本願の実施形態は、アップリンク制御チャネル伝送方法及び装置を提供する。アップリンク制御チャネルの2つの異なるフォーマットは、アップリンク制御チャネルのスケジューリングの複雑性を減らすために、1つのタイムスロット又はサブフレームに追加される。
第1態様によれば、本願の実施形態は、アップリンク制御チャネル伝送方法を提供する。方法において、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームに追加され、次に、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルを含む第1のタイムスロット又はサブフレームが伝送される。
前述の方法によれば、タイムスロット又はサブフレーム内にアップリンク制御チャネルについての2つのフォーマットだけがあり、その結果、アップリンクスケジューリングの複雑性が低減される。
実現可能な設計において、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルは、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルと完全に異なる又は部分的に同じである。
方法では、2つの異なるフォーマットにおいて、アップリンク制御チャネルにより占有される時間領域リソースの柔軟な構成が実現される。
実現可能な設計において、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つは、第1の周波数リソースを占有し、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つは、第2の周波数リソースを占有し、第1の周波数リソースは、第2の周波数リソースと完全に異なる又は部分的に同じである。
さらに、第1の周波数リソースは、システム周波数帯の2つの端部を占有し、第2の周波数リソースは、システム周波数帯のすべて又は一部を占有し、又は、第2の周波数は、第1の周波数リソース以外のシステム周波数帯の一部を占有する。
方法では、2つの異なるフォーマットにおいて、アップリンク制御チャネルにより占有される周波数リソースの柔軟な構成が実現される。
実現可能な設計において、第1のタイムスロット又はサブフレームは、少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルをさらに含み、少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルは、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルは、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルと完全に異なる又は部分的に同じである。
方法では、アップリンク制御チャネルの3つのフォーマットのみがあり、その結果、アップリンクスケジューリングの複雑性が低減され、3つの異なるフォーマットにおいて、アップリンク制御チャネルにより占有される時間領域リソースの柔軟な構成が実現される。
実現可能な設計において、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つは、第1の周波数リソースを占有し、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つは、第2の周波数リソースを占有し、少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルフォーマットのうちの少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第3の周波数リソースを占有し、第1の周波数リソースは、第2の周波数リソースと完全に異なる又は部分的に同じであり、
第3の周波数リソースは、第1の周波数リソースと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、第3の周波数リソースは、第2の周波数リソースと完全に異なる又は部分的に同じである。
実現可能な設計において、第3の周波数は、システム周波数帯のすべて又は一部を占有し、又は、第3の周波数は、第1の周波数リソース及び第2の周波数リソース以外のシステム周波数帯の一部を占有する。
実現可能な設計において、第1フォーマットのアップリンク制御チャネル、第2フォーマットのアップリンク制御チャネル又は第3フォーマットのアップリンク制御チャネルは、周波数リソースの少なくとも2つの部分を占有し、周波数リソースの少なくとも2つの部分のうち、少なくとも2つは異なる。
方法では、周波数ダイバーシチ利得が実現される。
実現可能な設計において、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの7個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの4つのシンボルを占有し、7個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて4つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、
第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの10個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、10個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、
第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの11個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、11個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、
第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの13個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、13個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、
第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの6個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、6個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、
第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの4つのシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、4つのシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、
第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの3つのシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、3つのシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じである。
実現可能な設計において、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、4つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの7個のシンボルを占有し、4つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのそれぞれは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、7個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、
少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、5つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの7個のシンボルを占有し、5つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのそれぞれは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、7個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じである。
実現可能な設計において、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの7個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの4つのシンボルを占有し、第3フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、7個のシンボル、4つのシンボル及び1つのシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて完全に異なる又は部分的に同じである。
第2態様によれば、本願の実施形態は、アップリンク制御チャネル伝送装置が提供され、アップリンク制御チャネル伝送装置は、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルを含む第1のタイムスロット又はサブフレームを生成するように構成される処理モジュールであって、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームのN個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームのM個のシンボルを占有し、NはMより大きい又はMに等しい、処理モジュールと、
第1のタイムスロット又はサブフレームを伝送するように構成される送受信モジュールと
を含む。
実現可能な設計において、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルは、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルと完全に異なる又は部分的に同じである。
実現可能な設計において、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つは、第1の周波数リソースを占有し、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つは、第2の周波数リソースを占有し、第1の周波数リソースは、第2の周波数リソースと完全に異なる又は部分的に同じである。
実現可能な設計において、第1の周波数リソースは、システム周波数帯の2つの端部を占有し、第2の周波数リソースは、システム周波数帯のすべて又は一部を占有し、又は、第2の周波数は、第1の周波数リソース以外のシステム周波数帯の一部を占有する。
実現可能な設計において、第1のタイムスロット又はサブフレームは、少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルをさらに含み、
少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルは、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルは、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルと完全に異なる又は部分的に同じである。
実現可能な設計において、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つは、第1の周波数リソースを占有し、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つは、第2の周波数リソースを占有し、少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルフォーマットのうちの少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第3の周波数リソースを占有し、第1の周波数リソースは、第2の周波数リソースと完全に異なる又は部分的に同じであり、
第3の周波数リソースは、第1の周波数リソースと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、第3の周波数リソースは、第2の周波数リソースと完全に異なる又は部分的に同じである。
実現可能な設計において、第3の周波数は、システム周波数帯のすべて又は一部を占有し、又は、第3の周波数は、第1の周波数リソース及び第2の周波数リソース以外のシステム周波数帯の一部を占有する。
実現可能な設計において、第1フォーマットのアップリンク制御チャネル、第2フォーマットのアップリンク制御チャネル又は第3フォーマットのアップリンク制御チャネルは、周波数リソースの少なくとも2つの部分を占有し、周波数リソースの少なくとも2つの部分のうち、少なくとも2つは異なる。
実現可能な設計において、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの7個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの4つのシンボルを占有し、7個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて4つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、
第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの10個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、10個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、
