JP7351480B2 - 異常検知装置、異常検知方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
前記Perron-Frobenius作用素の近似と、時刻tの観測データを用いて、時刻t+1におけるデータを予測し、予測したデータと、時刻t+1の観測データとの乖離に基づいて、時刻t+1の観測データが異常か否かを判断する検知部と
を備える異常検知装置が提供される。
本実施の形態では、RKHS上のPerron-Frobenius作用素と呼ばれるTransfer作用素を近似する手法と、それを用いた応用例として、異常検知を達成するシステムである時系列データ異常検知装置について説明する。本時系列データ異常検知装置は、Transfer作用素が「離散スペクトラムしか持たない」や、「有界である」という性質を持たない場合にも適用可能である。
時系列データ異常検知装置100は、例えば、コンピュータにプログラムを実行させることにより実現できる。
時系列データ異常検知装置100の動作の概要は下記のとおりである。時系列データ異常検知装置100は、下記の近似ステップと異常検知ステップを実行することで時系列データの異常検知を行う。
ステップ0:観測データ取得部110が、時刻Tまでの時系列の観測データを取得する。観測データは、例えば、ネットワークを構成するルータ等から取得されるトラヒック量のデータである。
ステップ3:観測データ取得部110は、時刻tにおける観測データと時刻t+1における観測データを取得する。
時系列データ異常検知装置100の動作の詳細を図3~図5のフローチャートを参照して説明する。
時系列データ異常検知装置100の近似部120が近似を開始する。
図5において、時系列データ異常検知装置100の近似部120が近似を開始する。
以下、時系列データ異常検知装置100が実行する計算方法について詳細に説明する。また、評価結果についても説明する。なお、以下の説明において、明細書の使用可能文字の制限から、文字の頭につく~を文字の前に記載する場合がある(例:~K)。また、文字の頭につく^を文字の前に記載する場合がある(例:^K)。
ここでの説明にあたって、時系列データは、以下のような数学モデルから生成されるとする。
ただし、Xt、ξtは状態空間χ(コンパクトな距離空間)から確率空間(Ω,F)への確率変数とし、hはχからχへの非線形な写像とする。Ω上に、確率測度Pが定まるとする。ξt(t=0,1,…)はノイズを表す独立同分布な確率変数で、ξtとXtも独立とする。
条件2.任意のxi,…,xj∈χとc1,…,cn∈Rに対してΣn i,j=1cicjk(xi,xj)≧0
kはカーネルと呼ばれる。x∈χに対して、φ(x)を、yに関する関数k(x,y)とする。kに関するReproducing kernel Hilbert space(RKHS)とは、φ(x)の全ての線形結合とその極限から成る、無限次元の関数空間である。
Perron-Frobenius作用素近似部121が実行するPerron-Frobenius作用素の近似方法を説明する。
{x0,x1,…,xT-1}を観測データとする。この観測データを{x0,xS,…,x(N-1)S},{x1,x1+S,…,x1+(N-1)S)},…,{xS-1,xS-1+S,…,xS-1+(N-1)S}というS組のデータセットに分ける。
ただし、
Ψ0,N=QS,NRS,Nと、Ψ0,NをQR分解することで、Φ(μ0,N),…,Φ(μS-1,N)の線形結合全体を含む空間の正規直交基底を用いた表現への変換、QS,Nを得ることができる。
Kが有界でない場合、N→∞とした極限状態を考えることができないため、観測データによる近似の正当性を示すことができない。そこで、(γI-K)-1が有界で全単射になるような複素数γを選び、(γI-K)-1を近似することで、この課題を解決する。(γI-K)-1は有界であるから、
以下、1.1節・1.2節の近似手法の正当性について説明する。
1.1節において、Ψ0=[(μ0),…,Φ(μS-1)]、1.2節において、
次に、異常検知のための計算方法について説明する。
1.2節において、
以下、評価結果について説明する。
次のような時系列データ{x0,x1,…,xT-1}を作成した。
http://totem.info.ucl.ac.be/dataset.htmlで公開されているトラヒックデータに対して、Arnoldi法,Shift-invert Arnoldi法,および既存手法の異常度を計算した。このデータは、23個のルータと、その間の38個のリンク、及び外部との53個のリンクから構成されるネットワークにおいて、各ルータにおけるトラヒック量を15分おきに測定したものである。
以上説明したように、本実施の形態で説明した技術により、Reproducing kernel Hilbert space上のPerron-Frobenius作用素を近似することで、時系列データのランダム性を捉えた予測を作成することができる。これにより、データのランダム性を考慮した異常検知を達成することができる。
(第1項)
