system
US20200364275A1 (en) * 2019-05-13 2020-11-19 Microsoft Technology Licensing, Llc Characterizing international orientation
US11269905B2 (en) * 2019-06-20 2022-03-08 International Business Machines Corporation Interaction between visualizations and other data controls in an information system by matching attributes in different datasets

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006505858A (ja) 2002-11-12 2006-02-16 シーメンス アクチェンゲゼルシャフト 第1データベースにおけるデータベース情報を提供する提供方法及びコンピュータ構造、並びにデータベースにおける統計イメージのコンピュータ援用形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
US11954155B2 (en) 2024-04-09
US20220374472A1 (en) 2022-11-24
JP2022178653A (ja) 2022-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10963942B1 (en) Systems, methods, and devices for generating recommendations of unique items
US20200175566A1 (en) Adding and prioritizing items in a product list
Hussein et al. Hybreed: A software framework for developing context-aware hybrid recommender systems
Sanchez Modular architectures in the marketing process
US20070239721A1 (en) Cross-entity sales lead rights assignment and action planning system
US7590615B2 (en) Systems and methods for providing cross-vertical profiling and searching
US11915293B2 (en) Offering automobile recommendations from generic features learned from natural language inputs
WO2019188102A1 (ja) 顧客の属性情報に基づきレコメンドを行う装置、方法、およびプログラム
Qazi et al. Designing and deploying insurance recommender systems using machine learning
US20230111745A1 (en) Systems and methods for generating models for recommending replacement items for unavailable in-store purchases
del Carmen Rodríguez-Hernández et al. Towards a context-aware mobile recommendation architecture
Zhang et al. Machine learning-based design features decision support tool via customers purchasing data analysis
US20150178787A1 (en) Method and system for interaction between users, vendors, brands, stakeholders for products and services in real time during usage or consumption life cycle
JP7354181B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
Zhang et al. Product specification analysis for modular product design using big sales data
Anusha et al. Segmentation of retail mobile market using HMS algorithm
Zhang et al. Product evolution analysis for design adaptation using big sales data
Gangurde et al. Segmentation based product design using preferred features
Oh et al. Variation architecture for reducing unnecessary variants in modular product family design by domain mapping and variant-level planning
WO2023034858A1 (en) Systems and methods for modeling user interactions
Bavendiek et al. Evaluating HMI-development approaches from an automotive perspective
JP7000259B2 (ja) 生成装置、生成方法、および生成プログラム
Ke et al. Optimizing target selection complexity of a recommendation system by skyline query and multi-criteria decision analysis
Ma et al. Design of Functional Application Model in Vehicle Infotainment System-Taking Vehicle Music Application as an Example
JP7146020B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211118

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20211118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220425

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220719

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221019

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20221019

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20221028

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20221101

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20221223

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20230104

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20230307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230731

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230920

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7354181

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350