第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの11個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、11個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、
第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの13個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、13個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、
第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの6個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、6個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、
第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの4つのシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、4つのシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、
第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの3つのシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、3つのシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じである。
実現可能な設計において、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、4つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの7個のシンボルを占有し、4つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのそれぞれは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、7個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、
少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、5つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの7個のシンボルを占有し、5つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのそれぞれは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、7個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じである。
実現可能な設計において、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームお7個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの4つのシンボルを占有し、第3フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、7個のシンボル、4つのシンボル及び1つのシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて完全に異なる又は部分的に同じである。
第3態様によれば、本願の実施形態は、プロセッサと、メモリと、通信インタフェースと、システムバスとを含むアップリンク制御チャネル伝送装置を提供し、メモリ及び通信インタフェースは、相互の通信を達成するためにシステムバスを用いることによりプロセッサに接続され、メモリは、コンピュータ実行可能命令を格納するように構成され、通信インタフェースは、別のデバイスと通信するように構成され、プロセッサは、コンピュータ実行可能命令を実行するように構成され、その結果、アップリンク制御チャネル伝送装置がアップリンク制御チャネル伝送装置に適用される方法のすべての段階を実行する。
第4態様によれば、本願の実施形態は、プロセッサと、メモリと、通信インタフェースとシステムバスとを含むアップリンク制御チャネル伝送装置を提供し、メモリ及び通信インタフェースは、相互の通信を達成するためにシステムバスを用いることによりプロセッサに接続され、メモリは、コンピュータ実行可能命令を格納するように構成され、通信インタフェースは、別のデバイスと通信するように構成され、プロセッサは、コンピュータ実行可能命令を実行するように構成され、その結果、アップリンク制御チャネル伝送装置は、アップリンク制御チャネル伝送装置に適用される方法のすべての段階を実行する。
第5態様によれば、本願の実施形態は、前述のアップリンク制御チャネル伝送装置により用いられるコンピュータソフトウェア命令を格納するように構成されるコンピュータ記憶媒体を提供し、コンピュータソフトウェア命令は、第1態様又は第1態様の実行可能な実装を実行するために設計されるプログラムを含む。
第6態様によれば、本願の実施形態は、少なくとも1つのプロセッサと、メモリと、入力/出力部分と、バスとを含むチップシステムを提供し、少なくとも1つのプロセッサは、バスを用いることによりメモリから命令を取得して、前述の方法に用いられるアップリンク制御チャネル伝送装置の設計機能を実施する。
第7態様によれば、本願の実施形態は、メモリとプロセッサとを含むアップリンク制御チャネル伝送装置を提供し、メモリは、プログラム命令を格納するように構成され、プロセッサは、メモリ内のプログラム命令を呼び出して、前述の方法の実施形態におけるアップリンク制御チャネル伝送装置の機能を実装するように構成される。
本願の実施形態において提供されるアップリンク制御チャネル伝送方法及び装置によれば、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルが第1のタイムスロット又はサブフレームに追加され、次に、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルを含む第1のタイムスロット又はサブフレームが伝送される。処理において、アップリンク制御チャネルについての2つのフォーマットだけがあり、その結果、アップリンクスケジューリングの複雑性が低減される。
図1Aは、将来5Gにおけるアップリンク制御チャネルを保持するために用いられるサブフレームの模式的構造図である。図1Aは、上から下へ順次、DL領域タイムスロット又はサブフレーム、UL領域タイムスロット又はサブフレーム及びUL専用タイムスロット又はサブフレームを示す。縦線で塗りつぶされた部分はダウンリンク制御チャネルを伝送するために用いられるリソースを表し、横線で塗りつぶされた部分はダウンリンクデータチャネルを伝送するために用いられるリソースを表し、塗りつぶされていない部分は通常1つのシンボルを占有するギャップを表し、斜線で塗りつぶされた部分はアップリンク伝送リソースを表す。DL領域タイムスロット又はサブフレームの最後の1つ又は2つのシンボルは、アップリンク伝送リソースであり、短期間のUL制御チャネルを伝送するために主に用いられ、UL領域タイムスロット又はサブフレームの最初の2つ又は3つのシンボルは、ダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りのシンボルは、アップリンク伝送リソースであり、UL専用タイムスロット又はサブフレームのすべてのシンボルはアップリンク伝送リソースであることが図1Aから認識されることができる。
UL領域タイムスロット又はサブフレームは、短期間のUL制御チャネル及び長期間のUL制御チャネルを伝送するために用いられ得る。したがって、アップリンク制御チャネルは、UL領域タイムスロット又はサブフレームを用いることにより保持され、アップリンク制御チャネルのシンボルの数は変数である。したがって、UL領域タイムスロット又はサブフレームは、アップリンク制御チャネルの複数のフォーマットを含んでよい。同様に、UL専用タイムスロット又はサブフレームは、アップリンク制御チャネルの複数のフォーマットを含んでもよい。
さらに、5Gでは、同じタイプのサブフレームは、異なる数のシンボルを含んでよい。例えば、UL領域タイムスロット又はサブフレームは、7個のシンボルを含むUL領域タイムスロット又はサブフレーム、及び、14個のシンボルを含むUL領域タイムスロット又はサブフレームであってよい。したがって、UL領域タイムスロット又はサブフレームに含まれるシンボルの数に基づいて、UL領域タイムスロット又はサブフレームは、アップリンク制御チャネルについての比較的多い数のフォーマットを含んでよい。同様に、UL専用タイムスロット又はサブフレームに含まれるシンボルの数に基づいて、UL専用タイムスロット又はサブフレームは、アップリンク制御チャネルについての比較的多い数のフォーマットを含んでよい。具体的には、図1Bは、UL領域タイムスロット又はサブフレーム及びUL専用タイムスロット又はサブフレーム内のアップリンク伝送リソースの概略図である。
図1Bを参照すると、第1のグループは、UL専用タイムスロット又はサブフレームを含み、第2のグループは、UL領域タイムスロット又はサブフレームを含み、第3のグループもUL領域タイムスロット又はサブフレームを含む。各サブフレームグループにおいて、上位部分は、7個のシンボルを含むサブフレームであり、下位部分は、14個のシンボルを含むサブフレームである。第1のグループ内のすべてのシンボルはアップリンク伝送リソースである。第2のグループ内の最初の2つのシンボルは、物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel、PDCCH)及びギャップによりそれぞれ占有されるシンボルであり、最初の2つのシンボルに続くシンボルはアップリンク伝送リソースである。第3のグループ内の最初の2つのシンボルは、PDCCHにより占有されるシンボルであり、3つ目のシンボルは、ギャップにより占有されるシンボルであり、残りのシンボルはアップリンク伝送リソースである。アップリンク伝送リソースは、図中に斜線で塗りつぶされた部分を用いることにより示される。
第2のグループが例として用いられる。UL領域タイムスロット又はサブフレームが、7個のシンボルを含むサブフレームである場合、短期間のUL制御チャネルは、異なる数又は異なる位置のシンボルを占有してよく、長期間のUL制御チャネルは、異なる数又は異なる位置のシンボルを占有してよい。したがって、システムは、アップリンク制御チャネルについての様々なフォーマットを含む。UL領域タイムスロット又はサブフレームが、14個のシンボルを含むサブフレームである場合、短期間のUL制御チャネルは、異なる数又は異なる位置のシンボルを占有してよく、長期間のUL制御チャネルは、異なる数又は異なる位置のシンボルを占有してよい。したがって、システムはまた、アップリンク制御チャネルの様々なフォーマットを含む。
アップリンク制御チャネルが異なるタイプのサブフレームを用いることにより保持される場合、アップリンク制御チャネルの複数のフォーマットがあるということが前述のものから認識されることができる。これではアップリンク制御チャネルのスケジューリングの複雑性が増してしまう。
図2は、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態1についてのフローチャートである。方法は、以下の段階を含む。
101.少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルを含む第1のタイムスロット又はサブフレームを生成する。
本願の本実施形態は、伝送装置により実行される。伝送装置は、端末に統合されてよく、アップリンク制御チャネル伝送において、様々なフォーマットでアップリンク制御チャネルを生成し、アップリンク制御チャネルをネットワーク側デバイスに伝送するように構成される。
本願の本実施形態において、第1のタイムスロット及び第1のサブフレームは、同じ時間領域リソースを説明するために用いられ、同じ時間領域リソースについての2つの異なる名称である。本願の実施形態では、第1のタイムスロット及びサブフレームは、UL領域タイムスロット又はサブフレーム又はUL専用タイムスロット又はサブフレームを表し得ることを理解されたい。これは、具体的に限定されるものではない。
当該段階では、伝送装置は、第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルを第1のタイムスロット又はサブフレームに追加し、その結果、1又は複数の第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び1又は複数の第2フォーマットのアップリンク制御チャネルがある。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、N個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、M個のシンボルを占有し、N≧Mである。例えば、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルが長期間のUL制御チャネルであり、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルが短期間のUL制御チャネルである場合、N>Mである。別の例として、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルが長期間のUL制御チャネルであり、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルも長期間のUL制御チャネルである場合、N≧Mである。
本発明の本実施形態において、アップリンク制御チャネルのフォーマットは、占有されるシンボルの数を用いることにより区別されることに留意されたい。言い換えれば、異なるフォーマットにおけるアップリンク制御チャネルは、異なる数のシンボルを占有し得る。
