JP7353143B2 - Mounting structure of wall-embedded toilet controller - Google Patents
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Description
本開示は、トイレ用壁埋込型操作器の取付構造に関する。 The present disclosure relates to a mounting structure for a wall-embedded controller for a toilet.
建築物の壁内に埋め込まれるリモコン装置或いはスイッチ装置などの操作器の取付構造が知られている。このような操作器の取付構造では、前工程で壁内に固定されている配線用ボックス等の埋込ボックスに対して、操作器をビスなどで固定する構造がとられている。この場合、埋込ボックスと操作器との間に取付用プレートを介在させて、操作器の埋込ボックスに対する相対的な位置や姿勢の調整を可能にするという提案もなされている(例えば、特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art Mounting structures for operating devices such as remote control devices or switch devices that are embedded in the walls of buildings are known. In such a mounting structure for the operating device, the operating device is fixed with screws or the like to an embedded box such as a wiring box that has been fixed in a wall in a previous process. In this case, it has been proposed to interpose a mounting plate between the embedded box and the operating device to enable adjustment of the relative position and orientation of the operating device with respect to the embedded box (for example, patent (See Reference 1).
特許文献1の技術では、取付プレートと埋込ボックスとのビス止めにおける相対的な位置や姿勢を取付プレートに設けた長孔の範囲で調整可能にしている。しかしながら、取付プレートに対して操作器が固定されるため、操作器自体の位置調整が可能な範囲は必ずしも十分でなく、操作器の位置や姿勢を調整しきれない場合がある。
In the technique disclosed in
本開示は、上記のような状況に鑑みてなされたものであり、トイレ用壁埋込型操作器の取付位置及び姿勢の少なくとも何れか一方を十分に調整できるようにしたトイレ用壁埋込型操作器の取付構造を提供することを目的とする。 The present disclosure has been made in view of the above-mentioned situation, and provides a wall-embedded type toilet for use in which at least one of the mounting position and posture of a wall-embedded toilet type controller can be sufficiently adjusted. The purpose is to provide a mounting structure for an operating device.
壁内に設けられた所定の収容部に操作器を固定するトイレ用壁埋込型操作器の取付構造であって、前記操作器はその本体部を所定部に固定する取付枠に前記収容部との相対的な位置及び姿勢の少なくとも何れか一方の調整を行うアジャスタを複数備えたトイレ用壁埋込型操作器の取付構造である。 This is a mounting structure for a toilet wall-embedded operating device in which an operating device is fixed to a predetermined accommodating portion provided in a wall, the operating device having the accommodating portion fixed to a mounting frame that fixes a main body portion of the operating device to a predetermined portion. This is a mounting structure for a wall-embedded controller for a toilet, which includes a plurality of adjusters for adjusting at least one of the relative position and posture of the toilet.
