JP7340059B2 - 分散プラットフォームで協調計算を実施する間のデータプライバシーを管理する方法およびシステム - Google Patents
分散プラットフォームで協調計算を実施する間のデータプライバシーを管理する方法およびシステム Download PDFInfo
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Description
各病院は、図5に示されるように、病院と提携している医学研究者および医師が利用可能な、患者記録のデータベースを維持している。プライバシーの懸念から、病院は、機密の個人情報および健康情報を含むという理由で、患者の記録を直接共有することを望まない。他方で、医学研究者および医師は、全ての病院からの患者記録がこれらの協調計算に含まれれば、疾患、罹患している人のプロファイル、および有効な薬剤に関する高い洞察を得るであろう。結果として、病院の詳細および患者記録についての以下の特性が、非公開/公開データカテゴリとともに、各病院データベースに記録される。
病院情報:
名称<公開>
登録番号<公開>
所在地<公開>
病床数<公開>
患者記録:
年齢<非公開>
性別<0/1にマッピング:非公開>
身長<非公開>
体重<非公開>
住所<緯度/経度にマッピング:非公開>
受診の日時<数値にマッピング:非公開>
血圧レベル<非公開>
血糖レベル<非公開>
心拍レベル<非公開>
疾患<IDにマッピング:非公開>
処方薬<IDにマッピング:非公開>
回復時間<非公開>
病院は、最初に、サーバ103、ならびに、病院間および病院とサーバ103とのインターフェース間の安全な通信を可能にする、公開鍵基盤(PKI)を管理する、協調データ所有者を選定しなければならない。
信頼レベルテーブル118で、データ所有者のエントリが作成される。
新しい病院は、他の全ての病院の信頼レベルを信頼レベルテーブル118に入力する。
他の全ての病院のデータ所有者は、新しい病院の信頼レベルを信頼レベルテーブル118に入力する。
図13の表5は、10箇所の病院の更新されたデータ所有者信頼レベルテーブル118を示し、Tは信頼ペア105を表し、Sは半信頼ペア107を表し、Uは非信頼ペア109を表す。ある参加データ所有者101と他の参加データ所有者101との信頼レベルは、同じ組織のメンバーに対しては信頼、異なる既知の組織のメンバーに対しては半信頼、未知の組織のメンバーに対しては非信頼である。
a)H1病院は発信元である:追加される第1のデータ所有者1 1011は病院H1である。
b)第1の繰り返し:残り全てのデータ所有者の中で、病院H4は、病院H1と信頼ペア105を形成し、最大数の信頼ペア数を有する。したがって、病院H4が追加される。
c)第2の繰り返し:残りのデータ所有者の中で、病院H5は、病院H1およびH4と信頼ペア105を形成し、最大数の信頼ペア数を有する。したがって、病院H5が追加される。
d)第3の繰り返し:他の残りのデータ所有者はどれも、全ての病院H1、H4、およびH5との信頼ペア105を有さない。
e)したがって、病院H1、H4、H5が信頼グループを形成する。
a)第1のデータ所有者が、最大数の信頼ペア(T)105/半信頼ペア(S)107数、例えばTS、ST、SSの組み合わせを有する、データ所有者として選択される。
b)第2の条件が満たされるまで、1つまたは複数の残りの参加データ所有者101を半信頼グループに繰り返し追加する。第2の条件は、残りの参加データ所有者101が、半信頼グループに以前に追加された全てのデータ所有者と、信頼ペア105または半信頼ペア107を有し、最大数の信頼ペア105または半信頼ペア107数を有することである。
a)病院H2は、残りのデータ所有者の中で、最大数の信頼ペア105/半信頼ペア107数を有する。追加される第1のデータ所有者101は病院H2である。
b)第1の繰り返し:残り全てのデータ所有者の中で、病院H3は、病院H2と信頼ペア105/半信頼ペア107を形成し、最大数の信頼ペア105/半信頼ペア107数を有する。したがって、病院H3が追加される。
c)第2の繰り返し:残り全てのデータ所有者の中で、病院H6は、病院H2およびH3と信頼ペア105/半信頼ペア107を形成し、最大数の信頼ペア105/半信頼ペア107数を有する。したがって、病院H6が追加される。
d)第3の繰り返し:他の残りのデータ所有者はどれも、全ての病院H2、H3、およびH6との信頼ペア105/半信頼ペア107を有さない。
e)したがって、病院H2、H3、およびH6が半信頼グループを形成する。