102.第1のタイムスロット又はサブフレームを伝送する。
伝送装置は、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルを含む第1のタイムスロット又はサブフレームをネットワーク側デバイスに伝送する。
本願の本実施形態において提供されるアップリンク制御チャネル伝送方法によれば、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルが第1のタイムスロット又はサブフレームに追加され、次に、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルを含む第1のタイムスロット又はサブフレームが伝送される。処理において、アップリンク制御チャネルについての2つのフォーマットだけがあり、その結果、アップリンクスケジューリングの複雑性が低減される。
任意選択的に、時間領域リソースの観点から、本願の実施形態では、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルは、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルと完全に異なる又は部分的に同じである。
方法では、2つの異なるフォーマットにおいて、アップリンク制御チャネルにより占有される時間領域リソースの柔軟な構成が実現される。
任意選択的に、周波数領域リソースの観点から、本願の実施形態では、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つは、第1の周波数リソースを占有し、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つは、第2の周波数リソースを占有し、第1の周波数リソースは、第2の周波数リソースと完全に異なる又は部分的に同じである。
具体的には、周波数領域において、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1の周波数リソースを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第2の周波数リソースを占有する。第1の周波数リソースは、第2の周波数リソースとは完全に異なっていてよく、第1の周波数リソース及び第2の周波数リソースは、同じ周波数リソースであってもよく、第1の周波数リソースと第2の周波数リソースとの間で同じ部分がある。
さらに、任意選択的に、第1の周波数リソースは、システム周波数帯の2つの端部を占有し、第2の周波数は、システム周波数帯のすべて又は一部を占有し、又は、第2の周波数は、第1の周波数リソース以外のシステム周波数帯の一部を占有する。
方法では、2つの異なるフォーマットにおいて、アップリンク制御チャネルにより占有される周波数リソースの柔軟な構成が実現される。
任意選択的に、伝送装置に関して、第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルに加えて、第1のタイムスロット又はサブフレームは、少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルをさらに含んでよく、その結果、少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルが伝送される。少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルは、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルは、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルと完全に異なる又は部分的に同じである。
具体的には、第1フォーマットのアップリンク制御チャネル、第2フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第3フォーマットのアップリンク制御チャネルは、異なる時間領域リソースをそれぞれ占有し、又は、第3フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有される時間領域リソースは、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有される時間領域リソースに部分的に重なり合い、又は、第3フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有される時間領域リソースは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有される時間領域リソースに部分的に重なり合う。
方法では、アップリンク制御チャネルの3つのフォーマットのみがあり、その結果、アップリンクスケジューリングの複雑性が低減され、3つの異なるフォーマットにおいて、アップリンク制御チャネルにより占有される時間領域リソースの柔軟な構成が実現される。
さらに、任意選択的に、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つは、第1の周波数リソースを占有し、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つは、第2の周波数リソースを占有し、少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルフォーマットのうちの少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第3の周波数リソースを占有する。第1の周波数リソースは、第2の周波数リソースと完全に異なる又は部分的に同じであり、第3の周波数リソースは、第1の周波数リソースと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、第3の周波数リソースは、第2の周波数リソースと完全に異なる又は部分的に同じである。例えば、第3の周波数は、システム周波数帯のすべて又は一部を占有し、又は、第3の周波数は、第1の周波数リソース及び第2の周波数リソース以外のシステム周波数帯の一部を占有する。
任意選択的に、第1フォーマットのアップリンク制御チャネル、第2フォーマットのアップリンク制御チャネル又は第3フォーマットのアップリンク制御チャネルは、周波数リソースの少なくとも2つの部分を占有し、周波数リソースの少なくとも2つの部分うち、少なくとも2つが異なる。
具体的には、第1フォーマットのアップリンク制御チャネル、第2フォーマットのアップリンク制御チャネル又は第3フォーマットのアップリンク制御チャネルが周波数リソースの2つの部分を占有する場合、周波数リソースの2つの部分は、異なる周波数リソースである。例えば、周波数リソースの2つの部分のうちの一方は、システム周波数帯の一端部を占有し、2つの部分の他方は、システム周波数帯の他端部を占有し、その結果、周波数ダイバーシチ利得が実現される。
アップリンク制御チャネル伝送方法を詳細に説明するために、以下では、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルが、第1のタイムスロット又はサブフレームに追加される例を用いる。
例えば、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの7個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの4つのシンボルを占有し、7個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて4つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じである。詳細については、図3A及び図3Bを参照されたい。図3Aは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態2における第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルの概略図である。図3Bは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態2における第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルの別の概略図である。
図3Aを参照すると、第1のタイムスロット又はサブフレームは、14個のシンボルを含むUL領域タイムスロット又はサブフレームである。第1のタイムスロット又はサブフレームの最初の3つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの11個のシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、ギャップの後に続く7個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、残りの4つのシンボルを占有する。この場合、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルとは完全に異なる。
図3Bを参照すると、第1のタイムスロット又はサブフレームは、7個のシンボルを含むUL専用タイムスロット又はサブフレームであり、7個のシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、ギャップの後に続く7個のシンボルを占有する1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルと、4つのシンボルを占有する第2フォーマットのアップリンク制御チャネルとを含む。4つのシンボルは、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有される7個のシンボルのうちの4つである。この場合、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルと部分的に同じである。
別の例として、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの10個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、10個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じである。詳細については、図4A及び図4Bを参照されたい。図4Aは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態3における第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルの概略図である。図4Bは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態3における第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルの別の概略図である。
図4Aを参照すると、第1のタイムスロット又はサブフレームは、14個のシンボルを含むUL領域タイムスロット又はサブフレームである。第1のタイムスロットの最初の3つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの11個のシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、ギャップの後に続く10個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、残りの1つのシンボルを占有する。この場合、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルとは完全に異なる。
図4Bを参照すると、ギャップの後に続く第1のシンボルは、データチャネル用に用いられ、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、ギャップの後に続く第2のシンボルで開始する10個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、1つのシンボルを占有し、1つのシンボルは、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有される10個のシンボルのうちのいずれか1つである。この場合、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルと部分的に同じである。
別の例として、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの11個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、11個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じである。詳細については、図5A及び図5Bを参照されたい。図5Aは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態4における第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルの概略図である。図5Bは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態4における第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルの別の概略図である。
図5Aを参照すると、第1のタイムスロット又はサブフレームは、14個のシンボルを含むUL領域タイムスロット又はサブフレームである。第1のタイムスロット又はサブフレームの最初の2つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの12個のシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、ギャップの後に続く11個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、残りの1つのシンボルを占有する。この場合、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルとは完全に異なる。