図1は、本開示の一実施形態を適用してトイレ用壁埋込型操作器であるスイッチユニット1をトイレの壁2に取り付けた様子を示す図である。図2は、図1のスイッチユニット1の取り付けに関する取付構造を表す分解斜視図である。スイッチユニット1は、トイレの洗浄水を流す操作を受け付ける操作スイッチ11が設けられた操作パネル12と、スイッチユニット1のスイッチ回路部等が内蔵される概略直方体状の本体部であるスイッチ本体13とを有する。本例の場合、壁2はトイレのコンクリート壁であり、この壁面に外部に向けて開口した凹所としてスイッチ本体13の収容部3が形成されている。収容部3は開口面側を除く5面がモルタルの壁面によって構成される直方体状の収容空間を有する。
FIG. 1 is a diagram showing how a
スイッチユニット1は、スイッチ本体13の外周と壁2の収容部3の内壁との間に介在する取付枠4を介して収容部3側に取り付けられる。詳細には、収容部3内に設置されるコンクリート埋込型の電線ボックスなどの埋込ボックス5に対してベースプレート6を介して取付枠4が固定される。このように固定された取付枠4に対し、スイッチユニット1のスイッチ本体13が正面側から押し込まれて係合機構によって取付枠4に固定される。取付枠4にはスイッチユニット1(そのスイッチ本体13)を収容部3側に固定する際に収容部3との相対的な位置や姿勢の調整を行うアジャスタ7(71から78)が備えられている。
The
取付枠4は一対の平行な縦枠部41,42がこれら縦枠部41,42の長手方向と直交する方向に延びた一対の平行な横枠部43,44によって接続された枠状体である。取付枠4の前面側には表面プレート45が設けられる。表面プレート45は、スイッチ本体13が収容部3内に配置された状態で、壁2の外面で矩形の操作パネル12の四周を囲む形状の装飾部材である。
The
取付枠4の四隅の内側には、取付枠4をベースプレート6に固定する際に図示しない長ビスをガイドする筒状のガイド部46,47,48,49が設けられている。各ガイド部46,47,48,49の内径はこれらに挿通される長ビスの外径よりも大きい。この大きさの程度は、ガイド部46,47,48,49の内周面と長ビスの外周面との間隔が、取付枠4の位置調整における調整範囲に対応したものとなる程度である。
取付枠4の縦枠部41及び42には、それらの長手方向に離隔して、それぞれ、アジャスタ71,72及び73,74が備えられ、同様に、横枠部43及び44にはそれらの長手方向に離隔して、それぞれ、アジャスタ75,76及び77,78が備えられている。
The
アジャスタ71は周面に形成された雄ねじ部が縦枠部41側に形成された雌ねじ部に螺合するねじ状体である。アジャスタ71は、ねじ状体の頭部が取付枠4の内周側に位置するように縦枠部41に螺合し、頭部とは反対側の先端部が縦枠部41から外方に突出可能な全長を有する。頭部には六角レンチ等のねじ回し器具に適合する被係合凹部が形成されている。縦枠部41,42に設けられる残りのアジャスタ72、73,74、横枠部43,44にけられる残りのアジャスタ75,76、77,78も、アジャスタ71と同様のねじ状体である。各アジャスタ71から78は、頭部の被係合凹部に六角レンチ等のねじ回し器具の駆動部を差し込んで回動させることにより、取付枠4から外方へ突出する寸法が調節され、これにより、取付枠4の収容部3(その内部に固定された埋込ボックス5)に対する相対的な姿勢が調節される。
The
ベースプレート6は平面投影形状が概略矩形の外形を有する金属板の枠体であり、その四隅の内側からそれぞれ内側に張り出すようにして、張出板部が4箇所に形成されている。これらの張出板部に、図2の取付枠4側(正面側)から見て時計回りに符合61,62,63,64を附す。各張出板部61,62,63,64に、取付枠4をビス止めするための雌ねじ611,621,631,641が切られている。
The
ベースプレート6には、その四隅に当たる各枠辺部の端部位置から先端が埋込ボックス5側(正面視で奥側)に向けて張り出した係止片612,622,632,642が設けられている。ベースプレート6には、更に、枠体をなすベースプレート6の四隅の対角線の両端に当たる位置の張出板部61、63に、ベースプレート6を埋込ボックス5にビス止めするためのビス挿通孔613、633が設けられている。
The
埋込ボックス5側には、ビス挿通孔613、633に対応する位置に雌ねじであるビス孔513,533が設けられている。詳細には、埋込ボックス5の上板部51の前端部左寄り位置から下方に起立するように設けられた板状の止付け片511と、埋込ボックス5の底板部52の前端部右寄り位置から上方に起立するように設けられた板状の止付け片521とに、それぞれ雌ねじであるビス孔513、533が形成されている。
On the embedded
次に、図3Aから図3E、図4A、図4B、図5Aから図5Cを参照して、本開示の一実施形態としてのトイレ用壁埋込型操作器の取付構造を適用してスイッチユニット1を壁2に取り付ける際の施工例について説明する。
Next, referring to FIG. 3A to FIG. 3E, FIG. 4A, FIG. 4B, and FIG. 5A to FIG. An example of construction when attaching the
最初に、コンクリートの壁2に設けられた埋込ボックス5の外形寸法より大きい凹所21を形成する。凹所21は壁2を形成するコンクリートを打設するに先立って、コンクリート型枠の内側に凹所21に対応する塗代カバーを所定位置に固定しておき、その後コンクリートを打設し、養生後にコンクリート型枠と共に塗代カバーを除去することによって形成される。
First, a