a)発信元としての病院H1、病院H4、および病院H5が信頼グループを形成する。
b)病院間、例えばH1-H4の処理ステップ1(病院H4は病院H1とピア・ツー・ピアでデータを共有し、出力は病院H1によって格納される)。
c)処理ステップ2:H1-H5(病院H5は病院H1とピア・ツー・ピアでデータを共有し、出力は病院H1によって格納される)。
d)したがって、病院H1が信頼グループの最終出力を格納する。
a)病院H2(第1のメンバー)、病院H3、および病院H6が半信頼グループを形成する。
b)病院間、例えばH2-H3の処理ステップ1(病院H3は病院H2とピア・ツー・ピアでデータを共有し、出力は病院H2によって格納される)。
c)処理ステップ2:H2-H6(病院H6は病院H2とピア・ツー・ピアでデータを共有し、出力は病院H2によって格納される)。
d)したがって、病院H2が半信頼グループの最終出力を格納する。
図8は、本開示と一致する実施形態を実現する例示的なコンピュータシステム800のブロック図を示している。一実施形態では、コンピュータシステム800は、分散プラットフォームで協調計算を実施する間のデータプライバシーを管理するのに使用されてもよい、図1に示されるサーバ103であってもよい。コンピュータシステム800は、中央処理装置(「CPU」または「プロセッサ」)802を含んでもよい。プロセッサ802は、ユーザまたはシステム生成のビジネスプロセスを実行する、プログラムコンポーネントを実行する少なくとも1つのデータプロセッサを含んでもよい。プロセッサ802は、統合システム(バス)コントローラ、メモリ管理制御装置、浮動小数点演算装置、グラフィックス処理装置、デジタル信号処理装置などの専用処理装置を含んでもよい。プロセッサ802は、サーバ103の1つまたは複数の機能を実施するプロセッサ114を含んでもよい。
<図面の説明>
図1
1011:データ所有者1
103:保護された共有データ構造を有するサーバ
105:信頼ペア
107:半信頼ペア
109:非信頼ペア
113:I/Oインターフェース
114:プロセッサ
116:メモリ
DATA:データ
118:信頼レベルテーブル
119:協調要求テーブル
120:他のデータ
MODULES:モジュール
122:作成モジュール
123:識別モジュール
124:暗号化モジュール
125:提供モジュール
126:他のモジュール
図2
SECURED SHARED DATA STRUCTURE:保護された共有データ構造
DATA OWNER:データ所有者
CREATE SECURED SHARED DATA STRUCTURE:保護された共有データ構造を作成
CREATE DATA OWNER TRUST LEVEL TABLE & COLLABORATION REQUEST TABLE:データ所有者の信頼レベルテーブルおよび協調要求テーブルを作成
JOIN SECURED SHARED DATA STRUCTURE:保護された共有データ構造に加入
UPDATE DATA OWNER TRUST LEVEL TABLE:データ所有者の信頼レベルテーブルを更新
ORIGINATOR INITIATES COLLABORATION REQUEST:発信元が協調要求を開始
CREATE NEW ENTRY IN COLLABORATION REQUEST TABLE:新しいエントリを協調要求テーブルに作成
図3
SECURED SHARED DATA STRUCTURE:保護された共有データ構造
DATA OWNER:データ所有者
DESIRED DATA:所望のデータ
PARTICIPATION INTEREST INDICATED:参加の関心が示される
UPDATING PARTICIPATING DATA OWNERS INFORMATION IN COLLABORATION REQUEST TABLE:協調要求テーブルの参加データ所有者情報を更新
GENERATING ONE OR MORE GROUPS:1つまたは複数のグループを生成
UPDATING GROUP INFORMATION IN COLLABORATION REQUEST TABLE:協調要求テーブルのグループ情報を更新
図4
SECURED SHARED DATA STRUCTURE:保護された共有データ構造
DATA OWNER:データ所有者
IDENTIFYING SEQUENCE OF SHARING DATA IN GROUPS:グループでデータを共有するシーケンスを識別
UPDATING SEQUENCE OF SHARING DATA INFORMATION IN COLLABORATION REQUEST TABLE:協調要求テーブルのデータ情報共有のシーケンスを更新