図5Bを参照すると、第1のタイムスロット又はサブフレームは、14個のシンボルを含むUL領域タイムスロット又はサブフレームである。第1のタイムスロット又はサブフレームの最初の3つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの11個のシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、ギャップの後に続く11個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、1つのシンボルを占有する。1つのシンボルは、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有される11個のシンボルのうちのいずれか1つである。この場合、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルと部分的に同じである。
別の例として、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの13個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、13個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じである。詳細については、図6A及び図6Bを参照されたい。図6Aは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態5における第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルの概略図である。図6Bは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態5における第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルの別の概略図である。
図6Aを参照すると、第1のタイムスロット又はサブフレームは、14個のシンボルを含むUL専用タイムスロット又はサブフレームであり、14個のシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、13個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、残りの1つのシンボルを占有する。この場合、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルとは完全に異なる。
図6Bを参照すると、第1のシンボルは、データチャネル用に用いられ、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、残りの13個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、1つのシンボルを占有し、1つのシンボルは、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有される13個のシンボルのうちのいずれか1つである。この場合、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルと部分的に同じである。
別の例として、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの6個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、6個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じである。詳細については、図7A及び図7Bを参照されたい。図7Aは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態6における第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルの概略図である。図7Bは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態6における第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルの別の概略図である。
図7Aを参照すると、第1のタイムスロット又はサブフレームは、7個のシンボルを含むUL専用タイムスロット又はサブフレームであり、7個のシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、6個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、残りの1つのシンボルを占有する。この場合、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルとは完全に異なる。
図7Bを参照すると、第1のシンボルは、データチャネル用に用いられ、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、残りの6個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、1つのシンボルを占有し、1つのシンボルは、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有される6個のシンボルのうちのいずれか1つである。この場合、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルと部分的に同じである。
別の例として、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの4つのシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、4つのシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じである。詳細については、図8A及び図8Bを参照されたい。図8Aは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態7における第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルの概略図である。図8Bは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態7における第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルの別の概略図である。
図8Aを参照すると、第1のタイムスロット又はサブフレームは、7個のシンボルを含むUL領域タイムスロット又はサブフレームである。第1のタイムスロットの最初の2つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの5つのシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、ギャップの後に続く4つのシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、残りの1つのシンボルを占有する。この場合、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルとは完全に異なる。
図8Bを参照すると、第1のタイムスロット又はサブフレームは、7個のシンボルを含むUL領域タイムスロット又はサブフレームである。第1のタイムスロット又はサブフレームの最初の3つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの4つのシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、ギャップの後に続く4つのシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、1つのシンボルを占有し、1つのシンボルは、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有される4つのシンボルのうちのいずれか1つである。この場合、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルと部分的に同じである。
別の例として、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの3つのシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、3つのシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じである。詳細については、図9A及び図9Bを参照されたい。図9Aは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態8における第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルの概略図である。図9Bは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態8における第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルの別の概略図である。
図9Aを参照すると、第1のタイムスロット又はサブフレームは、7個のシンボルを含むUL領域タイムスロット又はサブフレームである。第1のタイムスロット又はサブフレームの最初の3つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの4つのシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、ギャップの後に続く3つのシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、残りの1つのシンボルを占有する。この場合、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルとは完全に異なる。
図9Bを参照すると、ギャップの後に続く第1のシンボルは、データチャネル用に用いられ、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、ギャップの後に続く残りの3つのシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、1つのシンボルを占有し、1つのシンボルは、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有される3つのシンボルのうちのいずれか1つである。この場合、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルと部分的に同じである。
方法では、2つの異なるフォーマットにおいて、アップリンク制御チャネルにより占有される時間領域リソースの柔軟な構成が実現される。
アップリンク制御チャネル伝送方法を詳細に説明するために、以下では、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び複数の第2フォーマットのアップリンク制御チャネルが第1のタイムスロット又はサブフレームに追加される例を用いる。
例えば、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、4つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの7個のシンボルを占有し、4つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのそれぞれは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、7個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じである。詳細については、図10A及び図10Bを参照されたい。図10Aは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態9における第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルの概略図である。図10Bは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態9における第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルの別の概略図である。
図10Aを参照すると、第1のタイムスロット又はサブフレームは、14個のシンボルを含むUL領域タイムスロット又はサブフレームである。第1のタイムスロットの最初の3つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの11個のシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び4つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、ギャップの後に続く7個のシンボルを占有し、4つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、残りの4つのシンボルを連続的に占有する。 この場合、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルとは完全に異なる。
図10Bを参照すると、ギャップの後に続く第1のシンボルは、データチャネル用に用いられる。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、ギャップの後に続く7個のシンボル及びデータチャネルを占有し、4つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの3つが、残りの3つのシンボルを連続的に占有し、他の1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルが、1つのシンボルを占有し、1つのシンボルは、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有される7個のシンボルのうちのいずれか1つである。この場合、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルと部分的に同じである。