観測データに基づいて、当該観測データを生成する数学モデルを表現するRKHS上のPerron-Frobenius作用素の近似を作成する近似部と、
前記Perron-Frobenius作用素の近似と、時刻tの観測データを用いて、時刻t+1におけるデータを予測し、予測したデータと、時刻t+1の観測データとの乖離に基づいて、時刻t+1の観測データが異常か否かを判断する検知部と
を備える異常検知装置。
(第2項)
前記近似部は、前記Perron-Frobenius作用素の近似を用いて、各観測データにおける予測の散らばり具合の指標を計算し、
前記検知部は、前記散らばり具合の指標に応じた閾値を用いて観測データが異常か否かを判断する
第1項に記載の異常検知装置。
(第3項)
前記散らばり具合の指標は、前記Perron-Frobenius作用素の近似を用いて得られた予測のRKHSにおける大きさである
第1項に記載の異常検知装置。
(第4項)
前記近似部は、観測データをS組のデータセットに分け、当該S組のデータセットから、直交化の操作により、S次元の空間に制限した前記Perron-Frobenius作用素の近似を作成する
第1項ないし第3項のうちいずれか1項に記載の異常検知装置。
(第5項)
前記近似部は、Shift-invert Arnoldi法により、前記Perron-Frobenius作用素の近似を作成する
第4項に記載の異常検知装置。
(第6項)
異常検知装置が実行する異常検知方法であって、
観測データに基づいて、当該観測データを生成する数学モデルを表現するRKHS上のPerron-Frobenius作用素の近似を作成するステップと、
前記Perron-Frobenius作用素の近似と、時刻tの観測データを用いて、時刻t+1におけるデータを予測し、予測したデータと、時刻t+1の観測データとの乖離に基づいて、時刻t+1の観測データが異常か否かを判断するステップと
を備える異常検知方法。
(第7項)
コンピュータを、第1項ないし第5項のうちいずれか1項に記載の異常検知装置における各部として機能させるためのプログラム。
110 観測データ取得部
120 近似部
121 Perron-Frobenius作用素近似部
122 散らばり具合計算部
130 検知部
1000 ドライブ装置
1001 記録媒体
1002 補助記憶装置
1003 メモリ装置
1004 CPU
1005 インタフェース装置
1006 表示装置
1007 入力装置
Claims (7)
- 観測データに基づいて、当該観測データを生成する数学モデルを表現するRKHS上のPerron-Frobenius作用素の近似を作成する近似部と、
前記Perron-Frobenius作用素の近似と、時刻tの観測データを用いて、時刻t+1におけるデータを予測し、予測したデータと、時刻t+1の観測データとの乖離に基づいて、時刻t+1の観測データが異常か否かを判断する検知部と
を備える異常検知装置。 - 前記近似部は、前記Perron-Frobenius作用素の近似を用いて、各観測データにおける予測の散らばり具合の指標を計算し、
前記検知部は、前記散らばり具合の指標に応じた閾値を用いて観測データが異常か否かを判断する
請求項1に記載の異常検知装置。 - 前記散らばり具合の指標は、前記Perron-Frobenius作用素の近似を用いて得られた予測のRKHSにおける大きさである
請求項2に記載の異常検知装置。 - 前記近似部は、観測データをS組のデータセットに分け、当該S組のデータセットから、直交化の操作により、S次元の空間に制限した前記Perron-Frobenius作用素の近似を作成する
請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の異常検知装置。 - 前記近似部は、Shift-invert Arnoldi法により、前記Perron-Frobenius作用素の近似を作成する
請求項4に記載の異常検知装置。 - 異常検知装置が実行する異常検知方法であって、
観測データに基づいて、当該観測データを生成する数学モデルを表現するRKHS上のPerron-Frobenius作用素の近似を作成するステップと、
前記Perron-Frobenius作用素の近似と、時刻tの観測データを用いて、時刻t+1におけるデータを予測し、予測したデータと、時刻t+1の観測データとの乖離に基づいて、時刻t+1の観測データが異常か否かを判断するステップと
を備える異常検知方法。 - コンピュータを、請求項1ないし5のうちいずれか1項に記載の異常検知装置における各部として機能させるためのプログラム。
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石川勲 ほか,RKHS上のPerron-Frobenius作用素を用いた力学系間の比較について,電子情報通信学会技術研究報告,日本,一般社団法人電子情報通信学会 The Institute of Ele,2018年10月29日,Vol.118, No.284,pp.175-182,ISSN 2432-6380 |
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