GENERATING THE COMPUTATION RESULTS BY THE TRUSTED GROUP AND THE SEMI-TRUSTED GROUP IS PERFORMED IN PARALLEL:信頼グループおよび半信頼グループによる計算結果の生成が並行して実施される
GENERATING THE COMPUTATION RESULTS BY THE UNTRUSTED GROUP:非信頼グループによる計算結果を生成
ENCRYPTS RESULT:結果を暗号化
UPDATING ENCRYPTED RESULT IN COLLABORATION REQUEST TABLE:協調要求テーブルの暗号化された結果を更新
ACCESS RESULT:結果にアクセス
図5
HOSPITAL:病院
PATIENT RECORDS:患者記録
DATA-DRIVEN HEALTHCARE DECISIONS:データ駆動型のヘルスケア決定
101 データ所有者/参加データ所有者
103 保護された共有データ構造を有するサーバ
105 信頼ペア
107 半信頼ペア
109 非信頼ペア
113 I/Oインターフェース
114 プロセッサ
116 メモリ
118 信頼レベルテーブル
119 協調要求テーブル
120 他のデータ
122 作成モジュール
123 識別モジュール
124 暗号化モジュール
125 提供モジュール
126 他のモジュール
800 例示のコンピューティングシステム
801 例示のコンピュータシステムのI/Oインターフェース
802 例示のコンピュータシステムのプロセッサ
803 ネットワークインターフェース
804 ストレージインターフェース
805 例示のコンピュータシステムのメモリ
806 ユーザ/アプリケーション
807 オペレーティングシステム
808 ウェブブラウザ
809 通信ネットワーク
811 入力デバイス
812 出力デバイス
813 RAM
814 ROM
815 メールクライアント
816 メールサーバ
817 ウェブサーバ
Claims (34)
- サーバによって、複数の参加データ所有者それぞれの互いとの信頼レベルに基づいて、協調計算における前記複数の参加データ所有者の1つまたは複数のグループを作成するステップであって、前記1つまたは複数のグループがそれぞれ、前記1つまたは複数のグループそれぞれにおける前記複数の参加データ所有者の間でデータを共有するための、計算技術と関連付けられるステップと、
前記サーバによって、前記1つまたは複数のグループそれぞれにおける参加データ所有者のペアの間でデータを共有するシーケンスを識別するステップであって、対応する前記計算技術を使用して、識別された前記シーケンスで、前記1つまたは複数のグループそれぞれにおける参加データ所有者の前記ペアの間で前記データが共有されるステップと、
前記サーバによって、前記1つまたは複数のグループのうち1つの計算結果を暗号化するステップであって、前記1つまたは複数のグループがそれぞれ、前記1つまたは複数のグループそれぞれにおける参加データ所有者の前記ペアの間で前記データが共有されていることに基づいて、計算結果を生成するステップと、
前記サーバによって、暗号化された前記計算結果にアクセスするため、前記1つまたは複数のグループそれぞれにおける前記複数の参加データ所有者それぞれに暗号化鍵を提供するステップと、を含む、分散プラットフォームで協調計算を実施する間のデータプライバシーを管理する方法。 - 前記サーバに接続された複数のデータ所有者の間での前記協調計算を容易にするため、共有データ構造が作成される、請求項1に記載の方法。
- 前記サーバによって、
前記複数のデータ所有者のうち1つから所望のデータに対する要求を受信するステップと、
前記共有データ構造における複数のデータ所有者の残りと、前記要求を共有するステップと、
前記要求を評価する際、前記共有データ構造における複数のデータ所有者の前記残りから、前記協調計算に参加するという指示を受信するステップであって、前記協調計算に参加する前記複数のデータ所有者の前記残りが、前記参加データ所有者であるステップと、を含む、請求項2に記載の方法。 - 前記要求を評価することが、
要求された前記所望のデータのカテゴリを公開または非公開の1つとして識別するステップと、
非公開カテゴリの前記所望のデータを提供するためのプライバシー推定値を計算するステップと、