別の例として、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、5つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの7個のシンボルを占有し、5つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのそれぞれは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、7個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じである。詳細については、図11A及び図11Bを参照されたい。図11Aは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態10における第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルの概略図である。図11Bは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態10における第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルの別の概略図である。
図11Aを参照すると、第1のタイムスロット又はサブフレームは、14個のシンボルを含むUL領域タイムスロット又はサブフレームである。第1のタイムスロット又はサブフレームの最初の2つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの12個のシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び5つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、ギャップの後に続く7個のシンボルを占有し、5つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、残りの5つのシンボルを連続的に占有する。この場合、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルとは完全に異なる。
図11Bを参照すると、ギャップの後に続く第1のシンボル及び第2のシンボルは、データチャネル用に用いられる。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、データチャネルの後に続く7個のシンボルを占有し、5つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの3つは、残りの3つのシンボルを連続的に占有し、他の2つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのそれぞれにより占有される1つのシンボルは、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有される7個のシンボルのうちのいずれか1つである。この場合、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルと部分的に同じである。
アップリンク制御チャネル伝送方法を詳細に説明するために、以下では、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル、1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネル及び1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルが第1のタイムスロット又はサブフレームに追加される例を用いる。
例えば、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの7個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの4つのシンボルを占有し、第3フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、7個のシンボル、4つのシンボル及び1つのシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて完全に異なる又は部分的に同じである。詳細については、図12A及び図12Bを参照されたい。図12Aは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態11における第1フォーマットのアップリンク制御チャネル、第2フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第3フォーマットのアップリンク制御チャネルの概略図である。図12Bは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態11における第1フォーマットのアップリンク制御チャネル、第2フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第3フォーマットのアップリンク制御チャネルの別の概略図である。
図12Aを参照すると、第1のタイムスロット又はサブフレームは、14個のシンボルを含むUL領域タイムスロット又はサブフレームである。第1のタイムスロットの最初の2つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの12個のシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル、1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネル及び1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、ギャップの後に続く7個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、残りの5つのシンボルのうちの4つを占有し、第3フォーマットのアップリンク制御チャネルは、最後の1つのシンボルを占有する。この場合、第1フォーマットのアップリンク制御チャネル、第2フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第3フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは完全に異なる。
図12Bを参照すると、ギャップの後に続く2つのシンボルは、データチャネル用に用いられる。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、データチャネルの後に続く7個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、4つのシンボルを占有し、4つのシンボルのうち2つは、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルに重なり合い、第3フォーマットのアップリンク制御チャネルは、最後のシンボルを占有する。この場合、第1フォーマットのアップリンク制御チャネル、第2フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第3フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは部分的に同じである。
アップリンク制御チャネル伝送を詳細に説明するために、以下では、第1のタイムスロット又はサブフレームが7個のシンボル又は14個のシンボルを含み、アップリンク制御チャネルが、1つのシンボル、2つのシンボル、4つのシンボル、7個のシンボル又は14個のシンボルを占有する例を用いる。詳細については、図13、図14、図15A、図15B、図16、図17A及び図17Bを参照されたい。
図13は、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態12におけるアップリンク制御チャネルの異なるフォーマットについての概略図である。図13を参照すると、周波数分割多重化がアップリンク制御チャネル及びアップリンクデータ(UL data)チャネルに用いられ、その結果、複数のUEは、周波数ダイバーシチを用いることにより、アップリンク制御チャネルの同じフォーマットを用いる。
(a)において、第1のタイムスロット又はサブフレームは、14個のシンボルを含み、14個のシンボルを占有する1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルを含んでもよい、すなわち、1つの長期間のUL制御チャネルを含んでもよい。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、UE1及びUE2により占有されてよく、UE1及びUE2は、周波数ダイバーシチを用いることにより異なる時間領域において異なる周波数領域リソースを用いる。例えば、14個のシンボルは、2つの部分へと均等に分割される。最初の7個のシンボルにおいて、UE1及びUE2は、システム帯域幅の2つの端部をそれぞれ占有する。次の7個のシンボルにおいて、UE1により以前に占有されていた周波数領域リソースは、UE2により占有され、UE2により以前に占有されていた周波数領域リソースは、UE1により占有される。
(b)において、第1のタイムスロット又はサブフレームは14個のシンボルを含む。第1のタイムスロット又はサブフレームは、13個のシンボルを占有する1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルと、1つのシンボルを占有する1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルとを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは長期間のUL制御チャネルであり、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは短期間のUL制御チャネルである。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、UE1及びUE2により占有されてよく、UE1及びUE2は、周波数ダイバーシチを用いることにより異なる時間領域において異なる周波数領域リソースを用いる。第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、複数のUEにより用いられてもよい。
(c)において、第1のタイムスロット又はサブフレームは7個のシンボルを含む。第1のタイムスロット又はサブフレームは、7個のシンボルを占有する1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルを含む。言い換えれば、第1のタイムスロット又はサブフレームは1つの長期間のUL制御チャネルを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、UE1及びUE2により占有されてよく、UE1及びUE2は、周波数ダイバーシチを用いることにより異なる時間領域において異なる周波数領域リソースを用いる。例えば、7個のシンボルは、2つの部分へと分割される。最初の3つのシンボルにおいて、UE1及びUE2は、システム帯域幅の2つの端部をそれぞれ占有する。次の4つのシンボルにおいて、UE1により以前に占有されていた周波数領域リソースは、UE2により占有され、UE2により以前に占有されていた周波数領域リソースは、UE1により占有される。さらに、別の周波数ダイバーシチ解決策が用いられてよい。(d)に示されるように、例えば、UE1及びUE2は、ある間隔で送信を実行するために、1つのシンボルを別々に占有する。別の例として、周波数ダイバーシチ解決策が用いられない。(e)に示されるように、例えば、UE1及びUE2は、送信を実行するために、周波数帯の2つの端部をそれぞれ占有する。
(f)において、第1のタイムスロット又はサブフレームは7個のシンボルを含む。第1のタイムスロット又はサブフレームは、6個のシンボルを占有する1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルと、1つのシンボルを占有する1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルとを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは長期間のUL制御チャネルであり、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは短期間のUL制御チャネルである。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、UE1及びUE2により占有されてよく、UE1及びUE2は、周波数ダイバーシチを用いることにより異なる時間領域において異なる周波数領域リソースを用いる。例えば、6個のシンボルは、2つの部分へと均等に分割される。最初の3つのシンボルにおいて、UE1及びUE2は、システム帯域幅の2つの端部をそれぞれ占有する。次の3つのシンボルにおいて、UE1により以前に占有されていた周波数領域リソースは、UE2により占有され、UE2により以前に占有されていた周波数領域リソースは、UE1により占有される。別の例として、UE1及びUE2は、(g)に示されるように、ある間隔で送信を実行するために、1つのシンボルを別々に占有する。別の例として、周波数ダイバーシチ解決策が用いられない。(h)に示されるように、例えば、UE1及びUE2は、送信を実行するために、周波数帯の2つの端部をそれぞれ占有する。第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、複数のUEにより用いられてもよい。
図14は、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態13におけるアップリンク制御チャネルの異なるフォーマットについての概略図である。