このように形成された凹所21内に埋込ボックス5を固定し、更に、固定された埋込ボックス5にベースプレート6をビス止めする。このビス止めは、所定のビスを、ビス挿通孔613を通して止付け片511のビス孔513に螺着し、同様に、所定のビスを、ビス挿通孔633を通して止付け片521のビス孔533に螺着することにより行われる。ビス止めに際してベースプレート6を埋込ボックス5の正面側に当て付けると、ベースプレート6の係止片612,622,632,642が埋込ボックス5の上板部51、底板部52に係止して、ベースプレート6の埋込ボックス5に対する仮位置決めができる。このため、ビス止め作業がし易い。
The embedded
このように、凹所21内に固定された埋込ボックス5にベースプレート6が取り付けられた組立体に、その外形を覆う箱形の養生カバー31を取り付ける(図3A)。養生カバー31の外周と凹所21の内壁との間には間隙ができる。この間隙をモルタルで埋め戻して、養生カバー31の外形に相応する内形を有する収容部3を形成するために養生する(図3B)。図3Bの状態で養生が済むと、次いで、養生カバー31を取り外す(図3C)。
In this way, a box-shaped
図3Cの段階では、埋込ボックス5の姿勢が正規の姿勢(例えば、埋込ボックス5の両側板が鉛直となる姿勢)からずれていることが多い。埋込ボックス5の姿勢のずれは、左右の回転方向や上下の位置に関して生じる。従来は、このように姿勢がずれたままの埋込ボックス5に対してベースプレート6を介して取付枠4をビス止めし、この取付枠4にスイッチユニットなどの操作器をはめ込んで固定せざるを得なかった。このため、埋込ボックス5の姿勢のずれが取付枠4の表面プレート45にも反映されて、見苦しい施工上りになってしまう場合があった。埋込ボックス5に対するベースプレート6の相対的な位置や姿勢を、ベースプレート6に設けたビス止め用の孔を長孔にして調整する提案もある。しかし、ビスを十分に締め付けるようとするとベースプレート6が動いてしまい調整が難しい。
At the stage shown in FIG. 3C, the posture of the embedded
これに対し、実施形態を適用した場合には壁2の収容部3に対する取付枠4の姿勢をアジャスタ7で調節することができる。アジャスタ7による調節で取付枠4の姿勢が正規の姿勢となったところで取付枠4をベースプレート6に長ビスでビス止めする。
アジャスタ7によって調整された取付枠4の姿勢は、ねじ状体であるアジャスタ7と剛体である収容部3の内壁との当接によって強固に維持される。即ち、取付枠4の姿勢はベースプレート6ではなく収容部3の内壁とアジャスタ7によって維持される。このため、取付枠4をベースプレート6に長ビスでビス止めする際に、長ビスを強く締めても取付枠4の姿勢に狂いが生じる恐れがない。この状態で、取付枠4にスイッチユニット1のスイッチ本体13をはめ込むと、図示しない係合部により取付枠4にスイッチユニット1が固定される。
On the other hand, when the embodiment is applied, the attitude of the mounting
The posture of the mounting
実施形態を適用して壁2の収容部3に対する取付枠4の姿勢を調節する機構について、図4A、図4B、図5Aから図5Cを参照して更に説明する。図4Aは取付枠4を背面側から見た図であり、図示のように、取付枠4の一方の縦枠部41に縦方向に離隔して2つのアジャスタ71,72が整列して設けられる。同様に、取付枠の他方の縦枠部42に縦方向に離隔して2つのアジャスタ73,74が整列して設けられる。取付枠4の一方の横枠部43に横方向に離隔して2つのアジャスタ75,76が整列して設けられる。同様に、取付枠4の他方の横枠部44に横方向に離隔して2つのアジャスタ77,78が整列して設けられる。これら全てのアジャスタ71,72、73,74、75,76、77,78はそれらの先端側が取付枠4から収容部3の内壁3a、3b、3c、3dに向けて突出する寸法が可変である。
A mechanism for adjusting the attitude of the mounting
図4Bは、図4Aにおける取付枠4の一方の横枠部43と他方の縦枠部41とが連なる背面視で右上隅(正面視では左上隅)の部分を拡大して示す図である。横枠部43の雌ねじ部(図では見えない)にアジャスタ75の周面の雄ねじ部が螺合する。同様に、縦枠部41の雌ねじ部にアジャスタ71の周面の雄ねじ部が螺合する。各アジャスタ75、71は、その大径の頭部側が取付枠4の内側に位置するように取付枠4に螺合する。図2を参照して説明したように、アジャスタ7の頭部には被係合凹部が形成されている。この被係合凹部に六角レンチ等のねじ回し器具の駆動部を差し込んで回動させることにより、アジャスタ7の先端側が取付枠4から外方へ突出する寸法が調節される。このような調節の態様は全てのアジャスタ71,72、73,74、75,76、77,78について同様である。これにより、取付枠4の収容部3(従って、その内部に固定された埋込ボックス5)に対する相対的な姿勢が調節される。
FIG. 4B is an enlarged view of the upper right corner (upper left corner when viewed from the front) of the mounting
図5Aから図5Cは、アジャスタの取付枠4からの突出の程度を調整して表面プレート45を有する取付枠4の取り付け姿勢を調節する様子を示している。この姿勢は、取付枠4の埋込ボックス5に対する相対的な姿勢であり、且つ、取付枠4のベースプレート6に対する相対的な姿勢である。
5A to 5C show how the mounting attitude of the mounting