計算された前記プライバシー推定値が、非公開カテゴリの前記所望のデータを提供するための利用可能なプライバシー推定値内であるとき、前記協調計算に参加することを示すステップと、を含む、請求項3に記載の方法。 - 参加データ所有者のペアの前記計算結果が、前記複数の参加データ所有者のうち1つに提供される、請求項1に記載の方法。
- 前記1つまたは複数のグループが、信頼グループ、半信頼グループ、および非信頼グループを含む、請求項2に記載の方法。
- 前記複数のデータ所有者がそれぞれ、前記共有データ構造が作成されると、前記協調計算における1つまたは複数の他のデータ所有者それぞれに対する信頼レベルを指定する、請求項2に記載の方法。
- 前記サーバは、前記共有データ構造が作成されると、信頼レベルテーブルおよび協調要求テーブルを備える、請求項2に記載の方法。
- 前記信頼レベルテーブルが、前記サーバに接続された1つまたは複数の他の参加データ所有者それぞれとの、前記複数の参加データ所有者それぞれの信頼レベルの情報を含む、請求項8に記載の方法。
- 前記協調要求テーブルが、所望のデータに対する要求、前記1つまたは複数のグループ、データを共有する前記シーケンス、および前記計算結果と関連付けられた情報を含む、請求項8に記載の方法。
- 前記信頼グループと関連付けられた前記計算技術がデータ共有の生フォーマットであり、前記半信頼グループと関連付けられた前記計算技術が差分非公開データ共有であり、前記非信頼グループと関連付けられた前記計算技術が安全な複数当事者データ共有である、請求項6に記載の方法。
- 前記差分非公開データ共有の技術において、前記データを共有する間にノイズが追加される、請求項11に記載の方法。
- 前記安全な複数当事者データ共有において、暗号化された計算が実施され、ノイズが前記計算結果に追加される、請求項11に記載の方法。
- 参加データ所有者と他の参加データ所有者との前記信頼レベルが、同じ組織のメンバーに対しては信頼、異なる既知の組織のメンバーに対しては半信頼、未知の組織のメンバーに対しては非信頼である、請求項9に記載の方法。
- 前記信頼グループおよび前記半信頼グループによる前記計算結果の生成が並行して実施される、請求項6に記載の方法。
- 前記1つまたは複数のグループを作成するステップが、
前記共有データ構造における所望のデータに対する要求を行うデータ所有者を、信頼グループの第1のデータ所有者として識別するステップと、
第1の条件が満たされるまで、前記複数の参加データ所有者を前記信頼グループに繰り返し追加するステップであって、前記第1の条件は、参加データ所有者が、前記信頼グループに以前に追加された残り全ての参加データ所有者と信頼ペアを有し、最大数の信頼ペア数を有することであるステップと、
前記第1の条件を満たさなかった残りの参加データ所有者から半信頼グループを形成するステップであって、最大数の半信頼または信頼ペア数を有する残りの参加データ所有者が、第1の参加データ所有者として前記半信頼グループに追加されるステップと、
第2の条件が満たされるまで、前記1つまたは複数の残りの参加データ所有者を前記半信頼グループに繰り返し追加するステップであって、前記第2の条件は、残りの参加データ所有者が、前記半信頼グループに以前に追加された他の全てのデータ所有者と半信頼または信頼ペアを有し、最大数の半信頼または信頼ペア数を有することであるステップと、
前記第2の条件を満たさなかった1つまたは複数の残りの参加データ所有者を、前記非信頼グループとして形成するステップと、を含む、請求項6に記載の方法。 - サーバに接続された複数のデータ所有者の間での協調計算を容易にするため、共有データ構造を作成するステップと、
前記サーバによって、前記複数のデータ所有者のうち1つから所望のデータに対する要求を受信し、前記共有データ構造における複数のデータ所有者の残りと前記要求を共有するステップと、
前記サーバによって、前記要求を評価する際、前記共有データ構造における複数のデータ所有者の前記残りから、前記協調計算に参加するという指示を受信するステップであって、前記協調計算に参加する前記複数のデータ所有者の前記残りが、複数の参加データ所有者であるステップと、
前記サーバによって、前記複数の参加データ所有者それぞれの互いとの信頼レベルに基づいて、協調計算における前記複数の参加データ所有者の1つまたは複数のグループを作成するステップであって、前記1つまたは複数のグループがそれぞれ、前記1つまたは複数のグループそれぞれにおける前記複数の参加データ所有者の間でデータを共有するための、計算技術と関連付けられるステップと、
前記サーバによって、前記1つまたは複数のグループそれぞれにおける参加データ所有者のペアの間でデータを共有するシーケンスを識別するステップと、