(a)において、第1のタイムスロット又はサブフレームは14個のシンボルを含む。最初の3つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの11個のシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、7個のシンボルを占有する1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルと、4つのシンボルを占有する1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルとを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルの両方が長期間のUL制御チャネルである。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、UE1及びUE2により用いられてよく、UE1及びUE2は、周波数ダイバーシチを用いることにより異なる時間領域において異なる周波数領域リソースを用いる。第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、UE3及びUE4により用いられてよく、UE3及びUE4は、周波数ダイバーシチを用いることにより異なる時間領域において異なる周波数領域リソースを用いる。さらに、UE3及びUE4により占有されるアップリンク伝送リソース、すなわち、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、UE1及びUE2により再使用されてよく、その結果、UE1及びUE2のアップリンク制御チャネルは、11個のシンボルを占有してよい。
(b)において、第1のタイムスロット又はサブフレームは14個のシンボルを含み、最初の3つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの11個のシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、7個のシンボルを占有する1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルと、それぞれ1つのシンボルを占有する4つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルとを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは長期間のUL制御チャネルであり、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは短期間のUL制御チャネルである。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、UE1及びUE2により用いられてよく、UE1及びUE2は、周波数ダイバーシチを用いることにより異なる時間領域において異なる周波数領域リソースを用いる。詳細については、図13の(c)、(d)及び(e)を参照されたい。
(b)において、最後の4つのシンボルが4つの短期間のUL制御チャネルに対応しているが、本願の本実施形態は、これに限定されるものではない。別の実行可能な実装において、例えば、最後の4つのシンボルは、それぞれが2つのシンボルを占有する2つの短期間のUL制御チャネルを含む。別の例として、最後の4つのシンボルは、2つのシンボルを占有する1つの短期間のUL制御チャネルと、それぞれが1つのシンボルを占有する2つの短期間のUL制御チャネルを含み、配置順序は柔軟に設定されよい。
(c)において、第1のタイムスロット又はサブフレームは14個のシンボルを含み、最初の3つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの11個のシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、10個のシンボルを占有する1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルと、1つのシンボルを占有する1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルとを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは長期間のUL制御チャネルであり、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは短期間のUL制御チャネルである。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、UE1及びUE2により用いられてよく、UE1及びUE2は、周波数ダイバーシチを用いることにより異なる時間領域において異なる周波数領域リソースを用いる。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルとは完全に異なる。
(d)において、第1のタイムスロット又はサブフレームは14個のシンボルを含み、最初の3つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの11個のシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、11個のシンボルを占有する1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルと、1つのシンボルを占有する1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルとを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは長期間のUL制御チャネルであり、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは短期間のUL制御チャネルである。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、UE1及びUE2により用いられてよく、UE1及びUE2は、周波数ダイバーシチを用いることにより異なる時間領域において異なる周波数領域リソースを用いる。第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有される1つのシンボルは、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有される11個のシンボルのうちの最後のシンボルである。言い換えれば、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルと部分的に同じである。
図14の(b)、(c)及び(d)では、異なるフォーマットにおけるアップリンク制御チャネルが同じ周波数リソースを占有するが、本願の本実施形態は、これに限定されるものではないことに留意されたい。別の実行可能な実装において、異なるフォーマットおけるアップリンク制御チャネルにより占有される周波数は、完全に異なる又は部分的に同じである。
図15Aは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態14におけるアップリンク制御チャネルの異なるフォーマットについての概略図である。
(a)において、第1のタイムスロット又はサブフレームは14個のシンボルを含む。最初の2つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの12個のシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、7個のシンボルを占有する1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルと、4つのシンボルを占有する1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルと、1つのシンボルを占有する1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルとを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルの両方が長期間のUL制御チャネルであり、第3フォーマットのアップリンク制御チャネルが短期間のUL制御チャネルである。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、UE1及びUE2により用いられてよく、UE1及びUE2は、周波数ダイバーシチを用いることにより異なる時間領域において異なる周波数領域リソースを用いる。第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、UE3及びUE4により用いられてよく、UE3及びUE4は、周波数ダイバーシチを用いることにより異なる時間領域において異なる周波数領域リソースを用いる。さらに、UE3及びUE4により占有されるアップリンク伝送リソース、すなわち、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、UE1及びUE2により再使用されてよく、その結果、UE1及びUE2のアップリンク制御チャネルは、11個のシンボルを占有してよい。
(b)において、第1のタイムスロット又はサブフレームは14個のシンボルを含み、最初の2つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの12個のシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、7個のシンボルを占有する1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルと、それぞれ1つのシンボルを占有する5つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルとを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは長期間のUL制御チャネルであり、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは短期間のUL制御チャネルである。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、UE1及びUE2により用いられてよく、UE1及びUE2は、周波数ダイバーシチを用いることにより異なる時間領域において異なる周波数領域リソースを用いる。詳細については、図13の(c)、(d)及び(e)を参照されたい。
(b)において、最後の5つのシンボルが5つの短期間のUL制御チャネルに対応しているが、本願の本実施形態は、これに限定されるものではない。別の実行可能な実装において、例えば、最後の5つのシンボルは、それぞれが2つのシンボルを占有する2つの短期間のUL制御チャネルと、1つのシンボルを占有する1つの短期間のUL制御チャネルとを含む。別の例として、最後の5つのシンボルは、2つのシンボルを占有する1つの短期間のUL制御チャネルと、それぞれが1つのシンボルを占有する3つの短期間のUL制御チャネルとを含み、配置順序は柔軟に設定されてよい。
(c)において、第1のタイムスロット又はサブフレームは14個のシンボルを含み、最初の2つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの12個のシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、11個のシンボルを占有する1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルと、1つのシンボルを占有する1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルとを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは長期間のUL制御チャネルであり、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは短期間のUL制御チャネルである。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、UE1及びUE2により用いられてよく、UE1及びUE2は、周波数ダイバーシチを用いることにより異なる時間領域において異なる周波数領域リソースを用いる。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルとは完全に異なる。
(d)において、第1のタイムスロット又はサブフレームは14個のシンボルを含み、最初の2つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの12個のシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、12個のシンボルを占有する1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルと、1つのシンボルを占有する1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルとを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは長期間のUL制御チャネルであり、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは短期間のUL制御チャネルである。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、UE1及びUE2により用いられてよく、UE1及びUE2は、周波数ダイバーシチを用いることにより異なる時間領域において異なる周波数領域リソースを用いる。第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有される1つのシンボルは、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有される12個のシンボルのうちの最後のシンボルである。言い換えれば、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルと部分的に同じである。