図5Aは、取付枠4を壁2の収容部3との取り付け姿勢の調整を行う場合であって、特に、正面視で右回り(時計回り)に変位させる調整を行う場合を示している。図示のように、アジャスタ76の方がアジャスタ75よりも取付枠4からの突出の程度が大きく、アジャスタ77の方がアジャスタ78よりも取付枠4からの突出の程度が大きい。即ち、このような状態になるように、各アジャスタ76、77の頭部の被係合凹部に六角レンチ等のねじ回し器具の駆動部を差し込んで回動させる。各アジャスタ76、77の突出端が収容部3の内壁3c,3dに当たり、取付枠4の横枠部43(従って、表面プレート45の上辺)は正面視で右側が下がる。同時に、取付枠4の横枠部44(従って、表面プレート45の下辺)は正面視で左側が上がる。この結果、取付枠4が右回りに変位する。
FIG. 5A shows a case in which the mounting posture of the mounting
ベースプレート6の雌ねじ611,621,631,641と螺合する長ビスをガイドする筒状のガイド部46,47,48,49の内径は、長ビスの外径よりも大きい。この大きさの程度はガイド部46,47,48,49の内周面と長ビスの外周面との間隔が、取付枠4の位置調整における調整範囲に対応したものとなる程度であるように確保されている。このため、図5Aにおけるように、取付枠4が右回りに変位するような姿勢の調整が障害なく許容される。結果的に、取付枠4は、表面プレート45がその縦の両側が鉛直に沿い横の両側が水平となる正規の姿勢となり、見栄えの良い施工上りとなる。
The inner diameters of the
図5Bは、取付枠4を壁2の収容部3との取り付け姿勢の調整を行う場合であって、特に、正面視で上下左右方向に変位させる調整を行う場合を示している。図5Bの場合は、アジャスタ75、76の方がアジャスタ77、78よりも取付枠4からの突出の程度が大きくなるように、各アジャスタ75、76をねじ回し器具で回動させる。アジャスタ71、72とアジャスタ73、74の取付枠4からの突出の程度はほぼ等しい。このため各アジャスタ75、76の突出端が収容部3の内壁3cに当たり、取付枠4(従って、表面プレート45)は正面視で下方に下がる。反対に、アジャスタ77、78の方がアジャスタ75、76よりも取付枠4からの突出の程度が大きくなるようにすれば、取付枠4(従って、表面プレート45)は正面視で上方に上がる。このようにして、取付枠4(従って、表面プレート45)を正面視で上下方向に変位させる調整を行う。左右方向の調整も同様であり、アジャスタ7の突出の程度が大きい側とは反対側に取付枠4(従って、表面プレート45)が変位して位置の調整を行うことができる。
FIG. 5B shows a case in which the mounting posture of the mounting
図5Cは、取付枠4を壁2の収容部3との取り付け姿勢の調整を行う場合であって、特に、正面視で左回り(反時計回り)に変位させる調整を行う場合を示している。既述の図5Aにおける正面視で右回り(時計回り)の取付枠4の姿勢の調整に関する理解から、正面視で左回り(反時計回り)の取付枠4の姿勢の調整については容易に理解される。このため、図5Cにおいて、図5Aとの対応部は同一の符号を附して示し詳細な説明は省略する。
FIG. 5C shows a case in which the mounting posture of the mounting
説明を図3Cに戻す。図3Cの段階で、埋込ボックス5の姿勢が正規の姿勢(例えば、埋込ボックス5の両側板が鉛直となる姿勢)からずれている場合には、左右の回転方向や上下の位置に関して図4A、図4B、図5Aから図5Cを参照して説明したような姿勢(位置)の調整を行う。
The explanation returns to FIG. 3C. At the stage shown in FIG. 3C, if the posture of the embedded
図3Dは、姿勢(位置)の調整が完了した取付枠4(表面プレート45)をベースプレート6にビス止めした様子を示す図である。次いで、図3Eに示すように、前面側に操作パネル12と操作スイッチ11を有するスイッチユニット1のスイッチ本体13を、取付枠4に前面側から押し込んで、所定の係合機構により位置を固定して取り付ける。この結果、操作スイッチ11を有するスイッチ本体13の操作パネル12は正規のとおりに位置調整された表面プレート45に収まり、見栄えの良い施工上りとなる。
FIG. 3D is a diagram showing how the mounting frame 4 (surface plate 45) whose posture (position) has been adjusted is screwed to the
以上に説明した本開示の一実施形態について、その作用効果を次の通り要約する。
(1)本開示の一実施形態は、壁2内に設けられた収容部3に操作器であるスイッチユニット1を設置するトイレ用壁埋込型操作器の取付構造であって、操作器1と収容部3との間に介在する取付枠4に収容部3との相対的な位置及び姿勢の少なくとも何れか一方の調整を行うアジャスタ7(71,72,73,74,75,76,77,78)を複数備えたトイレ用壁埋込型操作器の取付構造である。
The effects of the embodiment of the present disclosure described above will be summarized as follows.
(1) An embodiment of the present disclosure is a mounting structure for a toilet wall-embedded operating device in which a