前記サーバによって、対応する前記計算技術を使用して、識別された前記シーケンスで、前記1つまたは複数のグループそれぞれにおける参加データ所有者の前記ペアの間で、ピア・ツー・ピアに基づいたデータ共有を実施するステップと、
前記1つまたは複数のグループそれぞれにおける参加データ所有者の前記ペアによって、前記1つまたは複数のグループそれぞれにおける参加データ所有者の前記ペアの間で前記データが共有されていることに基づいて、計算結果を生成するステップと、
前記サーバによって、前記1つまたは複数のグループのうち1つの前記計算結果を暗号化するステップと、
前記サーバによって、暗号化された前記計算結果にアクセスするため、前記1つまたは複数のグループそれぞれにおける前記複数の参加データ所有者それぞれに暗号化鍵を提供するステップと、を含む、分散プラットフォームで協調計算を実施する間のデータプライバシーを管理する方法。 - プロセッサと、
前記プロセッサに通信可能に結合された、プロセッサ実行可能な命令を格納するメモリと、を備え、前記命令が実行されると、前記プロセッサに、
複数の参加データ所有者それぞれの互いとの信頼レベルに基づいて、協調計算における前記複数の参加データ所有者の1つまたは複数のグループを作成させ、前記1つまたは複数のグループがそれぞれ、前記1つまたは複数のグループそれぞれにおける前記複数の参加データ所有者の間でデータを共有するための、計算技術と関連付けられ、
前記1つまたは複数のグループそれぞれにおける参加データ所有者のペアの間でデータを共有するシーケンスを識別させ、対応する前記計算技術を使用して、識別された前記シーケンスで、前記1つまたは複数のグループそれぞれにおける参加データ所有者の前記ペアの間で前記データが共有され、
前記1つまたは複数のグループのうち1つの計算結果を暗号化させ、前記1つまたは複数のグループがそれぞれ、前記1つまたは複数のグループそれぞれにおける参加データ所有者の前記ペアの間で前記データが共有されていることに基づいて、計算結果を生成し、
暗号化された前記計算結果にアクセスするため、前記1つまたは複数のグループそれぞれにおける前記複数の参加データ所有者それぞれに暗号化キーを提供させる、分散プラットフォームで協調計算を実施する間のデータプライバシーを管理するサーバ。 - 前記サーバに接続された複数のデータ所有者の間での前記協調計算を容易にするために共有データ構造が作成される、請求項18に記載のサーバ。
- 前記プロセッサが、
前記複数のデータ所有者のうち1つから所望のデータに対する要求を受信するステップと、
共有データ構造における複数のデータ所有者の残りと、前記要求を共有するステップと、
前記要求を評価する際、前記共有データ構造における複数のデータ所有者の前記残りから、前記協調計算に参加するという指示を受信するステップであって、前記協調計算に参加する前記複数のデータ所有者の前記残りが、前記参加データ所有者であるステップと、を実施する、請求項19に記載のサーバ。 - 前記プロセッサが、
要求された前記所望のデータのカテゴリを公開または非公開の1つとして識別するステップと、
非公開カテゴリの前記所望のデータを提供するためのプライバシー推定値を計算するステップと、
計算された前記プライバシー推定値が、非公開カテゴリの前記所望のデータを提供するための利用可能なプライバシー推定値内であるとき、前記協調計算に参加することを示すステップと、によって前記要求を評価する、請求項20に記載のサーバ。 - 前記プロセッサが、参加データ所有者のペアの前記計算結果を、前記複数の参加データ所有者のうち1つに提供する、請求項18に記載のサーバ。
- 前記1つまたは複数のグループが、信頼グループ、半信頼グループ、および非信頼グループを含む、請求項19に記載のサーバ。
- 前記複数のデータ所有者がそれぞれ、前記協調計算における1つまたは複数の他のデータ所有者それぞれに対する信頼レベルを指定する、請求項19に記載のサーバ。
- 前記共有データ構造が作成されると、信頼レベルテーブルおよび協調要求テーブルを備える、請求項19に記載のサーバ。
- 前記信頼レベルテーブルが、前記サーバに接続された1つまたは複数の他の参加データ所有者それぞれとの、前記複数の参加データ所有者それぞれの信頼レベルの情報を含む、請求項25に記載のサーバ。
- 前記協調要求テーブルが、所望のデータに対する要求、前記1つまたは複数のグループ、データを共有する前記シーケンス、および前記計算結果と関連付けられた情報を含む、請求項25に記載のサーバ。