図15Aの(a)、(b)、(c)及び(d)では、異なるフォーマットにおけるアップリンク制御チャネルが同じ周波数リソースを占有するが、本願の本実施形態は、これに限定されるものではないことに留意されたい。別の実行可能な実装において、異なるフォーマットおけるアップリンク制御チャネルにより占有される周波数は、完全に異なる又は部分的に同じである。詳細については、図15Bを参照されたい。
図15Bは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態14におけるアップリンク制御チャネルの異なるフォーマットについての別の概略図である。
(a)、(b)及び(c)の比較から、(a)では、第1フォーマットのアップリンク制御チャネル(UE1及びUE2により用いられる)、第2フォーマットのアップリンク制御チャネル(UE3及びUE4により用いられる)、及び、第3フォーマットのアップリンク制御チャネルが、同じ周波数リソースを占有する、すなわち、すべてがシステム周波数帯の2つの端部を占有すること、(b)では、第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルが、同じ周波数リソースを占有する、すなわち、両方がシステム周波数帯の2つの端部を占有し、第3フォーマットのアップリンク制御チャネルが、第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されたこれらより多くの周波数リソースを占有すること、及び、(c)では、第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルが同じ周波数リソースを占有する、すなわち、両方がシステム周波数帯の2つの端部を占有し、第3フォーマットのアップリンク制御チャネルが、システム周波数帯のすべての周波数リソースを占有することが見い出される。
同様に、(d)、(e)及び(f)の比較から、(d)では、第1フォーマットのアップリンク制御チャネル(UE1により用いられる)、第2フォーマットのアップリンク制御チャネル(UE2により用いられる)、及び、第3フォーマットのアップリンク制御チャネルが、同じ周波数リソースを占有する、すなわち、すべてが、システム周波数帯の2つの端部を占有すること、(b)では、第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルが同じ周波数リソースを占有する、すなわち、両方がシステム周波数帯の2つの端部を占有し、第3フォーマットのアップリンク制御チャネルが、第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるこれらより多くの周波数リソースを占有すること、及び、(c)において、第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネルが、同じ周波数リソースを占有する、すなわち、両方が、システム周波数帯の2つの端部を占有し、第3フォーマットのアップリンク制御チャネルが、システム周波数帯のすべての周波数リソースを占有することが見い出される。
図16は、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態15におけるアップリンク制御チャネルの異なるフォーマットについての概略図である。
(a)において、第1のタイムスロット又はサブフレームは7個のシンボルを含み、最初の3つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの4つのシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、4つのシンボルを占有する1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルを含み、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、UE1及びUE2により用いられてよく、UE1及びUE2は、周波数ダイバーシチを用いることにより異なる時間領域において異なる周波数領域リソースを用いる。
(b)において、第1のタイムスロット又はサブフレームは7個のシンボルを含み、最初の3つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの4つのシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、それぞれが1つのシンボルを占有する4つの短期間のUL制御チャネルを含む。しかしながら、本願の本実施形態は、これに限定されるものではない。別の実行可能な実装において、例えば、4つのシンボルは、それぞれが2つのシンボルを占有する2つの短期間のUL制御チャネルを含む。別の例として、4つのシンボルは、2つのシンボルを占有する1つの短期間のUL制御チャネルと、それぞれが1つのシンボルを占有する2つの短期間のUL制御チャネルとを含み、配置順序は柔軟に設定されてよい。
(c)において、第1のタイムスロット又はサブフレームは7個のシンボルを含み、最初の3つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの1つのシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、3つのシンボルを占有する1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルと、1つのシンボルを占有する1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルとを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは長期間のUL制御チャネルであり、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは短期間のUL制御チャネルである。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、UE1及びUE2により用いられてよく、UE1及びUE2は、周波数ダイバーシチを用いることにより異なる時間領域において異なる周波数領域リソースを用いる。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルとは完全に異なる。
(d)において、第1のタイムスロット又はサブフレームは7個のシンボルを含み、最初の3つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの1つのシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、4つのシンボルを占有する1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルと、1つのシンボルを占有する1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルとを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは長期間のUL制御チャネルであり、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは短期間のUL制御チャネルである。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、UE1及びUE2により用いられてよく、UE1及びUE2は、周波数ダイバーシチを用いることにより異なる時間領域において異なる周波数領域リソースを用いる。第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有される1つのシンボルは、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有される4つのシンボルのうちの最後のシンボルである。言い換えれば、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルと部分的に同じである。
図17Aは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態16におけるアップリンク制御チャネルの異なるフォーマットについての概略図である。
(a)において、第1のタイムスロット又はサブフレームは7個のシンボルを含む。最初の2つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの5つのシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、4つのシンボルを占有する1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルと、1つのシンボルを占有する1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルとを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは長期間のUL制御チャネルであり、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは短期間のUL制御チャネルである。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、UE1及びUE2により用いられてよく、UE1及びUE2は、周波数ダイバーシチを用いることにより異なる時間領域において異なる周波数領域リソースを用いる。第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有される1つのシンボルは、残りの5つのシンボルのうちの最後のシンボルである。言い換えれば、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルとは完全に異なる。
(b)において、第1のタイムスロット又はサブフレームは7個のシンボルを含み、最初の2つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの5つのシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、5つのシンボルを占有する1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルと、1つのシンボルを占有する1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルとを含む。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは長期間のUL制御チャネルであり、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは短期間のUL制御チャネルである。第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、UE1及びUE2により用いられてよく、UE1及びUE2は、周波数ダイバーシチを用いることにより異なる時間領域において異なる周波数領域リソースを用いる。第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有される1つのシンボルは、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有される5つのシンボルのうちのいずれか1つである。言い換えれば、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルは、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるシンボルと部分的に同じである。
(c)において、第1のタイムスロット又はサブフレームは7個のシンボルを含み、最初の2つのシンボルはダウンリンク伝送リソース及びギャップ(Gap)であり、残りの5つのシンボルはアップリンク伝送リソースである。第1のタイムスロット又はサブフレームは、それぞれが1つのシンボルを占有する5つの短期間のUL制御チャネルを含む。しかしながら、本願の本実施形態は、これに限定されるものではない。別の実行可能な実装において、例えば、5つのシンボルは、それぞれが2つのシンボルを占有する2つの短期間のUL制御チャネルと、1つのシンボルを占有する1つの短期間のUL制御チャネルとを含む。別の例として、5つのシンボルは、2つのシンボルを占有する1つの短期間のUL制御チャネルと、それぞれが1つのシンボルを占有する3つの短期間のUL制御チャネルとを含み、配置順序は柔軟に設定されてよい。
図17Aの(a)及び(b)では、異なるフォーマットにおけるアップリンク制御チャネルが同じ周波数リソースを占有するが、本願の本実施形態は、これに限定されるものではないことに留意されたい。別の実行可能な実装において、異なるフォーマットおけるアップリンク制御チャネルにより占有される周波数は、完全に異なる又は部分的に同じである。詳細については、図17Bを参照されたい。
図17Bは、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送方法の実施形態16におけるアップリンク制御チャネルの異なるフォーマットについての別の概略図である。
(a)、(b)及び(c)の比較から、(a)では、第1フォーマットのアップリンク制御チャネル(UE1及びUE2により用いられる)及び第2フォーマットのアップリンク制御チャネル(すなわち、1つのシンボルを占有する短期間のUL制御チャネル)が、同じ周波数リソースを占有する、すなわち、両方が、システム周波数帯の2つの端部を占有すること、(b)では、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルが、システム周波数帯の2つの端部において周波数リソースを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルが、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルにより占有されるこれらより多くの周波数リソースを占有すること、及び、(c)では、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルが、システム周波数帯の2つの端部において周波数リソースを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルが、システム周波数帯のすべての周波数リソースを占有することが見い出される。