上記(1)の実施形態では、取付枠4と収容部3との相対的な位置及び姿勢の少なくとも何れか一方の調整をアジャスタ7(71,72,73,74,75,76,77,78)によって適切に行うことができる。この場合特に、取付枠4自体に備えられたアジャスタ7によって取付枠4の収容部3(従って、壁2)に対する相対的な位置及び姿勢の少なくとも何れか一方を適切に調整できるため、この取付構造を用いて取り付けられる操作器であるスイッチユニット1の位置及び姿勢の少なくとも何れか一方を十分に調整することができる。
In the embodiment (1) above, the adjuster 7 (71, 72, 73, 74, 75, 76, 77, 78 ) can be done appropriately. In this case, in particular, the adjuster 7 provided on the mounting
(2)上記(1)のトイレ用壁埋込型操作器の取付構造において、アジャスタ7(71,72,73,74,75,76,77,78)は、先端が取付枠4から収容部3の内壁3a、3b、3c、3dに向けて突出するねじ状体であることは好ましい。
(2) In the mounting structure of the toilet wall-embedded controller in (1) above, the adjuster 7 (71, 72, 73, 74, 75, 76, 77, 78) has its tip extending from the mounting
上記(2)の実施形態では、アジャスタ7がねじ状体であるため、取付枠4の位置及び姿勢の少なくとも何れか一方を狂わす外力に抗する耐力が十分に得られる。このため、取付枠4の(従って、操作器であるスイッチユニット1の)位置及び姿勢の少なくとも何れか一方が正規に調整された状態を強固に維持することができる。
In the embodiment (2) above, since the adjuster 7 is a threaded body, sufficient strength is obtained to withstand external forces that disturb at least one of the position and orientation of the mounting
(3)上記(2)のトイレ用壁埋込型操作器の取付構造において、ねじ状体は、取付枠4側に設けられた雌ねじ部と螺合する雄ねじ部を有する態様を採ることは好ましい。
(3) In the mounting structure for the toilet wall-embedded controller in (2) above, it is preferable that the threaded body has a male threaded portion that screws into the female threaded portion provided on the mounting
上記(3)の実施形態では、アジャスタ7(71,72,73,74,75,76,77,78)が取付枠4側に設けられた雌ねじ部と螺合する雄ねじ部を有するねじ状体であるため、一般的なねじ回し器具を用いてそれらの先端側の突出の度合いを調整できる。このため、トイレ用壁埋込型操作器の取付施工時における作業効率がよく、熟練の技能を要せずに施工することが可能である。
In the embodiment (3) above, the adjuster 7 (71, 72, 73, 74, 75, 76, 77, 78) is a threaded body having a male threaded portion that screws into a female threaded portion provided on the mounting
(4)上記(1)から(3)の何れか一のトイレ用壁埋込型操作器の取付構造において、取付枠4は、収容部3の内部に設置される埋込ボックス5に対し、埋込ボックス5に固定されたベースプレート6を介して固定される態様を採ることは好ましい。
(4) In the mounting structure for the toilet wall-embedded controller according to any one of (1) to (3) above, the mounting
上記(4)の実施形態では、埋込ボックス5は一般的な配線用ボックスの形態であったとしても、ベースプレート6を取付枠4の仕様に適合したものとすることにより、多様な、取付枠4(従って、操作器であるスイッチユニット1)の取付構造を実現することができる。
In the embodiment (4) above, even if the embedded
(5)上記(1)から(4)の何れか一のトイレ用壁埋込型操作器の取付構造において、
取付枠4は矩形の枠状体であり、この枠状体を構成する縦枠部41、42および横枠部43、44の少なくとも一方にアジャスタ7が一または複数設けられている態様を採ることは好ましい。
(5) In the mounting structure of the toilet wall-embedded controller according to any one of (1) to (4) above,
The mounting
上記(5)の実施形態では、矩形の枠状体である取付枠4の位置及び姿勢の少なくとも何れか一方をアジャスタ7によって容易に調整することができる。