- 前記信頼グループと関連付けられた前記計算技術がデータ共有の生フォーマットであり、前記半信頼グループと関連付けられた前記計算技術が差分非公開データ共有であり、前記非信頼グループと関連付けられた前記計算技術が安全な複数当事者データ共有である、請求項23に記載のサーバ。
- 前記差分非公開データ共有の技術において、前記データを共有する間にノイズが追加される、請求項28に記載のサーバ。
- 前記安全な複数当事者データ共有において、暗号化された計算が実施され、ノイズが前記計算結果に追加される、請求項28に記載のサーバ。
- 参加データ所有者と他の参加データ所有者との前記信頼レベルが、同じ組織のメンバーに対しては信頼、異なる既知の組織のメンバーに対しては半信頼、未知の組織のメンバーに対しては非信頼である、請求項26に記載のサーバ。
- 前記信頼グループおよび前記半信頼グループによる前記計算結果の生成が並行して実施される、請求項23に記載のサーバ。
- 前記プロセッサが、
前記共有データ構造における所望のデータに対する要求を行うデータ所有者を、信頼グループの第1のデータ所有者として識別するステップと、
第1の条件が満たされるまで、前記複数の参加データ所有者を前記信頼グループに繰り返し追加するステップであって、前記第1の条件が、参加データ所有者が、前記信頼グループに以前に追加された残り全ての参加データ所有者と信頼ペアを有し、最大数の信頼ペア数を有することであるステップと、
前記第1の条件を満たさなかった残りの参加データ所有者から半信頼グループを形成するステップであって、最大数の半信頼または信頼ペア数を有する残りの参加データ所有者が、第1の参加データ所有者として前記半信頼グループに追加されるステップと、
第2の条件が満たされるまで、前記1つまたは複数の残りの参加データ所有者を前記半信頼グループに繰り返し追加するステップであって、前記第2の条件が、残りの参加データ所有者が、前記半信頼グループに以前に追加された他の全てのデータ所有者と半信頼または信頼ペアを有し、最大数の半信頼または信頼ペア数を有することであるステップと、
前記第2の条件を満たさなかった1つまたは複数の残りの参加データ所有者を、前記非信頼グループとして形成するステップと、によって前記1つまたは複数のグループを作成する、請求項23に記載のサーバ。 - サーバに接続された複数のデータ所有者の間での協調計算を容易にするための、前記サーバと、
前記サーバの共有データ構造と関連付けられた複数のデータ所有者と、を備え、
前記サーバが、
プロセッサと、
前記プロセッサに通信可能に結合された、プロセッサ実行可能な命令を格納するメモリと、を備え、前記命令が実行されると、前記プロセッサに、
前記複数のデータ所有者のうち1つから所望のデータに対する要求を受信させ、前記サーバにおける複数のデータ所有者の残りと前記要求を共有させ、
前記要求を評価する際、前記サーバにおける複数のデータ所有者の前記残りから、前記協調計算に参加するという指示を受信させ、前記協調計算に参加する前記複数のデータ所有者の前記残りが、複数の参加データ所有者であり、
複数の参加データ所有者それぞれの互いとの信頼レベルに基づいて、協調計算における前記複数の参加データ所有者の1つまたは複数のグループを作成させ、前記1つまたは複数のグループがそれぞれ、前記1つまたは複数のグループそれぞれにおける前記複数の参加データ所有者の間でデータを共有するための、計算技術と関連付けられ、
前記1つまたは複数のグループそれぞれにおける参加データ所有者のペアの間でデータを共有するシーケンスを識別させ、
対応する前記計算技術を使用して、識別された前記シーケンスで、前記1つまたは複数のグループそれぞれにおける参加データ所有者の前記ペアの間で、ピア・ツー・ピアに基づいたデータ共有を実施させ、
前記1つまたは複数のグループそれぞれにおける参加データ所有者の前記ペアによって、前記1つまたは複数のグループそれぞれにおける参加データ所有者の前記ペアの間で前記データが共有されていることに基づいて、計算結果を生成させ、前記1つまたは複数のグループのうち1つの前記計算結果が、前記共有データ構造に提供され、
前記命令が前記プロセッサに、
前記1つまたは複数のグループのうち1つの前記計算結果を暗号化させ、
暗号化された前記計算結果にアクセスするため、前記1つまたは複数のグループそれぞれにおける前記複数の参加データ所有者それぞれに暗号化キーを提供させる、分散プラットフォームで協調計算を実施する間のデータプライバシーを管理するシステム。
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