図18は、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送装置の実施形態1についての模式的構造図である。本実施形態において提供されるアップリンク制御チャネル伝送装置は、アップリンク制御チャネル伝送装置に適用され、かつ、本願のいずれかの実施形態において提供される方法の段階を実施できる。具体的には、本実施形態において提供されるアップリンク制御チャネル伝送装置100は、
少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルを含む第1のタイムスロット又はサブフレームを生成するように構成される処理モジュール11であって、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームのN個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームのM個のシンボルを占有し、NはMより大きい又はMに等しい、処理モジュール11と、
第1のタイムスロット又はサブフレームを伝送するように構成される送受信モジュール12と
を含む。
本願の本実施形態において提供されるアップリンク制御チャネル伝送装置によれば、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルが第1のタイムスロット又はサブフレームに追加され、次に、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネル及び少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルを含む第1のタイムスロット又はサブフレームが伝送される。処理において、アップリンク制御チャネルについての2つのフォーマットだけがあり、その結果、アップリンクスケジューリングの複雑性が低減される。
任意選択的に、本願の実施形態では、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルは、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルと完全に異なる又は部分的に同じである。
任意選択的に、本願の実施形態では、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つは、第1の周波数リソースを占有し、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つは、第2の周波数リソースを占有し、第1の周波数リソースは、第2の周波数リソースと完全に異なる又は部分的に同じである。
任意選択的に、本願の実施形態では、第1の周波数リソースは、システム周波数帯の2つの端部を占有し、第2の周波数リソースは、システム周波数帯のすべて又は一部を占有し、又は、第2の周波数は、第1の周波数リソース以外のシステム周波数帯の一部を占有する。
任意選択的に、本願の実施形態では、第1のタイムスロット又はサブフレームは、少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルをさらに含み、少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルは、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルは、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つにより占有されるシンボルと完全に異なる又は部分的に同じである。
任意選択的に、本願の実施形態では、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つは、第1の周波数リソースを占有し、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つは、第2の周波数リソースを占有し、少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルフォーマットのうちの少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第3の周波数リソースを占有し、第1の周波数リソースは、第2の周波数リソースと完全に異なる又は部分的に同じであり、
第3の周波数リソースは、第1の周波数リソースと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、第3の周波数リソースは、第2の周波数リソースと完全に異なる又は部分的に同じである。
任意選択的に、本願の実施形態では、第3の周波数は、システム周波数帯のすべて又は一部を占有し、又は、第3の周波数は、第1の周波数リソース及び第2の周波数リソース以外のシステム周波数帯の一部を占有する。
任意選択的に、本願の実施形態では、第1フォーマットのアップリンク制御チャネル、第2フォーマットのアップリンク制御チャネル又は第3フォーマットのアップリンク制御チャネルは、周波数リソースの少なくとも2つの部分を占有し、周波数リソースの少なくとも2つの部分のうち、少なくとも2つは異なる。
任意選択的に、本願の実施形態では、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの7個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの4つのシンボルを占有し、7個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて4つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、
第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの10個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、10個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、
第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの11個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、11個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、
第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの13個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、13個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、
第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの6個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、6個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、
第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの4つのシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、4つのシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、
第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの3つのシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、3つのシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じである。
任意選択的に、本願の実施形態では、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、4つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの7個のシンボルを占有し、4つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのそれぞれは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、7個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じであり、又は、
少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、5つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの7個のシンボルを占有し、5つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルのそれぞれは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、7個のシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて1つのシンボルと完全に異なる又は部分的に同じである。
任意選択的に、本願の実施形態では、少なくとも1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、1つの第1フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、少なくとも1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、1つの第2フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、少なくとも1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルは、具体的には、1つの第3フォーマットのアップリンク制御チャネルであり、第1フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの7個のシンボルを占有し、第2フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの4つのシンボルを占有し、第3フォーマットのアップリンク制御チャネルは、第1のタイムスロット又はサブフレームの1つのシンボルを占有し、7個のシンボル、4つのシンボル及び1つのシンボルは、第1のタイムスロット又はサブフレームにおいて完全に異なる又は部分的に同じである。
図19は、本願に係るアップリンク制御チャネル伝送装置の実施形態2についての模式的構造図である。本実施形態において提供されるアップリンク制御チャネル伝送装置200は、プロセッサ31、メモリ32、通信インタフェース33及びシステムバス34を含む。メモリ32及び通信インタフェース33は、相互の通信を達成するためにシステムバス34を用いることによりプロセッサ31に接続される。メモリ32は、コンピュータ実行可能命令を格納するように構成される。通信インタフェース33は、別のデバイスと通信するように構成される。プロセッサ31は、コンピュータ実行可能命令を実行するように構成され、その結果、アップリンク制御チャネル伝送装置は、アップリンク制御チャネル伝送装置に適用される方法のすべての段階を実行する。
図19におけるシステムバスは、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト(peripheral component interconnect、PCI)バス、又は、拡張産業標準アーキテクチャ(extended industry standard architecture、EISA)バスなどであってよい。システムバスは、アドレスバス、データバス及び制御バスなどに分類されてよい。表現を容易にするために、1つの太線のみが、図中のバスを表現するために用いられているが、これは、1つのバスのみ、又は、1種類のバスのみがあることを意味するわけではない。通信インタフェースは、データベースアクセス装置と別のデバイス(例えば、クライアント、読み出し/書き込みデータベース又は読み出し専用データベース)との間の通信を実現するように構成される。メモリは、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)を含んでよく、又は、不揮発性メモリ(non‐volatile memory)、例えば、少なくとも1つの磁気ディスクストレージをさらに含んでもよい。
プロセッサは、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)及びネットワークプロセッサ(Network Processor、NP)などを含む汎用プロセッサであってよい、又は、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processing、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)又は別のプログラム可能な論理デバイス、ディスクリートなゲート又はトランジスタ論理デバイス若しくはディスクリートなハードウェアコンポーネントであってよい。
当業者であれば、方法の実施形態の段階のすべて又は一部が、関連するハードウェアに命令するプログラムにより実装され得ることを理解し得る。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に格納され得る。プログラムが実行する場合、方法の実施形態の段階が実行される。前述の記憶媒体は、プログラムコード、例えば、ROM、RAM、磁気ディスク又は光ディスクを格納できる様々な媒体を含む。