In the embodiment (5) above, at least one of the position and orientation of the mounting
(6)上記(1)から(4)の何れか一のトイレ用壁埋込型操作器の取付構造において、
取付枠4は矩形の枠状体であり、この枠状体を構成する縦枠部41、42および横枠部43、44にはアジャスタ7(71,72、73,74、75,76、77,78)がそれぞれ各2つ設けられている態様を採ることは好ましい。
(6) In the mounting structure of the toilet wall-embedded controller according to any one of (1) to (4) above,
The mounting
上記(6)の実施形態では、矩形の枠状体である取付枠4の位置及び姿勢の少なくとも何れか一方をアジャスタ7(71,72、73,74、75,76、77,78)によって容易に調整することができる。
In the embodiment (6) above, at least one of the position and orientation of the mounting
(7)上記(5)または(6)の何れか一のトイレ用壁埋込型操作器の取付構造において、
取付枠4をなす矩形の枠状体の四隅の内側に、取付枠4を固定するビスをガイドする筒状のガイド部46,47,48,49を有し、これらのガイド部46,47,48,49は、ビスが挿通された状態で取付枠4と収容部3との相対的な位置及び姿勢の少なくとも何れか一方の調整を許容する内径を有する態様を採ることは好ましい。
(7) In the mounting structure for the toilet wall-embedded controller according to any one of (5) or (6) above,
Inside the four corners of the rectangular frame-like body forming the mounting
上記(7)の実施形態では、ガイド部46,47,48,49の内径が相対的に大きいため、取付枠4の上下の変位や左右方向の回転など、取付枠4の位置及び姿勢の少なくとも何れか一方の調整が障害なく許容される。
In the embodiment (7) above, since the inner diameters of the
1…スイッチユニット 2…壁 3…収容部 4…取付枠 5…埋込ボックス 6…ベースプレート 7(71,72、73,74、75,76、77,78)…アジャスタ 11…操作スイッチ 12…操作パネル 13…スイッチ本体 41,42…縦枠部 43,44…横枠部
1...
Claims (6)
前記操作器と前記収容部との間に介在する取付枠に前記収容部との相対的な位置及び姿勢の少なくとも何れか一方の調整を行うために自己の先端が前記取付枠から前記収容部の内壁に向けて突出するねじ状体であるアジャスタを複数備えたトイレ用壁埋込型操作器の取付構造。 A mounting structure for a wall-embedded controller for a toilet in which the controller is installed in a predetermined housing part provided in the wall,
In order to adjust at least one of the relative position and posture of the operating device and the accommodating part to a mounting frame interposed between the operating device and the accommodating part, the tip of the operating device is moved from the mounting frame to the accommodating part. A mounting structure for a toilet wall-embedded controller equipped with multiple screw-shaped adjusters that protrude toward the inner wall .
前記ガイド部は、前記ビスが挿通された状態で前記相対的な位置及び姿勢の少なくとも何れか一方の調整を許容する内径を有する請求項4または5に記載のトイレ用壁埋込型操作器の取付構造。 A rectangular frame-like body forming the mounting frame has a cylindrical guide portion inside the four corners for guiding a screw fixing the mounting frame,
The toilet wall-embedded operating device according to claim 4 or 5 , wherein the guide portion has an inner diameter that allows adjustment of at least one of the relative position and posture when the screw is inserted. Mounting structure.
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